清純派の菜々緖なんて見たくない!? 福士蒼汰『4分間のマリーゴールド』視聴率が急降下のワケ

 福士蒼汰が主演、菜々緖がヒロインを務める、TBS系連続ドラマ『4分間のマリーゴールド』(金曜午後10時~)第2話が18日に放送され、視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。初回は10.3%で好発進していたが、2.5ポイントもの大幅ダウンとなった。

 同作は、手を重ねた人の死の運命がみえてしまうという特殊な能力を持つ救急救命士の主人公・みこと(福士)と、命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅(菜々緖)との禁断の恋を描いたラブストーリー。

 福士は2016年4月期『お迎えデス。』(日本テレビ系)が平均7.9%、17年7月期『愛してたって、秘密はある。』(同)が8.6%と、主演した連ドラが2作連続で不振に終わり、崖っぷちに立たされてしまった。昨年は映画に専念していたが、2年ぶりの連ドラ主演となる今作では、なんとしてもリベンジを果たしたいところ。

 一方、ヒロインの菜々緖にとっては、事実上初の“清純派”の役柄。これまで、悪女役で存在感を放ち、現在の地位を確立してきただけに、今回の役どころは女優としての挑戦でもあった。

「そもそも福士も菜々緖も数字を持っているとは思えません。初回で2ケタを獲ったのは、異色の組み合わせで、菜々緖が“清純派”をどう演じるかが注目されてのものだったのでしょう。しかし、初回で早くも多くの離脱者を出してしまった。菜々緖は、こういった役を演じることで、幅を広げたかったんでしょうが、空回りの感があります。演技が決してうまいとはいえない福士には、『主役向きではない』との意見が多々でているようです」(テレビ誌記者)

 ネット上では『いい人の菜々緖に違和感を覚える』『やっぱり菜々緖は悪女役が向いてる。ミスキャスト』『清純派の菜々緖は見たくない』などといった声が聞かれ、“清純派”菜々緖が現状で評価されているとは思えない。

 劇中、菜々緖はショーパンで登場することが多く、美脚を披露して、男性視聴者の溜飲を下げているが、なかなかそれだけで数字が獲れるほど甘いものではないだろう。

 18日には、ライバルとなるNHKドラマ『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』(松雪泰子主演)が放送開始し、初回6.1%をマークした。今後『4分間のマリーゴールド』は、『ミス・ジコチョー』との視聴率争いをしていかなければならない。このまま、ズルズルと視聴率が落ちていかないことを願うばかりだ。

マツコ&有吉のお墨付き!? 元女子レスリング浜口京子が“奇跡的なピュア言動”で大ブレイク間近か

 古くは板東英二、川合俊一から、松岡修造、具志堅用高、長嶋一茂、篠原信一、丸山桂里奈まで、元アスリートのタレントは枚挙にいとまがないが、元・女子レスリングの浜口京子の評価がバラエティ関係者の間で急上昇。“元アスリート枠”に割って入る勢いだ。

 プロレスラーのアニマル浜口を父に持つ浜口京子は、オリンピックに3度出場して銅メダルを2つ獲得。世界選手権は5回、全日本選手権に至っては16回も制した名アスリートだが、中身は至って普通、否、普通以上に“女の子”だ。キー局関係者はいう。

「浜口京子は格闘技の重量級出身で、しかも父親が元プロレスラーです。そのためバリバリの体育会系かと思いきや、恋バナになると頬を赤らめたり、プライベートではディズニーキャラなどが好きだったりと、中身は完全に乙女で、そのギャップが面白いと重宝されてきました」(キー局関係者)

 しかしここ1~2年、そのキャラにもう1つの新たな武器が加わった。マツコ・デラックスと有吉弘行が司会を務める『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日系)が、立て続けに浜口を起用。当代一の売れっ子のマツコと有吉の2人が浜口のピュアさをべたぼめしているのだ。テレビ情報誌記者がいう。

「これまでも、“仲良し親子”や“乙女キャラ”で好感度は高かった浜口ですが、新たな扉を開いたのは『かりそめ天国』でしょう。『かりそめ天国』での浜口の使われ方は、ツキノワグマの撃退方法を体験者に聞きに行ったり、色々な非常ボタンを押したり、恋愛成就を求めて神社巡りをしたりと、完全に“浜口ありき”。企画よりも浜口のリアクションの面白さを楽しむもので、テレビ界の“お約束”にまったく乗らない言動は奇跡的です。深田恭子とともに起用された東京ガスのCMも話題になり、ドラマにも起用されていて、ほうぼうで名前が上がることが多くなっています」(テレビ情報誌記者)

 5月の同番組では、マツコと有吉が『徹子の部屋』の後継者として浜口を推薦。ロクに人の話を聞かず、いつでもどこでも“京子ワールド”を展開する彼女を絶賛している。ちなみに浜口は父のアニマル浜口とセットで起用されることも多いが、父の評判も良好だ。ベテラン格闘技記者がいう。

「バラエティ番組では大声で『気合だ!』を連呼して、周囲を困惑させるのがお決まりですが、あれは彼一流のサービス精神の現れ。変人やダメ人間だらけのプロレス界において、アニマル浜口は数少ない常識人で、情に厚く、彼のことを悪く言う人はいません」(格闘技記者)

 キャラ作りに走るタレントが多いなか、ピュアな持ち味で勝負できるのは大いなる強み。選手時代の実績では吉田沙保里には劣るが、タレントとしては浜口が一歩先を行くことになりそうだ。

令和の始まりを告げる「即位礼正殿の儀」小田部雄次・静岡大名誉教授が語る、ふたつの心残りとは?

 今年限りの休日となった10月22日。令和の天皇陛下の即位の儀式となる、「即位礼正殿の儀」が、皇居「松の間」で行なわれた。

 安倍首相の「天皇陛下万歳」の掛け声とともに鳴り響いた、陸上自衛隊の礼砲。そして、天皇陛下がお言葉を述べられたのだが、今回の即位の儀式は、令和の新しい時代にふさわしいものだったのだろうか? 日本近現代史が専門で、皇室報道でも知られる、小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授に、見解を語ってもらった。

時代と逆行していた『即位礼正殿の儀』の中身

「今回の『即位礼正殿の儀』を、儀式全体として見た時に、ふたつの残念な点がありました。ひとつは、今回は現憲法の象徴天皇制での2回目の即位の儀式でありながら、前回の平成の即位の儀式をほぼ踏襲しており、前回よりもさらに新しい時代に合わせたものにしようという意識がほとんど感じられなかった点です。

 むしろ、前回は梅の間の廊下に陛下が赴き、それを参列者が遠くから見られる場面があったのですが、それがなくなっただけ、逆行しているとも言えます。『平安絵巻のよう』『伝統にのっとり』などとマスコミは賞賛していますが、そもそも、ずっと即位の儀式は京都で行なっていたのを、前回の平成の即位の儀式から東京に変えたのですから、その時点で伝統は守られていないわけです。

 明治時代に作られた即位のための決まりである『登極令』をいまだに使っていますし、宮内庁職員が武官の装束姿で弓や太刀を持つ『威儀物』などもそのままですが、もう少し儀式の内容も、軍国主義ではない新しい時代に合わせて変えることを、平成の30年の間に検討してもよかったのではないでしょうか」

 確かに、「天皇陛下万歳」の三唱や、礼砲といった儀式を今行なうべきなのか、もう少し議論されてもよかったかもしれない。

「もう一点は、台風15号、19号で大きな被害が出ているなか、パレードは11月10日に延期したとはいえ、予定通り儀式を行なったことですね。マスコミ報道は、即位の儀式について、祝賀一色となっていますが、被災して家にも帰れない方々からすれば、到底そのような気分ではないでしょう。

 上皇陛下・天皇陛下ともに、これまでの自然災害では常にお心を寄せられ、避難所も訪れていましたから、今回もそうされたいお気持ちなのだと思います。とはいえ、天皇陛下ひとりのお気持ちですぐに慰問に行けるものではありませんし、いまはまだ行く時期ではないとも思いますが、もう少し儀式のあり方を再検討してもよかったのでは。

 ある意味では、天気が雨と曇りであったのは、被災者の気持ちを考えるとかえってよかったのでは、という気もしてしまいます」

 天皇陛下は、「即位礼正殿の儀」のおことばで、「国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と述べられた。天皇陛下の国民に対する思いが届き、かなえられるような、そんな令和の時代になることを願わずにはいられない。

小栗旬、“俳優のための労働組合”断念!? 「週刊女性」の報道と事務所の狙い

 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 先週、台風19号で避難勧告が出たことを記したが、その後“避難指示”だったことが判明。知らなかった――。

第480回(10/17〜10/22発売号より)
1位「小栗旬 俳優組合を断念してハリウッドで抱く『新たな野望』」(「週刊女性」11月5日号)
2位「主演・米倉涼子と『黒革の手帳』以来15年の“相棒” 内山聖子さん明かす『Doctor-X』誕生秘話」(「女性自身」11月5日号)
3位「嵐『5人で出演!』新作映画撮影中!!」(「女性自身」11月5日号)

 期待していたからショックだ。小栗旬が俳優の労働条件を改善するべく構想していた、俳優のための労働組合づくり。それが断念されたというのだ。小栗が俳優組合構想に取り組んでいることは、2014年の「クイック・ジャパン」(太田出版)インタビューで、かなり知られたと思う。ここで小栗は労働組合づくりについて「ぼちぼち本格的にやるべきだと思っています」と語ったからだ。しかも芸能界の状況から「『自分は誰かに殺されるかもしれない』くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのはそうとう難しいですね」というショッキングな発言までしていた。

 もちろんその背景には、日本の芸能界が影響力のある大手事務所に“支配”されているという事情がある。契約も、キャスティングもギャラ配分も事務所の力が幅を聞かせる。だからジャニーズなどが公正取引委員会から“注意”され、吉本興業問題が勃発する。そんな状況を変えようと孤軍奮闘していたはずの小栗だが、これまで小栗の組合構想を御用マスコミもあまり積極的に伝えてもこなかった。もし応援でもすれば、並み居る大手芸能事務所に睨まれちゃうからね。

 そして今になって挫折、さらに小栗が渡米しているというタイミングで。本当か? 「週刊女性」の記事には、小栗の所属事務所社長の労組構想についてこんなコメントがある。 

「今の小栗にそんな時間はありません。英語を必死に覚えていますから(笑)」

 怪しい。事務所社長はもちろん労組構想には反対な立場だろうから。もちろん他大手事務所も同様だ。だから小栗がいない間に事務所と「週女」が組んで、“挫折”記事を出したのか!?

 いや、しかし「週女」記事は今回、かなり踏み込んで芸能界の数々の問題点をも指摘している。現在の日本芸能界は契約が理不尽だったり、撮影の現場などで過酷な労働を強いられていること、しかし組合などがないため泣き寝入りするしかないこと、映画界では配給会社が収益の多くを取り、監督や俳優にはごくわずかしか入ってこないこと――。その上で、小栗が組合を作れば、その所属事務所の俳優をキャスティングできなくなると、映画配給会社に言われたということまで書いている。そして仲良しの俳優が小栗から離れて行ったことも。ここまで踏み込んだ記事だから、やはり――。

 旧態依然とした芸能界を変えたい。そんな小栗の熱い思いは、本当に頓挫してしまったのか。小栗自身の言葉を待ちたい。

 第6シリーズも絶好調のスタートを切った米倉涼子主演ドラマ『Doctor-X』(テレビ朝日系)。そのエグデクティブプロデューサーの内山聖子氏のインタビューが「女性自身」に掲載されているが、これがなかなかぶっちゃけていて面白い。内山氏と米倉の出会いは04年放送の『黒革の手帳』(テレビ朝日系)だというが第一印象は最悪だったと、こんな暴露をしている。

「主演をお願いしようと挨拶に向かったところ、米倉さんは10歳年上の私に、『私、女性のスタッフ苦手なんですよね』と」

 米倉は目を合わすこともなく、内山氏は「カチン」ときたらしい。主演大女優のネガティブエピソードをあっけらかんと語るプロデューサーは、なかなかいないだろう。もちろん今では米倉とは酒を飲んだり温泉に行く仲だというからできたことかもしれないが、しかしもうひとつ、面白いことを内山氏は“暴露”している。それが『Doctor-X』の構想にテレビ朝日の内情が関係していたということだ。

「社長や役員がエレベーターに乗ってきたら、ほかの社員は先に乗っていても降りて譲る。そんな暗黙のルールを秘書時代に目の当たりにして驚きました」
「40代になり、私が中間管理職になったころ、『うちの会社には、上司にこびへつらう“御意三兄弟”がいるんだ』という同期の一言が忘れられなくて。それで、海老名や加地は“御意軍団”として描くことにしたんです(笑)」

 ひゃー、やっぱりテレ朝ってそんな会社だったんだ! 面白い。でも、こんなことしゃべって大丈夫? なにしろ、現在のテレ朝は“忖度”の嵐がまかり通っているから。“テレ朝のドン”と言われる早河洋会長が安倍晋三首相とメシ友となり、その方針で、子飼いのチーフプロデューサーが送り込まれ、政権批判はなくなり、さらにそのチーフプロデューサーがセクハラで更迭というオチまでついた。一方、政権に対してジャーナリスティックな視点を持つ小川彩佳アナ、そして女性チーフプロデューサーを『報道ステーション』から追い出した。そんな会社で“御意三兄弟”の存在やエレベータールールを他マスコミに“暴露”する。

 でも今回の内山氏にしろ、小川アナにしろ女性プロデューサーにしろ、きちんとものをいうのは女性ばかりなんだな、テレ朝って。そして『Doctor-X』で巻き起こる病院内での理不尽、不条理エピソードはテレ朝がモデルという視点で見ると、今後はさらに面白いかも。

 なんなんだ、この嵐記事は。5人で出演! 新作映画撮影中! とデカデカとタイトルにしながら、映画『ピカンチ』第4作は製作されていないし、ドキュメンタリー映像も「極秘で撮影されているとの情報が浮上」という曖昧なもの。さらに随所に「かもしれない」「可能性がある」「という説も出ている」という“逃げ言葉”のオンパレード記事。結局、何もわからなかったのね、「自身」。

ともさかりえ、竹内結子、窪塚洋介…離婚後も親子の交流を続ける芸能界の元夫婦たち

 先日40歳の誕生日を迎えたともさかりえが、ミドルエイジ世代の女性に向けたwebマガジン「mi-mollet(ミモレ)」に登場し、シングルマザーとして中学生の息子を育てる葛藤や、最初の夫である息子の父親との交流について語っている。

 ともさかりえは2003年に俳優の河原雅彦と結婚。2004年に長男を出産し、2008年に離婚した。離婚報告時のブログでは「お互いに大好きでいるためのサヨナラを」選択したと綴り、話題になった。その後、ともさかは2011年にミュージシャンのスネオヘアーと再婚するものの、2016年に離婚。一方、最初の夫・河原雅彦は2016年に女優の安藤聖と再婚し、2017年には双子の女児が誕生している。

 「mi-mollet」のインタビューによると、ともさかと息子の間で父親の存在はタブーではなく、息子は離れて住んでいる父親ともやり取りをしているという。ともさかは「やっぱり私には埋められない何かが絶対にあるので、そこはパパにお願いしています。そういう距離感でいてもらえることがありがたいです」と語っている。

 ともさかにしろ、最初の夫にしろ、息子の誕生後に離婚や再婚といった私生活の変化が訪れたが、息子の親であることには変わりがない。縁を切ることなく、程よい距離感で良好な関係を築いているようだ。

 離婚後も絶縁するのではなく、元パートナーや子どもとの関係を継続している元夫婦は少なくない。

窪塚洋介のフォーメーション
 2012年に前妻と離婚した窪塚洋介は、2015年に元ダンサーのPINKYと再婚し、長女が誕生しているが、前妻や2004年に前妻との間に誕生した長男・愛琉との交流を続けている。

 前妻とPINKYも良好な関係のようで、ファミリーイベントがあると窪塚のInstagramには、窪塚、PINKY、長女、前妻、愛琉という「フォーメーション」の写真がきまって公開される。

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中村獅童「息子と会っています」
 中村獅童は、2005年に竹内結子と結婚し同年に長男が誕生したが、2008年に離婚している。離婚成立前から親権争いにまつわる報道が絶えず、親権は竹内が持ったものの、離婚後も「竹内が約束を守らず、獅童は長男に会えていない」などと報じられてきた。その後、中村は2015年に一般女性と再婚、2017年に男児が誕生している。

 そして2018年「ハーパーズ バザー」誌上のインタビューで、<失礼ですが、前の奥様との息子さんとは会っていますか?>と突っ込んだ質問を受けた中村は、はっきり<会っています。そして彼のことを一日として忘れたことはありません>と応えた。また自身の再婚の際も、長男に再婚許可を得たのだという。

 竹内結子も今年再婚、現在第二子を妊娠中であることを公表している。

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再婚後も毎週のように娘と会う遠藤章造
 千秋とココリコの遠藤章造のエピソードは、双方が包み隠さず明かしてきたため有名だ。二人は2002年に結婚し2003年に長女が誕生したが、2007年に離婚。現在はお互いに再婚しているものの、千秋のインスタによると長女は毎週のように父・遠藤と会っているといい、遠藤の家に泊まることもあるそうだ。

 真木よう子も、元夫と交流を続けている芸能人のひとりだ。真木は2008年に俳優・片山怜雄と結婚し、2009年に長女が誕生、2015年に離婚している。週刊誌の報道によると、現在、長女は真木と一緒に暮らしているが、真木が仕事で多忙な時などは片山の家が長女の面倒を見ているという。しかし真木と片山に関しては、離婚前から「ヒモ夫」など酷い報道が相次ぎ、社会の固定観念の強さが浮き彫りになった。

 その他、渡部篤郎とRIKACO、松田龍平と太田莉菜なども、離婚後も交流を続けている元夫婦だ。

 一般的に、「離婚」は家族の破綻を意味するものと捉えられており、また、日本では離婚時に父親か母親どちらかが「親権」を取得するという決まりになっている(単独親権)。そのため、離婚して子どもと離れて暮らす親は、元パートナーとはもちろん、子どもとも縁を切って交流が途絶えてしまうことが少なくない。

 しかし離婚はあくまで夫婦関係の解消であり、子どもとの親子関係を解消するものではないはず。離婚した後も、それぞれの事情や状況を踏まえながら、子どもにとって居心地の良い関係を築けるに越したことはない。ただし離婚紛争時は双方が感情的になり、話し合いが難しいケースもある。離婚を個人間の出来事で片付けず、サポートする制度が必要だろう。

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「超激安」ダイエットクーポンの正体は……「昭和すぎる」痩身マシンにおったまげ!

お安い金額で、イイことしたい! 得したい!」という女の欲望を刺激する、「クーポン雑誌」「クーポンサイト」が巷に溢れまくっている現代――。しかしあまりの安さに、「こんなに安くて大丈夫?」「逆に損するなんてやーよ!」と、クーポンに半信半疑の人もいるはず。そんなあなたに向けて、女が特に気になる「美容・健康クーポン」を、世界で最も「安い!」に弱い大阪出身の女性ライターが、覆面調査員としてレポートしちゃいます!

 風呂に入るたび、腹の肉をむんずとつかんで「まるで鏡餅のようだわ……」と思い、ため息をつく日々。クーポンサイト「グ●●●ン」で見つけたクーポンを使い、ヨガを始めたものの、結果にコミットできないことに焦り、月4回9,000円、さらに通い放題1万6,000円プランまで追加してしまった。これなら、クーポンを使わず、普通に入会した方が、各種割引でリーズナブルだったかもと思ってしまう。そんな愚かな筆者が今回見つけたのは、インスタの広告クーポンである。

潜入その1:昭和の香り漂うマシンに驚愕/池袋・P

【メニュー】体験入会 12回
【クーポン価格】3,000円(通常価格:月謝約7万円)

 「痩身教室」とも呼ばれるサロン「P」は、昭和の時代を生きた人であれば、一度は耳にしたことがある名前なのではないだろうか。そんな「P」が、12回3,000円という超激安プランのクーポンを展開中であることを発見。お得なものに目がない関西人である筆者は、早速覆面調査を開始すべく、「P」に潜入することにした。

 同プランは、スタート前に無料体験を受けることが必須となっていた。全国にある店舗の中から選んだのは、比較的自宅から近い池袋教室。ドキドキしながら、教室を訪れ、その扉を開けると、おったまげた! なんと、インストラクターたちはポロシャツを着用しているにもかかわらず、受講生たちは、いまどきヨガ教室でも目にしないレオタードスタイルではないか。「えっ……何時代?」と呆気にとられてしまったのは言うまでもない。さらに、ダイエットのキホンが書かれた“模造紙”が壁に貼ってあるのも、教室に漂う昭和感を高めている気がした。

 おっぱいをポロリした状態で採寸したあと、レンタルのレオタードを着用し、体験スタート。まずは、エステサロンなどでもときどき目にする、「特急マシン」と呼ばれる機械を試してみる。なんでも、第二の心臓と言われる脚を空気圧で刺激することで、新陳代謝を活発化させ、基礎代謝量を高め、痩せやすいカラダを作るのだとか。さらに、強力な温風圧で深部の脂肪を振動させるというマシンも体験した。これらのマシンを、12回3,000円という値段で使うことができるのは、確かにお得だろう。が、その他のオリジナルマシンが、まさかの「木製」である点がどうしても気になってしまうのだ。具体的には「痩せたい部位にあてて刺激する木製の回転ローラー」なのだが、なんとも「昭和」な逸品であり、このマシンで果たして痩せるのかと疑いが拭えない。

 とはいえ、12回3,000円の安さに負けて、体験入会することにした筆者。入会後1回目は、まず体重測定、軽い柔軟、脚踏み運動を行い、その後、栄養指導(「早食いNG、20回噛みましょう」などの指示も)を受け、各種マシーンで肉をほぐし、さらに宿題の「体操プラン」を聞くという内容だった。2回目からは、ここに自転車こぎも追加され、食事ノートの記入なども指示された。

 これは、本気で「痩せたい」スイッチを入れないと、ついていけない……そう思って、せっせと教室に通っていたのだが、7回目に教室を訪れた際、体重測定をしてあぜん! なんと体重が増え、ウエストなどの値は変わりなしという有様だったのだ。知り合いにも「まったく変わらない! 効果ないじゃん」と指摘され、ガッカリしてしまった。

 そんな中、教室側から正式入会のお誘いがあったが、月会費約7万円! 正直、どっと疲れる数字である。もちろん、教室に通うことで痩せた人も少なからずいるようだが、それは「日々5,000歩以上歩く」「正しい食事を意識する」といったインストラクターとのお約束を、ちゃんと守れた人なのではないだろうか。真面目ではない筆者には、合わない痩身教室なのかもしれない。

クーポン満足度 ★☆☆☆☆
クーポンリピ度 ★☆☆☆☆
※努力したくない人間には疲労だけしか残りませんでした

【メニュー】ドライドライヘッドスパ40分
【クーポン価格】2,400円(47%オフ)

 ダイエット疲れなのか便秘がひどくなり、ストレスはマックスに……! ということで、「とにかくなんでもいいからマッサージを」とクーポンサイトを漁っていたのだが、即時予約の取れるサロンはなかなかない。そんな中見つけたのが、ドライヘッドスパが売りの池袋「M」。このお店はクーポンは、上限3枚まで購入可能なのだが、最初に一括購入しなければいけないルールがあった。「今しか3枚購入できない」と言われると、かなり心が揺らぐ。しかし、どんなサロンであっても、クーポンの追加購入は一度体験してから考えたいもの……。筆者は特に、マッサージ系のクーポンを利用した際、合わない施術者に当たって体がボロボロになり、鍼灸院に走った経験も少なくないだけに、リスクは背負いたくないのである。

 こうして3枚購入を取りやめて、池袋のはずれにあるビルの一室を訪れると、そこは異国情緒が漂う空間で、オシャレな雰囲気ではあった。まずはカルテ記入から。そして個室でフットバスを行う。通常、マッサージ店のフットバスは、「アロマオイル入り」くらいのサービスはあるのだが、このサロンではタライに湯が張ってあるだけ!  正直、家でもどこでもできるもので、それがなんと10分間もある。クーポンには「40分」と書いてあったはずだが、その実、10分間はタライにただ足を突っ込むだけの時間だったのだ。

  「これじゃあ、実質、施術時間は30分か」と呆れていると、さらに驚くことが。なんと「勧誘」という名のカウンセリグが10分間もあった。要は正味たった20分しか施術時間がなかったのである。なお、このクーポンの価格は2,400円。10分1,000円以上とは、正直、クーポンとしてはぼったくり価格と思ってしまったが、よくよくクーポンサイトを読み返してみると、その旨がしっかり記載されていたのだった。詐欺ではなく、ただただ高いだけというオチだが、納得がいかない。

 なお、お客さまの評価に、「美容院のヘッドスパとは別次元」などと書かれていたのに惹かれ、クーポンを購入したものの、筆者的にはまったくそうは思わなかった。あの書き込みはまさかのサクラか……と疑ってしまうレベルである。まるでドブにお金を捨てたような気分で、これなら、美容院でシャンプーをお願いする方が100倍キモチイイ思いができたと、後悔ひとしおの筆者であった。

クーポン満足度 ★×マイナス10
クーポンリピ度 ★×マイナス100
※クーポンの時間配分はしっかり読むべし! コメントに騙されるな!

吉原杏(よしわら・あんず)
大阪生まれ、大阪育ち。好きなモノは小銭。好きな場所はリサイクルショップに100円均一。美容・健康オタクとしてプチ整形、数々のダイエット法に挑戦したことも。数々の携帯小説家、『株一年生~ゼロからわかる株の教科書~』(オープンアップス)などのアプリ作家として活動。

常識的に考えてありえない!? ダレノガレ明美、電車内でのフェースパック姿に批判殺到

 ダレノガレ明美が21日、自身のツイッターに投稿した写真に批判が殺到している。

 ダレノガレといえば先日、台風19号の接近に伴って避難所に向かったところペットの受け入れを拒否されたことを明かし、多くの反響を呼んでいたばかり。

 そんなダレノガレはこの日、「帰りのロマンスカーでもパック!乾燥肌には新幹線や飛行機時はパックは欠かせない!バックの中には3枚は入ってます!」とつづり、ロマンスカーの座席でフェースパックを顔全体に貼りつけた自身の写真を披露した。

 この投稿に対し、ファンからは「叩かれる前に消した方が良いと思うよ」と注意する声も寄せられたが、次の投稿では「ロマンスカーって周り駅弁食べたり、ビール飲んでたりしてる人いるけどパックダメなの?。さすがに山手線とかではやらないけど、新幹線とか、ロマンスカーとか飛行機くらいは許して!」と発言。

 しかし、やはり多くの反感を買ってしまったようで、ネット上では「常識的に考えてロマンスカーでパックはありえないでしょ」「美意識高いアピールするならロマンスカーでパックするなよ」「本当に常識がないんだね」といった批判の声が殺到している。

 明確なマナー違反ではないものの、周りの乗客が不快な思いをする可能性もある。芸能人という立場上、せめてこういった写真をSNSにアップするのは避けたほうが賢明だったか。

何がなんだかよくわからないまま金を払い続ける「増税パンチドランカー」

社会と日常、その狭間。あまり明るくなさそうな将来におびえつつ、なんとなく日々を過ごしてしまっている小市民的な視点から、見えてくるものを考える。

 消費税の税率が10%に引き上げられた。あわせて“軽減税率”“キャッシュレス決済ポイント還元”“プレミアム付き商品券”などという、よくわからないものが暮らしのなかに出現した。いや、プレミアム付き商品券については使っている人を見たことも聞いたこともないので、とくに出現していないのかもしれない。とりあえず、今のところは痛税感よりも「なんかよくわからないな」という割り切れない感じと戸惑いのほうが大きいのではないだろうか。

消費税増税の反動の景気対策に2兆円超!?

 軽減税率の対象品目について、すべて完璧に理解している人はきっといないだろう。ラムネのフタ部分のオモチャ笛が“一体資産”とされて軽減税率の対象にならないとか、テイクアウトとイートインをめぐるゴタゴタとか、「もうどうでもいい」という気になって当然だ。店舗によって異なるキャッシュレス決済サービス、還元ポイント率をすべて把握している人もきっといない。とりあえず、これまで同じように買い物をして、たまにレシートを確認して商品によって税率が8%だったり10%だったり、ポイントが還元されていたり、いなかったり、するのを見て「へえ……」と軽い無力感を覚えるぐらいしかできない。麻生太郎財務大臣は消費税増税にともなう混乱について、「日本人の計算能力は極めて高い」から「ないと期待している」と述べたそうだけれど、計算能力の問題ではないよね。そもそも麻生大臣自身、かつて軽減税率について「面倒くさい」と言っていたはず。経団連の中西宏明会長もポイント還元制度について「やり方が難しく、どのように機能するかは正直わからない」といっていたので、私たちが面倒くさくてよくわからないと感じるのも当然だろう。

 まあ、軽減税率やキャッシュレス決済ポイント還元がまったくもって意味不明でいかにバカバカしいものであるかは、増税前からさんざんっぱら指摘され続けてきたし、その事態の混迷っぷりも嫌というほど見せつけられてきた。それでも実際に始まったら少しは慣れてくるのかな、なんて思っていたけれど、やっぱり全然そんなことはなかった。これからもずっと「よくわからないな」というぼんやりとした嫌な感じを抱えたまま慣れることなく、増税した消費税を払い続けていくことを思うと、厭世的な気持ちにならざるを得ない。

 消費増税は“社会保障の充実と安定化”のためということで、実際に社会保障費が年々上がっていって大変なことになっているということは嫌というほど聞かされている。しかし、今回の消費税増税分のうち社会保障費に充てられるのは、そのうちの一部でしかなく、それも軽減税率実施に必要な財源でほとんど帳消しになるとか、その財源を確保するために社会保障費からも1000億円回されるとかいう報道に接すると、わけのわからないものが余計にわからなくなってくる。さらに、消費税を増税すると当たり前だが消費が冷え込むということで、件のキャッシュレス決済還元やプレミアム付き商品券といった景気対策に2兆円を超える金が投入され、もろもろのコストを計算すると、増税で見込まれる増収を超えてしまうそうだ。「へえ……」と思ったね。

 数兆円という巨額が動くなかに埋もれてしまいそうだが、キャッシュレス決済ポイント還元やプレミアム付き商品券の広報・宣伝費に約74億円が計上されていることも、なかなかどうしてという感じである。なんと、この予算で政府公認の“ゆるキュラ”も作られているそうだ。いったいどこにいるんだ。このゆるキャラについて会見で記者に問われた麻生財務大臣は「知らねぇな。その内容は詳しく知らない」と答えており、そりゃ担当大臣が詳しく知らないのなら誰も知らんわ。

 一部で話題になった経産省公式「ポイント還元対象店舗検索アプリ」の地獄のような使い勝手の悪さと不具合の多さ、その有様もまさに悲惨の一言だ。ポイント還元制度が終わるのは来年6月。このまま機能が改善されることもなく、自然消滅的にひっそりと消えていきそうだが、たいして炎上していないのは、ほとんどの人がアプリを使っていないからだろう。このアプリ開発には74億円のうち、いくら使われたのか。このアプリだって一応は国を挙げてのプロジェクトのはずなのだが。日本の技術後進っぷりがもの悲しい。

消費税増税を歓迎しているのは……

 まあ、そんなこんなで一般市民としては消費税が増税されて良かったことなんて何ひとつないように感じてしまうのだが、この増税について「非常に良いことだと歓迎する」と堂々と言ってのけたのが、ポイント還元が難しくてよくわからない経団連の中西会長である。これは当然、財政健全化を念頭に言っているわけだが、よく指摘されているように法人税は消費税が導入されてからどんどん減税。消費税の増税と反比例するように法人税が減っていて、言ってしまえば肩代わりしているようなものである。そりゃ財界は歓迎するだろうよという話だ。しかし、消費税増税が景気にマイナスなことはわかりきっているのに、この言い草。結局、日本の経済がどうなろうとも輸出で儲けている大企業中心の財界にはどうでもいいということなんだろう。そもそも、日本の賃金が全然上がらないのだって、企業経営者が労働者の給料を上げず、株主に還元もせずにただ内部留保を積み上げていることも大きな要因になっているはずだ。もはや、この人らは“庶民の敵”といっていいのではないか。

庶民はニンジンの皮を食べて増税を乗り切ろう

 そして、経団連と仲良しの日経新聞は消費税増税に対して「ニンジンの皮を食べて乗り切れ」という記事を掲載。金がないのであれば普段は捨てているところを食べればいいじゃない!って、パンがなければ菓子を食べろといったマリー・アントワネットのほうがマシではないか。ちなみに日経新聞は甚大な被害をもたらした台風19号を受けて「『もう堤防には頼れない』国頼みの防災から転換を」という記事も掲載している。災害が起きても国や行政に頼らず、自分で自分の身を守ろうというのだが、いったい何のために私たちは税金を払っているのだろう。ちなみに、この台風19号が日本列島を荒らし回っている最中、安倍政権は社会保障費の1300億円圧縮の検討を開始したそうだ。

 サンドバッグか。日々つましい暮らしをしている庶民はもう殴られっぱなしでK.O.寸前だ。既存のルールをぶち壊して価値観をひっくり返してしまうジョーカーのような存在も現実には出現しない。なすすべもなく、お上がいつの間にか決定したことにただ従い、それが当たり前になって何も感じないパンチドランカー状態。そして、よくわからないまま増税した消費税を払い続けるのだ。

何がなんだかよくわからないまま金を払い続ける「増税パンチドランカー」

社会と日常、その狭間。あまり明るくなさそうな将来におびえつつ、なんとなく日々を過ごしてしまっている小市民的な視点から、見えてくるものを考える。

 消費税の税率が10%に引き上げられた。あわせて“軽減税率”“キャッシュレス決済ポイント還元”“プレミアム付き商品券”などという、よくわからないものが暮らしのなかに出現した。いや、プレミアム付き商品券については使っている人を見たことも聞いたこともないので、とくに出現していないのかもしれない。とりあえず、今のところは痛税感よりも「なんかよくわからないな」という割り切れない感じと戸惑いのほうが大きいのではないだろうか。

消費税増税の反動の景気対策に2兆円超!?

 軽減税率の対象品目について、すべて完璧に理解している人はきっといないだろう。ラムネのフタ部分のオモチャ笛が“一体資産”とされて軽減税率の対象にならないとか、テイクアウトとイートインをめぐるゴタゴタとか、「もうどうでもいい」という気になって当然だ。店舗によって異なるキャッシュレス決済サービス、還元ポイント率をすべて把握している人もきっといない。とりあえず、これまで同じように買い物をして、たまにレシートを確認して商品によって税率が8%だったり10%だったり、ポイントが還元されていたり、いなかったり、するのを見て「へえ……」と軽い無力感を覚えるぐらいしかできない。麻生太郎財務大臣は消費税増税にともなう混乱について、「日本人の計算能力は極めて高い」から「ないと期待している」と述べたそうだけれど、計算能力の問題ではないよね。そもそも麻生大臣自身、かつて軽減税率について「面倒くさい」と言っていたはず。経団連の中西宏明会長もポイント還元制度について「やり方が難しく、どのように機能するかは正直わからない」といっていたので、私たちが面倒くさくてよくわからないと感じるのも当然だろう。

 まあ、軽減税率やキャッシュレス決済ポイント還元がまったくもって意味不明でいかにバカバカしいものであるかは、増税前からさんざんっぱら指摘され続けてきたし、その事態の混迷っぷりも嫌というほど見せつけられてきた。それでも実際に始まったら少しは慣れてくるのかな、なんて思っていたけれど、やっぱり全然そんなことはなかった。これからもずっと「よくわからないな」というぼんやりとした嫌な感じを抱えたまま慣れることなく、増税した消費税を払い続けていくことを思うと、厭世的な気持ちにならざるを得ない。

 消費増税は“社会保障の充実と安定化”のためということで、実際に社会保障費が年々上がっていって大変なことになっているということは嫌というほど聞かされている。しかし、今回の消費税増税分のうち社会保障費に充てられるのは、そのうちの一部でしかなく、それも軽減税率実施に必要な財源でほとんど帳消しになるとか、その財源を確保するために社会保障費からも1000億円回されるとかいう報道に接すると、わけのわからないものが余計にわからなくなってくる。さらに、消費税を増税すると当たり前だが消費が冷え込むということで、件のキャッシュレス決済還元やプレミアム付き商品券といった景気対策に2兆円を超える金が投入され、もろもろのコストを計算すると、増税で見込まれる増収を超えてしまうそうだ。「へえ……」と思ったね。

 数兆円という巨額が動くなかに埋もれてしまいそうだが、キャッシュレス決済ポイント還元やプレミアム付き商品券の広報・宣伝費に約74億円が計上されていることも、なかなかどうしてという感じである。なんと、この予算で政府公認の“ゆるキュラ”も作られているそうだ。いったいどこにいるんだ。このゆるキャラについて会見で記者に問われた麻生財務大臣は「知らねぇな。その内容は詳しく知らない」と答えており、そりゃ担当大臣が詳しく知らないのなら誰も知らんわ。

 一部で話題になった経産省公式「ポイント還元対象店舗検索アプリ」の地獄のような使い勝手の悪さと不具合の多さ、その有様もまさに悲惨の一言だ。ポイント還元制度が終わるのは来年6月。このまま機能が改善されることもなく、自然消滅的にひっそりと消えていきそうだが、たいして炎上していないのは、ほとんどの人がアプリを使っていないからだろう。このアプリ開発には74億円のうち、いくら使われたのか。このアプリだって一応は国を挙げてのプロジェクトのはずなのだが。日本の技術後進っぷりがもの悲しい。

消費税増税を歓迎しているのは……

 まあ、そんなこんなで一般市民としては消費税が増税されて良かったことなんて何ひとつないように感じてしまうのだが、この増税について「非常に良いことだと歓迎する」と堂々と言ってのけたのが、ポイント還元が難しくてよくわからない経団連の中西会長である。これは当然、財政健全化を念頭に言っているわけだが、よく指摘されているように法人税は消費税が導入されてからどんどん減税。消費税の増税と反比例するように法人税が減っていて、言ってしまえば肩代わりしているようなものである。そりゃ財界は歓迎するだろうよという話だ。しかし、消費税増税が景気にマイナスなことはわかりきっているのに、この言い草。結局、日本の経済がどうなろうとも輸出で儲けている大企業中心の財界にはどうでもいいということなんだろう。そもそも、日本の賃金が全然上がらないのだって、企業経営者が労働者の給料を上げず、株主に還元もせずにただ内部留保を積み上げていることも大きな要因になっているはずだ。もはや、この人らは“庶民の敵”といっていいのではないか。

庶民はニンジンの皮を食べて増税を乗り切ろう

 そして、経団連と仲良しの日経新聞は消費税増税に対して「ニンジンの皮を食べて乗り切れ」という記事を掲載。金がないのであれば普段は捨てているところを食べればいいじゃない!って、パンがなければ菓子を食べろといったマリー・アントワネットのほうがマシではないか。ちなみに日経新聞は甚大な被害をもたらした台風19号を受けて「『もう堤防には頼れない』国頼みの防災から転換を」という記事も掲載している。災害が起きても国や行政に頼らず、自分で自分の身を守ろうというのだが、いったい何のために私たちは税金を払っているのだろう。ちなみに、この台風19号が日本列島を荒らし回っている最中、安倍政権は社会保障費の1300億円圧縮の検討を開始したそうだ。

 サンドバッグか。日々つましい暮らしをしている庶民はもう殴られっぱなしでK.O.寸前だ。既存のルールをぶち壊して価値観をひっくり返してしまうジョーカーのような存在も現実には出現しない。なすすべもなく、お上がいつの間にか決定したことにただ従い、それが当たり前になって何も感じないパンチドランカー状態。そして、よくわからないまま増税した消費税を払い続けるのだ。

ラファエル&ヒカル、金持ちYouTuberの共通点と違い

テレビ業界で最もYouTubeに詳しい新進気鋭の20代放送作家、白武ときお(「しもふりチューブ」)と長崎周成(「フワちゃんTV」)が、最新のYouTube事情と注目チャンネルについて語り尽くします!

<「超YouTube学」バックナンバーはこちらから>

長崎 ここ最近のYouTubeの話題といえば、嵐、のん、N国・立花氏などいろいろありますけど、オリラジの中田さんとラファエルさんのコラボ動画は面白かったですね。YouTubeやテレビの未来について話をしているんですが、2人とも割り切ったビジネス思考の持ち主で、そういった観点からトークが展開されている。中田さんはテレビとYouTube、両方の裏側をしってう、それを踏まえた上で「俺はこうなると思う」っていうメディアの未来の話をしていて。今って、テレビなのかYouTubeなのかって揺れてる時代だからこそ、間にいる人の意見って、すごく気になる。僕らのこの対談もそうですけどね(笑)。もちろん、中田さんたちに比べたら僕らは弱小作家なので全然大したことないんですが。

白武 ラファエルさんって、夜の仕事をしている女性やAV女優にインタビューして「いくら稼いでる?」とか、「男性関係どうなってる?」といった、AVの一歩手前みたいな動画だったり、怪しいお金事情に切り込むような動画を上げていたんですけど、今年1月、YouTubeのコミュニティガイド違反を理由にアカウントが停止され、動画が全部消えてしましました。そこからサブチャンをメインにして、ドッキリ系のネタにシフトされました。「ラファエルのランボルギーニ勝手に色変えてみた【ドッキリ】【Raphael】」「高級寿司屋で時価の商品頼んだら会計が100万だったドッキリ」とか。

長崎 もともと、ヒカルさんと共にマネー系企画のパイオニアでもありますね。「100万円渡して●●してみる」という企画だったり、「YouTuberといえばお金を持っている」というイメージをこの2人が広めたところがある気がします。刺激的なお金芸。

白武 ほかのYouTuberさんは踏み入らない、怪しいけどついつい見ちゃう、人の好奇心を刺激するネタを作るのがうまい。架空請求業者を撃退してみたり、法律のグレーゾーンに切り込んでみたり、1億円時計を購入してみたり。

長崎 Googleって、広告主に対して適しているかどうかって評価をするんですが、グレーな企画をしている分、攻めた企画を連発していた頃は、この2人はすこぶる評価悪かったんじゃないかな(笑)。だけど、動画の途中に差し込んでいる広告の量はハンパないし、それをスキップさせない編集の仕方しているから、Googleの収益評価が下がっていても収益に関係ない。何より、面白くてついつい見てしまうから再生回数が軒並み多い!

白武 ラファエルさんといえばお面がトレードマークですが、下世話なことをやってるけど表情が見えない、っていうのもいいですね。謎のマスクマンの顔を知りたいし、一発でビジュアルを覚えてしまう。一時期、お面つけたりメイクしたり、ラファエルさんのパチモンが大量発生してましたね(笑)。

長崎 見た目の老いを感じさせないという点でいうと一生、方向性を変えずにYouTuberできそうですよね。

長崎 一方、ヒカルさんは、ラファエルさんと攻めてるラインは似ていますけど、”社会の闇に切り込んでいる”感じがある。一番再生回数が多い動画でいうと、「当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く 一部始終をban覚悟で完全公開します」っていうやつ。

白武 これは本当、YouTube界の歴史に残る名作。テレビマンたちも「この人すごい!」ってもれなく動画をチェックしてました。2年前なんで、テレビマンたちも「YouTuberってどんなもんじゃい」って感じだったんですけど、この動画には衝撃受けてましたね。

長崎 要は、祭りのくじを全部引いて、本当に当たりが出るかどうか検証するってやつなんですけど、テキ屋に単身で突っ込んでいくのはめちゃくちゃすごいですよね。YouTuberならではの芸ですよ。テレビだったら100%「やめろ!」って言われるじゃないですか、上の人に。コンプラ的なことや、揉め事を考慮して。

白武 覚悟がすごい。思いついても絶対にできないですね。あと、しゃべりがとてもうまくて、テンポがよくて聞きやすい。情報の伝達能力が高いので、そういう面でもYouTube向きですね。

長崎 ヒカルさんはこれ系のネタ、めちゃくちゃやってますね。「当たりはなんだ?1回3000円の闇ガチャ売り切れにして気になる中身を調査してみた」「ヤフオクで怪しすぎる10万の高額オリパを発見!全て落札して中身を査定してみた」とか。この芸って、無名YouTuberが売れたくて必死になってやりそうなことじゃないですか。だけど、少し前にもやってましたね。「お菓子とコーラだけで9万円請求?ぼったくりバーに潜入調査したら闇深すぎたから会話全て公開します」ってやつ。レコーダーを胸ポケットに入れて、バーに入っていって、店員との会話を録音して。

白武 すごい生々しかったね。

長崎 ラファエルさんとの違いでいうと、好奇心で企画をやってるのがラファエルさんだとしたら、ヒカルさんは割とダークヒーローというか。実は裏で誰かを救っている感がある。テキ屋しかり、ぼったくりバーしかり。危険を顧みず捨て身で突っ込む姿に、カリスマ性を感じてしまう。

白武 「祭りくじ」のあと、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんを抜いてトップYouTuberになるかってくらい勢いがあったけど、2017年の夏に“VALU騒動”(編註:個人が疑似株式を発行できるサービスVALUで、自身の株券の価値をつり上げ、YouTube史上でもかつてないほど大炎上した)が起きました。2カ月の休養を経て、ラファエルさんやシバターさんと”炎上軍”を結成してコラボ動画を上げたり、“金持ちYouTuber“というブランディングを確立して、見事に返り咲いた。そういうストーリーも、ファンに支持される一因なのかもしれない。

長崎 ヒカルさんって兵庫県の姫路出身なんですけど、地元を大切にしてる一面もある。地元のカードショップ「遊楽舎」のおっちゃんとのやりとりを見せたシリーズとか、大金はたいておばあちゃんの家をリノベーションしてあげるとか。実はあったかいんやで~っていう一面がある。

白武 「遊戯王」カードネタとか子どもにも刺さるネタもあったりするんで、そこのバランスもいいよね。懐かしいあのレアカードがいくらで売れるのか、ついつい見てしまいます。

長崎 HIKAKINさんが表でYouTube界を盛り上げるスーパーヒーローだとしたら、ヒカルさんは裏で社会やYouTubeを救う「ダークヒーロー」ですね。

(【2】に続く)

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●しらたけ・ときお(@TOKIOCOM

▼放送作家▼1990年京都府生まれ▼「しもふりチューブ」毎日18時投稿▼担当番組:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないシリーズ」「Aマッソのゲラニチョビ」「みんなのかが屋」▼お仕事と仲間を募集しております。お気軽にご連絡ください!【Mail】tokiocpu@gmail.com

●ながさき・しゅうせい(@shuuuuuusei

▼1991年生まれ神戸出身・放送作家▼芸人、テレビ制作会社勤務を経て放送作家に。テレビを中心に活動しながら、昨年「フワちゃんTV」(現在登録者数約31万人)/「フワちゃんFLIX」(現在登録者数約9万人) を開設▼担当番組:「ZIP!」「アオハル TV」「ドラえもん」「サムライバスターズ」「勝負の冬」など▼その他:広告案件、YouTubeチャンネルコンサルティング▼お仕事のご相談はMailかDMでどうぞ!【Mail】shusei6308@gmail.com