関ジャニ∞・大倉忠義、丸山隆平との交流を「すごいイヤそうにしてた」若手女優を告発

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)が、9月25日深夜に放送。今回は、女優・浜辺美波らをゲストに迎えてトークが展開された。

 “極度の人見知り”だという浜辺は、「収録前の雑談」がどうしてもできないそうで、この日もちょっとした出来事があったとか。横山裕が「おはようございます」と4回ほどあいさつをしたのにもかかわらず、緊張していた浜辺はまったく気づかなかったらしく、横山が「白すぎて見えへんのかなと思った!」と自虐。さらに、大倉忠義からも「(浜辺が)マル(丸山隆平)にしゃべりかけられて、すごいイヤそうにしていた」との証言が出ていた。

 浜辺と共演歴がある丸山は、『ジャニ勉』収録前に共演時のことを会話のきっかけにしようと、いろいろ話しかけていたそう。しかし、丸山は「確かに、(話を)投げたら投げっぱなし……人見知りさんなんかな~と(思った)」と語っており、浜辺が極度の人見知りであることを、このときに察したようだ。

 そんな浜辺の「収録前の雑談の苦手意識」を克服するために、スタジオの横の“前室”と呼ばれるスペースを利用し、関ジャニ∞メンバーとスムーズに雑談ができるか挑戦することに。雑談相手は、安田章大と村上信五が務めることとなり、ほかのメンバーがスタジオから浜辺に指令を出した。

 まずは横山から、浜辺に「美波ちゃんが思うタイミングで1回『なんでやねん!』ってツッコもう!」という指令が出る。素直な浜辺は脈絡もなく、いきなり安田に「なんでやねん!」とツッコミを入れてしまい、微妙な空気が流れる。すると、いてもたってもいられず、浜辺はスタジオへ逃げ帰ってしまう。

 そんな浜辺に対して、大倉が「『私緊張してるんですけど、どうすればいいですか?』って質問を言っていけば、しゃべってくれると思う」と的確なアドバイスをしたのだが、横山が「安田あたりが答えてくれるから、そこですかさず『なんでやねん!』っていきましょか」と、またまた悪ノリ指令。さらに大倉からも「『なんでやねん!』か、『お前が言うな!』で」といい、浜辺は再び安田と村上が待つ前室へ。

 浜辺は大倉のアドバイス通り、安田へ「緊張しないための秘訣」について質問。それに安田が答えると、浜辺は指令通りに「なんでやねん」「お前が言うな」とツッコミを入れ、ここでチャレンジが終了。浜辺に弄ばれたかのように見えた安田だったが、「意外と悪い気せえへん」とまんざらでもない表情を浮かべており、結果的に、浜辺が関ジャニ∞メンバーに振り回されるだけで終わってしまったのだった。

 今回の放送に視聴者からは、「関ジャニ∞おじさんたち、あんまり浜辺ちゃんをイジめないであげて~!」「関ジャニ∞には人見知りの気持ちなんて絶対にわからないって思った(笑)」「何だかんだでヤスが一番楽しそうにしてて笑った」との反応が寄せられていた。
(アズマミサト)

TOKIO・松岡昌宏、「一番ビビった先輩」を暴露……「芸能界なんだ」と実感させた大御所とは

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が、9月25日に放送された。この日のゲストはお笑いコンビ・千鳥で、「生まれて初めて聞かれました」のコーナーを展開。“給料の使い方”について話が及ぶ場面があった。

 千鳥・大悟が「生活費を(妻に)渡して、あとは僕が全部使う」と発言し、貯蓄はまったくしていないと暴露。スタジオでは驚きの声が上がっていたが、松岡昌宏はこの意見を肯定し、「僕は大悟さんほどじゃないけど、(給料を)10もらったら、3つっこむんですよ。3貯金。あとは全部使う」と、自身も豪快なお金の使い方をしていると明かす。

 松岡いわく、「お金は使うもの、ワインは飲むもの、デニムは履くもの」だそうで、これにはスタジオから爆笑が。「よくわからん!」と困惑する千鳥に対し、松岡はさらに「お金は貯めちゃいけない。ワインも飾っちゃいけない、飲むもの。デニムも飾らないで履け!」と訴えた。これを聞き、国分太一は「名言出ましたね!」と笑顔を浮かべたのだった。

 そんな松岡は、千鳥に「一番ビビった先輩誰?」と質問し、「例えば自分で言ったら、一番最初に見た光GENJI」と、ジャニーズの大先輩に“ビビッた”過去があると告白。これまでもたびたび、光GENJIへの憧れを口にしている松岡だが、この日も「光GENJIに憧れて、平成元年にこの世界に入り……」と振り返りつつ、「『(ジャニーズ)野球大会』で光GENJIがバラバラに入ってくる感じを見たときに、『ああ、芸能界なんだ』って。すごかったんです!」と懐古。

 この『ジャニーズ野球大会』には、男闘呼組や少年隊など、さまざまな先輩が出演していたといい、松岡は「あの時が一番……。僕、あんまりビビることないですけど、ビビった。『うわー!』って」と、大先輩を前に萎縮してしまったとのこと。『ジャニーズ野球大会』は松岡にとって、“大スター”が大集合した場だったようだ。

 この日の放送に視聴者からは、「松岡くんの名言かっこいい! 私も見習っていこう」「“松岡語録”にまた一つ追加されました(笑)」「本当に光GENJIとか先輩への憧れが強いよね。尊敬も伝わってきて素敵だなあ」という声が集まっていた。

 “ジャニーズ原理主義”と言わんばかりに、事務所の先輩を愛してやまない松岡。彼の“名言”も、偉大な先輩から学んだことなのかもしれない。
(福田マリ)

TOKIO・松岡昌宏、「一番ビビった先輩」を暴露……「芸能界なんだ」と実感させた大御所とは

 TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が、9月25日に放送された。この日のゲストはお笑いコンビ・千鳥で、「生まれて初めて聞かれました」のコーナーを展開。“給料の使い方”について話が及ぶ場面があった。

 千鳥・大悟が「生活費を(妻に)渡して、あとは僕が全部使う」と発言し、貯蓄はまったくしていないと暴露。スタジオでは驚きの声が上がっていたが、松岡昌宏はこの意見を肯定し、「僕は大悟さんほどじゃないけど、(給料を)10もらったら、3つっこむんですよ。3貯金。あとは全部使う」と、自身も豪快なお金の使い方をしていると明かす。

 松岡いわく、「お金は使うもの、ワインは飲むもの、デニムは履くもの」だそうで、これにはスタジオから爆笑が。「よくわからん!」と困惑する千鳥に対し、松岡はさらに「お金は貯めちゃいけない。ワインも飾っちゃいけない、飲むもの。デニムも飾らないで履け!」と訴えた。これを聞き、国分太一は「名言出ましたね!」と笑顔を浮かべたのだった。

 そんな松岡は、千鳥に「一番ビビった先輩誰?」と質問し、「例えば自分で言ったら、一番最初に見た光GENJI」と、ジャニーズの大先輩に“ビビッた”過去があると告白。これまでもたびたび、光GENJIへの憧れを口にしている松岡だが、この日も「光GENJIに憧れて、平成元年にこの世界に入り……」と振り返りつつ、「『(ジャニーズ)野球大会』で光GENJIがバラバラに入ってくる感じを見たときに、『ああ、芸能界なんだ』って。すごかったんです!」と懐古。

 この『ジャニーズ野球大会』には、男闘呼組や少年隊など、さまざまな先輩が出演していたといい、松岡は「あの時が一番……。僕、あんまりビビることないですけど、ビビった。『うわー!』って」と、大先輩を前に萎縮してしまったとのこと。『ジャニーズ野球大会』は松岡にとって、“大スター”が大集合した場だったようだ。

 この日の放送に視聴者からは、「松岡くんの名言かっこいい! 私も見習っていこう」「“松岡語録”にまた一つ追加されました(笑)」「本当に光GENJIとか先輩への憧れが強いよね。尊敬も伝わってきて素敵だなあ」という声が集まっていた。

 “ジャニーズ原理主義”と言わんばかりに、事務所の先輩を愛してやまない松岡。彼の“名言”も、偉大な先輩から学んだことなのかもしれない。
(福田マリ)

「あの美女は一体誰だ!?」三吉彩花が中華圏で大ブレーク間近!

 中華圏の音楽界で最も有名なアーティストとして必ず名前が挙がるのが、C-POP界の帝王ジェイ・チョウ(周杰倫/40)だ。2000年に台湾でデビューしたジェイは、台湾の音楽賞を総ナメにし、歌手としてだけでなく、俳優や映画監督としても数々のヒット作を生み出してきた。デビューから20年たった現在も第一線で活躍するジェイだが、先日約1年半ぶりに新曲「説好不哭/泣かないと約束したから」をリリース。そのMVに出演する日本人女優が大きな話題となっている。

「騰訊新聞」(9月17日付)によると、ジェイの新曲は恋人の夢をけなげに応援する女性を歌った切ないバラード。MVは日本が舞台となっており、俳優の渡邊圭祐と三吉彩花が恋人役としてキャスティングされているという。16日に公開されるや否や、中国や台湾のネット上では「はっきり言って、新曲の内容よりもこのヒロインの女の子に目を奪われてしまった」「俺はこの子を愛してる。目がとてもキレイだ」「美しすぎるとはこういう女性のことをいうんだな。早く中国に来てほしい」など、三吉へのラブコールや中華圏での活躍を期待するコメントが数多く寄せられ、一時はSNSでトレンド入りするほどの注目を浴びたのである。

 さらに、音楽配信サイト「QQ音楽」では公開からわずか3時間で360万ダウンロードを記録し、翌日午前にはダウンロード売り上げが1,500万元(約2億4,000万円)を突破。これはQQ音楽史上、過去最高の記録だという。

 ちなみにこのMVをめぐっては、2002年に公開された韓国の女性グループのMVと構成が似ているという“パクリ疑惑”が浮上している。そうした話題性も手伝い、出演する三吉への注目度が高まったようだ。これは、三吉にとっては幸運というべきかもしれない。

 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、中華圏でにわかに高まる三吉人気の理由をこう話す。

「高身長で、面長で色白、意志の強そうな表情を持つ彼女は、まさに中華圏ウケする女優の典型といっていい。香港デモの余波で、香港や台湾の女優の大陸での起用が難しくなってきている今、CMオファーが殺到する可能性もあるでしょう」

 すでに三吉は今年6月から中国版Twitter「微博」のアカウントを開設しており、中国語で定期的に更新を行うほか、中国語学習への意気込みを語っている。一夜にして、中華圏でその名を知らしめることとなった三吉。今後のさらなる活躍が期待される。

(文=青山大樹)

ラグビーW杯中継は高視聴率の優良コンテンツに バレーボールにならい日本独自の国際大会新設も

 9月20日に開幕したラグビーワールドカップ2019日本大会。同日午後7時30分から日本テレビ系で生中継された日本対ロシア戦は、平均視聴率18.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、以下同)の好記録をマークした。さらに、翌21日午後6時30分から生中継されたニュージーランド対南アフリカ戦も平均視聴率12.3%を記録した。

「前回大会以降ラグビーへの注目度が高まっているとはいえ、まだまだ日本国内ではマイナースポーツ。今回のワールドカップも盛り上がりを心配する声もありましたが、視聴率は上々。ニュージーランド対南アフリカ戦で2ケタを取ったことなんて、まさに快挙。日テレとしては優良コンテンツを手に入れたと、ほくそ笑んでいるでしょうね」(テレビ局関係者)

 ラグビーへの注目度が高い背景には、何より日本代表チームの成長があると言われている。

「ラグビーの場合は、ニュージーランドやオーストラリアといった古豪があまりにも強すぎて、日本代表は弱小チームのようなイメージもありますが、実のところ世界ランキングは9位(9月22日付)。つまり、強豪国なんです。戦力的にはワールドカップで十分に戦えるチームであり、適度な力の差があるがゆえに名勝負を生み出しやすいという傾向もある。試合がエキサイティングになるので、生中継ともなれば視聴率が高くなるのも、ある意味当然でしょう」(スポーツライター)

 ラグビーが数字を持っていることが証明されたことで、ここに飛びつきたいと考えるテレビ局も少なくなさそうだ。

「ラグビー界における日本代表のポジションは、バレーボール界におけるそれに近いものがありますね。特にバレーボール女子日本代表は、世界のベスト10に入るレベルですが、ベスト3にはなかなか入れないという状況が続いている。世界大会にも頻繁に出場して、それなりに強いので、国内での人気も高い。毎年のように、何らかのバレーボールの国際大会が行われ、中継もされている。

 ラグビーでも同じような状況が作れれば、さらに人気も高まるだろうし、各局の強力なコンテンツになるはず。ワールドカップは民放では日テレが押さえていますが、別の大会の中継をしたいというキー局も出てくるのでは」(前出・テレビ局関係者)

 とはいえ、15人制ラグビーにおいては、地域ごとの大会や出場国が固定されている大会はあるが、世界規模の大会はワールドカップのみという状況だ。

「本格的にラグビー人気を盛り上げたいのであれば、もっと代表戦を中継する機会を増やす必要があり、そのためにはまた新たな世界大会を作るしかないでしょう。それこそ、バレーボールの場合は、日本でしか開催しない『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ』(グラチャン)という大会があるわけです。ラグビーにおいても、テレビ局などがバックアップして、そういった新しい世界大会の新設を模索する動きも出てくるでしょう」(同)

 ラグビー界だけでなくメディアも含めて、その人気の定着を期待する関係者は少なくないはず。今後のラグビー界の動向に注目だ。

ラグビーW杯中継は高視聴率の優良コンテンツに バレーボールにならい日本独自の国際大会新設も

 9月20日に開幕したラグビーワールドカップ2019日本大会。同日午後7時30分から日本テレビ系で生中継された日本対ロシア戦は、平均視聴率18.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、以下同)の好記録をマークした。さらに、翌21日午後6時30分から生中継されたニュージーランド対南アフリカ戦も平均視聴率12.3%を記録した。

「前回大会以降ラグビーへの注目度が高まっているとはいえ、まだまだ日本国内ではマイナースポーツ。今回のワールドカップも盛り上がりを心配する声もありましたが、視聴率は上々。ニュージーランド対南アフリカ戦で2ケタを取ったことなんて、まさに快挙。日テレとしては優良コンテンツを手に入れたと、ほくそ笑んでいるでしょうね」(テレビ局関係者)

 ラグビーへの注目度が高い背景には、何より日本代表チームの成長があると言われている。

「ラグビーの場合は、ニュージーランドやオーストラリアといった古豪があまりにも強すぎて、日本代表は弱小チームのようなイメージもありますが、実のところ世界ランキングは9位(9月22日付)。つまり、強豪国なんです。戦力的にはワールドカップで十分に戦えるチームであり、適度な力の差があるがゆえに名勝負を生み出しやすいという傾向もある。試合がエキサイティングになるので、生中継ともなれば視聴率が高くなるのも、ある意味当然でしょう」(スポーツライター)

 ラグビーが数字を持っていることが証明されたことで、ここに飛びつきたいと考えるテレビ局も少なくなさそうだ。

「ラグビー界における日本代表のポジションは、バレーボール界におけるそれに近いものがありますね。特にバレーボール女子日本代表は、世界のベスト10に入るレベルですが、ベスト3にはなかなか入れないという状況が続いている。世界大会にも頻繁に出場して、それなりに強いので、国内での人気も高い。毎年のように、何らかのバレーボールの国際大会が行われ、中継もされている。

 ラグビーでも同じような状況が作れれば、さらに人気も高まるだろうし、各局の強力なコンテンツになるはず。ワールドカップは民放では日テレが押さえていますが、別の大会の中継をしたいというキー局も出てくるのでは」(前出・テレビ局関係者)

 とはいえ、15人制ラグビーにおいては、地域ごとの大会や出場国が固定されている大会はあるが、世界規模の大会はワールドカップのみという状況だ。

「本格的にラグビー人気を盛り上げたいのであれば、もっと代表戦を中継する機会を増やす必要があり、そのためにはまた新たな世界大会を作るしかないでしょう。それこそ、バレーボールの場合は、日本でしか開催しない『バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ』(グラチャン)という大会があるわけです。ラグビーにおいても、テレビ局などがバックアップして、そういった新しい世界大会の新設を模索する動きも出てくるでしょう」(同)

 ラグビー界だけでなくメディアも含めて、その人気の定着を期待する関係者は少なくないはず。今後のラグビー界の動向に注目だ。

ロンブー田村淳、「精子で選ぶお見合いイベント開催」にネットからは否定的な声が続出

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が開催を発表したあるイベントが物議を醸している。

 淳は22日に自身のツイッターを更新し、「精子」と題したツイートを投稿。その中で、「精子で選ぶお見合い開催」「参加者の男女を募集します」と、一風変わったイベントを開催することを発表した。

 このイベントについて淳は、「どこに男の価値を見い出すかは人それぞれですが、今回はTENGAメンズルーペを使って『精子』の魅力でお見合い!」「女子は見て選ぶだけ」(原文ママ)と、女性が男性の精子の形を見てその持ち主をお見合い相手に選ぶと説明。10月22日に福岡市内で行うといい、2016年に開催された同じキットを使った別趣旨のイベントの写真も披露していた。

 この投稿に淳のツイッターには、「まさに精子を賭けた戦いですね」「頭おかしすぎて逆に好き」といった好意的な声も寄せられていたが、一方では、「普通に気持ち悪い」「面白い、面白くない以前に下品」「逆に男性が女性の卵子で選ぶお見合いとかあったらめっちゃ叩かれそう」と、お見合いと絡めたことで余計に否定的な声が寄せられてしまったようだ。

 日本人にはあまり馴染めない感覚の斬新すぎるイベント。嫌悪感を抱くネットユーザーも少なくないようだが、果たしてその成果はいかに?

登録ユーザーは1.3億人以上! 中国の過酷な受験戦争が生んだ「教育テクノロジー」の進化

――あまりにも速すぎるデジタルテクノロジーの進化に、社会や法律、倫理が追いつかない現代。世界最大の人口14億人を抱える中国では、国家と個人のデータが結びつき、歴史に類を見ないデジタルトランスフォーメーションが進行している。果たしてそこは、ハイテクの楽園か、それともディストピアなのか――。

■作業幇(ゾウイエバン)

2014年に、中国の小中高校生向けに、宿題の写真をスマートフォンでアップロードすると、その「解き方」を探してくれるアプリとして誕生した。またオンライン上で1対1の学習指導などをおこなってくれる有料サービスなども備えている。もともと百度(バイドゥ)から生まれたが、スピンアウトして有力ベンチャーキャピタルから出資を受けて、現在はユニコーン企業(時価総額1000億円以上の未上場企業)のひとつに数えられている。

「中国の受験戦争は、比喩じゃありません。本当の戦いなんです」

 2019年6月7日朝、北京市内の空気はいつもよりも張り詰めていた。何しろこの日は、中国全土の高校3年生たちが、これからの人生を大きく左右することになる大学入試の統一試験「高考」を受験する日だからだ。

 たまたま取材のために北京に滞在していた私は、受験会場に足を運んで、たくさんの受験生たちがやってくる様子を眺めに行った。同行してくれたのは、中国の最高学府である清華大学大学院生の夏目英男さん(23)だ。

 今年は1031万人の生徒がこの一発勝負のテストに挑み、どの大学に入学できるかが決まる。超名門の清華大学や北京大学、浙江大学を頂点にして、場合によってはわずか1点の差で、14億人の学歴ヒエラルキーにおける位置づけが決まってしまう。

学歴社会の中国では受験生たちへのプレッシャーも大きい

 ちなみに学歴社会で知られる中国にとって、ことさら受験生たちが受けるプレッシャーは半端なものではない。

 さらに日本の大学受験よりも過酷なのは、中国には私立大学という選択肢が事実上ないことだ。いわゆる東京大学や京都大学などの国立大学に落ちても、慶応大学や早稲田大学に行けばいい、という「逃げ道」がほとんどないという。

 会場まで、両親がマイカーで送りにくるケースも多い。そしてお弁当を抱えて、会場の外で待機して、我が子の奮闘を祈っているのだ。

「もう6年前に受験したのですが、この日が来ると、反射的に緊張しますね」

 自身も留学生向けの高考を経験している夏目さんによれば、中国には高校生活のすべてをこの日のために捧げている生徒が、たくさんいるのだという。誰もが知っている名門校は、衡水市(河北省)にある「衡水中学校」だ。

 全寮制のこの高校では、まるで牢屋のように鉄格子がはまった部屋で、起床から就寝まで、分刻みで勉強のスケジュールが組まれている。ランチタイムを過ごす食堂で、テキストを読みながら行列している姿は、中国でも賛否両論あるという。

 しかし、一流大学に合格すれば、出自に関係なく大きなチャンスがつかめるのも事実。そのタフな戦いのために役立つのが、ものすごいスピードで進化している中国の「教育アプリ」だ。

 中国のエドテク(教育テクノロジー)に詳しい人が、一様に注目株として名前を挙げるのが、作業幇(ゾウイエバン)というスマートフォンのアプリだ。

 14年に始まったこのサービスは、K12(幼稚園から高校)の子どもたちが、あらゆる学習をすることができるモバイルプラットフォームだ。このサービスが面白いのは、人工知能を使った「宿題の解き方」を教えてくれる機能。例えば数学のプリントで、わからない問題があったら、すかさずスマホのカメラで撮影をすればいい。

 そうすると自分が悩んでいる問題と、似たような問題をデータベース上から自動的に探し出してくれて、どうやれば解くことができるのかという「解き方」をアドバイスしてくれるのだ。だから数学が苦手でも、このアプリを片手に理解を進めることができる。

 さらにこのアプリを通して、動画によるオンライン授業であったり、1対1の家庭教師サービスであったり、リアルタイムで質問をすることができる「バーチャル塾」のようなサービスも展開されている。

 日本の子どもたちの多くは塾にせっせと通っているが、ここ中国では、スマートフォンを使ってオンラインレッスンを受けることが当たり前になっているという。

「合計ユーザー数は1.3億人以上、毎月利用しているアクティブユーザーも9000万人に上っています。信じられない人数です」と、同社に出資している、投資ファンドのレジェンドキャピタルの幹部は証言する。

 同じように、ユニークな教育アプリは数多く誕生している。

 さらに巨大なエドテク企業となっているのが、猿補導(ユェンフーダオ)だ。あらゆる科目のオンライン授業を、スマートフォン上で受けることができるこのサービス。教師のキャラクターや難易度もさまざまだ。

 アプリを開いてみると、トップ大学を目指している生徒に向けた「オンライン夏期講習」の受講者を募集していた。7月13日から20日にかけて8日間、午後7時から9時までのライブストリーミング講座は、合計で299元(約5000円)で参加できる。

 ひとりあたりの授業料は高くはないけれども、すでにこの授業は1241人(6月8日時点)もの受講者が集まっており、単純計算で500万円近いレッスン料が集まることになる。

 授業が始まると、スマホ画面の横いっぱいにホワイトボードが広がり、そこに数式や解き方などが次々と書き込まれてゆく。

 また右端上には教えている先生のライブ映像が、右端下にはチャット形式で生徒たちとのやり取りが表示される。

 それぞれの先生には受講者からのレビューコメントがついており、「前回110点だったテストの成績が、先生の授業を受けてから134点に上がりました!」といった声が並んでいる。

 まさにオンラインショッピングや、オンライン動画といったモバイル時代のビジネスが、そのまま受験勉強に「応用」されている印象だ。

 夕日が沈む頃、中国全土の高考の初日を終えた生徒たちが、それぞれの家族らと共に自宅に帰ってゆく。この日のことは、大学受験をしたあらゆる中国人にとって、忘れがたい1日になるようだ。

 教育は国家100年の計にあり、とは昔からよく言われたことだ。中国では2000年代前半まで、大学への進学率は、10%前後だったといわれる。それが近年、30%から40%にまで上がっている。

 しかし今でも、北京や上海などの都市部と、地方都市などでは、教育をめぐる環境格差が大きいのが実態だ。だからこそテクノロジーを駆使した、スマートフォンを使った学習アプリが、次々に生まれてきている。

 例え良い教師や学校になかなか恵まれない環境にあったとしても、教育アプリをつかえば中国全土の名門校の「過去問」などが手に入り、オンライン授業であれば地理的なハンディキャップも埋めることができるのだ。

 また今回は紹介することができなかったが、オンラインのみならず、リアルな学校空間もテクノロジーによって進化をつづけている。例えばカメラによる顔認識の技術を使って、いま生徒がどのくらい授業に集中しているのか、といった状況をデジタル的に分析することができるサービスなども登場しているという。

 筆者が勤めるNewsPicksにも、中国出身の女性エンジニアの同僚がいる。30代前半の彼女も上海にある全寮制の高校で、朝から晩まで、3年間にわたって勉強をしたのだという。いきさつがあって、大学は日本の理系大学としてはトップの東工大に進学した。

「勉強ばかりの高校生活を送ったので、日本の大学入試は楽勝でした」

 良いか、悪いかではなく、中国にはこうした過酷な受験レースで勝ち上がった人たちがいる。その頭脳は、長期的にこの国の競争力になるに違いない。(月刊サイゾー7月号より)

後藤直義(ごとう・なおよし)
1981年生まれ。青山学院大学文学部卒。毎日新聞社、週刊ダイヤモンドを経て、2016年4月にソーシャル経済メディア『NewsPicks』に移籍し、企業報道チームを立ち上げる。グローバルにテクノロジー企業を取材し、著書に『アップル帝国の正体』(文藝春秋)など。