日本の「マー活」はヌルい!? 本場中国で”激辛”歯磨き粉が大ヒット! 高額転売も……

  唐辛子のヒリヒリするような辛さと、花椒の舌が痺れるような辛さが特徴の「麻辣(マーラー)」。中国四川省や重慶の火鍋で欠かせないこの味覚が日本でひそかなブームとなり、カップ麺をはじめ、さまざまな商品が発売されている。自身の食生活に麻辣味を積極的に導入する「マー活」という言葉も生まれたほどだ。

 しかし本場中国では、そんな日本のマー活を「ヌルい」とあざ笑うかのような、常識を覆す麻辣商品が発売され、話題になっている。

「上游新聞」(5月10日付)によると、4月末、火鍋味の歯磨き粉がECサイトで発売された。この商品は歯磨き粉メーカーと四川省成都市の火鍋チェーンがコラボし、開発されたという。中身は透明のジェルタイプで、唐辛子の赤い粒々が透けて見える。辛さは「微笑辣」「中度辣」「変態辣」の3段階あり、辛さへの耐性が強い四川・重慶人のニーズにも応えているが、口腔内に不調を抱えていたり知覚過敏の人は使わないよう呼びかけている。確かに「変態辣」ともなると、口内炎持ちには刺激がきつそうだ。

 この記事に対し、ネット上では「火鍋を食べたくなったら、これで歯磨きをすればいいんだ」「調味料としても使えるのでは」などと反響が大きく、3,000セット限定で予約販売された商品は、あっという間に売り切れた。追加で200セット販売されたが、それも即完売で、高額で転売されるほどの人気となっている。中には、1セット568元(約9,000円)で転売しているユーザーもいた。味を占めたメーカーは、今後冷感や酸味、甘味を特徴とした歯磨き粉を開発したいと意欲を示しているが、歯をきれいにするという本来の用途を満たしているかどうかは疑問だ。

 ともあれ、中国ではこれまでもさまざまな辛味商品が登場している。アイスやチョコレートぐらいならまだ理解できるが、辛味ソースが生クリームにかけられたカフェモカや生姜汁を入れたヨーグルトといったものまである。

 インバウンド市場を狙っている日本企業の商品開発のヒントになるかも!?

(文=大橋史彦)

 

 

 

日本の「マー活」はヌルい!? 本場中国で”激辛”歯磨き粉が大ヒット! 高額転売も……

  唐辛子のヒリヒリするような辛さと、花椒の舌が痺れるような辛さが特徴の「麻辣(マーラー)」。中国四川省や重慶の火鍋で欠かせないこの味覚が日本でひそかなブームとなり、カップ麺をはじめ、さまざまな商品が発売されている。自身の食生活に麻辣味を積極的に導入する「マー活」という言葉も生まれたほどだ。

 しかし本場中国では、そんな日本のマー活を「ヌルい」とあざ笑うかのような、常識を覆す麻辣商品が発売され、話題になっている。

「上游新聞」(5月10日付)によると、4月末、火鍋味の歯磨き粉がECサイトで発売された。この商品は歯磨き粉メーカーと四川省成都市の火鍋チェーンがコラボし、開発されたという。中身は透明のジェルタイプで、唐辛子の赤い粒々が透けて見える。辛さは「微笑辣」「中度辣」「変態辣」の3段階あり、辛さへの耐性が強い四川・重慶人のニーズにも応えているが、口腔内に不調を抱えていたり知覚過敏の人は使わないよう呼びかけている。確かに「変態辣」ともなると、口内炎持ちには刺激がきつそうだ。

 この記事に対し、ネット上では「火鍋を食べたくなったら、これで歯磨きをすればいいんだ」「調味料としても使えるのでは」などと反響が大きく、3,000セット限定で予約販売された商品は、あっという間に売り切れた。追加で200セット販売されたが、それも即完売で、高額で転売されるほどの人気となっている。中には、1セット568元(約9,000円)で転売しているユーザーもいた。味を占めたメーカーは、今後冷感や酸味、甘味を特徴とした歯磨き粉を開発したいと意欲を示しているが、歯をきれいにするという本来の用途を満たしているかどうかは疑問だ。

 ともあれ、中国ではこれまでもさまざまな辛味商品が登場している。アイスやチョコレートぐらいならまだ理解できるが、辛味ソースが生クリームにかけられたカフェモカや生姜汁を入れたヨーグルトといったものまである。

 インバウンド市場を狙っている日本企業の商品開発のヒントになるかも!?

(文=大橋史彦)

 

 

 

【毒親マンガ】実母に「クズ」と罵られた彼――そんなひどい言葉を吐くなんて【19話】

「君ってなんだか、僕の母に似てるんだよね」――。

イケメン彼氏の「不可解」な婚約破棄と、それに伴う顛末を描いた実録コミックエッセイ
婚約破棄で訴えてやる!~毒親持ち彼氏と167日間壮絶バトル~』の前日談。

婚約していた彼は、なぜ突然手のひらを返したのか?
あんなに嫌悪していたはずの“毒母”側についたのはどうして?

交際していた当時の記憶から
あの頃の彼の心理と背景を掘り下げてみると、意外な事実が見えてきた――!

なんで?

 

――『私の彼が毒親から逃れられない!』は毎週月・火更新。お楽しみに!

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<バックナンバーはこちら>

■第1回……婚約破棄から10年、残る疑問
■第2回……彼のママは専業主婦だった
■第3回……「辞表出しといた」って!?
■第4回……我が子にセックス回数を暴露!?
■第5回……実家暮らしだった彼と、恋に落ちるまで
■第6回……彼の誕生日に、何度も電話が……。
■第7回……彼母の「息子依存」が過剰すぎる? 
■第8回……朝4時、彼は電話で謝罪中
■第9回……バツイチの私、義母からの印象は?
■第10回…いよいよ彼母と初対面の日
■第11回…初めて会った彼母は……!
■第12回…「過去の彼女」と比較された
■第13回…彼母に受け入れられた……!
■第14回…「君は、僕の母に似てるね」
■第15回…両家の顔合わせも上々で…?
■第16回…実家とアパートを往復する彼
■第17回…母に「汚い」って言われたんだ
■第18回…母にエロ原稿を見られた

■前作……『婚約破棄で訴えてやる!』1-3話

***

前作『婚約破棄で訴えてやる!』は、電子書籍にてすべてご覧いただけます。

★★★各電子書店にてお買い求めいただけます★★★

renta

音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。
マンガ「『こんな大きいなんて聞いてない!』~外国人と異文化SEX、ヤりまくりました。」「婚約破棄で訴えてやる!~毒親持ち彼氏と167日間壮絶バトル~」配信中。

音咲椿Twitter@otosaki6666

『イッテQ!』みやぞん骨折は日テレの怠慢が招いた? リアクション芸人のプロ意識に甘える体質

 日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』のロケ中に、ANZEN漫才のみやぞんが左足首を骨折していたことが明らかになった。同局の発表によると、みやぞんはインドで火の輪をくぐるロケに挑戦。着地時に足をひねり、病院で診察を受けたところ、骨折していたことが発覚したという。

「『イッテQ!』は『週刊文春』(文藝春秋)にヤラセ疑惑を報じられ、さらにはレギュラーである手越祐也の未成年女性との飲酒疑惑もあり、いろいろと大変なところに、追い打ちをかけるような不祥事です。視聴率も裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に負けることが増えてきて、完全に負のスパイラルに陥っていますね」(バラエティー番組関係者)

 今回のみやぞんのけがについて、「起こるべくして起きた」との指摘もある。とある制作会社関係者はこう話す。

「『イッテQ!』は、完全に出演者たちの“プロ意識”に甘えて出来上がっている番組。出川哲朗も、宮川大輔も、イモトアヤコも躊躇なく体を張り、そして軽いけがをしたくらいであれば絶対に文句も言わない。なんなら、けがすらも笑いに変えていく、プロフェッショナルたちです。

 本人たちは誇りを持って体を張っているのでしょうが、だからといって、番組サイドが安全面をないがしろにして“多少のけがならOK”という考え方になってしまうのはありえないこと。でも、今の『イッテQ!』は残念ながら、リアクション芸人のプロ意識に頼っている状態にしか見えません。なんだか、けがをすることを前提としているような空気すら感じますね」

 さらに、とある構成作家は現在の『イッテQ!』を見て、「完全に末期的」だと痛烈に批判する。

「とにかく芸人たちに体を張らせれば面白い映像が撮れる……なんて思っているのが透けて見えます。だから、面白い映像を作るためのアイデアもないし、ロケの内容もどんどん危険なものになって、しかも安全性は考慮されなくなってくる。だからこそ、“けがをさせずに面白い映像を撮る”という当たり前の努力をせずに、安直なヤラセにも手を出してしまうのでしょう。はっきり言って、このままいけば、さらなる事故につながりかねないと思います」

 制作サイドの怠慢が招いたといえそうな、みやぞんの骨折事故。番組に取り組む姿勢の根本的見直しが必要となりそうだ。

【マンガ】また来てください!!【『離婚同居』10話】

いつまでも、有ると思うな幸せ家族…。いきなり妻から三行半を付き付けられた男・鈴木。今まで家庭を省みなかった男は、妻の激怒になす術なく離婚と相成る。ところが一月後、別れた筈の妻子が転がり込んで来た事により同居する破目に…?離婚したまま、一つ屋根の下での生活を始めた元夫婦に二人の子供達が繰り広げる、ほろ苦スウィート・ホームコメディ。

【マンガ】また来てください!!【『離婚同居』10話】

いつまでも、有ると思うな幸せ家族…。いきなり妻から三行半を付き付けられた男・鈴木。今まで家庭を省みなかった男は、妻の激怒になす術なく離婚と相成る。ところが一月後、別れた筈の妻子が転がり込んで来た事により同居する破目に…?離婚したまま、一つ屋根の下での生活を始めた元夫婦に二人の子供達が繰り広げる、ほろ苦スウィート・ホームコメディ。

「着飾っても台無し」「テレビ出るなら直すべき」箸の持ち方が“残念な”芸能人3人

 箸の持ち方が“独特すぎる”と、一部関係者の間で話題になっていた、タレント・桑野信義。過去には『オールスター後夜祭』(TBS系)や『水曜日のダウンタウン』(同)で、この件が取り上げられることもあったが、現在は料理番組の出演時に「その持ち方やめてください」と言われたことから、持ち方を矯正したという。しかし、桑野以外にも“独特”な箸の持ち方で、視聴者から大ブーイングを受けた芸能人がいる。その一人が松坂桃李。

 5月14日放送『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した松坂は、東京・巣鴨の飲食店を巡るロケを行った。その中で、うな重定食を食べる松坂の“手元”に、視聴者の視線が集まることに。一般的な箸の持ち方は、上の箸を親指と人さし指、中指で軽く持って、下の箸は親指の付け根に挟み、薬指で支えるのだが、松坂は上の箸指と人さし指で持ち、残りの3本の指で下の箸を支えるという、ぎこちない箸使いでうなぎを口に運んでいた。

「残念な箸の使い方を見た視聴者から、『ファンだけど、さすがに違和感があった』『食レポの仕事を引き受けるなら、こういうところも注意すべき。芝居の時はどうしているの?』『見られる仕事なんだし、自分だったら恥ずかしくて必死に直す』とドン引きされました」(芸能ライター)

 モデルのマギーも、自身のインスタグラムに食事中の写真を投稿した際、箸使いが“マナー違反”だと物議を醸した。

 2016年1月6日にマギーは自身のインスタグラムに、「今日のランチはロケ中に、お蕎麦でした」「お箸の持ち方が変なのは気にしないで下さい……(現在削除済み)」という言葉を添え、箸でそばを持ち上げている写真を投稿。カメラに笑顔を向けるマギーだが、ネットユーザーの視線の先は、顔ではなく“手元”に集中した。箸の間に中指が間に入っていない、「握り箸」になっていたのだ。

「自覚していながらも、箸使いを直す気がない様子のマギーに、ネットユーザーからは、『美容に気を使うのに、箸の持ち方は直さないんだね。正しいマナーは美の一つだと思うけど』『どんなにきれいな人でも、箸の持ち方がおかしかったら幻滅する』『いくら美人で着飾っていても、細かいところが大雑把だと台無し』という批判が続出しました」(同)

 また、お笑い芸人の平野ノラは、3月3日放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)のロケ中に、箸の使い方がおかしいと指摘され、動揺する一幕があった。

 この日、平野はお笑いコンビの博多華丸・大吉の華丸、お笑い芸人のいとうあさこと、東京・東中野にある居酒屋に入店。そこで、平野がそうめんを取り分けたのだが、華丸から「ノラちゃんさ、箸の使い方がちょっと……」と指摘が。いとうからは「バッテンクロスの人なの?」とツッコミが入り、正しい持ち方を教わることに。その後、平野は夫と出会った頃のエピソードとして、夫の箸の持ち方が「本当にひどかった」といい、平野が持ち方を矯正したと語ったが、華丸といとうに指摘された後だったため、説得力に欠けるトーク展開になってしまった。

「いとうに正しい箸の使い方を指導してもらった平野ですが、ネット上からは、『お笑い芸人でロケも多いんだし、自分で気が付くべき』『正しく箸を使えないのに、他人に矯正させるとか、かなり恥ずかしい』『そんな平野ノラに指摘された夫がかわいそう』という非難が噴出しました」(同)

 幼少期からの習慣を大人になってから矯正するのは難しいことだが、練習を重ねれば正しいマナーは身につくはずだ。芸能人は好感度が仕事に影響を及ぼすだけに、早急に自身のマナーを見直した方が良いのかもしれない。
(立花はるか)

「着飾っても台無し」「テレビ出るなら直すべき」箸の持ち方が“残念な”芸能人3人

 箸の持ち方が“独特すぎる”と、一部関係者の間で話題になっていた、タレント・桑野信義。過去には『オールスター後夜祭』(TBS系)や『水曜日のダウンタウン』(同)で、この件が取り上げられることもあったが、現在は料理番組の出演時に「その持ち方やめてください」と言われたことから、持ち方を矯正したという。しかし、桑野以外にも“独特”な箸の持ち方で、視聴者から大ブーイングを受けた芸能人がいる。その一人が松坂桃李。

 5月14日放送『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した松坂は、東京・巣鴨の飲食店を巡るロケを行った。その中で、うな重定食を食べる松坂の“手元”に、視聴者の視線が集まることに。一般的な箸の持ち方は、上の箸を親指と人さし指、中指で軽く持って、下の箸は親指の付け根に挟み、薬指で支えるのだが、松坂は上の箸指と人さし指で持ち、残りの3本の指で下の箸を支えるという、ぎこちない箸使いでうなぎを口に運んでいた。

「残念な箸の使い方を見た視聴者から、『ファンだけど、さすがに違和感があった』『食レポの仕事を引き受けるなら、こういうところも注意すべき。芝居の時はどうしているの?』『見られる仕事なんだし、自分だったら恥ずかしくて必死に直す』とドン引きされました」(芸能ライター)

 モデルのマギーも、自身のインスタグラムに食事中の写真を投稿した際、箸使いが“マナー違反”だと物議を醸した。

 2016年1月6日にマギーは自身のインスタグラムに、「今日のランチはロケ中に、お蕎麦でした」「お箸の持ち方が変なのは気にしないで下さい……(現在削除済み)」という言葉を添え、箸でそばを持ち上げている写真を投稿。カメラに笑顔を向けるマギーだが、ネットユーザーの視線の先は、顔ではなく“手元”に集中した。箸の間に中指が間に入っていない、「握り箸」になっていたのだ。

「自覚していながらも、箸使いを直す気がない様子のマギーに、ネットユーザーからは、『美容に気を使うのに、箸の持ち方は直さないんだね。正しいマナーは美の一つだと思うけど』『どんなにきれいな人でも、箸の持ち方がおかしかったら幻滅する』『いくら美人で着飾っていても、細かいところが大雑把だと台無し』という批判が続出しました」(同)

 また、お笑い芸人の平野ノラは、3月3日放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)のロケ中に、箸の使い方がおかしいと指摘され、動揺する一幕があった。

 この日、平野はお笑いコンビの博多華丸・大吉の華丸、お笑い芸人のいとうあさこと、東京・東中野にある居酒屋に入店。そこで、平野がそうめんを取り分けたのだが、華丸から「ノラちゃんさ、箸の使い方がちょっと……」と指摘が。いとうからは「バッテンクロスの人なの?」とツッコミが入り、正しい持ち方を教わることに。その後、平野は夫と出会った頃のエピソードとして、夫の箸の持ち方が「本当にひどかった」といい、平野が持ち方を矯正したと語ったが、華丸といとうに指摘された後だったため、説得力に欠けるトーク展開になってしまった。

「いとうに正しい箸の使い方を指導してもらった平野ですが、ネット上からは、『お笑い芸人でロケも多いんだし、自分で気が付くべき』『正しく箸を使えないのに、他人に矯正させるとか、かなり恥ずかしい』『そんな平野ノラに指摘された夫がかわいそう』という非難が噴出しました」(同)

 幼少期からの習慣を大人になってから矯正するのは難しいことだが、練習を重ねれば正しいマナーは身につくはずだ。芸能人は好感度が仕事に影響を及ぼすだけに、早急に自身のマナーを見直した方が良いのかもしれない。
(立花はるか)

絶対に失敗できない『半沢直樹』新シリーズ 不祥事リスクのある俳優は完全排除に

 堺雅人主演のTBS系ドラマ『半沢直樹』の新シリーズが、2020年4月クールに放送されることが決まった。2013年に放送された第1シリーズ最終回の視聴率は42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、平成に放送された民放ドラマの中では第1位。まさにモンスター級の人気ドラマの帰還に、TBSも今から気合が入っているという。

「TBSの佐々木卓社長も定例会見で『ものすごく興奮しています。血がたぎる気分です』と発言するほど。ただ、裏を返せば、絶対にコケることが許されないドラマなので、プレッシャーも相当でしょう」(テレビ局関係者)

 重厚な人間模様を描く作品ということで、通常のドラマよりも時間をかけて制作することとなりそうだ。

「民放ドラマで放送の1年前から制作を発表するのは異例。時間をかけ、脚本も練りに練って完璧なものに仕上げてくるでしょうし、撮影の開始時期も早くなりそうです」(同)

 現時点では、主演の半沢を演じる堺雅人以外のキャストは発表されていない。しかし、ここがネックになりそうだという。

「ここ最近は、新井浩文やピエール瀧といった、多数の作品に出演している個性派俳優が不祥事を起こし、作品が撮り直しになったり、お蔵入りになったりすることも少なくない。登場人物が多い『半沢直樹』についても、十分に気をつけてキャスティングしないと、出演者の不祥事で放送が危ぶまれるなんてこともあり得ると思います。しかも、撮影開始時期が早まったならば、“撮り終わってから時間がたって不祥事発覚”となってしまう可能性も高まるわけですし」(同)

 今後キャスティングするにあたって、TBSは細心の注意を払うこととなるだろう。

「少なくとも出演者たちの身辺調査は慎重に行うでしょう。恋愛スキャンダルが懸念される俳優もおそらく避けられる。ネットで嫌われているとか、SNSで炎上しがちだとか、そういった俳優も使われない可能性が高いですね。諸経費がかかったとしても、絶対に問題のない俳優ばかりを起用することになるはずです」(同)

 絶対に失敗できない『半沢直樹』。真面目なキャスト陣で、ガチガチに固められた作品となりそうだ。

読売テレビ“人権侵害ロケ事件”は氷山の一角! 人権意識に欠ける関西ローカル番組の実態とは?

 関西のローカル番組『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)で5月10日に放送した“外見では男性か女性かわからない一般人の性別を突き止める”といった企画が、全国的に物議を醸した。

 この内容を真っ先に批判し、「許しがたい人権感覚の欠如」などと激怒したのは、生放送に出演中であったレギュラーコメンテーターで作家の若一光司氏である。その激怒する様が放送された直後からSNSで非難する声が上がり、瞬く間に炎上の波は広がった。非難の波はおさまることなく、最終的に他局のテレビや新聞などの各種メディアでも取り上げられる事態にまで発展したのだ。

 しかし、関西を拠点に活動する構成作家のT氏は「この程度の人権侵害に抵触する企画は、特に関西ローカルでは日常茶飯事です」と言い切る。関西のテレビといえば、お笑い番組が大半といったイメージだが、T氏は「人権感覚が疑わしい番組が少なくない」と感じているという。

在阪テレビマンたちが抱える、時代遅れの制作意識が元凶
 業種を問わず大半の企業がそうであるように、コストが下がれば下がるほど品質は低下していくもの。それはテレビ業界においても同様である。関西のローカル番組の制作費は全国放送の3分の1から4分の1といわれている。この過酷ともいえる少ない予算の中で、耳を疑うような“節約術”を駆使して番組制作を行っていることをご存じだろうか? 

 番組で使用する美術セットや小道具は、別番組から流用することも頻繁。さらには、1日単位で費用が発生するスタジオ代と技術スタッフ代を節約するため、1日で10本以上をまとめて収録する荒業もやってのけてしまう。もはや、夢を売る業界とは思えない手練手管で制作を行っている状況なのだ。

 本来なら、低コストに見合った安易な番組内容になってしまうのが常だが、在阪のテレビマンはとあるスローガンを生み出したことで、制作意欲を鼓舞し続けてきた。

 カネがないなら、知恵をしぼれ。

 先人たちはそれを心の支えにして、関西ローカルから全国規模で人気を博す数々の名番組を誕生させた。その反面、「このスローガンが現在のテレビマンたちの人権意識に大きな禍根を残しています」と、T氏は悩ましげに話す。

 「過去に放送されていた『プロポーズ大作戦』『パンチDEデート』『鶴瓶上岡パペポTV』などは、関西ローカルから全国放送に昇格して人気を得た番組です。在阪のテレビマンたちは低予算の過酷な状況下でも“カネがないなら、知恵をしぼれ”を合言葉に、それらの番組を目標に関西から全国規模のヒット番組を作ろうと情熱を捧げてきました。

 しかし、その思いが強すぎるあまり、人権意識に対するチェック機能が麻痺しているのも事実。『安く制作できて面白いんだから、やっちゃおう!』と、面白さだけを追求し人権意識はおざなりになっている側面がある。その時代錯誤な制作意識が、今回のように人権侵害に抵触する企画を生み出す一番の元凶だと感じています」

 安価で制作できるからいい。面白ければいい。人権意識への配慮はなくていい。その考えが通用したのは昔の話。かつてテレビには裸体を露出するお色気番組もあれば、美醜に関する笑いもあれば、海外の食文化を“ゲテモノ”と称して罰ゲームに用いる番組もあり、現在の感覚からすると、不快に思わずにいられない企画の数々が並んでいた。

 冒頭でT氏が指摘した通り、大阪在住の筆者から見ても、とりわけ関西のローカル番組は、今もその時代の“ノリ”を捨てきれず、人権感覚に鈍感な印象がある。では実際に、どのような番組が放送されているのかを紹介していきたい。

 

人権を軽視する吉本芸人の笑い
 関西のテレビ業界を一言で表現するならば、それは“よしもと一色”と言えるだろう。関西ローカル番組枠の多くに、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人が顔を見せ、ある番組では出演者全員がよしもと芸人というケースもある。

 これだけの芸人が集まると頻発するのが、芸人同士の中だけで成立する“イジり”と、“オイシイ”とされる罰ゲームやドッキリ系の企画だ。関西のテレビにはそれが実に多く、人権意識を軽んじた言動がみられる。

 特に顕著だったのが、昨年6月まで放送されていた深夜番組『吉本超合金A』(テレビ大阪)だ。番組名からもわかる通り、よしもとが制作に協力した若手芸人総出演のお笑い番組だが、深夜番組をよいことに度を越えたイジりを展開していた。T氏も、この番組について「面白ければ何をやってもいいという姿勢を改めるべき」と指摘する。

 「お笑いを愛する私でさえも、ちょっと疑問を抱く内容が多かったですよ。女性芸人に罰ゲームとして男性が着用していたパンツを頭に被せるとか、一般の老人をおちょくるとか……。最も気になったのは、とある後輩芸人の外見を笑いにしたことです。その芸人は、生まれつき皮膚が弱く頭髪も薄い。それを、ひどいツッコミで笑いにしていました。その芸人は容姿をウリのひとつにしているとしても、世の中には、彼と同じような症状で悩んでいる人も多いことを知っているはずなのに、なんでそこまでできるのか理解に苦しみます」

 T氏とは別のテレビ関係者によると、その過激すぎる内容がテレビ局内で問題視されたという。そこで、世間から非難される前に終了させるべきとの声が相次ぎ、番組開始から1年経たないうちに番組は幕を閉じたと聞く。

 

『そこまで言って委員会NP』は低予算がもたらした問題番組
 また一方で、情報番組においても、人権を侵害するような発言や企画が展開されている。その急先鋒が、日曜のお昼に放送中の『そこまで言って委員会NP』(またしても、読売テレビ!)である。

 2002年、関西ローカルからスタートし、今では唯一関東地方だけネットしていない“関東圏外番組”を標榜する時事討論番組だ。故・やしきたかじんがメインMCを務めていた時代は高視聴率を連発していた人気番組で、橋下徹を大阪府知事に押し上げた立役者としても知られている。

 驚くべきは、番組自体が人権を侵すような制作姿勢を貫いていることだ。出演者の多くが、テレビでの発言の良し悪しを判断できるタレントではなく、テレビに慣れていないジャーナリストや大学教授であるため、言葉の端々に問題発言があるのは致し方がない。とはいえ、生放送ではないから編集ができるにもかかわらず、そのまま物議を醸す発言を放送してしまう。これは、意図的に人権を侵害しているといえるのではないか。

 あるときは、リベラル寄りの考えを“サヨクちゃん”と命名。いかにその考えが理想主義的でバカバカしいかをVTRで面白おかしく紹介していた。その興に乗じて、出演者たちは“左翼思想”を侮蔑に満ちた発言でバッシング! 公正中立が原則のテレビ業界のルールを無視し、ひとつの思想の存在を踏みにじる企画であった。

 別の回では、「放射線を浴びると妊娠しづらくなる」と紹介した後、とある男性出演者が、「男にとっては、良いことですよね(笑)」と発言。これをカットせず放送したことも信じ難いが、この発言に観客の笑いを被せ、スタジオ中が笑いに包まれたといった演出で放送してみせたのだ。女性の立場を無視する軽率な編集といえるだろう。

 他にも、数え上げればキリがない。中国の国民性を中傷する内容もあれば、共産党や女性の権利を守る団体の存在価値を小馬鹿にする内容まで、ここまで人権を軽んじる番組は稀であろう。T氏は、この番組について「低予算がもたらした、問題番組」と断じる。

 「具体的な費用はわかりませんが、やしきたかじんさんを起用していた大型番組とはいえ、番組内容を見る限り制作費はそれほど高くない印象です。その中で、あの制作チームが編み出した得策が、出演ギャラが安い文化人を揃えること。それと、必ず世間で議論が巻き起こる“保守系の論調を極める”ことでした。この2つがうまく混ざり合い、過去には視聴率20%を何度も叩き出す人気番組に成長したのです。今は当時のような勢いはありませんが、同時間帯の番組に比べれば合格点で、番組関連のDVDも売れている状況では、テレビ局も意見を言うことにためらってしまうでしょうね」

 過激さを追求しても全体として視聴率が低下している現状を見れば、視聴者もその内容に嫌気が差していると受け取れる。だからこそ、今一度、人権について正面から向き合い、“カネはないけど、知恵のしぼり方を変え”、新たな関西のテレビ文化を形作っていくべきではないだろうか。