フィギュア王者ネイサン・チェン、あらゆるオタクを掴みかねない「多幸感」と「愛おしさ」

 前回、ジャニオタ的視点から、フィギュアスケート世界王者のネイサン・チェンの魅力を勝手に語らせていただいた。

 スケオタの皆さまからは、さぞかし「ジャニオタ、こっち来んな!」「ジャニタレなんぞと一緒にすんな!」といった罵詈雑言が浴びせられるだろうと覚悟の上で執筆したものだが、驚いたのは、笑って受け入れ(あるいは受け流し)てくださる方が多かったこと。

 ジャニオタ界隈では「ファンは担当(自分の愛するジャニーズタレント)に似る」と昔からよく言われるが、フィギュア界隈でも同様に、温厚で人格者のネイサンには温厚な性質のファンがつくのだろうか。

 Twitter上では、親切にも「髪形にも触れてほしい」(※石川テレビのキャラクター・石川さんに似てる説も)とか、「ネイサンはセルフコレオ(自身で振り付け)もできることを書き加えてほしい」「美女スケーターの水着姿に『いいね!』を欠かさないところも入れてほしかった!」などの補足情報もいただいた。最後のご指摘は、以前から「水着姿の『いいね!』が多い? なんだかんだ19歳だから?」などと気になっていたのだが、やはりそうなのか……。しかし、そんな「普通男子」のところがむしろ良い。インスタグラムで投稿されたザギトワ選手とのツーショットが、心なしかデレているように見えるのも、中学生男子的で趣深いではないか。

 さらに追加したいジャニオタ的萌えポイントは、20代直前の貴重な時間を追いかけられること。ネイサンは現在19歳で、誕生日は5月5日(子どもの日! 誕生日まで健全)。つまり、10代のネイサンを見られるのは、残りわずかなのだ。

 ジャニオタには、タレントが「高校を卒業するとき」「10代じゃなくなるとき」に特別な感慨を抱く人が結構いる。しかしいま、ジャニーズはデビュー組もJr.も高齢化が進み、昨年デビューしたばかりのKing&Princeですら1人除いて全員が20代である。ジャニーズにおいては、「“10代のスター”が刻々と大人の階段を上る瞬間」を見られることが近年ほぼなくなっているため、それをフィギュアという別世界の、それも外国人選手に感じられる日が来るとは、僥倖としか言いようがない。

 ジャニオタはまた、「特別な人の、特別じゃない、ごく普通の姿」を見るのが大好物である。その点、ネイサンのインスタグラムに投稿されている裏ピースする写真などは思春期男子のようだし、昨夏の京都で扇子を張り切って超高速で扇いでいる眼鏡ネイサンなどは、中学生男子の修学旅行のようでいじらしく、グッとくる。大好物のラーメンだけじゃなく、たこ焼きや浅草メンチに「いいね!」しているところなども、日本を満喫していて、愛おしい。

 さらに、「世界フィギュアスケート国別対抗戦」のエキシビションでアメリカ代表チームがDA PUMPの「U.S.A.」を踊ったとき。ジャニオタのよく使う、大きな顔写真うちわ的なもので各自が顔を隠しながら、縦一列に並んでグルグルとEXILE的な動きを披露して登場したが、前の人とカブってしまい、ネイサンはほとんど見えなくなってしまっていた。演技で見せるダンスはリズミカルで指先までしなやかで美しいのに、ひとたびワイルド系の動きになると、不慣れで不器用な感じという新鮮さ。まるで計算し尽されたように完璧ではないか(確実に計算じゃないのがわかるから、萌える)。

 そこから一転、「U.S.A.」のノリノリ具合は軽快で、ソロパートは美しく、最後に見せたリンクに寝そべって作る人文字で漏れ出た「ウフフ」的な笑顔には、完全に射抜かれた人が多かったろう。「世界王者」という特別な人――しかも、大学に通うためにコーチと離れて一人で練習し、動画をコーチに送って指導を受け、一人で考え、コーチも帯同せずに一人来日したネイサンが、「仲間とのひとときを普通に楽しむ」姿は、いつまででも見ていられるような多幸感に溢れている。

 ジャニオタは(というか、あらゆるオタクがそうだろうけれど)、「体調が悪くとも、ケガをしていても、つらい様子は見せずに自分の役割を全うすべく頑張る姿」を見ること、そして勝手に心配することが大好きだ。その点、フィギュアと勉強の両立で超多忙なネイサンは、以前もインフルエンザを患っていたし、今回の「国別対抗戦」では体調を崩し、胸やのどを押さえたり、咳をしたり、喉の痛みに耐えるためか飴を舐めたりしたため、「喉に飴が詰まらないか」とファンに心配されていた。一部では「吐いていた」「頻繁に鼻をかんでいた」とも言われている。

 しかし、そんな体調でもチームを応援し、合間に勉強もし、エキシビションもちゃんと盛り上げた挙げ句、表彰式のときには明らかに体調が悪そうな虚ろな目と緩慢な動きをしている様子を見てしまったら、興味を持たずにいられるオタクなどいないのではないか。

ネイサンを知るほどに募る罪悪感
 ただ一つだけネイサンの罪を挙げるとしたら、「沼」要素が多すぎるために、ファンは知れば知るほどインスタグラムや動画、Twitter、過去の雑誌なども遡って情報を集めたくなってしまい、結果的に多くの時間が奪われていくこと。

 ネイサン自身はタイムマネジメントの本をたくさん読み、スケートと勉強を両立させる超多忙な日々を送っており、関西の番組で「1秒も無駄にしないでご飯を食べる時も移動中も時間があれば勉強に使います」と語っているくらいなのに、ネイサンのそうした言動を追いかけるために、ファンは膨大な時間を潰しているという矛盾……。

 「自分も頑張らなきゃ」と背筋が伸びる思いと、「結果、何もしていない」罪悪感に苛まれつつ、せめてこうした時間を超多忙なネイサンにお分けできたら……と思うばかりだ。
(南山ヒロミ)

福山雅治のセクハラ「もっとやらしいことを…」、数年前とは真逆・怒りの反応

 今月21日からスタートするドラマ『集団左遷!!』(TBS系)に主演する福山雅治だが、共演女優に対し“セクハラ発言”をしたとして、非難を浴びている。

 都内で行われた『集団左遷』のプレミアム試写会に神木隆之介、中村アンらと出席した福山は、今作で初共演した橋本真実に対して「普段の状態から、お衣裳を着られてメガネをかけて、髪を束ねられた時のこのセクシーさですよね。あまりにもセクシーだったので、言わずにはいられなかった」と発言。ここまでは女優に対しての褒め言葉といえるだろうが、中村から「私には言ってくれなかったのに……」と言われると福山は、「言わないってことはもっとやらしいことを思ってるってことだよ!」と返した。福山は中村のことをフォローしているつもりだっただろうが、ネットでは“セクハラ”と指摘する意見が続出している。

 福山は下ネタ好きなキャラとして有名であり、自身がパーソナリティーを務めるラジオでも下ネタを連発している。ラジオでファンに向けそういった話をすることは自由だろうが、公の場で共演女優に対する発言ということを考えると、時代錯誤だった。

 しかし数年前なら問題視もされていなかったかもしれない。2015年3月、「ルミネ」のCMが炎上したことを覚えているだろうか。そのCMで女性主人公を暗に「女性らしさに欠ける」と否定した職場の先輩男性は、記号的な“イケメン”のキャラクターではなかったことから、「福山雅治にだったらセクハラされてもいいんだろ?」という意見が多く出たのだ。

 さらに当時、はあちゅうがTwitterに<ルミネのCM、上司がイケメンだったら炎上しなかったと思うんだけどな~。好きな人のためなら頑張れるけど、冴えない上司に言われるのはムカつくってだけで、好きな人にやられたら嬉しいことを嫌いな人がやったらセクハラになるって言葉思い出した>と投稿し、賛否両論となっていた。

 その年の9月、福山雅治は結婚。現在は50歳で、一児の父だ。前述の試写会発言には「子どもがいるのに、セクハラ発言って」という批判も多い。彼自身の立場が変わり、時代も変わったのだ。

妻・吹石一恵との別宅報道もあったが
 福山雅治は俳優兼ミュージシャンであり、今年2月には50歳の誕生日を記念したアルバム『DOUBLE ENCORE』をリリース。全盛期よりは劣るものの、週間オリコンランキングで2位を獲得するなどミュージシャンとしての活動は順調だ。

 一方、俳優業は不調が続いている。

 福山の代表作といえばドラマ『ガリレオ』シリーズ(フジテレビ系)を思い浮かべる人も多いだろう。2007年と2013年に放送された福山主演ドラマ『ガリレオ』は平均視聴率21.9%(第1シリーズ)を叩き出し大ヒットとなった。また、2013年に公開された主演映画『そして父になる』は「カンヌ国際映画祭 審査員賞」を受賞している。

しかし、2016年に放送され主演を務めた月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)の平均視聴率は8.5%(ビデオサーチ調べ、関東地区)。同じく2016年に公開された映画『SCOOP!』の興行収入は約7億円(「キネマ旬報」より)で、大規模映画のヒットラインと言われる10億円に届くことはなかった。

 この福山の不調は2015年に発表した女優・吹石一恵との結婚が影響しているという声もある。ミュージシャン・福山雅治のファンは男女共にいるが、俳優・福山雅治のファンは女性が多く、結婚によって女性ファンが減少したことが影響しているという見方だ。今月2月に「女性セブン」(小学館)は福山が別宅を所持していると報じたが、この記事には夫婦の不仲をアピールし女性ファンを取り戻すための福山サイドの作戦という見方も強かった。

 ただ、数字が芳しくないのは福山の問題だけでないだろう。

 たとえば『ラヴソング』は、福山演じる元ミュージシャンの臨床心理士と、藤原さくら演じる吃音の女性が惹かれあっていくラブストーリーだったが、当時の藤原は20歳。親子にみえる二人のラブストーリーに違和感を持つ視聴者も多く、キャスティングミスだったことは間違いない。

 また『SCOOP!』は、福山演じる週刊誌「SCOOP!」の雇われカメラマンと編集者の姿を描いた映画だったが、セクハラ発言が飛び交う職場に「今時こんな職場ある?」「すべてが古臭い」など、作品の設定自体に否定的な感想も少なくなかった。

 さて、新ドラマ『集団左遷!!』では、仕事熱心だが不器用な銀行員という今までの福山雅治にはなかった役を演じる。福山にとって久しぶりのヒットとなるのだろうか。

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中村アン、舟山久美子、平野ノラ……ランジェリーショットを公開した女性芸能人たち

 女性芸能人の“下着姿”となれば世の男性は目の色を変え、女性も美しいスタイルに羨望の眼差しを向けるはず。4月10日にはモデルで女優の中村アンがランジェリー姿を公開し、その抜群のプロポーションに多くの視線が集まった。

 インスタグラムで公開されたランジェリーは、純白のレース模様があしらわれたデザイン。美麗な曲線を描くバストが艶やかな輝きを放っており、ネット上には「スタイル最高やないか……」「ガリガリではなくほどよい肉感もあって素晴らしい」「エロスとは違う健康的な体がイイね!」と称賛の声が続出している。

 今回は中村のように、ランジェリーショットを公開した芸能人たちを紹介しよう。

 

●舟山久美子

 まずはモデルでタレントの、“くみっきー”こと舟山久美子から。これまでに雑誌やSNSでたびたび水着ショットを披露し、見事な美くびれをアピールしている舟山。今年3月には自身のツイッターで、ランジェリー姿のオフショットを公開した。

「週3でジムに行って、コールドプレスジュースで追い込みました」と綴った舟山が身につけているのは、妖艶さを放つ赤いレースの下着。自撮りショットの胸元は手で隠れているが、なんとも面積の小さな“紐パン”がひと際目を引く。大胆なランジェリー姿に興奮するファンが相次ぐ一方で、「もっと肉をつけた方がセクシーだと思う」「痩せすぎてて心配になるレベル」「もうちょっと品のある下着がいいかな」といった声も寄せられている。

 

●平野ノラ

 お次はバブリーな芸風でおなじみの女芸人・平野ノラ。普段は「しもしも~?」「おったまげ~!」といったセリフを連発し、セクシーとは全く無縁のようにも思える彼女だが、昨年8月に“下着モデル”としての姿を披露し、その評価を一転させたのが記憶に新しい。

 平野はワコールの「シンクロブラ」を身につけ、屈託のない自然な笑顔を披露。バブリー芸とは打って変わった本来の“女性らしさ”が眩しく、ネット上では「おったまげ~!」「ちょっと待って、本気で惚れるレベルのセクシーかわいさ」「普段の芸風よりコッチ路線でお願いしたい」といった声が相次いだ。ワコールでは好評の声に応え、今年3月に再び彼女を下着モデルに起用。シンクロブラにレースが加えられたデザインで、平野は改めて“オトナの魅力”を振りまいている。

爆笑問題・太田光、ぜんじろうに対し真面目な表現者論を語る「プロならスケジュールは把握しておくべき」

 16日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において、ぜんじろうとの間で続いている芸歴論争について太田光が口を開いた。今週もハイテンションで攻めるのかと思いきや、太田は落ち着いたトーンで、ぜんじろうが台湾に仕事に行っているため、今週のラジオに来られなかったことに対し「最初からスケジュールを把握しておくべき」とくぎを刺した。

 さらに、ぜんじろうがツイッターで発信を続けていることについては「ツイッターはプロならやるな」と持論を展開した。太田は「俺たちの時代はツイッターなんてないし、子どものころにテレビを見て憧れて、高校時代は友達がおらず何の発言権もなかった時代に『俺はいずれ有名になって自分の表現する場所をつくろう』と思った」と語り、やがて「みんなに認められて自分が表現する場所を獲得した」と来歴を交えながら自らの信念を語った。

 さらに、ぜんじろうに呼びかける形で「俺たちって、それの取り合いをやっていたわけじゃん。お前はその発言の場所を外国に求めたわけだろう。俺だっていつテレビから消えるかわからない。その場所がないと黙っているしかないから、それを得るためにマスコミに認められようとした。だからこそ頑張ってきたといった話をぜんじろうとしたかった」とアツい語りとなった。太田は「来週が最後」と期限を区切り、『サンデー・ジャポン』(TBS系)および、同ラジオ番組に来られなかったら、今回の騒動は幕引きとなると示唆した。

 1990年代初頭、爆笑問題は前の事務所からの一方的な独立により約3年間まったく仕事がない“干された時期”がある。その分、太田はそこからはい上がり、表現者としての居場所を獲得したことに自負があるのだろう。同時期に表舞台からは消えてしまったぜんじろうとは対照的であるだけに、やはり2人の話は聞きたいところだ。
(文=平田宏利)

「性別関係なく選べる制服」は成功したのか――導入1年で見えてきた、“矛盾”と“無意識の偏見”

 昨今、「性別に関係なく誰でも自由に選べる制服」を導入する中学校が増えているのをご存じだろうか。男子だからスラックス、女子だからスカートを着用しなければならないというわけではなく、着たい制服を本人の希望で選んでよいという、新しい試みだ。

 昨年3月に、千葉県の柏市立柏の葉中学校でこの制服が導入されるというニュースがネット上で大きな話題となり、多様性を認める現代にフィットした動きとして、世間の反応はおおむね好評だった。そして現在、こうした“制服自由化”の動きは全国に広まっており、東京、千葉、埼玉、福岡、佐賀など、各地で導入の検討が進んでいる。

 筆者もこの“制服自由化”は非常にうれしいニュースと受け取り、さらなる情報を求め、該当エリアの地方新聞をいろいろと読んだりもした。だが、ふと取り上げられ方に違和感を覚えた。例えば、2018年10月31日付の「静岡新聞」の記事では、静岡県内にある公立中学校が制服を自由に選べるようになった、との記事が写真つきで紹介されていたのだが、そこに掲載されていた写真は、男子のブレザー・スラックスの組み合わせ、女子のブレザー・スカートの組み合わせ、そして女子のブレザー・スラックスの組み合わせの3パターンだけだった。

 また、19年2月4日付の「日本経済新聞」には、埼玉県の公立中学校が紹介されていたのだが、こちらも掲載されていた写真は、スラックスを着用した女子が写っていただけ。記事にも「女子生徒の制服を従来のブレザーとスカートに加え、スラックスを選べるようにした」とあった。

 いったい何に違和感を覚えたかというと、「男子がスカートをはく」という選択肢だけ、なぜかすっぽりと抜け落ちていたのだ。「日本経済新聞」の記事には、「女子も選べるスラックス 中学校制服、LGBTに配慮」というタイトルがついていたし、「学校現場で『性別と服装の不一致』に悩む子供への配慮が進みつつある」という一文もあった。それにしては、女子のことばかりが打ち出され、男子は後回しになっている……そんな思いが拭いきれなかった。

 そこで筆者は、18年4月からこの制服自由制度を実施している柏市の柏の葉中学校と、19年1月29日付の「埼玉新聞」の取材に対して「男子はズボン、女子はスカートという固定観念を捨てる」という発想で、制服自由制度を導入すると宣言していた埼玉県の戸田市立戸田東中学校、そして、19年4月から区内の全公立中学の制服自由制度の導入を始めるという、中野区・世田谷区の教育委員会に取材を申し込んだ。

 まず、いち早く制服の改革に取り組んだ柏の葉中学校は、昨年4月に開校したばかりの新しい学校である。「制服・校内服検討委員会」を立ち上げ、職員や入学予定児童、保護者から意見を募り、制服に関するアンケートも実施していた。

 同校の滝恒真教頭によると、制服自由化を決めた経緯は「制服等検討委員会において、機能性・経済性・洗濯可能・サイズ調整が容易・LGBTへの配慮等の多くの論点から、現在の制服が制定されました」とのこと。「『防犯や防寒のため、女子がスラックスを着用してもよいのではないか』『LGBTにも配慮できるのではないか』という意見もあり、これらを踏まえて総合的に判断した結果です」と、説明してくれた。

 一方、中野区は「各校の判断で女子の標準服へのスラックス導入を進め、希望があった場合の対応についても考慮してきました」とのことで、すでに女子が制服としてスラックスを着用することについて、“学校判断で”認めているとのこと。「男子のスカート着用」について聞いてみると、「今回は女子生徒について、スカートとスラックスの選択を自由化するものです。男子生徒の取り扱いについては、学校長に協議を依頼しています」との回答だった。

 なお、世田谷区からは期限内に回答を得ることができず、戸田東中学校からは「本年度より校長が変わり、制服への取材については、これまでの経緯を把握していないため、御遠慮いただく方針となりました」との返答があった。

 柏の葉中学校・中野区ともに、「女子のスラックス」については「着用を認めている」と明言するが、「男子のスカート」については、曖昧な解答しか得られなかった。これはいったい、なぜなのか。

 柏の葉中学校に「制服自由制度を取り入れることが決まった際の生徒や保護者、地域の方々の反応」について質問したところ、興味深い回答が得られた。なんでも、保護者から「『LGBT対応に特化した制服』という報道が先行してしまったことで、“機能性”からスラックスを選択したいと考えている生徒も、LGBTの生徒も、どちらも制服を着用しづらくなってしまったのではないか」という意見が出たというのだ。

 保護者が生徒のこと、すなわち“自分の子ども”のことを心配するのは当たり前だ。しかし、「うちの子がLGBTに見られてしまうのでは」という考えが透けて見え、その裏には、“無意識の偏見”を感じざるを得ない。柏の葉中学校は、男子のスカート着用について「本人や保護者からの申し出があれば、対応します」と答えているが、まだ10代の子どもが親や先生に「スカートをはきたい」と言えるのか、“無意識の偏見”に耐えられるのかどうかは、大きな疑問が残る。

 “制服自由制度”は画期的な取り組みとして大きな話題になったものの、まだ始まって日が浅いこともあり、現状では学校・自治体ともに、性的少数者および多様性のある社会への意識は「ほぼ以前と変わっていない」というのが正直な印象だ。本来なら、いち早くこの制度に着手した学校や自治体が、メディアの取材に積極的に応じ、自信を持ってこの取り組みを世に知らしめるべきだと思うのだが、どこも消極的な対応だった。これこそがまさに、今の日本が「少数派」をどう扱うのかという問いへの答えだと言えるのではないだろうか。

 そしてもう一つ、非常にデリケートなこの制度が、「LGBTに配慮」「男子もスカートOK」という言葉で世間に広まったことで、現場が混乱している状況も見て取れた。“制服自由制度”は、大きな矛盾をはらんだ制度といえ、それゆえ報じる側に課題が存在するのも確かだ。

 とはいえ、この取り組みに大きな意義があることは間違いない。柏の葉中学校は、18年に行われた「保護者説明会」の資料で制服を男女別に記載していたが、19年の「新入生保護者説明会」の資料では、制服について男女の区別をしていない。この点について、同校の滝教頭は「『自由に選択できる制服』としていることから、男女別で記載しないほうがいいのではないかと考え、今年度は男女の記載はやめました」と述べている。生徒の多様性を認めるべく、学校が日々模索しているのは間違いないだろう。

 性的少数派に限らず、さまざまな生き方を多感な10代の子どもに教えていくことは、想像以上に大変なのだろう。しかし、教育現場に関わる人たちはもちろん、社会全体がこの取り組みを前向きに捉えることで、何かが大きく変わっていくのではないだろうか。新しい時代・令和では、「多様性を認める」ことなどごく当たり前のこととなるよう願ってやまない。
(小沢由衣子)

『マツコ&有吉 かりそめ天国』打ち切り内定? ゴールデン特番が「キー局最下位」の崖っぷち

 マツコ・デラックスと有吉弘行の深夜番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)について、業界内で “打ち切り”のウワサがささやかれているという。先月、ゴールデン特番を放送したが、関係者によるとその特番の“低視聴率”が決定打となったようだ。

「2017年3月まで放送していた『マツコ&有吉の怒り新党』をリニューアルし、同4月からスタートした『かりそめ天国』。今月で放送3年目に突入しましたが、視聴率も評判も下がる一方。それでも一応、ゴールデン進出の話もあり、3月28日には『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル』として初のゴールデン放送が実現しましたが、平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同時間帯のキー局番組では最下位の成績でした」(マスコミ関係者)

 この視聴率により、ゴールデン進出計画は完全に消滅したという。

「ゴールデン進出がなくなったどころか、早ければ今秋にも打ち切りとみられています。そもそも『かりそめ天国』は、『怒り新党』時代からのファンには不評を買っていました」(同)

 11年に始まった『怒り新党』は、視聴者から寄せられた“怒り”の投稿を取り上げ、マツコと有吉が議論するスタイルが大好評だった。一方、番組開始当初から出演していたフリーアナウンサー・夏目三久が、16年3月に降板したことを巡っては、騒動が勃発。その後、同8月に有吉と夏目の熱愛・妊娠報道が飛び出すと、業界内外で「夏目の『怒り新党』降板は、これが原因だったのでは?」と騒ぎになった。

「しかし結局、夏目が『全否定』したため、騒動は徐々に収束。そして『怒り新党』も17年春からは『かりそめ天国』に生まれ変わり、番組内容も一新しました。『かりそめ天国』に変わってからは“マツコ・有吉のお耳に入れたい話”を受け付け、紹介するように。同10月以降は、2人に話してほしい情報や悩み、怒りなどを募集しているほか、視聴者の叶えたい“欲望”をタレントや俳優、女優が代わりに体験するコーナーが始まったため、マツコと有吉のトークがめっきり減ってしまいました」(同)

 その結果、ネット上では「『怒り新党』の方が面白かった」「『怒り新党』に戻してほしい」という声が続出し、視聴率も苦戦。加えてゴールデン進出の可能性も消え、『かりそめ天国』は“一旦リセット”の方向となるようだ。

「とはいえ、テレ朝がマツコと有吉をいきなりリストラするとは考えにくいので、2人を使った新番組を用意するか、あるいは本当に『怒り新党』復活も期待できるかもしれません」(同)

 視聴者の声を聞き入れた『怒り新党』であれば、ゴールデン進出の可能性も再浮上するのだろうか。

Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、『めざまし』三宅アナから「アラサーとは思えない!」と言われた行動

 Hey!Say!JUMP・伊野尾慧が木曜レギュラーを務める情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、4月18日に放送された。

 先週、ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(同)の宣伝のため、スタジオにKAT-TUN・亀梨和也が登場。伊野尾は「今日は久しぶりに亀梨くんと会えたので、あとで写真撮ってもらおうかな!」と笑顔を見せていたが、今週の「伊野尾ピクチャー」では、その言葉通り、亀梨とのツーショット写真が公開された。2人とも手でマルを作って頬にあてており、伊野尾は「先週、ゲストで来ていただいた亀梨くんと一緒に写真を撮らせてもらいました」とコメントし、ドラマタイトルにちなんだ“ストロベリーポーズ”だと説明した。

 この写真について、三宅正治アナウンサーから「アラサーとは思えないポーズですね!」というツッコミが入ると、伊野尾は「僕も、もうすぐ29ですからね〜」と照れつつ、“いちごポーズ”にかけて「『ストロベリーナイト・サーガ』は、今夜10時放送です!」と、先輩主演のドラマを張り切って宣伝していた。

 その後放送された「イノ調」では、横浜に新しくオープンした体験エンターテインメントビル「アソビル」を調査。プロジェクションマッピングダーツに挑戦したり、ハンドメイド体験フロアで陶芸を楽しんだりと、“遊べる”新施設に大興奮の伊野尾。「ここ数カ月の出来事の中で、一番楽しかった!」とコメントするほど、いつの間にか仕事を忘れて楽しんでいたよう。

 また、ビル内には食事ができるフロアもあり、伊野尾は蒸したての「崎陽軒のシウマイ」が食べられる店舗を訪問。一口でシュウマイを食べた伊野尾は「お肉が本当にジューシーで、無限にいける!」とレポートしつつ、「うちのメンバーの高木(雄也)が『崎陽軒のシウマイ』大好きなのよ。食べさせてあげたい!」と唐突に“メンバー愛”が炸裂していた。

 放送後、視聴者からは「シュウマイ食べて、即座に高木くんの名前が出ちゃうのかわいい! 本当に仲良しだよね~!」「今日の『イノ調』はニッコニコの伊野尾くんがいっぱいで、一緒に楽しんだ気分だった!」「素で楽しんでる伊野尾くんが見られてよかったー! アソビルに行ってみたくなった!」という声が寄せられた。
(福田マリ)

タイガー・ウッズに強烈“ダメ出し”されるかも!? 東京五輪ゴルフコースがヤバすぎる……

 男子ゴルフのスター・タイガー・ウッズがアメリカジョージア州オーガスタ・ナショナルゴルフクラブで行われたメジャー大会マスターズ・トーナメントにおいて、2005年以来5度目の優勝を果たし、グリーンジャケットを手に入れた。

 09年に引き起こした不倫トラブルやセックス依存症の告白、17年の薬物摂取下での乗用車運転による逮捕等のスキャンダルを経て大復活。一時1199位だった世界ランキングは6位まで上昇。各国のランキング上位プレーヤーに参加資格が付与される東京オリンピックの出場も見えてきた。

 そんなこともあり、1年後の東京オリンピックを見据え、ウッズは今年10月に来日してオリンピックゴルフ会場となる埼玉県のコースを下見する予定となっている。そんなウッズが訪れるオリンピックゴルフ会場をめぐって、いくつかの懸念材料は噴出、ウッズから痛烈なダメ出しされるのではないかと心配されているという。

「狭い山丘に建設した日本独特のゴルフ場のため、アメリカやイギリスのコースに比べ、距離が非常に短く、難易度が低いので、世界のトッププレーヤーが集まればバーディーラッシュでスコアが大きく伸びてしまうのではないかといわれています」(ゴルフ関係者)

 またオリンピック特有の文化と開催時期にも問題が出ている。

「他の競技で禁止されていないという理由で、前回のリオオリンピックでは、ゴルフプレー中にギャラリーが写真撮影することが許可されていました。通常のツアー大会では考えられないことですが、これもオリンピックならでは。ウッズら有名選手をスマホで撮影するファンが続出することになりそうです。また、真夏に開催されることから猛烈な暑さが懸念されています。ゴルファーにとって大きな負担となるだけでなくギャラリーの間でも大量の熱中症患者が出るのではないかと言われています。そんな状況下でプレーできるのか……。プレーヤー、ギャラリーが生命の危険にさらされることになってしまうかもしれません」(同)

 問題山積の東京オリンピックゴルフ大会。せっかく日本にやってくるウッズら一流プレーヤーを満足させられることはできるのだろうか。対応が求められることになりそうだ。

「ハメ撮り」流出で引退の香港人俳優、今度は日本で動画トラブルに巻き込まれる

 2008年に、複数の人気女優たちとの「ハメ撮り」が流出し、芸能界引退に追い込まれた香港の元俳優、エディソン・チャンが、日本で「動画トラブル」に巻き込まれていたことが明らかとなった。

「今日頭条」(4月9日付)によると、今月初め、日本を旅行中だったチャンが子どもを連れて歩道を歩いていると、ひとりの中国人男性に「一緒に写真を撮りたい」と話しかけられたという。チャンは子どもとのプライベートな時間であること理由にこの申し出を丁重に断ったのだが、男性は嫌がるチャンに執拗にカメラを向け続けた。

 実はこの男性、中国の投稿サイトに動画をアップすることをなりわいとする「動画配信者」で、こうしたやりとりも生配信中だったのだ。

 動画では、無礼な男性の行為にチャンが「娘と一緒にいるから撮るなって言っているのがわからないのか! ふざけんな!」と語気を強め、カメラレンズを手で遮るなど抵抗。男性はその様子を撮影しながら「みなさん見てください! 今まさにチャンに言葉の暴力を受けています! 暴行を受けています!」と実況中継している。

 しかし、被害者ヅラしながらプライバシーを侵害する男性の行為に対し、視聴者からは「さすがにやりすぎ」と批判の声が集中。国内の芸能・文化を管理する中国文化管理協会も「こうした動画や配信者を野放しにしているサイト側にも責任がある」と、動画投稿サイトを非難する声明を出している。また、複数の現地メディアも「被害者がチャン氏であることは明らかで、この動画配信者はプライバシー権の侵害を行っている」と報じている。

 くだんのわいせつ動画流出事件では、修理に出していたパソコンからデータが盗まれたことで「コレクション」が流出したにもかかわらず、猛バッシングを浴びたチャンだったが、今回は被害者として認められたようだ。

(文=青山大樹)

Kis-My-Ft2・玉森裕太、北山宏光の“ペットボトルの飲み方”を「そのタイプ苦手」「無理」と訴え

 4月17日深夜放送のラジオ『Kis-My-Ft2のキスマイRadio』(文化放送)に、Kis-My-Ft2・北山宏光と玉森裕太が登場。5月6日から東京ドームでコンサートツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』をスタートさせるKis-My-Ft2だが、1日には元号が「令和」に変わる。北山いわく、「令和初めての東京ドームコンサートになるらしいですよ」とのことで、歴史的なコンサートになりそうだ。

 玉森は「でもさ、俺らが言わないと世間的にそんな広まんなさそうだよね?」と不安を口にしていたが、北山は「だから俺もうね、会見でめっちゃ言いまくるからね!」と気合十分。ちなみに、平成初の東京ドームコンサートは、Kis-My-Ft2の大先輩・光GENJIなのだとか。2人は「時を超え、世代を超え」(北山)、「なんか近いものがあるのかな~」(玉森)と、光GENJIと縁を感じているようだった。

 また番組後半では、リスナーから「キレイな女性がペットボトルの飲み口を全部くわえてガボガボ飲んでいました。大人の女性がそんな飲み方をしているのを見て残念でした。キスマイのみなさんは、ペットボトル飲料はどんな飲み方しますか?」という質問が紹介された。北山はこれに「俺は“ガボ派”だよ。だって、清涼飲料水のCM狙ってるもん!」と、大胆な告白を交えて返答。

 しかし、玉森から「清涼飲料水のCMで、全部口に入れてる人いる!? いないよね? 俺見たことないよ。逆にそれはやらないようにしてるんじゃないの?」と指摘が入り、続けて「ミツのさ、自分も顔を上げて飲むんだったらいんだけど、ペットボトルだけ上に上げて飲むタイプ……ロックシンガーみたいなさ。マイクちょっと上にあげて歌っちゃいますみたいな。そのタイプ俺、結構苦手!」「結構ダセえよ!」と、北山の“飲み方”について細かい不満を訴えていた。

 そんな玉森は“ガボガボ飲み”ではないらしく、「さっき確認した」とのこと。しかし北山は「絶対ウソ!」「飲んだ感ないわ、絶対CM来ないわ!」「絶対玉森CM来ないよ。水分欲しがってないもん」と必死に抵抗しており、2人はペットボトル飲料の飲み方をめぐり、平行線の議論を続けていたのだった。

 ファンからは「私もペットボトルを咥えちゃう人嫌だな……」「どんな状況でも、ペットボトルを口に全部入れて飲む人は本当無理!」「玉ちゃんが言ってること、マジで共感。北山くんゴメン!」という声が多く、玉森の意見に賛同した人が多かったよう。

 一方で、「北山くんがCM出たら絶対買う! ぜひぜひお願いします!」「清涼飲料水のCM、狙ってください! 待ってます!」「CMほしいね~! 北山くんピンでも、Kis-My-Ft2でもほしい!」と北山のCM出演には期待の声が。玉森をはじめ、“ガボガボ飲み”を支持する人は少ないようだが、果たして北山はCMを射止めることができるのだろうか……。
(華山いの)