もう飽きられた? 宇垣美里の「ナメられたくない理由」が女性たちからフルボッコ状態に

 今年3月にTBSを退社した宇垣美里に対する世間の反応が、悪いほうに変わってきているようだ。

 局アナ時代は“闇発言”が話題となり、フリー転身後も発言の面白さからイベントに引っ張りだこ。その言動が逐一ネット上で取り上げられていたものだった。

 自身のコラムでは「怒りと絶望が原動力」と語り、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にゲスト出演した際には「ナメられたくない」と発言するなど、常に尖っている印象の宇垣だが、9月10日発売の『週刊SPA!』(扶桑社)では、その理由について言及している。

「宇垣はその真意を『ナメられたくないというより、甘やかされて生きたくない』と説明。童顔ということもあり、『いいよ、座っていて』と必要以上に優しくされたり、『早く結婚していい感じのお嫁さんになりそうだね』と言われたりしてきたそうで、彼女はそういう接し方をされたくないとの思いから『ナメられたくない』という言葉に繫がったと語っています」(芸能ライター)

 しかし、女性が多く集まるネット掲示板では「くだらね」「なんかこの人めんどくさい」「アナウンサーらしい仕事をすればナメめられないんだよなぁ」とフルボッコ状態に。「早く結婚していい感じのお嫁さんになりそうだね」と言われたことについても、「ただの社交辞令で、それは別にナメられてるとか、甘やかされてるとかじゃないと思う」との呆れ声も聞かれる。

「宇垣が注目され始めた当初は、『マイメロ論』をはじめとした飾らない言葉が多くの女性たちの共感を呼びました。しかし、宇垣の発言があまりにも強気一辺倒のため、飽きられたのを通り越して鼻につき始めた人が増えてきているのは事実。ナメられたくないわりに、グラビア仕事が中心で女を武器に仕事していることも、アンチを増殖させる要素となっています。こうした女性からの好感度が急激に下がっているとの情報は、当然、広告代理店やテレビ関係者の耳に入っている。テレビのレギュラー番組が決まらないのも、それが大きな理由では」(テレビ局関係者)

 何に対してバリアを張っているのかわからないが、強気な言動は程々にしておいたほうが良さそうだ。

バナナマン設楽統はやらせ番組の請負人? TBS以外のMC担当番組でも「やらせ疑惑」が噴出

 “あってはならない演出”は何回目?

 9月11日、TBSがバラエティ番組『クレイジージャーニー』の放送休止を発表した。

「TBSによると、やらせが発覚したのは爬虫類ハンター・加藤英明氏がメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行した企画。スタッフがあらかじめ準備していたものをあたかもその場で発見したかのように放送したとのこと。加藤氏にはそのことは知らされていなかったと説明していますが、多くの視聴者は納得していない。加藤氏の掘った穴に都合よく生物を入れておいたり、加藤氏が探しそうな場所にあらかじめ仕込んでおくことなど、本人に気付かれずにできるとは思えませんからね。そのため、加藤氏への同情論はほぼゼロの状況です」(テレビ誌ライター)

 一方、世間からは同番組でMCの一角を担っていたバナナマン・設楽統への同情論が沸き起こっている。

「設楽といえば、つい先日、同じくMCを務めていた『消えた天才』に悪質なやらせがあったことをTBSが謝罪。現在、番組は放送休止となっています。『クレイジージャーニー』も今後打ち切りが濃厚ですから、一気にレギュラーMC番組が2本も飛んでしまう可能性が高い」(前出・ライター)

 また、設楽は2016年にMCを務めたTBS系バラエティ番組『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』でも出演者の投稿により、CG加工で実際の収録と大きくかけ離れた内容で放送していたことが発覚。その後、BPOから『放送倫理違反』との決定が下されその年に番組は打ち切りになっている。

「設楽本人はまったく悪くないのに3回もやらせで番組が終了となれば、TBSは設楽に対してゴールデン帯の番組MCを用意するくらいのお詫びが必要でしょう」(スポーツ紙記者)

 そんな設楽がMCを務める『YOUは何しに日本へ』(テレビ東京系)、『沸騰ワード10』(日本テレビ系)についても、世間からは「やらせではないか」との疑惑の目を向けられている。このままでは設楽に「やらせ番組請負人」の不名誉なイメージが定着してしまいそうだ。

Matt、「一生関わってこないで」美形男性モデルとの仲を詮索されて不自然なまでに激怒の謎

 タレントのMattが10日、自身のインスタグラムを更新した。

  Mattはこの日、ストーリーズに「週刊誌の人から事務所に電話きた。誰がリークしてどんな写真撮ったかしらないけどMattとマフィンのことで記事書くとか写真撮ったとか。付き合ってるとか仕事をこれから2人でやるとかインスタの写真使うとかくだらないお話してたわ。だから何?って感じ。そんなネタしか無いわけ?あなたたち 言っとくけど事実は1つしかないからあなたたちがどう書こうと何も怖くないわ(中略)一生関わってこないでくれる?」と、メッセージを投稿した。

 Mattは、友人のドイツ人男性モデル・マフィンとの関係について週刊誌記者から電話があったことを明かし、その内容に怒りをあらわにした格好だ。これに対し、ファンからは「Mattくんのプライベートは知らないけど正直どうでもいいです!頑張って!」「Mattくんはっきり言えて、自分を持っていてかっこいい!応援しています!」「Matt頑張れ!負けるな~!」といった励ましのメッセージを寄せている。Mattはそうしたメッセージに『ありがとうございます!がんばります!』と応えていた。

「マフィンは現在21歳で、日本語も含めて3ヶ国語を操り、美容系のYouTuberとしても活躍する美形モデルです。Mattのインスタグラムにも以前から登場し、お互いに美意識が高いことで意気投合したことを明かしていました。週刊誌に、この美男子カップルに関する不都合な情報をキャッチされたのか、不自然なまでの怒りと、Mattの『事実は1つしかないから』と言う言葉が気になるところです」(スポーツ紙記者)

 以前から自分を貫いて考えをはっきりと口にするMattは、ネット上のファンからは概ね好感を得ている。そんなMattがここまで感情的になるの珍しいが果たして何があったのだろうか。

元日本代表MFが森保ジャパンを辛口批評「選手交代がヘタすぎる!」

 2022 FIFAワールドカップカタール大会を目指す戦いが始まった。日本を含めた34チームはアジア1次予選を免除され、2次予選からの登場。とはいえ、現在の日本の実力からすれば、2次予選もウォーミングアップのようなものだ。

 実際、10日に行われた2次予選初戦のミャンマー戦も2-0と数字上は僅差での勝利だったものの、内容はシュートを30本も浴びせる日本の圧勝だった。

 そんな森保一監督率いる日本代表を、元日本代表選手はどのように見ているのか? テレビでコメンテーターとしても活躍する元MFに、オフレコで話を聞いた。

「選手交代が気になりますよね。タイミングが遅いのはもちろんだし、同じ特徴を持った選手同士を代えるというスタンダードな交代しかしない。今の代表には、原口元気のようなウィングバックもできる選手がいるのだから、3-5-2に切り替えることもできるでしょう。さらに言うと、チームの肝は大迫勇也だけど、その代わりが誰もいない。大迫の代わりを探すためにも、交代枠をもっと有意義に使ってほしい」

 温和な雰囲気とは違い、口から出てきたのは、意外にも手厳しい意見だった。振り返れば、ブラジルW杯の際のアルベルト・ザッケローニ元監督も、選手交代で後手に回ることが多かった。それは、ロシアW杯ベルギー戦での西野朗前監督も同様だ。

 一方で、東京五輪に関しては、期待の声が上がった。

「これまでの五輪は、日本サッカー協会側の意向もあって、勝ちに行くチームを作れていなかった。監督の考えるベストメンバーだけではなく、日本サッカー協会側の選手選考も汲まないといけないから。『このオーバーエージじゃ勝てねぇよ』ってボヤいている監督もいましたもん(笑)。でも、今回は地元開催ということで、本気でメダルを獲りに行くでしょう。おそらく、3人のオーバーエージ枠も森保監督の意向が通る。そういった意味では、今までの五輪以上に環境がいい。東京五輪はかなり期待できると思いますよ」

 ただし、ここでも「予選トーナメントは、選手交代がポイントになる」とのことだ。つまり、森保ジャパンの東京五輪、カタールW杯での躍進は、選手交代にかかっている。これが元日本代表MFの本音だった。

(文=TV Journal編集部)

放送禁止レベルの惨劇! バスケW杯で露呈した日本代表と世界レベルの”絶望的な差”

 八村塁のNBA入りで盛り上がる日本のバスケットボール界。2016年にスタートしたBリーグが軌道に乗り、来年の東京五輪への出場も決まるなど、ここ数年、明るい話題が続いているが、5日に行われたバスケットW杯アメリカ戦は、まさに“惨劇”だった。スポーツライターがいう。

「世界大会でアメリカと戦うのは47年ぶりということで、日本がどこまで通用するか注目された試合でしたが、終わってみれば、世界との絶望的な差を見せつけられただけでした。トップクラスの試合では30点差を付けられたら勝敗は決まりですが、第2Q前半にはすでに30点差が付き、点差は最大で60点まで開きました。最後は少し点差が縮まりましたが、バスケットの暗黙のルールで、アメリカが点を取りに来るのをやめただけ。しかも、今回のアメリカのメンバーは全員NBAのレギュラーですが、ベストメンバーと比べれば“3軍”レベルです」(スポーツライター)

 八村ブームで盛り上がる日本バスケット界に、強烈な冷水を浴びせたアメリカ戦でのボロ負け。しかもチェコ、トルコ、ニュージーランド、モンテネグロにも敗れ、全敗で大会を終えた。ここで思い出されるのがラグビーだ。1980年代からラグビーを見続けてきた週刊誌のスポーツ記者がいう。

「ラグビーは80年代、サッカーよりも人気があり、早明戦で7万人近くの観客動員を記録したこともあります。しかしJリーグの開幕によって人気でサッカーに押され、ダメ押しとなったのが1995年のW杯です。この大会で日本はニュージーランドに17対145というボロ負けを喫し、これで一気にラグビー人気は衰えました。その後、2015年のW杯で南アフリカを撃破して、再びラグビーに注目が集まるまでに、20年を要しました」(スポーツ記者)

 “よりによって”というのはテレビ局に酷だが、バスケットのアメリカ戦は、フジテレビが2時間半の枠を取り、日本人初のNBA選手となった田臥勇太をゲストに迎えて生中継が行われた。ただそれでも、明るい未来はある。

「昨年、ある機関が行った調査によれば、バスケットボールの登録競技者数はおよそ62万人で、剣道、サッカーに次いで3位です。また、中学の部活動の男子生徒の部員数でも、バスケットはサッカー、軟式野球に次いで3位で、非常に裾野が広いのが特徴です。バスケットと言うと、すぐに身長の問題にされがちですが、平均身長が日本人とほとんど変わらないアルゼンチンは、2004年のアテネ五輪で金メダルを取っています。正念場は、44年ぶりに出場が決まった来年の東京五輪でしょう」(前出・スポーツライター)

 逆に言えば、東京五輪でも惨敗を喫するようなら、日本のバスケットの未来は無いということ。五輪ではW杯よりもさらに格上の選手が揃うが、ラグビー南ア戦並みのジャイアントキリングを期待したいものだ。

社会には“セックス説教おばさん”が必要――「セクハラ」と「性交渉」の境界線【しみけん×ドルショック竹下対談】

 セックス同意書にセクシャルハラスメント……令和の時代に蔓延する“セックスのしづらさ”の原因の根本にあるのは、「堅苦しい社会が悪い!」ではなかった。好奇心とあくなき探究心が、よりよいセックスにダイレクトに結びつくことがわかった前編。後編は、AV男優のしみけん氏と漫画家のドルショック竹下氏が、令和における「セックスの学び方、教え方」について考察する。

前編はこちら:「子育てのようにセックスすべき?」ヤリチンとヤリマンが考察する”令和の性交渉”とは?

****

――しみけんさんは新刊『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)を、どんな層を意識して書きましたか?

しみけん 男女とも、読んで嫌な気持ちにならないようにすることを意識したのと、女性なら彼氏に「こういうふうにしてもらいたいな」「面白いから一緒に読もうよ」と渡しやすい本にしたいなと思いました。そうすると彼も、「しみけん、こんなこと言っちゃってバカじゃねえの」と言いつつ、受け入れやすいと思うんです。あと、イラストにすごくこだわっていて、老若男女がわかりやすい作りにしました。

ドル 本の中に「潮吹き=イクではない」と、男性がしがちな勘違いの解説がありましたが、実はわたし、おもらしと似た快楽が得られるので潮吹きが大好きなんですよ。出産後に吹きやすくなり、今じゃセルフ潮吹きも習得しました。でもやっぱり、男性とセックス中に吹くと、「こんなにイっちゃって」って言われちゃう。いや違うんだよ、とは思っても、その場では説明しづらいですよね。最中に、「あのね、潮吹きというのはだね……」と始まると、「なんだこのおばさん」となっちゃう。

しみけん 間違った見解への指摘は、相手を冷静にさせちゃうからね。

ドル だから、そういうことを説明しなくていいように、しみけんさんの啓蒙が世の中に広まってくれると楽なんですよ。同じように、AVで知識を得たように最初から高速手マンをされることがあります。そういうときは、相手の手を押さえつつ「まだ動かさないで」という意思表示をエロく導くことに意識を向けていますね。

しみけん それはエロいやり方。男もうれしいです。

ドル キャバ嬢テクニックと同じですよね。客に太ももを触られたとき、「だーめ!」と言いながら客の手に自分の手を重ねつつ、客の手をホールドするという。内心は、ああめんどくせえ! ですけどね。

――これまでドルショックさんが、「この男性は育ったなあ」と感じた人はいますか?

ドル それまで4、5回ほどセックスする関係の25歳の男性で、経験が少なくて、何をすればいいのか緊張して震えちゃうような人がいました。そんな彼が最終的に、わたしが「今日は生理が終わりかけだから、クンニはしないほうがいいよ」と言った瞬間、迷わずクンニする……くらいには育てることができましたね。

しみけん おお! 相手の喜ぶ姿を見て本人も喜びを感じ、どんどん育っていくんでしょうね。

――お互いの感情表現の応酬は、大切なコミュニケーションのひとつですよね。

ドル どんなシーンでも、コミュニケーションは本当に重要ですよ。元々コミュ力が高い人は、セックスも問題なく一通りできる印象です。

しみけん そういえば最近、ずっと僕に悩み相談をしてきて「自分を変えたい」という気持ちが強かった童貞の警察官と、ご飯に行ったんです。知人女性1人と、友人のモテ男にも同席してもらって。で、彼はナンパはできるんだけどセックスはできないって言うんです。そういった話をしつつ食事して。それから4カ月後、「あの日を境に17人とヤリました。全員ストリートナンパで、海の家でも乱交しました」と連絡をしてきたんです。

ドル ずいぶん急ですね!

しみけん 食事会のとき、僕らの話の回し方や気遣いなどのコミュニケーションの取り方を、彼なりに発見したようなんです。彼は前から僕の本やnoteを読んでいて前知識があったので、当日に答えあわせができたんだと思います。

――雑誌全盛期の頃は、ファッション誌「POPEYE」(マガジンハウス)などで頻繁にHOW TO SEX企画がありましたが、今は一般男性誌でそうした企画はないですよね。

ドル 当時は、そういう雑誌の情報で「みんなやってるから、俺もこうしないとやばい」と煽られ、セックス向上へ意識を向けていたように思います。だからやっぱり、女性から教えるのはダメなんだろうな。しみけんさんのような頼れるお兄さんがアイコンになって、「しみけんがこう言ってたぜ」「部室でしみけんの動画見ようぜ」って、男子の中で普通になってほしいです。

しみけん 啓蒙活動として、この『しみけん式「超」SEXメソッド』を何冊か、男子高校生が通りそうな河原やヤンキーがたまりそうなゲームセンターに捨てましょうか。

ドル それいいですね!

「セックス説教おばさん」が必要

――昭和生まれの世代は、“河原でカピカピになったエロ本をみんなで見る”という現象がありましたが、今の20代はそうした経験はないんでしょうか。

しみけん みんな、エロいものはスマホで1人で見ちゃうからね。

ドル 今なら、グループLINEにエロいURLを「間違えちゃった」と言って投下するとか? 女性も、彼氏とのLINEでそれができそうです。

しみけん あと、お節介な第三者が突然現れるのも効果的です。彼氏と彼女の間では解決しないことを、顔も知らない第三者がズケズケとやってきて、ズバズバ叱り倒すとか。

ドル セックス説教おばさん、ですね。

しみけん セックス説教おじさんもね。新しいビジネスかもしれないな、これは。「レンタルおじさん」のように、説教おじさん・おばさんを派遣できるようにするとか。

ドル ラブホテルでヤッてるとき、バーンッ! とドアを蹴破って入ってきて、「あんた! こうするのよ!」って。そうすると、お互いの関係性にヒビが入らず、おばさんが悪者になるから、いいかも。

しみけん 蹴破ったら弁償しなきゃ(笑)。セックス中じゃなくてもいいんです。喫茶店や公園に2人でいるところに突然僕らがやってきて、説教をかますのでもいい。

ドル 出会い頭、「どう? クンニしてる?」って聞くとかね。最悪のばばあだよ(笑)! 実際にわたしは、ゴールデン街でお店をやっているんですが、若いカップルが来店するとあえて他の女性客とガールズトークをしつつ、カップルに「こういう行為はダメなんだな」ということを暗に伝えるようにしています。草の根活動を頑張っているんです。

――セクハラの捉え方も、人によって異なるところがあります。そうすると、職場恋愛やそもそも恋愛する男女そのものが減っていくようにも思います。

ドル 逆に、出会い系アプリなどのツールがあるから、職場恋愛に縛られずにセックスできるという明るい面もあります。結婚は職場で、遊びはアプリで、と意識をはっきりわけることができる。

しみけん 家庭にセックスを持ち込むと、セックスレスや不倫で悩みますから、恋愛と結婚、セックスは、それぞれタスクをわけるべきだと思います。

 あと、セクハラの件ですが、ハラスメントって、今までコミュニケーションを取るのが苦手でやられっぱなしだった人が、「これはいい武器を見つけた」と間違った使い方をしている側面もあります。なんでも「ハラスメントだ!」と言えば、自分の身が守れると思っている人がいますが、それは違うと思います。

 これは僕の持論ですが、対等な立場でのセクハラって、「おっぱい揉ませてよ」「嫌だよ」の、1ターンならセクハラじゃなくて。拒絶したあとでまた、「いやいや、揉ませてよ」の2ターン目が来ると、それはセクハラ。

ドル 拒絶の意思表示があるのに繰り返すのは、嫌がらせでしかないですからね。

――そんな令和の時代によりよいセックスをするために、どうすればいいでしょうか。

しみけん 男性は、断られることや失敗することを、練習する。女性は、相手を変えるよりも自分が変わる方が楽だと知った上で、男性に対し希望を持たせる言い方を練習する。ハラスメントについて、自分のなかで線引きをはっきりさせる、ですね。

ドル 結局、自分の弱み見せたり正直になることが、自分がもっとも楽になる手段なんですよね。「女に指摘されると腹が立つ!」と思ってしまったり、「相手に弱みを見せられない」というかたくなな気持ちを抱きすぎると、楽になれない……と、みんなが思える世の中になればいいなと思います。心を裸にしないと、セックスはできませんからね。

(取材・文=有山千春)


しみけん
千葉県生まれ。男優歴22年、出演本数1万本、経験人数1万人を超えるトップAV男優で、性の求道者。趣味は筋トレ、クイズ、ダンス、食べ歩き。近著に『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)、ほか著書多数。

ドルショック竹下
体当たり取材を得意とする、体験マンガ家。2016年に女児を出産。近著に電子書籍『挿れるモノ拒まず~旦那がいてもシてみたいんです~』(大洋図書)ほか多数、サイゾーウーマンにて『ヤリマン引退!~マンを持して育児はじめました~』を連載。

社会には“セックス説教おばさん”が必要――「セクハラ」と「性交渉」の境界線【しみけん×ドルショック竹下対談】

 セックス同意書にセクシャルハラスメント……令和の時代に蔓延する“セックスのしづらさ”の原因の根本にあるのは、「堅苦しい社会が悪い!」ではなかった。好奇心とあくなき探究心が、よりよいセックスにダイレクトに結びつくことがわかった前編。後編は、AV男優のしみけん氏と漫画家のドルショック竹下氏が、令和における「セックスの学び方、教え方」について考察する。

前編はこちら:「子育てのようにセックスすべき?」ヤリチンとヤリマンが考察する”令和の性交渉”とは?

****

――しみけんさんは新刊『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)を、どんな層を意識して書きましたか?

しみけん 男女とも、読んで嫌な気持ちにならないようにすることを意識したのと、女性なら彼氏に「こういうふうにしてもらいたいな」「面白いから一緒に読もうよ」と渡しやすい本にしたいなと思いました。そうすると彼も、「しみけん、こんなこと言っちゃってバカじゃねえの」と言いつつ、受け入れやすいと思うんです。あと、イラストにすごくこだわっていて、老若男女がわかりやすい作りにしました。

ドル 本の中に「潮吹き=イクではない」と、男性がしがちな勘違いの解説がありましたが、実はわたし、おもらしと似た快楽が得られるので潮吹きが大好きなんですよ。出産後に吹きやすくなり、今じゃセルフ潮吹きも習得しました。でもやっぱり、男性とセックス中に吹くと、「こんなにイっちゃって」って言われちゃう。いや違うんだよ、とは思っても、その場では説明しづらいですよね。最中に、「あのね、潮吹きというのはだね……」と始まると、「なんだこのおばさん」となっちゃう。

しみけん 間違った見解への指摘は、相手を冷静にさせちゃうからね。

ドル だから、そういうことを説明しなくていいように、しみけんさんの啓蒙が世の中に広まってくれると楽なんですよ。同じように、AVで知識を得たように最初から高速手マンをされることがあります。そういうときは、相手の手を押さえつつ「まだ動かさないで」という意思表示をエロく導くことに意識を向けていますね。

しみけん それはエロいやり方。男もうれしいです。

ドル キャバ嬢テクニックと同じですよね。客に太ももを触られたとき、「だーめ!」と言いながら客の手に自分の手を重ねつつ、客の手をホールドするという。内心は、ああめんどくせえ! ですけどね。

――これまでドルショックさんが、「この男性は育ったなあ」と感じた人はいますか?

ドル それまで4、5回ほどセックスする関係の25歳の男性で、経験が少なくて、何をすればいいのか緊張して震えちゃうような人がいました。そんな彼が最終的に、わたしが「今日は生理が終わりかけだから、クンニはしないほうがいいよ」と言った瞬間、迷わずクンニする……くらいには育てることができましたね。

しみけん おお! 相手の喜ぶ姿を見て本人も喜びを感じ、どんどん育っていくんでしょうね。

――お互いの感情表現の応酬は、大切なコミュニケーションのひとつですよね。

ドル どんなシーンでも、コミュニケーションは本当に重要ですよ。元々コミュ力が高い人は、セックスも問題なく一通りできる印象です。

しみけん そういえば最近、ずっと僕に悩み相談をしてきて「自分を変えたい」という気持ちが強かった童貞の警察官と、ご飯に行ったんです。知人女性1人と、友人のモテ男にも同席してもらって。で、彼はナンパはできるんだけどセックスはできないって言うんです。そういった話をしつつ食事して。それから4カ月後、「あの日を境に17人とヤリました。全員ストリートナンパで、海の家でも乱交しました」と連絡をしてきたんです。

ドル ずいぶん急ですね!

しみけん 食事会のとき、僕らの話の回し方や気遣いなどのコミュニケーションの取り方を、彼なりに発見したようなんです。彼は前から僕の本やnoteを読んでいて前知識があったので、当日に答えあわせができたんだと思います。

――雑誌全盛期の頃は、ファッション誌「POPEYE」(マガジンハウス)などで頻繁にHOW TO SEX企画がありましたが、今は一般男性誌でそうした企画はないですよね。

ドル 当時は、そういう雑誌の情報で「みんなやってるから、俺もこうしないとやばい」と煽られ、セックス向上へ意識を向けていたように思います。だからやっぱり、女性から教えるのはダメなんだろうな。しみけんさんのような頼れるお兄さんがアイコンになって、「しみけんがこう言ってたぜ」「部室でしみけんの動画見ようぜ」って、男子の中で普通になってほしいです。

しみけん 啓蒙活動として、この『しみけん式「超」SEXメソッド』を何冊か、男子高校生が通りそうな河原やヤンキーがたまりそうなゲームセンターに捨てましょうか。

ドル それいいですね!

「セックス説教おばさん」が必要

――昭和生まれの世代は、“河原でカピカピになったエロ本をみんなで見る”という現象がありましたが、今の20代はそうした経験はないんでしょうか。

しみけん みんな、エロいものはスマホで1人で見ちゃうからね。

ドル 今なら、グループLINEにエロいURLを「間違えちゃった」と言って投下するとか? 女性も、彼氏とのLINEでそれができそうです。

しみけん あと、お節介な第三者が突然現れるのも効果的です。彼氏と彼女の間では解決しないことを、顔も知らない第三者がズケズケとやってきて、ズバズバ叱り倒すとか。

ドル セックス説教おばさん、ですね。

しみけん セックス説教おじさんもね。新しいビジネスかもしれないな、これは。「レンタルおじさん」のように、説教おじさん・おばさんを派遣できるようにするとか。

ドル ラブホテルでヤッてるとき、バーンッ! とドアを蹴破って入ってきて、「あんた! こうするのよ!」って。そうすると、お互いの関係性にヒビが入らず、おばさんが悪者になるから、いいかも。

しみけん 蹴破ったら弁償しなきゃ(笑)。セックス中じゃなくてもいいんです。喫茶店や公園に2人でいるところに突然僕らがやってきて、説教をかますのでもいい。

ドル 出会い頭、「どう? クンニしてる?」って聞くとかね。最悪のばばあだよ(笑)! 実際にわたしは、ゴールデン街でお店をやっているんですが、若いカップルが来店するとあえて他の女性客とガールズトークをしつつ、カップルに「こういう行為はダメなんだな」ということを暗に伝えるようにしています。草の根活動を頑張っているんです。

――セクハラの捉え方も、人によって異なるところがあります。そうすると、職場恋愛やそもそも恋愛する男女そのものが減っていくようにも思います。

ドル 逆に、出会い系アプリなどのツールがあるから、職場恋愛に縛られずにセックスできるという明るい面もあります。結婚は職場で、遊びはアプリで、と意識をはっきりわけることができる。

しみけん 家庭にセックスを持ち込むと、セックスレスや不倫で悩みますから、恋愛と結婚、セックスは、それぞれタスクをわけるべきだと思います。

 あと、セクハラの件ですが、ハラスメントって、今までコミュニケーションを取るのが苦手でやられっぱなしだった人が、「これはいい武器を見つけた」と間違った使い方をしている側面もあります。なんでも「ハラスメントだ!」と言えば、自分の身が守れると思っている人がいますが、それは違うと思います。

 これは僕の持論ですが、対等な立場でのセクハラって、「おっぱい揉ませてよ」「嫌だよ」の、1ターンならセクハラじゃなくて。拒絶したあとでまた、「いやいや、揉ませてよ」の2ターン目が来ると、それはセクハラ。

ドル 拒絶の意思表示があるのに繰り返すのは、嫌がらせでしかないですからね。

――そんな令和の時代によりよいセックスをするために、どうすればいいでしょうか。

しみけん 男性は、断られることや失敗することを、練習する。女性は、相手を変えるよりも自分が変わる方が楽だと知った上で、男性に対し希望を持たせる言い方を練習する。ハラスメントについて、自分のなかで線引きをはっきりさせる、ですね。

ドル 結局、自分の弱み見せたり正直になることが、自分がもっとも楽になる手段なんですよね。「女に指摘されると腹が立つ!」と思ってしまったり、「相手に弱みを見せられない」というかたくなな気持ちを抱きすぎると、楽になれない……と、みんなが思える世の中になればいいなと思います。心を裸にしないと、セックスはできませんからね。

(取材・文=有山千春)


しみけん
千葉県生まれ。男優歴22年、出演本数1万本、経験人数1万人を超えるトップAV男優で、性の求道者。趣味は筋トレ、クイズ、ダンス、食べ歩き。近著に『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである』(笠倉出版社)、ほか著書多数。

ドルショック竹下
体当たり取材を得意とする、体験マンガ家。2016年に女児を出産。近著に電子書籍『挿れるモノ拒まず~旦那がいてもシてみたいんです~』(大洋図書)ほか多数、サイゾーウーマンにて『ヤリマン引退!~マンを持して育児はじめました~』を連載。

眞子さまと小室圭氏の結婚問題に悩まれる紀子さまへ。「ネットを見ない方がいい」と進言したいワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね」紀子さま
「週刊新潮」9月12日号(新潮社)

 本当にどうしたもんだか、というのが多くの人の感想ではないだろうか。

 秋篠宮家のご長女・眞子さまと小室圭氏のご婚約内定会見が行われたのが、2017年9月のこと。小室氏の仕事が安定していないことに一抹の不安を感じた国民もいただろうが(私もその一人である)、おおむね祝福ムードだったのではないか。

 しかし、同年12月、「週刊女性」(主婦と生活社)が「眞子さま、嫁ぎ先の“義母”が抱える400万超の“借金トラブル”」というタイトルで、小室氏の母親の金銭トラブルをすっぱ抜く。

 小室氏が幼い頃に父親は自死しており、母親はある男性と婚約していた。学費が高いとされるインターナショナルスクールや留学費用、アナウンサースクールの授業料は、この男性が“援助”していたが、あまりに金銭の要求が多くなってきたので、男性は婚約を解消。かわりに小室氏の母にこれまで「貸した」400万円の返済を求めたが、母親は「贈与だと認識している」と返済を拒否しているという内容だった。

 世間からは、「皇室に連なる家庭が、こんなことでいいのか」という意見が上がり、18年の2月に、結納にあたる“納采の儀”が延期されたことを宮内庁が発表。さらに、小室氏は3年間のアメリカ留学に出掛けてしまう。「週刊朝日」(朝日新聞出版)によると、授業料は奨学金で賄い、生活費はかつての勤務先である法律事務所が負担するという。法学部卒でない小室氏が奨学金をもらえるのはどうしてなのか、また法律事務所が、弁護士資格を持たない青年の生活費を丸抱えしてどんなメリットがあるのかを考えると、なんらかのチカラが働いているのではないかと疑問を持つ人は多いだろう。

 小室氏が留学して1年余りが経過したが、結婚問題に進展はない。仮に弁護士資格が得られたとしても、将来の見通しはそう甘くないようだ。ニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由氏は「女性自身」(光文社)の取材に対し、「仮に合格しても、もとから日本の資格を持っていない人はニューヨークの州法しか扱えないので、日本での仕事はかなり限られます」「アメリカの法曹界はものすごい学歴社会なんです。スタンフォード、ハーバードといった『トップ14』と呼ばれる名門ロースクール出身者でなければ、都市部の大きな事務所では門前払いでしょう」とコメント。合格しても生活が安定するのは厳しいとの見方を示した。

 400万円問題も一向に解決しそうにない。元検察官で弁護士の清原博氏は同誌の取材に対し、借用書がないので返済義務はない、返済ではなく、和解金や謝礼という形にするのが一般的としたうえで、「『債務不存在確認訴訟』といって、借金がないことを裁判所に確認してもらうことができます」と打開策を提案している。しかし、訴訟となれば弁護士を依頼する必要があり、当然費用もかかるが、これまでの小室家の行動を見る限り、自腹を切って動くタイプではないと言えるだろう。これからもずっと「借金ではなく、贈与だ」と言い続けるのではないだろうか。

 小室氏に対してはもちろん、国民がプリンセスや秋篠宮家に向けるまなざしは厳しいものとなっている。9月12日号の「週刊新潮」(新潮社)によると、追い詰められた紀子さまは「このまま批判を浴び続けるくらいなら、いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね」などと、関係者に述べられたという。

 秋篠宮家が批判にさらされてイメージダウンすれば、悠仁さまという皇位継承者に対する国民の敬意をも薄れてしまうと紀子さまはお考えかもしれないが、もし本当にそうした思いで結婚を許可したら、紀子さまは、世間からの「眞子さまの今後を考えていない「眞子さまのことを切り捨てた」「冷たい母親」といった批判にさらされるのではないか。ご成婚以降、優等生妃殿下でいらした紀子さまには大きな屈辱だろうし、眞子さまが結婚した後、新たなトラブルが起きないとは言い切れない。

 冷静に「結婚か破談か」を見極めるため、紀子さまにできることは何なのだろうか。

 婚約会見で自分のことを「ニブい」と語った小室氏。であるなら、紀子さまは「ニブい」人にもわかるように、具体的な数字で、小室氏に結婚の条件を提示したらどうか。「〇年以内に小室家が400万円を全額返す」「小室氏が年収〇万円以上を達成する」ことを条件にすれば、話が早いはずだ。もしそれでも「返さない」「稼げない」というのなら、プリンセス云々の前に、一人のオトナとして誰とも結婚する資格はないと思う。しかし、これらの基準をクリアできるのなら、プリンセスとの結婚を認めてあげた方がよいのではないだろうか。はっきりとした基準があることは、プリンセスの気持ちを固める上でも有効だと思われる。

 そして、もう1つ。「週刊女性」が、「自分たちが国民からどう思われているかを知るために、紀子様はネットニュースをチェックしていることがある」という秋篠宮家関係者の証言を掲載していたが、紀子さまはネットをご覧になるのをやめた方がよいのではないかと思う。

 紀子さまご成婚の際、大きく報じられたのが、「家にテレビがない」ことだった。勉学の妨げになるとの方針で置かないというのが、いかにも学者家庭の川嶋家らしいが、私もある時期、テレビがない生活をしたことがある。意外なほど、不便はなかった。それどころか、勝ちとか負けとか、ブスとか美人というような二元論の世界から離れられて、精神衛生上よかった。

 ご成婚前こそ、紀子さまもお輿入れに必要なもの、例えば、手袋といったさして高額でないものも、天皇家に請求書を回して美智子さまにため息をつかせていると「週刊文春」(文藝春秋)に書かれたことがあるが、皇室に入られた紀子さまは、その環境にすんなりとなじまれた印象がある。その強靭なメンタルが作られた要因の1つは、テレビのない生活を送り、無駄な情報を入れなかったために、強い自己肯定感を保てたからではないだろうか。

 情報を得るものとして、テレビとネットは同じ役割と言えるが、そうは言っても、テレビにはスポンサーがついており、出演者であるタレントやコメンテーターは顔をさらしている分、発言には自制心が働く。しかし、ネットは顔が見えないため、無法地帯である。特に格差社会を迎え、カネに敏感になっている国民にとって、皇室の権威と持参金を手にしようとしているようにも見える小室氏を叩いて、自分の日常のウサを晴らしたいと考える人はいるだろう。そういった書き込みを紀子さまがご覧になると、精神的にも消耗することは間違いないし、何よりもプリンセスが安定した結婚生活を送るためにはどうしたらいいのか、という本質を見失ってしまわないだろうか。

 いずれにしても、国民が願うことは、プリンセスのお幸せである。「小室さん、ちょっと頑張ってよ」と背中を叩きたい思いでいるのは、私だけではないはずだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

眞子さまと小室圭氏の結婚問題に悩まれる紀子さまへ。「ネットを見ない方がいい」と進言したいワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね」紀子さま
「週刊新潮」9月12日号(新潮社)

 本当にどうしたもんだか、というのが多くの人の感想ではないだろうか。

 秋篠宮家のご長女・眞子さまと小室圭氏のご婚約内定会見が行われたのが、2017年9月のこと。小室氏の仕事が安定していないことに一抹の不安を感じた国民もいただろうが(私もその一人である)、おおむね祝福ムードだったのではないか。

 しかし、同年12月、「週刊女性」(主婦と生活社)が「眞子さま、嫁ぎ先の“義母”が抱える400万超の“借金トラブル”」というタイトルで、小室氏の母親の金銭トラブルをすっぱ抜く。

 小室氏が幼い頃に父親は自死しており、母親はある男性と婚約していた。学費が高いとされるインターナショナルスクールや留学費用、アナウンサースクールの授業料は、この男性が“援助”していたが、あまりに金銭の要求が多くなってきたので、男性は婚約を解消。かわりに小室氏の母にこれまで「貸した」400万円の返済を求めたが、母親は「贈与だと認識している」と返済を拒否しているという内容だった。

 世間からは、「皇室に連なる家庭が、こんなことでいいのか」という意見が上がり、18年の2月に、結納にあたる“納采の儀”が延期されたことを宮内庁が発表。さらに、小室氏は3年間のアメリカ留学に出掛けてしまう。「週刊朝日」(朝日新聞出版)によると、授業料は奨学金で賄い、生活費はかつての勤務先である法律事務所が負担するという。法学部卒でない小室氏が奨学金をもらえるのはどうしてなのか、また法律事務所が、弁護士資格を持たない青年の生活費を丸抱えしてどんなメリットがあるのかを考えると、なんらかのチカラが働いているのではないかと疑問を持つ人は多いだろう。

 小室氏が留学して1年余りが経過したが、結婚問題に進展はない。仮に弁護士資格が得られたとしても、将来の見通しはそう甘くないようだ。ニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由氏は「女性自身」(光文社)の取材に対し、「仮に合格しても、もとから日本の資格を持っていない人はニューヨークの州法しか扱えないので、日本での仕事はかなり限られます」「アメリカの法曹界はものすごい学歴社会なんです。スタンフォード、ハーバードといった『トップ14』と呼ばれる名門ロースクール出身者でなければ、都市部の大きな事務所では門前払いでしょう」とコメント。合格しても生活が安定するのは厳しいとの見方を示した。

 400万円問題も一向に解決しそうにない。元検察官で弁護士の清原博氏は同誌の取材に対し、借用書がないので返済義務はない、返済ではなく、和解金や謝礼という形にするのが一般的としたうえで、「『債務不存在確認訴訟』といって、借金がないことを裁判所に確認してもらうことができます」と打開策を提案している。しかし、訴訟となれば弁護士を依頼する必要があり、当然費用もかかるが、これまでの小室家の行動を見る限り、自腹を切って動くタイプではないと言えるだろう。これからもずっと「借金ではなく、贈与だ」と言い続けるのではないだろうか。

 小室氏に対してはもちろん、国民がプリンセスや秋篠宮家に向けるまなざしは厳しいものとなっている。9月12日号の「週刊新潮」(新潮社)によると、追い詰められた紀子さまは「このまま批判を浴び続けるくらいなら、いっそ“結婚”を認めて発表してしまった方が、まだ良いのかもしれませんね」などと、関係者に述べられたという。

 秋篠宮家が批判にさらされてイメージダウンすれば、悠仁さまという皇位継承者に対する国民の敬意をも薄れてしまうと紀子さまはお考えかもしれないが、もし本当にそうした思いで結婚を許可したら、紀子さまは、世間からの「眞子さまの今後を考えていない「眞子さまのことを切り捨てた」「冷たい母親」といった批判にさらされるのではないか。ご成婚以降、優等生妃殿下でいらした紀子さまには大きな屈辱だろうし、眞子さまが結婚した後、新たなトラブルが起きないとは言い切れない。

 冷静に「結婚か破談か」を見極めるため、紀子さまにできることは何なのだろうか。

 婚約会見で自分のことを「ニブい」と語った小室氏。であるなら、紀子さまは「ニブい」人にもわかるように、具体的な数字で、小室氏に結婚の条件を提示したらどうか。「〇年以内に小室家が400万円を全額返す」「小室氏が年収〇万円以上を達成する」ことを条件にすれば、話が早いはずだ。もしそれでも「返さない」「稼げない」というのなら、プリンセス云々の前に、一人のオトナとして誰とも結婚する資格はないと思う。しかし、これらの基準をクリアできるのなら、プリンセスとの結婚を認めてあげた方がよいのではないだろうか。はっきりとした基準があることは、プリンセスの気持ちを固める上でも有効だと思われる。

 そして、もう1つ。「週刊女性」が、「自分たちが国民からどう思われているかを知るために、紀子様はネットニュースをチェックしていることがある」という秋篠宮家関係者の証言を掲載していたが、紀子さまはネットをご覧になるのをやめた方がよいのではないかと思う。

 紀子さまご成婚の際、大きく報じられたのが、「家にテレビがない」ことだった。勉学の妨げになるとの方針で置かないというのが、いかにも学者家庭の川嶋家らしいが、私もある時期、テレビがない生活をしたことがある。意外なほど、不便はなかった。それどころか、勝ちとか負けとか、ブスとか美人というような二元論の世界から離れられて、精神衛生上よかった。

 ご成婚前こそ、紀子さまもお輿入れに必要なもの、例えば、手袋といったさして高額でないものも、天皇家に請求書を回して美智子さまにため息をつかせていると「週刊文春」(文藝春秋)に書かれたことがあるが、皇室に入られた紀子さまは、その環境にすんなりとなじまれた印象がある。その強靭なメンタルが作られた要因の1つは、テレビのない生活を送り、無駄な情報を入れなかったために、強い自己肯定感を保てたからではないだろうか。

 情報を得るものとして、テレビとネットは同じ役割と言えるが、そうは言っても、テレビにはスポンサーがついており、出演者であるタレントやコメンテーターは顔をさらしている分、発言には自制心が働く。しかし、ネットは顔が見えないため、無法地帯である。特に格差社会を迎え、カネに敏感になっている国民にとって、皇室の権威と持参金を手にしようとしているようにも見える小室氏を叩いて、自分の日常のウサを晴らしたいと考える人はいるだろう。そういった書き込みを紀子さまがご覧になると、精神的にも消耗することは間違いないし、何よりもプリンセスが安定した結婚生活を送るためにはどうしたらいいのか、という本質を見失ってしまわないだろうか。

 いずれにしても、国民が願うことは、プリンセスのお幸せである。「小室さん、ちょっと頑張ってよ」と背中を叩きたい思いでいるのは、私だけではないはずだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、『めざまし』で動物保護施設を訪問……「ペットを飼うハードル必要」と訴え

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、9月12日に放送された。

 この日の「伊野尾ピクチャー」では、伊野尾とメンバーの中島裕翔とのツーショット写真を披露。2人とも歯ブラシをくわえ、顔を近づけてカメラを見据えているという、仲の良さが伝わる1枚となっていた。伊野尾は出演者に「何してる写真だと思いますか?」と聞きつつ、自分で「歯磨きですよ!」とアピール。

 写真について伊野尾は、「仕事の合間に歯磨きすること多くて、思わず、写真に撮ることないんで撮ってみました!」と解説。スタジオから「こういう写真新しいですよね」「(ファンは)うれしいかもね」という声が上がると、伊野尾は「ちなみに、『いのお飯』後も、僕歯磨きしてます!」とドヤ顔で語り、スタジオからは笑いが漏れていた。

 その後に放送された「イノ調」では、「動物保護施設」の現状を伊野尾が調査。一昔前は“殺処分”の印象が強かった動物愛護センターだが、今回伊野尾が訪れた「神奈川県動物愛護センター」では、ここ数年、殺処分数はゼロだという。現在は新しい飼い主に譲渡したり、終生面倒を見ることに力を入れていると紹介された。

 実家で犬を3匹飼っている伊野尾だけに、動物の殺処分問題には切実な思いがあるよう。実際に保護されている猫と対面した際は、背中にグレーのハート模様が出ている猫を見つけ、「毛の形がハートになってる!」と興奮しつつ、「こういう“かわいいポイント”をたくさん見つけてあげて、紹介してあげることによって(スムーズに譲渡できる)」とコメント。

 その後も、保護犬や保護猫の譲渡がメインとなっている“保護カフェ”にも足を運んだ伊野尾。実際に犬へおやつを食べさせながら、「ご飯あげて触れ合うと、いろんな性格の子が見えたりして。愛着も湧くから、連れて帰りたくなるよね」と話し、楽しそうに犬と戯れていた。

 VTRが終わり、スタジオでは伊野尾が「身勝手な理由で捨てているという方々もいるということなので……」という現状を伝えた上で、「ペットを飼うときには講習や、資格を得なきゃいけなかったり、もう少しハードルも必要なのかなって、個人的に思いました」とコメント。視聴者からは、「保護施設の現状を伝えつつ、最後には問題提起もしてくれてよかった」「伊野尾くんはおふざけリポートから、真面目なリポートまでこなせてすごい!」「伊野尾くんが本当に動物好きなのが伝わった。殺処分の問題も真剣に考えないとなあ」という声が寄せられた。
(福田マリ)