キンプリ・高橋海人、”グループ内恋愛禁止”ルールを平然と告白して視聴者騒然「男同士なのに」

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の死去に伴い、功罪さまざまな報道が飛び交っている。

「訃報から一夜明けて、ジャニーズと蜜月の日テレでは『スッキリ』出演者が全員喪服のような黒い衣装で登場。『まるで北朝鮮のよう』と一部で批判を浴びました。ジャニー氏の『功』の部分にしか触れない日本メディアに対し、英BBCは過去、同事務所に所属していた少年たちから、性的虐待の告発が繰り返されたと報道。さらにフランスのAFPも少年虐待について触れるなど、日本の主要メディアではタブーとなっている『罪』の部分、同性愛セクハラ疑惑にもスポットライトを当てています」(芸能記者)

 そんななか、7月15日に放送された『スッキリ』に登場したジャニーズの人気グループ、King& Princeのメンバー、高橋海人のコメントが話題を呼んでいる。

「高橋は11月1日に公開される映画『ブラック校則』で主演のSexyZone・佐藤勝利と初共演します。同作は厳しい規律を重んじる高校を舞台に、主人公たちが『地毛なのにを黒く染めるよう強要される』などの理不尽な校則に立ち向かうというストーリー。番組にVTR出演した高橋は、キンプリ内に『グループ内恋愛禁止』というルールがあることを告白。続けて彼は『何が起こるかわからないから。グループが円滑に進んでいくために、禁止してますね』とコメントしました」(同)

 男性メンバー同士の恋愛を禁止するというのも珍しいが、こうした高橋の発言は、事務所が事務所だけにさまざまな臆測を呼んでいる。スポーツ紙記者が声を潜めて語る。

「高橋の発言はなんとも意味深です。これが『男同士なのになぜ?』『過去の先輩たちの誰かがグループ内の恋愛で揉めたことがあるからではないか』と深読みされ、ジャニー社長の影響で、『ついにそっち方面に目覚めてしまったメンバーがいるのでは』と騒然となっています」

 高橋がジョークではなくガチで言ったのだとしたら、何があったか聞いてみたいところだ。

加藤浩次、元SMAPの3人への圧力を批判するも「あの喪服姿では説得力なし」の声

「狂犬」は健在?

 7月18日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、MCの加藤浩次が芸能界の闇ルールに噛みついた。

 SMAPの元メンバー3人に対してジャニーズ事務所が、テレビ局に出演させないよう圧力をかけたとして、公正取引委員会が17日までに、同事務所に独禁法違反(不公正な取引方法)につながる恐れがあるとして注意したことが明らかになった。

 これに対して加藤が語ったコメントが、注目を浴びている。

「ジャニーズ事務所は“圧力”の事実を否定していますが、加藤は『みなさん周知なんですよ。大手の事務所を独立したタレントは、何年かテレビに出れなくなるっていうのは、僕はテレビ見ている方も気づいている方もいると思う。僕らもこういう仕事をさせてもらってて、そういうのが暗黙にあるっていうのが分かっている』と明言。これまでの芸能界では当たり前だった歴史があるとしたうえで、『今の時代で考えたらちょっともう おかしいんじゃないかっていう部分も実際ある』と、事務所の“圧力”やテレビ局の“忖度”を批判しました」(テレビ誌ライター)

 この発言にネット上では「加藤さん、かっこいいな」「よう言った!みんなスルーしてるのに触れるとか」「さすが狂犬やなぁ」「加藤さんの発言にスッキリした」との賛辞が送られている。

 加藤といえば、過去には『スッキリ』にて稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が『GQメン・オブ・ザ・イヤー2017』を受賞した際の映像で、メインの3人の場面をカットして放送したことに対して、「(3人が)出てないじゃん、なんだよそれ!」と不快感を示したこともあり、改めてその“男気”がクローズアップされているようだ。

 しかし、一部ではそれがパフォーマンスに映るとの指摘も。

「朝の情報番組では、テレ朝の羽鳥慎一、フジの小倉智昭はコメント無し。TOKIO・国分太一がMCの『ビビット』(TBS系)では報道もされていない中で、加藤の発言は踏み込んでいたのは間違いない。しかし、ジャニーズに最も忖度しているのは実は日テレで、同局の『24時間テレビ』にジャニーズタレントが出演するのはもはやお約束。ジャニ―喜多川社長の訃報を報じた7月10日の放送では、加藤をはじめ、出演陣の大半が“喪服”を着ていたことこそ、“ジャニーズへの忖度”の象徴でした。そんな姿を見せられている視聴者からは『加藤に説得力なし!』『単なるガス抜き』との声も多く聞かれます」(芸能記者)

 加藤は元SMAPの3人を番組に呼ぶなりして、男気が本物であることを証明してほしいものだ。

鈴木奈々、須田亜香里、西野未姫らバラエティを席巻するツイン・プラネット勢の業界内評価は?

 近頃バラエティ番組界隈で、勢力を拡大しているのが、芸能事務所ツイン・プラネットだ。

「もともとは、渋谷のギャル系イベントをプロデュースしたり、マーケティングをしたりする会社で、読者モデルのマネージメント業務も担当しています。そんな中にあって、小森純、鈴木奈々と立て続けにブレークしたことで芸能事業も拡大。今は、SKE48の須田亜香里や元AKB48の西野未姫が所属するなど勢いを増しています」(広告業界関係者)

 現在、鈴木奈々、須田亜香里、西野未姫は、”ツイン・プラネット3人娘”として、バラエティには欠かせない存在となっている。多くの番組に携わる制作会社スタッフはこう話す。

「新興事務所ということもあって、タレントさんに対するNGが緩めなのがツイン・プラネットの特徴です。鈴木奈々が”NGなし路線”で売れたことで、後輩たちも基本的にはなんでもアリなスタンスでバラエティ番組に起用されています」

 この3人の中で、安定した活躍を見せているのが、須田亜香里だ。

「体を張れるし、ぶっちゃけトークもいけるし、使い所が多いタレントさんですね。ただ、笑いのセンスがあるかどうかというと、必ずしもそうではない。天才型ではなく努力型の典型です」(同) 

 そんな須田亜香里は、スタッフ受けがとんでもなく良いという。

「SKE48の中でも握手対応の良さで人気を獲得してきただけあって、スタッフに対する気遣いはすごい。どんな下っ端ADでも絶対に名前は覚えてくるし、話す距離感も近い。トークスキルうんぬんではなく、スタッフに愛される術を知っていて、だからこそ多くの番組に起用される。とはいえ、SKEを辞めた後はまったくの不透明。番組出演がひと周りした後、タレントとしての何らかの”武器”を見つけないと、この先は厳しいでしょうね」(同) 

 一方、西野未姫は爆発力が高いタイプの異色タレントだ。 

「言葉は悪いですが、西野未姫はとにかく本番でおかしなことをすればいいと思い込んでいるタイプ。その場が盛り上がるなら、多少の嘘エピソードも話すし、体の張り方も思い切りがいい。“センス系のタレント”ではないですが、ハマった時の爆発力はすごい。鈴木奈々をさらにムチャムチャにした感じ。ただ、そういった方法論はそんなに長く使えるものではないので、長期的にはあまり期待されてはいません」(放送作家) 

 そうした一方で、後輩2人に押されて仕事が減りつつあるのが鈴木奈々。出番が減っていることを気にして、精神的に追い込まれているとの報道もあった。 

「ツイン・プラネットの後輩だけでなく、女性バラエティタレントは次から次へと出てくるので、ブレークしてから時間がたつと仕事を奪われるのは仕方ないこと。だから多くのタレントは、主婦系のコメンテーターになったり、通販番組に活路を見いだしたりする。でも、鈴木奈々の場合は、基本的に路線をあまり変えようとせず、派手なリアクションやおバカ系を徹底する。実は、この点についてはバラエティでは高く評価されています。このまま、今のスタイルを貫き通していけば、いつか“女版・出川哲朗”になれるかもしれませんね」(前出の放送作家)

 鈴木奈々が現在の苦境を打破して、出川哲朗のように、大人気者となれれば、新興事務所であるツイン・プラネットも芸能界に確固たる地位を築くことができそうだ。

松本人志も参戦?宮迫謝罪会見、吉本興業がブラックすぎて民放各局の“忖度”及ばずか

 反社会的勢力の宴席での闇営業と金銭受領が発覚し、19日に吉本興業から契約を解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、吉本から謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮が20日、都内で謝罪会見を行った。

 会見は同日午前、宮迫がツイッターで告知、単独かと思われたが田村の同席も伝えられた。一部報道では、会見の開始時間前に吉本は田村との契約解除し、会見中に報道陣に伝えられたとあったが、「田村は(契約)解除されていない」という見方もあり、現時点で情報が錯綜しているようだが……。

「会見場はあまりにも狭く、集まった報道陣全員が入りきらないほど。最初に宮迫と田村が謝罪。その後、質疑応答に入りましたが、最初の方に質問していたのは吉本サイドと親しい井上公造リポーターの事務所に所属する女性リポーターたち。しかし、手厳しい質問が飛び、その後、民放キー局のワイドショーのリポーター、一般紙、スポーツ紙らの記者が続々と質問。2時間半におよびました」(会見を取材した記者)

 周知の通り、会見で2人が明かしたのは衝撃の事実だった。

 宮迫によると、6月8日以降、吉本に反社会的勢力から金銭受領があったことを伝え、謝罪会見を希望。しかし、岡本昭彦社長から会見について、「やってもええけど、ほんなら全員クビにするからな。おれにはお前ら全員クビにする力がある」と圧力をかけられたという。

 また、田村によると、2日前に吉本から突然、引退会見か契約解除を選ぶよう通告され、会社主導の会見を求められたという。

 田村は「ネット視聴なども可能にしてほしい」と希望したというが、吉本サイドは「いやいや、そんなんこっちで決める」と受け入れられず。さらに、「在京在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」とも言われたことも明かした。

「吉本としては、テレビ各局を牛耳っているとタカをくくっていたようだが、2人の証言で予想以上のブラック企業ぶりが発覚。今回は各局は忖度なく放送するようだ。岡本社長の辞任問題に発展する可能性もあります」(芸能記者)

 会見を受け、ダウンタウンの松本人志は自身のツイッターで、「後輩芸人達は不安よな。松本 動きます」と意味深な投稿をしている。

 各局のワイドショーにも大量にコメンテーターを送り込む吉本だが、所属芸人たちの発言が注目される。

星野源&高橋一生の痛快エンタテインメント時代劇! 映画『引っ越し大名!』鑑賞券をプレゼント

 星野源主演映画『引っ越し大名!』が8月30日より全国公開されます! 本作は、佐々木蔵之介主演で話題になった映画『超高速!参勤交代』シリーズの脚本・土橋章宏が執筆した、小説『引っ越し大名三千里』(角川春樹事務所)を実写映画化。歌手から俳優までマルチに活動する星野が演じるのは、引きこもり侍の片桐春之介。片桐の幼なじみで、武芸の達人である鷹村源右衛門役を高橋一生が演じます。一体どのような内容となっているのでしょうか。早速あらすじを見てきましょう!

 姫路藩書庫番の片桐春之介は、人と接することが苦手で、いつも書庫にこもっている“引きこもり侍”。ある日、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路(兵庫県)から豊後(大分県)への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の“引っ越し”は全ての藩士とその家族全員が移動するということもあり、桁外れの費用と労力がかかる超難関プロジェクト。この成功は、引っ越し奉行の腕にかかっているが、前任者は激務が原因で亡くなっており、ノウハウも失われていた。そんな国難を乗り切るべく、書物好きであれば博識に違いないという理由から、片桐が引っ越し奉行に任命されることに。突然の大役に頭を抱える片桐だが、幼馴染の鷹村源右衛門や引っ越し奉行の前任者の娘・於蘭(高畑充希)の協力を得て、引っ越しプロジェクトに乗り出す。

 主題歌は、ロックバンド・ユニコーンが本作のために書き下ろした新曲「でんでん」。幼少期からユニコーンの大ファンだったという星野は「まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお2人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは」と、喜びのコメントを寄せています。

 今回は、映画『引っ越し大名!』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。コメディタッチの時代劇を劇場でご覧になるのはいかがでしょうか!? サイ女読者の皆さま、奮ってご応募ください。お待ちしております!

※7月29日正午〆

ご応募はこちらから
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木村拓哉がジャニー氏家族葬で「1人ポツン」だった深いワケ

 ジャニーズ事務所の創業社長として、芸能界の男性アイドル文化をリードし、老若男女をワクワクさせるエンターテインメントを築き上げてきたジャニー喜多川氏が亡くなり、家族葬で見送られてからはや一週間。

 マスコミ非公開で営まれた家族葬には、ジャニーズ事務所の所属タレント約150人が参列。仕事の都合で来られなかったタレントもいますが、事務所は圧巻の集合写真を公表し、「ショーマストゴーオン」の精神を見せつけました。そんな集合写真の、木村拓哉さんの「ポジション」裏話をアツコが教えてくれました。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 ジャニー喜多川さんの“家族葬”が営まれ、子供たちである所属タレントさん約150人が参列されました。メディア向けに公開された集合写真を見ても分かるように、祭壇はまさにステージのようにキラキラと光り輝き、写真左側上段に写る長瀬智也くんや井ノ原快彦くん、国分太一くんや坂本昌行くんや岡田准一くん、堂本光一くんや堂本剛くん、二宮和也くんや相葉雅紀くん、亀梨和也くんたちは笑顔だしとっても素敵な写真でね。何とも心温まる感じだったのだけど、それを見て先輩女性記者が一言。

「上段真ん中で岡本健一さんの左隣に位置する木村拓哉くん。木村くんの左隣には佐藤アツヒロくんがいて、木村くんは優しく微笑んでいて相変わらずとてつもなくカッコイイんだけど、ちょっとポツンと1人佇んでる感がして、何だかいたたまれなかったわぁ」

 そんな天下の木村さんを『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)みたいな例え方して~って苦笑いだったんだけど、この木村さんが一見“ポツンと1人でいる”ように見える写真には、涙・涙の深いワケがあったのよね。

中居正広のための空間
 集合写真をご覧になった人も多いと思うけど、確かに木村さんとアツヒロさんの間にちょっとした空間が出来ていて、先輩記者も最初に目にした瞬間「そこがどうにも不自然な距離感に思えた」んですって。でもそれは、実は……残念ながら仕事で出席出来なかった「中居正広さんのためのスペース」だったのよね。中居さんと地元が一緒で長年の友人関係であるアツヒロさんが、中居さんのためにあえて空間を開けておいたから、なんですって。

 蓋を開けてみたらこんな美談があったと言うのに先輩ときたら、木村さんを『ポツンと一軒家』呼ばわりしちゃって、アツが代わりに謝ります。ごめんなさいね。ただまぁこれだけの豪華メンバーが揃えば立ち位置で揉めるのは必至だし、滝沢秀明社長が采配を振るったのは間違いないだろうけど、スタッフもめちゃくちゃ苦労しただろうなとお察しします。本当にご苦労様でした。

 厳粛なご葬儀とはいえ、所属タレントさんたちは優しく微笑んでいるし、祭壇集合写真1つで編集部でもワイワイ2時間ぐらいは軽く話し込めちゃうんだから、改めて「スター軍団のジャニーズってやっぱり凄い!」と思い知らされたわ。

「うわ、光一くんと剛くんが隣同士。よかったぁ」とか「前列センターにSnow Manキターッ」とか「SixTONESもセンター寄り」やら「やっぱりどセンターには王道King&Princeドーン」等と騒ぎつつ「ところでプロデュースをした滝沢社長はどこ~?」だの「少年隊が勢揃い。久々の横並びスリーショット!  まさか最後じゃないよね?」だの「内海光司くんとアツヒロくん。懐かしすぎるツーショだわ」だの「近藤真彦さんは?  あっ、やっとマッチさん発見!」だとか、たった一枚の写真からいろんな事を読み解くべく、マスコミ連中はあーだこーだと勝手に大騒ぎ。

 とある週刊誌の編集長は「それにしても恩義ある親愛なるジャニーさんの葬儀とはいえ、毎日ハードスケジュールをこなす中でよくぞこれだけの豪華メンバーが揃ったよな。夏クールという絶妙なタイミングも味方したのかもしれないけど。夏はどのグループもサマーコンサートを開催するから、夏ドラマの主演はあまりしないしね」との事。確かに今クールは東山紀之さんが『刑事7人』(テレビ朝日系)で、山田涼介くんが『金曜ナイトドラマ「セミオトコ」』(テレビ朝日系)で主演を張り、Snow Manの岩本照くん、ラウールくん、渡辺翔太くん、目黒蓮くんが『シンドラ』枠の『簡単なお仕事です。に応募してみた』(日本テレビ系)で初主演を務めるけれど、春クールよりは多くないの。

 前出の編集長は「基本的に夏ドラはジャニーズクールじゃないから、スケジュールに少しだけ余裕があってこれだけの人数を一挙に集められたのかも。これもジャニーさんの最後の演出の1つなんじゃないかって、みんなで話し合ってたんだ」なんて言ってたけど、ジャニーさんの事だからご自分の死期も、ちゃんと時期を読んでのことで、絶妙なタイミングの“家族葬”だったのかもしれないなと感服するばかり。

 びっくりすることはまだまだあるのよ。ジャニーさんの訃報が知らされる直前に東山さんの主演ドラマ『刑事7人』も、嵐がメインパーソナリティーを担当する『24時間テレビ42・愛は地球を救う』(日本テレビ系)の制作発表会見も行われていて、スタッフ曰く「亡くなったのが1日でも前にズレていたら、会見どころの騒ぎじゃなかった。今思うと、図ったかのような奇跡のタイミングだったんだね」と心底、驚いていたわ。

 ただ、会見は無事に終わったものの、継続して『24時間テレビ~』の情報を取材中の記者たちによると、ジャニーさんの逝去により「内容にかなりの変更がある」らしくて……。

『24時間テレビ』でジャニー喜多川追悼?
 どうも『24時間テレビ』が一部、「ジャニーさんの追悼番組のような感じになるみたい」とため息まじりに話すのは某記者さん。

「そりゃある程度の予想はしてたよ。局側にしてみれば素材はふんだんにあるから困りはしないし、緊急搬送されてからの3週間で万が一のためのそれなりの準備は進めていたから間に合うだろうけど。

 でもおかげで『24時間テレビ』のタイムテーブルがなかなか出なくて、こっちはジリジリ。ただでさえ今年は情報解禁が遅くて、チャリティーマラソンランナーもやっと駅伝方式と2人の名前を発表したぐらい。何もかもが後手後手。

 それに毎年のことだけど、一番の大問題は日テレサイドの“忖度”。嵐本人たちは番組に携わるにしてもみんな至って普通の態度で自然体なんだけど、嵐が絡むとどんな小さな情報1つでも『極秘扱い』になるから、スタッフが無駄に神経質になる。あれはまだ発表するな、これもダメの連続でなかなか前に進まないのが現状なんだ。

 チャリティー番組と銘打っているのにスタッフのピリピリ具合が100倍になって、大上段に構えてモノを言ってくるから胃が痛いよ。忖度にもほどがあるんじゃ?  て言われちゃうぐらいの忖度三昧なんだよね。参っちゃうよ」

 あらら、悲嘆に暮れちゃって可哀想に。スタッフがそんなにピリピリした態度だと、嵐の名前にも傷がついちゃうじゃない。大丈夫なの? ま、もとを正せばジャニーズ事務所さんの情報統制が原因なわけだけど……。

 そんな折、流れたニュースは衝撃だったわよね。公正取引委員会が、違法はなかったとしつつも、独禁法違反(不公正な取引方法)につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所を注意。事務所側は「圧力をかけた事実はないが今後は誤解されないように気をつける」とコメントを出して。

 早速、新聞記者に話を聞いてみたら「日テレは特に、圧力をかけられる前に忖度と素早い気遣いで立ち回る」から、たしかに「圧力をかけた事実はない」んでしょうけど、度を越した忖度はバレバレなのよ。

「日テレの世渡りはうまいんだろうけど、『24時間テレビ~』だけに関して言えば、あくまでチャリティー番組であって、ジャニーズ忖度番組ではないからね。追悼特集なんてジャニーさんも決して望んでいなかったと思う。もちろん追悼コーナーがあってもいいと思うけど、限度というものがある。日テレサイドも事務所サイドも、今一度チャリティー番組だと言う事を思い出し、原点に立ち返って番組作りをするべき」

 そのとおりだわあ。日テレさん、冷静になって。

 事情通によると「8月に行われるジャニーさんの“お別れ会”が正念場の1つになるだろうね」とのこと。

「各局の勢力争いが激化して弔うどころじゃ無くなりそうだし、所属タレントたちの今後にも注目が集まっているし。タレントだけじゃなく事務所スタッフの行く末も定かじゃないし、事務所を辞めた人たちがどこまで参列出来るものか、その大問題もあってみんな気が気じゃないだろうしね。まぁ今は待つしかないけど、水面下ではとんでもないバタバタが続いている」

 ジャニーさんが安らかにゆっくりお休み出来るようになるのはいつなのかしら?  残念ながらまだ少し時間がかかりそうだけど、どうぞ見守っていてあげてください。

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Sexy Zone・松島&メンバーの胸熱ツーショット、Kis-My-Ft2・二階堂の疑惑“パンツ”! ジャニーズ必見写真

ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中! 

B美……28歳 人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……34歳 デビュー組からジャニーズJr.に降りたばかりの月刊誌編集者。好きなアイドルは若い子。

B美 ジャニー喜多川社長が亡くなってしまったね……。6月半ばに入院の一報があってから、奇跡を願い続けていたけど……。もっとジャニーさんのステージが見たかったよ。

C子 訃報が伝えられたのは7月9日の午後11時台で、当日はKis-My-Ft2が午後7~8時台にNHKの『うたコン』に生出演してたね。A.B.C-Zも、午後9時台にラジオ番組『A.B.C-Z 今夜はJ's倶楽部』(NHKラジオ第1)の生放送をしっかり務めてたし、この時点で亡くなったことを聞いていたんだとしたら、彼らのプロ根性ってスゴいなと思う。

B美 Kis-My-Ft2は新曲「HANDS UP」(7月10日発売)のリリースもあったから、10日に宮田俊哉がラジオ『Tresen』(FMヨコハマ)の生放送に出たりと、宣伝期間が重なっちゃったもんね。しかも、亡くなった週の12日~14日に京セラドーム大阪でコンサートもあったし。まさに、ジャニーさんが教えていた「Show must go on(何があってもショーは続けなければならない)」の精神だわ。

C子 Kis-My-Ft2といえば、「J-GENERATION」2019年8月号(鹿砦社)に『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』のレポートが載ってるね。「キスマイライブでは初のムービングステージや、360度回転するクレーンを使用した演出でも魅了しました」って書いてある。B美って、このコンサート行ってたよね? どうだった!?

B美 私が行ったのは6月の埼玉・メットライフドーム公演なんだけど、「Jジェネ」の写真は5月6日~9日の東京ドーム公演の模様っぽいね。MCレポートが東京ドームの話だったから。コンサート自体は良かったよ! 「音楽でハグする」がテーマなのもあって、メンバーと抱き合ったりする瞬間も多かったし。ほら、3ページで玉森裕太が二階堂高嗣とハグしてる写真があるでしょ。見てよ、この玉ちゃんの笑顔! うれしさと照れが相まって、くしゃくしゃな顔で笑ってる。見てるこっちも笑顔になっちゃうよ~。

C子 玉ちゃんは隣で千賀健永と寄り添って歌うカットも、目が細くなるくらいニッコリしてて可愛いね。しかし4ページの宮田、どうした!? 作り物の白馬に乗って、白いキラキラスーツにシルクハットで、王子様? マジシャン? になりきってる。

B美 これはアルバム『FREE HUGS!』のソロ曲「僕だけのプリンセス」を歌った場面だよ。冒頭の歌詞に「白馬にまたがったまま 途方に暮れるプリンス気分」っていうフレーズがあるんだけど、宮田は王子様をやりきってたね。4~7ページの各メンバーのソロ写真を見てわかる通り、宮田だけ世界観が突出してるのよ。アイドルらしく、“ファンに夢を見せる”という演出って感じで、スゴく華やかだった。宮田の癒やし系オーラが良かったなぁ~。

C子 しかも、作詞はあの大物声優の林原めぐみが手がけたんだ。アニメ好きの宮田にとっては、たまらなかっただろうね。写真だけ見ると、私は宮田の下の玉ちゃんのワンショットが好きだな。「平井大さんとのコラボチューン『Love Story』を歌唱」だって。玉ちゃん、スタイルがいいから、ただ立って歌ってるだけでもサマになってる。衣装も似合ってるね。

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B美 個人的には、藤ヶ谷太輔のソロも良かった! 確か、ムービングステージでアリーナ席の上を通っているあたりでJr.を従えて踊るんだけど、バックについてるジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanのメンバーと少し絡むのね。藤ヶ谷の動きに合わせて上着を脱いでいくような場面があって、それがスゴく色っぽくて。「Jジェネ」だと松田元太の肩辺りが少し脱げてるのが見えるね。私、実際に目の当たりにした時「元太ってこんなセクシーな表情するの!?」って、驚いたよ! モニターに釘付けになったもん。

C子 ホントだ、元太の横顔が綺麗~。照明もピンクっぽくなっててムーディーだし、このソロ曲は見応えありそうだわ。下の写真の二階堂はグレー系のスーツにハットでオシャレにキメてるじゃん。「無音ラップを成功させると、会場からは大歓声がわき上りました! まさかのオチはソロページをチェック!」と。

B美 ニカのソロは、ヒップホップグループ・SOUL'd OUTのメンバーだったDiggy-MO'が作詞したんだけど、ものスゴい高速ラップに挑戦してるんだよ。めちゃめちゃ早口だから、これって実際にコンサートで歌えるのかな!? って、ちょっと疑問だったの。ところが、本番でもバッチリで、難なくこなしててカッコよかった~! ただ、このハットの被り方とかはニカが尊敬する中居正広のスタイルに似てるでしょ? ここに書いてある「オチ」っていうのも……。とりあえず、25ページ見て!

C子 えっ!? このパンツ姿のやつ!? 「ソロ曲のラストには、う○ち付きのパンツ姿になるという衝撃のオチを仕込み、会場を笑わせた」と書いてあるけど……。

B美 このう○ち付きのパンツは、2002年のSMAPのツアー『"Drink! Smap! Tour』で、中居くんが同じようなことをやってるんだよね。だから、今回のキスマイコンが開幕した後も、情報を知ったファンから「ニカはそこまで中居くんに寄せなくていいのに……」みたいな苦言がチラホラ出てさ。実際に中居くんを意識したのかどうかはわからないけど、このところ中居くんっぽいしゃべり方や仕草になってるニカだから、やりかねないって思われたのかもね。

C子 リスペクトはいいけど、やりすぎだとオリジナリティがないって言われかねないもんね~。ソロ曲のページに戻ると、立って歌う横尾渉は……なんていうか、『NHKのど自慢』みたいだね。足が内股なのもあって、“頑張って歌ってます”みたいな。立ち姿と、どこ見てるんだろう? っていう目線も含めて、なんだか応援したくなるわ。

B美 ソロは横尾さんが好きなビリケンっていうアーティストに作ってもらったやつで、お父さんへの思いを込めた「キャッチボールをしよう」という曲なんだよ。バラードなんだけど、これがまたなかなか泣かせる曲でね~。「いつか僕が作った料理をつまみにして呑もうよ」みたいな歌詞が感動的なのと、横尾さんの一生懸命な歌声が胸に響くの。

C子 それは横尾さんに合ってそう! ちょっと聞いてみたいなぁ。ところで、横尾さんの上の写真って千賀だよね? パッと見た時にNEWS・増田貴久に見えた。なんだろ髪形とか骨格が似てるのかな?

B美 確かに千賀もちょっとガッチリした体形だから、まっすーに見えなくはないかも。これはバラードで、このピアノで弾き語りしてしっとりと歌ってたよ。CHEMISTRYの川畑要が作詞した「I miss your smile」っていう曲なんだけど、川畑との出会いやピアノを始めたのも中居くん司会の『UTAGE!』(TBS系)がきっかけだったから、成果が出てよかったな~なんて思いながら見てたよ。

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C子 7ページの北山宏光はバンドのI Don't Like Mondays.とのコラボ曲なんだ。衣装しかりシャレてる感じがビンビンだね! 「電飾付きのマイクスタンドを使ったパフォーマンスやステージから飛び降りるラストの演出など、自己プロデュース力の高さが光りました!」と。手を広げて飛び降りようとする写真があるけど、タイトルが「DON'T WANNA DIE」だからってことかな。

B美 北山くんのソロ曲、カッコいいんだよ~! マイクスタンドが女性のように見えてきて、もうホントに罪な男! って感じだった。歌詞も「指先が君に触れるたび」とか、恋愛について歌った曲だしね。個人的には最後の飛び降りの演出はちょっと心配になるから、マイクスタンド1本でも十分満足だったのに……とは思った。

C子 あんた、なかなか過保護だね(笑)。まぁ、でもやっぱソロコーナーで一番よかったのは横尾さんの写真かな~。あ、9ページの吹奏楽部がいる写真って、例の藤ヶ谷が女子高生のポニーテールに触れたって言われて物議を醸した場面では!?

B美 そうそう、あれは6月の名古屋公演だったけど、マイクを使ってポニーテールをイジったって話だよね。「Thank youじゃん!」を歌いながら、7人が部員たちのそばに来てコミュニケーションを図ったりするから、そのノリで遊んじゃったんだと思うけど……。やられた当人や、ファンは複雑な心境だったかもね。

C子 その下の写真、横尾さんが後ろから北山くんの頭に手を乗せてたり、宮田と北山くんがわちゃわちゃしてるのが可愛い。北山くんは、13ページのソロ写真でファンとじゃんけんしてる瞬間もいいよね。手だけでなく、口でも「パー」って言ってる感じだし。あれ? 15ページ右上の藤ヶ谷、なんとなく美川憲一に似てない(笑)? 紫がかったキラキラなジャケットで、ちょっと小首を傾げて歌ってるからかな~。妖艶な魅力ってことで。

B美 17ページの玉ちゃん、左上の写真は鋭い目つきがちょっと怖いけど、右下の1コマは可愛いよ。右上は背景がボヤケててシャボン玉に包まれているみたいだし、白い衣装を着た玉ちゃんが天使みたいで、幻想的。クールな表情、全開の笑顔、ファンサービス中のカットと、バリエーションあっていいよね~。

C子 玉ちゃんの天使ぶりっていえば、柔軟剤・ラボンのCMがめちゃめちゃ可愛くない? 疲れたときにふとYouTubeで検索して見ちゃうぐらい好き。ビューネくんより私を癒やしてくれてるよ! それで、千賀は19ページ右上の流し目がいいね。一方で、21ページの左下、宮田の後ろにいる横尾さんがちょっと気抜いた顔してて面白い(笑)。ヘッドセットマイクを気にしてて、アーティストというよりも、スタッフっぽいね。

B美 かなり素の表情(笑)。横尾さんは、23ページのメガネが似合ってて好きだな~。ヘアセットが自然体だからか、普通に“イケメンのサラリーマン”っぽさもあるし。あ、こっちのページだと、ソロ曲歌ってる写真はあまり力が入ってないように見えて、いい感じだよ。

C子 さっきの内股は、サビとか重要なパートを歌ってたから力んでたのかな(笑)? 23ページ右上、黒い衣装の横尾さんは吉川晃司っぽいし、いろんな横尾さんが見られて楽しくなってきちゃった(笑)。ニカは……う○ちパンツ以外だと、いろんな帽子被ってるんだなってわかった! あと、各ページにバックのTravis Japanやユニット無所属のJr.が写り込んでるから、ファンはJr.を探すのも楽しいかも。3ページの松倉海斗がチャラかったり、川島如恵留が見切れてたり。

B美 元太、吉澤閑也、中村海人はハッキリ顔が写ってるのに、宮近海斗が手に持ってる看板で顔が隠れちゃってもったいなかったな。キスマイやトラジャのほかの写真は生写真通販コーナー(62~66ページ)にも載ってるから、真剣にチェックしちゃうね。トラジャは、自分たちのオリジナル曲を披露したカットもあったし。

C子 キスマイのコンレポも十分楽しめたけど、私がグッと胸にきたのはSexy Zone・松島聡特集! パニック障害の治療で療養中の聡くんに関して、メンバーからの「愛のこもった発言」を集めてるんだけどさ、写真のチョイスも絶妙なの~!!

B美 スゴい興奮してるね(笑)。確かに、今の状況で聡くんの特集は胸熱だわ。ファンはうれしいだろうなぁ。しかも、中島健人のコメントとか、聡くんの性格が表れてるね。「長期の舞台をやっていたとき、散らかったオレの部屋を何も言わずに片してくれてた。聡ちゃんは基本、全部に対してきっちりさん。書く字でわかる、すごくキレイ」「俺の出演作を見たら、誰よりも早く連絡をくれる」とか。そういえば、私も聡くんの字ってキレイだったな~って記憶があるわ。

C子 テキストを読むと、聡くんって本当にムードメーカーで、裏表がないんだろうな~というのが伝わる。42ページ、聡くんと佐藤勝利がそれぞれ相手についてコメントしてるんだけど、それもいいんだよ。「松島がいるのといないとでは、現場の雰囲気がガラリと変わるよね」「笑い方が豪快で、ボクが言ったことにもよく笑ってくれるから、話していて気持ちいい!!」(佐藤)「俺がヘコんでたり、キゲンが悪いと真っ先に察してくれる。いつもイジるくせに、そういうときはそっとしておいてくれるんだ」「勝利は余裕があって、一緒にいると落ち着く。でも2人でいるときは、ある意味燃えるかも。競争心に火をつけてくれるのが勝利かな」(松島)って……。この関係性、最高!!

B美 マリウス葉との“聡マリ”とは違う信頼関係が成り立ってる感じだよね。そして、年下組の聡マリのページは、ひたすら癒やされる! 着ぐるみ姿が可愛すぎるし、一緒に手でハートを作ってたり。45ページ、ピンクの衣装で頬を寄せ合ってるのとか、動物同士のじゃれ合いみたい。自分たちで自然にやってるのかと思ったら、よ~く見ると、勝利が後ろから2人をくっつけてるんだ(笑)。この3人の雰囲気もいいよね。

C子 健人、勝利のページもそうなんだけど、このピンク衣装は全部ベストな瞬間を切り取ってくれてるよ。聡マリのコメントは、お互いが「存在」について触れているあたりに感激した。マリウスは「もう存在が好き(笑)! みんなに愛されていて、僕たちのなかでいちばんたくさん魅力を持っている人だと思う」と話していて、聡くんはマリウスのことを「存在自体が天使! 不思議ちゃんなとこもあるけど、いてくれるだけでおもしろいし、かわいいし、俺は落ちつくんだよね」って。あぁ~、もう泣けちゃう。聡マリが笑顔でいてくれさえすれば、それでいいって感じ。世界が平和になるわ!

B美 あんた、だいぶ盛り上がってきてるね(笑)。聡くんって、小さい頃は正直に言って“どこにでもいる少年”だったじゃん。こういう顔つきに成長するなんて、当時は想像できなかったよ。もちろん、整形なんてしてないのに、かなり良い形で大人になったもん。そういう意味では、ホントに「ジャニーさんさすが」としか言いようがない! 大人っぽくなった聡マリのツーショットが楽しみ。早く元気な姿で戻ってきてほしいね~。

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小室圭さんと眞子さまの結婚問題 令和に引き継がれた懸案事項「女性皇族とご結婚する」こととは?

――4月下旬から5月上旬にかけて、改元報道がメディアを彩った。無論、その多くは祝福ムードであった。新しい時代が始まった今、皇族の結婚と将来という問題にも、日本人は正面から向き合う時期ではないだろうか? 週刊誌などで報じられる“小室圭さんと眞子さまの行く末”を中心にみていきたい。

 実に202年ぶりとなった、天皇の生前退位。「平成」の終わりと「令和」の幕開けは、昭和天皇の崩御に伴って行われた平成への改元のときとはまったく違った、国民挙げての祝賀ムードの中で行われた。

 この代替わりの前後に、慶事に影を落としたニュースがまったくなかったわけではない。4月26日、お茶の水女子大学附属中学校の悠仁さまの机の上に、棒にテープで固定された2本の刃物が置かれていたという事件で職業不詳の男が送検されたのは、奇しくも新天皇の即位の儀式である「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」が行われた5月1日であった。男は天皇制を批判する供述をしているというが、新時代の訪れを国民全体が喜ぶムードの中で、この男の考えに関心を持つ日本人はほとんどいなかったと言っていいだろう。5月4日に行われた一般参賀では、皇居前に集まった14万人以上の人々が皇室に敬愛の意を表し、祝福した。

 そんなめでたい代替わりの中、平成から令和に持ち越された懸案事項といえば、やはり秋篠宮家長女眞子さまと小室圭さんの結婚問題だろう。そもそも、2人の婚約内定会見が行われたのは、平成29年9月3日。発表されていた結婚式の日取りは平成30年11月4日で、当初の予定ならすでに結婚していたはずなのだが、その後、小室圭さんの実母による金銭問題が浮上、結婚が延期されたのは周知の通り。

 皇室制度史が専門で『皇族』(中公新書)などの著書がある、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次氏は、こう語る。

「秋篠宮さまは平成30年11月30日の誕生日会見で、眞子さまと小室圭さんの結婚問題について、『多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできません』と述べました。皇族でも一般市民でも同じですが、熟慮の末の結婚であっても、その後どんな問題が出てくるかは予想しきれない。秋篠宮さまもお困りでしょうが、一番かわいそうなのは、一途に思い詰めている眞子さまですよね」

 改元をもって皇位継承順位1位である皇嗣殿下となられた秋篠宮さまの言う「多くの人の納得」とは何を指しているのだろうか? ネット上には眞子さまと小室圭さんの結婚は絶対認められないと、特に小室さんに対して罵詈雑言を浴びせる一部の人たちまでいる。だが、現皇室典範では、小室さんは皇室に入るのではなく、眞子さまが皇室を出て一般市民になるのである以上、本来は当人2人の合意があればそれで十分のはず。一体、皇族女性の結婚に求められる品格とはなんなのだろうか?

■旧華族に嫁いだ昭和天皇の皇女たち

 それでは、女性皇族はどのようなお相手と結婚してきたのか? 過去にさかのぼれば、昭和天皇には5人の皇女がいた。今回退位した上皇陛下の姉や妹たちだ。

 昭和天皇の第一皇女の照宮成子さまは、戦争中の昭和18年に当時の皇族の東久邇宮盛厚氏と結婚し、東久邇成子さまとなる。終戦後の11宮家の皇籍離脱により一般市民に。焼け跡で畑を耕して子どもの服を自らつくる節約生活を経験した。

 第二皇女の久宮祐子さまは、生後1年足らずで亡くなっているが、数奇な運命をたどったのは第三皇女の孝宮和子さまである。昭和25年に結婚した鷹司平通氏は元華族であるが、日本交通公社交通博物館に勤務していたため、「皇族とサラリーマンの結婚」といわれた。その後2人はそろって雑誌にも登場し、仲睦まじさをアピールしていたが、昭和41年に夫の平通氏は行きつけだった銀座のバーのマダムの家で、マダムと共に謎の死を遂げてしまう。事故死とも心中ともいわれたが、その真相は不明。その後、子どものいなかった和子さまはひとり暮らしをしていたが、昭和43年には自宅に侵入した強盗に刃物で襲われ、けがをする事件も発生した。ある皇室記者が解説する。

「おひとりになられた和子さまのことは、上皇陛下と美智子上皇后さまもとても気にかけていらっしゃいました。その後和子さまは赤坂御所で暮らすことになり、平成元年に亡くなるのですが、美智子さまはたびたび和子さまのもとを訪れるなど、気をお使いになっていたそうです」

 そして、第四皇女の順宮厚子さまは、元華族の池田隆政氏と結婚して池田厚子さまとなる。岡山で牧場を経営していた池田氏は、その後牧場を改装して池田動物園を運営する。

「皇族が岡山という遠い場所に嫁がれるというのは、当時としては大きな出来事でした。池田動物園は経営が苦しい時期もあり、厚子さまも自ら切符のもぎりをされたこともあるそうです。厚子さまはその後日本赤十字社岡山支部名誉会長を務めたほか、姉の鷹司和子さまの後を継いで伊勢神宮の祭主になり、黒田清子さまに引き継ぐまでその任を務めています。池田厚子さまのご夫妻は岡山の上流階級では、今も大変な尊敬を集めています」(皇室記者)

 そして第五皇女が、「おスタちゃん」という愛称で呼ばれた清宮貴子さま。これも旧華族の島津久永氏と結婚して、島津貴子さまとなった。前出の小田部氏は、「島津貴子さまは、婚約会見のときの『私が選んだ人を見てください』という言葉がよく知られていますが、それにしても、お相手は島津家の由緒ある家柄の人。恋愛結婚などともいわれましたが、やはりこの頃の女性皇族のご結婚は、名門の家とのお見合いによるものだったでしょうね」と話す。

 確かに、上皇陛下の姉妹の方々の嫁ぎ先を見ると、いずれも元皇族か、元華族の家柄であることがわかる。それに対し新しいパターンとなったのが、上皇陛下の第一皇女にして、新天皇陛下の妹である紀宮清子さまで、平成17年に結婚した相手の黒田慶樹氏は、東京都職員。家柄も旧華族ではなかった。

「もっとも黒田さんは、秋篠宮さまの学習院でのご学友であり、その身元は保証されていました。高円宮家の二女の典子さまが平成26年にご結婚した千家国麿さんは、出雲大社の宮司を務め、出雲では尊敬を受けている家柄。そして、高円家の三女の絢子さまが平成30年に結婚した守谷慧さんは、日本郵船社員で国境なき子どもたちの理事。ちなみに、守谷さんのお母様と絢子さんのお母様の高円宮妃久子さまは、古くからのお知り合いでした。基本的に、お互いの家同士が当人を熟知した上での結婚といえます。そんな中、眞子さまと小室圭さんの結婚だけが、親が相手の家のことがわからない、完全に当人同士の恋愛の結果でした」と小田部氏。

 これについて前出の皇室記者は、「それだけ秋篠宮さまが、娘の相手を見る目を信頼されていたのでしょうが、残念ながら、それが裏目に出てしまったということになりますね」と話している。やはり皇族の結婚は、完全な自由恋愛というわけにはいかなかったのだろうか?

■品位を保つために使われる結婚一時金

 では、結婚した元女性皇族と、そのお相手の暮らしはどのようなものなのだろうか? 前出の皇室記者は、次のように解説する。

「基本的には女性皇族の結婚は、お妃を迎え入れるときと違って、皇室を出て行かれるわけですから、皇室会議を経る必要はない。ご結婚後は一般人ですから、特に警備が付くこともありません。ひょっとしたら、この代替わりの間くらいは何かあるといけないので、警察も気をつけるかもしれません。基本的にどのようなことをしようと、暮らしには一般人以上の法的な規制はないわけですが、やはり皇族と結婚されたということは、お相手の男性もある程度自覚を持ってからのことだと思います。どこまで日頃自由にお酒を飲んだりするかはわかりませんが、日々の生活においては、国民の意識を感じながらお過ごしになっていると思いますよ」

 つまりは、例えばキャバクラなどに行ってはいけない、という確たる縛りがあるわけではないが、女性皇族の結婚相手たるもの、そのような場所に行かないくらいの自覚は持っているはずだ、ということだろう。

 皇族女性が結婚する際には、国から結婚一時金が支払われることになっている。黒田清子さんの際は1億5250万円。千家典子さんの場合は1億675万円、そして守谷絢子さんの場合も1億675万円が支払われることになった。たびたび報じられてはいるが、改めて皇室記者に解説願おう。

「これは元皇族にふさわしい品を保つためのお金ですね。住居もある程度セキュリティのしっかりしたところのほうが望ましいのですが、同時に、元皇族ともなるとお付き合いが大変です。結婚式などにはそれなりの服装をして行かないといけませんし、品位と知性を保つためにはそれなりのお金も必要になります。交際費とか、大事なときの贈り物に必要なお金もありますね。ただし、基本的には結婚したら、ご自身たちの収入で暮らしていってくださいということではあるので、一時金は、文字通り一度支払われたらおしまい。その後の給付金などはありませんから、このお金をきっちりと管理しながら過ごしていってください、ということです。仮にですが、小室さんがこの一時金から留学費用、借金の返済をしようとしたら、それは国民としては感情的に認めることはできないでしょうね。やはり、もとは国の税金で、それを元皇族にふさわしい生活をするために使ってください、ということで支給されるものですから」

 そもそも小室圭さんの振る舞いは、到底国民の信頼を得られるものではないと、ある皇室ジャーナリストは指摘する。

「究極的に言えばご結婚は自由ですが、天皇は国民の象徴であるというお立場を考えると、その周りにいらっしゃる皇族も、ある程度それなりの品位が求められる、国民にとって模範となるような存在でなければならない。それは、結婚した元女性皇族と、その伴侶も同様なわけです。そういうことを考えると、小室さんの場合は大変に残念なところがあると思います。それというのも、小室さんの教育のために母親の元婚約者がお金を出したことで、その方のその後の生活レベルが落ちてしまったわけで、そのお金はもらったものだから返せないというのは、感謝の気持ちが足りないですよね。

 せめて、今は返せないけど、長期的にこうして返しますと言うとか、なんらかの解決策は図ってほしかった。そういう方との結婚で果たしていいのか、ということになるのです。皇室の方々は、法的に定められた以上の責任を自覚しているからこそ、襟を正して自己研鑽して生活しているわけですから」

 奇しくも、新天皇は即位に伴って行われた朝見の儀のお言葉で、「歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに」と、研鑽という言葉を使われた。皇族に準じる女性皇族の結婚相手にも、その研鑽は求められるということだろうか。

■皇位継承が不安定な今、皇室と国民の関係はいかに

 そして今年3月、秋篠宮家二女の佳子さまが国際基督教大学を卒業するにあたって、記者の質問に文書で回答した。その中には、「相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません。姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」という文言があった。この回答に対し、ネット上では皇族としての自覚が足りないといった批判が起こったが、そのような一部世論が、皇室の未来にとって悪い影響を及ぼさないか、小田部氏は憂慮しているという。

「私は佳子さまの発言はご立派なものだったと思っているのですが、それまで批判する人たちが大勢いるという現状には、そこまで皇室をたたくことが、皇室のサポートになると思っているのだろうか、という疑問を感じます。小室圭さんにしろ、今は職につこうとしてがんばって勉強しているわけで、もう少し彼を信じてあげてもいいのではという気がします。母親の元婚約者がたびたびマスコミの取材に答えて、小室さん母子の不誠実さを非難していますが、小室さんが世間に顔を知られているのに対し、元婚約者は匿名で、顔も出ず守られていて、これでは不公平ですよね。現状ではあまりにも情報が一方的ですし、不満があるのなら、民事裁判でもいいから公の場所で訴えて、国民に真実を提供するべきだと思います」

 このように述べる小田部氏は、皇室の将来という観点からも、現在の状態は望ましくないと話す。

「皇室が盤石なときならいいですが、今は若い男子の皇族が悠仁さましかおらず、皇室の将来が不安視されている時代です。皇族のお相手に対する国民の要求があまりに厳しくなり、小室さんのケースのように日本人全体が小姑みたいになっているようでは、愛子さまや悠仁さまのご結婚相手が見つからない、ということになりかねない。せっかく皇族の方々に日本という国の統合の象徴になっていただいているのですから、国民やマスコミも、ご結婚の相手が来ていただけるような環境づくりをしてほしいものだと、私は感じています」

 今回の即位の儀式では、立ち会った男性皇族が秋篠宮皇嗣殿下と、上皇陛下の弟である常陸宮さまだけ。将来の皇位継承の危うさが浮き彫りになる形となった。その対応策としての、女性・女系天皇の容認や、女性宮家の創設についても取り沙汰され始めてから長い時間がたっているが、いまだ結論が出ていない。

 また、女性皇族の結婚といえば、気になるのは、まだ結婚されていない3人の成年女性皇族のこともある。三笠宮家彬子さまはすでに37歳。三笠宮家瑶子さまは35歳。そして高円宮家承子さまは33歳になる。これについて、前出の皇室記者は、「この方々については、お付き合いしていた方がいたという話も聞いたことがありますが、女性皇族が結婚すると宮家を出なければいけない現状では、ご自身が結婚すると、三笠宮家、高円宮家が将来的になくなってしまう。ご自身の宮家を守るために、女性宮家を認めるかどうかの議論の新しい展開を待たれているのでは、という印象を受けています」と話す。

 ただ、女性皇族の結婚相手が皇族に入るようになれば、今以上にお相手の品格や適性について議論が沸騰するのは必至。新しい令和の時代にも、女性皇族のお相手が今以上に国民の関心の的になることだけは、間違いなさそうだ。(月刊サイゾー5月号『情弱ビジネスのカラクリ』より)

上皇陛下の半生がまるわかり! 子供向け学習マンガで描かれる「平成の天皇」

 平成から令和の時代に変わっておよそ3ヶ月。「令和」という元号にもすっかり馴れて来た感があるが、こと天皇に関しては、先の皇太子を「天皇陛下」と呼ぶことに、まだ違和感を感じるという人が、皇室記者の人の中にも少なくないとか。それは言い換えれば、いまの上皇陛下が、平成時代の天皇陛下として、いかに敬愛されていたかという証でもある。

 そんな平成時代の天皇陛下の半生を、なんと学習マンガの形でまとめた本が、先頃発売された。そのタイトルも「平成の天皇」。小学館の学習伝記まんがシリーズ「学習まんが人物館」のうち、現在存命中の人物を扱った特別枠「学習まんがスペシャル」の1冊である。同シリーズには、ほかに松井秀喜、羽生善治、ポケモンの生みの親である田尻智などが登場しているが、天皇陛下を取りあげるというのは際立って大胆な試みだ。なお、「昭和天皇」といった呼び名は崩御された後の諡(おくりな)であり、現在在位中の天皇は「今上天皇」と呼ぶことになっているが、上皇陛下は、在位中でもなく崩御されてもいないため、平成の天皇時代も含めた呼称がまだ定まっていないことから、「平成の天皇」というタイトルになったのだと思われる。

 マンガは、上皇陛下が皇太子として生まれてからの幼少時代、父・昭和天皇と新聞記事について話し合って社会への関心を育てたり、美智子さまへの電話でのプロポーズからご成婚、天皇陛下となり、自然災害の折には避難所で膝をついて被災者と話したり、と国民のためを思われ続けたこと。そして、退位するまでを描いており、その半生において、いかに真摯に平和のためと国民のためを思い、尽くしてきたかが改めて分かる内容となっている。

 監修は、日本近現代皇室史が専門の歴史学者で、皇室報道でもお馴染みの小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授。小田部教授は、「平成の皇室」の監修にあたって気をつけたことについて、次のように話す。

「小学生だけでなく、大人にも象徴天皇が何であるのか、平成の天皇がどんな人物であったのかを描くことは、難しい課題でした。学問的な定説はまだ確立していないので、明らかになった事実をひとつひとつ踏まえながら、その歴史を描く必要がありました」

 シナリオはノンフィクションライターで児童文学作家の祓川学氏が担当したので、小田部教授が担当したのは事実の考証のみだったが、シナリオの筋書きが実際にあったかどうかの検証は、注意深く行なわれた。当初のシナリオで幼少時代の皇太子(現・上皇)が、少年たちをリードして馬跳びをしていたシーンがあったが、皇太子は幼少時代は気弱な性格で、仲間をリードするほうではなかったのではないかと考えられ、また馬跳びをしたという確たる証拠もなかったことから、こちらは実際に皇太子がしたという資料が存在する相撲遊びに、小田部氏の助言で変更したという。

「マンガといっても荒唐無稽なことを書けるわけではなく、しっかりした事実の確認と時代考証が求められます。とはいえ、まったく資料がない事柄もあり、その場合は、『ありうべき嘘は許される』、『真実は細部に宿る』というふたつの方針のバランスを取ることが大切になりました。また、平成の天皇といっても、幼少時代から一貫した人格や思想があったわけではありません。このマンガは、その平成の天皇が平和を愛する思想を育てるにいたるまでの、成長の物語でもあるわけです」

 このマンガは、まず子供向けの新聞である読売KODOMO新聞に連載されたのち、本書にまとめられた。今年5月の平成から令和への改元にあたって、「天皇」「退位」関連の本が多数出されたが、児童書に関しては、ほぼこの本だけ。この本はその意味でも重要なのだが、それだけではなく、子供に限らず大人が読んでも学ぶところが多い。令和となったいま改めて平成を振り返るためにも、読みやすく分かりやすい本書は格好の1冊である。

上皇陛下の半生がまるわかり! 子供向け学習マンガで描かれる「平成の天皇」

 平成から令和の時代に変わっておよそ3ヶ月。「令和」という元号にもすっかり馴れて来た感があるが、こと天皇に関しては、先の皇太子を「天皇陛下」と呼ぶことに、まだ違和感を感じるという人が、皇室記者の人の中にも少なくないとか。それは言い換えれば、いまの上皇陛下が、平成時代の天皇陛下として、いかに敬愛されていたかという証でもある。

 そんな平成時代の天皇陛下の半生を、なんと学習マンガの形でまとめた本が、先頃発売された。そのタイトルも「平成の天皇」。小学館の学習伝記まんがシリーズ「学習まんが人物館」のうち、現在存命中の人物を扱った特別枠「学習まんがスペシャル」の1冊である。同シリーズには、ほかに松井秀喜、羽生善治、ポケモンの生みの親である田尻智などが登場しているが、天皇陛下を取りあげるというのは際立って大胆な試みだ。なお、「昭和天皇」といった呼び名は崩御された後の諡(おくりな)であり、現在在位中の天皇は「今上天皇」と呼ぶことになっているが、上皇陛下は、在位中でもなく崩御されてもいないため、平成の天皇時代も含めた呼称がまだ定まっていないことから、「平成の天皇」というタイトルになったのだと思われる。

 マンガは、上皇陛下が皇太子として生まれてからの幼少時代、父・昭和天皇と新聞記事について話し合って社会への関心を育てたり、美智子さまへの電話でのプロポーズからご成婚、天皇陛下となり、自然災害の折には避難所で膝をついて被災者と話したり、と国民のためを思われ続けたこと。そして、退位するまでを描いており、その半生において、いかに真摯に平和のためと国民のためを思い、尽くしてきたかが改めて分かる内容となっている。

 監修は、日本近現代皇室史が専門の歴史学者で、皇室報道でもお馴染みの小田部雄次・静岡福祉大学名誉教授。小田部教授は、「平成の皇室」の監修にあたって気をつけたことについて、次のように話す。

「小学生だけでなく、大人にも象徴天皇が何であるのか、平成の天皇がどんな人物であったのかを描くことは、難しい課題でした。学問的な定説はまだ確立していないので、明らかになった事実をひとつひとつ踏まえながら、その歴史を描く必要がありました」

 シナリオはノンフィクションライターで児童文学作家の祓川学氏が担当したので、小田部教授が担当したのは事実の考証のみだったが、シナリオの筋書きが実際にあったかどうかの検証は、注意深く行なわれた。当初のシナリオで幼少時代の皇太子(現・上皇)が、少年たちをリードして馬跳びをしていたシーンがあったが、皇太子は幼少時代は気弱な性格で、仲間をリードするほうではなかったのではないかと考えられ、また馬跳びをしたという確たる証拠もなかったことから、こちらは実際に皇太子がしたという資料が存在する相撲遊びに、小田部氏の助言で変更したという。

「マンガといっても荒唐無稽なことを書けるわけではなく、しっかりした事実の確認と時代考証が求められます。とはいえ、まったく資料がない事柄もあり、その場合は、『ありうべき嘘は許される』、『真実は細部に宿る』というふたつの方針のバランスを取ることが大切になりました。また、平成の天皇といっても、幼少時代から一貫した人格や思想があったわけではありません。このマンガは、その平成の天皇が平和を愛する思想を育てるにいたるまでの、成長の物語でもあるわけです」

 このマンガは、まず子供向けの新聞である読売KODOMO新聞に連載されたのち、本書にまとめられた。今年5月の平成から令和への改元にあたって、「天皇」「退位」関連の本が多数出されたが、児童書に関しては、ほぼこの本だけ。この本はその意味でも重要なのだが、それだけではなく、子供に限らず大人が読んでも学ぶところが多い。令和となったいま改めて平成を振り返るためにも、読みやすく分かりやすい本書は格好の1冊である。