木下優樹菜、夫・藤原敏史の「離婚危機」報道――近しい関係者が「親族からの評判」を暴露

 11月2日から3日にかけて放送された『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』(フジテレビ系)内で、FUJIWARA・藤本敏史が妻・木下優樹菜の“恫喝”疑惑(既報)について謝罪したことが話題になっている。また、明石家さんまが、木下の騒動に触れようとした爆笑問題・太田光をシャットアウトしたため、ネット上では「木下の事務所に圧力をかけられているのでは?」とささやかれているが、実際のところは、さんまの“気遣い”だったようだ。

 放送では、藤本の自己紹介直後に、太田が突然席から立ち上がり、何かを言おうとしたものの、さんまが慌てた様子で「言うたらあかんねん!」と制止。すると藤本は場の空気を察したのか、直接的な言及は避けたものの「すいませんでした!」と謝罪した。木下の騒動を知っていれば、「藤本の謝罪が木下の恫喝疑惑騒動についてであることがわかる一幕だった」(芸能ライター)という。

「実際、木下が所属するプラチナムプロダクションは、木下のダイレクトメッセージ(DM)がネット上に流出した直後、藤本の所属事務所・吉本興業に、『この件については触れないでほしい』と、いち早く打診していました。藤本からしても、家族の“炎上”は早く鎮火させたいでしょうし、この要請を快諾し、これまで騒動について口を開かなかったようです」(週刊誌記者)

 しかし、騒動発覚から1カ月近くたっているものの、木下を起用したテレビ局には批判が飛び交い、出演予定だったイベントのキャンセルが続くなど、炎上は一向に収まる気配がない。木下はすでに、自身のインスタグラムに謝罪文を投稿しているが、世間では経緯説明や事務所からの処分を望む声が強まっているという。

「さらに、ネット上からは『事務所がマスコミに圧力をかけて、騒動に触れないようにしているのでは?』というような声が多く聞こえてくる状況。それだけに、『27時間テレビ』で藤本が一応謝罪できたのは、騒ぎを収束に向かわせるためには、よかったのかもしれませんね」(同)

 また、今回の騒動により「夫婦関係にも亀裂が入っている」とする報道が多発しているものの、夫婦に近しい関係者は離婚説を否定している。

「確かに当初、夫婦間はピリピリした状態が続いていたようですが、現在は『今後どうやって危機を乗り越えていくか』というモードにシフトしているようです。流出した木下のDMは、イメージ商売である芸能人としては、考えられないほど自己中心的なものでしたが、そんな世間のイメージとは裏腹に、木下は藤本の親族からの信頼が厚く、離婚を勧めるような話にはまったくなっていないそうです」

 2017年に藤本の父親が他界した際には、その葬儀の場で、木下は藤本の親族一同から感心されていたという。

「準備を手伝うだけでなく、藤本本人や参列した親戚にも、率先して声を掛けていて、周囲も『よくできた奥さんだね』と驚いていたとか。それだけに、今回表面化してしまった“裏の顔”は残念ですし、深く反省してもらいたいところですが……」(同)

 いまや木下本人そして所属事務所まで、世間から厳しい視線が注がれている状況だが、果たしてこの危機をどう乗り越えていくのだろうか。

ジャニーズ生写真売り上げ【2019年・月間まとめ】嵐・King&Prince・美 少年・SixTONES

ジャニーズの生写真を販売するショップが多く軒を連ねる原宿・竹下通り。毎週入荷される新作写真の数々はうれしい半面、厳選するのは一苦労。そこでサイゾーウーマンが生写真人気ランキングをリサーチ。2019年2~10月の人気ジャニーズ写真からトップ10を紹介していきます☆

2月:King&Prince・永瀬のバースデーが1位、WEST続々ランクイン

【1位】永瀬廉(King&Prince)
【2位】重岡大毅(ジャニーズWEST)
【3位】小瀧望(ジャニーズWEST)
【4位】浮所飛貴(美 少年)
【5位】重岡大毅(ジャニーズWEST)
【6位】藤井流星(ジャニーズWEST)
【7位】中間淳太&桐山照史(ジャニーズWEST)
【8位】高橋海人(King&Prince)
【9位】山田涼介(Hey!Say!JUMP)
【10位】永瀬廉(King&Prince)

3月:美 少年・那須が1~4位独占、HiHi Jets・高橋も健闘

【1位】那須雄登(美 少年)
【2位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【3位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【4位】那須雄登(美 少年)
【5位】HiHi Jets
【6位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【7位】高橋優斗(HiHi Jets)
【8位】高橋優斗(HiHi Jets)
【9位】HiHi Jets
【10位】作間龍斗(HiHi Jets)

4月:Aぇ! group初ランクイン、美 少年・那須は2カ月連続1位

【1位】那須雄登(美 少年)
【2位】七五三掛龍也(Travis Japan)
【3位】神山智洋、重岡大毅、濵田崇裕(ジャニーズWEST)
【4位】松村北斗(SixTONES)
【5位】田中樹(SixTONES)
【6位】正門良規(Aぇ! group)
【7位】松村北斗(SixTONES)
【8位】松村北斗(SixTONES)
【9位】真田佑馬(元Love-tune)
【10位】上田竜也(KAT-TUN)

5月:HiHi Jets・高橋優斗が1位、美 少年・浮所飛貴は2位

【1位】高橋優斗(HiHi Jets)
【2位】浮所飛貴(美 少年)
【3位】北山宏光(Kis-My-Ft2)
【4位】佐藤龍我(美 少年)
【5位】中島健人(Sexy Zone)
【6位】佐藤龍我(美 少年)
【7位】浮所飛貴(美 少年)
【8位】北山宏光(Kis-my-ft2)
【9位】作間龍斗(HiHi Jets)
【10位】玉森裕太(Kis-My-Ft2)

7月:美 少年・浮所が上位独占、嵐“にのあい”は2位

【1位】浮所飛貴(美 少年)
【2位】相葉雅紀&二宮和也(嵐)
【3位】相葉雅紀(嵐)
【4位】浮所飛貴&那須雄登(美 少年)
【5位】浮所飛貴(美 少年)
【6位】平野紫耀(King&Prince)
【7位】浮所飛貴(美 少年)
【8位】平野紫耀(King&Prince)
【9位】浮所飛貴(美 少年)
【10位】浮所飛貴(美 少年)

2019年8月:King&Princeと美 少年・浮所が上位独占

【1位】King&Prince
【2位】浮所飛貴(美 少年)
【3位】King&Prince
【4位】Snow Man
【5位】作間龍斗(HiHi Jets)
【6位】浮所飛貴&那須雄登(美 少年)
【7位】浮所飛貴(美 少年)&作間龍斗(HiHi Jets)
【8位】King&Prince
【9位】平野紫耀(King&Prince)
【10位】浮所飛貴(美 少年)

9月:1位はKis-My-Ft2・藤ヶ谷、2位は嵐・松本の誕生日

【1位】Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔
【2位】嵐・松本潤
【3位】目黒蓮、渡辺翔太、ラウール(Snow Man)
【4位】嵐
【5位】松村北斗(SixTONES)
【6位】浮所飛貴(美 少年)&作間龍斗(HiHi Jets)
【7位】目黒蓮、渡辺翔太(Snow Man)
【8位】King&Prince
【9位】目黒蓮、渡辺翔太(Snow Man)
【10位】Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔

10月:1位はKing&Prince・岸の誕生日、Travis“松松”が9位

【1位】King&Prince
【2位】King&Prince(※写真ナシ)
【3位】King&Prince・神宮寺勇太&平野紫耀
【4位】King&Prince・平野紫耀
【5位】King&Prince・平野紫耀
【6位】King&Prince
【7位】King&Prince・平野紫耀&岸優太
【8位】Kis-My-Ft2・北山宏光
【9位】松田元太&松倉海斗(Travis Japan)
【10位】King&Prince・平野紫耀&高橋海人

ジャニーズ生写真売り上げ【2019年・月間まとめ】嵐・King&Prince・美 少年・SixTONES

ジャニーズの生写真を販売するショップが多く軒を連ねる原宿・竹下通り。毎週入荷される新作写真の数々はうれしい半面、厳選するのは一苦労。そこでサイゾーウーマンが生写真人気ランキングをリサーチ。2019年2~10月の人気ジャニーズ写真からトップ10を紹介していきます☆

2月:King&Prince・永瀬のバースデーが1位、WEST続々ランクイン

【1位】永瀬廉(King&Prince)
【2位】重岡大毅(ジャニーズWEST)
【3位】小瀧望(ジャニーズWEST)
【4位】浮所飛貴(美 少年)
【5位】重岡大毅(ジャニーズWEST)
【6位】藤井流星(ジャニーズWEST)
【7位】中間淳太&桐山照史(ジャニーズWEST)
【8位】高橋海人(King&Prince)
【9位】山田涼介(Hey!Say!JUMP)
【10位】永瀬廉(King&Prince)

3月:美 少年・那須が1~4位独占、HiHi Jets・高橋も健闘

【1位】那須雄登(美 少年)
【2位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【3位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【4位】那須雄登(美 少年)
【5位】HiHi Jets
【6位】浮所飛貴、那須雄登(美 少年)
【7位】高橋優斗(HiHi Jets)
【8位】高橋優斗(HiHi Jets)
【9位】HiHi Jets
【10位】作間龍斗(HiHi Jets)

4月:Aぇ! group初ランクイン、美 少年・那須は2カ月連続1位

【1位】那須雄登(美 少年)
【2位】七五三掛龍也(Travis Japan)
【3位】神山智洋、重岡大毅、濵田崇裕(ジャニーズWEST)
【4位】松村北斗(SixTONES)
【5位】田中樹(SixTONES)
【6位】正門良規(Aぇ! group)
【7位】松村北斗(SixTONES)
【8位】松村北斗(SixTONES)
【9位】真田佑馬(元Love-tune)
【10位】上田竜也(KAT-TUN)

5月:HiHi Jets・高橋優斗が1位、美 少年・浮所飛貴は2位

【1位】高橋優斗(HiHi Jets)
【2位】浮所飛貴(美 少年)
【3位】北山宏光(Kis-My-Ft2)
【4位】佐藤龍我(美 少年)
【5位】中島健人(Sexy Zone)
【6位】佐藤龍我(美 少年)
【7位】浮所飛貴(美 少年)
【8位】北山宏光(Kis-my-ft2)
【9位】作間龍斗(HiHi Jets)
【10位】玉森裕太(Kis-My-Ft2)

7月:美 少年・浮所が上位独占、嵐“にのあい”は2位

【1位】浮所飛貴(美 少年)
【2位】相葉雅紀&二宮和也(嵐)
【3位】相葉雅紀(嵐)
【4位】浮所飛貴&那須雄登(美 少年)
【5位】浮所飛貴(美 少年)
【6位】平野紫耀(King&Prince)
【7位】浮所飛貴(美 少年)
【8位】平野紫耀(King&Prince)
【9位】浮所飛貴(美 少年)
【10位】浮所飛貴(美 少年)

2019年8月:King&Princeと美 少年・浮所が上位独占

【1位】King&Prince
【2位】浮所飛貴(美 少年)
【3位】King&Prince
【4位】Snow Man
【5位】作間龍斗(HiHi Jets)
【6位】浮所飛貴&那須雄登(美 少年)
【7位】浮所飛貴(美 少年)&作間龍斗(HiHi Jets)
【8位】King&Prince
【9位】平野紫耀(King&Prince)
【10位】浮所飛貴(美 少年)

9月:1位はKis-My-Ft2・藤ヶ谷、2位は嵐・松本の誕生日

【1位】Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔
【2位】嵐・松本潤
【3位】目黒蓮、渡辺翔太、ラウール(Snow Man)
【4位】嵐
【5位】松村北斗(SixTONES)
【6位】浮所飛貴(美 少年)&作間龍斗(HiHi Jets)
【7位】目黒蓮、渡辺翔太(Snow Man)
【8位】King&Prince
【9位】目黒蓮、渡辺翔太(Snow Man)
【10位】Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔

10月:1位はKing&Prince・岸の誕生日、Travis“松松”が9位

【1位】King&Prince
【2位】King&Prince(※写真ナシ)
【3位】King&Prince・神宮寺勇太&平野紫耀
【4位】King&Prince・平野紫耀
【5位】King&Prince・平野紫耀
【6位】King&Prince
【7位】King&Prince・平野紫耀&岸優太
【8位】Kis-My-Ft2・北山宏光
【9位】松田元太&松倉海斗(Travis Japan)
【10位】King&Prince・平野紫耀&高橋海人

“美しい国”における責任、それは風船のように宙を漂う


せき‐にん【責任】

①責めを負ってなさなければならない任務。引き受けてしなければならない義務。

②(━する)事を担任してその結果の責めを負うこと。特に、悪い結果をまねいたとき、その損失などの責めを負うこと。

出典:『精選版日本国語大辞典』

“責任”とはどういう意味なのか。もちろん、一般的に使われている責任という言葉の意味はわかるが、例によって軽すぎる安倍晋三首相の「任命責任は私にある」の言葉にうんざりして、「この人、責任を取るってどういうことか考えたことあるのだろうか」など改めて感じたので、そもそもの意味を辞書アプリで調べてみた次第だ。

閣僚の不祥事と疑惑はもはやお約束

 閣僚が不祥事で更迭という事態はとくに珍しいというわけではなくなってしまったが、9月11日の第4次安倍第2次改造内閣の成立からわずか1ヶ月半、立て続けに2人の閣僚が辞任するというのは、さすがに異例の事態といえるだろう。

 10月25日に辞任した菅原一秀前経済産業相は地元でのメロンやカニの贈与疑惑が浮上して批判が続く中、秘書が有権者の通夜で香典を渡していたことが「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことが決め手となり、その翌週31日に辞任した河井克行法相は妻で参院議員の河井案里氏がウグイス嬢に法定上限を超える報酬を渡していたことが同じく「週刊文春」に報じられたことがきっかけとなった。いずれも公職選挙法違反の疑いがあるわけだが、どうせ立件されないだろうし、されても不起訴に終わることは見えている。いつものパターンだ。

 ここで、これまでのパターンを振り返ってみよう。2012年12月の第2次安倍内閣発以降、辞任した閣僚は河井氏で10人目だ。

 まずは2014年10月の小渕優子経済産業省(肩書は当時。以下同)。後援会メンバーの観劇費用など不透明な政治資金支出をめぐって辞任。東京地検特捜部による家宅捜索が入る前に電動ドリルでパソコンのHDDを物理的に破壊するという大胆な手口には大いに驚かされたものである。小渕氏と同日、初登庁の日に出迎えが少ないことに怒って帰るという器の小ささを見せつけた松島みどり法相が選挙区で似顔絵入りうちわを配布したことが問題となって辞任。2015年2月は金銭スキャンダルを連発した西川公也農相が辞任。2016年1月に辞任したのは甘利明経済再生担当相。これを賄賂と言わずしてなんというレベルの疑惑だったが、不起訴処分に。2017年4月に辞任した今村雅弘復興相は、講演で東日本大震災について「まだ東北でよかった」というまともな頭をしていたらまず出てこない失言を放って辞任。同年7月は稲田朋美防衛省。「“武力衝突”と“戦闘”はどう違うのか」などと、なんとも日本らしい禅問答のような議論も懐かしい南スーダンPKO部隊の日報隠蔽問題で辞任した。2018年2月に辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相は健康上の問題が辞任の理由になっているが、就任直後に自身の担当分野なのに「北方領土問題に関しては素人」、閣僚としての国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読ませていただく」などと発言していることを考えれば、そもそもの大臣としての資質に疑問は残る。そして、今年4月に辞任した桜田義孝五輪相が8人目。思わず「コントかよ!」と言いたくなる珍問答を次々と繰り広げて国を湧かせたことはまだ記憶に新しい。
 
 以上のそれぞれに任命責任があったことを踏まえての第4次安倍第2次改造内閣も、今回の有様になっているわけだ。

 安倍首相は菅原・河井両氏の辞任について「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対しまして国民に深くお詫びを申し上げます」「河井大臣を法務大臣に任命したのは私であります。こうした結果となりその責任を痛感しています。国民のみなさまに深く心からお詫びしたい」と記者の前でコメントしたわけだが、ここまで響くものがまったくないお詫びもそうそうない。またなんかゴニョゴニョ言っているなぐらいのものである。河井氏辞任時のコメント後、記者たちの前から去ろうとしたときに「具体的にどのようなかたちで責任を取るのか」と問いただされたのだが、「国民の皆様の信頼を回復をして、しっかり行政を前に進めていくと、そのことにおいて責任を果たしていく。よろしいですか」と不機嫌そうに早口でまくしたてて行ってしまった。まったく具体的じゃないし、何も言っていないも同然である。まあ、質問にまともに応えられないのもいつものことなので、みんな慣れたものであろう。そこに慣れてはいけないとも思うけれど。

 安倍首相はきっと「任命責任は私にある。お詫びしたい」といえば責任を取ったことになると思っている。というか、たぶん責任を取るということについて、とくに何も考えていない。

 2017年6月5日の衆議院決算行政監視委員会では、次のような象徴的なやりとりがあった。加計学園問題について安倍首相が同年3月13日の衆議院予算委員会で「もし(私が)働きかけて決めているなら責任を取る」と発言したことに対し、民進党(当時)の宮崎岳議員に「責任とはどういう意味か。どんな責任を取るのか」と問われて、しどろもどろになりながら例によって関係のないことを延々と喋り続けた挙げ句、委員長から「責任とは何かという質問にお答えください」と急かされて、結局「(責任の)中身についてはあえて申し上げる必要はない」と答弁。なんじゃそら。

 まあ、やっぱりとくに何も考えていなかったのだろう。

 そもそも、閣僚の任命責任について安倍首相が本気で考えているようなら、今回のような人事にはならなかったはずだ。菅原・河井両氏ともに以前からさまざまな疑惑が噂されていたことは有名だ。彼らの入閣の背景には菅官房長官の強い推薦があったという。組閣において、国益や国民の生活向上よりも、“お友達”で固めることのほうが優先されるのだから“適材適所”が聞いて笑わせる。加計学園問題のキーパーソンである萩生田光一氏の文科相就任なんて、適材適所どころジョークにもならない。同大臣の「身の丈」発言は大騒ぎになって英語民間試験を延期せざるを得なくなったわけだが、この延期決定も毎日新聞によれば『首相周辺は今回の決断について、『萩生田氏を守るために、試験見直しを野党に差し出した』と表現」したというから国民を舐めきっている。というか、首相周辺ってどこなんだろうか。いずれにせよ、受験生よりも大臣の首のほうが大事というわけである。しかし、それでとくに政権支持率が下がらないのだから、まあ舐められても仕方がないといえば、仕方がないともいえるが。

「責任を取る」ということは、冒頭に掲げた辞書的な意味合いでいえば、②の「悪い結果をまねいたとき、その損失などの責めを負うこと」だろう。この意味において安倍首相は数々の“任命失敗”の責任を取っているかといえば、否と言わざるを得ない。口先だけでお詫びしたところでちっとも凝りていないことは誰の目にも明白だし、むしろ、政治の混乱による損失などの責めを負っているのは国民だ。

 行動経済学者ダン・アリエリーは、著書『ずる嘘とごまかしの行動経済学』などで、不品行などの“ごまかし”が社会的に感染するという研究結果を発表している。人間は自分と同じ社会集団の誰かが、道徳、倫理的に逸脱した行動を取るのを見ると、それに合わせて自分の道徳的指針を微調整して、それを許容範囲内の規範として取り入れてしまうそうだ。ちなみに、その誰かが“権威のある人物”の場合、引きずられる可能性はさらに高くなるという。今の日本の総理大臣からして、この状況。なるほど腑に落ちる。責任という言葉の意味は変わったのだ。

 立場が上に行けば行くほど、本来ならば責任を取るべき人物の責任は曖昧になっていく。その口から発せられた途端、“責任”はふわふわと宙に放たれた風船のように飛んでいき、やがて所在がわからなくなる。恐らく、それはどこかで破裂して飛散し、“自己責任”という名の見えない圧力となって下々の世界へ落ちてくるのだろう。国民の生活においては、いまや貧困も格差も病気も出産も育児も教育も老後も被災も自己責任。そのプレッシャーに市井の人々は思考と行動を萎縮させていく。“美しい国”どころか、すっかり“痛ましい国”だ。果たして、その責任はどこに?

“美しい国”における責任、それは風船のように宙を漂う


せき‐にん【責任】

①責めを負ってなさなければならない任務。引き受けてしなければならない義務。

②(━する)事を担任してその結果の責めを負うこと。特に、悪い結果をまねいたとき、その損失などの責めを負うこと。

出典:『精選版日本国語大辞典』

“責任”とはどういう意味なのか。もちろん、一般的に使われている責任という言葉の意味はわかるが、例によって軽すぎる安倍晋三首相の「任命責任は私にある」の言葉にうんざりして、「この人、責任を取るってどういうことか考えたことあるのだろうか」など改めて感じたので、そもそもの意味を辞書アプリで調べてみた次第だ。

閣僚の不祥事と疑惑はもはやお約束

 閣僚が不祥事で更迭という事態はとくに珍しいというわけではなくなってしまったが、9月11日の第4次安倍第2次改造内閣の成立からわずか1ヶ月半、立て続けに2人の閣僚が辞任するというのは、さすがに異例の事態といえるだろう。

 10月25日に辞任した菅原一秀前経済産業相は地元でのメロンやカニの贈与疑惑が浮上して批判が続く中、秘書が有権者の通夜で香典を渡していたことが「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことが決め手となり、その翌週31日に辞任した河井克行法相は妻で参院議員の河井案里氏がウグイス嬢に法定上限を超える報酬を渡していたことが同じく「週刊文春」に報じられたことがきっかけとなった。いずれも公職選挙法違反の疑いがあるわけだが、どうせ立件されないだろうし、されても不起訴に終わることは見えている。いつものパターンだ。

 ここで、これまでのパターンを振り返ってみよう。2012年12月の第2次安倍内閣発以降、辞任した閣僚は河井氏で10人目だ。

 まずは2014年10月の小渕優子経済産業省(肩書は当時。以下同)。後援会メンバーの観劇費用など不透明な政治資金支出をめぐって辞任。東京地検特捜部による家宅捜索が入る前に電動ドリルでパソコンのHDDを物理的に破壊するという大胆な手口には大いに驚かされたものである。小渕氏と同日、初登庁の日に出迎えが少ないことに怒って帰るという器の小ささを見せつけた松島みどり法相が選挙区で似顔絵入りうちわを配布したことが問題となって辞任。2015年2月は金銭スキャンダルを連発した西川公也農相が辞任。2016年1月に辞任したのは甘利明経済再生担当相。これを賄賂と言わずしてなんというレベルの疑惑だったが、不起訴処分に。2017年4月に辞任した今村雅弘復興相は、講演で東日本大震災について「まだ東北でよかった」というまともな頭をしていたらまず出てこない失言を放って辞任。同年7月は稲田朋美防衛省。「“武力衝突”と“戦闘”はどう違うのか」などと、なんとも日本らしい禅問答のような議論も懐かしい南スーダンPKO部隊の日報隠蔽問題で辞任した。2018年2月に辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相は健康上の問題が辞任の理由になっているが、就任直後に自身の担当分野なのに「北方領土問題に関しては素人」、閣僚としての国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読ませていただく」などと発言していることを考えれば、そもそもの大臣としての資質に疑問は残る。そして、今年4月に辞任した桜田義孝五輪相が8人目。思わず「コントかよ!」と言いたくなる珍問答を次々と繰り広げて国を湧かせたことはまだ記憶に新しい。
 
 以上のそれぞれに任命責任があったことを踏まえての第4次安倍第2次改造内閣も、今回の有様になっているわけだ。

 安倍首相は菅原・河井両氏の辞任について「任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対しまして国民に深くお詫びを申し上げます」「河井大臣を法務大臣に任命したのは私であります。こうした結果となりその責任を痛感しています。国民のみなさまに深く心からお詫びしたい」と記者の前でコメントしたわけだが、ここまで響くものがまったくないお詫びもそうそうない。またなんかゴニョゴニョ言っているなぐらいのものである。河井氏辞任時のコメント後、記者たちの前から去ろうとしたときに「具体的にどのようなかたちで責任を取るのか」と問いただされたのだが、「国民の皆様の信頼を回復をして、しっかり行政を前に進めていくと、そのことにおいて責任を果たしていく。よろしいですか」と不機嫌そうに早口でまくしたてて行ってしまった。まったく具体的じゃないし、何も言っていないも同然である。まあ、質問にまともに応えられないのもいつものことなので、みんな慣れたものであろう。そこに慣れてはいけないとも思うけれど。

 安倍首相はきっと「任命責任は私にある。お詫びしたい」といえば責任を取ったことになると思っている。というか、たぶん責任を取るということについて、とくに何も考えていない。

 2017年6月5日の衆議院決算行政監視委員会では、次のような象徴的なやりとりがあった。加計学園問題について安倍首相が同年3月13日の衆議院予算委員会で「もし(私が)働きかけて決めているなら責任を取る」と発言したことに対し、民進党(当時)の宮崎岳議員に「責任とはどういう意味か。どんな責任を取るのか」と問われて、しどろもどろになりながら例によって関係のないことを延々と喋り続けた挙げ句、委員長から「責任とは何かという質問にお答えください」と急かされて、結局「(責任の)中身についてはあえて申し上げる必要はない」と答弁。なんじゃそら。

 まあ、やっぱりとくに何も考えていなかったのだろう。

 そもそも、閣僚の任命責任について安倍首相が本気で考えているようなら、今回のような人事にはならなかったはずだ。菅原・河井両氏ともに以前からさまざまな疑惑が噂されていたことは有名だ。彼らの入閣の背景には菅官房長官の強い推薦があったという。組閣において、国益や国民の生活向上よりも、“お友達”で固めることのほうが優先されるのだから“適材適所”が聞いて笑わせる。加計学園問題のキーパーソンである萩生田光一氏の文科相就任なんて、適材適所どころジョークにもならない。同大臣の「身の丈」発言は大騒ぎになって英語民間試験を延期せざるを得なくなったわけだが、この延期決定も毎日新聞によれば『首相周辺は今回の決断について、『萩生田氏を守るために、試験見直しを野党に差し出した』と表現」したというから国民を舐めきっている。というか、首相周辺ってどこなんだろうか。いずれにせよ、受験生よりも大臣の首のほうが大事というわけである。しかし、それでとくに政権支持率が下がらないのだから、まあ舐められても仕方がないといえば、仕方がないともいえるが。

「責任を取る」ということは、冒頭に掲げた辞書的な意味合いでいえば、②の「悪い結果をまねいたとき、その損失などの責めを負うこと」だろう。この意味において安倍首相は数々の“任命失敗”の責任を取っているかといえば、否と言わざるを得ない。口先だけでお詫びしたところでちっとも凝りていないことは誰の目にも明白だし、むしろ、政治の混乱による損失などの責めを負っているのは国民だ。

 行動経済学者ダン・アリエリーは、著書『ずる嘘とごまかしの行動経済学』などで、不品行などの“ごまかし”が社会的に感染するという研究結果を発表している。人間は自分と同じ社会集団の誰かが、道徳、倫理的に逸脱した行動を取るのを見ると、それに合わせて自分の道徳的指針を微調整して、それを許容範囲内の規範として取り入れてしまうそうだ。ちなみに、その誰かが“権威のある人物”の場合、引きずられる可能性はさらに高くなるという。今の日本の総理大臣からして、この状況。なるほど腑に落ちる。責任という言葉の意味は変わったのだ。

 立場が上に行けば行くほど、本来ならば責任を取るべき人物の責任は曖昧になっていく。その口から発せられた途端、“責任”はふわふわと宙に放たれた風船のように飛んでいき、やがて所在がわからなくなる。恐らく、それはどこかで破裂して飛散し、“自己責任”という名の見えない圧力となって下々の世界へ落ちてくるのだろう。国民の生活においては、いまや貧困も格差も病気も出産も育児も教育も老後も被災も自己責任。そのプレッシャーに市井の人々は思考と行動を萎縮させていく。“美しい国”どころか、すっかり“痛ましい国”だ。果たして、その責任はどこに?

木村拓哉『グランメゾン東京』、視聴率急降下にTBSが落胆「裏番組強くないのに…」

 想定をはるかに下回る低視聴率にTBS上層部の落胆ぶりは大きいという。

 看板ドラマ枠「TBS日曜劇場」の木村拓哉主演『グランメゾン東京』第3話が3日に放送されたが、視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)どまりで、第2話の13.2%から急降下した。初回は12.4%で、木村主演ドラマとしては、なんとも低調な数字が続いている。

「TBSがなにより落胆しているのは、第3話では強力な裏番組があったわけでもないのに、11%台しか獲れなかった点ですね。初回(10月20日)は、『SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対巨人』の放送が延長となってしまい、50分遅れのスタートとなるハンディがありました。第2話(同27日)では、裏で放送されていた『フィギュアグランプリシリーズ2019 カナダ大会 男女フリー』(テレビ朝日系)が15.6%を獲得し、同情すべき点があったのです。しかし、3日は『行列のできる法律相談所 3HSP明石家さんまMC! 揉めている人告白します』(日本テレビ系)と重なりはしましたが、過去2回ほどのハンデではなかった。TBSでは15%前後を期待していたはずですから、11%台ではもう論外です」(スポーツ紙記者)

 木村が前回、日曜劇場枠で主演した『A LIFE ~愛しき人~』(2017年1月期)の序盤は14.2%、14.7%、13.9%で、『グランメゾン東京』がいかに低いか明白。木村の主演ドラマは制作費が高いため、ノルマは15%超えともいわれているが、このありさまではとてもTBSとしては経費をペイできない。

 かつてのように数字が獲れなくなったとしても、木村の主演ドラマが11~13%台ではあまりにもさびしい限り。第4話以降、なんとか挽回してほしいものだが果たして?

 

木村拓哉『グランメゾン東京』、視聴率急降下にTBSが落胆「裏番組強くないのに…」

 想定をはるかに下回る低視聴率にTBS上層部の落胆ぶりは大きいという。

 看板ドラマ枠「TBS日曜劇場」の木村拓哉主演『グランメゾン東京』第3話が3日に放送されたが、視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)どまりで、第2話の13.2%から急降下した。初回は12.4%で、木村主演ドラマとしては、なんとも低調な数字が続いている。

「TBSがなにより落胆しているのは、第3話では強力な裏番組があったわけでもないのに、11%台しか獲れなかった点ですね。初回(10月20日)は、『SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対巨人』の放送が延長となってしまい、50分遅れのスタートとなるハンディがありました。第2話(同27日)では、裏で放送されていた『フィギュアグランプリシリーズ2019 カナダ大会 男女フリー』(テレビ朝日系)が15.6%を獲得し、同情すべき点があったのです。しかし、3日は『行列のできる法律相談所 3HSP明石家さんまMC! 揉めている人告白します』(日本テレビ系)と重なりはしましたが、過去2回ほどのハンデではなかった。TBSでは15%前後を期待していたはずですから、11%台ではもう論外です」(スポーツ紙記者)

 木村が前回、日曜劇場枠で主演した『A LIFE ~愛しき人~』(2017年1月期)の序盤は14.2%、14.7%、13.9%で、『グランメゾン東京』がいかに低いか明白。木村の主演ドラマは制作費が高いため、ノルマは15%超えともいわれているが、このありさまではとてもTBSとしては経費をペイできない。

 かつてのように数字が獲れなくなったとしても、木村の主演ドラマが11~13%台ではあまりにもさびしい限り。第4話以降、なんとか挽回してほしいものだが果たして?

 

首里城火災、富士山滑落事故……不謹慎YouTuberに法的責任は? 弁護士に聞いた

 10月31日未明に発生した、沖縄県那覇市にある世界遺産・首里城の火災。出火原因は電気系統のトラブルによる可能性が高いとみられているが、火災の第一報を受け、「首里城を燃やしたのは僕です」と名乗りを上げるYouTuberが続出。さらに、こういった炎上狙いの動画を批判する動画も多数アップされ、YouTube上では一時、“首里城火災”がトレンドとなっていた。

 また、28日に富士山を登る様子をライブ配信していた男性が滑落し安否不明となった事故でも、「富士山から滑落した、ニコ生配信者」を名乗り、「無事生きています」との動画を投稿するYouTuberが出現、「不謹慎すぎる」と批判を浴びていた。

 良くも悪くも再生回数がモノを言うYouTubeでは、再生回数に比例して収益が発生する。そのため手っ取り早く数字が稼げる炎上ネタに手を出す者は少なくないが、何か事件が起きるたびに、犯人やその親族になりすます悪質YouTuberもいる。たとえば常習犯として悪名高いYouTuberは、山梨県道志村キャンプ場で起きた小1女児行方不明事件や、さいたま市小4男児殺害事件の犯人になりすまし、批判を浴びている。YouTubeでは「嫌がらせ」や「なりすまし」といったコンテンツを投稿することを禁止しているため、この男はこれまでに何度も収益化を外されたり、アカウント停止措置を受けているのだが、そのたびに名前を変え、懲りずに投稿を続けている。

 こういった動画は軒並み低評価で、チャンネル登録者数自体は少ないものの、周りが騒ぎ立てれば騒ぎ立てるほど、興味本位で見に来た人によって再生回数が伸びてしまうというのは皮肉なところ。相手にしないのが一番ではあるが、愚行を繰り返す不謹慎YouTuberに法的責任はないのだろうか? 弁護士法人AVANCE LEGAL GROUP LPCパートナー弁護士の山岸純氏は、次のように解説する。

「こういう不謹慎な者は、たとえ虚構であっても注目を浴びたいという一心しかなく、動画をアップする瞬間には罪の意識もへったくれもないのでしょう。人を殴って金目のものを奪うことに抵抗がない者、お年寄りをだまして金銭を振り込ませる者、有権者に金品を配る政治家、みな共通して『罪の意識』がないわけです。こういった規範意識が鈍磨した連中は、それが『犯罪』であることを身に刻ませることが必須です。さて、今回の件ですが、『自分が放火犯人です」』『富士山から滑落しました』などと虚偽の犯罪や災害を、消防や警察や捜索隊などが見ることを想定してアップしているような場合には(実際は、単に『動画をみんなに見てほしい』という幼稚な考えだけなので極めて難しいと思いますが、軽犯罪法1条16号『虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出ること』、同31号『他人の業務に対して悪戯などでこれを妨害すること』に該当することが考えられます。この場合、拘留(1日以上30日未満の拘束刑)や科料(1,000円以上1万円以下の財産刑)が科されるので、捜査機関は臆することなくどんどん処罰してほしいところです」

 HIKAKINやはじめしゃちょーなど人気YouTubeは、YouTubeにおけるマナーやモラル向上をユーザーに啓蒙する投稿も行っているが、いくら自由な空間とはいえ、人の不幸で再生回数を稼ぐようなマネは謹んでもらいたいものだ。

首里城火災、富士山滑落事故……不謹慎YouTuberに法的責任は? 弁護士に聞いた

 10月31日未明に発生した、沖縄県那覇市にある世界遺産・首里城の火災。出火原因は電気系統のトラブルによる可能性が高いとみられているが、火災の第一報を受け、「首里城を燃やしたのは僕です」と名乗りを上げるYouTuberが続出。さらに、こういった炎上狙いの動画を批判する動画も多数アップされ、YouTube上では一時、“首里城火災”がトレンドとなっていた。

 また、28日に富士山を登る様子をライブ配信していた男性が滑落し安否不明となった事故でも、「富士山から滑落した、ニコ生配信者」を名乗り、「無事生きています」との動画を投稿するYouTuberが出現、「不謹慎すぎる」と批判を浴びていた。

 良くも悪くも再生回数がモノを言うYouTubeでは、再生回数に比例して収益が発生する。そのため手っ取り早く数字が稼げる炎上ネタに手を出す者は少なくないが、何か事件が起きるたびに、犯人やその親族になりすます悪質YouTuberもいる。たとえば常習犯として悪名高いYouTuberは、山梨県道志村キャンプ場で起きた小1女児行方不明事件や、さいたま市小4男児殺害事件の犯人になりすまし、批判を浴びている。YouTubeでは「嫌がらせ」や「なりすまし」といったコンテンツを投稿することを禁止しているため、この男はこれまでに何度も収益化を外されたり、アカウント停止措置を受けているのだが、そのたびに名前を変え、懲りずに投稿を続けている。

 こういった動画は軒並み低評価で、チャンネル登録者数自体は少ないものの、周りが騒ぎ立てれば騒ぎ立てるほど、興味本位で見に来た人によって再生回数が伸びてしまうというのは皮肉なところ。相手にしないのが一番ではあるが、愚行を繰り返す不謹慎YouTuberに法的責任はないのだろうか? 弁護士法人AVANCE LEGAL GROUP LPCパートナー弁護士の山岸純氏は、次のように解説する。

「こういう不謹慎な者は、たとえ虚構であっても注目を浴びたいという一心しかなく、動画をアップする瞬間には罪の意識もへったくれもないのでしょう。人を殴って金目のものを奪うことに抵抗がない者、お年寄りをだまして金銭を振り込ませる者、有権者に金品を配る政治家、みな共通して『罪の意識』がないわけです。こういった規範意識が鈍磨した連中は、それが『犯罪』であることを身に刻ませることが必須です。さて、今回の件ですが、『自分が放火犯人です」』『富士山から滑落しました』などと虚偽の犯罪や災害を、消防や警察や捜索隊などが見ることを想定してアップしているような場合には(実際は、単に『動画をみんなに見てほしい』という幼稚な考えだけなので極めて難しいと思いますが、軽犯罪法1条16号『虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出ること』、同31号『他人の業務に対して悪戯などでこれを妨害すること』に該当することが考えられます。この場合、拘留(1日以上30日未満の拘束刑)や科料(1,000円以上1万円以下の財産刑)が科されるので、捜査機関は臆することなくどんどん処罰してほしいところです」

 HIKAKINやはじめしゃちょーなど人気YouTubeは、YouTubeにおけるマナーやモラル向上をユーザーに啓蒙する投稿も行っているが、いくら自由な空間とはいえ、人の不幸で再生回数を稼ぐようなマネは謹んでもらいたいものだ。

NEWS・加藤シゲアキ、「友だちいなくなった」と告白……メンバーに明かしたその理由

 NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)が11月5日に放送され、メンバーの加藤シゲアキがゲストとして登場。来月12月放送予定のスペシャルドラマ『悪魔の手毬唄』(フジテレビ系)で、主役の金田一耕助を演じる加藤は、撮影が始まって忙しい毎日だという。

 さっそく、都内から往復6時間もかかる場所で2日間撮影があり、移動距離は800キロにも及んだという。これには移動車を運転していたマネジャーも、「一生分の運転した」と漏らしていたとか。そんな撮影秘話が語られる中、リスナーから「私は布団に入ってから1時間たっていた、ということがよくあります。効率のいい睡眠を求められるNEWSのみなさん、何かすぐに寝られる方法はありますか?」という相談が寄せられた。

 ドラマ撮影中は疲れているため、何もせずとも眠れるという加藤。一方、小説の執筆で忙しい時期などは、ジムへ行って体を動かさないと眠気がこないという。「次の日が休みだと『寝なくてよくね?』って思ってるし、眠くなるまで起きてる」といい、予定によっては睡眠をとらないこともあるようだ。そして、リスナーに向けて「難しい本を読むと眠くなる」とアドバイスを送った。

 対する小山は、眠くなる方法として「すっごい難しい海外ドラマを見る」と提案。実際、小山は海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ているらしく、加藤から送られてきた“人物相関図”を片手に観賞しているそう。小山いわく、ドラマの内容が難しすぎて、見始めてから20分ほどで飽き、「寝ようかな?」という気になるのだとか。

 ちなみに『ゲーム・オブ・スローンズ』とは、七つの王家が覇権をめぐって“王座取りゲーム”を行う様子を壮大なスケールで描いた物語で、第一章から第八章まである。加藤は「とっくに」全話見終えているというが、小山は「今、5話くらい」と全然進んでいないことを告白。忙しい時間の合間を縫ってドラマを見ている加藤のことを、「時間の使い方が天才なんだろうね」と称賛。

 しかし加藤は、「友だちいないからね」と自虐で返す。「やめてよ、悲しい話じゃない! 忙しいからね、今」「友だちいるじゃない、たくさん」と慌ててフォローする小山だったが、加藤は「(友だち)いないのよ。いなくなっちゃった、友だち。忙しくしてたら」と嘆き。とはいえ、加藤がドラマの人物相関図を小山に送るなど、2人の“仲の良さ”はうかがえた。

 この放送にファンからは、「加藤さん、『友だちいなくなっちゃった』って……目の前にいるでしょ?」「慶ちゃんはシゲの友だちでありメンバーでしょ!? 落ち込まないで~!」「慶ちゃんに海外ドラマの相関図を送るシゲ。想像するだけでニヤける」との声が寄せられていた。
(華山いの)