ぜんじろうと爆笑問題・太田光の“芸歴問題”は泥沼化必至!「兄さん」呼びの行方は……?

 お騒がせ芸人として知られる爆笑問題の太田光が吠えている。きっかけは、太田が後輩芸人だと思っていたぜんじろうが『サンデー・ジャポン』(TBS系)で自分を呼び捨てにしたことに対し、ラジオで苦言を呈したことにはじまる。ツイート内では「太田くん」とも呼びかけており、ぜんじろうとしては爆笑が後輩芸人だと言いたいのだろう。

 太田は9日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で「俺のこと兄さんって呼んでいただろ」と大激怒。これを報じたネットニュースのリンクをぜんじろうがリツイートし、事態は泥沼化の様相を呈している。果たして爆笑問題とぜんじろうとはどちらが芸歴が上なのか。あらためて検証してみたい。

 両者の年齢は、爆笑問題は2人とも1965年生まれで今年54歳になる。田中裕二は早生まれなので64年の学年である。対してぜんじろうは1968年1月生まれの51歳なので、学年は67年になる。両者の年齢差は2歳である。

 芸歴はどうか。爆笑問題の初舞台は23歳で出場した、渡辺正行主催のお笑いライブ『ラママ新人コント大会』で大爆笑を取り、その場で最初の所属事務所である太田プロダクションからスカウトされている。同時に『笑いの殿堂』(フジテレビ系)の出演オファーも来た。この時点をプロデビューとカウントするならば88年となる。

 ぜんじろうは高校卒業後、86年に大阪芸術大学に進学。ただし大学は2日で退学するも、両親から仕送りを受けながら悠々自適な生活を送っていたところ、大阪の路上で上岡龍太郎を見かけ握手をしてもらう。その後も偶然上岡に再会し弟子入りを志願した。吉本興業のプロフィールでは1987年に上岡龍太郎に入門とある。

 芸歴のカウントは一般的に初舞台からとされる。吉本興業の芸人養成所であるNSCも入学時は芸人ではなく素人扱いであり、卒業ライブから芸歴カウントがはじまるため、87年に入門し、どこで初舞台を踏んだかが注目ポイントだろう。

 ぜんじろうは当初はラッキーぜんじろうを名乗り、やがて月亭かなめとコンビを結成し88年の『今宮子供えびすマンザイ新人コンクール』で福笑い賞を受賞しているため、コンビとしての芸歴は爆笑問題とぜんじろうはほぼ同期といえるだろう。

 ただ芸人の世界にある「1日でも先に入ったほうが先輩」論に厳密に従うならば、ぜんじろうの方が先輩ということになりそうだ。11日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも岡村は「ぜんじろう兄さんの方が先輩だと思う」と発言している。ぜんじろうは大阪での活動を経て東京へ進出しているので、謙遜を込めて爆笑問題を「兄さん」と呼んでいたのかもしれない。
(文=平田宏利)

ぜんじろうと爆笑問題・太田光の“芸歴問題”は泥沼化必至!「兄さん」呼びの行方は……?

 お騒がせ芸人として知られる爆笑問題の太田光が吠えている。きっかけは、太田が後輩芸人だと思っていたぜんじろうが『サンデー・ジャポン』(TBS系)で自分を呼び捨てにしたことに対し、ラジオで苦言を呈したことにはじまる。ツイート内では「太田くん」とも呼びかけており、ぜんじろうとしては爆笑が後輩芸人だと言いたいのだろう。

 太田は9日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で「俺のこと兄さんって呼んでいただろ」と大激怒。これを報じたネットニュースのリンクをぜんじろうがリツイートし、事態は泥沼化の様相を呈している。果たして爆笑問題とぜんじろうとはどちらが芸歴が上なのか。あらためて検証してみたい。

 両者の年齢は、爆笑問題は2人とも1965年生まれで今年54歳になる。田中裕二は早生まれなので64年の学年である。対してぜんじろうは1968年1月生まれの51歳なので、学年は67年になる。両者の年齢差は2歳である。

 芸歴はどうか。爆笑問題の初舞台は23歳で出場した、渡辺正行主催のお笑いライブ『ラママ新人コント大会』で大爆笑を取り、その場で最初の所属事務所である太田プロダクションからスカウトされている。同時に『笑いの殿堂』(フジテレビ系)の出演オファーも来た。この時点をプロデビューとカウントするならば88年となる。

 ぜんじろうは高校卒業後、86年に大阪芸術大学に進学。ただし大学は2日で退学するも、両親から仕送りを受けながら悠々自適な生活を送っていたところ、大阪の路上で上岡龍太郎を見かけ握手をしてもらう。その後も偶然上岡に再会し弟子入りを志願した。吉本興業のプロフィールでは1987年に上岡龍太郎に入門とある。

 芸歴のカウントは一般的に初舞台からとされる。吉本興業の芸人養成所であるNSCも入学時は芸人ではなく素人扱いであり、卒業ライブから芸歴カウントがはじまるため、87年に入門し、どこで初舞台を踏んだかが注目ポイントだろう。

 ぜんじろうは当初はラッキーぜんじろうを名乗り、やがて月亭かなめとコンビを結成し88年の『今宮子供えびすマンザイ新人コンクール』で福笑い賞を受賞しているため、コンビとしての芸歴は爆笑問題とぜんじろうはほぼ同期といえるだろう。

 ただ芸人の世界にある「1日でも先に入ったほうが先輩」論に厳密に従うならば、ぜんじろうの方が先輩ということになりそうだ。11日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも岡村は「ぜんじろう兄さんの方が先輩だと思う」と発言している。ぜんじろうは大阪での活動を経て東京へ進出しているので、謙遜を込めて爆笑問題を「兄さん」と呼んでいたのかもしれない。
(文=平田宏利)

金正恩氏の「覇気ヘア」、元祖は新・島根県知事だった!?

 7日に投開票があった統一地方選では福井、島根、徳島、福岡の県知事選挙で保守分裂となった。このうち島根では自民党が推薦した候補が落選し、故・竹下登元首相から続いた「竹下王国」が事実上崩壊した。そんななか、中央の自民党に背いた同党県議らが支援して当選した丸山達也氏(49)の髪形が「金正恩党委員長とそっくりだ」とTwitterで話題となっている。一体、どっちが元祖なのか?

 丸山氏は元総務省官僚で、福岡県広川町の農家出身。竹下登氏の異母弟で衆院議員の亘氏(72)ら、島根選出の国会議員らが候補に決め、自民党の推薦を受けた対立候補に3万票の差をつけて当選した。

 党県連会長でもある竹下氏の意向に反した県議らが丸山氏を担ぎ出した構図で、7日の開票速報では多くのメディアで丸山氏に脚光が当たった。

 露出が増えると同時に、Twitterには丸山氏の髪形が「覇気ヘアに似ている」という書き込みが相次いだ。

「覇気ヘア」とは、刈り上げとオールバックを組み合わせた金正恩党委員長の威厳を象徴するもので、近年は“盛り方”がどんどん豪快になり、ネットでは「黒電話のようだ」と言われるほどだ。

 ある北朝鮮ウオッチャーは「最初は刈り上げだけで、前髪を真ん中から左右2つに分けていた。2014年4月、正恩氏が国防委員会トップの第1委員長に再任された際、最高人民会議でお披露目された」といい、まさに覇気を入れるべきシーンで生まれたという。

 一方、丸山氏の「覇気ヘア」について、地元の県政事情通はこう証言する。

 少なくとも総務省から島根県に出向した13年度には、あの髪形だった。選挙戦で久々に丸山さんを見たが、髪と地肌の境目が上がった感じになっていた。選挙カーから降りて髪を乱しながら走り回り、お年寄りと握手していた」(同)

 つまり、丸山氏が覇気ヘア元祖のようだが、2人に面識があるはずもなく、偶然の一致が目を引いたようだ。

パクリ疑惑の銭湯絵師・勝海麻衣、父親のコネで入門!? 大掛かりな経歴詐称疑惑も浮上し、大ピンチ!

 3月24日に東京都内で行われた大正製薬のエナジードリンク「RAIZIN」のイベントに出演し、即興で絵を描いたところ「パクリ」が発覚。いまなお、批判が続いている銭湯絵師見習いでモデルとしても活動している勝海麻衣。そんな彼女が、師匠である銭湯絵師・丸山清人氏と師弟関係を解消したと報じられた。

 丸山氏は4月10日、公式サイトにて勝海との師弟関係を解消したと発表。「今般弟子である勝海麻衣氏より師弟関係の解消の申し出がありその申し出を受諾して 2019年4月5日をもちまして勝海氏との師弟関係を解消致しました」と報告し、続けて勝海のパクリ問題に関して「当方とは一切関わりがない」と言及した。

「イベントの騒動後、パクリが次々に発覚しています。オーストラリア在住の写真家が投稿した絵をパクったと指摘された犬の絵は写真家から抗議が来たようで削除しましたが、火消しとならず。さらには自身のTwitterのツイートもパクっていたことが発覚し、世間をあ然とさせています。ここまでくると、今後はアーティストとしてだけではなく、モデルとしての活動も厳しいかと思いますよ」(芸術誌編集者)

 騒動を受けての師弟関係の解消となったようだが、これに対しネットは再び炎上。勝海からの解消の申し出だったことで、「上から目線だな!」「どの面下げて」との声が多く上がっている。

 そんな中、銭湯好きなマンガ家でグラドルの湯島ちょこ氏の4月1日に投稿したツイートに注目が集まっている。

「湯島氏はもともと、銭湯好きがこうじて丸山氏に弟子入り。銭湯絵師見習いをしていたんですが、ある日、丸山氏から『(日本銭湯文化協会理事で丸山氏と旧知の間柄である)町田(忍)さんに頼まれたから師弟関係ははじめからなかったことにするね』と言われたそうで、その一部始終をTwitterで暴露。また、町田氏に『娘のプロデュースをお願いしたい』と勝海さんの父親がお願いしていたということも明かし、勝海さんだけではなく、丸山氏や町田氏まで窮地に追い込んでました。大正製薬が公開しているインタビュー動画には、丸山氏が『弟子ではない』とした湯島氏が映っている写真も使われていますから、湯島氏の納得がいかないという気持ちもわかりますよ」(芸能ライター)

 この、湯島氏のツイートにより、勝海だけではなく、丸山氏や町田氏にも批判が殺到。「女子大生ブランドをとったエロジジイたち」「狭い銭湯絵師の世界に若い女性がはいったから浮かれたんだろ」という声も上がり、セクハラ問題にも発展しそうな予感が。さらに闇が深くなった今回の騒動だが、ネットでは、そのせいで勝海にさまざまな疑惑が次から次へと浮上しているという。

「一番話題となっているのは、裏口入学疑惑です。勝海さんは東京芸術大学大学院に在籍していますが、大学は別の美大。外部からの大学院進学は難しいと言われているんですが、現役で合格しているんですが、これにネットからは疑問の声が。五輪がある2020年に『TOKYO SENTO Festival 2020(仮称)』とのイベントが予定されており、政府や広告代理店が勝海さんにこのイベントに参加させるべく、『早急に経歴と実績を作ったのでは?』との陰謀説が浮上しています。また、勝海さんと同じく“若い女性”“銭湯絵師”で有名な田中みずき氏の業績を乗っ取るつもりだったのではとの臆測も飛び交っており、騒動に油を注いでいる状態。この騒動はまだまだ続きそうな予感がします」(週刊誌記者)

 パクリ元とされるアーティストにはメールで謝罪するも、「結果的にパクリになってしまった」と弁明し、アーティストを激怒させてしまった勝海。騒動をこれ以上広げないためにも、公で説明と謝罪をしたほうがいいと思うのだが……。

元乃木坂46・衛藤美彩&西武・源田壮亮の熱愛に、関係者は「苦笑い」のワケ

 3月末までアイドルグループ、乃木坂46のメンバーだった衛藤美彩がプロ野球・西武ライオンズの源田壮亮と真剣交際していることが12日、一斉に報じられた。

 複数のメディアの報道によると、2人はともに26歳の大分県出身。県人会などで会うこともあり、衛藤の卒業を待って交際がスタートしたという。衛藤は昨年春から『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)のキャスターを務めており、取材で初対面している。

「これまでのプロ野球選手&女子アナと同じく、職場恋愛みたいなものですね。衛藤も恋愛が御法度なアイドルを卒業、女優に転身してからの交際であれば何ら問題ない」(芸能関係者)

 目下、社会人野球から西武入りした源田はプロ3年目ながらショートのレギュラー選手。「このまま結婚したら、衛藤からしても大金星と言える」(同)ほどの選手だ。

 だが、この状況に苦笑いしているのはテレビ局関係者だ。

「2人は独身同士で交際しているのだからまあ、いいのですが、要は取材相手に手を出したも同然のこと。過去にはフジテレビの三田友梨佳アナが西武の金子侑司と交際、遡れば松坂大輔も当時日テレの女子アナだった柴田倫世アナと交際、後に結婚までいった。巨人と比べれば週刊誌などの取材も弱いですし、互いに狙い目なんでしょうけど、うちは女子アナや女性ディレクターに『男女関係に発展しないように』とやんわり伝える可能性はある。一歩間違えれば取材NGになる危険性もありますからね」

 球界関係者からも「これを機に、ほかのプロ野球選手が取材相手の女性に手を出すことを誘発する可能性がある。やっぱり、女性関係でチーム内が乱れたりすることはあること。それで成績が落ちればどうしようもないから。特に浮き足立つのはレギュラーではなく、女性に目がない1.5軍の選手。本当に気をつけないと」と、ため息を漏らす。

 ともあれ、せっかく熱愛までいったのだから、なんとか成就してほしいものだ。

『THIS IS US』5つの魅力――“ドラマ疲れ”のアメリカで、一見地味なファミリー作品が愛されたワケ

 4月からNHKのBSプレミアムでシーズン2が放送される『THIS IS US 36歳、これから』。家族愛、人間のつながりがテーマの一見地味なファミリードラマだが、アメリカでは大ヒットしている。

 物語の主人公は、シーズン1で36歳の誕生日を迎える“三つ子”。ケヴィンとケイトは血のつながった兄妹、ランダルは捨て子でケヴィンとケイトが生まれた病院に保護されたのだが、三つ子の一人を死産で失い、悲しみに暮れるジャックとレベッカ夫婦に見いだされ、引き取られた。3人は男気のあるジャックと、家庭を平和にするための努力を惜しまないレベッカから、無償の愛を注がれ育つ。

 ドラマは、「3人が36歳になり、ミッドライフ・クライシス(中年の危機)に足を踏み入れた現在」と「36年前に3人がこの世に生を受け育った過去」、「3人が生まれる前の遠い昔」を何度も行き来しながら、家族、人生、幸せとは何なのかを視聴者に問いかけながら進んでいく。

 昨年2月に放送されたシーズン2第14話の視聴数は、昨年アメリカで放送されたドラマのエピソードの中で最多を記録。シビアな評価で知られるレビューサイト「Rotten Tomatoes」でも、シーズン1・2は91%、シーズン3は94%と、高く評価されている。なぜ『THIS IS US 36歳、これから』は、ここまで全米から愛されているのか? その魅力をひもといてみたい。

魅力1)「THIS IS US、これは私たち」と思えるキャラクター

 このドラマの最大の魅力は、キャラクターの苦悩がとてもリアルで、深く共感できるという点だ。

 肥満を克服しようと努力しているケイトは、体形コンプレックスから自信を持てずにいる。また、美しく、プロポーションも良い母親と自分を比べてしまい、大人になっても母親に八つ当たりしてしまう。優しい彼ができても、細見でファッショナブルな元カノと自分を比べるなど、どうしても自分に自信が持てない。そう、ケイトは私たちそのものなのだ。

 俳優のケヴィンは人気コメディに主演していたが、道化師扱いされることに嫌気が差し、撮影中にブチ切れて番組を降板。長身イケメンがゆえに、中身を見てもらえずにいると悩んでいる。さらに小さい頃から人の意見を気にしてしまう癖があるため、あらゆる場面で決断がなかなか下せない。おまけに、「両親は、自分より養子のランダルばかりを愛してきた」と思い込み、愛に飢えている。

 そのランダルは超エリートで、高級住宅街に住み、美しい妻・かわいい娘たちに恵まれているが、どこか満たされない。育ての両親からは実子と分け隔てなく愛され、才能を伸ばすべく私立の小学校にも通わせてもらってきた。そのため、「期待に応える」ことを美徳としている。その結果、異常なまでの完璧主義者へと成長。過剰なストレスから一時的に目が見えなくなることもあるが、人の力は借りずに自分で克服。白人コミュニティで育ってきた彼は、人種差別されても気に留めず、軽く流すすべを身につけており、もやもやした気持ちを自分一人で抱え込む。

 三つ子のキャラクターは、見た目も性格も見事なまでにバラバラ。決して視聴者の人生と重なりやすいわけではないが、彼らの悩みの種が丁寧に描かれ、どのキャラクターの気持ちにも寄り添うことができるのだ。

 三つ子と同じ誕生日の父親ジャックは、母親が父親から日常的に暴力やモラハラを受けるすさんだ家庭で育ったため、自分は温かい家庭を築き、良き夫、良き父親でありたいと努力する。深酒するという問題も抱えているが、アルコール依存症だった父親のようにはならないと、家族を第一に考えて断酒を決意する。

 母親レベッカも、過干渉の実母を反面教師にしている。専業主婦として大奮闘してきたが、子どもたちが10代になると「子どもから必要とされていない」と感じるようになり、自分の価値を見いだせなくなる。もう一度、歌手としての夢を追いかけたいと行動に移すが、ジャックに猛反対され、夫婦関係はぎくしゃくしてしまう。

 理想の夫婦/親であるジャックとレベッカだが、描かれているのはきれいごとだけではない。愛する人のために、仕事や親との関係においてどれだけ妥協をしなければならないのか、犠牲を払わなければならないのかもリアルに描かれており、深く共感できるのだ。

 ランダルが探偵を通して見つけ、交流を持つようになった実父ウィリアムは、耐えられない悲しみのせいで薬物に手を出し、人間関係も壊れ、後悔の多い日々を送ってきた。しかし、彼はそれもまた人生だと受け入れている。ウィリアムの物語にはホロリとさせられるとともに、人生における「後悔」をこれ以上増やさないためにはどうすればよいのか、考える機会を与えてくれる。

 ウィリアムはランダルと再開を果たした時点で末期の胃がんを患っており、ジャックも現在のパートでは故人となっている。長年「父親の死の悲しみ」を封印していたケヴィンが、夫を亡くしたばかりの未亡人の前で「こうすればよかった」と号泣し、悲しみを吐き出すシーンもある。愛する人の死には、少なからぬ後悔が付きまとうこと、トラウマになることも丁寧に描かれており、愛する人の死、身内の死を経験したことがある人なら、自分と重ね合わさずにはいられなくなる。

魅力3)チャーミングなトビーというキャラクター

 人生を描いた重厚な『THIS IS US』で、ギャグを飛ばしクスっとさせてくれるのが、人気キャラクターのトビーだ。彼は減量プログラムで一目惚れしたケイトに積極的にアプローチをかけ、閉ざされていたケイトの心を少しずつ開けていくのだが、その言動が最高だと視聴者から愛されるように。

 減量プログラムに入っていたくらいなので彼は肥満体形なものの、卑屈になることなく、人生をエンジョイしたいタイプ。美男子でもお金持ちでもないが、明るい性格と、ウィットに飛んだ話術、そしてブラックな笑いのセンスでケイトを笑顔にさせてくれる。

 パーティーを楽しめないケイトの手を引いてダンスを踊ったり、彼女の歌唱力に惚れ込み、歌うことを勧めたり。人前で歌うことを躊躇する彼女のために「叔母が住んでいる老人ホームでのミニリサイタルなら緊張しないだろう」とセッティングしたり。行動の裏に下心があることは認めるものの、無理強いはせず、紳士的であるため嫌な感じは全くしない。

 さりげなくケイトを力づけてくれるトビーは、まさしく「理想の恋人」。ケイトへのサプライズも過剰ではなく、彼女が本当に喜ぶことをするあたりも、女性視聴者をときめかせている。

 このドラマは現在と過去を行き来しながら進んでいくが、そうすることではっきりと見えてくるものがある。人間は生まれた瞬間から、自分の周りにいる人間に影響を受けながら育つということ。育った環境、関わった人たちすべてがその人の未来へとつながること。そして、大人になってからわかる親の愛情、ありがたみだ。

 ジャックが子どもたちを団結させるために作った“かけ声”は、大人になった現代でもきょうだいの絆を確かめる時に使われている。プレッシャーに押しつぶされパニックに陥ったランダルの両頬を挟み、一緒に深呼吸することで落ち着かせる手法は、ジャックからケヴィンに自然に受け継がれている。ほかにもジャックが子どもたちを安心させるための仕草、言葉、一つ一つが大人になった子どもに引き継がれ、さらに次の世代にもつながっている。人は死んでもそこですべてが終わるわけではない。思い出はもちろんのこと、自分が影響を与えた人の中で生き続けることができると気づかせてくれるのだ。

魅力5)普遍的なテーマを丁寧に描いたテレビドラマの底力

 Netflix、Amazon、Huluの三大ストリーミングサービスの作品が次々エミー賞にノミネートされ、もはやテレビドラマはストリーミングサービスを無視できない時代に。そのため、両者ともに視聴者の興味を引くような刺激的で話題性の強い作品を次々と制作するようになった。しかし、ここにきて「ドラマが疲れる」と感じる視聴者が増えてきた。「内容や描写がショッキングすぎてしんどい」「選択肢は増えたが、感動を呼び起こされることはなく、印象にも残らない」というのだ。

 そんな中、『THIS IS US』はファミリードラマとして原点に戻り、脇役を含めた全キャラクターを丁寧に描き、家族、子育て、人との関わり合いという素朴なテーマを正直に描くことで、視聴者を「ほっとできるドラマ」「癒やされる」と、とりこにしたのだ。派手なシーンや刺激的なシーンはない。が、毎回小さなサプライズが用意されており、時系列がバラバラのため、謎解きのようなストーリー展開であることにハマる人が続出。ファミリードラマの枠を超えたと評されるようになった。

 現在アメリカで放送中のシーズン3は視聴者の思いもよらぬ展開になっているが、ファミリードラマという軸はぶれていない。それが人気維持の秘訣だともいわれている。

堀川 樹里(ほりかわ・じゅり)
6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴20年以上、豪州→中東→東南アジア→米国を経て、現在は2度目の台湾生活を満喫中。

鈴木奈々『水曜日のダウンタウン』のガチギレ演技が話題で、女優もイケる?

 鈴木奈々のガチギレ演技が話題だ。3日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)において説教を行い何分で相手を帰らせることができるかのドッキリ企画が行われた。鈴木は事務所の後輩タレントである元AKB48の西野未姫をランチに呼び出し「自分とキャラがかぶっている」と説教をはじめた。身振りの大きな動きをやめるか、この場で帰るかの二択を突きつけ、しばしの無言のあと立ち上がり「帰って!」と迫り西野を帰らせた。

 この演技が、これまでの鈴木のキャラと異なることから「これ放送しちゃあかんやつじゃないの?」「むしろこっちの方が本当っぽい」「最初の静かなトーンがヤンキーっぽくて怖かった」といった声が聞かれた。だが、この迫真の演技がむしろ「女優向き」なのではと見る声もある。

「鈴木はもともとファッションモデルから芸能活動をスタートさせ、2011年ごろからおバカ系タレントとしてテレビ露出をはじめます。そんな彼女も今年で30歳です。木下優樹菜やローラなどと同じく“おバカ系タレント”の世代交代の時期に来ているともいえそうですね」(芸能関係者)

 鈴木が女優向きなのには、もう一つ理由がある。それが運動神経の良さだ。

「彼女は高校時代は『ギャル部』だったものの、中学時代は女子テニス部所属で、そのほか陸上大会などにも出場していたようです。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では50メートル走で7秒46を叩き出すなど、足の速さでも知られていますから、動きのある演技はこなせるのではないでしょうか。成績が悪すぎて高校を退学になったエピソードがあるため、セリフ覚えなどは難があるでしょうが、反射神経の鋭さでカバーできそうです」(同)

『水ダウ』のドッキリ企画は、鈴木にとってイメージダウンではなく、新たな能力をアピールする場となったかもしれない。
(文=平田宏利)

Kōki,が三浦大知に楽曲提供で過去曲の“パクリ疑惑”も再浮上、宿命のバッシングなのか

木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKōki,が、ダンサーで歌手の三浦大知に楽曲提供することがわかった。昨年のデビューからおよそ一年、Kōki,と工藤静香母娘をバッシングするネットの声は強まる一方だが、今回の発表にも否定的な風向きが強い。

 Kōki,が三浦に提供する曲のタイトルは「片隅」で、6月12日に両A面シングルとして発売されるという。また、現在放送中の中条あやみと水川あさみのダブル主演ドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)の挿入歌にもなっている。ちなみにKōki,は、幼少期からピアノとフルートを習い、若干7歳で作曲を始めたという。

 Kōki,がモデルデビューしたのは昨年5月だが、8月には「ブルガリ」のアンバサダー就任、10月には清涼飲料水のCM出演、今年に入ってからはシャネルが日本で開催するダンスオーディションの新PVに出演するなど、急速に仕事の幅を広げている。しかし、新人モデルの彼女に次々と大きな仕事が舞い込んでくることを不自然視し、「親のコネや猛プッシュなしではあり得ない」と批判する声は絶えない。

 そして今、有名アーティストである三浦大知への楽曲提供、しかもドラマの挿入歌という大仕事を“獲得”したことにも、「なぜ?」と疑う声が続出、Kōki,が過去に工藤静香に提供した曲の“パクリ疑惑”が蒸し返される事態となっている。

Kōki,の曲が上戸彩の『感傷』の似ている?
 工藤静香が2017年に発売したアルバム『凛』に収録されている曲のうち、Kōki,が作曲したのは「かすみ草」「鋼の森」「Time after time」の3曲。そのなかの「かすみ草」が2003年に発売された上戸彩のシングル『感傷』のメロディーに似ているという指摘があり、ネット上で拡散した。

実際に楽曲を聞き比べてみると、多少似ている箇所はあるものの、“パクリ”と言われるほど酷似しているわけではまったくなく、 “言いがかり”レベルだ。なお、サビの冒頭の歌詞「わたしの」という言葉が一緒と指摘する声もあるが、Kōki,はあくまでも作曲だけであり、「かすみ草」の作詞はしていない。

三浦大知はKōki,がつくったとは知らずに曲を選んだ
 ファンよりもアンチの存在が目立つKōki,。「木村拓哉と工藤静香の娘」だから叩かれ、しかし「木村拓哉と工藤静香の娘」であるがゆえに大きな仕事が決まることは確かだろう。現段階では企業側も、人気度より話題性を重視して彼女を起用していると思われる。その点で、彼女は非常に恵まれていると言えるが、理不尽に嫌われ攻撃を受ける宿命も同時に負ってしまっている。

 しかし、親のコネがあるからといって、彼女にモデルの資質や作曲家としての才能がないとは言えない。

 Kōki,の曲を三浦大知が歌うことに対して「三浦大知を利用するな」「こんな売名につき合わされて三浦がかわいそう」「小娘の曲なんてきっと三浦大知も歌いたくない」など、三浦に同情するファンの過激な意見も少なくない。だが三浦は、複数あるデモ音源の中なら、Kōki,がつくったとは知らずに彼女の曲を選択したという。

 三浦は、自分の気に入っていない曲を「商業的な目的」だけで歌うだろうか? 今回のタッグは、“親のコネ”ではなく、三浦大知がKōki,の才能を認めたから成立したのだとしたら、Kōki,にとって大きな前進と言えるだろう。

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Matt、とまん、HYDE……SNSとテレビで顔が別物な男性芸能人たち

 外見を重要視する芸能人にとって、“テレビ写り”は気になるところだろう。写真なら自分の理想とする姿に修正できるとはいえ、なかには度が過ぎて「テレビと写真が別人」になってしまう人も。

“過剰な加工”でファンをガッカリさせているのは、元プロ野球選手・桑田真澄の次男・Matt。彼はインスタグラムに自撮り姿を投稿しているが、美を追及したメイクが話題になる一方で「加工しすぎてて違和感がすごい……」「あごのラインが不自然で人間離れしてる」「美を追及しても画像加工ばかりしてたら説得力がないよ」といった声が続出。「本来の顔の方が好き」というファンが圧倒的に多い。

 今回はMattのように、SNSとテレビで顔が別物な男性芸能人たちを紹介しよう。

 

●とまん

 まずは“ジェンダーレス男子”として話題のモデル・とまんから。中性的な顔立ちとファッションセンスが人気の彼。SNSに投稿されている姿は本物の女性と見分けがつかないほど。しかしテレビ出演となると、状況が変わってしまうようだ。

 昨年6月放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演時、とまんは放送前にインスタグラムで出演をアピール。ほっそりとした顎のラインがジェンダーレス感を引き立てたが、テレビ画面に映ったとまんの顔はふっくらした印象を与えることに。しかもトークで「太った方や髪の薄い方が、ちょっと意味がわからない」と発言してしまい、「何様のつもり?」「自分の劣化はどう受け止めるんだろうね」と炎上を招いている。

 

●HYDE

“別人”と言っても、批判ではなく称賛を浴びた人物も。人気バンド「L’Arc~en~Ciel」のボーカル・HYDEは2017年1月、すっぴん姿をインスタグラムに投稿。化粧っ気は一切ないにも関わらず“イイ男”オーラをムンムンと放っており、ファンから「肌がキレイすぎる!」「これでアラフィフって時間軸おかしくない?」といった声が上がった。

 すっぴんでも十分イケメン度が高いHYDEだが、ライブステージではゴシック調のメイクでファンを魅了。また人気マンガ『HUNTER×HUNTER』(集英社)に登場するクロロ=ルシルフルのコスプレでステージに立った際は、その完成度に多くのファンからため息が漏れた。普段は濃いメイクで素顔を隠しているだけに、すっぴんを拝むことができるHYDEのSNSは貴重な場なのかもしれない。

Matt、とまん、HYDE……SNSとテレビで顔が別物な男性芸能人たち

 外見を重要視する芸能人にとって、“テレビ写り”は気になるところだろう。写真なら自分の理想とする姿に修正できるとはいえ、なかには度が過ぎて「テレビと写真が別人」になってしまう人も。

“過剰な加工”でファンをガッカリさせているのは、元プロ野球選手・桑田真澄の次男・Matt。彼はインスタグラムに自撮り姿を投稿しているが、美を追及したメイクが話題になる一方で「加工しすぎてて違和感がすごい……」「あごのラインが不自然で人間離れしてる」「美を追及しても画像加工ばかりしてたら説得力がないよ」といった声が続出。「本来の顔の方が好き」というファンが圧倒的に多い。

 今回はMattのように、SNSとテレビで顔が別物な男性芸能人たちを紹介しよう。

 

●とまん

 まずは“ジェンダーレス男子”として話題のモデル・とまんから。中性的な顔立ちとファッションセンスが人気の彼。SNSに投稿されている姿は本物の女性と見分けがつかないほど。しかしテレビ出演となると、状況が変わってしまうようだ。

 昨年6月放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演時、とまんは放送前にインスタグラムで出演をアピール。ほっそりとした顎のラインがジェンダーレス感を引き立てたが、テレビ画面に映ったとまんの顔はふっくらした印象を与えることに。しかもトークで「太った方や髪の薄い方が、ちょっと意味がわからない」と発言してしまい、「何様のつもり?」「自分の劣化はどう受け止めるんだろうね」と炎上を招いている。

 

●HYDE

“別人”と言っても、批判ではなく称賛を浴びた人物も。人気バンド「L’Arc~en~Ciel」のボーカル・HYDEは2017年1月、すっぴん姿をインスタグラムに投稿。化粧っ気は一切ないにも関わらず“イイ男”オーラをムンムンと放っており、ファンから「肌がキレイすぎる!」「これでアラフィフって時間軸おかしくない?」といった声が上がった。

 すっぴんでも十分イケメン度が高いHYDEだが、ライブステージではゴシック調のメイクでファンを魅了。また人気マンガ『HUNTER×HUNTER』(集英社)に登場するクロロ=ルシルフルのコスプレでステージに立った際は、その完成度に多くのファンからため息が漏れた。普段は濃いメイクで素顔を隠しているだけに、すっぴんを拝むことができるHYDEのSNSは貴重な場なのかもしれない。