Kis-My-Ft2、メットライフドーム公演が「マナー悪すぎ」「Jr.ファン胸糞悪い」と批難の嵐

 東京、福岡など5都市を巡る『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』を開催中のKis-My-Ft2。6月1日と2日には埼玉のメットライフドーム(西武ドーム)で公演が行われたが、ネット上では会場を訪れたファンの“マナー”が問題視されている。バックダンサーを務めるジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanファンの迷惑行為について被害を訴える声も出ており、一部の人たちにとっては後味の悪いコンサートになったようだ。

 5都市を巡る今回のツアーで、2都市目となったメットライフドーム。敷地内には複数の売店があり、開演前に小腹を満たす人も多かったのだろう。ネット上には「前の席の子がお茶の紙パックと食べ残したゴミをそのままにして帰っていった」「前の席の2人が遅れてきて、ずっと何か食べてて、ゴミを放置して途中で帰った」「ゴミいっぱいあった。ゴミにして捨てるなら、飲みきれないジュースを買うな!」と、主に飲食物のゴミに関する指摘が複数上がっていた。

 中には、周辺の座席を掃除して帰ったファンや、「中学生くらいの女の子2人が自分で袋を持参して、ほかの席のゴミ拾いまでしてて感動した」といった心温まるレポートもあり、コンサートを見に行ったファン全員が悪いわけではなく、マナー違反者はごくわずかとみられるが……。

「メットライフドームと同じ西武球場前駅を利用する『ところざわのゆり園』へ行こうとしたTwitterユーザーからは『すごい人だかりで断念。Kis-My-Ft2ファンが座り込んでてゆり園までの道が通れなかった。ほかにも床に座り込んでる人がいてマナー最低』という内容が投稿され、1,000件以上リツイートされるなど、注目を集めました。キスマイファンが謝罪のメッセージを送っているものの、当事者は『個人的にとても残念に思った』と返信しています」(ジャニーズに詳しい記者)

 さらに、同じキスマイファンですら「電車でいい年したキスマイファンが歌って踊ってて恥ずかしかった。あんなのジャニーズファンきもい、マナー悪いって思われて当然」「道のど真ん中で話してたり、通り道を塞いで座ってたりしてて恥ずかしくない? ファンじゃない人からしたらもっと邪魔だったと思う」と、呆れた声が見受けられた。

 これらの書き込みを目にした人たちは「マナーを守るのは、ファンができる最大の愛情表現。キスマイが誇れるファンになろう」「ファンもキスマイの名前背負ってるの忘れないで。いい大人なんだから自分の行動に責任持とう」などと、注意を喚起。近隣住民などから不満が出た場合、今後メットライフドームが使用できなくなる可能性もあると危惧する声も上がっている。

 そんな中、バックについた通称トラジャことTravis JapanをはじめとするJr.ファンへの苦言も飛び交っているようだ。「キスマイの歌唱中にトラジャファンがずっとしゃべっていて最悪だった。こんなとんでもないやつら初めて」「Jr.が出てくるまで座りっぱなし。キスマイには興味ないって感じでずっとしゃべってる」「結構Jr.ファンいたけど、座って携帯いじるわ、席移動激しいわ、こんなにマナー悪いの?」とキスマイファンの愚痴がネット上に漏れている。「胸糞悪くて、トラジャには罪ないけど本当に腹が立った」と怒りをあらわにするコメントも。

「演出の一貫で客席に向けて発射される、銀テープをめぐるトラブルも発生したようです。あるTwitterユーザーのキスマイファンは、Jr.ファンが銀テープを取ろうとした際に自分のメガネが吹き飛び、鼻に引っかき傷ができてしまったと報告。持っているうちわなどからJr.ファンだと特定したものとみられますが、席番号を晒した上で『本当に許せない』と、怒りを露わにしています。さらに、2日のMC中にキスマイが7月10日にニューシングルを発売すると報告すると、リアルタイムでTwitterに投稿した人がいるようで、公演中に携帯をいじっているのかと疑われることとなりました」(同)

 次の『FREE HUGS!』公演は愛知・ナゴヤドームで行われるが、一部ファンによるマナーに反した行為が改善されていくことを願いたい。

高橋真麻、結婚指輪つけない理由を明かすもネット民から一斉に反感を買ったワケ

 フリーアナウンサーの高橋真麻がブログで結婚指輪をつけていない理由を明かした。

 高橋は5月1日にブログを更新し、「結婚指輪」というタイトルのエントリーを投稿。「最近結婚指輪をしていません……」と報告し、その理由について「というか太ったのか入らなくなってしまいました」と説明した。

 また、高橋は自身の左手の写真を公開した。写真に写る指はほっそりとしているものの、指輪は薬指の第二関節に引っ掛かり、入らない状態になっていた。

 このエントリーに高橋のブログには、「写真ではとってもキレイなスラッとした細い指に見えますよ!」「すごい細いと思いますよ」「こんな細いのに太って入らなくなったとか不思議です!」というフォローの声が集まっていたが、一方でネット上からは、「太ってない綺麗って言われたいから投稿するやつでしょ?」「この前結婚したばっかりなのに指輪入らないとかどういうことなのよ……」といった否定的な声も飛び交っていた。

 昨年12月に結婚したばかりの高橋。写真に写る指がかなり細かっただけに、疑問の声も集まってしまったようだ。

高橋真麻、結婚指輪つけない理由を明かすもネット民から一斉に反感を買ったワケ

 フリーアナウンサーの高橋真麻がブログで結婚指輪をつけていない理由を明かした。

 高橋は5月1日にブログを更新し、「結婚指輪」というタイトルのエントリーを投稿。「最近結婚指輪をしていません……」と報告し、その理由について「というか太ったのか入らなくなってしまいました」と説明した。

 また、高橋は自身の左手の写真を公開した。写真に写る指はほっそりとしているものの、指輪は薬指の第二関節に引っ掛かり、入らない状態になっていた。

 このエントリーに高橋のブログには、「写真ではとってもキレイなスラッとした細い指に見えますよ!」「すごい細いと思いますよ」「こんな細いのに太って入らなくなったとか不思議です!」というフォローの声が集まっていたが、一方でネット上からは、「太ってない綺麗って言われたいから投稿するやつでしょ?」「この前結婚したばっかりなのに指輪入らないとかどういうことなのよ……」といった否定的な声も飛び交っていた。

 昨年12月に結婚したばかりの高橋。写真に写る指がかなり細かっただけに、疑問の声も集まってしまったようだ。

辻希美、「畑仕事をなめるな!」半袖短パンの非常識な服装での農作業に批判殺到

 タレントの辻希美(31)が2日、自身のブログを更新して話題になっている。辻は先月から自身のYoutubeチャンネル「辻チャンネル」を開設し、140万回再生を記録したメイク動画をはじめ、再生回数はうなぎ上りで絶好調の様子。しかし、ブログに続いてYoutubeの動画内容にもネット上から批判の声が多く寄せられている。

 そんな辻はこの日、「今日は畑に行き、沢山じゃがいもを収穫し 仕事もありつつ その間バッシーママが幸空しゃんを。 今日も一日バタバタな休日でしたが充実した日曜日になりました。お疲れ様!!」とつづり、恒例になっている畑仕事を行ったことを報告した。

 辻のこうした投稿に対してネット上からは「畑なのに。普通は短パン履かせない。帽子も被せて長袖長ズボン、虫除け日焼け止め首もとの保冷タオル。スニーカーに靴下もしくは長靴これ基本中の基本!」「男3人、白いTシャツにデニムの半ズボンなんか着せて。しかも、クロックス。軍手もせずにお遊びだね」「畑仕事を舐めんな!」「畑のYouTube撮ったんだね」などの厳しい批判が殺到している。

 たしかに畑仕事に向いていない服装では遊び半分と思われても仕方ないだろう。子どもへの教育の一環として農作業に取り組んでいるのかもしれないが、中途半端な服装だったことで思わぬ批判を招いてしまったようだ。

辻希美、「畑仕事をなめるな!」半袖短パンの非常識な服装での農作業に批判殺到

 タレントの辻希美(31)が2日、自身のブログを更新して話題になっている。辻は先月から自身のYoutubeチャンネル「辻チャンネル」を開設し、140万回再生を記録したメイク動画をはじめ、再生回数はうなぎ上りで絶好調の様子。しかし、ブログに続いてYoutubeの動画内容にもネット上から批判の声が多く寄せられている。

 そんな辻はこの日、「今日は畑に行き、沢山じゃがいもを収穫し 仕事もありつつ その間バッシーママが幸空しゃんを。 今日も一日バタバタな休日でしたが充実した日曜日になりました。お疲れ様!!」とつづり、恒例になっている畑仕事を行ったことを報告した。

 辻のこうした投稿に対してネット上からは「畑なのに。普通は短パン履かせない。帽子も被せて長袖長ズボン、虫除け日焼け止め首もとの保冷タオル。スニーカーに靴下もしくは長靴これ基本中の基本!」「男3人、白いTシャツにデニムの半ズボンなんか着せて。しかも、クロックス。軍手もせずにお遊びだね」「畑仕事を舐めんな!」「畑のYouTube撮ったんだね」などの厳しい批判が殺到している。

 たしかに畑仕事に向いていない服装では遊び半分と思われても仕方ないだろう。子どもへの教育の一環として農作業に取り組んでいるのかもしれないが、中途半端な服装だったことで思わぬ批判を招いてしまったようだ。

ダレノガレ明美、「右目が個人的に好き」瞳の色の違いを明かすも”過去の矛盾発言”を掘り起こされてツッコミ殺到!

 モデルでタレントのダレノガレ明美(28)が自身の左右の目の違いを明かした。

 ダレノガレは5月3日にインスタグラムを更新し、「わたしの右目。右と左全然違うの」とコメントし、顔を半分だけ写した自身の写真を投稿。「右目の個人的にスキ」とつづった。

 写真に写るダレノガレの目は緑がかった灰色をしているが、「ちなみに裸眼。不思議な目の色」と素の色であることを告白し、「私の瞳は光に弱いので基本的に裸眼で歩く時夏はサングラスが必要!カラコンは私の目を守ってくれています。サングラスは私の目を守ってくれています」と目のケアのために欠かせないアイテムを語り、「この2つがこの世からなくなったら外歩けない。笑っ」と冗談交じりにつづっていた。

 しかし、ダレノガレといえば2014年5月28日にツイッターで「みんなに好評な裸眼…」としつつも、「私は茶色なのがコンプレックス…」とつづっていたこともあり、ネット上からは、「好きって言ったりコンプレックスって言ったり忙しいな」「昔コンプレックスって言っていたことを忘れてそう」「前も別にコンプレックスじゃなかったんだろうな…」という厳しいツッコミの声も噴出していた。きれいな目の色をしているダレノガレだが、これらの発言に違和感を覚えたネットユーザーも少なくなかったようだった。

ダレノガレ明美、「右目が個人的に好き」瞳の色の違いを明かすも”過去の矛盾発言”を掘り起こされてツッコミ殺到!

 モデルでタレントのダレノガレ明美(28)が自身の左右の目の違いを明かした。

 ダレノガレは5月3日にインスタグラムを更新し、「わたしの右目。右と左全然違うの」とコメントし、顔を半分だけ写した自身の写真を投稿。「右目の個人的にスキ」とつづった。

 写真に写るダレノガレの目は緑がかった灰色をしているが、「ちなみに裸眼。不思議な目の色」と素の色であることを告白し、「私の瞳は光に弱いので基本的に裸眼で歩く時夏はサングラスが必要!カラコンは私の目を守ってくれています。サングラスは私の目を守ってくれています」と目のケアのために欠かせないアイテムを語り、「この2つがこの世からなくなったら外歩けない。笑っ」と冗談交じりにつづっていた。

 しかし、ダレノガレといえば2014年5月28日にツイッターで「みんなに好評な裸眼…」としつつも、「私は茶色なのがコンプレックス…」とつづっていたこともあり、ネット上からは、「好きって言ったりコンプレックスって言ったり忙しいな」「昔コンプレックスって言っていたことを忘れてそう」「前も別にコンプレックスじゃなかったんだろうな…」という厳しいツッコミの声も噴出していた。きれいな目の色をしているダレノガレだが、これらの発言に違和感を覚えたネットユーザーも少なくなかったようだった。

元農水次官の長男殺害を「立派だ」と賞賛…「引きこもりは悪魔の予備軍」と偏見を増幅させる報道続く

 今月1日、同居する44歳の長男を包丁で刺し殺害したとして逮捕された、元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者。長男はその日、隣接する小学校で開かれていた運動会の音に腹を立て、熊沢容疑者と口論になったという。

 警視庁の取調べに対して容疑者は「川崎市の20人殺傷事件が頭に浮かび、息子が周囲に危害を加えないようにしようと思った」という主旨の供述をしていることもわかった。川崎市登戸の殺傷事件では、引きこもりであったとされる岩崎隆一容疑者が私立カリタス学園に通う児童を中心に殺傷。熊沢容疑者の長男も無職、引きこもり状態だったと伝えられている。

 熊沢容疑者の長男はしばらく一人暮らしをしていたが、5月下旬に実家へ戻ってきたばかりだったようだ。以前から長男は家庭内暴力を振るっており、熊沢容疑者の体にも複数のアザがあったという。

 この事件を受けて、SNSでは容疑者への同情や賛辞が増え続けている。「正当防衛にしてほしい」「容疑者は長男の凶行を防ぎ、罪のない小学生を守った」「親としての責任を果たして立派」「“ひとりで死ね”の実践だ」等の声が、信じられないほど多いのだ。

 その背景には、家庭内の問題をどう解決して良いのかわからない、行政など公的支援を頼りに出来ないという不安感が横たわっている側面もあるだろう。だが、自分の息子であったとしてもその命は親のものではなく、奪ってよいわけがない。殺人が唯一の解決法になり得る社会の側にこそ問題がある。

 「社会に迷惑をかける人間は処分すべき」とでもいうような殺人の正当化は、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件のような優生思想までも肯定する社会に導いてしまいかねない。

 また、「引きこもりは危険因子」と決め付ける、慎重さを欠いた報道も続いている。登戸で凶行に及んだ岩崎容疑者は自ら命を絶っており、事件の詳しい動機はわかっていない。テレビ報道では連日のように犯人の動機を探っているが、特に強調されているのは岩崎容疑者が「引きこもり」であったという点だ。

 

『ひるおび』では「引きこもりは悪魔の予備軍」
 先月31日放送の『ひるおび』(TBS系)では、引きこもりを「悪魔の予備軍」と表現し、犯人の伯父・伯母の責任を問う場面があった。コメンテーターの立川志らくは、岩崎隆一容疑者が伯父伯母に育てられたという話になると、<育てた伯父伯母は高齢なので責任を問うのは酷だが><もっと早く何とかできた、こういうモンスターを作り上げる前に、小遣いを顔も見ずに与えてた、どんどん甘やかしてたわけでしょ、それがこういう恐ろしい人をこしらえてしまった>と発言。

 日本女子体育大学教授の溝口紀子氏は<ひきこもりの高齢者が61万人もいて、全部が悪魔になるとは思わないが、予備軍になっちゃうような人が、もしかしたらいるかもしれない>と、引きこもりは“悪魔の予備軍”になる可能性があると述べたのだ。

 さらに、今月2日の『ワイドショー』(フジテレビ系)で川崎殺傷事件を取り上げた際、松本人志は「引きこもり=不良品」ともとれる発言をした。

<僕は人間が生まれてくるなかでどうしても不良品っていうのは何万個に一個(ある)。これは絶対に僕はしょうがないと思うんですよね。それを何十万個、何百万個にひとつぐらいに減らすことはできるのかなっていう、みんなの努力で。まあ、正直、こういう人たちはいますから絶対数、もうその人たち同士でやりあってほしいっすけどね>

 なお、この発言について本人はツイッターで<ひきこもりが不良品と言ったのではなく、凶悪犯罪者は人として不良品と言った>と弁解している。

 しかし当然のことながら、61万人の「引きこもり」全員が犯罪を起こすわけではない。また、家庭や自室にこもる人々を「引きこもり」とひとまとめにすることも問題があるだろう。引きこもりになった原因や生活環境、心境は個々によって異なるからだ。「引きこもりは犯罪を起こす」「引きこもりは悪者」という偏見を広める報道は、事件の予防になるどころか、引きこもっている当事者やその家族を追い詰める。

 メディアが本当に伝えるべきことは、偏見を助長する感情論ではないはず。たとえば、家庭内の問題を家族だけで解決しようとせず、公に助けを求めることは何ら恥ずかしいことではないと積極的に伝えるだけでも違うのではないか。第三者機関の相談窓口、適切な医療の介入、解決事例、家族と離別して立ち直る方法など、いくらでも伝えるべきことはある。厄介な人間をこの社会から除去する動きではなく、そうした「人間を生かすための取り組み」こそ議論の価値がある。

元農水次官の長男殺害を「立派だ」と賞賛…「引きこもりは悪魔の予備軍」と偏見を増幅させる報道続く

 今月1日、同居する44歳の長男を包丁で刺し殺害したとして逮捕された、元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者。長男はその日、隣接する小学校で開かれていた運動会の音に腹を立て、熊沢容疑者と口論になったという。

 警視庁の取調べに対して容疑者は「川崎市の20人殺傷事件が頭に浮かび、息子が周囲に危害を加えないようにしようと思った」という主旨の供述をしていることもわかった。川崎市登戸の殺傷事件では、引きこもりであったとされる岩崎隆一容疑者が私立カリタス学園に通う児童を中心に殺傷。熊沢容疑者の長男も無職、引きこもり状態だったと伝えられている。

 熊沢容疑者の長男はしばらく一人暮らしをしていたが、5月下旬に実家へ戻ってきたばかりだったようだ。以前から長男は家庭内暴力を振るっており、熊沢容疑者の体にも複数のアザがあったという。

 この事件を受けて、SNSでは容疑者への同情や賛辞が増え続けている。「正当防衛にしてほしい」「容疑者は長男の凶行を防ぎ、罪のない小学生を守った」「親としての責任を果たして立派」「“ひとりで死ね”の実践だ」等の声が、信じられないほど多いのだ。

 その背景には、家庭内の問題をどう解決して良いのかわからない、行政など公的支援を頼りに出来ないという不安感が横たわっている側面もあるだろう。だが、自分の息子であったとしてもその命は親のものではなく、奪ってよいわけがない。殺人が唯一の解決法になり得る社会の側にこそ問題がある。

 「社会に迷惑をかける人間は処分すべき」とでもいうような殺人の正当化は、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件のような優生思想までも肯定する社会に導いてしまいかねない。

 また、「引きこもりは危険因子」と決め付ける、慎重さを欠いた報道も続いている。登戸で凶行に及んだ岩崎容疑者は自ら命を絶っており、事件の詳しい動機はわかっていない。テレビ報道では連日のように犯人の動機を探っているが、特に強調されているのは岩崎容疑者が「引きこもり」であったという点だ。

 

『ひるおび』では「引きこもりは悪魔の予備軍」
 先月31日放送の『ひるおび』(TBS系)では、引きこもりを「悪魔の予備軍」と表現し、犯人の伯父・伯母の責任を問う場面があった。コメンテーターの立川志らくは、岩崎隆一容疑者が伯父伯母に育てられたという話になると、<育てた伯父伯母は高齢なので責任を問うのは酷だが><もっと早く何とかできた、こういうモンスターを作り上げる前に、小遣いを顔も見ずに与えてた、どんどん甘やかしてたわけでしょ、それがこういう恐ろしい人をこしらえてしまった>と発言。

 日本女子体育大学教授の溝口紀子氏は<ひきこもりの高齢者が61万人もいて、全部が悪魔になるとは思わないが、予備軍になっちゃうような人が、もしかしたらいるかもしれない>と、引きこもりは“悪魔の予備軍”になる可能性があると述べたのだ。

 さらに、今月2日の『ワイドショー』(フジテレビ系)で川崎殺傷事件を取り上げた際、松本人志は「引きこもり=不良品」ともとれる発言をした。

<僕は人間が生まれてくるなかでどうしても不良品っていうのは何万個に一個(ある)。これは絶対に僕はしょうがないと思うんですよね。それを何十万個、何百万個にひとつぐらいに減らすことはできるのかなっていう、みんなの努力で。まあ、正直、こういう人たちはいますから絶対数、もうその人たち同士でやりあってほしいっすけどね>

 なお、この発言について本人はツイッターで<ひきこもりが不良品と言ったのではなく、凶悪犯罪者は人として不良品と言った>と弁解している。

 しかし当然のことながら、61万人の「引きこもり」全員が犯罪を起こすわけではない。また、家庭や自室にこもる人々を「引きこもり」とひとまとめにすることも問題があるだろう。引きこもりになった原因や生活環境、心境は個々によって異なるからだ。「引きこもりは犯罪を起こす」「引きこもりは悪者」という偏見を広める報道は、事件の予防になるどころか、引きこもっている当事者やその家族を追い詰める。

 メディアが本当に伝えるべきことは、偏見を助長する感情論ではないはず。たとえば、家庭内の問題を家族だけで解決しようとせず、公に助けを求めることは何ら恥ずかしいことではないと積極的に伝えるだけでも違うのではないか。第三者機関の相談窓口、適切な医療の介入、解決事例、家族と離別して立ち直る方法など、いくらでも伝えるべきことはある。厄介な人間をこの社会から除去する動きではなく、そうした「人間を生かすための取り組み」こそ議論の価値がある。