野々村真の娘・香音、朝ドラ女優と“不仲説”の過去……それでも応援の声が続出するワケ

 3月28日に都内で行われたティーン向けファッション誌「Popteen」(角川春樹事務所)のイベントで、野々村真&俊恵夫妻の娘・香音が、同誌の新専属モデルになると発表された。昨今、芸能界にあふれる“二世タレント”には批判的な声も多いが、香音に関してはネットユーザーから好意的な反応が上がっている。

「現在17歳の香音は、昨年まで中学生向けの雑誌『ニコラ』(新潮社)のモデル“ニコモ”を務めていました。小学生向けの『ニコ☆プチ』(同)でモデルとして活動を始めた2013年には、『花粉デビルをやっつけろ!』で歌手デビューもしており、当時からネットユーザーの間では『かわいい!』と評判で、今回『Popteen』の専属モデルに決定したことにも、祝福の声が寄せられています」(芸能ライター)

 また、ネット上には「この子、清原果耶と“不仲説”があった子だよね? 立派なモデルさんになっててうれしい」「清原に無視されてたのがかわいそうで気になってたから、香音ちゃんには頑張ってほしい!」という応援の声も多い。

「清原果耶といえば、NHK連続テレビ小説『あさが来た』や、映画『3月のライオン 前編/後編』、『ちはやふる -結び-』に出演するなど、女優業での活躍が目立ちますが、ティーン向けファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルでもあります。また、香音と同時期にニコモとしても活動しており、2人はいわば同僚。しかし、ニコモ時代にアップされた動画が発端となり、“ムービー事件”と呼ばれる出来事が起きました」(同)

 16年2月、「ニコラ」公式サイトで清原がほかのニコモにインタビューを行う動画が公開された。清原がニコモたちにカメラを向け、和気あいあいと会話する様子が収められているのだが、なぜか香音だけが映っていなかったり、あるモデルが「香音も……」と言いかけた瞬間に清原がインタビューを終了させていたため、ネット上では「清原が香音をハブってる?」「なんで香音ちゃんだけ無視されてるの?」と物議を醸していた。

「ほかの動画やSNSでは、香音と清原が親しげに接している姿も見られたため、“不仲”と決めつけることはできませんが、問題のインタビュー動画はしばらくファンの間で話題になり、一時期、清原のブログのコメント欄も荒れていました。今回、香音が『Popteen』モデルに起用されたことを受けて、ネット上には『ムービー事件、今思い出しても悲しい』『ムービー事件あったなあ……清原は今どう思ってるんだろう?』といった声が続出。この一件を知らなかったネットユーザーからも、『清原さん、おとなしそうなイメージだっただけにドン引き……』『朝ドラ出てたけど、かなり腹黒いのかもね』『これは香音ちゃんを応援したくなる』という反応を示しています」(同)

 近頃メディアでは、ますだおかだ・岡田圭右の娘である岡田結実や、元SMAP・木村拓哉と工藤静香の娘・Koki,といった二世タレントが活躍しているが、いずれも“ゴリ押し”などと言われ、ネットユーザーからの好感度は低い。「香音ちゃんも二世タレントだけど、今のところ無理のない売り方で良い」という意見もあるが、この勢いをどこまで保てるだろうか。

Sexy Zone・菊池風磨、ジャニーズアイドルの“自撮り”に「すっげぇ寒い」と反発のワケ

 Sexy Zoneが週替わりでパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。3月25〜28日の放送回には、佐藤勝利と菊池風磨が登場した。26日は、菊池がジャニーズ公式携帯サイト「Jonny's web」内で、“自撮り画像”をアップしない理由について明かした。

 熱く討論してほしいことを募集するコーナーに、「その人とは思えないくらい加工をして写真をアップする女子」について語ってほしいとのメッセージが届く。さらに、「自撮りしたりしますか?」という質問も添えられていた。

 これに菊池は「自撮り、僕はちょっとね……しないというか、あんまりしないですね」と告白。昨年2月に「Jonny's web」内で顔写真の掲載が解禁となったが、「なんか載せられるようになったんですね、我々ね、顔写真をね」と菊池も把握している様子で、しかし「あれ? 風磨くん(顔写真)載せてる?」と佐藤に聞かれると、「僕、載せてないですね」とキッパリ。

 菊池は「メンバーと一緒に撮ったみたいなのと、僕は載せないですけど、泣く泣くほかのメンバーのところに登場してる時があります」と、自分のブログ「刹那ルツブヤキ。」以外に顔写真がアップされていると語っていたが、これにも抵抗感がある様子。自身のブログで顔写真を掲載しない理由については、「ほかの人がやるのは全然いいんだけど。俺なんかがやってるって思うと、気持ち悪くなっちゃうんだよね」と明かした。

 一方で佐藤は、自分が撮影した写真をメインに近況を伝えるブログ「vic.Story」を更新しているため、「そんなこと別に、『こんな現場にいます』とか」と自撮り写真を載せることに抵抗はない様子。これを聞いて菊池は「勝利とかはね、きれいな顔してますからいいですよ。僕なんかがそんなやってたら、痛いでしょ?」と、“自虐モード”に突入してしまう。

 「自撮りじゃなくても、スタッフさんに撮ってもらうとかは?」という佐藤の提案にも、「うわっ、キツイね。どんな顔してその3秒間耐えなきゃいけないか、とか考えちゃうよね。だってさ、マネジャーに撮ってもらうにしてもさ、『普段なんかあんな感じにしてるのに、あんな感じのキャラクターなのに、カメラ向けたらこの3秒間キメてるじゃん』みたいな」と考えをめぐらせてしまうと語り、猛反発する菊池。“キメ顔”をする自分を想像して、「すっげぇ寒くなっちゃうんだよね、俯瞰で見ちゃう」とコメントしていた。

 菊池の発言にファンからは、「風磨くんの自撮り見たい! ファンはすごくうれしいよ!」「自撮りしてほしい~! そんな自虐しないで~!」「風磨くんすぐ自虐ネタに走るけど、めちゃめちゃカッコいいからね!? どうかWebに自撮りを……!」と要望が。ファンのために、ぜひ思い切って“自撮り解禁”してほしいものだ。
(華山いの)

嵐・櫻井翔、ジャニーズJr.・Snow Manに贈り物!? 『VS嵐』で明かされた“神エピソード”

 嵐の冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)が3月28日に放送された。この日の対戦相手は、同日に放送されたスペシャルドラマ『砂の器』チームで、ジャニーズからは少年隊・東山紀之、Sexy Zone・中島健人が出演した。

 この日もさまざまなゲームが繰り広げられたが、最終対決「ボンバーストライカー」の前には『砂の器』の“応援団”として、ジャニーズJr.内ユニット・Snow Manが登場。櫻井翔が「どうした、どうした、どうしたの?」と困惑する中、Snow Man・阿部亮平が「今回、先輩たちが戦うということで、急きょ応援に駆けつけさせていただきました!」と元気よくあいさつ。

 後輩の登場に驚く嵐メンバーだったが、櫻井が「あの、真ん中にいる“恵比寿”ってやつは……」と、Snow Man・目黒蓮を指差す。山手線目黒駅の隣駅・恵比寿とわざと言い間違える先輩の高度なボケに対し、すかさず「目黒です!」とツッコミを入れ、「2年くらい覚えてもらえてないんです!」と訴えた目黒だった。

 また、以前から櫻井への憧れを公言していた阿部は、「昨年、僕が大学院を卒業するタイミングで、ご飯に誘ってくださって」と告白。「お店に行ったら(櫻井が)シャンパン開けて待っててくれて。院卒のお祝いで、腕時計をいただきました」と明かすと、スタジオは大きな拍手に包まれる。ドヤ顔の櫻井に阿部は「その時の櫻井くんが本当に格好良かったので、今日は目の前で格好良いところを、みっ、見てみたい、と思います」と、噛みながらエールを送っていた。

 また、Snow Man・渡辺翔太は「相葉(雅紀)君に言いたいことがありまして」と切り出し、「Snow Manとして嵐さんのコンサートに初めて出演させていただいたことがあったんですけど、緊張して全員でガチガチに固まってたら、相葉くんが僕の楽屋に来てくれて、『Snow Manって夏は活動しないの?』って(聞かれた)」と暴露。スタジオが大爆笑に包まれると、相葉は「和ませようとしてたのよ!」と慌てて釈明し、松本潤から「素じゃないんですか?」とツッコまれると、「素じゃないよ!」と笑いながら反論していた。

 この日の放送に視聴者からは、「櫻井くん優しすぎるでしょ! 神!」「後輩くんにご飯をごちそうして、時計までプレゼントするなんて! 本当に翔さんは後輩想いだね」「相葉くんは天然発言で緊張を和らげようとしたんだね。みんな優しくてステキな先輩だなあ~」という声が集まっていた。

 ファンも大いに沸いたSnow Manの出演。嵐のバックダンサーとしての活躍はもちろん、グループの今後にも期待が高まる。
(福田マリ)

関西ジャニーズJr.・なにわ男子、初の冠番組でスタッフに「絶対無理」と不満げに抗議のワケ

 現在、人気急上昇中の関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」。3月28日深夜には、彼らの初冠番組『なにわ男子のNANIWA-NANDEMO』(関西テレビ)が放送された。

 この番組は、なにわ男子が“なにがなんでも”伝説的なアイドルになるべく、各界のレジェンドに教えを請い、“なんでも”チャレンジするという体当たりバラエティ番組。中でもファンを盛り上げていたのは、彼らがトップアイドルになった際にお宝映像として紹介されるような「レジェンド動画」を撮影する企画。関ジャニ∞・大倉忠義からの“指令”としてメンバーそれぞれに課題が与えられ、クリアした瞬間をカメラに収めるというものだ。

 道枝駿佑は「ビリヤードトリックショット」、長尾謙杜は「ノーリアクションバンジージャンプ」、高橋恭平は「ボウリング3連続ストライク」と、見せ場がしっかり設けられた挑戦だったが、大西流星は「超高速だんご包装」という、アイドルらしからぬ地味な課題に取り組むことに。「みんなあれですよね、バンジージャンプとか、ビリヤードとかボウリングとか、ちょっとかっこいい系であったりとか……アイドルに使えるってわかるんですけど……」と不満そうな大西だったが、スタッフが「(アイドルには)“包み込む”っていう、器の大きさが必要ということで」と説明。一度は納得しそうになった大西だが、「絶対無理矢理でしょ!」とキレのいいツッコミを入れていた。

 大阪市にあるみたらしだんごの老舗に赴いた大西は、まず店員から「超高速だんご包装」の技を見せてもらうことに。だんごが入った箱を包装紙で包み、紐で縛って完成となるのだが、店のマークを右上にする、包装紙をシワなく包むなど、気をつけなければならないポイントが意外と多い。店員はこの作業を約13秒で終えていたが、大西は1時間みっちり練習した上で、30秒以内に完成させることを目指す。

 緊張した表情を浮かべる中、いよいよ大西の挑戦がスタート。かなりたどたどしい手つきではあったものの、タイムは29秒を記録し、見事チャレンジ成功。大西はそれを聞いて「よっしゃー! やったー! マジですか!? めっちゃうれしい!」と大きなガッツポーズをし、喜びを表現していたのだった。

 メンバーそれぞれの個性が発揮された今回の番組に、視聴者からは「おもしろかった~! ぜひレギュラー化してほしい! てか、全国放送してほしい!」「スタッフさんの“なにわ愛”を感じるいい番組だった」「あらためて、なにわ男子って本当におもしろいなって思った! これからの活躍が楽しみ!」とおおむね好評のよう。レギュラー番組となるのか、今後の展開に期待したい。
(アズマミサト)

今週のマンガ情報 7作品更新★★★★(3月29日最新)

 ★★★3月29日最新・今週のマンガ情報をお知らせします★★★

<3月28日更新>
「ヤリマン引退!」ドルショック竹下/第36回

■何度言ってもダメなのに……!? 「母よりネコ」の優先順位

「アラサー独身女、今日も日雇いで生きてます」柿ノ種まきこ/第40回

■化粧品会社の現場で出会ったとある主婦さんのお話 ~前編~

『欠員補充』1話/小牧成『ご近所の悪いうわさ』
■有名エステサロンの人間関係はサイアク!

<3月26日更新>
「えるたまのアイドル自由帳」えるたま/第61回

■タッキーの神の一手か愚策か? ジャニーズJr.・Snow Man増員でファンが見た地獄と希望

「私の生理、『病名』がつきました。」まお/第48回

■中容量ピル、ずっと飲んでちゃいけないの? 「ピル変更」を提案されるも…

<3月23日更新>
「ネット配信で人生が狂った人の裏側ぶっちゃけていいスか!?」あさのひかり/第24回

■皇居のお堀に「異物投入」するとどうなる!?

「30代独女、それでもお酒がやめられない」緑丘まこ/第25回

■30代独女、初めての「オムツデビュー」! もう我慢したくない

『ヅャニーさん』/第76回

■「デビュー20周年とは言いますが……」

 

☆そのほか、連載一覧はこちら

オンナたちの「不倫セックス」事情――会社の後輩と非常階段で……結婚3年目の女の快感

 「遅咲きの女性ほど、目覚めてしまうとエロくなる」という話はどこかで聞いたことがありますが、アラサーの友人Mがまさにその通りになっていました。

 Mは中学から大学までを女子校で過ごし、恋愛はとんと疎い子だったのですが、社会人になって急変。今まで経験できなかった快楽を取り戻すかのように性に目覚め、ついには不倫までしているようで……。学生時代からは想像もつきません。あのまじめだったMが、今では既婚者の上司と社内でセックスを楽しんでいるなんて……。

 不倫なんて、週刊誌やドラマの世界の出来事だと思っていたので「本当にあるんだ」とびっくり。私が知らないだけで、意外にしてる人っているのでしょうか。思わず、まんが王国で「不倫」を検索すると、ずらっとたくさんの作品があるではないですか! 作品がいっぱいあるということは、それだけ需要があるわけで……。もはや不倫に興味津々の私が見つけた、おススメの作品をご紹介します。

結婚3年目、会社の後輩と不倫スタート

 1作目は、『2つの躰~どちらの躰も欲しいのです~』。結婚3年目の葵は、ある日、開きっぱなしになっていた夫・圭吾のパソコンを見てしまいます。そこには、やけに親しげに女性とやりとりしているSNSが……。夫に問い質すも、「最近あまりシてなかったから不安になったんだろう?」と体を触られ、そのまま一晩中イカされ続け、怪しいSNSの話はうやむやに。依然として不安は解消されないまま、会社の後輩・水島から飲み会に誘われたその帰り、酔ったフリをした水島にホテルに連れ込まれ……。ホテルのエレベーターで下着に手を入れられると、ダメだと思うほど下着はどんどん濡れていってしまいます。夫以外の男性に触られることに、自分でも信じられないほど興奮していたのです。

 ホテルでは、バックで激しく挿入されたり、お風呂の中でイカされたり……。翌日から、社内の倉庫、非常階段、屋上と、場所を変えて攻められ、快感に溺れる自分に戸惑いつつも、欲望には抗えず、不倫という禁断の関係にハマっていきます。

 現実ではなかなか難しい不倫も、あらゆる場所で行われるセックスも、「実はちょっと憧れる」という女性は意外に多いのではないでしょうか? 女性だって、激しく乱れたい日も、自分から求めたい日もありますよね。「夫とのセックスも、年下の後輩くんとのセックスも、どっちもほしい!」そんな欲望を見事に描いたこの作品は、とにかくHな描写が多く、女性の性欲をしっかりと満たしてくれますよ。現実でできないのなら、作品でたっぷり楽しむ! それなら罪ではありませんよね。

上司の社内不倫現場を目撃……

 『デスクの下で密着30分。…いいかげん色々限界…っ!』は、不倫は不倫でも“目撃してしまった側”のストーリーで、一味違います。

 会社の先輩・黒崎と残業することになった千代は、深夜に残業中、部長の社内不倫を目撃してしまいます。慌てて窮屈なデスク下に隠れる2人ですが、不倫カップルがイチャイチャし始めてから、こっちも変な雰囲気に……。デスクの下で密着する体や、耳にかかる吐息にゾクゾクしていると、黒崎が突然キスをしてきて――!? 密着状態で乳首やアソコをとことん責められながら、「感じてる顔、もっと見せろよ」と囁かれ、デスクの下で絶頂する千代。これから2人の関係はどうなるのでしょうか――!?

 声も出せない状況で密着して、そのままイカされるなんて……息遣いがリアルに感じられ、こちらまでドキドキしてしまいます。「不倫モノはあんまりノレないけど、スリルはほしい!」という方は、ぜひ読んでみてくださいね!

 背徳感が最高のスパイス……なのかはわかりませんが、人には言えないことほど、惹かれちゃいますよね。とはいえ、実際にやるとなると、リスクを伴う覚悟も必要。まんが王国で楽しいところだけ思う存分味わいましょう!

まんが王国

※当記事はPRです

『SPEC』史上“破格のヤバい女”を熱演! 美人なのに華がない木村文乃が、堤幸彦の手で大化け?

 Paravi(パラビ)で配信されている『SICK’S~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』は、SPECホルダーと呼ばれる超能力者との戦いを描いたSFテイストのドラマである。

 舞台は、トクムと呼ばれる組織。係長の野々村光次郎(竜雷太)と元公安の刑事・高座宏世(松田翔太)、そして空気を操るSPECを持った御厨静流(みくりや・しずる/木村文乃)の3人は、人智を超えた壮絶な戦いに巻き込まれていく。

 監督の堤幸彦とプロデューサーの植田博樹は、過去に『ケイゾク』『SPEC』(共にTBS系)というドラマを手がけている。『SICK’S』はこの2作に連なる物語となっており、SPECサーガ完結篇と銘打たれている。

『SIC’KS』は恕(序)・覇(破)・廐(急)の3部作となっており、3月22日から「覇乃抄」がスタート。物語は複雑怪奇で、いまだ謎に包まれている。

 同時に堤ならではの、くだらないギャグや小ネタも健在だ。

「覇乃抄」には、いまや警視総監となった『ケイゾク』の主人公・柴田純が登場する。しかし、柴田を演じた中谷美紀は出演しておらず、顔だけをうまく隠して、お嬢様風のセンスの悪い服装で紅茶を飲んでいる姿が描かれる。

 ファンからすると中谷に再登場してほしい気持ちもないわけではないのだが、こういう見せ方のほうが、堤らしいなぁと、思わずニヤニヤしてしまう。

『ケイゾク』の中谷、『SPEC』の戸田恵梨香、あるいは『TRICK』(テレビ朝日系)の仲間由紀恵など、堤のドラマに出演したことで、新しい魅力を開花させられた女優は多い。  

 堤の演出は独特で、シリアスで翳のある芝居と、コミカルな振る舞いを、俳優に同時に求め る。一般的な芝居なら、それは一人の人間の感情の流れとしてつながらないのではないか? と思われるような振る舞いを平然と要求するのだが、シリアスとコミカルの間を俳優たちが力業で埋めることで、独自のキャラクターが生まれるのだ。

 そんな堤ドラマの新しいヒロインとして『SICK’S』に挑んでいるのが、木村文乃である。

 彼女が演じる御厨は過去の堤作品のヒロインの中でも、破格のヤバイ女だ。物語冒頭、御厨はSPECを暴走させ、すさまじいエネルギーで東京を焼き尽くす。そして、止めに入る自衛隊も皆殺しにする。

 そこに「時間を巻き戻す」SPECホルダーの少女・ニノマエイト(黒島結菜)が登場して彼女と対峙する姿を見せた後、物語は過去に遡り本編が始まるのだが、この序盤だけでも御厨が破格の存在で、世界を滅ぼしかねない怪物だとよくわかる。

 普段の御厨は眼帯をしており、右目の部分は髪で隠している。手にはリストカットの痕があり、どうやらその傷痕の数だけ、なんらかの悲劇があったのではないかと想像させる。強力すぎる力は彼女の体を蝕んでいるため、半分死人のようになりながら、SPECホルダーの事件を追って捜査する。目的のためなら手段を選ばず、違法捜査は当たり前。敵だと思ったら、容赦なく拳銃でプラスチック弾を撃ち込む。

『ケイゾク』や『SPEC』の頃はテレビシリーズという制約があったため、デタラメな主人公を登場させても、最低線の人間らしさは死守していたのだが、サブスクリプションメディアという閉じた場所に舞台を移したからこそ、どこまでも暴走してやるという勢いが『SICK’S』と御厨にはある。

 こんな危ない役を演じているのが木村文乃だというのは、彼女を知っている人ほど意外に感じるかもしれない。

 木村は現在31歳。2006年に公開された映画『アダン』のヒロイン役をオーディションで勝ち取り、女優としてデビューした。その後、NHK大河ドラマ『功名が辻』を筆頭に数々の映画・ドラマに出演するが、体調不良によって22歳の時に芸能活動を一時休止。

 この間は引退も考えながらさまざまなアルバイトを経験していたというが、23歳の時に、現在の事務所であるトライストーン・エンタテイメントに所属して活動を再開する。

 その後はNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や、初の主演ドラマとなった『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(TBS系)に出演。今では映画・ドラマに欠かせない女優となっている。

 木村の演技は、無色透明で薄味。安定感はあるが、美人なのに華がない。彼女のような女優は脇に徹することで周囲の俳優を光らせるので絶対に欠かせない存在だが、女優としては見せ場の少ない損な役回りだなぁと、ずっと思っていた。

 そんな中『SICK’S』で演じる御厨は、かつてない濃いキャラクターとなっている。

 堤演出は映画『イニシエーション・ラブ』とドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系)で体験積み。後者ではコミカルな芝居を見せており、おそらくそこで堤は木村の演技に手応えを感じ、今作での起用を考えたのだろう。

 黒装束に眼帯という派手なビジュアル。感情の波も激しく、ごちゃごちゃとした要素の多い謎の女だが、そんな御厨が成立するのは木村の演技が無色透明だからだ。

 暴走する御厨を演じることで、木村は今後、どんな女優へと覚醒するのか? 本編とは違う、もうひとつのドラマがそこにはある。

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

「ar」初登場で乃木坂46を蹴散らす! 安達祐実(37歳)が突きつけてくる“素材”という現実

 「ar」4月号(主婦と生活社)は、「大好きな服で可愛くなろ!」と題したファッション特集号。「この春、イチ抜ける(ハート) 可愛い服を着てる自分が好き!」「平成最後の春、とびきりラブい私になる」「甘党女子のナウ服はこうでなくっちゃ」など、テンションの高いタイトルが並び、「ar」名物の“絶対にマネできないコーデ”が今号も豊作! 早速、中身を見ていきましょう。 

<トピックス>
◎カレ好みのモノトーンLOOK
◎おしゃH顔だ~いすき(ハート)
◎安達祐実の夢みたいなLOVE顔

大阪のオバちゃんも驚く雌ヒョウ爆誕

 パステルカラーがちまたに溢れ出す春に、あえてモノトーンの服で攻めようという特集「カレ好みのモノトーンLOOK」。タイトルだけ見て「これなら私にも真似できるコーデがあるかも?」と思った自分が甘かった。

 最初のページでドーンとヤンキー座りを披露しているのは、白いキャミソールの上に白いオーバーオールを着ただけのモデル、森絵梨佳。手には買い物カゴにも見える白いメッシュのビニールバッグを提げています。このような格好で出かけられる場所が、思い浮かびません。そして寒そう。

 「ar」によれば、「注目のホワイトコーデ。美人しか似合わない? いえいえ、コツさえ掴めば無問題(ハート)。えり抜きシャツや肌見せで抜け感をつくって」とのこと。抜け感って何だろう、と考えさせられます。

 ブラックコーデの方も、頭頂部の上で結んだツインテールの森絵梨佳が、黒いキャミソールの上にフワッフワでスッケスケの黒レースカーディガンを羽織り、下半身は黒ショーパン。悪魔のコスプレでしょうか。ハロウィンでは使えそうです。

 また別の企画「一点盛り至上主義」でも、オールスパンコールのタンクトップにピンクのタイトスカートというステージ衣装のようなコーデ、上下黄色に緑のウエストポーチを提げて遠目から見ればタンポポのようなコーデなど、街で見かけたら二度見、三度見してしまうコーデが盛りだくさん。中でも最も気に入ったのは、ハイネックで超ミニなAラインのヒョウ柄ワンピを一枚で着こなしたコーデ。大阪のオバちゃんもビックリな、全面的ヒョウ感! 添えられたキャプションがこちらです。「私をつかまえて! 上品テイストの雌ヒョウ、ここに爆誕」。ヒョウをつかまえられる獣っているのでしょうか。

 「ar」に掲載されているのはリアルクローズではない、パリコレと同じ感覚で見るべし、ということを再認識しました。

 人気ヘアメイク、イガリシノブ氏のメイク企画。今号では新たに「おしゃH顔」を提案しています。タイトルは「おしゃH顔だ~いすき(ハート)」。「ハズキルーペ、だ~いすき」と同じ抑揚で読むと良さそうです。

 おしゃH顔とは、おしゃれでエッチな顔のことのよう。「#スイッチON #男子の本能 一発ムーディ顔」メイクは、ラデュレのピンク色リップを「ぐちゅぐちゅ~っ」と塗るのがポイントとか。「唇は思いきりじゅわじゅわに(ハート)」「ぐちゅぐちゅ塗りで唇だけにHっぽさを潜ませながら、メスモードを完全にON!」とのことです。男子、一発、ぐちゅぐちゅ、じゅわじゅわ、唇、H、メス……。どこかの成人雑誌のような単語のチョイスにしびれます。

 ほかに、名前だけではどんなメイクか想像もつかない「#思わせぶり #ドキドキさせる おフェロエッジ!!! Yes!」メイク、「#禁欲セクシー #眼差し攻撃 囲み目LOVER!!!」メイク、「#ピンクが味方 #目標は子猫 ワントーンBABY!!!」メイクなども。ビックリマークの多用からもテンションの高さがうかがえます。気になった方はぜひ、見てみてください。

 またイガリシノブ氏、自身が手掛ける化粧品「フーミー」の商品を、この企画内で4点も使用して紹介しています。感性の人かと思いきや、意外と商人(あきんど)。奥が深いイガリシノブ氏です。

乃木坂を公開処刑する安達祐実

 最後は、「ar」初登場の安達祐実。奇跡の童顔37歳が、6ページに渡って愛用コスメやメイク方法を紹介しています。主演ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)や、井戸田潤との結婚・離婚などをリアルタイムで知らないであろう、20~25歳という「ar」の読者層には、ただただ美しい37歳のビューティーアイコンとして映っているのでしょうか。

 確かにどのページの安達祐実も、めちゃくちゃ美しく、ヘタしたら「ar」が大量にモデルとして投入している乃木坂46のメンバーよりも、透明感があるように見えます。素材が奇跡ということは重々承知で、それでも30代、40代の希望! そのメイク方法を読んでみると……。「なるべく薄づきで清潔感があるメイクを心掛けていて、整える感覚に近いかもしれないですね」「ファンデーションを薄く塗って、ツヤの出るパウダーをのせる。まぶたのベースにも光沢感をプラスして、赤茶系のリップを塗るのが定番」。ちなみに愛用ファンデはRMK。フッ……フツー!

 やはり素材の力か……と現実を突き付けられる結果となりましたが、大量の乃木坂に混じって37歳を起用する「ar」の挑戦心には敬意を表したいです。
(島本有紀子)

「ar」初登場で乃木坂46を蹴散らす! 安達祐実(37歳)が突きつけてくる“素材”という現実

 「ar」4月号(主婦と生活社)は、「大好きな服で可愛くなろ!」と題したファッション特集号。「この春、イチ抜ける(ハート) 可愛い服を着てる自分が好き!」「平成最後の春、とびきりラブい私になる」「甘党女子のナウ服はこうでなくっちゃ」など、テンションの高いタイトルが並び、「ar」名物の“絶対にマネできないコーデ”が今号も豊作! 早速、中身を見ていきましょう。 

<トピックス>
◎カレ好みのモノトーンLOOK
◎おしゃH顔だ~いすき(ハート)
◎安達祐実の夢みたいなLOVE顔

大阪のオバちゃんも驚く雌ヒョウ爆誕

 パステルカラーがちまたに溢れ出す春に、あえてモノトーンの服で攻めようという特集「カレ好みのモノトーンLOOK」。タイトルだけ見て「これなら私にも真似できるコーデがあるかも?」と思った自分が甘かった。

 最初のページでドーンとヤンキー座りを披露しているのは、白いキャミソールの上に白いオーバーオールを着ただけのモデル、森絵梨佳。手には買い物カゴにも見える白いメッシュのビニールバッグを提げています。このような格好で出かけられる場所が、思い浮かびません。そして寒そう。

 「ar」によれば、「注目のホワイトコーデ。美人しか似合わない? いえいえ、コツさえ掴めば無問題(ハート)。えり抜きシャツや肌見せで抜け感をつくって」とのこと。抜け感って何だろう、と考えさせられます。

 ブラックコーデの方も、頭頂部の上で結んだツインテールの森絵梨佳が、黒いキャミソールの上にフワッフワでスッケスケの黒レースカーディガンを羽織り、下半身は黒ショーパン。悪魔のコスプレでしょうか。ハロウィンでは使えそうです。

 また別の企画「一点盛り至上主義」でも、オールスパンコールのタンクトップにピンクのタイトスカートというステージ衣装のようなコーデ、上下黄色に緑のウエストポーチを提げて遠目から見ればタンポポのようなコーデなど、街で見かけたら二度見、三度見してしまうコーデが盛りだくさん。中でも最も気に入ったのは、ハイネックで超ミニなAラインのヒョウ柄ワンピを一枚で着こなしたコーデ。大阪のオバちゃんもビックリな、全面的ヒョウ感! 添えられたキャプションがこちらです。「私をつかまえて! 上品テイストの雌ヒョウ、ここに爆誕」。ヒョウをつかまえられる獣っているのでしょうか。

 「ar」に掲載されているのはリアルクローズではない、パリコレと同じ感覚で見るべし、ということを再認識しました。

 人気ヘアメイク、イガリシノブ氏のメイク企画。今号では新たに「おしゃH顔」を提案しています。タイトルは「おしゃH顔だ~いすき(ハート)」。「ハズキルーペ、だ~いすき」と同じ抑揚で読むと良さそうです。

 おしゃH顔とは、おしゃれでエッチな顔のことのよう。「#スイッチON #男子の本能 一発ムーディ顔」メイクは、ラデュレのピンク色リップを「ぐちゅぐちゅ~っ」と塗るのがポイントとか。「唇は思いきりじゅわじゅわに(ハート)」「ぐちゅぐちゅ塗りで唇だけにHっぽさを潜ませながら、メスモードを完全にON!」とのことです。男子、一発、ぐちゅぐちゅ、じゅわじゅわ、唇、H、メス……。どこかの成人雑誌のような単語のチョイスにしびれます。

 ほかに、名前だけではどんなメイクか想像もつかない「#思わせぶり #ドキドキさせる おフェロエッジ!!! Yes!」メイク、「#禁欲セクシー #眼差し攻撃 囲み目LOVER!!!」メイク、「#ピンクが味方 #目標は子猫 ワントーンBABY!!!」メイクなども。ビックリマークの多用からもテンションの高さがうかがえます。気になった方はぜひ、見てみてください。

 またイガリシノブ氏、自身が手掛ける化粧品「フーミー」の商品を、この企画内で4点も使用して紹介しています。感性の人かと思いきや、意外と商人(あきんど)。奥が深いイガリシノブ氏です。

乃木坂を公開処刑する安達祐実

 最後は、「ar」初登場の安達祐実。奇跡の童顔37歳が、6ページに渡って愛用コスメやメイク方法を紹介しています。主演ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)や、井戸田潤との結婚・離婚などをリアルタイムで知らないであろう、20~25歳という「ar」の読者層には、ただただ美しい37歳のビューティーアイコンとして映っているのでしょうか。

 確かにどのページの安達祐実も、めちゃくちゃ美しく、ヘタしたら「ar」が大量にモデルとして投入している乃木坂46のメンバーよりも、透明感があるように見えます。素材が奇跡ということは重々承知で、それでも30代、40代の希望! そのメイク方法を読んでみると……。「なるべく薄づきで清潔感があるメイクを心掛けていて、整える感覚に近いかもしれないですね」「ファンデーションを薄く塗って、ツヤの出るパウダーをのせる。まぶたのベースにも光沢感をプラスして、赤茶系のリップを塗るのが定番」。ちなみに愛用ファンデはRMK。フッ……フツー!

 やはり素材の力か……と現実を突き付けられる結果となりましたが、大量の乃木坂に混じって37歳を起用する「ar」の挑戦心には敬意を表したいです。
(島本有紀子)

【マンガ】婚約破棄で訴えてやる!~毒親持ち彼氏と167日間壮絶バトル~【1~3話+告知】

「この2年間は何だったの……?」
婚約・同棲までしていたイケメンの彼氏と、あまりに突然すぎる破局!
そのウラでは常軌を逸した“過干渉”な義母が手を引いていて――。

著者の実体験を綴った、“毒義母”をめぐるドキュメント・コミックエッセイ!

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本作の電子書籍化にともない、1~3話を再掲いたします。

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【プロローグ】”毒義母”と167日間争った私

お前の仕事なんて、仕事じゃない!

――話し合いのはずが、彼と連絡がとれなくなり……? この続きは電子書籍で!

 

 

★★★各電子書店にてお買い求めいただけます★★★

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音咲椿(おとさき・つばき)
男性向けグラビア誌編集長を経て、ポット出版社刊「女の子×女の子のためのエロチックブック・Carmilla」にてイラスト・漫画家デビュー。
単行本「イケメン外国人たちとベッドで異文化交流した結果。」(ぶんか社刊)好評発売・配信中。
マンガ「『こんな大きいなんて聞いてない!』~外国人と異文化SEX、ヤりまくりました。」配信中。

音咲椿Twitter@otosaki6666