KANA-BOON飯田祐馬の失踪で清水富美加に「めしだを返せ!」「お前のせいで」とバッシング

 4人組バンド「KANA-BOON」のベーシスト・飯田(めしだ)祐馬(28)が行方不明になっている。KANA-BOONは6月5日から飯田と連絡がつかない状況になり、メンバーがあらゆる手段を講じてコンタクトをとろうとしても音信不通の状態が続いていることを、公式サイト上で報告。家族はすでに警察へ捜索願を提出しているという。

 一夜明けて14日、メンバーは公式サイトでファンへのメッセージを公開した。15日に予定されていたライブが中止となったことを謝罪し、<僕達の元へも、めしだの現在の状況は届いておらず、心の整理がついていないのが正直なところです>と胸中を告白。

 飯田とは連絡がつかなくなる前日にも<バンドのこれからについての真面目な話や、他愛ないくだらない話をして>いたそうで、自ら姿を消したとは考えづらいようだ。<事故に遭ったのではないか、なにかトラブルに巻き込まれたのではないか、という可能性も頭をよぎってしまいます。メンバーとして、友達として、とても心配です。ただただ無事を祈るばかりです>と結んでいる。メンバーの心労はいかばかりだろうか。

清水富美加に「めしだを返せ!」
 飯田の失踪によってにわかに注目を集めているのが、宗教法人「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加(法名・千眼美子)だ。2017年、飯田は既婚者であることを隠しながら清水と不倫関係を持っていたことが明らかとなり、「清水さんや妻を傷付けてしまったのは事実」と謝罪していた過去があった。

 その清水が8日、Twitterで<悲しいお知らせも悲しいとか残念とか思いすぎない 本当はもう少し時を共にしてみたかったとしても優しかった瞬間や事実がはっきりとくっきりとしてグリーンフラッシュみたい>とつぶやいていた。この<悲しいお知らせ>が、飯田の失踪となにか関係があるのでは、と疑う声が拡散。

 ネット上では憶測が広まりつつあり、トレンドブログでは「飯田は清水と不倫したから幸福の科学に拉致された」「飯田は清水を追いかけて出家した」などという根も葉もないデマも広まりつつある。

 清水が直近の13日に更新したInstagramの投稿には、「めしださんは元気ですか?」「お前のせいで」「めしだを返せ!」などと飯田失踪に関連づけたコメントをつけるユーザーも増えつつある。

 

 しかし飯田と清水の不倫騒動は2年も前のことであり、清水が飯田の失踪に関与しているという根拠はどこにもない。好奇の視線を向けて勝手な憶測やデマを広げれば、ターゲットにされた清水のみならず、今は誰よりも飯田の家族やメンバーが傷つくだろう。

 そもそも飯田は不倫騒動のさい、妻とその両親に謝罪したとし、<夫婦間では解決しております>と報告していた。夫の安否を案じながらも過去の話を蒸し返されては、家族はたまったものではない。

 飯田が今どこで何をしているのか、事件や事故に巻き込まれたわけではないことを願い安否を気遣う声はネットに溢れている。ファンでなくとも安否を心配するこの状況で、デマを鵜呑みにして拡散させたり、冗談のつもりで投稿するような行動は慎んでほしい。

KANA-BOON飯田祐馬の失踪で清水富美加に「めしだを返せ!」「お前のせいで」とバッシング

 4人組バンド「KANA-BOON」のベーシスト・飯田(めしだ)祐馬(28)が行方不明になっている。KANA-BOONは6月5日から飯田と連絡がつかない状況になり、メンバーがあらゆる手段を講じてコンタクトをとろうとしても音信不通の状態が続いていることを、公式サイト上で報告。家族はすでに警察へ捜索願を提出しているという。

 一夜明けて14日、メンバーは公式サイトでファンへのメッセージを公開した。15日に予定されていたライブが中止となったことを謝罪し、<僕達の元へも、めしだの現在の状況は届いておらず、心の整理がついていないのが正直なところです>と胸中を告白。

 飯田とは連絡がつかなくなる前日にも<バンドのこれからについての真面目な話や、他愛ないくだらない話をして>いたそうで、自ら姿を消したとは考えづらいようだ。<事故に遭ったのではないか、なにかトラブルに巻き込まれたのではないか、という可能性も頭をよぎってしまいます。メンバーとして、友達として、とても心配です。ただただ無事を祈るばかりです>と結んでいる。メンバーの心労はいかばかりだろうか。

清水富美加に「めしだを返せ!」
 飯田の失踪によってにわかに注目を集めているのが、宗教法人「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加(法名・千眼美子)だ。2017年、飯田は既婚者であることを隠しながら清水と不倫関係を持っていたことが明らかとなり、「清水さんや妻を傷付けてしまったのは事実」と謝罪していた過去があった。

 その清水が8日、Twitterで<悲しいお知らせも悲しいとか残念とか思いすぎない 本当はもう少し時を共にしてみたかったとしても優しかった瞬間や事実がはっきりとくっきりとしてグリーンフラッシュみたい>とつぶやいていた。この<悲しいお知らせ>が、飯田の失踪となにか関係があるのでは、と疑う声が拡散。

 ネット上では憶測が広まりつつあり、トレンドブログでは「飯田は清水と不倫したから幸福の科学に拉致された」「飯田は清水を追いかけて出家した」などという根も葉もないデマも広まりつつある。

 清水が直近の13日に更新したInstagramの投稿には、「めしださんは元気ですか?」「お前のせいで」「めしだを返せ!」などと飯田失踪に関連づけたコメントをつけるユーザーも増えつつある。

 

 しかし飯田と清水の不倫騒動は2年も前のことであり、清水が飯田の失踪に関与しているという根拠はどこにもない。好奇の視線を向けて勝手な憶測やデマを広げれば、ターゲットにされた清水のみならず、今は誰よりも飯田の家族やメンバーが傷つくだろう。

 そもそも飯田は不倫騒動のさい、妻とその両親に謝罪したとし、<夫婦間では解決しております>と報告していた。夫の安否を案じながらも過去の話を蒸し返されては、家族はたまったものではない。

 飯田が今どこで何をしているのか、事件や事故に巻き込まれたわけではないことを願い安否を気遣う声はネットに溢れている。ファンでなくとも安否を心配するこの状況で、デマを鵜呑みにして拡散させたり、冗談のつもりで投稿するような行動は慎んでほしい。

産休も育休も取れない!? 上戸彩、第2子妊娠が判明でも仕事を休めない”切実事情”

 上戸彩が第2子を妊娠中で、7月に出産予定であることを明らかにした。当初、上戸は出産後に報告するつもりだったというが、『女性セブン』(小学館)にスクープされ、発表せざるを得ない状況になってしまった模様だ。

 上戸は2012年9月にEXILE・HIROと結婚し、15年8月に第1子を出産した。それ以降は育児に重点を置き、拘束時間の短いCMなどを中心に芸能活動を続けてきた。撮影で長時間拘束されるドラマ、映画の仕事は控え目にしており、昨年7月期にかつて自身が主演を務めたドラマ『絶対零度』シリーズ(フジテレビ系)の第3シリーズ『未然犯罪潜入捜査』が放送された際も、主演を沢村一樹に譲り、“特別出演”にとどまっていた。

 上戸は「引き続き、家族を大切に、仕事では少しでも世の中を元気にできるようにがんばっていきたいと思いますので、温かく見守っていただけたら幸いです」とのコメントを出し、出産後も仕事を続けていく意向を明らかにしている。

 第1子も、まだ幼く、第2子ができるとなると、育児はさらに大変になりそうで、長期間“育休”を取ってもおかしくないところだが、なかなか休むわけにはいかない。それは所属事務所(オスカープロモーション)の切実な事情が絡んでいるという。

「オスカープロでは、エースの米倉涼子は健在ですが、昨年3月に第1子を出産した武井咲の本格復帰は、まだ先になりそう。剛力彩芽はご承知の通り、ほとんど開店休業状態。『ミス・ワールド2013』日本代表の田中道子を猛プッシュしましたが、ブレークまでには至っていません」(芸能プロ関係者)

 かつては、絶対的なCM女王の座に君臨していた上戸。出産後、仕事をセーブしていながら、昨年はAOKIなど9社のCMに起用されており、CM業界での需要は依然高い。それだけに、オスカープロとしては、まだまだ上戸に稼いでもらいたいところ。

「藤田ニコル、岡田結実、小芝風花らもがんばってはいるものの、そのほかの若手が伸び悩み、上戸や武井、剛力がフル稼働できない分を、なかなかカバーできていない。従って、まだまだ上戸にはエースとしてがんばってほしいと願う関係者は多い」(同)

 上戸にはゆっくり休んで元気な子どもを産んでほしいものだが、果たして?

木村拓哉「日曜劇場」主演で狙う脱アイドル路線……koki,との親子初共演がいよいよ実現か

 SMAPの元メンバーでジャニーズ事務所所属の俳優、木村拓哉が10月から日曜日夜9時の「日曜劇場」(TBS系)枠で主演を務めることが明らかになった。キムタクは作品でパリで店を持つ天才的なフランス料理のカリスマシェフ役を演じ、ミシュランガイド3つ星を目指して鈴木京香扮する女性シェフと奮闘する。ドラマはフランス・パリの実際の3つ星レストランでの撮影も予定されており、長期の海外ロケも行う。

 テレビ局関係者は「莫大な予算を組んで制作することが決まっています。もともとこのドラマの企画自体は1年ほど前に煮詰まっていましたが、共演女優選びに難航していたこともあり、ようやくこの時期に放送できる運びとなりました。木村の意図を汲んだ形でヒロイン役には鈴木に落ち着きましたが、脇を固める俳優も豪華な布陣となりそうで、出演料や、ロケ撮影などでTBSは多大なカネをつぎこむことになるでしょう」と解説する。

 そんな気合いが入りまくっている同作だが、主演のキムタクも並々ならぬ思いで臨むという。

「キムタクは次女で英語やフランス語が堪能なモデルkoki,、にフランス語を教えてもらっているようで、役に入り込んでいますよ。番宣にはあまり出演しないことで有名なキムタクですが、TBSが総力を結集していることから、絶対に低視聴率は許されません。そのためいくつかのバラエティーや情報番組で番宣出演が予定されていて、そこでキムタクとkoki,の親子共演が実現するのではないかとウワサされています。キムタクにとっては親子共演することで、”脱アイドル”を印象づける意味でメリットがありますし、koki,にとっても、ゴリ押し疑惑をかけられ、世間からのバッシングにさらされている中にあって、世間に親しみやすさをアピールするには最適なタイミングとなりそうです」(同)

 キムタクとkoki,の初共演ーー。もし実現となれば大きな話題を集めそうだが、果たして。

木村拓哉「日曜劇場」主演で狙う脱アイドル路線……koki,との親子初共演がいよいよ実現か

 SMAPの元メンバーでジャニーズ事務所所属の俳優、木村拓哉が10月から日曜日夜9時の「日曜劇場」(TBS系)枠で主演を務めることが明らかになった。キムタクは作品でパリで店を持つ天才的なフランス料理のカリスマシェフ役を演じ、ミシュランガイド3つ星を目指して鈴木京香扮する女性シェフと奮闘する。ドラマはフランス・パリの実際の3つ星レストランでの撮影も予定されており、長期の海外ロケも行う。

 テレビ局関係者は「莫大な予算を組んで制作することが決まっています。もともとこのドラマの企画自体は1年ほど前に煮詰まっていましたが、共演女優選びに難航していたこともあり、ようやくこの時期に放送できる運びとなりました。木村の意図を汲んだ形でヒロイン役には鈴木に落ち着きましたが、脇を固める俳優も豪華な布陣となりそうで、出演料や、ロケ撮影などでTBSは多大なカネをつぎこむことになるでしょう」と解説する。

 そんな気合いが入りまくっている同作だが、主演のキムタクも並々ならぬ思いで臨むという。

「キムタクは次女で英語やフランス語が堪能なモデルkoki,、にフランス語を教えてもらっているようで、役に入り込んでいますよ。番宣にはあまり出演しないことで有名なキムタクですが、TBSが総力を結集していることから、絶対に低視聴率は許されません。そのためいくつかのバラエティーや情報番組で番宣出演が予定されていて、そこでキムタクとkoki,の親子共演が実現するのではないかとウワサされています。キムタクにとっては親子共演することで、”脱アイドル”を印象づける意味でメリットがありますし、koki,にとっても、ゴリ押し疑惑をかけられ、世間からのバッシングにさらされている中にあって、世間に親しみやすさをアピールするには最適なタイミングとなりそうです」(同)

 キムタクとkoki,の初共演ーー。もし実現となれば大きな話題を集めそうだが、果たして。

山田優、お気に入りの新しいネイルを披露するも、足の指のあまりの細さに騒然「魔女みたい」「また激やせ?」

 山田優が13日、自身のインスタグラムを更新した。山田といえば先日、健康サプリを紹介したところ、ファンからは、「優ちゃんってすごく素敵で魅力的なのに、自分からこういうのアップしてB級タレント感を出さなくてもいいと思う!もっと自分プロデュースが上手くなって欲しい」などの批判の声が集まり話題になっていたばかり。

 そんな山田がこの日の投稿で、「念願のまなみさんのニュアンスネイル!!お仕事でご一緒させていただいた時にまなみさんがしてたネイルが可愛すぎて、お願いしちゃいました」などとつづり、仕上がったハンドネイルやフットネイルの写真を公開した。

 山田は「私をイメージしてもらいお任せでしてもらいました!可愛すぎます」とコメントしており、山田自身もかなりお気に入りの様子。フォロワーからも「すごい可愛いです」「色合いが綺麗 素敵です」といった称賛コメントが集まっている。

 しかし、その一方で、フットネイルの写真に対しては山田の足の指があまりに長く細いために「足がミイラー ホラーです」「魔女みたいです」「また激やせ?」というような声も上がっていた。

 モデル体型を維持し続けているため、山田の足の指が細くなるのも当然だろう。プロ意識が見えてくる写真とも言えそうだ。

山田優、お気に入りの新しいネイルを披露するも、足の指のあまりの細さに騒然「魔女みたい」「また激やせ?」

 山田優が13日、自身のインスタグラムを更新した。山田といえば先日、健康サプリを紹介したところ、ファンからは、「優ちゃんってすごく素敵で魅力的なのに、自分からこういうのアップしてB級タレント感を出さなくてもいいと思う!もっと自分プロデュースが上手くなって欲しい」などの批判の声が集まり話題になっていたばかり。

 そんな山田がこの日の投稿で、「念願のまなみさんのニュアンスネイル!!お仕事でご一緒させていただいた時にまなみさんがしてたネイルが可愛すぎて、お願いしちゃいました」などとつづり、仕上がったハンドネイルやフットネイルの写真を公開した。

 山田は「私をイメージしてもらいお任せでしてもらいました!可愛すぎます」とコメントしており、山田自身もかなりお気に入りの様子。フォロワーからも「すごい可愛いです」「色合いが綺麗 素敵です」といった称賛コメントが集まっている。

 しかし、その一方で、フットネイルの写真に対しては山田の足の指があまりに長く細いために「足がミイラー ホラーです」「魔女みたいです」「また激やせ?」というような声も上がっていた。

 モデル体型を維持し続けているため、山田の足の指が細くなるのも当然だろう。プロ意識が見えてくる写真とも言えそうだ。

読めないし書けない! フォントもない! 「珍文字の珍麺料理」って!?

文字か麺か、どっちが珍級?

 梅雨入り間近の日曜日、横浜の中華街を歩いてる時、中華料理屋のある看板がふと目に入った。

「……」

 書けない。てか、フォントがないのだ。しんにょうにうかんむり、肉月に糸? 長、言、馬……。こんな文字、もちろん日本にはないが、中国語の中でも最も画数の多い文字ということらしい。

 が、問題はそんなところじゃなくて、この料理。例の文字は「ビャン」と読むらしく、料理の名前は「ビャンビャン麺」。文字どおり、カックカクの麺なんだろうなと食べてみることにした。

 小ぎれいな店内で中国人の女将さんにビャンビャン麺を注文すると、

「ビャンビャン麺? 3ツアルヨ、ドレニスル?」

 カタコトのタメ口でそう言われ、よく見ると、ちゃんと別メニューに載っている。

「焼き牛肉ビャンビャン麺に、辛口ビャンビャン麺、高菜と和牛筋肉入りビャンビャン麺かぁ……」

 実は中華街に来る前に、BBQで肉をたらふく食べていたため、胃袋の肉用キャパは満タンだった。なので、筆者が注文したのは辛口のヤツ。どれくらい辛いのか、少し興味もあったのだ。

 客は全員日本人だが、その中に、自慢げに、覚えたばかりの中国語で中国人の女将に大声で質問し、日本語で返事されている痛客2人組が(笑)。

(っるせー客だなぁ)なんて思っていたら、カックカクのビャンビャン麺が着丼した。

 どう、カックカク? 57角らしい。

 まぜ麺タイプで、具材はひき肉にちんげん菜、もやしに小ネギ。そして下に見える薄べったい餅みたいなのがビャンビャン麺らしい。天地返しを数回繰り返し、いざ、実食と、箸で麺をつまんで持ち上げると……。

 

「ん?」

 

「んえ、ええっ……」

 

「えええっ、えええええええ……。長っげぇ~~~」

 椅子に腰掛けて麺上げするだけじゃ腕の長さが足りないので、行儀が悪いが立ち上がって麺を持ち上げる。麺の重さで箸を持つ指がつりそうだ! いったい何十センチあるんだ???

 再び腰掛け、からそうなタレが満遍なくついた1本麺をほおばり、ズズッとすすりあげると、あげると……、あげ、られない。1本というか1枚というか、幅広で肉厚の麺が重くて、口の吸引力では啜り上げることができないのだ。

 仕方なく、麺をたぐっては食い、食ってはたぐる。辛さは、期待したほど刺激的ではなく、ピリ辛以下という感じ。ひょっとしたら中国人女将が、辛味を弱めてくれたのかもしれない。タレも甘辛くて、麺の弾力もほどよい。

 聞くと、麺の長さは約70センチで、1人前だとそれが3本入っているらしい。名前の「ビャンビャン」は、手打ちの麺を伸ばす時の仕草や麺の音だという。なるほどね~。 

 玄奘三蔵法師が、インドから持ち帰った経典を保管したのが、「ビャンビャン麺」発祥の街・西安。三蔵もビャンビャン麺を食べたのだろうか? 今度、「西遊記」を見るときは、注意して見ることにする。

 ビャンビャン麺、うもうございました。

 

横浜中華街 蘭州牛肉拉面「ビャンビャン麺」880円

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

 

*尚、次回から「珍級グルメハンター」は、「おたぽる」 (https://otapol.com/) に移動となります。「おたぽる」でもよろしくね!

(写真・文=よしよし)

久々に再会した家族はホームレスになっていた!? セレブ作家の苦い実話もの『ガラスの城の約束』

 久しぶりに両親に逢ったら、両親はゴミ箱を熱心に漁るホームレスとなっていた。かなり衝撃的な家族の再会である。人気コラムニストの実話をベースにした映画『ガラスの城の約束』(原題『The Glass Castle』)は、『ルーム』(15)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(94)や『スリー・ビルボード』(17)などで強烈な印象を残した個性派男優ウディ・ハレルソンと共演した辛口の家族ドラマとなっている。

 ニューヨークで暮らす主人公ジャネット(ブリー・ラーソン)は出版社での下積みを経験後、「ニューヨーク・マガジン」でコラムを連載する人気作家となっていた。その晩は恋人であるファイナンス・アドバイザーのデヴィッド(マックス・グリーンフィールド)に付き添って、彼の顧客と一緒に高級レストランでのディナーを楽しんでいた。顧客から「ご両親は?」と尋ねられ、ジャネットは「父は起業家、母はアーティストです」と答えるが、これは真っ赤な噓だった。

 レストランの帰り道、タクシーに乗っていたジャネットはゴミ箱を漁っているホームレスの男性を見かける。そのホームレスこそが、ジャネットの父親レックス(ウディ・ハレルソン)だった。華やかな生活を送るジャネットとはあまりにも対照的な父親のみすぼらしい姿を直視できず、ジャネットはタクシーのシートに身を沈め、声を掛けることなく過ぎ去っていく。

 NYの高級マンションでセレブな日々を過ごすジャネットだが、少女時代は恋人のデヴィッドも知らないような驚きの家庭生活を送っていた。ジャネットたち4人姉弟を生んだ母ローズマリー(ナオミ・ワッツ)と父レックスはよく言えば放任主義、福祉関係者から見ればネグレクト一家だった。両親は共に夢や理想を語り、そのことを追求するのに夢中だった。育ち盛りだった4人の子どもたちは、両親の夢と理想の犠牲となり、食事は満足に与えられず、学校に通うこともままならなかった。家賃を滞納しては、一家はボロ車に乗って夜逃げするという生活を繰り返していたからだ。

 両親のようにはなりたくない。その一心で、成長した子どもたちは両親のもとを離れ、ジャネットは今のリッチな生活を手に入れた。でも、思いがけないところで少女時代の体験がうずくことになる。一流レストランに通うようになった今も、料理が残ると給仕に頼んでドギーバッグに詰めてもらう。少女時代にひもじい体験をしていたので、余った食べ物を処分することができない。型破りだった両親から受けた影響は、セレブ生活を送るようになっても消えないままだった。

 ウディ・ハレルソン演じる父親レックスはとても複雑で、興味深いキャラクターとなっている。若い頃からレックスはとても博学で、幼いジャネットたちに夜空に輝く星々の名前を教え、夜更けに目覚めて恐怖を感じたときにはどう対処すればいいのかも伝授してくれた。ジョーク好きで、とても愉快な父親だった。でも、理想を追い求めすぎるあまり、仕事はどれも長続きせず、借金ばかりが膨らんでいく。やがてレックスはアルコール依存症となり、家の中でも暴力を振るうようになってしまう。

 母ローズマリーは画家になる夢を捨てられず、彼女もまた生活能力に乏しかった。喰うに困ったローズマリーは、レックスの実家でしばらく世話になることを提案するが、父レックスは最後の最後まで反対した。実家で暮らす祖母アーマに会って、ジャネットたちは父が反対していた理由を知ることになる。祖母アーマは偏屈で、孫であるジャネットたちにも冷たかった。それだけでなく、ジャネットの弟ブライアンのズボンを脱がせ、性的な悪戯をしようとしていた。父レックスも子どもの頃に同じような目に遭っていたのではないか。レックスが早くに家を飛び出した原因を、ジャネットら子どもたちは理解することになる。

 流行作家として成功を収めたジャネットは、疎遠となっていた両親と改めて再会し、経済的支援をすることを申し出る。ホームレス生活から脱して、まっとうな暮らしをして欲しいと。だが、娘のそんな願いは、あっさりと拒絶される。父レックスも母ローズマリーも決して落ちぶれてホームレスになったわけではなく、より自由な生活を求めて、今のライフスタイルに落ち着いたのだと言い張る。レックスは逆に、今のジャネットの生活のほうが欺瞞だらけのものではないかと反論する。結婚を控えた恋人デヴィッドが頑固者同士のこの親子を仲直りさせようとするが、火に油を注ぐ結果だった。親子間には、どうしようもない大きな断絶が横たわっていた。

 タイトルにある“ガラスの城”とは、若い頃の父レックスが、子どもたちに設計図を描いてみせた理想の住宅のこと。太陽光パネルを備え、自家発電で冷暖房完備&独自の浄水装置付き。全面ガラス張りの眺めのいい夢の邸宅だった。結局、この夢の城は建てられることなく、建設予定地はゴミ捨て場となってしまう。ガラスの城を建て、家族みんなで暮らそうという約束を果たせなかったことを老いた父は詫びるが、ジャネットには責めることができない。父といちばん仲のよかったジャネットは、父と夢を共有し、その夢の中ですでにガラスの城は建っていたのだ。夢の中で父が建てた城は、NYのどんな高級マンションよりも素敵だった。

 毒親と呼んでいい父レックスのことを、ジャネットは最後まで憎み切れない。家族を否定することは、自分自身のアイデンティティーも否定することになるからだ。世間一般とはずいぶん異なるおかしな家族で、その後はバラバラとなってしまった。それでもジャネットは、父レックスとガラスの城を夢見ていた日々のことを懐かしく思う。それは父が娘に残した一番の財産だった。

(文=長野辰次)

『ガラスの城の約束』

原作/ジャネット・ウォールズ 脚本/デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ラナム 監督/デスティン・ダニエル・クレットン

出演/ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ、マックス・グリーンフィールド、セーラ・スヌーク、ジョシュ・カラス、ブリジット・ランディ=ペイン

配給/ファントム・フィルム 6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー

http://www.phantom-film.com/garasunoshiro