淫行事件により日本の芸能界を去った俳優・小出恵介が、吉本興業のパワハラ・隠蔽問題に言及したと話題になっている。小出恵介は今月23日、以下の文章をInstagramのストーリーズにアップした。
<全く同じ! 全く同じじゃないか!! 悔しさがこみ上げます>
<しかし!! 俺もいつか必ず皆様の前に戻ります 必ず自らを磨き直し見つめ直し必ず皆様の前に戻ります!>
現在の小出はニューヨークで生活しているようでInstagramへの投稿は基本的に英語だが、今回は「日本人のフォロワーに伝えたい」という意図があるのだろう。さて、一体何が「全く同じ」なのだろうか。まず彼の起こした事件を振り返ろう。
2017年6月、「FRIDAY」(講談社)は、小出恵介が大阪府で当時17歳であった女子高生と飲酒し、無理やりに体の関係を求めたと報道。18歳未満の青少年を未明の時間帯まで連れ出すことなどを禁じた大阪府の青少年健全育成条例違反の疑いで小出は書類送検された。その後、女性とは示談が成立し、不起訴処分となっている。
この件を受け、小出の所属していた芸能事務所アミューズは彼を無期限活動停止処分とし、2018年6月に契約終了となった。その際、小出は週刊誌の取材に対して「発信できない事情がある」と不満を漏らしていた。
「発言させてもらえない事情があって……」
小出恵介の不祥事による賠償金は総額5億円以上とも言われていた。すでに撮影し放送予定であったドラマは放送中止。そのほかのドラマ、映画も降板となり、CMの契約も解消された。
世間では「小出は謝罪会見をすべき」という声も出たが、事務所は会見を開かないと発表。小出の口からこの件が語られることはなかった。
しかし活動休止中である2017年10月、「女性自身」(光文社)の取材に対して小出は、「言いたいことはあるが言えない」という趣旨の返答をしている。
「女性自身」の記者は5億円の違約金は誰が支払うのかを聞き出すため小出を直撃。「小出さんも、いろいろお話されたいことがあるのでは」と質問を投げかけられると、小出は歯切れの悪い回答をしていた。
<ええ、そうですね。なんか、自分もやっぱり発言させてもらえない事情があって……。ただ、世の中の空気がどういうふうになっているか、僕も知りたいなって思ってるんで。でも、なかなか触れられなくて……>
今回のストーリーズに投稿した「全く同じ」とは、宮迫博之と田村亮が吉本興業に謝罪会見を開かせてもらえず、隠蔽を指示されたという状況が、当時の自分の状況と“同じ”という意味に受け取れる。小出恵介も自分の口から謝罪や説明したいことがあったのだろう。
現在の小出恵介は海外でオーディション生活
日本の芸能界からは姿を消した小出恵介だが、先に述べたように、昨年秋ごろからニューヨークに留学し、現地で演劇学校に通いながらオーディションを受ける日々を送っているという。小出のInstagramには海外での生活を映した写真が投稿されている。
「週刊女性」2019年7月9日号(主婦と生活社)によると、小出は舞台などのオーディションを積極的に受けてはいるものの苦戦しているという声がある一方、小出の代理人弁護士は以下のように述べている。
<苦戦しているというのは少し違います。出演が決まっているものはいくつかありますが、小出本人が発表できるものではないので、まだお話できないというのが現状です>
小出は海外で自身を磨き、いずれは日本の芸能界に帰ってくるつもりでいるのだろうか。あるいは、もう日本の芸能界というフィールドには戻らずとも、アメリカから日本にも届くような大規模作品に出演すれば、再びその演技を目にすることになるのかもしれない。