『インハンド』最終話 山下智久の新たな代表作に? ツッコミどころ満載も続編を期待

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)も今回でラスト。21日に放送された最終話は平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、初回以来の2ケタ達成で有終の美を飾りました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、新型のエボラウイルスが蔓延し、封鎖されてしまった栃木県・相羽村に残ることになった紐倉哲(山下)。そのウイルスを研究していた元上司の福山和成(時任三郎)は肺ガンで倒れ、ウイルスを撒き散らしたとされる福山の息子・新太(磯村勇斗)は姿を消してしまいます。

 そうこうしている間にも村人たちは次々と倒れ、遂には高家春馬(濱田岳)の幼馴染み・棚橋弘樹(平岡祐太)までもが、婚約者の杉山美園(石橋杏奈)とお腹の中の子どもを残し、死んでしまいます。

 この悲惨な状況を見た紐倉は、患者から弱毒化したウイルスを採取して生ワクチンを開発することを決意。しかし、それはあまりにも困難を極め、天才を豪語する紐倉も珍しく弱気になってしまいます。

 そんな中、山奥で密かにワクチンの開発をしていた新太を発見。自身がアメリカから連れてきた研究仲間が、相羽村を実験場にしてウイルスを撒き散らしたと知った高家は激怒し、“人類の未来のため”と強調して理解を求める新太に対し、紐倉も怒りをあらわにするのでした。

 その後、月日が経ち、美園が出産期を迎えるも、村の中に産婦人科の医師はいません。そこで急遽、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)が呼んだ産婦人科の医師にテレビ電話でアドバイスを仰ぎながら、高家が執刀することになります。

 逆子で難産だったものの、何とかオペを切り抜けた高家ですが、その後、ウイルスに感染して倒れてしまいます。5日以内に100%死ぬという状況の中、ワクチンを開発して助けることもできず、紐倉は自分の無力さを嘆きます。

 ところが、高家は5日を過ぎても死なず。実は実家の畑から採れた野菜にはさまざまな寄生虫が含まれ、そのどれかがエボラウイルスに対して強い抗体となっていたのです。そして、高家のカラダから弱毒化したウイルスを取り出し、生ワクチンを開発したことで相羽村の人々は救われ、封鎖も解かれるのでした。

 その後、高家は紐倉の元を離れてアジアの国で医師活動を始めるも、そこへ紐倉が現れて助手としてこき使われることに。また、牧野は念願だった外務省へ返り咲き、海外での任務を開始、というところで終了となりました。

 前回に続いて封鎖された相羽村が舞台となったのですが、BSL4(バイオセーフティーレベル4)の危険な細菌が蔓延している割には、紐倉が防護服を着用せずに山奥へ足を運んだり、高家が呑気に花に水をあげたり、患者の収容所が簡易なテントだったりと、細部に意識が行きわたっていないために、極限状態の危機感が損なわれてしまう演出が残念でした。

 それに加えて、新太の研究仲間がウイルスを撒き散らした動機もいまいち理解できず。なぜ村を実験場にする必要があったのか? 最終回を盛り上げるべく、強引にパンデミックな展開にした感が否めませんでした。

 また、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の中に厚生労働省へ情報を流している裏切り者がいる、と前々回から煽っていた割には、御子柴隼人(オリエンタルラジオ・藤森慎吾)が「僕です」とあっさり自首。厚生労働省のお偉いさんとの会話を録音していたことを明かし、マスコミに流すという展開は安易かつ肩透かしをくらった印象です。

 最終話はツッコミどころ満載といった感じでしたが、全話を通じて評価するならば、メインキャスト3人のキャラクター、相互の関係性、ストーリーのテンポなど、どれをとっても満足のいくレベルだったと思います。

 特に紐倉に関しては、変わり者の天才、という手垢が付きまくった設定かつ山下のボソボソとした喋り方を見て、第1話の段階ではあまり期待感は抱けなかったのですが、高家との出会いや元助手・入谷廻(松下優也)を巡る過去のトラウマを断ち切ったことで成長。相変わらず喋る時のトーンは低いものの、徐々に人間味が増してきた印象です。

 その例として今回、人類の未来を守るためにある程度の犠牲は仕方がない、と主張する新太に同意を求められた際、否定した点が挙げられます。ドラマの序盤で同じことを訊かれていたら恐らく、紐倉は迷うことなく同調していたことでしょう。

 また、高家の実家の畑にエボラウイルスに抵抗する寄生虫が存在することに気づいたのも、それ以前に高家に連れられて畑仕事に繰り出していたからこそ。研究室から出て、人間的な交流を得たことで紐倉は真の天才へと変化したのではないでしょうか。

 視聴率的には物足りなかったですが、山下の新たな代表作になるポテンシャルは十分に秘めているドラマだと感じましたし、その成長をもっと見たい。シリーズ化をぜひ期待したいところです。

(文=大羽鴨乃)

今週のマンガ情報 6作品更新★★★★(6月28日最新)

 ★★★今週のマンガ情報をお知らせします★★★

「私の彼が毒親から逃れられない!~婚約破棄で訴えてやる・番外編~」音咲椿/第26回

印税が入ってくる!!「これで親孝行できるかな」彼の思いは…

 

「ヤリマン引退!」ドルショック竹下/第57回

ぞうさん型の「ヌルヌルしたオモチャ」どう洗う?

 

「アラサー独身女、今日も日雇いで生きてます」柿ノ種まきこ/第53回

■刺激たっぷり!? ピュアボーイが赤面するオトナな現場

 

「ネット配信で人生が狂った人の裏側ぶっちゃけていいスか!?」あさのひかり/33回

電話の相手は「意外な人物」!?  凸待ち配信でリスナーと直電!

 

「私の生理、『病名』がつきました。」まお/第72回

知らなかった!漢方薬に「正しい飲み方」があったなんて

 

 

「統合失調症にかかりました~ニャンサイド~」さいこ/第4回

フテキゴウ

☆そのほか、連載一覧はこちら

King&Prince・永瀬廉、深夜に「上半身裸」「ガチガチに決めた」写真を送ってきたメンバー告発

 6月13日に番組がスタートした『King&Prince永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送)。6月27日は、まだ3回目の放送だったが、早くもパーソナリティの永瀬廉に関ジャニ∞・村上信五から「ラジオ出演」の要望があったようだ。

 永瀬は、番組冒頭で「なんと村上くんから直々にメールをいただいて」とうれしそうに報告。内容は「ラジオ出して!」とラジオ出演要請のメールだったらしく、村上から「ちょっと廉から言っといて」と書かれていたという。そこで、永瀬は素直に「ちょっと今“公開お願い”ですよね。これでちょっと(ラジオに)呼んでもらいやすくしようという魂胆があって」と村上の指示通りにラジオで宣言。しっかりスタッフやリスナーに根回しするのが村上らしいところだろう。

 また、この番組は『ジャニーズWESTのレコメン!』(同)内で放送されるため、パーソナリティを務めている桐山照史からも「頑張ってな、(ラジオが)決まったんやろ。頑張ってな」とメールが届いたという。一方、13日の放送で「コンサート中に永瀬の前髪をイジったらブチ切れられた」というエピソードを披露していた中間淳太からは、音沙汰なしのようだ。

 これについて永瀬は、「僕が中学生の頃、すごい前髪を(スプレーで)固めてる時期で。淳太くんが僕の前髪を触るっていうイジリがあったんですよ」と解説。そして「これ流せるかわからないですけど」と前置きしつつ、「淳太くんてわからなかったんですよ、もちろん。で、触られたことに対して『おい誰やねん、殺すぞ!』」と当時の状況を説明し、「(触ったのが)淳太くんって後から知って……ちびりそうになりました。そこから目を見て話せなくなった……という思い出ですよね」と明かしていた。

 そして、King&Princeの周りで起きた事件を見出し風に報告する「今週の王国事件簿」のコーナーでは、“King&Prince 深夜のコソ練”と見出しを発表。岸優太、平野紫耀、高橋海人から深夜に「上半身裸の画像」が送られてきたと報告した。

 永瀬は参加できなかったものの、その日は7月19日から始まるライブツアー『King&Prince CONCERT TOUR 2019』に向けてのリハーサルをしていたそうで、午後8時に終わったにもかかわらず、3人は「そこから22時まで2時間、ガッツリ筋トレ始めたみたいで」とのこと。永瀬に届いたのは筋トレの成果の画像だったようだ。

 筋肉もりもりの「サイヤ人レベル」に仕上がった体で、「パンツのロゴ見して、みたいなガチガチに決めて。ファンに見せるわけでもないのに」と送られてきた写真の内容を報告したが、しかし「なぜかその横に一番どっしりとマネジャーが構えてるんですよ。上半身裸で」と、マネジャーまでもが上半身裸の「謎の4ショット」だったよう。

 そして永瀬は、「一番謎なのが、そこに神宮寺(勇太)がいないという」と疑問を口にし、「ちょっと僕も謎なんで次メンバーに会ったら『なんでジンおらんかったのか?』と聞いてみたいと思います」と語っていた。

 永瀬に対し、ファンからは「そのお写真ぜひ! 見せてほしい!」「メンバーの筋トレ後写真をブログに載せてください! 廉さま」「紫耀岸海人+マネジャーさんのお宝ショット見てみたい」の声が続出。神宮寺が消えた謎の答えとともに、ぜひ“お宝ショット”もどこかでお披露目してほしいものだ。
(華山いの)

「オナニーをエロサイトで配信」「サド上司から言葉攻め」オンナたちの調教セックス体験談!

 最近、会社の同僚と付き合い始めたという友人のR子。彼は爽やか系のイケメンで、写真を見て思わず「羨ましい……」と声に出してしまった私ですが、彼と付き合って、新たな悩みができたというんです。それは、彼が“ドS”で毎回エッチが特殊だということ。なんでも、場所は必ず“人目があるところ”や“外の見える場所”。最初は車内でのエッチから始まり、会社の会議室や、非常階段、夜の公園やハプニングバーなど……。はじめは恥ずかしくてイヤだったというR子ですが、今では「人の視線」や「羞恥心」がないとイケなくなってしまったというから驚きです。彼にすっかり調教されてしまった様子を見て、私もアブノーマルな体験をしてみたくなってしまいました。

 とはいえ、踏み出す勇気もなければ相手もおらず……。まずはマンガで疑似体験を楽しんでみることに。『つむぎと秘蜜の甘いミッション~ドS上司に調教服従~』は、R子カップルが題材!? と思うほど、“愛の調教プレイ”が詰め込まれた作品。

エロサイトでオナニー動画配信!?

 ヒロインのOL・つむぎが恋した相手は、社内でも人気のイケメン上司・圭介。思い切って告白したところ、無事OKをもらったのですが、圭介には問題が。なんと「普通のエッチじゃイケない」というのです。圭介の要望は、深夜のオフィスでのエッチや羞恥プレイなんて序の口で、ローターを挿入したまま散歩させられたり、声の出せない試着室で執拗に愛撫されたり……。さらには「今からお前のオナニーをエロサイトで流すんだよ」と、ひとりHの配信まで……!?

 はじめは恥ずかしがっていたつむぎですが、圭介の要望に応えるうちにどんどん淫らに、感じやすい体になっていくのがとってもエロい! でも、“ただエロい”だけでなく、2人の関係がどうなっていくのかも気になる展開なので、「めちゃくちゃエロい作品が読みたいけど、内容がないとつまらない!」「調教モノは読みたいけど、痛々しい表現や絵は苦手」なんて人には、おススメです!

心も体も言葉で調教され……

 さらに、『調教系男子 オオカミ様と子猫ちゃん』も“愛の調教プレイ”満載のオフィスラブ作品。ヒロインの深雪は、どこか陰のあるイケメン上司の鞍馬に憧れていて、思い切って告白したところ、見事に成就。ただ、鞍馬は生粋の“サド”だと判明し……。

 普段は落ち着いていて優しく、清潔感のある鞍馬ですが、Hのときは途端に“サド”となり、「自分で服をめくって身体を俺に見せなさい」「中がヒクついてきた。俺に抱かれたい?」「イキたいの?我慢しなさい」などと言葉で攻められながら、深雪は調教されることに。初めは鞍馬の優しいところが好きだった深雪ですが、素直に従って調教されるたびに、いつの間にかクールでサドな鞍馬も受け入れ、求めるようになり――心も体も躾けられていきます。

 調教系の作品は“オラオラ系”や“無理やり”が多い中、こちらの作品は両想いの男女なので、深い愛を感じられるストーリー。絵柄が綺麗で、描写も丁寧で読みやすく、調教作品初心者さんにもおススメできます。過激で淫ら、だけど純愛な作品に、ゾクゾクしっぱなしです!

 さまざまな場所で繰り広げられる調教。実際に行うのはさすがに難しいことばかりですが、コミックなら誰にも迷惑をかけずに読み放題! 今までアブノーマルな作品には手を出してこなかったという皆さんも、読んでみると私のように新しい扉を開いてしまうかもしれませんよ。

まんが王国

※当記事はPRです

Sexy Zone・中島健人、風間俊介の存在は「崇め奉る神」「20年お世話になってる」と告白

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)の6月24~27日の放送回に中島健人と佐藤勝利が登場。24日の放送では、中島が風間俊介のことを「神!」と崇める理由について明かした。

 この日、リスナーから「『アメトーク!』(テレビ朝日系)の○○芸人のように○○ジャニーズがあるとするならば、みなさんは何ジャニーズですか?」という質問が届いた。

 同日の24日は、『アメトーーク!』のMCを務める雨上がり決死隊・宮迫博之や『ロンドンハーツ』(同)に出演のロンドンブーツ1号2号・田村亮ら吉本興業所属の芸人が、反社会勢力のイベントに“闇営業”で参加していたとして謹慎処分になったという報道が出たばかり。『アメトーーク!』にも“打ち切り説”が出るなど、まさにタイムリーすぎる話題となったが『Sexy ZoneのQrzone』は事前収録のため、トークは何事もなかったように展開されていった。

 中島と佐藤は、番組を見ているようで「一緒に話してるときに、『アメトーーク』見たっていう話題で結構しゃべりましたもんね」(佐藤)「『ロンハー』『アメトーーク』大好き」(中島)と明かし、「アメトーーク大好きジャニーズ」だと宣言。

 そして、中島は「遊戯王ジャニーズ」でもあるそうで、佐藤も納得。というのも中島は以前から「遊戯王好き」を宣言しているからだ。『遊☆戯☆王』は1996~2004年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で掲載されていた漫画で、アニメシリーズ化されゲームにもなっている。特に、作中に出てくるトレーディングカードを使った「遊戯王オフィシャルカードゲーム」は絶大な人気を誇り、多くのファンがいる。

 中島も学生の頃からカードゲームにハマっている一人であり、特に「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン」というレアカードがお気に入りで、16年には「30枚持っている」と明かしており、同年に出演した『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で自宅を公開した際には、壁一面にファイリングされたカードが飾られていた。その後、18年に主演を務めた映画『ニセコイ』のイベントでは、「ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンのカードを80枚持っている」と発言し、わずか2年で激増したカードに、ファンは驚愕していた。ちなみに、今回のラジオによると「ずーっと飾ってあるから、今でも」と変化はないようだ。

 そして、実はアニメの主人公・武藤遊戯の初代声優を務めていたのがジャニーズの先輩の風間俊介。そこで佐藤が、「風間くんはケンティーにとってどういう存在なの?」と聞くと「いや、もう“崇め奉る神”だと思うな」「だって20年、風間くんの声にお世話になってるから」と真面目に返答。

 ただ、中島は「俺、“遊戯”派じゃないから実は。申し訳ないけど、“海馬”派だから」と、ライバルの海馬瀬人の方が好きだったらしく、以前風間と対談した際には「それを最初すごく言いづらかった」と振り返っていたのだった。

 ファンからは「アメトーーク! 出てほしい!」との声があがっていたが、ぜひ「遊戯王大好きジャニーズ」として思う存分に遊戯王を語れる機会を中島に与えてあげてほしいものだ。
(華山いの)

嵐・櫻井翔、『VS嵐』で暴露された「なんのこと?」とファン4万人困惑の“大スベリ”MC

 嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が6月27日に放送された。この日のゲストは女優の篠原涼子率いる映画『今日も嫌がらせ弁当』チーム。また、嵐チームに加わるプラスワンゲストには、平成ノブシコブシの吉村崇とオリエンタルラジコの藤森慎吾が登場した。

 『今日も嫌がらせ弁当』チームには俳優の佐藤隆太も参加。佐藤といえば櫻井翔とは2002年のドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)で共演して以来、プライベートでも仲がいいことで知られており、櫻井がMCを務める番組『櫻井・有吉THE夜会』(同、5月30日)では、櫻井と、佐藤に俳優の妻夫木聡を加えた3人でのプライベート旅行を敢行。素の3人が九州旅行を楽しむ姿が放送されていた。

 この日の放送では、佐藤が天の声から「先日嵐のコンサートで櫻井さんの恥ずかしい瞬間を見たようですが」と話を振られ、「他の番組(『櫻井・有吉THE夜会』)で翔とブッキー(妻夫木聡)と1日ロケをやったんですね」と説明し、「朝から晩までぶっ通しでやって、それをオンエアするとなるとかなりの長時間になる、長編になっちゃうよってことを福岡ドームのでっかいステージでMCの時に『これは、「ベン・ハー」並みになるぞ』って言ったんですよ」と櫻井が豪語したことを明かした。

 『ベン・ハー』とは1959年に制作されたアメリカの映画で、3時間42分の長編だが、佐藤のこの発言にスタジオはきょとん。続けて「……で、いまのリアクションでわかる通り、僕はひとりで爆笑してたんですけど、福岡ドーム4万人、誰もクスリともせず。4万分の1です」と櫻井が大スベリしたとうれしそうに話したのだった。

 これに櫻井は「隆ちゃんがすごい笑ってくれたっていうから、当然俺ね、翌日もぶっ込んだんだよ。2DAYSぶっこんだ」と、一度スベッた話題をなんと翌日にも披露したことを意気揚々と報告。しかし、「2日目、NO ONE」と佐藤がいなかったため、翌日は誰も笑ってくれなかったことを苦笑いしながら告白し、これにはスタジオも爆笑。テロップには「教養がアダに」と残念すぎる言葉が出ていた。

 このエピソードに視聴者からは、「『ベン・ハー』でボケて会場置き去りにする……教養が違う次元にある感じがしてかっこいい」「『教養がアダに』ってスタッフさんのフォローも素晴らしい」「『ベン・ハー』って、なんのことかわからなかったけど長編映画のことなのね!」という声が寄せられていた。

 インテリで知られている櫻井だが、ボケのあまりの高度さにファンを置いてけぼりにしてしまったようだ。
(福田マリ)

今夜最終回! 『きのう何食べた?』原作とは別人に……西島シロさんと内野ケンジが愛おしすぎる!

 今夜いよいよ最終回を迎える『きのう何食べた?』(テレビ朝日系)。先週、6月21日放送の第11話の内容をおさらい!

「俺は不幸じゃないことを両親にわかってほしい」

 師走のある土曜日。実家に帰った筧史朗(西島秀俊、以下「シロさん」)は、母の久栄(梶芽衣子)がやけに穏やかなのが気になる。夕食後、久栄は意を決して切り出してきた。

「今度の正月、一緒に暮らしている彼氏さん……いえ、矢吹賢二(内野聖陽、以下「ケンジ」)さんを家に連れてらっしゃい!」

 しかし、シロさんにはまだ迷いがある。久栄の言葉に、シロさんは即答できなかった。

 数日後、シロさんが富永佳代子(田中美佐子、以下「佳代子さん」)の自宅を訪ねると、佳代子さんの夫(矢柴俊博)がため息をついていた。彼氏と8年同棲中の一人娘・ミチル(真凛)に「そろそろ結婚して孫の顔を見せてくれ」と言ったら「結婚する気もないし子どもも欲しくない」と返答され、落ち込んでいるというのだ。それを見て「親の悩みはゲイもノンケも変わらないじゃないか」とシロさんは実感。佳代子さんは「親って変な生き物でしょ?」と笑った。

 クリスマスイブ、シロさんとケンジは小日向大策(山本耕史、以下「小日向さん」)、井上航(磯村勇斗、以下「ジルベール」)を自宅に招き、ディナーをとることにした。ケンジは以前シロさんにもらった指輪をつけ、2人を出迎えた。シロさんとの愛をアピールしてくるケンジを見て、ジルベールはあからさまにムッとする。

 シロさんがふるまった料理を、ジルベールは完食。そして「大みそかはここで年越しパーティをする?」と提案した。しかし、シロさんは「正月はケンジを連れて俺の実家に帰ろうと思ってる」と返答。それを初めて聞いたケンジは戸惑い、ほかの2人も驚きを隠せない様子だ。ジルベールは「親に恋人まで紹介するのはどうかと思う。だって、ただでさえ息子がゲイというだけでショックなのに、その上、ヒゲの生えた恋人まで見せられたら親にとってはダブルショックだ」とシロさんを諌めた。シロさんは「その通りだよ」と受け止めつつ、胸の内を明かす。

「両親は俺がゲイだとわかったとき、俺のことをかわいそうに思っただろう。育て方が悪かったと自分を責めたかもしれない。俺は不幸じゃないことをわかってほしくて、ケンジを連れて帰ろうと思ったんだ」

 ケンジは泣きながら「俺、行くから。絶対、行く」と答えた。

「ケンジを家に連れてこい」と言われたシロさん。迷いのある彼に気づきを与えたのは、佳代子さんの言葉である。

「親って変な生き物でしょ?」

 いつまでたっても、親は子に「こうあってほしい」という思いを抱き続ける。心配のあまり余計なことを口にし、そして“変な生き物”になってしまうのだ。「彼氏を連れてこい」と言い出したり「孫の顔を見せろ」と要求したり……。

「なんだ、親の悩みはゲイもノンケも変わらないじゃないか」(シロさん)

クリスマスディナーの席で、シロさんは「ケンジを連れて実家に帰る」と言った。

「親にゲイの恋人を見せるなんて」(ジルベール)

 この時点で、シロさんの考えに賛成する者はいない。彼らには、ゲイとして生きる苦しみが骨身に沁みている。だから、微妙な反応になってしまった。

「両親は俺がゲイだとわかったとき、最初にどう思ったんだろう。きっと両親は俺がゲイだってわかったとき、俺のことをかわいそうな子だと思っただろう。俺がこんな風になってしまったのは私たちの育て方が悪かったんじゃないかって自分を責めたかもしれない。だから、ゲイのなんたるかを知ってほしいってことじゃなくて、少なくともいま俺が両親が思ってるよりも不幸じゃないんだってことをわかってほしくて……ケンジをうちに連れて帰ろうって思ったんだ」(シロさん)

 あまり感情を見せないシロさんが声を詰まらせ、泣きながら決意を口にしている。「幸せなんだ」ではなく「不幸じゃないんだ」と教えてあげたい。子は親の期待を背負って育つが、多くの子どもは親の期待通りには育たない。なのに「ノーマルじゃない」と自覚しているシロさんは、今の自分にナーバスになってしまう。だから、「自分は不幸じゃない」と親に教えてあげたい。最高の親孝行だ。

 この日、ケンジは指輪をつけた。ジルベールに見せびらかすためだ。まさに、指輪マウント! でも、シロさんに「つけてほしい」とは言わなかった。シロさんの性格を知っているからだ。なのに、シロさんから「実家へ連れて行く」と言われた。シロさんが不幸じゃない理由は、ケンジと一緒にいるからである。普段、ケンジに愛を伝えないシロさんが、小日向さんとジルベールの前でそれを口にした。どんなにうれしかっただろうか。

 泣きながら決意を口にしたシロさん。マンガ版のシロさんはこのセリフを淡々と話していた。一方、ドラマ版はかなり感情的に仕上げてきた。この11話で、西島シロさんと内野ケンジは原作版と完全に違う人になった。

 西島の声でナレーション処理されているシロさんの心の声。そのナレーションが、どんどん少なくなってきている。思うことを口に出し、伝える人に変わってきたからだ。ここにも原作との乖離がある。いい意味で別物だ。

『きのう何食べた?』は、今日放送の12話が最後。11話エンディングで流れた「最終回予告」の5文字が悲し過ぎた。7月からは見れないと思うと寂しくなってしまう。

(文=寺西ジャジューカ)

松坂桃李がワースト2位、天海祐希とV6・井ノ原はトップ激走! 4月期ドラマ視聴率ランク

 4月スタートの春ドラマが、2クール連続放送の『あなたの番です』(日本テレビ系)と、通年放送の『科捜研の女』(テレビ朝日系)を除き、それぞれ最終回を迎えた。平均視聴率でトップに輝いたのは、天海祐希主演の『緊急取調室』(テレビ朝日系)で、全10話の平均は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。2位にも、同局のV6・井ノ原快彦主演『特捜9 season 2』(全11話/12.9%)が入り、初回視聴率では、同率1位発進だった2作がワンツーフィニッシュを達成した。

 1位の『緊急取調室』は、取調官・真壁有希子(天海祐希)が、緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーと一緒に一筋縄ではいかない犯人と心理戦を繰り広げるドラマ。2014年、17年に続く連ドラ第3弾で、今シーズンには吉川愛、SKE48・松井珠理奈、仙道敦子、真野響子、オアシズ・大久保佳代子、吉田鋼太郎ら、個性豊かなキャストがゲスト出演した。第3弾も大成功だった上に、最終回を見た視聴者の間では「面白かった。続編ありそうな形で終わってくれたから期待して待ってる!」「最終回だったけど、これは確実に続編あるね」との声が出ており、次作も内定とみてよさそうだ。

 『特捜9』は故・渡瀬恒彦主演の『警視庁捜査一課9係』が生まれ変わり、井ノ原を主演に据えて昨年4月にスタート。初回以降は11~14%を行き来し、6月26日の最終話は13.8%で有終の美を飾った。なお、2年にわたり特捜班班長・宗方朔太郎を演じた寺尾聰が今シーズンをもって卒業し、視聴者は「寺尾聰さんさすがだったな。次の班長は誰?」「『9係』からのファンとして、寺尾さんの存在はとても心強かった。次のシーズンも放送されますように……」と、ショックを受けながらも次作に思いを馳せている。

 また、『科捜研の女』(同)はランキング対象外とするが、8話(6月6日)までの平均は12.5%と、高数字をキープ。今期も人気シリーズを並べたテレ朝が圧勝した。

 ベスト3位は、窪田正孝主演の月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)で、平均12.1%(全11話)。初回12.7%を獲った後、4話で9.1%に下落するも、5話で10.8%に持ち直した。最終話は13.8%で、自己最高記録を更新。さらに、最終回後の6月24日は特別編『ラジエーションハウス特別編~旅立ち~』が放送され、こちらは15.6%に多くくジャンプアップした(特別編のためランキング対象外)。

 一方、残念ながら低視聴率だったワースト3位以内には、テレビ東京のドラマが2作ランクイン。3位は上川隆也主演『執事 西園寺の名推理2』で、全8話の平均は6.5%で終了した。最下位の玉木宏主演『スパイラル~町工場の奇跡~』は、昨年4月にスタートした月曜午後10時台の「ドラマBiz」枠で放送。昨年4月の始動後、軒並み平均5%以下の作品が続出しているが、今回も全8話の平均は3.6%と、1位の『緊急取調室』(13.2%)とはかなりの差が開いてしまった。

 そして、ワースト2位は松坂桃李主演の『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)で、全10話の平均は6.4%。「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエ氏による同名コミックが原作で、不慮の事故により、車いす生活を送る主人公・鮎川樹(松坂)と、ヒロイン・川奈つぐみ(山本美月)の恋模様を描く純愛ラブストーリー。さまざまな困難を乗り越えて結ばれていく過程や、つぐみの妹、しおり(岡崎紗絵)と、ジャニーズJr.内ユニット・SixTONESの松村北斗が演じた義足の青年・渡辺晴人の関係性も注目を集めた。初回ランキングも6.9%でワースト2位に入り、2話は最低値の5.8%をマーク。最終回の7.1%が自己最高となった。

 前述の通り、フジでは月9の『ラジエーションハウス』が好成績を残すも、二階堂ふみとKAT-TUN・亀梨和也がダブル主演した『ストロベリーナイト・サーガ』(同)が全11話平均6.6%と、ワースト4位に終わった。夏ドラマは月9枠が上野樹里主演『監察医 朝顔』で、深田恭子主演『ルパンの娘』(木曜午後10時)と三浦春馬主演『TWO WEEKS』(火曜午後9時)が待機しているが、視聴率で春ドラマを超えられるだろうか。 

ジャニーズ出演作豊富ながら結果伴わず

 4月期はジャニーズタレントの出演作が多いクールでもあった。『特捜9』『パーフェクトワールド』『スパイラル』の3作に長谷川純が出演したほか、。吉高由里子主演『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)にKAT-TUN・中丸雄一、中条あやみ&水川あさみがダブル主演した『白衣の戦士!』(日本テレビ系)にジャニーズWEST・小瀧望が出演。古田新太主演『俺のスカート、どこ行った?』(同)には人気上昇中のKing&Prince・永瀬廉や、Jr.内ユニット・なにわ男子の道枝駿佑&長尾謙杜がメインレギュラーとして参加し、山下智久は『インハンド』(TBS系)で主演を務めたが、これらはいずれも平均8~9%と、1ケタ後半にとどまっていた。

 7月クールからは杏主演『偽装不倫』(日テレ系)、石原さとみ主演『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)、黒木華主演『凪のお暇』(TBS系)と、人気女優陣が登場。好調のテレ朝系では、『刑事7人』シーズン5(少年隊・東山紀之主演)、『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(大森南朋主演)と、男性俳優の主演作が2本控えている。ワースト常連となっているテレビ東京系は、反町隆史主演『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』、小泉孝太郎と松下由樹のタッグが好評な『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』を放送。ひとまず、初回の視聴率を楽しみに待ちたい。

【2019年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜午後9時)全10話/13.2%
2位『特捜9 season 2』(テレビ朝日系・水曜午後9時)全11話/12.9%
3位『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系・月曜午後9時)全11話/12.1%
4位『集団左遷!!』(TBS系・日曜午後9時)全10話/10.3%
5位『わたし、定時で帰ります。』(TBS系・火曜午後10時)全10話/9.7%
6位『インハンド』(TBS系・金曜午後10時)全11話/9.2%
7位『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・土曜午後10時)全10話/8.7%
7位『白衣の戦士!』(日本テレビ系・水曜午後10時)全10話/8.7%
9位『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系・木曜午後10時)全11話/6.6%
10位『執事 西園寺の名推理2』(テレビ東京系・金曜午後8時)全8話/6.5%
11位『パーフェクトワールド』(フジテレビ系・火曜午後9時)全10話/6.4%
12位『スパイラル~町工場の奇跡~』(テレビ東京系・月曜午後10時)全8話/3.6%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。通年放送の『科捜研の女』と、2クール連続放送の『あなたの番です』はランキング対象外とする。『わたし、定時で帰ります。』は地震報道で中断となった6月18日放送分を除き、同25日にあらためてオンエアーされた最終回の数字で算出。

 

【マンガ】海坊主の弟子(1)【『伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』】

新宿の高層ビルに囲まれた土地で、ひっそりと佇む喫茶店「キャッツアイ」。 以前は“入道雲のような大男”がいると人気の少ない喫茶店だったが、 今ではすっかり“SNS映えする名物マスター”がいると、賑やかな店になっていた…。 時を経て、姿を変えていく新宿と人々。“あの時代”から20年以上経った今、 悩めるお客の「XYZ」を、海坊主が優しく受け止める——。

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