今週の注目記事・第1位
「安倍政権VS.平成皇室『令和』暗闘ドキュメント」(「週刊文春」4/11号)
「新元号報じられない20の謎」(「週刊新潮」4/11号)
同・第2位
「飯田HD<婿社長>『二人の愛人』写真」(「週刊文春」4/11号)
同・第3位
「長谷工(建設現場所長)が新築マンションに盗撮カメラを設置していた」(「フライデー」4/19号)
同・第4位
「漫画『コブラ』巨匠が逃れられない在宅ケアの性-要介護4でも一夫多妻生活」(「週刊新潮」4/11号)
同・第5位
「佳子さま紀子さま、ダンスで「母娘断絶」」(「週刊文春」4/11号)
同・第6位
「日産自動車『社外取締役』『指名委員会』ちゃんちゃらおかしい」(「週刊現代」4/20号)
同・第7位
「強姦新人社員を生んだ住友商事リクルーター制度」(「フライデー」4/19号)
同・第8位
「星稜林監督が小誌に怒りの激白『習志野は20回サインを盗んだ』」(「週刊文春」4/11号)
「『星稜VS.習志野』サイン盗みに蓋をする粉飾『高野連』」(「週刊新潮」4/11号)
同・第9位
「ウォール街を動揺させる逆イールドの不吉度」(「ニューズウイーク日本版」4/9号)
同・第10位
「『菅義偉内閣』の“閣僚名簿”が出回っている!」(「週刊ポスト」4/19号)
同・第11位
「『雅子皇后シフト』を急ぐ宮内庁「オク」の内幕」(「週刊ポスト」4/19号)
同・第12位
「88歳イーストウッドのバランス感覚」(「AERA」4/15号)
同・第13位
「簡単な手続きで『戻ってくる』『もらえる』お金」(「週刊現代」4/20号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
早速いこう。現代とポストの差は、今週の巻頭特集を見れば明らかだ。
ポストは、「税理士も社労士もプロはみんな『年金繰り上げ』が常識」。年金は繰り上げてもらえという主張は以前からやっている。ミミタコというのはこのことだろう。
まだ現代の、4月から始まった新制度で「戻ってくる」「もらえる」お金の特集の方が、ちょっと読んでみようかなという気にさせる。
だが、現代のほうも、リフォームしたら最大30万円相当の「次世代住宅ポイント制度」が6月から始まる。耐震リフォームすると費用の10%、最大25万円を所得から控除される。家を新築する、リフォームすると最大35万ポイントをもらえて、健康関連商品などに交換できる。
長年使っていない空き家を解体したいときは、費用の一部を自治体が負担してくれるなど、これまで何度もやってきた繰り返しである。
だが、こういうものは相続問題と同じで、今週の記事を切ってスクラップしておけば、何かの時に役に立つかもしれない。
何度もいうが、私の家は築50年を超え、震度5強の地震にも耐えられないかもしれない。
解体して、どこかへ引っ越そうと思うが、その費用がない。どこぞで、この費用の半額でも出してくれるところはないものか。
こうした悩みを抱えているのは、私だけではないはずだ。現代さん、お願い!
クリント・イーストウッドの最新作『運び屋』を少し前に見た。麻薬カルテルの連中から預かったブツをおんぼろトラックで届ける90歳の老人を演じている。
実年齢は88歳だから、映画の主人公と似通った年だが、実物は未だにカッコよく、背筋がピンとしている。
だが、主人公のアールは、かなりくたびれていて、歩き方もぎこちない。これを演技力というのだろう。
コミカルで笑わせるのだが、10年前の『グラン・トリノ』のような、弱者をいたぶる卑劣な若者への怒りというものは、強烈には出てこない。
AERAによれば、イーストウッドの演じている老人は、トランプ大統領を支持している「忘れられた人々」を描くものでもあるという。
そういわれれば、そうと思えないことはないが、映画を見る限り、そうした人々を彼がどう思っているのか、明確には伝わって来ない。
イーストウッドには、高倉健でできなかった、老いたマフィアの一匹狼が追い詰められて、最後の戦に出て、壮絶な死を遂げるような映画を撮ってもらいたいと思うのだが。
さて、平成もあとわずかになってきた。皇太子が令和天皇になる日が刻々と近づいて来ているが、メディアが心配しているのは、雅子新皇后の体調である。
そうしたことを含めて、雅子妃が皇后になる時のために、日常のお世話をする「オク」といわれる侍従長を誰にするかで、いろいろな憶測が飛び交っていると、ポストが報じている。
現在の東宮大夫として仕えている小野田展丈氏がそのまま昇格するといわれているが、彼は現在71歳だから、11月の大嘗祭などの即位に伴う儀式が一段落したところで、退任になるのではと見ている。
その後任としてささやかれているのが、佐々江賢一郎元駐米大使だという。彼は雅子妃が外務省に勤務している時の直属の上司で、雅子さんが皇太子妃に内定した時、「重要な力が剥ぎ取られる思い」といって、彼女がいなくなるのを惜しんだ人でもある。
彼を据えることで、雅子皇后には、得意の語学力を生かして、皇室外交の主役を務めてもらおうという狙いがあるというのである。
どちらにしても、雅子妃にかつてのような生き生きとした表情が戻ることを祈りたい。
同じポストから。新しい元号を発表した菅官房長官に、次の総理という期待が増しているというのだ。
ポストによれば、令和という元号を発表する時には、冷静に見える菅でも、かなり緊張したという。
だが、安倍の記者会見よりもはるかに存在力を見せつけた菅は、連休明けにも訪米し、アメリカ政府の要人たちとも会う予定だといわれているそうである。
菅の弱点は、アメリカを含めた要人とのパイプがないことだったが、この訪米を機に、そちらへも力を入れていくという。
現在、菅を囲むグループには「韋駄天の会」と「ガネーシャの会」というのがあり、その勢力はかなりの数に上るそうである。
では、菅政権が実現すれば、誰が次のリーダーになるのだろう。ポストによれば、河野太郎と小泉進次郎だという。
また女性議員の中では、小渕優子元経済産業大臣を菅は買っているそうだ。また、元維新の会の橋下徹を民間人として閣僚に起用するともいわれているという。
暗い、上から目線、話下手の菅官房長官が、ポスト安倍の総理になれば、日本中がさらに暗くなることだけは間違いないと思うのだが。
ニューズウイーク日本版に気になる記事がある。
アメリカの国債市場で11年ぶりに「逆イールド現象」が起きたというのだ。このニュースはアメリカの金融業界を大きく動揺させているそうである。
逆イールド現象というのは、長期金利が短期金利を下回ることだという。なぜこれが注目されているのか? 1955年以降、アメリカの景気後退のほとんどは、逆イールド現象が発生した後から起きているというのである。
サンフランシスコ連銀によると、過去60年で、この現象が起きて2年以内に景気後退局面に入らなかったのは、たった1度しかないそうだ。
だが、この関係を指摘した教授がいうには、この現象が3カ月以上続いたときに、初めて景気後退のシグナルになるので、まだパニックになることはないというが、不気味な予兆ではある。
さて、たいして盛り上がらなかった春の甲子園大会だが、東邦(愛知)が習志野(千葉)を6-0で下して大会最多、5度目の優勝を果たした。
それも平成元年(1989年)の61回大会以来30年ぶりで、東邦は平成最初と最後の優勝校となったのである。
だが、別の意味で、習志野高校は注目を集めていた。新潮によれば、べスト8をかけて習志野は、強豪星稜と対戦して3-1で勝利を収めた。
しかし星稜の林監督が、「習志野がサインを盗んでいる。証拠があると激怒した」と、翌日のスポーツ紙が報じたのだ。
問題になったのは4回表の習志野の攻撃の時だった。1死2塁で、星稜の捕手が球審に、2塁ランナーの動きがおかしいと指摘した。
その後、同点に追いつかれ、なおも2死満塁の場面で、今度は星稜の林監督が「セカンドランナー!!」と声を荒げた。
これを受けて審判4人が協議したが、2塁ランナーに「紛らわしい動きはしないように」と注意するだけで試合を続行したのである。
怒りを抑えきれない林監督は、試合後に習志野の小林監督に猛抗議したという。
私も高校時代に甲子園を目指した人間の一人だが、サインを盗むというのは、それほど悪いことなのだろうか。
たしかに、走者やベースコーチが、捕手のサインを見て打者にコースを教えることは、現在は禁止されている。
だが、昔はプロ野球でも、外野席から捕手のサインを盗み見て、ベンチに教えているという疑惑が何度も指摘されたことがあった。だがこれも野球の楽しみの一つだし、サインがわかったから必ず打てるとは限らない。
新潮のいうように、高校野球が商業主義に走り過ぎる現在、高校生たちを虐待していると批判される過密スケジュールや、炎天下の試合などを再考するほうが先である。
ところで、就活中の女子学生に、入社させると持ち掛けて、SEXを強要するケースが相次いでいる。
どうしても入社したいという学生の気持ちを利用して、欲望を果たそうという輩が多くいて、そのうちのごく僅かなケースが事件になったり、社内で問題になったりするだけであろう。
今度のケースは、住友商事の三好琢也容疑者(24)。慶應大学を出て入社したばかりの社員である。
ここはどんな新人教育をやっているのか。三好は、3月1日にOB訪問のために上京したA子さんと、同僚の3人で居酒屋に行き、一気飲みさせ、泊まっているホテルに送って行き、カードキーを盗み、部屋に入って彼女を強姦したという。
おそらく、「自分はリクルーターで、面接用の評価マニュアルを持っている」などと持ち掛け、信用させたのだろう。
こうしたことが多発するのは、「OB訪問アプリ」などを使って、見ず知らずの人間に会うからである。
それまでのOB訪問は、学校の教授や、知り合いを頼ってOBに会うため、OBのほうも下手なことをすればまずいという意識が働くはずだ。
だが今は、出会い系サイトのようなものだから、あわよくばと思っている人間にとっては、おいしいカモが来たと考え、何とかものにしようと企む輩がいるのは間違いない。
この三好も、大学時代から女に手が早く、自分でツイッターに「性獣、三好」と書くぐらい、性欲丸出しの男だったと、大学の先輩が語っている。
だが、女子学生の方にも落ち度がある。いくら入社したいからといって、誘われて酒を呑まされ、カードを盗まれたのを気づかないほど泥酔するのは、酷なようだが自覚が足りないといわざるを得ない。
渡る世間は鬼ばかり。これが社会の常識である。必要以上に怯えることはないが、初対面でやたらなれなれしくする男は、下心があると用心するに越したことはない。
先週の金曜日に神戸で取材があったので、終わってから京都に行って泊まり、翌日、桜を見に嵐山へ行ってみた。
まださくらは8分咲きだが、渡月橋の周辺は見事な桜が競い合い、春爛漫とはこういうことをいうのだと、見とれた。
だが、桜の数より多いのは、中国人を含めた観光客である。渡月橋はさながら満員電車のようだった。
京都にはそこここに着物のレンタルがあり、派手なピンク色の着物を着た女性たちが、大股で歩いている。
その手には、アイスや饅頭、トウモロコシが握られ、食べ終わればどこへでも投げ捨てていく。
私も京都には何度も来ているが、これほどの人間を見るのは初めてである。だが意外なことに、そば屋や和食の店などは、思ったほど混んでいない。
少し前までは、爆買いなどといわれたが、今来ている中国人は、その頃とは様変わりしているのだろう。
タクシーの運転手に、「観光客が多くて、忙しくてしょうがないのでは」というと、「それよりも混雑していて、目的地に着くのに時間がかかって、儲かりません」というのだ。
夜の高瀬川は桜の名所だが、夜中になってもすごい人で、ゆっくり散策などしていられない。
観光立国などと囃し立て、受け入れ態勢もないまま、中国や東南アジアからツアーの観光客を招いても、迷惑するのは地元の人間と、われわれのような京都の風情を楽しみたい人間である。
調べてみたらいい。外国人観光客が増えて、市内の飲食店の売り上げがどれぐらい伸びたのかを。
桜や、枯山水の庭を巡る楽しみがなくなれば、国内の観光客は減っていくに違いない。
何とかのグルメという番組で取り上げられた店が、放映直後は満員になるが、しばらくたつと、そうした連中もいなくなり常連客も来なくなる。中には潰れてしまうところもあるそうだ。
来てはいけないというわけにはいかないが、何らかの策を講じないと、「そうだ京都へ行こう」とならなくなる。
それに、観光寺のあくどさだ。仁和寺へ行ってみた。そこは3種類のチケットを売っていて、桜だけ、寺の中に入れる、館内にある宝物殿に入れるとに分かれている。
私は、御室桜にしか興味がないので、桜だけを見られる券だけ買ったが、何のことはない、今年はほとんどまだ蕾で、一本しか咲いていなかった。
それなら、まだ桜には早いですよといってくれればいいのにと、腹が立ってすぐに引き上げた。
今度来るときは、真冬の京都にしよう。そう思いながら新幹線に乗って帰ってきた。
東京の中野の桜並木は、今が盛りであった。
現代は、社外取締役や指名委員会など、日産が外部の人間を入れて、ゴーンのような人間を出さないようにしようといっているが、ちゃんちゃらおかしいと書いている。
日産の社外取締役は3人だが、元カーレーサーの井原慶子、今一人は元経産省の豊田正和、今一人がルノー出身のドゥザンだそうである。
これでは、社内で何が起きているのか、どういう問題があるのかなど、分かるはずはない。
単なるアリバイ作りといわれても仕方あるまい。
先日、丹羽宇一郎元伊藤忠会長、元中国大使と会い、話を聞いた。彼も、いくつもの社外取締役をやったが、とても他人様の会社のことなどわからないし、こういうものはやめた方がいいといっていた。
日産も、ゴーン体制でヌクヌク生きてきた連中が偉くなり、そうした人間は、ゴーンがどんなことをやっているのか知っていたはずなのに、何もいえなかった。
ましてや社外の人間が口を出せることなどない。
丹羽さんは、トップに立つ人間は「会計」の勉強をするべきだという。社を運営していくのも、社のどこかがおかしくなっているのかも、会計がわかれば見えてくる。
今のトップたちは、会計がわからない人間が多すぎる。たしかにそうだと思う。
そのカルロス・ゴーン日産自動車前会長が4月4日朝、会社法違反(特別背任)容疑で東京地検特捜部に再逮捕された。「中東オマーンの日産販売代理店に送金した約5億6300万円の日産資金を自らに還流させて、日産に損害を与えた疑い」だと朝日新聞DIGITAL(4月4日16時30分)が伝えている。
逮捕の直前、ゴーンは「私は無実」だが、「私は90%の確率でこれから逮捕されるだろう」と、仏民放ニュース局LCIのインタビューに答え、「自身が『外国で恐ろしい状況に巻き込まれている』、『仏市民としての私の権利が擁護されるよう、仏政府に訴えたい』」(朝日新聞DIGITAL4月4日19時05分より)と語ったという。
何やら、東京地検特捜部とゴーン側の「面子合戦」の様相を呈してきたようだ。
お次は「佳子の乱」である。今週の文春は、ダンス練習に打ち込みHIPHOPダンスが得意な佳子さんに、そうしたダンスは皇族にふさわしくないという考えを持っている母親・紀子さんが強く反対して、以来、眞子さんの結婚問題もあり、「母娘断絶状態」だそうである。
母親の意に背く姉妹、そのイライラを出入りの人間たちにぶつける紀子さんの間で、苦悩しているのが秋篠宮さんという構図になる。これからどうなるのか予断は許さないようである。
次は新潮から。私は『コブラ』という漫画を読んだことはないが、週刊ジャンプで1978年から84年まで連載され、全世界での発行部数は5000万部を超えるというから、凄い。
それを書いたのは手塚治虫のアシスタントをしていた寺沢武一(64)だが、98年に人間ドックで悪性脳腫瘍が見つかり、手術の後遺症で左半身が麻痺して、現在は車椅子生活を余儀なくされているそうだ。
まだ若いのに可哀想だと思うが、この御仁、性的欲求は半端ではないようなのだ。
寺沢からアシスタントをしてくれと頼まれた葵正美(仮名)の話によると、漫画を描くどころではなく、失禁した体の世話や食事の世話などで、忙殺されたという。
それだけではない。週に何回か愛人が訪ねてきて、彼女が来るから部屋に入るなといわれ、SEXの後の処理までやらされるようになったというのだ。
彼女が来ないときには、テンガという自慰のための器具を使って行為に及ぶのだが、その器具を開封するのも彼女の役目だったそうだ。
介護のために体を密着させると、彼女のズボンに手を入れ性器に触ろうとする。陰部を洗浄した後は、毎回舐めてくれといってくるそうだ。
これ以上は書くに忍びない。アシスタントの仕事などほとんどなく、まるでセックスボランティアのようなものである。
介護ジャーナリストの小山朝子は「高齢になると前頭葉が老化して、性欲が制御しにくくなることもある」という。老人ホームなどで、看護士や隣の部屋の女性に襲い掛かる高齢者も珍しくはないらしい。私もそうなったら、どうしたらいいのだろう。考えるだけで憂鬱になる。
フライデーから。長谷工といえば分譲マンション建設最大手だが、フライデーによると、ここが建設中だった神奈川県川崎市内に建設していたマンション「アクアブリーズ川崎」で、盗撮事件が起きていたというのである。
30代の女性作業員が共用トイレを使った時、周囲をベニヤ板で囲い、テープで貼ってあるが、そのテープにドリルで開けたような穴が等間隔で並んでいたのに目が止まった。
そこでテープを剥がすと、縦横2cmほどの小型のカメラが出てきたというのである。カメラは稼働中だった。
彼女は、所長にいいに行くと、預かっておく、処分するといい、持って行ってしまったのだ。
彼女はSDカードを預かっていたので、見てみると、他の女性3人も盗撮されていた。
所長にカメラを返して欲しいというと、捨てたと言い張るので、警察を呼んだそうだ。
その後、所長は警察に自首したが、おかしいのは長谷工側のその後の処理である。
所長は諭旨解雇にしたが、女性たちには、動画は削除したから、世の中にいわないでくれと、公表せず、隠蔽してしまったというのである。
フライデーに対して長谷工側は、事実関係は認めたが、詳細については回答しなかったという。
件の女性は、精神的ショックで体調を壊しているそうだ。
長谷工さん、これはダメでしょう。
ところで、男はいくつになっても女を追いかけるものだが、この人は、その中でも特別かもしれない。
「飯田グループホールディングス」は、売上高約1.3兆円を誇り、不動産業界第2位の大企業である。
少し前に、ここの森和彦会長と歌手の華原朋美の「親密デート」がフライデーに報じられたが、今度は西河洋一代表取締役社長(55)が愛人2人と一緒に、西河の奥さんから、夫と2人の愛人によって著しい精神的苦痛を被ったとして、1億1000万円の損害賠償請求訴訟を起こされていると、文春が報じているのである。
飯田HDの創業者は、飯田一男だが、彼が亡くなったため、彼の次女と結婚した西河が社長に就任したのだ。
妻の父親の会社を引き継いだのだから、彼女に頭が上がらないのではないかと思うが、そうではないようだ。
銀座の高級クラブの女性や別の女性と、熱海の別荘やラブホテルで、逢瀬を楽しいでいたという。
だが、そのことは妻の知るところとなり、夫婦仲が冷え込んでしまった。妻は別居し、離婚を決意したそうである。
文春の直撃に、西河社長は、「別邸等において、アトピーの治療用のクリームを女性たちに塗ってもらっていただけであり、女性たちとの間で不貞行為には及んでない」という何ともはやの回答を寄せ、妻も「支離滅裂」だと漏らしたそうだ。
今年の株主総会では、森和彦会長ともども、相当厳しく責任を追及されるのではないか。こういうのを身から出た錆という。
今週の第1位は、新元号「令和」にまつわる動きを追った新潮と文春の記事。
令和の出典は漢書からではなく国書・万葉集から選んだという。
安倍首相は、菅だけに美味し所を取られてたまるかと、首相会見を開き、SMAPの『世界に一つだけの花』まで出して延々と令和の由来を語った。その後もテレビを渡り歩き、この機会を自分の功績をアピールする場にしてしまったのである。
安倍は、この元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と話しているが、この2字のどこからそんなことが読み取れるのだろうか。
同じ名前をつけている人は多いそうだ。新潮で、杉並区に住む山岸令和(72)さんの読み方は「のりかず」。軍人だった父親が易者につけてもらったそうで、「私の名前には“命令に従って和をもたらす”という意味が込められています」といっている。
「令」という漢字は、ネットの「漢字/漢和/語源辞典」によると、
「成り立ち 会意文字です(亼+卩)。『頭上に頂く冠の象形』と『ひざまずく人』の象形から、人がひざまずいて神意を聞く事を意味し、そこから、『命ずる・いいつける』を意味する『令』という漢字が成り立ちました」
安倍の「安」を入れ込むのではないかという憶測があったが、さすがにそれはまずいと考えたのだろう。外国メディアの一部からは、「右傾化」の象徴だという報道もある。
厳密には、漢書の中にこの言葉があるというから、純粋な国書からではないようだが、関係が冷え切っている中国に、今回の安倍首相の国粋主義的なやり方が、攻撃材料を与えることにはならないか。
平成は、内外が安定して天地共に平和になるという意味があった。令和という文字からは、政治家や官僚たちが、われわれ民を跪かせ、平和は与えられるものではなく、銃をもって奪い取るものだと命じる姿が浮かぶ。杞憂に終わればいいのだが。
新潮によれば、竹下内閣が「平成」と改元した後、消費税導入とリクルート事件で退陣に追い込まれた。昭和に改元した時は若槻礼次郎首相だったが、大蔵大臣の失言がきっかけで昭和恐慌が起き、内閣は総辞職に追い込まれている。
大正の時も、西園寺公望内閣は、制定5カ月後に崩壊している。今回も5カ月後には消費税増税が待っている。公明党は早くから消費税はやるべきだという態度を表明しているから、「消費税増税を延期する」ことを大義に、参院選とのダブル選挙は甚だやりにくくなったはずだ。
その安倍が、最後の思いを込めたのが、この元号選びではなかったのか。
これほど中国離れを意識した安倍首相だが、この元号は中国ではどう受け止められたのだろう。
文春オンライン(4月4日)で安田峰俊氏がこう書いている。
「今回、特に中国のメディアで注目されたのが、令和の元号が『脱中国化』のメッセージを持っているか否かという話題だった。人民日報傘下の大手紙『環球時報』が、元号の発表直後に『脱中国化』をいったん報じてから、『万葉集』の詩歌にも中国古典の影響が見られることや、令和の典拠が『万葉集』内の漢文で書かれた個所だったことを指摘して『中国の痕跡を消し去ることはできなかった』と見出しを修正して記事を差し替えたのが代表的だ」
やはり漢字の本家だけある。安倍は、日本の書からとれば、中国色を排することができる、自分を支持してくれる日本会議なども認めてくれると考えたのだろうが、中国側にとってみれば、古いものから引っ張ってくれば、必ず漢字の痕跡は残っているはずだと今一度調べたら、やはりそうだったということであろう。
私にはどちらでもいいが、今大事なのは、脱中国ではなく、距離を置きながらも中国と付き合っていく、対話外交こそが求められているのではないか。
岩波書店が「万葉集」特需で沸いているそうだ。いいことだ。温故知新。古の賢人たちが教えてくれている。百田直樹氏のものではなく、今一度、真っ当な日本史を日本人は勉強し直す必要があるはずだ。
【巻末付録】
今週は両誌ともに手抜きグラビアといってもいいかもしれない。現代は、「山崎真実が帰ってきた」。2004年のミスマガジンだそうだ。
袋とじは、アメリカの「PLAYBOY」の表紙を飾って、プレイメイトに就任した渡辺万美の「プレイメイト・ヌード」。たしかに日本人離れした肢体である。NHKの朝ドラ『あまちゃん』に出ている時は知らないが、すごい迫力のあるボディを持つ女性が出てきたものである。
ポストから。巻頭には「フレッシュスター誕生 外崎梨香 なでたいカラダ」。後半の袋とじは「世界が認めた愛人エロス 中丸シオン 美麗ヘアヌード」。化粧のせいかバタ臭い(古いね!)日本人離れした女性である。ロシアや中国で活躍しているというのがわかる。
「河中あい 彼女が下着にきがえたら」。こちらは日本人男性好みの女性だ。というわけで、今週は引き分けだな。
(文=元木昌彦)