嵐・相葉雅紀、二宮和也への“誕生日プレゼント”裏話明かし「ウソ!?」「まさか」とファン衝撃

 嵐・相葉雅紀がパーソナリティを務めるラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)が、7月12日深夜に放送された。リスナーからの届いた「先日の『VS嵐』(フジテレビ系)でニノの誕生日プレゼントに、メンバー4人からスーツに合う“靴”をプレゼントするという話をしていましたね。実際にニノに靴をプレゼントしましたか?」という質問を相葉が取り上げた。

 実は、6月13日放送の『VS嵐』で、36歳になる二宮和也の「誕生日プレゼントは何がいいか?」という話題があり、二宮が「スーツはあるはずなんだけど、スーツ用の靴がない」と打ち明け、「じゃあ、靴!」とメンバーに“おねだり”していたのだ。

 その後、実際に靴をプレゼントしたというが、その準備がなかなか大変だった様子。相葉いわく、「二宮さんもお忙しいので、そんな『靴屋さんにね、足のサイズを採寸しに行ってくれ』なんて言うのも、ちょっと無理な話だったから」とのことで、予定を合わせられなかったそう。そこで、相葉は靴屋へ赴き、足を採寸する機械ごと借りに行ったという。二宮の足を採寸したあと、借りた機械を靴屋に戻したり、サンプルのやりとりといった作業も相葉が担当したそうで、とにかく大忙しだったよう。

 しかも、できあがった靴は「靴裏が滑る」ものだったそうで、「滑り止めみたいなやつを貼りに、1回また戻して」と、完成した後にもう一度手を加え、ようやく手元に届いたとか。なんとか無事に、「4人から」と言って、二宮にプレゼントすることができたと明かしていた。

 相葉は続けて「(自分が)作ってめちゃくちゃよかったの!」と語り出し、「フルオーダーじゃないんだけど、既存の物なんだけど、それを(自分で)買ったんだけど。めちゃくちゃよかったから、それと同じやつ。色も形もまったくおソロのやつ、サイズ違いの(を二宮に買った)」と、二宮にプレゼントした靴と同じ物を持っていると暴露。

 櫻井の誕生日にプレゼントした“パンツ”も、「同じパンツだから。翔ちゃんにいつもあげてるの。だからね、大体おソロになるんですよ、パンツは」と同ラジオで報告していた相葉。自分が使って気に入ったものをプレゼントするため、どうしてもお揃いになってしまうようだ。

 ファンはこの“オチ”を聞き、「ウソでしょ!? また自分と同じ物あげたの!?」「まさかメンバー全員、相葉さんとおソロなグッズを持っているのでは……(笑)」「いいものを共有したくなる気持ち、ちょっとわかるな。いかにも相葉ちゃんらしい」などとネット上にコメントを寄せていた。
(華山いの)

関ジャニ∞・村上信五、「貴族の遊び方」「マジでぶったまげた」と武井壮がプラベ事情暴露

 7月13日放送の『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)に、関ジャニ∞メンバー全員が揃って登場。ゲストにタレントの武井壮を迎え、新企画が行われた。今回は「世界にひとつだけの相関図」と題し、関ジャニ∞ならではの質問をゲストにぶつけ、その答えにより同番組でしか見られない“人物相関図”をつくり、ゲストの意外な交友関係に迫っていく企画だ。

 さっそく一筋縄ではいかない質問を、次々と武井にぶつけていく関ジャニ∞メンバー。横山裕からの「身近な人で大金を借りるとしたら誰?」には、「田中将大選手」。錦戸亮からの「自宅に来たことがある意外な人は?」には、「和田アキ子さん」。安田章大からの「熱く口論をしたことがある人は?」には、「本田圭佑」と答えるなど、武井の意外な交友関係が露わになっていく。

 そんな中、武井は村上信五と大倉忠義とも、プライベートで交友があると告白。「7年前に一人で焼肉を食べていた時、『今からここの焼肉屋行って』と知り合いから連絡がきて、そこに行くと村上と大倉が座っていた」と話し、武井を見た2人は「うははは〜本物だ〜!」とリアクションしたそう。村上もこの時のことをよく覚えているらしく、「大倉と焼肉を食べていた時、武井の話になって、知り合いの知り合いが(武井と)知り合いかもわからんから、連絡してみるわ……となって、30分後に現れたから『うわ〜』ってなった」と、当時を回想。この一連の流れに横山が「なんちゅう遊び方してんねん!」と突っ込むと、武井も「貴族の遊び方」と揶揄したのだった。

 さらに大倉から、その時に「年収の話」で盛り上がったとの告白が。当時、1日に11本もテレビ出演していたという武井でさえ、村上の年収を聞いて「マジでぶったまげました」と衝撃を受けたとか。武井は「俺は“百獣の王”だと思っていたら、いやいや百獣の王、ここにいました!」と村上を指差し、スタジオの笑いを誘っていた。

 それから数年たって、武井はようやく村上の年収に追いついたというが、今年も『FNS27時間テレビ』(同)の司会を務めたり、レギュラー番組が増えている村上の活躍ぶりを見ると、「絶対また(年収)離されてる」と予想。業を煮やした武井が「ぶっちゃけ、今(年収)おいくらなんですか?」と聞くと、村上は苦い顔をしながら「絶対言えへん! 引くで!」とバッサリ。

 この話を聞いていた横山からは、「俺とかみなさん(村上以外の関ジャニ∞メンバー)は、『(お金を)持ってへん』っていうやり方で生きてきてるのよ。あなたが『持ってる』ってやり方するから、わけわからんくなってる」と、村上の“金持ちトーク”に抗議。しかし、村上はキョトンとした顔をしながら、「しゃあないよ。俺、持ってるもん! むっちゃ持ってるもん。むっちゃ税金払ってるし!」とコメント。終始“大金持ち”であることを隠さず、堂々とした態度を貫く上なのだった。

 しかし、村上のこの発言にはファンから賛否あるようで、ネット上では「昔はお金の話をしても『夢語る青年感』あったけど、今は生々しすぎて恥ずかしい」「あれだけ仕事してれば当たり前に稼いでると思うけど、それをベラベラしゃべるのはカッコ悪いな……」との声も。一方、「村上さんの年収、そして多額の税金を納める姿……ステキですね」「包み隠さず何でも言っちゃう村上くんは信頼できる」など、正直な村上の姿も好感を得ている。村上はこれからも、包み隠さず“お金”の話をするアイドルでい続けるのだろうか……?

Hey!Say!JUMP、『いたジャン』ゲストが「これひどいぞ!」と“激怒”したメンバーからの質問

 Hey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系、7月13日放送)に、知念侑李、中島裕翔、薮宏太が登場。ゲストにお笑いコンビの平成ノブシコブシを迎え、新企画「絶対に間違えられないクイズ」が放送された。

 この企画は、お世話になった人の名前や結婚記念日など、“自分にまつわる絶対に間違えてはならないエピソード”をクイズ形式にして、Hey!Say!JUMPのメンバーが出題。間違えてしまうと、その人の人間性が問われるという、斬新な内容だ。

 今回のターゲットとなったのは、平成ノブシコブシの2人。吉村崇は「“自分クイズ”ってことですよね? それは間違えないですよ」と自信満々の様子。そんな中、吉村が仕事で悩む後輩芸人に言った「今のテレビ業界は専門店の芸人が多い。でも実は今、デパートのような芸人が求められている」というアドバイスについて穴埋め問題が出題されると、吉村はこれを一言一句覚えていたようで、難なく正解。

 ここで薮が「専門店の芸人さんって誰ですか?」と質問すると、吉村は「専門店っていうと、『M-1(グランプリ)』(テレビ朝日系)に特化した笑い飯さんとか、専門店のイメージかな」と、常にネタを作り続けている芸人だとコメント。すると中島は、「だから結局は、『専門の人はそれしかできないんだろ』ってことを言いたいってことですよね?」「『俺はオールマイティーだぞ』ってこと?」と、いじわるなツッコミを入れる。

 これに焦った吉村は、「いや、そんなことない! 専門店って、包丁の専門店もありますね。包丁しか知らない。でも包丁のことには長けているってことです」と、中島のツッコミにタジタジになりながらも、専門店の良さを力説。すると今度は知念から、「(専門店は)周りを全然見れてない。視野が狭いってこと?」と質問され、追い詰められた吉村は、ついに「おい、これひどいぞ! ひどい落とし入れる番組だ!」と、声を荒らげながら激怒したのだった。

 そして最終問題は、吉村がまだ芸人一本では生活できなかった若手の頃に、借金までして奢ってくれた先輩芸人・マンボウやしろからの出題で、「吉村に合計いくら奢ったか?」というもの。この問題に吉村は、「35〜40万くらいかな」と回答するものの、マンボウやしろは「300万以上は奢ってる」と告白。2人の認識の違いに、吉村は「ウソだろ? 300(万)も出してるか!?」と疑っていたが、後にタイ旅行に何度も行ったことなどを思い出し、徐々に記憶が蘇った様子。そんな吉村を見て、中島は「恩は忘れちゃうんですね……」とポツリ。まさしく“人間性”が垣間見える企画となったのだった。

 この放送に、ネット上では「裕翔くんと知念ちゃんが吉村さんを理詰めで攻めてるの面白いし、これぞドSな2人って感じ(笑)」「裕翔くん、意外と斬り込むの上手! ドSな一面最高だった!」「この企画、“ゆとちね”にピッタリだね! また放送してほしいです!」など、中島と知念の“ドS”な姿に反応するファンが多かったようだ。

KinKi Kids・堂本光一、「あれ? なんか剛と……」アプリで加工した“自撮り”に衝撃のワケ

 7月13日放送されたKinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、俳優・中尾明慶がゲスト出演した。

 「ゲストのやりたいことをする」のがコンセプトの同番組。今回、中尾は「おいしい“とんかつ”が食べたい」と2人にリクエストし、「今まで30店舗くらい食べてきて、順位をつけるならナンバーワン!」と、東京・銀座「とんかつ檍(あおき)」を紹介した。

 KinKi Kidsと中尾はこの店で合流し、さっそくおすすめメニューをいただくことに。しかし、「KinKi Kidsはいつもグルメロケで食べ過ぎてしまう」という番組スタッフの“配慮”から、3人で1皿の「特ロースかつ定食」を食べる流れになり、堂本光一は思わず「何この“一杯のかけそば”状態……」とボヤく。

 そんな中、中尾が「とんかつは向かって右が一番脂身が多く、左になるにつれ脂身が少なくなっていく」と“とんかつ豆知識”を披露すると、光一は「なんとなくこっち(左)から食べてた」と発言。一方、堂本剛は「俺、こっち(右)からいってたわ」といい、2人はとんかつを最初に食べる方向が真逆であることが判明。その後、「とんかつにつけるのは塩かソースか」で一悶着あるも、中尾がKinKi Kidsに塩を勧めると、「なるほどな」(剛)「柔らかい。うまっ」(光一)と、2人仲良く塩で食べるとんかつに感動する一幕もあった。

 そして一行は、同番組ではおなじみのグルメタレント・フォーリンデブのはっしーがオススメする「銀座かつかみ」に場所を移し、 7,000円の“とんかつフルコース”を堪能。おいしい料理に舌鼓を打つ中、トークは中尾の妻である女優・仲里依紗との話題に。

 2013年に結婚し、現在5歳になる息子がいる中尾だが、光一が「(仲と)台本の読み合わせとかする?」と聞くと、中尾は「します!」と即答。すると光一は「え〜、いいな〜」とうらやましそうな表情を見せ、「俺、昔やってたの。テープレコーダーで相手のセリフを自分で吹き込んで、(それを聞きながら)自分がしゃべって……」と、セリフを覚える方法について告白した。一方、剛は「ずっと壁やで。ずっと壁!」と、台本を覚える時は壁に向かってしゃべり続けると明かし、周囲の笑いを誘う。

 さらに、今若者の間で人気のアプリ「Snapchat」で仲と写真を撮るという中尾の話を聞き、KinKi Kidsも撮影してみることに。このアプリは、自分の顔を“子ども顔”や“女性顔”、ワイルドな“男性顔”に変身させられるフィルターが人気。剛と光一も“女性顔”フィルターを使って自分の顔を撮影してみると、2人がそっくりになるという展開に。これには光一も「あれ? なんか剛と似てない!?」と驚きを隠せない様子で、中尾も「確かにお二人は似てますね」と衝撃を受けていたのだった。

 この放送に、ネット上では「剛さんと自分の女性姿がそっくりで、うれしそうな光一さんがかわいかった!」「アプリで女性になった剛さん、超きれい! そして光一さんに激似……!」「KinKi Kidsの女顔が似てる! まるで双子だった(笑)」などのコメントが投稿されていた。

KinKi Kids・堂本光一、「あれ? なんか剛と……」アプリで加工した“自撮り”に衝撃のワケ

 7月13日放送されたKinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に、俳優・中尾明慶がゲスト出演した。

 「ゲストのやりたいことをする」のがコンセプトの同番組。今回、中尾は「おいしい“とんかつ”が食べたい」と2人にリクエストし、「今まで30店舗くらい食べてきて、順位をつけるならナンバーワン!」と、東京・銀座「とんかつ檍(あおき)」を紹介した。

 KinKi Kidsと中尾はこの店で合流し、さっそくおすすめメニューをいただくことに。しかし、「KinKi Kidsはいつもグルメロケで食べ過ぎてしまう」という番組スタッフの“配慮”から、3人で1皿の「特ロースかつ定食」を食べる流れになり、堂本光一は思わず「何この“一杯のかけそば”状態……」とボヤく。

 そんな中、中尾が「とんかつは向かって右が一番脂身が多く、左になるにつれ脂身が少なくなっていく」と“とんかつ豆知識”を披露すると、光一は「なんとなくこっち(左)から食べてた」と発言。一方、堂本剛は「俺、こっち(右)からいってたわ」といい、2人はとんかつを最初に食べる方向が真逆であることが判明。その後、「とんかつにつけるのは塩かソースか」で一悶着あるも、中尾がKinKi Kidsに塩を勧めると、「なるほどな」(剛)「柔らかい。うまっ」(光一)と、2人仲良く塩で食べるとんかつに感動する一幕もあった。

 そして一行は、同番組ではおなじみのグルメタレント・フォーリンデブのはっしーがオススメする「銀座かつかみ」に場所を移し、 7,000円の“とんかつフルコース”を堪能。おいしい料理に舌鼓を打つ中、トークは中尾の妻である女優・仲里依紗との話題に。

 2013年に結婚し、現在5歳になる息子がいる中尾だが、光一が「(仲と)台本の読み合わせとかする?」と聞くと、中尾は「します!」と即答。すると光一は「え〜、いいな〜」とうらやましそうな表情を見せ、「俺、昔やってたの。テープレコーダーで相手のセリフを自分で吹き込んで、(それを聞きながら)自分がしゃべって……」と、セリフを覚える方法について告白した。一方、剛は「ずっと壁やで。ずっと壁!」と、台本を覚える時は壁に向かってしゃべり続けると明かし、周囲の笑いを誘う。

 さらに、今若者の間で人気のアプリ「Snapchat」で仲と写真を撮るという中尾の話を聞き、KinKi Kidsも撮影してみることに。このアプリは、自分の顔を“子ども顔”や“女性顔”、ワイルドな“男性顔”に変身させられるフィルターが人気。剛と光一も“女性顔”フィルターを使って自分の顔を撮影してみると、2人がそっくりになるという展開に。これには光一も「あれ? なんか剛と似てない!?」と驚きを隠せない様子で、中尾も「確かにお二人は似てますね」と衝撃を受けていたのだった。

 この放送に、ネット上では「剛さんと自分の女性姿がそっくりで、うれしそうな光一さんがかわいかった!」「アプリで女性になった剛さん、超きれい! そして光一さんに激似……!」「KinKi Kidsの女顔が似てる! まるで双子だった(笑)」などのコメントが投稿されていた。

嵐・二宮和也、『ニノさん』大喜利企画で“サンシャイン二宮”の称号にうなだれて赤面

 嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)が、7月14日に放送。ゲストには、お笑い芸人の麒麟・川島明、スピードワゴン・小沢一敬、友近、サンシャイン池崎らが登場した。

 先週に引き続き、「突然ですが!お題いただけませんか?」と題し、街ゆく一般人に“大喜利”のテーマを考えてもらい、二宮が指定したものを芸人たちが回答。審査員のタレント・滝沢カレンとMattが一番面白かった答えを決めるという企画が行われた。

 まず最初のお題を決めるにあたって、街ゆく人から「もし令和じゃなかった場合の元号は?」「もし犬が“ワン”と鳴かなかったら何と鳴く?」「結婚48年目にしてお母ちゃん(妻)が僕を信用してくれました。どうして?」と、3つのお題候補が上がった。

 これに対して二宮は、「我々からすると、『もし犬が“ワン”と鳴かなかったら何と鳴く?』って、何かちょっと大喜利っぽく見えるんですけど……」といい、このお題を推薦。しかし、川島は「もう一歩引っ掛けてほしいですね。例えば、『叶姉妹が飼ってる犬はなんと鳴く?』とか」と、回答しやすいお題を提案した。これにはスタジオから「おー!」という歓声が上がり、二宮も「やっぱりプロが考えたお題ってすごいんだね」と、川島に感心。

 結局、お題は「結婚48年目にしてお母ちゃん(妻)が僕を信用してくれました。どうして?」に決まり、サンシャイン池崎は「GPSを埋め込んだ! ワオ!」と回答。テンション高く答えた池崎だったが、スタジオは一瞬静まり、そのあと不揃いな拍手がされるなど、観客は反応に困っている様子だった。

 最後のお題は、中学生による「禁止されているチャリ通(自転車通学)が見つかった時の言い訳は?」というもの。芸人たちがそれぞれに回答する中、二宮が「さあ、ここでラスト!」と発言。すると、池崎が「“豚のやつ”思いついたんですけど……」と、お題として採用されなかった「豚はどこで寝る?」というお題に答えたいと、突然打診する。

 二宮はその願いを快諾し、「豚はどこで寝る?」というお題を池崎だけに出題。池崎は三日月の上に乗っている豚の絵が書かれたフリップを見せながら、「三日月!」と回答し、スタジオからは笑いがちらほらと起きていた。すると、ここで小沢が二宮も同じお題に答えるよう“無茶ぶり”をする展開に。

 「やめろ、やめろ、やめろ!」と抵抗する二宮だったが、やらざるを得ない雰囲気だと感じたのか、「豚はどこで寝る?」のお題に、「満月! イェイ!」と池崎のマネをしながら、テンション高めに回答。しかし、スタジオでは失笑が漏れ、川島から「サンシャイン二宮」と呼ばれる始末。二宮はスベった空気に耐えられず、「やべぇ……」とつぶやき、耳を真っ赤にしながらうなだれたのだった。

 この放送にネット上では、「サンシャイン二宮! か、か、かわいい~!」「『ニノは絶対スベる』って確信してネタを振ってくれる小沢さんの優しさ(笑)」「ニノさんがイジり倒されて、顔も耳も真っ赤というすばらしい回でした。ありがとう!」などのコメントが投稿されていた。

嵐・二宮和也、『ニノさん』大喜利企画で“サンシャイン二宮”の称号にうなだれて赤面

 嵐・二宮和也の冠バラエティー『ニノさん』(日本テレビ系)が、7月14日に放送。ゲストには、お笑い芸人の麒麟・川島明、スピードワゴン・小沢一敬、友近、サンシャイン池崎らが登場した。

 先週に引き続き、「突然ですが!お題いただけませんか?」と題し、街ゆく一般人に“大喜利”のテーマを考えてもらい、二宮が指定したものを芸人たちが回答。審査員のタレント・滝沢カレンとMattが一番面白かった答えを決めるという企画が行われた。

 まず最初のお題を決めるにあたって、街ゆく人から「もし令和じゃなかった場合の元号は?」「もし犬が“ワン”と鳴かなかったら何と鳴く?」「結婚48年目にしてお母ちゃん(妻)が僕を信用してくれました。どうして?」と、3つのお題候補が上がった。

 これに対して二宮は、「我々からすると、『もし犬が“ワン”と鳴かなかったら何と鳴く?』って、何かちょっと大喜利っぽく見えるんですけど……」といい、このお題を推薦。しかし、川島は「もう一歩引っ掛けてほしいですね。例えば、『叶姉妹が飼ってる犬はなんと鳴く?』とか」と、回答しやすいお題を提案した。これにはスタジオから「おー!」という歓声が上がり、二宮も「やっぱりプロが考えたお題ってすごいんだね」と、川島に感心。

 結局、お題は「結婚48年目にしてお母ちゃん(妻)が僕を信用してくれました。どうして?」に決まり、サンシャイン池崎は「GPSを埋め込んだ! ワオ!」と回答。テンション高く答えた池崎だったが、スタジオは一瞬静まり、そのあと不揃いな拍手がされるなど、観客は反応に困っている様子だった。

 最後のお題は、中学生による「禁止されているチャリ通(自転車通学)が見つかった時の言い訳は?」というもの。芸人たちがそれぞれに回答する中、二宮が「さあ、ここでラスト!」と発言。すると、池崎が「“豚のやつ”思いついたんですけど……」と、お題として採用されなかった「豚はどこで寝る?」というお題に答えたいと、突然打診する。

 二宮はその願いを快諾し、「豚はどこで寝る?」というお題を池崎だけに出題。池崎は三日月の上に乗っている豚の絵が書かれたフリップを見せながら、「三日月!」と回答し、スタジオからは笑いがちらほらと起きていた。すると、ここで小沢が二宮も同じお題に答えるよう“無茶ぶり”をする展開に。

 「やめろ、やめろ、やめろ!」と抵抗する二宮だったが、やらざるを得ない雰囲気だと感じたのか、「豚はどこで寝る?」のお題に、「満月! イェイ!」と池崎のマネをしながら、テンション高めに回答。しかし、スタジオでは失笑が漏れ、川島から「サンシャイン二宮」と呼ばれる始末。二宮はスベった空気に耐えられず、「やべぇ……」とつぶやき、耳を真っ赤にしながらうなだれたのだった。

 この放送にネット上では、「サンシャイン二宮! か、か、かわいい~!」「『ニノは絶対スベる』って確信してネタを振ってくれる小沢さんの優しさ(笑)」「ニノさんがイジり倒されて、顔も耳も真っ赤というすばらしい回でした。ありがとう!」などのコメントが投稿されていた。

『脱力タイムズ』から考える、”番宣”俳優の正しい取り扱い方

 

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(7月7~13日)見たテレビの気になる発言をピックアップします。

中村倫也「脳にシナプスってあるじゃないですか」

 ドラマの改編期である。バラエティ番組にも主役級の俳優が数多く出演し、ドラマの宣伝、いわゆる番宣をしている。

 で、番宣でゲスト出演をするそんな俳優たちについては、芸人や若槻千夏などが以前からこんなふうにネタにしてきた。しゃべらない、つまらなそうにしている、トークが面白くない――。なるほど、確かにそういう俳優もいるような気がする。そんな俳優がいると、いくら画面上は楽しそうに番組が進行していても、見ている側は真顔で虚空を見つめてしまうかもしれない。

 ただ、実際のところ、番宣だけして帰るみたいな俳優はもうあまりいない。バカリズムも以前、こんなことを言っていた。

「番宣に来たイケメン俳優さんが、全然しゃべらなくててこずるってことは昔からよくあるじゃないですか。最近はもう、そうじゃない人のほうが多いじゃないですか。イケメンなのに全然気取ってなくて、しゃべりが達者で性格がいい、みたいな」(『アメトーーク!』テレビ朝日系、2019年6月20日)

 バカリズムのトークはこの後、「あんなにチヤホヤされてんのに、ねたむ隙すら与えてくれない。どうしていいかわかんないから、そういう人たちは僕、性格悪いって見なすようにしてる」というねたみを交えたネタに展開していくのだけれど、性格の良し悪しはともかく、俳優が積極的にバラエティ番組に参加する姿を見る機会が増えているのは確かだ。

 たとえば、11日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)。この日は、新ドラマ『凪のお暇 』の番宣で、黒木華と中村倫也が出演していた。

 中村は言う。自分は割と周囲から「冷静だね」と評価されることが多い。何があっても動じない、感情をコントロールしている、冷静でいられる。そんな自分は「まったく動じない王」である、と。

 中村はさらに語る。いつも冷静でいるにはコツがある。これを自分は、高校時代のアルバイト中に編み出した。

「高校生のとき飲食店の厨房でバイトしてたんですけど、揚げ物とかすると油がはねたりして、『熱っ!』てなるじゃないですか。それが何回か続いたときに、『熱っ!』てなるのめんどくさいなと思ったんですよ。熱がるのやめようって決めたんですよ」

「脳にシナプスってあるじゃないですか。あれを外せばいいんじゃないかなと思ったんですよ。それをやってみようと思ったら、油がはねても熱くなくなったんですよ」

 シナプスを外す。この時点で話はすでにトンチキなゾーンに入っているわけだけれど、番組は続けて「動じなさ」の検証へと移る。中村の目の前に運ばれたのは、日本一酸っぱいといわれているポン酢を入れたところてんだ。果たしてこれを、自称「まったく動じない王」は、むせずに食べきれるのか?

「確認します。……(シナプスは)外れてます」

 そう神妙な顔つきで前置きした上で、ところてんを一気にかっ込む中村。しかし、見事にむせてすべて吐き出す。「まったく動じない王」や「シナプスを外す」という設定のけったいさと、中村の真剣な顔とのギャップ、そしてところてんを吐き出す勢いの良さに思わず笑った。中村のシナプスは外れなかったし、僕のシナプスも快楽物質をたくさん伝達した。

 確かにこの面白さは、有吉や平成ノブシコブシ・吉村、島崎和歌子らバラエティ番組の手だれが「なんだシナプスって」とかツッコんで盛り上げることで、成立しているものかもしれない。だがいずれにしても、番宣に来た俳優がつまらなそうにしているみたいな話は、もう実態とズレているのは確かだ。

 だから、たまに真顔で虚空を見つめてしまう。芸人や若槻千夏がそういう話をしているのを聞くと。

 バラエティ番組に番宣で出演する俳優は、いまや笑いを生む重要なファクターになっている。そして、多くのバラエティ番組では常時ゲストを迎え、何かしらの番宣をやっている。

 とはいえ、番宣それ自体は、バラエティ番組の中では余計な部分かもしれない。なくても番組は成立するかもしれない。

 他方で、番宣自体を番組の笑いに欠かせない要素として組み込んでいるバラエティもある。たとえば、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)である。12日のゲストは志田未来。月9『監察医 朝顔』の番宣での出演だった。

 この日の番組のテーマは、コミュニケーション力を上げる会話術。解説員の元TBSアナウンサー・吉川美代子によるレッスンを踏まえた上で、初対面の相手と対談する実践コーナーが始まった。対談のために用意されたセットに、芸人ゲストのダイアン・津田が向かう。対談相手として登場したのは、コワモテの反社会的な感じのお兄さん2人組である。

津田「ご職業は?」

男性 「あ?」

 冒頭からそんな感じで始まった対談は、終始お兄さんの側がケンカ腰。コワモテを前に、汗をかきながら会話を成立させようと奮闘する津田が笑いを誘う。もちろん、『脱力タイムズ』の視聴者ならおわかりのように、これらはすべて津田以外には渡されている台本通りのやりとりである。

 続けて、同じセットに志田が向かう。対談相手として出てきたのは、先ほどと同じコワモテのお兄さんたち。この対談も成立せずに終わるのか。そう匂わせて始まった会話だが、徐々に男性のトーンは柔和になる。

志田「普段は何されてますか?」

男性「そうだなぁ……パチンコ」

志田「パチンコですか。勝ちますか?」

男性「まぁまぁだな。ねーちゃん行かねーの? パチンコ」

志田「ちょっと仕事が忙しくて、行ったことはないです」

男性「何やってる人?」

志田「一応、女優をやってます」

男性「へー、女優。何に出てんの?」

志田「えっと、月曜9時からのドラマに出演させてもらいます」

男性「なんてドラマ?」

志田「『監察医 朝顔』というドラマです」

 会話が成立しないと思われたコワモテのお兄さんが、流れるようなコミュニケーションで俳優を番宣へと誘導する展開。もちろんすべて台本通りなわけだけれど、一部始終をスタジオで見ていた津田も叫ぶ。

「巧妙な番宣!」

 志田がドラマの内容を説明し始めると、コワモテのお兄さんはドスの利いた声で尋ねた。

「見どころとかあんの?」

 バラエティ番組に俳優が番宣で出演する際は、その俳優の素顔やプライベートが、「意外な一面」と共に披露されることが多い。なんだか番宣は、「意外な一面」と引き換えにされるご褒美のようにも見える。番組冒頭から番宣を始めようとする俳優に、周囲の芸人らが「まだまだ!」とストップをかけるという展開もおなじみだ。言ってみれば、茶番だが。

 けれど『脱力タイムズ』は、そんなよくある展開とは反対に、俳優に台本通りの演技をさせる。もちろん、これはこれで茶番なわけだけれど、意図的に仕組まれた茶番であることをすべての前提にしている分、そこから意図せずあふれ出てしまっているように見える部分(芸人のリアクションにこらえきれずに笑ってしまうところとか、逆にまったく動じず真顔を貫くところとか)に、俳優の「素」を感じたりもする。何より、番組が用意する毎回異なる番宣の仕掛け、その巧妙さにはいつも驚かされる。

 バラエティ番組の中で、余計な部分であるようにも感じる番宣。そんな番宣それ自体に「見どころとかあんの?」と問われたら、僕は迷わず『脱力タイムズ』を番宣しようと思う。

 だからといって、俳優はいつも番宣を目的にバラエティ番組に出るわけではない。たとえば、7日放送の『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)には、安藤サクラが代打アシスタントとして出演していた。特に番宣とかはなく、単に番組のファンだからという理由で。ポーカーフェイスでババ抜きをしたり、お面をつけて運動器具にぶら下がったりしていた。

 あるいは、8日の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)に出ていた佐藤健。彼もまた、番組のファンだからという理由だけで出演していた。冒頭の千鳥とのトークから、佐藤の番組愛は止まらない。

「いま一番おもしろい番組です、これが。テレビの1位です」

 この日の企画は「ガマンめし」。普段当たり前に食べているファストフードも、極限まで我慢して食べるとめちゃくちゃウマいのではないか。そんな想定のもと、食べたい気持ちを抑える過程や、ようやく食べたときの喜び、その一部始終をお送りする企画である。

 今回我慢するのは、すき家のキムチ豚生姜焼き丼。このメニューが大好きで週5で食べていた時期もあるという佐藤は、前日の昼から何も食べずに収録に臨んでいた。カメラが回るずっと前から、すでに佐藤の我慢は始まっていたのである。

 空腹の佐藤を、次々と試練が襲う。ビニール袋に閉じ込めた厨房の空気を店外で吸引するなどし、丼への気持ちを高めていく。高まったところで、あえて店に入らず30分ほど散歩する。そうしてようやく店内へ。が、まだ食べない。まずは、キムチ豚生姜焼き丼のスーパースロー映像を見る。そして、いよいよ本物を目にする時間。目の前に運ばれたキムチ豚生姜焼き丼を見た佐藤はつぶやく。

「完璧な料理だ……」

 嗅覚に続き、視覚も刺激された佐藤。しかし、その後も我慢は続く。体格のいいスタッフが丼をかっ込む様子を見る。空のどんぶりと箸を手に持ち、エアーで食べる。改めて一度ロケバスに戻り、20分ほどドライブする。紅生姜を3ミリだけ食べる、大勢のスタッフがキムチ豚生姜焼き丼を食べる様子をただただ見る。そんな苦行が延々と続くロケに、「想像以上にしんどいっすね……」と佐藤からも弱音が漏れる。

 そうやって我慢に我慢を重ねた末に、ようやく注文。キムチ豚生姜焼き丼をまっすぐ 見つめ、「いただきます」と手を合わせる佐藤。ロケ開始からすでに2時間。食事を抜いてからは、もはや30時間。極限まで我慢して口にした味は、果たして。

「おいしい~」

 口に含んだ瞬間に思わず笑みがこぼれた佐藤から出てきた感想は、積み重ねた時間の長さや我慢の過程の紆余曲折さとは裏腹に、とても短くてプリミティブだった。そんなうれしそうな佐藤を見ているこちらも、なぜだか笑ってしまうから不思議だ。

 番宣のために出演したバラエティ番組でつまらなそうにしている俳優は、もはやほとんどいない。多くはトークやリアクションなどで場を盛り上げている。そんな俳優についてバカリズムは、「性格悪いって見なすようにしてる」とねたみ目線でネタにした。しかし、今回の佐藤に至っては、もはや番宣ですらない。動機は単純な番組愛である。

 どうやら、ねたみを差し挟む最後の余地すらふさがれてしまったようだ。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

『脱力タイムズ』から考える、”番宣”俳優の正しい取り扱い方

 

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(7月7~13日)見たテレビの気になる発言をピックアップします。

中村倫也「脳にシナプスってあるじゃないですか」

 ドラマの改編期である。バラエティ番組にも主役級の俳優が数多く出演し、ドラマの宣伝、いわゆる番宣をしている。

 で、番宣でゲスト出演をするそんな俳優たちについては、芸人や若槻千夏などが以前からこんなふうにネタにしてきた。しゃべらない、つまらなそうにしている、トークが面白くない――。なるほど、確かにそういう俳優もいるような気がする。そんな俳優がいると、いくら画面上は楽しそうに番組が進行していても、見ている側は真顔で虚空を見つめてしまうかもしれない。

 ただ、実際のところ、番宣だけして帰るみたいな俳優はもうあまりいない。バカリズムも以前、こんなことを言っていた。

「番宣に来たイケメン俳優さんが、全然しゃべらなくててこずるってことは昔からよくあるじゃないですか。最近はもう、そうじゃない人のほうが多いじゃないですか。イケメンなのに全然気取ってなくて、しゃべりが達者で性格がいい、みたいな」(『アメトーーク!』テレビ朝日系、2019年6月20日)

 バカリズムのトークはこの後、「あんなにチヤホヤされてんのに、ねたむ隙すら与えてくれない。どうしていいかわかんないから、そういう人たちは僕、性格悪いって見なすようにしてる」というねたみを交えたネタに展開していくのだけれど、性格の良し悪しはともかく、俳優が積極的にバラエティ番組に参加する姿を見る機会が増えているのは確かだ。

 たとえば、11日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)。この日は、新ドラマ『凪のお暇 』の番宣で、黒木華と中村倫也が出演していた。

 中村は言う。自分は割と周囲から「冷静だね」と評価されることが多い。何があっても動じない、感情をコントロールしている、冷静でいられる。そんな自分は「まったく動じない王」である、と。

 中村はさらに語る。いつも冷静でいるにはコツがある。これを自分は、高校時代のアルバイト中に編み出した。

「高校生のとき飲食店の厨房でバイトしてたんですけど、揚げ物とかすると油がはねたりして、『熱っ!』てなるじゃないですか。それが何回か続いたときに、『熱っ!』てなるのめんどくさいなと思ったんですよ。熱がるのやめようって決めたんですよ」

「脳にシナプスってあるじゃないですか。あれを外せばいいんじゃないかなと思ったんですよ。それをやってみようと思ったら、油がはねても熱くなくなったんですよ」

 シナプスを外す。この時点で話はすでにトンチキなゾーンに入っているわけだけれど、番組は続けて「動じなさ」の検証へと移る。中村の目の前に運ばれたのは、日本一酸っぱいといわれているポン酢を入れたところてんだ。果たしてこれを、自称「まったく動じない王」は、むせずに食べきれるのか?

「確認します。……(シナプスは)外れてます」

 そう神妙な顔つきで前置きした上で、ところてんを一気にかっ込む中村。しかし、見事にむせてすべて吐き出す。「まったく動じない王」や「シナプスを外す」という設定のけったいさと、中村の真剣な顔とのギャップ、そしてところてんを吐き出す勢いの良さに思わず笑った。中村のシナプスは外れなかったし、僕のシナプスも快楽物質をたくさん伝達した。

 確かにこの面白さは、有吉や平成ノブシコブシ・吉村、島崎和歌子らバラエティ番組の手だれが「なんだシナプスって」とかツッコんで盛り上げることで、成立しているものかもしれない。だがいずれにしても、番宣に来た俳優がつまらなそうにしているみたいな話は、もう実態とズレているのは確かだ。

 だから、たまに真顔で虚空を見つめてしまう。芸人や若槻千夏がそういう話をしているのを聞くと。

 バラエティ番組に番宣で出演する俳優は、いまや笑いを生む重要なファクターになっている。そして、多くのバラエティ番組では常時ゲストを迎え、何かしらの番宣をやっている。

 とはいえ、番宣それ自体は、バラエティ番組の中では余計な部分かもしれない。なくても番組は成立するかもしれない。

 他方で、番宣自体を番組の笑いに欠かせない要素として組み込んでいるバラエティもある。たとえば、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)である。12日のゲストは志田未来。月9『監察医 朝顔』の番宣での出演だった。

 この日の番組のテーマは、コミュニケーション力を上げる会話術。解説員の元TBSアナウンサー・吉川美代子によるレッスンを踏まえた上で、初対面の相手と対談する実践コーナーが始まった。対談のために用意されたセットに、芸人ゲストのダイアン・津田が向かう。対談相手として登場したのは、コワモテの反社会的な感じのお兄さん2人組である。

津田「ご職業は?」

男性 「あ?」

 冒頭からそんな感じで始まった対談は、終始お兄さんの側がケンカ腰。コワモテを前に、汗をかきながら会話を成立させようと奮闘する津田が笑いを誘う。もちろん、『脱力タイムズ』の視聴者ならおわかりのように、これらはすべて津田以外には渡されている台本通りのやりとりである。

 続けて、同じセットに志田が向かう。対談相手として出てきたのは、先ほどと同じコワモテのお兄さんたち。この対談も成立せずに終わるのか。そう匂わせて始まった会話だが、徐々に男性のトーンは柔和になる。

志田「普段は何されてますか?」

男性「そうだなぁ……パチンコ」

志田「パチンコですか。勝ちますか?」

男性「まぁまぁだな。ねーちゃん行かねーの? パチンコ」

志田「ちょっと仕事が忙しくて、行ったことはないです」

男性「何やってる人?」

志田「一応、女優をやってます」

男性「へー、女優。何に出てんの?」

志田「えっと、月曜9時からのドラマに出演させてもらいます」

男性「なんてドラマ?」

志田「『監察医 朝顔』というドラマです」

 会話が成立しないと思われたコワモテのお兄さんが、流れるようなコミュニケーションで俳優を番宣へと誘導する展開。もちろんすべて台本通りなわけだけれど、一部始終をスタジオで見ていた津田も叫ぶ。

「巧妙な番宣!」

 志田がドラマの内容を説明し始めると、コワモテのお兄さんはドスの利いた声で尋ねた。

「見どころとかあんの?」

 バラエティ番組に俳優が番宣で出演する際は、その俳優の素顔やプライベートが、「意外な一面」と共に披露されることが多い。なんだか番宣は、「意外な一面」と引き換えにされるご褒美のようにも見える。番組冒頭から番宣を始めようとする俳優に、周囲の芸人らが「まだまだ!」とストップをかけるという展開もおなじみだ。言ってみれば、茶番だが。

 けれど『脱力タイムズ』は、そんなよくある展開とは反対に、俳優に台本通りの演技をさせる。もちろん、これはこれで茶番なわけだけれど、意図的に仕組まれた茶番であることをすべての前提にしている分、そこから意図せずあふれ出てしまっているように見える部分(芸人のリアクションにこらえきれずに笑ってしまうところとか、逆にまったく動じず真顔を貫くところとか)に、俳優の「素」を感じたりもする。何より、番組が用意する毎回異なる番宣の仕掛け、その巧妙さにはいつも驚かされる。

 バラエティ番組の中で、余計な部分であるようにも感じる番宣。そんな番宣それ自体に「見どころとかあんの?」と問われたら、僕は迷わず『脱力タイムズ』を番宣しようと思う。

 だからといって、俳優はいつも番宣を目的にバラエティ番組に出るわけではない。たとえば、7日放送の『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)には、安藤サクラが代打アシスタントとして出演していた。特に番宣とかはなく、単に番組のファンだからという理由で。ポーカーフェイスでババ抜きをしたり、お面をつけて運動器具にぶら下がったりしていた。

 あるいは、8日の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)に出ていた佐藤健。彼もまた、番組のファンだからという理由だけで出演していた。冒頭の千鳥とのトークから、佐藤の番組愛は止まらない。

「いま一番おもしろい番組です、これが。テレビの1位です」

 この日の企画は「ガマンめし」。普段当たり前に食べているファストフードも、極限まで我慢して食べるとめちゃくちゃウマいのではないか。そんな想定のもと、食べたい気持ちを抑える過程や、ようやく食べたときの喜び、その一部始終をお送りする企画である。

 今回我慢するのは、すき家のキムチ豚生姜焼き丼。このメニューが大好きで週5で食べていた時期もあるという佐藤は、前日の昼から何も食べずに収録に臨んでいた。カメラが回るずっと前から、すでに佐藤の我慢は始まっていたのである。

 空腹の佐藤を、次々と試練が襲う。ビニール袋に閉じ込めた厨房の空気を店外で吸引するなどし、丼への気持ちを高めていく。高まったところで、あえて店に入らず30分ほど散歩する。そうしてようやく店内へ。が、まだ食べない。まずは、キムチ豚生姜焼き丼のスーパースロー映像を見る。そして、いよいよ本物を目にする時間。目の前に運ばれたキムチ豚生姜焼き丼を見た佐藤はつぶやく。

「完璧な料理だ……」

 嗅覚に続き、視覚も刺激された佐藤。しかし、その後も我慢は続く。体格のいいスタッフが丼をかっ込む様子を見る。空のどんぶりと箸を手に持ち、エアーで食べる。改めて一度ロケバスに戻り、20分ほどドライブする。紅生姜を3ミリだけ食べる、大勢のスタッフがキムチ豚生姜焼き丼を食べる様子をただただ見る。そんな苦行が延々と続くロケに、「想像以上にしんどいっすね……」と佐藤からも弱音が漏れる。

 そうやって我慢に我慢を重ねた末に、ようやく注文。キムチ豚生姜焼き丼をまっすぐ 見つめ、「いただきます」と手を合わせる佐藤。ロケ開始からすでに2時間。食事を抜いてからは、もはや30時間。極限まで我慢して口にした味は、果たして。

「おいしい~」

 口に含んだ瞬間に思わず笑みがこぼれた佐藤から出てきた感想は、積み重ねた時間の長さや我慢の過程の紆余曲折さとは裏腹に、とても短くてプリミティブだった。そんなうれしそうな佐藤を見ているこちらも、なぜだか笑ってしまうから不思議だ。

 番宣のために出演したバラエティ番組でつまらなそうにしている俳優は、もはやほとんどいない。多くはトークやリアクションなどで場を盛り上げている。そんな俳優についてバカリズムは、「性格悪いって見なすようにしてる」とねたみ目線でネタにした。しかし、今回の佐藤に至っては、もはや番宣ですらない。動機は単純な番組愛である。

 どうやら、ねたみを差し挟む最後の余地すらふさがれてしまったようだ。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

【毒親マンガ】プロポーズ、幸せの絶頂!――のはずなのに、身体がこわばるのはなぜ?【32話】

「君ってなんだか、僕の母に似てるんだよね」――。

イケメン彼氏の「不可解」な婚約破棄と、それに伴う顛末を描いた実録コミックエッセイ
婚約破棄で訴えてやる!~毒親持ち彼氏と167日間壮絶バトル~』の前日談。

婚約していた彼は、なぜ突然手のひらを返したのか?
あんなに嫌悪していたはずの“毒母”側についたのはどうして?

交際していた当時の記憶から
あの頃の彼の心理と背景を掘り下げてみると、意外な事実が見えてきた――!

幸せの言葉

――『私の彼が毒親から逃れられない!』は毎週月・火更新。お楽しみに!

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<バックナンバーはこちら>

■第1回……婚約破棄から10年、残る疑問
■第2回……彼のママは専業主婦だった
■第3回……「辞表出しといた」って!?
■第4回……我が子にセックス回数を暴露!?
■第5回……実家暮らしだった彼と、恋に落ちるまで
■第6回……彼の誕生日に、何度も電話が……。
■第7回……彼母の「息子依存」が過剰すぎる? 
■第8回……朝4時、彼は電話で謝罪中
■第9回……バツイチの私、義母からの印象は?
■第10回…いよいよ彼母と初対面の日
■第11回…初めて会った彼母は……!
■第12回…「過去の彼女」と比較された
■第13回…彼母に受け入れられた……!
■第14回…「君は、僕の母に似てるね」
■第15回…両家の顔合わせも上々で…?
■第16回…実家とアパートを往復する彼
■第17回…母に「汚い」って言われたんだ
■第18回…母にエロ原稿を見られた
■第19回…実母に「クズ」と罵られた
■第20回…我が子の仕事を否定
■第21回…彼母の抱える「トラウマ」
■第22回…「月5万払え」って!?
■第23回…月イチで「毒親被害」に遭う彼
■第24回…DVの構造そっくり!
■第25回…彼の努力が報われた!
■第26回…印税が入ってくる!
■第27回…印税を毒母に渡したら
■第28回…「恥知らず」の「汚れたカネ」
■第29回…彼母は普通の親じゃない?
■第30回…もう逃げるしかないね
■第31回…彼母は更年期障害?

■前作……『婚約破棄で訴えてやる!』1-3話

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前作『婚約破棄で訴えてやる!』は、電子書籍にてすべてご覧いただけます。

★★★各電子書店にてお買い求めいただけます★★★

renta

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。
マンガ「『こんな大きいなんて聞いてない!』~外国人と異文化SEX、ヤりまくりました。」「婚約破棄で訴えてやる!~毒親持ち彼氏と167日間壮絶バトル~」配信中。

音咲椿Twitter@otosaki6666