大渕愛子、息子のほっこり行動明かすも、ネット上で「怖すぎる」「危機感の無さにビビる」の声

 弁護士の大渕愛子が投稿したブログエントリーがネット上で批判を集めている。

 現在仕事を抱えつつ、3人の子どもを育てている大渕。ブログでも子育ての様子をたびたび語っているが、9日に「テレビがハサミで切られる事件発生!!」というタイトルのブログエントリーを投稿した。

 その日の朝、大渕が支度をしていると、次男が道具類をあさっていたといい、その行動をなんとなく認識はしていたが、次の瞬間、「『テレビ、ハサミで切ったよー』という明るい声」が聞こえたきたという。

 大渕が驚いて見ると、次男がハサミでテレビを傷つけていたといい、「『どうして?と聞くと、『うーん』と、特に理由はない様子でした」と告白。大渕は「イタズラしている気持ちはあったかな〜 机に落書きする感覚ですよね、きっと」と次男の行動を分析し、「『切ったら見れなくなっちゃうから、切ってはダメ』と言うと、『わかった!』と元気よく言っていました」と母子のやり取りも明かしていた。

 最後には傷の写真をアップしつつ、「私の責任なので、何も言えません 怪我がなくてよかったです…」「ふぅ。。。反省」とつづっていた大渕。

 しかし、こうしたエピソードにネットからは、「子どもがハサミをふつうに持てる場所に置いてあるって怖すぎる」「普通にハサミとか手の届くところに置かないでしょ。危機感の無さにビビる」「もっとちゃんと叱らないとダメだってことが分からないと思う」といった厳しい声が集まっていた。

 まだ2歳半の次男。重大な事故につながりかねない可能性もあったため、非難の声が寄せられるのも致し方ないところか。

ネットのおかげで「ここには何もない」感覚が薄れる――山内マリコ×笹井都和古が語る、地方と消費

 作家・山内マリコさん(38)と笹井都和古さん(25)が考える「地方と東京」に迫った前編。後編はさらに、笹井さんの著書『県民には買うものがある』(新潮社)で重要なテーマとして描かれる「SNS」や「消費活動」について語り合った。

物を手に入れても“乾いている”ネット通販

――笹井さんの著書『県民には買うものがある』(新潮社)で描かれる世界は、SNSやネットと密接につながっているのも印象的です。ネットで県外の情報が簡単に得られるようになったことは、“県民”に何らかの変化をもたらしましたか?

笹井都和古さん(以下、笹井) 私の下の世代は特にそうだと思います。よくインスタグラムで女子高生のプリクラを見るんですけど、どこに住んでいる子かわからないんです。みんな一緒で、同じものを持っているから。ネットで見たものをすぐに買える、ネット通販ができるのは大きいですね。だから「ここには何もない」という感覚はないかな。でも、ネットで買うのってなんか違いますよね。

山内マリコさん(以下、山内) 東京にいてもネットで服買っちゃうけど、なんか違うよなあと思う。

笹井 魅力が半減するというか……。小学5年生の時、家族旅行で東京に行って渋谷の109-2で買い物をしたんですが、その時「私はイケてる!」ってすごく思ってました。学校ではイケてる感じじゃないけど、東京で買い物をすることにより、「私は今、イケてる!」って。同じ洋服は滋賀県でも買えるけど、東京で買ったものって特別だと思いましたね。そういう輝きが、ネット通販にはないのかも。

――“物を手に入れる=満足”ではないんですね。

笹井 家で物を受け取ったときは満足してるけど、実際に東京へ行くと、全然違うなあと。わかった気になっていたってことに、東京へ行くまで気づけなかったです。今の中高生は、代引きでネット通販できるのが当たり前だから、そもそも東京に行きたい気持ちが薄い気がします。インスタグラムで見て「この店に行きたい」と思うことはあるかもしれないけど、似たような店は地方にもあるし。大阪の都心部に引っ越してから近所のカフェに行くと、平日なのにものすごい混んでるんですよ。こういうところには、都会の不便さを感じましたね。

山内 都会こそ、ネットで買い物しないと生活が回らない。田舎はスーパーとドラッグストア、ショッピングモールを回ればだいたい必要なものが揃うけど、都会は「あれってどこに売ってるんだろう?」って迷子になる。ホームセンターは都心にないし。田舎の方がその点すごく便利だし、物欲を満たしてくれるおしゃれな郊外の店も増えたけど、やっぱり車で大型店舗を回って用事を済ませる生活には、情緒的な物足りなさを感じてしまう。うーん……。

笹井 実家にいるとき、「ZOZOTOWN」のダンボールがえらいことになったことがありました。“買う体験”ってなんなんでしょう。ネットで買うとバーチャル的で、手元にあってもバーチャルに感じます。店で買う感覚とまったく違う。ネット通販は“乾いている”感じがします。

山内 でも、ユニクロで両手がふさがるほど大量買いしたときも、乾いてない?

笹井 確かに。絶対に必要なものを買ったときは乾いていますね。

山内 潤いになり得る買い物って、無駄なものを買ったときなのかもね。無駄は人生の宝……。

――『県民には買うものがある』の収録作「シー・イズ・メイ」では、Twitterが物語の核となり、登場人物を動かしています。お2人がTwitterを始めたのはいつでしたか。

山内 私は2010年。

笹井 私も2010年、高校2年生の頃です。その時はまだガラケーで、「yubitter」というサービスを使ってました。高校時代は、もうずーっとTwitterを見てました、移動教室の時とか。高校時代の思い出が“Twitterの画面”と言っても過言ではないほどです。私も「シー・イズ・メイ」に登場する“メイちゃん”のように、友達がいない高校時代を過ごしていたので、文章だけで笑わせるツイートを投稿してました。生み出した別人格が、よりどころになっていたように思います。

山内 現実の自分のキャラに満足していないと、余計にやりがいがありそう。友達が多いリア充の子はTwitterとかやっていましたか?

笹井 中学の頃から、ヤンキーもガラケーで個人ホームぺージを作っていた時代だったんですよね。今日の出来事を羅列して、日記を書いていたような。ヤンキーがネットで幅を利かせていたので、非リア充が黎明期のTwitterに逃げた感じです。その後、大学に入るとリア充もTwitterをやり始めて……そうなるとこっちは、アカウントを分けるようになりましたね。

山内 今、何個ぐらいアカウントあるの?

笹井 10個くらいです。

一同 えーーーー!?

笹井 作家の名前と、リアル用と、リアルの中でも“厳選”した人たち用と、オタク用と、グッズ取引用と……。

――何のオタクなんですか?

笹井 「A3!」という、イケメン育成アプリです。

山内 完全に未知の世界だ……!

笹井 高校時代は「mixi」もまだ活気があって、人と出会ったりしてました。本当に、表題作通りの展開です。

山内 mixiとは書いてないんだけど、「これ、mixiのことだ!」ってすぐわかりました。私、一番思い入れあるSNSはmixiだから(笑)。笹井さんは、1994年生まれということは2000年代前半に小学生だったってことですよね。デジタルネイティブというか、SNSネイティブ。それが小説にもすごく表れてました。

――「mixiで人に出会う」というのは、友達づくりですか?

笹井 いえ、友達は学校にいるし事足りてるんで、その友達と盛り上がって、一緒に男の人を探したりしていました。多分、すっごく暇だったんです。恐怖心は少しだけありましたが、友達とキャッキャしながら、「こんな返事来たよ」「えー、会いなよー」「会ってみようかなあ」なんて報告し合うのが楽しかったですね。

山内 抵抗感のなさ(笑)。

――山内さんはmixiに愛着があった一方、笹井さんはTwitterをよく利用されていたようですが、どんな情報を得ていたんですか?

笹井 最初は元から知っている友達とつながって、徐々に何でつながったのかわからない子とつながりだして、最終的に、Twitterばっかりやっている“ツイ廃”みたいなユーザーをよく見ていました。朝起きたら「むくり」とつぶやくような人です。あとは「京都でイベントしてます!」みたいな、バンドマン界隈の人たちともつながったんですが、嫌な感じの人もいましたね。

 わたしはサブカル系でもないし、ファッションにこだわりもないから、そういう男性たちに、すごく舐められている感じがあったんです。アイコンを見た段階で「こいつは違うな」ってはじかれるというか。アイコンの雰囲気から、“品定め”されている感じがありました。

――そういう男性にとっての“正解”の女性のアイコンって、どんなものですか……?

笹井 モノクロで遠くから自分を捉えている感じとか、映画のワンシーンとか、映画『レオン』のマチルダとかですかね。

山内 へぇ〜マチルダのスタイルアイコンぶり、すごいな。サブカルは死んだけど、マチルダだけは時代を超えて生きてる(笑)。

――Twitterで出会った人と、恋愛として関係を深めることはありますか。

笹井 Twitterで出会った人といい感じになったことはありますが、よかったかと聞かれたら、どうなんだろう……。恋愛じゃなく、一夜限りだったとしても、Twitterでその人の中身を見た上で行為に及ぶのって、なんだかスッキリしない感じがします。実際に会う前から「この人、こんなこと考えてるんだ」とわかってしまうって、あまり健全ではないですよね。

山内 人ってリアルとTwitterで全然違うしね。私はmixiでSNSのいろはみたいなものを学んで、あんまり消耗しないよう距離とってたりするけど、笹井さん世代は青春真っただ中にSNSを全力でやって、SNSに適応しつつ、でもやっぱりけっこう摩耗してるんだなぁと、『県民には買うものがある』読んでて思いました。pixivにはpixivのすり減り方があるってこと、知らなかった。これが今の、地方都市の青春なのか〜と。すごく面白かったです。
(番田アミ)

■山内マリコ(やまうち・まりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「 女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、 2012年刊行のデビュー作『ここは退屈迎えに来て』は、 2018年に映画化された。 主な著書に『アズミ・ハルコは行方不明』『 さみしくなったら名前を呼んで』『パリ行ったことないの』『 かわいい結婚』 『東京23話』 『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』『あのこは貴族』 『皿洗いするの、どっち? 目指せ!家庭内男女平等』 『メガネと放蕩娘』 『選んだ孤独はよい孤独』 など。 最新刊は短編小説&エッセイ『あたしたちよくやってる』。

■笹井都和古(ささい・とわこ)
1994年滋賀生まれ、滋賀育ち。京都精華大学人文学部中退。2016年「県民には買うものがある」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」友近賞を受賞。ドラえもんとハムスターがすき。
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天皇に寵愛された、いわくつきの“養女”――66歳と18歳の知られざる関係【日本のアウト皇室史】

 皇室が特別な存在であることを日本中が改めて再認識する機会となった、平成から令和への改元。最近では、女性・女系天皇論争の皇位継承者問題や秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約者・小室圭を巡る一連の騒動などが注目されているものの、実は、こんなのは大した騒動ではなかった……? 「皇族はスーパースター」と語る歴史エッセイストの堀江宏樹さんに、歴史に眠る破天荒な天皇家のエピソードを教えてもらいます!

養女に手を出すタフなおじいちゃん・白河法皇

―――第1回では、平安時代の天皇家にさかのぼり、白河法皇(1053~1129)のエピソードをうかがいました。白河法皇にはイケメンかつ家柄が良い友人・藤原公実(ふじわらのきんざね)がおり、彼が亡くなった後、公実の娘の璋子を引き取ったんですよね。しかし、父娘という関係を超えた「あやしい」ことをしていた……と『今鏡』という歴史物語に書かれていたみたいですが、「あやしいこと」って一体なんでしょうか?

堀江宏樹(以下、堀江) 当時、璋子ちゃんの年齢は小学生くらいでしょうか。最高権力者・白河法皇のもとを、現在でいえば総理大臣にあたる関白が用事で訪れたのです。すると、御簾のむこうの白河法皇は、何を思ったか「璋子の足を自分のふところに差し込んでいた」というのです! 美少女を両腕で抱っこしているだけでは飽き足らず、彼女の足を自分の胸に密着させようとしていたのでしょう。季節についての詳しい記述はありませんが、寒い日だったのかも(笑)。璋子の足が冷たいということで、それを「私が温めてやらなきゃ」とでも思ったのでしょうか。そして、総理大臣にあたる関白に対し、白河法皇は「私は今、手が離せないんだ~」などと言ってのけたかもしれません。それにしても、わざわざ自分の胸をカイロがわりに、ポカポカしてやる必要もないわけですが(笑)。

 そして、文芸評論家・白洲正子が執筆した『西行』によれば璋子ちゃんが13歳の時、白河法皇はどうにも我慢ができなくなり、彼女と“肉体的”に結ばれ、彼女を自分の寵姫の一人にしてしまったようです……。

―――13歳って……。ロリコンというか、現在なら犯罪ですよ! そして二人の年齢差は48歳。璋子が13歳ということは、白河法皇は61歳。還暦過ぎて、夜の方もお元気だったということですね。天皇だった方がそんな、加藤茶より衝撃的な関係を持っていたとは、付いていけません!

堀江 権力者は、業が深いんですよ。ただ、この頃は初潮を迎えれば成人したという感覚があり結婚もしていたので、そう考えれば大丈夫なんです。それ以前の年齢の女子との関係だと、当時でも変態枠なんですが。しかし……養女と養父の関係という近親相姦チックなところに加え、璋子はかつて自分の愛した男の忘れ形見ですからねぇ。おまけに、というか白河法皇、現代の年齢感覚でいえば76歳くらいに相当するので、周囲から、相当「お元気」だと思われていたでしょう。確実に“変態枠”のお話だと思われます……。

―――資料によると、さらにびっくりな「事実」があるんですよね。璋子ちゃんに固執する一方、白河法皇は彼女の“幸せな結婚”ものぞんでいて、自分の孫で、後に鳥羽天皇となる皇子と璋子を結婚させています。しかし、璋子は結婚後も、夫と寝所をともにすることを拒み続けたという記録があるのですが、もしかして“おじいさん好き”だったとか?

堀江 そう! ていうか、璋子と白河法皇の関係は知れ渡っていて、白河法皇が正式に璋子と結婚させようとした相手から「ボクは彼女と結婚したくない」と断わられたりもしています。実際には、鴨川の水や僧兵以外にも、意のままにならないことがたくさんあったんですね(笑)。その一番が璋子だったのかも。

 さて、璋子は崇徳天皇“とも”仲良くなり、崇徳天皇となる皇子を産みます。ですが、その父親は鳥羽天皇ではなく、“白河法皇”であるという説があるのです。これは同時代から囁かれていました。昭和時代に角田文衛という大学者が、璋子の「生理周期」を彼女の侍女の書いた記録から計算したところ、オギノ式でいう危険日に白河法皇と璋子は会っていた……。しかもその頃は、夫・鳥羽天皇とはほとんど会ってもいなかったということもわかっています。この時、璋子18歳。白河法皇66歳。ティーンの美少女から恋い慕われて、れっきとした恋愛が出来る「魔性のおじいちゃん」って、現代でもなかなかいませんよねぇ。

―――芸能人でたとえると、66歳の男性は吉幾三や水谷豊。18歳の美少女は浜辺美波ちゃん。ちょっと、想像するのはやめておきます……。話は戻りますが、璋子の夫はどういう反応を?

堀江 2012年NHK大河ドラマ『平清盛』では、伊東四朗演じる“タフマン”白河法皇に、檀れい演じる璋子が抱かれるというシーンが描かれましたが、ネット上では「こんなこと、描いてはいけない!」と主に政治的意識の高い方々による怒りの声が聞こえたとか。 

 当然、璋子の夫・鳥羽天皇は反感を抱いたものの、史実でいうと“嫉妬”からくる具体的な言動や、白河法皇に当ったというような話はないようです……。鳥羽天皇も、一番エラい人が白河法皇であることがわかっており、彼に愛されなくてはなにも自分はできないと悟っていたからかも。

 あとね、璋子からすると、鳥羽からも白河からも愛されちゃう、モテる自分最高! みたいな感じで、名誉に思っていたのかもしれませんね。その後も彼女は自分自身に満足しており、気も強いんです。

―――今でも、彼氏や夫がハイスペックだと、自分も同じレベルになったかのように勘違いする女性がいますよね~。まぁ璋子の場合、もともと家柄も良いですが……。その後、璋子は年上に飽きてしまったのか、17歳下の出家前の西行法師、俗名・佐藤義清(さとうのりきよ)とデキちゃっていたという「伝説」があるとか。

堀江 彼らと同時代ではなく、また正式な歴史の記録ではないものの、軍記物語『源平盛衰記』には、璋子に本気になりかけた西行が「私とセックスしたくらいで、彼氏面するのはしつこい」なんて言われて……という一節も出てきます。この言葉にショックを受けた西行は、結婚もしていて家族もいたのですが、何もかもを捨てて出家してしまったとか。

ところで、48歳年上の相手とのガチな恋愛って想像できますか?

―――いやー、私は無理かな……。男性というか、おじいちゃんにしか思えない!

堀江 正直でよろしいです(笑)。ただ、ときどき芸能界でもすごく若い子と、有名なシニアの「年の差カップル」って出てきたりするじゃないですか。それこそ加藤茶とか、離婚しちゃったけど虎舞竜の高橋ジョージ、沢尻エリカの話もそうですね。結局、わざわざかなり年上の男性と付き合うメリットって、彼の持っている財力・権力が大きな媚薬、フェロモンとして働くからかもしれない。「男は顔、イケメン万歳」とか言ってる女性とは価値観がまったく異なるかもしれません(笑) 

 若くて賢い女の子ほど、人生経験豊富で優秀な男性に「プロデュースしてほしい!」という欲求があるような気がするんです。だから権力者との関係は、成功への近道だけでなく、権力者と関わることで成長する自分を実感できるものなんでしょうかねぇ。

―――男社会だと、若い女が評価を得る手っ取り早い方法は、名声あるオジサンにプロデュースしてもらうことですもんね。でも、それって結構「ダサい」ことだと最近は思われてます(笑)。しかし、璋子さんみたいな女は、皇室はもちろん現代でも見かけません。

堀江 一昔前までは、プロデューサーとデキちゃってる女性アーティスト、すごく多かったよね。最近はみんな地に足ついてるから。そこまでして、成り上がりたくないっていう生き方が主流になってるんでしょうねぇ。

 次回以降も、歴史の中の破天荒な天皇家の方々の姿を追いかけていきたいと思います!

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年、大阪府生まれ。出身作家・歴史エッセイスト。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。日本・世界を問わず歴史のおもしろさを拾い上げる作風で幅広いファン層をもつ。2019年7月1日、新刊『愛と欲望の世界史』が発売。好評既刊に『本当は怖い世界史 戦慄篇』『本当は怖い日本史』(いずれも三笠書房・王様文庫)など。
Twitter/公式ブログ「橙通信

眞子さまの一生台無しに……皇室ウォッチャーが「小室圭さんとの強制破談はない」と見るワケ

 昨年2月、宮内庁から「2020年までの結婚延期」が発表された秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さん。延期の背景には、小室さんの母・佳代さんが元婚約者との間に抱える“借金問題”が関係しているようだが、いまだ結婚への具体的な話は進んでいないように見える。そんな中、6月21日、ポーランドとフィンランドへの公式訪問前の記者会見に臨んだ秋篠宮ご夫妻が、眞子さまの結婚の見通しについて、「娘から話を聞いていないので、どのように今なっているのかわからない」と発言。世間からは「結婚をめぐって、親子の仲に溝ができているのではないか」「このような状況では破談も近い」といった声が飛び出す中、皇室ウォッチャーX氏は、秋篠宮さまの発言をどう受け止めているのか、また結婚問題はどのような決着を迎えると考えているのか。話を聞いた。

――秋篠宮さまの「娘から話を聞いていないので、 どのように今なっているのかわからない」というご発言について、率直な感想をお教えください。

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 「肩すかし」という印象が強かったですね。週刊誌やテレビ、新聞の関係者は、事前に宮内記者から「結婚問題」についての質問が出ることを把握していたそうなので。世間的にも、昨秋のお誕生日会見時のような踏み込んだご発言(「私は今でも二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」「やっぱり多くの人がそのこと(結婚)を納得し、喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」など)があるかと期待していたのではないでしょうか。

 そもそも秋篠宮さまは、会見の数週間前には質問をご確認になっていたそうですし、その中に、結婚の見通しについての箇所があることも了承されていたはずです。今回のご発言には、逆に深い意味が込められているのかと勘繰ってしまいました。

――ネット上では「親子断絶ではないか?」「まるで他人事」といった声も散見されました。

X 他人事のような言いようだとは感じましたが、親子断絶までとは言えないと思います。眞子さまはご両親と公務にお出ましになるなど、お仕事の面ではコミュニケーションを取られているはずです。ただ、小室さんとの結婚に関しては、世間からのバッシングも当然ご存じでしょうし、家庭内で話題を出しづらい状況なのだと思います。それに加えて、秋篠宮さまは昨秋のお誕生日会見で、小室さんに対して“やるべきこと”をおっしゃっているわけですから、あえて親子間で結婚問題を話題に出す必要性がないということなのかもしれません。

――小室さんは昨年8月から米フォーダム大学へ留学しており、現在は夏季休暇中とのこと。眞子さまとのご結婚のために、“やるべきこと”をしているのでしょうか。

X 秋篠宮さまは、「金銭トラブルの解決」と「国民から祝福される状況にすること」を小室さんに求められています。そこで彼は、母親の元婚約者に対して、話し合いの機会を持つために文書を送付していますが、元婚約者側がなかなか動かない状態で膠着しています。そういった意味では、小室さんは、すでに現状できることを行動に移しているとも言えます。ただ、婚約内定者という身でありながら、夏休みに帰国しないのは問題だと思います。日本でこれだけ批判されている状況もあるので、一旦帰国して、トラブルの進捗状況や留学の近況などを秋篠宮さまに直接お会いして報告するのが筋でしょう。その辺りはまだ不誠実な対応だと感じます。

――小室さんに不信感を募らせる国民からは、「秋篠宮さまが強制破談させるべきでは」といった厳しい声もありますが。

X 秋篠宮さまは小室さんとの結婚に反対のようですし、かつ強制的に破談させられないわけではないでしょうが、実際に行うとは思えません。というのも、秋篠宮さまが眞子さまの意思を尊重する方だからです。ご自身も紀子さまとも大学で出会い、自らの意思で結婚されたように、眞子さまにもお見合いなどではなく、ご自分で選ばれたお相手と結婚してほしいとの思いがあるのではないでしょうか。さらに秋篠宮さまも、そのことを了解した手前、いまさら破談させることはできないとお考えだと思います。これまでずっと、娘を信頼し、彼女の意思を尊重し続けてきたからこそ、眞子さまのお気持ちに従われるでしょう。眞子さまが今の状況を見て、今後どうするのかの判断を下されるのを待っておられると思います 。 

――眞子さまの結婚問題は、どのような結末を迎えると思いますか。

X 今年中の決着はないでしょうね。以前にも話しましたが、今年は即位関連の儀式があるので。もっと言えば、 来年中に決着するのも疑わしくなってきました。金銭トラブルの解決に向けての話し合いが一向に進まず、一方、先日の北欧訪問前の会見で秋篠宮さまは、「眞子さまからのアクションを待っている」ようでしたし、ご自分からは動かない意思を見せられたからです。ヘタをしたら、小室さんが留学から帰国した後に、やっと話が動き始める可能性すらあります。

 個人的には、これだけ批判されている小室さんとの結婚には賛成できません。しかし、眞子さまのお気持ちや今後のことを考えたら、1億5000万円程の一時金を辞退してもらうなどの条件付きで結婚していただくべきなのかもしれません。大学時代からずっとお付き合いされ、20代の大半を小室さんに捧げてきた眞子さまからすれば、どうしても彼と結婚したいはず。もしここで破談になれば、ほかの相手が見つかる保証はないですし、一生が台無しになる可能性があります。秋篠宮さまも眞子さまの意思を尊重されるスタンスなので、税金から捻出される一時金を辞退して国民の怒りを抑えることで結婚される形が、眞子さまにとって一番いい形だとも考えられるでしょう。

「先輩に失礼すぎる」「これは共感」“手作りおにぎり”拒絶が賛否を集めた芸能人

 湿度や気温が高くなると心配されるのが食中毒。お弁当の定番メニューであるおにぎりは、その中でも特に注意が必要だという。きれいにしているつもりの手指でも、食中毒を引き起こす細菌やウイルスを完全に排除するのは困難なため、おにぎりを握る時にラップを使うと衛生的だとされ、おにぎり用の抗菌ラップなども販売されている。

 しかし、いくら配慮されていても、他人が握ったおにぎりを食べられない人もいるだろう。タレントで医師の西川史子は、元AKB48の篠田麻里子が握ったおにぎりの試食を拒否し、物議を醸した。

 6月16日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した篠田が、今朝作ったという玄米おにぎりを持って登場。西川をはじめとする番組レギュラー陣に配っていると、「人の握ったおにぎりって、ちょっと……」と西川は拒絶するような反応を見せ、篠田がラップを使ったことが判明した後も「人のおにぎりはちょっと私、苦手ですね」とやはり拒絶。その後、司会の爆笑問題・田中裕二から「うるせえ、黙って食べろ」とツッコまれ、「食べますよ、食べりゃいいんでしょう」と無理やりおにぎりを口にした。

「この様子に、ネットユーザーからは『苦手だとしても、あの場でいちいち言う必要ある?』『ラップを使っているなら食べられるでしょ』と西川への批判が寄せられる一方、『これは共感する。素人の握ったおにぎりは食べたくない』と同意する声も上がりました」(芸能ライター)

 King&Princeは、所属事務所の先輩であるTOKIO・国分太一の握ったおにぎりを敬遠し、批判を集めた。2018年8月15日、情報番組『ビビット』(TBS系)で、多忙を極めていたKing&Princeのため、国分自らがおにぎりを握って差し入れする企画を放送。King&Princeのコンサートの楽屋におにぎりを置いて、メンバーの反応を隠しカメラで撮影する内容で、おにぎりには「国分太一より」「梅入ってるよ」とメッセージを添えてスタンバイ。

「差し入れに気づいた神宮寺勇太は、しきりにおにぎりのニオイを嗅いだ後、一度手にするも、結局戻して退散。高橋海人は『梅食べれないもん』と言い、平野に至っては『これ、太一さんの“手あか”がついてるってこと?』と発言しまいた。このリアクションに、ネットユーザーは『常温で放置された手作りのおにぎりは食べたくない』と理解を示す声もありましたが、『先輩に失礼すぎる。かなり引いた』『一生懸命作った太一がかわいそうだった』とさまざまな意見が飛び交いました」(同)

 さらに、歌手の西川貴教も15年3月26日配信のインターネット番組『西川貴教のイエノミ!!』の中で、ゲスト出演したアイドルグループ・ベイビーレイズJAPANのメンバー・高見奈央が握ったおにぎりを拒否して、さまざまな声が上がることとなった。

 高見は、「今日のために初めておにぎり握ってきました!」とうれしそうに、西川におにぎりを差し入れ。しかし、西川は「まじかー」とうつむき、「俺、人の母ちゃんが握ったおにぎりとか食べられへんタイプ」と告白し、「人の手には雑菌がたくさんついている」などと理由を付けて実食を拒否。結局、高見の熱意に負け、おにぎりを半分ほど口にしたものの、「高見は3日洗っていない靴下を履いている」「高見の衣装だけ手袋にカビが生えた」など、西川の気持ちに追い打ちをかけるような不潔なエピソードが披露された。

「かたくなに拒否し続けた西川に対し、ネット上からは『作ってくれた人を侮辱しているとは思わないのかな』というコメントがあるにはあったのですが、『不潔な人が作ったおにぎりは絶対に食べたくない』『神経質までいかない自分でも無理』といった同情の声が多数寄せられました」(同)

 ネットユーザーの共感も集まる話題だが、握ってくれた相手への配慮も必要なのかもしれない。
(立花はるか)

赤西仁「ジャニーさん追悼歌」でカマす、東大クイズ王は性教育不足?……週末芸能ニュース雑話

デスクT 今週の芸能トピックスといえば、やっぱりジャニー喜多川さんの訃報だね。ジャニーズウォッチでおなじみの姉妹サイト「サイゾーウーマン」編集部も落ち込んでいるよ。

記者H 先月18日に自宅で倒れ、都内の病院へ緊急搬送された直後は死亡説も飛び交い、23日に東山が司会を務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で発表があるのでは、と目されていました。しかし、結局動きはなく、その後、しばらく沈黙が続きました。

デスク 今月1日に事務所から、「解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血で倒れ、入院中」と公式発表があったときには、正直ホッとしたけど、高齢ということもあって、帰らぬ人になってしまったね。

記者 ジャニタレが次々と追悼コメントを出していますが、中でも注目を集めたのは、TOKIO・長瀬智也の「ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです。僕も地獄を目指している男なのでまた地獄で会いましょう」というコメント。ジャニーズらしからぬワイルドなイメージで売っている彼だけあって、実にロックですね。

デスク でも、僕はジャニーさんには天国で安らかに眠ってほしいよ。SMAPの解散に始まり、ここ数年は事務所のゴタゴタで心労が続いていただろうし……。

記者 確かに、そうですね。退所組もSNSでコメントを発表していましたが、パンチが効いていたのは元KAT-TUINの赤西仁の追悼ソング。全編英語詞で、「あなたは僕の世界を変えたってわかっていなかった」「あなたは行ってしまうの? それとも残るの?」「あなたのことが大好きだから行かせられない」などの言葉が紡がれており、赤西らしい追悼だと、話題になりました。

デスク いま海外ではやってるアレンジをふんだんに取り入れたおしゃれな1曲だね。雰囲気は出てる。仁の地声、まったく生かされてない気もするけど……。いや、そもそも声がか細いんだよな。もっと腹から声を出せ、腹から! アレンジでごまかすな! とはいえ、ジャニーさんのスペオキで、KAT-TUN脱退後も海外進出へのサポートを受けていた仁だけあって、追悼ソングはほかのやつらとは一緒にされたくない、というプライドの現れなのかもしれないね。ジャニーさんのためにも、そろそろ本気出してほしいな。ハワイに寿司屋出してる場合じゃないよ!

デスク 話は変わるけど、また東大のクイズ王に女性トラブルだって?

記者 はい。東大医学部生で、『東大王』(TBS系)はじめ、クイズ番組に多数出演し、“東大医学部のプリンス”“閃光のクイズ貴公子”と呼ばれている水上颯クン(23)が、3年間交際していた女子大生を妊娠させ、ポイ捨てしたと。交際中は「まるで王子様みたいにかっこよかった」そうですが、女子大生が「生理がこない」と打ち明けると途端に冷たくなり、連絡も取れなくなってしまったそうです。結果、彼女はひとりで中絶手術を受けたといいます。

デスク 東大生のクイズ王といえば、つい先日、げんげんこと河野玄斗クン(23)にも、そんな報道あったよね。どうなってるんだ、東大生の性生活は!?

記者 河野クンの報道があって、水上クンは慌ててくだんの女子大生に連絡したみたいです。「そういえば、生理来た?」と。

デスク 顔に似合わず、ゲスすぎるな。

記者 河野クンの場合は、飲み会で出会ったモデルをお持ち帰りして、妊娠させてしまったと報じられています。こちらは2人で話し合いの末、中絶に合意し、その後1年間、河野クンは心身のダメージを受けた女性をケアしていたようですが……。とはいえ、水上クンも河野クンも好青年といった感じで人気が高かっただけに、イメージダウンは免れそうにありません。

デスク 2人が医学部生というのも、世間のショックが大きい一因だろうね。河野クンの母親もテレビに出演して「読み聞かせは家電の取扱説明書」といった独自の教育法を紹介していたけど、勉強やクイズの前に性教育だよ。とにかく、コンドームはつけようよ!!

記者 まぁまぁ、落ち着いてください! とはいえ、世の中のクイズ番組ブームに水を差すことになりそうですね。

 

記者 最後にどうでもいいニュースをひとつ。秋元康がプロデュースする吉本のアイドルグループ「吉本坂46」から、野沢直子が卒業するそうです。なんでも、アメリカでの生活との両立が難しくなったというのが理由だとか。

デスク そもそも、野沢直子が所属してたことさえ知らなかった。

記者 ココリコ遠藤やトレンディエンジェル、ガンバレルーヤ、ゆりやんレトリィバァなど人気芸人も所属していますが、グループの世間的な知名度は低く、ウケるわけでもなく、スベるわけでもなく、中途半端な立ち位置ですよね。たびたび吉本から「取材してくれ」と言われるんですが、正直扱いづらくて……。

デスク このオーディションが始まったときから、そんな予感はしていたけど……。数年後には、確実に黒歴史になってそうだね。野沢直子なんて出稼ぎだけがウリなのに、通年で見られたら価値がない!

記者 ひとまず、野沢直子には、しばらくアメリカで静かにしておいてほしいですね!

元KAT-TUN・田口淳之介、初公判でプロポーズは判決に影響する? 弁護士が解説

 大麻取締法違反の罪で起訴されていた元KAT-TUNのメンバー・田口淳之介被告と、恋人である小嶺麗奈被告の初公判が、7月11日に東京地裁で行われた。2人とも起訴内容を認めたものの、弁護人による被告人質問での両者の発言内容に対し、ネット上では「とても反省しているようには思えない」と厳しい声が噴出しているという。

 答弁によると、2人は2006年頃から交際をスタート。その後、マスコミに熱愛が報じられると、小嶺は悪質な田口ファンから嫌がらせを受けるようになり、また仕事のストレスも重なったことで、摂食障害、耳管狭窄症などを発症したという。そうした苦しい日々の中、小嶺は09年に大麻に手を染め、一方の田口も小嶺に誘われる形で、約10年前から大麻を使用するようになったそうだ。

 今回の初公判で最も注目を浴びたのは、2人が今後も交際を続けていくことを表明した点だ。小嶺は、弁護人からの「交際を続けたいと思っていますか」という質問に、「続けていきたいと思っています」「交際を続けるなら結婚したいと思っています」と答え、田口もまた「僕も彼女と一緒で、続けていきたいと思っています」と発言。一部メディアがこの様子を「公開プロポーズ」と称し、冷ややかな論調で報じると、ネット上も同様に「恋愛ドラマじゃないんだから」「頭がお花畑なの?」などの批判であふれ、中には「また2人して薬物を使いそう」「きっぱりと別れると言うべきだった」「裁判官もあきれているのでは」といった指摘も飛び出した。

 この点について弁護人は「2人の交際関係がどうなるかは重大な関心があると思う。(中略)それでも2人が別れを選ばなかったことは、それだけ強い絆があるということです。共に罪を犯さないと決意したことを評価し、信じたいと思います」と語っていたが、再犯の可能性を疑う者は後を絶たない様子。

 果たして、初公判における“公開プロポーズ”は、今後どんな影響を及ぼす可能性があるのだろうか。弁護士法人ALG&Associatesの山岸純弁護士に話を聞いた。

 今回、田口と小嶺が2人一緒の公判となった点について、一部メディアでは「芸能人の薬物事件では異例」と報じられ、ネット上でも「なぜ?」との疑問が出ているが、山岸氏は「大麻は、1人ではなく、パーティーなど複数人で使用するケースが多い。逆に覚せい剤は1人で使用することが多いですね」という特徴を述べたうえで、次のように解説する。

「複数で逮捕された場合、1人で裁判を行うと『私は相手に誘われてやっただけ』『今回が初めてです』など、自分だけは軽い罪であるといった言い逃れをする可能性があります。それをさせないために、一緒に裁判を行うのです。田口被告と小嶺被告の場合も同様で、どちらが主体となって大麻を使用したのかについて、自己保身に走ることがないようにしたのでしょう」

 こうした経緯から、2人そろって交際継続、またゆくゆくの結婚を宣言するに至ったわけだが、世間では「再犯の可能性を高めるのではないか」「裁判官の心証を悪くする」などの声が出ている。一般論として、一緒に薬物を使用して逮捕されたカップルが、その後も交際を続けると、「再び薬物に手を染めてしまう可能性はあると思います。人間というのは、弱いものですから」と山岸氏は言う。

「ただし、“裁判官の心証”としては、何とも言えません。『一緒に大麻を使用していたのだから、またやるだろう』と考えられる一方、『お互い監視し合うことで、もう二度と大麻を使わないだろう』とも考えられます。つまり、どちらにも捉えられるわけです。大事なのは、両被告がいかに裁判官を説得するか。交際継続という選択をすることで、『二度と大麻に手を染めない』と、裁判官に納得してもらえればいいのです。別れる/別れないは男女の恋愛の話であって、薬物をやる/やらないの話ではありません。なので『別れると言った方が裁判官の心証がいい、交際を続けると言うと心証が悪い』ということではなく、たとえ法廷で『別れます』と宣言しても、裁判官はまず信用しないでしょう」

 なお、ネット上では、小嶺が暗に「田口のファンのせいで」大麻を使用するようになったと示唆し、田口もまた「彼女が私や私のファンに気を使って自分自身をすり減らしていた」と話したことから、ネット上では「そうであれば交際をやめればよかったのでは?」「ファンのせいだというなら、芸能活動をやめればいいのに」といった厳しい声も聞こえてくる。これについても、山岸氏は「ファンがどうこうという話は関係ありません。ただの言い訳でしかなく、ファンから嫌がらせを受けたとて、大麻を使用していい理由にはなりませんから。それは当たり前のことです」とピシャリ。

 検察側は田口と小嶺それぞれに、懲役6カ月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めているが、山岸氏いわく「大麻所持、初犯であれば、その程度だと思います。執行猶予が付くことでしょう」とのこと。初公判に関して、「まるで恋愛ドラマ」などと揶揄される向きがあるものの、「そういったポーズをとったところで、裁判官はだまされません。通常の一般人と変わらず裁かれます」ときっぱり断言した。

 判決は7月30日に言い渡される。田口と小嶺は、いまどんな心境で判決を待っているのだろうか――。

元KAT-TUN・田口淳之介、初公判でプロポーズは判決に影響する? 弁護士が解説

 大麻取締法違反の罪で起訴されていた元KAT-TUNのメンバー・田口淳之介被告と、恋人である小嶺麗奈被告の初公判が、7月11日に東京地裁で行われた。2人とも起訴内容を認めたものの、弁護人による被告人質問での両者の発言内容に対し、ネット上では「とても反省しているようには思えない」と厳しい声が噴出しているという。

 答弁によると、2人は2006年頃から交際をスタート。その後、マスコミに熱愛が報じられると、小嶺は悪質な田口ファンから嫌がらせを受けるようになり、また仕事のストレスも重なったことで、摂食障害、耳管狭窄症などを発症したという。そうした苦しい日々の中、小嶺は09年に大麻に手を染め、一方の田口も小嶺に誘われる形で、約10年前から大麻を使用するようになったそうだ。

 今回の初公判で最も注目を浴びたのは、2人が今後も交際を続けていくことを表明した点だ。小嶺は、弁護人からの「交際を続けたいと思っていますか」という質問に、「続けていきたいと思っています」「交際を続けるなら結婚したいと思っています」と答え、田口もまた「僕も彼女と一緒で、続けていきたいと思っています」と発言。一部メディアがこの様子を「公開プロポーズ」と称し、冷ややかな論調で報じると、ネット上も同様に「恋愛ドラマじゃないんだから」「頭がお花畑なの?」などの批判であふれ、中には「また2人して薬物を使いそう」「きっぱりと別れると言うべきだった」「裁判官もあきれているのでは」といった指摘も飛び出した。

 この点について弁護人は「2人の交際関係がどうなるかは重大な関心があると思う。(中略)それでも2人が別れを選ばなかったことは、それだけ強い絆があるということです。共に罪を犯さないと決意したことを評価し、信じたいと思います」と語っていたが、再犯の可能性を疑う者は後を絶たない様子。

 果たして、初公判における“公開プロポーズ”は、今後どんな影響を及ぼす可能性があるのだろうか。弁護士法人ALG&Associatesの山岸純弁護士に話を聞いた。

 今回、田口と小嶺が2人一緒の公判となった点について、一部メディアでは「芸能人の薬物事件では異例」と報じられ、ネット上でも「なぜ?」との疑問が出ているが、山岸氏は「大麻は、1人ではなく、パーティーなど複数人で使用するケースが多い。逆に覚せい剤は1人で使用することが多いですね」という特徴を述べたうえで、次のように解説する。

「複数で逮捕された場合、1人で裁判を行うと『私は相手に誘われてやっただけ』『今回が初めてです』など、自分だけは軽い罪であるといった言い逃れをする可能性があります。それをさせないために、一緒に裁判を行うのです。田口被告と小嶺被告の場合も同様で、どちらが主体となって大麻を使用したのかについて、自己保身に走ることがないようにしたのでしょう」

 こうした経緯から、2人そろって交際継続、またゆくゆくの結婚を宣言するに至ったわけだが、世間では「再犯の可能性を高めるのではないか」「裁判官の心証を悪くする」などの声が出ている。一般論として、一緒に薬物を使用して逮捕されたカップルが、その後も交際を続けると、「再び薬物に手を染めてしまう可能性はあると思います。人間というのは、弱いものですから」と山岸氏は言う。

「ただし、“裁判官の心証”としては、何とも言えません。『一緒に大麻を使用していたのだから、またやるだろう』と考えられる一方、『お互い監視し合うことで、もう二度と大麻を使わないだろう』とも考えられます。つまり、どちらにも捉えられるわけです。大事なのは、両被告がいかに裁判官を説得するか。交際継続という選択をすることで、『二度と大麻に手を染めない』と、裁判官に納得してもらえればいいのです。別れる/別れないは男女の恋愛の話であって、薬物をやる/やらないの話ではありません。なので『別れると言った方が裁判官の心証がいい、交際を続けると言うと心証が悪い』ということではなく、たとえ法廷で『別れます』と宣言しても、裁判官はまず信用しないでしょう」

 なお、ネット上では、小嶺が暗に「田口のファンのせいで」大麻を使用するようになったと示唆し、田口もまた「彼女が私や私のファンに気を使って自分自身をすり減らしていた」と話したことから、ネット上では「そうであれば交際をやめればよかったのでは?」「ファンのせいだというなら、芸能活動をやめればいいのに」といった厳しい声も聞こえてくる。これについても、山岸氏は「ファンがどうこうという話は関係ありません。ただの言い訳でしかなく、ファンから嫌がらせを受けたとて、大麻を使用していい理由にはなりませんから。それは当たり前のことです」とピシャリ。

 検察側は田口と小嶺それぞれに、懲役6カ月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めているが、山岸氏いわく「大麻所持、初犯であれば、その程度だと思います。執行猶予が付くことでしょう」とのこと。初公判に関して、「まるで恋愛ドラマ」などと揶揄される向きがあるものの、「そういったポーズをとったところで、裁判官はだまされません。通常の一般人と変わらず裁かれます」ときっぱり断言した。

 判決は7月30日に言い渡される。田口と小嶺は、いまどんな心境で判決を待っているのだろうか――。

【配信者マンガ】「ネットの世界でも、人との関係は築ける」――”配信者”でよかった【第36回】

不倫バレ、嫉妬で放火、ニセ札作りに救急車……何度警察のお世話になったって、ぜ~んぶ「配信のネタ」なんです!?

マンガ芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!?で数々の芸能タブーをぶっちゃけてきた
怖いもの知らずのグラドル漫画家・あさの☆ひかりが、今度はなんと「ネット配信者の世界」を大暴露!!

【配信者マンガ】【第27回】の画像1

 

末期がんのリスナーさん・後編

――本作は、今回のお話で一旦お休みとなります。あさの先生の新作をお楽しみに!

このマンガへのコメントを読む・書く

あさの☆ひかり
10月3日生まれ。東京都出身。
グラビアアイドルとして活動したのち、エッセイマンガ家として多数の作品を発表。潜入取材を得意とし、社会の裏側からサブカル、芸能界まで幅広いネタをマンガにしている。
既刊に『芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき』(ぶんか社)『何度か消されかけましたが、こりずに芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 』(同)など。

◎あさの☆ひかりTwitter
https://twitter.com/asano_hikali


<バックナンバーはこちら>

第1回~第4回・まとめ読み
第5回~第8回・まとめ読み
第9回~第12回・まとめ読み
第13回~第16回・まとめ読み
第17回~第20回・まとめ読み
第21回~第24回・まとめ読み
第25回~第28回・まとめ読み
第29回~第32回・まとめ読み

第33回…凸待ちでリスナーと直電
第34回…32万円のダッチワイフ
第35回…末期がんのファン・前編

★★★電子書籍化に伴い、サイゾーウーマンでの公開は7月22日(月)をもって終了いたします。★★★
★★★無料で読めるのは今だけ!★★★

【配信者マンガ】「ネットの世界でも、人との関係は築ける」――”配信者”でよかった【第36回】

不倫バレ、嫉妬で放火、ニセ札作りに救急車……何度警察のお世話になったって、ぜ~んぶ「配信のネタ」なんです!?

マンガ芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!?で数々の芸能タブーをぶっちゃけてきた
怖いもの知らずのグラドル漫画家・あさの☆ひかりが、今度はなんと「ネット配信者の世界」を大暴露!!

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末期がんのリスナーさん・後編

――本作は、今回のお話で一旦お休みとなります。あさの先生の新作をお楽しみに!

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あさの☆ひかり
10月3日生まれ。東京都出身。
グラビアアイドルとして活動したのち、エッセイマンガ家として多数の作品を発表。潜入取材を得意とし、社会の裏側からサブカル、芸能界まで幅広いネタをマンガにしている。
既刊に『芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき』(ぶんか社)『何度か消されかけましたが、こりずに芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 』(同)など。

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第34回…32万円のダッチワイフ
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