モラハラ夫だった僕がそれに気づくまで――解決に向けた手掛かり(後編)

 農林水産省の元事務次官の熊澤英昭容疑者が44歳の長男を殺害した事件では、息子による家族への暴力が背景にあったと報道されている。悲惨なDV、虐待のニュースは後を絶たない。また、配偶者からのモラハラで苦しんでいる家庭は多いはずだ。しかし、その時「加害者側」は何を考えているのだろうか? モラハラ夫として妻に去られた経験から回復し、現在は日本家族再生センターでカウンセラーとして被害者、加害者双方の支援活動を行っており『DVはなおる 続』(ジャパンマシニスト社・味沢道明著)の共著者でもある中村カズノリ氏に話を聞く。最終回の今回も前回に続き「解決に向けた手掛かり」について伺う。 

*これまでのインタビューはこちらから(1) (2) (3)

 

 

SNSは「おしゃべり」として有効?

――第3回で「自己肯定、自己受容を養い、頭の中の地雷原を減らすためにはおしゃべり、雑談が有効」と伺いました。ですが、そもそもおしゃべりできる相手がいないのだ、という人は多いですよね。そのような場合、SNSは有効でしょうか?

中村カズノリ氏(以下、中村) DV、虐待、モラハラの加害者がSNSをやる場合はメリットとデメリットがありますね。

 まずデメリットからですが、SNSに書く以上反発のリプライが届く可能性は当然あります。加害側が書くならなおさらですよね。僕自身もよくそういったリプライをもらいます。僕自身はそれでいい、と思ったうえで発信していますが、もちろんこれは全ての加害当事者にお勧めするものではありません。

――誹謗中傷などが寄せられ、かえって精神が荒廃してしまうこともあるでしょうね。

中村 はい。ですので無理は禁物です。

 一方でメリットとしては、書くことでガス抜きできるという点ですね。あとは、自分の体験を話せば同じような体験をした人とつながることもできます。

 ポイントとしては「発信ができるウェブサービス」も今はさまざまなものがありますよね。自分に合った、快適な雰囲気のところで始めることが大切です。

――非公開のグループだったり、コメントを受け取らない仕組みにできたりなど「世界中の人と無条件でつながる」という環境にせず、自分に無理のない範囲にすることが大切なんですね。

中村 ただ重ねてですが、対面で行われ、ファシリテーター(進行役)がおり、「相手の意見を批判していけない」などのルールの下で行われるグループカウンセリングとネットは大きく条件が異なります。苦しい人は無理にやらないでほしいです。

――ネットって、どう見ても心が血まみれになってるのに「効いてないぜ?」とポーズを取る強がりな人もよく見ますね。

 

役に立たねば、の意識がおしゃべりを難しくする

――心に効く「おしゃべり」ですが、中村さんはもともとおしゃべり好きだったんですか?

中村 いえ全く。グループカウンセリングがきっかけでおしゃべり好きになりました。 最初はうまく喋らないと、気の利いたことを言わないと、と思っていたんですが、別にうまくしゃべらなくてもいい場所なんだということが分かってからは力が抜けて、だんだん慣れていきましたね。今の妻ともよくおしゃべりをしていますよ。

――目的のない雑談やおしゃべりは、男性ほど難しいかもしれないですね。

中村 これはちょっと偏見が入った見方かもしれませんが、男性には“役に立つことしか喋っちゃいけない”というような感覚が少なからずありますよね。無駄話はよくないと。そうなると口数は少なくなるわけで。

―― あと一部男性にありがちなのが、何ら解決策を求めていない相手に対し、どや顔で求めてない、役に立たない御託を授ける傾向もありますね。

中村 ですので女性の方がおしゃべりが上手な分、ガス抜きが男性より上手に出来るのかなとは思います。

 ただこれもあくまで「傾向」であり、しゃべってもしゃべっても受け入れられている感覚がしなくて、自己肯定感が育たず、それで結局相手の DV なども受け入れてしまう女性もいたりします。さまざまな要因が絡んでいるため「こうだからこう」と言いきれない複雑さがありますね。

――こういったことは比較的字数制限の緩やかなネット記事向けの話題ですね。また、テレビも分かりやすさを求めてシナリオありきで進む傾向はあるので「この傾向はあるけれど、絶対ではない」という複雑さは嫌われる傾向がありますね。

――4回にわたってお話を伺ってきましたが、DV、虐待、モラハラ加害者がイライラするメカニズムは、「そんなことをしないと思っている人」にも心当たりのあるものでしたね。単に程度の問題なんだと。

中村 はい。条件がそろうと誰でも「そちら側」に回ってしまう可能性があるんです。

 例えば金銭面や健康面に不安があると、心の余裕は一気になくなってしまいますよね。さらに学校や職場など、日ごろの大部分の時間を過ごす場所で疎外されでもしたら、どんどんまともな判断ができなくなっていきます。

――今満たされている人も、いつそうなるかは本当にわからないですよね。

中村 そうなんです。でも「誰だって危うい」と知っているだけでも違うと思います。自分だけは大丈夫と思っている人ほど危ないです。

――「自分だけは大丈夫」の根拠で、自分の育った家庭にモラハラなんてなかった、と思ってる人も多そうですが、気づいていないだけでしっかりモラハラだったケースもあるでしょうしね。

中村 そうです。それに、もし育った家庭が本当にいい家庭だったとしても、それ以外で足をすくわれるケースだって出てきます。新卒で入った企業がブラック企業で文化に染まってしまったとか、悪い友達と付き合いだしてから人が変わってしまったケースなどもありますよね。

――怪しげなネットワークビジネス、自己啓発、スピリチュアル系にハマったりとか、大人になってもいろいろ誘惑はありますよね。

 現在は支援側にかかわっている中村さんですが、支援の現場で感じることはありますか?

中村 カウンセリングは個々人の状況に寄り添うため、人が必要です。日本家族再生センターでも、今ものすごく人材不足ですね。

 ぜひ行政でも取り組んで欲しいところではあるんですが、一方で私自身、行政の現場で支援されている方の日々の奮闘を知っています。 行政の場合、マニュアルやルールとの兼ね合いがあります。人に合わせた支援が必要なのは分かっているが、それに合わせられないという歯がゆさの中、なんとかしたいと仕事をしている方はたくさんいます。行政はお役所仕事の悪いやつ、という言われ方は違うと伝えたいですね。

――最後に、DV、虐待、モラハラにおいて、問題が深刻化しないうちに加害側が気づくことが大切だと思うのですが、一方で加害側にしてみると、配偶者が逃げるほど事態が深刻にならないと気づけないというジレンマがありますよね。これに対して何かいいアイディアなどはあったりしますか。

中村 やはり日ごろから気楽に人と繋がれることが大切ですね。 家族とのことでちょっとモヤモヤがあったとしても、相談するなんてカッコ悪いという雰囲気はありますよね。特に男性はそうだと思います。

 時間のかかることではありますが、そういうことは全然かっこ悪いことじゃない、という価値観を醸成させていくことが必要だと思います。

(文/石徹白未亜 [https://itoshiromia.com/])

◆石徹白未亜の過去記事はこちらから◆

 

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流行のワークアウト、次なるキーワードは「美尻」!? イケメン大橋社長と今野杏南&COCOが緊急対談!

 昨今、「ワークアウト」がブームに。ジムに通いトレーニングに励む人も多い。そんな中、じわじわと広がりつつあるのが「美尻」。モデルやタレントなどもここ最近、美尻トレーニングをSNSで発信している。そこで今回は「空気社長」として注目を集めている“美尻イケメン”の大橋大記社長と、美尻を目指しSNSでトレーニング姿を公開している今野杏南さんとCOCOさんの3人を迎え、美尻について緊急対談の場を開いた。

――まず、皆さんが美尻に目覚めたきっかけを教えてください。

COCO:私はグラビアだと胸が大きい人ってたくさんいるじゃないですか。そういう人たちとちょっと差をつけたくて。「お尻を大きくして勝負したいな〜」って思ったんです。それに、今Instagramで結構、外国人の方の間でお尻をトレーニングしている人って多いんですよね。それ見てたら、いいな〜って思ったんですよね。

今野杏南(以下:今野):私はもともと筋トレでジムに通っていたんです。でも、グラビアをやっていて、お尻が小さいのがコンプレックスで……。お尻の位置を上げて体にメリハリつけたほうがいいと思って鍛え始めました。今は基本的にジムでトレーナーと一緒に鍛えるようにしています。

 大橋社長(以下:社長):僕はね、もともとは小尻であまり気にすることはなかったんですよ。でも3年前かな? サッカーしてたら、骨折してしまって。リハビリのためにトレーニングし始めたんです。そしたらね、そのトレーナーの方にお尻を褒められることが多くて(笑)。「お尻を鍛えてみませんか?」と提案してくれて。ちょうど当時、モデルをしていたこともあって、僕もお尻に興味を持ってね。自分でお尻について調べてみたんです。

――調べたんですか!?

社長:そうなんです(笑)! 知りたくなったら突き詰めるタイプなんで(笑)。そしたら、女性から見た男性のどこに目が行くかというフェチランキングというものがあって! 9位にお尻が入っていたことと、全体的に顔の一部はどこにもランキングに入っていなかったんです。

COCO&今野:へえ!

社長: で、さらに調べたら、生物学上でも男性はお尻を鍛えるべきっていう文献がたくさん出てきたんですよ! ほら、猿ってお尻と顔が赤いでしょ? あれって、元気や強さを示しているんですって。だからオスは繁殖期に赤ければ赤いほど、メスをひきつけるそうでして。かっこいいの象徴なんですよ。それにね、蛍もメスよりオスの方が、お尻が強く光るんです。これは、動物も人間も同じこと。オスなら鍛えろってことだな〜って思ったんです。

――すごい調査力ですね! それでトレーニングし始めたんですか?

社長:はい。僕はコンプレックスが顔にあるので、コンプレックスをなくすためにも、「これは鍛えるべきだ!」と思ったんです! トレーニングはリハビリが主軸だったんですけど、それから、一緒にお尻も鍛えるようになって。それに、お尻の高さは変えられないんですが、お尻を引き締めると、脚も長く見えてスタイルも良くなるんですよ! 僕は基本的にコンプレックスの塊なんですよ。でも、それを打開したくて(笑)。

今野:なるほど! 社長は“努力の人”ですね!

――ちなみに女性のお2人は男性のお尻は好きですか?

2人:好きですよ。

COCO:お尻大きい人が好きですね。野球部の男の子とかいいですよね(笑)。ただ大きいより鍛えたお尻が好きですね。

――それは通ですね(笑)。では大橋社長が考える「美尻の条件」ってありますか?

社長:僕は、男女共々ラインが大事だなと。女性は曲線美。男も腰がしまって、お尻がキュッとしていて。そこに細く適度に鍛えた脚があるのが理想。でもね、日本人はどうしても鍛えると太ももの前が発達しやすくて。それに、脚が太くなりやすいんですよ。

今野:あっ、それわかります! 

社長:でしょ! 僕もそれが嫌で。

今野:私もそうならないようにトレーニングしてます。

――それって、女性にもあるんですか?

今野:ありますよ〜! だから私は、トレーナーにひとつひとつ太らないメニューを聞いて実践するようにしたり、あとは、体幹を鍛えたりとかでカバーしてます。

社長:自分に合ったトレーニングメニューを探すことが重要ですよね!

――そうなんですね。でも、読者が自分に合ったトレーニングメニューを探すのは大変だと思うので、参考になるような美尻をトレーニングメニューってあるますか?

COCO:私は、ジムでは前だけじゃなくて、太ももの後ろ側も鍛えるようにしてます。あと、家でも脚にチューブを巻いてテレビ見ながら脚を上げる運動をしてます。

今野:私もそれ、家でやってる!

社長:それいいですね! 僕はしてなかったので今度します(笑)!

COCO:チューブはいいですよ! 私の場合、お尻を大きくして欧米人のようにしたいので、負荷が多いメニューにしてます。なので、トレーニングを始めて半年で5cm大きくなりました!

今野・社長:え〜(驚き)! それすごいですね!

――男性から見てお尻が大きい女性はどう?

社長:いいですよね! 僕、外国人の友人も多くて。彼らに聞くとお尻が重要だと言ってましたね。外国人の女性は胸って基本的に大きいので、その分お尻で勝負なのかなって思います。

今野:あ、私はジムではスクワットとかもしてますよ! 片足を台に乗せてするトレーニング。

COCO:あ! それ、きついやつですよね〜!

今野:そうそう! きつくて泣きそうになる(笑)。

社長:へえ〜、そんなのがあるんですね! 勉強になるな〜!

――今野さんも、家でもやっていますか?

今野:はい。家でもCOCOさんと同じようなメニューをしてます。ただ、私の場合は鍛えてキュッとした小さいお尻を目指しているので、負荷が少ないようなメニューにしています。O脚なんですが、お尻の筋肉を鍛えると、別のところの中の筋肉も鍛えられて骨格改善できるってトレーナーに教えてもらって。

COCO:そうなんだ〜! お尻を鍛えるのっていいことしかないですね(笑)!

社長:へえ〜、女性のトレーニングもいいですね。僕もO脚気にしてるからやりたいですよ〜!

――皆さん結構鍛えてますね! トレーニングの効果ってどれぐらいで出ました?

COCO:何カ月かはかかりましたね。

今野:私も、少しずつです。

COCO:お尻って鍛えないから、最初はきつかった〜。

今野:わかる! きついから、涙流しながらやってた。

社長:僕は、最初は酸欠になってましたよ。お尻の筋肉って大きいので、酸素が多く必要なんですよ。だからね、トレーニング後はきもち悪くなって、あの頃はつらかったな〜(笑)。

COCO:すごい! ストイックなんですね(笑)。

今野:追い込みしてたんですね〜!

社長:そうなんです(笑)。なので、今はお尻だけ鍛えるようにはしてなくて。懸垂しながら腹筋を意識して使ってお尻を締めて持ち上げるというトレーニングをよくお尻のためにしてますよ。それすると、ウエストも引き締まるし。ひとつだけ攻めるのはやめました。

COCO&今野:懸垂できるのってすごいですね!

社長:通っているのが、鬼ジムなんで(笑)。それにプラスで慣れてくると、横に振るとかね(笑)。

COCO:私は、鬼ジムは無理だな〜(笑)。“ながら”とかから始めたほうが、私の性格上、続きやすいかも(笑)。

今野:人それぞれ、いろいろ相性があるからね。私はジムでトレーニング多めにするのが好み。

社長:ジムって行けて週3ぐらいでしょ。だからね、僕は歩く時とか、信号待ちとかも常にお尻を上げるように意識しているんですよ。トレーニングし始めてから“お尻だけあげて”って言われることが多くて、それがわかるようになると、自ずと、普段からお尻だけあげられるようになる。普段から、意識したほうが、トレーニングにもいい影響が出るし!

COCO:それいいですね! 

今野:意識してお尻あげている人って歩いていて、「あ〜! あの人!」って目が行くし! 私、基本的にジムだけだったけど、これからは社長のように意識して歩いてみようっかな〜!

――ちなみに鍛えていて、不便になったことってありますか?

COCO&今野:う〜ん……。

今野:私たちはないかも。

社長:僕はありますね。長く座ってられないんですよ。仕事でも椅子に座ってられなくて。でも、そうなると、「逆にトレーニングしないとダメだ」と思って。デスクは基本バランスボールに乗って鍛えるようにしています。

COCO:トレーニングの鬼ですね(笑)。

――なんか……、勉強会になってますね(笑)!

今野:本当だ!

社長:お互いに話して、参考にすることはいいことですね!

――それは本当ですね。皆さん結構ストイックですけど、目標にしている人とか惹かれる美尻の人っていますか?

COCO:私はインスタでお尻を鍛えている外国人の人に憧れますね! いい感じに大きくて憧れちゃう。よく、ハッシュタグを使って探してます(笑)。

今野:私は、私のトレーナーの宮河マヤさんですね〜。もともと友達だったんですけど、彼女に憧れていて〜。スタイルがいいんですよ!

――そうなんですね! 女性らしい感じですね! 男性の社長にもいますか?

社長:もちろん! でも、僕の憧れは日本にはいなくて(笑)。黒人の陸上選手とかモデルとかですね。あの人たちは筋肉のつき方が違うんですよね〜! 

COCO&今野:へえ〜。男性は筋肉から見るんですね!

社長:そうそう。サッカー選手とかバスケ選手とか、元々のお尻の筋肉のつき方が違うから、鍛え方も違うんですよ。それでか、くぼみとか本当にキレイなんですよ(笑)! あれは憧れますね〜!

――へえ! 日本人を目標にしていないのはすごい! では、お尻を鍛えて“美尻アピール”をして良かったことってありますか?

COCO:グラビアでお尻メインで撮影されたことですね〜! 

今野:え〜、いいな〜!

社長:仕事に繋がるっていいですね!

COCO:はい、本当に良かった(笑)! やっぱり、それが目的だったし、スタッフさんからお尻を褒められて嬉しかったな〜!

社長:褒められるのは結構嬉しいですよね!

今野:私はトレーニングし始めてから、成果を披露する場がなくって(笑)。でも、私もトレーナーに褒められたり、Instagramにあげてファンに褒められると嬉しいし、やってよかったな〜って思う! どっかで見せたいな〜(笑)。

COCO:鍛えていると、見せたくなるよね!

社長:僕もスキニーパンツをはいてよく見せてますよ(笑)。ちゃんと服きてね(笑)。そうすると、街中で「あっ、お尻キレイ」って声が聞こえてくるんですよ(笑)。それが嬉しくて!

――みなさん、見せて楽しんでますね(笑)。

社長:それがモチベーションに繋がるんですよ〜。

COCO:そうそう。また鍛えたくなる!

――そうなんですね。本当にお尻トレーニングっていいことしかないですね! では、これから鍛えたい人たちに伝えたいことってありますか?

社長:本当にお尻を鍛えるといいことばかりです。男性の魅力も上がるし、モテるはず(笑)。一気に鍛えるのは難しいと思いますが、徐々にでもいいのでトレーニングし始めて、一緒に美尻ブームを作りましょう!

COCO&今野:是非一緒に美尻になりましょう!

【大橋大記社長)

 サラリーマン時代に培ったノウハウを駆使し、2001年、空調設備専門会社『巧株式会社』を設立。忙しい日々を送る傍で、モデルとしても活動し、最近ではテレビでも特集され、2019年5月には『宇賀なつみ BATON』(TBSラジオ)にも出演。現在、「空気社長」として注目を集めている。SNSでの日々の暮らしぶりや気さくなトークが大好評。ファンを増やしている。Instagramではトレーニング法も更新中。

『巧株式会社』公式ホームページは【こちら

BLOG:【空気社長の風日記
Instagram:daiki_ohashi
Twitter:@daiki46011538

流行のワークアウト、次なるキーワードは「美尻」!? イケメン大橋社長と今野杏南&COCOが緊急対談!

 昨今、「ワークアウト」がブームに。ジムに通いトレーニングに励む人も多い。そんな中、じわじわと広がりつつあるのが「美尻」。モデルやタレントなどもここ最近、美尻トレーニングをSNSで発信している。そこで今回は「空気社長」として注目を集めている“美尻イケメン”の大橋大記社長と、美尻を目指しSNSでトレーニング姿を公開している今野杏南さんとCOCOさんの3人を迎え、美尻について緊急対談の場を開いた。

――まず、皆さんが美尻に目覚めたきっかけを教えてください。

COCO:私はグラビアだと胸が大きい人ってたくさんいるじゃないですか。そういう人たちとちょっと差をつけたくて。「お尻を大きくして勝負したいな〜」って思ったんです。それに、今Instagramで結構、外国人の方の間でお尻をトレーニングしている人って多いんですよね。それ見てたら、いいな〜って思ったんですよね。

今野杏南(以下:今野):私はもともと筋トレでジムに通っていたんです。でも、グラビアをやっていて、お尻が小さいのがコンプレックスで……。お尻の位置を上げて体にメリハリつけたほうがいいと思って鍛え始めました。今は基本的にジムでトレーナーと一緒に鍛えるようにしています。

 大橋社長(以下:社長):僕はね、もともとは小尻であまり気にすることはなかったんですよ。でも3年前かな? サッカーしてたら、骨折してしまって。リハビリのためにトレーニングし始めたんです。そしたらね、そのトレーナーの方にお尻を褒められることが多くて(笑)。「お尻を鍛えてみませんか?」と提案してくれて。ちょうど当時、モデルをしていたこともあって、僕もお尻に興味を持ってね。自分でお尻について調べてみたんです。

――調べたんですか!?

社長:そうなんです(笑)! 知りたくなったら突き詰めるタイプなんで(笑)。そしたら、女性から見た男性のどこに目が行くかというフェチランキングというものがあって! 9位にお尻が入っていたことと、全体的に顔の一部はどこにもランキングに入っていなかったんです。

COCO&今野:へえ!

社長: で、さらに調べたら、生物学上でも男性はお尻を鍛えるべきっていう文献がたくさん出てきたんですよ! ほら、猿ってお尻と顔が赤いでしょ? あれって、元気や強さを示しているんですって。だからオスは繁殖期に赤ければ赤いほど、メスをひきつけるそうでして。かっこいいの象徴なんですよ。それにね、蛍もメスよりオスの方が、お尻が強く光るんです。これは、動物も人間も同じこと。オスなら鍛えろってことだな〜って思ったんです。

――すごい調査力ですね! それでトレーニングし始めたんですか?

社長:はい。僕はコンプレックスが顔にあるので、コンプレックスをなくすためにも、「これは鍛えるべきだ!」と思ったんです! トレーニングはリハビリが主軸だったんですけど、それから、一緒にお尻も鍛えるようになって。それに、お尻の高さは変えられないんですが、お尻を引き締めると、脚も長く見えてスタイルも良くなるんですよ! 僕は基本的にコンプレックスの塊なんですよ。でも、それを打開したくて(笑)。

今野:なるほど! 社長は“努力の人”ですね!

――ちなみに女性のお2人は男性のお尻は好きですか?

2人:好きですよ。

COCO:お尻大きい人が好きですね。野球部の男の子とかいいですよね(笑)。ただ大きいより鍛えたお尻が好きですね。

――それは通ですね(笑)。では大橋社長が考える「美尻の条件」ってありますか?

社長:僕は、男女共々ラインが大事だなと。女性は曲線美。男も腰がしまって、お尻がキュッとしていて。そこに細く適度に鍛えた脚があるのが理想。でもね、日本人はどうしても鍛えると太ももの前が発達しやすくて。それに、脚が太くなりやすいんですよ。

今野:あっ、それわかります! 

社長:でしょ! 僕もそれが嫌で。

今野:私もそうならないようにトレーニングしてます。

――それって、女性にもあるんですか?

今野:ありますよ〜! だから私は、トレーナーにひとつひとつ太らないメニューを聞いて実践するようにしたり、あとは、体幹を鍛えたりとかでカバーしてます。

社長:自分に合ったトレーニングメニューを探すことが重要ですよね!

――そうなんですね。でも、読者が自分に合ったトレーニングメニューを探すのは大変だと思うので、参考になるような美尻をトレーニングメニューってあるますか?

COCO:私は、ジムでは前だけじゃなくて、太ももの後ろ側も鍛えるようにしてます。あと、家でも脚にチューブを巻いてテレビ見ながら脚を上げる運動をしてます。

今野:私もそれ、家でやってる!

社長:それいいですね! 僕はしてなかったので今度します(笑)!

COCO:チューブはいいですよ! 私の場合、お尻を大きくして欧米人のようにしたいので、負荷が多いメニューにしてます。なので、トレーニングを始めて半年で5cm大きくなりました!

今野・社長:え〜(驚き)! それすごいですね!

――男性から見てお尻が大きい女性はどう?

社長:いいですよね! 僕、外国人の友人も多くて。彼らに聞くとお尻が重要だと言ってましたね。外国人の女性は胸って基本的に大きいので、その分お尻で勝負なのかなって思います。

今野:あ、私はジムではスクワットとかもしてますよ! 片足を台に乗せてするトレーニング。

COCO:あ! それ、きついやつですよね〜!

今野:そうそう! きつくて泣きそうになる(笑)。

社長:へえ〜、そんなのがあるんですね! 勉強になるな〜!

――今野さんも、家でもやっていますか?

今野:はい。家でもCOCOさんと同じようなメニューをしてます。ただ、私の場合は鍛えてキュッとした小さいお尻を目指しているので、負荷が少ないようなメニューにしています。O脚なんですが、お尻の筋肉を鍛えると、別のところの中の筋肉も鍛えられて骨格改善できるってトレーナーに教えてもらって。

COCO:そうなんだ〜! お尻を鍛えるのっていいことしかないですね(笑)!

社長:へえ〜、女性のトレーニングもいいですね。僕もO脚気にしてるからやりたいですよ〜!

――皆さん結構鍛えてますね! トレーニングの効果ってどれぐらいで出ました?

COCO:何カ月かはかかりましたね。

今野:私も、少しずつです。

COCO:お尻って鍛えないから、最初はきつかった〜。

今野:わかる! きついから、涙流しながらやってた。

社長:僕は、最初は酸欠になってましたよ。お尻の筋肉って大きいので、酸素が多く必要なんですよ。だからね、トレーニング後はきもち悪くなって、あの頃はつらかったな〜(笑)。

COCO:すごい! ストイックなんですね(笑)。

今野:追い込みしてたんですね〜!

社長:そうなんです(笑)。なので、今はお尻だけ鍛えるようにはしてなくて。懸垂しながら腹筋を意識して使ってお尻を締めて持ち上げるというトレーニングをよくお尻のためにしてますよ。それすると、ウエストも引き締まるし。ひとつだけ攻めるのはやめました。

COCO&今野:懸垂できるのってすごいですね!

社長:通っているのが、鬼ジムなんで(笑)。それにプラスで慣れてくると、横に振るとかね(笑)。

COCO:私は、鬼ジムは無理だな〜(笑)。“ながら”とかから始めたほうが、私の性格上、続きやすいかも(笑)。

今野:人それぞれ、いろいろ相性があるからね。私はジムでトレーニング多めにするのが好み。

社長:ジムって行けて週3ぐらいでしょ。だからね、僕は歩く時とか、信号待ちとかも常にお尻を上げるように意識しているんですよ。トレーニングし始めてから“お尻だけあげて”って言われることが多くて、それがわかるようになると、自ずと、普段からお尻だけあげられるようになる。普段から、意識したほうが、トレーニングにもいい影響が出るし!

COCO:それいいですね! 

今野:意識してお尻あげている人って歩いていて、「あ〜! あの人!」って目が行くし! 私、基本的にジムだけだったけど、これからは社長のように意識して歩いてみようっかな〜!

――ちなみに鍛えていて、不便になったことってありますか?

COCO&今野:う〜ん……。

今野:私たちはないかも。

社長:僕はありますね。長く座ってられないんですよ。仕事でも椅子に座ってられなくて。でも、そうなると、「逆にトレーニングしないとダメだ」と思って。デスクは基本バランスボールに乗って鍛えるようにしています。

COCO:トレーニングの鬼ですね(笑)。

――なんか……、勉強会になってますね(笑)!

今野:本当だ!

社長:お互いに話して、参考にすることはいいことですね!

――それは本当ですね。皆さん結構ストイックですけど、目標にしている人とか惹かれる美尻の人っていますか?

COCO:私はインスタでお尻を鍛えている外国人の人に憧れますね! いい感じに大きくて憧れちゃう。よく、ハッシュタグを使って探してます(笑)。

今野:私は、私のトレーナーの宮河マヤさんですね〜。もともと友達だったんですけど、彼女に憧れていて〜。スタイルがいいんですよ!

――そうなんですね! 女性らしい感じですね! 男性の社長にもいますか?

社長:もちろん! でも、僕の憧れは日本にはいなくて(笑)。黒人の陸上選手とかモデルとかですね。あの人たちは筋肉のつき方が違うんですよね〜! 

COCO&今野:へえ〜。男性は筋肉から見るんですね!

社長:そうそう。サッカー選手とかバスケ選手とか、元々のお尻の筋肉のつき方が違うから、鍛え方も違うんですよ。それでか、くぼみとか本当にキレイなんですよ(笑)! あれは憧れますね〜!

――へえ! 日本人を目標にしていないのはすごい! では、お尻を鍛えて“美尻アピール”をして良かったことってありますか?

COCO:グラビアでお尻メインで撮影されたことですね〜! 

今野:え〜、いいな〜!

社長:仕事に繋がるっていいですね!

COCO:はい、本当に良かった(笑)! やっぱり、それが目的だったし、スタッフさんからお尻を褒められて嬉しかったな〜!

社長:褒められるのは結構嬉しいですよね!

今野:私はトレーニングし始めてから、成果を披露する場がなくって(笑)。でも、私もトレーナーに褒められたり、Instagramにあげてファンに褒められると嬉しいし、やってよかったな〜って思う! どっかで見せたいな〜(笑)。

COCO:鍛えていると、見せたくなるよね!

社長:僕もスキニーパンツをはいてよく見せてますよ(笑)。ちゃんと服きてね(笑)。そうすると、街中で「あっ、お尻キレイ」って声が聞こえてくるんですよ(笑)。それが嬉しくて!

――みなさん、見せて楽しんでますね(笑)。

社長:それがモチベーションに繋がるんですよ〜。

COCO:そうそう。また鍛えたくなる!

――そうなんですね。本当にお尻トレーニングっていいことしかないですね! では、これから鍛えたい人たちに伝えたいことってありますか?

社長:本当にお尻を鍛えるといいことばかりです。男性の魅力も上がるし、モテるはず(笑)。一気に鍛えるのは難しいと思いますが、徐々にでもいいのでトレーニングし始めて、一緒に美尻ブームを作りましょう!

COCO&今野:是非一緒に美尻になりましょう!

【大橋大記社長)

 サラリーマン時代に培ったノウハウを駆使し、2001年、空調設備専門会社『巧株式会社』を設立。忙しい日々を送る傍で、モデルとしても活動し、最近ではテレビでも特集され、2019年5月には『宇賀なつみ BATON』(TBSラジオ)にも出演。現在、「空気社長」として注目を集めている。SNSでの日々の暮らしぶりや気さくなトークが大好評。ファンを増やしている。Instagramではトレーニング法も更新中。

『巧株式会社』公式ホームページは【こちら

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刑務所の至るところに”顔ハメ”……仁義なきインスタ映えの世界「益山矯導所セット場」

 韓国の若者に大人気の刑務所があると聞き、益山(イクサン)市までやってきた。なんでも、囚人服を着た女の子たちやカップルが、塀の中でインスタ映えする写真を撮りまくっているというのだ。

 最寄りの咸悦(ハミョル)駅まで、ソウルの龍山(ヨンサン)駅から鈍行列車に乗り3時間弱。旅情あふれる田舎の小さな駅舎を降り、そこからタクシーを呼んで現場へ向かった。

 10分ほどで到着したのは畑に囲まれた山間の敷地で、青空の下、巨大な白い塀がそびえ立ち威圧感を放つ……と思いきや、入り口には顔ハメ看板が。

 ここは「矯導所(=日本でいうところの刑務所)セット場」。本物の刑務所ではなく、刑務所のシーンを撮影するために作られた韓国唯一の撮影所だ。廃校となった小学校を市が買い取り改装、2005年にオープンさせた。2万2,132平方メートルの敷地には監獄や取調室などが設けられ、数多くの映画やドラマがここで撮影されている。

 撮影日でなければ一般客も見学できるのだが、17年頃から話題を集めだし、18年には12万人もの来場があった。韓国の若者に大人気のSNSといえばインスタだが、そのユーザーに大きなインパクトを与えたのが、囚人服を着て写真が撮れるということだ。

 事前にインスタで検索してみると、出るわ出るわ浮かれた画像が。檻の中で「ぷいーん」と泣きまねをする囚人女子を筆頭に、警棒を持った相方に過酷な尋問を受ける囚人女子、囚人服を着てキスする囚人カップル、一昔前に日本の女子高生の間で流行った「魔貫光殺砲」を発射する囚人女子たちまで、「面白い」「かわいい」という一言で処理するにはもやっとするフォトジェニックな写真がずらり。インスタ映えのためには囚人になることも厭わない、韓国女子のアグレッシブさに惚れ惚れするばかりだ。

 塀の中に足を踏み入れると、そこは韓国映画で見たような景色。運動場の先には、収監所と思しき建物が立っている。

 ただし私が訪れたのが平日の午前中だったためか、そこまで女子女子している感じではない。いるのは子連れの夫婦と、遠足で訪れたのだろう中学生男子の団体ばかりだ。

 右手に回るとまず現れたのは、いかつい軍用車。しかにそこにはポップな書体で「告白バス」と書かれており、カップル向けのインスタ仕様であることがうかがえる。

 車内は売店となっており、お茶を飲んだり記念品を買ったりできるようだ。なぜここで愛の告白をしなければならないのか……。

 隣のプレハブ建物に入ると、裁判所を再現した部屋とともに、囚人服のレンタルコーナーが。

 しばらく見ていると、中学生男子はみな囚人服ではなく警察服を着用したがり、警棒をぶんぶん振り回している。中学生男子のマインドに国境はないのだと感慨を受けるのだった。

 外に出て収監所へと向かう。その通路沿いに並ぶフェンスには、ずらりと手錠がかけられていた。どうやら、先ほどの「告白バス」で買える「告白手錠」とやらに愛のメッセージを書いて、ここにかければいいらしい。

 フェンスや手すりに南京錠をかけて永遠の愛を誓う「愛の南京錠」というスポットは、韓国はもちろん世界各地にあるが、南京錠ではなく手錠とは……。微妙に重い。

 ポップアートを思わせる囚人の模型を横目に、収監所へと入った。薄暗い独房や取調室は、さすがに迫力満点。さらに、ところどころに顔ハメ看板が登場し、強引な客引きのようにあの手この手で写真撮影を促してくる。館内にはご丁寧にもフリーWi-Fiが飛んでおり、インスタの魔の手から逃れることは不可能。

 特に違和感を感じたのが、この場所に「犯罪はダメ、刑務所生活はしんどい」というメッセージ性が(刑務所の生活を伝える簡単な展示があるとはいえ)限りなくゼロに近いことだ。インスタ映えに特化した、ハッピーな世界観に包まれている。

 最後に面会室を訪れた。そこにはちょうど家族連れが来ており、お父さんが囚人席に、小さい女の子とお母さんが面会に訪れた家族席に座り、鉄格子ごいに手を振りあっていた。子供にこんなシーンを体験させて、親として違和感はないのだろうか?

 建物の後ろにあった美しい菜の花畑(刑務所とは何の関係もないが、インスタ映えはすごい)も眺め、再びタクシーを呼んで駅前へと戻った。どこまでも続く田園風景を眺めながら、何だかとても遠い所に来てしまったなと思った。

 私は叶わなかったが、皆さんがこのスポットを訪れるなら、ぜひとも訪問者の多い週末をお勧めしたい。スマホを眺めているだけでは決してわからない、仁義なきインスタ映えの世界に出会えるはずだ。

(文・写真=清水2000@smizu2000

●益山矯導所セット場                                

住所 全羅北道益山市聖堂面咸郎路207

休館日 月曜、撮影日

営業時間 9:00~18:00

 

熊田曜子、夫と義母の愚痴連発――タレントとして「プラスにならない」と感じるワケ

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「食べるって言ってたのに」熊田曜子
(6月12日、インスタグラムより)

 芸能人を指して「あの人は、〇〇キャラ」と言うことがある。これは、その芸能人が「〇〇という役回りを背負っています」ということだろう。つまり、ある種の演技なわけだが、そうは言っても、そのキャラを、はっきり覆されるとなんとなく変な感じがするのはどうしてだろうか。

 例えば、タレントのLiLiCo。スウェーデン人の父と日本人の母のダブルで、もともとは演歌歌手。ブレークのきっかけは『王様のブランチ』(TBS系)の映画コメンテーターになったことだった。「肉食系」と公言してはばからなかったLiLiCoは、レギュラー出演中の『ノンストップ』(フジテレビ系)で、ゲストとして登場したムード歌謡グループ・純烈の小田井涼平に出会う。初対面の時から縁を感じていたというLiLiCoだが、別の番組で共演したことをきっかけに交際をはじめ、結婚。いいなと思ったら、すぐに行動するのは“肉食キャラ”にふさわしいと言えるだろう。

 しかし、結婚後のLiLiCoは変わった。夫を“主人”と呼び、『ノンストップ』によると「夫をキッチンにいれない(料理はLiLiCoの担当という意味)」「夜中2時に起きて、主人の朝ごはんを作っている」といった具合に、もはや“肉食キャラ”ではなく、梨園妻のようなキャラの変化を遂げている。それが彼女の考え方、生き方だから他人がとやかく言うことではないが、「キャラとして」考えるなら、視聴者が違和感を抱いたり、多少混乱することは否めないだろう。

 このように、キャラというのは難しい。安易に変えるのはNGだが、ずっと同じキャラでは生き残れないのもまた事実だろう。特にママタレ業界は飽和状態が続いているので、何かキャラが必要になる。

 ママタレ業界で頭ひとつ抜け出した存在と言えば、ゆうこりんこと小倉優子ではないだろうか。夫から褒められたエピソードを語るなど、愛され妻キャラだったゆうこりんだが、妊娠中に夫が自分の後輩と不倫していたことを「週刊文春」(文藝春秋)にすっぱ抜かれ、離婚を選択する。ひと昔前、離婚といえば不幸でしかなく、家庭用洗剤などファミリー向け商品のCMには出られないと考えられていた時期もあったものの、ゆうこりんは離婚後、オリコン調査の「好きなママタレ」ランキングで1位を獲得し、P&Gの柔軟剤入り洗剤「ボールド」のCMに出演するなど、高い好感度を誇ることに。それは、シングルマザーとして、子育てと仕事にまい進するというキャラが好感をもたらしたということだろう。

 このように、かつては「みっともない」「隠したい」とみなされていたことが、今は「それもあり」と受け入れられるようになっている。それをビジネスチャンスと思っているのか、単にいろんなことがユルいのか、定期的に話題になっているのが、タレント・熊田曜子ではないだろうか。

 結婚前はおバカキャラとしてバラエティに出演することもあった熊田は、現在3人の子どもを育てるママタレント。以前、子どもたち3人を児童館に連れて行ったが、「大人1名につき、子ども2名までなので入れない」という注意を受け、中に入れなかったとブログに書いて、物議を醸した。安全性確保のための規則なので、施設、熊田、どちらに非があるという話ではないだろう。しかし、児童館の名前をはっきり書くあたりに、疑問が残る。子育て施設のお粗末さは、少子化にも関わる問題なので明らかにされてしかるべきだが、児童館の名前をあげれば、ネットの時代、少数ではあっても、そちらに抗議する人がいるということは、想像がつくのではないだろうか。3児を育てる社会派ママっぽいようにも思えるが、熊田は「やられたら、やり返す」といわんばかりのトゲを持っているのではないだろうか。

 そんな熊田、今度はインスタグラムのストーリーズに「朝起きて一番にする家事が、一口も食べてもらえなかったご飯の処理」と夫に対する愚痴をアップした。児童館の抗議と同じように「食べるって言ったのに」「このパターンもう100回は経験してるけど、かなりのダメージ」といった具合で、「言われたから用意した(押しつけではない)」「1~2回のことではない」というように、自分の正当性を匂わせるかのような文章も添えている。

 そのほかにも、義母との確執(義母に食事を誘われて断ったら、義母が熊田の母に電話して、熊田の不心得をなじったり、怒りのLINEが長文で来たこと)や、夫が父の日にもかかわらず外出しようとしたが、頼んだら家にいてくれたなど、不安定な結婚生活を匂わせるものが多い。

 「結婚生活のささいないら立ちを隠さないキャラ」でいくのか、それとも、離婚のために今から自分に否がないイメージをつけようとしているのかはわからないが、どちらにしてもあまりプラスにはならないのではないだろうか。

 夫婦間のことで世間が同情してくれるとしたら、ゆうこりんのような“妊娠中の不倫”をはじめ、モデル・亜希(元夫である清原和博氏は覚せい剤取締法違反で逮捕された)のように、法に触れる案件で、100対0で夫側が悪くないと、意見が割れてバッシングの矛先が熊田に向くこともあるだろう。中途半端な揉め事はダメで、「そりゃ、夫が悪い」と10人中9人に言われるようでないと、自分のイメージだけが落ちて終わってしまう可能性がある。

 料理の件でいえば、幼い子どもが3人もいる中で、きちんと食事を準備したのにもかかわらず、必ず「メニューが悪い」「まずいから、夫が食べない」という人が出てくるだろう。義母の件も、熊田はブログで「義母に子どもを預けた」などのエピソードを書いていることから、「育児を手伝ってもらってるんだから、我慢しろ」という攻撃がないとは限らない。

 昨年4月に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した熊田が、「夫が無断で会社をやめ、自分で仕事を始めていた」と語っていた。となると、「自営業の夫が、いつのまにか私の稼いだお金を全部使って事業に失敗した」くらいのインパクトがあるネタを放り込めないと、世間の同情を得るのは厳しいのではないか。

 芸能人が、きらびやかな世界に住む、手の届かない人物だった時代は終わり、今やいかに「あなた(一般人)と一緒」と思わせるかが人気のカギとなっているように思う。もしそうだとするならば、思わず視聴者が絶句するような不幸を引く力と、それをキャラとしてうまく見せる力が、これからの芸能界では求められるのかもしれない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

嵐の24時間テレビ「チャリTシャツ」がメルカリ大量出品、公式は「在庫あり」焦らないで

 嵐がメインパーソナリティをつとめる今夏の『24時間テレビ42』(日本テレビ系)。嵐は2020年をもって活動休止に入るため、例年以上の盛り上がりが予想されているが、はやくも混乱が生じている。

 8日放送の『嵐にしやがれ』(同)では、今年の「チャリTシャツ」のデザインを嵐メンバーの大野智が担当することが発表され、今年のテーマの「人と人 ~ともに新たな時代へ~」をモチーフに大野が描いたデザインが公開された。

 15日からは全国のイオングループ各店や公式サイトのネット通販(送料850円)で販売がスタート。黄色・白・ピンク・水色・ミントの5色展開で、定価は1,500円(税込)となっている。

しかしこの「チャリTシャツ」、販売開始直後から全国各地で在庫切れが多発。SNSでは「イオンでチャリTシャツ全滅売り切れだった……」「近くのイオン全部行ったのにゲットできない!」などと、嵐ファンの悲しみの報告が相次いだ。

 嵐が『24時間テレビ』のメインパーソナリティをつとめるのは6年ぶり5回目、そして大野智が「チャリTシャツ」のデザインを手がけるのは2004年以来15年ぶりとなる。また、嵐のメインパーソナリティは今年がラストになる可能性もあり、ファンの購買意欲が刺激されて「チャリTシャツ」が品薄となるのも頷ける、が……。

 現在、フリマアプリ「メルカリ」をには、「チャリTシャツ」が大量に出品されている。定価の倍以上の値段で出品されているものも多く、新色であるミントは4,990円の値で「SOLD(売り切れ)」表示になっているものもある。ファン需要を見越して買い占め、転売している出品者もいるようだ。こうした状況に、怒りを訴えるファンの声が多く上がっている。

 ちなみに、日テレの公式通販サイトでは、一部売り切れになっている商品を除けば「在庫あり」となっているカラーやサイズも多い(6月19日午後15時現在)。焦らなければ入手可能なはずなので、転売商品には手を出さないように気をつけてほしい。

「チケット不正転売禁止法」で嵐のコンサートは…?
 嵐ファンをターゲットにした転売行為といえば、高額ライブチケットについてもかねてより問題視されてきた。嵐のコンサートのチケットは異次元の倍率の高さであることは周知の事実だが、そのチケットも高額で転売、取引されてきた。

 たとえば昨秋から今年頭にかけて行われた全国ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』では、チケットの当落発表直後からチケットサイト等での転売行為が多数報告された。なかには1枚20万円(定価はファンクラブ会員9,000円/一般 9,500円)という驚くべき値段で取引きされるものもあり、異常としか言いようがない。2016年には嵐のライブチケットを利益目的で低下の1.5倍の価格で転売したとして、25歳の女が逮捕されているが、それでも転売屋の暗躍は止まらなかった。

 国民生活センターによれば、転売チケットのトラブルに関する2018年度の相談件数は2045件。前年度と比べると約2.5倍に急増した。こうした事態を国も深刻に受け止めており、6月14日に「チケット不正転売禁止法」が施行された。これまでダフ屋行為は各都道府県の条例で規制されていたが、新たに法律で禁じられ、インターネット取引も対象とする。違反者は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられる。

 購入者は罪に問われないが、需要があるからこそ転売はなくならない。売る側だけでなく、買う側もこれは禁止事項だと自覚する必要がある。

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【セリアずぼらシュラン】ティシュが出てこない! 買って失敗した「ティッシュケース」

安くてお得に日用品を買いに行ったつもりが、あれもこれもとカゴに入れてしまう100均ショップ。「超便利!」とほくそ笑むグッズもあれば、「買わなきゃよかった……」なトホホなグッズも潜む、魑魅魍魎な100均ワールドをズボラなアラサー女子がご案内! 私見全開でアイテムを斬る「セリアずぼらシュラン」開店です★

今日のセリアアイテム【ティッシュケース】

便利度:★★☆☆☆(ティッシュの出が悪いので…)
コスパ:★★★☆☆(作りはしっかりしています)
見た目:★☆☆☆☆(値段相応のビジュアル?)

 街中で配っているポケットティッシュって、ついつい受けとっちゃいますよね。気づいたらかばんの中がポケットティッシュだらけになっていたり、部屋に散乱していたり……。そこで今回はセリアの「ティッシュケース」に手を出してみました。セリアのティッシュケースといえば、デザイン性が高いとネットでも大人気で、確かに素敵なものが展開されているものの、部屋のテイストと合わなければ逆にダサさを助長しかねません。そこで、あえての無色透明、飾りっ気なしのヤツをチョイス。

 同商品の良いところは、なんといっても見た目が“シンプル”なところ。スタイリッシュ、ミニマリスト的な路線? ちなみに素材はアクリルケースで、わりと深さがあります。

 実際に、わんさか溜まったポケットティッシュを「ティッシュケース」に入れてお試し。まずはポケットティッシュの袋からティッシュだけを抜き取り、ケースに敷きつめていきます。ティッシュは約100枚(50組)入るので、容量は十分かな。敷きつめたティッシュの上にフタを乗せれば準備オーケーです。

 いざ「ティッシュケース」からティッシュを取ってみると、後続のティッシュがうまくついてきてくれません。「あ、あれ? 入れ方間違えたかな」と思いながらもう一度試してみましたが、やっぱりティッシュの出が悪い。機能性は残念ながらイマイチ! それに薄々感じてはいましたが、これ、飲み屋のお手洗いとかスナックのテーブルでよく見かけるやつでは……。

 う~ん、見た目が厳しい! これをおしゃれにインテリアの一部として使おうなんて無理があったかもしれません。百歩譲って、ミニティッシュの保管ケースとしてなら使い道はあるかも!?

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、『めざまし』三宅アナが「こんなことある!?」と衝撃受けた“家庭菜園”

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、6月20日に放送された。

 この日の「伊野尾ピクチャー」では、嵐・松本潤と伊野尾のツーショット写真を披露。今年は、Hey!Say!JUMPがチャリティーイベント『嵐のワクワク学校』に“生徒”として出演するということで、「グッズ撮影の時に、嵐の松本潤くんと一緒に写真撮らせていただきました!」と笑顔で報告した。

 2015年にも『嵐のワクワク学校』に参加し、生徒役を務めていたHey!Say!JUMP。三宅正治アナウンサーから「新入生ってことですか?」と聞かれた伊野尾は、「僕ら、4年前に一度参加させていただいてるので……」と苦笑いしつつ、「再入学というか、留年……卒業できてなかったのかっていう」と気まずそう。

 その後放送された「イノ調」では、現在ブームになっているというベランダでの家庭菜園を調査。「農業とか野菜育てるとか、興味あったんだよね」という伊野尾は、以前自宅でプチトマトを育てたことがあるのだとか。しかし、「……まあ、枯れたんだけどね」とのことで、開始早々不安になる発言が。

 実際に、家庭菜園で育ったミニトマトやミニパプリカ、イチゴなどを試食しつつベランダ菜園について学んでいく中、「私もちょっとチャレンジしてみたくなってきたよ」と言い出し、家庭菜園の先生とともに、ホームセンターへ買い出しへ。そこで、バジルの種と、普通のミニトマトよりも育てやすいというドワーフトマト・プリティーベルという品種のミニトマトの苗を購入。伊野尾はバジルを「バジルケイ」、トマトを「プリティ伊野尾ベル」と名付け、それぞれプランターに植えていた。

 作業を終えた伊野尾は、「私がきちんと自宅の方に持ち帰って、1カ月間きちんと育てて、スタジオにできあがったものを届けられるように!」と高らかに宣言。そして、今回は実際に「バジルケイ」がスタジオにお目見え。同じ日に先生が種を撒いたバジルは見事発芽し、バジルがしっかり茂っていたものの、伊野尾が持ち込んだプランターには芽が3本ほどしか出ておらず、成長に明らかな差が。この結果に伊野尾は、「本当に大切に育てたんですけど……」と困惑し、発芽しなかった原因について、「先生いわく、『水が足りなかったのでは』」と伊野尾は説明したのだった。

 まさかのオチに、三宅アナは「おかしいでしょ!?」「水が足りないってレベル、これ? こんなことある!?」と衝撃。伊野尾が「まだこれからですから!」と前向きな発言をするも、「なんとかなるのこれ、本当?」と疑い続けた三宅アナだった。

 放送後、ファンからは「これは伊野尾ちゃんショックだったのでは……またトライしてほしい!」「プリティ伊野尾ベルはちゃんと成長してくれますように!」「ここまで大きな差が出るなんて不思議。伊野尾ちゃん、やっぱり家庭菜園向いてないな(笑)」という声が。ロケが行われたのは5月25日ということで、「プリティ伊野尾ベル」の収穫はもう少し先とのことだが、スタジオで成果を見せてくれることを期待したい。
(福田マリ)

浮気夫・田中への当てつけか……2年ぶり連続ドラマで不倫妻役の仲間由紀恵に離婚説が急浮上

  7月から放送されるドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)への出演が発表された女優・仲間由紀恵。『海月姫』『東京タラレバ娘』などで知られる東村アキコ氏の新作マンガを実写化したもので、主演・杏の姉役を務める仲間は、連続ドラマへの出演は2年ぶりとなるが、同ドラマ終了後に、夫・田中哲司と離婚するのではないかとの噂が囁かれている。

 仲間と田中は、ドラマでの共演をきっかけに2009年に交際が発覚。大物カップル誕生に世間の注目が集まったが、その直後に、田中が別の女性2人とも交際していたことが明らかになり、“三股疑惑“が浮上した。

「当然、仲間は大激怒しましたが、田中がひたすら謝り続けたことで交際は続行しました。ただ、それ以前から田中の女癖の悪さは評判だったので、周囲が交際に反対。そのため、ゴールインまで5年もかかりました」(ドラマ関係者)

 14年に結婚した仲間は、16年1月の舞台『放浪記』の千秋楽を最後に仕事をセーブ。妊活に入ったが、そのさなかの結婚3年目に、田中が“カリスマ美容師”と呼ばれる女性のマンションに変装した姿で通うところを「FRIDAY」(講談社)に激写され、不倫が報じられた。このときも仲間は、烈火のごとく激怒したと伝えられ、田中は公への謝罪を余儀なくされたが、その後、18年3月に仲間の妊娠が明らかになり、離婚はひとまず回避された。

「妊娠・出産のため、とりあえず離婚は避けられましたが、仲間が許したわけではなく、田中に対する不信感は拭えていません。今年から本格的に仕事を復帰したこともあり、『偽装不倫』終了後の9月以降に離婚するのではないかという噂が流れているんです」(前同)

 他方、離婚を回避したい田中は、不倫を謝罪した後、妊娠した仲間に尽くす“良き夫”として振る舞い、昨年6月、無事、双子の男児が誕生した際の出産にも立ち会っている。

 それから約1年後、連ドラ復帰が決まった仲間だが、5月21日にはオフィシャルブログを立ち上げたことで、「田中との離婚に備えて、意見発信の場を作ったのでは」「いや、そもそも離婚説は、ドラマ宣伝のための話題作りでは」という声が錯綜している。

 ちなみに、今回の仲間の役どころは、理想の夫がいながら年下男との不倫に走るキャリアウーマン。ネットでは、「浮気夫・田中への当てつけか?」との声もあがっているが、ともあれ、かつてドラマ界で“視聴率女王“と呼ばれた仲間だけに、今回の連ドラ復帰で手応えを感じられれば、自立への障壁は皆無といえるだろう。

 出産、子育てを経て、一人でもやっていけるという自信がつけば、離婚も十分ありうると思うのだが、仲間が決断を下すのか、それとも田中が改心するのか。仲間の動向から目が離せない。

「真実を話すしかない!」ビートたけしの”離婚コメント”に関係者が大激怒で、いよいよ実像が暴かれる!?

 5月12日、ビートたけしが約40年間連れ添った妻・幹子さんと協議離婚していたことを一部スポーツ紙が報じていたが、15日に生放送された『新・情報7DAYS ニュースキャスター』(TBS系)で、たけし本人が「バレちゃったんだよ」とコメント。離婚の事実を認めたものの、報じられた内容をめぐって、早くもバトルが繰り広げられている。

「当初、離婚を報じたスポーツ紙では、『日本の芸能界で史上最高額の200億円』『たけしがほぼ全ての財産を幹子さんに渡すことで同意した』『自らの資産を捨てて、(新しいパートナーとの)““愛”を選んだ”』など、まるで美談扱いで、なかには幹子さんを悪者扱いしたような記事もありました。けれど、5年前、『週刊文春』(文藝春秋)に『ビートたけし“100億円の愛人” カミさんの全財産渡して一緒になる』と報じられたとき、『そんな金、あるわけねぇだろ』と激怒していたのは、当のたけしです。実際、事情を知る関係者は『どこにそんな金があるのか?』と呆れてますよ」(テレビ関係者)

 事実、一連の報道を受けて、離婚の経緯や合意内容について口をつぐんできた幹子さんは、18日、代理人を通じて報道各社にコメントを送付。「一連の報道において、武氏(=ビートたけし、北野武)の資産が100億円ないし数百億円もあり、それらの(ほぼ)すべてが幹子氏に分与されたなどという内容がまことしやかに報道されております。しかしながら、(中略)上記のような規模の財産が現存するという事実はありませんし、それらの『(ほぼ)すべて』が幹子氏に『分与』されたという事実もございません」と、数百億円ともいわれる慰謝料を否定したうえ、『新・情報7DAYS』でのたけしの発言に対しても、「『(離婚に際し)お金を取られたー』とか『(離婚後に残った財産は)家だけ』などという発言がありましたが、これらの発言内容は、当方の認識とはまったく異なります」と反論した。

「だいたい、今回の離婚は、たけしが愛人Fとの出会いで豹変してしまったのが発端。それまでは、金に固執しなかったたけしが、急に『金、金』と言うようになった。そんな男が、たとえあったとしても、200億円もの慰謝料を払うとは思えません」(前同)

 約40年間の結婚生活に終止符を打った2人だが、漫才師だった幹子さんがたけしと出会ったのは、たけしがツービート時代の1978年のこと。まもなく同棲をはじめ、幹子さんは、当時まだ売れない芸人だったたけしをキャバレーやスナック勤めで支え、たけしが“漫才ブーム“でようやくブレイク。81年に長男が、82年に長女が誕生し、83年に入籍したが、やがてたけしは、家に帰らず“火宅の人”となった。

「まさに“糟糠の妻”ですが、幹子さんが耐えたのはそれだけではありません。たけしが逮捕され、謹慎を余儀なくされた“FRIDAY襲撃事件”はよく知られていますが、その発端となったMさんとの交際が始まったのは、彼女が高校年生のとき。つまり今でいう淫行でしたが、その後、愛人となった彼女は、後にたけしの“隠し子“を出産しているんですから」(スポーツ紙記者)

 1986年に起きた「FRIDAY襲撃事件」は、当時たけしが交際していた、女子大学生になっていたMさんが、写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)の記者から追い回され、怒ったたけしがたけし軍団メンバーを引き連れ、編集部を襲撃したもの。この事件で逮捕されたたけしは、懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を受けている。

「当然、Mの両親は激怒しましたよ。けれど、たけしは『家を一軒、建ててやる』と言って両親を黙らせたんです。やり方が卑劣ですが、幹子さんはそのことを知りながらもじっと耐えていました。それどころか、たけしがバイク事故を起こし、生死の境を彷徨ったときも、付きっきりで献身的に看病していました」(たけしと親しいお笑い関係者)

 奇跡的に助かったたけしは、“火宅の人“を続けたが、それでも時々は自宅に戻ったり、週に一回程度は幹子さんとの外食デートを重ねたりして、夫婦仲は円満だった。その状況が一変したのは、6年前に知人を通じてFと知り合ってからだ。

「初対面だったFが、“世界のキタノ”に向かって、『あなたのことは知らなかった』と言ったそうです。もっとも、Fはたけしと出会う前から『オフィス北野』のマネジャーと親しくしていましたから、知らないはずはないんですけどね。にもかかわらず、たけしはその嘘に騙され、感激してしまった。また、Fが神戸の有名ホテルのスーパーバイザーの肩書を持っていたことにも惹かれたようで、そこからビジネスパートナーとしても信頼し、やがて一緒に暮らすようになりましたが、実際に事務所に持ち込まれた話は詐欺まがいのものばかり。しかも、Fが銀座の元クラブホステスだったことは、どこも報じていません」(元事務所関係者)

 一部スポーツ紙のなかには、Fが“やり手のビジネスウーマン”であるかのような記述もあったが、関係者によれば、銀座のホステス時代にFが“太い客“として出会ったのが、後に“神戸のラブホテル王”と呼ばれ、昨年7月、留学生を不法就労させたとして入管難民法違反容疑で逮捕されたラブホテル運営会社「レジャー計画」会長・関則之氏だという。

「Fは、関氏とかつて、仕事の関係以上に親密な関係にありましたが、たけしにはそのことを隠して紹介。『オフィス北野』からの独立や新事務所『T・Nゴン』の設立に関氏を協力させました。たけしも彼に信頼を寄せていて、新事務所のNは則之のNとも言われるほど。同社で経理を担当しているのも関氏が紹介した人物。事務所は完全にFに主導権を握られている状態です」(元『オフィス北野』関係者)

 Fの横暴で事務所スタッフが次々と辞め、たけしが“裸の王様”状態であることは既報の通りだが、4月には、たけしの長男が「週刊文春」のインタビューを通じてたけしに苦言。その内容は「たけし 長男(38)怒りの激白『お父さん、ダサいよ』」とのタイトルで掲載された。

「ただ、この記事をめぐって、長男側に“外圧”がかかったようで、幹子さんは“これ以上子どもを巻き込みたくない”と、離婚を決断したようです。要するに、すべてはたけしが惚れた弱みでFの掌で踊らされたんです。それなのに、スポーツ紙は憶測で“愛を選んだ”とか美談仕立てで報じていて許せません」(同)

 たけしに人生を狂わされた周辺スタッフは呆れて、“真実を話すしかない”と激怒しているというが、別の「オフィス北野」の元関係者も、「たけしの年収は把握してますからね。財産だって、200億円どころか100億円もないでしょう。離婚が長引いたのは、たけしサイドが金銭面でゴネたからという情報もあります」と憤る。

 今後、関係者の逆襲が始まれば、真相が明らかになり、たけしの実像が暴露されるだろう。世論がたけしに引導を渡す日は、そう遠くないかもしれない。