松坂桃李、菅田将暉、賀来賢人、間宮祥太朗、杉野遥亮の5人が出演している、花王の衣料用洗剤「アタックZERO」 CM(参照記事)。
これは、今をときめく旬の若手俳優を贅沢に集めていることや、洗濯好きな社会人サークル「#洗濯愛してる会」のメンバーというユーモラスな設定、かけ合いの面白さなどから、女性を中心に人気となっている。
好きな俳優が出ている、あるいはCMが好きなどの理由から、洗剤をアタックZEROに替えたという人も多数いることだろう。
しかし、一方で、商品そのものについては、多数の人があるなやみ不満 を抱えているようだ。といっても、洗浄力の問題ではない。それは、容器の「フタが開かない」問題だ。Twitter上では以下のようなコメントが多数見られる。
「アタックZEROの蓋、めっちゃ硬い」
「アタックゼロの蓋なんでこんなに固いんじゃ…開かない…」
「前から思ってたけど液体アタックゼロの蓋硬すぎて手首痛めるわ」
「洗濯しようとすると毎回アタックゼロの蓋が開かなくて悲しい気持ちになる…助けて花王さん…」
「力が欲しい……固まって開かないアタック(洗剤)のフタを開けられるくらいの力が!」
「プッシュしないやつのアタックゼロ 蓋開かない案件けっこうある 自分だけでなかった。改良したほうがいいよ…」
中には、フタと格闘した挙げ句、悲しい結末を迎えている、以下のようなつぶやきもあった。
「朝からアタックZEROと格闘している 自分でしめてるはずの蓋がマジであかない 強敵すぎる 5分は戦っている わたしの握力が確実にダメージを受けている」
「アタックゼロ使ってるけど蓋が開かない!!!開きにくいことは何度かあったけど、今日は本当に開かない! 調べて開くってやつ試したけど開かない…」
「花王アタックゼロの容器はすごく使いづらい。計量後フタをしめる時に液だれする。イラッとする。以前のアタックは問題なかったのに……。洗濯用洗剤はずっとアタックを使って来たけど、この容器ではリピートできないなぁ」
「いつもは気まぐれで開いてくれるのに今日は温めても叩いてもダメでさすがに利き手がダメになると判断し、泣く泣くつめかえ用に買っていたアタックゼロを開封し、前任のエリエールさんの容器があったのでその蓋を使って計量した……もうちょい蓋の開けやすい洗剤に変えようと思った……」
実は筆者自身、フタを叩いても温めてもどうしても開かない状況で、「明日になったらフタの機嫌も変わるかも」と、その日の洗濯をあきらめたことが何度かあった。そこで、良い方法はないかと検索したところ、見つけたのが、上記のような多数のつぶやきだったのだ。
多くの人が感じている「フタが開かない」問題、どうしたらいいのか?
花王の生活者コミュニケーションセンターに問い合わせたところ、以下の回答をいただいた。
「フタが開きづらいとのことで、申し訳ありません。アタックZEROに限らず、液体洗剤の場合、洗剤がフタについてしまうと、ギュッと硬くなってしまう傾向があります。これは、液が潤滑剤となって、滑りが良くなりすぎるためです」
滑りが良くなるなら、むしろフタが開きやすくなるのでは? と思うが、それは逆らしい。
「潤滑剤で滑りが良くなりすぎることで、本来ならキュッと閉まる部分よりももっと先まで滑ってしまい、強く閉まりすぎてしまうのです」
つまり、自分では普段通りの力で閉めたつもりでも、滑りが良いことで、強く奥までギュッと閉めた状態になってしまうということのよう。
とはいえ、「いつもよりユルく閉める」と、液が漏れそうで不安だが、打開策は?
「お手数ですが、液が潤滑剤の役割をしないように、フタを閉める前に、周りについた液を軽く拭っていただければと思います。あるいは、ワンハンドのタイプをお使いいただければ」
そういえば、最近CMでも、「ワンハンドタイプ」の便利さをしきりにプッシュしている。
確かに、ワンハンドタイプであれば、「フタが開かない」問題は簡単にクリアしそうだが、こうして私たちはまたしても「# 洗濯愛してる会」のメンバーたちの手のひらの上で転がされていくのだろうか……。
(文=田幸和歌子)





