鈴木奈々“始球式トラブル”に球界関係者ヤキモキ「せっかくの営業ツールが……」

 先月27日に行われたプロ野球・東北楽天対千葉ロッテ戦でタレントの鈴木奈々が“始球式トラブル”を起こし注目が集まったが、これに球界関係者はヤキモキしている。

 鈴木は自身がイメージキャラクターを務める食品会社のPRイベントの一環で始球式に登板。ところが、投球動作を止めるポーズを取ったり、「今から投げる!」と複数回連呼するなど、最終的に試合開始の遅延行為に発展。結局、定刻より4分遅れでプレーがかかった。この失態に、直後より批判が殺到。鈴木、企業含めて謝罪に追い込まれる事態に発展している。

 これまでも、芸能人が始球式を務めることは他の球団、球場でも頻繁にあったが、今回の騒動で特に頭を抱えているのがお金にシビアになる、不人気球団の部類の営業担当者たちだという。球界関係者がその理由をこう説明する。

「キャパもあり、ファンが全国区の巨人、阪神、近年はリーグ3連覇など強いチームとなった広島などはそれほど苦労しませんが、それ以外の球団はかなりの営業努力をしないと厳しい状況はさほど変わっていない」

 その中で“営業ツール”として売り物になるのが始球式だという。

「ある球団なんかは『100万円協賛なら試合開始15分前の“プレ始球式”。もっと払えば試合直前の始球式の権利を売ります』なんてことを、実際にやっている。試合前、試合中に行われる、ほかのイベントもそう。スポンサーありきでないと成立しないんです。今回のトラブルは、間違いなく他球団にも多少なりとも影響はあるわけで、現場からも『営業ファーストでなく、もっと配慮しろ!』という声が出るのは避けられない。いわば大きな売り物が1つ、無くなってしまう可能性があるんです。これは、不人気球団にしてみれば死活問題になりかねない」(同)

 4日、鈴木はレギュラー出演する番組で「ご迷惑をかけて申し訳ない」と改めて謝罪したが、この騒動はまだまだ尾を引きそうだ。

イチロー、日本メディアからのオファーを総スルー! 各局必死の交渉も実らず……

 日米のプロ野球で数々の金字塔を打ち立てたイチローの引退から、1カ月以上が経過した。

 引退会見では「この日を迎えられたことを大変幸せに感じております。後悔などあろうはずがありません。自分なりに頑張ってきたということははっきりと言えます」と照れ笑いを浮かべ、今後について質問されると「監督は無理。人望がない。それぐらいの判断能力は備えているので。トレーニングしますよ。ゆっくりするのは苦手なので」とイチロー節を交じえてコメントしていた。

 現在イチローは、シアトル・マリナーズのインストラクターとして選手の指導にあたっており、弓子夫人と愛犬・一弓とゆっくり過ごす時間はお預けとなっているようだが、今後、日本での活動についてはどう考えているのだろうか。

「あるテレビ局では、イチローをキャスティングするための担当を置き、独占インタビューを取り付けようとオファーを出していますが、断られているようです。テレビ局、出版社、新聞等の各メディアはなんとかイチローとの接点を持ち、自社のオファーを了承してもらおうと必死になっています。ダウンタウンの浜田雅功や読売ジャイアンツの前監督、高橋由伸氏と対談させようとしたり、今オフにでもと、ドラマ、バラエティー番組のキャスティング交渉したり、東京オリンピックのキャスターや解説をお願いしたり、と各社趣向を凝らし、さまざまに画策して引っ張り出そうとしていますが、どれもうまくいっていないようです」(テレビ局関係者)

 日本政府はイチロー本人の意向を踏まえ、国民栄誉賞の授与を見送った。

「その一方で“古巣”『オリックスグループ』の新しいCMでは川栄李奈と共演し、4月19日から放送されています。ありとあらゆるオファーが殺到していますが、当面は自身のイメージを保つために、これまで出演してきたCM以外は断る意向のようです。これからもマリナーズとの関係は継続していくといいますから、日本で活動することは、しばらくはなさそうです」(同)

 多くの人に夢や希望を与えてきたスーパースターだけに、日本のメディアにもっと多く出演してもらいたいものだが……。

『平成のヒーロー総選挙』でSMAP1位獲得も、ネットは大荒れ!「1位にしないと炎上するから」

 4月30日、テレビ朝日系で放送された『羽鳥慎一モーニングショー夜の特大版平成ニッポンのヒーロー総選挙』にて、芸能部門、スポーツ部門、ニュース・文化部門を合わせた中で、18万人が選んだ総合1位として選ばれたのは、2016年に解散したアイドルグループ・SMAPだった。また芸能部門では、2位安室奈美恵、3位嵐、4位マツコ・デラックス、5位タモリという順位。スポーツ部門の1位は羽生結弦、2位はイチロー、3位は浅田真央。ニュース・文化部門の1位は宮崎駿で2位は山中伸弥、3位は小泉純一郎というランキングだった。

 番組では、スタジオ出演者のミッツ・マングローブが「アイドル像というものを平成という時代に確立した。しかも、とても大きな変革を起こしたグループだと思います」とコメント。また松岡修造は「平成ってこともあるけど、彼らは令和にも続いていく。令和ってビューティフルハーモニー。調和をしていくってことが彼ら5人にはありましたし……」とコメントしていたのだった。

 この結果を受け、ネットでは歓喜に溢れるSMAPファンが続出。「平成最後の日にSMAP1位になったんだよ! 嬉しくて嬉しくて震えが止まらないよ」「記憶にも記録にも残るSMAP令和になってもね!」など1位を喜ぶ声や、「そろそろ帰ってきてー」「令和での再会を待ってます」と復活を望む声で溢れていた。

 しかし一方で「SMAPが1位なの? ヒーローとして何の功績があるの?」「2人も逮捕者いたグループがヒーロー?」「SMAPってあのひどい解散劇がね〜どう考えてもヒーローの名前にふさわしくは無いと思うわ」「ランキング形式にしないでこういう人達がそれぞれ活躍してきました、みたいな紹介の仕方でいいのにね。SMAP1位にしないとおばさん達からのクレームすごいのかね」「炎上するからでしょ」と納得がいかないという意見も上がっていた。

「平成でのSMAPの息の長い活躍や実績を見ていると、1位も納得という気はしますがね。SMAPは解散後も復活を待ち望む情熱的なファンが多いことで知られており、こういったランキングでは他のジャニーズファンとモメることが多い。どちらのファンも“推しグループがジャニーズNO.1だ”という自負があるので、どちらも譲らないんですよね。結果、ネットが大荒れになることが多いんです。そういった意味でSMAPは特にアンチが多いんですよね」(芸能事務所勤務)

 アンチの気持ちもわからないではないけれど、他に圧倒的な差をつけて1位に輝いていたSMAPは、やはり凄いと言わざるを得ないのでは……。

“水芸人”藤原紀香が新たな水を信仰! 波動と酸素水を合体させた「宝石水」とは

 水にこだわる女優として知られる藤原紀香が、「新たな水を信仰し始めた」と話題になっている。

 紀香は5日、自身のブログで「のりか愛用オススメグッズ(はぁと)」というタグと共に「宝石(鉱石)水」なる水を紹介。写真に写っているのは、2万5,000円で販売されている鉱石入りのボトルで、「この中にお水を入れると、ますます甘くてまろやか、美味しくなりました」「私はWOX水というお気に入りの酸素水をボトルの中に入れて、鉱石のエネルギーと合体させています」と説明。同商品には、さまざまな鉱石を使った商品があるといい、「鉱石にはそれぞれ意味があるので、今の自身に必要なエナジーの石を選ぶと良いですよね」としている。

 鉱石の周りがガラスで覆われており、水と直接触れていないため、思わず「意味あるのか?」とツッコミたくなってしまうが、紀香のブログからリンクされているメーカーサイトには「クリスタルは、異なったエネルギーを持っています。そのエネルギーの波動をそのまま体に取り込めるのが、ジェムウォーター」との記載が。どうやら、鉱石が発する「波動」を取り込むための商品のようだ。

 紀香といえば、「水素は人間を救う」と語るなど、その異常なまでの水素水愛が有名だったが、2017年6月のブログで飲み水を酸素水に乗り換えたことを告白。紀香お気に入りの「WOX」は、「Amazon」で500mlペットボトル12本が7,776円(10日現在)の高級品で、今回はこれをヴィタジュエルと合体させてジェムウォーターに変えたという。

「3年ほど前、国民生活センターが『水素水は健康増進に寄与するものではない』と警告したこともあってか、最近は水素水の話題を出さなくなった紀香ですが、自身のセレクトショップ『紀香バディ!コム』では、相変わらず水素水関連の商品を販売中。また、2月には『水素を吸いながら、酸素カプセル入っている』と綴り、『酸素水素浴』なるものを紹介。また、数年前にはサロンで『磁場ベッド』に横になる『波動コース』を受けたことを明かしており、紀香にとって、水素、酸素、波動は欠かせないもののようです」(紀香ウォッチャー)

 定期的に水の話題を振りまくことから、ネット上では「水芸人」とも呼ばれている紀香。今後も、思いもよらない水を紹介してくれるかもしれない。

“所属事務所へ不満爆発”の山田邦子、業界からは同情論殺到!「かつての悪評がウソのよう」との声も

「20年くらい前かな、事務所の様子が変わっていってしまった」

「恩義のあった前社長が引退して会長に、その息子が新社長になってから、私のマネジャーが動いていない状態なんです。ほら、今もひとりでしょ? もう末期的なのよ」

 所属事務所『太田プロダクション』との関係が「末期症状」であることを明かしたのは、1980~90年代に国民的人気者となった山田邦子。

 4月27・28日、長唄の名取・杵屋勝之邦を襲名する『長唄杵勝会』が銀座・歌舞伎座で行われたのだが、

〈39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした〉

と、これに事務所の関係者が誰も顔を出さなかったことを自身の公式ブログで明かしたのだ。

「山田は、今年がデビュー40年の記念イヤー。GWには記念公演『山田邦子の門』を東京と愛知で行うなど、いつになく精力的に活動をしていますが、ほとんど事務所はノータッチ。現在の仕事のほとんどは自分で企画して行っている状態で、それでもギャラの30%を事務所に入れ、自分の仕事で後輩らにもチャンスを与えてきたといいますから、山田が不満やさみしさを抱くのは当然でしょう」(芸能プロ関係者)

 所属タレントが増えて、一人のマネジャーが何人ものタレントの管理を行うのが当たり前という時代で、太田プロの事情もわからないでもないが、事務所の最大の功労者である山田への態度としては、とても褒められたものではないだろう。

「山田は、一時は人気絶頂を極めながら、95年からはバッシング報道が相次ぎ、芸能リポーターの井上公造に追い回されて、『お前、モテないだろう』『バカじゃないの』と罵倒したシーンがワイドショーで放送されて好感度を一気に下げてしまい、一時は14本あったレギュラーが97年にはゼロになってしまいました」(テレビ雑誌記者)

 この転落の原因は、やはり当時の山田の態度にあったようだ。

「“女帝”としてテレビ界に君臨し、わがまま放題をしていた山田に泣かされたテレビマンは多いですからね。バッシングにあった山田に手を差し伸ばして一緒に頑張ろうという人がほとんど現れませんでした」(番組関係者)

 性格の悪いタレントの代名詞といってもいいくらいの存在だったというから、当時、かかわっていた若いスタッフが出世してディレクター、プロデューサーとなっていった00年以降、声がかからなくなるのも当然だったのだ。

「事務所の様子が変わってきた20年前というと、ちょうどこの時期。社長交代の影響もあったかもしれませんが、自業自得でテレビから干された山田のマネジメントに情熱を失っていったのでは」(芸能記者)

 では、最近の山田はどうなのか?

「これが、かつての悪評がウソのように評判がいいんですよ。スタッフ、演者、ファンにまで、物腰柔らかく接し、そこまでしなくてもいいのにというくらい気が遣える。しかも、それが嫌味なく、包み込むような包容力もある。かつての悪評を知らない人は、『この山田さんがそんなにわがままだったってウソだろう』と、驚くんじゃないでしょうか」(放送作家)

 今回の山田と事務所の確執を報じる記事も、どちらかというと山田に同情的なのは、直撃取材にも山田の対応が良かったからだろう。

「とくにプロレス界では山田の大恩を感じている関係者は多いですよ。かつては、バラエティとの融合を狙ったプロレス番組『GIVE UPまで待てない! ワールドプロレスリング』(87年/テレビ朝日系)の司会が酷評されてプロレスファンから総スカンに遭いましたが、彼女のプロレス愛はホンモノで、毎年、『NOAH』をはじめ、『全日本プロレス』や『みちのくプロレス』など、インディー団体まで年間60本以上もの大会を生観戦。試合後には若手を食事に連れていってはステーキを切り分けて食べさせるといった母親のような優しさで、ときに興行を買ってまで団体を支援しています」(プロレス関係者)

 もう“わがまま女帝”ではなくなったのはいいが、いまのバラエティ番組、お笑いに対応できるだけの現役力がアップデートできているのか。これから太田プロとの話し合いだというが、10年の空白ののちに復帰を果たし黄金期を迎えているヒロミのように、第一線への復帰がかなうかどうかは、そこ次第だろう。

日テレ『イッテQ!』3週ぶり放送で視聴率暴落! テレ朝『ポツンと一軒家』に壮絶KO負けの大惨事!

 特番対応のため、2週連続休止となっていた日本テレビ系の人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』が5日、3週ぶりに放送されたが、視聴率は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、前回(4月14日)の17.7%から、4.2ポイントもの大暴落となった。

 一方、5日のライバル番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)は2週ぶりのオンエアとなったが、またまた番組最高の17.7%をマーク。『イッテQ!』に4.2ポイントの大差をつけて、完全KO勝ちを収めた。

 同日の番組内容は、『イッテQ!』が『史上最難関!出川はじめてのおつかいGWスペシャル』、『一軒家』は和歌山県の北東部、山口県の山間部にある一軒家を訪ねた。

『イッテQ!』は、かつては20%前後の視聴率を毎回はじき出す人気番組だったが、昨年11月に発生したヤラセ騒動で視聴率が降下。それでも、1月27日には20.5%と大台に乗せるなど、今年に入って回復傾向にあった。ところが、今回、昨年12月9日の14.6%以来、5カ月ぶりに15%割れする失態となった。

 昨年10月にレギュラー番組に昇格した『一軒家』は、ジリジリと数字を上げて、2月24日には16.4%をマークして、16.3%だった『イッテQ!』をかわして初勝利。3月10日は、『一軒家』が17.0%の高視聴率を挙げ、16.5%の『イッテQ!』に2度目の勝利を飾ると、以後、3回連続で『一軒家』が制した。4月14日は、『イッテQ!』が17.7%を記録し、16.6%の『一軒家』に雪辱を果たしたが、今回『一軒家』が大差をつけて、『イッテQ!』を退けた。

「大型連休中は旅行、レジャー、帰省などで在宅率が下がるため、視聴率自体も通常より落ちてしまうのはやむを得ないことではあります。『イッテQ!』は若年層、『一軒家』は中高年層に支持されており、若者の方が出かけている率が高いとしても、『イッテQ!』の13%台は深刻です。これまで、『一軒家』が勝っても僅差でしたが、今回は4.2ポイントもの大差がついたんですから、日テレも対応策を講じないと、今後も『一軒家』に負ける回が増えてくるでしょうね」(テレビ誌関係者)

 ヤラセ騒動が起きる前までは、民放局の全バラエティ番組の中でも、最も高い数字を取り、絶対的な強さを見せていた『イッテQ!』だが、『一軒家』に移った視聴者を奪い返すためには、大胆なテコ入れを図る必要があるのだろう。
(文=田中七男)

沖縄で外国人観光客のトラブルが激増中! 飲食店からは地元客が離れ、暴走レンタカーによる交通事故も……

 令和に入っても活況を呈しているインバウンド(訪日外国人旅行)市場。東京や大阪といった大都市圏以外で特に人気を集めているのが沖縄だ。

 沖縄県の発表によれば、2018年度の外国人客は前年度比11.5%増の300万800人で、19年度は324万人を目標にしているという。

「航空路線の拡充があったほか、中国からのクルーズ船の寄港数も増加の一途をたどっている。これまで目立っていた台湾や中国のほか、韓国やタイなど観光客の顔ぶれも多様化しており、観光シーズンが佳境を迎える夏に向けて、さらに多くの外国人の訪沖が見込まれます」(旅行代理店関係者)

 観光産業が占める割合の高い沖縄県内の経済効果への期待が高まる一方で、目立ち始めているのが観光客と地元住民とのトラブルだ。

「一時期問題になったのが、暴走レンタカーの存在。日本での運転に不慣れな観光客が沖縄でレンタカーを借り、交通ルールを無視した無謀運転を繰り返して事故などのトラブルに発展した事例が数多く報告されていた。それに加えて、最近問題視されているのが、土産物店や飲食店でのもめ事です」(同)

 那覇市の中心街・国際通りは、平日休日問わず、外国人観光客の姿が目立つ。特に多いのが中国や台湾からやってくる観光客で、電子マネーが普及している母国での感覚が抜けきれず、買い物の際に現金決済を求められてトラブルになる例も多いという。

 また、中華圏からの観光客は、これまで主流だった団体ツアーの参加者だけでなく、個別にツアーのプログラムを組んでやってくる人々も増えつつある。彼らの多くが旅行の参考にしているのが、微博(Weibo)や微信(WeChat)などのSNS。特に影響力がある「網紅(ワンホン)」と呼ばれるインフルエンサーが発信する情報を手がかりに店を訪れる人も多く、そこにトラブルの火種が潜んでいることも。

「ある飲食店は、網紅が自身のSNSに掲載したことで、中国人観光客が頻繁に来店するようになったそうです。もともとは地元客をメーンにこぢんまりとやっていたそうですが、一気に外国人客が増えたため、その相手をするのに忙殺されて地元客が離れてしまったのだとか。別の店では、日本語がわからない外国人客が食器を灰皿代わりに使ったり、『SNSに書かれている値段と違う』と怒りだしたりすることもあったそうで、対応に苦慮していると聞きます」(先の代理店関係者)

 来年の東京五輪まで、インバウンド市場の盛り上がりは続く見込みだという。当分、この空騒ぎは収まりそうにない。

『おっさんずラブ』BLブームはまやかし!? BL映画界のパイオニア語る“ヒット”のウラ側

 昨年春に放送されたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が、今年の夏に映画化する。2016年に“単発深夜ドラマ”として放送されたあと、好評を受け18年に深夜枠で連続ドラマ化。視聴率こそ振るわなかったが、最終話が近づくにつれネット上で人気が高まり、ドラマ放送中は「#おっさんずラブ」がTwitterのトレンドワード上位に浮上し、世界トレンド1位にもなった。深夜の単発ドラマが映画化まで飛躍した同作は、“平成最後の大ヒットドラマ”と言っても過言ではないだろう。

 また、現在放送中の西島秀俊と内野聖陽によるW主演ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)も、ネット上を中心に好評を博している。第1話の見逃し配信は120万回を突破し、これは動画配信サービス「ネットもテレ東」の過去最高再生回数だといい、数字でも結果を残した。20年公開の、関ジャニ∞・大倉忠義と、若手きっての実力派俳優・成田凌が主演によるW主演映画『窮鼠はチーズの夢を見る』も、ネットで早くも注目を集めている。これらに共通するのは、すべて男性同士の恋愛を扱った作品、いわゆる“BL作品”であることだ。

 かつてBLは「影でコソコソ楽しむ」ものだったが、そんな話は今や昔。ついにジャニーズにまで波及、かつてない盛り上がりを見せている。そこで、06~11年に映画『タクミくんシリーズ』を大ヒットさせた、BL映像化のパイオニア的存在であるビデオプランニングのプロデューサー・三木和史氏に、昨今のBL映像作品を取り巻く状況について語っていただいた。

BL企画が通らないのは「男同士でキスする」からじゃない!?

――近年、BLの映像作品が増えていますが、“先駆者”として、この状況に思うことはありますか。

三木和史氏(以下、三木) 実は僕も、3年前に『窮鼠はチーズの夢を見る』の原作を映像化しようと、版権を取りにいったんですよ。原作、めちゃくちゃ傑作じゃないですか。だから映画化したかったんですが、「上映規模が小さいと、ちょっと……」と難色を示されて。まあ、僕らがやるとすると低予算で、上映館数は全国でも10カ所ほどになってしまいます。ジャニーズの大倉くんと、人気若手俳優の成田くんが演じて、行定勲監督ときたら、そりゃあ上映規模は大きいでしょう。「やられたー!」と思いましたね。

――ほかにも、NHKでは現在『腐女子、うっかりゲイに告る。』という、ゲイの主人公が登場するドラマが放送されています。

三木 NHKだからやれることに限界はありそうですが、チャレンジ精神は感じますね。要は、“BL”に終始しなければいいんですよ。“BL”になると、おのずと規模が小さくなり、キャスティング時にプロダクションが難色を示すから、企画自体通りにくいんです。

――「“BL”に終始しなければいい」といいますと……?

三木 例えば、俳優を作品に出すかどうか決めるとき、プロダクションが重要視しているのは“規模”なんです。上映館数が多いとか、宣伝をたくさんするとか、そこが基準になっています。我々のように規模が小さいと、“BLというジャンルの作品”になってしまい、前向きに進めてくれるところが少ないんですよ。

――なるほど。では、テレビ局や芸能事務所がBL作品を承諾しにくい理由は、「男同士の恋愛描写があるから」ではない、ということでしょうか。

三木 そうです。台本に男性同士のキスシーンがあっても、役者たちは納得して演じますからね。『窮鼠はチーズの夢を見る』は男性同士の恋愛を描いているけれど、それ以前に、実績のある行定勲監督の作品だから、「なんか世界に通用しそう!」と思わせる力がある。男性同士の恋愛をテーマにしながらも、“BL作品”の枠組みを超えているから、映画化できたんじゃないでしょうか。……じゃあ、大きな映画会社にBLの企画を通せばいいのかというと、それもまた難しい。

――それは一体なぜでしょうか?

三木 大手の映画会社には、BLに魅力を感じる人や、作品としてやりたいと思う人が少ないんだと思います。一般的じゃないと思っているから、わからないプロデューサ―が多いなと感じます。一般的だと思わせるには、やっぱり「○○賞受賞」とか、監督・脚本家のネームバリューは大きいです。

 例えば、日本で06年に公開された洋画『ブロークバック・マウンテン』も男性同士の恋愛を描いていますが、作品として素晴らしく、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞、アカデミー賞で監督賞などを受賞しましたよね。このころまだ日本では、男性同士の恋愛を描いた作品は少なかったと思いますが、受賞をきっかけに「見てみよう」と思った人は多かったはずです。でも逆に言えば、賞を取らなかったら、どんなに内容がよくても“BL作品”で終わっていたかもしれない。結局、日本人って賞の権威とか、ヒット作を生み出した監督・脚本家に弱いじゃないですか(笑)。

――おっしゃる通り、「○○賞を取ったんだから面白いだろう」とか思っちゃいます(笑)。とはいえ、三木さんがBL映画を手がけていた約10年前と比べると、BL作品を映像化することに対するハードルが下がったような印象を受けますが、実際はそうでもないのでしょうか。

三木 確かに、市民権は得ました。当時、BL映画の出演者は2.5次元俳優が主でしたが、昔は2.5次元舞台自体、『ミュージカル「テニスの王子様」』くらいしかなくて、コアなファンだけのものでしたよね。それが今は2.5次元舞台の公演が増え、俳優のファン層も広がり、客がたくさんついていることを知った制作者が「2.5次元の舞台を作りたい」と思うようになった。なので、10年前よりも2.5次元俳優が出演する作品自体の注目度が上がったとは感じます。でも、それはそれ、これはこれ。“BL”を題材にした映画やドラマとなると、やはりまだまだ難しいです。

――公開規模の大小以外にも、ネックになることがあるのでしょうか。

三木 『おっさんずラブ』見てましたか? 僕は面白く見てましたけど、吉田鋼太郎さん演じる“部長”のキャラクターがバラエティ要素を含んでいたことで、あそこまで多くの人に受け入れられ、人気が出たと思うんです。「こうすればテレビでもBLできるのか」と得心しましたね。しかし、男性同士の恋愛をバラエティ要素ナシで、“王道”の恋愛ドラマにしようとすると、どこもやりたがらないという……。

 実は『タクミくんシリーズ』のドラマ化を、以前某局に提案したんです。『タクミくんシリーズ』をご存知の方はわかると思いますが、『おっさんずラブ』とはちょっと方向が違って、“ド王道”の学園恋愛物語なんですよ。原作は根強い人気があるし、キャラクターも魅力的だし、すでにしっかりファンもついているし、絶対にドラマ化するべきだと思っています。

 余談ですが、『タクミくんシリーズ』を映画化した時、ファンの方たちが本当に熱くて驚きました。公開当時、「タクミくんファン 九州支部」と名乗る30人くらいのファンが、手紙入りの分厚いアルバムを私宛に送ってくれて。中には「1万本見た映画の中で、一番よかった」なんて書いてあるんです。「そんなわけあるか!」と思うけど(笑)、とてもうれしかったですね。これだけ熱い作品なのに、テレビ局的には「倫理的にしんどい」らしく、ドラマ化を断られたんです。

――同性愛に対して倫理を問うとは……言葉を失います。

三木 「男性同士の恋愛モノは、いくら内容が深くても、倫理的にちょっと……」ってね。要するに、テレビ局には「恋愛は男女でするべきだ!」みたいな、古い固定観念が残っているんですよね。

――でも、今年1月クールには“デリヘル”を題材にしたドラマ『フルーツ宅急便』(テレビ東京)が放送されていました。これも「倫理的にしんどい」とツッコまれそうな題材ですが……。

三木 『フルーツ宅急便』はデルヘルを題材にしていても、監督が映画『凶悪』(13年)の白石和彌さんと、映画『横道世之介』(13年)の沖田修一さんなんですよね。彼らが監督で、濱田岳さんが主演という要素は、やはり強い。だから『タクミくんシリーズ』も、旬の監督や俳優をキャスティングできれば、状況は変わってくるはずなんです。脚本家も同様に、例えば「宮藤官九郎さんを連れてきました!」となれば、局上層部は彼が濃厚なBL作品を書いたとしても、「クドカンは知ってる! OK!」となっちゃうでしょうね。
(番田アミ)

■後編へ続く

石原さとみ“令和婚”の可能性は? SHOWROOM・前田氏との交際は「順調そのもの」

 新しい令和の時代になっても、女優・石原さとみは色あせることがないようだ。文藝春秋電子書籍編集部が4月12日に復刻させた『石原さとみファースト写真集』が配信数をグングンと伸ばしている。同作は当時16歳だった石原が夏の伊豆と冬の軽井沢で激写され、元気に走り回る様子や雪原に寝ているショット、セーラー服姿などが収められていてファン垂涎の一品となっている。

 石原といえば2018年5月に一部週刊誌上でIT企業のカリスマ社長で動画配信サイト「SHOWROOM」の創業者・前田裕二氏との3泊4日の沖縄デートがスクープされた。その数カ月後には前田氏の住む東京都内の超高級マンションに石原が引っ越したと報じられた。女優にとって大きな痛手となる大スキャンダルに見舞われたにもかかわらず、ナゼ人気が落ちないのだろうか。そのワケとは……。

「恋愛しているためか、色気のあるリップにセクシーさが一段と高まりボディーと肌つやにも磨きがかかってきています。その美貌が新たなファンを呼び寄せていますよ。これまでは女性アイドルのように男性ファンからの支持が多かったのですが、最近では若い女性からの憧れの対象としてみられるようになってきたからでしょう。以前の姿と今の姿の石原を見比べ参考にするため、復刻版のファースト写真集を女性が買い求めるケースもあるようです」(芸能関係者)

 今年初めには前田氏との破局説も流れていたが……。

「順調に交際は続いていますよ。前田氏は石原の両親とも何度も会っているといいます。ただ石原は7月スタートの火曜ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主演するほか、9月に始まる舞台『アジアの女』(渋谷Bunkamuraシアターコクーン)にも主演するなど、これから多忙を極めます。お互い忙しい身だけに、すれ違いとなるでしょう。ただ、この時期を乗り越えれば、晴れてゴールインとなってもおかしくありません。令和元年中にも電撃結婚の可能性もありますよ」(同)

 ちまたでは新元号「令和」になったことを機に結婚をするカップルが激増しているが、このブームに乗って石原も婚姻届を提出することになるのか、果たして。

石原さとみ“令和婚”の可能性は? SHOWROOM・前田氏との交際は「順調そのもの」

 新しい令和の時代になっても、女優・石原さとみは色あせることがないようだ。文藝春秋電子書籍編集部が4月12日に復刻させた『石原さとみファースト写真集』が配信数をグングンと伸ばしている。同作は当時16歳だった石原が夏の伊豆と冬の軽井沢で激写され、元気に走り回る様子や雪原に寝ているショット、セーラー服姿などが収められていてファン垂涎の一品となっている。

 石原といえば2018年5月に一部週刊誌上でIT企業のカリスマ社長で動画配信サイト「SHOWROOM」の創業者・前田裕二氏との3泊4日の沖縄デートがスクープされた。その数カ月後には前田氏の住む東京都内の超高級マンションに石原が引っ越したと報じられた。女優にとって大きな痛手となる大スキャンダルに見舞われたにもかかわらず、ナゼ人気が落ちないのだろうか。そのワケとは……。

「恋愛しているためか、色気のあるリップにセクシーさが一段と高まりボディーと肌つやにも磨きがかかってきています。その美貌が新たなファンを呼び寄せていますよ。これまでは女性アイドルのように男性ファンからの支持が多かったのですが、最近では若い女性からの憧れの対象としてみられるようになってきたからでしょう。以前の姿と今の姿の石原を見比べ参考にするため、復刻版のファースト写真集を女性が買い求めるケースもあるようです」(芸能関係者)

 今年初めには前田氏との破局説も流れていたが……。

「順調に交際は続いていますよ。前田氏は石原の両親とも何度も会っているといいます。ただ石原は7月スタートの火曜ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主演するほか、9月に始まる舞台『アジアの女』(渋谷Bunkamuraシアターコクーン)にも主演するなど、これから多忙を極めます。お互い忙しい身だけに、すれ違いとなるでしょう。ただ、この時期を乗り越えれば、晴れてゴールインとなってもおかしくありません。令和元年中にも電撃結婚の可能性もありますよ」(同)

 ちまたでは新元号「令和」になったことを機に結婚をするカップルが激増しているが、このブームに乗って石原も婚姻届を提出することになるのか、果たして。