3代目バチェラー・友永氏、1~6話を本人が解説! “乳首責め”“バツイチ告白”を受けた本音は?

 Amazon Prime Video独占配信のリアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン3。CMやSNS等でも話題なので、気になっている方や、すでに毎週金曜日の最新話配信を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?

 3代目のバチェラー、友永真也氏は歴代のバチェラーの中でも、結婚相手探しにかける本気度はダントツ。すでにシリーズは後半戦に突入し、20人いた女性も半数以下になり佳境を迎えていますが、これまでに受けたさまざまな“強烈アピール”について友永氏はどう思っていたのか!? 『バチェラー』シリーズが大好きなライター、白戸ミフルが本音を聞いてみました!

バチェラーからのスキンシップもすごい!

 シーズン3となった今回の『バチェラー』は、参加女性たちが「モンスター揃い」といわれています。それだけに、バチェラー・友永氏への“アピール”もシリーズ史上最も激しい様子。一方で、バチェラーから仕掛けるスキンシップも激しいような……? 積極的なのは、中高を“ジュテーム”的な愛の国・フランスで過ごしたことが影響してるんでしょうか?

「いえ、そこに関してはわざとやっています。時間がないなかで、結婚相手を見つけようと思っているので、一気に距離感を縮めないと、という焦りもありまして」

 すぐに腰に手を回したり、全体的に女性との距離が近いのはそのためだったんですね。ハグなんて全員としているんじゃないですか!?

「そうですね。ハグは多いですね。ハグは全員としますね。ハグはだって、誰でもするものではないんですか?」

 ……数えるくらいしかないですね。

「そうですか。僕にとってハグは日常なので、全然ハグは(相手に対する気持ちの表れとして)判断材料にならないです(笑)」

  スキンシップは女性たちも負けてはいません。しかし、積極的にアピールをした女性たちに限って、すでにお別れしてしまっているのも事実。一体、何がいけなかったのでしょうか? 

◎自己紹介よりも前にキスした高田汐美さん

 
 
 
 
 
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 最初に強烈な印象を残したのは、シオミン(髙田汐美さん)でした。自己紹介よりも前にキスをしてきましたよね。ビックリしませんでしたか?

「そうですね、印象は強かったですね。でも、いやらしい感じには全然思わなかったです。キスとかされてもサッパリしているように感じましたね」

 確かに、グループデートでも単独行動と取って、サッパリしてました。

「ああいう自由な感じの子、僕のプライベートでもよくいるタイプなんですよ。だから本当に一緒にいて楽しいし、仲良い友達にはなれると思います。番組を見ている、僕の友人たちからも一番人気なんですよ」

 お別れの時はカッコいい引き際でしたね。

「そうそう。最初があんな感じだったので、最後はキレてタックルとかしてくるかと思ったら、みんなに応援の言葉を残して、潔くキレイに去って行った。カッコええなと思いましたね」

 5話ではシオミンから“惚れ薬”のプレゼントもありましたが。

「あの惚れ薬、僕が毎日飲んでるサプリとまったく同じだったんです(笑)。そういう意味でも感覚が一緒なので、友達として仲良くなれるっていう運命は感じましたね!」

 初対面のキスアピールはマイナスではなかったものの、“結婚相手ではなく友達”となってしまい、お別れとなったシオミンでした。

 続いて印象に残ったのはグアムのビーチで水着姿の田尻夏樹さんが、ハンモックの上でバチェラーに脚を絡ませるシーン……と思いきや、その後の加賀美碧さんのマッサージが猛烈にエロく、見せ場は完全に持っていかれました。

 水着で股がられて、そして乳首も触られて……、あのドエロなマッサージを受けている間も表情を崩すことなく、冷静に受け止めてましたが、どんな気持ちでしたか?

「おかげさまで楽しんでいました(笑)。シーズン2でも見たような光景だったし、落ち着いていられましたね。女性から何かやってもらう時は、その女性が一番輝けるようにしたいと思っていたので、彼女がイケるとこまでお付き合いしようと思っていましたね」

 女性が頑張っている時は、邪魔しちゃいけないって感じですかね。

「はい。むしろ、僕が油を注いで盛り上げてあげる感じですね(笑)」

 でも結果的に、エロ攻撃をする女性は結婚相手にはならないですよね?

「はい(笑)。エロ攻撃が来た時点で“お別れだな”とは思っていました(笑)」

 シーズン1では鶴(あいか)さん、シーズン2ではあずあず(野田あず沙)と、エロ攻撃はもはや『バチェラー』シリーズの風物詩となっていますが、嫁候補に残るのは厳しい道のようです。それでもエロ度のレベルは、シーズンを重ねるごと確実に上がっています!

 金子実加さんは、初対面で「昔会ったことがある」けど、どこで会ったのかは秘密にするという、“引っ張り”作戦を展開。2話でようやく、友永氏に“どこで”を教えたところ、女性たちにも話が広まり、その過去を知らなかった、金子さんの昔からの友人、中川友里さんがショックを受ける――という、飛び火騒動まで巻き起こりました。そんな金子さんは、4話で去ってしまうわけですが、やはり“秘密”といえば、田尻さんの“バツイチ子持ち”の過去が一番大きなものでしょうか。

 正直、6話での告白は遅すぎる気がしましたが、いかがでしたか?

「もちろん驚いたんですが、聞いた瞬間、いろんな思いが駆け巡りましたね。やはり真っ先に考えたのは子どものこと。『今、子どもは何をしているの!?』と。当時、撮影から2カ月はたっていたので、『連絡も取れない状況下で子ども一人置いて大丈夫なのか?』とか」

 ドン引きというより、お子さんのことを考えてしまったんですね。

「僕、子どもの頃の記憶がすごくあって。撮影時、彼女の子どもはちょうど時期的に小学5年から6年に上がるタイミングだったんですけど、そんな時期に母親がいなかったら、自分だったらキツイなぁとか考えてましたね。祖父母のところに預けていたようですが、もしも6年から中学に上がるタイミングだったら、卒業式とか入学式をパスするわけじゃないですか。それはないな、と思いましたね。もしそうだったら来ないと、彼女も言ってましたが」

 なるほど。告白時期は気になりませんでしたか?

「はい。僕は女性の本音を探ることに全力で、質問ばかりしていたから、自分が話したいと思っていてもタイミングがなかったのかなと思ってます。こっちが言わせない空気を作っていたせいです」

 水着で脚を絡ませるシーンとか、子どもが見たらショックだろうなと思っちゃいましたが。

「それも考えましたね~。あれはママだったんやと思うと、本当にビックリしました」

 田尻さんの“バツイチ子持ち”の告白時期は気にならないまでも、撮影中の子どもの状況に思いが駆け巡ったという友永氏。

 『バチェラー』シーズン3も後半になり、それぞれの女性に対する友永氏の感情も深くなっている中、それでも毎回1人の女性が脱落していきます。次回の記事では“お別れした女性たちと、その真相”について突っ込んで聞いてみたいと思います。

【『なにかが首のまわりに』レビュー】“アフリカの女性”が味わう苦さや孤独感は、日本に生きる私たちと地続きなもの

――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します。

『なにかが首のまわりに』レビュー:アフリカの女性が味わう苦さや孤独感は、日本に生きる私たちと地続きなものの画像1

■『なにかが首のまわりに』(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ)

【概要】

 2013年発表の長編『アメリカーナ』で、アフリカ・ナイジェリア出身作家として初の全米批評家協会賞を受賞している女性作家チママンダ・ンゴズィ・アディーチェによる短編集『なにかが首のまわりに』。彼女のスピーチ音源が歌手ビヨンセの「Flawless」に組み込まれたり、クリスチャン・ディオールのTシャツにそのメッセージがデザインされたりと、作家としてだけでなく、アフリカと世界をつなぐオピニオン・リーダーの1人として注目され、幅広いジャンルに影響を与えている。

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 『なにかが首のまわりに』は、ナイジェリア出身女性による、アフリカに生きる女性やアフリカから米国に居を移した女性の人生のひとときを切り取った短編集――と紹介すると、日本に生きる自分には遠い世界の話と感じる人が多いかもしれない。しかし、どの短編にも、特に女性ならばふと感じたことがあるような違和感や苦楽が織り込まれ、まるで親戚の話を聞いているような身近さで彼女らの日常が迫ってくる、きわめて普遍的な物語だ。

 本作に収められている短編は12で、ほとんどがアフリカ女性をメインに据えている。「アジアの女性」でくくられる範囲が非常に広いように、「アフリカの女性」といっても、肌の色や出身民族、家庭環境、経済状況、宗教など、どれをとってもバラバラだ。千差万別な女たちがいるのに、「黒い肌、縮れた髪」という外見で、中身まで印象で判断されてしまう戸惑いを繊細に表現した表題作や「先週の月曜日に」「結婚の世話人」など、米国で生きるアフリカ出身女性の物語が、特に強い印象を残す。

 表題作「なにかが首のまわりに」の女性主人公が生まれ育ったナイジェリアの公用語は英語だ。経済都市ラゴスは貧富の差も激しいが、ビルが立ち並び、車で移動する人も珍しくない。しかし、移民として米国で暮らし始めると「どこで英語おぼえたの?」「アフリカにはちゃんとした家があるの?」「車を見たことはあったの?」など、米国人から悪気のない質問攻めに遭う。アフリカについて無邪気に質問する人々――私たちも無縁ではない――がいかに滑稽に映っているか、恥ずかしくなるくらい正確に捉えている。しかし本作は、そういった先進国の傲慢をカリカチュアすることが主題ではない。本作の冒頭は「アメリカではみんな車や銃を持ってる、ときみは思っていた。おじさんやおばさん、いとこたちもそう思っていた」という、「ナイジェリアに暮らす人々から見た米国」のイメージから始まっているからだ。

 よく知らない国について、または未知の属性を持つ人について、自分の知っている大まかなイメージだけで語りがちなのは誰でも同じことだ。大抵の場合、そこに悪気すらない。しかし、「●●について無知で当然」という態度を、マジョリティーという傘に守られたままで個人に向ければ、相手の自尊心を削る傲慢な行為になる。そして、多数派であればあるほど、そのことに鈍感でいられる。本作では、米国でもアフリカでも、「女性、有色人種、後進国」と、さまざまな局面で弱い立場に属する人々が残酷に自尊心を削られていく瞬間が緻密に描かれている。そこに横たわるやるせなさ、ユーモアといたわり合いで回復しようと試みる人々への共感は、アフリカ出身者だけが感じる特有のものではなく、弱い立場に属したことのある人なら誰もが共有し、慰めを感じられるものだろう。

 本作にはアフリカの政治的・宗教的な抑圧、暴動による苦境を描いた「ひそかな経験」「アメリカ大使館」や、米国での快適な暮らしと故郷の環境の齟齬から生まれるジレンマを描いた「イミテーション」、西洋文化がアフリカにもたらしたものを家系3代を通して描いたサーガ「がんこな歴史家」など、アディーチェだからこそ説得力をもって伝わるトピックもちりばめられている。私たちが報道などで想像しがちな「アフリカ」の一面も描かれてはいるが、その苦難がことさら強調されるわけではない。ネガティブな経験と同じくらい、彼女たちの生きる普通の日常が語られているからこそ、「住む世界の違う人々」ではないことを感じさせてくれるのだ。

 年齢も、育った環境もバラバラな女性の人生を垣間見たような本作の読後には、まるで親密な女友達が遠い土地に増えたような感覚が残る。一度も行ったことのない場所にも、似たようなことで笑ったり、傷ついたりする女たちが多分いて、今日も一日を生きている。そう信じられることは、不思議と私たちを力づけてくれる。文字の羅列が、読者の想像力を思いもよらない場所まで引っぱってくれる――そんな読書の醍醐味を深く感じられる一冊だ。
(保田夏子)

『おぎやはぎの「ブス」テレビ』、「子どもは卑怯」「容姿いじりは古い」コーナーに批判続出

 お笑いコンビ・おぎやはぎがMCを務める『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(AbemaTV)の放送内容に批判が続出している。同番組は“自称ブス”である芸人や舞台女優などの女性パネラー10人前後とMC・おぎやはぎ、さらに“美人枠”の女性芸能人がトークを繰り広げるトークバラエティー。「ブスに厳しい世の中で強く生きるための『ブスのトリセツ』」というコンセプトの同番組だが、容姿にまつわる過激な発言が飛び出すこともあり、たびたび物議を醸している。そんな中、9月9日に放送した「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」というコーナーに、ネット上から非難の声が噴出した。

「同コーナーでは、雑誌の取材と称し、スタッフが女性6人に架空の個別インタビューを行いました。そして、フルヌードをオファーし、『脱ぐのか脱がないのか、脱ぐならいくらになるのか』と問いかけ、その様子を隠し撮り。『フルはちょっとやったことないですね』と躊躇したり、3万円という安価な値段を提示した女性に対して、おぎやはぎ・矢作兼を筆頭に、スタジオは大爆笑していました」(芸能ライター)

 ナレーションの「出版社のみなさん。リーズナブルな女の子もいますので、オファーお待ちしてます」という言葉で同コーナーは終了したが、「『男性が女性を評価する』ことが前提の世の中に悲しくなる」「公開セクハラ・パワハラを見せつけられているようで不愉快」「顔の美醜と、いくらで脱ぐか脱がないかということに、相関関係はないでしょ」といった書き込みが、ネットユーザーから多数寄せられた。

「また、18年10月1日に放送された、『ブスの合コンに潜入』では、『ブス』は誘われたらどこまで付いて行くのかを検証し、ネット上で大ブーイングが起こりました。この日の放送は、番組がセッティングした偽の合コン後、仕掛け人の男性がターゲットであるレギュラー出演者・高原けいを連れ出し、二人きりで飲み直すというもの。男性が『自分の家に来ますよね?』と誘い、高原が乗ってきたところで、スタッフがネタばらしをしていました。スタッフからその日の感想を尋ねられると、高原は『(男性から)そんなに褒められると思っていなくて』とうれしそうな様子。反対に男性は『(高原は女性として)無しっすね』と回答し、高原は『悲しいですね~なんか泣きそう~』『本当にヒドいですね』と答えていたんです」(同)

 「ブスが合コンで誘われたらそれなりに付いて行く」という検証結果で、同コーナーは締めくくられたが、この放送を見た視聴者からは、「女をバカにするにもほどがある」「人を傷つけるドッキリは面白くない」「こういう差別的な番組が成り立つことに驚く」と厳しい言葉が散見された。

「さらに、17年5月9日放送の『小学生が見ても、ブスはブスなのか?』という企画も、炎上しています。先入観のない男子小学生に、“自称ブス”な女性たちの写真を見せたところ、小学生たちは『口臭そう』『(自分の)ブスが分かんないから幸せに暮らしてそう』『ブスでもありカッパでもある』『クソババァ』『テレビに出る人じゃないよ』『ちょっと太ってるサイ(に似てる)』などと、辛辣な言葉で容姿を罵倒したんです」(同)

 スタッフ側も「本人は自分のブスに気づいてない(と思う)?」「どんな悪さしそう?」などと、小学生から過激な発言を引き出そうとしていたため、ネット上から「“容姿いじり”を面白いとする風潮はもう古い」「注意する立場の大人が、子どもに暴言を吐かせるのは間違っている」「インターネット番組とはいえ、子どもを使うのは卑怯だし、バラエティー番組としておかしい」という指摘が相次いだ。

 コンセプトである、「ブスに厳しい世の中で強く生きるための『ブスのトリセツ』」と企画内容が大きくかけ離れているようにも思える『おぎやはぎの「ブス」テレビ』。インターネット番組は、地上波と比べ規制が緩い点が売りの一つになっているものの、女性蔑視とルッキズム(容姿に基づく差別)を助長する放送内容には疑問を抱く人が多いようだ。
(立花はるか)

多部未華子『これは経費で落ちません!』”不愛想”が生むユーモアと愛嬌

 10月1日、”多部ちゃん”こと多部未華子が結婚してしまった!

 芸能人が結婚するとTwitterは阿鼻叫喚の嵐となる。それ自体は大多数の人にとっては、お約束の大喜利ネタみたいなものだが、多部ちゃんの結婚に対しては激震というか、自分も含めてショックを受けている人の本気度がかなり高かったように感じた。

 うまくいえないが、彼女のファンは、他の人にはわからない彼女の魅力を自分だけが知っていると思い込んでいたのではないかと思う。

 それは恋愛感情とは違うもので、例えるならば、人に懐こうとしない小動物にこっそり餌をあげてかわいがるような気持ちだったのではないかと思う。 

 そんな多部ちゃんの魅力が最大限に発揮されていたのが先日まで放送されていた『これは経費で落ちません!』(NHK)だろう。

 彼女が演じたのは石鹸会社・天天コーポレーションの経理課で働く女子社員・森若沙名子。いつも的確な仕事をする森若は、不明瞭な領収書を社員が持ってくると「これは経費で落ちません」と毅然とした態度で突っぱねるため、一部の社員からは煙たく思われているが、それ以上に同僚からは信頼されている。

 普段の森若は無愛想でほかの女子社員と違って媚びた姿を見せないため、どこかとっつきにくく思われており、彼女自身も仕事とプライベートはきっぱりと分けている。

 そんな森若が営業部の社員・山田太陽(重岡大毅)から猛烈にアプローチされ、だんだん気持ちが揺らいでいく過程がコミカルかつ繊細に描かれているのが、ラブコメとしての本作の魅力のひとつ。

 もうひとつは、本作が会社を舞台にしたミステリードラマだということ。物語は毎回、領収書の不明瞭な経費が気になった森若が「ウサギを追うな」と思いながらも、ついつい経費の謎(ウサギ)が気になって、社員のことを調べ出してしまうこと。つまり本作の森若は、お金の流れを追うことで社内のトラブルを解決する”経理探偵”なのだが、普段はクールで無愛想な森若が、太陽のアプローチにはてんでダメで、ついには彼の告白を受け入れてデレデレになってしまうという緩急の面白さこそが本作の魅力だったと言えよう。

 同じ時間帯(金曜夜10時)に連続ドラマ『凪のお暇』(TBS系)が放送されていたため、話題性はそちらに持っていかれた感があるが、後半の追い上げにおいては『これ経』も負けてなかった。キャスティングも物語も『凪のお暇』に比べるとだいぶ地味だったが、その地味だが丁寧な作りが、じわじわと染み入り、熱狂的なファンを増やしていった感がある本作。それはまさに、多部未華子の魅力そのものだったと言えるだろう。

 多部は現在30歳。小学校5年の時にミュージカル『アニー』を見たことが、演技の仕事を志したきっかけだったという。

 転機となったのは2005年に出演した2本の映画『HINOKIO』と『青空のゆくえ』。この2作の演技が高く評価され、ブルーリボン新人賞を受賞した。

 そして09年にはNHK連続テレビ小説『つばさ』のオーディションで、1593人の中からヒロインに選ばれる。

『つばさ』もそうだったが、民放での連続ドラマ初主演となった『山田太郎ものがたり』(TBS系)以降、多部はコミカルな役を演じており、若い頃からコメディエンヌとして完成された演技をしていた。

 ただ、彼女の場合、無理して笑わせるというよりは、立っているだけで不思議な存在感を見せており、それが結果的にコメディにつながっていたという印象がある。 

 出世作となった映画『君に届け』(10)では(外見がホラー映画『リング』の貞子に似ているため)周囲から恐れられているが、実は純粋で真面目な性格の黒沼爽子を筆頭に、彼女が演じる役は、内面と現実のズレを題材にした作品が多い。

 映画『ピース オブ ケイク』(15)では、流されるままに男と付き合っては別れる日々を送っている20代の女性、梅宮志乃を演じた。少女の面影が今も残る多部が演じるには痛々しい女性で、見ていて苦しい気持ちになる場面もあったが、同時にどこかユーモラスな作品だった。

 そして、最後のダメ出しとして彼女の最大の武器となっているのが、育ちの良さを思わせる丁寧な言葉使いだ。

 NHKドラマの主演が多いのは、そのあたりが理由だろうが、『これ経』の森若さんは、このすべての要素がそろった、彼女にしか演じられない一生に一度あるかないかのハマり役である。

 本人は至ってシリアスで、まったく媚びが見えない。むしろ愛想が悪いのに、それが巧まざるユーモアと愛嬌につながってしまう。それこそが多部の魅力だ。

 そんな彼女の結婚は娘を嫁に出すような喪失感があるが、年齢を重ねるほど幅が演技の幅が広がっていく女優だと思うので今後も楽しみにしている。仮に『これ経』の続編が作られるなら、太陽くんと結婚した森若さんを演じてほしい。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

【100均ずぼらシュラン】ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドをズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でアイテムを斬る「ダイソーずぼらシュラン」開店です★

今日のダイソーアイテム【ペットボトルキャップ ストロータイプ】

便利度:★★★☆☆(ワンプッシュで開くのは便利!)
コスパ:★★★☆☆(ストロー代が別でかかります)
飲みやすさ:★★☆☆☆(やや飲みづらいかも…)

ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像1

 飲み物を片手で飲める容器といえば“ペットボトル”。持ち運びに便利ではありますが、飲んでいる時にうっかりこぼしてしまうことも……。そんなちょいイラを解消するアイテムをダイソーで発見しました。その名も、「ペットボトルキャップ ストロータイプ」。ピンクのカラーリングがかわいらしいペットボトル専用のキャップです。

ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像2

 卵のような形をした同商品は、約4.2cmほどのコンパクトな大きさ。ピンク色のボタンをプッシュすると、パカッとフタが開きます。室内だけでなく、外で使用する時に便利そうですね。ストロータイプのペットボトルの相場は、安くても500円前後なので、これなら家族分揃えられますね。

ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像3ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像4

 曲がるストローをキャップに装着して、さっそく試していきましょう。勢いよく飲み口を吸ってみたところ、思うようにペットボトルのお茶を飲むことができません……。何度かチャレンジしていると、やっとひんやりしたお茶が口の中に到達しました。ワンプッシュでフタを開けられるところは便利ですが、やや物足りなさを感じるかも。口コミでは「子どもが使うには重宝する」「ドライブのときに、片手で開けられるので助かる」といった声もあり、愛用者も多いようです。

ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像5ダイソーの「ペットボトルキャップ ストロータイプ」ワンタッチでフタが開く!の画像6

 ちなみにキャップは完全密封されていないので、カバンの中に入れる際は注意してください。ペットボトルのお茶やジュースをストローで飲みたい人は、是非試してみてはいかが?

※サイズはライターが測っているため、実際とは異なる場合があります。

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浜崎あゆみ、台風19号の注意喚起を呼びかけるも”意味不明な自撮り”を添えて批判殺到!

 浜崎あゆみが11日、自身のインスタグラムを更新して物議を醸している。

 浜崎といえば、発売20周年を記念したリパッケージアルバム『LOVEppears』を11月10日に発売することを報告し、ファンの期待が高まっているところ。

 そんな最中、浜崎はこの日の投稿で「我が家は今朝からみんなで絶賛台風対策中!!!!!!みんなは何か対策していますか?大きな被害などがなく過ぎてくれるといいんだけど…とにかく早め早めの備えと、あとは出来るだけ外出など控えられるといいですね」と、台風19号に対して注意喚起を投稿した。

 しかし共にアップされたのは浜崎がsupremeのニット帽をかぶっている自撮り写真で、台風とは何の関係もない写真で、その意図も不明なため、ネット上では「台風の話ししてるのにsupremeの帽子を強調している意味が分からない」「はいはい、supremeのニット帽可愛いですね」「批判するほどではないけど台風の心配する投稿にこんな自撮りをアップする意味とは?」「本当に痛いですね」などの批判のコメントが殺到している。

 ファンにとっては嬉しい浜崎の自撮りなのかもしれないが、あまりに投稿内容との差が激しい写真に疑問を抱いた人が多かったようだ。

菜々緒、過去の”恋愛エピソード解禁”で「スキャンダルでのし上った女」のイメージ再び!?

 菜々緒が今月11日にスタートした福士蒼汰主演の連続ドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)で、“ナチュラル系”のヒロイン役を演じて注目を集めている。

 菜々緒といえば、『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)や『ファーストクラス』(同)などで悪女を演じて評価を高めてきたが、今作では義弟との“禁断の恋”に翻弄される余命1年の画家という、これまでにないヒロイン役を演じる。

 ドラマのスタート前には番宣も兼ねてさまざま番組にゲスト出演し、“ナチュラル系”ヒロインらしく前髪をバッサリと切ったニューヘアスタイルやメイクを披露しているが、12日に放送された『人生最高レストラン』(TBS系)ではデビュー前の恋愛も告白した。

 菜々緒は、学生時代に焼き肉店でアルバイトしていた時に職場の先輩を好きになり、1~2年ほど片思いを続けた後、先輩が店を辞めることになり、初めて2人きりで食事に行った際に自分から告白して交際に発展したという。

 だが、「人生をかけて芸能界にチャレンジしたい」という思いから、最終的に仕事に専念するため、自ら別れを切り出したことを明かした。

 過去のプライベートの恋愛話の解禁に、インターネット上では大手掲示板をはじめさまざまな意見が噴出しているが、民放テレビ局のドラマスタッフはこう語る。

「菜々緒さんといえば、レースクィーンやモデルを経て現在の女優としての地位を築いたことでも分かるようにプロ意識が高い、努力家。仕事に集中するために男を捨てるというのはある意味で彼女らしいエピソードと言えますよね」

 しかし、その一方で「戦略ミスでは?」という見方も。

「いくら話題作りとはいえ、このタイミングで恋愛話までオープンにしたのはあまり得策とは思えません。そもそも菜々緒さんが芸能人として認知度を上げたキッカケは、西川貴教さんとの交際で、当時は売名行為だと批判されたものでした。その後も菅田将暉さんとのお泊まり愛が報じられるなど、厳しい言い方をすれば、恋愛スキャンダルを糧にのし上がってきたという印象を持っている人も多いわけですから」(大手芸能事務所マネジャー)

 最近は、そうしたネガティブな印象も薄れてきているようだが、せっかく女優として評価されるようになった矢先に、再びプライベートの切り売りでは視聴者からの反発も招きかねないという。

「デビュー前のプライベートの話とはいえ、わざわざ恋愛話を持ち出すことで、そうした過去のネガティブなイメージを想起させたり、熱愛スキャンダルをキッカケに菜々緒さんに対してネガティブな印象を持った西川さんや菅田さんのファンを刺激する必要はないと。まして、今回のドラマでは“ナチュラル系”のヒロインを演じるわけですし」(同マネジャー)

 果たして、菜々緒による恋愛話解禁は吉と出るか、凶と出るか?

この国にはかつてエロ雑誌が群雄割拠していた! 『日本エロ本全史』著者が語るエロ本の栄華盛衰記

 今年9月より全国の大手コンビニから成人向け雑誌の売り場が撤去され、街からエロ本が姿を消した。東京五輪を翌年に控えた2019年は、エロ本文化が終焉を迎えた年として記憶されることになるだろう。そんな消えゆくエロ雑誌たちに多大なる情熱を注いだ一冊が、安田理央氏の著書『日本エロ本全史』(太田出版)だ。

 1946年に創刊されたカストリ雑誌『りべらる』(太虚堂書房)から始まり、篠山紀信の“激写”が話題を呼んだ『GORO』(小学館)、有名女優の顔に水をかける表紙でおなじみだった『ザ・ベストマガジン』(KKベストセラーズ)、最盛期には39万部を売り上げた『デラべっぴん』(英知出版)など、時代を賑わしたエロ雑誌100冊の創刊号が年代ごとに紹介されている。創刊号の表紙だけでなく、カラー図版もかなり掲載されているのもうれしい。

エロ本文化は80年代に黄金期、90年代に多様化へ

 創刊順に並んだエロ雑誌100冊を俯瞰して眺めることで、いろんな再発見が楽しめる。映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18年)の主人公にもなった末井昭が編集長を務めた『写真時代』をはじめとする「白夜書房」系はサブカル色が濃く、AVメーカー「宇宙企画」の兄弟会社「英知出版」が創刊した『ビデオボーイ』や『ベッピン』は女性モデルのレベルが高く、ヌードグラビアへのこだわりが強かった。白夜書房と英知出版の成功に多くの出版社が続き、80年代にはエロ本文化は黄金期を迎える。

 さらに90年代には多様化していき、ブルセラブームを反映した『クリーム』(ミリオン出版)、コギャル文化をフィーチャーした『チョベリグ!!』(東京三世社)などが創刊。浣腸は使用せずに自然便にこだわったというアナル&スカトロ誌『お尻倶楽部』(三和出版)や世界唯一の痴漢雑誌『フィインガープレス』(笠倉出版)といったマニアックな雑誌も誕生した。だが、ゼロ年代以降はDVDが付録につくエロ雑誌が主流となり、誌面から次第に活気が失われていく。

 アダルトメディア研究家の肩書きを持ち、これまでにも『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』『巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(ともに太田出版)などの著書もある安田氏に、本著に込めた思いを語ってもらった。

「コンビニから撤去される以前に、エロ本文化はすでに死んでいたと言えるでしょうね。コンビニで売っていたエロ雑誌は付録のDVDが本体で、雑誌はブックレット状態となっていました。付録のDVDもAVメーカーが撮った映像を流用したものばかり。編集部で独自にモデルを探し、撮り下ろすとお金も時間もかかるからです。自由度の高さがエロ本の魅力だったのに、その魅力をエロ本は放棄してしまった。

 でも、そんなエロ本に僕は中学時代から憧れ、ライターとなり、30誌ほどのエロ雑誌で仕事をしてきました。自分が関わったエロ雑誌たちの記録を残しておきたかった。これまでにAVや性風俗の歴史を振り返った書籍やエロ本の黄金時代だった80年代に焦点を絞った本はありましたが、日本でエロ雑誌が誕生し、衰退していくまでの全体像を追った内容のものはなかったので、自分がやることにしたんです。

 今回出版した『日本エロ本全史』は、都築響一さんの会員制メルマガで連載した『日本エロ雑誌創刊号コレクション』をベースにしていますが、そのときは私物のエロ雑誌の創刊号を紹介していたので、抜けていた重要な雑誌を古本屋やネットオークションで入手して、100冊そろえました。消えゆくエロ本を保護したい、全部は無理なので創刊号だけでも、という気持ちで集めたものです」

 安田さんがエロ雑誌でがっつりと仕事を始めたのは、1993年ごろから。バブルは崩壊していたが、エロ本業界はまだまだ元気だった。安田さんは多いときには20誌のエロ雑誌で連載を抱えていたという。当時の業界の内情はどのようなものだったのだろうか?

「エロ本の編集者というと、白夜書房の末井さんらごく一部だけが有名になっていますが、他にも名編集者たちはいました。でも、エロ本の編集者はあまり名前を出したがらないんです。雑誌のクレジットは変名にし、家族にも黙っていた編集者が多かったようです。『うちの出版社はエロ本も出しているけど、俺がつくっているのはネコの雑誌だ』とか家族に話していたそうです。

 エロ雑誌のライターというと滅茶苦茶な人間と思われがちですが、むしろ編集者のほうにヤバい人が多かった。突然、音信不通になって失踪する編集者がけっこういました。理由はよく分かりませんが、ふと何もかも嫌になってしまうのかもしれません。中には会社のお金を持ち出して消える人もいました。でも、しばらくするとその編集者は戻ってきて、何食わぬ顔をしてまた仕事をしているんです。かつてのエロ本業界はすごく牧歌的でしたね(笑)。

 当時、エロ本で仕事をしていた頃は、企画書なんて書いたことがありません。原稿はファックスで編集部に送っていましたが、図版などは編集部に届けに行っていたので、そのときに編集者とバカ話をして、それが次の企画に繋がっていった。僕は英知出版での仕事が多かったんですが、社内にいくつもの編集部があったので、他の編集部にも紹介してもらい、仕事が増えていったんです。エロ雑誌向けに書いた原稿で、編集部から修正を求められたことはなかったですね。送った原稿を編集者はちゃんと読んでいるのかなと疑問に感じることもありました。連載で以前書いたネタを忘れて、うっかりまた書いてしまったんですが、編集者はそのことに気づかず、そのまま雑誌に載ったこともあります(笑)。

 確かにエロ本は原稿料が安かったけど、企画で遊べたし、経費が使えるなどの自由度があった。小さい出版社だとあまり経費は使えませんでしたが、『スコラ』(スコラ社)とか売れている雑誌にその分の経費を回すなんてことも可能でした。今の出版業界ではありえないことが通用したのが、かつてのエロ本業界でしたね」

 興隆を極めたエロ雑誌業界だが、読者の高齢化が徐々に進んでいく。多くの雑誌が読者層に合わせて熟女ものに転身を図るも、部数はやがて低迷化。インターネットの普及も著しく、英知出版は2007年に倒産、白夜書房のエロ部門が分社化したコアマガジンはエロ漫画や実話誌が中心となった。全盛期には100万部以上の発行部数を誇った「ザ・ベストマガジン」も2011年に休刊し、KKベストセラーズはエロ本から撤退。エロ雑誌は次第に姿を消していく。出会い系サイトからの広告出稿によって、廉価なエロ雑誌がコンビニに並ぶ“出会い系バブル”がゼロ年代には起きたが、一時的なもので終わった。エロ雑誌業界で辣腕を振るった編集者やカメラマンたちの、その後も気になるところだ。

「エロ本が消え、出版社だけでなく、多くの編集プロダクションもなくなりました。編集者の中には別の部署や情報サイトなどに回された人もいますが、エロ雑誌で培ったノウハウを使うことができず、苦戦しているんじゃないでしょうか。AV業界でスチール撮りを続けているカメラマンもいるけれど、雑誌と違ってAVのジャケット撮影はプロデューサーの指示どおりに撮らなくてはいけないので、大変でしょうね。作家性が強く、面倒くさいカメラマンは使ってもらえない。仕事がなくなって、田舎に帰るカメラマンやライターが多いようです。そういう自分も仕事先をネットに移行しなくちゃいけないんですが、紙媒体への愛着があってそれができずにいます。それで今回みたいな手間ばかりかかる本をつくっているんです。

 エロ本がコンビニから撤去された件は、エロ本業界だけの問題ではありません。コンビニから雑誌売り場そのものが大きく減っています。雑誌全体の売り上げが落ちているという出版業界全体の問題でもあるんです。エロ雑誌文化が今後復活するとは思えませんが、英知出版が印刷所にうるさく言い続けたこともあって、日本のグラビアの印刷技術は向上したとも言われています。現在も巨乳専門誌として発行されている『バチェラー』(大亜出版)はグラビアの美しさが海外で高く評価されています。エロ本が日本の出版文化を支えていた側面もあるんじゃないでしょうか」

 戦後日本の出版文化を彩った100冊のエロ雑誌に宛てた100通のラブレターとも言える『日本エロ本全史』、ぜひ手に取ってみてほしい。

●安田理央(やすだ・りお)
1967年埼玉県出身。美学校考現学教室考現学卒業。雑誌編集、コピーライターを経て、フリーライターに。主な著書に『日本縦断フーゾクの旅』(二見書房)、『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたか』『巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(ともに太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書)。共著に『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること』(翔泳社)、『エロ本黄金時代』(河出書房新社)などがある。

「遠回しな悪口」「嫉妬してる?」“確執”のある相手を明かし、物議を醸した有名人

 10月7日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、女優の松岡茉優がゲスト出演。同世代の女優を名指しして“確執”をほのめかす場面があり、ネット上で物議を醸した。

「近年の松岡は女優業だけでなく、軽快なトークを武器にバラエティでも活躍。オーディションに落ち続けた“不遇の時代”があったことなど、赤裸々に自身の過去を語り話題を集めています。そんな中、今回の『しゃべくり007』では、土屋太鳳の名前を出して『オーデイションで最後の2人まで残って、負けたことが4回あります』と告白しました」(芸能ライター)

 さらに松岡は、土屋が自身から勝ち取った作品の撮影中、電話で「○○さんが茉優のことを褒めてたよ」と教えてくれた、というエピソードを披露。続けて、「この子には妬み、ねたみっていうのが備わってないんだなって。悪気がないんですよ、本当に。もう見たまんま『い・ろ・は・す』って感じの子」と、土屋がCMキャラクターを務める天然水「い・ろ・は・す」(日本コカ・コーラ)を引き合いに出し、彼女の印象を語っていた。

「また松岡は、広瀬アリスについても『私、同い年なんですけど、バラエティ番組にも進出し始めやがりまして。<“若手女優バラエティ枠”って私じゃないの?>って。そのへんはちょっとバチバチしてますよね』と、笑顔でトーク。ネット上には『仲が良いからこそ言えること』という書き込みもありましたが、一部では『相手がその場にいないのをいいことに面白おかしくしゃべってるけど、遠回しな悪口じゃん』『土屋へのコメント、完全に嫌味だった』『アリスちゃんの方が松岡より話うまいし好感度高いのに、何言ってんの?』といった批判も」(同)

 一方で、「土屋は本当に気にしてなさそう。松岡が勝手に確執を抱えてる感じ」「松岡が一方的にライバル視してるだけでは?」といった意見も見られた。

「メンタリストのDaiGoは、9月18日に“カジサック”ことキングコング・梶原雄太のYouTubeチャンネルに出演し、『TBSのプロデューサーから「赤坂を歩けなくしちゃうぞ」と脅された』と暴露。その後、同28日に生放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)にて、確執があるそのプロデューサーの実名を堂々と出し、視聴者を驚かせました」(マスコミ関係者)

 同番組のある場面で、DaiGoがタレント・勝俣州和に対して「TBSの○○プロデューサー(オンエアでは実名)、お元気ですか?」と問いかけ、「『僕、赤坂歩いてますよ』って伝えてください!」と発言。ネットユーザーの間では、「プロデューサーの発言も事実なら問題だけど、DaiGoも煽るなんて大人げない」「勝俣さんビックリしてたじゃん。巻き込まれて気の毒」など、さまざまな意見が飛び交った。

「そもそもDaiGoは、7月に起きた京都アニメーション放火事件の“被害者実名報道”に反対しており、自身のYouTubeチャンネルで『二度とテレビに出れなくなってもいい』と、マスコミ批判を展開。にもかかわらず、ちゃっかり『オールスター感謝祭』に登場したため、『結局テレビ出てるじゃん……』『これからは“確執ネタ”で話題作ってテレビ出演する感じ?』といったあきれた声が続出。また近頃、DaiGoの実弟で現役東大生の松丸亮吾が“謎解きブームの仕掛け人”としてテレビ出演しているだけに、『兄がテレビをけなしまくってて、弟は迷惑に思ってそう』『今は弟さんのほうが活躍してるから、嫉妬してるんじゃない?』といった指摘も少なくないです」(同)

 4月に放送された『サンデー・ジャポン』(同)では、TBS出身のフリーアナウンサー・青木裕子と、田中みな実の“女子アナ同士の確執”が露呈。MCを務める爆笑問題・太田光が「青木が田中と全然合わなくて、バッチバチなんだよ」「『田中がスタジオに来る』って言ったら、青木が『来ない』って言いだすし」などと暴露し、田中も「青木さんがメイクルームで、一切、顔も目も合わせてくれなかった」と告白。同日に番組出演していた青木もまた、「本当に(田中が)嫌だった」と認めていた。

「笑い話として披露されたようでしたが、ネットユーザーは『仕事なのにスタジオに来たがらないとか、ワガママでしかない』『女子アナって本当にギスギスしてんだな……怖すぎ』とドン引き。さらに、『TBSってフリーに転身する女子アナが多いけど、やっぱりこういう確執やイジメばっかりだから?』『会社レベルで問題視して体質改善するべきでしょ』といった指摘も」(テレビプロデューサー)

 さまざまな人と関わりを持つ芸能界において、確執や反目は生まれてしまいがちだろうが、それをわざわざ公にする必要もないだろう。