木村拓哉『グランメゾン東京』への影響も不可避!? TBS“やらせ番組”が打ち切り決定の余波

 不適切な演出をしたとして、放送休止中だった、TBS系の『消えた天才』『クレイジージャーニー』両番組の打ち切りが決まった。このうち、同局的にとても痛いのが『消えた天才』がなくなってしまうことだという。

「『クレイジージャーニー』は、深夜番組なので、痛いと言っても、まだそれほどひどい影響は出ないでしょう。しかし、『消えた天才』は激戦区の日曜午後8時台の番組で、これが消えるのは痛い。なんせ裏には、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、NHK大河ドラマといった人気番組がズラリと並んでいるからです。そんな厳しい環境下で、『消えた天才』は視聴率6~8%程度(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を獲っていたんですから上出来だったとも言えます。今年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』は不振ですが、来年の『麒麟がくる』は巻き返しを図ってくるでしょうから、裏がさらに強力になるはず。これらの番組に対抗できる新番組をつくるのは容易ではないですよ」(テレビ局関係者)

『消えた天才』は世界を舞台に活躍するトップアスリートやアーティストが、過去にまったく勝てないほどの実力を持ちながら、大きく活躍することなく姿を消した“天才”たちを取り上げていく番組で、松坂大輔、高橋尚子、室伏広治、山田哲人、有森裕子、前田健太、上原浩治、橋本聖子、山下泰裕、北島康介、錦織圭、古田敦也、野口みずき、桑田真澄、野村克也らそうそうたるゲストが出演していた。

 同番組では、8月11日放送回で、野球のリトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した、当時12歳の投手の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりも球速が速く見えるように加工し、ねつ造していたことが判明。

 過去の放送でも、卓球、フィギュアスケート、サッカーを取り上げた際、同様の手法で映像を加工していた事実がわかった。これにより、同番組は調査が完了するまで、8月25日放送回を最後に休止していた。調査では、ほかにやらせは認められなかったが、TBSは「不適切な加工で視聴者の皆さまの信頼を損なったことを重く受け止め、番組の継続は困難と判断した」として、放送を終了することを決めた。

 改編期でもなく、10月クールの途中である、この時期に新番組を立ち上げることは現実的に困難。年内いっぱいは、急場しのぎの特番や、前番組『坂上&指原のつぶれない店』のスペシャルでしのぐしか道はなさそう。そうなると、後番組のドラマ枠であるTBS日曜劇場にも影響を与えてしまいそうだという。

「視聴率を獲るためには、やはりタテの流れが大事なんです。悪いなりに、そこそこの健闘をみせていた『消えた天才』が打ち切りになって、その代わりの番組の視聴率が下がってしまう可能性が高くなってしまったことで、後番組の木村拓哉主演『グランメゾン東京』にいい流れがつくれません。少なからず影響はあるでしょうね」(同)

 その『グランメゾン東京』の初回は、前番組『SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク対巨人』の放送が延長されたため、50分遅れのスタートとなり、12.4%止まり。木村の主演ドラマとしては、極めて低い発進となってしまった。このうえ、『消えた天才』の打ち切りが響くとなると、お先は真っ暗か!?

Kis-My-Ft2・玉森裕太、熱愛報道の女性と「おソロの靴とブレス」発覚で「バカ?」の声

 一部ニュースサイトがKis-My-Ft2・玉森裕太とモデル・貴田理沙の「真剣交際」を報じ、キスマイファンに衝撃が走っている。貴田のインスタグラムに“捜査のメス”が入ったところ、玉森とお揃いとみられる私物が発見され、ネット上では「もしお揃いなら玉森の神経を疑う」「玉森くんと貴田のせいでキスマイの曲も聞きたくない」と、落胆の声が上がっている。

 お相手の貴田は、イオン&オスカープロモーション主催の『全国縦断イオンで見つける!ガールズオーディション2011』の関西地区大会で準グランプリを受賞した経歴を持つ女性。熱愛をスクープしたニュースサイト「日刊大衆」の記事(10月19日配信)によると、彼女はファッション誌などでモデル活動を行っていたが、今年の夏前に所属事務所を辞め、玉森と半同棲に近い形で暮らしているという。

「記事がネット上で話題になると、貴田はインスタグラムのアカウントに鍵をかけ、その後また全体公開設定に戻したようです。この行動により、キスマイファンが『貴田さんのインスタが鍵アカになったし、熱愛はガセではなさそう』と、怪しむ事態に。それまでの貴田はコンスタントにインスタグラムを更新していたものの、今年6月19日に『一緒にいて楽しいのはもちろん前提で このままでいていいんだな、とか これが私なんだな、とか そう思えるそんな人付き合いがしたいな』と自身の思いを綴った後、現在閲覧できる次の投稿は10月3日付の写真になっています。ハッシュタグで『#おひさ』とつけていますが、ファンは一時的に非公開設定にした間に、6~10月の写真を削除したのではないかと、疑惑の目を向けているんです。もし実際に整理していたのだとすれば、何か交際の裏付けになるような記述などがあったのかもしれませんね」(ジャニーズに詳しい記者)

 その貴田は毎週水曜日午前1時台に放送されているラジオ番組『ハマビジ!』(ラジオ日本)のパーソナリティを務めており、10月16日のオンエアーにも登場。しかし報道後は、インスタグラムの更新がストップしてしまい、23日時点で玉森との関係性については沈黙を貫いている。そんな中、交際の真偽を確かめたい人々が、貴田のインスタグラムをはじめ、ファッションブランド「LiSA LiSA」の代表を務める彼女の母親のインスタグラムなどの調査を進めているとか。

「その結果、カルティエのラブブレスや、あるスニーカーについて、過去に玉森が着用していたアイテムと“同じ”だと、一部ファンが指摘しています。『おソロの靴、アクセとか証拠が出てきて、玉森さんには幻滅』『コンサートとか、今までお揃いのラブブレスつけてファンの前に立ってたんだ。バカにしてるの?』『貴田理沙、匂わせてる! 母親のインスタに玉森とお揃いであろう靴を履いた写真が投稿されてる』と、玉森&貴田のプロ意識を問う声が出ています。一方、中には『玉森は数年前からラブブレスをつけてたし、ファンなら匂わせなんて簡単』『女が一方的に玉森の真似してるって可能性もある』と、“貴田が玉森ファン説”を想像し、現実逃避している人もいますが……」(同)

 貴田が積極的に玉森との交際や、彼と共通するアイテムを載せて“匂わせていた”という確固たる証拠はないが、「一緒にいて楽しいのはもちろん前提で~」といった文章を載せた6月19日のインスタグラムには「玉森くんと付き合ってるの?」「玉森と同じ靴履いて、ブレスつけてファンの気持ちを1ミリも考えてない。いいご身分だね」「匂わせするとかバカじゃないの? 24歳なんだからちゃんと自分の行動わきまえなよ」と、批判的なコメントが寄せられていた。

 現在、玉森は事務所の先輩である木村拓哉主演の『グランメゾン東京』(TBS系)にレギュラー出演中で、11月13日にはKis-My-Ft2のシングル「Edge of Days」がリリースされる。熱愛報道は、今後の玉森の仕事や、キスマイの人気にどのような影響を及ぼすのだろうか。

アンミカ、工藤静香と珍しい2ショット公開で失笑相次ぐ「お世辞が分かりやすい!」

 モデルでタレントのアンミカが自身のインスタグラムで、工藤静香との2ショット写真を披露して話題になっている。

 アンミカは17日にインスタグラムを更新し、「【CHANEL マドモアゼル・プリヴェ展-ガブリエル シャネルの世界へ~】に行ってまいりましたよ」と、現在都内で開催されているシャネル展のオープニングパーティーを訪れたことを報告。工藤と撮影した2ショット写真などを披露した。

 アンミカは写真について、「お肌や髪がピカピカの工藤静香さん」と紹介。工藤はベージュのコートを着用しており、アンミカはハットを被り、黒を貴重としたスタイリッシュな服装をしていたが、そんな自身の格好についてアンミカは「私は【プラダを着た悪魔】のアン・ハサウェイ風にシャネルを着用して」と説明し、こだわりを匂わせていた。

 このアンミカの投稿にインスタグラムには、「おふたりとも素敵!」「プラダを着た悪魔のワンシーンみたい」といった声が集まっていたが、ネット上からは、「ピカピカって…お世辞が分かりやすすぎる」「取り合えず褒めときゃいいって感じだね」「どこがピカピカなんだ?」といった声も集まっていた。

 なかなかない珍しい組み合わせだっただけに、さまざまな反応が飛び交っていた。

アンミカ、工藤静香と珍しい2ショット公開で失笑相次ぐ「お世辞が分かりやすい!」

 モデルでタレントのアンミカが自身のインスタグラムで、工藤静香との2ショット写真を披露して話題になっている。

 アンミカは17日にインスタグラムを更新し、「【CHANEL マドモアゼル・プリヴェ展-ガブリエル シャネルの世界へ~】に行ってまいりましたよ」と、現在都内で開催されているシャネル展のオープニングパーティーを訪れたことを報告。工藤と撮影した2ショット写真などを披露した。

 アンミカは写真について、「お肌や髪がピカピカの工藤静香さん」と紹介。工藤はベージュのコートを着用しており、アンミカはハットを被り、黒を貴重としたスタイリッシュな服装をしていたが、そんな自身の格好についてアンミカは「私は【プラダを着た悪魔】のアン・ハサウェイ風にシャネルを着用して」と説明し、こだわりを匂わせていた。

 このアンミカの投稿にインスタグラムには、「おふたりとも素敵!」「プラダを着た悪魔のワンシーンみたい」といった声が集まっていたが、ネット上からは、「ピカピカって…お世辞が分かりやすすぎる」「取り合えず褒めときゃいいって感じだね」「どこがピカピカなんだ?」といった声も集まっていた。

 なかなかない珍しい組み合わせだっただけに、さまざまな反応が飛び交っていた。

道端アンジェリカも恐喝、インスタの嘘も信用失墜に

 タレントの道端アンジェリカ(33)が、恐喝容疑で書類送検された。すでに道端アンジェリカの夫であるキム・ジョンヒ容疑者(37)は、今年8月に40代の会社経営男性から現金35万円を脅し取ったとして警視庁組織犯罪対策第2課に逮捕されている。アンジェリカも恐喝現場に同席していたため、警視庁はアンジェリカの事件への関与について任意で捜査を進めていたという。

 道端アンジェリカは10月5日、所属する芸能事務所・株式会社YMNの公式webサイトに謝罪文を掲載。次のように説明していた。

<今回の夫の発言は、私が知人の男性と身体を密着させ飲酒していたことを夫が疑い、そのことで夫がお相手の方を責めた結果、なされたものでした。>

<そのため、私は夫に対する後ろめたさや夫の怒りに対する恐怖などの想いから、発言の現場に居合わせた際、何もできませんでした。>

<言い訳になってしまうのですが、私はその場に居合わせていた際、前述の感情などにより、当時私は大変混乱しており、夫がお相手の方にお金を請求したことについては全く認識しておらず、後日、夫から当日及びそれ以前の飲食代の請求をしたと知らされました。>

 複数の報道によると、道端アンジェリカはキム容疑者の経営する代官山のバー店内にある個室で、被害者である40代男性と<身体を密着させ飲酒して>おり、その様子を店内の防犯カメラが捉えていたことから、キム容疑者が妻の浮気を疑って激怒したという。

 キム容疑者は40代男性の職場に押しかけ、「嘘をついたら鉛筆で目を刺す」「家族をめちゃめちゃにしてやる」などと脅して現金35万円を支払わせたが、「35万円は飲食代」だとして容疑を否認しているとのことだった。

 しかし、なぜアンジェリカはわざわざ夫の経営するバーの個室で、知人男性と密着するなどという行動に出たのか。当初から疑問視されていたことであり、アンジェリカの共犯、すなわち“美人局”を疑う報道もある。

 また、恐喝事件であるにもかかわらず、捜査1課でなく国際犯罪を扱う組織犯罪対策第2課が捜査している点も不可解であり、この事件はまだ広い関心を集めている。

謝罪文でも嘘を重ねたアンジェリカ
 ここからどう事件が展開しても、道端アンジェリカの芸能界での活動はもう難しいだろう。恐喝の場に同席した今年8月から、夫が逮捕される10月上旬まで、アンジェリカはInstagramを更新し続けてきた。仕事やファッション、育児、美容などに関する投稿が多かったが、アンジェリカ本人はこれを<事実と異なるインスタグラム>だったと弁明している。

<この2ヶ月間、私は誰とも会うこともなく、連絡を取ることもありませんでしたが、その事で皆様に余計な心配を掛けたくない、という一心で、事実と異なるインスタグラムを上げてしまっておりました。この結果、皆様に不快な思いをさせてしまったことに対しても、心よりお詫び申し上げます。>

 この説明はどう見ても無理がある。8月の恐喝事件以降も、アンジェリカは“セレブなタレント”という役割に応じた仕事をこなしてきた。

 9月14日には「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT(FNO)」のイベントでスペシャルゲストとしてトークショーに出席。

 9月17日にもザ・リッツ・カールトン東京で行われた一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会の「第1回ベストフォーマルウェア アワード」授賞式に洋装部門受賞者として登場し、ローランド、渡部建、IKKOらとスポットライトを浴びている。

 9月28日に二子玉川の高島屋で開かれた、植物療法士の女性とのトークショーにも、シークレットスペシャルゲストとして出演。これらの仕事についてはインスタでもポストしている。反省を示したかったのかもしれないが、<誰とも会うこともなく、連絡を取ることもありませんでしたが>などと稚拙な嘘を重ねてしまうのは悪手だろう。

 恐喝事件そのものだけでなく、そうした事件を起こしているにもかかわらず犯罪の意識が薄く、大手クライアントのオファーを辞退することもなく何事もなかったかのようにトークショーなどをこなしていることは、彼女の信用を大きく失墜させた。

 この先、彼女にこれまでと同じようなタレントとしての需要があるかといえば、間違いなくNOだろう。完全に引退すべきとの見方もある。

 ただ、彼女のタレント生命云々よりもまず、事件の全容解明が急がれる。

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近藤千尋、マタニティフォト公開で賛否の声「幸せアピしないと幸せ感じないの?」

 モデルの近藤千尋がマタニティフォトを披露し、話題となっている。

 近藤は2015年に、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久と結婚。17年5月に第一子女児を出産し、今年6月には第二子の妊娠を発表している。

 そんな近藤だが、14日にインスタグラムを更新し、「この4人で過ごせる時間は残り少ないので、、、」「記念に親友カメラマンに撮ってもらいました」とコメントしつつ、愛犬を含めた家族4ショット写真を公開。現在近藤は臨月に入っているようで、太田は娘を抱っこしつつ、近藤のお腹に愛おしそうに手を当てていた。

 近藤は娘について、「大きくなったお腹に不思議な顔をする娘。たまに寂しそうな顔をする娘。いきなりお姉ちゃんの顔をする娘」と複雑な様子を見せていることを報告。「その度に複雑な感情になるけど沢山沢山抱きしめてます」とフォローについても語っていた。

 この投稿に近藤のインスタグラムには、「幸せそうですね!」「素敵なマタニティフォト!」「すごくいい写真ですね!」といった声が寄せられていたが、一方ネットからは、「幸せアピールしないと幸せ感じないの?」「子どもの顔にスタンプしてまでなぜ写真公開したいんだろう」という声も飛び交っていた。

 長女の顔にスタンプが貼られていたことで不信感を買ってしまった様子。公開せず、家族で愉しめばいいのでは、といった指摘が少なくなかった。

 

近藤千尋、マタニティフォト公開で賛否の声「幸せアピしないと幸せ感じないの?」

 モデルの近藤千尋がマタニティフォトを披露し、話題となっている。

 近藤は2015年に、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久と結婚。17年5月に第一子女児を出産し、今年6月には第二子の妊娠を発表している。

 そんな近藤だが、14日にインスタグラムを更新し、「この4人で過ごせる時間は残り少ないので、、、」「記念に親友カメラマンに撮ってもらいました」とコメントしつつ、愛犬を含めた家族4ショット写真を公開。現在近藤は臨月に入っているようで、太田は娘を抱っこしつつ、近藤のお腹に愛おしそうに手を当てていた。

 近藤は娘について、「大きくなったお腹に不思議な顔をする娘。たまに寂しそうな顔をする娘。いきなりお姉ちゃんの顔をする娘」と複雑な様子を見せていることを報告。「その度に複雑な感情になるけど沢山沢山抱きしめてます」とフォローについても語っていた。

 この投稿に近藤のインスタグラムには、「幸せそうですね!」「素敵なマタニティフォト!」「すごくいい写真ですね!」といった声が寄せられていたが、一方ネットからは、「幸せアピールしないと幸せ感じないの?」「子どもの顔にスタンプしてまでなぜ写真公開したいんだろう」という声も飛び交っていた。

 長女の顔にスタンプが貼られていたことで不信感を買ってしまった様子。公開せず、家族で愉しめばいいのでは、といった指摘が少なくなかった。

 

自伝出版は“不謹慎”か? 収監直前ラッパーD.Oが告白する悪党の美学

――十数年前、練マザファッカーのボスとしてダウンタウンのバラエティ番組『リンカーン』(TBS系)に出演し、“ディスる”という言葉を一般化させたラッパー、D.O。2018年初夏、大麻とコカインの所持・使用容疑で逮捕されたと報じられたが、実は今秋より服役することになっている。そして、このタイミングでなんと自伝『悪党の詩』(彩図社)を出版した。何かと“自粛”を求められる今、これは前代未聞である。収監直前の本人を、ベストセラー『ルポ 川崎』(小社刊)で知られる音楽ライターの磯部涼氏が直撃した。

 東京都練馬区・石神井公園内にある茶屋、豊島屋は大正時代より営業を続けているという。

 昼間からここでおでんをつまみにビールを飲みつつ、100年前もたいして変わらないだろう景色を眺めていると、果たして今がいつなのかわからなくなってくる。

 しかし、前に座っているD.Oにとっては貴重な時間なのだ。しっかりと話を聞かなくてはならない。公園最寄りの西武鉄道池袋線・石神井公園駅の隣にあたる大泉学園駅がフッド(地元)の彼は、子どもの頃からここに足を運び、今は自分の子どもと頻繁に訪れているそうだ。

 一方で、家族を愛する良き父は日本を代表するギャングスタ・ラッパーであり、現在、大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法違反によって懲役3年の収監直前である。

 また、彼はこのタイミングで自伝『悪党の詩』(彩図社)を刊行した。彼が歩んできた紆余曲折は同書に詳しいが、自身で解説する口調は明るかった。それはD.Oの人生が、ほかでもないこの国の未来を切り開いていく確信があるからだろう。“悪党”、大いに語る。

――“自伝”というものは人生の何かしらの節目で出すものだと思うのですが、今D.Oさんが置かれている状況はある意味では節目だし、ある意味では渦中だし……。

「なんて言うか……恵まれてるんですかね(笑)」

――ラッパーの自伝を出すタイミングとしてはバッチリだと。

「そうなんですよ。あと、この本の最後のほうに母親ががんで闘病しているという話を書きましたけど、8月に逝きまして。おふくろには『3年いなくなるけど、ちょっと待っててよ』って伝えていたものの、余命宣告もされていたし、正直、難しいかなと思っていました。それが収監前に看取ることができたんです」

――そうだったんですね……。お悔やみ申し上げます。

「だから、期せずして追悼本にもなったわけで、本当に運命的なタイミングで出たなと」

――では、そもそものところから伺います。制作には3年以上かかっているということですが、自伝を出そうと考えたのはなぜだったのでしょうか?

「そこはやっぱり、漢(a.k.a. GAMI/ラッパーで、D.Oが所属するレーベル〈9SARI GROUP〉のオーナー)の影響が強いと思うんですよね」

――漢さんの自伝『ヒップホップ・ドリーム』(河出書房新社)は2015年6月の刊行以来、ロングセラーとなっていますよね。

「漢から『D.Oもやってみなよ』みたいに勧められたことが、実際に制作に入るきっかけになっているんですけど、その前からやってみたかったし、『オレならこうしたい』『ああしたい』というアイデアもあって」

――『悪党の詩』では、もともと「僕がメイクしてきたヒップホップと漢がやってきたヒップホップは別物だと認識していた」と書かれています。それが、14年に〈9SARI GROUP〉に所属することになるわけですが、“自伝”というフォーマットにしても漢さんとはまた違ったアプローチをしようと考えた?

「もちろん、『ヒップホップ・ドリーム』はお手本にさせてもらいました。でも、やっぱり違いはある。僕は漢に“フリースタイルのチャンピオン”というイメージを持っていて。自然体でヒップホップをメイクしていくスタイルですね。一方、僕は時間をかけてつくり込んでいくスタイル。当然、違うから面白いし、だからこそ2人並んだときに映えるっていう。その違いを本でもちゃんと表現できた自負はありますね」

――そのようにつくり込んだため3年以上かかったのでしょうが、制作期間中の18年5月に逮捕されるというトラブルも起こりました。同年秋に始まった裁判の展開によっては、さらに刊行のタイミングが延びた可能性もあったわけですよね。

「当初は『獄中出版になるのかな』なんて話をしていたんですけど、裁判に時間がかかったのでこっちにいる間に出せることになって、こうやってインタビューも受けられて。でも、本来、こんな案件で最高裁まで持っていくなんて、マジで図々しいんですよ(笑)」

――図々しいというか、あまり前例がなさそうですね。

「僕としても勝てるとは思っていたわけではなくて、控訴したのはその時間を使って、闘病しているおふくろとなるべく一緒にいたい、できることなら看取りたいと考えたからなんです。これまで何もしてこれなかったですからね、親孝行は。心配ばっかりかけてきました。でも、これが普通に活動している時期だったら仕事で地方に行ったり海外に行ったりしなければならないんで、毎日、病院に通うなんてことはできなかったと思うんですよ。だから、逮捕がむしろ親孝行の機会をつくってくれたようなところもあって、それも運命的だなぁって」

――ちなみに、逮捕から収監の間に発表したものは『悪党の詩』以外にもあって、勾留中の18年7月にはミックスCD『悪党 THE MIX』が、その後も漢さんとつくった楽曲「スタンド・バイ・ミー」「7 days war 2 4」といった新曲が出ています。薬物事犯で裁判中のアーティストがこれだけ精力的に活動することも日本では前例がないですし、そのこと自体、今の社会に対するメッセージにもなっていると思うんですよね。音楽家や俳優が捕まると、すぐに作品の公開を止めたり商品を回収する風潮があるわけじゃないですか。それに対して、D.Oさんや電気グルーヴのピエール瀧さんの相方、石野卓球さんが構わず活動を続けることによって、世間の雰囲気は変わりつつあるのかなとも思うんですが。

「電気グルーヴもカッコよかったですよね。でも、根本的に間違ってとらえている人たちばっかりで。何があっても活動を続けることはプレイヤーとして当たり前じゃん、と。もともと、僕は逮捕されると『辞めます』『許してください』みたいな流れになることはおかしいと思っていました」

――ラッパーが捕まることも多いですけど、その騒動の中でイメージが変わってしまう人もいるじゃないですか。

「たくさんいますよね」

――対して、D.Oさんは普段、ラップしていること、話していることと筋が通った態度でいたい。

「そうですね。そこにはこだわりたくて。例えば、最近『全裸監督』(Netflix)がキテるじゃないですか。あれ、この間、全部観たんですよ。何が一番良かったかといったら、やっぱりブレないっていうか。自分の信念、やりたいことを、何が起きても貫くっていうか。逃げない。もちろん、僕もこれまでいろいろなことから学んできたわけですけど、『全裸監督』を観て、改めて目の前の現実から逃げないことが重要だなと」

――『全裸監督』にもエピソードとして出てきますが、村西とおるさんはアメリカで懲役370年を求刑されているし、いまだに前科があることを堂々と語っていますからね。

「すごいなぁ。超リスペクトですよ、あの人。面白い」

――D.Oさんの場合、前回、09年2月の逮捕はエイベックスからいわゆるメジャー・デビュー作『JUST BALLIN’ NOW』がリリースされる直前のタイミングで、結局、同作は発売中止になってしまいました。僕はあのアルバム、日本のラップ・ミュージックのベスト10に入るような名作だと思っているのですが。

「あざーす(笑)」

――あのアルバムではメジャー・レーベルにおける歌詞の規制をむしろお題のように受け取って、上手くかわしたり、あるいはそれまでにはなかった少年の視点で歌った曲を入れたりしていますよね。後者は新曲の「スタンド・バイ・ミー」につながりますが、D.Oさんがギャングスタ・ラップのステレオタイプとは違った、普遍的な才能を持っていることの証左です。

「そこはガキの頃に好きだった音楽への恩返しというか。ブルーハーツだったり尾崎豊だったりにパワーをもらって、その後の人生にもすごい影響を受けて。僕もそういうプレイヤーになりたいし、そういう役目があると思って作ったんですよね」

――自伝で描かれたD.Oさんの少年時代のような、不良と呼ばれ、疎まれてしまう子どもに届けたいという気持ちがあったのでしょうか?

「めちゃくちゃありましたね。それがなければダメだとすら思っていて。やっぱりラップってガキのものだと思うんですよ。だから、僕がガキの頃に衝撃を受けたロックンロールのようなことをラップでやりたい。それは恩返しでありつつ、自分のカルマの洗浄でもあったんですけど」

――ただ、結局、逮捕に伴うレコード会社の自粛によって世に出ず、自伝にはさまざまな事情で今後も発売は難しいと書かれています。

「でも、出ていないから名作だと言ってもらえるようなところもあると思うんですよね。あのアルバムは発売停止になったことまで含めて、ひとつの表現になっているっていうか」

――なるほど。まぁ、普通に出てほしいですけどね。

「『そんぐらい狂ってるんだよ、ヒップホップは!』みたいな。ひとつの悪いお手本にしてもらうのもいいんじゃないかと」

――「名盤といわれてるけど聴けないじゃん」と。

「そうそう(笑)。そのへん、なんか僕らしくもあるなと」

――そもそも、アメリカのヒップホップは背景に貧困があるので犯罪が身近です。同国では近年も若いラッパーが次々に捕まっていますが、ただ、それによって作品が回収されるという話は聞きません。
「アメリカと日本ではシステムも違うからまた転がり方も違って、日本は日本で面白いと思うんですけどね。あと、アメリカに関しては悪影響もあると思います。例えば6ix9ine(破天荒なキャラクターで注目を集めるが、強盗や殺人などにかかわった罪で逮捕された23歳のラッパー)とか、もっとうまくやれたのにって」

――6ix9ineの場合、悪そうなイメージをつけるためにギャングと付き合って、犯罪に巻き込まれていったという話もありますよね。ラップ・ミュージックのステレオタイプが犯罪を再生産するケース。

「一方で、2パック(多くのアーティストに影響を与え続けている伝説的なラッパー)も死ぬまでに確か何十回も逮捕されているんですよ。でも、ブレるなんてこととはかけ離れた感じで。『オレ、これ(音楽)に命かけてっからさ』みたいな姿勢が見える。どの世界にも共通することですけど、そういう姿勢のプレイヤーでなければ頭ひとつ抜けることはできない。本物として認められない。僕もそのひとりでありたいし、そのひとりでなければいけない責任があると思っていて。だから今の状況は、むしろ勉強させてもらっているつもりなんですよね」

――さらに一方では、ジェイ・Zなんかはドラッグ・ディーラーからラッパー、さらにアメリカを代表する実業家になっているわけじゃないですか。その点、D.Oさんは09年の逮捕の後でライフスタイルを変えようと思わなかったのか。もしくは……自伝には逮捕後、イメージを気にするマスメディアでは仕事がしにくくなったというエピソードが出てきますが、つまり逮捕によってライフスタイルを変えられなくなったようなところがあるのか。

「うーん、そうですね……。変えるつもりはなかったのかな。かといって、犯罪を肯定するわけではなくて。ラッパーとしては、ということです。もちろん、生活に関しては変わったところもあると思いますよ」

――ご家族ができたり。

「ええ。ですけど、先ほども言ったようにラッパーとして変えちゃいけない部分というか、貫かなきゃいけない部分があって。それは永遠のテーマかもしれないですね」

――『悪党の詩』には、今回の裁判について「僕は須藤/君塚慈容としてではなく、D.Oというラッパーとして判決を受け止めた。死ぬまでD.Oを貫くつもりだ。取調室でも、法廷でも、獄中でも、シャバに戻ってからも、ラッパーとしての責任をすべて背負って立ち回らないといけない」「その意味では、子どもたちに『“仕事”でいなくなる』と言ったのも、あながち嘘ではない」とありますが、D.Oさんにとって生きることとラッパーであることが不可分だとわかります。だからこそ、収監中も活動休止には当たらない。

「やっぱり、僕のヒップホップはストリート、現実と連動しているものなので。こんなスタイルでずっとやってきたから、檻の中にいるようなヤツらはヘタな有名人なんかよりも、僕のことを知ってるんですよ。護送車に乗ったときも、先にいた全員が『あれ!? あれあれ!?』ってざわついちゃう感じで。テレビに出たりメジャーな仕事もしてきたけど、『結局届いてたのはここか!』みたいな(笑)。でも、そうすると中に入っても悪いことばっかりじゃないんですよね。特別枠みたいな感じでやれる」

――実際のセールスからは見えてこない、局所的な影響力があるんですね。

「紅白に出た歌手がすごいんだとか、武道館で、東京ドームで公演したアーティストがすごいんだとか、そういう風潮っていまだにあるじゃないですか。でもそれって超クソなことで。そんなところ、なんでもないヤツだって仕込み方によってはいくらでも出られて。一方、そういう嘘くさい、詐欺商法みたいなものじゃあストリートで支持は得られない」

――その道のりが楽なものでなかったことは、『悪党の詩』を読むとよくわかります。

「これでもだいぶ抑えているんですよ(笑)。10を語って、1を使わせてもらってる感じ。『さすがに出せないでしょ!』という話ばっかりで。それを削っても十分面白いぐらい激動の半生だったことは間違いないですね。ただ、その上で展開されたプレイヤーの姿こそを見せたいというか。『全裸監督』も2パックもそうでしたよね。誰にだって思い通りにいかないことはあって、そのときにどう立ち振る舞うかっていう美学。そういう意味では、今の状況もまた見せ場なんですよ」

――しかし、自伝のほかにもう一冊、ビジネス書を書けるくらいポジティブ・シンキングですよね。

「ははは! 収監直前ってもうちょっとしょげてるもんですよね。でも、そのへんもヒップホップから学んだことで。大変だけど楽しませてもらおうか、みたいな。まぁ、『悪党の詩』以外にもいろいろと仕込んであるんで、みなさんも楽しみに待っていてください」

D.O(でぃー・おー)
1978年、練馬区出身。練マザファッカーを率いるラッパー。KAMINARI-KAZOKU.のメンバーとして活動を始め、2006年に1stソロ・アルバム『JUST HUSTLIN’ NOW』を発表した。ほかの作品に『ネリル&JO』『THE CITY OF DOGG』などがある。以前のヘア・スタイルは三つ編みを特徴としていたが、現在は坊主頭である。