「パプリカ」でビートを取る1歳の息子に”神々しい……!” 30代サブカル男に父性が芽生えるまで

 イクメンという言葉はもはや陳腐化し、男性が育児参加するのは当たり前という風潮が高まるなか、多くの男性を悩ますひとつのトピックスがある。それは、「父性が芽生えるのは一体いつなのか?」問題だ。

 日に日に膨らんでいくパートナーのおなか、ホルモンバランスの乱れによる理不尽をさんざん浴びせられ、「おれ、本当に父親になれるのか?」と不安におののく男性も少なくないだろう。

 そんなギモンに答えてくれる情報は、ググっても出てこない。だったら自分で書いてみよう、というのが、8月中旬に上梓された『こうしておれは父になる(のか)』(イースト・プレス)だ。著者は、ネット上では知る人ぞ知る有名人、本人(@biftech)氏。ライブ鑑賞が趣味で、大のネット好きの30代後半の男性が、パートナーの妊娠発覚から子どもが1歳になるまでの約20カ月を実況レポートしたエッセイ本だ。Cakesの人気連載に「妊娠編」を加え、パワーアップ。果たして彼は、どのようにして父親になったのだろうか?

***

――そもそもこの本は、2018年の文学フリマで発売された同人誌「チャーミーグリーンに挑む」が元になっているんですよね?

本人 はい。当時、交際2カ月だった妻から妊娠を告げられ、これはすごいことになったなと。ライブレポートやTwitter実況など、体験したことを文章にするというのは日常的にやっていたので、記録しない手はないなと思いまして。ただ、これまでにないほど大きなトピックスだし、長いプロジェクトだと思ったので、日々少しずつネット上で出すというよりは、同人誌として一冊にまとめて出したほうがいいだろうなって。

 で、満を持して文フリに初参加したところ、たまたま隣のブースが作家の小林エリカさんだったんです。お手伝いに来ていた担当編集さんが1冊購入してくれたんですが、その場で「連載にしましょう!」と口説かれまして……。

担当編集 僕もサブカル寄りの人間なんで、サブカルの人間がどう社会に適合していくのか興味があったんですよ。

本人 (笑)。同人誌は妊娠編だけでしたが、出産後のことも書こうと思っていたので、「ぜひお願いします」と引き受けました。

――2018年8月にcakesで連載がスタートし、隔週でアップされていましたが、ただでさえ仕事に育児にと忙しい中、コラムを書いている夫に対して、奥さんから不満の声はなかったですか?

本人 ありましたね……。妻の体とかメンタルの変化についても赤裸々に書いてましたし。アップ前に読んでもらうようにしていましたが、朝までカタカタやってたり自分がスポットライト浴びてるところばかり書いたりしてるのは、やはりどうなんだと。本ができた今は「記録が残せてよかったね」ということになったんですが。

――読者からの反応は?

本人 もともとは僕と同じような男性に向けて、“同じ轍を踏んでくれるなよ”という気持ちで書いていたんですが、フタを開けてみると、わりと新米ママたちから「そうか、男性側はこういう気持ちなんだ」とか「パパも大変なんだね」という声があって「そっちもか!」と思いました。

――これまで趣味最優先だった独身男性が、いきなり育児モードになれるものですか?

本人 結婚前はGoogleカレンダーに気になったライブの予定とかをビッシリ書き込んでいたんですが、今は娯楽カレンダーは真っ白で、会社の予定、夫婦の予定、子どもの予定で埋まってる。人って変わるんだと思いました(笑)。

――フラストレーションはたまりませんか?

本人 「あのバンド今日ライブするんだ?! 当日券でライブ行こ!」ってのができないから、不満はたまらないわけではないんですが、その代わり新たに加わった育児で得られる刺激にグッときてますね。最近だと、音楽に対する興味が出てきていて、(Foorinの)「パプリカ」が流れると踊りだしたり。アリーナ席で、「1歳なのにビート取ってる!」っていうのを見てる感覚ですからね。神々しいって。

――(笑)。

本人 あと、ユニットの新メンバーみたいな感覚もあるんですよ。これまで、おれ、妻、たまに猫だったところに子どもが加入したような。相互作用というかユニット単位で高め合うというか、新章を迎えた感じが楽しいですね。

――そもそも、子どもは好きだったんですか?

本人 好き嫌いでいったら、好きではないほうでした。電車とかでワーキャー言ってるのを見て、それこそネットでよく話題になる、ひどいこと言っちゃうおじさんのような心境になることもあったし。そもそも得体の知れない生き物っていう見方をしていました。

――この本は「自分に父性が芽生えるのか」というのがテーマになっていますが、デキちゃった婚ではなく、結婚→妊娠という順番だったら、そういった焦りは生まれなかったものなのでしょうか?

本人 僕個人でいえば、順番が変わったからって、父性の芽生えの時期は変わらなかったと思いますね。実物を見るという体験をもって初めて気づかされたことってやっぱり多かったし、生まれる前にいろいろなエッセイとか子育て本を読みあさったんですが、自分の心自体は、そこまで変わらなかったですからね。何か書くときは基本「見たものじゃないとソースにしちゃいけない」って考え方でやってるんですけど、子どもに対しても同じなんだなと。

――「子どもができた!」「生まれた!」という喜びと、父性は違うものなんですか?

本人 最初に妊娠を告げられたときは、「いよいよ自分にもこのトピックが降りかかってきたか」が50%、「はえーな」が50%でしたね(笑)。子どもが生まれた瞬間は「子どもすげー」が50%、「妻、最高にえらいし、本当にかわいい」が50%。正直、産後しばらくは子どもというより、妻への愛情のほうが強かったですね。でも、生後2カ月くらいの時に、初めて僕の言動に対して子どもが笑い返してくれて。「自分には父性がないんじゃないか」と少し焦っていた時期だったんで、子どもへの愛おしさと安堵感が爆発して涙が止まりませんでした。

――確かに、特に前半は奥さんへの愛がにじみ出てますね(笑)。「妻に認めてもらいたいから頑張る」みたいな。

本人 ならよかった(笑)。妻にしろ子どもにしろ、育児ってコミュニケーションの入門みたいなところがありますよね。これまで、こんなに至近距離で人と接し続けることなんてなかったし、やっぱり家族ユニットとしてのバイブスを高めていくというところからスタートしてるんで、そういうふうに感じられるのかもしれません。

――やはり育休を取ったというのが大きかったんですか?

本人 それもありますね。産後、2週間ほどで育休に入ったんですが、一つ屋根の下で3人と1匹だけで生活していくという経験は大きかったです。日中は2人がかりで家事育児をやって、夜中のミルクは当番制でした。

――大変でしたか?

本人 外に遊びに行く余裕はなかったですけど、代わりに宅配食材のサンプルを取り寄せまくったり、メルカリで不用品を数万円に換えたりはしました(笑)。まあ最初こそ、「育児、途方もない……」って感じでしたが、一連のルーティーンができると、一人でやっているより格段に楽だったと思いますね。あの時期は揉めたりもなかったから、なんだかんだ2人でシェアできてるという実感がありましたし。夫婦で揉める時って、どっちかが睡眠不足か、キャパがオーバーしてるかのどっちかですからね。

――実際のタスクの分担以外に、育休のメリットってどんなところですか?

本人 フタを開けてみたら実はこうだったんだ、というのを当事者として体験できたということでしょうか。現場を見ないまま日中に家でどういうことが起きているのか理解するのは、やっぱり難しいと思うんですよ。そういう意味で、体験すると頭の片隅にずっと残りますからね。出産前の両親学級でシミュレーションとか、そういう話じゃないんですよね(苦笑)。

――人形相手の沐浴体験やオムツ替えと現実は違う(笑)。

本人 それに、育休中の妻が言ってた「世間から切り離される疎外感」とか「アウトプットできない悲しさ」の一端も味わえたと思います。家の中がすべてになってしまうから、久々にコンビニへ出かけて季節の移り変わりを知ったり。子どもの世話をするのは当然だけど、やっぱり自分を犠牲にしなきゃいけない部分もあるなって。

――24時間、緊張感と責任感で押しつぶされそうになるっていいますからね。

本人 逃げられないし、誰かに相談するにしても、この案件って人それぞれすぎますからね。ほんと、世の中のお母さんたちおつかれさまです……! あと、今回あらためて思ったのは、父親側の意見も全然違うなって。「子どもかわいい」ってところでは共通していても、得意不得意も違うし、仕事の関わり方も周りの理解も違うから、これを共有する、わかってもらうというのも、かなり大変なことだと思いましたね。

――育児に関わりたくてもどうか関わっていいのかわからない、という男性は少なくないのかもしれないですね。

本人 父親といえば大黒柱的なイメージがこれまでずっとありましたけど、実際はもっとヘタレだし、自分の頼りなさは一人の人間の命を扱う上ではすげえ欠点だなって思いましたね。だから、そういったダメなところも含めて、育児の敷居を下げたいと思ってこの本を書いたわけです。

――運よく育休を取れたとしても、パタハラに遭って退社を余儀なくされた、なんて話も聞きますが、本人さんが職場復帰するにあたって、トラブルとかはなかったんですか?

本人 勤務先はすごく理解があって、社長も育児経験者だし、女性に限らず全社員育休取ってなんぼでしょ、みたいなスタンスなんですよ。だから、特にトラブルはなかったと思います。ただ、やっぱり復帰した直後はいろいろバタバタして、何かひとつに本腰を入れると、マルチには回せないっていうのを痛感しました。仕事はどんどんたまっていくけど、家に帰って子どもをお風呂に入れなきゃいけないとか。ユニットのバイブスをよくするためにやってるはずが、単なる義務感にさいなまれる日もありましたね。

――振り返ってみて、一番つらかったのはその時期ですか?

本人 そうですね、子どもが寝返りを覚えて、仕事が忙しくなってきて、妻もフラストレーションがたまってきて、それが積み重なったのが生後3~5カ月あたりですかね。2週間に一度くらいのペースで夫婦間が荒れてました(笑)。

――育児にも関わりたいけど、仕事もしなきゃいけない。そして家庭は不協和音……。そんな状況を、どうやって打破したんですか?

本人 Excelで家事育児タスクをすべて書き出して、再分担したんです。いわゆる“見える化”をしないと全体像もわからないし、その作業の中で何げないことが相手にとって負担だったってわかったんですよね。たとえば、僕の連れ子である猫のエサやりとか。当然、仕事に関する項目はないので、「おれはこんなにやってない」を可視化する儀式のような気がして、最初はなかなか進まなかったんですが(笑)。

――家事や育児は、不公平感で揉めることが多いですよね。

本人 でも、家事分担って、ボリュームだけで言い切れるものじゃないなって。自分はフルタイムで責任のある仕事をやってるけど、毎月生理痛とかないし、社会にコミットできない育休中のフラストレーションっていうのは解消しようがないものだなと。難しいですよね。だから、互いに何かしら不満はあるだろうなっていうところに落ち着きますね。

――これから新米パパになる人に向けて、何かアドバイスはありますか?

本人 体力と睡眠を確保するための準備を全力でやろう! ですかね。バジェットか協力要請かアイデアで余裕を勝ち取るっていう。

――具体的には?

本人 白物家電は財布と相談しながらアップグレードさせていったほうがいいし、育児グッズに関しても、新生児期は電動で動くベッドをレンタルしたんですが、それで寝かしつけの時間が短縮できたり。あと、職場では周囲に配慮を要請するってことですかね。「この時間は絶対会議を入れんなよ」とか。結局、トラブルの多くはお互いのキャパオーバーから来ていたので、余裕こそすべてだと思うんですよね。だから、自治体や企業のベビーシッターサービスに登録しておくとか、何か気分転換になる趣味を見つけておくとか、心のケータリングみたいなものを隙あらば選別しておくのは、パパだろうがママだろうが、絶対にやっておくべきことだと思います。

――現在、お子さんは1歳半になり、奥さまも仕事復帰されてますます大変そうですが、続編が楽しみです。

本人 実は今、妻が第二子妊娠中でして……。

――それはおめでとうございます! 2人目は、すんなり父性が芽生えそうですか?

本人 前回同様の、ものすごいやつが確実に来る! 気がする! くらいの感じですね(笑)。少なくとも、前回やらかした失敗は二度とやらねえぞって気持ちです。やっぱり、パートナーのこと、よくわかってなかったなって。妻というか、女性の体のこと、体と心境の変化かな。今度はうまいことやってくれよな、おれ、って感じですね(笑)。

(取材・文=編集部)

Hey!Say!JUMP・有岡&高木、大御所ジャニーズに“全力謝罪”! 冠番組で2度も犯した大失態

 Hey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系、9月7日放送)に、有岡大貴と高木雄也が登場。ゲストにお笑いコンビ・イワイガワの岩井ジョニ男を迎え、「日本ノスタル遺産 第三弾」が行われた。メンバー全員“平成生まれ”のHey!Say!JUMPが、インターネットやゲームがなかった昭和の小学生の日常を調査しつつ、昭和ノスタルジーの世界を体験するという企画だ。

 まず一行が向かったのは、東京・板橋区にある「駄菓子屋ゲーム博物館」。ここには10円ゲーム機50台が、当時のまま残っているという。これを聞き、有岡は「ゲームはやりに行くんじゃなくて、ゲーム機を持って友達の家に行くとか。(NINTENDO)64は4人対戦できるんで」と、ゲームセンターへ行くこと自体少なかったと振り返ったが、ジャンケンゲームができる「ジャンケンマンフィーバーJP」を見つけ、「めっちゃ懐かしい!」(高木)「俺もこれ知ってる!」(有岡)と大興奮する一幕も。

 昭和58年に発売された日本初のモニター付きゲーム機「ドライビングターボ」(当時4,500円)を車好きの高木がプレイしたり、同年発売のファミリーコンピューター(当時1万4,800円)が登場すると、有岡が「少しですけど」とファミコンでも遊んだことがあると告白。2人で「プロ野球ファミリースタジアム’88(通称、ファミスタ)」の対決を行い、普段ゲームをしない高木が逆転ホームランを打ち、ゲーム好きの有岡に勝つ場面も見られた。

 その後、昭和43年に発売された「シャービック」(当時70円)が登場すると、「シャービック? 知らないです」と2人は声を合わせてコメント。「シャービック」とは、フルーツ味の粉末に牛乳を混ぜ、製氷皿に入れて凍らせるシャーベットのこと。このシャービックをかけて、平成生まれでも絶対に聞いたことのある昭和ジャニーズの名曲を当てるコーナー「ジャニーズノスタルイントロクイズ」へと展開。以前の放送では、伊野尾慧が少年隊の楽曲を間違える大失態をしていたが、今回も絶対にはずせない問題が出題される。

 1問目のイントロが流れ、同時に早押しボタンを押した有岡と高木は、2人一緒に「光GENJI パラダイス銀河」(1988年)と答えるが、正解は近藤真彦の「ハイティーン☆ブギ」(82年)。またしても先輩の楽曲を間違える大失態を犯し、2人は全力で「すみませんでした!」と謝罪し、その場で頭を下げたのだった。

 2問目の曲が流れると、2人とも厳しい表情で首を傾げ、まったくピンと来ていない様子。そんな中、有岡が早押しボタンを押し、「近藤真彦さんの『スニーカーぶる〜す』(80年)」と解答したところ、見事に正解。有岡は「怖かった〜」とつぶやきながら、ご褒美のシャービックをゲットしていた。

 この放送にネット上では、「『ノスタルイントロクイズ』、見てるこっちまでハラハラする……!」「マッチ先輩に全力で謝る2人の必死さに爆笑しました」「こんなに緊張感のあるイントロクイズ、見たことないわ(笑)」などのコメントが寄せられた。

KinKi Kids・堂本剛、『ブンブブーン』ゲストの話に「泣けてくる!」と大いに感動したワケ

 KinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。9月7日の放送には、お笑いタレントのビビる大木がゲスト出演した。

 「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組。大木のやりたいこととは、「もっとジョン万次郎のことを知ってほしい!」というもの。日本史が大好きで、高知県にある「ジョン万次郎資料館」の名誉館長でもある大木が、KinKi Kidsに幕末の偉人・ジョン万次郎の激動の人生をレクチャーした。

 まず大木が「幕末で好きな人いますか?」と2人に質問すると、堂本光一は幕末の日本で武器商人として活躍し、キリンビール発売の功労者としても有名な「トーマス・グラバー」と返答。また、光一はジョン万次郎の本名「中濱万次郎」も知っており、かなり歴史好きのようだ。

 ジョン万次郎は、1827年1月1日高知県土佐の貧しい漁師の次男として生まれ、生活のために働いていた14歳の時、漁に出て遭難してしまう。漂流した島でアメリカの捕鯨船「ジョン・ハウランド号」に助けられたが、外国船は鎖国制度により日本に近づけず、16歳の時、日本人で初めてアメリカ本土に上陸。ホイットフィールド船長に息子のようにかわいがられ共に生活し、その後、捕鯨船で世界を渡り歩きながらも24歳で帰国。アメリカ文化を広め、開国を後押しし、日本とアメリカの架け橋となった人物だ。これを聞いた堂本剛は、万次郎が船長に助けられ、かわいがられたことに対して、「こういうことをしてあげたくなる人柄だったってことなんですよね」とつぶやいていた。

 その後、万次郎は愛しい母親に会うため、25歳で土佐に帰郷。そんな万次郎のアメリカ生活が書かれた『漂巽紀畧』を坂本龍馬が読み、アメリカの民主主義を知ったことが、その後の日本の民主主義制度に続くという。

 光一は「本当にもとをたどれば、今の日本の社会のシステム、ジョン万次郎おらんかったらなってへんって話」と語り、剛も「偶然というか、いろいろなものの連続で、こういう人生を送ることにはなったけれども、ちゃんと故郷に帰って、お母さんにもう一度会いたいとか情の部分があることによって、そこもまた人柄が影響してってことですよね」とコメント。2人とも、万次郎の人柄の良さや、家族を大切思っている点を称賛したのだった。

 そして、大木よりも万次郎をよく知る人物として、万次郎直系五代目の子孫・中濱京氏が登場。中濱氏いわく、「万次郎っていうのは、不思議な磁力を持っていて、人と人とを引き寄せる力がある」とのことで、光一は「ジャニー(喜多川)さんみたいだね!」と興奮気味にコメント。また、中濱氏は「ホイットフィールド船長から授かった隣人愛。周りの人を助ける精神は、アメリカから受け取った一番大切なものであると、我が家でずっと伝わっているお話です」と語っていた。そんな話を象徴するかのように、いまだに中濱氏と船長の子孫に交流があると聞き、剛は「ウソ~泣けてくるやん!」「も~泣けてくるやん、そういうの!」と反応。タオルで目頭をおさえるジェスチャーをしつつ、感動を表現していた。

 大木の話をすべて聞き終え、最後に剛は「ジョン万次郎精神を、いろんな仲間に伝えますよ」と宣言。光一も「今日でトーマス・グラバーの上をいきましたよ。ジョン万次郎が1位!」といい、2人とも大木と中濱氏のプレゼンによって、ジョン万次郎の魅力を再確認したようだ。

 この放送にネット上では、「ジョン万次郎さんの授業楽しかったな。光一さん、歴史よく知ってるね。すごい!」「剛くんの優しさや、ご縁を大切にしてる部分、家族愛など人柄がすごく見えた」「光一くんのジャニーさん愛を感じて、ちょっとウルウルしちゃった」などのコメントが寄せられていた。

KinKi Kids・堂本剛、『ブンブブーン』ゲストの話に「泣けてくる!」と大いに感動したワケ

 KinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。9月7日の放送には、お笑いタレントのビビる大木がゲスト出演した。

 「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組。大木のやりたいこととは、「もっとジョン万次郎のことを知ってほしい!」というもの。日本史が大好きで、高知県にある「ジョン万次郎資料館」の名誉館長でもある大木が、KinKi Kidsに幕末の偉人・ジョン万次郎の激動の人生をレクチャーした。

 まず大木が「幕末で好きな人いますか?」と2人に質問すると、堂本光一は幕末の日本で武器商人として活躍し、キリンビール発売の功労者としても有名な「トーマス・グラバー」と返答。また、光一はジョン万次郎の本名「中濱万次郎」も知っており、かなり歴史好きのようだ。

 ジョン万次郎は、1827年1月1日高知県土佐の貧しい漁師の次男として生まれ、生活のために働いていた14歳の時、漁に出て遭難してしまう。漂流した島でアメリカの捕鯨船「ジョン・ハウランド号」に助けられたが、外国船は鎖国制度により日本に近づけず、16歳の時、日本人で初めてアメリカ本土に上陸。ホイットフィールド船長に息子のようにかわいがられ共に生活し、その後、捕鯨船で世界を渡り歩きながらも24歳で帰国。アメリカ文化を広め、開国を後押しし、日本とアメリカの架け橋となった人物だ。これを聞いた堂本剛は、万次郎が船長に助けられ、かわいがられたことに対して、「こういうことをしてあげたくなる人柄だったってことなんですよね」とつぶやいていた。

 その後、万次郎は愛しい母親に会うため、25歳で土佐に帰郷。そんな万次郎のアメリカ生活が書かれた『漂巽紀畧』を坂本龍馬が読み、アメリカの民主主義を知ったことが、その後の日本の民主主義制度に続くという。

 光一は「本当にもとをたどれば、今の日本の社会のシステム、ジョン万次郎おらんかったらなってへんって話」と語り、剛も「偶然というか、いろいろなものの連続で、こういう人生を送ることにはなったけれども、ちゃんと故郷に帰って、お母さんにもう一度会いたいとか情の部分があることによって、そこもまた人柄が影響してってことですよね」とコメント。2人とも、万次郎の人柄の良さや、家族を大切思っている点を称賛したのだった。

 そして、大木よりも万次郎をよく知る人物として、万次郎直系五代目の子孫・中濱京氏が登場。中濱氏いわく、「万次郎っていうのは、不思議な磁力を持っていて、人と人とを引き寄せる力がある」とのことで、光一は「ジャニー(喜多川)さんみたいだね!」と興奮気味にコメント。また、中濱氏は「ホイットフィールド船長から授かった隣人愛。周りの人を助ける精神は、アメリカから受け取った一番大切なものであると、我が家でずっと伝わっているお話です」と語っていた。そんな話を象徴するかのように、いまだに中濱氏と船長の子孫に交流があると聞き、剛は「ウソ~泣けてくるやん!」「も~泣けてくるやん、そういうの!」と反応。タオルで目頭をおさえるジェスチャーをしつつ、感動を表現していた。

 大木の話をすべて聞き終え、最後に剛は「ジョン万次郎精神を、いろんな仲間に伝えますよ」と宣言。光一も「今日でトーマス・グラバーの上をいきましたよ。ジョン万次郎が1位!」といい、2人とも大木と中濱氏のプレゼンによって、ジョン万次郎の魅力を再確認したようだ。

 この放送にネット上では、「ジョン万次郎さんの授業楽しかったな。光一さん、歴史よく知ってるね。すごい!」「剛くんの優しさや、ご縁を大切にしてる部分、家族愛など人柄がすごく見えた」「光一くんのジャニーさん愛を感じて、ちょっとウルウルしちゃった」などのコメントが寄せられていた。

韓国が依存する日本のアダルト産業、“あの人物”の人気がハリウッドスター級に!

 日本が韓国を「ホワイト国」から除外したことを受け、日韓関係は悪化の一途。しかし、そんな貿易摩擦どころでは済まないほど、韓国が日本に依存している産業があるという。週刊誌記者がこう明かす。

「アダルト産業ですよ。韓国は性に関するモラルに厳しく、”AV女優”が存在しません。そのため、韓国男子の下半身は日本のAV女優に骨抜きにされています。今年2月には海外のポルノサイトへのアクセスが規制されましたが、抜け道はいくらでもあるので、規制の意味を成していない状況です」

 そんな韓国では、アイドルグループ出身の三上悠亜などの人気女優を差し置いて、ある人物の人気がぶっちぎりで高いという。

「一番人気はAV男優のしみけんです。YouTubeの『しみけんTV』は46万人以上の登録者がいて、その大半は韓国人。アダルト界どころか、ひょっとすると、『韓国で一番有名な日本人』と言っても過言でないほどの存在です。韓国の映画館では『アベンジャーズ』が上映される前に、しみけんがゲームを紹介するCM映像が流れ、彼の顔をドアップでラッピングした路線バスが走っていたことも。韓国の20~30代をターゲットにした男性誌で表紙グラビアを飾った際のテーマは、『韓国の性的な悩みを解決するために降臨した愛の神』だったそうです(笑)。もはやAV界のハリウッドスターくらいの扱いになっていますよ」(週刊誌編集者)

 しみけんには、日韓の架け橋としてこれからも文字通り一肌脱いでもらいたい。

『あなたの番です』最終回の不可解さに「パズルと占いはなんだったの?」と視聴者が呆然!

 え、これで終わり?

 9月8日、原田知世&田中圭のW主演ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)最終回が放送され、視聴率は番組史上最高となる19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。異例の2クール放送となった同ドラマだが、有終の美で終えることとなった。

「大方の予想通り、手塚菜々(原田)を殺した犯人は西野七瀬演じる黒島沙和でした。一部では双子や二重人格説がささやかれていましたが、彼女が『人を殺すことをやめられない』異常者で、快楽殺人だったことが判明。一連の交換殺人も黒島が操縦していたという結末でした。放送後、Huluにて黒島が殺人鬼になるまでを描いた番外編が放送されることも発表され、まだまだ大きな注目を浴びそうです」(テレビ誌ライター)

 しかし、ネット上ではこれまで引っ張ってきた伏線がうまく回収されていなかったことに、視聴者が呆然。納得できない視聴者からは批判が殺到しているという。

「ドラマでは菜々が区の広報誌の占いの一部をパズルのピース裏に隠しており、犯行のあった日がある星座のラッキーデーに起きていると気付いた菜々のダイイングメッセージであるかのように描かれていました。しかし、翔太はそれに気づかないまま終わり、菜々殺しを自白した黒島によれば、菜々は犯人が自分だというところまでは掴めていなかったとのこと。そのため、ネット上では『結局、パズルのピースに隠していた占いの切り抜きってどういうことだったの?』『占いの日付の謎とか、菜々ちゃんがパズルに残した証拠ってなんだったの?』との声が続出。伏線がわかりやすく回収できていなかったために、迷子になった人が多かったようです」(前出・テレビ誌ライター)

 ラストではマンションの住人である赤池幸子こと赤池のおばあちゃんが、黒島の祖母であり、彼女が犯人だと気づいていたことも明かされた。そして、ドラマはその幸子が殺される場面で終了したことから、視聴者はモヤモヤMAXに。

 2クール付き合った視聴者にとっては、話がとっちらかったまま終わった感は拭えなかったようだ。

上野前厚労政務官の”口利き疑惑”、音声データまでありながら「メディア総スルー」の末期症状

 甘利明TPP担当相、宮崎謙介衆院議員、舛添要一東京都知事と、次々と政治家を餌食にしてきた“文春砲”が久々のスマッシュヒットを飛ばしたのが、「厚労政務官 上野宏史衆院議員 口利き&暴言音声を公開する」(週刊文春8月21日発売号)だ。

 上野氏が、外国人の在留資格を巡って法務省に口利きをしていたという疑惑で、政策秘書との打ち合わせで「お金もらう案件でやっている」などと語る生々しい録音データも公開した。あっせん利得処罰法違反の疑いがあり、事実なら安倍政権の「看板政策」を食い物にした大スキャンダルだ。ところが……。

「後を追いかけたメディアは時事通信と上野氏の地元・群馬県の上毛新聞のみ。音声という格好のワイドショーネタがあるにも関わらず、テレビ各局は完全無視し『あおり運転』の映像ばかり。かつて週刊新潮による豊田真由子・元衆院議員の『ハゲーーーー!』の音声をこれでもかと流したのとはエライ違いです。上野氏ら当事者が取材に応じなかったことが理由ですが、要は、週刊誌にあっせん利得という政治スキャンダルの”ド真ん中”で抜かれたのが面白くなかったのでしょう。報道が盛り上がらないことから記者達は『9月11日の内閣改造まで乗り切るだろう』と高をくくっていました」(永田町関係者)

 潮目が変わったのは、しばらくしてテレビ朝日が文春と同じ録音データを入手し「独自ネタ」として放送してからだ。

「ようやく他局は『なぜウチは入手できてないんだ!』と焦り、政治部総出で入手経路を探り始めます。文春報道から1週間後の8月28日、上野氏が突如、政務官を辞任すると血眼になって探すハメに。政治家を使って文春から入手を試みたツワモノもいました」(テレビ局政治部記者)

 上野氏は「法令に反する口利きをした事実はない」などと文春報道を否定するコメントを出しただけで、記者会見を開くこともなく雲隠れを続けた。派手に報じたのは当日くらいで、やがて収束。ワイドショーは今度は、隣国の”タマネギ男”のスキャンダルを垂れ流し始める始末だった。

 確かに視聴率のとれない“小物議員”には違いないが、この体たらくに臍をかんだメディアがあった。他でもない、安倍首相”親衛隊”と見られていた産経新聞である。

「9月2日付けの社説で、上野氏の説明責任を追及するだけでなく『安倍晋三首相の任命責任は大きい』とまで踏み込んだのです。大阪社会部出身の飯塚浩彦社長、井口文彦編集局長のラインが政治部に喝を入れたとも取れます」(前出・関係者)

 時を同じくして発覚したのが、元プロ野球選手の自民党・石井浩郎参院議員が、JPアセット証券からデリバティブ取引を巡り、最大6,200万円もの証拠金不足を穴埋めされていた問題だ。証券取引等監視委員会が金融庁に勧告したことで明るみになったが、これも、石井氏が雲隠れしているのを理由に、メディアの扱いは小さい。

「金融商品取引法違反のみならず、なぜ同社から利益供与を受けたのか、政治資金の寄付にあたらないのか、資産報告はどうなっているのか、と突っ込みどころ満載で、いくらでも深堀り記事をつくれるはず。日ごろ付き合いのある政治部記者も石井氏を引っ張り出す努力をせず『社会部マター』と無視を決め込んでいます」(同前)

 こうした疑惑に目をつぶり、やれ小泉進次郎が、三原じゅん子が、と内閣改造の「予想記事」に勤しんだ政治記者たち。そんな毒にもクスリにもならない記事を書いて仕事をした気になっていては、日本の政治ジャーナリズムは末期症状と言うしかないだろう。

「容姿より鍋を気にしろ」「犬の毛が入る」SNSの写真が「不衛生」とドン引きされた芸能人3人

 芸能人が、自身のSNSに手料理の写真を投稿することはよく見かける光景だ。「おいしそう」「上手」といった称賛の声がある一方で、「この前もそのメニューだった」「彩りやバランスが悪い」といった辛口コメントが寄せられることも少なくない。家庭料理のクオリティに対する評価は見る人それぞれだが、「不潔すぎる」とツッコミを受けた芸能人もいる。その一人がタレントの渡辺美奈代だ。

 渡辺は8月19日、自身のブログに「リルとミニーのご飯も急いで作りますよーっ 胸肉!!」とつづり、愛犬の食事を調理中の写真を投稿。鍋に水を張り、鶏むね肉をゆでている写真だったが、鍋の内側に「黄色い汚れのようなものがこびりついている」と指摘がネットユーザーから入った。

「過去に、自身の体形を加工したと思われる写真を投稿していたため、ネット上からは『自分の写真を加工する前に、鍋の汚れを気にする方が先』という辛辣な意見や、『使い込んでいるというか、明らかに汚れがこびりついている』『毎日料理をするけど、こんなに汚れる前に買い換えている』といった指摘が上がりました」(芸能ライター)

 「おうち料理研究家」で、NEWS・小山慶一郎の姉としても知られる“みきママ”こと藤原美樹は、自身のブログで披露した家事に関するアドバイスが「不衛生」だと物議を醸した。

 2月21日、みきママは自身のブログで、読者から寄せられた「洗い物が苦手なので楽しくなる工夫を教えてほしい」という悩みに回答。「私流の洗い物を楽しむ方法を教えます〜!!」と切り出し、「炊飯釜は次のお米と一緒に洗います~」とアドバイスした。その方法は、ご飯を取り出した後、フタを開けたまま放置しておき、「乾いてカピカピ」になったら「次に炊くお米を入れてお米を研いだら同時にお釜もぴかぴかです」というもの。

「しかし、炊飯器メーカーは内釜で洗米することについて、フッ素加工が剥がれてしまう恐れがあるため、別の容器で洗米するよう取扱説明書に記載することが多いんです。また、こびりついた米粒から、カビが発生してしまうこともあるので、確かに不衛生。“料理研究家”の発言とは思えないアドバイスに、『潔癖症じゃないけど、汚くて絶対に無理!』『ホコリが入ってそうだけど、一緒に炊くつもり?』『料理研究家の知識として紹介していることが恐ろしい』とネット上で大ブーイングが起こりました」(同)

 2018年2月11日に元モーニング娘。・辻希美が、自身のインスタグラムにプリンを作る子どもたちの姿を投稿したところ、“調理場所”に疑問の声が寄せられた。

 辻は「寝る前にプリン作り#辻希美#プリン#卵プリン#プリンが2個しかなくて喧嘩#なので作る流れに#冷やして明日食べよ」とつづり、子どもたちがプリン液を混ぜる写真を投稿したが、その場所は“床の上”だったのだ。

「辻は愛犬を室内で飼育しているため、ネットユーザーからは『床に落ちたゴミやペットの毛が入ったらどうするんだろう』『床で調理するのはさすがに行儀悪い』『子どもの口に入るものなんだし、もう少し配慮があってもいいのでは』と批判が続出しました」(同)

 衛生観念は個人によって異なるだろう。しかし、“タレント”という立場である以上、せめて常識的な範囲で衛生面に気を配った情報発信を、心掛けていくべきなのかもしれない。
(立花はるか)

「容姿より鍋を気にしろ」「犬の毛が入る」SNSの写真が「不衛生」とドン引きされた芸能人3人

 芸能人が、自身のSNSに手料理の写真を投稿することはよく見かける光景だ。「おいしそう」「上手」といった称賛の声がある一方で、「この前もそのメニューだった」「彩りやバランスが悪い」といった辛口コメントが寄せられることも少なくない。家庭料理のクオリティに対する評価は見る人それぞれだが、「不潔すぎる」とツッコミを受けた芸能人もいる。その一人がタレントの渡辺美奈代だ。

 渡辺は8月19日、自身のブログに「リルとミニーのご飯も急いで作りますよーっ 胸肉!!」とつづり、愛犬の食事を調理中の写真を投稿。鍋に水を張り、鶏むね肉をゆでている写真だったが、鍋の内側に「黄色い汚れのようなものがこびりついている」と指摘がネットユーザーから入った。

「過去に、自身の体形を加工したと思われる写真を投稿していたため、ネット上からは『自分の写真を加工する前に、鍋の汚れを気にする方が先』という辛辣な意見や、『使い込んでいるというか、明らかに汚れがこびりついている』『毎日料理をするけど、こんなに汚れる前に買い換えている』といった指摘が上がりました」(芸能ライター)

 「おうち料理研究家」で、NEWS・小山慶一郎の姉としても知られる“みきママ”こと藤原美樹は、自身のブログで披露した家事に関するアドバイスが「不衛生」だと物議を醸した。

 2月21日、みきママは自身のブログで、読者から寄せられた「洗い物が苦手なので楽しくなる工夫を教えてほしい」という悩みに回答。「私流の洗い物を楽しむ方法を教えます〜!!」と切り出し、「炊飯釜は次のお米と一緒に洗います~」とアドバイスした。その方法は、ご飯を取り出した後、フタを開けたまま放置しておき、「乾いてカピカピ」になったら「次に炊くお米を入れてお米を研いだら同時にお釜もぴかぴかです」というもの。

「しかし、炊飯器メーカーは内釜で洗米することについて、フッ素加工が剥がれてしまう恐れがあるため、別の容器で洗米するよう取扱説明書に記載することが多いんです。また、こびりついた米粒から、カビが発生してしまうこともあるので、確かに不衛生。“料理研究家”の発言とは思えないアドバイスに、『潔癖症じゃないけど、汚くて絶対に無理!』『ホコリが入ってそうだけど、一緒に炊くつもり?』『料理研究家の知識として紹介していることが恐ろしい』とネット上で大ブーイングが起こりました」(同)

 2018年2月11日に元モーニング娘。・辻希美が、自身のインスタグラムにプリンを作る子どもたちの姿を投稿したところ、“調理場所”に疑問の声が寄せられた。

 辻は「寝る前にプリン作り#辻希美#プリン#卵プリン#プリンが2個しかなくて喧嘩#なので作る流れに#冷やして明日食べよ」とつづり、子どもたちがプリン液を混ぜる写真を投稿したが、その場所は“床の上”だったのだ。

「辻は愛犬を室内で飼育しているため、ネットユーザーからは『床に落ちたゴミやペットの毛が入ったらどうするんだろう』『床で調理するのはさすがに行儀悪い』『子どもの口に入るものなんだし、もう少し配慮があってもいいのでは』と批判が続出しました」(同)

 衛生観念は個人によって異なるだろう。しかし、“タレント”という立場である以上、せめて常識的な範囲で衛生面に気を配った情報発信を、心掛けていくべきなのかもしれない。
(立花はるか)

LGBTペンギンを棚から外せ! 米国で禁書扱いされる創作童話・児童文学

――前記事では海外での童話の規制事情を紹介してきたが、実は創作童話や児童文学の締め付けも厳しいみたいで……。

 何百年も前の童話の中には今の価値観だと許されないような表現や描写もあるだろう。その結果、前記事でも紹介したような排除運動が起きているわけだが、憂き目にあっているのは童話だけではない。

 米国では図書館や学校に対して行政ではなく、保護者がクレームを申し立て、特定の地域だけで禁書にされた創作童話や児童文学がある。わかりやすいのは、人種差別的だという『ハックルベリー・フィンの冒険』や、反キリスト教的だとしてやり玉に挙げられていた『ハリー・ポッター』シリーズだろう。一方で、イマイチよくわからない理由で禁書に指定された本もある。

 例えばディズニー映画でもおなじみの『クマのプーさん』は06年にカンザス州の一部地域において「動物が人間の言葉を話すという表現は神への侮辱」という理由で、禁書になっている。また、カンザスつながりでいえば『オズの魔法使い』は「子どもに無利益であり、子どもを臆病にさせる」という理由で、シカゴやテネシーなどの図書館や学校で禁止されたこともある。

 さらに、ニューヨークの動物園で赤ちゃんペンギンを育てる2羽の雄ペンギンの実話を描いた『タンタンタンゴはパパふたり』(日本語版・ポッド出版)という絵本は、05年の出版以降、多くの保守的な地域で「LGBTQIA+コンテンツだから」という理由で禁書となった。ちなみに、シンガポールでは14年に国立図書館で破棄処分されている。

 そして昨年も同じような理由で、『にじいろのしあわせ~マーロン・ブンドのあるいちにち~』など、LGBT理解と個性の尊重を訴える児童書や絵本が何冊も禁書扱いされた。「宗教」や「教育」という名目なのかもしれないが、大人の思惑で子どもたちから本を取り上げていいのだろうか。

――学校や図書館から童話を取り上げる動きはスペインに限ったことではない。ここでは各地で行われている童話の追放運動を見ていこう。

●ディズニー版ですらNGなの?

カタール

2016年、SEKインターナショナル・スクール・カタールという私立学校に通う生徒の保護者が、学校の図書館に置いてあったディズニー版『白雪姫』は「性的な描写を連想させ、イラストや文章が教育上好ましくない」という理由(どのシーンかは不明)で、カタール最高教育審議会(SEC)にクレームを申し立て、SECは学校側に本を撤去するように命じた。「The Guardian」紙によると、性的、もしくは品位を欠くという理由で、コンテンツに検閲が入ることはカタールでは珍しくないという。


●「相手の同意なしのキス」は有害

イギリス
 

2017年、ニューカッスルの学校に通う息子が借りてきた『いばら姫』を現代版に描いた児童文学を見た保護者が、同書で描かれている「眠っていて意思表示ができない女性にキスをするという行為は、『相手の同意なしに性的行為に及ぶ』というレイプの根本的問題と重なる」として、学校の教材から外すべきだと主張。ツイッターでも問題のページを開いた写真と「#MeToo」のハッシュタグを用いて問題提起したが、彼女のクレームに対しては多くの反対意見が上がった。


●行政が主導して童話を排除?

オーストラリア 

2017年、メルボルンがあるビクトリア州政府は、学校や幼児教育にジェンダーバイアスを見直す教育プログラムの一環として、教室内にあるおもちゃや絵本の中に、男女のステレオタイプを助長するようなものがあれば排除すると、一部報道で伝えられた。このプログラムが実行されることで『シンデレラ』、『美女と野獣』、『ラプンツェル』などの童話が教室から撤去されると問題視されたが、州政府は「童話を締め出すことはあり得ない」と説明した。


●そもそも禁書が多すぎる!

米国各地 

上のコラムでもいくつか紹介しているが、米国では図書館に対して、「この本を置くな」と市民団体からクレームが寄せられたり、学校が指定する課題図書にも「こんな本を子どもに読ませるな」と保護者が噛みつくことがあり、これまでに数多くの本が禁書扱いされてきた。童話もご多分に漏れず、90年にはカリフォルニア州の2つの校区で『赤ずきん』の「子どもなのにワインを持っている」イラストが問題視されて禁書となった。(月刊サイゾー7月号『ヤバい本150冊』より)