福原愛、「やっぱりイラつく?」ハローキティとの2ショットになぜか批判殺到のワケ

 元卓球日本代表の福原愛が自身のイスタグラムに投稿した内容が話題となっている。

 福原は90年代から2010年代にかけ活躍し、現在は台湾の卓球選手・江宏傑と結婚し二人の子供とともにドイツで生活をしている。

 そんな福原が8月31日に「SANRIO EXPO2019におじゃまさせていただきました!キティちゃんと同じ11月1日生まれの私は終始大興奮。(//∇//)夢のような時間を過ごすことができました。ありがとうございました」と福原と同じ誕生日のハローキティとの写真を複数枚投稿した。

 この内容にインスタグラム上では「愛ちゃんとキティちゃん、可愛いですね!」「愛ちゃんモデルさんみたいだね!」「ますます可愛くなりましたね」といった声が集まっていた。

 しかし、その一方でネット上からは「自分がいかに可愛く写っているかしか考えてないのが丸分かり」「やっぱりイラつく。なんでこんなに嫌われるようなわざとらしい表情をするんだろう?」「女から嫌われるぶりっ子をめっちゃやっている」といった厳しい声が飛び交っていた。

「福原の投稿写真は以前から自撮り写真が多く、そのほとんどがなぜか『ぶりっ子』『自分のこと可愛いと思っている』といった声が殺到してしまうなど、特に女性のアンチが多い印象です。それでも福原は決して自分の見せ方を変えようとしない。夫もイケメンですし、嫉妬の対象になりやすいキャラクターですね」(女性誌ライター)

 福原といえばやはりやはりアスリート。強いメンタルを持っていることは間違いなさそうだ。

嵐・二宮和也、“ゲーム実況”「やります」宣言! 「億なんて余裕」ギャラ提示にやる気満々

 嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)が、9月1日に放送。ゲストには、モデルでタレントの藤田ニコル、お笑い芸人のメイプル超合金、野性爆弾・くっきー!、占い師のシウマ氏らが登場した。

 前回に引き続き、「いつもテレビで拝見してます。」と題し、各分野の専門家や有識者が、“いつもテレビで見ている芸能人”に対し、気になることを指摘するというお節介なコーナーが展開された。

 最初に「指摘を受ける芸能人」は、ニコル。CM契約は6社、レギュラー番組7本、インスタグラムのフォロワー280万人以上、さらに「YouTube」でオリジナル動画の公開を始め、7カ月でチャンネル登録者数が54万人以上という売れっ子のニコルに、「そろそろ仕事セーブした方がいい」と幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏が指摘。「消費される日用品的存在から、そろそろブランド品的存在に変わらないと」などと箕輪氏にアドバイスされ、ニコルは「『そういう時期なのかな』と考えた日もありました」と告白。

 そんな中、箕輪氏は「二宮さんはゲーム実況をやるべき」とピンポイントなアドバイスをする。過度の“ゲーム好き”を公言している二宮だが、この発言には目をこすりながら苦笑い。箕輪氏いわく、「YouTubeなど動画配信サービスは、今まで素人が人気者になる場所だったが、そこに本物のプロが降りていったんですよ」とのことで、キングコング・梶原雄太が“YouTuber・カジサック”として成功するなどの事例を挙げる。箕輪氏は「『やっぱり芸能人ってプロだな』って状況に変わってきたところで、帝王・二宮さんがケタが違うっていうところを……」と、二宮のゲーム実況配信に期待を寄せていた。

 これに対し、二宮はまんざらでもない表情。YouTubeなどの動画サイトでは、ギャラが「ドカンと、“金”って概念なくなるくらい入ってきますよ」「億なんて余裕」と伝えらえると、二宮は驚きの表情を見せながら「じゃあやります。ハイ!」と二つ返事で了承。カメラ目線でガッツポーズを見せ、やる気満々の状態だった。

 さらに、先月「くっきー!」改名のきっかけを作った占い師・シウマ氏に、「(名前を)一画増やすとものすごく良くなる」「“三宮”さんになると、ものすごく良くなる」と言われた二宮は大爆笑。「ゲーム実況の時、“三宮”でやると良い」と話を進めるシウマ氏に、二宮は「それはいいですね、シウマ先生……」と答えていたが、メイプル超合金・カズレーザーから「ただのものまねタレントみたいになりますよ!」とツッコまれ、考え直すよう促されていた。

 この放送にネット上では、「ニノのゲーム実況はマジで見てみたい。三宮への改名はやめてほしいけどね!」「ニノ、『儲かる』って話しただけで目の輝きが全然違う(笑)」「ニノのゲーム実況、いつか実現してほしいなあ~!」などのコメントが寄せられた。

織田裕二、まさかのTBS五輪サブ起用案が浮上! ハイテンション中継が意外に高評価

  2020年の東京五輪を来年に控えて、各テレビ局の五輪関連番組のメインMC、いわゆる“五輪キャスター”が注目を集めている。

 すでにNHKはジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」を、TBSは自局の人気アナウンサー・安住紳一郎アナを起用することを発表。先月にはフジテレビが、「関ジャニ∞」の村上信五を担当することを明かした。

「フジテレビの村上さんに関しては、過去にビートたけしさんと『27時間テレビ』のメインMCを務めるなど、近年は蜜月関係が続いていただけにまあ順当なところでしょう。NHKの嵐についてもさもありなんといった印象ですが、一方でメンバーの1人の櫻井翔さんは過去に何度も五輪キャスターを務めているほか、『NEWS ZERO』にもレギュラー出演しており、日テレの本命と目されていただけに、日テレサイドとの兼ね合いが気になるところです」(スポーツ紙のテレビ担当記者)

 そんな中、世間をざわつかせたのが、TBSの五輪キャスターの本命と目されていた中居正広の“落選”だ。

「TBSの五輪中継といえば、04年のアテネ大会から昨年の平昌大会まで、夏季、冬季合わせて8大会連続で中居さんがメインキャスターを務めてきた。当然、東京五輪も中居さんで決まりと目されていましたからね。中居さんといえば、かねてからジャニーズ事務所からの独立が噂され、近年はレギュラー番組が突如打ち切られたり、CMが減ったりと周辺の動きも激しく、今回のTBSの五輪キャスター落選を受けて、来年以降の動向に注目が集まっています」(同スポーツ紙記者)

 他方、安住アナの五輪キャスター就任を受けて、にわかに注目されているのが、あの人気俳優の存在だという。

「安住アナは人気、実力とも申し分ありませんが、とはいえさすがに自局アナだけで東京五輪開催中の他局との激しい視聴者獲得バトルに挑むのは苦しいだろうということで、局内では世界陸上の中継番組でおなじみの織田裕二さんのサブキャスター起用も水面下で視野に入れているようです。織田さんの感情を露わにしたリアクション大きな中継は局内でも高い評価を得ています。織田さんサイドとしても、他の芸能人ではなく、局アナがメインを務める中でのサブ起用であればプライドが傷つくこともない」(同局の関係者)

 織田のハイテンションMCが東京五輪を盛り上げそう?

メンタリストDaiGo、サンジャポ出演NGでTBSと全面対決へ!? TVから干されても無問題なワケ

  テレビに出たいのか、出たくないのかどっち?

 メンタリストのDaiGoが、9月1日放送予定の『サンデー・ジャポン』(TBS系)の出演が取り止めになった経緯を激白し、話題を呼んでいる。

 DaiGoはNHKが京アニ放火事件の被害者実名報道が正当である声明を出したことに激怒し、8月27日に抗議の動画をアップ。「NHKには二度と出ません」とまくしたてていたが、この件でテレビから干される可能性が出てきているという。

「この動画が世間の注目を浴びたことで、『サンジャポ』から出演依頼が来たそうです。しかし、DaiGoは収録時に東京にいない予定だったため、スタッフには動画出演や事前収録を提案するもなしのつぶて。そこでTBSの知人に探りを入れたところ、『上の人がサンジャポ出演をつぶした』ことが判明したといいます。おそらく、同局の『news23』でも実名報道を行っていたことで、上層部は自局批判になると、難色を示したのでしょう」(芸能記者)

 動画でDaiGoは、TBSのプロデューサーから恫喝されたことを明かしたり、「『モニタリング』に出られなくなったら、テレビ業界にいるメンタリストのスパイを使って、ヤバいことをぶちまける」と宣言するなど、TBSへの不信感を募らせている様子。しかし、ネット上では「テレビに出れなくなってもいいって言ってたんだから、どうこう言うなよ」「メンタリストなのにキャンセルまで読めなかったの?」「なんで逆ギレしてんの?」と、DaiGoの一貫性のない言動に呆れた人も多かったようだ。

 もっともDaiGoはテレビ界にはそれほど固執はしていないという。芸能関係者が明かす。

「DaiGoは『テレビのお偉いさんにヘコヘコするのが嫌だった』と、軸足をネットに移しています。ニコニコ動画の月額有料会員数10万人を突破し、累計ユーザー課金額6億円超。今年4月には6,000万円の売り上げを記録し、同サービスの月額入会数ナンバーワンとなりました。本の売り上げとテレビへの出演に相関関係はほぼないとの結論に達し、最近はテレビ出演のオファーを3回に2回は断っていたようです。地方での講演を減らして、自宅から“オンライン講演”で儲ける方法にシフトしているともいい、テレビから干されてもDaiGoの懐には一切影響はなさそうです」

 どうやらDaiGoをテレビで観る機会はなくなるかもしれない。

「心の傷は治らない」「釈放後が心配」深刻なストーカー被害が話題になった芸能人3人

 8月23日、Hey!Say!JUMP・中島裕翔につきまとったとして、警視庁赤坂警察署が20代会社員の女をストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕したことがわかった。逮捕容疑は、同月19日午後3時45分頃、港区のジャニーズ事務所付近で、中島を待ち伏せした疑いだという。これに対しジャニーズ事務所は、「今後も同様の事案が発生した際は厳正に対処する」などとした強気のコメントを発表した。

 中島以外にも、ストーカー被害に悩まされた芸能人がいる。その一人がタレントのふかわりょうだ。

 8月17日、警視庁原宿警察署は元芸人の佐分利彩容疑者を、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。佐分利容疑者はかつて「にわとりとたまご」というお笑いコンビで活動していたといい、ふかわが所属するワタナベエンターテインメント傘下のタレント養成所「ワタナベコメディスクール」1期生。原宿署から、ふかわへのつきまとい行為をしないよう警告を受けていたものの、収録スタジオに現れたそうで、本人は容疑を認め「ふかわさんが好きで結婚したいと思っていた」などと供述しているという。ふかわは2015年4月にも、自身のFacebookに「殺してやる」などと書き込まれ、当時30代の女が逮捕されている。

「ストーカー被害に何度も悩まされているふかわに、ネットユーザーからは『人柄が良さそうだから、おかしなファンにつきまとわれちゃうのかな……』『物腰が柔らかいから、勘違いする奴がいそう』『ふかわさんにケガとかなかったことが救い』と、ふかわへの同情が多く集まりました」(芸能ライター)

 また、タレントの中川翔子は、18年9月14日にブログで、自身につきまとい行為をしていた男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたこと明かした。

 警視庁によると、同年8月下旬、容疑者は中川宅の郵便受けに「連絡先を教えてください」などと書いたノートを投函。中川の知人が容疑者を発見し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。逮捕容疑は同年9月上旬に警視庁から同法に基づく警告を受けながら、同月13日に都内の中川宅付近で待ち伏せした疑いだ。中川は自身のブログで、「私は以前より、逮捕された男性によるストーカー被害に悩まされ、事務所を通じて警察の方へ相談させていただいておりました。犯人は逮捕されましたが、これで恐怖と不安が消えたわけではありません」と心境をつづっている。

「中川のストーカー被害の報告に、ネット上からは、『出所した後、またストーカーされる可能性があるし、不安は消えないだろうね』『逮捕されても心の傷は治らない』『普通の生活に戻っても、トラウマになっていろいろと思い出してしまうのでは』と中川を心配する声が上がりました」(同)

 「出所した後」となると、女優の菊池桃子が、まさに繰り返しストーカー被害に遭っている。

 菊池につきまとわないよう禁止命令を受けていたのにもかかわらず、自宅を訪れたとして、警視庁池袋署は18年6月24日、元タクシー運転手で無職の男をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。男は17年秋頃に菊池をタクシーに乗せたことで自宅を把握して以降、複数回自宅を訪れ、同年3月にも同法違反の容疑で現行犯逮捕されていた。

「釈放後に再びストーカー被害に見舞われたため、ネットユーザー上には『タクシーに乗っただけで、怖い思いをしちゃうよね』『釈放された時に逆上して、さらなる被害に遭わないことを願うばかり』『本当のファンなら嫌がらせなんかしない』というコメントが散見されました」(同)

 “有名税”という言葉では片づけられない、怖すぎる被害の数々。心の傷は計り知れないが、身体的実害が及ぶ前に容疑者が逮捕されたことは、不幸中の幸いなのかもしれない。
(立花はるか)

「心の傷は治らない」「釈放後が心配」深刻なストーカー被害が話題になった芸能人3人

 8月23日、Hey!Say!JUMP・中島裕翔につきまとったとして、警視庁赤坂警察署が20代会社員の女をストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕したことがわかった。逮捕容疑は、同月19日午後3時45分頃、港区のジャニーズ事務所付近で、中島を待ち伏せした疑いだという。これに対しジャニーズ事務所は、「今後も同様の事案が発生した際は厳正に対処する」などとした強気のコメントを発表した。

 中島以外にも、ストーカー被害に悩まされた芸能人がいる。その一人がタレントのふかわりょうだ。

 8月17日、警視庁原宿警察署は元芸人の佐分利彩容疑者を、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。佐分利容疑者はかつて「にわとりとたまご」というお笑いコンビで活動していたといい、ふかわが所属するワタナベエンターテインメント傘下のタレント養成所「ワタナベコメディスクール」1期生。原宿署から、ふかわへのつきまとい行為をしないよう警告を受けていたものの、収録スタジオに現れたそうで、本人は容疑を認め「ふかわさんが好きで結婚したいと思っていた」などと供述しているという。ふかわは2015年4月にも、自身のFacebookに「殺してやる」などと書き込まれ、当時30代の女が逮捕されている。

「ストーカー被害に何度も悩まされているふかわに、ネットユーザーからは『人柄が良さそうだから、おかしなファンにつきまとわれちゃうのかな……』『物腰が柔らかいから、勘違いする奴がいそう』『ふかわさんにケガとかなかったことが救い』と、ふかわへの同情が多く集まりました」(芸能ライター)

 また、タレントの中川翔子は、18年9月14日にブログで、自身につきまとい行為をしていた男がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたこと明かした。

 警視庁によると、同年8月下旬、容疑者は中川宅の郵便受けに「連絡先を教えてください」などと書いたノートを投函。中川の知人が容疑者を発見し、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。逮捕容疑は同年9月上旬に警視庁から同法に基づく警告を受けながら、同月13日に都内の中川宅付近で待ち伏せした疑いだ。中川は自身のブログで、「私は以前より、逮捕された男性によるストーカー被害に悩まされ、事務所を通じて警察の方へ相談させていただいておりました。犯人は逮捕されましたが、これで恐怖と不安が消えたわけではありません」と心境をつづっている。

「中川のストーカー被害の報告に、ネット上からは、『出所した後、またストーカーされる可能性があるし、不安は消えないだろうね』『逮捕されても心の傷は治らない』『普通の生活に戻っても、トラウマになっていろいろと思い出してしまうのでは』と中川を心配する声が上がりました」(同)

 「出所した後」となると、女優の菊池桃子が、まさに繰り返しストーカー被害に遭っている。

 菊池につきまとわないよう禁止命令を受けていたのにもかかわらず、自宅を訪れたとして、警視庁池袋署は18年6月24日、元タクシー運転手で無職の男をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。男は17年秋頃に菊池をタクシーに乗せたことで自宅を把握して以降、複数回自宅を訪れ、同年3月にも同法違反の容疑で現行犯逮捕されていた。

「釈放後に再びストーカー被害に見舞われたため、ネットユーザー上には『タクシーに乗っただけで、怖い思いをしちゃうよね』『釈放された時に逆上して、さらなる被害に遭わないことを願うばかり』『本当のファンなら嫌がらせなんかしない』というコメントが散見されました」(同)

 “有名税”という言葉では片づけられない、怖すぎる被害の数々。心の傷は計り知れないが、身体的実害が及ぶ前に容疑者が逮捕されたことは、不幸中の幸いなのかもしれない。
(立花はるか)

山本太郎は新時代の田中角栄か!? れいわ新選組の「躍進の謎」に迫る!

 7月に行われた参議院選では、与党側が選挙前の147から141へと議席を減らした一方、野党第一党となる立憲民主党が改選前の9から17へと議席を伸ばす結果となった。

 しかし、そんな結果とともに、史上2番目の低投票率となる48.8%を記録し、国民の政治に対する関心の薄さがますます浮き彫りに。「れいわ新選組(れいわ)」や「NHKから国民を守る党(N国党)」などの出現といった、不可解な選挙結果で多くの国民を混乱に陥れている。

 
 この選挙を、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の中島岳志氏は、どのように振り返るのか? 今回の選挙において中島氏が注目をしたのは、選挙前、マスメディアではほとんど黙殺されていた「台風の目」。そう、山本太郎の登場を「事件」だと語る。その真意とは!?  


■低投票率は日本だけではない!  


──まず、今回の参院選を全体として振り返り、中島さんとしてはどのように感じていますか?

 
中島:今回、与党側の明確な勝利というわけではなく、安倍政権の権力が強化された形にはなりませんでした。選挙前には安倍4選も議論されましたが、その後押しになった選挙とは言えないと思います。一方、注目すべきは野党勢力。特に、「れいわ新選組」の活躍でしょうね。

 
──今回の参院選に向けて、山本太郎氏はれいわを立ち上げました。そして比例代表において、政党が当選者の優先順位をあらかじめ決められる「特定枠」という選挙制度を活用しながら舩後靖彦氏、木村英子氏の2人を議員として送り出しています。  


中島:山本太郎氏の出現は、日本政治史上の「事件」とも言うべき出来事。私は、世界史的な意味があると考えています。それを捉えるためには、政治学でこの20年にわたって議論されてきた「ラディカルデモクラシー」という概念を抑えなければなりません。


  自由競争を重んじる新自由主義が世界を席巻していくと、政策のほとんどを市場に任せることになり、政治が介入する余地が小さくなる。政治に代わって、金融資本が大きな力を持つようになっていきます。アントニオ・ネグリとマイケル・ハートの『帝国』(以文社)などは、まさにそのような未来を予見する議論でした。

 
 そのような新自由主義が続き、かつ間接民主制の下では、主権者である国民は「自分の1票によって世の中が変わる」という感覚を得られなくなっていきます。選挙による生活の変化が期待できないから「1票の重さ」と言われてもきれい事にしか感じられない。その結果、「選挙に行かなくていい」という結論が導かれるんです。これは、日本だけでなく、多くの先進国で起こってきました。

 
──近年、国政選挙の投票率は60%を下回ることもあり、今回の参院選に至っては、48.8%という低投票率になりました。これは、投票によって「政治が変わる」という実感が持てない構造的な問題に起因しているんですね。

 
中島:そこで注目されるのが、直接的な主権の行使を標榜する「ラディカルデモクラシー」です。これには、大きく2つの方向があります。

 
 1つ目が「熟議デモクラシー」というもの。特に、地方政治などの現場では、タウンミーティングや市民の意見を集めるグループワークを行いながら議論を練り上げていき、政策に反映させる事例も多くあります。首長・議会・住民が一緒になって議論を練り上げる参加型デモクラシーを作ることで、有権者は政治参加の実感が得られます。

 
 そして、もうひとつの軸が、ベルギー出身の政治学者であるシャンタル・ムフなどが提唱する「闘技デモクラシー」というあり方。争点を明確にし、境界線を引いていくことで対立軸を作っていく。そして、対抗者に対して「俺の声を聞け」と戦いを挑みながら権利や欲求を訴えていくことで有権者の情動を喚起していくという方法です。

 
 この図式を前提として考えた場合、霞が関と永田町で政治が決まる自民党のやり方は、ラディカルデモクラシーではありませんでした。しかし、この「ラディカルデモクラシー」の中でも、「熟議デモクラシー」としての運動がかつて日本でも起こったことがある。それが、立憲民主党が躍進した1年9カ月前の衆議院議員選挙でした。


■有権者を「裏切った」立憲民主党


──この選挙の直前、枝野幸男氏によって立憲民主党がつくられ、55議席を獲得。同党は野党第一党の座に就いています。

中島:枝野氏は、国民からの「枝野立て」の声に従って立憲民主党を結党し、ひとりで記者会見に望みました。そこで、多くの人は「俺の声が枝野に届いた」と感じ、ラディカルデモクラシーが起動した。だから、枝野氏は「立憲民主党はあなたです」という言葉を使ったんです。

 しかし今回の選挙では、立憲民主党のラディカルデモクラシーとしての側面が裏切られた形になりました。


──「裏切られた」とは?
 

中島:以前、立憲民主党は、「立憲パートナーズ」に象徴されるように、市民と対等なパートナーシップを築き、熟議デモクラシーを行いながら政策立案を一緒にやっていこうと考えていました。グループワークを行いながら、ボトムアップの政治をするというのが立憲民主党の目指す形だったんです。


 しかし、ラディカルデモクラシーを支える人々は、一部の人間による政治に見えた途端「俺たちの声が届いていない」と思い、離れていってしまう。この1年9カ月の間で、立憲民主党の姿勢の中に永田町にいる「一部の人間」の論理が出てしまった。その典型が国民民主党とのいざこざです。


 今回の選挙で、立憲民主党と国民民主党は「どちらの人数を上にするのか?」という争いを繰り広げ「一緒に活動できない」という姿勢を露呈させる。そんな永田町の理屈で行われた交渉が、「立憲民主党はあなたです」というメッセージから遠く離れたものになってしまいました。もちろん、政治を行う上ではどうしても「プロ」の側面は必要になるのですが、ラディカルデモクラシーを狙うのであれば、それを見せてはいけない。いつも主体は「あなた」だ、という物語を設定し続けなければならないんです。

 
──立憲民主党は、国民民主党とのいざこざで「プロの政治」を露呈させたことによって、「あなた」という説得力がなくなり、ラディカルデモクラシーの追い風を受けられなくなってしまった、と。今回の選挙では改選9議席からおよそ2倍となる17議席を獲得していますが、野党第1党としては前回、16年参院選で旧民進党が獲得した32議席に遠く及ばない結果となっています。

 
中島:そこで、立憲民主党の支持が低下してきたときに登場したのが山本太郎氏でした。彼の政策は立憲民主党とは異なり、決してボトムアップ型ではありません。山本氏はどの政治家よりも多くの人の声を丁寧に聞いています。しかし、その声を血肉化した上で、独断的に政策を掲げる。「絶対に消費税を廃止する」という明確な争点をつくり、そこに対して「力を貸してくださいよ」と叫ぶんです。彼の演説を聞くと、論理的なことを述べながらも、その間に情動を喚起する言葉を投げかけていることがわかります。「国民はATMじゃない」「生きててくれよ」「バカにすんなよ」、そんな言葉に涙を流している支持者の姿さえもありました。

 
 そうやって、情動を喚起しながらも争点を明確化させ、安倍、竹中、経団連といった対抗勢力をはっきりさせることによって、ポケットに数百円しか入っていない「俺たち」が連帯するという運動なんです。ラディカルデモクラシーを「闘技デモクラシー」としてとった山本太郎の出現は、今回の参院選の中でも特筆すべき事件であったと思います。

 
■山本×枝野による政権交代


──そんなれいわの躍進に対しては、「左派ポピュリズム」という言葉も使われています。彼らのポピュリズム的な側面について、中島さんはどのように感じていますか?


中島:まず、政治学者が使う「ポピュリズム」と、世の中の「ポピュリズム」の意味が、大きく乖離しているという前提があります。

 
 ポピュリズムという言葉には「大衆迎合主義」という訳語が当てられていますが、この言葉自体にイデオロギーはなく、あくまでも「俺たちの声を聞け」という意味しか含まれていない。この声をしばらく独占してきたのが移民排斥や自国第一主義を掲げる右派勢力だったので、どこか右派的な印象がありますが、もともとはイデオロギーを示す言葉ではないんです。

 
「闘技デモクラシー」として左派ポピュリズムを起動させるリベラル側の動きとしては、アメリカではサンダース、イギリスならコービンといった人々がいます。彼らは、旧来左翼を打破し、大衆の情念に訴えながら「敵はあいつらだ」と語りかけているんです。

 
──中島さんが、山本太郎氏に注目をはじめたのはいつごろでしょうか?  


中島:実は、もともと山本太郎氏については、単に“お騒がせな人”としか思っていませんでした。原発に関する発言も同意できない部分があり、パフォーマンス過多の印象。むしろ毛嫌いをしていましたね。彼がれいわ新選組を旗揚げしたときにも、特に注目はしていませんでした。

 
 しかし、寄付が1億円を超えるような状況になり、社会現象が起こっているということをようやく認識する事ができた。そして、彼の演説動画を観たときに「もしかしたら、彼は闘技デモクラシーに火をつけようとしているのではないか?」「“日本のサンダース”になるのではないか?」と思えてきた。そこから彼に注目をはじめ、これまで書いたものを集めて読み始めたんです。すると、彼自身が6年間の議員生活の中で大きな変遷を遂げていたことがわかってきました。


──「大きな変遷」とは?  


中島:彼は、参院選に当選した6年前を冷静に反省しています。議席をとったにも関わらず、街頭演説に集まる人の数はどんどんと減少していく。彼が掲げる「脱原発」だけを述べていても、誰もついてきてくれなかったんです。しかし、「福島第一原発の処理を行っているのは金のない派遣の立場にいる人々で、これは格差問題である」と主張したところ、拍手が起こった。そこから、原発問題は労働問題につながっていることを実感して、勉強し始めるんです。

 
──以前は、反原発だけだったのが、労働問題や経済問題を含む広い視野を得ていった。  


中島:また彼のすごいところは、人の話をよく聞くところ。いくら格差問題を叫んでも、彼は俳優出身であり、下層労働者ではありませんよね。その代わりに例えば彼は、演説中に意見を言ってきた人を後日議員会館に招いて、その人の語りに耳を傾けたり、時にはその意見を取り入れることもしている。彼らの言葉を血肉化させることで、山本氏の中には体重の乗った言葉が生まれるんです。

 
 彼は日本のサンダース的な運動を作りました。そしておそらく、この流れは一過性ではないでしょう。  


──彼の行動は、今後どのくらいの規模にまで拡大していくと思いますか?

 
中島:僕は政権交代が可能かもしれないと思っています。ただ、そのためには闘技デモクラシーだけでは十分ではない。それだけで政権を運営できるほど政治は甘くないんです。官僚ともやりあえるほどの熟議デモクラシー型の政策集団がいることで、はじめて政権として成り立つでしょう。そこで必要なのが立憲民主党の枝野氏。彼が熟議デモクラシーの代表として、しっかりと山本太郎氏と相互補完的な関係を結ぶことができれば、自民党を倒すことも夢ではありません。逆に枝野氏が山本氏を遠ざけていては、政権交代はできないでしょう。熟議デモクラシーを担うリーダーが、別のところから出てくる可能性もある。誰が山本氏とパートナーシップを組めるのかがポイントです。

 
 かつて70年代の自民党には田中角栄と大平正芳という2人のタイプの違うリーダーがいました。「今太閤」と呼ばれ、大衆の情念を掴んだ田中角栄と、一橋大学を卒業後に高級官僚となり、自民党に入った大平。全く異なったタイプの2人ですが、大平は田中が持っている数十秒で人の心を掴む才能に憧れ、田中は大平が持つエリートとしての政策構想力に惚れ込んだ。そのような相補関係を、枝野氏と山本氏が築けるかが鍵になってくるのではないかと思います。(後編へ続く)

※写真/石田寛 Ishida Hiroshi

山本太郎は新時代の田中角栄か!? れいわ新選組の「躍進の謎」に迫る!

 7月に行われた参議院選では、与党側が選挙前の147から141へと議席を減らした一方、野党第一党となる立憲民主党が改選前の9から17へと議席を伸ばす結果となった。

 しかし、そんな結果とともに、史上2番目の低投票率となる48.8%を記録し、国民の政治に対する関心の薄さがますます浮き彫りに。「れいわ新選組(れいわ)」や「NHKから国民を守る党(N国党)」などの出現といった、不可解な選挙結果で多くの国民を混乱に陥れている。

 
 この選挙を、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の中島岳志氏は、どのように振り返るのか? 今回の選挙において中島氏が注目をしたのは、選挙前、マスメディアではほとんど黙殺されていた「台風の目」。そう、山本太郎の登場を「事件」だと語る。その真意とは!?  


■低投票率は日本だけではない!  


──まず、今回の参院選を全体として振り返り、中島さんとしてはどのように感じていますか?

 
中島:今回、与党側の明確な勝利というわけではなく、安倍政権の権力が強化された形にはなりませんでした。選挙前には安倍4選も議論されましたが、その後押しになった選挙とは言えないと思います。一方、注目すべきは野党勢力。特に、「れいわ新選組」の活躍でしょうね。

 
──今回の参院選に向けて、山本太郎氏はれいわを立ち上げました。そして比例代表において、政党が当選者の優先順位をあらかじめ決められる「特定枠」という選挙制度を活用しながら舩後靖彦氏、木村英子氏の2人を議員として送り出しています。  


中島:山本太郎氏の出現は、日本政治史上の「事件」とも言うべき出来事。私は、世界史的な意味があると考えています。それを捉えるためには、政治学でこの20年にわたって議論されてきた「ラディカルデモクラシー」という概念を抑えなければなりません。


  自由競争を重んじる新自由主義が世界を席巻していくと、政策のほとんどを市場に任せることになり、政治が介入する余地が小さくなる。政治に代わって、金融資本が大きな力を持つようになっていきます。アントニオ・ネグリとマイケル・ハートの『帝国』(以文社)などは、まさにそのような未来を予見する議論でした。

 
 そのような新自由主義が続き、かつ間接民主制の下では、主権者である国民は「自分の1票によって世の中が変わる」という感覚を得られなくなっていきます。選挙による生活の変化が期待できないから「1票の重さ」と言われてもきれい事にしか感じられない。その結果、「選挙に行かなくていい」という結論が導かれるんです。これは、日本だけでなく、多くの先進国で起こってきました。

 
──近年、国政選挙の投票率は60%を下回ることもあり、今回の参院選に至っては、48.8%という低投票率になりました。これは、投票によって「政治が変わる」という実感が持てない構造的な問題に起因しているんですね。

 
中島:そこで注目されるのが、直接的な主権の行使を標榜する「ラディカルデモクラシー」です。これには、大きく2つの方向があります。

 
 1つ目が「熟議デモクラシー」というもの。特に、地方政治などの現場では、タウンミーティングや市民の意見を集めるグループワークを行いながら議論を練り上げていき、政策に反映させる事例も多くあります。首長・議会・住民が一緒になって議論を練り上げる参加型デモクラシーを作ることで、有権者は政治参加の実感が得られます。

 
 そして、もうひとつの軸が、ベルギー出身の政治学者であるシャンタル・ムフなどが提唱する「闘技デモクラシー」というあり方。争点を明確にし、境界線を引いていくことで対立軸を作っていく。そして、対抗者に対して「俺の声を聞け」と戦いを挑みながら権利や欲求を訴えていくことで有権者の情動を喚起していくという方法です。

 
 この図式を前提として考えた場合、霞が関と永田町で政治が決まる自民党のやり方は、ラディカルデモクラシーではありませんでした。しかし、この「ラディカルデモクラシー」の中でも、「熟議デモクラシー」としての運動がかつて日本でも起こったことがある。それが、立憲民主党が躍進した1年9カ月前の衆議院議員選挙でした。


■有権者を「裏切った」立憲民主党


──この選挙の直前、枝野幸男氏によって立憲民主党がつくられ、55議席を獲得。同党は野党第一党の座に就いています。

中島:枝野氏は、国民からの「枝野立て」の声に従って立憲民主党を結党し、ひとりで記者会見に望みました。そこで、多くの人は「俺の声が枝野に届いた」と感じ、ラディカルデモクラシーが起動した。だから、枝野氏は「立憲民主党はあなたです」という言葉を使ったんです。

 しかし今回の選挙では、立憲民主党のラディカルデモクラシーとしての側面が裏切られた形になりました。


──「裏切られた」とは?
 

中島:以前、立憲民主党は、「立憲パートナーズ」に象徴されるように、市民と対等なパートナーシップを築き、熟議デモクラシーを行いながら政策立案を一緒にやっていこうと考えていました。グループワークを行いながら、ボトムアップの政治をするというのが立憲民主党の目指す形だったんです。


 しかし、ラディカルデモクラシーを支える人々は、一部の人間による政治に見えた途端「俺たちの声が届いていない」と思い、離れていってしまう。この1年9カ月の間で、立憲民主党の姿勢の中に永田町にいる「一部の人間」の論理が出てしまった。その典型が国民民主党とのいざこざです。


 今回の選挙で、立憲民主党と国民民主党は「どちらの人数を上にするのか?」という争いを繰り広げ「一緒に活動できない」という姿勢を露呈させる。そんな永田町の理屈で行われた交渉が、「立憲民主党はあなたです」というメッセージから遠く離れたものになってしまいました。もちろん、政治を行う上ではどうしても「プロ」の側面は必要になるのですが、ラディカルデモクラシーを狙うのであれば、それを見せてはいけない。いつも主体は「あなた」だ、という物語を設定し続けなければならないんです。

 
──立憲民主党は、国民民主党とのいざこざで「プロの政治」を露呈させたことによって、「あなた」という説得力がなくなり、ラディカルデモクラシーの追い風を受けられなくなってしまった、と。今回の選挙では改選9議席からおよそ2倍となる17議席を獲得していますが、野党第1党としては前回、16年参院選で旧民進党が獲得した32議席に遠く及ばない結果となっています。

 
中島:そこで、立憲民主党の支持が低下してきたときに登場したのが山本太郎氏でした。彼の政策は立憲民主党とは異なり、決してボトムアップ型ではありません。山本氏はどの政治家よりも多くの人の声を丁寧に聞いています。しかし、その声を血肉化した上で、独断的に政策を掲げる。「絶対に消費税を廃止する」という明確な争点をつくり、そこに対して「力を貸してくださいよ」と叫ぶんです。彼の演説を聞くと、論理的なことを述べながらも、その間に情動を喚起する言葉を投げかけていることがわかります。「国民はATMじゃない」「生きててくれよ」「バカにすんなよ」、そんな言葉に涙を流している支持者の姿さえもありました。

 
 そうやって、情動を喚起しながらも争点を明確化させ、安倍、竹中、経団連といった対抗勢力をはっきりさせることによって、ポケットに数百円しか入っていない「俺たち」が連帯するという運動なんです。ラディカルデモクラシーを「闘技デモクラシー」としてとった山本太郎の出現は、今回の参院選の中でも特筆すべき事件であったと思います。

 
■山本×枝野による政権交代


──そんなれいわの躍進に対しては、「左派ポピュリズム」という言葉も使われています。彼らのポピュリズム的な側面について、中島さんはどのように感じていますか?


中島:まず、政治学者が使う「ポピュリズム」と、世の中の「ポピュリズム」の意味が、大きく乖離しているという前提があります。

 
 ポピュリズムという言葉には「大衆迎合主義」という訳語が当てられていますが、この言葉自体にイデオロギーはなく、あくまでも「俺たちの声を聞け」という意味しか含まれていない。この声をしばらく独占してきたのが移民排斥や自国第一主義を掲げる右派勢力だったので、どこか右派的な印象がありますが、もともとはイデオロギーを示す言葉ではないんです。

 
「闘技デモクラシー」として左派ポピュリズムを起動させるリベラル側の動きとしては、アメリカではサンダース、イギリスならコービンといった人々がいます。彼らは、旧来左翼を打破し、大衆の情念に訴えながら「敵はあいつらだ」と語りかけているんです。

 
──中島さんが、山本太郎氏に注目をはじめたのはいつごろでしょうか?  


中島:実は、もともと山本太郎氏については、単に“お騒がせな人”としか思っていませんでした。原発に関する発言も同意できない部分があり、パフォーマンス過多の印象。むしろ毛嫌いをしていましたね。彼がれいわ新選組を旗揚げしたときにも、特に注目はしていませんでした。

 
 しかし、寄付が1億円を超えるような状況になり、社会現象が起こっているということをようやく認識する事ができた。そして、彼の演説動画を観たときに「もしかしたら、彼は闘技デモクラシーに火をつけようとしているのではないか?」「“日本のサンダース”になるのではないか?」と思えてきた。そこから彼に注目をはじめ、これまで書いたものを集めて読み始めたんです。すると、彼自身が6年間の議員生活の中で大きな変遷を遂げていたことがわかってきました。


──「大きな変遷」とは?  


中島:彼は、参院選に当選した6年前を冷静に反省しています。議席をとったにも関わらず、街頭演説に集まる人の数はどんどんと減少していく。彼が掲げる「脱原発」だけを述べていても、誰もついてきてくれなかったんです。しかし、「福島第一原発の処理を行っているのは金のない派遣の立場にいる人々で、これは格差問題である」と主張したところ、拍手が起こった。そこから、原発問題は労働問題につながっていることを実感して、勉強し始めるんです。

 
──以前は、反原発だけだったのが、労働問題や経済問題を含む広い視野を得ていった。  


中島:また彼のすごいところは、人の話をよく聞くところ。いくら格差問題を叫んでも、彼は俳優出身であり、下層労働者ではありませんよね。その代わりに例えば彼は、演説中に意見を言ってきた人を後日議員会館に招いて、その人の語りに耳を傾けたり、時にはその意見を取り入れることもしている。彼らの言葉を血肉化させることで、山本氏の中には体重の乗った言葉が生まれるんです。

 
 彼は日本のサンダース的な運動を作りました。そしておそらく、この流れは一過性ではないでしょう。  


──彼の行動は、今後どのくらいの規模にまで拡大していくと思いますか?

 
中島:僕は政権交代が可能かもしれないと思っています。ただ、そのためには闘技デモクラシーだけでは十分ではない。それだけで政権を運営できるほど政治は甘くないんです。官僚ともやりあえるほどの熟議デモクラシー型の政策集団がいることで、はじめて政権として成り立つでしょう。そこで必要なのが立憲民主党の枝野氏。彼が熟議デモクラシーの代表として、しっかりと山本太郎氏と相互補完的な関係を結ぶことができれば、自民党を倒すことも夢ではありません。逆に枝野氏が山本氏を遠ざけていては、政権交代はできないでしょう。熟議デモクラシーを担うリーダーが、別のところから出てくる可能性もある。誰が山本氏とパートナーシップを組めるのかがポイントです。

 
 かつて70年代の自民党には田中角栄と大平正芳という2人のタイプの違うリーダーがいました。「今太閤」と呼ばれ、大衆の情念を掴んだ田中角栄と、一橋大学を卒業後に高級官僚となり、自民党に入った大平。全く異なったタイプの2人ですが、大平は田中が持っている数十秒で人の心を掴む才能に憧れ、田中は大平が持つエリートとしての政策構想力に惚れ込んだ。そのような相補関係を、枝野氏と山本氏が築けるかが鍵になってくるのではないかと思います。(後編へ続く)

※写真/石田寛 Ishida Hiroshi

土屋太鳳、「まさか激太り?」5億円ジュエリーを身に付けるも”体型の変化”に注目が集まる

 土屋太鳳が、インスタグラムに投稿した写真が話題となっている。

 土屋は8月31日、「一昨日の29日には本当に光栄なことにジャパンジュエリーフェア2019での「ジュエリー業界が選ぶ“第7回ウーマンオブザイヤー”」表彰式に出席させていただきました…!!!」とつづり、”参考上代価格5億円”という高級ジュエリーを身に付けた自身の姿を公開した。

 土屋はさらに「0を数えてもなかなか正確に把握できないくらいものすごい数字で表現されるジュエリーと出会うことが出来たのですが、近くで見つめて、そして身に付けさせていただいてものすごく感じたのは、5億という数字のインパクトからくるイメージよりもっともっと小さな命みたいにあたたかくて優しくて美しくてそして、驚くほど繊細なジュエリーでした…」と報告。ゴージャスにきらめくジュエリーの魅力を語っていた。

 この投稿にファンからは「めちゃめちゃ綺麗!太鳳ちゃんもジュエリーも!」「すごい重みがありそうなジュエリーですね」「5億?5億を身につけている女!素敵(笑)」といった称賛の声が多く寄せられていた。  

 しかし、その一方でネット上からは「太ったな!」「急に太った?ドレスだから?」「体型がパンパンになってる!どうしたの?」「激太り?」と、ドレス姿に身を包む土屋の”体型の変化”に驚く声が寄せられていた。

 確かに写真を見ると普段の姿より太っては見えるが、メリハリのある体型はドレスに映えて高級ジュエリーに負けない存在感か?

King&Prince、主演『DREAM BOYS』が波乱含み――キャスト降板&堂本光一「恐ろしい」発言

 今年からKing&Prince・岸優太と神宮寺勇太がメイン出演する舞台『DREAM BOYS』(東京・帝国劇場 9月3日~27日)。作・構成・演出をジャニー喜多川社長が手がけてきた作品だが、今年7月に同氏が亡くなったことを受け、KinKi Kids・堂本光一がサポートに加わったという。新生『DREAM BOYS』のお披露目が近づく中、キャストの1人が突如降板し、ジャニーズファンに衝撃が走っている。

 同作は過去に滝沢秀明、KAT-TUN・亀梨和也が主演を務め、2013年の『DREAM BOYS JET』以降はKis-My-Ft2・玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉の3人が出演。今回で主人公役は岸にバトンタッチし、ジャニーズJr.内ユニットのHiHi Jets(高橋優斗・井上瑞稀・橋本涼・猪狩蒼弥・作間龍斗)、美 少年・岩崎大昇、佐藤龍我、藤井直樹、7 MEN 侍・中村嶺亜、菅田琳寧、佐々木大光もキャストに名を連ねていた。

 ジャニー社長の死後、初めての『DREAM BOYS』上演が迫っているものの、8月28日に主催の東宝が出演者の休演を発表。HPに「帝劇9月公演『ドリームボーイズ』に出演を予定しておりました菅田琳寧が、私事都合により、本公演は出演しない運びとなりました」というお知らせと謝罪が掲載されたのだ。同日中にはポスターからも菅田の写真が消え、ファンは「琳寧、どうした? なんでドリボ出ないの?」と困惑。ジャニーズの舞台やコンサートにおいて、ケガやスケジュールの都合で出演が見送りになった場合は理由を公表していたが、東宝サイドが説明した「私事都合」の文言は異例だったとか。

「東宝のHPを見る限り、今回は一部の公演ではなく『DREAM BOYS』全公演で不参加となるようです。菅田はアクロバットを得意としているため、ファンはケガの可能性が高いとみています。詳細に注目が集まるも、ジャニーズ公式サイトでのアナウンスは『出演者に変更がございます。詳細は公演公式HPをご覧ください』との一文のみで、なぜ降板に至ったのかは明らかにしていません。この降板発表前日の27日には、ジャニーズからファンクラブ会員にメールマガジン『ジャニーズジュニア情報局 メール伝言板』が送られていて、出演者欄に菅田の名前が確認できます。しかし、降板発表後は菅田に触れないままのため、ファンは『なんで事務所は発表しないんだろう』『東宝が発表したことが気になる』『ケガや病気ならそう書くだろうから、それ以外に降板した理由って?』『「私事都合」って書き方が怖い』と、動揺しています」(ジャニーズに詳しい記者)

 菅田も所属する7 MEN 侍は25日まで行われていたコンサート『パパママ一番 裸の少年夏祭り!~家族そろってGoodbye Summer~』に出ていただけに、もしケガをしていたのならばこの公演後の3日間で何らかのアクシデントに見舞われたことになる。9月1日の段階で菅田に関する追加情報はなく、ジャニーズ事務所退所を危惧する声も上がるなど、ファンの不安は募っている。

「一方で、今年の『DREAM BOYS』は強力な助っ人が関わっています。7月31日、公式携帯サイト・Johnny's webの連載『Show must go on』で、堂本が『お手伝いさせて貰う事になりました』と報告。ジャニー社長が他界した後、ジャニーズアイランド・滝沢社長がさまざまな仕事を抱えているため、『自分が力になれたら』と、思い立ったそうです。過去の資料映像を見て『DREAM BOYS』について勉強し、ジャニー社長が生み出した世界観を壊さずに台本の修正などを進めていくと、決意を語っていました。同時に、出演者の稽古スケジュールが少ないと嘆いていたんです」(同)

 さらに、堂本は8月30日に同連載を更新。9月11日より大阪で始まる自身の主演ミュージカル『Endless SHOCK』と『DREAM BOYS』の稽古場を行き来する日々だと近況を報告した。『DREAM BOYS』に関しては、あらためて稽古の時間がない点を悔やみつつ、文句を言うこともなく、疲れを見せずに頑張るキャストに対して「おじさんはもう親心で涙出そうになります」と感激している様子。稽古場での最終通し稽古は終わったといい、「まだちゃんと芝居をつけてあげられてないシーンもあるし、恐ろしい」などと本音を吐露していた。

 連載の内容を受け、出演者のファンからは「『ドリボ』は琳寧くんが出られなくなったり、急きょ変更するところがいっぱいあるだろうな。いろいろ大変そう」「光一くん自身も『SHOCK』の稽古で大変だろうに……スゴい」「琳寧が出ないことで変更もあったし、時間がない中で光一さんの頑張りがありがたい。初座長の岸くん、頑張れ!」と、堂本への感謝の声も出ていた。

 上演前から波乱含みの『DREAM BOYS』。まずはこれ以上のハプニングに襲われず、無事に初日の幕が開くことを願いたい。