高校野球・大船渡の佐々木朗希投手“大谷翔平超え”163キロの信ぴょう性は?

 大船渡高校(岩手)の佐々木朗希投手が、6日に行われた高校日本代表の合宿で163キロを記録。大谷翔平が出した高校記録・160キロを上回った。

 佐々木が驚異的な数字を叩き出したのは、今夏に行われるU-18W杯の高校代表1次候補の合宿でのことだ。190センチと、大谷並みの長身を誇る佐々木は、同世代の精鋭たちを前に、驚愕の投球を披露。実戦形式の練習で投じた球は163キロを記録した。高校野球の取材経験豊富なスポーツライターが言う。

「佐々木は出身が岩手ということもあり、“大谷2世”として早くから注目されていた投手です。大阪桐蔭をはじめ、全国の強豪校からスカウトされましたが、それらをすべて断り、地元の公立高校に進みました。昨年夏の甲子園予選では154キロを出し、秋季大会では157キロを出していたので、大谷の記録を更新するのは時間の問題と思われましたが、まさかこんなにあっさり抜くとは驚きです」(スポーツライター)

 従来の高校生最速記録は、大谷翔平が高3の夏に出した160キロで、日本球界最速記録は同じく大谷が2016年に出した165キロ。ちなみに大リーグの最速記録は169キロだ。にわかには信じがたい今回の「163」という数字は、果たして正しいものなのか?

「大谷翔平は高校3年生の夏、岩手大会で160キロを出していますが、その試合を現地で見ていた先輩スポーツライターは、『スゴいピッチャーだけど、数字は“5キロ増し”ってところだろ(笑)』と言っていました。5キロ程度の誤差はあるという意味です。ということは佐々木も、163かどうかはともかく、150キロ台の後半は間違いなく出ていたということでしょう」(同上)

 投手の良し悪しは球速で決まるものではないが、ロマンとして球速を追い求めたくなる野球ファンの気持ちはわかる。しかし週刊誌のスポーツ担当記者は、ある疑念を抱いたという。

「気になるのは、163キロを記録したのが中日スカウトのスピードガンだったことです。佐々木は確かに逸材ですが、中日が今年のドラフトで狙っているのが星稜の奥川恭伸投手です。春の選抜に大会No.1投手という触れ込みで臨んだ奥川は、1回戦で強豪・履正社(大阪)を相手に被安打3、17奪三振という完璧なピッチングで完封し、その素質が本物であることをきっちり証明しました。中日としては、元エースの小松辰雄が星稜出身ですし、石川県は中日ファンが多い地域なので、絶対に奥川を取り逃すわけにはいきません。そこで佐々木が163キロを出したとわかれば、佐々木の注目度が一気に高まるのは必至。関係者の間では、『中日は奥川が欲しいから、数字を盛ったんじゃないの?』と、もっぱらのウワサです」(スポーツ担当記者)

 同郷の先輩・大谷は、160キロを出した高3の夏、甲子園には出られなかったが、佐々木は最後の夏に甲子園の土を踏めるか? そして160キロ超の球を投げられるか? 野球ファンならずとも楽しみな話題ができたようだ。

『ザ・ノンフィクション』の“万引きランナー”衝撃のバッドエンドに唖然

 日曜昼のフジテレビの名物番組『ザ・ノンフィクション』が、一昨年、昨年と立て続けに万引きで逮捕されたマラソンランナーの原裕美子氏に密着。衝撃的な内容に視聴者から驚きの声が上がっている。

 番組の内容は、原氏の栄光と挫折、そして更生を描く“はず”のものだった。原氏は中学時代に頭角を現し、2005年に名古屋国際女子マラソン、07年には大阪国際女子マラソンで優勝。世界陸上代表にも2大会連続で選出された日本を代表するマラソンランナーだった。しかし、17年7月に窃盗の疑いで逮捕され、18年2月に再び窃盗で逮捕。番組は、そんな原氏の姿を追ったものだ。テレビ情報誌記者が語る。

「毎回、ディープなテーマを取り上げる『ザ・ノンフィクション』ですが、今回の放送は特に踏み込んだものでした。そもそもこの回のタイトルが『万引きランナーと呼ばれて』でしたし、原氏の精神病院や更生施設での暮らしぶりを包み隠さず放送。実の兄弟を食事に誘うも、冷たく断られるというシーンもありました」(テレビ情報誌記者)

 カメラは、判決を聞くために裁判所に向かう家族の車に同乗し、希望通り執行猶予付きの判決が下る。裁判後、原氏は涙を流して謝罪し、マラソン大会にも出場。治療を受けながら生活を立て直す──そんな美しいストーリーで終わるものかと視聴者の誰もが思った時、とんでもないオチが待っていた。

「番組のエンディングテーマ曲『サンサーラ』が流れ、一件落着かと思いきや、原氏が共同生活を送っていた更生施設で、賄いの鶏肉を部屋に持ち帰っていたことが明かされたのです。その理由は、『私が作った料理を残す者がいて、腹いせにやった』というものでした」(同)

 この事実に、ネットにも、

「すごいオチ」
「治ってないやんけ!」
「まさかのバッドエンド」

 と、驚きの声が続出。

「絶対また捕まるだろ、、、」
「執行猶予は完全に間違い」

 といった厳しい声も少なくない。これだけ常習性の強い原氏に、なぜ裁判官は執行猶予の判決を下したのか? フリーのジャーナリストが言う。

「当時は公表されませんでしたが、原氏は12年に初めて万引きで逮捕され、それ以降、判明しているだけで7度逮捕されています。18年の逮捕は執行猶予中の再犯ですから、10年前なら間違いなく実刑判決を受けていたでしょう。それでも再び執行猶予が付いたのは、『クレプトマニア(窃盗症)』について、専門家が『刑事罰よりも治療を』と訴えたことが功を奏した形です。罰を与えるよりも、再犯を防ぐことが社会にとって有益であるという主張ですが、10年代に入って刑務所の収容能力が限界に達していたことも、そういった流れを後押ししました。とはいえ一般市民には処罰感情が根強いだけに、注目度が高い原氏に執行猶予判決を下すことで、問題提起したかったのでしょう」(ジャーナリスト)

 包み隠さず事実を伝えるという意味では、「万引きランナー」は傑作だったが、誰もが後味の悪さを感じたはず。原氏がまた逮捕されるようなことがあれば、クレプトマニアに執行猶予を与える取り組みは間違いなく後退しそうだ。

福原愛、第2子出産でママタレ路線が盤石に「CM依頼殺到で、1本1億円も夢じゃない!?」

 昨年10月に現役を引退後、中国や台湾などのバラエティ番組でも活躍中の元卓球日本代表・福原愛が今月3日、第2子を出産していたことがわかった。

 福原の夫で現在、卓球・琉球アスティーダに所属している江宏傑は8日、自身のTwitterやInstagramを更新し、「四月三日の午後、愛ちゃんが無事出産しました。ちっちゃい、じゃんくんです。体重3110g 身長51cmの元気な男の子です。愛ちゃんも元気です。皆さまありがとうございました」というメッセージとともに、写真をアップ。生まれたばかりの赤ちゃんの足と、1歳半になる娘の手、そして福原と江の手が重なるように写っており、4人家族となったことを写真でも伝えている。

 現役時代から中国でも絶大な人気を誇ってきた福原の第2子誕生のニュースは、中国国営メディア・人民日報海外版などでも大きく報じられ、日本のネットユーザーから祝福のコメントが多数寄せられていると伝えた。

 一方、中国のネットユーザーからは「美男美女の両親だから、きっと子どもも美男美女に違いない」「第1子を産んでから1年半で第2子を産むなんて! 本当に幸せそうだ。おめでとう!」という祝福コメントや、「幸せいっぱい的なSNSを見るのは独身にはつらい」「この2人、テレビ番組でキスしまくって、日本人から気持ち悪いと言われてるらしい。俺的にはうらやましいけど」といった、複雑な心境を吐露するコメントも寄せられている。

 引退後も福原の中国版Twitter「微博」のフォロワー数は増え続けており、現在では442万人を超え、中華圏での人気の高さを物語っている。2017年10月に長女を出産してからはママタレとしても活躍の場を広げつつある福原だが、今後ますますの活躍が期待される。

 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように分析する。

「2014年に一人っ子政策が緩和され、2人まで子どもを持つことができるようになった中国では今、『第2子出産』というのがトピックなんです。それを成し遂げた福原は、ママタレとして最強の武器を手に入れたといっても過言ではない。たとえば育児関連商品のCMへの出演オファーが殺到するでしょうし、ギャラも跳ね上がる。特に、イメージアップを図りたい中国のおむつや粉ミルクなどのメーカーは、日本人である福原をぜひともCMに起用したいと考えるでしょう。ギャラは1本1億円も下らないのでは?」

 夫の成績はパッとしないが、一家の将来設計は盤石のようだ。

(文=青山大樹)

戸田恵梨香“ガリガリ”が一変! 真ん丸頬姿に『どうした!?』とネット騒然……役作りで10kg以上増量か

 今年9月末から放送されるNHK朝ドラ『スカーレット』にて、主演を務める女優の戸田恵梨香が、4月4日に舞台となる滋賀県で行われたロケ取材会に登場。15歳という設定のセーラー服姿を披露した。

 この日の会見で、戸田は当初15歳の主人公を演じることに不安があったようで、「最初、衣装合わせをして、ヘアメイクが決まった時に“どうなるんだろう”ってちょっと不安があった」と告白。しかし、撮影に入ったところでその不安は一気に消えたそうで、「実際に完成してみると“15歳、イケるな”と」と笑顔で発言した。

 また、「15歳から、イキイキと元気いっぱい楽しく過ごせるようにしたいと思います」と意気込みを語り、同じく戸田の友人役を15歳から演じる女優の大島優子も、戸田に倣い「私も15歳ということで、隣に同い年がいるので、とても心強いです!」と発言。会場の笑いを誘っていたようだ。

 戸田、大島ともに現在30歳。ひと回り以上下の役柄から演じるとあって、作り込みは相当な様子なのだが……。

「ネットは『流石にキツイ』と大ブーイングですよ(笑)。2人とも年相応で言えばキレイですが、15歳は少々キツイかと。NHKの朝ドラや大河ドラマではよく、10代の頃も主演が務めることが多く、過去には『龍馬伝』で福山雅治さんが18歳の龍馬役を演じたり、『江〜姫たちの戦国〜』では当時24歳の上野樹里さんが幼少期の浅井江を演じましたが、大ブーイング。また、最近だと『まんぷく』で安藤サクラさんが17歳ぐらいの主人公を演じ、『安藤サクラがアホなしゃべり方で年をカバーしようとしている(笑)』『若すぎて演じ方わからない感じがした』と不評でしたからね。子役分の予算削減なのか、それともネタでやっているのかわかりませんが、実際、毎回のように『NHKそこんとこ少しは考えろよ!』『下手したら、主演に傷がつくぞ』との批判が聞こえていますから、正直これはやめたほうがいいかもしれませんね」(ドラマ制作関係者)

 そんな批判が多く聞こえているが、その一方で、“戸田の異変”に驚愕する声も聞こえている。

「以前は『ガリガリすぎ』と心配されていたこともある戸田さん。ですが、この会見で、ふっくらとした頬が目立っていたんです。ネットでも異変を察知する人たちがたくさんいて、『10kg近く太った?』『私の知ってる戸田恵梨香じゃない!』との声が殺到し、話題になっていました」(女性誌ライター)

 

 戸田と言えば、「夕方6時以降は食べない」「毎日朝と夜に半身浴」など体形管理にストイックな女優で有名。それだけに、今回10代を演じるためにと役作りで太った可能性も高い。

「主人公の生涯を演じるということで、多分ですが、ここからどんどん痩せていく予定なのでは? ストイックにダイエットしそうな予感が(笑)。私生活でも男関係を絶っているとの週刊誌報道もありましたし、このドラマに相当賭けているようですね」

 秋から放送される『スカーレット』の中で、“演技派の女優魂”を見せてくれそうな予感がする。

15年にわたる実父の強姦が黙殺された「栃木実父殺し」から現在――社会に排除される女性と子ども

 3月26日、愛知県で実の娘と性交したとして、準強制性交の罪に問われた男性に「無罪」判決が言い渡された。報道によると、被害者である娘は中学2年の頃から性的虐待を受け続け、2017年、当時19歳の時に起訴。裁判長は、性的虐待があったとした上で「性交は意に反するものだった」と認定。一方で「被害者が抵抗不能な状態だったと認定することはできない」として、父親に無罪判決を言い渡したという。

 同28日には、静岡県で当時12歳の長女に乱暴したなどとして、強姦と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた男性が強姦の罪のみ「無罪」となった。被告は、17年6月、12歳だった娘と無理やり性交したとして、昨年2月に起訴された。約2年間にわたり、週3回の頻度で娘は性交を強要されたと検察側は主張したが、家族7人暮らしの上、狭小な自宅において「家族がひとりも被害者の声に気付かなかったというのはあまりに不自然、不合理」として、「被害者の証言は信用できない」と無罪判決。

 これら事件が相次いで報道されたことで、ネット上には怒りの声や、絶望のコメントが続出。「子どもは一体、誰に助けを求めればいいのだろう」「娘に無理矢理性暴力しても、大量の酒飲ませて酩酊状態にさせて強姦しても、無罪なのは本当にワケがわからない」「この類いのニュースが多くて、ほんと女性の立場の弱さを感じる」「裁判官は、女に生まれて父親に強姦されても『抵抗しなかった』からって無罪にされて納得いくの?」などと、やりきれない思いや疑問があふれ返っている。

 かつて、中学2年の少女が15年間にわたって、父親から性暴力を振るわれた上、妊娠、出産、そして父親を殺害という事件があった。家族9人が狭小の借家で生活する中で、父親は娘を犯し続けた。サイゾーウーマンでは、この事件を取り上げ、考察した記事を掲載している。悲しき事件から50年がたった現在、近親相姦や性暴力の状況は何が変わり、変わらないままなのか。再掲するこの機会に、ぜひ読んでいただきたい。
(編集部)


(初出:2013年2月18日)(取材・文/神林広恵)

[第10回]
栃木実父殺し事件(尊属殺法定刑違憲事件)

 昭和43年10月5日3人の子持ちの女、浅川サチ(29・仮名)が、父親の政吉(52)を殺害したとして逮捕された。罪名は刑法200条にあった“尊属殺人”である。現在では聞きなれない罪状だが、当時は歴然と存在していた罪だ。名前の通り、自分または配偶者の直系尊属――父母、祖父母、曽祖父母――に対する殺害であり、通常殺人より重い<無期または死刑>という罪が科せられるものだった。今の感覚からは時代錯誤で、人権、平等といった法理念からかけ離れたものだ。しかし家父長制度、家庭という社会的基盤維持、儒教的考えなどから、当時親殺しは重罪とみなされていた。

 だがこの父親殺しの背景には、サチに同情すべき事実が存在した。サチと父親の間には長年にわたる近親姦関係の強要、その上での妊娠、出産といったおぞましくも悲しい事実があったのだ。そのためこの事件は「尊属殺の重罰規定は法の下の平等に違反する」と、憲法議論にまで発展していく。

 サチが初めて父親に犯されたのは昭和28年、サチが中学2年14歳の時だった。父親の政吉は勤勉とは言いがたく一家は貧困だった。当時の浅川家は栃木県内で、両親と長女サチを含む子ども7人の計9人が、狭い2間の借家に暮らしてた。

 ある夜、酒を飲んだ政吉はサチを無理やり犯した。突然のことで訳もわからないサチは大声を出すこともできず、近くで寝ていた母親のコウはこれに気づかなかったという。その後も政吉は母親の目を盗んでは頻繁に実娘の体を求めた。「母ちゃんに言ったら承知しない」。政吉は事あるごとにサチに口止めし脅した。

 それから1年、ついに堪えきれなくなったサチは母親にことの次第を打ち明ける。父に従順な母だったが、この時ばかりは驚き政吉を責め立てた。「実の娘によくもそんな恐ろしいことを」。しかし政吉は開き直り、刃物を持ち出し狂ったように暴れた。「自分の娘を自由にしてどこが悪い!」。娘を守ろうとする母親をボコボコに殴った。母はサチを親戚宅に逃がそうとしたが失敗、その後政吉の暴力はより一層激しさを増し、人が変わったようにサチに執着した。母親は堪え切れず、下の子ども2人を連れて北海道の実家に逃げるように帰ってしまう。

 母親が出て行った後も政吉は相変わらず酒を飲みサチを犯した。サチが17歳になった昭和31年、政吉はコウの実家に転がり込む形で、一家は再び共に生活するようになった。政吉はコウの実父に「サチに2度と手を出さない」と詫びた上だ。だが約束は守られることはなかった。政吉は夜毎にサチを求め、庇うコウを殴った。母屋に住む叔父(コウの兄)も止めに入るが、聞き入れないだけでなく、叔父へも殴りかかる始末だった。

 そんな生活続き、17歳のサチは妊娠してしまう。もちろん胎児の父親は政吉だ。混乱したサチは知り合いの男(当時28)と逃げ出したが、激昂した父は狂ったように探し回り、結局サチは連れ戻されてしまう。サチに異様な執着を示す政吉は、何度も騒動を起こした。2人の異常な関係は、自然と隣近所のうわさとなり知れ渡っていたという。

 昭和32年、政吉はサチとその妹を連れ栃木県の長屋に引っ越し、サチは長女を出産した。サチは出産したことで一層「父から逃れられない」と諦観したと同時に、いつか逃げるためにと密かに着物などを1つにまとめていたという。だが昭和30年代、学歴もない未成年の女性が、何の当てもなく逃げても生活は困難だっただろう。幼子を抱えてはなおさらだ。そんな時代がサチを縛り、父親から逃げられなくした。

 こうして父親と娘は、その後も12年間に渡り“夫婦同然”の生活を送るのだ。この間、サチは5人の子どもを産んだ。うち2人は夭折したが、3人の娘は元気に育った。だが5回の出産のほか、妊娠中絶を5回も繰り返している。政吉は避妊を許さなかった。父は執拗に娘を求め、娘はそれに応えるしかなかった。拒否すれば応じるまで殴られた。助けてくれる人はいない。

 昭和39年9月、25歳になったサチは、すでに子どもたちも手がかからなくなり近所の印刷会社で働くようになっていた。サチはこまめに働き、周囲からも「朗らかで明るい女性」と人気が高かったという。サチもこの時だけは、父親の呪縛から離れ“普通の女”として働けることが楽しくて仕方がなかった。社員旅行にも行った。

 そして昭和43年、29歳になったサチは7歳年下の工員と初めての恋をした。この恋がサチの自立心、そして父親に対する反発心を呼び覚ましていった。サチは仕事帰りに父親に嘘を言って工員と喫茶店でデートをした。遅くなると「浮気をしているのか!」と政吉に怒られたが、残業だと言いつくろった。2人の交際は続き、結婚を申し込まれるまでになった。相手はサチに子どもがいることも承知していた。サチは決心する。ある日、父親に「結婚してもいいか」と訊ねたのだ。しかし相手が年下だと知るや政吉は血相を変えた。「今から男の家に行って話をつけてくる。ぶっ殺してやる!」。サチは父の怒りを静めるため、男と別れて印刷所も辞めると言わざるを得なかった。

 だがサチは諦めてはいなかった。家出を決意したサチは準備をして家を出ようとした。が、偶然にもそこに政吉が酔って帰宅、サチを問い詰め洋服や下着を引きちぎるなど公衆の面前で大暴れを始める。騒動を聞きつけた近所の人が父親を取り押さえ、サチは半裸で走って逃げたが、結局は父親に連れ戻された。

 この騒動以来、サチはほとんど外出もできなくなった。そして政吉からの責め苦もエスカレートしていく。酔っては「一生不幸にしてやる」「逃げたら3人の子どもを始末する」と脅し、暴れた。子どものことまで持ち出されたサチは限界だった。このままでは自分が殺される。サチは愚痴や脅迫をグダグダ言い続ける政吉を押し倒した。目についた股引の紐で政吉の首を絞めた。

「さあ殺せ。お前に殺されるなら本望だ」

 その際政吉はこう言ったという。サチはさらに夢中で締めあげた。しばらくすると政吉はぐったりして布団の上に倒れた。政吉は、自分が犯し続けた実の娘に殺されたのだ。

 サチは子どもを連れ近所の雑貨商に駆け込んだ。「おばさん、父ちゃんを殺しちゃった」。サチはこう告げると声を上げて泣き出したという。その後、駆けつけた警官によってサチは逮捕された。昭和43年10月5日、29歳のサチにとって、無意識ではあるが1つの“決断”だったのだろう。

 父殺しの背景にサチと政吉の異様な関係が明らかになるにつれ、世間のはサチへの同情を寄せていく。と同時に“尊属殺人罪”へも目が向けられていった。刑法の尊属殺人条項は憲法の「法の下の平等」に合致するのか、違憲なのではないか。こうしてサチの父殺しの法廷は憲法議論にまで発展していった。だがしかし、それ以前にもっと根源的な怒りが、疑問が残る。サチが父親を殺すことになるまで、事態はなぜ放置されたのかということだ。

 14歳の子どもが実の父親に無理やりレイプされた。そのことを母親は知っていた。それを阻止しようとするが、自身が暴力を振るわれ、子どもを人身御供のようにおいて家を出た。母親の親族も父娘の近親姦を知っていた。だが、政吉の剣幕の前に手をこまねくばかりだった。また政吉の親族も然りである。事件後の政吉の弟の供述調書には以下のような下りがある。

「実の父と実の娘が夫婦然として生活しており、世間に対していろいろ恥ずかしい行為をしていた。他兄弟や親戚の者も軽蔑して寄り付かなかった」

 サチが何かと頼り、父親殺害後に駆け込んだ近所の雑貨商もそれを知っていた。いや近所の多くの者がそれを知っていたと思われる。またサチが勤めていた印刷所の工場長もだ。サチとの結婚を考えた工員はサチが印刷所を辞めた後「深入りするな」とその事実を工場長から聞いたという。工員は「がっかり」したものの、彼女を救おうとする姿勢は皆無だ。

 サチの周囲の多くの人間が父娘の近親姦を知っていた。しかし無法者の父親に恐れをなしたとして、有効な手立てを打とうとした者はいなかった。

家父長制と世間体の下、排除された女性や未成年者

 昭和30~40年代、高度成長期で3種の神器といわれたテレビ、洗濯機、冷蔵庫が普及しはじめ、戦後民主主義が一般にも浸透し、団塊世代が青春を謳歌した時代でもある。そんな中、未成年期も含め、15年間にも渡る父親と実娘の関係は単に「マユを顰められる」ものだけだったのか。周囲の多くの大人がこの“異常な関係”を知っていた。だが1人でも未成年に対する“犯罪行為”“強姦”と認識し、少女を助けることはなかった。当時の未婚女性が何度も妊娠・出産・中絶しても医師は疑問を持たなかったのか(医師は『これ以上中絶すると母体が持たない』と避妊手術を薦めただけだ)。

 しかし実を言うと当時、いや現在においても“近親姦”に対する刑罰は存在しない。よって近親姦は違法ではない。近代において、日本では一度親族姦の規定ができたが1881年に廃止された。近親姦は法の概念ではなく道徳的なものとの解釈からだ。近親姦は時代や宗教、国家、風習、道徳観などにより時に公然と認知され、時にタブーとなる。

 現在では児童虐待防止法があり、保護者による18歳未満への性的虐待はこの対象になる。だが当時の児童虐待防止法は対象が“14歳未満”だ(サチが最初に父親に犯されたのは14歳)。また強姦罪は親告罪だが、当時サチが父親を訴えるなどという知識はなかったのだろう。また周囲にもそうした“退避”行動をとる者はいない。当時はまだ家父長的考えが色濃かった時代である。家族や親族のつながりが強く、世間体も今より比較にならないほど人々を縛った。それが逆に悪弊となった。政吉とサチの関係は「身内の恥」として公然の秘密となった。誰も本気でサチを救おうとしなかった。

 だが当時、誰かが警察や関連機関に相談しても「家庭の問題」として積極的に取り合うこともなかっただろうと推察できる(そもそもDVが犯罪として認識されたのもつい最近のことである)。女性や未成年者の人権など、ほとんど省みられない環境と時代にあったサチに逃げ場はなかった。

 そもそも、当時の司法関係者の認識もあまりにひどい。一審判決においては、「尊属殺人の重罰規定は憲法違反」として刑を“免除”するという画期的判決だった。しかし検察は控訴する。その控訴審で検察は「彼女はなぜ長年逃げなかったか。父と娘が夫婦然と仲良く平穏生活していたのだ」と立証しようとしたのだ。まったくもって噴飯ものだが、そうした認識は裁判官も同様だった。

 「父親と夫婦同然の生活をして、父親が働き盛りの年齢を過ぎた頃若い男と一緒になる。(それは)父親を弄んだことになると考えたことは?」と質問し、「(2人の関係は)大昔なら当たり前」「被告人(サチ)は父親の青春を考えたことがあるか」「働き盛りに何もかも投げ打って被告人と一緒に暮らした男の貴重な時間」など父親に同情的な発言さえあったという(『尊属殺人罪が消えた日』より)。

 「親は子どもの所有物」であり「父親をたぶらかした悪女」そんな裁判長の恐るべき認識――。現在でも裁判官という人種は世間知らずであり、時折かなりズレた発言、判決を出し世間を驚かせるが、その体質は今も昔も変わらないものだった。そして2審では懲役3年6カ月の実刑判決が下された。こうして裁判は最高裁に持ち込まれた。弁護人は「鬼畜のような父親にも子どもは服従し、尊属として保護してもいいのか」と子どもの人権を展開。尊属殺人罪の違法性を主張し続け世間の注目を浴びた。そして昭和48年4月4日、最高裁は尊属殺人規定は違憲として執行猶予付きの判決を下した。当時、この判断は「道徳革命」とまでいわれた画期的なものだったという。

 それにしても親の子どもに対する暴力は性的、心理的も含み現在でも大きな問題として現存する。現在は昭和30年代に比べ猛烈に核家族化が進み、親戚近所のコミュニティも崩壊している。そんな環境下、家庭という密室で親権という凶器を持ったモンスターが存在したら――。

 児童虐待防止法、未成年者淫行条例など、子どもを守るさまざまな法や取り組みがなされ、サチの時代に比べて少しはまともになってはいるようには見える。しかし、それが万全と機能しているわけではない。現在でも幼児虐待、虐待の末の殺害も後を絶たない。性的虐待だけを見ても表面化するのはごく一部、しかも虐待者の4割近くが実父との報告もあるほどだ。そして虐待で逮捕された多くの親が平然と「しつけ」と抗弁する。

 現在においても女性や幼児、未成年者の人権や権利、安全が守られている社会とは言いがたいのも現実だ。サチのように“鬼畜のような親”の下に生まれてしまった子どもたちにとって親の存在、そして親権とは何なのか――。現在でも解決していない“古くて新しい問題”を考えさせられる事件でもあった。

 サチの事件審理で最高裁は「尊属殺人加重規定」は違憲と判断し、昭和48年以降この刑の適用はない。しかし尊属殺人罪の記載が刑法から削除されたのは、判決から22年がたった平成7年になってからだ。
(取材・文/神林広恵)

参考文献
『尊属殺人罪が消えた日』(谷口 優子著、筑摩書房)

ピエール瀧逮捕の余波――実名で報じられたリリー・フランキーの気になるコメント

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 4月7日の春の統一地方選。女性当選者が過去最多の237人で、当選者割合も10%を超えた。とはいえ、世界的に見ても日本の女性議員が占める割合はかなりの下位。その背景には家事や育児など家庭労働は女性が担うという状況に加え、政治の世界がオヤジ社会そのものだからということもあるかも。でも数が多ければ、セクハラとかパワハラとかにも結束して立ち向かえるはず。頑張れ、女性議員!

第454回(4/4〜4/9発売号より)
1位「リリー・フランキー 『側近が薬物逮捕』激白!と 次は麻薬取締官が狙う『あの国民的タレント』」(「女性セブン」4月18日号)
2位「内田也哉子 父裕也さん“最後の恋人”と『逝去翌日から遺品整理は2人で――』」(「女性自身」4月23日号)
3位「宮本亜門さん 『前立腺がん発見』のアメトムチ」(「女性セブン」4月18日号)

 なんだか、昭和の香りさえ漂うような懐かしい記事。それが「女性セブン」のピエール瀧の逮捕余波の記事だ。何が懐かしいって、薬物で芸能人が逮捕されるとそのルートで関係芸能人が芋づる式に――という切り口。昭和、そして平成でも、こうした「次に逮捕されのは誰?」という企画が盛んになされてきたが、しかしここ最近、それほど見かけなくなっていた。

 実際、この手の記事通りに本当に芸能人たちが続々と検挙されたことはないしね。しかも記事内で、「次の逮捕芸能人」はイニシャル扱い。だから、うわさレベルで書き放題。それが外れても名誉毀損にもならない。そんな安直さからか、一時は実話雑誌などで数多く見かけたこの企画だが、しかしコンプライアンス意識からか、激減している印象だった。ネットでは出回ってるけど。そんな中での「セブン」記事だ。

 そこに名前が上がっているのがヤクザ映画に引っ張りだこの強面俳優に、大物音楽プロデューサー、グラドルに元男性アイドル、そして国民的タレント。ね、特定しているようで、していない。なぜなら当てはまる芸能人は複数いるから。当たらなくても逮捕されなくても全然オッケー、な記事だ。

 そんなイニシャルの中、実名で挙げられているのがリリー・フランキーだ。その理由はピエール瀧の親友で、昨年にやはり薬物絡みで逮捕された音楽関係者Gがリリーとも関係があり、一時はリリーの運転手も務めていたというもの。さらにピエール逮捕の後には捜査員から電話もあったとか。確かにリリーといえば、ピエールとも映画などで共演しているし、公私ともに仲良い。記事ではリリーの疑惑を明確に否定しているが、気になるのが「セブン」の直撃にリリーが答えたこのコメントだ。

「瀧とGにはすごく迷惑しています」

 まるで突き放すようなコメントで、あまりにリリーらしくない。どうした!?

 4月9日号で内田裕也のマネジャーで“内縁の妻”と言われるA子さんの存在、そしてA子さんに樹木希林も「内田をよろしく」と託した“絆”について紹介した「女性自身」だが、その後噴出したのが、本木雅弘・内田也哉子夫妻とA子さんの確執だ。これは「セブン」でも報じられたが、お別れの会の日程や仕切りを巡り、本木夫妻とA子さんに齟齬があり、そこで確執説が浮上したというもの。

 だが、最初から“絆”を強調してきた「自身」はこの確執説を覆した。3日に行われた内田のお別れ会でA子さんと也哉子が寄り添い、話し込み、時には手を取る様子を紹介、さらに也哉子がお別れの会の謝辞で「(母は)折々に入れ替わる父の恋人たちに、あらゆる形で感謝をしてきました」と語ったことも合わせて報じている。さらにさらに、也哉子とA子さんが内田の亡くなった翌日に、内田宅で遺品整理をしていたとも。

 さすが樹木希林の娘、さすが内田の最後の恋人。やはり芸能マスコミや世間の“常識”など通用しない関係にあったということだろう。それにしても樹木希林、内田裕也、本木雅弘、内田也哉子となんと個性的で魅力的な一家なのか! そして「自身」では特集だけでなくグラビアでもお別れ会での本木一家の様子を掲載していた。そこに写る本木長男・UTA、めちゃかっこいい。

 2日、前立腺がんをツイッターで公表した宮本亜門が、8日放送の医療バラエティー番組『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)に出演、ステージ2で転移もないことがわかり、ニュースになっている。そして、その内幕を「自身」が報じているのだが、いろいろびっくり。まず番組では過去に大久保佳代子の甲状腺腫瘍、東てる美、麻倉未稀のがんが次々発見されたこと。医療番組だから当然なのかもしれないけど、名前を羅列されると怖い。さらに宮本のケースでは番組が全面バックアップ、検査費や治療費なども番組が負担するらしい。しかしその見返りは治療、闘病の様子をテレビ公開することなんだろうね。これも怖い。

高橋由美子、芸能界復帰の裏に「酒による金欠」あった? 熟女グラビアの可能性は……

 女優の高橋由美子が、笹野高史、岩下志麻、松原智恵子らが在籍する芸能プロダクション「グランパパプロダクション」に所属することが決まり、芸能活動を本格的に再開させることとなった。

 新事務所のオフィシャルホームページに高橋の写真が掲載され、9月から始まる新作ミュージカル『怪人と探偵』への出演も合わせて発表された。

 高橋は1990年代に“20世紀最後の正統派アイドル”と騒がれ、多くの人気ドラマやCMに出演、歌手としても活動した。近年では酒豪姉御キャラとして人気を博していたが、2018年に妻子ある40代一般男性とラブホテルに入る不倫騒動が勃発し、同年4月に前所属事務所「コニイ」を契約解除された。

 ではなぜ、このタイミングで芸能活動を再開させることになったのか?

「若いころからお酒が大好きという性格もあり、酒場や繁華街で飲み歩いていました。酔いに任せて、その飲み屋にいる全員のお代を支払うことや、後輩を引き連れて何件もハシゴすることもあり、豪快にお金を使っていました。女版・勝新太郎といったところでしょうか。独身ですが、これまで散財してきたので、大きな貯蓄は残っていないようです。親の世話もしなければいけませんし、不倫相手の妻からは慰謝料の支払いを求められたこともあり大きな負担となりました。そういったこともあり、将来のためにも仕事を再開させなければならないといった事情もあったようです」(芸能関係者)

 一部で熟女グラビアのオファーが殺到していることも報じられたが……。

「まずは女優としてコツコツと活動していくといいます。役者が中心の事務所に所属したのも、その表れでしょう。ただ、まだ大好きなお酒を止められていないということで、周囲は気を揉んでいます。不倫騒動後、都内のマンションを引き払いました。実家で静かに暮らしていますが、酒はやめられず周辺の居酒屋や小料理店で飲んでいる姿が目撃されています」(同)

 トラブルなく、すんなりと芸能生活復帰できればいいのだが……。

窪田正孝『ラジエーションハウス』演技派俳優たちの足を引っ張る!? 本田翼の棒演技に視聴者失笑!

 窪田正孝主演ドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)の第1話が4月8日に放送され、平均視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 初回が2ケタを記録し、好スタートを切りましたね。フジ月9復活も夢じゃないかも!? ですが、重要なのは中身! ではでは、視聴者の声も交えて、振り返っていきましょう~。

“変人”放射線技師が大活躍!

“写真には必ず真実が映る”と信じている放射線技師で医師免許も持つ五十嵐唯織(窪田)は、アメリカから帰国後、幼馴染で想いを寄せる放射線科医・甘春杏(本田翼)が勤める甘春総合病院に採用される。

 

 勤務初日、唯織はバスの運転手の異変に気付きその対応で遅刻。病院で杏と再会できたものの、杏は唯織のことを覚えておらず、ショックを受ける。

 

 そんな中、世界的に有名な写真家・菊島亨(イッセー尾形)が頭痛を訴え搬送される。一度頭部MRIを撮るも、左上が真っ黒く映り、お手上げ状態に。どうしてもあきらめられない唯織は、自分でもう一度調べることに。一度目に撮った全写真を組み合わせて調べたところ、寄生虫が脳に潜伏していることが判明。無事、一命を取り留めた菊島は、ケンカしていた娘(森矢カンナ)と和解。唯織も杏と少しずつ距離が縮まり始めた、というのが今回のストーリーでした。

 今まで、たくさんの医療ドラマがありましたが、今回は放射線技師のお話ということで、「おお、そこいくか!」と思ったのですが……。結論から言うと、なんか普通。簡潔に言うと、普通の放射線技師たちの中に、一人ずば抜けて異色の放射線技師が混じって活躍するってだけ(マンガ原作通りなので、ドラマ版が悪いとはいえませんが)。まるで『グッド・ドクター』にそっくりなんですよね~(だから脚本が同じ大北はるか氏なのか! と白々しくびっくりしておきましょうか)。

 なので、別にすごく「おお~、これは面白い!」とは思わず、かといって感動するほどでもなく。まあ、月9にしては地味な感じがしました。

 前回の『トレース~科捜研の男~』が結構シリアスでブラックな分、今回は明るいタッチの作品で行こうと思ったのかもしれませんが……。なんか、火曜10時枠とか木曜10時枠でもできる作品の気がするんですよね。

 う~ん、あと正直、月9特有の恋愛要素も少なくて(始まったばかりだから今後増えていくのかもしれませんが)ガッカリ。

 それに、1話が90分拡大版だったってこともありますが、テンポが遅い! ネットでも「テンポ遅くってチャンネル変えちゃった」「なんか、話が進まなくて、途中でスマホ見ちゃったわ(笑)」とか、長くした割に評判は良くない様子。でも、まあ、次からは通常の60分版になるので、この点はカバーできそうですが。

 1話だけで評価できないのですが、1話だけを見て、“ちょっと期待はずれ”感は否めないなと思いました。

本田翼の演技が足を引っ張る

 主演の窪田くんの演技ですが、これは十分楽しめました。ちょっとひ弱な感じがしながらも、仕事になると天才的な頭脳を発揮。その上、優しい性格。とにかくキュンキュンしちゃうんです(笑)。脇を固める遠藤憲一さんや浜野謙太さんの安定感。また、新人放射線技師の広瀬アリスちゃんも“新人”らしい初々しさを演技で見せていて、どれも良かった。

 ですが、一人だけ、気になる人が。放射線科医の本田翼です。

 確かに、かわいいんですよ。ですが、演技はイマイチ。なんだろうな~。セリフひとつひとつが大げさすぎる。あと演技が棒過ぎるんです。

 まあ、ひと言で言うと「学芸会レベル」なんですよね。それに、共演者みな、演技が上手いから、酷さが目立っちゃうのも残念。

『絶対零度』(フジテレビ系)のときはアクションが素晴らしかったので、演技の下手さはカバーできたんですが……。今回はそうもいきませんからね。

 ネットでも翼ちゃんの演技に大ブーイングが起こっており、「顔はかわいいから、セリフなくして黙っている役にしろ」「途中で声がでなくなる役にしろ」など、酷い言われようで。

 でもきっと、周囲に鍛えられて、最終回には、良くなってるかもしれませんよね!(希望は薄いですが……)

過去の栄光にすがりすぎのフジ

 そうそう、今回1話をみて一番思ったのが、演出がおもいっきり『HERO』と『王様のレストラン』(共にフジテレビ系)を彷彿とさせるんですよ。カメラが横に動いたり、回想シーンで八嶋智人のナレーションが入ったり、エレベーターまで歩いていると段々人が増えていくところとか。

 で、よくよくしらべたら、演出に『HERO』『王様のレストラン』(ともに当時はチーフディレクター)を担当していた鈴木雅之氏がいる上、音楽も同じく両方担当していた服部隆之氏の名前が。

 別に、いいんですよ。同じような演出をしても。ですが、正直にいうと、“2番煎じで新鮮味を一切感じない”んですよね!

 過去に流行ったからと言って今の時代にも合うかと言えば……そりゃ~、時代が変われば合わないに決まっている。10年以上も前の演出で見せられてもね。ヒット作のマネでもしとけばいいでしょって感じが。「あの~やる気ありますか?」って問いたいですね。

 確かに、過去のヒット作に倣ってと思うのはいいかもしれません。ですが、まんま同じってのは、あまりにも酷い。引きずり過ぎるのは、正直かっこ悪い。それに、わかりにくく使うならまだしも、おもいっきり「あれ、『HERO』に似ている」「『王様のレストラン』思い出したわ~」とネットで騒がれており、「まんますぎてつまんないわ!」とまで言われてますからね。ちょっと、どころか、相当視聴者はガッカリしたようです。

 まあ、もうはじまっちゃったし、演出を変えることはできないでしょうから、このまま2番煎じで進んでいくんでしょう。

 はあ~、ここは相当、がっかりです……。

 以上、1話のレビューでした。 

 俳優陣の演技以外ほめていませんが、まだ1話ですからね。今後どうなるのか、まだまだわかりませんし、その分期待もできるはず。次回の放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

加藤綾子、フジ報道新番組初回4.6%の爆死! 鳴り物入りでフリー転身も「使いづらい」ワケ

 2016年にフジテレビから独立した加藤綾子が、同局の夕方の報道番組『Live News it!』のメインキャスターに就任した。フジは、同時間帯で他局との視聴率レースに惨敗を喫しており、加藤の起用によって起死回生を目指しているはずが、実は加藤にとっても“最後のチャンス”と言われている。

 4月1日に初回放送を迎えた『Live News it!』。この日の平均視聴率は4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前番組の『プライムニュース イブニング』の水準を超えるものではなかった。

「同時間帯の視聴率は、『news every.』(日本テレビ系)が安定して2ケタを獲得しており、次点が『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)で、平均して7~8%前後となっています。ホラン千秋がキャスターを務める『Nスタ』(TBS系)は5~7%の間で、フジテレビは万年4位という状況。『Live News it!』にしても、第2回、第3回の放送は、5%に届きましたが、最新の4月8日放送では4.0%まで数字を落としました」(スポーツ紙記者)

 夕方のニュース番組の視聴率は、番組放送後に控えるゴールデンタイムのバラエティ番組に、はずみをつける重要な位置づけだ。それだけに、フリー女子アナでも引く手あまたとされる加藤の起用は、フジ側の“覚悟”とも見える。ところが……。

「ここ最近、加藤の業界評は下がり続けています。17年に『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)を始めとして、他局のバラエティに出演した際は、視聴率が伴っていたことから、各局で引っ張りダコでした。ところが、ギャラの設定を高額にしたり、加藤側も仕事を選ぶようになった頃から、業界内で『使いづらい』という空気が強まってしまったんです」(広告代理店関係者)

 現在、加藤のレギュラーは『Live News it!』に加えて『ホンマでっか!? TV』(同)、そして『世界へ発信!SNS英語術』(Eテレ)の3本。

「出身局の番組は、他局に比べて“買い叩かれる”のが業界の慣例です。通常であれば出演料が50万円のところを、5~10万円までディスカウントされてしまいます。NHKにしても、キー局に比べればギャラは格安というだけに、実は加藤は『仕事を選ぶ』状況ではなくなっているのでは」(同)

 そのため、今回の『Live News it!』で結果を残せなかった場合、「次はない」とまで言われるようだ。

「昨年は嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)で“女優デビュー”を飾っているものの、演技が『お遊戯会レベル』など、視聴者の評価も芳しくなかった。現在はCMのギャラがあるため、女子アナではトップクラスの売り上げを保っていますが、新番組が短命に終わってしまうと、もはや加藤には行き先がなくなってしまうかもしれません」(同)

 鳴り物入りでフリー転身した加藤だったが、実はジリ貧に追い込まれていたようだ。このままフジテレビと“共倒れ”してしまうのか。

キンプリ平野紫耀が匂わせに反応か 「指輪で騒ぎすぎな!!!」と否定でついに終了?

 King & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀は、数日前からキンプリファン(ティアラ)の間で騒ぎとなっている“指輪騒動”をブログで正式に否定した。

 キンプリは今月3日、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に生出演し、新曲『君を待っている』を披露。その際、平野が右手の薬指にはめていた指輪を不自然に隠すような動作をしていたことから、ファンの間では交際が噂されている女優・平祐奈との「婚約指輪」「ペアリング」という疑惑が浮上していた。

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平野紫耀はブログで「指輪で騒ぎすぎな!!!」
 平野紫耀は今月8日、Johnny's webの会員制ブログ「Diary King & Prince(DKP)」を更新。<みんな3日のZIP!みてれくれてありがとう!><ひとつだけ言っていい?指輪で騒ぎすぎな!!!>と、婚約指輪・ペアリング説を否定した。

 この指輪は<映画の開き時間にマネージャーさんと買いに行った>ものだそうで、右手の薬指につけているのに勘違いされたことを不思議がり、<占い師の人に創造力とかが欲しい時はって言われたから付けたんだけどなー>と、占い師の助言によるものだったと釈明した平野。

 ただ、『ZIP!』で話題になった理由のひとつは、指輪を隠すような動作をしていたことだったが、それについては特に綴っていない。偶然、隠しているように見えただけなのかもしれない。

 平野紫耀と平祐奈の“交際匂わせ”は今まで幾度となくファンを騒がせてきたが、具体的に平野が否定したのは今回が初めて。平野のみならず、ジャニーズ事務所所属のタレントがこうした“ネットの噂”に言及することは、増えつつあると言えるだろう。

 また、平野は<全然ソロプレイヤーだから>とも綴っており、「ソロプレイヤー=彼女がいない」と解釈したファンは「平祐奈との交際はガセ」「“匂わせ”はファンの勘違いだったのかも」と、歓喜している。ただ、平野が平との交際を否定するような発言をしたこと自体は初めてではない。

平野紫耀は「女優さんとは付き合えない」と明言しているが…
 平野紫耀は昨年1月に公開された主演映画『ういらぶ』に関しての「Movie Walker」のインタビューで、以下のように自身の恋愛観を語っている。

<もしボクに彼女がいて、彼女が社交ダンサーだとしたら、躍らせたくないですね。パートナーと触れ合っちゃうから。だったら、僕がダンサーになって、彼女とタッグを組みたいです(笑)>
<だから女優さんとのお付き合いも、無理! キスシーンとかあったら、発狂するかもしれないので…(笑)>

 「女優さんとのお付き合いも無理」と明言したことで、平野と平祐奈の交際はありえないはずだと結論付けるファンは多かったが、その後も双方からの“匂わせ”投稿は消えず、噂の火は消えるどころか勢いを加速し燃え続けてきた。

 また、そのインタビューのなかで平野は「彼女が社交ダンサーだとしたら」という例を出しているが、これは何の前触れもなく突如出てきた例。平は以前出演した映画『未成年だけどコドモじゃない』で社交ダンスを踊っていたことから、「平野は平を守るために“交際していない”と嘘をついたが、逆に匂わせてしまった」と捉えるファンもおり、何をどうやっても平野と平は関連付けられてしまうようだ。

 決定的な証拠があるわけではないのに、一年以上にわたり波紋を呼んでいる平野紫耀と平祐奈の交際疑惑。平野の指輪否定によって、今度こそ騒動は収束へと向かうのだろうか。