Koki,初めての和装姿を披露するも、賛否飛び交う「モデルじゃなくてもはや広告タレント」

 木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,がGalaxyのCMで初和装姿を披露した。

 モデルとしてデビュー以降、ブルガリのアンバサダーやシャネルの日本初のビューティーアンバサダーなどを務めてきたKoki,。数々のCMにも出演し、話題を集めている。

 Koki,は4日に自身のインスタグラムを更新し、「#Ambassador 」「#GalaxyS10」「#TeamGalaxy」などハッシュタグを付けつつ、自身が映ったCM動画を公開した。

 そこに映るKoki,は、袴を着て、書道で「Do What You Can’t」と力強くつづっており、投稿にはその書をバックに「GalaxyS10」を持つKoki,の写真も披露した。

 Koki,のこうした投稿に、ネットからは「海外ブランドよりこっちのほうが似合う」「袴は似合ってる!」といった称賛の声も寄せられていたが、その一方で、「苦労しなくても大きな仕事がポンポン舞い込むのは七光と言われても仕方ないよね、実際にそうなんだから」「モデルじゃなくてもはや広告タレントだよね」「今度は、袴ですか!?いったい何がやりたいの…」という厳しい声も寄せられていた。

 次々と大きな広告に登場しているKoki,。すでにスケール感では両親を越えたか?

木下優樹菜、下着が見えそうなミニワンピース姿に批判殺到「こんなお母さん嫌だ」「欲求不満?」

 木下優樹菜が3日、自身のインスタグラムを更新した。

 木下といえば先日、「#infinitypool 」とハッシュタグをつけ、薄いパープル系の水着姿をアップして、「人魚かと思った!」「絵になるね、最高!」などの声が寄せられていたばかり。

 そんな木下がこの日の投稿で、「あー楽しかった」「激アツ 太陽とシスコムーンて感じw←は?」とつづり、タイトなミニのワンピースを着ている後ろ姿を披露した。

 小麦色に焼けた肌に、カラフルでタイトなミニワンピースがとてもよく似合っていて。この写真を撮ってもらった友人の投稿をリポストしたようだ。

 しかし、下着が今にも見えそうな際どい写真にネット上では「なんか下品だな」「こんなお母さん嫌だ」「欲求不満なのかな…」「いい女アピールしたいんだろうけど、あなた母親だからね」などの厳しい声が飛び交っていた。

 連日、旅行先で海やプールを楽しんでいる木下。ワンピースの中には水着を着用していることも考えられるが、少々刺激が強すぎたか。

 

TWICE日本人メンバー・ミナ、サナ、モモに韓国で「退出要求」

 7月5日放送『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にTWICEが出演。TWICEは2週連続でリリースされた日本版シングル「HAPPY HAPPY」と「Breakthrough」をメドレー形式でパフォーマンスする予定だ。

 しかし今、TWICEには不穏な“炎上”の火の粉が降りかかっている。韓国の一部ネット上で、TWICEの日本人メンバーであるミナ、サナ、モモに対して「退出要求」が出ているというのだ。

 これは、今月4日に日本政府が打ち出した、半導体などの材料3品目を対象にする輸出規制強化に反応した動きといえる。

 G20で自由貿易促進のメッセージを打ち出した直後に出された安倍政権の施策には日本からも批判的な声が多くあがっているが、韓国側の一部では輸出規制強化を受けて日本製品の不買運動を呼びかける声が起きており、そのなかでK-POPアイドルとして活動する日本人への退出要求もあがった。

 名指しされているのは、TWICEのミナ、サナ、モモだけではない。IZ*ONEの宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美に対しても退出要求がなされているという。

TWICE退出要求、日本のネットでも炎上
 日本ではこの動きがネットニュースになり、ネトウヨ層を中心に罵詈雑言が飛び交っている。

<当たり前 韓国人タコ躍り集団も日本から消えろ>
<日本の在日芸能人も韓国に送り返せ!>
<チョンとチョンに媚びへつらう者はみんな不幸にな~れ>

 韓国芸能界の話題を“ネタ”にグロテスクな差別感情を発散するという、許されざるヘイト行為が跋扈しているが、一方、韓国側では退出要求を出すような過激な言動に対抗し、それを諌めるような動きも出てきているようだ。

<批判している人達は、国籍を理由に彼らや彼女達の未来を奪わないで>
<ミサモ(引用者注:日本人メンバー3人、ミナ、サナ、モモの略称)は関係ないのに。韓国でこんなに頑張ってるのに>
<外国に行って、一生懸命頑張ってる人に失礼だと思います。国との関係を音楽にまで持ち込まないで!>
(ウェブサイト「デバク」より)

 どちらの国においても、国同士の政治的な軋轢を理由に、相手側の芸能人をやり玉にあげて醜い言動で攻撃することは大きな過ちだ。どちらが先にやった、やられた、という話ではない。どんな事情も、排外主義者が自らの差別感情をぶちまけることを正当化する理由にはならないだろう。

King&Prince・高橋海人、『ZIP!』共演の五輪選手に「うざい」発言で「とても不快」と苦言相次ぐ

 朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)にて、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、King&Princeがさまざまなスポーツに挑戦するコーナー「MEDAL RUSH」が放送。7月1~4日は、高橋海人が「ビーチバレー」に挑戦した。

 今回高橋に指導してくれたのは、北京五輪などで男子バレーボール日本代表として活躍し、現在はビーチバレーを舞台にしている、石島雄介選手。室内で行うバレーボールが6人で1チームなのに対し、外で行うビーチバレーでは2人のみ。そのため、コートが小さくなるという違いもあると説明された。

 さらに、ビーチバレーではラリーが続きやすいように“内圧低め”(少し空気が抜けた状態)の柔らかいボールを使用するそうで、石島選手いわく「室内バレーよりスピードが出にくい。(飛んでくるボールに印刷されている)文字が見えるくらいの感覚です。簡単だと思います」とのことだったが、いざ高橋が石島選手のアタックを受けてみると、あまりの力強さに「うわあ!」と衝撃を受ける。

 そんな高橋は同コーナーにおいて、指導してくれるプロ選手とすぐに打ち解け、毎回息の合ったやり取りを見せている。今回も、高橋が「サーブを制す者はバレーボールを制す」と“格言っぽい”発言をすると、石島選手が「初耳ですね」とツッコミ。さらに、ボールを天高く上げる“スカイサーブ”の練習で、高橋がゆるいサーブを打つと、石島選手が再び「ちょいちょいちょい!」と茶々を入れるなど、2人はなかなかいいコンビネーションを見せていた。

 そして、最後はビーチボールを学ぶ若手選手を加え、「石島チームVS高橋チーム」で対決することに。プロの選手が相手とあって「僕から1点取れたら勝ち」と、石島選手は自ら高橋にハンデを与え、“1点マッチ勝負”となった。しかし、さすがにこれはやりすぎたのか、高橋が打った普通のサーブすら取ることができず、まさかの石島チームが敗北。

 これには「ちょっと今、“スカイサーブ”じゃなかったもん! 上見たら下に球がきちゃったから……」と、石島選手が言い訳。「じゃあ、3点にしましょ!」という石島選手のわがままを聞き、もう一度“泣きの3点マッチ”が行われることとなった。

 試合中、石島選手は高橋のミスに対し「ッシャー!」と歓喜するなど勢いを見せ、負けず嫌いの高橋は、思わず「くっそー! マジうざい!」と暴言。しかし、最終的には高橋チームが勝利し、「楽しいっすね!」と満面の笑みに。石島からは「東京(オリンピック)、一緒に頑張りましょう!」と“スカウト”され、大爆笑していた高橋であった。

 この放送にファンからは「海ちゃんと石島さんのコンビ、見てて楽しかった~」「石島選手のノリがよくて、海人くんがずっと笑顔だったね。超かわいかった!」などの声が。しかし、高橋の「マジうざい」という暴言に対しては、視聴者から「『マジうざい』はないでしょ……あなた、教えてもらってる立場だよ?」「ジャニーズって、人として幼い人が多いの? 見ていてとても不快」「スポーツ選手に敬意がないから、このコーナーやめたら?」との指摘も見受けられた。
(華山いの)

ザブングルは闇営業でもダメージゼロ? 老舗ナベプロのしたたかなトラブル対応術

 特殊詐欺グループのパーティーでの闇営業問題で8月末までの謹慎処分となったことが発表されたお笑いコンビ「ザブングル」。芸能活動休止中は、熊本県内の介護施設でボランティア活動を行うという。

 今回の闇営業問題では、仲介役となったカラテカ入江慎也が吉本興業から契約解除となり、さらに闇営業に参加していた吉本芸人たちが謹慎処分となった。一方、ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)所属だったザブングルについても、ナベプロから処分される形となった。

「吉本芸人の謹慎期間などは明確に発表されておらず、なんとも中途半端な処分という印象です。しかし、ナベプロの方は8月末までの謹慎とボランティア活動への参加という形で、処分内容を明確に発表。さらには、闇営業で受け取ったギャラの額についても1人あたり7万5,000円であったと公表するなど、包み隠さず情報を公開しています。この点については、かなり真摯な対応であるといえるでしょう」(週刊誌記者)

 当初は反社会的勢力から金銭は受け取っていなかったと話していたものの、あとから実は受け取っていたことが発覚するなど、吉本芸人たちの対応のまずさも浮き彫りになっている今回の騒動。そんな中での老舗芸能プロであるナベプロの対応は適切だったとの声が多い。

「吉本芸人たちが嘘をついていたことは言語道断だし、しっかり調査しなかった吉本の対応も間違っていた。かたやナベプロは嘘をつくことなく事実を明らかにしたという点で、対応はほぼ完璧だったと思います。ただ、報道があった直後、吉本興業は入江を解雇するなど、比較的早い対応をとっていたのですが、ナベプロは沈黙を守っていたんですよね。もしも、騒動が大きくならなかったら、そのままスルーしようとしていたのではないかという疑念も残ります」(芸能事務所関係者)

 ちなみに、ナベプロは処分の発表が遅れたことについて、〈弊社としてはすべてを速やかに発表する予定でおりましたが、弊社の発表に先立ち、本件に関係する他のタレント及びその所属事務所より金銭の授受がない旨の発表があったことから、再度、事実関係を慎重に確認の上、先月24日に改めて金銭授受の事実を公表させていただきました〉と説明している。

「ナベプロだけの問題ではないので、慎重に調査をするのはわかりますが、吉本の出方を伺っていたようにも見える。もしも吉本が謹慎処分を下さなかったら、ナベプロは動かなかった可能性も高いのではないかと。それに、吉本がグダグダな対応をしているおかげで、ナベプロは逆に対応しやすくなったということもあるでしょう」(同)

 いずれにしろ、吉本と比べてナベプロの対応は見事だったということだが、こんな話も……。

「以前、ナベプロ所属のとある芸人が女性絡みのトラブルを起こしたんですが、気づいたらその芸人はまったく違う理由でナベプロから離れて、芸能活動を休止したということもあったんですよ。事の真相は明らかにされていませんが、ナベプロはその芸人の不祥事を明かさないようにして、体裁よくクビにしたのではないかとも囁かれている。そういった部分で、ナベプロはかなり計算的な対応をしてくるという印象ですね」(テレビ局関係者)

 いずれにせよ、結果的に真摯な対応で評価を上げることとなったナベプロ。吉本は、そのしたたかな姿勢を見習うべきなのかもしれない。

クワバタオハラ小原正子、妊娠32週報告もドーナツのバカ食いで物議「おなかの赤ちゃんが気の毒」

 お笑いコンビのクワバタオハラの小原正子が、妊娠32週に入ったことを報告した。

 現在第3子妊娠中の小原は3日にブログを更新し、「食べたくなったのでお1人朝食」とコメントしつつ、ミスタードーナツのドーナツを3つとコーヒーの写真を公開し、「妊娠中は甘いものが大好きになるな~」とつづった。

 さらに小原は、「そして!もう妊娠後期!9ヶ月!32週!もうすぐこうめちゃんに会えちゃう」と報告。しかし、心配事もあるようで「体重増加の許容範囲すでに、いっぱい いっぱいなのに大丈夫かな?!」「と、ドーナッツ頬張りながら 考えてました」と不安を明かしていた。

 こうした小原のブログにネットからは、「せめて1個なら分かるけど…妊娠中毒症って知らないの?」「体重増加の許容範囲いっぱいいっぱいって言ってるのになんでドーナツ3個も食べるの!?」「糖が凄そう…おなかの赤ちゃん気の毒過ぎる」という心配の声が飛び交っていた。

 3人目ともなると小原も余裕なのだろうか。

韓国でIZ*ONEの宮脇咲良にグループ退出要求! 日本人メンバーの命運は”あの番組出場”が鍵に

 HKT48の宮脇咲良らが所属する日韓女性12人組グループ、IZ*ONE(アイズワン)の日本2ndシングル「Buenos Aires」が、8日付の最新オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。シングルでは自身初の1位となる。

 同グループは韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』で、視聴者投票によって選ばれた韓国人9人と日本人3人の12人で結成。日本人メンバーとして宮脇の他、HKT の矢吹奈子、AKB48の本田仁美が所属する。2018年10月29日から2021年4月まで、2年6カ月の期間限定で活動する予定。

「発売初週の売り上げは21万6,000枚で、日本1stシングル『好きと言わせたい』に続き、2作連続で初週売り上げ20万枚を突破。海外アーティストとしては、K-POPガールズグループのTWICE以来2組目の快挙です。 その人気ぶりに、早くも『NHK紅白歌合戦』の出場歌手候補に浮上しているようです。今後、NHKの番組に出演するようなことがあれば、紅白の出場条件でもある“NHKへの貢献度”というハードルもクリアするので、出場がほぼ当確ということになるでしょうね」(芸能記者)

 だが、本国・韓国では、そんな人気者の彼女たちに、日本政府の対韓輸出規制が暗い影を落としている。

「韓国では、日本への反発から、日本製品の不買運動や旅行制限の声が高まっています。それに伴い、韓国で活動中の日本国籍をもつ芸能人に対して“退出要求”も浮上。宮脇らIZ*ONEの3人だけでなく、TWICEのサナ、モモ、ミナの日本人メンバーも槍玉に上がっています」(同)

 エンターテインメントに政治問題を絡めるのは、愚かと言うしかない。3年前、高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍への配備を決めた韓国は、中国による制裁措置として韓流コンテンツやタレントの同国への流入を排除する“韓流禁止令”を敷かれたことがある。それを機に、中国のテレビや映画から、韓流タレントが完全に姿を消した。

 だが、IZ*ONEの場合、紅白出場が転機になる可能性があるという。

「実は韓国人にとっても、年末の紅白は大きなイベントで、名誉も権威もある。K-POPのグループにとっても“出場”という称号は、格を上げる絶好の機会です。IZ*ONEの場合、規制の報復によって、宮脇ら日本人メンバーが外されれば、紅白出場の目は完全になくなるでしょう。そのため、IZ*ONEに限っては、日本人メンバーが退出する可能性は低い」(同)

 宮脇らの命運は紅白出場にかかっている?

いきものがかり山下、”文春砲”の女性トラブル報道が不発も余罪スキャンダルはまだこれから!?

 怖いのは「文春砲」より「ナックルズ砲」のほうかもしれない?

 7月4日、「いきものがかり山下は女性を食い物にする”裸の王様”です」とのタイトルで、NHK紅白にも出場した人気バンド『いきものがかり』のメンバー・山下穂尊の“乱倫生活”を「週刊文春デジタル」(文藝春秋)が報じている。

 記事には元交際相手のA子さんが登場。山下の不誠実な態度を告発している。

「A子さんは2018年7月から約半年間山下と交際。しかし、山下の度重なる浮気によって破局し、『私の彼を思う気持ちなども、すべて裏切られました。いきものがかりの心に響く楽曲とは、真逆の印象でした』と怒りをぶちまけています。とはいえ、山下が強制性交をしたわけでもなく、不倫という不法行為をしたわけでもない。ただ単に男女のもつれ……という話も否めなく、”文春砲”とも言えない小ネタでしたね」(週刊誌記者)

 ネット上でも「長々と書いてるけど、これ普通にフラれた話だろ」「ただ遊ばれただけじゃねえか」といったコメントが並び、山下を叩く材料も見つからないといった状況だ。

 しかし、山下にはさらなる深刻な余罪の可能性があるという。

「6月13日に『実話ナックルズ』の公式ツイッターにて、〈3人組の超人気バンドメンバーが、強制性交の疑いで事情聴取、または逮捕との情報が〉との投稿がありました。さらに同日、芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏や裏社会に詳しい作家の沖田臥竜氏が詳報したことで、それが『いきものがかり』の山下であることがほぼ特定されることに。過去に『ナックルズ』は、山下がモデル、歌手、看護師、CAなど、あらゆるジャンルの女性を食い散らかしており、1,000人に及ぶベッドインした女性の感想を日記に記録している噂があるとも報じています。また、07年には、『FRIDAY』(講談社)が2週間で2人の女性を自宅マンションにお持ち帰りする姿を激撮しており、A子さんが言うように女癖が悪いのは間違いなさそうですが……」(芸能記者)

『ナックルズ』は元TOKIO・山口達也や新井浩文のスキャンダルを的中させているだけに、この先、A子さんとは別の女性のトラブルが噴出するのか、関係者からも関心を集めている。

女性には知られたくなかった男だけの絶頂天国!! 新感覚のBL映画『最短距離は回りくどくて、』

 ピンク映画でおなじみ、OP PICTURES(オーピーピクチャーズ)が手掛ける初めてのボーイズラブ映画『最短距離は回りくどくて、』が、一般館である池袋シネマ・ロサにて2週間限定で公開される。これまでもゲイ映画を毎年2本ペースで製作してきたオーピーピクチャーズだが、今回は女子向けに企画された新趣向のものであり、映画界に新しい波を起こしうる可能性を秘めた作品となっている。

 主演俳優は女性向けアダルト作品で人気を集めている向理来(むかい・りく)。ソフトな顔立ちの向が、ミュージカルや舞台で活躍する塩口量平ら2.5次元系のイケメン男優たちと濃厚なラブシーンを演じている。男同士の絡みには興味がないという人もいると思うが、ちょっと待ってほしい。本作を撮ったのは山内大輔監督。川瀬陽太主演の映画『犯(や)る男』(15)や『よみがえりの島』(16)などで、振り切った演出を見せたピンク映画界の鬼才監督なのだ。腐女子だけが楽しむには、もったいないクオリティーに仕上がっている。

 山内監督が脚本も書いた『最短距離—』のストーリーはこんな感じ。序盤はまず学園ドラマとして始まる。高校生の悠斗(向)には友達がおらず、昼休みはいつも校舎の屋上で過ごしていた。ある日、新任の教師・青山(塩口量平)が屋上に現われ、「先生と交換日記しないか」と持ち掛ける。男同士、しかも教師と交換日記をするという意外性に、思わずOKする悠斗だった。

 交換日記の効果もあって、孤独感から解放される悠斗。だが、平穏な日々はそう長くは続かなかった。悠斗が熱を出して寝込んだことから、青山が日記を持って見舞いに訪れる。ベッドで横になっている悠斗に優しくリンゴを食べさせる青山だったが、無防備に寝ている悠斗の唇に、つい自分の唇を重ねてしまう。気づいた悠斗は驚きのあまり、青山を部屋から追い出し、学校にセクハラ教師として訴えることに。その結果、青山は学校を去り、悠斗は誰にも心を開くことはなくなった。

 物語は中盤から一気にハード化する。高校卒業後、悠斗はホストとして、夜の世界で働いていた。ところが、金銭トラブルから借金地獄へと陥り、悠斗は男娼として体を売ることを余儀なくされる。男を相手にうぶなリアクションを見せる悠斗に、男性客はみんな大喜び。「テクニックだけではない、何か特別なものを持っている」と噂になり、売れっ子男娼となっていく。裏社会で隠れた才能を発揮する悠斗。一方、教師をクビになった青山はホームレスとなっていた。まったく異なる世界で生きる悠斗と青山は、運命に導かれるように意外な形で再会を果たすことになる。

 ハードボイルドものを得意とする山内監督だけに、本作も裏社会を舞台にしたノワール調の作品となっている。表社会では生きていけない男たちの孤独感や愛憎が交差し、物語をスリリングに盛り上げていく。女性層を意識して撮影されていることもあり、男同士のベッドシーンも美しく撮られているのが本作の特徴だろう。どこを責められると気持ちいいのか、男同士はお互いによく分かっており、攻守を交代しながら、どこまでも深くグイグイと責め込んでいく。アブノーマルな世界だが、同時に同性愛の奥深さも感じさせる。

 本作の面白さはそれだけではない。上映時間70分の中、ラストの15分は〈noir〉と〈blanc〉の2種類が用意されており、上映回によってエンディングが異なるという仕掛けになっている。BLファンに2度楽しんでもらおうという狙いだ。上映回によって違うバージョンを上映するという手法は、2.5次元系の舞台ではすでに浸透しているもの。どのバージョンも観たいというファンの心理をくすぐるこの手法、配信ドラマや一般映画でも将来的には流行するのでないだろうか。新しいアイデアを積極的に取り入れるところも、ピンク映画界でサバイバルを続けるオーピーピクチャーズならではのアグレッシブさを感じさせる。

 試写会場に来ていた山内監督に話を聞く機会があったので、コメントを紹介したい。

山内大輔「普段、ピンク映画というジャンルの中で撮っていると、どうしてもルーティンに陥りがちなので、新しいジャンルに挑戦できて面白かったですよ。僕はBLものはおろか、ゲイ映画も撮ったことはなかったので、BLに詳しいAV女優のかさいあみさんに監修として入ってもらいました。BLの世界はいろんな分野に細分化されており、また男女のように受け手と攻め手が固定化されておらず、入れ替わることもあるなど、いろいろ教わりました。ラストが2つあるのも、かさいさんからの発案で、『面白い、やろう』ということになり、当初用意していた〈noir〉に急遽〈blanc〉を加えたんです。キャストに対しては、腰の引けたものにはしたくないという気持ちで演出しました。向くんは経験豊富でしたが、他は男を相手にするのは初絡みという男優ばかりだったので『本当に男が好きだという想いでやってくれ』とハッパを掛けながらの撮影でした。いつもは女優ばかりの現場ですが、男ばかりの現場というのも体育会系っぽくて楽しかったですよ(笑)」

 腐女子のメッカと呼ばれる池袋での2週間限定上映。いつか、新しい時代の発火点となった作品として、記憶されることになるかもしれない。いつだって、新しい時代を生み出していくのは、マイノリティー側なのだから。

(文=長野辰次)

『最短距離は回りくどくて、』

監督・脚本/山内大輔 監修/かさいあみ

出演/向理来、塩口量平、服部武雄、初瀬川博人、おみのじんや、結城駿、竹本泰志、山本宗介、可児正光、森羅万象、長谷川千紗、里見瑤子

配給/OP PICTURES R15+ 7月5日(金)より池袋シネマ・ロサにて2週間限定上映

(c)OP PICTURES

 

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