【「ご近所の悪いうわさ」(宙出版)より】
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水原希子が1日、自身のインスタグラムを更新して話題になっている。
水原といえば先日、水原がデザインに携わったワコールの「リボンブラ」の宣材写真でピンク色のブラジャーを着用した姿を公開したところ「きれいすぎ」「めっちゃ可愛い」などの絶賛コメントが集まったばかり。
そんな水原がこの日の投稿で「この瞬間に戻りたいー!私の友達、みんな本当最高すぎる」と先月28日に都内で開催したハロウィンパーティーに集まった友人たちとの写真を投稿した。
その写真の中にダルメシアン姿に仮装したモデルのローラとの2ショット写真もあったことで大きな注目を集めている。
この写真にインスタグラム上では「最強の2人ですね!」「ローラと希子ちゃん最高!」「すごい2ショットだな」といった声が多く寄せられていた。
しかし、その一方でネット上からは「ローラの顔の大きさ…」「水原希子が小さいだけなのか、ローラがいつも加工した写真を載せているのか」「ローラの顔が大きすぎるのはなぜ?」「ローラこんな顔大きいの?やっぱりいつも加工しているのかね?」といった声が。
ローラのインスタグラムに投稿するローラ自身の顔はファンから「顔が小さい!」などといった小顔に驚く声が寄せられているこが、今回、水原が投稿した写真ではローラの顔の大きさに驚く声が集まっている。
一緒に写っている水原の顔が小さいだけなのか、それともローラが今まで加工で小顔にしていたのか。気になっているは少なくないようだ。
現在公開中の『HiGH&LOW THE WORST』について、ヤンキーマンガや映画を長年見続けてきたライター・藤谷千明氏と、アクション映画やバイオレス映画に造詣の深いライター・加藤よしき氏が4度目の集結を果たし、放談を繰り広げる。(以下、映画『HiGH&LOW THE WORST』のネタバレを含みます)
>>前編はコチラ
編集部 私は『THE WORST』を観て、久しぶりに『クローズZERO』を見返したくなりました。あらためてあの映画は強烈なエポックだったな、と。
加藤 僕、地元が北九州なんですよ。『クローズZERO』がDVDで出た直後、レンタルショップからそのDVDが全部消えました。何回通っても店頭になくて、ある日行ったら「予約制になりました」「当日あるいは最大1泊です」って張り紙がされていたんです。あれは前代未聞でした。それくらいのヘビロテ作品でしたね。
藤谷 本当に2000年代を代表する映画ですからね。『THE WORST』のキャスト陣にインタビューしても、みんな「男たるもの『クローズZERO』に出たかったに決まっている」という感じでした。まあ、私も出たかったですけどね? っていうか今でも出たいです。
編集部 志尊淳さんは、『クローズ』シリーズのオーディションを受けたけど「線が細い」という理由で書類で落ちた、とパンフレットで語っていますね。
藤谷 志尊くんが今回鳳仙の頭になれたのは、ハイローを経ての『クローズ』『WORST』だからだと思うんですよね。窪田正孝くんや林遣都くんのような美少年のイメージがある人たちが出ていることで、ハイローは世の中の不良コンテンツのルックスを書き換えたと思う。『クローズZERO2』にも三浦春馬くんや綾野剛くんも出ていますが、鳳仙の頭は金子ノブアキなわけで。それが『THE WORST』までの10年でいろいろな変化があった結果、志尊くんは晴れて鳳仙の頭になった(拍手)。
加藤 まったくその通りだと思います。たぶん『クローズEXPLODE』の時代でも、この鳳仙のメンバーは成立しないんですよ。
藤谷 劇中歌の「Don’t」を歌っているSALUくんも、「RGTO」のMVがめちゃくちゃ『クローズZERO』でしたよね。あの「SALUくんにはがんばってほしい」のパンチラインで有名な。
加藤 まさにSALUくんは頑張った結果、今に至ったわけですからね。全部つながっている。
藤谷 ハイロー本編も含めて、『クローズZERO』の二次創作をやってきた人たちが集っているわけですよ。
加藤 アクション関係でいっても、海外の映画関係者が『クローズZERO』を観て影響を受けてアクションが発展した部分があって、そこで修行して日本に帰ってきた人たちが『THE WORST』に参加してたりするわけですから。国内外の『クローズ』的なものが全部集まって元の作品と合体する、本当に不思議な構図の映画です。
藤谷 SALUくんの話が出たので音楽の話をしておくと、やっぱりLDHらしく今回もかっこいいですよね。映画のオープニングでEXILE THE SECONDの「TOP DOWN」がかかった瞬間、楽曲面でも『クローズZERO』に負けるつもりはないという意志を感じました。
加藤 あの曲、最初にギターがジャーンと鳴るじゃないですか。そのあとにダンダカダンダカ……って始まっていく。あの「ジャーン」がすごくTHE STREET BEATS(『クローズZERO』シリーズ主題歌担当)っぽいんですよね。
藤谷 そうそう、目配せを感じました。
加藤 ロックの文脈をリスペクトしつつ、ちゃんとセカンドの曲として出してくるのがすごくいいですよね。
編集部 芸能史オタクとしては、今の日本の芸能界の男の子の勢力図の中で強大な力を持っているのは、「ジャニーズ帝国」「LDH国」「小栗旬国」だと思うんです。ハイローの何がすごかったかって、役3年ほど前までは弱小だったLDH国が、その2国を打ち負かすようなものをつくった! っていう高揚感があった。でも今作は、小栗国の耕した畑があってのものという感じが少しあって、そこをどう判断していいのか、まだ迷っている部分があります。今作を小栗国王がどう思ってるのか。
藤谷 『今日から俺は!』で、滝谷源治の髪型をした床屋役でカメオ出演するというギャグをやっていたので……何も気にしてないのでは……。
加藤 ハリウッドで『ゴジラVSキングコング』に出るから、それどころじゃないですよ。学校で頂点極めてる場合じゃない、地球の生態系がかかってますから。
編集部 たしかに、小栗国王は今やハリウッドに向かっているからもう『クローズ』はやらないし、そういう意味では今はLDHにしかできないことではありますね。
藤谷 今回この対談の前に『クローズZERO』シリーズを見返したんですけど、ちょっと説教臭いんですよね。もちろん、ハイローも説教臭さはあるんですけど、それとは違う。これは山本又一朗(『クローズZERO』シリーズプロデュース/トライストーン・エンタテイメント代表取締役)とHIROさんの説教臭さの違いなんだろうな、と。特に豊田利晃監督の『EXPLODE』は、三池監督の持つコミカルさ、ポップさがなくなってストレートに説教が出てきてる。
加藤 むしろ『EXPLODE』は、三池崇史さんが描いたヤンキーのファンタジー性を解体しようってアプローチの映画ですからね。
藤谷 『クローズZERO』以降邦画で流行ったヤンキーファンタジーに対するカウンターとして『EXPLODE』を打ち出したかったんでしょうけど、単に説教臭くなっちゃってる。
加藤 思うに、『EXPLODE』と『THE WORST』は、扱っているテーマはたぶん一緒なんですよ。青春は永久に続くものじゃないとか、本当に貧困に陥ってしまった人が半グレ的な存在になってしまうし、そういう連中の暴力は学生のケンカとは異なるとか。ハイロー自体も、言ってみれば説教臭い話ではあるんですよ。でもHIROさんはやっぱり根底にラブドリームハピネスがあるエンターテイナーだから「よし、コンテナ街に1000人集めて殴り合わせよう」「よし、団地攻めよう」って方向にいく。
藤谷 たしかに今作も、要所要所で生々しいところはありますよね。「貧困と半グレ」みたいなテーマだったり。
加藤 そうなんですよね。ものすごいアクションに覆われているから気づかないだけで、結構生々しい話をしている。
藤谷 NHKスペシャルで半グレ特集があったじゃないですか(2019年7月27日放送『半グレ 反社会勢力の実像』)。番組内で半グレのリーダーが「俺達はグレてるわけじゃない」「まっすぐ育った結果こうなった」みたいなことを言ってて、ほぼほぼ『クローズ』じゃん、って思ったんですよ。ある種そういう、ダメな意味での男らしさを補強するものになってしまっている側面も『クローズ』にはあった。
加藤 「真似すると危ない」という、ヤンキーものやヤクザ映画にずっとつきまとっているテーマですよね。「フィクションなんだから真似するやつなんかいない」って言う人もいますけど、肯定的な面でいえば、『スラムダンク』を観てバスケを始める人はいっぱいいる。それと同じように、ヤンキーマンガを読んでヤンキーっぽくなる人もいますよ。僕の周りの何人の少年たちが『クローズ』を読んでからウォレットチェーンをつけ始めたことか。そういう側面に対して、ハイローはかなり配慮しているんだろうなとは思います。
藤谷 それでいうと今作ですごいと思ったのが、この20年くらいくすぶっていた「ヤンキーが大人になる」問題をちゃんと描いたことです。ヤンキーものにおいて大人になるというとヤクザになるか堅実に生きるかで、後者の生き方も作品内で提示してはいるものの、説得力が薄かったんですよ。その後、『闇金ウシジマくん』あたりが大ヒットした影響からリアルアウトロー路線が主軸になっていって、2000年代後半からは『ギャングース』など半グレを扱うものが増えていった。景気が悪くなっているせいもあって、そういう路線がリアリティを持っていたと思うんですね。そんな中にあって、ちゃんと働いてお金を貯める姿を見せて「子どもは夢を見るだけで終わるけど、大人は夢を叶えることができるんだ」って語るのは、綺麗事ではあるけれど、この作品の中では説得力を持って響いたと思う。
加藤 その言葉を言うのが小沢仁志というのも非常に説得力がありますよね。小沢仁志に言われちゃかなわない。フィリピンに行って映画を撮ったり、銃を撃ちまくったりしている大人ですからね、小沢仁志さんは。
編集部 「大人になる」と言えば、唯一の原作キャラとして大人になったパルコ(塚本高史)が登場しましたね。あれは原作ファンとしてはどうなんですか?
藤谷 主人公と絡んでもいないし、単に登場人物とすれ違ったこの街の人として存在している距離感で、よかったと思います。
加藤 僕も肯定的ですね。原作のパルコのポーズもやってくれて、「パルコは元気でやってるんだな」とわかるところも含めてよかったです。
藤谷 『その後のクローズ』的なことですよね。
編集部 ちなみに、おふたりのお気に入りのキャラクターは?
藤谷 サバカンはすごい。高橋ヒロシのキャラクターとして100点満点。「君、原作にいたでしょ?」っていう見た目じゃないですか? 前髪パッツンとか、眉毛の形とか。
加藤 鼻とおでこがつながってる感じもそうですね。
藤谷 完全に“原作通り”のキャラクターですよ。原作にいませんけど。
加藤 僕は泰志ですね。出番は少ないけど、その全部でキャラが立ってる。「ケンカ買いに来たぜ~」の言い方とか、轟のことを楓士雄が「ドロッキー」って言ったときに後ろでプッて笑ってるところとか。ああいうのがイイですよね。楓士雄のキャラ立てにも貢献していたと思います。あんなふうに笑わされちゃったら、なかなか殴り合いはできないじゃないですか。そういう紙一重のニュアンスを表現ができているのがすごいです。
藤谷 反射神経がいいんでしょうね。佐藤流司さんは2.5次元で活躍していて『ミュージカル刀剣乱舞』では加州清光だったり、中性的でかわいい役も多いんですけど、その彼に戦闘狂みたいな役をやらせるという采配もいいですよね。私が好きなのはまどかちゃんです。不良マンガの文脈において、なかなかいないキャラクターだな、って。ブスブス言われていじられるキャラでも、おかんキャラでもない。まどかちゃんは6人の中で紅一点でも対等なんですよね。それは不良マンガ・映画では相当珍しいし、すごく新しいと感じます。高橋先生もインスタで「冨田さんはすごい」と書いていたり、LINEスタンプでもまどかちゃんはイラストも2個ありますし、先生も気に入ってる気がします。
加藤 演じている富田さんの力によるところも、かなりありますよね。僕もやっぱり、変な容姿いじりは嫌なんですよ。『THE WORST』にも若干それはあるけど、陰険な感じに見せないようにリアクションしてみせているのが効いている。
藤谷 幼馴染キャスト全員で、そういうふうにはならないようにしてますよね。
加藤 そこはかなり意識してつくっている感じがしましたね。
藤谷 そして圧倒的な小田島有剣ブームですよ。『クローズZERO』の漆原凌(綾野剛)もそうでしたけど、鳳仙を実写化するととんでもない化け物が一体生まれるんだな、と。「殺しの軍団」というだけあって、オタクの女を殺す化け物が……。
加藤 原作でも鳳仙はどちらかというと美形のイメージですよね。キングジョーもいますが、美藤兄弟とか、いわゆるボウズでゴツいという感じではなくて、線が細くてかっこよくて強い。
藤谷 ボウズの中に君臨する美男子というギャップ萌えを高橋先生も意識してますよね。
加藤 そしてグレーの学ランという非日常感。
編集部 演じている塩野瑛久さんの絶妙なナルシスト感がうまくハマっていましたね。あの振る舞いが自分に似合うと思ってやりきれることがすごい。
加藤 僕じゃ狂っても真似できないです。
藤谷 『クローズZERO』に出ていた人たちって、そのあと妙に男らしくなっていったじゃないですか。小栗旬もそうだし、桐谷健太も山田孝之も、男らしさを出す役が増えた。世代的に、今の30代半ば以上の人たちって「イケメン」と呼ばれることに抵抗があるけど、その下の世代はそこに屈託がないんですよね。イケメンという概念が当たり前にある世代だから。
加藤 自分のことを客観的に見ることができるのは俳優の大事な能力ですから、「この役は俺に似合う」「これくらいやっても俺はかっこいい」とわかっているのは優れた俳優である証ですよね。僕がなんの立場で言ってるのかわかりませんが……。
編集部 それがわかっている、セルフプロデュース力がある人たちが集まるのがハイローですしね。
藤谷 爪痕を残すことに長けてる人が勝つ場所です。
加藤 出てる人たちみんなが、なんらかの形で爪痕を残そうという意識が感じられましたね。定時の3人+轟という先人たちが同じようにがんばった結果、この映画があるわけですし。
編集部 そう考えると、良い卒業式でしたね。寂しい気持ちはありますが、こうして入れ替わっていくのもハイローらしいのかな、と。
藤谷 「変わっていくことと仲間を失うことは全然違う」って龍也さんも言ってましたから。
編集部 世代交代させながら、同時にひとつの作品としてまとめ上げていて、ザムの頃と比べて洗練を感じます。
藤谷 過去の作品を観てなくても『THE WORST』から観られるので、人に勧めやすいですね。
加藤 ドラマ版を観てなくてもいけるというか、むしろドラマを観ていたほうが混乱する部分があるかもしれません。
藤谷 司くん問題ですね。最初に映画版を観たとき、「司くんをないがしろにしないで!」と、司のモンペになるか思いました。でもその後5回くらい映画を観て、「これはもう仕方ないな」と。ドラマ版で司と楓士雄の2人の物語は完結してるので、映画では楓士雄のスタンドになるのは致し方ない。団地戦でジャム男を助けてるから偉い。
加藤 でも、ドラマの最終話のタイマンはすごくよかったです。司くんの格が上がりましたもん。
編集部 あれで眠れる獅子が目覚めたのに、映画ではまた眠ってしまった感じが……。
加藤 2人は今後に期待ですよね。単純に、2人とも長編映画への出演がまだ2本目ですし、ハイローじゃなくてもいいのでこれからの活躍を応援したいです。続編があるとしたら、鳳仙側にLDHの人がいるのもアリだと思うんですよ。ハイローを通して毎回LDHさんは学んでいっている感じがあるので、次に期待できるのは大きいです。
藤谷 まどかちゃんの表現も、ヤマトがナオミにブスブス言ってたドラマ版から成長が見られるし、PDCAを着実に回している感じはしますね。だからぜひ今後は女の子をエンパワメントするような作品も作ってほしいです。海外進出をするなら、そこは避けて通れない道ですよ。チャリ盗んだりパンツ盗んだりするのはそろそろやめないといけない。
編集部 撮り方の部分での話だと思いますが、今作を撮るにあたって久保監督が『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』を参考にしたと話していたので(「日本映画navi」vol.82)、期待はできますよね。
加藤 インタビューで言っていましたね。あれはまさにジェンダーを取り扱った映画なので、そういうものを観ていくうちに感覚でわかっていくと思うんですよ。ハイローは特に現場の意見でバンバン変わっていく作品なので、もし上から「なんじゃこりゃ?」っていうネタが降りてきても、現場で「これはないわ」と変えるようなことが起きうるのではないか。そうやって改善されていくんじゃないかと思います。これも何目線だって話ですけど……。
編集部 久保監督がハイロー以外の作品を撮るのも観てみたいです。それこそ女の子をメインにしたアクションものとか。
藤谷 強くてかっこいい女の子を活躍させたいという気持ちはLDHにもあるでしょうからね。
加藤 僕が勝手に思ってるのは、それをできる場所があるとしたら、ハイローでいうとルードボーイズだけだな、と。女の子にアクションをさせるとしたらルードしかない。久保監督はルードのスピンオフを撮りたいと言ってましたよね【URLリンク:https://realsound.jp/movie/2019/10/post-424662.html】。ぜひ日本全国の動ける女性陣を集めて撮ってほしい。なかなか活躍する場所がなくて、動ける女性がくすぶってる現象はあるんですよ。
編集部 そうなったら、トップは水野美紀ですね。
加藤 水野美紀がラスボスで、そこにLDHや武田梨奈とか、女性たちが全員で立ち向かっていく。香港映画のラストバトルみたいに1対多数で水野美紀が鬼のような動きで全員さばいていくのを観たい。みんなで一生懸命倒して「やったー!」ってなったあと、エンドロールでサノスみたいに志穂美悦子が出てくる。これができるのは今LDHしかいないですよ! ぜひ久保監督に撮ってほしい。
藤谷 こんなに想像力を越えたことをやってくれるんだ、更新してくれるんだっていうのは本当にハイローの魅力ですからね。
編集部 そのためには、ハイローがもっとヒットしてほしいですね。現時点で『THE WORST』の興行収入は7億円だそうです。
加藤 もっと伸びていいはずの作品ですよ。僕としては、一刻も早く国外に売り出してほしいです。絶対売れると思う。『クローズZERO』がヒットした土壌があるから、最悪海外タイトルは『クローズZERO 3』にしてもいい。日本でもスティーブン・セガールの主演作は全部タイトルに「沈黙」をつけてますし、そういうやり方は別にあることですからね。あとは全国の高校生に割引券を配るとか。
藤谷 『クローズZERO』は中国語圏では『熱血高校』というタイトルで愛されています。たしか『RED RAIN』は『熱血街』でしたよね。そうやってしれっとタイトルをかぶせていって……。
加藤 海外の人が観たら疑問に思う部分はところどころあるでしょうけど、アクションがとにかくすごいので、絶対人気が出ると思うんですよね。あとはオープニングにTHE STREET BEATSのライブシーンを追加撮影で入れて『クローズZERO』感を出せば……。『ザ・レイド』だって、リンキン・パークのマイク・シノダさんが音楽を差し替えてアメリカでヒットしたので。そういうローカライズを行うのはひとつの手ですよ。
藤谷 もしくは中華圏で爆発的人気の片寄くんをポスターに入れる。
加藤 それは詐欺だからダメです!
藤谷 せめてNetflixに入ってほしいですね。huluへの恩義もあるかもしれませんが、Netflixより影響力が弱いのでは。世界中のアクションファン、学ランの男の子たちが戦う作品ファンに観てほしい。
加藤 誰か大いなる力を持った人が、アメリカで布教を……。
藤谷 それこそ小栗旬では?
加藤 そうか。『ゴジラVSキングコング』の現場で「俺が出た映画の続編なんだ」と観せて回れば解決ですね。
編集部 冗談抜きで、海外とのコラボはやってほしいですね。いま韓国のSMエンタテインメントがマーベルと正式にコラボしてるんですよ。SUPER Mというユニットをデビューさせるにあたって「K-POP界のアベンジャーズ」という触れ込みだったんですけど、それが本当に手を組んだ。
加藤 じゃあLDHはDCと組みましょう。『アクアマン』は音楽の使い方とかがLDHぽかったし、ジェームズ・ワンを呼んでくれば解決です。『ワイルド・スピード SKY MISSION』を撮った人でもあるので、ノリは合うはず。
編集部 そうなると、国内で壁を作ってる場合じゃない。ジャニーズも体制が変わりましたし、今後は期待してもいいんじゃないかと勝手に思ってます。滝沢(秀明)さんはLDHの手法に影響を受けているという報道もありましたよ!【参照記事】
藤谷 いよいよ休戦協定を……そもそも戦っていたのか?
加藤 我々の悲願である岡田准一さんのハイロー出演の日が……。
藤谷 俺たち……待ってますから……(『ファブル』を思い出しながら)。
編集部 以前から我々は「岡田さんにハイローに出てほしい」と言い続けてますからね。それが実現したら、我々のこの企画も最終回ですね。
加藤 俺たちは毎回最終回という気持ちで臨んでるんですが、ハイローが新しいものを出してくるので……。でも、映画秘宝のムック(『映画を進化させる職人たち 日本アクション新時代』(洋泉社))によれば、すでに現場レベルで岡田さんとハイローの接触はあったと聞きますし。可能性はありますよ!
編集部 『ザム』の頃、アクション監督の大内貴仁さんがRUDE BOYSと空き瓶のあの場面の動画コンテを撮っていたら、撮影所でばったり岡田さんと会って、とりあえず瓶を一発投げてもらったという珠玉のエピソードがあるんですよね。大内さんと岡田さんは『SP』シリーズからの旧知の仲だし、本当になくはないのかも……。
藤谷 この対談、もう3年くらいやってますからね。全日だったら卒業してますよ。いつか爆破セレモニーをして終わりましょう。
加藤 サイゾー爆破セレモニーを!?

『HiGH&LOW THE WORST』
監督:久保茂昭/脚本:高橋ヒロシ、平沼紀久、ほか/出演;川村壱馬、吉野北人、山田裕貴 ほかの
2015年のテレビドラマから始まった『HiGH&LOW』シリーズ、その劇場版第6弾。全国から札付きの悪が集まるという鬼邪高校内で起こる派閥争い、さらには鳳仙学園との熾烈なケンカを描いた青春群像アクション。人気マンガ『クローズ』シリーズとのコラボとして、脚本にはマンガ家・高橋ヒロシも参加している。
加藤よしき
ライター。1986年生まれ。「Real sound」などで執筆。『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』(洋泉社)に寄稿。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/heretostay/
twitterID:@daitotetsugen
藤谷千明
ヴィジュアル系とヤンキーマンガとギャル雑誌が好きなフリーライター。1981年生まれ。執筆媒体「サイゾー」「Real sound」「ウレぴあ」ほか。共著に『すべての道はV系へ通ず。』(シンコーミュージック)がある。
twitterID:@fjtn_c
安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドをズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でアイテムを斬る「ダイソーずぼらシュラン」開店です★
便利度:★★★★★(1度使ったら手放せないかも)
コスパ:★★★★☆(100円とは思えないクオリティー)
切れ味:★★★★☆(包丁の切れ味が復活します!)

調理をする際に欠かせないアイテムといえば、食材をカットする“包丁”。もちろん私も持っていますが、古くなって切れ味が悪くなっています……。包丁をお手入れする方法がわからないので、今回はダイソーで「クイックシャープナー」を買ってきました。誰でも簡単に包丁が研げる素晴らしいアイテムです。類似のシャープナーはホームセンターで1000円前後するので、これはかなりお得。



スティック型をした同商品は、約15.5(縦)×3cm(横)ほどのサイズ感。包丁を差し込む部分には車輪のような砥石がついており、包丁をスライドさせて切れ味をアップさせる仕組みです。包丁が砥石からズレないように、平らな場所で使用してくださいね。
砥石を水で湿らせてから、実際に包丁を研いでいきましょう。左手で持ち手をグッと握りしめてギコギコと包丁を動かしてみたところ、砥石が回転して刃を研いでくれました。包丁を台の上で滑らせる動作にハマりそうです……。愛用者からは、「滑り止めが付いていて、直接刃に触れることもないので安全」「ホームセンターのシャープナーと比べても遜色ない」といった声が聞かれました。





研いだ包丁をチェックしてみると、驚くほどの切れ味に復活! 7~8回ほど滑らせるだけで、効果が実感できます。切れない包丁にお困りの人は、試してみてはいかがでしょうか?
※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。
【100均の収納アイテム・DIYグッズ】おすすめアイテム27選!【ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツ】
ダイソー、セリアの商品をチェック! 100均ずぼらシュランバックナンバー
お笑い芸人のNONSTYLE・井上裕介が、10月26日に都内で行われた人気マンガ『宇宙兄弟』(講談社)のイベントに出席。「所得隠し」「申告漏れ」問題で活動自粛中のチュートリアル・徳井義実を“イジる”場面も報じられたが、ネット上には「お前は黙ってろ!」と、批判が飛び交った。
「徳井は、2012~15年にかけて約2000万円の所得隠し、16~18年に約1億円の申告漏れがあったとして、東京国税局から指摘を受けていました。これが今月23日に報じられると、その日のうちに本人が会見を開いて謝罪しましたが、所属事務所の吉本興業は26日になって、徳井の“活動自粛”を発表しました」(芸能ライター)
そんな中、『宇宙兄弟』のイベントに出席した井上は、クイズコーナーで「主人公が会社をクビにされた理由」を問われて「所得隠し」と答えるなど、徳井の騒動を“ネタ”にしていたという。
「井上といえば、16年12月に自身が運転する乗用車でタクシーとの接触事故を起こしたにもかかわらず、その場から逃走。これを受けて井上も活動を自粛していた期間があり、17年2月には、自動車運転処罰法違反(過失致傷)及び道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで書類送検されています。同3月に不起訴処分となっていますが、ネット上には『自分は書類送検されたくせに、よく徳井のことイジれるな』『自分のことも含め、不祥事を軽く考えてる証拠』『井上は黙ってろ!』など、厳しい意見が相次ぎました」(同)
このように、他人の不祥事にまつわるコメントで「お前が言うな!」とバッシングされたタレントはほかにも。
「今年6月7日発売の週刊誌『フライデー』(講談社)によって、複数の芸人が振込詐欺グループの忘年会に参加していた過去が明るみになった、“闇営業”問題。芸人と詐欺グループを仲介したのは、吉本興業所属のカラテカ・入江慎也で、事態を重くみた吉本は、同4日付で入江との契約を解消していたそうです」(テレビ局関係者)
「フライデー」発売当日から情報番組などでも大々的に取り上げられ、『バイキング』(フジテレビ系)では、金曜レギュラーのアンガールズ・田中卓志が入江の人脈の広さについて「1つの才能」としつつ、「根っこのところは芸人さんなのかと思ってたけど、こうやって(人脈が)どんどん広がって大きくなっていっちゃうと、そっちに重きをおいちゃったのかな」と、推察。これに対し、同じく金曜レギュラーの土田晃之は「(入江の)芸人としての代表作、思い出しますか?」と発言した。
「これには、ネットユーザーから『土田の芸人としての代表作もわからないけど……』と困惑した声が続出。土田は01年まで“U-turn”というコンビで活動しており、当時は『ボキャブラ天国』(同)で活躍していたものの、ピンになってからは、ネタで注目されるような芸人ではありませんでした。そのため、『芸人としての代表作とか、お前が言える立場か?』『自分こそ、ピン芸人になってからの代表作ないでしょ!?』『これが“ブーメラン発言”だって気づいてほしいね』などと言われていました」(同)
一方、その『バイキング』で司会を務める坂上忍は、1995年に飲酒運転でパトカーとカーチェイスを繰り広げ、最終的に酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕された過去がある。そんな坂上が“情報番組のMC”をしていること自体、かねてからネット上には批判が寄せられているが、昨年は元TOKIO・山口達也の騒動をめぐる発言で物議を醸した。
「山口は18年4月、女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報じられ、世間に衝撃を与えました。当時、山口が在籍していたジャニーズ事務所は、『お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまい』などとコメントを出し、会見では山口本人も『酩酊泥酔という感じになってしまいまして』と、飲酒状態での行為だったと説明。また山口は“お酒の関係で”入院していたこと、その退院日に飲酒して、被害者となる女子高生を自宅に呼び出したとも明かしており、翌月6日にはTOKIOからの脱退および事務所との契約解除が発表されました」(同)
『バイキング』でも一連の流れを報じており、坂上が同5月8日放送回で「1カ月入院して、退院したその日だからね」と苦言を呈するなど、山口の“酒癖”を問題視すると、ネット上には「坂上は酒のことでコメントできる立場じゃないでしょ」「法律さえ守れないヤツが何言ってんだ?」「自分の過去を完全に棚に上げてて見苦しい」といった書き込みが続出した。
“すねに傷持つ”タレントは、自身のことを振り返りつつ発言するべきかもしれない。
フリー転身後は、何かと叩かれながらも順風な仕事ぶりを見せている元TBSアナウンサーの宇垣美里。11月1日にはP&Gが展開する新製品『レノアビーズ』のCMが全国で放送されるなど、着実に活動の幅を広げている。
そんな宇垣に関しては見た目の可愛らしさとは裏腹に、その毒舌ぶりがクローズアップされがちだ。
「10月29日放送のラジオ番組では、局アナ時代に担当したスポーツバラエティで、選手の後ろに道がなく前を通って怒られた話を披露。『お前、じゃあ、そこ(後ろの狭い空間)通ってみろよ』と思っていたことを告白しました。彼女は時折、『お前』という言葉遣いをすることがあり、ネット上では『ヤンキーまる出し』『木下優樹菜と同類?』『元女子アナの発言とは思えない』と、不快感を覚えたという書き込みが続出しています」(スポーツ紙記者)
バラエティでの言動などから「武闘派」「攻撃的」「あざとい」といったイメージが定着しつつもある宇垣だけに、こうしたキャラを制作サイドが求めたくなるのも必然だ。しかし、中には宇垣が激怒した台本もあったという。
「発売中の『週刊プレイボール』(集英社)の連載コラムによれば、ある仕事で、他人の容姿をおとしめるような発言が宇垣の言葉として台本に書かれていた。それに対して宇垣は、『誰かを踏みつけ傷つけてまで笑いたいと思うほど私は恥知らずではない』と憤り、『ああ、私はこんな発言を投げかけてもいい存在だと思われているのか』と絶句しています」
木下優樹菜は「タピオカ騒動」で、「いい歳こいたばばあ」「おばたん」と中年女性を侮辱する発言を繰り返していたが、同じ武闘派キャラでも宇垣は「良識派」のようだ。
チュートリアルの徳井義実の税金の申告漏れ騒動だが、各メディアの取材合戦が熱を帯びている。そんな中でも特に力が入っているといわれているのが「女性セブン」(小学館)。その裏には徳井、吉本興業との数年来の因縁があるという。
「『女性セブン』は2016年に徳井に隠し子がいると思わせるような記事を掲載し、吉本からのクレームをうけ謝罪に追い込まれた過去があります。またその際対応にあたった吉本の広報担当とも、その後ひと悶着がありました。それだけに今回の騒動はひと泡吹かすいいチャンスということで気合が入っているようです』(週刊誌記者)
確かに徳井が所得隠しの裏で、今年に入り約2億円ともいわれるマンションを購入していたことをいち早く報じたのは小学館のニュースサイト「NEWSポストセブン」だった。所得隠しを東京国税局から指摘されたきっかけのひとつに、そのマンション購入の事実があったともいわれているだけに、スクープといえよう。実際各メディアも後追いするように、マンションついて取材を進めることになった。
『騒動が発覚した際『女性セブン』は合併号の締め切りを過ぎていたこともあり、現場は稼働していませんでした。しかし徳井ネタということで、これまでのデータをもとに追加取材をし、『ポストセブン』にアップしました。『隠し子記事』の後も定期的に取材を続けていたこともあり、他誌が知らなかったマンション購入の事実も掴んでいました。徳井の会見後に吉本興業が発表した『所得税の無申告を繰り返していた』という事実と合わせ、それまでどこか大目に見ていた徳井に対する世間の印象を一変させました。編集部としては「してやったり」とほくそ笑んでいることでしょう。第二弾もスクープネタを仕込んでいるという噂もあります」(前出の記者)
次号の内容にも注目が集まりそうだ。
元SMAP・香取慎吾の初のソロアルバム『20200101』(ニワニワワイワイ)が、2020年の元日にリリースされることが発表された。木村拓哉も、同じくファーストソロアルバム『Go with the Flow』を20年1月8日に発売すると発表しており、一部SMAPファンの間では「香取が木村の発売日に“わざと”ぶつけたのでは?」などと物議を醸しているようだ。
SMAP解散から約3年後、元メンバー同士がほぼ同時期にファーストアルバムをリリースすることに。ともに多数の豪華アーティストがゲスト参加しており、「香取と木村のファンならずとも手に取りたくなる作品」(芸能ライター)だという。
「リリース時期が重なったのは偶然と考えるのが自然でしょう。特に木村については、年単位のプロジェクトで準備を進めていたと言われていますし。ただ、同時期に発売すれば、ファン同士のいざこざやが起きたり、売り上げが比較されることは容易に想像がつきますし、後出しとなった香取は、発売をずらすということもできたはずですが……」(レコード会社関係者)
しかし、あえて香取がリリース時期を変更しなかった理由については、「同週発売ではなかった」ことが真っ先に挙げられるという。
「音楽業界の慣習として、売り上げと同じぐらいオリコンランキングの『初登場順位』を意識していますが、次週以降はそこまで気にしていません。オリコンの集計期間は毎週月曜から日曜までが対象となっているため、発売日が1週ずれていれば特に問題視することはないでしょう。そのために、木村のリリース情報が発表された後でも、発売日を動かさなかったのでは」(同)
また、香取の発売日となる元日は、オリコンの集計の都合上、2週分の売り上げが合算されるという。
「例年、年末年始の1週間だけは、ランキング発表が行われないので、この時期にリリース日を設定するアーティストは『売り上げ枚数を少しでも伸ばしたい』という思惑があるのではないかと見られます。お正月には『財布のヒモが緩みやすい』という傾向もありますしね。そういった点からも香取は発売日を元日にしたのかもしれません」(同)
そして、「木村とほぼ同時期にCDを発売することは、香取にとってノーリスク」という見方も。
「2人のネームバリューの差を含め、参加アーティストの豪華さ、さらには宣伝費用の面でも、売り上げでは木村が勝利するのはほぼ目に見えている。なので、香取からすれば、売り上げに関しては特段気にすることなく、肩の力を抜いてアルバム制作できるはずです。一方、木村サイドは『万が一売り上げが負けると目も当てられない……』という心理が働く状況にあるのでは。木村サイドの方が、相手方の売り上げや動向を意識せざるを得ないと言えるでしょう」(音楽プロモーター)
とはいえ、長らく同じグループで活動した両者が、同じタイミングでアルバムリリースとあって、ファンからすれば純粋に喜ばしい展開なはず。双方の思惑を探るよりも、作品そのものを楽しみに待ちたいところだ。
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【おたぽるより】
10月26日に放送された、木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)第2話の平均視聴率が13.2%だったことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。初回の12.4%から微増となる。多くのドラマで2回目以降の視聴率が初回を上回ることができない中、さすがはキムタクと言いたいところだが、TBSにとっては及第点に程遠い数字のようだ。
「初回はプロ野球日本シリーズ『巨人―ソフトバンク』第2戦の放送時間延長のため、50分遅れでの放送スタート。さらに、50分遅れだったことが幸いして裏被りはしなかったものの、ラグビーW杯の準々決勝『日本―南アフリカ戦』(NHK総合)がその前に放送されており、木村のドラマに注目が集まりにくい状況で、TBS局内では最悪一桁台の視聴率を予想する向きもありました。そんな逆風の中、初回は望外の12.4%だったので、2話以降はもっと数字が伸びるはずと、TBSも楽観視していました。しかし、フタを開けてみれば、この数字。最近のドラマとしては十分及第点なのですが、何せ木村のドラマには莫大なカネがかかっています。一説には1話1億円かかっているとも言われ、最低でも視聴率15%を取らないとペイしないそうです」(芸能記者)
ちなみに、前クールの同枠は大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』だったが、初回視聴率は13.5%、第2話は11.8%と、木村のドラマと大差ない。制作費を考えると、どちらがコストパフォーマンスに優れているかは言うまでもないだろう。だが、木村のドラマは視聴者からの評判は決して悪くない。
「木村扮する一流の腕を持つシェフが一度は挫折するも、再起をかけて仲間とともに3つ星レストランを目指すというストーリーは月並みですが、ドン底から這いあがっていくという少年マンガさながらの泥臭さがあり、視聴者も感情移入しやすい。また、高級レストランでのロケやふんだんに使われる高額食材など、さすがにカネがかかっているだけあって、リアリティがあり実際のプロの料理人からの評価も高い様子。肝心の木村も、“何を演じてもキムタク”などと揶揄されますが、ファンが求めるキムタク像を忠実に演じていて、視聴者からも『やっぱりキムタクはカッコいい』との声がもっぱら。歴代の木村のドラマの中でも、出来のいい部類に入ります。にもかかわらず、視聴率が伸びないのは、木村自身のタレントパワーが低下していることに他なりません」(同)
やはり、SMAPの解散騒動で定着してしまった“裏切り者”のイメージは払拭できないのか。木村のドラマは脚本や演技以前に、彼自身のカリスマ性によるところが大きい。しかし、その神通力がいよいよ失せたとなると、各テレビ局も木村を見限りかねない。木村の今後を占う上でも、『グランメゾン東京』の視聴率には注目だ。
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