元女囚が考える、経産省と文科省の薬物犯罪――エリートコースよりもキメセク優先?

覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■子どもの薬物犯罪が増えている

 先日、2018年に薬物依存で精神科の治療を受けた10代の子どもたちの4割以上が、市販薬を乱用しているというニュースを見つけました。

 皆さんは子どもの頃にせき止めや風邪薬を大量に飲んでラリったことはありますか? ガチの不良ではなくても、「(シンナーは罪悪感あるけど)せき止めならドラッグストアで買えるから大丈夫」的な経験はあったのと違いますか? 編集者さんからは「はぁ? ないすよ」と、あきれられましたけど。

 今はネットに、入手方法はもちろん、「○○をどのくらい使うとこんな感じ」みたいな情報はたくさん出ていて、「見たらアカン」と言っても限界がありますから、規制は難しいと思います。それに、せき止めだけでなく、大麻の使用も増えているそうです。子どもたちの犯罪自体は減っているのに、薬物と振り込め詐欺(の受け子)に手を染める子どもたちが増えているんですね。

■「エリートなのに」? 「エリートだから」?

 子どもたちがこんなですから、オトナの乱用も当たり前なんでしょうか。まあ私も前科者なんで、偉そうなことは言えませんけどね。

 この夏は、経済産業省と文部科学省のエリートさんの、薬物関係の逮捕が話題になりました。もしかして、今までは隠してただけで、ホンマはけっこうあったんかも……と、チラッと思いました。

 9月10日に経産省の元キャリアの覚醒剤使用事件の判決公判がありました。この方は、うつ病になってシャブに逃げたそうです。いいことではないですが、気持ちはわからないでもないですね。いわゆる泳がせ捜査の摘発やそうで、アメリカから取り寄せたファッション雑誌の袋とじに覚醒剤が入っていたんですね。今どきはやりのビットコインで海外のネット通販で買い、職場でも使用してたそうです。

 せっかく東大を出たのに、残業が続いてうつ病になり、主治医から抗うつ剤を処方してもらううちに、「より強い刺激」を求めるように……ちゅうことですね。もちろん初犯なので執行猶予ですが、今後はどうされるんでしょうか? 「エリートなのにもったいない」のか、「エリートやからこそ、こんなこともしでかす」のか、どっちなんかなあと思いました。

 もう一件、8月19日に文科省の元キャリアの薬物事件の判決公判がありました。韓国旅行でシャブを覚えて、日本でも使うようになったそうです。

 この「旅行先で薬物デビュー」は、ありがちですよね。特に大麻は合法なところも多いですから、興味もあってつい手を出してしまうこともあるのでしょう。これも気持ちはわかります。韓国でだけにしておけばええのに(←ダメ。ゼッタイ。)、日本でもシャブを使うようになったのは、職場のイジメが理由やそうです。ニュースによると、けっこうな陰惨なイジメで、お気の毒でした。どこにでも、いじわるな人はいてるんですね。

 それよりも「キメセクもよかった」と公判で話したそうで、これには苦笑しました。正直でええですね。お相手は出会い系で見つけたそうです。めっちゃ共感できましたが、あきまへん。文科省ですよ……。子どもたちの教育を管理する仕事なのにキメセクて。他人様のことは決して言えない瑠美ですが、ちょっと書かせてもらいました。

 せっかくのエリートさんですから、まずは薬物と縁を切って、再出発していただきたいと思います。何度も書いてますが、私でもできてるから、がんばってください。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

※この連載が本になりました!
女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。

元女囚が考える、経産省と文科省の薬物犯罪――エリートコースよりもキメセク優先?

覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■子どもの薬物犯罪が増えている

 先日、2018年に薬物依存で精神科の治療を受けた10代の子どもたちの4割以上が、市販薬を乱用しているというニュースを見つけました。

 皆さんは子どもの頃にせき止めや風邪薬を大量に飲んでラリったことはありますか? ガチの不良ではなくても、「(シンナーは罪悪感あるけど)せき止めならドラッグストアで買えるから大丈夫」的な経験はあったのと違いますか? 編集者さんからは「はぁ? ないすよ」と、あきれられましたけど。

 今はネットに、入手方法はもちろん、「○○をどのくらい使うとこんな感じ」みたいな情報はたくさん出ていて、「見たらアカン」と言っても限界がありますから、規制は難しいと思います。それに、せき止めだけでなく、大麻の使用も増えているそうです。子どもたちの犯罪自体は減っているのに、薬物と振り込め詐欺(の受け子)に手を染める子どもたちが増えているんですね。

■「エリートなのに」? 「エリートだから」?

 子どもたちがこんなですから、オトナの乱用も当たり前なんでしょうか。まあ私も前科者なんで、偉そうなことは言えませんけどね。

 この夏は、経済産業省と文部科学省のエリートさんの、薬物関係の逮捕が話題になりました。もしかして、今までは隠してただけで、ホンマはけっこうあったんかも……と、チラッと思いました。

 9月10日に経産省の元キャリアの覚醒剤使用事件の判決公判がありました。この方は、うつ病になってシャブに逃げたそうです。いいことではないですが、気持ちはわからないでもないですね。いわゆる泳がせ捜査の摘発やそうで、アメリカから取り寄せたファッション雑誌の袋とじに覚醒剤が入っていたんですね。今どきはやりのビットコインで海外のネット通販で買い、職場でも使用してたそうです。

 せっかく東大を出たのに、残業が続いてうつ病になり、主治医から抗うつ剤を処方してもらううちに、「より強い刺激」を求めるように……ちゅうことですね。もちろん初犯なので執行猶予ですが、今後はどうされるんでしょうか? 「エリートなのにもったいない」のか、「エリートやからこそ、こんなこともしでかす」のか、どっちなんかなあと思いました。

 もう一件、8月19日に文科省の元キャリアの薬物事件の判決公判がありました。韓国旅行でシャブを覚えて、日本でも使うようになったそうです。

 この「旅行先で薬物デビュー」は、ありがちですよね。特に大麻は合法なところも多いですから、興味もあってつい手を出してしまうこともあるのでしょう。これも気持ちはわかります。韓国でだけにしておけばええのに(←ダメ。ゼッタイ。)、日本でもシャブを使うようになったのは、職場のイジメが理由やそうです。ニュースによると、けっこうな陰惨なイジメで、お気の毒でした。どこにでも、いじわるな人はいてるんですね。

 それよりも「キメセクもよかった」と公判で話したそうで、これには苦笑しました。正直でええですね。お相手は出会い系で見つけたそうです。めっちゃ共感できましたが、あきまへん。文科省ですよ……。子どもたちの教育を管理する仕事なのにキメセクて。他人様のことは決して言えない瑠美ですが、ちょっと書かせてもらいました。

 せっかくのエリートさんですから、まずは薬物と縁を切って、再出発していただきたいと思います。何度も書いてますが、私でもできてるから、がんばってください。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

※この連載が本になりました!
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「要介護1、2の保険給付外し!?」と大騒動! 親は、家族はどうなる――介護のプロが語る

 「介護保険の給付外しだ」「介護サービスが使いづらくなり、介護家庭の負担が大きくなる」「介護離職する人も増えるのでは?」「介護保険の改悪、あり得ない」――。

 先日、インターネット上に、そんな声が飛び交った。厚生労働省が厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の介護保険部会を開き、2021年の「介護保険制度改正」に向け、給付と負担のあり方を見直す議論を始めたのだ。部会の検討事項の一つとして、軽度者へのサービスのあり方が挙がっており、「要介護1、2の高齢者に対する生活援助サービスを市町村に移管すること」が論点となっている。財政がひっ迫する中で、介護保険の給付費膨張にどう対応していくかが課題となっており、今年末までの取りまとめを目指しているという。

 このニュースが報道されると、ネット上はヒートアップしたが、そもそも「要介護1、2の高齢者の生活援助サービス」とはどんなものなのか、また「それらを市町村の総合事業に移行する」とはどういったことなのか、よく理解した上で議論が交わされているのか、疑問に思えるコメントも多かった。

要介護1、2とはどのような状態なのか?

 さて、今回の社会保障審議会の介護保険部会では、「要介護1、2の人の生活援助サービス」を市町村の総合事業に移すことが検討事項となっている。「生活援助サービス」とは、掃除や洗濯、食事づくりといった日常生活の援助をいう。

 要介護度には、心身の状態に応じて要支援1・2、要介護1~5に分けられている。そもそも、要介護1、2というのはどういう状態を指すのだろうか。その目安を紹介しておこう。

要介護1
・身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
・排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。
・精神・行動障害や認知機能低下がみられることがある。
要介護2
・身だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
・立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
・歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とする。
・排泄や食事に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とすることがある。
・精神・行動障害や認知機能低下がみられることがある。
(「静岡市の介護保険 2019年度版」から引用)

 こうした要介護1、2の人の生活援助サービスが市町村の総合事業に移行するわけだが、実は2017年には、要支援1、2の高齢者に対する「介護予防サービス」について、同様の措置が取られている。要支援と認定されると、これまでケアマネジャーがケアプランを立てていたのだが、各区市町村の地域包括支援センターが替わってケアプランを立てるように。基本的にこれまで利用していた訪問介護と通所介護(デイサービス)は同じように利用できるものの、利用料金が月ごとの定額制となった。またヘルパーの資格がなくても、ボランティアやNPO法人、民間企業などがサービスを提供することも可能になっている。

 では、実際に要介護1、2の人への生活援助サービスが市町村の総合事業に移行すると、どんなことが起こるのだろうか。そして要介護者や、その家族にはどんな影響があるのか。介護現場をよく知るケアマネジャーと介護サービスを提供する事業者にお話を伺った。

「サービスの質の低下は避けられない」
ケアマネジャーMさん……首都圏の県庁所在地に勤務
 認知症の方の場合、要介護1、2というのは認知症の初期症状が出ている状態。介護度が上がるにつれて抑うつ、意欲低下、徘徊、物盗られ妄想、暴言などの周辺症状がひどくなっていきます。要介護2で認知症だと、こうした症状がかなり目立つようになっていますね。認知症ではない場合、要介護2になると室内でも歩行器、屋外では車いすを使っているような状態。こうなると一人暮らしの方の場合、食事づくりや掃除などを一人ではできないので、生活援助サービスを使っている人が多いです。その際、要介護者の残存機能を生かした自立支援をしつつ、要介護者とともに家事を行うのがヘルパーの仕事。単に家事だけをしているわけではないのです。

◎認知症の悪化の可能性も?
 私が担当している方に、認知症で要介護1という男性がおり、生活援助サービスとして、ヘルパーが食事づくりと掃除をしています。この生活援助サービスが市町村の総合事業に変わっても、おそらく今のヘルパーを変えることなく、サービス内容はそのままで利用し続けられると思います。でも、市の財源が不足するとヘルパーから有償ボランティアに替えるということもあり得えます。また、新たに同じ状態の方が介護サービスを利用しようとすると、最初から有償ボランティアがサービスを提供する可能性はあるでしょう。こうした有償ボランティアには、市も一定の研修を課すとは思いますが、生活援助とはいえ、認知症の方へ適切な対応をすることができなくなることは十分考えられます。資格のあるヘルパーと有償ボランティアとではスキルに差があるのは当然で、サービスの質が低下することは否めません。そうなると認知症が悪化する可能性も出てくるでしょう。

◎住んでいる「場所次第」でサービスが異なるのでは
 とはいえ、今の介護保険制度でできることは多いし、サービスも手厚いのは事実。適切なサービス提供によって、外に出ることができなかった要介護2の方の状態が改善するようなケースは少なくありませんが、その一方、「お手伝いさん感覚」で生活援助サービスを利用している人もいないわけではありません。
これから団塊の世代が後期高齢者に突入すると、国の介護保険財政は一気にもたなくなるでしょう。全員が納得する制度はないのだから、持続可能な介護保険制度にするためには、今回の介護保険部会での議論も、ある程度理解はできます。ただ、市町村の総合事業に移行すると、サービスの質や量が市町村によってまちまちになるのではないでしょうか。豊かな市町村や、やる気のある地域包括支援センターなら、元気な60代をサービス提供側として活用するなど、地域性を把握してその地域に合ったサービスを展開できるかもしれませんが、うまくいかない市町村も出てくるのでは。高齢化が進む市町村ほど、事業を進めるのは大変になると思います。どんなサービスが受けられるかは住んでいる場所次第となると、それでいいのかなとは感じますね。

「要介護者の家族にも影響が出るだろう」
介護サービス事業所幹部Hさん……首都圏でグループホームやデイサービスを運営する事業所幹部
 介護サービスを提供する事業者として、介護保険を将来的に持続可能なものにしないといけないという認識はあります。これからも必要な人に、介護サービスを提供していくためには、独居で重度な人へのサービスを手厚くする一方で、家族と同居している人や軽度な人にはサービスが手薄になるでしょう。

 すでに、介護保険の給付抑制の流れは始まっています。介護認定でも、要介護3以上の判定は出にくくなっていて、以前なら要介護3に認定されていたような人が、今は要介護1や2としか判定されないという実感はあります。介護を提供する側からいうと、軽度の方に対して、「ゼロの状態をプラスに変える」ような介護はできなくなり、重度の人の「マイナス状態をゼロにする」ので精一杯になりつつあるのです。「これで良いんだろうか?」という思いはありますが、今後そうしたサービスしか提供できなくなるのだと、我々も意識を変えないといけなくなるでしょう。

◎介護離職につながる――家族への影響は大きい?
 介護保険のコストを下げると、サービスを提供する時間や回数が減らされるでしょう。今もすでに減っていますが、さらに減るのは間違いないし、要介護1、2の人が使えないサービスも出てくると思います。それは、働き手の報酬にも影響してきます。新しく要介護1、2になった人は「そんなものだ」と受け入れることができても、すでにサービスを利用していた人は、これまで通りのサービスは受けられなくなる。そしてその水準は、市町村次第ということになります。

 要介護者の家族にも、大きく影響してくると思います。例えば、家族が同居していると、どうしても家族ができないと判断された場合を除き、生活援助サービスは受けられなくなるか、サービスが減るでしょう。要介護1だと、「基本的ADL(日常生活動作・起居動作、移乗、移動、食事、更衣、排せつ、入浴、整容など)」よりも高次の日常生活動作「手段的ADL」が低下している人……例えば「歩くことはできるが、買い物や食事づくり、掃除はできない」という人は、これまでヘルパーにそれらの生活援助サービスを提供してもらっていたのが、違う形でのサポートを受けることになります。近くに家族がいれば家族がやるとか、民間のサービスを利用するなどの選択肢も検討しなければならなくなるでしょう。

 さらに、これまでヘルパーは生活援助サービスを提供しつつ、プロの目で要介護者を観察して、重度化を遅らせるようなサポートをするという役割も果たしていました。プロに替わって家族が要介護者を見る目を養わないと、気がつかないうちに重度化しているということも起こります。親と関わっている人から情報を集める力も必要になるでしょう。また、ヘルパーが来ることでコミュニケーションが活性化するというメリットもありましたが、これを家族が埋めなければなりません。いずれにしても家族の関与を増やさないと、要介護1、2の人の状態は低下しますし、家族の介護離職につながるケースも出てくるのではないかと危惧しています。

◎要介護者に向けた怪しげなサービス増加?
 加えて、民間サービスに移行する傾向が強まると、要介護者に向けた怪しげなサービスが増加することも考えられます。すでに、「自費でできるマンツーマンのリハビリをやりませんか」とか、「介護保険では限界があってできないプラスαの部分を請け負います」というビジネスも出てきています。高齢者がよくわからないまま契約させられるケースも増えるでしょうし、家族はそうしたことから親を守る必要も出てきます。

 要介護1、2の人は、要支援・要介護者の約4割を占めています。今回の議論は、そこに団塊の世代が入ってくる前に何とかしたいという国の意向があるのは明らかです。この流れは加速することはあっても、戻ることはもとより止まることはないでしょう。

 お二人の意見を聞いて、どう思われただろうか。正直に言うと筆者は、サービスを提供するのが市町村になっても、軽度者の生活援助サービス程度ならさほど大きな不都合はないのではないかと考えていた。生活援助サービスが提供される場面を何度も取材してきたが、ヘルパーの丁寧な仕事ぶりに感心すると同時に、我が家よりも丁寧な掃除や調理、銘柄まで指定される買い物といったサービスが自己負担数百円でできることに疑問を感じたのも事実だ。ネットスーパーを利用するなど、サービスを合理化することはいくらでもできるのではないかとも思った。

 しかし、お二人の意見を聞くと問題はそう簡単なことではなかったようだ。介護保険制度は思ったよりも有効で、お二人に代表されるようなプロによって、世界に誇れるほどレベルの高いサービスが提供されている。志の高いプロが支えていることに、介護サービスを斜めから見ていた自分を恥じた。

 それでも、介護保険制度を持続可能なものにするためには、ある程度の痛みはあってしかるべきだとも感じている。少子超高齢化社会が進む中、介護保険にかかる財源はひっ迫している。今の手厚い介護サービスのままでは、これから先、若い世代にしわ寄せがいくのは目に見えているのだ。少子化でサービスの担い手も不足しているし、人手不足はますます深刻になるだろう。今回話を聞いたお二人も、この点については同様の考えだった。

 ただ本当に必要な人に、必要なサービスが提供されなくなっては、そもそも何のための介護保険制度なのか、ということにもなりかねない。いずれ、誰もが老いて、人の手を借りなければ生活できなくなるのだ。介護保険改悪反対を声高に叫ぶばかりでなく、先を見据えて冷静に議論することが大切なのではないだろうか。
(坂口鈴香)

「子どもにブチ切れ」「一般人と言い合い」電車内でのトラブルを明かし波紋を呼んだ有名人

 お笑いコンビ・流れ星の瀧上伸一郎の妻でタレントの小林礼奈が、9月14日に「電車内でのトラブル」と題したブログを更新。迷惑をかけてしまった“お婆さん”から「(子どもの)しつけがなってない」と激怒されたそうで、ネットユーザーの間で物議を醸した。

「小林は2016年9月、瀧上との間に第1子女児を出産。今回トラブルが勃発した時は、自身と娘、その友達親子と一緒に電車に乗っていたそうです。『ママは座らず、子供だけ2人並ばせて座らせていました』という状況で、小林ははしゃぐ娘たちに『静かにして』と、ちょくちょく注意もしていたとか。そんな中、娘たちの隣に“お婆さん”が座ったところ、『ママ友の子供の足がお婆さんに当たってしまいました』と接触があったといいます」(芸能ライター)

 「『ごめんなさい!』と謝ると、お婆さんも、ニコッと頭を下げていました」とのことで、何事も起こらなかったのかと思いきや、お婆さんは下車する時になって「しつけがなってないんだよ!!!こっちは足が当たったんだよ!!」と、「子供達に ブチ切れて」きたそう。小林は「子供達が悪いのはわかっていますが私達もずっと注意していてちゃんと謝っていたので 私も言い返してしまいました」と報告し、「注意する以外に 電車で私たちが出来る事はありません」「子供連ればかり、肩身の狭い思いしてヘコヘコして謝り続けなきゃいけない風習…違和感です」などとつづっていた。

「ネット上には『お婆さんの豹変ぶりが怖すぎ』と衝撃を受ける声もあったが、一方で『注意してたのに足が当たったということは、全然注意になってなかったのでは?』『実は何回も足が当たってたのかもよ。もしそうだとしたら、お婆さんがイラつく気持ちもちょっとわかる』といった指摘も。また、『ママ友の子の足が当たったのなら、小林まで言い返さなくてもよかったんじゃない?』『これをすぐブログのネタにしてるところを見るに、反省してなさそうなんだよなあ』とも言われていました」(同)

 このように、電車内でのトラブルを告白し、ネット上で波紋を呼んだ有名人はほかにも。NHK出身で、現在はフリーで活動している住吉美紀アナウンサーは、17年放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した際、乗車客と揉めたことを告白していたが……。

「住吉アナは、自身が電車で足を組んで座っていたところ、目の前に立った女性が『何も言わずに、カーン!』と、いきなり足を蹴ってきたと説明。その相手から『普通、電車で足、組まないですよね』と注意され、住吉アナは『はぁ!? でも、(普通は)蹴らないですよね?』『言ってくださればよかった』などと反論し、言い合いになったそうです。最終的には相手が先に謝罪したことで、住吉アナも謝ったとか。足を組んでいたとはいえ、『邪魔になるほど前方に突き出していたわけではない』と主張する住吉アナに対し、番組MCの明石家さんまは『住吉さんが思ってるよりは、(足が)前に出てたんやって』と推察し、たしなめていました」(マスコミ関係者)

 ネットユーザーの間でも、「電車で足を組むのはマナー違反。これは住吉アナが悪い」「いきなり蹴り飛ばすのは良くないけど、正直、足組んで座ってる人は迷惑でしかない」「住吉アナに非があるけど、さすがに蹴ったらダメだよね。どっちもどっちって感じ」など、さまざまな意見が飛び交った。

「今年7月にも同番組では、女優・三田寛子が『足の小指にヒビが入っていた時に電車を利用した』エピソードを披露。三田が座席に座っていたところ、前に立っていた母親が我が子に『30分立ってるのかわいそうね。目の前にいるお姉さんが替わってくれるからね』と、嫌味を言い出したそう。そこで三田は、母親に自身の足のケガを説明しようとするも、『ウェー』と嘔吐するジェスチャーをしてしまったといいます」(同)

 三田いわく、小学生時代にいじめられても言い返せず、吐いてしまったことがあるとか。その経験から、こういった状況では無意識に“嘔吐のジェスチャー”が出てしまうそうで、親子は驚いて逃げていったとのこと。

「ネット上には『これは三田さんグッジョブだわ。母親の言い方が嫌な感じだもん』『優しそうな三田さんなら譲ってくれると思ったのかな? それでもちゃんとお願いするべきだよね』など、三田を擁護する書き込みが多く寄せられていましたが、一部からは『三田さんって天然ぽいけど、これは意図的にやってそうで怖い』『わざとだとしたら、かなりのツワモノ』とイメージとのギャップに驚く声もありました」(同)

 電車に限らず、公共の場でいらぬトラブルを避けるには、一人ひとり配慮する必要があるだろう。

“YouTuber界のNHK” 水溜りボンドの、みんなが喜ぶツボを押さえる嗅覚

テレビ業界で最もYouTubeに詳しい新進気鋭の20代放送作家、白武ときお(「しもふりチューブ」)と長崎周成(「フワちゃんTV」)が、最新のYouTube事情と注目チャンネルについて語り尽くします!

<「超YouTube学」バックナンバーはこちらから>

白武 ネタのYouTubeといえば、水溜りボンドさんがこの前、鈴木おさむさんが書いたコントをやるって企画「お化けYouTuberレイくん」を配信してました。2人はもともと青山学院大学のお笑いサークル出身なので、お笑いがベースにある。そこを大事にしていて、YouTubeでコントに挑戦してるところがいいと思いました。

長崎 水溜りボンドさんは、「キングオブコント」で準々決勝にも進出した経歴を持つ、コントの実力者。賢くて面白くて、YouTubeでもスターになった超ハイブリッドコンビですよね。

白武 最近はYouTuberさんも、プロの力を借りる流れになっていますね。部屋の中でできることは結構やりきってる状態で、もっと違うことをしなきゃいけないって。「先行者にはなかなか勝てないから、どうしたらいいですか?」という相談をされたりします。芸能人も続々参入してきているし、誰が次の展開を見せられるのか? という段階に来ているんじゃないかな。

長崎 水溜りボンドさんをはじめ、2014年頃デビューしたYouTuber第2世代以降の人たちは、ある意味、大変ですよね。「やってみた」と言われる検証系企画を毎日投稿する消費スピードといったら、ハンパじゃないと思います。しかも、デビューしてから今まで、トップにいる人たちは、ほぼ減速していない。はっきり言って、毎日偉業を更新し続けていると思います。そんな中で、やっぱり目線なり、ジャンルを開拓するために企画のプロの力が必要となってきているわけです。

白武 水溜りボンドさんは青学在学中の4年前くらいから“自分ではやらないけど気になること”っていうコンセプトで毎日動画を上げています。ペアでやっているというのも、当時は珍しかったですね。水溜りボンドさんがやった実験をほかのYouTuberがマネするって流れも一時期あったくらいで。「電動ドリルで火おこしはできるのか」「ねるねるねるねを1万回混ぜるとガムになるらしい」とか、でんじろう先生と一緒に実験するとか。“実験といえば水溜りボンド”っていうイメージができましたね。

長崎 2人とも、みんなが好きなものを押さえるツボを心得ているというか。あるある偏差値が高い。あと”YouTuber界のNHK”って呼ばれてて、エグイ描写とか下ネタ、エロは禁止。クリーンでかつ友情が厚い。お互いのことを尊敬し合っているのがちゃんと動画から伝わってくるんです。とにかく友情がまぶしすぎる(笑)。いろんな意味で邪道っぽい見られ方をするYouTuberですが、その中でも企画も見え方も王道を行くのが水溜りボンドさん。視聴者みんなが、彼らのハッピーエンドを期待している。

白武 人が不快になるようなネタはやらないのも素敵ですね。食べ物を粗末にしたり、物を壊したりだとか。だから安心して見られるんです。対して、ちょっとヤンチャなグループが、以前紹介した東海オンエアさん(参照記事)。「牛丼食って1500メートル走ってゲロ吐く」みたいな、ちょっとジャッカスっぽいノリで。先日も、宿泊先のホテルの部屋をゴミだらけにして炎上してましたが……。水溜りさんが私立の賢い子たちだとしたら、東海オンエアさんは公立高校、みたいなイメージですかね。

長崎 いや、商業高校かもしれない(笑)。どちらも人気者には変わりありませんが。

白武 水溜りさんは7月に『オールナイトニッポン0』をやったり、彼らを特集した「Quick Japan」(太田出版)も好評だったと聞きます。トミーさんは「Quick Japan」で毎月、自分たちのブランディングについてコラムを書いているんですが、これも面白い。

長崎 無敵モードに入ってますね。もはや、YouTuberがメディアやカルチャー界全体を席巻しにいってますよ。

(【5】に続く/構成=編集部)

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●しらたけ・ときお(@TOKIOCOM

▼放送作家▼1990年京都府生まれ▼「しもふりチューブ」毎日18時投稿▼担当番組:「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないシリーズ」「Aマッソのゲラニチョビ」「みんなのかが屋」▼お仕事と仲間を募集しております。お気軽にご連絡ください!【Mail】tokiocpu@gmail.com

●ながさき・しゅうせい(@shuuuuuusei

▼1991年生まれ神戸出身・放送作家▼芸人、テレビ制作会社勤務を経て放送作家に。テレビを中心に活動しながら、昨年「フワちゃんTV」(現在登録者数約31万人)/「フワちゃんFLIX」(現在登録者数約9万人) を開設▼担当番組:「ZIP!」「アオハル TV」「ドラえもん」「サムライバスターズ」「勝負の冬」など▼その他:広告案件、YouTubeチャンネルコンサルティング▼お仕事のご相談はMailかDMでどうぞ!【Mail】shusei6308@gmail.com

今井絵理子政務官、「何しにきた!」被災地視察に”ギャル風メーク”で現れて大ブーイング

 内閣政務官に就任したばかりの今井絵理子参院議員に大きなブーイングが浴びせられている。誰もが「は?」と目を丸くした今回の人事は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号のさなかだった。

 しかも当人は複数の職務を兼務する内閣政務官で〝防災担当〟。今月19日、ようやく千葉の被災地を視察したが、地元住民やボランティア職員からは「遅すぎる!」と批判の声が相次いだ。

「服装もひどかった。この日初めて着たと1発でわかる新品の作業着に加え、髪の毛は金髪に近い茶色、化粧はバッチリ。ギャルが無理やり作業着を着せられたようにしか見えず、被災者からは『何しにきたんだ』『やっつけ感がアリアリ』と大不評でした」(全国紙社会面記者)

 停電と断水が長期化する君津市と富津市を視察した今井氏は「停電や断水で多くの方が不自由されていることと思う。課題があれば何なりと教えてもらいたい」とコメント。千葉県庁では岡本和貴・県防災危機管理部長と面会し、女性や障害のある人への支援に課題を感じたと振り返り「被災者の声を聞かせていただき、政府一丸となって(復旧に)取り組む」と表明したが……。

「結局、被災者と直接会話をする場面はほとんどありませんでした。分刻みのスケジュールで、複数の被災地を一気に回る、文字通り〝SPEED視察”でした」(前出・記者)

 今井氏と言えば、橋本建元神戸市議と不倫略奪スキャンダルで「一線は超えていません」を繰り返し、説明責任を放棄したのが記憶に新しい。橋本氏はその後妻と離婚し、現在は今井氏のもとに転がり込んでいる形だ。一部ではヒモ状態の橋本氏を自身の秘書にしようと企んでいると報じられている。

「SPEED時代にチヤホヤされてきた分、不倫スキャンダルでマスコミに叩かれ、かなりショックを受けていました。一時は次の参院選への不出馬を明言していたが、内閣政務官に抜擢されて風向きが変わった。本人もすっかり傷が癒え、次期参院選にも再び立つ気マンマンです」(週刊誌記者)

 永田町の人材難はここまで深刻だったか。

ジャニー社長の非売品メモリアルブックが「メルカリで6万円」! 「誰が転売した?」マスコミ騒然

本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 アイドルから演歌歌手まで、芸能一筋20年超の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

ジャニー社長のメモリアルブックが「メルカリ」出品

A 残暑も落ち着いてきたこの頃ですが、2019年夏の芸能界は、「吉本興業」と「ジャニーズ事務所」でもちきりでしたね。

B 吉本は、反社会的勢力への闇営業報道から、一部芸人の独立騒動に発展。一方のジャニーズは、ジャニー喜多川社長死去、そして元SMAPの退所者に対する圧力疑惑で公正取引委員会から注意を受けました。どちらの事務所も「大揺れ」でしたね。

C 9月4日に行われた、ジャニー社長のお別れの会は、その日に起こった全ての芸能ニュースが消し飛んでしまったほど、大きな注目を集めた印象です。一般人のファンもさることながら、タレントや業界人、マスコミまで、関わりがあった芸能関係者はみな参列していたと思います。

A スポーツ新聞なんて、ジャニーズ担当とは関係なく、ほとんどの現場記者が取材に参加していましたから。

B 一部の関係者にだけ配られたっていうメモリアルブックも、にくい演出だったよね。若かりし頃のジャニーさんだけじゃなく、とっくに辞めちゃってるアイドルから、メリー(喜多川)さんまで載ってて。

C 当日、いくつかオークションサイトに出品されていて物議を醸していましたが、つい最近もフリマアプリ「メルカリ」に出品されていて、6万円で売れていました。

A ウチの編集部でも大盛り上がりでしたよ……「一体誰が転売した!?」って。

B こういうジャニーズ関連の非売品の転売って、過去に何度も話題になってて、ジャニーズファンの間でも問題視されているけど、どうやってもなくならないよね。

A まぁジャニーズサイドも、ある程度は把握していて、“容疑者”の目星はついているんじゃないかな? と思うんですが、どうなんでしょう。今はまだ「泳がせてる」っていう面もあると思いますよ。過去に、ジャニーズタレントの写真の“横流し”がバレたあるスポーツ新聞のカメラマンは、クビになりましたから。

C 転売を考えている業界関係者の方々は、ぜひ踏みとどまってほしいものですね。

A 吉本の騒動は、だいぶ落ち着いてきた印象ですね。残された課題は、闇営業問題の中心人物である雨上がり決死隊・宮迫博之と、吉本のトップに噛みついた極楽とんぼ・加藤浩次の今後くらいでしょうか。また新たな闇営業芸人の存在が明るみに出たら、さすがの吉本もヤバそうだけど。

B いやぁ、あんな大騒動になったのに、反社との付き合いを続けるような芸人は、さすがにもういないと思いますが。

A 今回の騒動、多くの芸人が謹慎処分にはなったけど、結局、吉本との関係が切れたのは、宮迫とカラテカ・入江慎也だけでしたね。

B 内々に処分を受けた芸人は、「それなりにいる」って聞いてるよ。ある有名コンビの片割れ・Xは、吉本の事情聴取に対して、反社との交際を認めたとか。

C 交際って、反社に営業をしていたということですか?

B そう。直営業していたんだって。しかも、自分だけじゃなくて、周りの後輩芸人も参加させたみたいですよ。

A えっ……大問題じゃないですか!

B ただ、現在は一切交流しておらず、X自ら「処分を受けるのは、自分だけにしてください!」と懇願したことにより、吉本も、「それほどの覚悟があるのなら」と、表向きの処分は出さなかったそうです。

C Xって売れっ子ですよね。もし公表されていたら、番組がいくつも飛んでしまいそうです。

B 社内から「更生する見込みがある」と判断されたということでしょう。あれだけ活躍していた宮迫だって契約解消になったんだから、吉本の判断次第では、Xも切られていたと思いますよ。

(後編につづく)

ジャニーズ次期社長、深刻な災害発生もボランティアに興味なし? タッキーに大きく後れも

 ジャニーズJr.の育成・売り出しを手掛ける、ジャニーズ事務所参加の「ジャニーズアイランド」の滝沢秀明社長が18日、台風15号の被害に遭った千葉県で、ボランティア活動を行ったことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、滝沢氏に同行する形で、プライベートの写真流出によって年内の芸能活動を自粛しているジャニーズJr.内のユニット・HiHi Jetsの橋本涼も参加。がれき撤去などのボランティアを行ったという。なお、橋本は、自粛期間中に社会貢献活動に取り組む意向を示しており、今回はその一環とみられている。

「先ごろ、闇営業で処分された吉本興業の芸人たちがボランティア活動を行ったが、その時と同じように、滝沢社長としては、橋本に“みそぎ”をさせようと思ったのでは。亡くなったジャニー喜多川社長は所属タレントのボランティア活動を推奨していたので、滝沢はそのあたりでもジャニーさんの遺志を受け継いでいるようだ」(芸能記者)

 ジャニーズといえば、2011年3月の東日本大震災発生後には復興支援プロジェクト「Marching J」を立ち上げ、翌年3月、集めた寄付金総額約9億円のうちの8割にあたる約7億2,000万円を、岩手、宮城、福島の被災3県に寄付した。

 また、16年4月に発生した熊本地震では発生から2カ月後、当時SMAPだった木村拓哉、TOKIOの長瀬智也、V6の岡田准一が被災地での石原プロモーションの炊き出しに合流。

 昨年7月の西日本豪雨発生後には、社会貢献・支援活動を行うために「Smile Up! Project」を立ち上げ、翌月、木村、嵐の二宮和也、生田斗真、三宅健らが続々と被災地を訪問していた。

「ジャニーさんやタッキーは有事にタレントとして何かをしなくては、という使命感があるが、次期社長の藤島ジュリー景子氏にはまったくそういう感覚がなく、現時点までそういう動きはなし。すっかりタッキーに先を越されてしまいました。このことによりまたタレントたちの評価は下がったことでしょう」(芸能記者)

 ジュリー氏に社長の看板は重すぎる?

フジ・久慈暁子アナは究極のサゲマン? 同棲報道後に成績急落したヤクルト原樹理の惨状

 フジテレビの美人アナで、クジパンこと久慈暁子と、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの原樹理投手との“ほぼ同棲”状態が一部で報じられたのは5月10日のこと。

 共に、仕事の上ではまだ半人前同士とあって、ネット上では「恋愛は自由だけど、今はどちらも本業をもっとがんばった方がいい」といった趣旨の声が大半を占めていたものだ。

 その後、4カ月余が経過して、際だってしまったのが久慈アナのさげまんぶりだ。今季の原は開幕から先発ローテーションに入り、報道された時点では、2勝3敗、防御率4.34とまずまずの成績を残していた。

 ところが、“ほぼ同棲”が報じられて以降、原はKOされることが続き、ようやく3勝目を挙げたのは6月2日。それ以降、原はまったく勝てなくなり、同19日に2軍落ちし、3カ月以上一軍に再昇格できていない。9月21日現在、12試合に登板し、3勝7敗、防御率4.86というズタボロの成績だ。

 原は東洋大学出身で、2015年のドラフト会議でヤクルトから1位指名されプロ入り。即戦力ルーキーとして入団したが、1年目(16年)は2勝8敗、2年目(17年)は3勝11敗と振るわず。それでも、3年目の昨季は6勝(7敗)をマークして、きっかけをつかみ、今季の躍進が大いに期待されていたものだ。

「今季は先発で2ケタ勝利が期待されていて、とても大事なシーズンでしたが、昨季の成績を大きく下回ることになってしまいました。ヤクルトはすでにセ・リーグ最下位が決まっていますが、原は間違いなくA級戦犯の一人。特に久慈アナとの交際が報道された後は1勝4敗で二軍落ちの惨状。これでは、久慈アナは原の足を引っ張っただけで、さげまん女扱いされても致し方ないでしょうね。久慈アナとの交際を快く思っていないヤクルトファンも多いようです」(スポーツ紙記者)

 久慈アナは“プロ野球選手”という肩書きと、年俸4,000万円(推定)の高収入に惹かれて、原との交際をスタートさせたのかもしれないが、アスリートの世界は結果がすべて。成績が振るわなければ、叩かれてしまうリスクがある。

 余計なお世話だが、今後も交際を続けるなら、久慈アナは来季こそ、原がブレークを果たせるよう内助の功を発揮してほしいものだ。

ジャニーズWEST、W杯バレーの副音声&インタビューが「好感持てる」「うれしい」と好評

 9月14日に開幕した『FIVBワールドカップバレーボール2019』(フジテレビ系)の大会スペシャルサポーターを務めているジャニーズWEST。1995年のV6をはじめ、嵐、NEWS、Hey!Say!JUMP、Sexy Zoneが新人時代に同大会を担当してきた。ジャニーズが出演することに対しては嫌悪感を抱く視聴者も少なくないが、今年のジャニーズWESTはバレーファンや、関係者からも評判のようだ。

「フジの『ワールドカップバレー』のサポーターに選ばれたグループは“バレーデビュー組”と呼ばれ、ジャニーズファンにとっても関心の高い一大イベントです。2015年もSexy Zoneの中島健人、佐藤勝利、菊池風磨がスペシャルナビゲーターとして参加したため、新人の輩出はSexy Zoneでストップしています。一方、かつてはコート上でジャニーズグループが歌やダンスで会場を盛り上げるという恒例の流れが盛んに行われていました。しかし、会場に駆けつけたジャニーズファンの中には、パフォーマンスが終わった直後に帰る、または試合中に名前入り団扇を掲げる……といったマナー違反者が悪目立ちしていたとか。それだけに、『ワールドカップバレー』とジャニーズの組み合わせに批判的なバレーファンも少なくなかったんです」(ジャニーズに詳しい記者)

 今回、ジャニーズWESTの抜てきが発表された時も、ネットユーザーの間では「いい加減にジャニーズとセットはやめて。バレーがわかるタレントにサポーターしてほしい」「バレーとジャニーズは関係ないじゃん。もう少しまともに話せる人にして」「バレーの大会って、ジャニーズファンがいるからかギャーギャーうるさくて恥ずかしい。海外のチームにも迷惑だと思う」といった辛口コメントが続出していた。

 そんな中、始まった『ワールドカップバレーボール2019』。地上波の放送は「LIVE!バレチャンWEST」と題し、副音声でジャニーズWESTメンバーが生実況にもチャレンジ。これについて視聴者からは、「正直、あんまりジャニーズ好きじゃないけど、ジャニーズWESTの副音声はポジティブで面白いし、好感持てる」「ジャニーズの副音声がなかったら、相手チームの強さにお通夜状態だった。今までちょっと邪魔だなとか思ってたけど、ジャニーズありがとう」「ジャニーズWESTの副音声、とてもいいと思う。解説もあるし、雑談も入れてて聞きやすい」と好意的な声も上がっている。

「一時的に廃止されていたコート上でのパフォーマンスは、15年のSexy Zoneで復活し、今年のジャニーズWESTも大会テーマソング「Big Shot!!」を歌唱しています。開幕直後、会場にはジャニーズコンサートでお馴染みの派手な手作りうちわを持参したファンの姿があったそうで、テレビにも映ってしまったんです。これには、ジャニーズWESTファンですら『うちわ持って行くなよ』『頑張ってる選手や、全力で応援してるWESTに失礼』と、激怒。ただ、『私の周りでは、WESTファンっぽい方もバレーファンに同化してスティックバルーンで応援してた! みんなマナー良かったと思う』『選手が来てからは誰もうちわ出してない。むしろバルーン持って楽しく応援してた』という声もあり、実際はさほどマナーに反した行為は目撃されていないようです」(同)

 例年通り、バレー×ジャニーズのコラボには一部でネガティブな意見が噴出していたものの、始まってみればバレーファンにも受け入れられている様子のジャニーズWEST。9月19日は日本vs中国戦がオンエアーされ、中間淳太は中継後に生放送のラジオ『ジャニーズWEST 桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送)のスタジオに移動した。

 バレーの番組を見たリスナーから「淳太くんが中国の選手にインタビューしてましたが、何を聞いてたんですか?」と質問が寄せられると、中間は「シュ・テイ選手、インタビューね、英語じゃなかなか答えてくれないんですよ。『中国語やったらいけんちゃうかな?』って言って、行ったらマジでいけて」と報告。中間といえば、台湾人の父と日本人の母を持つハーフで、英語と中国語を習得しているだけに、自身のスキルを生かした取材を思い立ったとか。桐山が「スゲーな」と称えると、

「『日本の選手どう思いますか?』とか、『誰に注目してますか?』っていうの聞きましたね。スゴいね、しっかりと優しい方で。『日本、全員ホントにレベル高くてオールマイティーにできてるんで、スゴいいい試合になると思います』とか。なんかね、日本の選手だけじゃなくて、やっぱ海外の選手もね、温かいよ」

 と、快く対応してくれたシュ・テイ選手に感謝。あらためて、『レコメン!』パーソナリティのオテンキ・のりが「チャレンジ精神がスゴいよね。中国語だったらいけるんじゃないか、っていう……」と中間の姿勢を褒めた時には、「スタッフさんが一番ビックリしてた! 『いけた!』って。無理やったら、(中国の郎平)監督に行こうと思ってたからね」と、自身よりも番組スタッフの方が衝撃を受けていたことを明かした。

 また、バレーを観戦したリスナーからお便りが届くと、のりは「スゴくない? (WESTの)メンバーがいることによってね、いろんな人が注目して見てくれる」と、WEST効果で『ワールドカップ』に興味を持つようになった人も多いのではないかと指摘。桐山は元バレーボール日本代表選手の大林素子や栗原恵に「バレーに興味持ってくれて、逆にうれしい」と言われた場面を振り返り、

「逆に言ったら、俺らは“お邪魔させてもらってる”と思ってるからさ。“すいませんね”っていう気持ちで行ってるけど。『いや、そうじゃなくて、WESTの子が来てくれて、WESTのファンの人も一緒にバレーを応援してくれてる、この姿勢がうれしい!』ってめっちゃ言ってくれるからさ。なんかもう、ありがたいよね」

 と、感慨深げに語った。続けて、中間は「あと、この僕たちの曲(『Big Shot!!』)をね、海外の選手が歌ったりとかしてるの。口ずさんで。ロシアの選手が『Big Shot!!』って言ったりとか。あと今、日本の女子の円陣の最後、『Big Shot!!』になってたりすんねん」と、しみじみ。こうして自分たちの楽曲がバレー界に浸透している状況に対し、中間&桐山は「うれしい」と、喜んでいたのだった。

 フジ系では男子日本代表の最終戦(10月15日)まで生中継を実施する。WESTメンバー、ファンが力を合わせ、最後まで選手に声援を送り続けてほしいものだ。