【ジャニー喜多川氏追悼特集1】美少年への執着と審美眼「ボクは好きな子しか選ばない……」

 日本芸能界において数々の功績を残したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏が急逝した。ここでは特別寄稿として、雑誌ジャーナリズムにおける、ジャニーズ事務所と対峙した“縁のある識者”らに、彼が残した芸能界への功績と寄稿者によるジャニーズ関連記事への思いを振り返ってもらいたい。第一回目は、「週刊現代」「フライデー」などの週刊誌編集長を歴任した元木昌彦氏。

◇ ◇ ◇

「ボクは好きな子しか選ばない」

 生前、ジャニー喜多川氏が繰り返しいっていた言葉だ。

 資産1,000億円ともいわれるジャニーズ王国を、一代で築き上げたジャニー喜多川氏が亡くなった。享年87。

 6月18日に自宅で倒れ、緊急搬送された。ジャニーズ事務所のタレントたちの祈りも虚しく、7月9日の午後、永眠した。

 翌日のスポーツ紙は全紙、一面全部を使って彼の死を悼んだ。「キムタク『ゆっくり休んでください』ジャニーさん天国へ」(ニッカンスポーツ)「SMAP 嵐…帝国築いたアイドルの父 ジャニー喜多川さん逝く」(スポーツニッポン)など、最大の賛辞を贈った。

 朝日新聞も一面で取り上げた。

「1931年、米ロサンゼルスで生まれた。10代で、公演で現地を訪れた美空ひばりらの通訳をし、ショービジネスの基礎を学んだ。その後、日本で、コーチをしていた少年野球チーム『ジャニーズ』からメンバーをスカウトし、62年、同名グループのマネジメントのためジャニーズ事務所を設立した。

70~80年代にかけてフォーリーブスや郷ひろみ、近藤真彦、田原俊彦、少年隊、光GENJIら時代を代表する人気タレントが次々と輩出。日本の歌謡界で歌って踊れる『男性アイドル』というジャンルを定着させた。その後、世に送り出したSMAP、TOKIO、V6、嵐などがヒット曲を連発。マルチタレントとして幅広い世代から支持を集めることに成功した」(7月10日付)

 7月11付の「天声人語」でも、

「これほど名を知られていながら、これほど素顔を知られぬまま旅立った人も珍しいのではないか。訃報(ふほう)の写真のジャニー喜多川さんは、帽子をかぶり、サングラスをかけている。表情も年齢も読みとりがたい▼素顔や肉声をさらさない主義で知られた。同僚者によると、取材には毎回、撮影不可という条件が付された。『劇場の客席で観衆の反応をつかむため、顔を公開したくない』などの理由が挙げられた▼『ユー、やっちゃいなよ』。そんな言い回しで知られたが、取材には折り目正しい日本語をゆっくり話し、敬語も丁寧だった。ジャニーズらしさとは何かと尋ねると、『品の良さ』と答えたという」

 すぐにでも国民栄誉賞を与えろといわんばかりの持ち上げ方である。だが、明るければ明るいほど、闇は濃くなる。

 朝日新聞が第二社会面で書いた「評伝」の末尾に、こう書いている。

「1999年には所属タレントへのセクハラを『週刊文春』で報じられた。文春側を名誉毀損(きそん)で訴えた裁判では、損害賠償として計120万円の支払いを命じる判決が確定したが、セクハラについての記事の重要部分は真実と認定された」

 私も、ジャニー喜多川氏が果たした戦後芸能史における功績を評価するのにやぶさかではない。

 ジャニーズ取材歴50年という小菅宏氏が書いた『異能の男 ジャニー喜多川』(徳間書店)は、数少ないジャニー氏の肉声を知ることができる、今となっては貴重な本である。

 それによれば、「ジャニーズ」をデビューさせたジャニー喜多川氏は、既存の芸能界から「芸能キャリアがまったくない高校生に何ができる」「男が踊りながら歌ってどこが面白い」と揶揄されたという。

 しかし当時31歳のジャニー喜多川氏は、それを聞いてほくそ笑んだという。

「この国の芸能界はアメリカのショービジネスより三十年遅れている。その『隙間』にビッグチャンスが眠っているのに誰も気づいていない」

 隙間とは、小菅氏によれば、旧弊な職能にこだわる日本の芸能界が「猿芝居」と見放していた、歌唱と踊り(ダンス)を同時に取り込む「少年グループ」の分野を意味したという。

「日本芸能界の『芸域の隙間』を狙ったジャニーは、前記の『猿芝居云々』の侮蔑を飲み込み、むしろ、屈辱を腹に据えて野球少年の4人組ジャニーズを創作する。

 結果として、硬直化した日本芸能界の慣例に縛られる元凶の、言わば職能領域の『破壊』になったと見ることができる」(小菅氏)

 たしかにアメリカでは、男性コーラスグループが数多いて、踊りや自らが演奏して、客やテレビの視聴者を楽しませていた。

 だが日本では、グループといえば女性で、ダークダックスに見られるように、男性グループは直立不動して歌うだけだった。

「ジャニーズ」を皮切りに「フォーリーブス」、郷ひろみをアイドルスターにし、テレビ『3年B組金八先生』に出演して人気が出た、田原俊彦、近藤真彦、野村義男を「たのきんトリオ」として売り出し、空前のブームを作りあげた。それからも陸続とアイドルグループを輩出していったのである。

 経営や広報は姉のメリー喜多川氏に任せ、次々に人気の出る可愛い子を発掘する才能は、誰にも真似のできないジャニー喜多川氏の「異能」とでもいうしかない天才的なものであった。

 他のプロダクションも男性アイドルグループをデビューさせたが、ジャニーに太刀打ちできず次々に消えていった。

 だが、ジャニー喜多川氏が一世を風靡する男の子のアイドルを発掘できるのは、彼の性的嗜好によるものではないかという噂が、流れ始めたのである。

 最初にそれを報じたのは『女性自身』(1967年9月25日号)だった。デビュー直前の「ジャニーズ」にダンスのレッスンなどを学ばせるために通わせていた「新芸能学院」から、金銭不払いで訴えられたのだ。

 その裁判の公判で、学院側は「ジャニー喜多川のホモセクハラ行為」があったと発言したのである。

 公判で、「ジャニーズ」のあおい輝彦と飯野おさみは否定したが、中谷良と真家ひろみは、原告側の弁護士の「同性愛的なワイセツ行為があったか」という問いかけに、「覚えていません」と答えたのだ。

 このグループ内の証言の食い違いからか、その年の12月に「ジャニーズ」は突然解散させられてしまう。

 その後、中谷は1989年に、その事実を肯定する告発本を出すのだが。

「たのきんトリオ」がブームになったのは1979年からである。私は、その頃、週刊現代編集部にいた。

 少し前までのSMAP人気もすごかったが、「たのきん」の人気のほうが上だったのではないか。彼らはジャニー喜多川氏の最高傑作ではないかと思っているのだが。

 男性アイドルにまったく興味がなかった私でも、3人の顔や歌は知っていた。だが、もっと興味があったのは、次々に女性に受ける美少年たちを発掘するジャニー喜多川という人物のほうだった。

 私は当時、30代半ばで結婚したばかりだった。次の人事では副編集長になるといわれていた。なっていれば同期の中では早い方だっただろう。

 1981年の4月初めに、ジャニー喜多川氏の疑惑についてやろうという企画を出した。

 企画は通ったが、ちょうど編集長の交代の時だった。次の編集長に企画は申し送りされ、後に事件ジャーナリストとして知られる朝倉喬司記者に取材を頼んだ。

 勢いはあったが、プロダクションとしてはまだ中堅だった。後に、朝倉氏から聞いたが、メリー喜多川氏は、最初はそれほど警戒せずに話してくれたという。

 だが、次に行った時は、部屋を閉め、凄い形相で、朝倉を睨みつけたそうだ。朝倉記者の言葉だが、メリー氏は、「書くんだったら、ここで私は洋服を脱いで、強姦されたと大声で騒ぐわよ」といったという。

 さすが数々の修羅場を潜り抜けてきた朝倉記者も、「やっぱりビビったよ」と苦笑いしていた。

 この記事は4月30日号の週刊現代に掲載された。タイトルは「アイドル育成で評判の喜多川姉弟の異能」という、温いものだった。

 私としては面白くできたと思ったが、編集長は新聞広告にも中づり広告にも載せなかった。問題になるのを恐れたのかもしれないが。

 記事は概ねこんなものだった。たのきんトリオの売れっ子ぶりを書き出しに、美少年タレントの育成にかけては天才的な事務所だとし、ジャニー喜多川氏にはスターを見つける「独特の感覚」があると続ける。

 姉のメリー氏が16〜17年前に四谷でスナックをやっていたという芸能記者のコメントなども載っている。

 芸能評論家の藤原いさむ氏は、事務所の売り出し方がすごいと話している。

「タレントのスケジュールは公開しないものですが、親衛隊を先に立てて、ファンにわかるようにする。それがマスコミの目にとまって人気が増幅されるわけです」

 珍しく、メリー氏もインタビューに答えている。アイドルづくりの秘訣について、

「うちの良さは手づくりということでしょうね。うちのタレントにコンテスト出身の子は一人もいない。一からレッスンして育てていく方法だからです。(中略)レッスン場、講師はこちらで用意します。もちろん無料で食事も食べさせたりしてますから、大変な出費ですよ。(中略)ジャニーが親がわりです。私もジャニーも自分のところのタレントが本当に好きで、惚れこんでいるんです」

 まだ素朴な事務所という感じが出ている。

 だが、元ジャニーズ事務所のタレントが、「清く正しくなんて、冗談じゃない。収容所みたいな雰囲気に、いたたまれなくなって飛び出したんです」という証言をし、ジャニーさんのやさしさは、ある“趣味”からくるものだと告白している。

 死者に鞭打つ気はないから、これ以上の引用は控えるが、当時、そうした噂が流れていたのは間違いない。

 そこで再度、メリー氏にインタビューすると、表情が一変して、収容所なんていわれるような事実はないとキッパリ。

 ジャニー喜多川さんにはスターになる素質を見わける独特の力があるそうですねと聞くと、

「独特の力というのは、何を想定していらっしゃるのか……私が見たところ、特にそういう能力があるとは思えませんけど」

 たのきんトリオが当たった秘密は何だと聞くと、

「他のプロダクションが、幼稚園から大学まであるとすれば、うちは幼稚園だけ。それがよかったんじゃないかしら」

 今読み返しても、さほどインパクトのある記事ではないが、一般週刊誌で、ジャニーズ喜多川氏の“噂”を記事にしたのは初めてだった。

 記事が出てからも、さしたる反響はないように思っていた。もしかするとジャニーズ事務所が告訴してくるかもしれない。そうなれば話題になるなぐらいにしか思っていなかった。

 ところが、講談社の上の人間たちは大騒ぎしていたのだ。記事が出てから、ジャニーズ事務所から、「今後、講談社には、一切うちのタレントを出さない」と通告してきたのである。

 少年少女をターゲットにしている社内の雑誌編集部からも、猛烈な抗議が来た。

 外からの抗議には動じないが、社内からの反発は予想していなかったため、正直、どうしていいかわからなかった。

 とりあえず、メリー氏の夫君である藤島泰介氏とは何度かジャズを聴きにいった仲だったから、会って、何とかなりませんかと頼んだ。

 だが藤島氏は、彼女はオレがいっても聞きはしないよと、取り合ってくれない。芸能界のドンといわれていた音楽評論家氏にも、事務所との仲介をしてくれないかと頼みに行ったが、あそこはダメだと断られた。

 やがてこの話は業界の話題になり、週刊文春が大きく取り上げた。

 まだ若かった私は、半ば開き直って、ジャニーズ事務所に脅されて、ゴメンナサイするような講談社なら、いてもしょうがないと思っていた。

 しばらくして、定期の異動の前に、私の婦人倶楽部への異動が発表された。私には一言もなく。

 組合から、この異動に抗議する気があれば、組合は応援するという話があったが、断った。

 講談社は、私を現代から飛ばすことで、ジャニーズ事務所側と手打ちをしたのである。そんな会社に未練はない。辞めようと思っていた。

 当時、親しくしてもらっていた「劇団四季」の浅利慶太さんに会って、秘書にしてくれないかと頼みに行った。

 私の話を聞いた浅利さんは、「わかった」といってくれた。ホッとした私に彼は、「だが、君は婦人倶楽部がどういうところか知らないだろう。半年我慢して、それでも嫌だというなら、僕が面倒を見る」といった。

 この言葉が無ければ、私は講談社をすぐにでも辞めていただろう。結局2年間、婦人倶楽部編集部にいた。仕事はほとんどしなかったが、居心地のいいところだった。

 その後、月刊現代に移り、週刊現代に編集長として戻ったのは11年後だった。

 ジャニー喜多川氏の訃報を聞いて、往時を思い出した。恨み言をいおうというのではない。

 だが、ジャニーズ事務所は、私の件で、出版社を黙らせるにはこの手に限ると考えたのだと思う。また講談社は出版社としての矜持を、あの時、かなぐり捨ててしまったのだ。

 以来、ジャニーズ事務所、周防郁雄氏という芸能界のドンのいるバーニングに忖度し、最近のAKB48全盛の頃は、フライデーにAKB48の取材禁止令が出たと聞く。

 特に、ジャニーズ事務所はメディアコントロールがうまい。アメとムチを使い分けながら、自分のところのスキャンダルが出ないよう目を光らせてきた。

 だが、SMAPの解散を含めて、このところジャニーズ事務所のタレントたちの不祥事が止まらない。屋台骨を支える嵐も来年、活動を中止するといわれている。

 滝沢秀明をジャニー喜多川氏の後継者にしたいと考えていたようだが、ジャニーの目を受け継ぐことはできない。メリーさんの娘、ジュリーさんが社長になっても、今いる戦力を維持するだけで精一杯だろう。

 ジャニー喜多川氏は、小菅氏にこういったという。

「実はボク、最近、ウチの子がみんな同じように見える」

 どういう意味かははかりかねるが、もし、老いからくる審美眼の衰え、または美少年への執着の喪失を感じていたのなら、二度と、田原俊彦もSMAPも嵐も出てはこないだろう。

 稀代のエンターテインメントづくりの天才は、もう半分の自分を隠したまま旅立って行った。

『音楽の日』でジャニーズ派閥問題「完全解消」!? 中居正広と嵐の共演に「歴史的な日」

 本日7月13日放送の大型音楽特番『音楽の日』(TBS系)で、ついに中居正広と嵐の“共演”が実現する――。

 かつてジャニーズに所属するタレントたちは、嵐を筆頭とする藤島ジュリー景子副社長の担当タレントと、SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智氏の担当タレントとで区分けされており、『NHK紅白歌合戦』(NHK)などの一部大型音楽特番以外では、共演する機会がないに等しかったことから、ファンの間では“派閥問題”として取り沙汰されていた。飯島氏が2016年に退社してからは、この問題も解消したように見えたが、これまで嵐と中居は共演の機会はなし。それがいよいよ実現するとあって、先ごろから両者のファンを中心に、大きな話題を呼んでいるのだ。番組内では、9日に逝去したジャニー喜多川社長を取り上げるシーンも予想されるだけに、ファンのみならず一部業界関係者も放送内容に注目しているという。

 『音楽の日』は2011年にスタートした夏の大型音楽特番で、毎年、中居とTBS・安住紳一郎アナウンサーがMCを務めている。第1回に出演したジャニーズグループは、SMAPとKis-My-Ft2、KinKi Kidsの3グループだった。

「当時、SMAPとKis-My-Ft2は飯島氏担当のグループで、KinKi Kidsはジャニー社長の管轄下にあるユニットでした。つまりジュリー氏側のグループは1組も出演していなかったのです。一方、13年スタートの『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)は嵐の櫻井翔がMCを担当し、こちらはジュリー氏が手がけるグループ“のみ”の出演が続きました」(スポーツ紙記者)

 飯島氏がジャニーズを去った後は、『音楽の日』にもジュリー派のNEWS、Hey!Say!JUMPなどのグループが次々と出演。また、16年末にSMAPが解散してからは、中居と木村拓哉が嵐と共演する機会も出てくるだろうと言われるように。実際に、木村と嵐・二宮和也は、18年公開の映画『検察側の罪人』で共演したが、中居と嵐は共演がかなわずにいた。

「嵐の『音楽の日』への初出演が決まったのは、2020年いっぱいで活動休止を予定しているからでしょう。6月には、同じくこれまで出演していなかった『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)にも出演しましたし、グループやマネジメント側はファンのために露出を増やそうと、力を入れている状況なんです」(同)

 そして放送の4日前に飛び込んだのは、ジャニー氏の訃報だった。多くのジャニーズ所属タレントがお悔やみのコメントを発表する中、中居は12日時点まで沈黙を貫いている。

「『音楽の日』には多くのジャニーズグループが出演するので、ジャニー氏追悼のコーナーが何らかの形で設けられる可能性はあるでしょう。そこで中居も、ジャニー氏に関して発言をするかもしれません。さらに、嵐との共演もあることから、この日は“歴史的な日”となるはずです」(テレビ局関係者)

 長らく続いた共演NGが完全解消される瞬間、果たして両者はどのようなシーンを見せてくれるのだろうか。

渡辺美奈代、「これ明らかにブログ用?」息子のために夕飯作るもネット上からツッコミが殺到!

 タレントの渡辺美奈代のブログエントリーが。ネット上で物議を醸している。  

 現在、2人の息子を持つ母でもある渡辺だが、9日にブログを更新し、「部活後の夜ごはん」というタイトルのエントリーを投稿。その中で、「部活後の夜ごはんタイ風チキンライス」と、次男でタレントの矢島名月のためにチキンライスを作ったことを明かした。

 エントリーには、しっかりと盛り付けられたチキンライスやスープ、ひじきの写真がアップされていたが、当の次男について渡辺は「用意したのに本人疲れてガーーーーーン 寝てる」と、寝てしまったことを告白。「さて?起きてくれるのか?心配ですが、、、起きてから食べられる様にスタンバイしておきます」と母の愛情を感じさせる一文をつづっていた。

 しかし、この出来事についてネットからは、 「確認しないのに盛り付けって明らかにブログ用だよね…」「盛り付けて写真撮って、また鍋とかに戻すの?もしかしてこのままスタンバイ(笑)?」「スタンバイって…スープ冷めない?チキンライスとトマト一緒に盛り付けたら、起きた時レンチンできないよね?」といったツッコミの声が寄せられてしまっていた。

 食べる本人が寝ているのにも関わらず綺麗に盛り付けられた料理に、ネットユーザーの違和感を買ってしまったようだった。

長瀬智也の物議コメント「地獄で会いましょう」で思い出された、舘ひろしのKYスピーチ事件

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が7月9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で死去したことを受け、同事務所所属のタレントたちが事務所を通じてコメントを発表。中でも注目を浴びたのが、TOKIO・長瀬智也のこの文面だった。

「ありきたりな言葉を言ったらつまらないと言うような男だとわかってるので僕なりに言わせていただきますが、あなたは最高です。最高以外の言葉が見つかりません。ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです。僕も地獄を目指している男なのでまた地獄で会いましょう」

 長瀬らしい独特な言い回しではあるが、あまりに奇をてらいすぎていたためか、ネット上では「意味が分からん」「何でカッコいいと地獄に行くの?」「ちょっと外したことを言うことをロックって思ってるんだろ」「山口メンバーも地獄行き確定してるしな」などと言った批判的な書き込みが飛び交い、「何か含みのある文だな」「地獄に行くような何かをしたということか」と、ジャニー氏との間に“闇”があったのではと邪推する声まで多数上がっている。

 その深意を芸能関係者はこう語る。

「長瀬は2016年に主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』で、地獄専属ロックバンド地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問の赤鬼・キラーKを演じており、おそらくはその役柄と重ねたものと思われます。長瀬は『音楽も芝居もあんまり真面目にやっちゃいけないもの』というポリシーを持っていますから、独特な表現になったのでしょう」

 一方、ネット上の一部では、長瀬の「地獄行き」コメントを見て、ある人物の“伝説のKYスピーチ”があらためてクローズアップされている。

「藤原紀香と陣内智則の結婚披露宴で舘ひろしが贈ったお祝いの言葉を思い出した人がいたようです。舘はイギリスの言葉と前置きしてスピーチを開始。その内容は『結婚で良いのは2日間だけ。1日は結婚式の日。もう1日は妻が死ぬとき。でも昨今は妻が先に死ぬことはないから、今日1日が最高の日。どうぞ今日を堪能してください』と言うものでした。いきなり『妻の死』と言い出し、今日だけが良くて、これから後は良くないといっているようにも聞こえ、新郎新婦も苦笑するしかありませんでした」(芸能記者)

 やはり、コメントの内容にはTPOが大切。長瀬も自分らしさを意識するあまり、世間からは“滑った”と受け取られてしまったようだ。

小嶺麗奈、「大麻常習は田口ファンのせい?」法廷での”トンデモ発言”にみる芸能界復帰の難しさ

 7月11日、大麻取締法違反の罪に問われている人気アイドルグループKAT-TUNの元メンバーで歌手の田口淳之介被告と、交際相手で元女優の小嶺麗奈被告の初公判が行われた。

 保釈後、マスコミの前でパフォーマンスのような土下座劇を見せた田口を尻目に、こっそりと裏口から姿を消した小嶺麗奈の口からトンデモナイ一言が飛び出したようだ。芸能記者が言う。

「初公判の中で小嶺は、田口と付き合い始めてから、ブログへの脅迫コメントや、愛犬に変なものを食べさせられるなど、田口の熱狂的なファンから悪質な嫌がらせを受け、ストレスから摂食障害などの病気にかかっていたことを明かしました」

 そうした中で傍聴人を驚かせたのが、『なぜ大麻に手を出したのか?』という弁護人からの質問への答えだった。

「小嶺は、『大麻は苦しみを緩和すると聞いた』と答えたため、大麻に手を染めたのは田口のファンのせいにしているように聞こえました。その後も、『ソロで独立後、スタッフに恵まれなかった』『精神科では、心から信頼できる先生に出会えなかった』など、小嶺からは全てを周りのせいにする発言ばかりが目立っていた。これでは、事件後も応援してくれた田口ファンも離れてしまうのではないでしょうか」(同)

 法廷ではお互いに、結婚の意思を固めていたようだが、小嶺の存在が足枷になっている限り、田口の芸能界復帰は難しいかもしれない。

宇垣美里アナの「コーヒーぶちまけ事件」真相と「台本ぶん投げ事件」に見る凛々しさ

 今年3月末でTBSを退社し、フリーアナウンサーとして活躍する宇垣美里アナ。物怖じしない言動やジェンダー観から、“従来の女性アナ像”とは違うキャラクターを確立し、女性人気も高い。彼女のヘアメイクやファッション、そして話題の「マイメロ論」などの処世術を参考にする若い女性も多いようだ。

 しかし局アナ時代はむしろ、彼女のはっきりした性格が「TBS内では煙たがられている」という報道が後を絶たなかった。こうした声は“女子アナ”について回るものだが、そのこと自体、テレビ局の旧態依然とした体質を表しているといえるだろう。

 宇垣美里アナに関して言えば、特に象徴的なのが「コーヒーぶちまけ事件」と「怒りのフルヌード」である。

 

理不尽な番組降板と「コーヒーぶちまけ事件」
 宇垣美里アナの「コーヒーぶちまけ事件」というのは、昨年3月に「週刊現代」(講談社)が伝えたもの。宇垣アナはその月をもって、入社以来レギュラー出演していた『あさチャン!』を降板。『あさチャン!』のプロデューサーから降板を伝えられた宇垣アナは、「なんで私が辞めなきゃいけないんですか!」と激怒し、泣き叫びながらコーヒーを壁に向かってぶちまけるなど大暴れしていた、という内容の記事だった。

 宇垣アナは2016年に、「週刊文春」(文藝春秋)によってジャニーズタレントであるHey! Say! JUMP伊野尾慧との熱愛が浮上。伊野尾がフジの女性アナウンサーと宇垣アナに“二股”をかけているという内容で、ジャニーズ事務所は珍しくている。もちろん答えはなく、代わりに所属するジャニーズ事務所が「本人は、憶測を招くような軽率な行動により、関係各位に多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫びしておりました」とコメントを出していた。

 この熱愛報道以降、ジャニーズファンによる苦情などもあり、宇垣アナの降板が決定したと見られているが、だとすれば確かに「どうして辞めなくてはいけないのか」と怒るのもおかしなことではない。彼女が悪事をはたらいたわけではなく、辞める理由に納得できないとしても無理ないからだ。しかし局内ではそんな彼女を「扱いづらい」と敬遠する向きもあったという。

 そして宇垣アナがTBS退社を発表した際には、局を追われた恨みから「怒りのフルヌード写真集」を出版するなどという報道もあったが、彼女自身はラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で一蹴している。

<(TBSの中で宇垣アナは)居場所がないないと言いますけど、そんなことないぞと。私は意外とこの会社で愛されていました>

<「宇垣アナ、居場所なくついに怒りの退社、フルヌード」みたいな。なるわけねーし、バカかって思うんですけど>

 「コーヒーぶちまけ事件」についても、「現代」と同じ講談社の「FRIDAY」が今年4月、「プロデューサーから渡されたコーヒーを彼女が排水口に捨てただけ」「局内にも彼女のファンは多かった」と、今になって“脚色した記事だった”ことを伝えていた。

 

宇垣美里アナには「台本ぶん投げ事件」もあった
 ヒステリックに怒鳴るようなことはないが、宇垣美里アナが仕事において自身の意思をはっきりと示してきたことは確かなようだ。

 今月5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した宇垣アナは、ある番組で『スッキリ』MCの極楽とんぼ・加藤浩次と共演した際、加藤から「台本を見るな」と注意されたことにイラっとし、「もう台本いらん」と台本をバッと捨てたと告白。スタジオにいた加藤も「台本を目の前のADにバーンってぶん投げたの。この子、けっこう凶暴な子なの」と証言した。この「台本ぶん投げ事件」がきっかけで、加藤は宇垣アナのことを気に入ったという。

 上司から理不尽なことで怒られたり、無茶な要求をされたりした経験のある人は少なくないだろうが、“反論”するのは勇気がいる。若ければなおさらだ。なぜ、宇垣美里アナは職場においても自己主張することが出来たのだろうか。

 劇団雌猫「だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査」(柏書房)収録のインタビューで宇垣アナは、自分の好きでしているファッションを中傷してくる人に出会うと、傷つくどころか、むしろ「してやったり」という気持ちになると語っている。

<私に、私の生き方と違ったものを求めてくる人が近寄ってこないのは、私にとってすごく心地よいことですから>

 人に気に入られるために自分の意思を押し殺して愛想笑いしたり、相手に合わせたりせず、はっきり自己主張することで「そういうあなたが好き」な人しか周りにはいなくなる。誤解や軋轢を生むどころかかえって解消し、妙な期待もされなくなるだろう。

 もちろん目上の人間に従わなければならず、「自分は悪くないのに謝らなければいけないとき」など理不尽な場面は日々あり、宇垣アナもそうだろう。そんなときに心を落ち着かせる方法も宇垣アナはラジオやコラムで紹介している。

 思わずメイクをマネしたくなる可愛らしさだけでなく、こうした処世術や価値観なども、彼女が女性に支持されるゆえんなのだろう。

King&Prince・神宮寺勇太、『ZIP!』で「ダサい」と一蹴した五輪選手命名の“リングネーム”とは?

 朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)にて、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、King&Princeがさまざまなスポーツに挑戦するコーナー「MEDAL RUSH」が放送。7月8~12日は、神宮寺勇太が「ボクシング」に挑戦した。

 今回は、ロンドン五輪の銅メダリストで、現在はプロとして活躍している清水聡選手に指導してもらうことに。実は神宮寺、学生時代に空手の全国大会で2位になった実力を持つ有段者。そこで早速「3分1ラウンド、一発でも顔にパンチを当てたら神宮寺が勝利(清水選手は攻撃なし)」というルールで、勝負をしてみることとなった。

 「え? 簡単じゃない?」と言ってのけた神宮寺だが、いざやってみると、清水選手にパンチが一発も当たらないどころか、その運動量の多さに「はぁ、はぁ……ちょっと待って、参りました!」と、たまらず「K.O.(勝手に終わる)」宣言をしてしまう。スタッフから感想を求められてもノーコメントで、しゃべる体力すら残っていないほどだった。

 イチから神宮寺を鍛え直していくことになったのだが、その前に、清水選手が“リングネーム”として、神宮寺を「タイガー神」と命名。これには神宮寺も「ちょっとダサいので、変更っていうのはできないですか?」と戸惑いを見せていたが、清水選手は意に介さず。

 気を取り直して、まずは3キロの重りが入ったトレーニングボールで、体幹と腹筋を鍛えるトレーニングに挑戦。かなりキツいトレーニングのようだが、神宮寺は何度か自分の“カメラ映り”を気にする素振りを見せ、まだまだ余裕がある様子。

 次のパンチ練習に入る前、神宮寺が空手で鍛えた“自慢の一発”を披露したのだが、これには「あぁ、違いますね、全然」と清水選手からダメ出しが。型にはまっている空手のパンチとは違って、ボクシングでは体重移動も重要なのだとか。コツを掴み、ボクシングらしい重いパンチが打てるようになった神宮寺は、清水選手から「タイガー成長してる!」と褒められる。先ほどまで「ダサい」と文句を言っていたにもかかわらず、神宮寺は「えー、うれしい! 初めてタイガーって言われてうれしい!」と、満面の笑みを浮かべていた。

 続いて、繰り出されるパンチをかわす“守備”の練習に入るも、神宮寺は恐怖心のあまり、「ちょっと待って!」とわずか3秒でギブアップ。すっかり腰が引けてしまっていた神宮寺だったが、意を決して前傾姿勢で“攻めのディフェンス”をやり遂げる。そして最後には、「1分で80発以上のミット打ち」「1分間ひたすら攻撃を避け続けるパンチ棒ディフェンス」「1分間で1発当てればクリアのワンパンチャレンジ」と3つの課題に挑戦。

 初日で勝手に負けを宣言していた「ワンパンチャレンジ」では、残り時間数秒というところで、神宮寺の見事な右ストレートが清水選手の顔面にクリーンヒット。これには清水選手から「才能あります、うまい!」と絶賛され、練習の成果を存分に発揮したのだった。

 放送を見ていたファンの間では、すっかり“タイガー神”が浸透しており、「タイガー神すごかった……めちゃくちゃかっこよかった!」「タイガー神って名前、かなり気に入った! これからも呼ばせてもらおう(笑)」「私も最初はダサいなと思ったけど、だんだんそのダサさがクセになってきた」と好評を得ていた。
(華山いの)

ジャニーさん後継者問題に暗雲……「メンバー選定人事権」をめぐって、ジュリー副社長と滝沢秀明が対立も

 7月9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)。業界内では、ジャニー氏亡き後のジャニーズ事務所の新体制に注目が集まっている。

「誰がジャニーズ事務所のトップに立つのか、正式には発表されていませんが、ジャニーズに近いメディアはジャニー氏の姪である、藤島ジュリー景子・現副社長が社長に就任するのではないかと報じています。まあ、そもそもジュリー副社長は現時点ですでに事実上の経営トップですからね」(ベテラン芸能記者)

 ジュリー副社長がジャニーズ事務所の社長となることは、もはや既定路線といったところだろうか。しかし、ジャニー社長が掌握していた「メンバー選定の人事権」については、流動的だという。

「ジャニー社長は会社の経営にはあまり触れず、タレントの育成のみに力を注いでいました。そして、ジャニーズJr.内でのユニットやメジャーデビューするグループのメンバー選定を担っていたのがジャニー社長。この人事権を誰が握ることになるかで、ジャニーズ事務所の社内政治がかなり動いてくるでしょう」(同)

 メンバー選定権をジュリー副社長が握るのか、もしくはジャニー社長の後継者としてJr.の育成を担っている滝沢秀明氏が握るのか――その点に注目が集まっている。

「歴代のジャニーズJr.がジャニー社長を慕っていたのは、結局のところデビューするユニットのメンバーに選んでもらいたいから。ジャニー社長のお気に入りになることが、デビューへの近道となるのです。経営トップのジュリー副社長よりも、ジャニー社長の方がタレントに愛されていたのはそういう理由。でも、もしも今後ジュリー副社長がメンバー選定の権限を持つこととなったら、強大な権力はジュリー副社長に集中することになる。ジャニー社長よりも強い存在になるでしょう」(芸能事務所関係者)

 しかし、メンバー選定の人事権は、すでに滝沢秀明氏が一部を引き継いでいると見られている。

「今年から滝沢氏は、ジャニーズJr.の育成を担当し、早速Jr.内ユニットである『Snow Man』を増員しました。増員メンバーは滝沢氏が選んだとのことで、まさにジャニー社長の後継者としての働きを見せたといえる。滝沢氏はタレントとしても多くの後輩たちから尊敬されているし、そのうえで“人事権”を持ったということならば、Jr.たちは断然“滝沢派”になるでしょうね。それをジュリー副社長が許すかどうかが重要なポイントとなると思います」(同)

 これまでジュリー副社長は創業者であるジャニー社長に逆らうことはできなかったが、相手が滝沢となれば話は別。権力を振りかざす可能性も出てくるだろう。

「今までは現場のジャニー社長、経営のジュリー副社長という形で役割分担ができていましたが、今後ジュリー副社長がすべてを掌握しようとするかもしれない。そこで滝沢氏との対立構造ができあがる可能性はゼロではないでしょう。もしかしたら、お家騒動が待っているかもしれません」(同)

 ジャニー社長というカリスマの死による影響は、想像以上に大きなものとなりそうだ。

アレク、ファミリー沖縄旅行の費用公開で批判殺到「この夫婦の金銭感覚分からない」「成金って感じ」

 タレントのアレクことアレクサンダーが家族旅行の費用について明かした。  

 今月5日から家族で沖縄に旅行していたアレク。旅行中も高頻度でブログを更新し、沖縄を満喫したことをファンに伝えていた。

 8日には帰京したアレクだが、同日に、「沖縄旅行の費用のんちゃんに聞いてみた!」というタイトルのエントリーを投稿。「おーい のんちゃんいくらぐらいかかったの?」と妻でタレントの川崎希に聞いたものの、「のんちゃんは中々お金の事言いたがらないからね」と続けた。

 川崎からは「えー 値段わからない気にしてないからね」という回答が返って来たとのことで、それでもアレクが食い下がると、「でも全部で30万ぴったりかな?後レンタカー4万かな?」と、総額34万円ほどだったことを知らされたという。アレクは「うん 安い また連れてって」と締めくくっていた。  

 しかし、このエントリーにネットからは、「全然安くないけど……」「30万が安いっていうこの夫婦の金銭感覚分からないわ……」「わざわざ金額を公表するのって品がないと思う。成金って感じ」といった厳しい声が集まっていた。

 先日は2億円超えの豪邸を建てたことで話題になっていたアレク夫妻。家族旅行に関しても、金銭感覚の違いに多くのネットユーザーがドン引きしていた。