もし生きていたら……ドキュメンタリー番組で「28歳のジョンベネ」の画像が公開される

 今年1月、児童ポルノ所持罪でコロラド州の刑務所に服役しているゲイリー・オリバという男が、自分が犯人だという手紙を友人に送ったと報じられ、再び話題を集めているジョンベネ・ラムジー殺害事件。

 美少女コンテストの常連だったジョンベネは、22年前の1996年12月26日に、コロラド州ボルダーにある自宅の地下室で遺体となって発見された。事件当初、メディアで繰り返し流される美少女コンテストに出場するジョンベネの「厚化粧を施し、セクシーなドレスを着て、周囲に媚を売る」映像を異様だと感じる人が多かった。また司法解剖の結果、ジョンベネは繰り返し性的暴行を受けていること、父親は会社を経営するセレブ一家だったことや、誘拐されたと主張した母親の証言に不自然な点がいくつもあり、身内の犯行を疑われたことなどから、事件はセンセーショナルに報じられ、世界中の注目を集めた。

 その後、DNA鑑定の技術が進み、家族の潔白は証明されたが、犯人は不明のまま。06年8月にタイのバンコクに滞在していたアメリカ人男性が「自分が殺した」と自白したが、DNA鑑定の結果は不一致。16年には、容疑者の一人として名前が挙がっていた、現場近くに住む男が児童ポルノ所持で逮捕された。この男は00年12月に薬物所持で逮捕された際にDNA鑑定を受けており、ジョンベネ事件の犯人ではないと証明されているが、事件発生時に警察が現場保存できていなかったことなどから、この男が真犯人だと疑う声が再び高まった。この男こそ、冒頭で紹介したゲイリーである。

 ちなみに、現場に残された犯人からの脅迫状はゲイリーの筆跡と一致しないため、もし彼が犯人だとしたら共犯者がいるものとみられている。

 米「A&E」局は、今なお世界中から注目を集めるジョンベネ殺害事件の真相に迫ったドキュメンタリーを制作。『Hunting JonBenet’s Killer:The Untold Story』というタイトルで、4月11日に放送された。

 番組では、これまで伝えられてこなかった2つの有力な説を紹介。

 1つ目は、元夫の殺害を企てた容疑で、コロラドの刑務所に収監されている女性の「元夫、彼の友人がジョンベネ殺人に関わっていると思う」という証言を元に推測したもの。これは、事件発生時ジョンベネの両親に雇われた探偵が主張していた、マイケル・ヘルゴスという男が真犯人という説を裏付けるもの。元夫やその友人にインタビューし、マイケルとのつながりを探っていった。疑われた直後に自殺したマイケルは、事件当時ジョンベネの自宅近くに住んでいた。

 2つ目は、事件の13年前、ボルダーから車で数時間離れた町で起った、6歳の少女トレイシー・ネフ殺害事件を担当した元警察官の話に基づいた説。トレイシーとジョンベネの外見、体形が似ており、性的暴行を受け、同じような手口で殺害されたことから、同一犯に殺されたのではないかと推測する。トレイシー事件も、いまだ解決の糸口は見えていない。

 番組では、ジョンベネの父親ジョンにもインタビューを行い、最後に撮影されたジョンベネの未公開写真を紹介。また、もし生きていたら現在28歳になっているジョンベネの姿を、エイジ・プログレッションという技術を使ったソフトウェアで生成。これは、ワシントン大学が開発した画像生成ソフトで、子どもの行方不明事件などにも使われる。

(28歳のジョンベネ画像)

 このジョンベネの画像だが、06年6月に卵巣腫瘍のために亡くなった母親のパッツィーを彷彿させ、兄バークの現在の顔に驚くほどよく似ている。髪の色は美しく輝くブロンドだが、目元やほうれい線などは年齢相応で、SNSでの反応を見る限り「すごくリアルだ」と納得する視聴者が多いよう。

 ちなみに、陰謀説愛好家たちは「ジョンベネは殺されておらず、秘密結社イルミナティにより誘拐され、成長後、歌手ケイティ・ペリーとして世の中に送り出された」というトンデモ説を支持しているが、ケイティより今回の画像の方が、人々が想像する「アラサーのジョンベネ」に近いといえるだろう。

 『Hunting JonBenet’s Killer』の司会を務めた女性ジャーナリスト、エリザベス・バーガスは、米ニュースサイト「E!」のインタビューに対して、「DNA鑑定が劇的に進歩した今、ジョンベネを殺害した真犯人を特定することは不可能ではない」と力説していたが、事件が解決する日は来るのだろうか? 今回のドキュメンタリーによって、警察が動くことはあるのか? 世界中が注目している。

『わたし、定時で帰ります。』、KAT-TUN・中丸雄一の“存在感”に「変すぎ」とツッコミ続出

 吉高由里子が主演を務めるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の初回が4月16日放送され、平均視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。まずまずのスタートを切り、ドラマ自体は「けっこう面白かった」「来週も楽しみ!」と好評だが、ある出演者について「演技が不自然」「大根役者すぎて笑える」と、ツッコミの声が続出している。

 このドラマは、“必ず定時で帰る”と心に決める32歳のOL・東山結衣(吉高)が主人公。KAT-TUN・中丸雄一が結衣の恋人・諏訪巧役で出演しているほか、結衣の上司役にユースケ・サンタマリア、同僚役に柄本時生ら、個性的な面々が登場する。

「実社会で“働き方改革”が叫ばれる中、同作も会社員が定時で帰りづらい風潮であることに焦点を当て、リアルな問題提起をしています。第1話では、『新入社員なら早朝出社して人より頑張るのが当たり前』『厳しく教育して当然』と、自分が新入社員だった頃の価値観を後輩に押し付ける、結衣の同僚・三谷佳菜子(シシド・カフカ)が物語の中心人物として描かれました」(芸能ライター)

 中丸演じる巧は、結衣との時間を大切にしてくれる優しい彼氏として、ドラマの中では“癒やし”の存在。しかし、ネット上では「演技が変すぎ」「いい場面のはずなのに笑っちゃう」と、別の意味で存在感を放っていたよう。

「中丸については、キャストが発表された時点で『演技うまい印象ないけど……』『主人公の恋人役やるほど演技できたっけ?』と、演技力を不安視する声が上がっていましたが、視聴者の予想は的中。自宅で食事をしながら結衣と巧がキスするシーンでは、吉高が笑顔なのに対して、中丸はかなり固い表情で動きもぎこちなく、ネット上では『中丸くんのキスがヘタすぎる(笑)』『優しい彼氏なんだろうけど、なにこの感情こもってない感じ……かなり不自然』『演技がヘタすぎて、セリフが入ってこないわ!』とツッコミが相次いでいました」(同)

 今後は、向井理演じる結衣の元カレ・種田晃太郎と“今・元カレ対決”も勃発しそうだが、放送前は「すでに向井の圧勝」「中丸、向井と並ぶと見劣りする」など、散々な言われようだった。

「同作は“お仕事ドラマ”でありながら、30代女性の等身大な恋愛模様にも注目が集まっています。晃太郎は『仕事に集中しすぎると周りが見えなくなるワーカホリック体質』、巧は『家庭的な男性で結衣にとって理想的な相手』と真逆の設定で、結衣が最終的にどちらを選ぶのかは、視聴者を惹きつける重要なポイントになるはず。それだけに、中丸と向井は“対等”な芝居を求められるでしょうね」(同)

 ドラマの本筋である会社のシーンは好評なだけに、結衣・巧・晃太郎の三角関係が物語を邪魔することなく、良いスパイスになってくれることを期待したい。

『わたし、定時で帰ります。』、KAT-TUN・中丸雄一の“存在感”に「変すぎ」とツッコミ続出

 吉高由里子が主演を務めるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の初回が4月16日放送され、平均視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。まずまずのスタートを切り、ドラマ自体は「けっこう面白かった」「来週も楽しみ!」と好評だが、ある出演者について「演技が不自然」「大根役者すぎて笑える」と、ツッコミの声が続出している。

 このドラマは、“必ず定時で帰る”と心に決める32歳のOL・東山結衣(吉高)が主人公。KAT-TUN・中丸雄一が結衣の恋人・諏訪巧役で出演しているほか、結衣の上司役にユースケ・サンタマリア、同僚役に柄本時生ら、個性的な面々が登場する。

「実社会で“働き方改革”が叫ばれる中、同作も会社員が定時で帰りづらい風潮であることに焦点を当て、リアルな問題提起をしています。第1話では、『新入社員なら早朝出社して人より頑張るのが当たり前』『厳しく教育して当然』と、自分が新入社員だった頃の価値観を後輩に押し付ける、結衣の同僚・三谷佳菜子(シシド・カフカ)が物語の中心人物として描かれました」(芸能ライター)

 中丸演じる巧は、結衣との時間を大切にしてくれる優しい彼氏として、ドラマの中では“癒やし”の存在。しかし、ネット上では「演技が変すぎ」「いい場面のはずなのに笑っちゃう」と、別の意味で存在感を放っていたよう。

「中丸については、キャストが発表された時点で『演技うまい印象ないけど……』『主人公の恋人役やるほど演技できたっけ?』と、演技力を不安視する声が上がっていましたが、視聴者の予想は的中。自宅で食事をしながら結衣と巧がキスするシーンでは、吉高が笑顔なのに対して、中丸はかなり固い表情で動きもぎこちなく、ネット上では『中丸くんのキスがヘタすぎる(笑)』『優しい彼氏なんだろうけど、なにこの感情こもってない感じ……かなり不自然』『演技がヘタすぎて、セリフが入ってこないわ!』とツッコミが相次いでいました」(同)

 今後は、向井理演じる結衣の元カレ・種田晃太郎と“今・元カレ対決”も勃発しそうだが、放送前は「すでに向井の圧勝」「中丸、向井と並ぶと見劣りする」など、散々な言われようだった。

「同作は“お仕事ドラマ”でありながら、30代女性の等身大な恋愛模様にも注目が集まっています。晃太郎は『仕事に集中しすぎると周りが見えなくなるワーカホリック体質』、巧は『家庭的な男性で結衣にとって理想的な相手』と真逆の設定で、結衣が最終的にどちらを選ぶのかは、視聴者を惹きつける重要なポイントになるはず。それだけに、中丸と向井は“対等”な芝居を求められるでしょうね」(同)

 ドラマの本筋である会社のシーンは好評なだけに、結衣・巧・晃太郎の三角関係が物語を邪魔することなく、良いスパイスになってくれることを期待したい。

40歳“美魔女”の大橋未歩アナ、マニアックな“下着事情”を告白し視聴者大興奮!?

 4月15日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、番組アシスタントのフリーアナウンサー・大橋未歩が下着事情を告白。意外とマニアックな下着に、興奮する視聴者が続出している。

 この日の番組では、「東京スポーツ」に寄せられた50代男性のお悩みを紹介。彼は10歳年下の女性と交際しているのだが、下着がとにかく地味なので「一緒に下着を買いに行こう」と提案したという。そんな記事の内容に関連して、大橋は「相手にもよると思うんですけど、私は結構『下着どういうのが好き?』って聞きます」と告白。さらに「相手が好きだというものを身につけたい」と続け、スタジオを沸かせていた。

 その後も彼女の下着トークは止まらず、「『かわいい下着をつけたいな』と思っていても、主人はボクサーパンツが好きなんですよ」と暴露。大橋は2016年にテレビ東京の年下社員と再婚しているが、夫のために日々ボクサーパンツを身につけているそうだ。

「大橋の下着が“ボクサーパンツ”だという事実に、視聴者からは『大橋アナの夫いい趣味してるじゃん』『確かに女性のボクサーパンツはエロい』『大橋アナがボクサーパンツ履いてるってマジ?』といった声が上がっていました。現在40歳の彼女ですが、以前から話題になっていた豊満なバストや美貌は健在。フリー転向後もバラエティや情報番組で大活躍しており、『むしろ歳を重ねてさらに魅力的になった』『成熟した女性ならではの色気がある』『いわゆる“美魔女”って言われてる人たちに分類されるのでは?』『夫がうらやましい』というファンも少なくありません」(芸能ライター)

 また『5時に夢中!』の視聴者からは、「最近大橋アナって攻めた発言をすることが多いよね?」という指摘も。いつの間にか彼女は、“暴露キャラ”としてテレビで活躍するようになったという。

「大橋は今年の4月1日から『5時に夢中!』のアシスタントを務めているのですが、初日から“下腹部の毛”事情について言及。陰毛に白髪があったことを認め、注目を集めていました。また9日の放送では、『出したくない体の部分』についてトーク。『胸とお尻ならどちらが嫌?』という質問に、『お尻は出したいくらい』『お尻だけは肌が荒れない』と熱弁しています」(同)

 歯に衣着せぬ暴露トークで爪痕を残し続ける大橋アナ。今後も一層バラエティー番組などで重宝されそうだ。

『朝生』村上祐子元アナに“禁断愛”報道! 不倫に甘いテレ朝はどうする?

 田原総一朗氏の進行でおなじみの人気討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で、メインキャスターを務める村上祐子元アナに“禁断愛”報道が出た。

 15日発売の「週刊ポスト」(小学館)によると、4月上旬、東京・青山霊園で10歳近く年下のNHK政治部記者と花見デートを楽しんだ後、同記者のマンションに入り、翌朝まで出てこなかったという。

 村上元アナは2001年にアナウンサー職でテレ朝に入社。『やじうまプラス』『スーパーJチャンネル』『スーパーモーニング』『サンデー・フロントライン』『朝生』や、BS朝日『激論!クロスファイア』など、主に報道系の番組で活躍。

 170センチ近い長身で、美貌、硬派の報道路線であることから、小川彩佳アナとイメージがかぶる部分もあり、男性ファンも多かった。

 しかし、15年7月に惜しまれつつ、政治部記者に異動。それでも、田原氏の信頼が厚いようで、『朝生』には出演を続けている。

 私生活では、06年に同局の元アナウンサーで、現法務部所属の西脇亨輔氏と結婚しており、“既婚者”のはずだが、同誌によると、夫とは別居中との関係者の証言も掲載されている。

 村上元アナと、くだんのNHK記者が熱愛関係にあるかどうかは断定的にはいえないが、“お泊まり”が事実なら言い訳はきかないだろう。ましてや、夫との婚姻関係が継続しているなら、“不倫”になってしまう。

 テレ朝は、とかく不倫女子アナに甘い体質が存在する。以前、田中萌アナや矢島悠子アナに不倫疑惑報道があっても、一定の謹慎期間をへて、アナウンサーとして現場に戻している。最近では、局アナ時代に夫がいながら、ウッチャンナンチャン・内村光良との不倫愛に走り、最終的に略奪婚したOGの徳永有美アナを『報道ステーション』のキャスターに抜擢したばかりだ。

 村上元アナは、現職のアナウンサーではないとしても、『朝生』に出演しており、より清廉性が求められる政治部記者だ。今回の報道を受けて、テレ朝はどう対応するのだろうか?

「夫との婚姻関係が続いているならアウト。仮にすでに離婚が成立しているなら、セーフではあるのですが、同じ政治部の他局の記者との恋愛はあまり好ましくないでしょう。そうなると、他部署に異動されられる可能性もあるでしょうね。番組のイメージを考えると、『朝生』の次回放送(26日深夜)への出演は自粛となる可能性は高いと思われますし、最悪降板になるかもしれませんね」(テレビ関係者)

 果たして、テレ朝上層部の判断やいかに?
(文=田中七男)

中条あやみ&水川あさみ『白衣の戦士!』2ケタ発進も酷評の嵐「全体的にサムすぎ」「三浦大知の無駄使い」

 連ドラ初主演を務める中条あやみと水川あさみのW主演作『白衣の戦士!』(日本テレビ系)が4月10日にスタート。初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタ発進を切ったものの、1話目にしてすでに先行き不安な内容でした……。

 その理由も含め、まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

 

まんま『ナースのお仕事』

 物語の主人公は、元ヤン新米ナースの立花はるか(中条)。四季総合病院・外科病棟で働くことになった彼女は、やる気と度胸だけはあるものの、初日から失敗しまくりで指導係の先輩ナース・三原夏美(水川)に叱られっぱなし。しっかり者の同期・斎藤光(小瀧望/ジャニーズWEST)とは差がつく一方です。

 そんなはるかが点滴交換を担当した患者がしばらくして急変。三原から「ナース失格」と叱られてひどく落ち込み患者も元へ謝罪に行くものの、実は、自分で点滴の速度を速めていたことを打ち明けられ、「あなたは悪くない」とフォローされます。しかしはるかは「このまま私のせいにしちゃいましょう!」「その代わりにもうやっちゃダメですよ!」と患者を気使い、場を和ませるのでした。

 はるかのもうひとりの担当患者は、超生意気な高校生・細川潤也(鈴木仁)。腸閉塞で入院中の彼は未成年なのにタバコを吸おうとしたり、ドクターから止められていた固形物を食べようとしたりと、超問題児で、元ヤンのはるかが厳しく注意しても何のその。ついに病院を抜け出してしまい、彼を探しにはるかは病院を飛び出します。

 仲間とハンバーガーを食べた後、彼が向かったのは母・智子(富田靖子)が働く居酒屋でした。見舞いに来ない智子に「見捨てられた」と思っていた潤也ですが、夫が家を出ていって以来、入院費を工面するため働き詰めで病院に行きたくても行けない状況だったことをはるかから聞き、せっせと働く母の姿をひっそりと見守りに来たのです。親子が久々の再会を果たしたとき、潤也が倒れてしまいます。

 その場に居合わせたはるかは、救急車が来るまでの間、泣きそうになりながらも電話越しの三原の指示を頼りに応急処置を施し、無事病院に運ばれた潤也は手術を乗り越え一件落着。

 その後、「三原さんが指示してくれなかったら何もできなかった」「本当、ナース失格ですよね」と自分の不甲斐なさを反省するはるかに、「立花さんのミスじゃなかったのにひどいこと言っちゃって」「あんたはちゃんとナースだった」と三原がきちんと謝り、2人は和解(?)――というのが1話のあらすじでした。

“新人ナース×先輩ナース”という組み合わせや、“病院を舞台にしたドタバタコメディ”という既視感アリアリな物語は、まるで1996~2002年に観月ありさ&松下由樹がタッグを組んだ『ナースのお仕事』シリーズ(フジテレビ系)そのもの。

 脇を固める役者陣も、

・研修医で観月ありさの相手役だった藤木直人=新米ナース役の小瀧望

・看護部長役の吉行和子=看護師長役の沢村一樹

・松下由樹のライバル役の伊藤かずえ+婦長役の野際陽子=主任ナース役の片瀬奈々

・ドクター役の石原良純+外科部長役の長塚京三を足して2で割ったのが外科医役の安田顕

 と、キャラクターや立ち位置がかなり似ています。

 言わずもがな、9頭身という抜群のスタイルを持つ中条あやみちゃんは観月ありさと被るし、「立花さぁ〜ん!」と声を荒らげていた水川あさみの姿は、「朝倉ぁ〜!」と怒鳴り散らしていた松下由樹まんま。製作が発表された時点で「『ナースのお仕事』のパクリ」とネット上でささやかれていましたが、案の定、第1話を観ても、その二番煎じ感は拭えませんでした。

 違うのは、はるかが「元ヤン」だったということくらいでしょうか。演じる中条あやみちゃんはというと、眉間にシワを寄せたりして変顔を連発、低音ボイスでドスを効かせて頑張ってはいたものの、元々が綺麗系の華やかなお顔立ちなので、その可憐さが残っていて凄味がなく、どうしても“無理やり感”がありました。

 視聴者からも、「見た目は可愛いけど演技が残念」「男前な表情作りが思いのほか東出昌大」「まだ橋本環奈のヤンキー役のが見れたね 変顔しても可愛かったし」「広瀬アリスならうまくやりそう」と辛辣な声が……。

 主人公の元ヤン設定で本家との差別化を図りたかったのでしょうが、1話を見た限りでは失敗に終わっている感がプンプン。どちらかというと、中条あやみを純粋で頑張り屋の田舎娘とかにして、水川あさみや片瀬那奈を元ヤンにしたほうが、ハマっていたのでは?

 なお、今作で脚本を担当している梅田みかさんは、『花咲舞が黙ってない』『正義のセ』(ともに日本テレビ系)や『37.5℃の涙』(TBS系)などを手がけ、“闘う女性”を描くことには定評がある人物だけに、この先、どのようにして現代のお仕事ドラマへと仕上げていくのか期待したいところです。

 

古くてサムすぎる演出

 冒頭、はるかが元ヤンなのではないかと夏美が疑うシーンで、セリフと同じ字幕テロップがでかでかと画面を占拠したり、はるかがドジをすれば、吉本新喜劇ばりに全員がズッコケたり……、パヤパヤしたBGMも含めて全体的に古臭い印象を受けました。

 演出面でも本家をオマージュしているのかもしれませんが、実際にネット上を見ても「ダサすぎ」「演出が古くさくて全然笑えん」「信じがたいくらいサムい」との声が上がっているように、今の視聴者には受け入れ難いようです。

 特に近頃の医療ドラマは専門的な技術や知識を織り交ぜ、リアリティを重視する傾向にあるだけに、コメディタッチのストーリーは気軽に見れる分内容が薄く、軽薄に感じてしまいます。この作品にリアリティを求める人は誰もいないかとは思いますが、コメディをやるにしても、演出を含めて20年前と同じものをそのままそっくり持ってきただけでは、時流を読めていないにもほどがありますし、過去と比較されてしまうのは当然でしょう。

 権利の関係とか大人の事情がいろいろあるのでしょうが、いっそのこと、思い切って「リメイク版」と謳ってしまったほうがまだ傷は浅く済んだように思います。

 

三浦大知の無駄使い

 クライマックスで流れ出たのは、三浦大知による挿入歌「片隅」。木村拓哉&工藤静香夫妻の次女でモデルのKoki,による楽曲提供が発表されるやいなや、彼女のアンチからは「またゴリ推し」「三浦大知を利用するな」といった厳しい声が寄せられていましたが、三浦大知ファンからは「新鮮。 癒やされる」「正統派ですごくステキな旋律」「すごく良い曲」などと意外にも好評だったようす。

 ただ、病院を抜け出した潤也が、「お母さんはアンタに早く元気になってほしくて、その一心で頑張ってんだよ」というはるかの言葉を思い出し、仲間の誘いを断る——―という、クライマックスにしてはやや早めのタイミングで流れ出したため、「挿入歌のタイミングが変」「曲がドラマに合ってない」との声も。

 ドラマのために書き下ろされたものではないため、曲自体は良くても、切なげな詞の世界観とコメディ色の強いドラマの内容にギャップが生まれてしまったようです。まぁ、回を重ねるについて、馴染んでくるのかもしれませんが……。

 なお、今夜放送の第2話では、早速はるかが光とラブ展開に……? 三浦大知の歌声にも注目しつつ、生暖かい目で見守りたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

NEWS・小山&増田、アマゾンロケで悩まされたのは「3Gと40K」!? “恐怖”の撮影ウラ話

 NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)の4月16日深夜放送回に、増田貴久が登場。3月21日に放送された『おたすけJAPAN』(フジテレビ系)でアマゾンロケを行った2人が、「過酷だった」裏話を明かした。

 船と車を乗り継ぎ、片道の移動だけで35~40時間かかったというアマゾンロケ。そんなロケで、最も印象深かったのは泊まったロッジでの出来事のよう。ロッジといっても、ゆったりできるような場所ではなく、竹でできた壁は小山いわく「スッカスカ」で、いたるところに隙間が開いていたとか。そのため、普通の声で話しても隣の部屋にいる人と会話できたり、トイレやシャワーを使っていることも丸わかりだったとのこと。さらに小山は、「シャワールームも、俺ゴシゴシ(タオル)持っていったのね。で、ゴシゴシして洗って干しとくじゃん。帰ってくると、それにいっぱいクモついてるの」と、部屋に大量のクモが発生したと振り返った。

 増田も同じく虫の被害に悩まされたようで、「俺(の部屋)は結構G(ゴキブリ)が……Gがすごかった。本当にマネジャーさんと数かぞえたら、30(匹)はいました」と告白。これには小山も「やばいね! それはもう“G担当の部屋”だね」と衝撃を受けていた。ちなみに、ロッジの並びは増田・小山・マネジャーと隣合わせだったものの、部屋に出現する虫は「クモは逆に3~4(匹)くらい」(増田)「俺、G出たの3(匹)くらい。“3G”で、クモでいったら“40K”くらい」(小山)と、まったく状況が異なっていたようだ。

 『おたすけJAPAN』を見た人は、アマゾン川に入っていく増田を「すごいね~!」などと褒めてくれたそうだが、虫のおかげで「(部屋で)寝ることが一番大変だった」とか。カメラに映らなかったところで一番苦労していたという、ロケの過酷さが滲み出る一言だった。

 虫の話題はまだまだ続き、小山が朝食の際にケチャップを出したところ、大量の虫が一緒に出てきたというゾッとする話も。しかし、小山は「ケチャップの中にいっぱいいたんだね~。虫ケチャップ。でも、食べられんの」とサラリと語っており、数日間アマゾン生活をしたことで、すっかり虫との共同生活に馴染んでいた。

 そんな会話を聞いていたリスナーからは、「3G・40Kってカッコいい単語だけど、想像すると超怖い……」「虫ケチャップってなに!? 慶ちゃんなんで食べたの!?」「クモやGの出る部屋……考えただけで無理!」との声が続出。そして改めて、「本当に大変なロケだったんだね、お疲れさまでした!」「アマゾン大変だったんだね、特にカメラ回ってない時が。2人ともすごい、えらい!」と労いの言葉がかけられていた。
(華山いの)

フィギュア王者ネイサン・チェン、身悶えせずにはいられないジャニオタ的“萌え要素”

 以前から、「ジャニーズ系美少年」と言われ、ジャニオタに人気のあるフィギュアスケートの宇野昌磨選手。その人気ぶりは、宇野選手の画像をTwitterのアイコンにするようなジャニオタが多数いることからもよくわかる。

 確かに、小柄で童顔、色白美肌、まあるい「美ほっぺ」、パッチリキラキラの目をした愛らしいルックスに加え、高い身体能力や、真面目で努力家、負けず嫌い、素直で正直で「天然」風味なところなどは、ジャニオタの好みど真ん中だろう。

 さらに、いま、一部のジャニオタの心をざわつかせているスターがいる。それは、アメリカの19歳、フィギュアスケート世界王者のネイサン・チェン選手だ。「このところ」といっても、2017~18年シーズンで「ISUグランプリファイナル」2連覇、17~19年で「全米フィギュアスケート選手権」3連覇、さらに今年3月に開催された「世界フィギュアスケート選手権」では、18年に続いて2連覇を果たすなど、その実力は以前からよく知られるところ。

 また、アメリカの名門・イェール大学で統計学を専攻し、将来は医大への進学を視野に入れ、スケートと学業を両立させていることも広く知られている。

 多種類の4回転ジャンプを跳ぶ技術の高さや、体操経験による体幹の強さ・ジャンプの軸のブレなさ、バレエ仕込みの足のつま先から指先まで美しい動き、細かく音を刻んで踊るリズム感の良さなどは、素人が語れる類いのものじゃない。

 しかし、ネイサンには知れば知るほどハマらずにいられない「沼」要素がてんこもりなのだ。

好感度が高すぎるにもほどがある経歴

 胸筋・背筋のバランスの良さや均整の取れた体つきから、スラリとした長身に見えるが、実は166センチという小柄ぶりは、ジャニオタ的理想のジャストサイズ。パッチリキラキラの目でなく、涼し気な目と、スラッとした鼻筋は、ジャングルポケット・太田博久に似ているとも言われ、王道ジャニーズ系ではないが、嫌いな人のいない清潔感溢れる顔立ちではないだろうか。

 ちなみに、練習着説もささやかれるほどシンプルな衣装が多く(本人はテレビ番組で否定)、競技中にはよく衣装がめくれて腹チラするが、その筋肉のつき方はいやらしくなく、しなやかスベスベかつ知性的で、「マッチョ嫌い」が多いジャニオタ的にベストな美しさだ。

 しかも、小柄で19歳という若さからは想像がつかないほど、落ち着いた低音の美ボイスである。ジャニーズでは近年、デビュー組からJr.に至るまで、どういうわけかしゃがれ声や高い声のタイプが圧倒的に多いだけに、「低音イケボ」のレア感には一発で心を持っていかれてしまう。頭の回転が速すぎて聞き取れない早口の英語も、大きな特徴だが、宇野選手など、母国語が英語でない人と話すときには、ゆっくりしゃべってくれるという親切ぶりも良い。

 さらに、父親は広西医科大学を卒業した後、渡米して博士号を取得した医科学分野の研究員で医療技術企業等のオーナーだとか、母親は医療系通訳者だとか言われており、5人きょうだいの末っ子で3歳からスケートを始め、ピアノやギターも弾けるなどという経歴・属性も眩いばかり。

 さぞ裕福な家庭で育ったのかと思いきや、最初は姉のスケート靴をおさがりで使っており、成長によって靴の新調が必要になった際は買うお金がなく、将来有望なスケーターを支援するマイケル・ワイス財団から奨学金援助を受けて、靴を購入したというエピソードもある。ちなみに、今は大学の寮で6人部屋暮らし中。好感度が高すぎるにもほどがある。

 しかも、並外れた頭脳と身体能力に加え、福祉の心も強く、競技で来日した際には、移動の合間をぬって多忙な日程の中、国立成育医療研究センターの慰問なども行っている。

 こうくると、「あまりに完璧すぎて、ちょっとなぁ……」などと難癖つけたくなるのが、オタク心というもの。しかしながら、心憎いことに、世界王者で頭脳明晰なのに、どこかヌケているネイサン。大事な場面で上着のチャックがなかなか上げられなかったり、演技中に衣装がめくれあがりすぎて、手で必死に押さえながら高速の美しいスピンを見せたりと、ヌケどころも絶妙だ。

ジャニオタには考えられない、奇跡的な楽しみ

 性格もまた、非常に控えめでシャイで、エキシビション終了後などに各国の代表選手が集うときは、華やかな女子選手とではなく、野郎たちの中に紛れて目立たない場所にいることが多い。「世界フィギュアスケート国別対抗戦」のときなども、あまりに普通の佇まいであることから、一般学生が部活帰りに紛れ込んだくらいに見えることもある。

 宇野選手のキス・アンド・クライ(演技後に選手とコーチが得点発表を待つ場)のとき、自分がカメラに抜かれたシーンでは、「自分じゃなく、あっち(得点発表待ちの宇野選手)を映してあげて」と両手でジェスチャーしてみせ、その人格者ぶりがTwitterで大いに話題になった(過去にもこうした場面は何度か見られる)。

 また、国別対抗戦のときには、パリピ的な“陽キャラ”集団のアメリカのチームメイトたちに囲まれながら、合間に隅っこでPCを開いて勉強している姿が話題になった。まるで、有名進学校の運動部員が定期試験直前に部活の大会に参加しているような光景である。

 しかも、ジャニオタ的には考えられない、奇跡的な楽しみは、インスタグラムの投稿で動向をチェックできること。「39秒前には起きて、『いいね』してる!」などとリアルタイムに知ることができるだけでも、ソワソワが止まらない。にもかかわらず、ナルシストな面が皆無であるために、ファンが見たいのはご本人の姿だというのに、投稿するのは本人が一切写っていない大好物のラーメンやバスケ、ナイキのスニーカーなどばかり。ほとんど一般高校生の日常のようでもある。しかも、大きな大会で輝かしい成績をあげた直後に、小犬の動画に「いいね」をしていることなどを知ったときには、誰もが身悶えせずにいられないだろう。

 聡明で人格者で、アメリカ的な紳士さ、スマートさと、東洋人的奥ゆかしさ、遠慮深さ、シャイさと、ヌケ具合を併せ持つ王者、ネイサン・チェン。フィクションのキャラですら、これ以上に加えられるギャップ・萌え要素が見つけられない完璧ぶりなのだ。
(南山ヒロミ)

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テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(4月7~13日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします

徳光和夫「もうホントに困った……国籍変えろ」

 一体、「いないいないばぁ」の何が楽しかったのか。幼児ではない年齢の者には、その面白さがもう理解できなくなっている。聞いたところによると、一度隠れた顔が予想通りに現れるところに「いないいないばぁ」の面白さはあるらしい。記憶力がつき始めたころの赤ん坊にとっては、刺激的な娯楽だそうだ。そう説明されても、身をもってその楽しさを理解するのはもはや不可能なわけだけれど。

 ただ、視聴者がテレビを見るときの楽しみ方のひとつも、「いないいないばぁ」みたいなものだとしたら……。トークやドッキリなどで不意に露呈する、人間の意外な顔。その顔に、人の隠されていた本音や本性のようなものを感じ取り、笑ったり驚いたり怒ったりする。大人もしばしば、テレビを通して「いないいないばぁ」を楽しんでいるといえるかもしれない。

 さて、先週9日に『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)という新番組が放送されていた。かつお節は何を硬くしたものなのか。太陽はどの方角から昇るのか。トリニクは何の肉なのか。そんな基礎知識を平成生まれがどれだけ知っているかを、昭和生まれが検証するクイズ番組だ。

 個人的には、見ていてあまり愉快な番組ではなかった。たとえば、王貞治の写真を見せて「日本で初の国民栄誉賞をもらったこの人は誰?」と尋ねた問題。どの世代だろうと王のことを知らない人は当然いて、若い世代だとなおさらだろうけれど、スタジオに集められた平成生まれ30人のうち20人が不正解という結果に、客席からは悲鳴が上がった。昭和生まれの出演者は、驚いたりあきれたり。で、熱烈なジャイアンツファンで知られる徳光和夫は次のように嘆息し、笑いに変えていた。

「もうホントに困った……国籍変えろ」

 明らかに言い過ぎなわけだけれど、王貞治自身の国籍が日本にないこと、徳光自身そのあたりの背景も含めてよくご存じであろうことも含めて考えると、このような言葉を口走る彼の心境を不思議にすら思う。

 一方的に平成生まれを嘲笑するだけではなく、番組後半には平成生まれから昭和生まれに「交番はなんの略?」みたいな問題を出すコーナーもあった。答えられなかった昭和生まれを平成生まれが笑い、昭和生まれが頭を下げるというような場面も見られた。バランスをとっているのだろうが、番組の主軸はどうやったって、モノを知らない若者を年長者が笑うというところにある。これまで白日の下にさらされてこなかった、隠れていた若者の無知の実態があらわになり、驚愕――。そういう類いのエンタテインメントであることに変わりない。立場を逆転させる後半の演出も、要は喧嘩両成敗の構図に持ち込んでいるのだろう。ただ、両成敗のようで実際はそうなっておらず、昭和生まれに救済の余地を残しているところがミソだが。だって、「交番はなんの略?」と「ニワトリはなんの肉?」では釣り合ってない。

 しかし、あらためて考えてみると、「若者の無知」を笑う者にとって、それは本当に見えていなかったのだろうか? 「いないいないばぁ」が楽しいのは、隠れていたものが「予想通りに現れる」からである。無知だと思ってたけど、やっぱり無知だった。それが確認できてスッキリ。番組が視聴者に提供しているエンタメも、主としてそんな自作自演のカタルシスではないか。

 とはいうものの、この記事自体、若者を笑う年長者が予想通り現れてスッキリ、ということかもしれない。だからせめて隠さず言っておこうと思う。不愉快になるだろうなと思って見たら、やっぱり不愉快な番組だった。

 芸能人の振る舞いを通して、隠れていた人間の裏側が露見する瞬間が楽しい。それは、社会生活を送る際に着込んでいる人間性やキャラクターを脱ぎ捨て、人が逸脱する様子を楽しむという姿勢でもある。テレビのそういう楽しみ方は、僕ももちろんしている。たとえば、クロちゃんを見ているときとか。

 他方で、キャラクターを脱がず、本音と取られるようなものを露呈させない芸能人の振る舞いを、ひとつのパロディとして楽しむという見方もある。友近やロバート秋山の憑依芸とも呼ばれるネタを見るときが、例としてわかりやすいだろうか。明石家さんまと大竹しのぶの元夫婦の丁々発止を見るときや、司会役を演じているかのような仲間由紀恵の司会ぶりを見るときも、そういう楽しみ方ができるように思う。あるいは、バラエティ番組に最適化した女優を演じているかのような松岡茉優のバラエティでの立ち回りを見るときとか。

 で、先週8~11日までの『あさイチ』(NHK総合)にて、キャラクターを着込んだ姿を連日披露していたのが、藤井隆である。司会の博多華丸が福岡で舞台公演中のため、先々週からしばらく『あさイチ』を欠席。そのため、代打で藤井が出演していたのだ。

 月曜、博多大吉に「今日の特集はなんでしょうか?」と振られた藤井は、番組を進行するアシスタントとして次のように真顔でボケた。

「はい、昭和の歌姫、中森明菜さんです」

 同様のやりとりは火曜以降も続いた。火曜には「仙道敦子さんをお迎えして、『湯殿山麓呪い村』について伺います」、水曜日には「今朝の1曲目、渡辺典子さんで『少年ケニヤ』です」、木曜日には「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしいでおなじみ、悪霊島の島にですね、岩下志麻さんが旅していただいています」。大吉から振られた藤井は毎回、80年代からやってきたアシスタントとして番組を進行しようとしたのである。

 料理コーナーでも、アシスタント芸は続く。料理の先生が使った包丁を率先してふきんで拭き、食材が入っていたお皿はこまめに片付ける。調味料を入れるときには「小さじ3分の2です」と適度な声音でアシストし、調理のポイントになると「この一手間が大事ですよね」と一言添える。料理が終わると「詳しくはテキストをご覧ください」で締める。料理コーナーの本来のアシスタント、駒村アナの役割を奪うかのような動きだった。日を重ねるごとに、両者のアシスタントの座の争奪戦(のコントのようなもの)も激しくなった。

 藤井は『あさイチ』で4日間にわたり、テレビ番組のアシスタントというキャラクターを着込み続けた。本来、番組のアシスタントは文字通りアシストを役割とし、メインに来る存在ではない。しかし、目立たないながらも、常に進行を支える。藤井はそんなアシスタントというキャラクターを着込み、番組の隅々に現れ続けることで、先週の『あさイチ』を“藤井劇場”に変えた。代打出演の最終日のエンディング、挨拶を終えた藤井はおもむろに立ち上がり、スタジオの出口に向かってゆっくりと歩き始める。そして、手招きをして呼び寄せた駒村アナと手をつなぎ、出演者やスタッフの笑いと大きな拍手、大吉のツッコミを背に、スタジオを後にしたのだった。まるで主演舞台のエンディングのように。

 演芸番組にサブの進行役として出演する際には新人男性アナウンサーになりきるなど、藤井はこれまでも同様のパロディを随所で繰り広げてきた。セキュリティが手薄なアシスタントとして侵入し、番組をハックする。隠れていたものをさらけ出すのではなく、キャラクターを着込んで演じ切るさまを魅せる。こういうのは楽しい。末永く楽しい。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

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ドルショック竹下(どるしょっく・たけした)

体当たり取材を得意とする、体験マンガ家。2016年に女児を出産。近著に『セックス・ダイエット』(ミリオン出版)、電子書籍『挿れるモノ拒まず~旦那がいてもシてみたいんです~』(大洋図書)。


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