SixTONES、『夜会』での“櫻井翔イジり”に「嫌な気分」「もう関わらないで」と嵐ファン怒り

 嵐・櫻井翔と有吉弘行が有名人の素顔や本音に迫るバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)。9月5日の放送回には、2020年にCDデビューが決まっている「SixTONES」がゲストとして登場。しかし、櫻井のファンから「嫌な気分になった」「応援する気が失せる」など、怒りの声が噴出している。

 SixTONESは京本大我、ジェシー、松村北斗、田中樹、高地優吾、森本慎太郎の6人からなるグループ。今回は「ジャニーズBefore After黄金期 平成ジャニーズVS新世代令和ジャニーズ」と題した企画が行われ、ジャニーズアイドルが活躍する場や、先輩・後輩の関係性が変わりつつあると紹介された。

 京本がジャニーズ事務所に入所して初めて出演したのは、ジャニー喜多川社長に誘われて見学に行ったKAT-TUNのコンサートだったとか。急きょ「青春アミーゴ」(修二と彰、05年)の振り付けを覚え、亀梨和也の隣で堂々と踊ったという京本の話に、櫻井は「俺、この前『青春アミーゴ』覚えたけど、本番でちゃんと間違えたよ!」と自虐で笑いを誘った。ちなみに、8月24〜25日に放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)内の「ジャニーさん追悼企画」で、同曲を披露した際の話だと思われる。

 そんな櫻井が、SixTONESとあまり「接点がない」と明かしたあたりから、次第にSixTONESが櫻井を“イジる”ような展開に。有吉が「嵐全員と接点ない?」と質問すると、櫻井以外の嵐メンバーとSixTONESは交流があるようで、エピソードが次々飛び出す。そのため、有吉が「櫻井くんには何かしてもらったってことはないの?」と確認したのだが、誰も櫻井とのエピソードを話さず無言に。

 そしてその後、「硝子の少年」(KinKi Kids、97年)に乗せて、京本が特技の「先輩ジャニーズ歌モノマネ」を披露。モノマネする人物を紹介したのは田中で、「堂本剛」「堂本光一」に続き「サクライさん」と名前を挙げたのだが、京本がマネをしたのは、Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿だった。

 櫻井は突然自分の名前が出てきて驚くも、まさかの“サクライ違い”に呆然。しかも、モノマネを終えた京本は、櫻井に向かって「Mr.Childrenの桜井さん尊敬してるんで!」と発言し、これには櫻井も「そうだよね。普通サクライさんって言ったら、ミスチルだと僕も思うよ」返答。有吉からは「悲しい……」との声が漏れていた。

 この一連の流れについて、SixTONESファンは、あえて櫻井が“イジられる側”に回り、話を盛り上げてくれたと感じた人が多かったよう。ネット上には「櫻井くんとSixTONESの絡み最高だった! また『夜会』に出てほしいな!」「櫻井くんがSixTONESにめちゃめちゃ優しくて感動……良い先輩だと思います」「ストの良さが伝わる番組になって本当によかった。ありがとうございました!」と感謝の声が寄せられている。

 一方、櫻井のファンからは「『夜会』が翔くんイジりしてて、久しぶりに嫌な気分。あの後輩グループ、応援する気失せたわ」「SixTONESは先輩へのリスペクトがなく、失礼な態度を取るグループなんですね」「彼らはデビュー後もこういう方向性でいくのかな。不快なのでもう嵐とは関わらないでほしい」など、怒りの声が続出。

 今回の放送で、櫻井のファンから悪印象を持たれてしまった様子のSixTONES。今後の活動で、そのイメージを払拭できるだろうか。
(華山いの)

『Iターン』ヤクザらしくない古田新太の真っ当な訓示で、ムロツヨシが覚醒?

8月30日に放送された『Iターン』(テレビ東京系)の第8話。古田新太がムロツヨシに言い放った「もっと死ぬ気で人生生きたらんかい!」の檄は、ヤクザらしからぬ真っ当なメッセージではなかっただろうか。

 

第8話あらすじ 「だから、社畜は甘いんや!」

 スナック来夢来都のママ・麗香(黒木瞳)から酒に薬を盛られた狛江光雄(ムロツヨシ)は、岩切組の桜井勇一(毎熊克哉)と西尾誠次(塚原大助)に車へ乗せられ、埠頭に移送される。そこには、岩切猛(古田新太)と中国マフィアの陳が待ち受けていた。岩切は「体で金を返してもらう」と、海に落ちれば3分で凍え死ぬベーリング海峡行きのカニ漁船に乗るよう狛江に脅しをかけてきた。狛江は青葉銀行の仕事が取れたから、今よりもキックバックが増えると岩切を説得。狛江は開放された。しかし翌日、青葉銀行支店長の瀬戸川達郎(手塚とおる)が発注してきたのは、無料配布のポケットティッシュ広告だった。

 その後、青葉銀行との件がダメだったと岩切に報告した狛江は、再び拉致られてしまう。すると、その車中にはすでに縛られた瀬戸川支店長が乗せられていた。車が山奥に到着すると、その場所には人が入るくらいの大きな穴が2つ掘られていた。岩切はまず、「おどれ、スパイやろ? 裏切りもんが、ブチ殺したる!」と狛江に銃口を向ける。すると、狛江のうしろにいた西尾が「許してください!」と土下座。岩切が迫っていたのは狛江ではなく西尾で、命乞いも聞かずに岩切は発砲。西尾は即死した。

 続いて、岩切は「ワシの舎弟に仕事やる言うてシカトしたそうじゃのう」と瀬戸川を責める。穴に落とされた瀬戸川は、命乞いしながら青葉銀行の広告をすべて狛江に回すことを約束。最後に岩切は狛江に「だから社畜は甘いんや! もっと死ぬ気で生きたらんかい!!」と言葉を掛けた。

 岩切組で目覚めた狛江は、みんなで食事をとった。すると、隣には死んだはずの西尾が。先ほどの銃殺は、瀬戸川を脅すために血のりを使って一芝居打ったものだったのだ。

 一方、竜崎剣司(田中圭)は青葉銀行の資金が岩切組に流れていると報告を受ける。竜崎は麗香に電話し協力を仰ぐも、麗香は「私はどっちにも加担しない」と拒否。すると、竜崎は駅前再開発で来夢来都に立ち退きをかけることをチラつかせ、「あの店をどうするかはアンタ次第だ」と、あらためて麗香に決断を迫った。

 最近、古田を慕い始めているムロ。黒木はそんなムロの認識を否定する。

ムロ「岩切組長は確かに怖い。怖いんですけど、ある意味人間的な感じがします」

黒木「人間的? 極道が!? ハァ~ッ。馬鹿言っちゃダメよ」

 その通り。今回のムロは極道の流儀の餌食になってヒィーヒィー言わされた。今どき蟹工船に乗せられそうになり、しかもムロの命は300万円っぽちに設定されたのだ。しかも、中国マフィアから「高すぎる!」と言われる始末……。

 さらに拉致られ、山奥に連れて行かれたムロ。「人間を埋める目安は赤土1メートル、黒土2メートル」という知りたくない情報を教示され、土葬寸前まで追い詰められた。

 恐怖のあまり、手塚は完全降伏。すべての広告をムロに回すことを約束し、青葉銀行の資金は岩切組に流れる形となった。思惑通り事を運んだ古田は、説き伏せるようにムロに言った。

「よう覚えよけ。適者生存。ワシらの世界は強い者が勝つんじゃのうて、勝った者が強いんや。だから社畜は甘いんや! もっと死ぬ気で人生生きたらんかい!!」

 古田の言っていること、実は至極真っ当だったりする。古田が訴えているのは「いつ死んでも後悔しないよう、人生を生きろ」ということ。何事にも逃げ腰で前を向けないムロを叱咤し、檄を飛ばす古田。当初はムロも恐怖するだけだったが、いつしか古田からの訓示によって変わっているのが面白い。例えば、刑事の城島豊(河原雅彦)から岩切組の情報を聞かれたとき、ムロはこう返した。

ムロ「陳という中国人と接触してまして」

河原「中国人? チャイニーズマフィアか」

ムロ「ああ……すごく凶暴な顔をしてて、ベーリング海峡の噺をしてました」

河原「ルートはベーリング海峡か。ロシアンマフィアも一枚噛んどるかいのう」

 そんな事実はない。ムロは単に蟹工船に乗せられそうになっただけ。なぜ、阿修羅市にとどまるローカルなヤクザが、国際的なコネクションを有しているというのか? 社畜とバカにされながら、密かに一筋縄ではいかない男に変貌していたムロ。図太くなり、そして人間的魅力が増している。全身会社人間の手塚とのコントラストはあまりにも鮮明だ。

 一方の田中は、再開発によるバーの立ち退きをチラつかせて黒木に協力を迫った。現在上映中の映画『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』にて、不動産会社勤務の春田創一(田中)は商店街再開発構想に関わっている。竜崎剣司(Iターン)と春田創一(おっさんずラブ)の立ち位置は真逆。あまりに対称的すぎて、逆に因縁を感じる。これは、果たして狙いなのだろうか?

『Iターン』での田中は、映画『仁義なき戦い』で小林旭が演じた武田明にどこか容姿が似ており、いい雰囲気を漂わせていると思う。

(文=寺西ジャジューカ)