Koki,、新CMの出演報告するも酷評の嵐「へんな服ばかり着てる」「身長詐称 顔面詐称 頭身詐称」

 俳優の木村拓哉と歌手の工藤静香の次女でモデルのKoki,がUHA味覚糖『e-maのど飴』のCMに出演することを報告した。

 Koki,は28日にインスタグラムを更新し、「New commercial for e-ma !!! I want to thank all the staffs and the team(e-maの新しいCM!すべてのスタッフとチームに感謝したい)」とコメントしつつ、CM動画を公開。「Thank you !」とスタッフチームに感謝もつづっていた。

 CMは水色で丸く膨らんだ衣装をまとったKoki,が『e-maのど飴』を口にし、「なめてもいい」とコメント。

 また、モヒカンで黒白の刺々しい衣装を着用したKoki,も同様に『e-maのど飴』を口にし「かみ砕いてもいい」とコメントし、中央に設置された唇のモチーフとともに、「私のリフレッシュはちょっと欲張り」「もう普通のじゃ」「物足りない」というセリフを発するというものだった。

 前衛的な仕上がりになっていたが、このCM動画にネットからは、「似合わない…」「何だこの衣装。パリコレ意識?」「へんな服ばかり着てるね」「一時期の沢尻エリカみたいな痛さ」「身長詐称 顔面詐称 頭身詐称」「なにをしたってこれ以上流行ることはないと思う」という厳しい声が飛び交っていた。

 特異な衣装を着用して話題を狙ったようだが、ネットからの好感度はなかなか上がらないようだ。

Koki,、新CMの出演報告するも酷評の嵐「へんな服ばかり着てる」「身長詐称 顔面詐称 頭身詐称」

 俳優の木村拓哉と歌手の工藤静香の次女でモデルのKoki,がUHA味覚糖『e-maのど飴』のCMに出演することを報告した。

 Koki,は28日にインスタグラムを更新し、「New commercial for e-ma !!! I want to thank all the staffs and the team(e-maの新しいCM!すべてのスタッフとチームに感謝したい)」とコメントしつつ、CM動画を公開。「Thank you !」とスタッフチームに感謝もつづっていた。

 CMは水色で丸く膨らんだ衣装をまとったKoki,が『e-maのど飴』を口にし、「なめてもいい」とコメント。

 また、モヒカンで黒白の刺々しい衣装を着用したKoki,も同様に『e-maのど飴』を口にし「かみ砕いてもいい」とコメントし、中央に設置された唇のモチーフとともに、「私のリフレッシュはちょっと欲張り」「もう普通のじゃ」「物足りない」というセリフを発するというものだった。

 前衛的な仕上がりになっていたが、このCM動画にネットからは、「似合わない…」「何だこの衣装。パリコレ意識?」「へんな服ばかり着てるね」「一時期の沢尻エリカみたいな痛さ」「身長詐称 顔面詐称 頭身詐称」「なにをしたってこれ以上流行ることはないと思う」という厳しい声が飛び交っていた。

 特異な衣装を着用して話題を狙ったようだが、ネットからの好感度はなかなか上がらないようだ。

木村拓哉『グランメゾン東京』、制作費高い割に視聴率ノルマ達成できずTBSから疑問の声も

 TBSが頭を抱えているようだ。日曜劇場枠でオンエア中の木村拓哉主演ドラマ『グランメゾン東京』が期待値をはるかに下回る視聴率だからだという。

 初回(20日)は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、木村の主演ドラマとしては低すぎるスタート。第2話(27日)は13.2%で微増はしたものの、物足りない数字が続いている。

「初回は『SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対巨人』の放送が延長となったため、50分遅れのスタート。第2話は、裏で15.6%を獲得した『フィギュアグランプリシリーズ2019カナダ大会 男女フリー』(テレビ朝日系)と重なった影響が多少ならず、あるとは思います。ただ、放送開始が遅くなろうと、強い裏番組があろうと、本当に人気があれば、やはり視聴者は録画ではなく、リアルタイムで見たいものです。その意味では、木村主演ドラマ自体の吸引力が落ちているのかもしれません。日曜劇場枠で12~13%台は、木村が主演じゃなくても、大泉洋でも獲れる数字。しかも序盤からこれでは、評価ガタ落ち。先行きが思いやられます」(テレビ誌関係者)

 この低視聴率に、TBSは木村主演でのドラマ制作を続けることに疑問を感じ始めているようだ。

「木村主演のドラマをつくる目的は、CM収入のこともありますが、第一はほかの主演者より視聴率を獲るためです。ところが、期待してるほど数字を獲れないとなると、もはや木村で主演ドラマをつくる意味がなくなってしまうんです。なんぜ木村を使うと、注文が多いので、出演料を含め、とにかく制作費が高い。木村の要望で、『グランメゾン東京』ではフランスでの撮影も敢行しました。その渡航費等の経費は莫大なものだったといいます。だから数字を挙げるしかなく、今作のノルマは15%。それを大きく下回るようなら、割が合いませんし、TBSはもう木村を見切ってしまう可能性もあるでしょうね」(テレビ局関係者)

 近年、木村が日曜劇場枠で主演した連ドラの平均視聴率は、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(2013年10月期)が12.8%、『A LIFE~愛しき人~』(17年1月期)が14.6%で、いずれもノルマとされる15%に届いていない。

『グランメゾン東京』も15%を大きく割り込むようなことがあれば、TBSは木村との“お別れ”を決断するかもしれない。

木村拓哉『グランメゾン東京』、制作費高い割に視聴率ノルマ達成できずTBSから疑問の声も

 TBSが頭を抱えているようだ。日曜劇場枠でオンエア中の木村拓哉主演ドラマ『グランメゾン東京』が期待値をはるかに下回る視聴率だからだという。

 初回(20日)は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、木村の主演ドラマとしては低すぎるスタート。第2話(27日)は13.2%で微増はしたものの、物足りない数字が続いている。

「初回は『SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対巨人』の放送が延長となったため、50分遅れのスタート。第2話は、裏で15.6%を獲得した『フィギュアグランプリシリーズ2019カナダ大会 男女フリー』(テレビ朝日系)と重なった影響が多少ならず、あるとは思います。ただ、放送開始が遅くなろうと、強い裏番組があろうと、本当に人気があれば、やはり視聴者は録画ではなく、リアルタイムで見たいものです。その意味では、木村主演ドラマ自体の吸引力が落ちているのかもしれません。日曜劇場枠で12~13%台は、木村が主演じゃなくても、大泉洋でも獲れる数字。しかも序盤からこれでは、評価ガタ落ち。先行きが思いやられます」(テレビ誌関係者)

 この低視聴率に、TBSは木村主演でのドラマ制作を続けることに疑問を感じ始めているようだ。

「木村主演のドラマをつくる目的は、CM収入のこともありますが、第一はほかの主演者より視聴率を獲るためです。ところが、期待してるほど数字を獲れないとなると、もはや木村で主演ドラマをつくる意味がなくなってしまうんです。なんぜ木村を使うと、注文が多いので、出演料を含め、とにかく制作費が高い。木村の要望で、『グランメゾン東京』ではフランスでの撮影も敢行しました。その渡航費等の経費は莫大なものだったといいます。だから数字を挙げるしかなく、今作のノルマは15%。それを大きく下回るようなら、割が合いませんし、TBSはもう木村を見切ってしまう可能性もあるでしょうね」(テレビ局関係者)

 近年、木村が日曜劇場枠で主演した連ドラの平均視聴率は、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(2013年10月期)が12.8%、『A LIFE~愛しき人~』(17年1月期)が14.6%で、いずれもノルマとされる15%に届いていない。

『グランメゾン東京』も15%を大きく割り込むようなことがあれば、TBSは木村との“お別れ”を決断するかもしれない。

”大食いYouTuber”木下ゆうかに見る、女性YouTuberのキャリア問題

テレビ業界で最もYouTubeに詳しい新進気鋭の20代放送作家、白武ときお(「しもふりチューブ」)と長崎周成(「フワちゃんTV」)が、最新のYouTube事情と注目チャンネルについて語り尽くします!

<「超YouTube学」バックナンバーはこちらから>

白武 テレビでもそうですけど、YouTubeでも恋愛と食は強いですね。カップルチャンネルだったり、料理チャンネルだったり……。食にもいろいろありますけど、大食いではやっぱり木下ゆうかさん。最初、YouTubeで大食いやって目立っていたのは木下さんしかいなかったし、めちゃくちゃ細くてかわいい女の子が何万カロリーもあるものをペロッと平らげる爽快感、というYouTubeでの大食いの見せ方を作ったと思います。

長崎 よく食べる女の子って、かわいく見えるじゃないですか? さらに木下さんは、博多弁なんですよ。男性目線でいうと、“よく食べる方言女子“は刺さる人が多いんじゃないですかね。あと、HIKAKINさんと並んで女性YouTuberの席に初めて座ったっていうのは一番デカいかもしれないですね。大食いっていう入り口にしろ、なんにしろ、女性のYouTuberもいるんだよ、っていうのを世間に認知させた。

白武 HIKAKINさんにも通じますけど、YouTube黎明期に動画を上げまくった人たちはやっぱりすごい。だって、これが職業になるとは誰も思ってなかったですから。僕も高校生くらいの時から普通にYouTubeをサイトとして使ってたけど、それが仕事になるとは思ってなかったし。ギャンブルですよね。僕らもYouTuberの先駆者になり得たけど、啓示を受けなかった。

長崎 ギャル曽根さんじゃないけど、キレイに食べるっていうのは木下さんの動画を見ていて気持ちいいところですね。『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の女王・赤阪(尊子)さんみたいに豪快さを見せるんじゃなくて、キレイにおいしく食べるっていう。一種の様式美ですよね。

白武 サムネのビジュアルショック、こんな子がこんな大量の焼きそばを食べるのか!? っていう作り方はうまいなと思います。「10000kcal」の文字と見たことないくらいでかいステーキのインパクトは、ついクリックしてしまいます。いろいろチャレンジしてますけど、韓国料理だったり、海外の料理はやっぱり人気ありますね。

長崎 YouTube全体で数カ月に1度、食ブームが来るんですよ。少し前だと、「バター1本入れてみた」系の料理動画とか、「チーズを絡めてみた」とか。

白武 ペヤングの時もあったね。新商品が出たり、テレビで紹介されたり、有名なYouTuberさんがやってたらマネして、そこからブームが一周するみたいな。YouTubeには、ネタを共有する文化があるので。

長崎 なぜ右に倣えで同じネタをやるかというと、関連に動画が上がるからなんですよね。ここに自分の動画が上がることが、新規流入のキモ。外から見ると、みんななんで同じ企画をやってるんだ? ってなると思うんですけど、バター1本の動画を見た人は関連動画に上がった似たような動画もクリックするから、回遊していくんですよ。“この人は、バターっていうお題でどういう動画を出してくるんだ?”とか。

白武 だから、YouTuberはネタパクってもいい、お互いさまですよねっていう、暗黙の了解がある。オリジネーター、フォーマットを生み出した人はすごいですけど、その人が絶対に評価されるわけではない。最初の人より、バズらせた人の勝ちですね。

長崎 もっと言うと、大食い系とかのブームになるネタって、海外の急上昇チャンネルから流れてきたりするケースもあります。UUUMとかは世界のYouTubeチャンネルの急上昇を毎日チェックしてるって聞きますけど、そういう各国の急上昇チャンネルから拾ってきたネタを、所属しているYouTuberにネタとしてオススメしてみたり。

白武 木下さんの話に戻ると、完全にアスリートですよね。5年間も毎日に近いペースで、大食い動画を上げ続けるって、やっぱりすごい。毎日やれば、それだけ接触回数が上がってファンがつきますけど、飽きられる人はすぐ飽きられちゃうっていう。

長崎 YouTuber魂を感じますよね。HIKAKINさんもいまだにほぼ毎日上げてるし、後輩たちに背中見せてる感じありますよね。“先輩がこんなに頑張ってるんだから、俺もサボれねぇ”ってなりますよね。ただ数字だけで見ると、その分、木下さんは今すごいつらい時期なんじゃないかなと思います。だって、登録者数が500万人いて1本の動画が30万前後しか回ってないってことは、470万人くらいはスルーしてるってことじゃないですか。

白武 どんどん新しくて面白いジャンルができ始めてるから、大食い以外のことも少しずつ試して、違う専門性を見つけられたらベストですね。

長崎 Vlog系企画に挑戦するってパターンもありですよね。例えば旅やキャンプに行って、そこで大食いする。その後にVlogにスライドしていくとか。大食い抜きで。

白武 HIKAKINさんだったらゲームもあるし、歌もあるし、商品紹介もあるし、猫動画もあるし、バラエティもあるし、いろんな幅、いろんな顔見せてくれるので飽きがこない。

長崎 木下さんに限らず、メイク系とかいま人気の女性YouTuberがこの先、どうなるんだろうっていう興味はありますね。男性の場合は、それこそHIKAKINさんみたいにハゲをネタにしたり、加齢に関係なくやっていけそうな気がしますが。年齢を重ねた女性YouTuberの中で正解を見つけたパイオオアニアが現れたら、またその下の世代たちも安心ですよね。

白武 人気YouTuberの引っ越しはひとつの”引き”になってるけど、例えば結婚、出産、離婚なんかのライフイベントも見せていくのか、家族化していくか。

長崎 「しばなん」さんみたいになるってこと?

白武 あるいは、キッズラインみたいにおもちゃで遊ぶ動画にシフトするとか。アメブロみたいに自分の人生を全部見せていくっていう。

長崎 アメブロ化ですね。なるほど、それはありえるかも。

(【5】へ続く)

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●しらたけ・ときお(@TOKIOCOM

▼放送作家▼1990年京都府生まれ▼「しもふりチューブ」毎日18時投稿▼担当番組:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないシリーズ」「Aマッソのゲラニチョビ」「みんなのかが屋」▼お仕事と仲間を募集しております。お気軽にご連絡ください!【Mail】tokiocpu@gmail.com

●ながさき・しゅうせい(@shuuuuuusei

▼1991年生まれ神戸出身・放送作家▼芸人、テレビ制作会社勤務を経て放送作家に。テレビを中心に活動しながら、昨年「フワちゃんTV」(現在登録者数約31万人)/「フワちゃんFLIX」(現在登録者数約9万人) を開設▼担当番組:「ZIP!」「アオハル TV」「ドラえもん」「サムライバスターズ」「勝負の冬」など▼その他:広告案件、YouTubeチャンネルコンサルティング▼お仕事のご相談はMailかDMでどうぞ!【Mail】shusei6308@gmail.com

チュート徳井、今後はマルサが動いて悪質性があったと判断されれば逮捕・起訴される可能性も

今週の注目記事・第1位「菅原一秀経産相『有権者買収』撮った」(『週刊文春』10/31号)

同・第2位「教師イジメを生んだ40代女教師の『恋愛感情』」(『週刊文春』10/31号)「神戸『小学校イジメ教諭』の実名-今度はあなたの子どもの教壇に立つ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第3位「イチローとカズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」(『週刊アサヒ芸能』10/31号)

同・第4位「ユニクロ柳井社長『日本は滅びる』を考える」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第5位「小池百合子が村八分にされた『東京五輪マラソン』札幌移転の裏にカジノ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第6位「チュートリアル徳井の『脱税』が意味するもの」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第7位「『二重権威』が露わになった『即位の礼』パレード延期の残響」(『週刊新潮』10/31号)「『即位の礼』天皇が平成流を変えた」(『週刊文春』10/31号)

同・第8位「織田信成初激白!僕は『関大の女帝』に排除された」(『週刊新潮』10/31号)

同・第9位「中国にスパイ容疑をかけられた日本人はいま」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第10位「モンスター台風が切り裂いた人間模様/武蔵小杉タワマン、どこまで暴落?」(『週刊新潮』10/31号)

同・第11位「死闘『ラグビー日本代表』の代償と報酬」(『週刊新潮』10/31号)

同・第12位「小室哲哉の生活費、値切りとセレブ生活」(『週刊文春』10/31号)

同・第13位「飯島直子(51)実業家夫(不動産会社経営)が舞台女優(39)と裏切りの“路チュー”不倫」(『週刊女性』11/12号)

同・第14位「マキロイとタイガー・ウッズがやってきた」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第15位「男役スター候補暴露の過激な中身」(『週刊文春』10/31号)

同・第16位「『大水害時代』に克つ保険、5つのルール」(『週刊文春』10/31号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストが合併号。ポストは、現代を真似て月3回刊への移行準備を始めたようだ。

 週刊誌からの離脱は決してポストのためにならないと思う。このところ、そういう中途半端な方針が編集部を動揺させているのか、内容に見るべきものが少ない。

 今週などは残念ながら、ここで紹介したい記事が見当たらないのだ。週刊誌は編集長の「センス」が全てである。このままでは、週刊誌はおろか、月刊誌でも成立しないかもしれない。ポストは危機にあると思う。

 ではいこうか。文春では、台風で水害に遭った場合、頼りになるのが火災保険だが、注意点が5つあるとしている。

 まず、水災補償を付けていないと、今回のような台風などで発生した洪水、高潮、土砂崩れなどは対象外になってしまう。

 補償金額をチエック。昔の契約には2000万円の損害でも7割程度しか支払われないものがあるから要注意。賃貸でも家財保険をかけておいたほうがいい。保険証券はわかりやすい所に置いておくことだそうだ。

 同じ文春で、昨年まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について、「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。

 本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

 米男子ゴルフツアーの新規大会、日本で行われたZOZOチャンピオンシップで、タイガーが通算19アンダーで、1965年にサム・スニードが達成した米ツアー最多記録の82勝に並んだ。

 優勝賞金は175万ドル(約2億円)。松山英樹も善戦して3打差の2位だった。

 豪雨のために中断、残りホールを7ホール残して、月曜日の早朝から最終ホールまでを回るという変則にもかかわらず、一日目から首位を守り完全優勝した。

 8万枚のギャラリーチケットが完売するなど、注目度は最高だった。

 現代が、この大会の舞台裏を記事にしている。

 この大会の注目の一人、マキロイは所有するプライベートジェット、「ボンバルディア・チャレンジャー605」の価格はなんと約30億円だそうだ。

 それを上回るのが、タイガーが使用している「ガルフストリームG550」で、1万2000kmを給油なしで飛べる上、内部にはゆったりとしたバスルームとダイニングを完備。ゆうに20人近い人数を乗せることができるという。

 価格は約60億円、途方もない金額だ。

 だが、在米のゴルフジャーナリストはこういう。

「ゴルフはプレーの端々まで神経を研ぎ澄まさなければならないスポーツです。トップゴルファーたちは移動中に少しでも精神を休めるため、くつろげる空間の確保には投資を惜しまない。

 タイガーはプライベートジェットの他にも、移動手段として『プライバシー号』という船も保有しています。これは、ジムやジャグジーなどホテル以上の施設を完備したいわば『小型の豪華客船』。推定金額は約22億円で、年間の維持費も約2億2000万円かかっています」

 これだけのメンツが来れば、主催者側は当然「ヒルトン成田」の最上階の客室「ロイヤルスイートキング」を用意していたそうである。

 この部屋はリビング、ダイニング、ベッドルームの3つに分かれ、広さはおよそ105㎡。

 宿泊費は日によって変動するものの、一泊の値段は約30万円。庶民からすれば、目もくらむような金額だが、タイガーやマキロイの宿泊費としては、むしろ格安の部類に入るという。

 在米ゴルフジャーナリストは、「アメリカツアーの場合は、コースに近いお城のような豪邸を1週間ほどレンタルして、その賃料が1000万円を超えることも珍しくない。

 さらに、ツアーには選手の家族やコーチ、トレーナー、専属広報も含めて20人ほどの関係者が帯同します。

 以前、タイガーが上海を訪れた際には、最上級のスイートを含む10部屋以上を借り上げて、母親や関係者を滞在させていました」

 このような豪華な宿泊先の用意に加えて、送迎、警備の体制に至るまで、タイガーやマキロイレベルの選手を招聘するためには、莫大な資金を必要とするという。

 今回タイガーとマキロイが使用したのは、そろってテーラーメイド製の最高級クラブだった。

 タイガーが使用しているアイアンは「P・7TW」で、TWはタイガーの略。度重なるタイガーの試打をもとに作られた限定モデルだそうだ。

「レプリカ版の市販価格は一本26万円。タイガー本人が使用しているのは、さらに独自の調整を加えた完全特注品なので、普通に買おうとすれば50万円を軽く超えるはず」(在米ゴルフジャーナリスト)

 いいクラブを使ったからといって、スコアがよくなるわけではないが、1本ぐらい持ってみたいものである。

 タイガーは最多勝に並んだから、プレッシャーがなくなって、83勝目は年内にも達成するかもしれない。

 飯島直子という女優は好きだった。元は11PMのカバーガール出身。1997年にTUBEの前田亘輝と結婚したが、4年後に離婚。

 前田の女癖の悪さが原因だといわれている。

 その後、歌舞伎町のホストに入れあげ、貢いだ総額は3億円といわれるが、破局。

 その後、現在の不動産会社社長と結婚したのが12年12月。2人はラブラブだったそうだが、週刊女性が、飯島の夫が若い舞台女優と親しくなり、路上でチューをしているところを激写したのである。

 女優の名は平塚真由。平塚がアルバイトをしているガールズバーで知り合って、深い関係になったという。

 男運のない飯島だが、今回も、離婚ということになるのだろうか。

 さて、文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。

 発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。

 そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

 小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベ ンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。

 会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

 ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。

 ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

 気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は8000万円程度を、社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。

 スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは年収も入れて4000万円強だという。

 だがW杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるというから、五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

 ところで台風19号で深刻な被害を受けた武蔵小杉の47階建てのタワーマンションだが、「不動産混乱」が起きていると新潮が報じている。

 中層階の角部屋の2LDKは8000万円という価格帯だが、早くも住民の中には、「売却価格が10%下がった」といっている住民がいるそうだ。

 不動産屋の間でも意見が割れているようで、「タワマンが林立する近未来都市の魅力で売る武蔵小杉の人気は、そう簡単に落ちない」という声もある。

 だがタワマンに詳しい住宅ジャーナリストの榊淳司は、「下水処理の方法が生活排水と雨水を同じ管で流す『合流式』だったりして、インフラ整備が追いついていない問題点が明らかになりました。(中略)数年後には2割ほど資産価値が下がっていると思います」という。

 果たしてどうなりますか。

 さて、最近、日本人が中国で逮捕され、有罪になるケースが増えている。

 今度は、9月中旬に滞在先の北京のホテルで、北海道大学の岩谷將教授が中国当局に拘束されてしまった。

 日本で、中国近現代史研究の若きホープとして期待される逸材だという。

 岩谷教授はこの9月から2年間の研究休暇をとっていて、中国社会科学院の招待で訪中していたのだ。

 このことは9月18日の産経新聞電子版が第一報を流した。10月23日、安倍首相は王岐山副主席との会談で、岩谷教授を早急に釈放するよう要求したが、ウンとはいわなかった。

 どのようなことで拘禁されたのか? どのような中国の機密を握ったのだろうか。ある教授は、中国共産党の「正義」の歴史がひっくり返る重要な資料を、岩谷教授が手に入れたのではないかという。

 それは「三反五反運動」ではないかと推測する。

 三反五反運動とは、1949年に毛沢東率いる中国共産党が中国を統一した後、中国国内の資本家階級を社会主義経済に従わせていった運動だ。

 この運動で383万人が厳しい拷問を受け、20万人以上が自殺に追い込まれたという。

 その資料を、中国の良心的な研究者が、岩谷に託したのではないかというのである。

 それを絶対阻止したい中国政府が拘束したのではないかと。

 もしそうなら中国という国は、何十年経っても変わることができない国だといわざるを得ない。

 織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に、関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。

 ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

 その織田が、今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。

 大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は、「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、新潮に初めて激白したのだ。

 織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。

 このルールを作ったのは濱田自身なのに怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

 それ以外にも織田は、練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。

 次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

 こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。

 大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

 東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが“陰湿”な形で行われているようだ。

 さて、10月22日、内外からおよそ2000人の参列者を招いて行われた、「即位礼正殿の儀」は、つつがなく執り行われた。天皇陛下は、29年前の上皇と同じように、「日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と「お言葉」を述べた。

 この日は、15時半から「祝賀御列の儀」というパレードが催されるはずだったが、先の台風19号のもたらした被害を考慮して、延期になった。

 この延期は、新潮によれば、「30日に85歳のお誕生日を迎える美智子皇后の意向が強く反映されている」というのである。

 菅官房長官を含めた官邸は、祝賀パレードは淡々と進めていきたい」と、強行する姿勢だった。

 だが、15日に西村泰彦宮内庁次長が、天皇皇后両陛下が、被災されている多くの方々について心を痛めていると述べ、美智子皇后も、自身の誕生日の祝賀行事をすべて中止すると発表したことで、流れが変わったという。

 天皇陛下から、「どのような形でパレードが進められるのか検討してみてください」という意向が侍従に伝えられ、宮内庁と官邸が協議した結果、中止となったそうである。

 宮内庁の動きは早く、15日夕刻の時点で、「パレードは11月10日に延期」と伝えられていたという。

 菅官房長官は、「宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」といったが、実際は宮内庁に押し切られた格好である。

 以前から、宮内庁と安倍官邸の間には「すきま風」が吹いていた。上皇の生前退位を巡って、脇に追いやられた官邸は、意趣返しに当時の宮内庁長官を更迭するという挙に出た。

 今回も、祝賀パレードは国事行為である「即位の礼」の一部だから、憲法上は「内閣の助言と承認を必要」とするが、今回も、両陛下、ひいては美智子皇后の強いご意見があり、「その通りに進めるほかありませんでした」(全国紙デスク)

 新潮は、こうした事態が続けば、御代替わりを迎えた意義が薄れ、上皇と上皇后、天皇陛下と皇后という「二重権威」が鎌首をもたげるような事態になるのではと心配する。

 私などは、いいではないかと思う。天皇陛下といえども、上皇と上皇后から見ればまだ若い自分の息子である。こういうときはこうされたがよくてよと、助言を与えるのはどこの親でもやることだ。目くじらを立てることはあるまい。

 文春では、「即位礼正殿の儀」を平成流から令和流に、天皇が変えたと報じている。平成の「即位礼正殿の儀」では、天皇皇后が「松の間」から出発して、「梅の間」の側面、正面の回廊を経て「松の間」に入場、先に並んでいる皇族方の間を通って高御座の後に回り、階段を上って帳の中に入ったという。

 これは、参列者たちがどこにいても両陛下の姿を肉眼で見ることができるようにという、これまでとは違うやり方をしたというのである。

 当時、それに対して反対の声もあったというが、今回は元に戻したそうだ。それに、会場には精度の増したモニターが多く取り付けられて、儀式の様子はとてもクリアに見えたそうである。

 文春は、「伝統を大切にしつつも時代に即した変化も辞さない“令和流”」だと結んでいるが、時代にあったように工夫するのは皇室といえども当然だろう。

 ところでチュートリアルtutorial)の意味は、「教育の手法の一つ。少数の生徒に教師が集中的に教えること、あるいは家庭教師による一対一の教育を意味する」(weblio辞書より)というそうだが、チュートリアル徳井のやったことは、教育とは程遠い。

 現代が、徳井の脱税問題を断罪している。

 チュートリアル徳井は09年に「チューリップ」という個人事務所を設立。吉本興業からのテレビやラジオなどの出演料を、チューリップを通して受け取っていた。

 12年から15年の4年間、徳井の個人的な旅行費用やアクセサリー代、洋服代などを会社の経費として計上していたという。

 この約2000万円が所得隠し(故意に課税額を減らそうとする行為のこと)とされたのである。

 加えて、16年から18年の3年間に至っては、所得を一切申告していなかった。この約1億1800万円については申告漏れだと指摘された。追徴税額は重加算税などを含めて約3700万円になる。

 徳井は7年間にわたって正しく税金を納めていなかったのである。元東京国税局査察部査察官で税理士の上田二郎がこう語る。

「無申告というのは、税務署はその収入もわからなければ、経費の実態もわからない。一度も申告していなければ、事業者の存在自体を把握することさえ、できない場合もある。申告納税制度に反する行為であり、税務調査が非常に難しいのです。元査察官の立場から見れば、非常に悪質なケースと言わざるを得ません」

 徳井はラジオ番組ではこう語っていたそうだ。

「シンガポールは近代都市やから、法人税はすごい安い」

「ドバイは税金というものが一切ない。所得税、法人税、消費税、なにもいらんのよ」

 徳井が弁明していたように、税に無知ではないのだ。

 しかし事態は、単に徳井自身が芸人を辞めれば済むという甘いものではない。元国税調査官で税理士の武田秀和氏が語る。

『今後、仮にどこかに所得隠しや無申告のおカネを『溜まり』として隠していることが判明すれば、税務調査ではなく、国税局の査察部が動くことになってもおかしくありません。

 今回の徳井氏の件については、引き続き国税の調査の動向を注視する必要があると思います。

 国税局査察部とは、通称『マルサ』のこと。マルサが動き、悪質性があったと判断されれば、検察に告発され、逮捕・起訴される可能性も十分にある」

 吉本興業の社員もこう話している。

「会社の上層部が懸念しているのは、果たして事が徳井だけで収まるかという点です。徳井は’06年のM-1グランプリで優勝した後、上京し、その後に他の芸人から税理士を紹介されたと言っている。

 ということは、ウチの他の芸人も、同じ税理士の世話になっている可能性はある。その税理士が単にいい加減なのか、それとも確信犯なのかは定かではないが、いずれにせよ徳井だけで済まない恐れは十分にある」

 驚くのは、これしきのお笑い芸人が、所得隠しをしなければならないほど、ザクザク、おカネがうなるほど入って来ることだ。

 その前に、吉本興業が抜いているのだから、吉本は儲かるわけだ。

 大した芸もないのに、ギャラは大スター並みでは、芸人が勘違いするのも無理はない。反社との付き合いを批判された宮迫は、100万円ぐらいカネではないと思っていたと、どこかで告白していた。

 芸がないほうが売れるという、吉本興業の芸人たちの甘やかしに、テレビも反省すべきであろう。

 ところで、IOC(国際オリンピック委員会)が、カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権で、女子マラソンでは出場68選手中28人が、暑さと湿気で棄権したことを見て、突然、マラソンや競歩を札幌でやると発表した。

 これに小池百合子都知事は怒り、「北方領土でやったらどうか」という支離滅裂な暴言を吐いて、笑い者になった。

 誰が考えても、真夏の東京でマラソンをやるなど正気の沙汰ではない。だが、ここまで来て突然の変更には、どんな裏があるのか、新潮が興味深い記事を掲載している。

 札幌に会場を変えたとしても、様々な問題は残る。スタートする会場をどこにするのか、選手たちの宿舎、観客たちのホテルはどうするのか。

 北海道は観光シーズン真っ盛りである。それにいくつかの祭りやスポーツも予定されている。それを押しのけて、やれるのだろうか。

 10月30日から11月1日に行われるIOC調整委員会で、大会組織委員会や東京都などと協議したうえで「正式決定」になるが、小池都知事の逆襲はあるのだろうか。

 なにしろ、東京都は道路の反社熱を抑える舗装工事に既に約300億円もかけたから、それが無駄になってしまう。簡単に小池が引っ込むとは思えない。それに、組織委の森喜朗とは犬猿の仲だ。

 だが、小池には分が悪いと、新潮は見ているようだ。その裏に、カジノ利権が見え隠れするというのである。

 今カジノの有力候補地は、大阪、菅官房長官の地元の横浜だが、小池はカジノ誘致には熱心ではない。

 そこで、菅と結びつきの深い鈴木直道・北海道知事、橋本聖子五輪相などが、マラソン札幌開催をテコに、北海道(苫小牧市という名が挙がっているようだ)へカジノを誘致しようと蠢いているというのだ。

 そうなれば、カジノのうち2つが菅案件となり、がっぽり利権が入って来るというわけだ。そんな汚れた思惑で、札幌マラソンを実現してほしくはないが、IOCの突然の心変わりは、暑さだけではなく、何かもう一つ裏がありそうな気はする。

 ユニクロの柳井正社長(70歳)が「日経ビジネス」(10月14日号)に対して答えた最新のインタビューに、賛否両論の声が上がっていると現代が報じている。

「件の記事は『このままでは日本は滅びる』と銘打たれ、柳井社長が徹頭徹尾、日本の行く末を憂いている。

 曰く、『日本は企業が成長しないまま、意味のない年功序列や終身雇用だけが残っている』

『老人が引っ張っている会社ばかりが目につく。サラリーマンがたらい回しで経営者を務めるような会社が成長するわけがない』

『そもそも、みんなと一緒にやるという横並び意識が強すぎる」

 かように、日本社会に対して大批判を繰り広げているのだ」(現代)

 それに対して城南信用金庫顧問の吉原毅はこう反論する。

「年功序列や終身雇用には、間違いなくメリットがあります。年次とともに右肩上がりで昇給していったほうが、社員も先を見通せるし、安心して生活を送ることができるでしょう。それが結果として、目の前の仕事に集中し、全力を注ぐことにも繋がる。いい循環が生まれるんです。

 サラリーマンは、入社してから家庭を持ち、家族が増えるケースがほとんどです。それに伴って、ライフサイクルに応じた報酬を受け取る。これは人間が社会生活を送る上で、必要不可欠です。どのような時代であっても、働く人の人生にきちんと寄り添った制度ならば、それは肯定すべきでしょう」

 また、公務員を減らせという主張には、「彼は国会議員や地方議員も減らせと主張しています。ですが、農業問題に科学技術、金融問題など、各分野に詳しい人材がいるからこそ、新たな法律が出来る。会社のリストラのように数を減らせ、というのはいささか無理があります。多様な人材を切り捨ててしまうことが、結果として日本社会の不利益に繋がる面は否定できません」(社会工学者で京都大学教授の藤井聡)

 現代はこうまとめる。

「日本はいま7人に1人が貧困にあえぐ『超格差社会』。二極化が進むあまり、国が歪な形になり果てている。同時に国際的な競争力も加速度的に落ち込み、沈んでいくのを待っているかのような状況だ。

 それだけに、今回の柳井社長の『警告』には大きな意味がある」

 先の吉原はこういう。

「ユニクロをここまでの巨大企業にした柳井さんですから、経営者として優秀なことは間違いありません。

 インタビューの中でも柳さんは世界に通じる価値観、『真善美』を持って仕事に当たることが大事だと語っている。その点に関しては、非常に共感します。

 世の中には、本当に色々な立場の人がいる。 それを踏まえ理解した上で、バランスのよい世の中を作っていくこと。それが必要なのでしょう」

 柳井のいうのはわかるが、多くの人間は、彼ほど強くない。弱い人をどう支えていくか、そこに思いを致すべきだし、ユニクロを買うのは、私のような弱い人間が多いはずだ。

 安倍首相について、アサ芸にこんな傑作なタイトルが出ている。

「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」

 失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

 安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。

 官邸関係者は、「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

 首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。

 それが、「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)。

 藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も、「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

 便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。中でも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

 その中でなぜ、カズやイチローなのか? 98年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。

 試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

 これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

 このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

 先週のサンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じていた。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が調べたそうである。

 多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相を始めとして、よくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

 安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

 だが、この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

 ところで今週の新潮は内容が充実している。後輩の教師への残酷なイジメで注目を集めている東須磨小学校の加害教師4人組についての特集で、新潮は、この4人の実名を公表したのである。その理由を新潮はこう書いている。

「教員免許は一度失効しても、大学の教職課程で取得した単位は有効なので、失効期間がすぎてから更新講習を受け、書類申請すれば、新たに取得することが可能です」(文部科学省人材政策課)。懲戒免職されると自治体の教育委員会によって剥奪されるが、3年経つと再取得できるのだ。

 教員免許が失効すると官報に記載されるが、3年以上前の情報は記載されない。したがって、たとえ懲戒免職になっても、3年経てば再び教壇に立つ道が開け、自治体は彼らの過去を知らずに採用してしまうから、「更生も不十分な虐待教師に、わが子、あるいはわが孫が、いつか気づかぬうちに導かれる可能性」(新潮)があるからだというのである。

 ただし、禁固刑以上の罰を受けると、失効期間は刑期プラス10年、罰金刑だと5年だが、今回の加害教師たちが長い禁固刑に処せられる可能性は低いようだ。

 加害教師たちは全員30代以上で、主犯の女性教師は40代だから、実名公表への批判はそれほど起きない気がする。それに、以下のようなイジメを超えた虐待ともいえる彼らのやり方を知ると、匿名性を守る必要は、私も感じないが、あえてここでは実名は書かない。

「昨年の運動会後の飲み会では、ビール瓶を口に突っ込まれて飲まされ、飲み終えると瓶で頭を叩かれたとのこと。酒を無理に飲まされ、“もう無理です”と断ると“雑魚いな”といわれて平手打ち。辛いものが苦手なのに激辛ラーメンを強引に食べさせられたときは、“もう無理です”“許してください”と懇願しても、“はっ? 無理やし、全部飲め”。さらには“唐辛子の身を全部食べろ”と。関口先生(被害を受けた教師・仮名=筆者注)がトイレに駆け込んで嘔吐し、痙攣や痺れで苦しんでいる間、ほかの先生も一緒に大笑いしていたとか」(被害者の関係者)

 文春によれば、40代の女性教師は、イジメた若い教師に恋愛感情の様なものを抱いていたようだが、ある時、若い教師から、交際している女性がいると打ち明けられて、可愛さあまって憎さ百倍、となったそうである。

 イジメを受けていた教師は、10月11日、須磨署に被害届を提出して、受理されている。さらに兵庫県警担当記者は、県警捜査一課が須磨署と合同で捜査を開始したそうで、容疑はいくつもあるし、激辛カレーを食べさせた件では、動画という証拠があるから、暴行に問えるだろうと見ている。

 今週の第1位は、また主要閣僚の首を取った文春の記事で決まりだ。

 菅官房長官の側近中の側近、菅原一秀経産相の「有権者買収」疑惑は、ついに文春が、公設秘書が菅原の地元の支援者の葬儀で、菅原の代理として「香典袋」を出しているところを写真に収めたのだ。10月17日の夕方6時過ぎ。中には2万円入っていたという。

 今国会で、焦点になっている菅原の政治資金規制法違反だが、自民党は菅原を出したくなくて、開催拒否をしている。

 だが、この動かぬ証拠の前には、どんな詭弁を弄しても、逃げ切るのは難しいだろう。

 菅原は有権者を3ランクに分けているという。香典は、最高ランクが2万円。その際は、亡くなった有権者の家に「枕花」を届けるそうだ。

 お祝いには胡蝶蘭。年号が令和に代わった時は、「平成」「令和」と印字されたリンゴを贈ったという。

「秘書が香典を代理で持参した場合、選挙の有無にかかわらず、公職選挙法に定められた『寄付の禁止』に抵触する可能性がある」(神戸学院大学法学部上脇博之教授)
「供花や枕花は本人が葬儀に参列するかどうかは関係なく、公選法で禁止されています。(中略)公選法は、票をお金で買うことを禁止しているのです」(同)

 こんなイロハのイがわからない代議士が重要閣僚にいるなんて、この国はどうなっているのか。

 行政府の長である安倍晋三首相が、国会答弁で「私は立法府の長」といってしまうのだから、下は上を見て育つ。まあ仕方ないか。

 そして、ついに菅原一秀経産相は、安倍晋三首相に辞表を提出した。

 菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。

 年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。

「<深層研究>巨乳の心理学-なぜ、男たちはそれから目が離せないのか」「塩地美澄、女子アナの下着姿-2年ぶりにグラビア再開」。塩地っていい女だね。

「世界のヌード、決勝トーナメント-ラグビーW杯、ライバル7カ国の美女たち」。
これで見ると、ニュージーランドと南アフリカの決戦だね。

袋とじ「永岡怜子、神に愛された裸-これこそ理想のヘアヌード」。可愛い子がお好みなら、この子はいい。

 ポストは。

「全国「美人女子アナ」大図鑑-キー局、地方局からラジオ局まで大集合!」

袋とじ「老舗ストリップ劇場DX歌舞伎町、最後に咲かせた<秘密の花園>」。昔は時々覗いたものだが、歌舞伎町のうさん臭さが、次々に消えていく。

袋とじ「『エスワン美女図鑑』七色のヘアヌード-大人気女優7人の秘蔵カット」

「学園祭の女王がいた時代/学園祭の女王は会いに行けるアイドルの先駆け」これも袋とじ「ヌードになった映画女優191人-ハダカは女優の衣装なの」。名前は錚々たるものだが、内容がね。

「なをん/紗世-PLAYBOY誌の表紙を飾った謎の日本人女性」「なをん/見たいハダカはここにある-5人の美裸神を一挙公開!」

 というわけで、合併号で数は揃っているが両誌ともに決め手なし。引き分けだ。

チュート徳井、今後はマルサが動いて悪質性があったと判断されれば逮捕・起訴される可能性も

今週の注目記事・第1位「菅原一秀経産相『有権者買収』撮った」(『週刊文春』10/31号)

同・第2位「教師イジメを生んだ40代女教師の『恋愛感情』」(『週刊文春』10/31号)「神戸『小学校イジメ教諭』の実名-今度はあなたの子どもの教壇に立つ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第3位「イチローとカズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」(『週刊アサヒ芸能』10/31号)

同・第4位「ユニクロ柳井社長『日本は滅びる』を考える」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第5位「小池百合子が村八分にされた『東京五輪マラソン』札幌移転の裏にカジノ」(『週刊新潮』10/31号)

同・第6位「チュートリアル徳井の『脱税』が意味するもの」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第7位「『二重権威』が露わになった『即位の礼』パレード延期の残響」(『週刊新潮』10/31号)「『即位の礼』天皇が平成流を変えた」(『週刊文春』10/31号)

同・第8位「織田信成初激白!僕は『関大の女帝』に排除された」(『週刊新潮』10/31号)

同・第9位「中国にスパイ容疑をかけられた日本人はいま」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第10位「モンスター台風が切り裂いた人間模様/武蔵小杉タワマン、どこまで暴落?」(『週刊新潮』10/31号)

同・第11位「死闘『ラグビー日本代表』の代償と報酬」(『週刊新潮』10/31号)

同・第12位「小室哲哉の生活費、値切りとセレブ生活」(『週刊文春』10/31号)

同・第13位「飯島直子(51)実業家夫(不動産会社経営)が舞台女優(39)と裏切りの“路チュー”不倫」(『週刊女性』11/12号)

同・第14位「マキロイとタイガー・ウッズがやってきた」(『週刊現代』11/2・9号)

同・第15位「男役スター候補暴露の過激な中身」(『週刊文春』10/31号)

同・第16位「『大水害時代』に克つ保険、5つのルール」(『週刊文春』10/31号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストが合併号。ポストは、現代を真似て月3回刊への移行準備を始めたようだ。

 週刊誌からの離脱は決してポストのためにならないと思う。このところ、そういう中途半端な方針が編集部を動揺させているのか、内容に見るべきものが少ない。

 今週などは残念ながら、ここで紹介したい記事が見当たらないのだ。週刊誌は編集長の「センス」が全てである。このままでは、週刊誌はおろか、月刊誌でも成立しないかもしれない。ポストは危機にあると思う。

 ではいこうか。文春では、台風で水害に遭った場合、頼りになるのが火災保険だが、注意点が5つあるとしている。

 まず、水災補償を付けていないと、今回のような台風などで発生した洪水、高潮、土砂崩れなどは対象外になってしまう。

 補償金額をチエック。昔の契約には2000万円の損害でも7割程度しか支払われないものがあるから要注意。賃貸でも家財保険をかけておいたほうがいい。保険証券はわかりやすい所に置いておくことだそうだ。

 同じ文春で、昨年まで宝塚花組男役「亜蓮冬馬」として活躍していたあんりが、ユーチューブで、宝塚歌劇団での日々について、「一年目は囚人生活」「地獄の日々」と過激な発言を連発していると報じている。

 本人は批判があることを「あまり気にしてません」と話しているが、もっと宝塚の内幕を暴露してほしいものだ。

 米男子ゴルフツアーの新規大会、日本で行われたZOZOチャンピオンシップで、タイガーが通算19アンダーで、1965年にサム・スニードが達成した米ツアー最多記録の82勝に並んだ。

 優勝賞金は175万ドル(約2億円)。松山英樹も善戦して3打差の2位だった。

 豪雨のために中断、残りホールを7ホール残して、月曜日の早朝から最終ホールまでを回るという変則にもかかわらず、一日目から首位を守り完全優勝した。

 8万枚のギャラリーチケットが完売するなど、注目度は最高だった。

 現代が、この大会の舞台裏を記事にしている。

 この大会の注目の一人、マキロイは所有するプライベートジェット、「ボンバルディア・チャレンジャー605」の価格はなんと約30億円だそうだ。

 それを上回るのが、タイガーが使用している「ガルフストリームG550」で、1万2000kmを給油なしで飛べる上、内部にはゆったりとしたバスルームとダイニングを完備。ゆうに20人近い人数を乗せることができるという。

 価格は約60億円、途方もない金額だ。

 だが、在米のゴルフジャーナリストはこういう。

「ゴルフはプレーの端々まで神経を研ぎ澄まさなければならないスポーツです。トップゴルファーたちは移動中に少しでも精神を休めるため、くつろげる空間の確保には投資を惜しまない。

 タイガーはプライベートジェットの他にも、移動手段として『プライバシー号』という船も保有しています。これは、ジムやジャグジーなどホテル以上の施設を完備したいわば『小型の豪華客船』。推定金額は約22億円で、年間の維持費も約2億2000万円かかっています」

 これだけのメンツが来れば、主催者側は当然「ヒルトン成田」の最上階の客室「ロイヤルスイートキング」を用意していたそうである。

 この部屋はリビング、ダイニング、ベッドルームの3つに分かれ、広さはおよそ105㎡。

 宿泊費は日によって変動するものの、一泊の値段は約30万円。庶民からすれば、目もくらむような金額だが、タイガーやマキロイの宿泊費としては、むしろ格安の部類に入るという。

 在米ゴルフジャーナリストは、「アメリカツアーの場合は、コースに近いお城のような豪邸を1週間ほどレンタルして、その賃料が1000万円を超えることも珍しくない。

 さらに、ツアーには選手の家族やコーチ、トレーナー、専属広報も含めて20人ほどの関係者が帯同します。

 以前、タイガーが上海を訪れた際には、最上級のスイートを含む10部屋以上を借り上げて、母親や関係者を滞在させていました」

 このような豪華な宿泊先の用意に加えて、送迎、警備の体制に至るまで、タイガーやマキロイレベルの選手を招聘するためには、莫大な資金を必要とするという。

 今回タイガーとマキロイが使用したのは、そろってテーラーメイド製の最高級クラブだった。

 タイガーが使用しているアイアンは「P・7TW」で、TWはタイガーの略。度重なるタイガーの試打をもとに作られた限定モデルだそうだ。

「レプリカ版の市販価格は一本26万円。タイガー本人が使用しているのは、さらに独自の調整を加えた完全特注品なので、普通に買おうとすれば50万円を軽く超えるはず」(在米ゴルフジャーナリスト)

 いいクラブを使ったからといって、スコアがよくなるわけではないが、1本ぐらい持ってみたいものである。

 タイガーは最多勝に並んだから、プレッシャーがなくなって、83勝目は年内にも達成するかもしれない。

 飯島直子という女優は好きだった。元は11PMのカバーガール出身。1997年にTUBEの前田亘輝と結婚したが、4年後に離婚。

 前田の女癖の悪さが原因だといわれている。

 その後、歌舞伎町のホストに入れあげ、貢いだ総額は3億円といわれるが、破局。

 その後、現在の不動産会社社長と結婚したのが12年12月。2人はラブラブだったそうだが、週刊女性が、飯島の夫が若い舞台女優と親しくなり、路上でチューをしているところを激写したのである。

 女優の名は平塚真由。平塚がアルバイトをしているガールズバーで知り合って、深い関係になったという。

 男運のない飯島だが、今回も、離婚ということになるのだろうか。

 さて、文春が小室哲哉とシングルマザーの看護師との不倫を報じたのは、2018年1月18日号だった。

 発売後、小室は会見を開き、不倫を否定し、これからは妻・KEIKOの介護をすると語ったが、それ以降も、一度も妻とは会っていなかった。

 そして今年の夏、双方が弁護士を立てて、家裁に、KEIKO側は「婚姻費用分担請求調停」、小室側は「夫婦関係調整調停」を申し立てた。

 小室側は当初、生活費として月額8万円を提示してきたという。文春によれば、年収は1億円を下らず、今も家賃100万円以上するマンションに暮らし、運転手つきのベ ンツを乗り回し、今も件の看護師と一緒にいるというのにである。

 会見後には、小室が可哀想、文春死ね! などとほざいた似非文化人たちは、この記事をどう読むのだろう。

 ラグビーW杯は、日本代表の活躍で予想外の盛り上がりを見せた。

 ラグビーでは優勝しても賞金はゼロで、黄金色のエリス杯を授与されるのが最大の栄誉というところもカッコイイ。

 気になるのは、W杯が終わってからの選手たちの懐具合だが、新潮によれば、キャプテンで東芝のリーチ・マイケルとキャノンの田村優は8000万円程度を、社会人リーグの所属先からもらっているそうだ。

 スクラムハーフの田中史朗、フッカーの堀江翔太、ウイングの松本幸太朗らは年収も入れて4000万円強だという。

 だがW杯の活躍で、欧州などから声がかかる可能性もあるというから、五郎丸歩がフランスのチームへ移籍した時には、当時の最高額2億円といわれたから、一気に億男になるかもしれない。

 ところで台風19号で深刻な被害を受けた武蔵小杉の47階建てのタワーマンションだが、「不動産混乱」が起きていると新潮が報じている。

 中層階の角部屋の2LDKは8000万円という価格帯だが、早くも住民の中には、「売却価格が10%下がった」といっている住民がいるそうだ。

 不動産屋の間でも意見が割れているようで、「タワマンが林立する近未来都市の魅力で売る武蔵小杉の人気は、そう簡単に落ちない」という声もある。

 だがタワマンに詳しい住宅ジャーナリストの榊淳司は、「下水処理の方法が生活排水と雨水を同じ管で流す『合流式』だったりして、インフラ整備が追いついていない問題点が明らかになりました。(中略)数年後には2割ほど資産価値が下がっていると思います」という。

 果たしてどうなりますか。

 さて、最近、日本人が中国で逮捕され、有罪になるケースが増えている。

 今度は、9月中旬に滞在先の北京のホテルで、北海道大学の岩谷將教授が中国当局に拘束されてしまった。

 日本で、中国近現代史研究の若きホープとして期待される逸材だという。

 岩谷教授はこの9月から2年間の研究休暇をとっていて、中国社会科学院の招待で訪中していたのだ。

 このことは9月18日の産経新聞電子版が第一報を流した。10月23日、安倍首相は王岐山副主席との会談で、岩谷教授を早急に釈放するよう要求したが、ウンとはいわなかった。

 どのようなことで拘禁されたのか? どのような中国の機密を握ったのだろうか。ある教授は、中国共産党の「正義」の歴史がひっくり返る重要な資料を、岩谷教授が手に入れたのではないかという。

 それは「三反五反運動」ではないかと推測する。

 三反五反運動とは、1949年に毛沢東率いる中国共産党が中国を統一した後、中国国内の資本家階級を社会主義経済に従わせていった運動だ。

 この運動で383万人が厳しい拷問を受け、20万人以上が自殺に追い込まれたという。

 その資料を、中国の良心的な研究者が、岩谷に託したのではないかというのである。

 それを絶対阻止したい中国政府が拘束したのではないかと。

 もしそうなら中国という国は、何十年経っても変わることができない国だといわざるを得ない。

 織田信成(32)というフィギアスケーターがいる。織田は2017年4月に、関西大学のアイススケート部の監督を引き受けた。

 ここは歴史ある名門スケート部として知られ、数々の名選手を輩出してきた。在学時代からつながりの深い芝井敬司学長からも後押しされ、一度は断ったが、監督を引き受けた。

 その織田が、今年の9月、関大側から「突如、監督退任」を発表されたのである。

 大学側は「織田の多忙」を理由に挙げているが、織田は、「濱田美栄コーチ(59)の嫌がらせやモラハラがあった」と暴露し、今回、新潮に初めて激白したのだ。

 織田によると、きっかけはこうだ。1人のコーチがリンクで指導できるのは3人までというルールがあるのに、濱田チームのサブコーチたちが、5人以上の選手をリンクで八の字に滑らせていたのを目撃した織田が、濱田に「危ないのでやめてもらえないか」と伝えると、「アンタは間違ってる!」と激昂したそうだ。

 このルールを作ったのは濱田自身なのに怒られたことに納得いかない織田だったが、以来、濱田は「あからさまに織田を無視する」ようになったという。

 それ以外にも織田は、練習時間の変更や、学業不振の部員にペナルティを課すようにしたが、濱田にことごとく否定されてしまったそうである。

 次第に織田はうつ状態になり、めまいや吐き気に襲われるようになってしまった。

 こうした状況を知ってもらうため、弁護士を伴って学長と話し合いの場を持ったが、意外なことに、「そういうことなら喧嘩両成敗、2人とも辞めてもらうことになると思う」と、学長からいわれてしまうのである。

 大学の文武両道の方針に則って部を変えようとした自分が、辞めなくてはいけないのか。ついに織田は辞任することを決断する。

 東須磨小学校のイジメを引き合いに出すまでもなく、学校という閉鎖社会では、一般社会では考えられない対立や足の引っ張り合いが“陰湿”な形で行われているようだ。

 さて、10月22日、内外からおよそ2000人の参列者を招いて行われた、「即位礼正殿の儀」は、つつがなく執り行われた。天皇陛下は、29年前の上皇と同じように、「日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と「お言葉」を述べた。

 この日は、15時半から「祝賀御列の儀」というパレードが催されるはずだったが、先の台風19号のもたらした被害を考慮して、延期になった。

 この延期は、新潮によれば、「30日に85歳のお誕生日を迎える美智子皇后の意向が強く反映されている」というのである。

 菅官房長官を含めた官邸は、祝賀パレードは淡々と進めていきたい」と、強行する姿勢だった。

 だが、15日に西村泰彦宮内庁次長が、天皇皇后両陛下が、被災されている多くの方々について心を痛めていると述べ、美智子皇后も、自身の誕生日の祝賀行事をすべて中止すると発表したことで、流れが変わったという。

 天皇陛下から、「どのような形でパレードが進められるのか検討してみてください」という意向が侍従に伝えられ、宮内庁と官邸が協議した結果、中止となったそうである。

 宮内庁の動きは早く、15日夕刻の時点で、「パレードは11月10日に延期」と伝えられていたという。

 菅官房長官は、「宮内庁と相談し、あくまで内閣として判断した」といったが、実際は宮内庁に押し切られた格好である。

 以前から、宮内庁と安倍官邸の間には「すきま風」が吹いていた。上皇の生前退位を巡って、脇に追いやられた官邸は、意趣返しに当時の宮内庁長官を更迭するという挙に出た。

 今回も、祝賀パレードは国事行為である「即位の礼」の一部だから、憲法上は「内閣の助言と承認を必要」とするが、今回も、両陛下、ひいては美智子皇后の強いご意見があり、「その通りに進めるほかありませんでした」(全国紙デスク)

 新潮は、こうした事態が続けば、御代替わりを迎えた意義が薄れ、上皇と上皇后、天皇陛下と皇后という「二重権威」が鎌首をもたげるような事態になるのではと心配する。

 私などは、いいではないかと思う。天皇陛下といえども、上皇と上皇后から見ればまだ若い自分の息子である。こういうときはこうされたがよくてよと、助言を与えるのはどこの親でもやることだ。目くじらを立てることはあるまい。

 文春では、「即位礼正殿の儀」を平成流から令和流に、天皇が変えたと報じている。平成の「即位礼正殿の儀」では、天皇皇后が「松の間」から出発して、「梅の間」の側面、正面の回廊を経て「松の間」に入場、先に並んでいる皇族方の間を通って高御座の後に回り、階段を上って帳の中に入ったという。

 これは、参列者たちがどこにいても両陛下の姿を肉眼で見ることができるようにという、これまでとは違うやり方をしたというのである。

 当時、それに対して反対の声もあったというが、今回は元に戻したそうだ。それに、会場には精度の増したモニターが多く取り付けられて、儀式の様子はとてもクリアに見えたそうである。

 文春は、「伝統を大切にしつつも時代に即した変化も辞さない“令和流”」だと結んでいるが、時代にあったように工夫するのは皇室といえども当然だろう。

 ところでチュートリアルtutorial)の意味は、「教育の手法の一つ。少数の生徒に教師が集中的に教えること、あるいは家庭教師による一対一の教育を意味する」(weblio辞書より)というそうだが、チュートリアル徳井のやったことは、教育とは程遠い。

 現代が、徳井の脱税問題を断罪している。

 チュートリアル徳井は09年に「チューリップ」という個人事務所を設立。吉本興業からのテレビやラジオなどの出演料を、チューリップを通して受け取っていた。

 12年から15年の4年間、徳井の個人的な旅行費用やアクセサリー代、洋服代などを会社の経費として計上していたという。

 この約2000万円が所得隠し(故意に課税額を減らそうとする行為のこと)とされたのである。

 加えて、16年から18年の3年間に至っては、所得を一切申告していなかった。この約1億1800万円については申告漏れだと指摘された。追徴税額は重加算税などを含めて約3700万円になる。

 徳井は7年間にわたって正しく税金を納めていなかったのである。元東京国税局査察部査察官で税理士の上田二郎がこう語る。

「無申告というのは、税務署はその収入もわからなければ、経費の実態もわからない。一度も申告していなければ、事業者の存在自体を把握することさえ、できない場合もある。申告納税制度に反する行為であり、税務調査が非常に難しいのです。元査察官の立場から見れば、非常に悪質なケースと言わざるを得ません」

 徳井はラジオ番組ではこう語っていたそうだ。

「シンガポールは近代都市やから、法人税はすごい安い」

「ドバイは税金というものが一切ない。所得税、法人税、消費税、なにもいらんのよ」

 徳井が弁明していたように、税に無知ではないのだ。

 しかし事態は、単に徳井自身が芸人を辞めれば済むという甘いものではない。元国税調査官で税理士の武田秀和氏が語る。

『今後、仮にどこかに所得隠しや無申告のおカネを『溜まり』として隠していることが判明すれば、税務調査ではなく、国税局の査察部が動くことになってもおかしくありません。

 今回の徳井氏の件については、引き続き国税の調査の動向を注視する必要があると思います。

 国税局査察部とは、通称『マルサ』のこと。マルサが動き、悪質性があったと判断されれば、検察に告発され、逮捕・起訴される可能性も十分にある」

 吉本興業の社員もこう話している。

「会社の上層部が懸念しているのは、果たして事が徳井だけで収まるかという点です。徳井は’06年のM-1グランプリで優勝した後、上京し、その後に他の芸人から税理士を紹介されたと言っている。

 ということは、ウチの他の芸人も、同じ税理士の世話になっている可能性はある。その税理士が単にいい加減なのか、それとも確信犯なのかは定かではないが、いずれにせよ徳井だけで済まない恐れは十分にある」

 驚くのは、これしきのお笑い芸人が、所得隠しをしなければならないほど、ザクザク、おカネがうなるほど入って来ることだ。

 その前に、吉本興業が抜いているのだから、吉本は儲かるわけだ。

 大した芸もないのに、ギャラは大スター並みでは、芸人が勘違いするのも無理はない。反社との付き合いを批判された宮迫は、100万円ぐらいカネではないと思っていたと、どこかで告白していた。

 芸がないほうが売れるという、吉本興業の芸人たちの甘やかしに、テレビも反省すべきであろう。

 ところで、IOC(国際オリンピック委員会)が、カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権で、女子マラソンでは出場68選手中28人が、暑さと湿気で棄権したことを見て、突然、マラソンや競歩を札幌でやると発表した。

 これに小池百合子都知事は怒り、「北方領土でやったらどうか」という支離滅裂な暴言を吐いて、笑い者になった。

 誰が考えても、真夏の東京でマラソンをやるなど正気の沙汰ではない。だが、ここまで来て突然の変更には、どんな裏があるのか、新潮が興味深い記事を掲載している。

 札幌に会場を変えたとしても、様々な問題は残る。スタートする会場をどこにするのか、選手たちの宿舎、観客たちのホテルはどうするのか。

 北海道は観光シーズン真っ盛りである。それにいくつかの祭りやスポーツも予定されている。それを押しのけて、やれるのだろうか。

 10月30日から11月1日に行われるIOC調整委員会で、大会組織委員会や東京都などと協議したうえで「正式決定」になるが、小池都知事の逆襲はあるのだろうか。

 なにしろ、東京都は道路の反社熱を抑える舗装工事に既に約300億円もかけたから、それが無駄になってしまう。簡単に小池が引っ込むとは思えない。それに、組織委の森喜朗とは犬猿の仲だ。

 だが、小池には分が悪いと、新潮は見ているようだ。その裏に、カジノ利権が見え隠れするというのである。

 今カジノの有力候補地は、大阪、菅官房長官の地元の横浜だが、小池はカジノ誘致には熱心ではない。

 そこで、菅と結びつきの深い鈴木直道・北海道知事、橋本聖子五輪相などが、マラソン札幌開催をテコに、北海道(苫小牧市という名が挙がっているようだ)へカジノを誘致しようと蠢いているというのだ。

 そうなれば、カジノのうち2つが菅案件となり、がっぽり利権が入って来るというわけだ。そんな汚れた思惑で、札幌マラソンを実現してほしくはないが、IOCの突然の心変わりは、暑さだけではなく、何かもう一つ裏がありそうな気はする。

 ユニクロの柳井正社長(70歳)が「日経ビジネス」(10月14日号)に対して答えた最新のインタビューに、賛否両論の声が上がっていると現代が報じている。

「件の記事は『このままでは日本は滅びる』と銘打たれ、柳井社長が徹頭徹尾、日本の行く末を憂いている。

 曰く、『日本は企業が成長しないまま、意味のない年功序列や終身雇用だけが残っている』

『老人が引っ張っている会社ばかりが目につく。サラリーマンがたらい回しで経営者を務めるような会社が成長するわけがない』

『そもそも、みんなと一緒にやるという横並び意識が強すぎる」

 かように、日本社会に対して大批判を繰り広げているのだ」(現代)

 それに対して城南信用金庫顧問の吉原毅はこう反論する。

「年功序列や終身雇用には、間違いなくメリットがあります。年次とともに右肩上がりで昇給していったほうが、社員も先を見通せるし、安心して生活を送ることができるでしょう。それが結果として、目の前の仕事に集中し、全力を注ぐことにも繋がる。いい循環が生まれるんです。

 サラリーマンは、入社してから家庭を持ち、家族が増えるケースがほとんどです。それに伴って、ライフサイクルに応じた報酬を受け取る。これは人間が社会生活を送る上で、必要不可欠です。どのような時代であっても、働く人の人生にきちんと寄り添った制度ならば、それは肯定すべきでしょう」

 また、公務員を減らせという主張には、「彼は国会議員や地方議員も減らせと主張しています。ですが、農業問題に科学技術、金融問題など、各分野に詳しい人材がいるからこそ、新たな法律が出来る。会社のリストラのように数を減らせ、というのはいささか無理があります。多様な人材を切り捨ててしまうことが、結果として日本社会の不利益に繋がる面は否定できません」(社会工学者で京都大学教授の藤井聡)

 現代はこうまとめる。

「日本はいま7人に1人が貧困にあえぐ『超格差社会』。二極化が進むあまり、国が歪な形になり果てている。同時に国際的な競争力も加速度的に落ち込み、沈んでいくのを待っているかのような状況だ。

 それだけに、今回の柳井社長の『警告』には大きな意味がある」

 先の吉原はこういう。

「ユニクロをここまでの巨大企業にした柳井さんですから、経営者として優秀なことは間違いありません。

 インタビューの中でも柳さんは世界に通じる価値観、『真善美』を持って仕事に当たることが大事だと語っている。その点に関しては、非常に共感します。

 世の中には、本当に色々な立場の人がいる。 それを踏まえ理解した上で、バランスのよい世の中を作っていくこと。それが必要なのでしょう」

 柳井のいうのはわかるが、多くの人間は、彼ほど強くない。弱い人をどう支えていくか、そこに思いを致すべきだし、ユニクロを買うのは、私のような弱い人間が多いはずだ。

 安倍首相について、アサ芸にこんな傑作なタイトルが出ている。

「イチローと三浦カズの『最強ウンコ』が安倍難病を救う」

 失礼だが、こじつけのいかがわしい記事かと思って読んだら、意外にまともな内容だった。

 安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎による頻繁な下痢に悩まされていることは広く知られている。

 官邸関係者は、「安倍総理は時々、タックがついたゆったりしたズボンをはき、『膨らみ』が見て取れることがある。記者たちの間では、おむつ仕様のズボンだろうという認識でいます」

 首相を悩ませる持病には、全部の大腸を切除するしかないといわれてきたが、最後の切り札があるというのだ。

 それが、「健康な他人の便を潰瘍性大腸炎の患者の腸に注入する『便移植』です」(慶應病院関係者)。

 藤田紘一郎東京医科歯科大名誉教授も、「大腸疾患には、腸内細菌の多様性こそ重要なのです。腸内細菌の種類が多ければ多いほど、人体に影響を及ぼす病原菌の増殖を防げます」という。

 便移植は欧米で流行しているそうで、年間2万人が死亡するといわれる大腸炎の治療法として一躍脚光を浴びているという。中でも効果が高かった便の主は「スーパードナー」といわれるそうだ。

 その中でなぜ、カズやイチローなのか? 98年のフランスW杯で日本のサッカーは大惨敗したが、あの時は、メンバーの多くが慣れないフランスの地で下痢に悩まされたためだったといわれているそうだ。

 試合の場所も選ばず、最高のポテンシャルを発揮できるカズとイチローは、腸内細菌が最強だというのである。

 これは絵空事ではなく、元Jリーガーの鈴木啓太は、アスリートの腸内細菌を活用できないかとベンチャー企業を立ち上げ、カズやイチローなどの便を採取して解析しているというのだ。

 このやり方で寛解した患者は移植患者の3割程度だという声もあるが、安倍首相の通う慶應病院は、便移植の認可を受け、実際に行っているという。安倍首相がカズやイチローのウンコを身体に移植するというのも、荒唐無稽な話ではないようだ。

 先週のサンデー毎日が、安倍内閣の閣僚には新宗教と関わりのある大臣が多くいると報じていた。雑誌『宗教問題』の小川寛大編集長が調べたそうである。

 多くの新宗教団体が参画している日本会議とのつながりは、安倍首相を始めとして、よくいわれるが、小川によれば、世界平和統一家庭連合(旧略称「統一教会」)との関係が多いというのだ。

 安倍晋三、麻生太郎、高市早苗、加藤勝信、今回辞任した菅原一秀、菅義偉、田中和徳、武田良太、衛藤晟一、竹本直一などがそうだという。もちろん、過去に教団側が発表したり、報道されたことがあるということで、深いつながりがあると断定しているわけではない。

 だが、この教団は、過去に「勝共連合」という反共団体を持ち、選挙の際、保守系候補陣営に人を送り込んでいたと報じられたことがある。政治家は「李下に冠を正さず」。痛くない腹を探られないよう気をつけることが肝心だ。

 ところで今週の新潮は内容が充実している。後輩の教師への残酷なイジメで注目を集めている東須磨小学校の加害教師4人組についての特集で、新潮は、この4人の実名を公表したのである。その理由を新潮はこう書いている。

「教員免許は一度失効しても、大学の教職課程で取得した単位は有効なので、失効期間がすぎてから更新講習を受け、書類申請すれば、新たに取得することが可能です」(文部科学省人材政策課)。懲戒免職されると自治体の教育委員会によって剥奪されるが、3年経つと再取得できるのだ。

 教員免許が失効すると官報に記載されるが、3年以上前の情報は記載されない。したがって、たとえ懲戒免職になっても、3年経てば再び教壇に立つ道が開け、自治体は彼らの過去を知らずに採用してしまうから、「更生も不十分な虐待教師に、わが子、あるいはわが孫が、いつか気づかぬうちに導かれる可能性」(新潮)があるからだというのである。

 ただし、禁固刑以上の罰を受けると、失効期間は刑期プラス10年、罰金刑だと5年だが、今回の加害教師たちが長い禁固刑に処せられる可能性は低いようだ。

 加害教師たちは全員30代以上で、主犯の女性教師は40代だから、実名公表への批判はそれほど起きない気がする。それに、以下のようなイジメを超えた虐待ともいえる彼らのやり方を知ると、匿名性を守る必要は、私も感じないが、あえてここでは実名は書かない。

「昨年の運動会後の飲み会では、ビール瓶を口に突っ込まれて飲まされ、飲み終えると瓶で頭を叩かれたとのこと。酒を無理に飲まされ、“もう無理です”と断ると“雑魚いな”といわれて平手打ち。辛いものが苦手なのに激辛ラーメンを強引に食べさせられたときは、“もう無理です”“許してください”と懇願しても、“はっ? 無理やし、全部飲め”。さらには“唐辛子の身を全部食べろ”と。関口先生(被害を受けた教師・仮名=筆者注)がトイレに駆け込んで嘔吐し、痙攣や痺れで苦しんでいる間、ほかの先生も一緒に大笑いしていたとか」(被害者の関係者)

 文春によれば、40代の女性教師は、イジメた若い教師に恋愛感情の様なものを抱いていたようだが、ある時、若い教師から、交際している女性がいると打ち明けられて、可愛さあまって憎さ百倍、となったそうである。

 イジメを受けていた教師は、10月11日、須磨署に被害届を提出して、受理されている。さらに兵庫県警担当記者は、県警捜査一課が須磨署と合同で捜査を開始したそうで、容疑はいくつもあるし、激辛カレーを食べさせた件では、動画という証拠があるから、暴行に問えるだろうと見ている。

 今週の第1位は、また主要閣僚の首を取った文春の記事で決まりだ。

 菅官房長官の側近中の側近、菅原一秀経産相の「有権者買収」疑惑は、ついに文春が、公設秘書が菅原の地元の支援者の葬儀で、菅原の代理として「香典袋」を出しているところを写真に収めたのだ。10月17日の夕方6時過ぎ。中には2万円入っていたという。

 今国会で、焦点になっている菅原の政治資金規制法違反だが、自民党は菅原を出したくなくて、開催拒否をしている。

 だが、この動かぬ証拠の前には、どんな詭弁を弄しても、逃げ切るのは難しいだろう。

 菅原は有権者を3ランクに分けているという。香典は、最高ランクが2万円。その際は、亡くなった有権者の家に「枕花」を届けるそうだ。

 お祝いには胡蝶蘭。年号が令和に代わった時は、「平成」「令和」と印字されたリンゴを贈ったという。

「秘書が香典を代理で持参した場合、選挙の有無にかかわらず、公職選挙法に定められた『寄付の禁止』に抵触する可能性がある」(神戸学院大学法学部上脇博之教授)
「供花や枕花は本人が葬儀に参列するかどうかは関係なく、公選法で禁止されています。(中略)公選法は、票をお金で買うことを禁止しているのです」(同)

 こんなイロハのイがわからない代議士が重要閣僚にいるなんて、この国はどうなっているのか。

 行政府の長である安倍晋三首相が、国会答弁で「私は立法府の長」といってしまうのだから、下は上を見て育つ。まあ仕方ないか。

 そして、ついに菅原一秀経産相は、安倍晋三首相に辞表を提出した。

 菅原は菅官房長官の側近だから、ポスト安倍を狙う菅にとっては痛い黒星になった。

 年内解散を目論んでいるといわれる安倍首相を始め、ポスト安倍を狙う連中もこれで勢いづくかもしれない。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。

「<深層研究>巨乳の心理学-なぜ、男たちはそれから目が離せないのか」「塩地美澄、女子アナの下着姿-2年ぶりにグラビア再開」。塩地っていい女だね。

「世界のヌード、決勝トーナメント-ラグビーW杯、ライバル7カ国の美女たち」。
これで見ると、ニュージーランドと南アフリカの決戦だね。

袋とじ「永岡怜子、神に愛された裸-これこそ理想のヘアヌード」。可愛い子がお好みなら、この子はいい。

 ポストは。

「全国「美人女子アナ」大図鑑-キー局、地方局からラジオ局まで大集合!」

袋とじ「老舗ストリップ劇場DX歌舞伎町、最後に咲かせた<秘密の花園>」。昔は時々覗いたものだが、歌舞伎町のうさん臭さが、次々に消えていく。

袋とじ「『エスワン美女図鑑』七色のヘアヌード-大人気女優7人の秘蔵カット」

「学園祭の女王がいた時代/学園祭の女王は会いに行けるアイドルの先駆け」これも袋とじ「ヌードになった映画女優191人-ハダカは女優の衣装なの」。名前は錚々たるものだが、内容がね。

「なをん/紗世-PLAYBOY誌の表紙を飾った謎の日本人女性」「なをん/見たいハダカはここにある-5人の美裸神を一挙公開!」

 というわけで、合併号で数は揃っているが両誌ともに決め手なし。引き分けだ。

飯島直子、「夫の不倫」報道の切なすぎる内容――“夫の兄嫁”が饒舌に話したエピソード

 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 来年10月、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)が終了するとの報道が。小倉智昭が降板し、その後継に笠井信輔アナとのことだが、本当か。またしても芸人MCになってしまうのでは。そんな危惧さえ感じる、昨今のワイドショーの芸人氾濫だ。

第481回(10/24〜10/29発売号より)
1位「飯島直子 実業家夫が舞台女優と裏切りの“路チュー”不倫」(「週刊女性」11月12日号)
2位「KEIKOの実家にも借金! 小室哲哉 ドロ沼銭闘離婚裁判」(「女性セブン」11月7・14日号)
3位「チュートリアル徳井義実 『夢は税金なきドバイへ移住!』『タンスが貯金箱』の“銭ゲバ”素顔」(「女性自身」11月12日号)
「チュートリアル徳井義実 セコさが招いた『納税スルー』の代償」(「週刊女性」11月12日号)

 セ、セツない。飯島直子の夫の不倫。不倫相手は舞台女優だという女性。すでにネットではこの女性の経歴などがアップされているが、飯島に比べても断然無名。そんな“同業者”と夫の不倫を週刊誌報道で報じられてしまった飯島。しかも「週刊女性」の直撃に、夫は不倫を「否定も肯定もしません」なんて答えている。でも、これって肯定でしょ。しかも夫はこの女性に“離婚する”とまで話したらしい。卑劣だ。そして“尽くす女”として知られている飯島は、今後どうするのか。

 そう考えると、不動産会社経営の“一般人”の夫と、あまり有名じゃない舞台女優との不倫劇に疑問が湧く。路チューまでばっちり撮られているし。さらに面白いのが、「週女」の直撃を受けた夫が、「素人にもこういうことするんだ?」と逆質問していること。対して「週女」は「不倫相手の方が女優で、奥さまが飯島直子さんですから」と説明すると、夫は納得したんだって(笑)。しかし、このやりとりを含め、この記事を読むはずの飯島の心中を思うと本当にセツない。

 さらにセツないことが、この記事には掲載されている。「週女」が飯島と夫の夫婦仲を調べるべく、夫の実家に行って、そこで兄嫁に話を聞いていることだ。この兄嫁は義弟の不倫写真を見せられてもそれを信じず、夫婦はチョー仲良しだと自信満々に断言する。セツない。しかも、兄嫁は飯島のことが大好きのようで、飯島夫妻のラブラブエピソードを記者に語るのだ。

 なんてセツない不倫スクープなのだろう。そしてTUBE・前田亘輝、3億円をも貢いだといわれるホスト、そして今回と、飯島の男運の悪さ、男を見る目のなさも。セ、セツない。

 先週「週刊文春」(文藝春秋)が報じた小室哲哉とKEIKOの離婚調停だが、同日発売の「女性セブン」も、この離婚劇についてかなり詳細な記事を掲載している。というか比べると「セブン」のほうが情報量は多い。

 まず「文春」では“KEIKOの知人”からのコメント情報をメインに記事を構成されているが、「セブン」はKEIKO本人を直撃。そこで復縁は「もうそれは全っ然!」など肉声を複数伝えている。さらに「文春」では「彼女(KEIKO)やその家族が金銭的に小室を支えた時期もある」としか触れていないが、「セブン」には「KEIKOさんの実家からも多額の借金があるとされています」と実家からの借金が現在進行中であることも記されていた。そしてKEIKOと一緒にいた姉にも直撃、借金が億単位では、との質問を繰り出し、「そこまで(の額)はもうないのかなと思います」と、“かつては億単位”を認めるコメントも引き出した。やるなぁ、「セブン」。

 それにしても小室である。詐欺事件の返済などでKEIKOの実家だけでなく、エイベックス・松浦勝人にも多額の借金があるのに、浪費セレブ生活をやめず、妻・KEIKOに生活費も入れない。仕方なくKEIKOが調停を申立てると、出てきた答えは月額8万円。小室の印税を含んだ収入は年に1億円はあるといわれているのにだ。

 華原朋美のときから思っていたが、小室の薄情さ、身勝手さにはびっくりさせられる。ここまで化けの皮が剥がれた“元カリスマ”も珍しいのではないか。ただ、掲載されたKEIKOの元気そうで美しい姿が救いだった。

 マスコミからも、世間からもぶっ叩かれまくりの“脱税”チュートリアル・徳井義実。まあ、みんなが怒るのも仕方ないが、こうなると書き放題なのが芸能マスコミだ。徳井のセコさ、銭ゲバぶりを「女性自身」と「週刊女性」がともに特集しているが、面白いのが「自身」が徳井の浪費について、そして「週女」がセコさについて、真逆に紹介している。

「散財エピソードも多数聞こえてきていました。後輩芸人たちにおごることも多かったらしく、まわりからは『金払いのいい先輩』として評判だったそうです」(「自身」)
「ピースの綾部祐二さんとスピードワゴンの小沢一敬さん以外の仲のよい芸人さんがいるって話はあんまり聞かないんです。少なくとも後輩芸人に奢ったみたいなエピソードはひとつも聞いたことがない」(週女)

 奢っても、奢らなくてもどっちでもいいけど、なんでもあり、書きたい放題、ということだけはよくわかった。

高梨沙羅の顔に残酷なネットバッシング、女性アスリートが求められる“純朴さ”

 スキージャンプの高梨沙羅選手が26日、札幌市で行われた「ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権」で優勝。昨シーズンは成績不振に苦しんだ高梨だが、今大会ではK点(90メートル)超えの大ジャンプを見せ、見事大会3連覇を果たした。

 しかし、高梨の優勝を伝える記事がYahoo!ニュースに配信されると、そのコメント欄(ヤフコメ)には、競技成績についてではなく以下のような、酷いコメントが相次いだ。

「アスリートの爽やかさが無くなりました…」
「もはやアスリートの姿形ではないよ」
「可愛い高梨沙羅のイメージしかないのだが、なんだか別人みたい」
「今の高梨沙羅は、私が好きだった沙羅ちゃんじゃない」
「好感が持てなくなった人も結構いるのでは?」

 記事に匿名でコメントをつけるヤフコメが、著名人に対する誹謗中傷まがいのコメントで溢れることは日常茶飯事ではある。また、掲示板「ガールズちゃんねる」にもスレッドが立ち、ここでも「整形しすぎ」など顔姿にまつわるコメントが続出、高梨に対するネットバッシングの勢いは異常といえるレベルに達している。

 弱冠15歳で日本女子として初のW杯優勝を果たした高梨を、当時からメディアは“天才少女”と大々的に取り上げた。しかし、高梨が20歳前後からメイクを覚えてあか抜けると、にわかにバッシングが始まった。

 昨年、「週刊新潮」(新潮社)が、高梨の愛車が約2,000万円のベンツであることを伝えると、「調子に乗っている」「身の丈に合ってない」「遊んでいないで練習しろ」などと反感の声が続出。さらに昨年放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した高梨が、好きな異性のタイプについて「身長が高めの人。173cm以上」と答えると、「調子に乗ってる」「浮ついてる」などの批判が相次いだ。

 こうした批判を認識しているのか、高梨はテレビ番組やインタビューで、メイクをする理由について「20歳前後になって、いろんな方から、身の回りのことだったり、行動や言動に気をつけなきゃいけないと言われて。そこから自分なりに気にし始めて、化粧もするようになった」「化粧をすることで、スイッチが入る」と説明したこともあった。

 しかし、アスリートであろうとなかろうと、ひとりの女性が中学生から社会人の年齢になるまでの過程でメイクを覚えたり、身だしなみに気をつけたりすることに特別な理由を求められるというのも変な話だろう。その一挙手一投足をネット民によってマークされているような状況の高梨だが、プライベートでどんな車に乗ろうと、どんな異性がタイプであろうと自由であり、誰に文句を言われる筋合いもないはずだ。

競技以外でバッシングを受ける女性アスリートたち
 高梨沙羅への理不尽なネットバッシングからは、女性アスリートが競技の結果ではなく、外面的な要素で評価され、場合によっては叩かれることさえ“当たり前”の状況に置かれていることが分かる。そして女性アスリートはなぜか、やたらと“純朴なイメージ”を求められる。

 昨年3月、卓球の石川佳純はワールドツアープラチナのシングルスで初優勝を果たしたが、その際にネットニュースサイト「アサ芸プラス」は、<卓球・石川佳純がキレイになるも“高梨沙羅化”をファンが望まぬ理由>と題した記事を配信。<素朴な純情少女といった顔立ちが魅力の石川>であり、ゆえに<石川がキレイになればなるほど、ファンは憂鬱になってくる>と、支離滅裂な論を展開していた。

 2017年に引退した元フィギュアスケートの浅田真央は、昨年4月にハイファッション誌「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の表紙を姉の浅田舞とともに飾ったが、モードなメイクや胸元が大きく開いた漆黒のドレス姿に、ネットでは「こんなの真央ちゃんじゃない!」「素朴な真央ちゃんが好きだったのに」などといった嘆きや批判が沸いていた。浅田真央は15歳で世界一に輝き、国民的人気を得てきたアスリートだったが、現役を引退してもなお「純朴な真央ちゃん」のイメージに縛られることは不自由だろう。

 女性アスリートたちは観衆のオモチャではない。彼女たちの努力や功績を素直に讃え、尊敬することはできないのだろうか。

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虐待者の心理を理解する必要性について――『ザ・ノンフィクション』「目黒・結愛ちゃん虐待死事件」

10月27日に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)、「親になろうとしてごめんなさい~目黒・結愛ちゃん虐待死事件~」が大きな反響を呼んでいる。その番組内容について、都内の児童相談所に心理の専門家として19年間勤務し、『告発 児童相談所が子供を殺す』(文藝春秋)などの著書を刊行した山脇由貴子氏が考察する。

 『ザ・ノンフィクション』で、東京・目黒で船戸結愛ちゃん(当時5歳)が虐待死した事件に関し、船戸雄大被告の友人や同級生、元上司や雄大被告が兄のように慕っていた知人らが、その人柄について語った。

 結愛ちゃんの痛ましい死、そして反省文を覚えている方も多いと思う。5歳の女の子の書いた文章としてはあまりに切なかった。

「ほんとうにおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだから やめるから もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします」(反省文の一部)

 私は児童相談所に勤務していた頃、同じように、親に書かされたであろう子どもの反省文をたくさん見てきた。子どもを虐待し、そして反省文を書かせる親は、自分が正しいことをしていると信じている。自分は子どものために、しつけのために正しいことをやっている。だから、自分の言うことを聞かない子どもが悪い。本当にそう思っているから、反省文を書かせるのだ。そして子どもの書いた反省文を、自分が虐待などしていない証拠として、自慢げに持って来る親もいた。

 雄大被告も、自分のやっていることは正しいと信じていたのだろう。実際、番組内では紹介されなかったが、裁判の中で、結愛ちゃんを2度保護した香川県の児童相談所の職員は、雄大被告が「子育てに自信を持っていた」と証言した。雄大被告は、結愛ちゃんをここまで良くしたのは自分だ、と児童相談所職員に話していたのだ。自分のしていることが虐待だと気づかぬまま、結愛ちゃんのために、正しいことをしていると信じ続け、そして死に至らしめたのだ。

語られる人物像から見える「強い孤独感と承認欲求」

 一方、友人や知人らが語る雄大被告の人柄から見えてくるのは、強い孤独感と承認欲求だ。

 雄大被告は、仕事も真面目で、飲み会の幹事も積極的に引き受けていた、という。また、友人のやっている香川のキャバクラで人手が足りないと言われ、友人を助けるために北海道から香川へ転居している。品川のマンションに住んでいた時は、友人を招待することも頻繁だったようだ。

 雄大被告は、独りでいることが耐え難かったのではないだろうか。バーに足を運んで、そこで知り合った人を兄のように慕っていた、という話もある。常に孤独を抱え、一緒にいてくれる人を求めていたのではないだろうか。そして、人から好かれるため、認められるためなら必死に努力した。ほかの人が嫌がる役割も引き受けた。仕事が真面目だったのも、認めてほしい気持ちが強かったからだろう。

 強い孤独感と承認欲求は、雄大被告の生い立ちが関係しているように思える。雄大被告がどんな育ち方をしたのかはわからないが、孤独感と承認欲求の強さからは、子ども時代に寂しい思いをしてきたのではないか、と推察される。もしかしたら「誉められる」という経験も少なかったのかもしれない。だから大人になった後も、人から好かれようと必死に努力していたのではないか。大人になっても、雄大被告は愛情を求め続けていたように思える。

 香川で出逢った優里被告が、雄大被告を頼っていた様子も番組内からは見える。雄大被告は、頼られて、とてもうれしかったのだろう。ようやく認めてくれる、自分を必要としてくれる存在と出逢えた、と思ったのではないだろうか。優里被告と結愛ちゃんを幸せにしたいという気持ちは、きっと本心だったとも考えられる。そして、自分の思い描く理想の家庭を作りたいと願ったのも本心だろう。そしてまた、結愛ちゃんを理想の子どもにしたいと思ったのも本心だろう。

 しかし雄大被告は精神的に脆かった。番組からも、裁判内容からも、雄大被告が完璧主義であったことも垣間見られる。“理想の家庭”など簡単に実現はできない。しかし、雄大被告にはそれが耐えられなかった。自分の思い通りにいかないことに耐えられない。その完璧主義は精神的な脆さだ。雄大被告は、自分の間違いを認める柔軟性を持っていなかった。だから自分の言うことを聞かない優里被告と結愛ちゃんを許せない気持ちが強まっていった。それが、虐待のエスカレートにつながったのだ。人当たりが良く、外で不満を語らない人間は、外での疲れや怒りを家族に向ける傾向が強い。それも雄大被告が虐待をエスカレートさせていった一因であろう。

虐待を繰り返す親の心理状態

 しかしながら、雄大被告がなぜ結愛ちゃんを死に至らしめるほどの虐待を繰り返したのか、その心理状態の詳細はわからない。

 私は児童相談所勤務時代、悪質な虐待を繰り返す親にたくさん会ってきた。そして親の心理テストを取ることも多々あった。しかし日本には、子どもを虐待する親の心理を分析したデータの蓄積がない。児童相談所は親が虐待を繰り返さないための指導はするが、更生のための心理分析やプログラムは十分ではない。

 同じような事件を繰り返さないためには、虐待されている子どもの早期発見や早期の保護も必須であり、児童相談所の強化も必須だが、なぜ親が子どもを虐待するのか、その心理を分析したデータを蓄積し、児童相談所や子どもに関わる現場で働く人間が、虐待者の心理や行動特徴をしっかりと理解することが必要だ。それは各自治体に任せるのではなく、国が方針を出し、子どもを虐待した親に心理分析と更生プログラムを受けさせるという取り組みが必要なのではないだろうか。

山脇由貴子(やまわき・ゆきこ)
家族問題カウンセラー、子育てアドバイザー、心理カウンセラー、作家。都内児童相談所に心理の専門家として19年間勤務。現在、山脇 由貴子 心理オフィス代表。新聞、テレビ等で児童虐待に関するコメントを発信。著書『教室の悪魔』(ポプラ社)『告発 児童相談所が子供を殺す』(文春新書)『思春期の処方せん』(海竜社)他多数。
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