『あなたの番です。』秋元康ドラマで蘇るHuluの悪夢!

 4月14日にスタートした日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です。』は、日テレの連続ドラマとしては25年ぶりの2クール(半年)放送が予定されているが、果たして大丈夫なのか。初回の平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)。幸先いいスタートとは言い難い数字だ。何より、せっかくうまく築きつつあった同枠のブランドイメージと、若い視聴者層を手放してしまいそうな気配がある。

 日テレ日曜枠といえば、前クールで菅田将暉主演の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』が大反響のうちに幕を閉じた。最終回視聴率は15.4%(同)で、前クールの各局ドラマで最も高い評価を得たドラマといえる。さらに昨年秋クール放送の『今日から俺は!!』も小学生の人気を集め、最終回視聴率12.6%(同)。2作品とも、小中高生含む若者の支持を得ていたという特徴がある。

 一方で、『あなたの番です。』はまったくテイストの異なる作品だ。舞台となるのは、新婚夫婦・手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)が引っ越してきたマンション「キウンクエ蔵前」。マンションの住人たちの間で「交換殺人」が発生する、ミステリードラマだ。管理人の提案で、住民たちは紙にそれぞれの「死んでほしい人間」を書き、くじを引く。ありえない設定だが、半年間で住人たちが次々死んでいくのだろうか。キャッチコピーは、「毎週、死にます」だ。初回のラストでは、管理人がトラウマ級の転落死を遂げた。

 放送は日曜夜10時半から。多くの人にとって明日からまた1週間が始まる……という時間、毎週のように住民が謎の死を遂げるマンションにどれだけ興味を引きつけることができるのだろう。

 

 『3年A組』も生徒が人質になり殺されるなど過激な描写はあったが、それらにはきちんと意味があるのだと、視聴者が理解できるような流れができていた。視聴者は菅田将暉演じる主人公の目的を知りたくて視聴を続けた。『あなたの番です。』も、視聴者が「続きが気になる」と思えるだけの意味や伏線を用意しているのだろうか。

 『あなたの番です。』の企画・原案を手がけているのは秋元康氏。秋元氏といえば、2017年夏クールに日テレ日曜枠で放送された『愛してたって秘密はある。』でも、企画・原案を担当していた。『愛してたって秘密はある。』は、テレビ放送の最終回では完結せず、結末は有料動画サイト「Hulu」で明かされるという手法が用いられ、批判を呼んだ。

 『あなたの番です。』も、本編と連動する形でhuluオリジナルストーリー「扉の向こう」が放送される予定となっており、マンション住民たちの素顔や事情が明かされていくという。「Hulu」見逃し配信も行われる「Hulu」は視聴者にとって便利なツールでもあるが、地上波放送の連続ドラマなのに「Huluで完結」「Hulu限定」という流れに不快感を抱く視聴者も現状では少なくない。

 『今日から俺は!!』『3年A組―今から皆さんは、人質です―』と、若者に指示を受ける作品で支持を得て、よい流れができていた日テレ日曜枠。『あなたの番です。』は半年放送に耐えうるコンテンツとなるのだろうか。

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『バイキング』は一般人の素直な代弁者? 自由な発言はネットと表裏一体? 叩かれるからこその存在価値

 ピエール瀧のコカイン使用による逮捕に関する報道をめぐって、何かと騒がしいのがフジテレビのワイドショー番組『バイキング』だ。ライブストリーミングサイト・DOMMUNEが電気グルーヴ特集を配信したことを取り上げた同番組で出演者たちが「売名行為」などとコメントし、ネットユーザーから猛烈な批判を食らうこととなった。

「DOMMUNEの電気グルーヴ特集が売名行為だというのは、さすがに勉強不足であって、『バイキング』が叩かれるのは当然。ただ、その一方でMCの坂上忍やほかのコメンテーターのように、DOMMUNEのことを全然知らず、素直に売名行為だと感じていた人がそれなりにいたのも事実です。『バイキング』は、そういった一般の声をそのまま代弁してしまった形でしょう。メディアなのだから、ちゃんと調べてから発信するべきなんですけどね」(音楽ジャーナリスト)

 良くも悪くも、一般の声をそのまま電波に乗せている『バイキング』。だからこそ叩かれることも多いのだが、このスタンスを評価する声も聞こえてくる。

「ほかのワイドショーに比べると、確かに発言は自由だし、かなりきわどい。地方のワイドショーなんかではよくあるスタイルですが、キー局制作の全国ネットの番組だったら、普通は自主規制されるところでしょう。にもかかわらず、攻めた内容であるという点は評価できると思います」(メディア関係者)

 4月17日の『バイキング』では、レギュラー出演者のおぎやはぎ・小木博明が、ネットで叩かれてもスタンスを変えない同番組について「すごい。よく頑張ってるなと思う」とも発言している。

「クレームに対するリスクを排除するのが今の流れなので、炎上上等のスタンスで突っ走る『バイキング』はレアな番組。ネットが自由な発言ができる場であるならば、『バイキング』もまた同じ役割を担っているともいえる。

「ネットとテレビという異なる立場であるがゆえに、意見が対立することも多いわけですが、『バイキング』があるおかげで、議論が活発化しているという側面もある。そういう意味では、ネットと『バイキング』は表裏一体だという解釈もできる。現在のテレビ界において、良くも悪くも目立っている『バイキング』は、いろいろな面で重要な番組だといえるかもしれません」(同)

 叩かれるからこそ存在価値がある『バイキング』。現在のスタンスはキープし続けるべきなのかもしれない。

「純烈」元メンバー・友井雄亮、意外な現在――芸能界への未練断ち切れず「海外」へ?

 今年1月に友井雄亮が脱退し、残りのメンバー4人で再出発した純烈。新曲「純烈のハッピーバースデー」(5月15日発売)の振り付けを、DA PUMPのTOMO&U-YEAHが担当したことが、両グループのファンの間で話題になっているが、一方、業界関係者によると「友井もまた、新たな動きを見せている」という。

「10代の頃、ジャニーズ事務所に所属していたこともある友井は、その経験を生かし、純烈で振り付けを担当していました。昨年の大みそかには、純烈として初めて『NHK紅白歌合戦』にも出場して注目を集めていたものの、今年1月『週刊文春』(文藝春秋)によって、友井が過去の交際相手にDVを行うなどしていたというスキャンダルが発覚。これにより、友井はグループを脱退、そして芸能界からも引退しました」(芸能ライター)

 その後、純烈は酒井一圭、白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太の4人で再始動。振り付け担当の友井がいなくなったこともあり、DA PUMPとのコラボレーションが実現したようだ。

「芸能界を去った友井はどうしているのかというと、出身地である大阪に帰り、周囲には当初『料理人になる』と話していたそうです。もともと料理は得意だったようで、受け入れ先も見つけていたとか。しかし最近になって、やはり芸能界への未練を断ち切れなかったのか、『ダンサーになる』と宣言したといいます」(芸能プロ関係者)

 とはいえ、今の友井は世間的に「不祥事を起こして引退した人」。芸能の道で返り咲くのは難しいと思われるが……。

「友井自身も『国内では厳しい』と考え、現在は『海外進出』を模索しているようです。実は、3月にコカインを使用したとする麻薬取締法違反で逮捕された電気グルーヴ・ピエール瀧も、今後は海外で音楽活動をしていくのではないかと言われています。もしかすると友井もこの話を耳にし、影響されたのかもしれません」(同)

 そんな友井は、すでに名前も海外進出を意識したものに変更しているとか。

「『友井雄亮』というのは芸名ですが、これまではLINEもこの名前で登録されていました。しかし今、友井はジャニーズJr.時代に名乗っていた本名『牧山雄亮』に戻していて、海外を視野に入れているためか、アルファベット表記にしているんです」(同)

 そうなると、もう友井が歌謡界にカムバックすることはなさそうだが、その代わりに数年後、日本が誇るダンサー・MAKIYAMAとして注目を集める日が来るのかもしれない。

ポルノ・新藤晴一、巨人・丸佳浩への“苦言”に関係者困惑……「アミューズのリスク管理が甘い」

 人気ユニット・ポルノグラフィティの新藤晴一が、今年からFAで巨人に移籍した丸佳浩外野手が本塁打を放った際に“ポーズ”に苦言を呈した。

 新藤は17日に自身の公式ツイッターで、この日の試合で本塁打をマークした丸がベンチ前で広島時代から続けている“丸ポーズ”をとったことに「ちょっとおちゃらけたパフォは、古巣に対してどうなんだろうか?」とツイート。新藤が広島県出身でカープファンであることもあり「嫌いになりたくないのよ。嫉妬なんでしょうか」などと綴っている。

 現状、セ・リーグ最下位のカープだけに、あまりのふがいなさと対照的な丸の好調ぶりにイライラを募らせているのはわかるが、芸能関係者からは「難しい部分はあるけど基本、宗教、各地にチームがあるプロスポーツ、政治の話題を深く突っ込んで話せばその分、弊害が大きくなる。今回もいちファンとして呟いたのだろうけど、どれが正解とかではなく、立場をわきまえて発言しないといけない」と困惑。さらに「所属する大手芸能事務所(アミューズ)側もリスク管理が甘いのではないか」と厳しかった。

 もっとも、17万人のフォロワーがいるツイッターの本人の紹介欄には「飲酒状態でのTweet禁止」と記しているが、これでは飲んでも飲まなくても一緒だろう……とツッコミがきてしまうのは避けられない。

【宮本茉由】美人バー店員役で注目! 目立つのは苦手な文学少女が語る強い意志とは!?

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――小日向文世からワインをかけられる秘書役や、美人なバー店員役を演じる今年、最注目の女優! でも、学生時代はダサかった?

【宮本茉由】美人バー店員役で注目! 目立つのは苦手な文学少女が語る強い意志とは!?の画像1
(写真/宮下祐介)

「友達から恋愛相談されることもあるけど、男の子からの相談のほうが、同じ女の子についてのことなので答えやすいですよね。ある意味、3人の男性からいろいろと相談される今回の役は合っているのかも」

 そう語るのは、4月から始まった土曜ナイトドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系・毎週土曜夜23時15分~放送)で、主演の高橋一生らが通うクラブバーの店員で、彼らの恋を見守る“恋愛相談役”を演じている、女優の宮本茉由。

 学生時代から「CanCam」(小学館)のモデルとして活躍をしてきた彼女だが、当時の学生生活について聞くと少し意外なエピソードが返ってきた。

「学部によっては“パリピ”も多かったんですが、私のいた国文学科は本当にみんな真面目。私も普段はメガネ、マスク、バックパックみたいな、地味な格好が多かったですね。だから、大教室の講義で他学部の子が、『このクラスに宮本茉由ちゃんいるんだって!』とか、話している声が後ろから聞こえてくると、『こんなダサい格好でバレたらまずい』と、冷や汗をかいたこともありました」

 もともと文学好きのインドア派のため、リーダー役などは苦手。しかし、持ち前の華やかな存在感ゆえ、なにかと周りから引き立てられる機会も多かったという。

「小学校の運動会で騎馬戦の大将に選ばれ、当時好きだった男の子と一騎打ちになったんですが、力押しで勝ってしまったことがありました……。性格的にいうと、本当はファッションショーでもあまりグイグイ立ち振る舞えず、つい気恥ずかしくなっちゃうぐらい、目立つのは苦手なんですけどね」

 また、昨年は『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に出演し、小日向文世にワインを頭からかけられるシーンがネットなどで話題になったため、周りから“ワインの子”と呼ばれることも増えたとか。

「でも、今年は“ワインの子”から“宮本茉由”に、逆に『この子ってワインの子だったんだ』と思ってもらえるように、女優として演技力を確立する土台づくりの1年にしたいです」

 控えめな文学少女の一面ものぞかせるが、女優としての歩みに迷いはない。

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(文/伊藤 綾)
(写真/宮下祐介)

宮本茉由(みやもと・まゆ)
1995年5月9日秋田県生まれ、東京都育ち。2016年9月に「第1回ミス美しい20代コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、同年12月に「CanCam」(小学館)専属モデルに抜擢される。4月から始まった土曜ナイトドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)に絶賛出演中。

間宮祥太朗、野村周平……遊び人俳優は女優でなく“美人モデルの彼女”が主流!?

 5月2日発号の「女性セブン」(小学館)にて、人気俳優とモデルカップルの熱愛報道が2組同時に出て、話題となっている。

 まずは俳優の野村周平とモデルの琉花。2人は腕組みデート姿を激写されていたが変装することもなく堂々と腕を組むなどし、誌面越しからラブラブな雰囲気が伝わってきた。そしてもう一組は俳優の間宮祥太朗とモデルの大社カリン。記事によると2人は昨年末、ともに大社さんの実兄の結婚式に出席するなどしており、家族ぐるみの真剣交際をしていることが発覚している。

「野村さんと間宮さんといえば、2016年に映画『ライチ☆光クラブ』、17年に菅田将暉さん主演の映画『帝一の國』で共演した間柄です。この映画は他にも志尊淳さんや竹内涼真さんや千葉雄大さんなどといった人気若手俳優が出演し、出演者みなで仲の良い間柄になったとか。その中でも野村さんと間宮さんは女好き同士だということで特に意気投合したとのことですが、仲良く同時期に同雑誌にスクープされるとは中々やりますね(笑)」(映画関係者)

 また、この関係者は「今後、俳優とモデルの組み合わせは増えていくだろう」と推測する。

「最近でも三浦春馬さんがモデルの三吉彩花さんとの熱愛をスクープされたり、溝端淳平さんとモデルの美優さんとの熱愛報道があるなど、俳優とモデル美女との熱愛報道は増える一方です。やはり女優は事務所の管理が厳しいし、恋愛に関してストイック。さらに売れっ子女優になると知名度もあるので恋愛相手としてはリスクが高い。対してモデル美女は世間的にそこまで知名度は無いし、加えてスタイルや美貌は折り紙つき。交際相手としてどちらが付き合いやすいかといわれれば、モデル美女のほうですよね。特に遊び人の俳優の中では『女優よりモデルのほうがコスパがいい』が常識だそうですよ」(同上)

 たしかに別れた後に“共演NG”にならなくてすむのはお互いにとってありがたそう!?

父の遺産は1円ももらっていないのに――仲睦まじい姉妹の本音【老いゆく親と向き合う】

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。今回は、姉妹の関係について考える。

 上沼恵美子が関西のテレビ番組で姉との確執を告白したと報道されていたが、親の介護が絡んでくると仲の良かった姉妹でも関係がこじれることは少なくない。週刊誌によれば、上沼の場合は母親の介護をきっかけに逆に修復したということだが……。

母を支え、父を看取ってくれた妹には感謝している

 河村良枝さん(仮名・49)は中国地方出身。大学入学と同時に上京し、そこで知り合った夫と結婚し家庭を持った。河村さんの両親は、妹・真由美さん(仮名・47)が結婚して家を出てからは長く2人で暮らしていたが、数年前、父親ががんで他界。闘病中は母と、同じ市内に住む妹が病院への送迎や看病を行ってくれた。

「当時、まだ母も70代前半で体力もありましたが、妹がサポートしてくれたおかげでずいぶん助かりました。私は、父が亡くなる前の半年ほどは毎月帰省していましたが、顔を見せに帰る程度。たいして役に立てたわけではありません。父が亡くなったときも、連絡をもらってから帰ったくらいです。母を支えながら、父を看取ってくれた妹には感謝しています」

 河村さんと妹は、若い頃から仲の良い姉妹だった。学生時代の一時期、一緒に住んでいたこともあるし、河村さんが東京で出産したときには、産後の手伝いに来てくれたのも妹だ。「私や家族が帰省してお客さんでいられたのも、妹家族がいてくれたおかげ」と、妹への感謝を忘れたことはない。普段のお礼も込めて、帰省したときには、母と妹家族を旅行に招待するなどの気配りも欠かさなかったつもりだ。

 父を亡くし悲しみに沈む母にとって、妹家族の存在は大きな慰めとなった。結婚の遅かった妹にはまだ小さな子どもたちがいて、孫が頻繁に母のもとを訪れたのが良い気晴らしになったようだ。父の死から数カ月もすると母は立ち直り、次第にもとの明るさを取り戻していった。

 河村さんのもとに母親から電話があったのは、そんな頃だった。近況などを話したあと、少しだけ間をおいて、母は言葉を改めた。

「真由美たちと一緒に暮らそうと思う」

 妹家族はマンション住まいだ。母が住む余裕はないのに、と一瞬思ったが、すぐに母は続けた。「うちを建て直して、二世帯住宅にすることにした。トシヤさん(真由美さんの夫)も、一緒に住んでいいと言ってくれている」と。

「『そうなんだ、よかったね。そうしてくれるならお母さんも安心だし、私も安心だわ』と伝えました。東京に住んでいる私には何もできないのが、父のときに身にしみてわかっていたので、大賛成でした。ただ、話がそこまで進んでいたんだという軽い驚きはありましたね。そして、母の要件はそれだけではなかったんです」

 「ついては、良枝は相続放棄してくれないか」というのが、電話の主題だった。

 「相続放棄」という言葉はよく聞くが、河村さんの場合は、「相続分の譲渡」というのが正しい。父が亡くなり、河村さんが相続することになる父親の遺産の1/4を、今後母親と同居して老後の面倒もみることになる妹に渡してほしい、ということだったのだ。

「ああ、そういうことね、と納得しました。だから母が直接電話してきたんだなと。妹が言い出したように取られると、私にいらぬ疑念を抱かせるのではないかと、先回りしたのでしょう。でも、戸惑うような様子を見せると、逆に母や妹に嫌な思いをさせることになるでしょう。つとめて明るく、さっぱりと『もちろんよ。これからも帰ったときには泊めてね』と冗談っぽく答えました」

 これが男兄弟だったら、今後帰省するとき、お嫁さんに遠慮することになるんだろうな、とも思ったという。女きょうだいでよかったというのも、正直な思いだった。

 「それはいいんです。でもね」と、これも冗談めかして付け加えた。

「相続分の譲渡をするには、実印をつくって、印鑑証明を出さなければいけないんです。私は実印を持っていなかったので、新しく作らなければなりませんでしたが、これが結構バカにならない値段で……。私は快く相続分を全て妹に渡した。それこそ1円ももらっていないんだから、せめて実印代くらい払ってほしかったな、と。みみっちいですかね」

 河村さんは終始笑顔だったが、それが本音なのだろう。

「そんなことを、いまだにちょっと根に持っている私も私ですが。もちろん、今も妹とは仲良く付き合っていますよ。でも、うちのように家族関係に何の問題がなくても、こう思うんだから、そうでない家族だったら、簡単に相続争いになるんだろうなと思いました。これまで相続のトラブルなんて我が家には関係ないと思っていましたが、決して他人事ではないということがよくわかりました」

 河村さんは、帰省して母親に会うたびに、「年を取ったな」と痛感するという。毎日顔を合わせている妹は感じていないようだ、と言う表情が寂しげに見えたのは気のせいだろうか。

坂口鈴香(さかぐち・すずか)
終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終末ライター”。訪問した施設は100か所以上。 20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、 人生の終末期や家族の思いなどについて探求している。  

NGT48ラスト公演、山口真帆はまた「謝罪」させられるのか

 NGT48が21日、新潟市で久々の劇場公演を行う。昨年12月に暴行事件の被害者となったメンバー・山口真帆も、「チームG」の劇場公演に出演。山口が公の場に姿を表すのは、1月の「謝罪」以来、約3カ月ぶりだ。NGT48運営会社のAKSは「運営スタッフと本人が話し合って出演を決めた」と発表しているが、山口真帆は舞台の上で何かを語るのだろうか。

 運営側の不手際が重なったNGT48の暴行事件は、いまだ鎮火の気配すら見せない。メンバーの一人である荻野由佳のTwitterは荒れ続けている。AKS幹部の記者会見で課された「宿題」は一つも提出されないままだ。にもかかわらず、NGT48は4月11日、「チームNⅢ」「チームG」を解体し、「1期生」「研究生」として再スタートを切ることを発表。21日の劇場公演は現行チームでのラスト公演となる。

 山口真帆は「チームG」の副キャプテンをつとめており、事件告発時もチームのことを気にかけていた。暴行事件の翌日の12月9日にも、山口はTwitterで<この子たちのことは守りたい。いくら自分が許せないことをされても、それ以上にチームGのことを守りたい。憎しみ悲しみ怒りに勝てる愛がある仲間がいる。このメンバーが同じチームなことが私の救いで今生きる糧>と呟いていたほどだ(現在は削除済み)。

それだけに、このチーム解体という結論はどれほど無念だろうか。

1月の公演では謝罪を強要されていた山口真帆
 そもそも山口真帆は1月10日の劇場公演で「お騒がせした」と謝罪したが、これは本人の意志ではなかった。

 AKSは21日、新潟市内で第三者委員会による事件の調査報告会見を開いた。しかし、山口真帆はリアルタイムでTwitterを更新し、<私は松村匠取締役に1月10日の謝罪を要求されました。私が謝罪を拒んだら、「山口が謝らないのであれば、同じチームのメンバーに生誕祭の手紙のように代読という形で山口の謝罪のコメントを読ませて謝らせる」と言われました。他のメンバーにそんなことさせられないから、私は謝りました>と理路整然と反論。松村匠運営責任者兼取締役は、調査報告書の内容の矛盾点や虚偽を突かれる格好となり、しどろもどろにならざるを得なかった。

 このような経緯もあり、約3カ月ぶりとなる今回の出演にしても、山口が納得しているのかさえ疑わしい。

山口真帆から「卒業」の二文字は飛び出すか?
 山口真帆は今回の公演で「卒業」するのではないかという噂もある。スポーツ紙は17日、NGT48の山口真帆の公式グッズが急遽、販売中止になったことを伝えた。

 当該グッズはAKB48グループの公式通販サイト「AKBグループショップ」で、2月から予約販売受付が行われていた「NGT48メンバーサインステッカー付き ベースボールキャップ」。付属のサインステッカーが山口の分だけ製造中止が決定し、予約分については返金対応になるという。ちなみに現在、同サイト上では山口真帆の全グッズがすべて「売り切れ」状態となっている。

 こうしたことから、ファンの間では「山口真帆が卒業を発表するのではないか?」という憶測が飛び交っている。先述したとおり、山口は「チームGを守りたい」という思いから運営と闘い続けてきたわけだが、そのチームすら解体され、取り上げられようとしている。彼女に、「チームG」のラスト公演で胸の内を語る機会は与えられるのだろうか。まさか、またしても謝罪を強要され、騒動を拡大した加害者扱いされるようなことだけは、あってはならない。

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SixTONES・松村のスゴいリアル“彼氏”感、9人ワチャワチャが「神回」のSnow Man【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月11日~17日公開の動画をチェックします!

天然キャラのTravis Japan・松倉が大活躍

 11日の動画は「Travis Japan【白塗り大変身】記憶力だけでアノ人のメイクを完全再現!」(再生回数は19日時点で18万台)。白塗りで「ジャニーズ先輩の顔マネ」(昨年6月公開)をはじめ、ハロウィンメイク、女子メイクにチャレンジしてきたTravis Japanが、「うろ覚えメイク選手権」と題し、特徴的なメイクをしている有名人を再現するというもの。1人目のテーマはパラパラ漫画でお馴染みのお笑い芸人・鉄拳で、記憶を頼りに下準備を始める7人。松倉海斗は先にリンパ腺マッサージをしており、中村海人が「お風呂場でもずっとリンパ流してるもんね、この人」と、暴露した。

 川島如恵留が「お風呂一緒に入ったことあるんか。ヤバッ!」と驚く横で、松田元太は「俺もリンパ流しとこう」と、便乗。中村&松倉のお風呂事情に続いて、川島は「やっぱ松松かよ、お前ら」とメンバー同士の絡みに、やや嫉妬していた。かたや、松田はリンパを流して放り投げる仕草を見せたため、「リンパ誰かにあげとるやん」(中村)と鋭いツッコミも。それぞれメイクが仕上がり、1番手の吉澤閑也は初っ端からインパクト大のパンダメイク+しゃくれ顔をお披露目。松倉は鉄拳ふうではなく、なぜかゴールデンボンバー・樽美酒研二に近いメイクで、「あ、そういうことか。間違えた」と、天然ぶりを発揮した。

 宮近海斗や川島は、なんとなく似てるかも……と思えるレベルで、6人ともジャニーズアイドルの武器・顔の良さが崩れるほど捨て身で挑戦。しかし、七五三掛龍也は前髪を上げていないどころか、メイク自体も薄めで、「おい、前髪上げろよ!」(宮近)「ちょっと説明してよ」(松倉)と、クレームが寄せられた。本人は「厳しくね?」と困惑し、優しい川島が「俺らが悪かった。答え見ような!」と、フォロー。結果的に誰も完全再現とはいかなかっただけに、宮近は「失礼だなと。なので、この中で一番似てない人間が謝罪してください」と告げ、代表者の選出は挙手制となった。

 ここは七五三掛が名乗り出る流れだったが、松倉が手を挙げてしまい、思わず「お前なのか!?」と、衝撃を受ける川島。それでも責任を感じたのか、松倉は「似てないメイクをしてしまって、すみませんでした。以後気をつけます」と、深刻な表情でお詫びした。2つ目のお題は歌舞伎の代表的なメイク「隈取」で、それっぽい雰囲気を醸し出す川島に続き、松田もデザインや見得を切る様子がサマになっている。KinKi Kids・堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』(2~3月まで東京・帝国劇場)に出演していた川島は「明日から『SHOCK』これで出ようよ」と持ちかけ、松田が「全然いい」と乗っかるも、宮近が「ダメだろ!」とストップをかける一幕もあった(こんなメイクなら確実に光一に怒られる)。

 七五三掛は「俺は普通に、シンプルに女形」と、口紅が目立つ程度の薄化粧を公開。お題を勘違いしたそうだが、「大丈夫、大丈夫。歌舞伎っぽいっていう部分でね、そうやったのね」(宮近)と、どこまでも七五三掛に甘いTravis Japanメンバーだった。吉澤は鉄拳バージョンとさほど変わっていないものの、目の周りが黒く、口元は真っ赤に塗りたくり、アニメ『妖怪人間ベム』(フジテレビ系ほか)を彷彿とさせる顔面。線の描き方で判断したのか、中村は「なんか閑也くさそうだよ」とストレートに言い放った。

 宮近は「くまどり……熊を取り寄せるみたいな」といったコンセプトから、熊本県のPRキャラクター・くまモンふうのスタイル。お題を完全無視した点はいただけないが、“宮近くま”はどこか憎めない可愛さがある。松倉は志村けんのバカ殿様のようなおちょぼ口で、再びの謝罪タイムは宮近を差し置いて「俺がやる」と、宣言。最後は松田、松倉、中村の3人と、宮近、川島、七五三掛、吉澤チームに分かれてアメリカのロックバンド・KISSになりきり。3人組は眉毛を太く・長くするおふざけメイクを施し、松倉が3回連続で謝った後、志村の持ちギャグ「アイーン」を炸裂させていた。

 ちなみに、11日に「Jr.チャンネル」の公式Twitterが更新情報をお知らせしたところ、このツイートに鉄拳本人が「面白かったです笑。謝罪なんていりません!むしろ光栄です」と、リプライ(返信)。本人に動画を見られてしまったTravis Japanは何を思うのか……?

 12日の動画は「SixTONES【関コレ2019密着】ドキドキ!初めてのランウェイ!!」。『関西コレクション2019S/S』(3月17日に京セラドーム大阪で開催)のシークレットアーティストとして、オープニングを飾る大役を任されたSixTONES。今回はその舞台裏で、自然体な楽屋の模様、慣れない現場に緊張するメンバーの表情が楽しめる。中でも個人的に気になったのは、松村北斗の言動だ。ケータリングタイムでは、はやりのチーズハットグを食べる際に「チーズドッグ食べまぁ~す、いただきまぁ~す」と女子の口調でコメント。のび~るチーズに目を見開いて驚く姿を正面から捉えているため、松村との“疑似デート”を味わえる(2分頃)。

 メイク中にアイブロウライナーを手にする松村は「眉毛って大事なんですよ。菜々緒さんも言ってました」と豆知識を話したのだが、おそらく男性カメラマンが「ふーん」と、返答。また、出演中の春ドラマ『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)の役作りで茶髪にしたこともあり、「この髪色でどんな髪型にすればいいか、全然わかんない」「茶色くして、ちょっと幼く見せたいっていうオーダー。お話で」(松村)と、説明。これを受けてカメラマンは「うん」「ふーん」と相槌を打ち、「やっぱ幼かった?」と聞かれ、「うん、だいぶ(笑)」と、素直な感想を口に。すると、松村はイタズラな笑みを浮かべてカメラマンの腰辺りを小突いた。

 この会話中、松村がカメラの方向に視線を向けており、妙な“彼氏感”にドキッとさせられたのは、筆者だけではないはず(視聴者が彼女目線になれる)。さらに、ここはジェシーが高地優吾のヘアセットを手伝う場面も、ファンにとっての萌えポイントだろう(2分27秒頃~)。こうなると、もはやカメラマンや編集者の好みなのでは……とも思えてくるが、本番でビビらないよう、特攻系が出る箇所を確認する松村の様子もバッチリ収めている。一方でステージ直前、MC担当の田中樹が「みんな、トーククロスになんないように。時間長いからのんびりいこうね」と、アドバイスする仕事人ぶりにグッと来てしまった。

 そして、ジャニーズファンがほぼいないであろう、アウェイの会場でパフォーマンスを終えたメンバーは「まだまだ修行が足りないなと思いましたね」(京本大我)「知らない方たちの中でやるっていうのはね、やっぱりメンタル鍛えられるし、面白かったです」(ジェシー)などと、真面目に答えた。続いて、ジェシーと田中以外、ほぼ未経験のランウェイに挑むが、「ジャニーズのアーティストとして呼んでいただいたんで。そのスタイルでやってもいいんじゃないかなって」と、意気込みを語る松村。しかし、着替え中で上半身裸だった松村は「何撮ってんだよ!」と、カメラに指を押し付けて照れ笑い。またも先ほどと同じとみられる男性カメラマンが「ハハハハ! ちょっ……」と抵抗するなど、“まるでカップルのイチャイチャ”を見せつけられている気分になった。

 イベント本編は別の動画「SixTONES @ KANSAI COLLECTION 2019 S/S | SECRET GUEST LIVE」で16日に配信され、再生回数は通常分が53万台、2本目が32万台(19日時点)。

 13日にアップされたのは、なかなかの衝撃シーンが続出する「美 少年【抱きしめて】そんなことより那須の肩こりが !!!」(再生回数は19日時点で18万台)。かねてより動画内でも肩こりに悩まされていると話していた那須雄登のために、ほかの5人が「マッサージをしてあげよう」という企画。単純に癒やしを与えるのではなく、那須が目隠しをした上で、“誰がマッサージをしているか”を当てるゲーム形式だ。内容を聞いた本人は喜びも束の間、「揉み具合までわかんねぇから」と、メンバーの判別は難しいと述べた。

 漫画『ゴルゴ13』(小学館)のデューク東郷ふうのアイマスクを装着後、那須イジりが大好きな彼らは「違和感ない!」と、ベタ褒め。いつも物静かな最年少・金指一世まで「これで学校行きなよ」と茶化し、「金指くんにもイジられる~! 助けて~!」と、嘆く那須だった。ちなみに、このパートはアイマスクをつけた後に那須の髪の毛を整えてあげる浮所飛貴の優しさにも注目(1分33秒頃~)。しかし、直後に浮所はその場を離れることを4人にジェスチャーで伝え、周囲の様子が見えない那須は「ちょっと楽しみなんですけど~」と、呑気に待機。

 ようやく異変に気づいた那須がアイマスクをとると、浮所たちはテーブルの陰からひょっこり登場(可愛い)。那須は昨年11月公開のロケ「東京B少年【VR初体験】超楽しい!!!!!!」でもひとりぼっちにされただけに、「これ前もあったよね!」とツッコんだ。本題に戻ってマッサージタイムになると、1番手の浮所は大胆にも那須にバッグハグ! 突然、腕をホールドされた那須はぶりっ子女子のようなポーズで「え、なになになに!? そういうシチュエーションなの!?」と、パニック状態。ニヤケ顔の浮所は髪に触れてちょっかいを出した後、今度は力強く那須の肩を揉んでいた。終了後、機転の利く浮所は「1番の方ありがとうございます」と仕切り、自分の犯行をカモフラージュ。

 2人目の岩崎大昇は“耳攻め”。那須の耳元に近づいて息を吹きかけているようだが、途中で那須は「あぁ……」と、思わず声を漏らしてしまった(3分41秒頃)。その瞬間、ついつい吹き出して笑う藤井直樹と佐藤龍我。かなり際どい吐息になっていたため、「声やめてください」(佐藤)と那須への注意も入った。3人目の金指は、特に悪さをせず、終始ソフトタッチでマッサージ(ちょっと整体師っぽい手つき)。今の状況がよほど楽しいのか、藤井が持つカメラで捉えた金指は、やけにうれしそうに笑っている。4人目の時も、「4番の人~?」(岩崎)「いきま~す」(金指)「失礼しま~す」(浮所)など声を出し合って惑わす美 少年たち。実際は佐藤だったが、やはり那須の髪や耳を攻め、肩を揉んでからのバックハグ(?)と、散々弄んだ。

 藤井は、頭のマッサージや、肩甲骨を開くようなストレッチも交えつつフィニッシュ。くすぐったそうに首をすくめる那須は「あらためて思うのは、ボディタッチ苦手っすね、俺たぶん。めちゃめちゃ苦手だわ」とつぶやき、疲れがとれるどころか、逆に体がこわばっていた。そして、最後の答え合わせでは、見事に1人も間違えずに言い当て、全問クリア。那須本人やメンバーも驚く中、浮所は「4番目は(佐藤)ね、マジでわかりやすいと思う。いつもの感じだから」と、発言。筆者はあれがいつもの感じとは……? と、頭にはてなマークが浮かぶばかりだが、那須いわく「手がカサカサ」だったからとのこと。手カサカサ=特定につながるほど、そんなに佐藤の手は乾燥しきっているのだろうか?

 那須は浮所について「指先さ、綺麗じゃん。なんか、結構ツボに入って。(浮所)かな~と思いまして」と、やや照れながら解説。2番目の岩崎は「鼻息でわかった」(那須)というが、浮所は「大昇、鼻息荒いよね!」と、さりげなく本人が傷つくようなことを大声で言い放った(鼻息荒い男の人ってなんかイヤだけど……)。続いて、那須が「金指は完全に消去法だったね。金指、わかんねぇな~と思いつつ。でも4番目、完全に佐藤龍我である(としたら)、5番目は藤井くん……」と、選んだ理由を告白。6人目を藤井に絞った要素に関して、浮所が「手の大きさとか?」と割って入り、またもサラリと失言する場面も(確かに藤井はスモールサイズ)。実は「(藤井とは)一緒の整体行ってるから」と、馴染みの整体師の技を思い出し、ピンと来たとか。

 那須の鋭い直感力により、罰ゲームもなくエンディングへ。ある種マニアックな動画とあって、コメント欄やネット上のファンは「さすがにYouTubeで那須くんの『あぁ』は流しちゃダメ……」「うきなす(浮所と那須)やばい。バックハグとかキュンキュンする」「なすりゅ(那須と佐藤)、普段からあんなことしてるのか」「金指くん、マッサージしてる時の顔が変態すぎ」「鼻息荒い大昇くんに、悶えて変な声出す那須くん……。なすたいファンには、たまらない」「那須くんはイジられキャラであり、愛されキャラでもあるんだなと感じた。メンバーの特徴を捉えているところに、那須くんのメンバー愛も感じる」と、興奮気味の感想が多かった。

 14日配信分は「HiHi Jets 【ご褒美焼肉】人生初の分厚すぎる牛タンに感動!」(再生回数は19日時点で20万台)。5グループ共通で行われた脱出ゲーム企画にて、力を合わせて唯一成功したHiHi Jets。今回はそのご褒美で高級な焼肉店を訪れ、「何の企画性もなくただ食べるだけ」の動画となっている。やって来たのは、おそらく都内の「游玄亭」(叙々苑グループの最高峰)。まずは、いつもよりフォーマルな恰好の5人の姿が目に飛び込み、なぜだか母性本能をくすぐられた。席に着く前、現在16歳の猪狩蒼弥が「(注文は)節度を持って」と呼びかけたはずが、数秒後にいざメニューを見ると「とりあえずシャトーブリアン?」(希少部位の牛のヒレ肉)と言い始め、周囲は動揺。

 遠慮がちなメンバーは、いつもなら10人前のところ、特製タン塩を5人前オーダー。到着を待つ間、猪狩はこの企画が9人のSnow Manだったらお金がかかると切り出し、「ラウールはだって、もろ成長期でしょ? スッゲー食べるよ、たぶん」(高橋優斗)「1回ラウールと行ったことある。ラウールね、食ってたね」(猪狩)と雑談。そんな合間も「声を出したら怒られそうで怖い」(橋本)「ちょっと声デカイよね。たぶん俺、今」(高橋)と、高級店に馴染めない様子の5人。いよいよ、お待ちかねの特製タン塩が届き、「やわらか!」(猪狩)「知ってるタンじゃない!」(井上瑞稀)「うまっ!」(橋本涼)などと、感激しっぱなし。高橋が「マジで別物だわ。これ倍食べたいもん!」と声を弾ませると、橋本は「唯一の俺らのストッパーのゆうぴーが……壊れ始めた!」と、ビックリ。

 さらに気分が上がった高橋は「ディープキスだね、これは。牛との」と例えたが、リアクションに困った4人は一瞬沈黙。最年長の19歳・高橋が最年少の猪狩に「生々しいのやめてくれる?」と、ダメ出しされる始末だった。かたや、リスのように頬を膨らませながら、黙々と食べ続ける作間龍斗(3分55秒頃)。小首をかしげてお茶碗とお箸を持っており、「作間、その角度はもうオネエだよ」(井上)とツッコまれていた。お目当てのシャトーブリアンが来るまで、「いつもこういう時、俺ら何してるっけ?」(猪狩)「胸キュンしりとりをプライベートでやってた!」(井上)と話した流れで、過去に「Jr.チャンネル」で行われたゲームを実行。

 前のバトンを受けった際の小芝居、次の人に渡す段階まで再現するといい、「だから言ったでしょ。好き」(作間)→「君のことを忘れられないんだ。だ!」(猪狩)→「だ? 誰でもない君が好きなんだ。だ!」(高橋)「だ? 大好きなんだよ。よ」(橋本)「よ? 夜もまだ返したくないな……な!」(井上)と、つなげていった。1人目に戻るタイミングで、完全に油断していた作間はお肉にかじりついたまま「……な?」と、反応。その絶妙な間と、トボけた表情が面白く、これが今回のハイライトと言っても過言ではないだろう。

 メインの特選シャトーブリアンを見た猪狩は「断面がもうグランド・キャニオン(アメリカのアリゾナ州にある人気観光地)みたいになってる」と、表現。確かに綺麗なサシはそう見えなくもないが、高校一年生の例えにしてはオシャレすぎて、共感したのは井上ぐらいだ。対照的に、猪狩と同い年の作間は「俺、眉毛スッゲーんだよ!」といきなり眉毛自慢を始め、“絵文字みたいな眉毛”を披露したのだった(5分50秒頃)。待望のシャトーブリアンが焼き上がり、感動する面々。「これが飲める肉ってやつじゃね? 食レポで言う」と話す井上、お箸やお椀の持ち方が“お子ちゃま”感たっぷりで、まるで小学生男子のように目がキラキラしていた。

 大満足のHiHi Jetsは2年目へ向けて、「頑張ったらこういうことがあるから」(猪狩)「僕たちらしく、1年間また頑張っていきますので。ぜひよろしくお願いいたします!」(高橋)と、挨拶。最後に「ごちそうさまでした!」と、頭を下げる橋本も好印象だった。若い男の子たちが夢中でお肉を頬張るサマは非常に微笑ましく、これぞ“飯テロ動画”。視聴後、焼き肉が食べたくなった人も多いのではないだろうか。

 Snow Manの動画は、セブン-イレブンのプロモーション企画「【カタログカルタ】本気バトル!“母の日ギフト”争奪戦」(15日公開)と、通常分の「【10問10答】新メンバー意識調査!なぜかあの人も参戦 !?」(17日公開)が配信中。1本目はセブン-イレブンの「母の日・父の日ギフト」の商品をカルタ(25枚)にし、一番多く手札をとった人が勝利となる白熱バトルを展開。グループ最年長・深澤辰哉(26)と、最年少の新メンバー・ラウール(15)の熱き戦い、目黒蓮のポンコツぶりなど、9人のSnow Manの魅力がたっぷり詰まった内容になっている。進行や読み手はグループイチの秀才・阿部亮平が担当。一札目は阿部が「匠が選んだお茶っ葉のプレミアムな辻利の『宇』治抹茶……」と読んだところで、ラウールが「宇」の字や抹茶アイスの写真が載ったカルタに触れた。

 見事、1発目を獲得したラウールに比べ、新メンバーの向井康二はさっそく別のカルタを選んでお手つき(隣でなぜか向井の手をカルタにペタペタと押し付ける岩本照が可愛い)。「ラウール、速かったね」(阿部)「速いし、手長いからさ」(宮舘涼太)「ズルいよ、そんなの!」(深澤辰哉)「手が長いから、リーチが……」(阿部)とのやり取り後、「リーチマイケル(ラグビーW杯2015 日本代表キャプテン)」と、小ボケを挟む宮舘。これを受け、岩本と向井が一時ブームになったラグビー選手・五郎丸歩選手のポーズを見せると、ラウールがすかさず「それ五郎丸」と、ツッコミ。岩本は「わかってるね!」と言わんばかりにニヤリと笑ってラウールを指さし、コンビネーションの良さがうかがえる一幕だった。

 文明堂 東京の「カーネーション カステラセット」を取った深澤は「ア~~~~!!」と甲高い声で大絶叫(四つん這いのためお尻の小ささが際立ち、パンツが丸見え)。文明堂と聞いた宮舘の「CMでネコが踊ってるやつ?」の一言をきっかけに、ゴキゲンな深澤がうろ覚えのダンスをやって見せるも、岩本が「座れ!」と、一撃。お手つきで1回休みを経験したばかりの向井も「今のはお手つきに匹敵しますよ」と乗っかり、笑いを誘った。三札目も向井やラウールが率先して手を伸ばす中、冷静に阿部の言葉を待った深澤が確保。四札目の時点で向井&ラウールはお休みだったはずが、向井が「新茶ティーバッグセット」を取ると、拍手でお祝いする平和なSnow Man。直前のお手つきを忘れているのか、仕切り役の阿部ですら指摘せずにそのまま受け流されていた。

 5札目は佐久間大介が初ゲットし、中華の鉄人・陳建一にまつわる6札目は宮舘が機敏な動きでカルタにタッチ。「俺のお父さんのお兄ちゃんが中華料理やってるんだけど、本当に陳建一さんから教えてもらった」(宮舘)と驚きの情報も飛び出し、周囲も「え~!」とビックリ。次は向井が2枚目を手にすると、対決形式にもかかわらず隣の岩本がハイタッチで祝福した。8札目にラウールが「王様のプリン」のカルタを取得した際は、横にいる向井が「プリンって、スイーツの中でもカロリーが一番低いんですよ。だからお母さん喜ぶかもしれない」と、豆知識を披露。カメラにドヤ顔を見せた後、「ということで、ごめんなさい」とラウールのカルタをサッと奪い、深澤が「なんでだよ!」と、瞬時に反応。9人体制に慣れてきたのか、それぞれボケやツッコミの間合いが秀逸だ。

 9札目の6分25秒頃は、勢い余ってカメラ前に倒れ込んでくる深澤にも注目。ここは渡辺翔太が初めて正解となり、以降もヒートアップした一同は19札目が終わる段階で深澤とラウールが4枚、渡辺3枚、佐久間、岩本、向井、宮舘が2枚という結果。唯一、0枚の目黒は「俺はさっきから本気出してる」とやる気がないわけではないようで、深澤が「ちょっと目黒の方に(カルタを)寄せてあげて」と指示。最年長の優しさかと思いきや、いざ20札目になると、目黒の隣にいる深澤が“プロ並み”の素早い手つきでカルタを奪取。あっという間の出来事についていけず、呆然とする目黒は深澤を見て「ふっかさん……俺のためじゃなかったんですか?」といった切ない表情に。

 21札目でラウールが5枚の深澤に追いつくも、いまだ0枚の目黒に阿部は「絶望的にカルタが弱い」と、バッサリ。22札目は深澤、渡辺、ラウールが次々とカルタをキープしてしまい、余った1枚を目黒に差し出す向井。「これで俺間違ったら、1回休みだから!」(目黒)と望みをかけたが、残念ながら正しいカルタはラウールが取ったもので、ここへ来て休憩になってしまった。続いて佐久間が得た後、24札目でようやく目黒が「コットンストール」を獲得し、大拍手で称えるメンバー。阿部の計らいで「最後の札は7ポイント」となり、全員に優勝のチャンスが。しかし、阿部は前の札を読む引っ掛け問題を出し、お手つきした深澤が一発退場となった。

 この瞬間、8人はこの日一番の盛り上がりを見せ、「あいつ、一番でしゃばってたからな!」(渡辺)と言いたい放題。先ほど裏切られた目黒は、ショックで倒れ込んだ深澤が持つカルタをさっさと回収して自分のポジションに戻った。実際のラストの札は「岩手産 塩麹で旨味を引き立てる~」との説明で、ラウールが勝ち取って優勝。「塩麹」の言葉に対して、「みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二」のキャッチフレーズを持つ向井が「はい!」と自分の胸に手を当て、きちんとリアクションしてあげる宮舘&目黒も含めてほっこりするシーンだった。ご褒美でケーク・フロマージュ(焼き菓子)を食べたラウールは初の食リポに挑戦し、「なんだろうなぁ……やわらかいクッションを食べてる感じ」と、初々しくコメント。

 終始、賑やかなカルタ大会とあって、ファンからも「Snow Man、9人になってから大家族感がスゴい」「最年長と最年少が同じテンションのSnow Manは素敵だね」「増員してからの動画で初めて腹抱えて笑った。良い雰囲気になってる証拠かな?」「阿部ちゃんが仕切ってふっかがボケに回るのが、しっくりきたし面白かった」「神回じゃない!? Snow Man動画で過去一笑った」と大好評。以前、向井は関西Jr.の番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)でカルタのヘタさが露呈していたそうで、「康二くんがカルタ取れただけでうれしい。『まいジャニ』だと1枚も取れなかったのに、成長した?」「じーこ、あんなにカルタ苦手だったのに、今回は流れも作ってリアクション大きくて最高」と、向井ファンは別の意味で感動したよう。

 一方、Snow Manに関しては「TV fan cross Vol.30」(メディアボーイ)にて、深澤が語った「翔太がSnow Manのこれからのビジョンが見えたって話してたけど、オレも確かに見えたと思った。ポップでワイワイした、わちゃわちゃ感。それが他のグループとは違ううちらのカラーなのかなって」というコメントが一部ファンの間で物議を醸した。筆者も20代後半が多いグループが今さら「ポップでワイワイ」!? と疑問に思ったが、今回の動画を視聴して、こういった「わちゃわちゃ感」もありだなと、妙に納得。楽しそうな9人の様子をもっと見ていたいと思わせてくれる企画だった(セブン-イレブンに感謝)。

 2本目は新メンバー3人に10個の質問を投げかけ、即答するシンプルなキャラクター解明企画。こちらは個人的に、向井がジャニーズに入所したきっかけを話すくだりがポイント。過去に雑誌などで明かしている通り、「ジャニーさん(ジャニー喜多川社長)がムエタイのジムに、タイに来て、その写真立てを見て電話が来ました」という珍しい出会いだが、向井自ら「最初もね、ムエタイの、関係あるユニット組んでましたし」「ムエタイ向井ブラザーズ」と回顧(9分30秒頃)。メンバーは奇跡的な経緯に驚きつつ、実の兄(当時Jr.に在籍)と組んでいたユニット「ムエタイ向井ブラザーズ」については「そうだよね、それは知ってる」(深澤)とのこと。まさかJr.の公式YouTubeで「ムエタイ向井ブラザーズ」のテロップが表示される日が来るとは……。

 ほかにも、向井を除くメンバーのフルネームを漢字で書いたラウールの綺麗な字、ザリガニ釣りで意気投合する目黒&宮舘、何のトークにも絡んでくる元気な佐久間など、見どころ満載の13分だった。再生回数は1本目が28万台、2本目は25万台(19日時点)と、順調に伸びている。
(中村チズ子)