この主人公に共感した人は、かなりヤバいかも!? サイコパスコメディ『ハウス・ジャック・ビルト』

 SNS上で「いいね」をどれだけ集められるかが人気の目安となっている現代社会において、真逆の世界を突き進んでいるのがデンマークのラース・フォン・トリアー監督だ。絶望感たっぷりな『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)や『ドッグヴィル』(03)を見終わった後はぐったりするが、さらに『アンチクライスト』(09)や『ニンフォマニアック』(13)になると、人間の暗部をますますえぐり出すようになった。そして5年ぶりの新作『ハウス・ジャック・ビルト』(原題『The House That Jack Built』)は、観る者に共感を求めない孤高の作品となっている。

 往年の青春映画スター、マット・ディロン演じる殺人鬼ジャックが主人公。本作は5章仕立てとなっており、ジャックが12年間にわたって手を染める4つの殺人事件が描かれる。最初のエピソードは、雪道で立ち往生していた中年女性(ユマ・サーマン)をジャックが車に同乗させたことから始まる。この中年女性は態度がやたらとデカく、ジャックが運転する車に強引に乗り込み、お礼も言わずに文句ばかりダラダラとしゃべり続ける。その挙げ句に、「乗るんじゃなかった。あなた、殺人鬼かも」と言い出す。『キル・ビル』(03)で大暴れしたユマ・サーマンが、あっさりと撲殺される。これがジャック、初めての殺しだった。

 最初の殺人に味を占め、ジャックの犯行の手口はどんどん大胆かつ陰惨なものとなっていく。夫に先立たれた初老の女性(シオバン・ファロン)の自宅に保険の調査員だと偽って上がり込むや、彼女を殺害。完全犯罪をもくろむジャックは、犯行現場に血痕が残らないよう何度も何度も執拗に清掃を繰り返す。現場から離れられずにいるうちにパトロール中の警官が現われたため、慌てて逃げ出すジャック。袋詰めにした死体をワゴン車で引きずりながらの逃走となるが、ジャックは車が走った後の路上に延々と血痕が残されていることに気づいていない。強度の潔癖性なのに、やることはズボラ。ジャックの行動は支離滅裂で、理解できない。

 地球滅亡の日を描いたトリアー監督のSF映画『メランコリア』(11)は、壮大なブラックジョークの世界だった。どうやら、本作もそっち系の作品らしい。第2の殺人事件のブラックなオチを見たあたりから、ようやくそのことに気づく。サイコパスを主人公にした超絶なブラックコメディ、それが『ハウス・ジャック・ビルト』なのだと。ジャックの思考性や言動はまったく共感することができない。でも、それは彼がシリアルキラーなのだから当然だ。逆に快楽殺人鬼の気持ちがよく分かる、というほうがヤバいだろう。

 ジャックの狂気がピークに達するのは、第3の殺人だ。この日は爽やかなピクニック日和。ジャックは交際中の女性(ソフィー・グローベール)と彼女のまだ幼い2人の息子を連れて、森へと出掛ける。楽しい1日になるはずだった。ところが、その楽しみ方は、母子とジャックとでは180度異なっていた。猟銃を手にしたジャックは、鹿の親子をハンティングするように母子に銃先を向ける。引き金を引く順番は、小さい子から、次にお兄ちゃん、そして母親。いちばん残酷な殺害方法だ。サイコパスであるジャックに、罪悪感はまるでない。快心の狩りを満喫するジャックだった。

 ジャックは建築家を目指しており、湖畔の土地に理想の家を建てようとするが、これまでの殺人のようにはうまく進まない。いったい、サイコパスが考える理想の家とはどんなものなのだろうか。吉田大八監督の青春映画『桐島、部活やめるってよ』(12)では、校内きっての人気者・桐島にも悩みがあることが浮き彫りとなった。人気者には人気者としての高次元の苦悩があるらしい。今年4月にフリーになった元TBSの宇垣美里アナウンサーは「人それぞれに地獄がある」と語った。宇垣アナの言葉に従えば、サイコパスにはサイコパスなりの、常人とは異なる夢と葛藤があるということになる。理解しがたい世界だが……。クライマックスでジャックの考える理想の家がようやく完成するが、これはもう苦笑せずにはいられない。

 暴力の限りを尽くしたジャックは、最終的には現実世界を離れ、中世の詩人ダンテが書き残した叙事詩「神曲」の世界へと飛び込んでいく。ジャックをあちらの世界へと案内するのは、「神曲」と同様、ヴァージことローマの詩人ウェルギリウス(ブルーノ・ガンツ)だ。サイコパスの主観で描かれた『ハウス・ジャック・ビルト』は、ますますシュールなステージへと突入する。

 共感できないままクライマックスを迎えることになるが、ひとつだけ言えることは、ひとりの人間の頭の中で理解できる世界はとても狭いということ。自分が共感できる世界、「いいね」を押したくなる世界よりも現実の世界はもっと広く、他人が妄想する世界はさらにもっと広い。「いいね」を押したくなる世界しか見ないことは、世界のほとんどを見ていないことに等しい。自分が今まで使っていた物差しだけでは、この世界を計ることは到底不可能だ。

 トリアー監督は2011年、『メランコリア』がカンヌ映画祭で上映された際に「ヒトラーは善人とは言えないが、僕は少しだけシンパシーを感じるんだ」と記者会見で冗談まじりに口走り、カンヌ映画祭から追放処分となっていた。本作は8年ぶりのカンヌ復帰作だ。ジャックをあの世へと案内するヴァージ役のブルーノ・ガンツは今年2月に亡くなったドイツの名優。彼の代表作には『ベルリン・天使の詩』(87)と並んで、アドルフ・ヒトラーを演じた『ヒトラー 最後の12日間』(04)がある。ヒトラーは罪の意識を感じることなく、600万人ものユダヤ人や障害者たちを粛正した。トリアー監督に言わせれば、常識では考えられない、とんでもないことをやらかすのが人間の本質だということか。

 理解不能なジャックの言動だが、第1の殺人事件の犠牲者となった高慢ちきな中年女性は、ジャックでなくてもムカつくはずだ。また、第2の殺人事件の後、ジャックは強迫観念に駆られて執拗に現場を清掃するが、強迫観念に囚われることは多くの人が経験しているに違いない。もしかすると、1人ひとりの人間の中に、ジャックのようなサイコパス気質の芽が潜んでいるのかもしれない。カンヌ映画祭での本作の上映中、途中退場者が続出したそうだが、観客の中には自分の中に小さなジャック、リトル・ジャックの存在を感じ、逃げるように席を立った人もいるのでないだろうか。トリアー監督が放つブラックジョークの世界、あなたは最後まで笑って見ていられる?

(文=長野辰次)

『ハウス・ジャック・ビルト』

監督・脚本/ラース・フォン・トリアー

出演/マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス 

配給/クロックワークス、アルバトロス・フィルム R18+ 完全ノーカット版

新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、T・ジョイPRINCE品川、横浜ブルク13、川崎チネチッタほか全国ロードショー

(C)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KOLN

http://housejackbuilt.jp/

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“ギャラ飲み”仲介料でボロ儲けしていた!? 「よしもと契約解除」カラテカ・入江慎也とは何者だったのか

 お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之や、ロンドンブーツ1号2号の田村亮らが、カラテカの入江慎也の紹介で大規模振り込め詐欺グループの宴会に参加していたと7日発売の「FRIDAY」(講談社)に報じられた。

 記事によれば、都内のホテルで開かれた忘年会にゲストとして芸人が呼ばれ、宮迫は気持ち良さそうに、くずの代表曲「全てが僕の力になる!」を歌い上げていたという。

 参加者は他にガリットチュウの福島善成、レイザーラモンHGらがいたという。反社会勢力との関わりを指摘されたばかりか、芸人一人につきギャラ100万円が支払われていた疑惑もあり、波紋を呼びそうだ。

「これだけの芸人を宴会に呼ぶとなれば当然、多額のカネが発生しているはず。芸人がボランティアで出演するはずがありません。もし所属事務所を通さずにギャラを受け取っていたとなれば、闇営業の疑いがあります。100万円という高額な所得を得ながら、税務申告していなければ、脱税行為にもなります。反社会的勢力と関わりがあることも一大事ですが、脱税行為もしていたとなれば、大問題に発展しかねませんよ」(芸能関係者)

 今回、詐欺グループと芸人の仲介したのが、入江だとされている。

「入江は、携帯の登録メモリーが5,000人を超え、アドレスや携帯番号が書かれた名刺を配りまくり、顔が広いことは有名です。IT社長からモデル崩れのシロウト女性、テレビ局のスタッフや、ヘアメイクさんと、ありとあらゆるツテを持っています。ところが、その人脈を使って夜な夜なギャラ飲みが開かれていることも知られています。入江が仲介料をもらうこともあったようで、これまでにもトラブルが発生したこともありました。入江にカネを渡せば、カワイイ子を用意してくれるといった評判は、業界人ならみんなの知る話。そういったこともあり、大御所芸人にもかわいがられています。その手の入江の周辺のよくないウワサは掘ればいくつもあり、絶えませんよ」(同)

 同誌で宮迫は詐欺グループとは知らなかったと弁明しているが、入江はどう釈明するのか。果たして。

吉本興業に「汚い」の大バッシング!! 入江や宮迫「闇営業」スキャンダルもみ消しで山里亮太の結婚リーク?

 大手芸能事務所・吉本興業に所属するお笑い芸人たちが、大規模振り込め詐欺グループの忘年会に参加し“闇営業”をしていたと、今月7日発売の「FRIDAY」(講談社)が報じているが、一部のネット上では、吉本興業がこの件をもみ消すために、南海キャンディーズ山里亮太と女優・蒼井優の結婚をリークしたとの噂が広まっている。

 「FRIDAY」によると忘年会が開かれたのは2014年12月。カラテカ入江慎也の仲介で、雨上がり決死隊宮迫博之、レイザーラモンHG、ロンドンブーツブーツ1号2号田村亮、ガリットチュウ福島喜成らが、大規模振り込め詐欺グループの忘年会で歌やネタを披露したという。この“闇営業”で、ひとりにつき100万円程度のギャラが支払われたという。この報道を受け、吉本興業は入江との契約を解除した。

 「FRIDAY」では詐欺グループの元メンバーが、入江は詐欺集団の幹部と親交があり、「集団が詐欺を働いていることを知っていた」と証言。一方で入江は、自身のツイッターで忘年会への出席は認めたものの、詐欺集団とは知らなかったと釈明している。

 詐欺集団と反社会的勢力の関わりは深く、吉本興業にとって所属タレントの“闇営業”発覚は社会的信頼の失墜に直結する。傷を浅くしようと目論んだ吉本興業が、山里亮太と蒼井優の結婚をリークしたのではないか……との噂が、ネット上でまことしやかに囁かれ、勢いよく拡散している。吉本に対して「お祝いまで利用するとは汚い」といった批判の声も噴出しているが、しかし、それは事実なのだろうか。

山里亮太と蒼井優の結婚発表が5日だった理由
 山里亮太と蒼井優が正式に結婚を発表したのは今月5日の午後だが、その日の朝の段階で、一部スポーツ紙が二人の入籍を報道し、世間を賑わせていた。

 山里は6日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で、「5日午後の正式発表まで周囲に漏れないように、注意を払っていた」と明かしている。婚姻届も、代理人を立てて東京都の隣の県まで提出しに行くほどの厳重さだった。しかし、どこかしらで情報が漏れてしまい、結果、5日の朝にスポーツ紙によって報道されてしまったようだ。

 誰がどこで山里と蒼井の結婚情報を漏らしたのかはわからない。ただ、山里と蒼井は結婚を長期的に隠すつもりはなく、5日には発表し会見まで開く予定であった。もともと発表する予定だった情報を少し早めにリークしたところで、「FRIDAY」のスキャンダルをもみ消す威力などないことは明らかだ。本気で揉み消したければ、結婚発表を6日または7日に後ろ倒しするだろう。

 所属タレントの反社会的勢力との繋がりや、犯罪グループの忘年会への参加は由々しき問題だ。だが、「揉み消すために結婚スクープを利用した」というのは、さすがに言いがかりではないだろうか。

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小嶋陽菜、背中丸見えのセクシー水着に賛否「30過ぎでこれは」「年相応の仕事したほうが……」

 元AKB48の小嶋陽菜がツイッターに公開した水着動画が話題になっている。

 現在ファッションブランド「Her lip to」のプロデュースを行っている小嶋だが、4日にツイッターを更新し、「今日はHerliptoの撮影したよ」と撮影に臨んだことを報告した。

 小嶋はプールサイドで背中が大胆に開いた黒い水着を着用している自身の姿を収めた動画を披露し、「早くみんなに着てほしいドレスいっぱいある」とつづった。

 また、小嶋はこの水着について「フロントデザインがシンプルなのでバックは水着だから大胆に」「スタイルアップしてくれるカットやシルエット。計算しつくされた水着なの」と説明。「リゾートだったら、ボディスーツとしてデニムのショーパンとか合わせたら絶対かわいいね」と着用のシチュエーションについても紹介していた。

 小嶋のこうした投稿にファンからは、「セクシーすぎる!」「背中綺麗!めっちゃ似合ってます」という声が集まっていたが、その一方でネット上からは、「普通の背中…」「30オーバーでこれはキツい」「年相応の仕事したほうがいい」といった声が飛び交ってしまった。

 小嶋の大胆写真に熱狂的なファンはメロメロだったようだが、一部のネット民からは思わぬ拒否反応が出てしまったようだ。

AKIRA、“台湾の女神”リン・チーリンと結婚で、LDH中華圏進出の追い風に?

 南海キャンディーズの山里亮太と蒼井優の結婚に続き、またしてもビッグカップルが誕生した。EXILEのAKIRA(37)が6月6日、台湾トップ女優、リン・チーリン(林志玲/44)と結婚したことを発表。2人は2011年に劇団EXILEの舞台『レッドクリフ ~愛~』で共演したことがきっかけで親交を深め、18年に交際をスタートさせたという。

 リンといえば、08年に公開された映画『レッドクリフ』に出演、その美貌から“台湾の女神”の愛称で日本でも大ブレークを果たした。10年には木村拓哉主演『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)で、木村の恋人役を演じている。

 44歳にしてようやく幸せをつかんだリンだが、恋多き女性としても知られ、マスコミに報じられているだけでも結婚寸前まで行った相手が2人いる。

 1人目は人気アイドルグループF4のメンバーで、台湾版『花より男子』の道明寺司役などで活躍したジェリー・イェン(言承旭)だ。2人は02年頃から交際を始め、「結婚秒読み」とたびたび報じられるも、結局、06年に破局した。

 それから数年たち、10年にリンが出演した中国の人気バラエティ番組で、司会者にイェンについて尋ねられると、突然号泣。リンがイェンとの失恋を引きずっているとみた台湾マスコミは、その後2人の復縁説をたびたび報じたが、そのたびにリン本人や所属事務所が否定している。

 しかし実はこのころ、リンには新しい恋人がいたようだ。その人物は、資産100億円ともいわれる台湾の大手便器メーカー「和成HCG」3代目御曹司の“便器王子”ことチウ・シーカイ(邱士楷)だ。リンはチウ氏から何度もプロポーズを受けていたが、芸能活動に集中したいという理由から、これを断ったという。

 紆余曲折を経てついに結婚に踏み切ったリンと、その夫AKIRAには末永く幸せになってもらいたいものだが、この結婚がEXILEはもとより、所属事務所であるLDHにとって躍進のきっかけになる可能性もある。

 台湾ではEXILEのATSUSHIが、人気アーティスト、ジェイ・チョウとコラボしたり、三代目J SOUL BROTHERS の登坂広臣がソロライブを行うなど、LDHとしても活動を活発化させているが、まだまだ道半ばといったところ。そんな中、台湾トップ女優の夫として中華圏で一気に知名度が高まったAKIRAを足がかりに、LDHの海外進出も加速していくかもしれない!?

(文=青山大樹)

 

AKIRA、“台湾の女神”リン・チーリンと結婚で、LDH中華圏進出の追い風に?

 南海キャンディーズの山里亮太と蒼井優の結婚に続き、またしてもビッグカップルが誕生した。EXILEのAKIRA(37)が6月6日、台湾トップ女優、リン・チーリン(林志玲/44)と結婚したことを発表。2人は2011年に劇団EXILEの舞台『レッドクリフ ~愛~』で共演したことがきっかけで親交を深め、18年に交際をスタートさせたという。

 リンといえば、08年に公開された映画『レッドクリフ』に出演、その美貌から“台湾の女神”の愛称で日本でも大ブレークを果たした。10年には木村拓哉主演『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)で、木村の恋人役を演じている。

 44歳にしてようやく幸せをつかんだリンだが、恋多き女性としても知られ、マスコミに報じられているだけでも結婚寸前まで行った相手が2人いる。

 1人目は人気アイドルグループF4のメンバーで、台湾版『花より男子』の道明寺司役などで活躍したジェリー・イェン(言承旭)だ。2人は02年頃から交際を始め、「結婚秒読み」とたびたび報じられるも、結局、06年に破局した。

 それから数年たち、10年にリンが出演した中国の人気バラエティ番組で、司会者にイェンについて尋ねられると、突然号泣。リンがイェンとの失恋を引きずっているとみた台湾マスコミは、その後2人の復縁説をたびたび報じたが、そのたびにリン本人や所属事務所が否定している。

 しかし実はこのころ、リンには新しい恋人がいたようだ。その人物は、資産100億円ともいわれる台湾の大手便器メーカー「和成HCG」3代目御曹司の“便器王子”ことチウ・シーカイ(邱士楷)だ。リンはチウ氏から何度もプロポーズを受けていたが、芸能活動に集中したいという理由から、これを断ったという。

 紆余曲折を経てついに結婚に踏み切ったリンと、その夫AKIRAには末永く幸せになってもらいたいものだが、この結婚がEXILEはもとより、所属事務所であるLDHにとって躍進のきっかけになる可能性もある。

 台湾ではEXILEのATSUSHIが、人気アーティスト、ジェイ・チョウとコラボしたり、三代目J SOUL BROTHERS の登坂広臣がソロライブを行うなど、LDHとしても活動を活発化させているが、まだまだ道半ばといったところ。そんな中、台湾トップ女優の夫として中華圏で一気に知名度が高まったAKIRAを足がかりに、LDHの海外進出も加速していくかもしれない!?

(文=青山大樹)

 

Sexy Zone・中島健人、「インスタグラムやりたい」明言も「絶対反対」「ネットが荒れる」と批判

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)の6月3~6日の放送回に、中島健人とマリウス葉が登場。ジャニーズアイドルの“SNS進出”について言及した。(※4日は放送休止)

 5月16日、山下智久が現役のジャニーズタレントとしては異例の公式インスタグラムを開設し、大きな話題となった。これを受け、6月6日の放送では、リスナーから「ジャニーズを身近に感じられる機会が増えましたね。ほかの人もやるのでしょうか?」という、直球の質問が届いた。

 これに中島は「このトピックに関しては、“卒論”を書けるくらいのイマジネイティブがあるんだけど」といい、SNS進出についてかなり興味がある様子。現在中島は、ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」内のブログ「Ken Tea Time」を頻繁に更新しており、写真も多数投稿している。ラジオで中島は、更新する最大の理由を「ライフワークです、癖ですね。だから、めんどくさいとも思わないし、『更新しなきゃ!』とも思わないし、ただ単純に毎日好きだからやっている」と語り、すでにブログを更新するのが日常になっている様子。

 さらに「ファンの子が喜んでくれるから」という理由も、中島にとっては大きいとか。「やっぱファンのみんなとか、これからファンになってくれるみなさまに対して、自分自身、グループのことを知ってほしいっていう、そういう気持ちがある」と熱弁し、「『Ken Tea Time』をきっかけに、Sexy Zoneの音楽を聞いてくれる、もしくはメンバーの曲、自分の曲を聞いていただけるというような環境を作りたいな」と、ブログだけに留まらない広がりまで見つめているようだ。

 そして、インスタグラムについては、はっきりと「やりたいけどね」と明言しており、SNS進出に向けてアピール。放送後は「ケンティーはやっぱりインスタをやりたいんだね。山Pに続いてほしい!」「健人くんがどんな投稿するか、なんとなく想像できる(笑)」という反応もあったが、「ジャニーズがインスタか~……私は絶対反対」「正直、ジャニーズがSNSやったらネットが荒れると思う。そんなとこは見たくない」という声もあり、賛否両論が巻き起こっている。

 先日、Kis-My-Ft2・北山宏光がラジオでインスタグラムについて「早く俺らも始めないと」と語り、「絶対楽しそう!」「個人的にはうれしくない」と反応が真っ二つに分かれたことも。ジャニーズのSNS進出については、ファンの間でも議論を呼びそうだ。
(華山いの)

ウィリアム王子と浮気相手(?)、キャサリン妃が一堂に会した晩餐会に異様な注目が集まる!

 今年3月、子煩悩で知られる英国・ウィリアム王子(36)が浮気したという衝撃的な情報が流れた。相手は、自身の結婚式に招待したほど仲の良い友人で、デヴィッド・チャムリー侯爵(58)の妻であるローズ・ハンベリー(35)。曽祖父は第10代キャバン伯ルドルフ・ランバートで、祖母はエリザベス女王の友人という、王室と深い関係を持つ貴族女性だ。独身時代はスーパーモデルのケイト・モスが所属していた大手事務所のモデルだった。

 浮気報道の発端は、英大手タブロイド紙「ザ・サン」3月22日付の一報。キャサリン妃(37)が、ノーフォーク州サンドリンガムにある別荘のご近所さんで、とても仲が良かったローズのことを突然ライバル視し、交友グループから排除しようと躍起になっていると報じた。

 「穏やかで優しそうなキャサリン妃が、今まで仲良しだったローズをなぜそこまで嫌うのか」と騒ぎになった2日後の24日、同じく英タブロイド紙「ザ・デイリー・メール」が「『ザ・サン』の報道は事実ではない」「キャサリン妃もローズも報道に憤りを感じ、法的手段を検討したほど」と報道。よくある王室ゴシップであり、すぐに鎮火するだろうと思われた。

 しかし、翌日、ライターのジャイルズ・コレンが「(原因は)浮気だよ」「(王室に近い人たちは)みんなこの浮気のことは知っているよ」とツイート。この投稿はすぐに削除されたが、メディアとつながりのあるライターの発言だけに、「マジで!?」「圧力をかけられてツイートを削除したのか!」とネット上は騒然となった。

 4月に入ると、今度はアメリカのタブロイド誌「In Touch」が、表紙に「プリンセス最悪の悪夢。ウィリアムがケイトを裏切った――よりによって彼女の友人と!」とデカデカと掲げ、浮気を報じた。「キャサリン妃がルイ王子を妊娠中に浮気が始まった」「最終的にキャサリン妃はウィリアム王子を許した」などと伝え、英タブロイド紙もこの報道をこぞって紹介。英国王室の弁護団が、報道は虚偽なので「(イギリス国内では)似たような報道をしないように」と警告を出す騒ぎとなった。

 しかしネットでは、「警告はするのに、否定声明を出さない。怪しい」と疑惑が噴出。近年ささやかれていたウィリアム王子とヘンリー王子の不仲説も、これまで原因は「ヘンリー王子とメーガン妃との恋愛展開が早すぎて、ウィリアム王子が大いに戸惑っている」とされていたが、「ウィリアム王子の浮気にヘンリー王子が怒り、口をきかなくなったのだ」という臆測まで流れ出した。

 世界中がこの浮気騒動に興味を抱く中、6月3日に訪英中の米トランプ大統領を歓迎する晩餐会が開催され、ウィリアム王子とキャサリン妃が出席したのだが、ここに渦中の人物・ローズも颯爽と登場したのだ。

 米ゴシップサイト「Hollywood Life」は、「晩餐会は通常、メディアは侯爵夫人に目もくれない」のに、ローズがものすごく注目を浴びていたと報道。「侯爵である夫は、王室の公式行事や晩餐会などに出席するのが義務である」ため、侯爵夫人であるローズが出席するのは当たり前と前置きした上で、「招待客170人の中で、ローズはダイニングホールに入る最後の列の中にいた。順番は前もって決められていたものなので、意図的にそうしたのだろう」「ローズは夫と一緒にホールに入らなかった。一緒にいたのはメーガン妃に関する意地悪な記事を書くことで知られる『ザ・デイリー・メール』のコラムニスト、サラ・ヴァインだった。サラと一緒にされたことにも意味があるのかもしれない。ホール入りするペアは、ランダムに組まれたものらしいけれども」と推測。

 ちなみに、ローズとウィリアム王子の晩餐会でのテーブルは同じながらも席は遠く、キャサリン妃は別のテーブルだったため、3人が交流することはなかったと伝えられている。

 王室が今回の浮気報道を否定しないのは、ゴシップ慣れしており、フェイクニュースにいちいち反応したくないという思いが要因だろう。だが、きっぱりと否定しないことで「逆に怪しい」と思う人は多く、また、ウィリアム王子の父であるチャールズ皇太子が、長年故ダイアナ妃を裏切って不倫していたという周知の事実があるため、「浮気も遺伝か」とウィリアム王子に失望する人も。

 ローズは、19歳の時に42歳の侯爵と出会い恋に落ち、その6年後に婚約を発表。翌日に結婚した時にはすでに双子を妊娠していた“授かり婚”だったことから、ゴシップ好きの間では知られた存在だった。そのため、今回の報道に「相手がローズなら驚かない」という向きもある。

 この浮気報道、王室ゴシップ大好きなイギリス人が並々ならぬ興味を寄せていることから、まだしばらく話題にされそうだ。

Kis-My-Ft2・玉森裕太、“童貞疑惑”が浮上!? 『キスブサ』女性拒絶ぶりに「怖い!」と戦々恐々

 Kis-My-Ft2の冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)が、6月6日深夜に放送。この日はゲストに女優・佐藤仁美、タレント・橋本マナミ、そして“銀座最年少ママ”の桐島とうかを迎え、「レストランで彼女から『キスしよう』と言われた時の対応」をKis-My-Ft2メンバーで競うこととなった。

 女性審査員70人とゲストからの採点で順位が決まるのだが、今回第1位を獲得したのは、横尾渉だった。「キスしよう」と女性から言われた横尾は、「ここで? まあ、とりあえずメニュー決めようよ」と言いつつ、メニュー表で周囲からの視線をブロックしてキス。これにはスタジオからも「いい!」という声が飛び、得点は83点で堂々の第1位となった。

 一方、最下位だったのは二階堂高嗣。「キスしよう」と言われた二階堂は、「したいの? したい?」と何度も確認し、彼女にキス。終わった後に「満足? ご飯食べる前に、俺の唇食べちゃったね」とささやく流れだったのだが、得点はなんと9点と、ぶっちぎりの最下位に。

 しかし、二階堂はこの結果に納得がいっていないようで、「マジで決めにいった!」「今年イチ決めたね!」と自己評価は高め。そんな二階堂を見ていた佐藤は、「チューしたあとに『満足?』って……どういうこと!?」と鋭くツッコミを入れ、橋本からも「ちょっと気持ち悪かった」と酷評されてしまうのだった。

 また、第6位という順位ながら、審査員から辛辣なコメントが多かったのは、玉森裕太。彼女から「キスしよう」と言われ、冷たく「今? 無理でしょ。人いるし……いっぱいいるよ、人が」と返事をする。彼女が「お願い」と言うも、「できないって」「しつけーな!」「家に帰ったらできるじゃん。普通に考えて、まず無理」と、完全に拒否し続けていた。

 この激しい拒否反応に、メンバーは手を叩いて大爆笑。一方で玉森は、「これは本当、ありのままです。自分がこれと同じことされたらこうなります」とキッパリ言い放つ。桐島から「“かわいい感じの方”ってイメージあるのに、怖くないですか?」とドン引きされていたが、玉森は「ギャップ萌えです」と自信満々。あまりの拒絶ぶりに、女性審査員から「童貞?」というツッコミが入るほどで、玉森の意外な一面が垣間見える結果となった。

 この日の放送に視聴者からは、「人前でキスするのが嫌なのはわかるけど、玉ちゃんの対応は相当怖い!」「もっとやんわり断ってくれればいいのに……玉ちゃんクールすぎる」「リアルに『しつけーな』とか言われたら泣いちゃうわ……」という声が集まっており、玉森の“ギャップ”は「萌え」ではなく「驚き」となったようだ。
(福田マリ)

『インハンド』人をつくるのは遺伝か環境か? 山下智久が悲劇の赤鬼伝説に挑む

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)の第8話が先月31日に放送され、平均視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.4ポイントのダウンとなってしまいました。

(前回までのレビューはこちらから)

 紐倉哲(山下)はある日、大企業・キガシマホールディングスのポスターに写る女性の髪が赤く染まり、“呪いの血のポスター”と話題になっていることを知ります。おまけに、会長・園川務(柄本明)の息子で後継者候補の直継(夙川アトム)が飛び降り自殺したことと因果関係があるのではないか、とのウワサが流れているため興味津々。居ても立ってもいられず、助手の高家春馬(濱田岳)を引き連れ、そのポスターが展示されている本社へと足を運びます。

 警備員の目を盗んで“血”の成分を調べた紐倉は、それが腸内細菌の一種・セラチア菌であることを確認します。なぜそんなものがポスターに塗りたくられたのかと疑問を抱き、調査を開始しようとしたところ、経産省のアドバイザーを務める、学生時代の同級生・遠藤匡晃(要潤)が登場。ヒトゲノム解析プロジェクトの顧問を務める遠藤は、その出資者だった直継がもつ重要な情報を外部に漏らしたくないという事情と、学生時代からのライバル心から紐倉の妨害をするのでした。

 それでも遠藤の目を盗み調査を続けた紐倉は、直継の地毛が真っ赤であったことや、それが祖父にあたるキガシマホールディングスの創始者・大次郎から遺伝的に受け継いだものであることを突き止めます。

 粗暴だった大次郎に婚約者を奪われた代わりに、彼の娘をもらうことで婿養子になった務は、同じく“赤鬼の遺伝子”を継いだ直継に対して、大次郎のようにならぬよう気をつけろと幼少期の頃から諭し続けてきたのです。

 あらゆる依存症になりやすく、精神的な弱さをもつ“鬼の血”。実の母親は自殺し、自分もいずれは同じ道を辿ることになるのではないかと懸念を抱いた直継は、自身と大次郎の遺伝子が合致するか調べるよう遠藤に依頼。その結果、祖父とまったく同じタイプの遺伝子だと判明し、それを憂いて自殺したという事情があったのです。

 しかし、紐倉は悲劇に至ったのは遺伝子だけではなく、直継に対して幼少期から「鬼の血が流れている」と言い続けた務、つまり育った環境にもよると指摘し、“赤鬼”の遺伝子を持つ者は感受性が強く、アーティスティックな才能にあふれていることを話します。そしてその証拠として、直継の恋人が密かに出産し大事に育ててきた都築歩夢という、務にとって孫にあたる子が絵画コンクールで優勝するほど絵の才能に恵まれていて、穏やかな性格であることを伝えます。

 一方、“呪いの血のポスター”の真相はというと、務に対して同じ悲劇を繰り返さないようにと、遠藤による回りくどい警告だったことが判明したところで終了となりました。

 今回は「人をつくるのは遺伝か環境か?」がテーマだったのですが、紐倉いわくその問いはナンセンスで、その両方が人間を形成するとのこと。務としては直継に対して愛情があるからこそ、鬼の血の危険性について言い聞かせていたわけですが、その“良かれと思って”が結果的に自殺へと追い込んでしまったわけです。

 この「遺伝子or環境」論はさまざまな映画やドラマで扱われていますよね。たとえば2013年に公開された、是枝裕和監督&福山雅治主演映画『そして父になる』では、エリート家庭と中流家庭との間で起こった子どもの取り違えがテーマでしたが、こちらは環境が人格形成を左右するものだという態で描かれていました。

 どの説が正しいかはわかりませんが、紐倉の説には希望があるように思えます。今回のように親が子を洗脳するパターンでなくとも、多少の差はあれ誰しもが親からの影響を受けているもの。それがいわゆる毒親である場合、自分もいずれ同じような人間になってしまうのではないか、と不安を抱いている人は少なからずいることでしょう。

 けれど、その後の環境次第では人格だって変わる。人格が変われば人生も変わる。そんなメッセージも含まれていたのではないかと感じました。紐倉にしても、高家や牧野巴(菜々緒)との出会いによって偏屈さが徐々に解消されて人間味が増してきましたからね。高家と牧野もまた紐倉の強引な性格に感化され、お互いに「(紐倉に)似てきた」とツッコみ合うシーンは微笑ましい限りです。

 ところで、“呪いの血のポスター”については、務に対する遠藤の回りくどい抗議ということであっさり片付けられましたが、セラチア菌はプロジギオシンという赤い色素がコロニーを形成し、健康な人には害がない一方、免疫機能の低下した人は肺炎や敗血症を疾患してしまう可能性があるというのが特徴。そのため、精神的に健康体であれば赤鬼の遺伝子には害がない、というメッセージが込められていたのかもしれません。

 各回しっかりテーマが練り込まれ、ストーリー展開やキャラ設定も申し分ないのですが、視聴率的にはいまいちパッとせず、シリーズ化するには微妙なラインというのが何とも惜しい限り。クライマックスへ向けてこれまで以上に盛り上がることを期待したいと思います。

(文=大羽鴨乃)