田中みな実、女子アナ界の「1強時代」に突入? カトパンや弘中綾香も圧倒で独走状態に

 もはや無双状態に突入か。

 9月25日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に田中みな実が登場し、番組の進行を務める加藤綾子との共演に注目が集まった。

「今回の企画は『私たち怒ってます!先生に聞きたいことSP』で、田中は『女子アナと共演すると“仲悪い”と勝手に仕向けられ、対立構造にさせられるの何とかして!』と訴えかけました。田中はカトパンとの不仲説が週刊誌で取り沙汰されていることに、『お互い嫌いあうほど(素性を)存じ上げないんです』と説明。その言い回しや、苦笑いするカトパンの反応には、共演者からも『この時点でピリピリしてる』との声が飛び交い、むしろ不仲説が正しいような印象を与えていましたね。もっとも、田中が意識していると言われてきたのは、同じTBS出身でキャラかぶりの宇垣美里。カトパンとの不仲説というのはあまり聞いたことがなく、番組用に盛った感もありました」(週刊誌記者)

 それでも2人の競演にネット上は大盛り上がり。「どっちとヤリたいかっつーと田中だなー」「ヤリたいのは田中みな実、連れ歩いて自慢したいのはカトパン、結婚したいのは田中みな実」などと、“どっちとシたいか論争”まで勃発している。

「女子アナ時代はブリッ子キャラのキワモノだった田中に対し、隠れエロのカトパンが圧倒的に人気で上回っていた。しかし、女子アナとしては中途半端な立場だった田中はフリーになって吹っ切ったようにエロ進化。彼女は身を削って場を盛り上げても痛々しくならないため、女性ファンも急増。一方、ファンの大多数が男性だったカトパンは、先日、三代目 J SOUL BROTHERSのリーダー・NAOTOとの熱愛が報じられたことで、人気が急落する可能性もありそうです」(芸能記者)

 田中は9月27日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)にて、人気アナの弘中綾香とも共演。

「番宣で2人が並ぶと、田中の顔の小ささが際立っていて、弘中アナを公開処刑していましたね。少女のような弘中アナですらこれですから、もし日本テレビの番組で、ぽっちゃり売りの水卜麻美アナと並んだら…(笑)」(前出・週刊誌記者)

 どうやら、女子アナ界は田中みな実の「1強時代」となりそうな気配だ。

芸能界に「薬物逮捕」情報! マルチに活躍する美スタイル女優と主演級の俳優を徹底マークか

「平成」から「令和」をまたいだ2019年も残すところ3ヵ月近く、昨今は俳優・篠田正孝と女優・水川あさみ、貫地谷しほりが結婚を果たし、人気グループ「EXILE」のNAOTOとフリーアナウンサー・加藤綾子の交際が明るみに出るなど、芸能界ではおめでたい話題が続いている。

 だがその一方で、年末に向けて業界内で注目されているのが、「警視庁組織犯罪対策部5課」、通称“組対5課“と厚生労働省地方厚生局麻薬取締部、通称”麻取“の動向だ。 

 芸能人の違法薬物関連の逮捕といえば、今年3月にはミュージシャンで俳優のピエール瀧がコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で麻取に逮捕されたのが記憶に新しいが、大手芸能事務所のマネジャーはこう語る。

「ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としてドラマや映画、バラエティーでも活躍していた瀧の逮捕は“平成最後の大捕り物”といってもいいインパクトを世間に与えたけど、麻取のライバルである組対5課も当然黙ってはいない。まして警視庁傘下の組対5課は、薬物犯罪やルートの根絶だけでなく、治安維持、世間の風紀の乱れを正すという目的も持っており、そうした観点から著名人の逮捕劇は世間への見せしめや自分たちの存在アピールにもなる。来年には東京五輪開催を控え、かなり捜査に力を入れている。実際、『年内にも大物の逮捕があるだろう』というのが業界内の大方の見方だね」

 そうした中、水面下でその存在がクローズアップされているのが、女優のAという。

 Aといえば、抜群のプロポーションを活かしてモデルから女優に転身後、数々のドラマや映画に出演。バラエティー番組にも出演するなど、マルチな活躍を見せている。

 しかし他方、モデル時代からプライベートの素行の悪さが業界内でも広く噂されており、過去には同じく薬物使用疑惑が取り沙汰されている主演級の俳優Bとの交際や主演級の女優C、Dとの交遊が一部で報じられたこともあった。

「若い頃から長く芸能界で活躍し、交友関係も広く、今後の捜査の情報源としての価値も期待できるAに関しては、組対5課も麻取もすでに水面下でマークしているようです。少し前に都内有数の繁華街にある会員制バーで大麻でラリッて騒動を起こした主演級の俳優のEともども名前が挙がっている。もっとも、Eに関しては家族もあるし、Aほどどっぷりという感じではないから騒動に懲りて自重しているという話だし、Aほど逮捕が迫っているわけでもないとか」(前出の芸能事務所マネジャー)

 Aの今後の動向に要注目だ。

木村拓哉、ソロデビュー後のプロモーションで「家族セット売り」解禁か

 今秋から新春にかけ、主演の連ドラとスペシャルドラマが放送されるなど俳優業が好調な元SMAPの木村拓哉だが、歌手としてソロデビュー話が進んでいるという。

「週刊新潮」(新潮社/10月3日号)によると、すでに楽曲は完成し、アップテンポな曲調。現在、プロモーションビデオの制作が急ピッチで進んでいる段階とのこと。

「LINEのCMではギターの弾き語りを披露し、今年5月の忌野清志郎さんの追悼ライブにはサプライズ登場して歌唱するなど、歌手活動にかなり前のめりだったようだ。2016年12月26日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回以来、封印されているSMAP楽曲の歌唱だが、ソロデビュー後にキムタクが“1人SMAP”を解禁するのでは」(レコード会社関係者)

 木村の妻といえば、言わずと知れた歌手の工藤静香。そして、次女でモデルのKoki,はフルートとピアノの演奏が特技で、さらには母親に楽曲提供するなど音楽的才能に恵まれていることも周知の事実だ。

「キムタクと静香は結婚以来1度も共演がない。それはジャニー的にNGだったからだが、ジャニー喜多川社長が亡くなり体制が一新。静香はメリー喜多川社長に食い込んでいるので、もはや共演も解禁されるのでは。そこにKoki,もコラボして“家族セット売り”となれば、注目度も高く、各局の音楽特番が争奪戦を繰り広げることになりそうだ」(テレビ局関係者)

 元SMAPのメンバーでは中居正広は相変わらずバラエティーのMC路線をまっしぐら。ジャニーズから独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は独自路線を歩み、来年2月からは2回目のファンミーティングツアーをスタート。

 そして、木村はソロデビューと、3者が歩み寄る気配はないだけに、ファン待望のSMAP再結成が実現する可能性は限りなく低そうだ。

「萬田久子との関係」を暴露された西野亮廣、その狼狽ぶりに見る「性に関する固定概念」

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「過去の常識にしがみつくな」キングコング・西野亮廣
『ダウンタウンなう』(フジテレビ系、9月20日)

 一般的に「モテる」というのは「いいこと」とされている。しかし、女性の場合、「モテる」ことが必ずしも自分の評判を上げることにつながるわけではないようだ。

 例えば、女優・萬田久子。『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、キャスター・安藤優子、郷ひろみと共に出演したことがある。ミス・ユニバース日本代表として世界大会に出場した萬田は、芸能界に進出。そこで得た仕事の一つが、「ニュース番組のお天気お姉さん」だった。その番組には安藤も出演していたが、製作スタッフの男性陣は安藤がミスをすると厳しく叱責するが、萬田にはメロメロでミスをしても「仕方ないよ」と気遣うことすらあったそう。人によって態度を変える男性陣への批判こそあれ、それだけ萬田が魅力的な女性だと受け取る人も多いだろうから、これは彼女のイメージを上げる「モテ話」と言えるだろう。

 2018年3月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも、萬田のモテ話が話題になったことがある。萬田は20代の頃に有名アパレルメーカーの経営者と出会うが、相手には妻子がいた。彼女は独身のまま、子どもを産むことを決断。男性が妻と別れた後も事実婚を貫き、法的な結婚をすることはなかった。その男性とは、11年に死別しており、その後、公になっているパートナーはいない。

 そんな萬田は、その男性に出会う前、業種を問わず、いろいろな大物に口説かれたと同番組で告白したのだが、「ワンナイト的なことは、たくさんあった」と言うと、それまでとは打って変わって、MCのダウンタウン・浜田雅功、松本人志、プレゼンターの坂上忍が急に沈黙したのだ。独身なわけだから、何も問題はないと個人的には思うが、「ワンナイトをするオンナは引く」と彼らは内心思っていたのではないだろうか。モテる人は、「異性が寄ってくる人」であり、そこから、関係性はともかく二人が同意すればセックスしてもおかしくない。ということは、モテる人は男女ともセックスの経験が多くなっていくのは自然なことだ。しかし、会話が盛り上がらなかったことを踏まえると、このモテ話は萬田にとってマイナスである。

 9月20日放送の『ダウンタウンなう』で、またもや萬田久子の名前が出てきた。

 この日のゲストは、キングコングの西野亮廣。最近は芸人というより、絵本作家や作家としての活躍が目立つ。西野が書いたビジネス書は累計50万部を売りあげるヒットを記録。絵本の世界にも進出した西野は、『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)をインターネットで無料公開し、業界からは「非常識だ」と非難され、大炎上した。しかし、西野は話題づくりを狙って無料公開したわけではなく、「母親ってお金にそんなに自由がないから、ネタバレしてるもの、面白いという結果が出てるものにしか反応しないんです。ここを突破しようと思ったら、お母さんに家の中で立ち読みをさせて結果を出させてしまった方が、手を伸ばしてくれる」といったセールス上の戦略があったと話す。西野の読みはあたり、絵本は40万部を売り上げ、映画化も決定する。西野の名言として、「過去の常識にしがみつくな」という言葉が紹介されたが、それは彼の重要な戦略の一つだそうだ。

 時代の寵児となり、独身でもある西野は、恋愛を謳歌しているようだ。20代の頃はタレント狙いだったが、今はもっぱら一般人女性狙いで、気に入った女性にインスタグラムを使ってアプローチをしているという。インスタをやっていないダウンタウンや坂上は「へ~」と驚くばかりだが、松本が「萬田久子さんとはどうなってるの?」と急に話を変える。

 これまで冷静だった西野は明らかに狼狽し、「この動揺からすると、何かやってる感じ」と自ら語り、それ以上の弁明はしなかった。松本に「ヘタか」と突っ込まれて、この回は終わりになったが、視聴者の中には、西野と萬田の間に男女の関係があったという印象を持つ人もいただろう。公表していない関係を、含みを持ってバラされたという意味では、萬田、西野双方にとってマイナスだろう。特に萬田はその場にいないので、「言われ損」である。

 萬田、西野は独身だから、二人の間に何があっても問題はないのだが、私が気になるのは、なぜ松本が、萬田と西野の交友を知っているかなのである。二人は週刊誌などで交際が報じられたわけではない。となると、西野もしくは萬田と近しい人が、松本に「二人は親しい」という情報を入れたと考えることはできるはずである。西野側と萬田側、どちらの人間が松本に話をしやすいかと言えば、確率論で考えればお笑いの後輩である西野側と考えるのが自然。“犯人”が誰かはわからないが、最初に西野が誰かにもらしたからこそ、松本の耳に届くことになったのではないだろうか。

 萬田のワンナイト発言に対するダウンタウンや坂上の反応でもわかる通り、女性の場合、モテてもいいが「あやふやな関係でセックスした」という意味の発言をすると評判を下げかねない。しかし、男性が女性とのあやふやな関係でのセックスを第三者に言うことは、自分の魅力を伝えるものだと考えられているのではないだろうか。西野と萬田の関係がどのようなものかは二人にしかわからないものの、松本も「男性側のセックス(を想像させる)話は、ネタになる、面白い」「イメージダウンにはならない」と思っているからこそ、このネタを振ってきたのだと私は感じた。

 昭和後期の女性週刊誌には、美容整形と共に処女膜再生手術の宣伝がなされていた。処女は嫁入り道具の一種なので、処女でなければまずいという考えがあったからこそ、需要があったのだろう。しかし、今、この手の広告を見かけることはない。性の自由化が進み、処女に価値を見出す人が減ったと解釈することもできるだろう。

 しかし、「女性にセックスの体験が豊富であってほしくない」という考え方はいまだ残っているのではないか。萬田の名前を出された時の西野の動揺ぶりを見るに、萬田のイメージダウンにつながることを危惧していたのかもしれないが、違う可能性もある。あやふやな関係でのセックス、しかも相手は有名女優だったため自慢したかった(だからこそ、周囲に漏らす)という面もありつつ、「ワンナイトをさらっと公言してしまう経験豊富な女性」との関係は、自分にプラスにならないと思っている節があったのではないだろうか。「過去の常識にしがみつくな」という革命児・西野でも、性に関する固定観念はしっかりと残っているようだ。

 セックスは相手がいないと成立しないことから考えると、オトコだけが遊んでいるとは考えにくい。現代を生きる女性は遊ぶ男性を選ぶ際、萬田との関係を周囲に漏らしていたのではないか疑われる西野の姿を思い出し、「口の軽さ」をチェック項目に加えたらどうかと提言したい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

「萬田久子との関係」を暴露された西野亮廣、その狼狽ぶりに見る「性に関する固定概念」

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「過去の常識にしがみつくな」キングコング・西野亮廣
『ダウンタウンなう』(フジテレビ系、9月20日)

 一般的に「モテる」というのは「いいこと」とされている。しかし、女性の場合、「モテる」ことが必ずしも自分の評判を上げることにつながるわけではないようだ。

 例えば、女優・萬田久子。『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、キャスター・安藤優子、郷ひろみと共に出演したことがある。ミス・ユニバース日本代表として世界大会に出場した萬田は、芸能界に進出。そこで得た仕事の一つが、「ニュース番組のお天気お姉さん」だった。その番組には安藤も出演していたが、製作スタッフの男性陣は安藤がミスをすると厳しく叱責するが、萬田にはメロメロでミスをしても「仕方ないよ」と気遣うことすらあったそう。人によって態度を変える男性陣への批判こそあれ、それだけ萬田が魅力的な女性だと受け取る人も多いだろうから、これは彼女のイメージを上げる「モテ話」と言えるだろう。

 2018年3月の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でも、萬田のモテ話が話題になったことがある。萬田は20代の頃に有名アパレルメーカーの経営者と出会うが、相手には妻子がいた。彼女は独身のまま、子どもを産むことを決断。男性が妻と別れた後も事実婚を貫き、法的な結婚をすることはなかった。その男性とは、11年に死別しており、その後、公になっているパートナーはいない。

 そんな萬田は、その男性に出会う前、業種を問わず、いろいろな大物に口説かれたと同番組で告白したのだが、「ワンナイト的なことは、たくさんあった」と言うと、それまでとは打って変わって、MCのダウンタウン・浜田雅功、松本人志、プレゼンターの坂上忍が急に沈黙したのだ。独身なわけだから、何も問題はないと個人的には思うが、「ワンナイトをするオンナは引く」と彼らは内心思っていたのではないだろうか。モテる人は、「異性が寄ってくる人」であり、そこから、関係性はともかく二人が同意すればセックスしてもおかしくない。ということは、モテる人は男女ともセックスの経験が多くなっていくのは自然なことだ。しかし、会話が盛り上がらなかったことを踏まえると、このモテ話は萬田にとってマイナスである。

 9月20日放送の『ダウンタウンなう』で、またもや萬田久子の名前が出てきた。

 この日のゲストは、キングコングの西野亮廣。最近は芸人というより、絵本作家や作家としての活躍が目立つ。西野が書いたビジネス書は累計50万部を売りあげるヒットを記録。絵本の世界にも進出した西野は、『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)をインターネットで無料公開し、業界からは「非常識だ」と非難され、大炎上した。しかし、西野は話題づくりを狙って無料公開したわけではなく、「母親ってお金にそんなに自由がないから、ネタバレしてるもの、面白いという結果が出てるものにしか反応しないんです。ここを突破しようと思ったら、お母さんに家の中で立ち読みをさせて結果を出させてしまった方が、手を伸ばしてくれる」といったセールス上の戦略があったと話す。西野の読みはあたり、絵本は40万部を売り上げ、映画化も決定する。西野の名言として、「過去の常識にしがみつくな」という言葉が紹介されたが、それは彼の重要な戦略の一つだそうだ。

 時代の寵児となり、独身でもある西野は、恋愛を謳歌しているようだ。20代の頃はタレント狙いだったが、今はもっぱら一般人女性狙いで、気に入った女性にインスタグラムを使ってアプローチをしているという。インスタをやっていないダウンタウンや坂上は「へ~」と驚くばかりだが、松本が「萬田久子さんとはどうなってるの?」と急に話を変える。

 これまで冷静だった西野は明らかに狼狽し、「この動揺からすると、何かやってる感じ」と自ら語り、それ以上の弁明はしなかった。松本に「ヘタか」と突っ込まれて、この回は終わりになったが、視聴者の中には、西野と萬田の間に男女の関係があったという印象を持つ人もいただろう。公表していない関係を、含みを持ってバラされたという意味では、萬田、西野双方にとってマイナスだろう。特に萬田はその場にいないので、「言われ損」である。

 萬田、西野は独身だから、二人の間に何があっても問題はないのだが、私が気になるのは、なぜ松本が、萬田と西野の交友を知っているかなのである。二人は週刊誌などで交際が報じられたわけではない。となると、西野もしくは萬田と近しい人が、松本に「二人は親しい」という情報を入れたと考えることはできるはずである。西野側と萬田側、どちらの人間が松本に話をしやすいかと言えば、確率論で考えればお笑いの後輩である西野側と考えるのが自然。“犯人”が誰かはわからないが、最初に西野が誰かにもらしたからこそ、松本の耳に届くことになったのではないだろうか。

 萬田のワンナイト発言に対するダウンタウンや坂上の反応でもわかる通り、女性の場合、モテてもいいが「あやふやな関係でセックスした」という意味の発言をすると評判を下げかねない。しかし、男性が女性とのあやふやな関係でのセックスを第三者に言うことは、自分の魅力を伝えるものだと考えられているのではないだろうか。西野と萬田の関係がどのようなものかは二人にしかわからないものの、松本も「男性側のセックス(を想像させる)話は、ネタになる、面白い」「イメージダウンにはならない」と思っているからこそ、このネタを振ってきたのだと私は感じた。

 昭和後期の女性週刊誌には、美容整形と共に処女膜再生手術の宣伝がなされていた。処女は嫁入り道具の一種なので、処女でなければまずいという考えがあったからこそ、需要があったのだろう。しかし、今、この手の広告を見かけることはない。性の自由化が進み、処女に価値を見出す人が減ったと解釈することもできるだろう。

 しかし、「女性にセックスの体験が豊富であってほしくない」という考え方はいまだ残っているのではないか。萬田の名前を出された時の西野の動揺ぶりを見るに、萬田のイメージダウンにつながることを危惧していたのかもしれないが、違う可能性もある。あやふやな関係でのセックス、しかも相手は有名女優だったため自慢したかった(だからこそ、周囲に漏らす)という面もありつつ、「ワンナイトをさらっと公言してしまう経験豊富な女性」との関係は、自分にプラスにならないと思っている節があったのではないだろうか。「過去の常識にしがみつくな」という革命児・西野でも、性に関する固定観念はしっかりと残っているようだ。

 セックスは相手がいないと成立しないことから考えると、オトコだけが遊んでいるとは考えにくい。現代を生きる女性は遊ぶ男性を選ぶ際、萬田との関係を周囲に漏らしていたのではないか疑われる西野の姿を思い出し、「口の軽さ」をチェック項目に加えたらどうかと提言したい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

消えた「売名」疑惑タレント3人はいま――「警察出動」「ヌード写真集が不発」「引退宣言?」

 知名度の高くないタレントが、スキャンダルで注目を浴びた際、積極的にメディアに露出し、発言することにより、「売名行為」を疑われて大炎上することがある。一時は、それで“話題の人”になっても、スキャンダルが鎮火するとともに、姿を見せなくなる者も多い。そこで今回は、近年、過去に“売名”を疑われたタレントたちの「その後」を調査した。

「ここ数年、“売名タレント”の代表格と言われていたのが、2016年にお笑い芸人・狩野英孝との交際トラブルがあったモデル・加藤紗里でしょう。狩野は同年2月にシンガーソングライター・川本真琴との交際が報じられるも、その直後、加藤がSNSで『去年の冬からお互い事務所公認の上、狩野英孝とお付き合いさせていただいています』と、交際宣言。しかも加藤は、川本を“狩野のストーカー”呼ばわりしたほか、Twitterで彼女に対して『英孝をそこまで愛しているなら譲ります』とリプライを送るなどし、世間の注目を集めました」(芸能ライター)

 さらに加藤は、すぐに『バイキング』(フジテレビ系)や『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)といったテレビに出演するようになり、ネット上には「加藤って女、今まで無名だったのに急に露出が増えた」「ここぞとばかりに売名しまくってるな」と批判が噴出。結局、騒動から1カ月もたたずに破局報道、本人たちもそれを認めるという展開を迎えたが、加藤のメディア露出はしばらく続いていた。

「そんな加藤も、現在はテレビ界から離れている様子ですが、今年4月には『フライデー』(講談社)の取材に応じ、交際相手(当時)のラッパー・TOMOROとのマレーシア旅行中、強盗被害に遭ったことを告白。また、同10日付のブログでは、お花見で“マグロの解体ショー”を行ったところ、警察が出動して注意されたと報告。相変わらずのお騒がせぶりを発揮しています」(同)

 続いては、17年1月の「週刊新潮」(新潮社)で俳優・袴田吉彦との不倫関係を暴露した青山真麻。同誌では名前を伏せ、“30歳の元グラビアアイドル”としてしゃべっていた青山だが、その後すぐ『バイキング』にVTR出演し、ネット上では「あからさまな売名」「不倫した袴田はもちろん悪いんだけど、やっぱり青山もすごい神経してる」と、呆れられていた。

「しかし、世間が青山への関心を失うのも早かった。彼女は袴田との不倫を告白した翌週の『新潮』で、俳優・塩谷瞬と交際していた過去も明かしましたが、あまり話題にならず。同4月にはフルヌード写真集『まっすぐなはだか』(双葉社)を出したものの、こちらも“不発”でした。むしろ袴田の方が、バラエティなどで不倫をイジられることを受け入れた結果、人気が再燃。今ではドラマにも出演しています」(テレビ局関係者)

 袴田の活躍ぶりとは逆に、一瞬の脚光を浴びただけですっかりメディアから遠ざかった青山。昨年は「日刊ゲンダイDIGITAL」のインタビューに応じ、婚約者の存在をオープンにしていたが……。

「Twitterではメール、もしくはDMにて仕事を募集しているとのことなので、今も芸能活動への意欲はあるようです」(同)

 最後は、17年5月にお笑い芸人・ガリガリガリクソンが飲酒運転で逮捕された際、その直前まで会っていたというグラビアアイドル・門楼まりりん。ガリクソンは同13日に釈放された際、報道陣の前で「ハイボール5、6杯飲んだところまでは記憶がある」と話していたが、その日の深夜、門楼はTwitterで「5、6杯はさすがに無理あるんじゃないかな??」「ほとんどロックに近いハイボールを40杯は軽く余裕で超えてたかと…」と、ツイートしたのだ。

「ネットユーザーからは『そもそも直前まで一緒に飲んでたなら、飲酒運転を阻止するべきだった』『売名のつもりかもしれないけど、むしろ門楼も罪に問われる可能性があるのでは?』との指摘が相次ぎ、門楼は同15日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)にVTR出演して『「車で寝て帰る」と言われた』などと釈明。しかし、ガリクソンが所属する吉本興業から『40杯は軽く余裕で超えてたかと…』という門楼の言い分に対し、“短時間で命に関わるほどの量を飲むわけがない”といった猛抗議もあったそうで、門楼側の事務所は、彼女の無期限謹慎処分を発表しました」(同)

 その後、門楼は他事務所に移るなどしたが、18年には「週刊文春デジタル」の取材に対し、芸能事務所社長からのDV被害を訴えたことも。

「そして今月6日に更新したブログでは、『突然ですが令和元年9月7日をもちまして門楼まりりんとしての今の活動に一度終止符を打つことになりました』と、宣言。一部メディアでは“引退”と報じられたものの、その2日後のブログでは、新たな事務所で『千咲まり(ちさきまり)』として活動していくことを発表。『今後は炎上タレントとしてではなくタレントとして心機一転、頑張って参りますのでどうぞ宜しくお願いします』と、あいさつしています」(同)

 「門楼まりりんは嘘の報道で塗り固められ 炎上タレントにされてしまいました」ともつづっているが、自身も不用意な発言には気をつけてほしいものだ。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、Twitterで“怪情報”出回る? 『めざまし』ロケで発覚した衝撃事実

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、9月26日に放送された。

 この日の「伊野尾ピクチャー」では、10月5・6日に行われるコンサート『Johnny’s presents Hey! Say! JUMP LIVE 2019 in Taipei』のリハーサル写真を披露。伊野尾と知念侑李のツーショット写真だったのだが、「よく見てもらうと、薮宏太が必死にダンスを練習しています」といい、伊野尾の斜め後ろで真剣な表情を浮かべている薮にも言及。

 そのさらに後ろには、“長い棒”のようなものを持った有岡大貴の姿も。しかし伊野尾によると、コンサート中に“長い棒”を使う場面はないらしく、「彼、何してるんでしょうね?」と困惑。スタジオからも「え~?」「自由過ぎません?」と声が上がり、謎の行動を取る有岡に興味津々だった。

 その後放送された「イノ調」では、「幼老複合施設」を伊野尾が調査。保育園のような子ども用施設と、高齢者施設が一体となったもので、近年増えてきており、今後もさらに増え続けていく予定なのだとか。

 まず伊野尾は、老人ホームの一角に設置された「学童クラブ」を訪問。「こんにちは~」と伊野尾があいさつしながら中に入ると、大勢の子どもたちが出迎えた。これに気を良くした伊野尾が「アイドルが来たぞ~!」と声を上げると、子どもたちも「イエーイ!」とノリノリ。

 「お兄ちゃんのこと知ってる?」と伊野尾が子どもたちに質問すると、女の子から「昨日ね、Twitterで見たよ」との返答が。何でも、「うどんが好き」と紹介されていたそうで、伊野尾はこれに「どんな情報?」と苦笑。すると、今度は男の子が「とんこつラーメン好き!」と言い出し、「知らねえよ!」と笑顔でツッコミを入れていた。

 さっそく打ち解けた伊野尾は、子どもたちに「イノ調!」と“コール”させつつ、一緒に老人ホームへ移動。施設内にある菜園では、子どもと高齢者が一緒に野菜を収穫しており、微笑ましい交流の様子に伊野尾も笑顔を浮かべるのだった。

 その後、別の幼老複合施設を訪問した伊野尾は、老人ホームの女性利用者に「僕のこと知ってますか?」と質問するも、「テレビ見ないから」と答えられてしまい、撃沈。しかし、スタッフが「いい男じゃないですか?」とフォローを入れると、女性は「いい男!」とニッコリ。これに伊野尾も満足そうで、「いい女!」と返すなど、年齢を超えた交流を楽しんでいたよう。

 この日の放送に視聴者からは、「伊野尾くん、子どもにも大人気だね〜!」「子どもにもお年寄りにも優しい伊野尾くん、さすが」「老若男女にフラットに接してる伊野尾くんがすごくステキ。見習いたいなあと思った」との声が集まっていた。
(福田マリ)

松岡茉優に「生意気」「何様?」 明け透けな言動で叩かれる

 女優の松岡茉優が、先輩女優からの“嫌味”を受け流したと明かし、「生意気」「何様だと思っているのか」などの批判を浴びている。

 松岡茉優がこのエピソードを語ったのは、今月21日放送の『おかべろ』(関西テレビ)。ゲストで出演した松岡は、MCの岡村隆史から嫌いな女優についての話を振られて飛び出した話だった。

 松岡茉優は映像作品の撮影の中打ち(中盤で行われる打ち上げ)で、先輩女優から「この役どういうふうにとらえてる?」「何か思ってたのと違うよね」「もっとやってくれる人だと思ってたから、ちょっと残念というか」などの嫌味を言われたのだという。

 しかし松岡はその女優を尊敬していなかったことから、「あなたに言われることはない」と、受け流したそうだ。

 この暴露は話題となり、ネット上では先輩女優を詮索する動きや、松岡に対して「若手のくせに生意気」「自分のこと何様だと思っているのか」などのバッシングが展開されている。

松岡茉優に「生意気」「気が強そう」の声は以前も
 松岡茉優がその明け透けな発言で視聴者の批判を浴びることは過去にもあった。たとえば、昨年3月に放送された『VS嵐』(フジテレビ系)にゲスト出演した際の言動。

 松岡は高得点をマークする嵐チームに対して、「何も楽しくないよ~。手加減とかないんですか?」とクレーム。ゲームのルールを無視する場面もあり、「ウザい」と視聴者の反感を買っていた。

 また、年上のタレントと“ため口”で会話することも、叩かれがちだ。今年2月、エランドール賞の授賞式に出席した松岡は、田中圭のことを呼び捨てにし、主人公の声優を務めたアニメ映画『バースデー・ワンダーランド』のワールドプレミアの際には、市村正親に対してフランクに「こらー!」とツッコミを入れていた。

 今年4月に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)でも、松岡よりも年上である俳優兼ミュージシャンの渡辺大知に終始“ため口”であった。この番組では、キャリアを重ねることで女優として自信がつき、「今までは役を“いただく”という感じだったが、今は他の人に持っていかれるくらいなら私がやる」「私がやるべきと思えるようになった」と語ったが、そのことについても「生意気」「気が強そう」と批判意見がネット上でうるさかった。

佐藤健との“密着”写真にまで批判
 松岡茉優の「気が強い」として、それの何がいけないのか、という感じではあるが、これ以外にも「あざとい」と叩く向きがある。

 松岡茉優は現在、主演映画『蜜蜂と遠雷』のPRを兼ねて、期間限定でInstagramを利用しており、松坂桃李や佐藤健とのツーショット写真を投稿しているが、どちらも体の密着度が高いとして叩かれ中だ。

 特に佐藤との写真では、佐藤の腕に松岡の胸が当たっているように見えることから「わざと胸を当てている」と揶揄するネットニュースもある。

 こうした流れで、松岡茉優のことを、「明け透けな性格をアピールしながらも男性に媚びを売る “自称サバサバ女”だ」などと指摘する声もある。

 松岡茉優は前出『おかべろ』の中で、「私は若手女優の中では遅咲きだと思ってる。10年ぐらい売れてないので」と、過去を振り返っている。ファンとアンチどちらも付いているのは、彼女が“売れた”証拠なのかもしれないが、いちいち「生意気だ」などとバッシングされる理不尽まで有名税として受け入れなければならないのだろうか。

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不振極めるTBSの『NEWS23』、もう小川彩佳アナの柔肌露出を増やす挽回策しかない!?

 6月3日から、元テレビ朝日の小川彩佳アナをメインキャスターに据え、大リニューアルを敢行した、TBS系の報道番組『NEWS23』の不振が続いている。

 同番組の視聴率は3~4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)から、なかなか浮上できず、ライバルと目した、有働由美子アナがMCの『news zero』(日本テレビ系)の7~8%台に大差をつけられたままだ。

「TBSは、社内に支持者も多かった雨宮塔子アナを降板させ、MCだった星浩氏をアンカーに降格させてまで、『報道ステーション』(テレ朝系)で実績のある小川アナを起用するに至りました。当然低調だった視聴率をアップさせるための算段でしたが、4カ月が経っても、まるで数字は上がらず。現状では『news zero』の背中すら見えてきません。これでは大誤算もいいとこ。雨宮派だった制作スタッフからは『それ見たことか!』とのボヤキが聞こえてくるといいます」(テレビ局関係者)

 放送時間帯が違うとはいえ、着実に2ケタをマークしている『報ステ』のサブキャスターを、昨年9月まで務めていた小川アナへの期待は大きかったが、残念ながら“小川効果”は得られていない。

 そんな中、TBS・佐々木卓社長が『NEWS23』に関して、手厳しい発言をしたのだ。25日の定例会見で佐々木社長は「思うような結果は出ていない」「少なくとも『NEWS23』という番組には、多くの人に見てもらうという水準がありますので、他局に遅れを取っている点では不十分」などと述べた。
 小川体制がスタートしてから、まだ4カ月。帯番組の視聴習慣はそう簡単には変えられないだけに、通常なら「もう少し見守っていきたい」といった趣旨の発言が出てきそうなものだが、佐々木社長は露骨に“期待外れ”の評価を下した。

 同局幹部は打開策として、今後「演出面」での強化を口にした。とはいえ、なにぶんバラエティやドラマではなく、報道番組だ。「演出面」を強化するといっても、ニュースの見せ方や、スタジオのセット、服装などを変えるといった手立てくらいしかなさそうだが……。

「演出面を言うなら、小川アナの肌の露出を増やせばいいんじゃないでしょうか。フジテレビなら、報道番組でも普通にありますよ。冬でもノースリーブ、胸元が開いた服とか、ピッタリ密着した上着を着用するとか、ミニスカを義務づけるとか。そうすれば、男性視聴者に話題になるのは必至です。ただ、お堅い小川アナが、“露出作戦”を受け入れるかどうかは甚だ疑問ですが」(女子アナウオッチャー)

 フリーながら、小川アナの出演料はリーズナブルともいわれているが、それでも年間で見れば多額。このまま視聴率が上向かなければ、来春小川アナが降板に追い込まれる可能性もある。今後、『NEWS23』がどう変わっていくか注目してみたい。

 

過剰なテロップ、うるさすぎるDJ……ラグビー&バレーW杯から考える「スポーツ中継の課題」

 世界的なスポーツイベントがめじろ押しの、この秋。だからこそ、日本のスポーツ中継のガラパゴス化というか、これでいいの? という疑問を感じることが多い。

 まずは、「やっぱり本物を見れば一気に盛り上がるものだなぁ」と痛感させられたラグビーW杯について。開幕カードの日本対ロシア戦は平均視聴率18.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。ニュージラーンド対南アフリカ戦は12.3%を記録した。日本戦ではないラグビーの試合でこの数字は、なかなかすごいのではないか。

 SNSでの反応を見ると、読売テレビの幹部が「前回大会は17~18%。今回は最低でも25~30%取れれば」と事前に語っていたことから「大惨敗」といった声も聞こえる。でも、十分な数字ではないだろうか。

 同じ試合をNHK-BS、もしくはJ SPORTSでも中継しているわけだし、むしろ昔からのファンはこちらで見る場合が多い。と考えれば、この数字は「新規顧客」である可能性が高い。大会は1カ月以上続くのだから、この数字が今後どう変わっていくかを見守るほうが大事なはずだ。

 ただ、数字以上に中継をあちこち見比べて気になったのは、日本テレビ中継の画面の騒がしさ。特に開会式では、日本のスポーツ中継でよくある課題が露見されていた。とにもかくにも、テロップだらけなのだ。

 画面左には「LIVE」の文字が陣取り、画面上部にはTwitterからの引用コメント。右には「ラグビーW杯開会式 日本対ロシア」。右下にはラグビーW杯とは? 開催都市は? 出場チームは? といった情報テロップが代わる代わる出続け、左下には“W杯応援団長”の舘ひろし、“スペシャルサポーター”嵐・櫻井翔、“スペシャルMC”くりぃむしちゅー上田晋也の顔を映し出すためのワイプ画面……いや、多すぎだって。

 我々スポーツファンは、情報を 知りたいんじゃない。情緒を味わいたいのだ。競技を知らない視聴者層に向けて、ということなのだろうが、こういった情報の波は「なんだか難しそう」と思わせる要因になりかねないのではないか。

 一方、NHK-BSでも生中継されたこの開会式、画面に表示されていたのは「ラグビーワールドカップ2019 開会式 LIVE」のみ。一度だけ左下にワイプ画面が出てきたが、そこで映されたのは日本代表を乗せたバスが到着した、という同じスタジアム内だけれども別な出来事。あぁ、日本代表はこの開会式を見ず、本番の試合に備えているんだ、と知ることができた。情報の有益性ってこういうことだ。

 ちなみに、NHKの開幕戦中継でも、スタジオをにぎわせるためのゲストはいた。一人は前回大会のスター五郎丸歩であり、もう一人がTBSドラマ『ノーサイド・ゲーム』で一躍人気者となった廣瀬俊朗。きっと民放であれば、ワイプでずっとこの2人の顔が抜かれていたのだろうなと思う。

 結局、何をどう映すのか、という部分で両者を分けるのは、「この番組(試合・中継)における主役は何か?」を的確に捉えているかどうかなのだろう。NHKの場合、ゲストではなく、開会式をしっかり映そうという心意気がちゃんとあったということだ。それでいて、番組冒頭で廣瀬を紹介する際には『ノーサイド・ゲーム』主題歌、米津玄師の「馬と鹿」を流す遊び心も。これで十分、ゲストの存在感は担保されている。

 この「スポーツ中継における主役は何か?」をもっと考えさせられる世界的大会が、フジテレビで放送されているワールドカップバレーだ。

 私が指摘するまでもなく、バレーの国際大会というと、「アイドルがうるさい」という感想が毎度毎度の風物詩。だが、今大会ではこの「アイドルがうるさい」以上に、「DJがうるさい」「チャラいDJとうるさい応援でとても観てられない」「バレーのDJ、相手国に失礼」といった否定的な声が大きい。

 DJとは、競技場内で応援を盛り上げるために配置されているスタジアムDJのこと。得点が入るたびに選手名を連呼し、観客にもっと盛り上げていこうぜぇ、と促す。はっきり言って蛇足でしかない。

 テレビ中継ではこのDJ音声を積極的に集音しているわけではないのだが、それでも気になるのだから、会場にいる人にはもっとうるさいのではないか。ただ応援だけしている人であればそれでいいかもしれないが、観客のなかには純粋に世界のプレーを観戦に訪れている人だっているだろう。

 スポーツにおける「音」は、視覚情報以上に大事な要素だ。シューズがこすれる「キュキュッ」という音だったり、ときには選手たちの息遣い、掛け声からも緊迫感が増すことは多い。それこそがスポーツにおける大事な情報であり、情緒だ。が、バレー中継ではDJの音にかき消され、それら繊細な音が届いてこない。

 このスタジアムDJは、中継局の問題とはまた別であるのは重々承知。ただ、「どうすればスポーツの素晴らしさが伝わるか」という視点が弱いからこうなるのでは? という部分で、問題の根っこは同じではないだろうか。

 余談だが、バレー中継の合間に、「東洋の魔女」以降の日本女子バレーの名シーンを編集したNOMURAのCMを見ることができる。とても情緒的な仕上がりになっていて、グッと心をつかまれる。スポンサーのほうがスポーツの価値をしっかりわかっている、というのがなんとも皮肉だ。

 ラグビーの話に戻れば、今大会で選手たちは、決勝トーナメント進出という成績面の目標だけでなく、「ブームではなく文化として定着させる」という重たい使命を口にしているのが印象的だ。それって、選手たちだけでなく、伝えるメディアや運営側も同じ気持ちでなければ達成は難しい大テーマのはず。大願成就のための道のりは、なかなかに険しい。

(文=オグマナオト)

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