
今週の注目記事・第1位「『池江璃花子』と『なべおさみ』奇怪な巡り合い」(『週刊新潮』9/5号)
同・第2位「謎のベールに包まれた『滝川家』履歴書」(『週刊新潮』9/5号)「進次郎に恨み節 NHKの看板アナ『何度会っても』彼女になれない』」(『週刊文春』9/5号)
同・第3位「今どき『裏の顔役』とは 激白『カジノは許さん』と『菅官房長官』を叱る『横浜のドン』」(『週刊新潮』9/5号)
同・第4位「あおりでショービジネス化! 『天気予報』がオオカミ少年になる日」(『週刊新潮』9/5号)
同・第5位「日本と韓国『どっちが正しい、どっちがまとも?』」『週刊現代』9/7号)
同・第6位「厄介な隣人にサヨウナラ 韓国なんて要らない」「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」(『週刊ポスト』9/13号
同・第7位「台湾、香港、次はどこか 中国電脳攻撃」(『ニューズウィーク日本版』9/3号)
同・第8位「燎原の火の如し! 『SNS社会』の『正義』の暴走」(『週刊新潮』9/5号)
同・第9位「専門家が警鐘! 入ってはいけない『保険』実名リスト」(『週刊新潮』9/5号)
同・第10位「松本人志『クレイジージャーニー』仕掛人 TBS社員の暴行・放送中止事件」(『週刊文春』9/5号)
同・第11位「小室圭さん母子7月極秘交渉『400万円は一切返さない』」(『週刊文春』9/5号)
同・第12位「秋篠宮家VS.外務省『ブータン家族旅行』某重大事件」(『週刊ポスト』9/13号)
同・第13位「潜入ルポ アマゾン絶望倉庫」(『週刊ポスト』9/13号)
同・第14位「長渕剛 20年ぶりの主演映画『太陽の家』『公開日が決まらない』」(『フライデー』9/13号)
同・第15位「40代女性の告白『私はあおり運転犯に4日間監禁された』」(『週刊文春』9/5号)
同・第16位「赤坂宿舎に“籠城”上野厚労政務官口利き新証拠」(『週刊文春』9/5号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
どうも現代の変則発売に慣れない。月曜日発売と金曜日発売は、現場に混乱をもたらしていないのだろうか。
先週文春が、あっせん利得処罰罪に抵触するのではないかと追及した、上野宏史厚生労働政務次官が、「法令に反する口利きをした事実はない。報道は大変遺憾だ」としながらも政務官を辞任した。秘書に話した内容を録音されていたことで覚悟したのだろう。
あおり運転と暴行で逮捕された宮崎文夫容疑者(43)は、不可解な人物らしい。文春で、岐阜市在住の40代の女性が、不思議な4日間のことを話している。
昨年9月に、出会い系のサイトでマッチングした途端、「夜ごはんどうですか?」とメールが来たという。今、奈良だというのだ。「無理でしょう」と返すと、「これから向かいます」といったという。
待ち合わせの喫茶店に1時間ぐらい遅れてきた宮崎は、「飛騨牛の店」で食事した後、岐阜を案内してほしいという。そこから車を名古屋方面に向け、プリンターとFAXをつなぐので手伝ってほしいといいだした。
連れられて行った1LDKの部屋で宮崎は酒を飲みだした。「クルマで帰れないじゃないか」というと、アルコールが抜けるまで待ってくれと、寝てしまったそうだ。そうやって今度は大阪へと行き、三重に行きと、4日間一緒に行動させられた。大阪では宮崎の母親が入っている施設へ連れて行って、「俺の婚約者だ」と紹介してそうである。だが、その間、肉体関係はなかったという。
彼女と別れた後、暴行を働いたときに一緒にいた、喜本奈津子という女と、やはり出会い系サイトで出会うのだ。
こうしたことを見ると、女性とSEXをすることよりも、一緒にいて頼りになる人間を求めて出会い系サイトを探していたのではないか。
逮捕されたとき、喜本と手をつなぎたいといったそうだが、一人では何もできない、甘えん坊なのかもしれない。こういう男に限って、女にいいところを見せようと、居丈高になったり、暴力をふるったりしがちである。
フライデーが、長渕剛の20年ぶりの主演映画『太陽の家』が5月に撮影が終わっているのに、公開日が決まらないと報じている。長渕といえば、『とんぼ』がよかった。だが、度々監督と衝突するトラブル男だから、配給会社が決まらなかったという。ようやく洋画配給の会社が決まったが、大都市のごく一部の映画館での上映になる。それを長渕が納得しないため、発表できないそうだ。
長渕が人情に厚い大工の棟梁になり、広末涼子演じるシングルマザーのために家を建てるというストーリーだという。長渕の演技はいいが、実際の彼とのかい離が大きすぎて、映画にすんなり入っていくことが出来ない。それが彼の最大の問題だと思う。
映画といえば、先週の土曜日に、クエンティーン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を見た。ディカプリオが落ち目の俳優で、ブラビが、その付け人でスタントマンという役。アル・パッチーノがプロデューサー役で画面を引き締める。60年代をハリウッドを舞台に、落ちぶれていく中年俳優をディカプリオが熱演。ブルース・リーやマックイーンのそっくりさんが出てくる。
中でもマックイーンは瓜二つ。目のあたりや、喋り方が、マックイーンが生き返ったようだ。
あの頃のハリウッドの雰囲気がいい。8歳の少女が出てくるのだが、これが何ともいえないほど「絶世の美少女」なのだ。
こんなきれいな女性にはなかなかお目にかかれない。彼女を見るだけでも一見の価値がある。
最後は、1969年8月9日に起きた、「シャロン・テート事件」で終わるのだが、それもさすがタランティーノは、そのまま描きはしない。
脚本に5年かけたというが、さすがに、タランティーノの映画に対する深い愛情があふれた、近来希な楽しい映画であった。
ジャーナリスト横田増生のアマゾン潜入ルポの最終回。今回はアマゾンの物流センターでアルバイトの死亡事故が多発していたことを報告している。
センターで59歳の女性がくも膜下出血で亡くなった。しかし、彼女が倒れてから、救急車が到着するまで1時間が経っていたという。
なぜそんなに時間がかかるのか? それを13年から16年までセンターで働いていた男性がこう説明している。
「アマゾン社内では、物流センターでアルバイトの方が倒れたときの連絡系統というのが厳格に決まっているんです。発見者からリーダー、次にはスーパーバイザー、その次は“アマゾニアン(アマゾン社員を指す)”に連絡を上げていかなければなりません。そのうえで、センターのトップであるサイトリーダーなどにも報告して、はじめて救急車を呼ぶことができるんです。アルバイトであるリーダーやスーパーバイザーが、アマゾニアンの頭を飛び越して救急車を呼べば必ず叱責の対象となります。アマゾンの承諾なしに救急車を呼べば、派遣会社の責任も問われます」
おいおい、これでは助かる者も助からないではないか。
アマゾンは、アルバイトや派遣社員を機械の部品の一部だと考え、ダメになったら捨てて新しいのと取り換えればいい、そう考えているのかと思えてくる。私もアマゾンプライムに加入しているが、こういう話を聞くと、アマゾンに代わるところがあれば代えたい、そう思いたくなる。
これもポストから。秋篠宮夫妻と息子の悠仁さんが、このほどブータンへ家族旅行した。
悠仁さんの初の外国訪問で注目されたが、ポストによると、外務省には直前まで連絡がなかったという。
外務省は慌てた。というのも、ブータンには日本大使館がないから、インド大使館が対応せざるを得ない。
だが、秋篠宮一家がブータンに入る日には、インドのモディ首相もブータンを公式訪問することが決まっていたそうだ。
外務省が秋篠宮家の動向を把握していれば、こうしたダブルブッキングが避けられたのにと、外務省は困惑していたそうだ。
そのため、「秋篠宮殿下は外務省をないがしろにしているのではないか」という声が出ているというのである。
皇嗣として、秋篠宮夫妻もそうだが、姉妹弟たちも、これから海外訪問が増えることは間違いない。
今回のようなことのないよう、連絡だけは密に取った方がいいと、私もそう思う。
さて、小室圭の母親と、元婚約者の男性との話し合いがようやく始まったようだ。だが、文春によれば、いきなり壁にぶち当たったという。
7月中旬、元婚約者とその代理人、小室圭の母親・佳代の代理人の上芝直史弁護士が初めて対面した。
元婚約者は「四百万円は貸したという認識なので、全額返していただきたい」といったそうだ。
だが、上芝弁護士は、「借りたお金ではないので、一切返すつもりはありません」と一歩も譲らなかったそうである。
文春は、「ここに、小室さん母子の強い『意志』が感じられるのだ」としている。
だが、今年1月に、圭がこの問題について説明する文書を公表した際、上芝弁護士は、「お相手の理解を求められるようにこれから積極的に努力する」と述べていたではないか。
このような木で鼻を括ったようないい方では、理解を得られるわけはない。
私は、眞子&圭の結婚は、2人が好き合っているなら成就させてあげるべきだと考えているが、もし、この対応が真なら、私も小室母子に失望せざるを得ない。
1月に上芝弁護士は、返済ではなく、支援への謝礼、またはトラブルの示談金という名目で支払う可能性にも言及していたではないか。
お互い、辛い思いをしてきたのだから、全額でなくても半額でも払って、収束させるのが大人のけじめのつけ方ではないのか。
元婚約者の代理人は、文春によれば、現代に出入りするフリー記者だという。子どもの使いではないのだから、どこを落としどころにするのか、小室母子に提案するのが代理人の役目だと思うのだが。
ところで、今や吉本興業のドンといわれる松本人志の人気番組『クレイジージャーニー』(TBS系)がクレイジーなことになっているようだ。
この番組制作のトップである横井雄一郎(38)が、スタッフから外されたというのである。
理由は、暴力沙汰を起こしたことだ。高校、大学でサッカーをやっていて、プロになるのではといわれたぐらいの実力があったというが、そういう人間にありがちな、頭より身体を使うタイプだったようだ。
今年4月ごろ、テロップを入れる編集作業に不手際があったとかで激昂し、ADの胸ぐらをつかみ振り回した。その時、ADが壁にぶつかり流血騒ぎになったというのだ。
それ以前にもそれに近いパワハラを起こしていたそうだ。佐々木卓TBS社長はハラスメントに厳しく対応する方針で、横井は同番組から外されたそうである。
お次は新潮。かんぽ生命の不適切な契約問題が噴き出る中、新潮は、「入ってはいけない保険のリスト」を実名を挙げて特集している。
持病があっても入れる保険とテレビで大宣伝しているが、当然ながら、そうでない保険と比べると、保険料が概ね1.5倍から2倍に跳ね上がる。それなら、そのおカネを預貯金に回したほうが賢明だ。
新潮は、知っておくべき保険の常識を3つ挙げている。国の健康保険があれば民間の医療保険は必要なし! 貯蓄型保険はマイナスからスタートで意味なし!「孫のために…」「がんになっても…」過度に不安を煽る保険に要注意! これだけは知っておいたほうがいい。
ところでSNSの暴走が止まらない。新潮では、煽り運転と暴行で逮捕された女性・喜本奈津子容疑者の氏名が公表される前、喜本と似ているというだけで、顔も名前もネットに晒され、恐怖に脅えることになった女性のケースを紹介している。
2016年、朝鮮学校への補助金停止に反対を表明した日弁連や、各地の弁護士に対して、「余命三年時事日記」というブログが、懲戒請求を呼びかけ、全国の21弁護士会に計約13万件もの懲戒請求が寄せられたケースもあった。
SNSは今や一国の政治を動かすことさえできる。
ニューズウイーク日本版では、昨秋行われた台湾の高雄市長選で、泡沫候補同然だった韓候補が当選できたのは、中国の謎の電脳グループが、親中派の韓の支持率を押し上げるために、対立候補のフェイクニュースを大量に配布したりして“支援”したと報じている。
8月19日には、ツイッターとフェイスブックが、香港での抗議活動を損なう宣伝を、中国の偽情報ネットワークが行っていると、不正アカウントの停止・削除を発表した。
今や、一国の政治を動かすのは、政治家のスピーチではない、サイバーテロである。
ソウルを旅行中の日本人女性に、韓国人の男が暴行を働く動画をテレビで見ていて、ケガをした女性には失礼だが、「怖い」と思った。
韓国警察はこの男を取り調べ、男も暴行したことは認めているようだから、事実を映したのは間違いないようだ。だが、いささかの疑問は残る。
日本人女性には連れがいたのだろうか。男が声をかけてきたところから暴行シーンまでを克明に撮っているが、撮影者はなぜ彼女を助けないで撮り続けたのだろう。
日本人はもちろん、韓国人の多くも、この男の非道を非難している。だが、これが万が一、意図的につくられ、反韓感情を煽るフェイク動画だったらと考えると、ものすごく怖いではないか。
映画『ライオン・キング』のファブロー監督は、「CGアニメーションだと理論的に完璧な絵はいくらでも作ることができてしまう」といっている。
冷静さと客観性のない日韓両国民だから、一本のフェイクニュースで、「日韓開戦 韓国よ、ならば全面戦争だ!」(2019年10月号のWILL増刊より)となりかねない。それが心底怖い。
ポストにも、韓国なんて厄介な隣人にはサヨウナラしようという特集がある。
嫌韓ではなく、もはや減韓、断韓をしようというのである。
GSOMIAを破棄したって困るのは韓国、貿易でも困るのは韓国、韓国人が日本に来て使うおカネは、中国やアメリカの3分の1、輸出依存している韓国は、日本の市場が無くては食べていけないといいたい放題である。
その上、東京オリンピックを韓国がボイコットするなら、日本のメダルが増えていいと、ノーテンキな記事である。
また、韓国人の直情径行型の怒りを抑えられないのは、「憤怒調節障害」という疾患で、こうした人は韓国人の10人に1人はいるというのだ。
まるで、韓国人は精神的におかしいといわんばかりの記事である。
韓国側からいわせれば、お前たち日本人こそ「憤怒調節障害」ではないのかといいたくなるだろう。
CBCテレビ(名古屋市)の生放送情報番組『ゴゴスマ』で8月27日、中部大学教授・武田邦彦が、先の韓国を訪れた日本人女性が暴行された事件について、
「路上で、日本人の女性観光客をその国のね、訪れた国の男が襲うなんてのはね、これはもう世界で韓国しかありませんよ」「日本男子も韓国女性が入ってきたら暴行しにゃいかないからね」
と発言して、CBCテレビが謝罪した。
毎日新聞の「万能川柳」で、選者の仲畑貴志が「台風も日本のせいと言いそな韓」を”秀逸”に選んだことが問題になっている。
「人の振り見て我が振り直せ」という諺を思い出したほうがいい。韓国人と日本人は顔も背格好も、すぐ頭に血がのぼるところもソックリな双子のようなものである。
今回の騒動を見ていて、「近親憎悪」という言葉が一番ぴったりすると、私は思う。
さて、不確実なことばかりの世の中で、唯一確実なのは死ぬということである。だが、日々の忙しさに取り紛れて、それを忘れてしまう人が多い。
現代は毎週、そのことを読者に教えようとしているのかもしれない。
今週も「病気で死ぬのはこんなに不幸」「死んでからわかる、あなたの値打ち」「大事な遺産を親戚に横取りされない遺書の『書き方』『書かせ方』」と「死」のオンパレードだ。
死がそう遠くない私は、こんな陰々滅々たる特集を読みたくはないが、現代は、武士道のように、常に死を考えることこそよく生きることだ、という深遠な編集方針で記事づくりをしているのかもしれない。
そんな現代の中で、読んでみたくなったのは「ちゃんとした外国人に聞いた」と頭に付いた日韓問題。
フランシス・フクヤマ米スタンフォード大教授は、今回のGSOMIA破棄は韓国の内政問題だとし、「貿易摩擦については、日本も韓国も、トランプ流の関税強化策に引きずられ、その手法をマネてしまっているように映ります」と、どっちもどっもという見解。
米ジョージア大学のセレステ・アーリントン教授は、日韓関係は深刻だと見ている。そして、「分別あるリーダーシップが欠如している両国の政府ともに責任があります」と指摘している。
『日はまた昇る』のビル・エモットは、加害者は歴史を無視・忘却・軽視するが、被害者の歴史的な記憶は消えない。だから、韓国で歴史的記憶が重要な役割をしているのは、何ら驚くことではないという。そして懸念することが3つあるとして、一つは北朝鮮の新たな挑発を助長するリスクがある。二つ目には、アメリカの無関心によってアジアの主導権が中国に移る。三つ目は、主要な調停者であるWTOのさらなる弱体化だと指摘する。
「今回の摩擦はタイミングが悪く、かつ破壊的なものに思える」(ロンドン大のアレッシオ・パタラーノ日本プログラム部長)
「両国のリーダーが歴史問題を、政治的な利益を得るために利用している」(米ポモナ・カレッジのミェチスワフ・ボデュシンスキ准教授)
一方的にどちらが悪いという論客はいない。日韓の首脳が話し合い、何らかの譲歩をすることでしか解決できない。誰もがそう考えているようである。
ところで私は、テレビに出てくる気象予報士というのに不信感がある。中でもフジの『とくダネ!』のアマタツ(天達武史)気象予報士が好きになれない。自分は気象予報士ではなく、ワイドショーのスターだと勘違いしているような振る舞いが、鼻についてならない。
天気予報は誰がやってもほぼ同じであるはずだ。それなら、番組ごとに予報士を変える必要などないではないか。それに予報が当たらない。下駄を放って、裏表で占っているのではないかと思えるほどだ。
西日本豪雨のようなときは別だが、東京に住んでいる人間が、沖縄や北海道の天気を知る必要はほとんどない。それに、観測史上最悪だとか、ゲリラ豪雨だとか、天気予報をショーにしてしまっているのが不愉快だ。
そう思っていたら、今週の新潮がやってくれました。「天気予報がオオカミ少年になる日」。もう既になっていると思うが。
気象予報士の草分け、森田正光は、昔は天気予報は1,2分だったのに、時には1時間近くも割くようになったのは、「技術が進歩して予報の精度が上がり、以前に比べて圧倒的に“当たる”ようになったこと、そして個性的な予報士が出てきたという事情がある」と話している。
だが、個性的なというのはわかるが、当たるようになったというのはどうだろうか。毎年、梅雨入り、梅雨明け予想をやるが、当たったためしはないと思う。梅雨明けなどいつも知らないうちに過ぎていってしまう。
森田は、視聴者にわかりやすさを心がけるために、予報士に断定調でいわせるのは好ましくない、天気にもグレーの部分があるというのはわかるが、今日一日の天気ぐらい当ててほしいと思う。
史上最悪、史上最大などと、今のような “あおり”予報を続けていると、視ている人間も言葉に麻痺してくる。
防災システム研究所の山村武彦所長が指摘しているように、今年の九州南部豪雨では、鹿児島市全域の59万人に避難指示が出されたが、実際に避難所へ移った住民はわずか0.61%だったという。
気象庁が『命に危険を及ぼす火災が発生する恐れがある』という異例の会見を行ったのにである。
その日の天気は外へ出て空を見ればわかる。雨が心配なら小さな傘を持てばいいし、100均で手に入る。雷や台風の時は外へ出ない。真夏は炎天下を歩かないで家かオフィスで昼寝する。気象は異常なのが当たり前。自然に逆らわなければいいだけの話だと思うのだが。
林文子横浜市長とハマのドン・藤木幸夫横浜港運協会会長との、カジノを巡る“喧嘩”が面白い。
林は、カジノを含めた統合型リゾートを進める菅官房長官に押し切られたのであろうが、文春によると、それだけではなく、トランプのお友だちである、カジノ大手「ラスベガス・サンズ」会長の意向を忖度した官邸側が、さらなる後押しをしたのではないかと報じている。
藤木会長だが、以前は菅と親しく、カジノ賛成派だったそうだ。だが、調べるうちに、カジノはそんなに簡単にできるものではない、ノウハウのあるアメリカのカジノ企業のようなところでないと難しいことに気づき、ギャンブル依存症について勉強を始め、菅のいうことに不信感を持つようになったそうだ。
藤木の菅の評価が愉快だ。
「官房長官になっちゃったからね。(中略)ヘッポコ市会議員から国会議員、官房長官となった。だから、昔を知ってた連中からすれば、“権力ボケ”と見られちゃうわけ……」
またこうもいう。
「安倍みたいなのにくっついてちゃ。菅は安倍の腰巾着だ。その安倍はトランプの腰巾着……。トランプとカジノ業者が火元だってわかるんだよ。菅もとばっちり、俺もとばっちり、横浜の人はみんなとばっちりを受けているんだよ」
カジノがトランプからの要請だということを、彼は見抜いている。
「歳も歳だし、殺されようが何しようが俺は反対で死んでいく。とにかく横浜の港ではダメだ。埠頭で汗を流し、死んだ人間もいるんだから。数え切れない人が死んでいるこの場所で、ブランデー飲みながら博打打たれちゃたまんねぇ、ってこと。俺は一人になっても最後までやるよ」
89歳というのが心配だが、老いた花田秀次郎(昭和残侠伝)のようだ。大向こうから「がんばれ!」の声が聞こえる。
さて、小泉進次郎が追い詰められている。デキ婚発表後の8月22日、2人は軽井沢の教会で挙式した。親族だけだったが、母親は列席しなかった(文春によれば、この軽井沢プリンスホテルは、女性起業家と彼が逢瀬に利用していたという)。
滝クリの男関係が週刊誌で書かれることは想定内だっただろうが、想定外なのは、進次郎の女関係、それも無類の女子アナ好きが次々と暴露されたことである。
女子アナと会うやり方はいつも同じで、親しい青年実業家などと食事をした後、青山のマンションに女子アナを呼ぶというパターンだったそうだ。
民放の報道番組を担当する20代の女子アナは、飲み会で会った進次郎と連絡先を交換し、その後、進次郎からショートメールで「そろそろ飲もう」「二次会で合流しない」といって来たそうだ。
進次郎は、秘密主義を徹底していて、記者はおろか、同僚議員にも携帯番号を教えないそうだ。
安倍首相が入閣を打診しようとして連絡先が分からず、首相周辺が携帯番号を聞こうとすると、進次郎が「事務所を通してください」と返事をしたため、安倍が激怒したことがあったといわれるが、女子アナにはホイホイ教えているようだ。
フリーアナの伊藤綾子にもアプローチをしたことがあったが、彼女にはフラれたそうだ。だが、NHKの看板アナで年上のBは、進次郎のアプローチを受けて週に何度も会う親密な関係になったが、「いくら逢瀬を重ねても小泉氏が一向に自分を“彼女”にしてくれないことに悩んでいた」(NHK関係者)。その後、別の男と結婚したそうだ。
末は大臣を目指して懸命に勉強していたのかと思ったら、数々の女子アナたちと会っていたというのである。
そうなると、自慢の演説を磨く時間も惜しくなったのだろうか、今年の7月の参議院選では、博報堂出身のコンサルタントをつけて助言を求めるようになったという。
さらに内容を消化しないまま発言することも多くなってきた。農林部会長になった進次郎だが、農協改革の目玉だった全農(全国農業協同組合連合会)の株式会社への転換では、団体側から猛反発を受けて頓挫してしまった。
この挫折後も、彼は実績を残せず、国会改革でも、実現したのは「国会での配布資料のペーパーレス化」だけだった。さらに売りだった安倍批判も影を潜めてしまったのでは、進次郎もただの若手議員の一人にすぎない。
新潮は、滝クリ家が謎のベールに包まれていると、思わせぶりなタイトルを付けている。母方の祖父は神戸市議、曾祖母は婦人運動の草分けと報じたメディアが多くあったが、それは誤報であるという。
なんのことはない、出典はWikipediaで、それが間違っていたのだ。今のメディアの連中は、裏も取らずにコピペするから、こういうことがしょっちゅう起きる。
滝クリの母方のおばによると、義父、おばの夫も武田薬品に勤めていたという。滝クリが武田のアリナミンEXのCMに起用されたときは大喜びしたそうだ。
滝クリの母親は京都の大学に進学してからパリのソルボンヌ大学に留学して、そこでフランス人の男性と出会い結婚する。
3年後に帰国して神戸に移り住んで、父親はウンガロジャパンの元社長だそうだ。ベールを取っ払えば、裕福ではあっただろうが、さして謎のある家庭ではない。
将来、この2人に何かあるとすれば、進次郎が首相になれなかった時であろう。滝クリから捨てられないためにも、政治家として実績をつくれるかにかかっているようだ。
今週の第1位は池江璃花子となべおさみという奇異な取り合わせをスクープした新潮に捧げたい。
今週の新潮の目次を見て、一瞬、目を疑った。白血病で闘病中の池江璃花子(19)と、評判極めて芳しくない芸人・なべおさみ(80)が“親しく”付き合っているというのだ。
読み進めると、親しいといっても男女の仲ではないようなので安心した。なぜお前は、そんなバカな心配をするのかといわれるかもしれないが、彼には“前科”があるのだ。
詳しくは書けないが、なべは、私が知る某芸人の若い奥さんを誘い出し、関係を結んだことがあったと聞いている。
それを知った芸人は、奥さんを詰り、なべに詰め寄った。なべは事実を認め、謝罪したが、奥さんは精神的にやや不安定になってしまったそうである。
そんな奴がなぜ池江と?
新潮によれば、なべは、「以前から『施術』と称して、がん患者などに『気』を送り命を助けてきたと周囲に話していた。それが芸能界を中心に口コミで広まり、池江選手も多額の費用を払って相談にのって貰っているそうです」(池江を知る関係者)
池江の母親が、知人を介して面識を持ったそうである。
近隣住民にも「私は会って話をすれば、その人の体調や性格が分かる才能を持っている」といっているそうだが、私のような編集者だって、会って話せば相手の体調や性格は、それなりに分かる。
なべによると、胃の摘出手術をした王貞治が相談に来て、手を握ってあげたら、余命の終わりが近付いていると分かったので、救ってあげたと自分の本に書いているそうである。
よくある話だが、こうした怪しげな民間療法に頼ってしまったために、助かる命を失ってしまったケースがある。池江の場合は、抗がん剤治療が順調で、8月にはディズニーランドに行くこともできたと、自らSNSにその時の写真を投稿しているぐらいだから、なべの気やパワーなど必要ないはずだ。
それに写真を見る限り、池江は元気そうだ。
吉本興業入りをしたと明かしたなべは、口はうまいし、一見、優しいオジサン風だが、今は知らないが、かつてはヤクザとの付き合いも深かった人間である。池江も深入りしないほうがいい。(文中敬称略)
【巻末付録】
まずはポストからいこう。
毎度おなじみのいきなり巻頭SEXY「なをん/戸田れい□□□して下さい。」。毎回こんないい女の丸裸を見ていて、西田幸樹というカメラマンは、裸を見てもコーフンしなくなっているのではないか。チョッピリ余計な心配。
今週は下着が多い。「女性の下着白書/女たちはこんな下着を着けている」
後半も下着だ。「女性の下着白書/私の勝負下着、いかがですか? 階戸瑠李、夏本あさみ、和地つかさ、園都、谷かえ」
袋とじは「『高嶺の花』12輪-『私のSEX、見てください』」「川村那月、令和No.1レースクイーン」「奥田咲、時には娼婦のように-人妻系女優のHカップロケット乳ヘアヌード」
次は現代。こちらも巻頭でいきなり「尾野真千子の美-スクープ撮り下ろし」。物凄いベッピンさんではないが、不思議な存在感のある女優である。
後半は「銀座の高級クラブ現役ホステスの『下着写真集』みなみ、ことの、詠美、かほ、英恵、るみ、久乃、明美ママ」。こういう企画は好きだ。昔はこれを見て、そのママがいる店に行ってみたりしたものだった。私が通っていた店のママは、みなババになってしまったな。
これはすごい!「オリンピック新体操日本代表美女のオールヌードをあなたに 新体操元日本代表・和泉里沙、撮影・野村誠一」。大股を開いている向こう側から眺めてみたくなるな。
袋とじは「危ない『闇SEX』-あなたの知らない世界」。これはやや企画倒れ。
今週は、華やかさと、大胆さを全開してくれた現代の勝ちだ。






