水卜麻美アナ、24時間テレビ大成功で報奨金!? ようやく夏休み突入で向かった旅行先は?

 日本テレビの水卜麻美アナが今週から夏休みに入るという。
 
 水卜アナといえば、今夏に放送された同局系「24時間テレビ 愛は地球を救う」の人気企画のチャリティーマラソンにランナーとして挑戦。今年は駅伝形式となる中、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春奈や「ガンバレルーヤ」のよしこ、お笑いタレント・いとうあさことともに参加し、第三走者として42.195kmを激走した。

「現役女子アナによる異例の挑戦となりましたが、サプライズでの当日発表となったように、水卜アナのチャリティーマラソン起用は来年での活動休止を発表している『嵐』のメインパーソナリティー同様、局上層部も高視聴率獲得の目玉の一つと期待を寄せていました。まして今年は、かつて『24時間テレビ』のリニューアルを成功させ、水卜アナのフリー転身を慰留するなど懇意として知られる小杉善信さんが社長に就任して最初の放送でしたから、社内からのプレッシャーも相当なものでした」(日本テレビ関係者)

 結果、近年は出演者の“ギャラ問題”などから「偽善番組!」、「障がい者を食い物するな」など厳しい批判の声もある同番組だが、今年は平均視聴率は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、)と昨年から1.6%もアップし、視聴者などからの募金額も大幅に増額するなど大成功を収めた。一部では、功労者の水卜アナが「社長特別表彰」を受けたという報道もあるが、「水卜アナの功績は局内の誰もが認めるところ。ウチは民放テレビ局の中でも給料が安い方ですし、ボーナス的に社内報奨金が出ても不満の声は出ないでしょう」(前出の関係者)

 そんな局内外を問わず、何かと話題の水卜アナだが、ここに来てこんな話も……。

「水卜アナは今週から遅めの夏休みをとるようなんですが、何でも休みを使ってスコットランドに旅行に行くそうです。彼女は大のザ・ビートルズのファンで、以前にもロンドンとリバプールに行って、ビートルズに所縁の深い観光スポット巡ったりしていましたからね。海外でも、とくにイギリス方面が好きなようで、報奨金で思う存分、リフレッシュして戻ってきてくれたらいいですね」(前出・関係者)

 24時間テレビの女神には、くれぐれも遠い異国の地で疲れた羽根を癒してほしいものだ。

メンタリストDaiGo、TBS感謝祭で確執プロデューサーを”実名爆弾”で各方面に波及の恐れ

 恨みはらさでおくべきか。

 9月28日放送の『オールスター感謝祭』(TBS系)に、メンタリストのDaiGoが出演。生放送中に、過去に確執のあった同局のプロデューサーの実名を晒し、視聴者を驚かせた。

「DaiGoは芸能人の選んだ数字のカードを当てるゲームに登場。反応を探るため、勝俣州和に『TBSのSプロデューサー(番組では名指し)、お元気ですか?』と質問しました。今田が(やらせ騒動のあった)『クレイジージャーニー』のプロデューサーでもあると説明し、勝俣から最近愚痴が多く酒も増えたという回答を得たDaiGoは、『僕、赤坂歩いてますよって伝えてください』と伝言を依頼しました」(芸能ライター)

 DaiGoといえば、京都アニメーション事件に際し、一部放送メディアを批判して「出演拒否」を宣言。その直後に『サンデー・ジャポン』(TBS系)の出演が局上層部の圧力により取り消されるとこれに激怒し、YouTubeで過去に「TBSのプロデューサーから『赤坂を歩けなくしちゃうぞ』と脅された」ことを明かしていた。

「因縁のあるTBSになぜDaiGoが主演を決めたのか不思議に思って観ていましたが、生放送でこんな爆弾発言を企てていたとは。Sプロデューサーは、現在『炎の体育会TV』を担当しており、今田や勝俣も出演中。その勝俣がカード当ての相手に選ばれていたことは偶然ではないでしょうから、番組スタッフへの根回しは済んでいたと考えられる。となると、Sプロデューサーは局内でも相当嫌われているのでしょう」(テレビ関係者)

 さらに今回のハプニングは思わぬところに波及する可能性もあるという。

「『クレイジージャーニー』と言えば、先日、番組ディレクターがADへのパワハラで左遷されています。このディレクターとSプロデューサーは別人なのですが、同一人物と勘違いしている人も多い。ディレクターの妻はNHKの鈴木奈穂子アナで、彼女がますます白い目で見られてしまうかも。また、『炎の体育会TV』のスポンサーにクレームが飛び火する可能性もあり、騒動が広がればSプロデューサーの更迭もありえそうです」(前出・テレビ関係者)

 巻き込まれた格好の勝俣と今田は、顔面蒼白だった?

奄美大島の猫を3000匹殺処分する本当の理由は?

 奄美大島で、3000匹の猫を殺処分するという物騒な計画が持ち上がっている。

 奄美大島といえば、世界自然遺産の候補地となるほど豊かな自然に恵まれている。そこには希少種であるアマミノクロウサギやヤンバルクイナなども生息している。この自然豊かな島で何が起こっているのか。

 その表向きの理由は奄美大島の希少種であるアマミノクロウサギなどを守るために外来種である猫を駆逐する「ノネコ管理計画」というものだった。

奄美大島のノネコ管理計画とは何か
 2018年7月。環境省は奄美大島で野生化した猫を捕獲する「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」(以下、ノネコ管理計画)を開始した。プロジェクトの期間は2018年度~2027年度だ。

 この計画では、奄美大島の山林の至る所に猫を生け捕る罠をしかけ、捕獲した「ノネコ」を収容センターで飼育するというものだ。「ノネコ」という分類については後述するが、その飼育期間に注目したい。なんと、捕獲からわずか1週間である。その間に里親が見つからなければ殺処分される。

 そして、その捕獲目標数も注目しておこう。年間300匹を10年間続けるため、3000匹となっているのだ。それほどの猫が奄美大島にいるかどうかはかなり疑わしい。

 「ノネコ管理計画」の目的は、奄美大島に生息する希少種であるケナガネズミ、アマミノクロウサギなどがノネコに捕食されることで絶滅することを防ぐためだという。

 しかし「週刊文春」(文藝春秋/2019年4月18日号)の特集記事「奄美大島『世界遺産』ほしさに猫3000匹殺処分計画」は、この根拠を真っ向から否定している。

 保全生物学を専門とする川口短期大学の小島望教授がノネコ管理計画に取り組んでいる「奄美大島ねこ対策協議会」に聞き取り調査したところ、この計画は「殺処分が前提」と言われたという。小島教授は、まず島には人に依存していないノネコなる分類の猫はほとんど存在しないし、里親への譲渡を前提としているなら、飼育期間をもっと長く設定すべきだと指摘している。

 つまりこの計画は、「他の理由」で猫を3000匹殺す必要がある計画なのではないだろうかと疑われるのだ。

野良猫も飼い猫も「ノネコ」にすれば「有害鳥獣駆除」できるといういいかげんさ
 環境省が使用している「ノネコ」というワードだが、「ノネコ」とはいかなる猫か。

 この分類では、猫は3種類に分けられるという。「飼い猫」「野良猫」そして「ノネコ」だ。

 飼い猫は人がペットとして飼っている猫を示す。野良猫は、特定の飼い主はいないが、集落で人から餌をもらっている猫を示す。そしてノネコとは、飼い猫や野良猫が人の手を離れて、自然環境のなかで自立して生息している猫を示している。

 ところが前述「文春」記事において、小島教授は、奄美大島にはノネコなどいないと指摘している。

 となると、ノネコなる分類を設けたのは、「愛護動物」である猫をみだりに殺してはならない(2年以下の懲役か罰金)とする動物愛護法(後述)から逃れるためではないか。人手を離れて自然界で自立して生きているノネコという分類にすれば、猫を鳥獣保護法における「有害鳥獣駆除」の対象にできるというのだ。しかも野良猫とは異なり、ノネコは殺処分しても行政の「殺処分数」にはカウントされないため、殺処分を減らしているという環境省の方針とも矛盾しなくなる。

 そもそも、罠にはまった猫を見て、どうやって野良猫とノネコの区別をしているのか分からない。捕獲後の1週間以内に飼い主や里親が現れなければノネコ扱いにしているのではないだろうか。

ノネコがアマミノクロウサギを減らしているという嘘
 どうやらノネコなる猫が存在すること自体が怪しく、仮に存在したとしても、野良猫と区別することは困難であるということもわかってきた。しかし、百歩譲ってノネコなる猫が存在したとしても、そのノネコがアマミノクロウサギを捕食して減らしているという前提自体に疑問符が付いてくるのだ。

 数字で確認するまでもなく、地元では食害が出るほどアマミノクロウサギが「増えている」というが、これはマングースの駆除が影響しているようだ。

 これについて数字が明らかにされている。アマミノクロウサギは絶滅危惧種でもはや数千匹しか生息していないとされていたが、環境省がまとめた推定結果では、2015年時点で約1万5000~3万9000匹にまで回復しているという。

 環境省はそれまで、2003年のデータが最新で2000~4800匹としていたので、10倍以上に増加していたのだ。ということは、たとえノネコがアマミノクロウサギを捕食していた例があったとしても、減少させる原因になっていないことは明白ではないか。

 理由はともあれ、猫を3000匹殺処分しなければならない理由が別にあることが考えられる。もはやこの段階でアマミノクロウサギが減少していないことがわかっているのだから、ノネコを捕獲する理由はないのだが、アマミノクロウサギが仮に減少しているとしても、その原因は交通事故の可能性も高いのだ。

 環境省の奄美野生生物保護センターの調査でも、発見されているアマミノクロウサギの死体を調べた結果、死因のトップは交通事故だった。

そもそもノネコ捕獲の計画に矛盾がある
 すでにアマミノクロウサギは減少していないことが明らかになり、死因のトップも交通事故だ。したがって、本稿においてはすでにノネコを駆除する理由はなくなった。

 さて、分類の合理性が見つけられないノネコだが、「ノネコ管理計画」では、奄美大島にはノネコが600~1200匹いると推定していた。この前提を元に、年間300匹を捕獲する計画を立てているのだ。ところが、2018年度に実際に捕獲できたのはわずか43匹だった。しかもこれらがすべてノネコだと証明することはできない。

 また、同計画書では、1匹のノネコは1日に平均378.4グラムの餌を食べるため、ちょうどアマミノクロウサギとケナガネズミ1頭ずつを捕食していくという。

 これに対し、獣医師の齊藤朋子氏は、もしノネコが600~1200匹存在していたら、アマミノクロウサギはとっくに絶滅しているという。しかも実際に斎藤氏が引き取ったノネコは1日に90グラム前後のキャットフードしか食べない。

 ノネコはなぜわずか一週間の飼育期間で殺処分されなくてはならないのだろうか。しかも、譲渡先を見つかりにくくしているのではないかと思えるほどに譲渡の条件が厳しい。なにしろ譲渡希望者は納税証明書(なぜ必要?)、所得証明書(なぜ必要?)、家の見取り図(手続きを煩雑化?)、身分証明書などを提出しなければならない。(奄美大島における生態系保全のため捕獲したノネコ譲渡希望者の募集について/鹿児島県奄美市)

 猫を少しでも殺さずに保護したいと考えての「ノネコ管理計画」であれば、これほど譲渡のハードルを上げる必要はないだろう。しかも、捕獲したノネコについて、Webなどでの情報公開がなされていない。これでは一般ユーザーが捕獲された猫の情報を得られず、それが飼い猫かどうか、さくらねこ(不妊手術をした印として耳の先端がカットされている猫)かどうかなどの判別をよりやりづらくしている。

 捕獲した猫を人の手に渡し保護したいのであれば、せめて詳細な情報を公開すべきである。

世界遺産を勝ち取るために?
 奄美大島のノネコ管理計画が注目されるきっかけを作った前掲「週刊文春」の記事では、ノネコ管理計画は奄美大島の世界遺産欲しさが理由だと結論づけている。

 奄美大島は2020年に世界自然遺産に登録される可能性が出てきているためだ。そこでIUCN(国際自然保護連合)の監査が入った時に、外来種の猫を駆逐できていなければならないためではないかと同誌は疑っているのだ。

 同誌は環境省の担当者にも取材を行っており、以下の言質を取っている。下記で「そこまで」というのはノネコ管理計画を示す。

 “環境省としては、そこまでしてでも守らなければいけない自然が奄美大島にはあると考えている”

 “猫がクロウサギをはじめとした希少種を食べているのは事実”

 これに対して公益財団法人どうぶつ基金は、ノネコ管理計画はかえって世界自然遺産の登録を行っているユネスコの理念である「多様性の尊重」「非排他性」「人の心の中に平和のとりでを築く」に反していると主張している。

 

そもそも違法な捕獲行為
 ところでノネコ管理計画で使用している捕獲用の罠だが、実はこの罠が、本来守るべき希少種であるアマミノクロウサギやアマミトゲネズミ、ケナガネズミ、そして国の天然記念物であるルリカケスなども捕らえてしまっていることがわかった。しかも、その中には死んでしまった例もある。この罠は捕獲用と言いながらも、かなりぞんざいな使われ方をしているのだ。

 2019年8月に行われた「奄美のノネコ問題院内集会」(参議院議員会館にて)指摘された内容によれば、前述の希少種は150頭以上誤捕獲され、高温多湿という劣悪な環境に水や食料が与えられないまま24時間以上放置されていたというのだ。

 しかもこの捕獲活動は、違法行為でもあった。公益財団法人どうぶつ基金が調査したところによると、罠である捕獲器は、道路占有許可及び道路使用許可を得ずに旧国道58号線上に設置されて道路を占有していた。また、罠である捕獲器の内部は54度を超え熱中症や脱水により死ぬ可能性があり、雨が吹き込めば低体温症になる可能性が高い。

 となれば、ノネコ以外の動物(がほとんどのようだが)については動物愛護法44条違反となる。動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)の第44条には「愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。」とある。

 そして「愛護動物」とは、第44条の4に「一 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる」「二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬は虫類に属するもの」と説明されている。

 つまり、ノネコ以外の猫が含まれるのだ。

ここまでして猫を3000匹も殺処分する理由
 さて、以上のように、どうにも説明がつかない猫の殺処分について、公益財団法人どうぶつ基金とNPO法人ゴールゼロ、そして福岡大学評議員・教授の山崎好裕氏らが2019年4月11日に『「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」(2018~2027年度)の見直しと猫3000頭捕獲・殺処分の中止に関する要望書』を環境大臣原田義昭、財務大臣麻生太郎、鹿児島県知事三田園訓、および奄美5市町村長宛てに提出した。

 詳しい内容はプレスリリースを参照していただきたいが、気になる部分があったので以下に抽出する。

 まず、ノネコ管理計画を中止すべきである理由は、すでに本稿で触れてきたこととおおむね重複するので省きたい。気になったのは、管理計画に約5億円の税金が投入されるということだ。要望書では財政逼迫のおりに税金を使うべきではないという主旨で用いられた金額だが、そこは私は興味がない(この国の仕組み上、財政逼迫などあり得ないからだ)。

 問題は、約5億円が投入されるということは、そのお金を受け取る者がいるということだ。その者について、同書では「実験用のニホンザルを提供していた株式会社の後身の会社」と表現している。

 「週刊文春」は、ノネコ管理計画は世界遺産登録を目指す自治体と環境省の思惑によるものだと示唆していた。しかし、この要望書からは違った面が見えてこないだろうか?

 最後に、この問題を提起して筆を置きたい。24年前の1995年。奄美大島の住民たちは、アマミノクロウサギを原告として、ゴルフ場建設に反対して、県に森林開発の許可の取り消しを求める訴訟を起こした。山や森が削られるからだ。アマミノクロウサギを守るために殺処分されるべきは、猫なのだろうか。

【五所純子/ドラッグ・フェミニズム】子を愛せない母・エリがアヤワスカ茶会で探した“さみしさ”

――覚醒剤、コカイン、大麻、向精神薬……クスリに溺れる女たちを嗤うのはたやすい。だが、彼女らの声に耳を澄ませば、セックスやジェンダーをめぐる社会の歪みが見えてくる。これは、文筆家・五所純子による“女とドラッグ”のルポであり、まったく新しい女性論である。

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エリがアヤワスカのお茶を飲むと、視界がキラキラと輝いたが、やがて強烈な吐き気を催した。(写真/草野庸子)

「2011年3月11日、震災の夜、主人が帰ってこなかったんです。『仕事が終わらないから事務所に泊まる』って。私は息子と家にいて、すごく不安でした。あのとき、主人は浮気してたんですよね。表参道のカフェで食事をしてたら、主人がスマホのロックナンバーに知らない数字を打ち込んでました。もとは息子の誕生日だったのに。それでも私は妙に自信があって、まさか自分が浮気されるわけないと高をくくってたんです。主人が帰らない夜が増えてきて、しかも帰るとすぐお風呂に入る。わかりやすい。バカな人だなって。あの3月は息子が卒園して小学校入学という時期で、私は慌ただしくて、世の中も震災で慌てふためいていて、そんななかで夫の浮気に気づいて、人生終わったと思いました」

 エリは夫の浮気を知って失調した。眠れない、息が切れる、心がたえずわだかまる。まさか自分が鬱病になるわけがないと思っていたが、気がつくと心療内科に向かっていた。ベテラン女性医師の医院には、杖をついて歩く若い女性や、身を震わせる女子の姿があった。「へぇ、鬱病ってこんななんだ。でも私は違うから」とエリは思う。「鬱状態だね」と医師は診断をくだし、抗不安剤と睡眠導入剤を処方した。「ちょうどいいよ、これ飲めば痩せるから」という医師の言葉が引っかかる。痩せたら夫との不和が解消するのだろうか。痩身は夢を叶える魔法ってか。「ショートカットのババア医者でしたよ」とエリは言い捨てた。

「薬は飲むほど増えて、ときどき意識が途切れて、仕事も家事もできなくなってきました。会社を出て、家の最寄り駅に着くとイライラが募って、今日は何をぶっ壊してやろうかとワクワクしてました。食器、服、鏡、電化製品。主人のものは包丁で切りつけました。浮気は止まったんですけど、それでも私は夫の帰宅時間を見計らって、玄関で血だらけになって待ちました。『俺に見せつけたくてわざとやってんだろ』と言われても、てめぇがやらせてんだろって思ってました。私が死んだらこいつを加害者にできると考えて、自殺未遂をくりかえしました」

 夫には心の傷を形にして見せつけたい。でも息子には破壊行為を見せたくない。子が帰宅する前、子が寝静まった後、その時間をエリは狙う。散らかった部屋で「ママ、ごはんつくらなくなっちゃったね」と子はつぶやいた。

「そもそも堕ろせばよかったんです」と、前触れもなくエリは言った。

「22歳で妊娠したとき、産みたくないと思いました。でも主人に伝えたら、土下座して『よろしくお願いします』と言われちゃったんですよ。これを逃したら私は結婚も出産も一生ないだろうと思って。10代、20代と私はたくさんの男性とフィジカルな関係があって、そんなふうに誰かに求められないと生きてる心地がしなかった。自分から愛するということがわからなかったんです。子どもができたら何か変わるかなっていう期待もあって、結婚して、出産して。でもやっぱり夫も息子も全然好きじゃないんです。顔は可愛いんですよ。でも、可愛くないんです」

 エリの言う“可愛くない”は“接し方がわからない”だ。子が自分より弱い存在だと認められない。だから相手を守り育てる必要性が迫ってこない。夫が自分と異なる意思をもつのだと認めがたい。だから相手の想定外の行動が背信としか感じられない。

「誰にも言えなかったです。『子どもは産めば可愛いものだ』ってよく言われるじゃないですか、『住めば都』みたいに。そんなことないです。息子が失敗すると『こいつ、なんでできないの』と思ったし、泣いたり怒ったりすると『空気読めよ』とか平気で言ってました。子どもは懸命に生きてるだけなのに、自分と同じ目線で子どもを見てたんです。いま息子を育ててるのは、愛情というより責任感だと思います」

 エリには理想の家庭像があった。見栄えのする家族、洗練された家具調度、趣味のよい遊び方、センスのある友人たち。人に羨ましがられる体裁、それが幸福の秘訣だと思った。DIYで本棚を作り、家庭菜園でパクチーを育て、インテリアに多肉植物を置き、食事にマクロビを取り入れ、シュタイナー教育を調べて。「ハッタリですよ、全部」。メディアで紹介される生活スタイルを実践したが、そうした流行をエリは鼻で笑う。その笑いは自虐でなく軽蔑のニュアンスで、かつての実践は脇に置き、まるで自分に釣り合わない低俗な文化だと忌み嫌うようだった。

 両親は多趣味な人で、家には「大きなスピーカー」や「父のシャツ専用クローゼット」があった。けれどプロダクトデザイナーの父は家に帰らず、洒落者の母は夜になると友達に電話して「さみしい」と泣いていた。

「パパには空洞がある。私生子で生まれて養子縁組で育って、家庭の作り方がよくわからないんだと思う。私がパパと会ったのは通算30分くらいで、それも怒られた記憶しかない。さみしかったですよ。この感覚はアヤワスカ【註1】をやるまでずっと続きました」

「こんにちは。遅れてすみません」と立瀬が合流した。立瀬は自身が主催する“お茶会”にエリを誘った人物だ。「彼はほんとに頭がよくて、すべて見透かされてる気がするんです。ちょっと怖いくらい」とエリは評する。

お茶会での嘔吐で蘇った子ども時代の欠落感

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美 少年スタッフの発言に非難轟々、HiHi Jetsのサムネ画像にファン感激【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月19日~25日公開の動画をチェックします!

Travis Japan・七五三掛、ゲーム企画でメンバーを振り回す

 19日の動画は「Travis Japan【全力の本気】異なる競技でスピード勝負…ガチです!」(再生回数は27日時点で30万台)。二手に分かれ、それぞれ別の司令に挑戦してどちらが早くクリアできるかを競うスピード対決を実行。進行・審判役は川島如恵留が務め、チームの組み合わせは中村海人率いる松田元太、宮近海斗チームと、七五三掛龍也がリーダーの松倉海斗、吉澤閑也チーム。第1回戦は「20m往復ダッシュVS熱々小籠包」だったが、具体的には20mのコースを全力で1人1往復×3人、熱々の小籠包を1人2つ食べきる×3人と、明らかに早食いの方が過酷なチャレンジになっていた。

 じゃんけんによって小籠包ミッションは七五三掛チームに決まったものの、やはり結果は想像通りダッシュ組の勝利。2回戦も「うさぎ跳びダッシュVS絡んだイヤホンほどき」と、イマイチ釣り合わない争いで、イヤホンほどきに挑んだ七五三掛たちが連敗。次の対決を前に、吉澤は「無理難題が過ぎるわ」と抗議し、ダッシュとミッションの担当を対戦ごとに変えたいと申し出た。ここは優しい松田があっさりと許可し、続いては「お玉ピンポン球ダッシュVSコスプレ早着替え」対決へ。七五三掛は「コスプレっていうのは、3人とも着替えなきゃいけないの?」と確認し、松倉が「ピンポンダッシュの方が目に見えるじゃん。コスプレだとさ、苦戦するじゃん。何が出てくるかわからない」と、ダッシュ側を選ぶべきだと主張した。

 しかし、「どっちがやりたいの?」(宮近)と決断を迫られた七五三掛は「結局は……コスプレ」と、難しそうなコスプレを希望。ピンポン球ダッシュは「落としたら最初からやり直し」の緊急ルールが加わり、3戦目にしてようやく拮抗した試合展開となったが……。中村チームが逃げ切り、せっかく桃太郎(七五三掛)、金太郎(吉澤)、浦島太郎(松倉)に変身した3人は残念ながら3連敗してしまった。実はこの段階で七五三掛チームの負けは確定していたが、川島の判断で試合続行。「側転ダッシュVS風船爆破」でも、七五三掛はなぜか頑なに手こずりそうなミッション(風船5個を爆破)をチョイスし、リーダーの暴走に松倉はガックリと崩れ落ちていた。

 決着はつかず、ラスト試合の「手押し車ダッシュVS腕立て伏せ」に持ち越し。七五三掛に関して「聞いた話によると、桃太郎、昔はめっちゃ筋トレしてたらしいから」(中村)「高校2年生ぐらいの時ですか、『ハルク』って言われてましたから」(川島)との証言が飛び出た際は、当人が「普段、『桃太郎』って言わないでよ。反応できない」と、コメント。2人の暴露に照れるどころか、「桃太郎」呼びに引っかかるという、天然キャラ・七五三掛らしいリアクションだった。そして、「勝機があるのは手押し車」と吉澤&松倉ともに意見が一致したはずが、七五三掛は相変わらずキツめの腕立て伏せ(3人で合計100下位)を指定。思わず、吉澤は「お~い! おかしいだろ!」と、呆れ返っていた。

 腕立て伏せ自体は吉澤が残り50回を担当し、中村チームとほぼ同時にフィニッシュ。最後の最後で逆転勝ちできるかと思いきや、ジャッジを任された七五三掛が「俺たちは……負けです」と、降参。負けたチームは、後日のお食事会で代金を支払うという罰ゲームが決定しており、勝利チームの予想が外れた川島を含む4人が会計係に。“わちゃわちゃ系動画”とあって、今回は「7人がずっと笑い合ってて素敵すぎる。平和でこっちまで幸せになるよ」「トラジャが身体を張るのではなく、身体を動かす企画は面白い!」「結局、しめちゃんの言う通りにするトラジャが可愛すぎる」と、高評価が目立っていた。

 20日に配信されたのは「7 MEN 侍【ガチ企画会議】奇想天外なネタ提案します!」。SixTONESに代わって8月より参入後、Travis Japan、美 少年、HiHi Jets、Snow Manとコラボレーションしてきた7 MEN 侍。グループ単体企画が本格始動し、今回は「YouTubeでやりたいこと」を語り合う企画会議を開催している。個室に入り、まずは矢花黎が「企画を考えていきましょう」と進行すると、今野大輝が「そうなの?」と、まさかのオトボケ発言。矢花は「何しにきたの!? 『そうなの?』じゃないでしょ」と驚きつつも、「聞いてたでしょ? それ」と、優しい口調で指摘した。

 気を取り直して、得意のバンド演奏を生かした「音楽企画」について話し合うメンバー。Travis Japanも初期に曲作りを経験しているが、自分たちで演奏できる7 MEN 侍の場合はまた違った展開が期待できるため、ほかのグループにはない強みだろう。中村嶺亜が「コメント欄で歌詞もらって、それで作る」とアイデアを出すと、矢花は「確かにコメント欄あるから。(エンタメサイト)ISLAND TVとかとは違って、YouTubeはコメントがつくから」と、賛同。視聴者を巻き込んだ曲作りが実現すれば、7 MEN 侍オリジナルのキラーコンテンツになり得るかもしれない。

 また、本高克樹が「イントロドンクイズってあるじゃん? あれをドラムだけでやる」との案を出した時、ドラム担当の佐々木大光は“やりたくない感MAX”の真顔に。すかさず、矢花は「スゴい非協力的な顔してる。え? 悟り開いた? ヤバッ」と実況してその場を和ませた。さらに、これまで6人で食事をしたことがないという彼らは「グルメ企画」を思いつくも、佐々木が「需要ないけどね」と、ボソリ。しかし、ファンの気持ちを理解している様子の菅田琳寧が「いや、でも食べてる姿って貴重だよ。あ、左利きなんだとか、野菜から食べるんだ~とかさ」と、力説した。矢花は「誰が知りたいんすか、野菜から食うの」と言い返していたが、大半のファンは7 MEN 侍の食事風景に興味津々だろう。

 以降も「大食いチャレンジ」「矢花&今野VS本高&佐々木の体重増減対決」や、さまざまな「体当たり企画」など、多種多様な着想を得た7 MEN 侍。こうした会議を見て筆者が感じたのは、思いのほか矢花がツッコミも、イジられる側にも対応できる“万能型”だということ。昨年11月頃に加入した彼だが、現在のグループ内においては声や表情で他者の気持ちを読み取りながら、会話をつなぐ重要な役割を担っているのではないだろうか。楽器もベース、ギター、ドラムを特技としており、幅広く器用にこなせるタイプなのかもしれない。終盤、怒涛の“矢花イジり”によって本人がテーブルに突っ伏してしまうと、メンバーから「ごめんね」「いつもありがとう」と謝罪や感謝の言葉が飛んでいた場面も、“愛されキャラ”ぶりが伝わる一幕だった。

 そんな今回の動画に関して、ネット上のファンは「矢花くん、北斗に声似てない? 気のせいかな……」「矢花の声、北斗に似てる気がする」「矢花くんの声が北斗に似てて仕方ない。しゃべる度に笑っちゃう」と、矢花とSixTONES・松村北斗の声を重ね合わせた人も少なくないようだ。再生回数は27日時点で19万台。

 21日の動画は「美 少年【Bi shonen in USA】Myojoの裏側大公開!!」(再生回数は27日時点で20万台)。9月7日配信回から続くアメリカ編シリーズで、今回は「Myojo」2019年11月号(集英社)の撮影に密着している。美 少年6人に加えて、Jr.内ユニット・少年忍者の織山尚大もラスベガスでのロケに参加。まずは「ラスベガスで楽しみにしていること」を聞かれ、金指一世は「ショーを観劇するのが楽しみです、めっちゃ。想像つかないっていうのもあるし、僕そんなに舞台あんまり見たことがないんで。ほかの海外のスゴい、舞台を見てみたいっていうのもあるし。嵐の松本潤くんと、ご飯に初めて、美 少年と僕6人で。あと織山くんかな。で、行かせてもらったんですけど。『とにかくショーがスゴい』と。『何回でも見れる』って言ってたんで」と、アメリカ旅に同行していたとされる松本とのエピソードを明かした。

 那須雄登は「昨日までは『二世週日本祭(二世ウィーク)』と、高野山(米国別院)でのパフォーマンスがあって。ジャニーさん(ジャニー喜多川社長)との、言っちゃえばまぁ、最後の約束だったので。それを果たすっていうプレッシャーはやっぱり、自分が思っている以上にたぶん大きかったのかなと思いますね。自分たちが思ってる(より)。昨日のショーが終わった後、みんなホッとして、みんな爆睡したらしいんで。僕もしっかり寝ましたし。ラスベガスはもう撮影と、そういうショーと、アメリカの文化を触れるっていう。なんだろう、完全に楽しい雰囲気なので、ジャンジャンちょっと盛り上がっていきたいと思います」と、リラックスした表情でコメント。ジャニー社長が亡くなった現実を受け止めていながらも、「最後の約束」の一言で胸が締め付けられた視聴者も多いだろう。

 一行はカリフォルニア州サンバーナーディーノに到着。広大な砂浜をブローカートと呼ばれる乗り物で駆け抜けるなど、束の間のお遊びタイムをエンジョイするメンバーたち。「Myojo」のスタッフらしき男性が「直樹グッド! そんな感じ、そんな感じ!」(4分25秒頃)と藤井を褒める一幕や、カメラに向かってダッシュする場面は「そんなわざとらしくじゃなくていいって! ダメダメ、全然! だからさ、10メーターダッシュしろって! ちゃんとバシッと!」と、ダメ出しする様子も公開。「普段はこんなふうに撮影しているのか……」と、雑誌撮影現場の雰囲気が少し垣間見えた。

 浮所飛貴は「撮ってもらっていいですか?」「せっかくなんで」とスタッフにお願いし、砂浜で華麗なアクロバットを披露。そのスタイルは、スロー再生しても体操選手並みに美しい仕上がりで、引き締まった上半身もじっくりと堪能できるお宝シーンだ。昼食タイムは、「Myojo」カメラに笑顔を向けたはずが、一瞬にして目つきが変わり、お肉に夢中になる若者たちにも注目(特に浮所、織山、佐藤龍我)。筆者は、佐藤の「めっちゃおいしいです、これ。豚? わかんないです。めっちゃ柔らかい」というおバカな発言にも癒やされた。

 続いては、ネバダ州のバレー・オブ・ファイアー州立公園へ。スマートフォンで目の前の絶景を撮る岩崎大昇は「こりゃ最高ですね。いっぱい写真に撮って、記録と記憶に残したいと思います。ホントだったら目に一番焼き付けて、忘れないっていうのが一番なんですけど」と浸っていたが、ここで突如「Jr.チャンネル」スタッフが「頭悪いからね。覚えられない」と、爆弾を投下。岩崎はすぐさま「いや、何を言うてるんですか!」「そんな急な毒舌、ヤバくないですか!?」と抵抗し、「ごめんなさい」(スタッフ)「急にはっきり言いましたよね!」(岩崎)「ちょっと本音が出ちゃいました」(スタッフ)「いやいや、暑いから。ちょっと確かに。暑いんでちょっと疲れて本音出ちゃいますけど。やめてくださいよ。そこは耐えましょうよ。グッと。グッとこらえて、こうオブラートに……」(岩崎)「ありがとうございます」(スタッフ)と、やりとり。ブラックジョークに “大人の対応”を見せた。

 さらに、岩崎は「(ジャニー社長がアメリカに住んでいた時代は)カメラとかあんまりそこまで普及してなかったと思うんです。だからジャニーさんは口で僕たちに『こういうここはこうで』って話をしてくれるんですけど。スゴいなというか。全部頭、情景が浮かぶというか。想像できるようにジャニーさん、いつも話してくれてて。こういうのも僕もしっかり目に焼き付けといて。写真に撮るのもいいんですけど。こうやって人に話して、人が行きたくなるような、ワクワクさせられるように……」と、真面目にトーク。恩人との思い出に触れつつ、自分の経験を人に伝えていきたい……との熱い思いにジーンとさせられた。

 しかし、ネット上のファンの間ではこのスタッフの「頭悪い」発言が物議を醸している。「私は大昇くんのことを頭のいい子だと思ってるので、『頭悪いからね』発言はちょっと不快だった」「大昇は、ライブMCでのワードセンスが天才的で、ナイスタイミングでメンバーをフォローしてくれたりする能力に長けているから、『頭悪い』は聞き捨てならない」「気心知れた間柄だから出たんだと思うけど、当然いい気分はしなかった。ただ、その後の大昇くんの返し方で変な空気にならずに済んだところを見て、むしろ彼の頭の良さを再確認した」「大昇くんは頭の回転が早くて、周りが良く見えている。決して頭悪くなんかない。そういうイジりは面白くない」と、非難轟々だ。

 勉強ができるかできないかはさておき、筆者も動画などを通じて、彼はクレバーな人だという印象を持っている。その場にいる人たちにしかわからない会話のノリもあるだろうが、こういう場面を切り取ると、双方の関係性や、流れを知らないファンが不快に感じてしまうのも仕方ない。金指などではなく、岩崎なら“ノッてくれる”と踏んだ上でのボケとみられるが、ファンの機嫌を損ねる結果となってしまった。

 HiHi Jetsの動画は「HiHi Jets【名人誕生?】ドローン最速王は誰 !?」(22日公開)。前週に続いて、芸能活動自粛中の作間龍斗&橋本涼を除き、猪狩蒼弥、井上瑞稀、高橋優斗の3人が撮影に参加。企画はタイトル通り「ドローンで遊ぶ」というシンプルなもので、オープニングからひたすらハイテンションの猪狩が「こんにちは~! どうもぉ~! フゥ~!」と、挨拶。両サイドで見守る2人は、やや困惑気味に笑っていたが、筆者は2人の分まで場を盛り上げようとする健気な猪狩に胸を打たれた。

 そんな元気いっぱいの猪狩らが行うのは、おもちゃのトイドローンを使ったタイムアタック。コースの途中には、今年3月公開の「【1000円コーデ】オシャレに髙橋優斗を改造セヨ!!第2弾」で高橋が出会ったピンクのクマのぬいぐるみ(おそらく電子メールソフト・PostPetのキャラクターであるモモ)の姿が。「いつかのために」と、メンバーも知らない間にスタッフが購入していたそうで、高橋自身は「俺もビックリした」と、驚いた。そして3人は、コントローラーとして機能するスマートフォンでドローンを操作。まず練習を始めると、高橋のドローンがいきなり天井に引っかかってしまい、助けに向かった井上のドローンもプロペラが外れるなど大騒ぎ。かたや、うまく使いこなしている猪狩は2人に操作方法を教えるほどの余裕を見せていた。

 第1走者の井上は、植木や最大の難所・ピンクの浮き輪に苦戦しつつも3分15秒でゴール。高橋は練習よりグダグダの9分30秒で終わり、思わず井上は「こんなん、小休憩よ」とバッサリ。また、優勝候補だった猪狩に至っては、運に見放されて散々な目に。「モーター過熱により再起動」と不具合が生じ、クラッシュしてWi-Fiをつなぎ直すためにタイムロス。それでも3分29秒と高橋を上回っていたが、猪狩は「もう1回やらせてください!」「俺の全力を知ってほしい!」と、願い出た。リベンジでは2分20秒を叩き出し、「いいタイムやん!」とゴキゲン(この日の猪狩はツバを後ろにした帽子の被り方も相まってわんぱく少年ふう)。ちなみにレース中、度々見切れるぬいぐるみが映像にシュールさを醸し出しており、筆者は“クマ越しのドローン”に何度か吹き出して笑ってしまった。

 一方、動画のサムネイル画像には赤く縁取られたドローンが5台並んでいただけに、ファンは「ドローンが5台あるのもスタッフさんの優しさを感じる」「スタッフさんも計算してるよね? HiHi Jetsは5人だよって伝えてくれてる」「サムネ一つにも細かい愛情を感じて……スタッフさん、ありがとう」「サムネのドローン5つは……そういうことか! 泣ける」と、スタッフの配慮に感激している。ファンが再生回数を増やそうと努力しているようで、27日時点で30万台と、好調だった。

 25日の動画は「Snow Man【クイズ!正解は佐久間】奇想天外な発想に爆笑!?」。イジられキャラゆえに、人狼ゲーム回などでいつも可哀想な扱いを受けている佐久間大介の主役回。ファンは、かねてよりコメント欄で「佐久間さんのご褒美企画をお願いします」と要望していた上に、公開日の9月25日は、佐久間にとってジャニーズ事務所入所日(2005年)でもあったとか。「ついに、佐久間回! しかも佐久間くんの入所日に……ありがとうございます!」と、「Jr.チャンネル」サイドに感謝の声が多く寄せられている。

 “佐久間と同じ答えなら正解”となるクイズはロケバス車内で行われ、第1問の「最も強い動物は?」から開始。しかし、独特なセンスの持ち主である佐久間が基準とあって、いきなり全員不正解という先行き不安なスタートを切ってしまった(ちなみに正解は意外なシロクマ)。その後は「佐久間が思うアニメ界で最も強いキャラクターは?」とのコアな問いが出題されたほか、「佐久間を漢字一文字で表すと何?」では、メンバーの佐久間に対するイメージが判明。「笑」を選んだ宮舘涼太が「自分も笑ってるし、周りも笑顔にさせるじゃん」とベタ褒めすると、「なんかこの企画スゴくいいな~」と、ご満悦になる佐久間だった。

 また、「子どもが好きな食べ物第3位は?」(第5問)の問題については、「普通に佐久間、関係ねぇし」(岩本照)との指摘が。佐久間いわく、子どもの設定は「小学校2年生」だそうで、思わず渡辺翔太は「範囲狭すぎだろう!」と、ツッコんだ。この流れで「Jr.チャンネル」スタッフが「佐久間さん、小学2年生の時、どんな子どもだったんですか?」と話を振り、本人はやや照れ笑いを浮かべながら「引っ込み思案で……恥ずかしがり屋で。人とあんまりしゃべらない子だった」と、回顧。その後ろの席で耳を傾けていた渡辺は「お前の小2の時とかどうでもいいわ!」と、ズバッと言い放った。

 最終問題は「佐久間がメンバーに言われて一番うれしかった言葉は?」で、「ここからは佐久間のポイントを稼ぐ会だから。解答によっては正解になるかもしれないから」(佐久間)とのこと。目黒蓮が「おもしろいね!」の一言を予想すると、佐久間は「いいね。俺好きだよ。最終的にそういうことだね」と納得していたが、厳しい渡辺は「それ書けや、お前」と、呆れ顔に。ところが、「キレキレだね」と書いた渡辺自身は「踊りがこんなもう、キレキレな人、あんまやっぱいないですから。いつも最高な踊りありがとうございます」と、手の平返しでヨイショ(あからさまで面白い)。素直な佐久間は「気持ちよくなってくるなぁ~」と、ゴキゲンになっていた。

 最後は同点だった岩本、阿部亮平、深澤辰哉、ラウールでじゃんけんし、佐久間とあいこになったラウールが優勝(ここまでのクイズが無意味に……)。エンディングは「最も佐久間に近い男」に輝いたラウールと、佐久間による絶妙に噛み合わないツーショットトークも公開されていた。再生回数は配信後2日時点で32万台と、ハイペースで伸びている。
(中村チズ子)

美 少年スタッフの発言に非難轟々、HiHi Jetsのサムネ画像にファン感激【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月19日~25日公開の動画をチェックします!

Travis Japan・七五三掛、ゲーム企画でメンバーを振り回す

 19日の動画は「Travis Japan【全力の本気】異なる競技でスピード勝負…ガチです!」(再生回数は27日時点で30万台)。二手に分かれ、それぞれ別の司令に挑戦してどちらが早くクリアできるかを競うスピード対決を実行。進行・審判役は川島如恵留が務め、チームの組み合わせは中村海人率いる松田元太、宮近海斗チームと、七五三掛龍也がリーダーの松倉海斗、吉澤閑也チーム。第1回戦は「20m往復ダッシュVS熱々小籠包」だったが、具体的には20mのコースを全力で1人1往復×3人、熱々の小籠包を1人2つ食べきる×3人と、明らかに早食いの方が過酷なチャレンジになっていた。

 じゃんけんによって小籠包ミッションは七五三掛チームに決まったものの、やはり結果は想像通りダッシュ組の勝利。2回戦も「うさぎ跳びダッシュVS絡んだイヤホンほどき」と、イマイチ釣り合わない争いで、イヤホンほどきに挑んだ七五三掛たちが連敗。次の対決を前に、吉澤は「無理難題が過ぎるわ」と抗議し、ダッシュとミッションの担当を対戦ごとに変えたいと申し出た。ここは優しい松田があっさりと許可し、続いては「お玉ピンポン球ダッシュVSコスプレ早着替え」対決へ。七五三掛は「コスプレっていうのは、3人とも着替えなきゃいけないの?」と確認し、松倉が「ピンポンダッシュの方が目に見えるじゃん。コスプレだとさ、苦戦するじゃん。何が出てくるかわからない」と、ダッシュ側を選ぶべきだと主張した。

 しかし、「どっちがやりたいの?」(宮近)と決断を迫られた七五三掛は「結局は……コスプレ」と、難しそうなコスプレを希望。ピンポン球ダッシュは「落としたら最初からやり直し」の緊急ルールが加わり、3戦目にしてようやく拮抗した試合展開となったが……。中村チームが逃げ切り、せっかく桃太郎(七五三掛)、金太郎(吉澤)、浦島太郎(松倉)に変身した3人は残念ながら3連敗してしまった。実はこの段階で七五三掛チームの負けは確定していたが、川島の判断で試合続行。「側転ダッシュVS風船爆破」でも、七五三掛はなぜか頑なに手こずりそうなミッション(風船5個を爆破)をチョイスし、リーダーの暴走に松倉はガックリと崩れ落ちていた。

 決着はつかず、ラスト試合の「手押し車ダッシュVS腕立て伏せ」に持ち越し。七五三掛に関して「聞いた話によると、桃太郎、昔はめっちゃ筋トレしてたらしいから」(中村)「高校2年生ぐらいの時ですか、『ハルク』って言われてましたから」(川島)との証言が飛び出た際は、当人が「普段、『桃太郎』って言わないでよ。反応できない」と、コメント。2人の暴露に照れるどころか、「桃太郎」呼びに引っかかるという、天然キャラ・七五三掛らしいリアクションだった。そして、「勝機があるのは手押し車」と吉澤&松倉ともに意見が一致したはずが、七五三掛は相変わらずキツめの腕立て伏せ(3人で合計100下位)を指定。思わず、吉澤は「お~い! おかしいだろ!」と、呆れ返っていた。

 腕立て伏せ自体は吉澤が残り50回を担当し、中村チームとほぼ同時にフィニッシュ。最後の最後で逆転勝ちできるかと思いきや、ジャッジを任された七五三掛が「俺たちは……負けです」と、降参。負けたチームは、後日のお食事会で代金を支払うという罰ゲームが決定しており、勝利チームの予想が外れた川島を含む4人が会計係に。“わちゃわちゃ系動画”とあって、今回は「7人がずっと笑い合ってて素敵すぎる。平和でこっちまで幸せになるよ」「トラジャが身体を張るのではなく、身体を動かす企画は面白い!」「結局、しめちゃんの言う通りにするトラジャが可愛すぎる」と、高評価が目立っていた。

 20日に配信されたのは「7 MEN 侍【ガチ企画会議】奇想天外なネタ提案します!」。SixTONESに代わって8月より参入後、Travis Japan、美 少年、HiHi Jets、Snow Manとコラボレーションしてきた7 MEN 侍。グループ単体企画が本格始動し、今回は「YouTubeでやりたいこと」を語り合う企画会議を開催している。個室に入り、まずは矢花黎が「企画を考えていきましょう」と進行すると、今野大輝が「そうなの?」と、まさかのオトボケ発言。矢花は「何しにきたの!? 『そうなの?』じゃないでしょ」と驚きつつも、「聞いてたでしょ? それ」と、優しい口調で指摘した。

 気を取り直して、得意のバンド演奏を生かした「音楽企画」について話し合うメンバー。Travis Japanも初期に曲作りを経験しているが、自分たちで演奏できる7 MEN 侍の場合はまた違った展開が期待できるため、ほかのグループにはない強みだろう。中村嶺亜が「コメント欄で歌詞もらって、それで作る」とアイデアを出すと、矢花は「確かにコメント欄あるから。(エンタメサイト)ISLAND TVとかとは違って、YouTubeはコメントがつくから」と、賛同。視聴者を巻き込んだ曲作りが実現すれば、7 MEN 侍オリジナルのキラーコンテンツになり得るかもしれない。

 また、本高克樹が「イントロドンクイズってあるじゃん? あれをドラムだけでやる」との案を出した時、ドラム担当の佐々木大光は“やりたくない感MAX”の真顔に。すかさず、矢花は「スゴい非協力的な顔してる。え? 悟り開いた? ヤバッ」と実況してその場を和ませた。さらに、これまで6人で食事をしたことがないという彼らは「グルメ企画」を思いつくも、佐々木が「需要ないけどね」と、ボソリ。しかし、ファンの気持ちを理解している様子の菅田琳寧が「いや、でも食べてる姿って貴重だよ。あ、左利きなんだとか、野菜から食べるんだ~とかさ」と、力説した。矢花は「誰が知りたいんすか、野菜から食うの」と言い返していたが、大半のファンは7 MEN 侍の食事風景に興味津々だろう。

 以降も「大食いチャレンジ」「矢花&今野VS本高&佐々木の体重増減対決」や、さまざまな「体当たり企画」など、多種多様な着想を得た7 MEN 侍。こうした会議を見て筆者が感じたのは、思いのほか矢花がツッコミも、イジられる側にも対応できる“万能型”だということ。昨年11月頃に加入した彼だが、現在のグループ内においては声や表情で他者の気持ちを読み取りながら、会話をつなぐ重要な役割を担っているのではないだろうか。楽器もベース、ギター、ドラムを特技としており、幅広く器用にこなせるタイプなのかもしれない。終盤、怒涛の“矢花イジり”によって本人がテーブルに突っ伏してしまうと、メンバーから「ごめんね」「いつもありがとう」と謝罪や感謝の言葉が飛んでいた場面も、“愛されキャラ”ぶりが伝わる一幕だった。

 そんな今回の動画に関して、ネット上のファンは「矢花くん、北斗に声似てない? 気のせいかな……」「矢花の声、北斗に似てる気がする」「矢花くんの声が北斗に似てて仕方ない。しゃべる度に笑っちゃう」と、矢花とSixTONES・松村北斗の声を重ね合わせた人も少なくないようだ。再生回数は27日時点で19万台。

 21日の動画は「美 少年【Bi shonen in USA】Myojoの裏側大公開!!」(再生回数は27日時点で20万台)。9月7日配信回から続くアメリカ編シリーズで、今回は「Myojo」2019年11月号(集英社)の撮影に密着している。美 少年6人に加えて、Jr.内ユニット・少年忍者の織山尚大もラスベガスでのロケに参加。まずは「ラスベガスで楽しみにしていること」を聞かれ、金指一世は「ショーを観劇するのが楽しみです、めっちゃ。想像つかないっていうのもあるし、僕そんなに舞台あんまり見たことがないんで。ほかの海外のスゴい、舞台を見てみたいっていうのもあるし。嵐の松本潤くんと、ご飯に初めて、美 少年と僕6人で。あと織山くんかな。で、行かせてもらったんですけど。『とにかくショーがスゴい』と。『何回でも見れる』って言ってたんで」と、アメリカ旅に同行していたとされる松本とのエピソードを明かした。

 那須雄登は「昨日までは『二世週日本祭(二世ウィーク)』と、高野山(米国別院)でのパフォーマンスがあって。ジャニーさん(ジャニー喜多川社長)との、言っちゃえばまぁ、最後の約束だったので。それを果たすっていうプレッシャーはやっぱり、自分が思っている以上にたぶん大きかったのかなと思いますね。自分たちが思ってる(より)。昨日のショーが終わった後、みんなホッとして、みんな爆睡したらしいんで。僕もしっかり寝ましたし。ラスベガスはもう撮影と、そういうショーと、アメリカの文化を触れるっていう。なんだろう、完全に楽しい雰囲気なので、ジャンジャンちょっと盛り上がっていきたいと思います」と、リラックスした表情でコメント。ジャニー社長が亡くなった現実を受け止めていながらも、「最後の約束」の一言で胸が締め付けられた視聴者も多いだろう。

 一行はカリフォルニア州サンバーナーディーノに到着。広大な砂浜をブローカートと呼ばれる乗り物で駆け抜けるなど、束の間のお遊びタイムをエンジョイするメンバーたち。「Myojo」のスタッフらしき男性が「直樹グッド! そんな感じ、そんな感じ!」(4分25秒頃)と藤井を褒める一幕や、カメラに向かってダッシュする場面は「そんなわざとらしくじゃなくていいって! ダメダメ、全然! だからさ、10メーターダッシュしろって! ちゃんとバシッと!」と、ダメ出しする様子も公開。「普段はこんなふうに撮影しているのか……」と、雑誌撮影現場の雰囲気が少し垣間見えた。

 浮所飛貴は「撮ってもらっていいですか?」「せっかくなんで」とスタッフにお願いし、砂浜で華麗なアクロバットを披露。そのスタイルは、スロー再生しても体操選手並みに美しい仕上がりで、引き締まった上半身もじっくりと堪能できるお宝シーンだ。昼食タイムは、「Myojo」カメラに笑顔を向けたはずが、一瞬にして目つきが変わり、お肉に夢中になる若者たちにも注目(特に浮所、織山、佐藤龍我)。筆者は、佐藤の「めっちゃおいしいです、これ。豚? わかんないです。めっちゃ柔らかい」というおバカな発言にも癒やされた。

 続いては、ネバダ州のバレー・オブ・ファイアー州立公園へ。スマートフォンで目の前の絶景を撮る岩崎大昇は「こりゃ最高ですね。いっぱい写真に撮って、記録と記憶に残したいと思います。ホントだったら目に一番焼き付けて、忘れないっていうのが一番なんですけど」と浸っていたが、ここで突如「Jr.チャンネル」スタッフが「頭悪いからね。覚えられない」と、爆弾を投下。岩崎はすぐさま「いや、何を言うてるんですか!」「そんな急な毒舌、ヤバくないですか!?」と抵抗し、「ごめんなさい」(スタッフ)「急にはっきり言いましたよね!」(岩崎)「ちょっと本音が出ちゃいました」(スタッフ)「いやいや、暑いから。ちょっと確かに。暑いんでちょっと疲れて本音出ちゃいますけど。やめてくださいよ。そこは耐えましょうよ。グッと。グッとこらえて、こうオブラートに……」(岩崎)「ありがとうございます」(スタッフ)と、やりとり。ブラックジョークに “大人の対応”を見せた。

 さらに、岩崎は「(ジャニー社長がアメリカに住んでいた時代は)カメラとかあんまりそこまで普及してなかったと思うんです。だからジャニーさんは口で僕たちに『こういうここはこうで』って話をしてくれるんですけど。スゴいなというか。全部頭、情景が浮かぶというか。想像できるようにジャニーさん、いつも話してくれてて。こういうのも僕もしっかり目に焼き付けといて。写真に撮るのもいいんですけど。こうやって人に話して、人が行きたくなるような、ワクワクさせられるように……」と、真面目にトーク。恩人との思い出に触れつつ、自分の経験を人に伝えていきたい……との熱い思いにジーンとさせられた。

 しかし、ネット上のファンの間ではこのスタッフの「頭悪い」発言が物議を醸している。「私は大昇くんのことを頭のいい子だと思ってるので、『頭悪いからね』発言はちょっと不快だった」「大昇は、ライブMCでのワードセンスが天才的で、ナイスタイミングでメンバーをフォローしてくれたりする能力に長けているから、『頭悪い』は聞き捨てならない」「気心知れた間柄だから出たんだと思うけど、当然いい気分はしなかった。ただ、その後の大昇くんの返し方で変な空気にならずに済んだところを見て、むしろ彼の頭の良さを再確認した」「大昇くんは頭の回転が早くて、周りが良く見えている。決して頭悪くなんかない。そういうイジりは面白くない」と、非難轟々だ。

 勉強ができるかできないかはさておき、筆者も動画などを通じて、彼はクレバーな人だという印象を持っている。その場にいる人たちにしかわからない会話のノリもあるだろうが、こういう場面を切り取ると、双方の関係性や、流れを知らないファンが不快に感じてしまうのも仕方ない。金指などではなく、岩崎なら“ノッてくれる”と踏んだ上でのボケとみられるが、ファンの機嫌を損ねる結果となってしまった。

 HiHi Jetsの動画は「HiHi Jets【名人誕生?】ドローン最速王は誰 !?」(22日公開)。前週に続いて、芸能活動自粛中の作間龍斗&橋本涼を除き、猪狩蒼弥、井上瑞稀、高橋優斗の3人が撮影に参加。企画はタイトル通り「ドローンで遊ぶ」というシンプルなもので、オープニングからひたすらハイテンションの猪狩が「こんにちは~! どうもぉ~! フゥ~!」と、挨拶。両サイドで見守る2人は、やや困惑気味に笑っていたが、筆者は2人の分まで場を盛り上げようとする健気な猪狩に胸を打たれた。

 そんな元気いっぱいの猪狩らが行うのは、おもちゃのトイドローンを使ったタイムアタック。コースの途中には、今年3月公開の「【1000円コーデ】オシャレに髙橋優斗を改造セヨ!!第2弾」で高橋が出会ったピンクのクマのぬいぐるみ(おそらく電子メールソフト・PostPetのキャラクターであるモモ)の姿が。「いつかのために」と、メンバーも知らない間にスタッフが購入していたそうで、高橋自身は「俺もビックリした」と、驚いた。そして3人は、コントローラーとして機能するスマートフォンでドローンを操作。まず練習を始めると、高橋のドローンがいきなり天井に引っかかってしまい、助けに向かった井上のドローンもプロペラが外れるなど大騒ぎ。かたや、うまく使いこなしている猪狩は2人に操作方法を教えるほどの余裕を見せていた。

 第1走者の井上は、植木や最大の難所・ピンクの浮き輪に苦戦しつつも3分15秒でゴール。高橋は練習よりグダグダの9分30秒で終わり、思わず井上は「こんなん、小休憩よ」とバッサリ。また、優勝候補だった猪狩に至っては、運に見放されて散々な目に。「モーター過熱により再起動」と不具合が生じ、クラッシュしてWi-Fiをつなぎ直すためにタイムロス。それでも3分29秒と高橋を上回っていたが、猪狩は「もう1回やらせてください!」「俺の全力を知ってほしい!」と、願い出た。リベンジでは2分20秒を叩き出し、「いいタイムやん!」とゴキゲン(この日の猪狩はツバを後ろにした帽子の被り方も相まってわんぱく少年ふう)。ちなみにレース中、度々見切れるぬいぐるみが映像にシュールさを醸し出しており、筆者は“クマ越しのドローン”に何度か吹き出して笑ってしまった。

 一方、動画のサムネイル画像には赤く縁取られたドローンが5台並んでいただけに、ファンは「ドローンが5台あるのもスタッフさんの優しさを感じる」「スタッフさんも計算してるよね? HiHi Jetsは5人だよって伝えてくれてる」「サムネ一つにも細かい愛情を感じて……スタッフさん、ありがとう」「サムネのドローン5つは……そういうことか! 泣ける」と、スタッフの配慮に感激している。ファンが再生回数を増やそうと努力しているようで、27日時点で30万台と、好調だった。

 25日の動画は「Snow Man【クイズ!正解は佐久間】奇想天外な発想に爆笑!?」。イジられキャラゆえに、人狼ゲーム回などでいつも可哀想な扱いを受けている佐久間大介の主役回。ファンは、かねてよりコメント欄で「佐久間さんのご褒美企画をお願いします」と要望していた上に、公開日の9月25日は、佐久間にとってジャニーズ事務所入所日(2005年)でもあったとか。「ついに、佐久間回! しかも佐久間くんの入所日に……ありがとうございます!」と、「Jr.チャンネル」サイドに感謝の声が多く寄せられている。

 “佐久間と同じ答えなら正解”となるクイズはロケバス車内で行われ、第1問の「最も強い動物は?」から開始。しかし、独特なセンスの持ち主である佐久間が基準とあって、いきなり全員不正解という先行き不安なスタートを切ってしまった(ちなみに正解は意外なシロクマ)。その後は「佐久間が思うアニメ界で最も強いキャラクターは?」とのコアな問いが出題されたほか、「佐久間を漢字一文字で表すと何?」では、メンバーの佐久間に対するイメージが判明。「笑」を選んだ宮舘涼太が「自分も笑ってるし、周りも笑顔にさせるじゃん」とベタ褒めすると、「なんかこの企画スゴくいいな~」と、ご満悦になる佐久間だった。

 また、「子どもが好きな食べ物第3位は?」(第5問)の問題については、「普通に佐久間、関係ねぇし」(岩本照)との指摘が。佐久間いわく、子どもの設定は「小学校2年生」だそうで、思わず渡辺翔太は「範囲狭すぎだろう!」と、ツッコんだ。この流れで「Jr.チャンネル」スタッフが「佐久間さん、小学2年生の時、どんな子どもだったんですか?」と話を振り、本人はやや照れ笑いを浮かべながら「引っ込み思案で……恥ずかしがり屋で。人とあんまりしゃべらない子だった」と、回顧。その後ろの席で耳を傾けていた渡辺は「お前の小2の時とかどうでもいいわ!」と、ズバッと言い放った。

 最終問題は「佐久間がメンバーに言われて一番うれしかった言葉は?」で、「ここからは佐久間のポイントを稼ぐ会だから。解答によっては正解になるかもしれないから」(佐久間)とのこと。目黒蓮が「おもしろいね!」の一言を予想すると、佐久間は「いいね。俺好きだよ。最終的にそういうことだね」と納得していたが、厳しい渡辺は「それ書けや、お前」と、呆れ顔に。ところが、「キレキレだね」と書いた渡辺自身は「踊りがこんなもう、キレキレな人、あんまやっぱいないですから。いつも最高な踊りありがとうございます」と、手の平返しでヨイショ(あからさまで面白い)。素直な佐久間は「気持ちよくなってくるなぁ~」と、ゴキゲンになっていた。

 最後は同点だった岩本、阿部亮平、深澤辰哉、ラウールでじゃんけんし、佐久間とあいこになったラウールが優勝(ここまでのクイズが無意味に……)。エンディングは「最も佐久間に近い男」に輝いたラウールと、佐久間による絶妙に噛み合わないツーショットトークも公開されていた。再生回数は配信後2日時点で32万台と、ハイペースで伸びている。
(中村チズ子)

深田恭子は華奢なのに“ぽっちゃり”の代名詞にされている

 深田恭子主演の連続ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)が26日に最終回を迎えた。深田演じる泥棒一家の娘・三雲華と、瀬戸康史演じる警察一家の息子・桜庭和馬の涙ながらのキスシーンには視聴者から感動の声も寄せられ、惜しまれつつのラストとなった。

今回のドラマでは、深田がボディラインのわかる泥棒スーツを着ていることも話題になり、ネット上では「深田恭子のぽっちゃりボディ」などという記事が頻出したが、果たして深田恭子は本当に“ぽっちゃり”なのだろうか?

深田恭子は“ぽっちゃり”ではなく“スリム”
 深田恭子といえば、10代の頃から体型の変化が激しい、つまり「太りやすい」と揶揄されてきた。ネット上では過去の写真と比較し、“激太り”などと揶揄する記事も多い。いつからか「ぽっちゃり女優」の代名詞のようになっている。

 しかし実は、深田恭子が他の女優と並ぶとき、とても「ぽっちゃり」には見えない。むしろスリムだ。2017年の「UQ mobile」のイベントで、CMに三姉妹として出演している深田、永野芽郁、多部未華子が舞台に並んだが、深田の体型は二人と変わらず華奢そのものだった。永野と多部は「ぽっちゃり」と揶揄されたことがない女優で、実際、深田は二人と同様にスリムなのだろう。

深田恭子の「華奢だけど健康で色っぽい」肉体美
 そんなスリムな体型を維持する深田恭子は、トレーニングやスポーツに励んでいるようだ。

 深田は9月下旬、ボディメイクトレーナー・樫木裕実氏のInstagramに登場。深田は月に1回ほどのペースで樫木氏のスタジオに通っているといい、タンクトップとショートパンツ姿で『ルパンの娘』の“泥棒ダンス”を披露していた。

 実は2歳の頃から水泳を習っており、彼女が水泳好きなことはファンの間では有名だ。昨年9月に発売された深田恭子の写真集『Blue Palpitations』(講談社)には、30歳から始めたというサーフィンやサップヨガに興じる姿が収められている。その他、彼女のInstagramには、アイススケートのレッスンをする様子などが見られ、定期的に運動をしているようだ。

 運動によってつくられた深田恭子のボディは、“ぽっちゃり”ではなく、健康的かつセクシーな肉体美といえるだろう。

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DAIGO、自民党からの出馬情報が錯綜も「北川景子の妊活」で新たな展開に!?

 実現すれば安倍晋三総理としては、改憲に向けて完璧すぎる体制となるのは間違いないが……。

 9月26日発売の「女性セブン」(小学館)が政界で囁かれる仰天情報を掲載し、話題を呼んでいる。なんと歌手でタレントのDAIGOの出馬を安倍総理が狙っているというのだ。

「安倍改造内閣では国民人気の高い小泉進次郎氏が環境相に抜擢されました。しかし、安倍総理は過去2度の総裁選で進次郎氏が“反安倍”の石破茂議員に投票したことをいまだ根を持っており、また、父の純一郎氏が安倍批判を繰り返していることもよく思っていない。そこでDAIGOを新次郎氏の“対抗馬”としつつも、2枚看板で悲願の憲法改正を実現したい考えのようです」(週刊誌デスク)

 DAIGOといえば、母方の祖父は元衆議院議員で第74代内閣総理大臣の竹下登氏。もし、DAIGOが出馬して妻・北川景子が応援すれば、ぶっちぎりで当選するのは確実だろう。

「DAIGOの政界進出の話は、北川との結婚直後からこれまで何度も浮上していました。もちろん、彼には政治家の資質十分で知名度や好感度も高い。しかし、政治家の妻は女優業と二足のわらじではとても務まらない。そのため、DAIGOは固辞し続けていると言われています。ところがここにきて、登氏の地盤を継いだ竹下亘衆議院議員が、今年1月に食道がんを公表し、治療に専念する考えを示しました。亘氏には息子がいますが、地元からはDAIGO待望論が強くなってきています」(業界関係者)

 こうした声をDAIGOも無視はできなくなってきているようだが、芸能関係者はこう言って否定する。

「どうやらDAIGO本人には政界進出の気持ちはないようです。しかし、もし北川との間に子供が生まれた際には、政治家にしてもいいという考えはあるようですね。ちょうど、北川は10月公開の映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』でヒロインを演じており、役の影響から妊活には前向きになっているといいます。いずれにせよ、自民党や亘氏の地元関係者はDAIGOジュニアが成人するまであと20年以上は待たされることになるのでは」

 進次郎vs.DAIGOの自民党の”人寄せパンダ”対決を見てみたかった気もするが……。

有料老人ホーム、職員の“全員辞職”で起こった変化――「入居者を守る」の意味

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。親に介護サービスを提供する側である有料老人ホームの管理職、山岸恵美子さん(仮名・44)の話を続けよう。

どうせ怒られるのなら、入居者のためになることを堂々とやろう

 離婚しシングルマザーになった山岸さんは、昔取得したヘルパー資格を生かし、自宅近くの有料老人ホームの介護職員になった。しかし、介護主任をはじめ介護職員全員から、就職してすぐに無視されるようになる。主任からは、「入居者の家族と一切しゃべるな」など理不尽な命令をされ、そんな空気を察した入居者から避けられることもあった。理由のない集団いじめにさらされ、毎日がつらく、家に帰ると涙が出てしまう。それでも娘を育てるために仕事を辞めるわけにはいかないと、重い足を引きずるようにして出勤した。

 そして、そんな日が1年続いた。

「究極までいじめられました。それが、あるときスーっと心がラクになったんです」

 開き直った、と山岸さんは振り返る。

「辞めるのはいつでもできる。ご家族としゃべるなと言われていても、どうせ叱られるのなら主任の言いなりではなく、入居者のためになることは堂々とやろうと気持ちを切り替えました。そして、これまでとは違うホームをつくろうと決心したんです。意地だったと思います。私が辞めずに毎日出勤すれば、先輩たちはあからさまにイライラするし、『まだ辞めないんだ』と嫌味を言われたりしますが、私は辞めない。ざまあみろ、と思うことにしました」

 山岸さんが、「入居者のために頑張ろう」と決意するきっかけとなったできごとがある。

「まったく言葉を発しない入居者の方が、就寝前の口腔ケアでどうしても口を開けてくれませんでした。そのとき、先輩がその方の歯茎を強く押して、無理やり口を開けさせたんです。さっさと済ませて早く帰りたかったのでしょう。口腔ケアが終わったあとで、私はその方に謝りました。『●●さんの気持ちがわかるのに、守ってあげられなくてごめんなさい』と。すると、その入居者の方は涙を浮かべて、私の頭をなでてくれたんです。それからは、私にだけは口を開けてくださるようになりました。自分では何もできない入居者の方でも、嫌なことはわかります。私がいじめられるなんて大したことではない。ここで生活している入居者の方を守らないといけないと思いました」

 そんな気持ちをホーム長にも伝えた。主任やほかの職員はとうとう「山岸さんを辞めさせないのなら、私たちが辞める」と言い出した。ホーム長が「山岸さんが何をしたんですか」と聞いても、山岸さんに非はないのだから答えられるはずがない。

「ホーム長にとっては、ベテランの職員が辞めてしまうことの方が、私を守るよりもずっと困るはずです。たちまち人手不足になって、ホーム長も現場に出ないといけなくなるのは、目に見えていました。本社からも問題視されるでしょう。それでも、それらを覚悟のうえで、私を守ることにしてくれたんです。ホーム長には本当に感謝しています」

 結局、徐々にではあるが、職員は全員が辞めたという。山岸さんの入居者に対する態度が評価され昇進したことも、いじめていた職員には耐えられないことだったようだ。

「私をいじめの標的にすることで、ほかの職員は一致団結できていたんだと思います。学校と同じ。閉鎖された空間はこうなるんですね」

 山岸さんをいじめていた職員が全員辞めた後は、職員を募集しつつ、派遣スタッフを雇うなど何とかやりくりしながらしのいだという。

「ホーム長は本社から叱られたと思いますが、私には何もおっしゃいませんでした。その恩返しをしないといけないと思っています」

 しかし、それまでの職員が辞めたことで、ホームは風通しのよい組織に生まれ変わった。

「職員がものを言えるようになりました。これまで主任の言うことが全てだったのが、職員から『こうした方がよいのでは』とか『レクリエーションを考えてもいいですか』など、入居者のことを考え自発的にホームの改善点を提案してくれるようになりました。その気持ちを尊重し、得意なことを生かして役割を担ってもらうようにしています」

 今、山岸さんは管理職として、職員採用にもかかわるようになった。「ホームの良し悪しは職員に左右される」という信念は、これまでの経験から導き出したものだ。介護技術は入ってからでも身につくので、入居者の方への思いや人柄を重視して採用するようにしていると言い切る。

 同時に、人の上に立つことの難しさも感じている。

「なあなあになってもいけないし、職員を怒るのも難しい。悩むところですが、私が常に正しいわけでもない。何か考えがあってやったことなのかどうかを判断基準にしています。職員がストレスを抱えると、虐待などにつながります。ここから介護のイメージを変えていきたいんです」

 山岸さんには、もう一つ夢がある。それは入居者を一人ずつでもいいので、思い出の場所や昔住んでいた場所に連れて行くことだ。

「皆さん、最期まで家に帰りたいと思い続けていらっしゃいます。それをかなえてあげられない限り、私は後悔し続けることになるでしょう。入居者には事情を抱えている方もたくさんいます。『私の娘も、今ごろはあんたくらいになっているんだろうな』と言われることもあり、胸が痛みます。私は娘さんの代わりにはなれませんが、自分の親にしてあげたいと思うことをここで実現したいと思っています」

 離婚したとき中学生だった娘は大学生になり、保育を学んでいる。

「子どもは未来に向かって成長していきますが、入居者の方の多くはよくても現状維持。でも保育と介護は似ていると思うんです。入居者の方がリハビリによって状態が改善することがあるのですが、『回復の過程と子どもの発達とは似ているね』とか、『コミュニケーションが大事なところは共通しているよね』などと、娘と会話できるようになったのがうれしいですね。これまでどんなにつらくてもがんばってきてよかった。娘に負けないよう、私ももっと学ばないといけないと思っています」

 「介護は人」だ。親がどんな介護を受けるかは、介護を提供する職員次第なのだ。職員の入れ替わりが激しかったり、一度に多くの職員が辞めたりした施設は要注意だと言われているし、筆者もそう訴えてきた。が、山岸さんのホームのような例もあることを思えば、一概にそれが悪い施設だとは断言できないだろう。職員が入れ替わったことで、よい方に生まれ変わるのならば、入居者にとっても幸運だ。もし山岸さんのホームがこれまでのままだったら、入居者はどういう毎日を送っていたのだろう――。それを考えると恐ろしくもある。

坂口鈴香(さかぐち・すずか)
終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終末ライター”。訪問した施設は100か所以上。 20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、 人生の終末期や家族の思いなどについて探求している。 

【老いゆく親と向き合う】シリーズ

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