『わたし、定時で帰ります。』キャリアシートに結婚・出産時期……吉高百合子が“腰掛けOL”化!?

 吉高由里子主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第2話が4月23日に放送され、平均視聴率10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 前回から0.9ポイント増となり、好調の兆しを見せていますが……。さあ、今回はどうだったのか。あらすじから振り返りましょう!

定時退社の女vs産休明けママ社員

 結衣(吉高)の先輩・賤ヶ岳八重(内田有紀)がたった1カ月の育休で復帰してきた。もともとは結衣と一緒で定時退社の女だったが、復帰早々クライアントから指名されやる気を見せる八重。しかし、張り切りすぎて同僚たちは困惑し、不満が漏れ始めていた。そんな中、完成したサイトが他社のものと酷似するというトラブルが発生。その対応をチーム総出で取り掛かる。

 一方、八重の代わりに育休取得している夫・陽介(坪倉由幸)から子どもたちが熱を出したという連絡が入り困惑する八重。結衣は自宅に帰るべきだと諭すも、八重は「子どもがいるから」と周りから言われるのが嫌だと拒否。見かねた結衣は八重を帰宅させようと、他の社員に八重の現状と理由を話し、一旦隠れてもらう。

 社員全員が隠れすっからかんのような状態になった職場へ八重が戻ってくると、結衣は「みんな明日でも仕事できるからって帰りましたよ」と告げ、それを聞いた八重は笑顔で早々に自宅へ帰るのだった、というのが今回のストーリーでした。

 今回、産後1カ月で復帰したママ社員の八重がメインの回。休み続けると会社での立場がなくなるという不安からスピード復帰したものの、育児に家事に仕事の両立はやっぱり難しいですよね〜。そこの描き方がリアルすぎて。ネットでも「内田有紀のママ社員がリアル」「同じ体験したわ〜」など共感する声がたくさん上がってました。

 確かに、ママになって仕事復帰って大変ですよね。会社がフォローしても周りの社員も助けてあげないと、復帰してもつらいだけ。現実社会もそれに気づいて欲しいですよね。で、今回の放送最後は、社員全員が席の下に隠れて(八重にはバレてましたが)、八重を帰らせてあげるという、ほっこりシーンが良かった。

 何としても定時で帰ってやるからな! という内容かと思いきや、1話と2話を見て、価値観や働き方がたくさんある中で、自分に合った働き方をちゃんと見つけていこうという内容だなと実感。働き方改革とはこういうことではないかと再認識させてくれるドラマで、本当に面白い! まだ2話ということで、この先、どんな社員の話が出てくるのか、今から楽しみです。

結衣はただの腰掛けOL?

 ただ、今回のストーリーでイラッとした部分が。主人公の結衣がキャリアシートを会社に提出したところ(余談ですが、WEB会社なのに手書きって、え?)、「今年中に結婚」「3年後に出産」といったプランを描き、種田(向井理)に怒られるというシーン。

 ちょっと、あまりにもこのキャリアシートはひどくないですか? 「それはライフプランであってキャリアじゃなくないか? 嘘でもいいから書けよ、大人だろ!」と思わず突っ込んじゃいましたよ。小学生の道徳の授業じゃないんだし、これはひどすぎる。

 いくらちゃんと仕事をこなし、定時帰宅しているからって、ナメすぎ。キャリアシートも評価対象のひとつ。もし今後不景気になったとしたら、真っ先にリストラ候補になるはず。これじゃ、ただの定時退社ばかりを宣言する腰掛けOLにしか見えない! せっかく、定時帰宅推奨している主人公なんですから、できればみんなの手本となるようにここもきちんと描いてほしいと思いました。

放送後のネットが愚痴大会に……

 今週、放送後にネットの声をチェックしたところ、ネットが仕事の愚痴大会みたいになっていたんですが、これが結構面白くて(不謹慎ですみません)。

 というものも、「会社から強制されている研修なのに無給。どうにかしてくれ」とか「お前定時で上がっていいから、◯◯に何時までに書類届けてくれと言われて 自宅に着くのは夜11時……」といった、リアルな労働現状の愚痴がたくさん上がっていたんです。

 愚痴大会と聞くと、あまりいい印象がありませんが、逆に放送を見てここまで次々と愚痴が出てくるということは、このドラマに共感している人がたくさんいるってことで、それは良い傾向かなと。

 このドラマをきっかけに自分の職場環境・労働環境を見直すのもいいかもしれません。

 以上、2話のレビューでした。

 次回はバカッター新入社員がメイン。バカッターは最近の社会問題ですからどう描かれるのか、期待したいです!

(どらまっ子KOROちゃん)

平子理沙、事務所移籍で「大丈夫?」――「関東連合」「社長逮捕」とトラブルだらけの移籍遍歴

 モデルの平子理沙が4月23日、自身のブログで、エイジアプロモーションからプラチナムプロダクションへの移籍を発表した。昨年、平子が所属していたエイジアプロモーション社長は脅迫容疑で逮捕されており、一部関係者の間では「プラチナムは大丈夫なのだろうか?」と、心配の声が上がっているという。

「平子は自身の公式ブログ『CANDY TALK』にて『この度所属事務所を移籍し、4月からプラチナムプロダクションに所属する事になりました』と、所属事務所の移籍を報告しました。プラチナムといえば、若槻千夏や小倉優子、菜々緒といった人気タレントが所属する芸能事務所です。かつて平子が所属していたエイジアも、益若つばさや高橋メアリージュンらの人気タレントが所属していますが、昨年9月、同事務所のM社長(当時)が知人男性を脅迫した容疑で逮捕されています」(スポーツ紙記者)

 所属事務所社長の逮捕により、エイジア所属タレントへの影響も懸念されていたものだが……

「実は、平子がエイジアの前に所属していた芸能事務所・NEWPOWERの社長も逮捕されているんです。平子は2014年に同プロへ移籍したのですが、16年に社長を務めていたT氏が恐喝未遂で逮捕。なんでもT氏は知人に対し、半グレ集団『関東連合』との関わりを強調し、脅していたといいます。同時に、T氏が暴力団事務所に出入りしていたという報道もありました」(同)

 その後、17年6月に平子はエイジアに移籍するも、翌18年にM社長が逮捕されてしまう。

「M氏は、知人である業界関係者との間でトラブルを起こし、電話で恫喝したそうです。そして『俺は看板、背負ってるから』などと反社会勢力とのつながりを匂わす発言をしたとされています」(芸能プロ関係者)

 社長の逮捕騒動が起こった事務所に、立て続けに所属した平子。彼女自身も15年に吉田栄作と離婚するなどしたため、すっかりスキャンダラスなイメージが定着している。

「移籍したプラチナムも、一部関係者の間では“オラオラ系事務所”なんて言われていますし、一時期ネット上には、プラチナムと『関東連合』の関わりがウワサされています。これまでに目立ったトラブルが表面化したことはないですが、平子が“不運を引き寄せてしまう体質”なのだとしたら、プラチナムにも災いが降りかかるかもしれません」(同)

 今度こそ平子は、安定した環境で仕事に打ち込むことができるのだろうか。関係者は固唾をのんで見守っている。

松岡茉優と有岡大貴が“玄米”で匂わせ? ファン激怒のわけとは

 昨年12月にHey!Say!JUMP・有岡大貴との同棲愛を週刊誌で報じられた松岡茉優。その後も女優として仕事は順調だが、有岡ファンからのバッシングが未だ継続している。

 二人の熱愛が発覚した当初は、松岡がSNSなどで有岡との交際を匂わせていなかったことから、二人の交際を祝福する有岡ファンも少なくなかった。しかしツイッター上で、松岡がヘビースモーカーであるという匿名のツイートが拡散されて風向きが変わってしまう。その後、今年2月発売の「週刊新潮」(新潮社)が、松岡は昨年11月に車の追突事故を起こしていたと報じると、バッシングはヒートアップした。

 そして今月、松岡が交際を“匂わせた”として有岡ファンの怒りが頂点に達しているようだ。

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松岡茉優の“玄米食べてた”が波紋…
 松岡茉優は今月22日放送の『痛快テレビ スカッとジャパン』(フジテレビ系)にゲスト出演。若槻千夏が「嫌いな女性のタイプ」として「玄米とヨガを勧めてくる女」をあげると「私、玄米とヨガ、やってました」と告白した。

 健康や美容のために玄米を食べる人は多く、ただそれだけのことなのだが、実は有岡大貴も今月発売の「Tarzan」(マガジンハウス)のインタビューで「白米を玄米に切り替えてダイエットをした」と明かしている。

 松岡は料理をよくつくるとも公言しており、「松岡のつくった料理と玄米を有岡が食べていた?」という憶測が噴出。同時期の玄米発言を“匂わせ”と捉えたファンからは「有岡から離れろ」などの怒りの声があがっている。

 こうした有岡ファンの怒りが派生しているのか、松岡茉優に対してネット上で「態度が悪い」「気が強い」などと批判する声も目立ちはじめている。たとえば今年2月に行われたエランドール賞の授賞式に出席した松岡茉優は、田中圭のことを呼び捨てにし「生意気」だとバッシングを浴びた。また、主人公の声優を務めるアニメ映画『バースデー・ワンダーランド』のワールドプレミアの際、松岡は衣装チェンジをしたのだが、市村正親から「予定通り」とネタバラしをされると「こらー! 言うな言うな!」とタメ口で突っ込んでおり、その様子を伝えるネットニュースに批判コメントが相次いだ。

 今月21日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)に渡辺大知、伊藤沙莉と共に出演した際にも「態度が悪い」「気が強い」と批判的な意見が出ていた。松岡と伊藤はプライベートでも会う仲であり、芸能界に入った理由や結婚観、女優を続け湯と思ったきっかけなど、非常に話しは盛り上がっていたが、松岡が時折二人の話しを遮るように相槌を入れたり、年上の渡辺に対して終始タメ口で喋っていたことに違和感を持つ視聴者が少なくなかったようだ。

 また、女優としてのキャリアを重ねるにつれ責任と自身がついてきたという松岡は、「今までは役を“いただく”という感じだったが、今は他の人に持っていかれるくらいなら私がやる」「私がやるべきと思えるようになった」と語っており、ネット上には「気が強くて面倒くさい性格」という意見も見受けられた。

 ただ、強い意思を持っているからこそ女優としてのキャリアをここまで邁進してきたとも言える。松岡は現在24歳と若いが、芸歴は8歳からと長い。謙虚さばかりが美徳とされがちだが、「気が強」くて何が悪いのか。清楚や謙虚なイメージを維持するために猫を被っても、それはそれで「いい子ぶっている」とバッシングを受けるのだろう。

 玄米匂わせはともかく、彼女の態度や発言がいちいち叩かれる現状は、沢尻エリカが「別に」発言で「傲慢」「尊大」等と盛大にバッシングされた頃と世の中が何も変わっていないことを現しているようでやるせない。

高齢者運転事故で7人死傷も不起訴処分――池袋、87歳暴走事故はどう判断されるのか?

 4月19日、東京・池袋にて乗用車が暴走し、母子2人が車にはねられたことにより死亡、男女8人が重軽傷を負う事故が発生した。車は2つの交差点で赤信号を無視し、ブレーキもかけずに通行人を続々とはねていたと報じられている。この車を運転していたのは、87歳の旧通産省工業技術院・飯塚幸三元院長で、いわゆる“高齢者ドライバー”だった。

 池袋事故の犠牲者である女性の夫であり女児の父親は、24日に会見を開き、「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず、絶望しています」と苦しい胸の内を明かしている。また、「少しでも運転に不安がある人は、“車を運転しない”という選択肢を考えてほしい」と、痛ましい事件が再び起こらないよう訴えた。

 しかし、飯元元院長はこれだけの大きな事故を起こしたにもかかわらず、現行犯逮捕とはならなかった。車に搭載されたドライブレコーダーには、事故直前に「どうしたんだろう?」という音声が記録されていたとの報道や、自身もケガを負っていると報じられていることもあり、ネット上では「認知症なのでは?」「このまま不起訴になりそう」という声もある。

 16年には、88歳の男性が集団登校中の児童の列に軽トラックで突っ込み、7人が死傷する事故が起こっているものの、男性がアルツハイマー型認知症だったことで、“不起訴処分”になった事例がある。サイゾーウーマンでは、認知症者が起こした事件・事故について、弁護士が「どこから罪に問えるのか」解説した記事を掲載している。決して他人事ではないこの問題に向き合うため、再掲するこの機会に、ぜひ読んでいただきたい。
(編集部)

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(初出:2017年8月11日)

<今回の疑問>
認知症の人や高齢者が事故や事件を起こした場合、「法的責任」の境界線とは?

 2017年8月2日、仙台市の民家の駐車場に停められた乗用車内で、3歳の男児がぐったりした状態で見つかり、病院で死亡が確認された事件。死因は熱中症の可能性が高いとされている。

 この事件では、祖母が車内に男児がいることを忘れて、その場を離れたとみられており、ネットでは「認知症では?」などの声も上がっているが、認知症の加害者が事件や事故を起こした場合、どのような刑罰になるのだろうか? 近年、高齢者による自動車事故などが増えていることもあり、認知症者の責任能力について、アディーレ法律事務所の吉岡達弥弁護士に聞いた。

「犯罪の成立には責任能力が必要です。犯罪行為時に善悪の判断ができず、自分の行動を制御する能力が欠如している状態を『心神喪失』といい、心神喪失状態の行為を処罰することはできません。また、善悪の判断や、行動を制御する能力が著しく低い場合のことを『心神耗弱』といい、心神耗弱者の行為については刑が減刑されます。例えば、認知症の状態で自動車を運転し、傷害事故を起こした場合には、過失運転致傷罪(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律)が成立します。しかし、心神喪失であれば処罰されませんし、心神耗弱であれば刑が減刑されます」

 では、過去の高齢者による事件、事故はどのように判断されているのだろうか? また、認知症で罪に問われなかった判例などはあるのだろうか?

「2016年に集団登校中の児童に軽トラックが突っ込み、7人が死傷した事故で、88歳の男性が自動車運転過失致死傷容疑で送検されましたが、不起訴処分になっています。男性はアルツハイマー型認知症で、刑事責任を問えないと判断したとみられます。また、減刑されたものとしては、(1)80代後半の男性がデパートで起こした窃盗事件。犯行当時、認知症の影響で行動制御能力が著しく減退しており、心神耗弱状態であったとして減刑。(2)30代女性の窃盗事件で、女性が認知症で心神耗弱状態にあったということで刑を軽くした。以上のような例があります」

 身内にも起こりうる高齢者や認知症の事件や事故を防ぐために、家族も然るべき対応が必要だろう。

アディーレ法律事務所

高齢者運転事故で7人死傷も不起訴処分――池袋、87歳暴走事故はどう判断されるのか?

 4月19日、東京・池袋にて乗用車が暴走し、母子2人が車にはねられたことにより死亡、男女8人が重軽傷を負う事故が発生した。車は2つの交差点で赤信号を無視し、ブレーキもかけずに通行人を続々とはねていたと報じられている。この車を運転していたのは、87歳の旧通産省工業技術院・飯塚幸三元院長で、いわゆる“高齢者ドライバー”だった。

 池袋事故の犠牲者である女性の夫であり女児の父親は、24日に会見を開き、「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず、絶望しています」と苦しい胸の内を明かしている。また、「少しでも運転に不安がある人は、“車を運転しない”という選択肢を考えてほしい」と、痛ましい事件が再び起こらないよう訴えた。

 しかし、飯元元院長はこれだけの大きな事故を起こしたにもかかわらず、現行犯逮捕とはならなかった。車に搭載されたドライブレコーダーには、事故直前に「どうしたんだろう?」という音声が記録されていたとの報道や、自身もケガを負っていると報じられていることもあり、ネット上では「認知症なのでは?」「このまま不起訴になりそう」という声もある。

 16年には、88歳の男性が集団登校中の児童の列に軽トラックで突っ込み、7人が死傷する事故が起こっているものの、男性がアルツハイマー型認知症だったことで、“不起訴処分”になった事例がある。サイゾーウーマンでは、認知症者が起こした事件・事故について、弁護士が「どこから罪に問えるのか」解説した記事を掲載している。決して他人事ではないこの問題に向き合うため、再掲するこの機会に、ぜひ読んでいただきたい。
(編集部)

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(初出:2017年8月11日)

<今回の疑問>
認知症の人や高齢者が事故や事件を起こした場合、「法的責任」の境界線とは?

 2017年8月2日、仙台市の民家の駐車場に停められた乗用車内で、3歳の男児がぐったりした状態で見つかり、病院で死亡が確認された事件。死因は熱中症の可能性が高いとされている。

 この事件では、祖母が車内に男児がいることを忘れて、その場を離れたとみられており、ネットでは「認知症では?」などの声も上がっているが、認知症の加害者が事件や事故を起こした場合、どのような刑罰になるのだろうか? 近年、高齢者による自動車事故などが増えていることもあり、認知症者の責任能力について、アディーレ法律事務所の吉岡達弥弁護士に聞いた。

「犯罪の成立には責任能力が必要です。犯罪行為時に善悪の判断ができず、自分の行動を制御する能力が欠如している状態を『心神喪失』といい、心神喪失状態の行為を処罰することはできません。また、善悪の判断や、行動を制御する能力が著しく低い場合のことを『心神耗弱』といい、心神耗弱者の行為については刑が減刑されます。例えば、認知症の状態で自動車を運転し、傷害事故を起こした場合には、過失運転致傷罪(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律)が成立します。しかし、心神喪失であれば処罰されませんし、心神耗弱であれば刑が減刑されます」

 では、過去の高齢者による事件、事故はどのように判断されているのだろうか? また、認知症で罪に問われなかった判例などはあるのだろうか?

「2016年に集団登校中の児童に軽トラックが突っ込み、7人が死傷した事故で、88歳の男性が自動車運転過失致死傷容疑で送検されましたが、不起訴処分になっています。男性はアルツハイマー型認知症で、刑事責任を問えないと判断したとみられます。また、減刑されたものとしては、(1)80代後半の男性がデパートで起こした窃盗事件。犯行当時、認知症の影響で行動制御能力が著しく減退しており、心神耗弱状態であったとして減刑。(2)30代女性の窃盗事件で、女性が認知症で心神耗弱状態にあったということで刑を軽くした。以上のような例があります」

 身内にも起こりうる高齢者や認知症の事件や事故を防ぐために、家族も然るべき対応が必要だろう。

アディーレ法律事務所

池袋暴走事故で親子死亡――高齢ドライバーが「免許返納」を拒む実情と、家族が抱える苦悩

 4月19日、東京都豊島区東池袋4丁目の都道交差点で、飯塚幸三さん(87歳)の乗用車が、歩行者を次々とはね、ゴミ収集車やトラックに衝突する事故を起こした。松永真菜さん(31歳)と長女・莉子ちゃん(3歳)は、病院で死亡が確認され、40~90代の男女8人が重軽傷を負った。

 飯塚さんは事故後、息子に電話をかけ「アクセルが戻らなくなって、人をたくさんひいてしまった」と話していたというが、交通捜査課によると、車内にアクセルペダルの動きを妨げるような障害物はなかったとのこと。また、事故現場には、ブレーキ痕もなかったと伝えられている。

 今回の事故で注目を集めたのが、飯塚さんの「年齢」だ。一般的に、高齢になると認知機能が低下するとされる中、87歳という年齢で自らハンドルを握り、事故を起こしたことに対して、世間からは「なぜ免許を返納しなかったのか」「自分の認知力を過信していたのでは」「家族は何も言わなかったのか」といった怒りと疑問の声が飛び交うことになった。真菜さんの夫も、24日に都内で記者会見を開き、「少しでも運転に不安がある人は、運転しないという選択肢を考えてほしい」と強く訴えた。

 しかし、高齢者の免許返納に関しては、さまざまな問題があるようだ。昨年5月、神奈川県茅ヶ崎市で、90歳の女が運転する乗用車が暴走し、1名が死亡する事故が発生した際、サイゾーウーマンでは、「家族による免許返納の説得が難航する現実」についての記事を掲載。高齢者の加齢性変化について知り、どのように、高齢者の免許返納問題に取り組んでいくべきかを考察している。池袋の事故のニュースを受け、「もし家族が高齢になったとき、車の運転をやめようとしなかったら……」という不安が頭をよぎったという人は、ぜひこの機会に読んでいただきたい。
(編集部)
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(初出:2018年6月2日)

「認知症でなくとも性格は変わる」高齢ドライバーの免許返納問題、家族の説得が難航するワケ

 5月28日、神奈川県茅ヶ崎市の国道で、90歳の女が運転する乗用車が、次々と歩行者をはね、うち1名が死亡するという事故が起こった。超高齢社会を迎えつつある日本において、“高齢ドライバーによる自動車事故”は、深刻な問題となっており、警視庁交通総務課によると、事故全体に占める高齢運転者(原付以上<特殊車を含む>を運転している65歳以上の者)の事故割合は、平成20年は11.1%だったが、29年には17.9%に増加しているという。

 警視庁のサイトを見ると、「高齢運転者は、自分で安全運転を心掛けているつもりでも、他人が客観的にみると安全運転とは言えないところがあると言われています」と指摘し、安全運転を支援するシステムを搭載した車(安全運転サポート車)の普及啓発に取り組んでいると紹介される一方、運転免許の自主返納サポートにも尽力していることがうかがえる。

 高齢運転者の事故と聞いて、一番に思い浮かぶのは、やはり“認知症”による影響だろう。2017年3月12日に施行された改正道路交通法では、75歳以上の免許保有者は、免許更新時に約30分の認知機能検査が必要となり、認知機能が低下している恐れがある場合は、実車指導と個別指導を含めた計3時間の「高度化講習」を受けて免許更新、また認知症の恐れがある場合は、後日臨時適性検査、または医師の診断が必要で、認知症だと判明した場合には、免許証の停止または取り消しとなる。これに加えて、特定の違反行為があった場合、臨時に認知機能検査も実施されているのだ。

 こうした対策が取られてはいるが、家族としては、認知症でなくとも高齢になれば運転を控えてほしい、免許を返納してほしいのが本音だろう。事実、今回事故を起こした容疑者も、3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからなかったものの、息子から免許返納を勧められていたとのこと。それでも、容疑者は免許を返納せず、大事故を起こしてしまったのだ。

 今回の事故をめぐっては、家族が高齢者に対して免許返納の説得をするのが難航する実情が浮き彫りになった。立正大学心理学部教授で、『高齢ドライバー』(文春新書)の著者・所正文氏は、今回の事故を「たとえ90歳になっても、運転免許を持っているような方は、まだ体が動くうちは運転し続けたいのでしょうね。車の運転は自立の象徴であるからです。運転断念後の生活の道筋ができていれば返納を受け入れると思いますが、単に周辺者が『危ないからやめろ』と言ってもなかなか受け入れません」と語る。

 確かに、「車の運転をやめるように言うのは、高齢者の尊厳を傷つけかねない行為」などといった論調で伝える新聞やテレビは多い。しかし、ネット上では「運転免許を取得できる年齢が定められているように、免許を返納する年齢も決めちゃえばいいのに」「地方だと、確かに足がなくなるって問題があるけど、免許返納ってそこまで重大なこと?」などとさまざまな声が上がっている。こうした意識の違いが、免許返納の説得を難しくさせている要因になっているのかもしれない。

 また、『介護というお仕事』(講談社)などの著者である介護ジャーナリスト・小山朝子氏は、加害者が「認知機能検査に問題がなく、ゴールド免許で、息子さんも『認知症のようには思えなかった』とお話されている点が、今回の事故の特徴だと思います」と前置きしつつ、認知症でなくとも、高齢者と家族間で、免許返納の話し合いが進まなくなるケースはあるという。実際に小山氏は、「娘の『免許返納』の提案を一切聞き入れない、ゴールド免許の80代」「地方に住んでいて、生活の足がなくなるのは困ると、返納を受け入れられない90代」など、さまざまな高齢者の話を見聞きしてきた。

「個人差はありますが、老年期(おもに65歳以上)になると、性格面で変化が生じることがあります。例えば、他者の意見を聞き入れない、用心深くなるなど。若い頃は、新しいものにチャレンジしようという意欲があった人でも、年を重ねると『危ない橋を渡りたくない』と考える傾向にあります。例えば、これまで食べたことがない、聞いたこともない食材が食卓に並んでいると、『食べたくない』と言う高齢者がいますが、『これを食べるとアレルギー反応が起きるのではないか?』『病気になるのではないか?』などと考えてしまう。このような不安の背景には、配偶者や友人を失うといった喪失体験が増え、自分の命に対する不安が増していることも考えられます」

 これらは“加齢性変化”といわれ、一般的に起こりうることで、苦労する家庭は少なくないという。こうした性格の変化が、少なからず免許返納の説得に影響を及ぼす可能性は否定できない。

 また、ほかの人から言われたことを、「批判ではないのに『批判されている』と受け取り、攻撃的になるなど、心理的な影響が大きくなる傾向があります。逆に傷つきやすくなって、抑うつ(気分が落ち込んで何もしたくない状態)になる人もいます」。

 先月11日、愛知県に住む83歳の男が、自宅に自ら放火し、警察の簡易聴取に「運転免許の返納をめぐって家族と口論になった。自暴自棄になり、死んでやろうと思って放火した」と供述していたというが、「このケースも、加齢性変化による心理的な影響があったことも考えられます」。

「高齢者に関する研究を行っていたアメリカの精神科医、ロバート・N・バトラー氏は『年を重ねると、自分を頼る、自分自身に誇りを持つ傾向がある』と示しています。“行動に強い責任感をもつようになる”ということです。免許返納をしたくないのは、『人に頼らないで、自分でできることはしたい』という意思の表れでもあるのではないでしょうか。一方、高齢者は新たな環境への適応が難しくなり、保守的傾向が強くなります。『運転しない生活への変化』に拒否感があることも考えられます」

 誰にでも起こりうる加齢性変化。しかし、家族がそのことを知らないままだと、「父母が、祖父母が変わってしまった」と大きなショックを受けることになるのではないか。

「免許返納の話をする以前に、高齢者とその家族の間で、コミュニケーションが取れていないケースも考えられますよね。このような場合は、医師やケアマネジャーなど、第三者を介入させるのも手かもしれません。2000年に、介護保険制度が始まり、介護をサービスとして頼むことへの敷居が低くなってきましたし、高齢者の運転事故が社会問題となっている現在、免許返納にしても、家族だけで抱えこむのは得策ではないかもしれません」

 そもそも「健常でも、年を取ると性格が変わる」と知ること、また「ほかの家も同じようなことで悩んでいる」と思うだけで、家族の心は少し楽になり、高齢者への接し方を工夫するきっかけになりうるという。こうしたちょっとした意識の変化が、免許返納への第一歩となるのかもしれない。

 なお、前出の所氏も「この問題は警察による免許規制や高齢ドライバーを抱える家族のみの問題だけではなく、広い視点で捉える必要があります。キーワードは『多職種連携』と『地域連携』です」と語り、高齢者の免許返納問題の発展的な対策を紹介してくれた。

「熊本県を皮切りに九州各県、鳥取県などで免許更新現場に看護師・保健師を同席させた注目すべきシステムが展開されております。これは、高齢ドライバーから健康状況をはじめ生活全般について親身に話を聞き、地域事情に精通した看護師たちが具体的に助言・指導するというシステムです。これによって、確実に免許返納が増えているようです。私は、この数年、現地調査を行っておりますが、西日本から徐々に浸透してきているこのシステムが、免許返納の今後の切り札になるように感じております」

 今後もさまざまな議論が繰り広げられるであろう高齢者の免許返納問題。二度と痛ましい事故が起こらないよう、誰もが他人事ではなく向き合っていくべきなのではないだろうか。

池袋暴走事故で親子死亡――高齢ドライバーが「免許返納」を拒む実情と、家族が抱える苦悩

 4月19日、東京都豊島区東池袋4丁目の都道交差点で、飯塚幸三さん(87歳)の乗用車が、歩行者を次々とはね、ゴミ収集車やトラックに衝突する事故を起こした。松永真菜さん(31歳)と長女・莉子ちゃん(3歳)は、病院で死亡が確認され、40~90代の男女8人が重軽傷を負った。

 飯塚さんは事故後、息子に電話をかけ「アクセルが戻らなくなって、人をたくさんひいてしまった」と話していたというが、交通捜査課によると、車内にアクセルペダルの動きを妨げるような障害物はなかったとのこと。また、事故現場には、ブレーキ痕もなかったと伝えられている。

 今回の事故で注目を集めたのが、飯塚さんの「年齢」だ。一般的に、高齢になると認知機能が低下するとされる中、87歳という年齢で自らハンドルを握り、事故を起こしたことに対して、世間からは「なぜ免許を返納しなかったのか」「自分の認知力を過信していたのでは」「家族は何も言わなかったのか」といった怒りと疑問の声が飛び交うことになった。真菜さんの夫も、24日に都内で記者会見を開き、「少しでも運転に不安がある人は、運転しないという選択肢を考えてほしい」と強く訴えた。

 しかし、高齢者の免許返納に関しては、さまざまな問題があるようだ。昨年5月、神奈川県茅ヶ崎市で、90歳の女が運転する乗用車が暴走し、1名が死亡する事故が発生した際、サイゾーウーマンでは、「家族による免許返納の説得が難航する現実」についての記事を掲載。高齢者の加齢性変化について知り、どのように、高齢者の免許返納問題に取り組んでいくべきかを考察している。池袋の事故のニュースを受け、「もし家族が高齢になったとき、車の運転をやめようとしなかったら……」という不安が頭をよぎったという人は、ぜひこの機会に読んでいただきたい。
(編集部)
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(初出:2018年6月2日)

「認知症でなくとも性格は変わる」高齢ドライバーの免許返納問題、家族の説得が難航するワケ

 5月28日、神奈川県茅ヶ崎市の国道で、90歳の女が運転する乗用車が、次々と歩行者をはね、うち1名が死亡するという事故が起こった。超高齢社会を迎えつつある日本において、“高齢ドライバーによる自動車事故”は、深刻な問題となっており、警視庁交通総務課によると、事故全体に占める高齢運転者(原付以上<特殊車を含む>を運転している65歳以上の者)の事故割合は、平成20年は11.1%だったが、29年には17.9%に増加しているという。

 警視庁のサイトを見ると、「高齢運転者は、自分で安全運転を心掛けているつもりでも、他人が客観的にみると安全運転とは言えないところがあると言われています」と指摘し、安全運転を支援するシステムを搭載した車(安全運転サポート車)の普及啓発に取り組んでいると紹介される一方、運転免許の自主返納サポートにも尽力していることがうかがえる。

 高齢運転者の事故と聞いて、一番に思い浮かぶのは、やはり“認知症”による影響だろう。2017年3月12日に施行された改正道路交通法では、75歳以上の免許保有者は、免許更新時に約30分の認知機能検査が必要となり、認知機能が低下している恐れがある場合は、実車指導と個別指導を含めた計3時間の「高度化講習」を受けて免許更新、また認知症の恐れがある場合は、後日臨時適性検査、または医師の診断が必要で、認知症だと判明した場合には、免許証の停止または取り消しとなる。これに加えて、特定の違反行為があった場合、臨時に認知機能検査も実施されているのだ。

 こうした対策が取られてはいるが、家族としては、認知症でなくとも高齢になれば運転を控えてほしい、免許を返納してほしいのが本音だろう。事実、今回事故を起こした容疑者も、3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからなかったものの、息子から免許返納を勧められていたとのこと。それでも、容疑者は免許を返納せず、大事故を起こしてしまったのだ。

 今回の事故をめぐっては、家族が高齢者に対して免許返納の説得をするのが難航する実情が浮き彫りになった。立正大学心理学部教授で、『高齢ドライバー』(文春新書)の著者・所正文氏は、今回の事故を「たとえ90歳になっても、運転免許を持っているような方は、まだ体が動くうちは運転し続けたいのでしょうね。車の運転は自立の象徴であるからです。運転断念後の生活の道筋ができていれば返納を受け入れると思いますが、単に周辺者が『危ないからやめろ』と言ってもなかなか受け入れません」と語る。

 確かに、「車の運転をやめるように言うのは、高齢者の尊厳を傷つけかねない行為」などといった論調で伝える新聞やテレビは多い。しかし、ネット上では「運転免許を取得できる年齢が定められているように、免許を返納する年齢も決めちゃえばいいのに」「地方だと、確かに足がなくなるって問題があるけど、免許返納ってそこまで重大なこと?」などとさまざまな声が上がっている。こうした意識の違いが、免許返納の説得を難しくさせている要因になっているのかもしれない。

 また、『介護というお仕事』(講談社)などの著者である介護ジャーナリスト・小山朝子氏は、加害者が「認知機能検査に問題がなく、ゴールド免許で、息子さんも『認知症のようには思えなかった』とお話されている点が、今回の事故の特徴だと思います」と前置きしつつ、認知症でなくとも、高齢者と家族間で、免許返納の話し合いが進まなくなるケースはあるという。実際に小山氏は、「娘の『免許返納』の提案を一切聞き入れない、ゴールド免許の80代」「地方に住んでいて、生活の足がなくなるのは困ると、返納を受け入れられない90代」など、さまざまな高齢者の話を見聞きしてきた。

「個人差はありますが、老年期(おもに65歳以上)になると、性格面で変化が生じることがあります。例えば、他者の意見を聞き入れない、用心深くなるなど。若い頃は、新しいものにチャレンジしようという意欲があった人でも、年を重ねると『危ない橋を渡りたくない』と考える傾向にあります。例えば、これまで食べたことがない、聞いたこともない食材が食卓に並んでいると、『食べたくない』と言う高齢者がいますが、『これを食べるとアレルギー反応が起きるのではないか?』『病気になるのではないか?』などと考えてしまう。このような不安の背景には、配偶者や友人を失うといった喪失体験が増え、自分の命に対する不安が増していることも考えられます」

 これらは“加齢性変化”といわれ、一般的に起こりうることで、苦労する家庭は少なくないという。こうした性格の変化が、少なからず免許返納の説得に影響を及ぼす可能性は否定できない。

 また、ほかの人から言われたことを、「批判ではないのに『批判されている』と受け取り、攻撃的になるなど、心理的な影響が大きくなる傾向があります。逆に傷つきやすくなって、抑うつ(気分が落ち込んで何もしたくない状態)になる人もいます」。

 先月11日、愛知県に住む83歳の男が、自宅に自ら放火し、警察の簡易聴取に「運転免許の返納をめぐって家族と口論になった。自暴自棄になり、死んでやろうと思って放火した」と供述していたというが、「このケースも、加齢性変化による心理的な影響があったことも考えられます」。

「高齢者に関する研究を行っていたアメリカの精神科医、ロバート・N・バトラー氏は『年を重ねると、自分を頼る、自分自身に誇りを持つ傾向がある』と示しています。“行動に強い責任感をもつようになる”ということです。免許返納をしたくないのは、『人に頼らないで、自分でできることはしたい』という意思の表れでもあるのではないでしょうか。一方、高齢者は新たな環境への適応が難しくなり、保守的傾向が強くなります。『運転しない生活への変化』に拒否感があることも考えられます」

 誰にでも起こりうる加齢性変化。しかし、家族がそのことを知らないままだと、「父母が、祖父母が変わってしまった」と大きなショックを受けることになるのではないか。

「免許返納の話をする以前に、高齢者とその家族の間で、コミュニケーションが取れていないケースも考えられますよね。このような場合は、医師やケアマネジャーなど、第三者を介入させるのも手かもしれません。2000年に、介護保険制度が始まり、介護をサービスとして頼むことへの敷居が低くなってきましたし、高齢者の運転事故が社会問題となっている現在、免許返納にしても、家族だけで抱えこむのは得策ではないかもしれません」

 そもそも「健常でも、年を取ると性格が変わる」と知ること、また「ほかの家も同じようなことで悩んでいる」と思うだけで、家族の心は少し楽になり、高齢者への接し方を工夫するきっかけになりうるという。こうしたちょっとした意識の変化が、免許返納への第一歩となるのかもしれない。

 なお、前出の所氏も「この問題は警察による免許規制や高齢ドライバーを抱える家族のみの問題だけではなく、広い視点で捉える必要があります。キーワードは『多職種連携』と『地域連携』です」と語り、高齢者の免許返納問題の発展的な対策を紹介してくれた。

「熊本県を皮切りに九州各県、鳥取県などで免許更新現場に看護師・保健師を同席させた注目すべきシステムが展開されております。これは、高齢ドライバーから健康状況をはじめ生活全般について親身に話を聞き、地域事情に精通した看護師たちが具体的に助言・指導するというシステムです。これによって、確実に免許返納が増えているようです。私は、この数年、現地調査を行っておりますが、西日本から徐々に浸透してきているこのシステムが、免許返納の今後の切り札になるように感じております」

 今後もさまざまな議論が繰り広げられるであろう高齢者の免許返納問題。二度と痛ましい事故が起こらないよう、誰もが他人事ではなく向き合っていくべきなのではないだろうか。

息子に大麻断ちさせた、アーノルド・シュワルツェネッガーの名言が素晴らしい!

 ハリウッドを代表するアクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子で、俳優・モデルとして活動しているパトリック。彼が、「長年吸ってきたマリファナ」を数年前にきっぱりとやめたことをインスタグラムで告白。その理由が素晴らしいとネットで大きな話題となっている。

 パトリックは、キリスト教の「復活祭」を祝うイースター・ウィークエンドの4月20日、インスタグラムに、にっこりとほほ笑みながらピースする自撮り写真を投稿。長文が添えられており、「おもしろ話:数年前(3年くらいかな)ちょっとハイになった状態で(家族と一緒に食べる)イースター・ブランチに行ったんだ。ウケるよね」と告白。つまり、大麻を吸引し、ハイになった状態で家族の前に現れた、というトンデモエピソードを明かしたのだ。

 「親父に、なんで(ハイになんかなるんだ)って聞かれてさ。『知らないよ。いろんなことが、もっと楽しくなれるから?』って答えたんだ」「そしたら親父が言ったんだ。『人生はこんなにも良いものなのに、これ以上何を楽しむ必要があるんだい? パパは最高に幸せで、まさに人生において“ハイな”状態だから、この幸せを壊すようなことは絶対にしない。幸せな人生を送る以上に良いことなんてないからな』」というアーノルドの名言を紹介した。

 「手短にまとめると……この日を境に(大麻を)吸わなくなったんだ。今は、人生においてハイになってるからさ!」「幸せで、健康で、今日も新しい一日を迎えることができて、神様に感謝しきれないよ!」というように、パトリックはアーノルドのおかげで大麻を卒業できたそうだ。

 大麻の隠語である「420」にちなみ、この投稿をした4月20日は「大麻の日」。パトリックは最後に「(自分のこの投稿で)台無しにしちゃったかもしれないけど、ハッピー4/20」とつづり、大麻愛好家を祝っていた。

 このメッセージを読んだ後にパトリックの顔写真を見ると、とても健康そうに見える。肌つやもよく、チャームポントの優しげなたれ目にも、しっかりと力がある。投稿は8万以上の「いいね!」を集め、アーノルドの名言を評価するコメントも800近く書き込まれた。

 パトリックは、昨年公開されたベラ・ソーンとの共演映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』での演技が、「超のつく大根演技」と酷評された。キャリアは鳴かず飛ばずだが、本人が気落ちする様子がないのは、遅かれ早かれ政治の世界に進むからだとウワサされている。

 母は、“アメリカの王室”ことケネディ家の血を引いており、アーノルドもカリフォルニア州知事を2期も務めた。彼にとって政治の世界はとても身近なもので、コネもパイプもある。

 とはいえ、パトリックは数年前まで「パーティー好きなチャラ男」としてタブロイドをにぎわせていた。歌手マイリー・サイラスと交際していた2014年には、大麻を吸っている写真が流出し、「甘やかされて育った典型的な2世セレブ」と白い目で見られていた。だが今回、まだ20代半ばなのにスパッと大麻断ちしたことを明かし、彼を見直す人が増えたようだ。

 17年12月に、米ニュースサイト「TMZ」の記者から政治家へ転身する意思を問われた際、「もし、自分がこの国を良くできると思ったら」と真面目に答えていたパトリック。今後彼がどのような道を選ぶのか、気になるところだ。

息子に大麻断ちさせた、アーノルド・シュワルツェネッガーの名言が素晴らしい!

 ハリウッドを代表するアクションスター、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子で、俳優・モデルとして活動しているパトリック。彼が、「長年吸ってきたマリファナ」を数年前にきっぱりとやめたことをインスタグラムで告白。その理由が素晴らしいとネットで大きな話題となっている。

 パトリックは、キリスト教の「復活祭」を祝うイースター・ウィークエンドの4月20日、インスタグラムに、にっこりとほほ笑みながらピースする自撮り写真を投稿。長文が添えられており、「おもしろ話:数年前(3年くらいかな)ちょっとハイになった状態で(家族と一緒に食べる)イースター・ブランチに行ったんだ。ウケるよね」と告白。つまり、大麻を吸引し、ハイになった状態で家族の前に現れた、というトンデモエピソードを明かしたのだ。

 「親父に、なんで(ハイになんかなるんだ)って聞かれてさ。『知らないよ。いろんなことが、もっと楽しくなれるから?』って答えたんだ」「そしたら親父が言ったんだ。『人生はこんなにも良いものなのに、これ以上何を楽しむ必要があるんだい? パパは最高に幸せで、まさに人生において“ハイな”状態だから、この幸せを壊すようなことは絶対にしない。幸せな人生を送る以上に良いことなんてないからな』」というアーノルドの名言を紹介した。

 「手短にまとめると……この日を境に(大麻を)吸わなくなったんだ。今は、人生においてハイになってるからさ!」「幸せで、健康で、今日も新しい一日を迎えることができて、神様に感謝しきれないよ!」というように、パトリックはアーノルドのおかげで大麻を卒業できたそうだ。

 大麻の隠語である「420」にちなみ、この投稿をした4月20日は「大麻の日」。パトリックは最後に「(自分のこの投稿で)台無しにしちゃったかもしれないけど、ハッピー4/20」とつづり、大麻愛好家を祝っていた。

 このメッセージを読んだ後にパトリックの顔写真を見ると、とても健康そうに見える。肌つやもよく、チャームポントの優しげなたれ目にも、しっかりと力がある。投稿は8万以上の「いいね!」を集め、アーノルドの名言を評価するコメントも800近く書き込まれた。

 パトリックは、昨年公開されたベラ・ソーンとの共演映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』での演技が、「超のつく大根演技」と酷評された。キャリアは鳴かず飛ばずだが、本人が気落ちする様子がないのは、遅かれ早かれ政治の世界に進むからだとウワサされている。

 母は、“アメリカの王室”ことケネディ家の血を引いており、アーノルドもカリフォルニア州知事を2期も務めた。彼にとって政治の世界はとても身近なもので、コネもパイプもある。

 とはいえ、パトリックは数年前まで「パーティー好きなチャラ男」としてタブロイドをにぎわせていた。歌手マイリー・サイラスと交際していた2014年には、大麻を吸っている写真が流出し、「甘やかされて育った典型的な2世セレブ」と白い目で見られていた。だが今回、まだ20代半ばなのにスパッと大麻断ちしたことを明かし、彼を見直す人が増えたようだ。

 17年12月に、米ニュースサイト「TMZ」の記者から政治家へ転身する意思を問われた際、「もし、自分がこの国を良くできると思ったら」と真面目に答えていたパトリック。今後彼がどのような道を選ぶのか、気になるところだ。

「日焼け止め塗ってほしい」「花粉症なので外遊びやめて」保育園を悩ますママからの要望

保育園、幼稚園、小学校、おけいこ事の教室などでは、日々子どもの保護者と施設側の間でトラブルが発生している。ほんの些細なことでも、自分のこと以上に気になってしまうのが親心というものなのか。わが子のことを思ってとクレームを入れるママもいれば、モンペと呼ばれることを恐れて我慢するママも。そんなトラブル事例とママの葛藤をつづる。


 大型連休を前に、日差しが強くなっていくこの季節。かつて、子どもたちにとって、強い日差しの中で遊ぶのは日常的であったが、現代では外遊びと呼ばれる課外活動に関して、保護者側からの苦情が絶えないという。今回は、外遊びを行う際に、幼稚園や保育園側と保護者側の間で生じたトラブルエピソードを紹介する。

 紫外線の悪影響などが叫ばれるようになった影響なのか、外遊びの際には、日焼け止めを施すのが当たり前と考える保護者が増えた。認証保育園に3歳になる女児を通わせている康子さん(仮名)は、園に日焼け止めを塗るように個別対応を申し出たが断られたという。

「うちの娘は、腕と足にある『いちご状血管腫』という痣をレーザーで除去する治療を受けています。そのため、火傷になってしまう危険性もある日焼けは厳禁なんです。自宅で日焼け止めを塗っても、汗などで落ちてしまうので、『外遊びの際には塗り直してください』とお願いしたのですが、園側の対応は『保育士の人数が限られているので、個別対応は難しい』の一言でした。うちの子にとって日焼け止めは、ぜんそくなどの子が薬を飲むのと同じなのに、融通が利かず困りましたね。結局、対応策としてラッシュガードを着せることで落ち着きましたが、日差しの強い日に、長袖を着せなければならないので、夏の外遊びは、かわいそうになりますよ」

 関東圏にある小規模保育所に今年の春から0歳児を入園させた愛美さん(仮名)は、「子どもの日よけが心配だ」と語る。

「うちの園は、小規模なので、0歳児から3歳児までが合同で外遊びに出かけています。まだ体力がない0歳児と、体が大きくなって走り回りたい3歳児では、活動できる時間が違うと思うんです。それなのに、同じように公園に連れて行かれるので、熱中症などが心配。日差し対策も、日よけ帽子だけで、一度先生に『日差しが強いときは、外遊びは必要ないんじゃないですか?』と聞いたら、『0歳児はなるべく日陰で過ごすようにしています』と言われました。これからどんどん日差しが強まっていきますし、0歳児は肌が弱いので、日焼けも心配になってきています」

 0歳児から預けられる保育園では、個別対応のニーズが高まってきているのかもしれない。しかし、現状は園によって対応はまちまちで、細かな配慮までは行き届いていないようにみえた。

 都内にある認可保育園で働いている和美さん(仮名)は、外遊びの際の個別対応が大変だと不満を漏らした。

「ここ数年は特に、保護者からの細かい要望が増えたように感じます。うちの園では、外遊びに出かける時には、虫よけ対策をしているのですが、市販のものだと刺激が強すぎるので、保育士が作ったアレルギー体質の子どもでも使える成分のアロマスプレーを噴射しています。もちろん、新年度に、虫よけスプレーを使っても大丈夫か、保護者に同意書の提出をお願いした上での使用です。それでも中には、肌が荒れてしまう子がいて、保護者から『虫よけバンドではダメなのか』とクレームが入りました。腕に付ける虫よけバンドは、月齢が小さいと誤飲の危険や、遊具への引っかかりの心配があるので、使用を禁止しています。一人の子どもを許してしまうと、ほかの保護者からも使いたいという要望が来るため、『うちの子だけは特別に許可をしてください 』という、モンペ気味の保護者対策が大変なのです」

 和美さんが働いている園では、気温が高い夏の期間、外遊びから帰るとあせも予防のため、子どもたちはシャワーを浴びている。塗っていた日焼け止めが取れて床や水が汚くなるため、保護者には日焼け止め禁止を伝えている。

「日焼け止めを塗っていると、汗やシャワーで取れてきて衛生的ではないのもあって、うちの園では禁止しています。それでも、ウォータープルーフの落ちにくいものを塗ってきている子どももいるんです。日焼け止めは禁止だと保護者に説明したのですが、『日焼け止めを塗っていないと日に焼けてどんどん黒くなる 』とキレ気味に言われました。園でも首に日よけが付いた帽子を被るのを徹底したり、なるべく日陰がある場所を選んだり、気を使っているのですが、日差し対策に敏感な保護者が増えてきた気がします」

 肌へのダメージなどを心配し、日焼け止めの必然性を訴える保護者も多いという。子どもが日中、外遊びしていた時代と現代とでは事情が変わってきているようだ。

 最近では、花粉症と診断される子どもが増え、保護者が外遊びに過敏になっているケースもあるという。都内の認証保育園に勤務している由香さん(仮名)が受け持つクラスの子どもは、半数近くが花粉症を訴えている。

「公園などの外遊びに出かけると、花粉症の子どもは、目が真っ赤になってしまうんです。対策のために、メガネやマスクをさせても、子どもたちが嫌がって取ってしまうことも。そのため、保護者から『花粉がひどいので、今日は外遊びは止めてもらいたい』というクレームが入りました。うちの園では、課外活動の時間を減らして、室内でのリトミック教室や造形を行ったりしています。すると今度は、別の保護者から、『外遊びをしないせいで体を動かしていないから、寝かしつけても寝なくなった』というクレームが入ったり……。保護者の対応で疲れてしまいそうです」と、不満げな表情を見せた。

 外遊びでは、外気に触れたり、植物や小さな生物と触れ合いの機会を持つことができる。成長過程の子どもにとって外遊びのメリットは多いが、環境の変化や、アレルギー体質の子どもが増えているため、外遊び自体がリスクになっているようにも感じられる。保護者からの要望にどこまで対応するのか、一昔前より、園の抱える課題は増えているようだ。
(池守りぜね)