安倍新内閣、予告された閣僚の不祥事スクープ不発は週刊誌ジャーナリズム終焉の前兆か

「来週あたり週刊誌で何か出ると思いますよ」。9月11日の安倍新内閣発足を受け、テレビ番組でそう口にしたのは政治ジャーナリスト・田崎史郎氏だ。

「3T」と名付けられた武田良太国家公安委員長、竹本直一IT担当相、田中和徳復興相の他、加計学園問題で働きかけを疑われた萩生田光一氏を文科相に、市議との不倫が報じられた今井絵理子氏を参院1期目にかかわらず内閣府政務官に起用。

「まさにブラックジョーク。クビを取れるもんなら取ってみろ、とこちらを挑発しているかのようだ。その自信は『最強』な政権ゆえだろうが、中身は『最凶』『最狂』内閣だ」とは、ある週刊誌デスク。

 ところが週があけ、スキャンダルジャーナリズムの双肩を担う「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)からも鋭いパンチは飛ばなかった。

「『週刊朝日』(朝日新聞出版)がネット記事で武田、竹本両氏の過去のスキャンダルを報じたものの、さらりとかわされました。続く文春、新潮はエース記者を選挙区に投入し、深堀りしたようですが、決め手に欠き、新内閣の記事は多くが小泉進次郎環境相に割かれることに。新聞、テレビが後追いするようなスクープはありませんでした」(政治部記者)

 なぜ不発なのか。「背景にはまず、スキャンダルのハードルが上がったことがあります」と解説するのは前出のデスク。

「第1次安倍政権では事務所費がクローズアップされました。問題を指摘された松岡利勝農水相は自殺まで追い込まれ、続く赤城徳彦農水相は絆創膏を貼っただけで総スカンを食らった。民主党政権では、荒井聡内閣府担当相の女性秘書が、政治資金でキャミソールを買っていたことが少額領収書開示によってバレて、『キャミソール大臣』と揶揄されることに。前原誠司外相は、在日韓国人から献金を受け取っていたことを認め、辞任した。こうした経験を踏まえ、とりわけ大臣候補となる議員事務所は、政治資金の扱いに細心の注意を払っているのです。つまり”表”の情報だけでの追及が難しくなった」

 となると”裏”を探ることになるのだが、もちろん記事化にこぎ着けるのはそう簡単ではない。社会部記者の弁。

「憎らしく思って告発したい人がいても、相手が大臣となると怖気づいて証言してくれませんからね。ようやく話しても『実名告白』でないとインパクトがない。文書や録音といった”ブツ”は不可欠となった」

 あげくに近年、政治家はすぐに名誉棄損裁判で訴えるようになった。昨年、文春が証拠文書を示した上で片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑で追及したものの、片山氏は文春を1100万円の損害賠償を求めて提訴したことは、記憶に新しい。片山氏はこの開き直り戦術で見事に逃げ切っている。

「週刊誌の売上は年々右肩下がりですしね。カネと労力をかけて記事にしたあげく、売れないわ、裁判をおこされるわ、ではスキャンダル取材から撤退するのもやむを得ません。実際、2015年に『週刊ポスト』(小学館)が、高市早苗総務相の実弟が『不透明融資』に関わったとする記事を掲載すると、実弟から民事、刑事で告訴され、三井直也編集長は就任わずか1年で交代させられています」(前出・デスク)

 こうしてポストや「週刊現代」(講談社)、さらに文春のスクープ記者だった森下香枝氏率いる『週刊朝日』ですら、病気や相続を特集する”老人向け雑誌”と化しているのが現状だ。

 さらに身も蓋もないのだが、読者がそもそもスキャンダルを求めていないという風潮もある。
「あれはショックだった」とデスク氏が語るのは、9月5日発売の文春が、お笑いコンビ・EXITの犯罪歴を報道した際、世論の矛先が文春に向いたことだった。

「吉本興業の闇営業問題の流れで、意義あるスクープのはずなのに、『がんばっている人の足をなぜ引っ張るのか』と批判されたのです。ファクトに基づいて報じてこの反応ではやってられませんよ。文春はあわてて長文の反論をホームページに掲載しましたが、これまでのやり方では通用しないということ。過去をほじくり返すことに世論が冷たくなったのです。”文春砲”を率いた新谷学・前編集長ですら、今や『われわれはクビを取るために報じているわけではない』と綺麗ごとを言ってますからね(苦笑)」

 それでも権力監視には週刊誌の存在価値は十分にある。ここは歯を食いしばって、疑惑追及をしてほしいものである。

安倍新内閣、予告された閣僚の不祥事スクープ不発は週刊誌ジャーナリズム終焉の前兆か

「来週あたり週刊誌で何か出ると思いますよ」。9月11日の安倍新内閣発足を受け、テレビ番組でそう口にしたのは政治ジャーナリスト・田崎史郎氏だ。

「3T」と名付けられた武田良太国家公安委員長、竹本直一IT担当相、田中和徳復興相の他、加計学園問題で働きかけを疑われた萩生田光一氏を文科相に、市議との不倫が報じられた今井絵理子氏を参院1期目にかかわらず内閣府政務官に起用。

「まさにブラックジョーク。クビを取れるもんなら取ってみろ、とこちらを挑発しているかのようだ。その自信は『最強』な政権ゆえだろうが、中身は『最凶』『最狂』内閣だ」とは、ある週刊誌デスク。

 ところが週があけ、スキャンダルジャーナリズムの双肩を担う「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)からも鋭いパンチは飛ばなかった。

「『週刊朝日』(朝日新聞出版)がネット記事で武田、竹本両氏の過去のスキャンダルを報じたものの、さらりとかわされました。続く文春、新潮はエース記者を選挙区に投入し、深堀りしたようですが、決め手に欠き、新内閣の記事は多くが小泉進次郎環境相に割かれることに。新聞、テレビが後追いするようなスクープはありませんでした」(政治部記者)

 なぜ不発なのか。「背景にはまず、スキャンダルのハードルが上がったことがあります」と解説するのは前出のデスク。

「第1次安倍政権では事務所費がクローズアップされました。問題を指摘された松岡利勝農水相は自殺まで追い込まれ、続く赤城徳彦農水相は絆創膏を貼っただけで総スカンを食らった。民主党政権では、荒井聡内閣府担当相の女性秘書が、政治資金でキャミソールを買っていたことが少額領収書開示によってバレて、『キャミソール大臣』と揶揄されることに。前原誠司外相は、在日韓国人から献金を受け取っていたことを認め、辞任した。こうした経験を踏まえ、とりわけ大臣候補となる議員事務所は、政治資金の扱いに細心の注意を払っているのです。つまり”表”の情報だけでの追及が難しくなった」

 となると”裏”を探ることになるのだが、もちろん記事化にこぎ着けるのはそう簡単ではない。社会部記者の弁。

「憎らしく思って告発したい人がいても、相手が大臣となると怖気づいて証言してくれませんからね。ようやく話しても『実名告白』でないとインパクトがない。文書や録音といった”ブツ”は不可欠となった」

 あげくに近年、政治家はすぐに名誉棄損裁判で訴えるようになった。昨年、文春が証拠文書を示した上で片山さつき地方創生担当相の口利き疑惑で追及したものの、片山氏は文春を1100万円の損害賠償を求めて提訴したことは、記憶に新しい。片山氏はこの開き直り戦術で見事に逃げ切っている。

「週刊誌の売上は年々右肩下がりですしね。カネと労力をかけて記事にしたあげく、売れないわ、裁判をおこされるわ、ではスキャンダル取材から撤退するのもやむを得ません。実際、2015年に『週刊ポスト』(小学館)が、高市早苗総務相の実弟が『不透明融資』に関わったとする記事を掲載すると、実弟から民事、刑事で告訴され、三井直也編集長は就任わずか1年で交代させられています」(前出・デスク)

 こうしてポストや「週刊現代」(講談社)、さらに文春のスクープ記者だった森下香枝氏率いる『週刊朝日』ですら、病気や相続を特集する”老人向け雑誌”と化しているのが現状だ。

 さらに身も蓋もないのだが、読者がそもそもスキャンダルを求めていないという風潮もある。
「あれはショックだった」とデスク氏が語るのは、9月5日発売の文春が、お笑いコンビ・EXITの犯罪歴を報道した際、世論の矛先が文春に向いたことだった。

「吉本興業の闇営業問題の流れで、意義あるスクープのはずなのに、『がんばっている人の足をなぜ引っ張るのか』と批判されたのです。ファクトに基づいて報じてこの反応ではやってられませんよ。文春はあわてて長文の反論をホームページに掲載しましたが、これまでのやり方では通用しないということ。過去をほじくり返すことに世論が冷たくなったのです。”文春砲”を率いた新谷学・前編集長ですら、今や『われわれはクビを取るために報じているわけではない』と綺麗ごとを言ってますからね(苦笑)」

 それでも権力監視には週刊誌の存在価値は十分にある。ここは歯を食いしばって、疑惑追及をしてほしいものである。

嵐・二宮和也、伊藤綾子との”3億円マンション同棲”にファンが「金返せ」大合唱!

 ファンの阿鼻叫喚は耳に届いているだろうか。

 9月17日発売の「女性自身」(光文社)が、嵐・二宮和也と元フリーアナウンサー・伊藤綾子の“結婚秒読み生活”を報じた。

「記事によれば、二宮は高級住宅街にあるマンションを約3億円で購入し、伊藤とともに移り住んだといいます。親ジャニーズ誌として知られる『女性自身』が報じたのは、嵐が活動休止に入る2021年に、伊藤と結婚するのを事務所も容認しているということ。マンション購入をツアー終了まで待てなかったのは、増税前を意識しての決断だったと思われます。芸能人はローンを組みにくいとされているため、二宮もキャッシュで購入したのかもしれない。そう考えれば堅実ですね」(芸能ライター)

 しかし、これまで伊藤はたびたび二宮との交際を匂わせていたため、二宮ファンからの嫌われぶりは半端ない。

 しかも今回、同誌に掲載された該当マンションから出てくる伊藤がかぶっていたキャップが二宮とお揃いのものだったことで、ネット上は大荒れ。「その3億円のマンションのうち1,500万円くらいは私の金だわ」「マジで担やめる。お金返してくれ」「こうやってファンが貢いだ金が使われるのね」「私の金が綾子の高級エステに消えるとか我慢ならない」と、その怨念たるやすさまじいばかりだ。

「他の嵐メンバーも、おそらくは交際している女性がいることは、ファンもわかっている。しかし、4人は活動休止するまでは隠し通そうとしているように見えるのに対し、二宮はもはや堂々と開き直っている。そのことに対して、『なんでお前はできないの!』とイライラさせられているようです」(女性誌ライター)

 二宮も嵐として2020年いっぱいまで全国ツアーを回り、出来る限り多くのファンに感謝の思いを伝えようとしているだろうが、果たして、それまでファンはついてきてくれるだろうか。

テレビ朝日が苦肉の策!? 人気女子アナの相次ぐ退社で、“干され女子アナ”が大活躍の窮状

 ここ最近、テレビ朝日の番組を見て、ある不思議な現象が起きていることに、お気づきの視聴者も多いだろう。決して、新人でも若手でもない、なじみの薄い女子アナが大活躍しているのだ。

 具体的にいえば、番組プロデューサーからセクハラ被害を受けて話題になった森葉子アナをはじめ、久保田直子アナ、山本雪乃アナといったところだ。キャリア的には森アナは10年目、久保田アナは15年目、山本アナは6年目で、本来なら、重要な番組をまかされていてもいい立場だ。

「テレ朝では今春、エース格の宇賀なつみアナ、小川彩佳アナが相次いで退社。ベテランの下平さやかアナはやめてはいませんが、夫でプロ野球選手の長野久義が広島東洋カープに移籍したことに伴い、生活拠点を広島に移したため、フルタイム勤務が不可能になりました。新人を採用しても、追いつかない現状なんです。こうなってくると、これまで干され気味だった女子アナを引っ張り出してくるしか手段がないんです。フリーアナを使えば、余計な経費がかかってしまいますから」(テレビ局関係者)

 森アナはかつて、青山愛アナ(2017年退社)らとともに、若手女子アナユニット「ゴーちゃん。GIRLS」として活動していた時期もありましたが、人気は出ず。これといった仕事は、一度打ち切りになって、レギュラーに復活した『ナニコレ珍百景』のアシスタントを継続して務めているくらいなもの。最も注目を集めたのは、私生活でオカダ・カズチカ(新日本プロレス)との交際がスクープされたとき。近年では、ほとんど閑職に追いやられていたが、今春より、看板報道番組『報道ステーション』のフィールドキャスターに起用され、全国各地の事件、災害現場を飛び回るようになり、突如顔が知られるようになった。

 ベテランの域に入った久保田アナは『やじうまプラス』『スーパーモーニング』『やじうまテレビ!』『ワイド!スクランブル』などを担当してきたが、なかなかブレークできず。ところが、昨年4月から『マツコ&有吉 かりそめ天国』の進行役に起用され、マツコ・デラックスや有吉弘行にいじられるようになり、バラエティに開眼。同番組は10月から金曜ゴールデン帯に昇格が決まったが、15年目にして、ゴールデンでの初レギュラーとなる。

 山本アナは入社直後、1年目では初めて、『熱闘甲子園』の司会に抜擢されたが、その後伸び悩み。『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』の進行や『羽鳥慎一モーニングショー』のコーナーキャスターなどを担当しているが、これらに加え、最近では『サンデーLIVE!!』も担当するなど露出が増えてきた。

「この3人に共通するのは、地味で華がない。みんなショートカットで、中性的な要素が強く、男性からの支持が得られにくい。アナウンサーとしての技量はともかく、局側も売り出そうとはしたんでしょうけど、結局人気が出ないので、干されてしまったのが実情でしょう。局内事情でここにきて活躍していますが、今さらブレークするのは難しいでしょうね」(女子アナウオッチャー)

 同局では、かつて人気ナンバー1だった竹内由恵アナが9月いっぱいで『報ステ』を卒業し、退社する。またまた人気女子アナがやめることで、この3人とは別の“干され女子アナ”が、タンスの中から引っ張り出されるかもしれない。

 

『おぎやはぎの「ブス」テレビ』に考える、「不美人」があざけられることのおかしさ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「ムカつくかもしれないけど、考え方としては正しいよ」おぎやはぎ
『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(Abema TV、9月9日)

 テレビ朝日は、ブスネタが好きなのだろうか。

 『お願い!ランキング』(テレビ朝日系)には、「自称美人」のタレントを、メイプル超合金のカズレーザーと相席スタートの山崎ケイが「美人かブスか」をジャッジするコーナーがある。美貌でカネが稼げるレベルだと判断されたからこそ芸能人になれるわけで、常識で言えば、美人に決まっている。しかし、カズレーザーの判定は、たいてい「ブス」である。

 その理由は、「タレントとしてオリジナリティーがない」というように、内面について触れたものが多い。タレントとしての欠陥が、なぜ容姿を貶める「ブス」という言葉に変換されるのか私には理解できないが、「ブス」と言われて全力でがっかりする女性タレントと、スタジオから巻き起こる笑い声というのは、テレビ映えすると、テレビ朝日は考えているのか。

 サイバーエージェントとテレビ朝日が出資して設立されたインターネットテレビ局Abema TV。テレビ朝日と関係のあるここも、ブスがお好きなようである。『おぎやはぎの「ブス」テレビ』では、芸人おぎやはぎと、芸人や舞台女優など「自称ブス」が集ってトークをする。9日放送回では、「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」というタイトルで、「出演者がヌード企画を持ちかけられたら、脱ぐのか脱がないのか、脱ぐならいくらになるのか」を隠し撮りしていた。おぎやはぎは、脱ぐことを躊躇したり、3万円という値段を掲げたブスを安価だと笑い、一方で「脱ぐことでいろいろなリスクを背負うかもしれないから、60歳くらいまでの生活費として1億欲しい」と言ったブスには、「ムカつくかもしれないけど、考え方としては正しいよ」とブスを笑う。安くても高くても、笑う。結局、ただ単にブスを笑いたいだけではないだろうか。

 美しさは生まれつきの部分が大きいことから考えると、才能の一つと見ていいだろう。天賦の才が与えられたという意味では、美人もオリンピック選手も一緒である。

 しかし、美人とオリンピック選手が決定的に違う部分もある。例えば、オリンピックに出られないが、マラソンを趣味として楽しんでいる人や、「マラソンなんてとんでもない、大の苦手だ」という人がいたとしても、その人が「おまえなんて、オリンピックに出られないくせに」と日常生活でそしられたり、笑われることは、まずないだろう。

 しかし、美については、それでお金を稼ぐレベルでない人や、不美人が、才能がないとして笑われてあざけられるという、「逆オリンピック」――才能がないことをジャッジされる大会が堂々と開催されるのである。『「ブス」テレビ』は、その代表例と言っていいだろう。

 なぜスポーツに関しては、優秀な人だけが称えられるのに、女性の美醜問題では、「逆オリンピック」が開催されるか。それは、ブスをあざける人が、自分のポジションをどう自覚しているのかの問題ではないだろうか。

 オリンピックに、「自分は出られる」もしくは「出る権利がある」と信じている人は稀だろう。オリンピックを見る際に、「自分にはできないことを、できるなんてすごい」という敬意を持ちながら見る人もいるはずだ。力関係を端的に表すと、「アスリート>自分」なのである。

 しかし、女性の美醜問題では「自分はいろいろ言っていい」「ジャッジする権利がある」と信じて疑わない人が多いのではないだろうか。

 世の中には、正当な理由から「女性の容姿をジャッジする権利がある」人というのは、存在する。例えば、女性アイドルオーディションの審査員はダメ出しする権利がある。また、Amazonプライムビデオで配信されている『バチェラー・ジャパン』のように、1人の男性を複数の女性が取り合っている場合も、バチェラーが「女性の容姿をジャッジする権利がある」状態に陥りやすい。

 「審査員>アイドル志望の女性」「バチェラー>女性参加者」という力関係に疑問を覚える人もいるだろうが、それでオーディションに合格したり、女性側がバチェラーに「選ばれる」ことにメリットがあると感じているのなら、win-winだろう。

 厄介なのは、「女性側にメリットもないのに、女性の容姿をジャッジする権利がある」と思い込んでいる人、つまり、「自分>女性」と信じて疑わない人ではないだろうか。自分が女性より立場が「上」と信じる人にとって、『「ブス」テレビ』のような「逆オリンピック」は、自分の気持ちを代弁してくれる気持ちよさ、弱い者いじめのような面白さがあるのだと思う。

 『「ブス」テレビ』は、「ブスはいくらで脱いじゃうのか?」で、さんざん「ブス」をコケにしたわけだが、バランスを取ろうと思ったのか、番組後半で「ブスだけどこの男はちょろかった!」いうテーマのコーナーを放送していた。「ブス」たちが簡単にヤれたオトコの特徴を話すという内容だ。アクティブにセックスを楽しむという「明るい面」を伝えているのだから、この番組は「ブス」を貶めていませんよ……そんなエクスキューズだったのかもしれないが、もしそうなら、それこそが「自分>女性」と信じる人たちの、典型的な発想ではないだろうか。というのも、この企画には、「ブスはモテないから、男にセックスしてもらえない」という制作側の思い込みを私は感じるのだ。しかし、セックスは「してもらう」ものではない。故にブスがセックスをすることは、不思議なことでも、すごいことでもないのである。

 『「ブス」テレビ』の公式HPには、「世の中『ブス』の方が多数派でしょ!」と書かれている。確かに、美貌でお金を稼げるレベルの女性以外を「ブス」とするなら、この言い分は正しい。しかし、決定的に欠けている視点がある。男性とてカオで商売できる人はほとんどいないわけだから、男女はイーブンなはずだ。にもかかわらず、女性だけをしつこく「ブス」と言うのは、「オトコは顔じゃないけれど、オンナは顔」という思い込みが存在するからで、美醜の問題ではなく、根っこにあるのは男女差別ではないだろうか。

 人が多数いれば、どうしても序列は生まれるので、ブスやブサイクと言われる男女が生まれてしまう。それ自体は「数学で赤点取った」「徒競走でビリだった」ことと同じで、特に深い意味はないだろう。しかし、ブサイクに比べ、ブスという特徴だけが、人格否定にも似た強さで、責められるのはどうしてなのだろう。表面的にブスの味方をするよりも、「なぜそんなにブスを責めるのか」を討論する番組を、Abema TVは作ってくれないだろうか。きっと「嫌いだから」の一言で終わってしまうと思うけど。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

香港デモで「人間の鎖」を作る女子中高生に、中年男性が局部露出で対抗!

「逃亡犯条例」の改正反対に端を発する香港のデモで9日、200校近い中学・高校の生徒や卒業生が「人間の鎖」を作り、警察による暴力に対して抗議の意思を示した。一方、それに異を唱える親中派による抗議活動も激化している。ただし、中には違った意味で“過激”な抗議活動に走る中国人もいるようだ。

「SETN三立新聞網」(9月13日付)によると、中国人と思われる中年男性が「人間の鎖」を作っている女子中高生の前で男性器を露出させるという事件が起きた。とあるFacebookユーザーの投稿によると、「中国を熱愛する男性が生徒たちによる人間の鎖を破壊するため、わざと女子の前で男性器を露出させ、散り散りにしようとした」。通行人に阻止されたものの逃走し、9時間後に警察に逮捕された。当初、警察は男を捕らえる気がまったくなかったが、事件の模様がネット上に投稿され、各メディアに取り上げられたことでようやく重い腰を上げたという。つまりは、これも「愛国無罪」ということだろうか?

 ネット上での反響は大きく、「下品すぎる」「気持ち悪いウィニー(くまのプーさん、習近平国家主席を指す)信者」など、男への非難が殺到。中には「中華の伝統的優良文化のひとつ」と皮肉る者もいた。また、「香港警察は見れば見るほど目障りでひどくなっている」「香港警察はやるべきことをせず、やるべきでないことをする。ジャッキー・チェンの演技が、それを体現している。『警察故事(ポリス・ストーリー)』シリーズは、すべてウソっぱち。香港警察は中共(中国共産党)の悪行の共犯構造に組み込まれている」といった警察やジャッキー批判にまで発展している。

 デモを撃退するつもりで男性が取った行動は、皮肉なことに火に油を注ぐ結果となってしまったようだ。また、香港デモに抵抗を示し、中国のネット上で英雄視されるに至った人物も少なくないが、今までのところ、この男性にはいかなる栄誉も与えられていない。

 今回の事件では女子中高生への直接の危害はなかったが、今後も「愛国無罪」を盾にやりたい放題をするハレンチ中国人が、デモ現場で横行することになりかねない。

(文=中山介石)

関ジャニ∞むちゃくちゃな日程の47都道府県ツアーは、解散に向けて完全燃焼か

 9月末に錦戸亮が正式脱退し、すでに「5人」となっている新生関ジャニ∞だが、 11月から来年4月末にかけて行う47都道府県ツアー「UPd8」(アップデート)の日程があまりに斬新すぎる、とファンを心配させている。

 47都道府県ツアー「UPd8」は、前代未聞の超過密スケジュールになることが発表になった。11月の大阪松竹座公演を皮切りに、4月の沖縄公演まで計36日間で47都道府県を巡るため、隣県への移動をともなう1日2公演を行う日が計11回もあるのだ。

 たとえば11月20日は、13時から熊本・荒尾総合文化センターで昼公演をし、18時には福岡・大牟田文化会館で夜公演がはじまる。他の日も、滋賀→京都、和歌山→兵庫、香川→徳島、栃木→群馬、などなど、強行突破のスケジュールが組まれている。

 基本的には車移動の予定だが、ヘリを使うこともありえるという。しかし機材やセットの移動と設置は間に合うのか、夜公演のリハーサルが十分に出来ないのではないか、等々、懸念事項は尽きず、何よりメンバーの体を気遣うファンの声は大きい。

 ツアー期間中も、メンバーそれぞれがレギュラー番組収録などの仕事をこなしながら並走することになる。とくに安田章大は、主演舞台「忘れてもらえないの歌」の上演期間と重なり、合間を縫ったスケジューリングになりそうだ。

 そもそも関ジャニは9月3日に15周年アニバーサリー全国ツアー「十五祭」を終えたばかりで、2カ月も間が空いていない。さらに、今回の会場は1000~2000人程度のキャパシティであるため、チケット争奪戦は必至。

 これには、ファンからも「急に決定したから大きな会場は空いてなかったのかな?」「こんなに無茶なスケジュールを組んでまでツアーやる必要はどこにあったんだろう」「メンバーの体調が心配。無事に完走してもあとでガタがきそう」などと疑問の声が続出している。

関ジャニ∞の“解散疑惑”
 錦戸亮が関ジャ二∞を脱退することは、今年3月に決定していたという。同月、「週刊文春」(文藝春秋)は錦戸の脱退・退所についてすっぱ抜き報じていた。これを追撃するように「週刊女性」(主婦と生活社)は、大倉忠義も脱退を希望していると報道。実際、解散という選択肢もメンバーたちの間では出たようだ。

 それでも錦戸脱退のタイミングで解散とはならず、残る5人での関ジャニ継続を決断。ただ、やはりメンバーたちが40代をこえてもアイドルグループとして活動していくのかは微妙なところだろう。

 9月19日発売の「週刊文春」によれば、これまではグループ存続派であった村上信五まで、事務所幹部に「関ジャニ解散」を打診したという。だが事務所幹部は「関係各所への調整のためにあと5年はかかる」と返答。これを真に受けるならば、むしろ今後5年間は関ジャニの解散はないということになるが、SMAPがわずか一年で崩壊したことを思えば、調整に5年もかかるなど方便に過ぎないだろう。

 さらに言えば、嵐でさえ活動休止の確定・発表から2年あまりで休止期間に突入できる。関ジャニだけ「あと5年」は、ありえない。

 一部ファンの間では、今回の強引なスケジュールのツアーは、全国のファンへの餞ではないかと推測する向きもある。

嵐のツアー発表→活動休止がトラウマに…
 2年後に活動休止を控えた嵐は現在、全国ツアー「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」の真っ最中。昨年12月に行われた東京ドーム会場で前代未聞の“32公演追加”が発表されたことによって、同ツアーは全50公演、総動員数237万5000人という国内史上最大規模のツアーとなっている。

 嵐のツアーはチケット倍率の異常な高さが有名で、ファンクラブ会員であっても落選するのは当たり前。そのため、大量の追加公演開催はファンを大いに沸かせた。

 しかし、嵐はこの発表直後の1月に活動休止を発表。発表会見では、メンバーから追加公演決定についての言及があり、松本潤は「これだけの本数をやらせていただくことになったのは、それ(活動休止)も理由のひとつ。毎年見られないファンの方がたくさんいるという現状がありましたので、20周年というお祝いの年をなるべく多くの方に見ていただきたかった」と、その経緯を述べていた。

 活動休止に入るまでの2年間、国民的アイドルの嵐は各メディアで過去最大級の“特需”となっている。嵐の過密スケジュールも相当なものだろうが、このツアーは嵐を長らく支えてきてくれたファンに最後の“恩返し”でもある。

 関ジャニのツアー強行についても、その“裏側”には何かしらの意図や事情が見え隠れする。見方によっては、解散前の完全燃焼のようにも見えるからだ。

 渋谷すばるは脱退発表後すぐに関ジャニの活動をしなくなり、錦戸亮も同様だ。お別れも言えないまま、ファンは彼らが関ジャニから去るという唐突な報告を受け入れるしかなかった。もし関ジャニというグループ自体の存続にも揺らぎがあるのなら、そのときこそはファンに心の準備をする猶予期間を与えてあげてほしい。

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Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、「僕は生きてます!」と『めざまし』三宅アナに反論したワケ

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、9月19日に放送された。

 この日の「伊野尾ピクチャー」では、伊野尾が傘をさしながら、遠くにそびえ立つ東京スカイツリーと一緒に撮影した写真を公開。とあるロケを行っていたそうだが、この日の天候について「まあ~雨でしたね」とぼやく伊野尾。しかし、「僕が着いた瞬間、ちょっと雨やんだんですよ! 『やっぱりすごいな、伊野尾くん』ってなったんですけど」と褒められたそうで、自慢げな表情を見せる。

 しかし、しばらくたつとまた雨が降り始めてしまい、スタッフから「普通の人だな」と言われてしまったそう。しょんぼりする伊野尾に、三宅正治アナウンサーは「基本、雨男だもんね!」とツッコミを入れ、伊野尾は慌てたように、「そんなことないですよ! 僕は日々、生きてますから!」と意味不明な反論をしていた。

 その後放送された「イノ調」では、短期間で効率的にトレーニングできる「進化形フィットネス」を、伊野尾が調査。これまでもたびたび、「運動神経があまりよくない」「運動が得意じゃない」などと主張していた伊野尾だが、この日は女性向けフィットネスに挑戦することに。

 水中でフィットネスバイクを漕ぐトレーニングでは、専用のバイクをプールの中に沈めるとのことで、それを聞いてテンションが上がる伊野尾。「フゥー!」と叫んでプールに飛び込み、意気揚々とトレーニングを始めたものの、わずか3分で「ああ~!」という悲鳴とともにダウン。

 続いて、暗闇の中で行う「ビートドラムダイエット」では、伊野尾が両手に光るドラムスティックを持ち、再び「フゥー!」とノリノリに。しかし、こちらも5分後には「これもうダメだ……」と、疲れ果てた伊野尾の姿が。その後、ゴムチューブを使ったフィットネスにも挑戦したが、あまりのキツさについていけず。始終よろよろとした状態でエクササイズをしていた上に、「これめっちゃキツい……」と弱音を吐くばかりの伊野尾だった。

 この日の放送に視聴者からは、「伊野尾くんのあの苦しそうな表情が何とも言えない(笑)」「勢いよく初めてもすぐギブアップしちゃう、まるで小学生のようだわ」「普段運動しない人には、どれもキツそうだ……! よく頑張ったと思うよ、伊野尾くん!」という声が寄せられていた。
(福田マリ)

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、「僕は生きてます!」と『めざまし』三宅アナに反論したワケ

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、9月19日に放送された。

 この日の「伊野尾ピクチャー」では、伊野尾が傘をさしながら、遠くにそびえ立つ東京スカイツリーと一緒に撮影した写真を公開。とあるロケを行っていたそうだが、この日の天候について「まあ~雨でしたね」とぼやく伊野尾。しかし、「僕が着いた瞬間、ちょっと雨やんだんですよ! 『やっぱりすごいな、伊野尾くん』ってなったんですけど」と褒められたそうで、自慢げな表情を見せる。

 しかし、しばらくたつとまた雨が降り始めてしまい、スタッフから「普通の人だな」と言われてしまったそう。しょんぼりする伊野尾に、三宅正治アナウンサーは「基本、雨男だもんね!」とツッコミを入れ、伊野尾は慌てたように、「そんなことないですよ! 僕は日々、生きてますから!」と意味不明な反論をしていた。

 その後放送された「イノ調」では、短期間で効率的にトレーニングできる「進化形フィットネス」を、伊野尾が調査。これまでもたびたび、「運動神経があまりよくない」「運動が得意じゃない」などと主張していた伊野尾だが、この日は女性向けフィットネスに挑戦することに。

 水中でフィットネスバイクを漕ぐトレーニングでは、専用のバイクをプールの中に沈めるとのことで、それを聞いてテンションが上がる伊野尾。「フゥー!」と叫んでプールに飛び込み、意気揚々とトレーニングを始めたものの、わずか3分で「ああ~!」という悲鳴とともにダウン。

 続いて、暗闇の中で行う「ビートドラムダイエット」では、伊野尾が両手に光るドラムスティックを持ち、再び「フゥー!」とノリノリに。しかし、こちらも5分後には「これもうダメだ……」と、疲れ果てた伊野尾の姿が。その後、ゴムチューブを使ったフィットネスにも挑戦したが、あまりのキツさについていけず。始終よろよろとした状態でエクササイズをしていた上に、「これめっちゃキツい……」と弱音を吐くばかりの伊野尾だった。

 この日の放送に視聴者からは、「伊野尾くんのあの苦しそうな表情が何とも言えない(笑)」「勢いよく初めてもすぐギブアップしちゃう、まるで小学生のようだわ」「普段運動しない人には、どれもキツそうだ……! よく頑張ったと思うよ、伊野尾くん!」という声が寄せられていた。
(福田マリ)

ロンブー田村淳が相方不在で迷走? 風俗嬢アイドルのプロデュースに「妻子がかわいそう」の声

 相方不在で迷走してしまったのだろうか。

 9月17日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が都内で「明日抱けるアイドル 道玄坂69 爆誕デビューライブ」に登場した。

 道玄坂69は、BSスカパー!で放送中のバラエティー『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』にて選ばれた18~21歳の現役風俗嬢4人で活動するアイドルグループだという。

「『歌って踊れる正統派アイドル』を目指しつつ、風俗嬢として店舗で予約すれば『明日抱きにいける』という前代未聞のコンセプト。デビューライブの会場には250人のファンが集結し、チケットは“690円”で即完売だったといいます。グループのプロデューサーを務める淳は、『いろいろなアイドルが出尽くしたなか、ライブの次の日にヌケるというアイドルの最終形態ですよ』とPR。吉本坂46よりも魅力があると語り、『NHKさんが(紅白に)呼んでくれるなら、こちらから拒否する理由はまったくない』と胸を張りました」(芸能ライター)

 しかし、ネット上では、女性たちを中心に大ブーイングの嵐。「うわー、ひくわ」「亮がいないせい?」「淳ってやっぱゲスいな」「こんなアイドルがいる日本はイヤ」「普通のアイドルがかわいそう」「知名度のある妻子ありの芸人がやる事ではないよ」「妻子がかわいそう」と拒否反応を示すコメントがズラリと並んでいる。

『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』といえば、16年の同番組に元AKB48の永尾まりやがゲスト出演した際、番組の途中で退席する“事件”も起きている。

「この回のテーマは『地上波では扱えない商品を通販番組』。番組の趣旨を聞かされていなかいという永尾に、淳は男性器を覆う『ペニストッキング』を紹介しながら、『永尾はどんなアダルトグッズが好き?』『アダルトグッズといえば何を頭に浮かべる?』とセクハラ口撃。その後も男性器の模型を触らせて、『慣れてるね』とイジったり、あげくにはスタッフの性器を直に見させて、『永尾、見た?』としつこく聞いては、渋々『見ました…』と答える永尾のリアクションを楽しんでいました。しかし、次の商品が紹介される直前に姿が消し、出演NGになったことが報告されています」(週刊誌記者)

 慶応義塾大学の大学院生として「死」について学んでいるという淳だが、本当にやりたかったのは「シモ」だった?