ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、8月22日~28日公開の動画をチェックします!
SixTONESの“卒業”を知ったTravis Japanは……
22日に配信されたのは「Travis Japan【7 MEN 侍とコラボ】ジャニーズ先輩になりきり勝負!」で、今年1月公開の「【私は誰ジャニーズ?】全力でなりきりまSHOW!」の第2弾。オープニングで、前回なりきった少年隊・東山紀之(川島如恵留)と関ジャニ∞・横山裕(松倉海斗)の再現をしていたところ、突如7 MEN 侍の6人(中村嶺亜・菅田琳寧・本高克樹・佐々木大光・今野大輝・矢花黎)が乱入してきた。呆然とするTravis Japanメンバーをよそに、菅田は「今日は誰ですか?」と尋ね、川島が定番フレーズの「おはようございます。今日も如恵留です」と、挨拶。他グループの撮影現場に突撃して早々、先輩をイジるとはなかなかの度胸だ。
あらためて、川島が「今さっきカンペで『ゲストの方が来てくれてるみたいです』っていうのを見たんですけど、ゲストですか?」と確認すると、「ワケがあるんですよ、これには」(佐々木)「実はですね、SixTONESさんがアーティストチャンネルに移られて、その金曜日の枠を、僕ら7 MEN 侍が担当することになりました!」(本高)と、報告。これは7月に収録したものだそうだが、この時初めてSixTONESの「Jr.チャンネル」卒業を知ったというTravis Japanは「アーティストチャンネル!?」(松倉)「あ、そうなんだ!」(川島)とビックリ。松田元太はポカーンとした表情、吉澤閑也が“何か”を悟ったような顔つきを見せたほか、中村海人は拍手をしながらも真顔だった。「卒業」と聞き、SixTONESのCDデビューが頭をよぎったメンバーがいてもおかしくはないだろう。
とはいえ、撮影自体は引き続き明るいムードで進み、川島が「7 MEN、新しくやっていくということで。僕たちもね、まだまだ武者修行中なので。今日は一緒に動画やって、お互い高め合っていきたいと思いますので、ぜひ『誰ジャニーズ』を一緒にやってください」と、お願い。突然現れた後輩に対して、「一緒にやってください」と丁寧に接する川島に好感を抱く場面だ。こうして、総勢13名による「私は誰ジャニーズ?」企画がスタート。Travis Japanと7 MEN 侍のグループ対抗形式で、1人ずつお題に沿ったジャニーズタレントのモノマネを披露し、その人物が誰なのかをより多く当てたチームの勝ちとなる。
1番手の吉澤が演じるのはKinKi Kids・堂本光一。質問タイムで「仲の良いジャニーズの方って誰がいらっしゃいますか?」(川島)と問いかけると、「やっぱあいつじゃない? 相方」(吉澤)と回答。「相方」(堂本剛)の言葉でひらめいた7 MEN 侍・中村は「光一くん!」と言い当てたが、川島、松倉、松田は光一主演ミュージカル『Endless SHOCK』に出演しただけに、「なんでわかんないの?」「ダメでしょ!」と驚いていた(この後の松田の光一モノマネは吉澤より似ている)。次の矢花が引いた名前は、川島も前回チャレンジした東山。個人的に、ポケットに手を入れてキョロキョロ歩く様子は、“ただの不審者”にしか見えなかったが、川島はわずか数秒で正解。「なんで?」と疑問の声が飛ぶと、「東山さんのプロだから、俺!」と、誇らしげに宣言した。
以降もTravis Japan・松田、七五三掛龍也、7 MEN 侍・佐々木、菅田が先輩になりきる中、Travis Japan・宮近海斗は歩き方からKAT-TUN・亀梨和也を意識してモノマネ。すぐに松田が答えるも、「舌ペロでわかったもん!」(Travis Japan・中村)「してねぇーよ! 舌ペロしてねぇーよ!」(宮近)「えっ!?」(中村)と関係ない小競り合いが始まると、佐々木らしき声の主が「なんすか、この茶番」と、ツッコミ。序盤で川島にネタを振った菅田にせよ、自由なTravis Japanに臆することなく発言できるあたり、7 MEN 侍メンバーは良い意味で物怖じしない子たちが多いのかもしれない(Travis Japanが優しい先輩だから指摘しやすい可能性もある)。
23日公開分は「7 MEN 侍【爆笑!しりとりダンス】Travis Japanにダンスで挑む!!」。こちらも、7 MEN 侍とTravis Japanのコラボレーション動画で、今年2月にTravis Japanが実施済みの「しりとりダンス」にトライしている。これは、1人目がリズムに合わせて1小節ずつダンスし、次の人は前の人のダンスを踊りつつ、1つ振りを追加していくというゲーム。Travis Japanは1周できずに断念したが、今回は2グループ合計13人のため、よりハードな挑戦となる(チャンスは3回まで)。
7 MEN 侍の練習タイムでは、ラストの本高でストップすると、なぜか七五三掛が“面白い話”を明かす流れに(内容は恥ずかしい勘違いエピソードだった)。そして、しりとりダンスの1回目は矢花がミスし、7 MEN 侍全員で仲良くノニジュースを一気飲み。2回目は難易度の高い振り付けになっていたが、個人的には戸惑い気味にセンターポジションに立ったTravis Japan・中村が、いざ踊り出すと軽やかな動きでサラリとやってのけたシーンが一番の見どころ。3回目は、笑わずにはいられない矢花と吉澤の“ワンマンショー”でオチを迎え、最終的に1人でノニジュースを飲むハメになった吉澤がやや不憫だった。
ちなみにこの動画は7 MEN 侍のページにもかかわらず、コメント欄はTravis Japan絡みの感想が多く寄せられている。「うみちゃん、1回しか踊らなかったけどマジでかっこよかった」「うみくん、踊りにくそうなスリッパなのにキレッキレでかっこよくて最高」と中村を褒める声のほか、「期待を裏切らない矢花、今後も楽しみ」「侍はトラジャと似て平和な感じだから、トラジャ×侍のコラボは見てて安心するし和む。また一緒に何かやってほしい」「このグループの組み合わせ、癒やしだね」と、2組の親和性が高いと評価する書き込みも。Travis Japan効果もあるのか、再生回数は33万台(30日時点)と、「Jr.チャンネル」加入後2本目にしては順調な数字をキープしている。
A お久しぶりですね! 今日はここに来るまで、ずっとあゆのCDを聞いて気持ちを高めてきたよ(笑)。『M』が告知されたのが7月31日、突然「8月1日に発売されます!」という内容で、「え! 明日?」と驚いたなぁ。
B 去年の5月、松浦会長がTwitterで、一般ユーザーの「浜崎あゆみどうにかしてください」というリプに対して「本人とちゃんと話します。」と返してたんだよね。本が出るって聞いた時、真っ先に「あ! 本人とちゃんと話して、暴露本を出すことになったのか」と思った。まぁ暴露本ではなく、あくまで「小説」の体だけどね。
C ここ最近のあゆはメディア露出もなかったし、ネット上で「ネタ」にされることも一時期に比べると落ち着いてたから、『M』発売の一報は単純にうれしかった。ちょっと前に、週刊誌に20歳年下のダンサーと熱愛が報じられていたけど、それも『M』の“フリ”なのかなって。「いまはもう新しい恋人がいますよ」というのを、発売前に世間に知らしめておきたかったというか。
A でも、正直あの熱愛記事はそこまで話題にならなかったかも(笑)。あと『M』発売は、いまやってる全国ツアー『ayumi hamasaki TROUBLE TOUR 2019‐2020 A(ロゴ)‐misunderstood‐』のための話題作りもあるのかなぁと思った。
C なぜいまこの本を出したのかは、確かに興味深い。去年、あゆはデビュー20周年だったわけだけど、すごくかわいそうな1年だったと思うの。安室奈美恵が引退したから、世間は「アムロ一色」で、「なんであゆは引退しないんだ」ってかなり言われて……。私はこの『M』って、安室に対抗するために生まれた企画だったのではないかって思ってる。松浦会長との恋愛の話ばかりが取り沙汰されてるけど、内容をちゃんと読むと、「なぜ私は歌い続けるのか」という説明をしているんだよね。
B 安室を意識しているであろうことは、私も感じた。冒頭で、現在の松浦会長があゆに「自らの美学を貫き、この世界を去っていくアーティストもいるよ。でも、あゆはそうしない。ステージに立ち続ける。年齢なんかにとらわれない。それがアーティストの姿だから」って。もうこれが全てのような気がしてしまう。
C そうそう。だから『M』って、「こんなにあの人のことを愛しました」というのはフリで、「こんなに好きな人が歌い続けろと言うので、私は歌い続けます」という内容の本なのかなって。こんなに好きな人っていうのは、もちろん松浦会長のこと。
A もしその「安室対抗」説が正しいとすると、出版のタイミングがズレちゃってる気がする(笑)。だって引退したの、1年前じゃん。安室が引退する年、そしてあゆが20周年を迎える年――つまり2018年中に出すべきだったんじゃない? そしたらもっと盛り上がってたと思う。あゆがいろいろ注文をつけて、スケジュールが押しに押したのかな(笑)。情報解禁も発売前日だったし、ドタバタだったかもしれないね。
B 『M』って、9月のシーンから始まるんだよ。もしかしたら、当初は、安室が引退した去年の9月に出版予定だったのでは……という妄想(笑)。
C だとしたら、1年もズレちゃって小松さんかわいそう! でも、「なぜいまなのか」を妄想するのって楽しいよね。
B 内容の話もしていこうと思うんだけど……前の座談会で、Cさんが「あゆ、騙されやすそうだもんね」「自作の歌詞を見ていると、もともとは根暗な女だろうなぁって思う」って言ってたの覚えてる? もう『M』を読みながら、そのことを何度も思い出しちゃった! 本の中で繰り返し繰り返し、「自分には何もない」「私なんて……」みたいなことを言ってる。あゆはもともとアイドル女優だったんだけど、将来が見えずに事務所を辞め、そんな時、松浦会長に「あゆ、うちに来い。そして歌えよ」と言われて歌手を目指すようになったんだよね。でも、当初は「……歌なんて、あゆ、歌えませんよ」「でも、あゆ、きっと歌えない。無理です」という感じだった。
A そうなの、本を読むと、かなり後ろ向きな感じだよね。でも、松浦会長の「俺を信じろ」という言葉に心をつかまれて、ニューヨークに飛び、ボイストレーニングとダンスレッスンを受け始めるっていう。自信がなくて根暗な女が、自分を認めてくれた権力者の男に、洗脳され、服従していくような雰囲気があった……。「俺を信じろ」の言葉は、作中何度も登場してる。まるで呪文のように。
B だいたい、サブタイトルの「愛すべき人がいて」っていうのがなぁ。「すべき」って強いられている感じがする。「愛する」「愛したい」とはニュアンスが違う。
C だからね、このタイトルの『M』ってのは、SMの「M」説もあると思うの(笑)。あゆは松浦会長に「歌え」と言われたら歌うし、「ニューヨークへ行け」と言われたら行くし……奴隷感が漂ってる。私は、松浦会長から離れて、ロサンゼルスで好き放題していた頃のあゆが好きだから、正直言って『M』で描かれている時代のあゆには、そこまでピンと来ないんだよね。あゆは15年に帰国してから、また松浦会長と一緒に仕事を始めたわけだけど、それ以降、ずいぶんおとなしくなった印象もある。最近、あゆって痩せたじゃん。それも、松浦会長の指示なのかなと思ったり。
A 痩せたよね。散々「激太り」って叩かれてたけど、私はそれでも堂々としてステージに立っているあゆが好きだった。何だか物足りないよ。あ! そうだ!! 『M』の中で、あゆの体形について触れてるところあったよね? びっくりしちゃった。
B あった!! 冒頭の現在パートのところで、松浦会長があゆに「あのさ、メイクやファッションや体調や体型まで心配して、ファンは俺に直接ツイートしてくるんだよ」って。
C 小松さん、体形の話もちゃんと入れるなんて、素晴らしいよね。絶対あゆに見せるときにドキドキしたはずだよ(笑)。ちょっと話ズレるけどさ、序章の情景描写がやたらしつこくなかった? 「日向の匂いのするオーガニックコットンのバスタオルで髪のしずくを拭いながら、ミネラルウォーターを飲み干す」とか。「オーガニックコットン」まで書く必要ある(笑)? なんていうか、小松さんが緊張していることがひしひしと伝わってきたよ。もしくは、あゆのインタビューを録った後、「この内容で、果たして1冊分書けるのか?」という戸惑いがあって、文章を伸ばそうとしたのかも? 妄想だけどね(笑)。でも中盤からは筆が乗ってきてた。
B みんな、ほかにどのシーンにグッときた? 私は、松浦会長がニューヨークで武者修行中のあゆを訪ね、プラダに連れて行って、コートをプレゼントしたシーン。そして松浦会長が帰った後、プラダのコートを抱きしめるあゆ……。ベッタベタ! こんな古めかしいシーンなかなかないよ!
A 20代の私には、新鮮に映る(笑)。
C 私にとっての『M』のハイライトは……あゆのおばあちゃんが死んじゃうところかな。仕事が忙しくて死に目に会えず、デビューも見せられなかったという。一番の盛り上がりポイントだと思うし、ちゃんとグッときた。
A それもまたベタな感じがしちゃうけど、ある意味、“駆け出しの芸能人”が主人公の作品の様式美? 私はあゆと松浦会長が付き合うことになるシーンが好きだった。あゆが松浦会長に思いを募らせるんだけど、デビュー直前、一方的に「私は、あなたから愛されることはないでしょう。だから、今日限り、あなたを諦めます」とFAXを送るんだよね。で、それを受け取った松浦会長が「俺にとってお前が必要なんだ」と返信し、翌日、突然あゆの母親に「あゆみさんと付き合っています。真剣です」と挨拶に訪れる……。正式にあゆに「付き合おう」と伝える前に、親に言うっていう(笑)。私、こういう少女漫画読んだことある! と思った。
B 多田かおるさんの少女漫画『イタズラなKiss』(集英社)にも、そういうシーンあったよ! しかし、「私は、あなたから愛されることはないでしょう。だから、今日限り、あなたを諦めます」っていうFAXを送るのも、本当に根暗というか、暴走しているというか(笑)。
C 私ちょっと、一部のあゆファンに物申したいことがあるんだけど。楽曲の方の「M」がリリースされた2000年12月って、ちょうどあゆがTOKIOの長瀬智也と付き合いだした頃なのではないかと言われていて、ずっと「『M』の歌詞は長瀬のことを歌っている説」があったみたいなの。でも今回、「M」は松浦会長だということがわかって、一部のファンが「幻滅した」みたいなこと言ってて……本当に、勝手なこと言いやがって! と思ったよ。あゆのこと本当に好きなの!?
A あぁ、確かにいるね。「歌詞の意味を知りたくなかった」とか言ってるファン。私は当時のことをあんまり知らないけど、松浦会長と付き合っていたのは、広く知られた話だったんでしょ?
B そうだよ。うわさはずっとあったし、確か08年には、過去の2人のキス写真が「フラッシュ」(光文社)に載ったはず。
C なんで一部のあゆファンが『M』に怒ってるのかって、「松浦会長というよくわからない人に、大好きなあゆが入れ込んでるのが嫌」ってことなのかもしれない。松浦会長は、プロデューサー・Max Matsuuraとしても有名だけど、それ以上に「エイベックス社長/会長」のイメージが強いと思うの。みんなそこまで、松浦会長のこと知らないんじゃないかな。あと、元も子もないけど、あゆと松浦会長が並んでいても、あんまり絵にならないというか……。もし松浦会長が芸能人みたいなルックスだったら、あゆの奴隷感も出ないし、ファンもみんな『M』を大絶賛したと思っちゃう!
B わかるよ、言いたいことは。長瀬とあゆのツーショット写真、どれもすごく絵になってて素敵だし、2人にあこがれてた友達はいっぱいいた。それと比べ、松浦会長とあゆは、カップルとしての「あこがれ」にはなりにくいかもね……。確かに私もMax Matsuuraがどれだけ偉大なのかって、あんまりよく知らないなぁ。
A 松浦会長のことをあまり知らないファンからすると、『M』で「マサ(※松浦勝人)のために歌っていた」なんて書かれちゃうと、やっぱり「どうして?」と思っちゃうのかも。本を読むと、最初から最後まで「マサ」「マサ」「マサ」「マサ」! あゆは、自分が歌いたいから歌っているわけじゃないんだなぁと思った。
C 私は、あゆって歌うこと自体に、もはや興味を失っているのではないかと思ってる。むしろ、「歌っている私」という存在によって、誰かに影響を与えたい……みたいなことを考えている気がするよ。『M』の中で、あゆは、お母さんとおばあちゃんとの生活を支えるために、女優の仕事を頑張っていたという描写が出てくるけど、それと同じ。
B あゆの一般的なイメージって「自分のやりたいことをやっている意志の強い歌姫」かもしれないけど、『M』を読んで、あらためて全然違うなと思った。Cさんの解釈も踏まえると、よりそう感じるよ。
A 私もあゆのこともっと好きになった(笑)! ちなみにあゆ、『M』の中で、あと20年歌い続けると言ってるよね。
C 「懐メロ歌手なんかにはならない」ともね。いや実際問題、もう懐メロ歌手になってると思うんだけど(笑)、60歳のあゆがどんなステージを見せてくれるか楽しみ!