“歩く伝説”山本政志監督が『ロビンソンの庭』と未完の大作『熊楠 KUMAGUSU』について語る

 1980年代に盛り上がったインディーズムーブメントにおいて、その中心にいた人物が山本政志監督だ。ロックバンド「じゃがたら」の初期プロデューサーを務め、16ミリフィルムで撮影した自主映画『闇のカーニバル』(82)はベルリン映画祭やカンヌ映画祭に出品された。音楽と映画が混然化した熱気を放ち、新しい時代の到来を感じさせた。続く35ミリフィルム作品『ロビンソンの庭』(87)は単館系での上映ながらロングランヒットを記録し、ミニシアターブームの先鞭となった。

 現在はワークショップスタイルの映画塾「シネマ☆インパクト」を主宰するなど、プロデューサーとしての活躍が目立つ山本監督。クラウドファンディングによるHDリマスター化を進めている初期代表作『ロビンソンの庭』にまつわる伝説の数々、また撮影が中断したまま18年の歳月が流れた町田康主演作『熊楠 KUMAGUSU』の内情を語った。

──バブル期の東京都内に残っていた廃墟の数々で撮影した『ロビンソンの庭』には、多くの伝説が残されています。出資者を求め、長者番付(高額納税者ランキング)の上から順に当たったそうですね。

山本政志監督(以下、山本) やったやった(笑)。その頃は長者番付が毎年発表されていて、上から順に電話した。もろろん、うまくはいかないよ。それでもめげずに、長者番付には載ってないけど、日本船舶振興会(現日本財団)の笹川良一会長ならお金をたくさんもっているはずだと思って電話したんだよ。「俺、頭いいな!」と思って。やっぱりダメだったんだけど、あの頃はなんでもやってみたね(笑)。それで経済紙の記者から「佐々木ベジって人に、会ってみたら」と勧められた。当時のベジさんは、“秋葉原のバッタ王”と呼ばれていた人だったんだよ。

──本名が佐々木ベジとはすごい。ネット検索してみると、今も「企業再生引受人」として活躍中のようですね。

山本 本当に面白い人だよ。初対面で、「テレビショッピングを撮れるか」と訊くから、「当たり前だろ」と答えたら、その場で広告代理店に電話して、地方局での放送を決めたんだよ。しかも、「明日までに納品しろ」と(笑)。こちらも「やれる」と答えたから断ることもできず、知り合いに電話をしまくって撮影できるスタジオを速攻で抑えたよ。4本くらい撮影して、翌朝まで掛けて編集したら、その編集スタジオに黒塗り車が現われたんだよ。どこの暴力団関係者かと思ったら、ベジさんだった(笑)。それでベジさんに融資してもらい、制作会社レイラインを立ち上げた。2年間弱で6000万円くらい出資してもらった。でも、俺は「じゃがたら」復活ライブとかアルバム制作だとか、好き勝手なことばっかやってた。そのつけは、全て親会社のベジさんのとこに回してね。そんなとき、うちのおふくろが遺産相続で4000万円受け取ったんで、「社会貢献に使うべきだ」と俺がぶんどったの。ベジさんから「その4000万円を預けたら、3倍にしてあげるよ」と甘い言葉を囁かれたけど、さすがにそれは断った(笑)。

混沌さを極めた廃墟での撮影

──映画制作費は守ったわけですね。いよいよ都内に残っていた廃墟の数々で『ロビンソンの庭』を撮影することに。

山本 目黒、立川、井荻、初台……。都内の6か所くらいの廃墟で撮影したかな。今はどこの廃墟も消えてしまったね。井荻の廃墟は確か、区民公園にするかゴミ処理場にするかで地元住民の間でトラブっていて、国会議員のところまで撮影の許可をもらいに行ったんだよ。「8ミリフィルムを使って、5~6人で撮っている小さな小さな映画です」とか言ってさ。本当はスタッフ50人くらいで、クレーン3台入れてガンガン撮ったんだけど。廃墟一面をペインティングして、やりたい放題やったね(笑)。

──ジム・ジャームッシュ監督作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84)の撮影監督トム・ディチロが参加したことも話題でしたが、トムは撮影途中で帰国することに。ケンカ別れだったんですか?

山本 いや、そうじゃないよ。もともとトムとは40日間という約束で契約を結んでいたんだけど、最終的に撮影は2か月半に及んだ。途中から俺、スケジュールは気にせずにやりたいようにやろうと決めたわけ。プロデューサーの浅井隆(現『アップリンク』代表)にしてみれば「何、それ?」だよな(笑)。今はさすがにそんなことはしないけど、あのときは本当に自分が撮りたいものを撮ろうとこだわったんだよ。『ロビンソンの庭』が欧州の映画祭で上映された後、NYに寄って、ジム・ジャームッシュやトムや照明のジム・ハイマンたちと一緒に試写したんだけど、トムたちはガールフレンドに「俺が撮ったこのシーンの光がいいだろう」とか自慢してた。和気あいあいな雰囲気でさ。撮影現場の地獄のような日々はなんだったんだろうと思ったよ(笑)。プロデューサーの浅井は海外勢との仕事や海外映画祭での上映で、今の仕事につながるものがあったと思うし、演出補の諏訪敦彦は、8ミリ作品から続いて3本目の参加で、いつもながらの地獄を案外楽しんでたみたいだし、助監督だった平山秀幸さんは商業映画の監督として活躍することになるけど、『ロビンソンの庭』の打ち上げでは、「この現場に参加できてよかった」と酔っぱらいながら泣いてたし、美術を担当した林田裕至はこの作品が美術監督としてのデビュー作だし、俺もスタッフワークで作る映画の面白さが分かった。みんなのこだわりが結実した作品だよ。

──主人公のクミ(太田久美子)は廃墟で暮らすことで心の癒しを感じるものの、やがて自然界の大いなる力に呑み込まれてしまう。目に見えない大きな力に引き寄せられていく、大自然の前では人間なんてちっぽけな存在だというテーマは、その後の『熊楠 KUMAGUSU』や『水の声を聞く』(14)などに通じるものですね。

山本 それはあるね。ロジックじゃないんですよ。俺はヨーロッパ的なエコロジーの考え方には賛成できない。自然は人間が保護してあげなくちゃいけないって言うけど、人間も自然の一部なんだよ。その立ち位置の違いは、かなり大きい。『ロビンソンの庭』は主人公が自然に取り込まれていくみたいな展開になるけど、俺としては大きな意味での再生を描いたつもりなんだ。ロジックで映画を撮ろうとするとつまらなくなる。よくは分からないけど、なんか面白いなと感じてもらえるような映画にしたかったんだ。

──『闇のカーニバル』に続いて、太田久美子さんが主演。スクリーンで独特な佇まいを感じさせた太田さんのその後は……。

山本 何十年も会ってない。最後に電話で話したときは、チャネリング占いをやってるって話だった。宇宙から声が聞こえてきたらしいんだけど、その声が英語だったんで英会話スクールに通っていると話してた。面白いよなぁ。本当、俺の周囲はぶっ飛んだ奴らばっかしだったよ(笑)。

──「シネマ☆インパクト」で若い世代と接することも多いと思いますが、山本監督から見ると今の世代はどう映っていますか?

山本 女の子は今も面白い子が多いけど、男の子はみんなマジメで大人しいな。もっと個性を出せばいいのにと思うよ。コンプライアンスだとか、リスクマネジメントとか気にせずにさ。いや、でも変な奴らは今もいるところにはいるんだろうな。だいたい当時から俺らは少数派だったわけだし、俺らみたいな人間ばっかりだったら、世の中は回らなくなるよ(笑)。

──「シネマ☆インパクト」の一環として製作された大根仁監督の『恋の渦』(13)はスマッシュヒットし、話題になりました。大根監督が語っていた「製作費10万円」というのは本当?

山本 大根監督のリップサービスだよ。実際はもっと使っている。現場で30~50万円。あっ、充分に安いか(笑)。編集費も含めて製作費100万円ってところだね。でも、今にして思えば、『恋の渦』はワークショップスタイルでヒットした映画の走りだな。「ENBUゼミナール」の市橋浩治プロデューサーが製作した『カメラは止めるな!』(18)は興収30億円のヒットだっけ? 面白いと思うよ。そういう予想もしていなかったことが現実でも起きるから、この世の中は面白いんだよ。この間、夢を見てさ。市橋プロデューサーがバリ島風の豪華御殿で暮らしていて、ライオンの頭をなでなでしてたんだよ。夢だよ。それでこの間、彼に会いに行ったときに「ライオンはどこだ?」と尋ねたら、すごく怪訝そうな顔をしてたよ(笑)。

『熊楠』はまだ生きている

──1991年に町田康主演で撮影を進めていたものの、撮影が中断してしまった『熊楠 KUMAGUSU』のことが気になります。映画の完成をまだ諦めてないそうですね。

山本 『ロビンソンの庭』を撮ったことで、より大きな自然について考えるようになり、日本で初めてエコロジー的思想を提唱した南方熊楠の生涯に興味を持つようになったんだよ。熊楠が暮らした熊野でのロケを含めて撮影は60%以上済んでいたけど、製作費が底を突いてどうにもならなくなってしまった。その後、アミューズの当時の会長が出資を検討してくれた時期もあったし、俺自身でプロデュースしようと頑張ってもみたんだけど、『熊楠 KUMAGUSU』は簡単には動かないんだよ。

──最初の撮影から18年の歳月が流れ、熊楠の青年時代を演じた町田康は熟年期も演じられる年齢になったわけですが……。

山本 撮影が中断してしまったことを肯定的に受け止めるなら、町田康がひとりで熊楠の生涯を実年齢で演じられるようになってきたということだね。それは大きなメリットだと考えている。撮影のたむらまさきさんは2018年に亡くなったけど、『熊楠 KUMAGUSU』が完成したら自分の最高傑作になると言ってくれていた。だから、映画は絶対に完成させたい。まずは『ロビンソンの庭』のHDリマスター化。その次に新作を何本か撮って、それから『熊楠 KUMAGUSU』にもう一度取り組もうと考えている。

──『ロビンソンの庭』のHDリマスター化は、クラウドファンディングで製作費を募っていますが、今なら動画配信サービスの企業あたりを営業すればお金は出るんじゃないですか?

山本 HDリマスター化されたら、そういったところにも売り込むつもりだけどね。でも、なるべくなら自前で資金は調達したい。著作権を手放すと、劇場が「山本政志特集をやりましょう」と言ってくれたときに、すぐには組めなくなってしまう。俺の監督作の中で『アトランタ・ブギ』(96)だけはアミューズに権利があるから、特集上映のときに一本だけ上映されない状況なんだよ。この間も、香港の映画関係者が相米慎二監督の『台風クラブ』(85)の著作権がどこにあるか探すのを手伝ったんだけど、撮った本人が故人になっている作品は著作権の所在先が分からないケースが増えてきている。それもあって、なるべく自分の作品は自分でコントロールできる状態にしておきたいんだ。

──山本監督の新作と『熊楠 KUMAGUSU』の撮影再開を楽しみにしています。

山本 新作『脳天パラダイス』は年内には撮る予定で、すでに「シネマ☆インパクト」でワークショップオーディションをやってるところ。その後、何本か撮って、自分の中で気持ちが整ったら『熊楠 KUMAGUSU』をやりたいね。これが完成したら、監督としてのキャリアはもう終わってもいいくらいの気持ちなんだよ。『ロビンソンの庭』HDリマスターのクラウドファンディングに興味を持ったみなさん、ぜひお金持ちの知り合いも紹介してください(笑)。

(取材・文=長野辰次)

歩く伝説山本政志監督が『ロビンソンの庭』と未完の大作『熊楠 KUMAGUSU』について語るの画像5

『ロビンソンの庭』(1987年公開)
監督/山本政志 製作/浅井隆 撮影/トム・ディッチロ、苧野昇 音楽/じゃがたら、吉川洋一郎、ヘムザ・エル・ディン 
出演/太田久美子、町田康、上野裕子、CHEEBO、OTO、坂本みつわ、IZABA、横山SAKBI、溝口洋、利重剛、室井滋

■『ロビンソンの庭』HDリマスター版制作クラウドファンディング実施中!!
https://motion-gallery.net/projects/ROBINSONS-GARDEN

●山本政志(やまもと・まさし)
1956年大分県生まれ。16ミリフィルムで撮影した『闇のカーニバル』(82)がベルリン映画祭、カンヌ映画祭に選出される。続く35ミリフィルム作品『ロビンソンの庭』(87)はベルリン映画祭zitty読者賞、ロカルノ映画祭審査員特別賞、日本映画監督協会新人賞を受賞。1991年『熊楠 KUMAGUSU』の撮影に取り組むが、資金難のため中断。97年には文化庁海外派遣文化研究員としてニューヨーク留学を経験。主な監督作に『アトランタ・ブギ』(96)、『リムジン・ドライブ』(00)、『聴かれた女』(07)、『水の声を聞く』(14)など。プロデューサー、俳優としても活躍中。

日本は盗み撮りし放題!? 弁護士に聞く、“無法状態”の現実と「盗撮罪」新設の必要性

 「会社員が女子高生のスカート内を盗撮」「教師が女子生徒の着替えを盗撮」など、頻繁に報道されている盗撮事件。最近では、レイプ加害者が犯行を盗撮する、より悪質な事件も増えている。しかし、日本では現状、盗撮そのものを罰する法律が存在しない。

 盗撮行為の実態や、法律の不備により生じる別の問題について犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長で弁護士の上谷さくら氏に聞いた。

■盗撮を罰する専門的な法律がない

 盗撮とは「相手の同意を得ず、勝手に写真や動画を撮影する」という犯罪行為。多くの人がイメージするのは、男性が性的欲求を満たすために、階段やエスカレーターの下から女性のスカート内を隠し撮りするといった犯行だろう。

 誰でも簡単に盗撮ができるようになったのは、スマートフォンの普及によるところが大きい。多くの盗撮犯は、シャッター音が鳴らない「無音カメラ」と呼ばれる無料アプリなどを悪用しているといわれる。そのため、自分が盗撮被害に遭ったことにまったく気づいていない人も多く、実際の発生件数は計り知れない。しかし、もっと恐ろしいのは「そもそも日本では、盗撮行為そのものを厳格に罰する法律が存在しないこと」と上谷氏は指摘する。

「現在、盗撮を罰するには、主に各都道府県で制定されている迷惑防止条例、もしくは軽犯罪法が適用されています。法律家でも『それで取り締まれるのだから問題ない』と言う人もいるのですが、どちらも実態とかけ離れており、適切な法律とはとてもいえません」(上谷氏、以下同)

■迷惑防止条例は、罪の重さが「統一されてない」

 というのも、迷惑防止条例の場合、各自治体で内容がそれぞれ異なるため、都道府県によって、処罰されたりされなかったりと、全国一律のルールが存在せず、仮に罰せられたとしても、非常に罪が軽いそうだ。

「仮に、駅構内のエスカレーターでスカートの中を盗撮した場合、迷惑防止条例違反に問われます。事件の内容によりますが、東京では一般的に1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられます。常習だと2年以下の懲役又は100万円以下の罰金。ただ初犯で懲役刑はまずあり得ず、被害者に賠償金を払って示談になることも多い。重くても、せいぜい略式起訴で、罰金10万円から20万円程度になると思います」

 さらに、埼玉や千葉の場合だと、通常は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金、常習だと1年以下の懲役又は100万円以下の罰金になるという。

 また、スマホでの盗撮は軽犯罪法第1条第23号で定められている「窃視(のぞき)の罪」に該当する可能性があるが、上谷氏によれば、解釈が難しいようだ。「窃視(のぞき)」とは、“通常衣服をつけないでいる場所(自宅、浴場、トイレなど)をひそかにのぞき見ること”と規定されている。

「スマホの画面を見ずに被害者にかざしてシャッターを切る行為が『ひそかにのぞき見た』に当たるのか、専門家の間でも見解の相違があります。高裁では、スマホでの盗撮行為が『のぞき』とされた裁判例がありますが、被害者を救済するために無理な解釈をしたように思っています。そもそも軽犯罪法は昭和23年に制定された法律なので、スマホでの盗撮などはまったく想定されていなかったのです」

 もうひとつ重要なのは、日本では公共の場所(電車や公園のトイレなど)以外での盗撮は、ほとんど処罰されない点。アメリカやカナダなどでは、会社や自宅など、非公的な場所での盗撮も犯罪となっているという。

「迷惑防止条例は『公共の平穏を保持する』ことが目的なため、基本的に私的スペースは範囲外。そして軽犯罪法の場合は、自宅や浴場など『通常衣服をつけないでいる場所』での行為が対象のため、たとえば社長室、ホテルの部屋などでの盗撮には適用されないのが実態なのです」

 さらに、深刻な問題となるのは「プライベートな場での強制性交や、強制わいせつ罪に問われるような場面で盗撮されていたケース」と、上谷氏は指摘する。

■犯人から盗撮動画を没収する法律がない

「レイプなどの性犯罪が行われる際、加害者が犯行場面を盗撮するケースが非常に多くなっています。しかし、撮影された盗撮画像や動画を加害者から取り上げる根拠となる法律がそもそもないため、現状では検察や警察が説得して任意提出させたり所有権放棄させたりしているのです」

 こうしたケースで大きな問題になったのが2010年4月〜13年12月に起きた「宮崎アロママッサージ店強姦等事件」だ。これは、宮崎市のアロママッサージ店を経営する男が、店舗内で複数の女性に対して強姦・強姦未遂・強制わいせつを行った上、その犯行をデジタルビデオカメラで隠し撮りしていた事件。被告人は、法的根拠がないのをいいことに、これらの盗撮動画の所持を強く訴え続けていた。

「この事件は、被告人側が『告訴を取り下げるのであれば、盗撮ビデオを処分する』といった示談交渉をしていたという経緯がありました。そして、昨年6月26日の最高裁判決では『捜査機関に処罰を求めることを断念させ、刑事責任の追及を免れようとしたと認められる』という理由で、ビデオ没収になりました。しかし、今回のケースでは『犯行の発覚を防いだ』点のみに言及しており、例えば『性的に楽しむ』、『被害者との関係継続を強要する』といった目的ではビデオ没収が認められない可能性があります。なので、一般的に動画を回収することを認めたわけではないのです」

つまり、被告人が捜査の妨害をしたという理由が根拠で、今回はたまたま盗撮動画を没収できたということなのだ。

 また、仮に盗撮ビデオを没収したとしても、犯人がどこかにコピーを取っている可能性もある。さらに動画をインターネット上に拡散することを規制する法律としては、リベンジポルノ禁止法があるが、元交際相手に対する復讐を防ぐ目的で作られた法律であることから、それ以外のケースにはあまり適用されていない。つまり、被害者は流出におびえながら生活しなければならないことになる。

 つまり、迷惑防止条例、軽犯罪法、リベンジポルノ法といった3つの法では、現状、盗撮行為、盗撮画像・動画の没収、盗撮物の拡散・販売を罰することができないわけだ。これらを網羅的に取り締まる「盗撮罪」の新設は急務といえるだろう。
(福田晃広/清談社)

NEWS、ジャニーズ定番「うちわ」にテコ入れで「賛否ある」「正解はわかんない」と反響明かす

 NEWS・小山慶一郎がパーソナリティを務めるラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)。3月26日深夜の放送では、9日からスタートしたコンサートツアー『NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA』で販売されているグッズについて語られた。

 公演前日の8日に、コンサートグッズのプレ販売が行われたが、するとTwitterトレンドワードに、突如「うちわの袋」という言葉が浮上。ジャニーズアイドルのコンサートでは、メンバーの顔写真が印刷された「ジャンボうちわ」が定番グッズとして販売されており、うちわを保護している透明の外袋は、角のある四角いものが一般的だった。しかし、『NEWS LIVE TOUR 2019 WORLDISTA』で販売されたジャンボうちわの外袋は、角のない丸いもので、ファンから驚きの声が多数上がった結果、トレンド入りを果たしていたのだ。

 実はこれ、NEWSが1月6日に東京ドームで行ったコンサート『NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE-』のMC中、「うちわの袋に角があると持ち運ぶときに折れ曲がる」というファンの意見を聞いたメンバーが、「袋は丸い方がいい」と制作スタッフへ提案したのが発端。そして今回のラジオでは、「『EPCOTIA -ENCORE-』のMCでうちわの袋の角は丸い方がいいという話になって、今回のグッズで早速変えていてすごくうれしかったです。ネットでも話題になっていました。今回のグッズを決めたときのエピソードがあれば教えてください」というメッセージが紹介された。

 この日のゲストとして登場したメンバーの加藤シゲアキは、自身がパーソナリティを務めているラジオ『SORASHIGE BOOK』(FMヨコハマ)にも、うちわについての意見が寄せられていると明かし、「うちのラジオだとね、“否”もある」と角を丸くすることに反対のファンもいたとのこと。小山も「あるんです、こちら(『KちゃんNEWS』)にも」「賛否はあるよ」と発言したが、続けて「やってみて、結果どちらが好きなのかというのを見てみないと」と熱弁し、ファンの反応を見るためにも、まずは“現状を変える”選択をしたようだ。

 しかし、加藤いわく「値段をとんでもなく釣り上げたら、いいものができるかもしれないけど……」とのことで、現状では『WORLDISTA』で販売した状態が予算の限界だという。それでも小山は「正解はわかんないけど、僕らが愛をもって作ってることだけは伝われば」「どうにか(ファンに)喜んでもらいたいんだ」と語り、今後もさまざまな意見を取り入れつつ、改良を続けていく姿勢を見せていた。

 放送を聞いていたファンからは、「すごくファンのことを考えてくれてる……うれしくて泣きそうになりました……!」「NEWSがファンを一番に考えてくれてるのが伝わって、ラジオ聞いてて幸せな気持ちになった。本当にありがとう!」「こんなにファンを大切にしてくれる人たちはいない。本当にNEWSが大好き!」と喜びの声が続出。

 ラジオでは、新たに「うちわのケース」を販売する案や、「うちわを四角くする」という話も出ていたが、どんな形であろうとも、メンバーの愛がたっぷり詰まったグッズになることは間違いなさそうだ。
(華山いの)

球界のレジェンド・イチロー引退で考える、”キングカズ”三浦知良が現役を続けられる理由

 日本プロ野球界だけでなく、アメリカ・メジャーリーグのレジェンドでもあるイチロー(45)が引退した。

「50歳までは現役としてプレーする」と公言していただけに、日本で行われたメジャーリーグ開幕シリーズの第2戦後、引退が発表された時は日本中が驚いた。各局のニュース速報になったくらいだ。

 とはいえ、引退は遅すぎたのかもしれない。2018年シーズンはパフォーマンスが上がらず、打率は2割まで落ち込む。結果、同年5月からマリナーズとの契約が「スペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)」となり、選手としては残り試合に出場しないことが発表された。

 そして迎えた19年シーズン。2試合の出場は勝ち取ったものの、6打席で5打数無安打。そういった背景を考えれば、引退はやむなしであり、ゆえに「引退を撤回してくれ!」といった声は上がっていない。

 そんな球界のレジェンドが引退した一方で、サッカー界のレジェンドであるキング・カズこと三浦知良(52)は、23日に行われたJ2第5節のFC岐阜戦に2年ぶ りに先発出場を果たす。横浜FCの今季ホーム初勝利に貢献……ということになっているが、カズに代わって入ったイバが2得点に絡んで勝利したというのが実情だ。

 実際のところ、カズは戦力になっているのか? とサッカーライターたちに聞いたところ、「キレはないので、アタッカーとしては苦しい。かといって、ボランチなどでプレーする俯瞰力もない」などと 厳しいコメントばかりだった。

 それでも、カズの引退を促す声はない。いったいなぜなのだろうか? スポーツライターに聞いた。

「野球は数字に出やすいんです。わかりやすく言えば、投手は防御率、打者は打率に表れます。今回のイチローの2試合だって、野球を知らなくても、打率を見れば悪いのはわかりますよね? 18年からのイチローは、メジャーリーグのレギュラーでプレーできる数字を残せていない。ゆえに、引退に対して、多くの人たちが納得したのでしょう。しかし、サッカーは野球よりも数字に表れづらい。もちろん、Jクラブも試合の個々の細かいデータは持っていますが、欧州のようにファン向けには公表していません。そういったこともあり、一般にはカズのデータが伝わりづらい。さらにいえば、アタッカーに必要な瞬発系の数値ですが、カズはかなり厳しいでしょう。ですが、スポーツニュースはカズの過酷な筋トレや持久系のトレーニングを取り上げるため、まだまだ現役を続けられそうな印象を与えているかもしれません」

 カズが偉大なアスリートなのは間違いない。だが、アタッカーとして活躍できる数字を残しているのかとなると微妙だろう。イチロー引退に、カズは何を思うだろうか?

(文=TV Journal編集部)

【マンガ・ヤリマン引退】母、娘、そしてネコ! 家庭を見守るふじおの挙動【第35回】

ヤリマン、一児の母になる!

『挿れるモノ拒まず』で話題のマンガ家・ドルショック竹下が綴る、異色の育児コミックエッセイ。

百戦錬磨のテクニックは、ムスメの世話にも応用できる!?

ふじお・13歳オス

 

――最新話は毎週水・木曜日に更新。お楽しみに!

 

ドルショック竹下(どるしょっく・たけした)

体当たり取材を得意とする、体験マンガ家。2016年に女児を出産。近著に『セックス・ダイエット』(ミリオン出版)、電子書籍『挿れるモノ拒まず~旦那がいてもシてみたいんです~』(大洋図書)。


<バックナンバーはこちら>

第1回~第10回まとめ読み………ヤリマン、母になる!
第11回~第20回まとめ読み……「パイ」と「マンマン」が好き

* * *

【第21回】あれもイヤ、これもイヤ!
【第22回】ブランド品なら「イヤイヤ」しない?
【第23回】脱がせるにもテクがいる
【第24回】おまたパンパン
【第25回】痛いの痛いの「パクリ芸」!?
【第26回】保護者なのにムラムラ!
【第27回】妊婦の性欲、どう発散する?
【第28回】「我が子の才能」が見えてきた!? 
【第29回】ムスメの成長、ヤリマンの成長
【第30回】遊ぶときに着けるアレ
【第31回】娘、ヒワイな呪文を唱える
【第32回】深夜、子連れでラブホ街
【第33回】母、イヤホンオナニーでドキッ!
【第34回】2歳児が毛に執着するのは…

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ドルショック竹下(どるしょっく・たけした)

体当たり取材を得意とする、体験マンガ家。2016年に女児を出産。近著に『セックス・ダイエット』(ミリオン出版)、電子書籍『挿れるモノ拒まず~旦那がいてもシてみたいんです~』(大洋図書)。


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堀北真希ブチ切れ!? 夫・山本耕史がバラした第2子妊娠

 2017年に人気絶頂の中、芸能界を引退した元女優の堀北真希が第2子を妊娠中という。4月にも出産予定。夫は実力派俳優の山本耕史で、絵に描いたような“幸せ家族”のように映るが……。

「今ごろ山本さんは、奥さんにどやされているでしょう」

 そう苦笑するのは、芸能プロ関係者だ。芸能界にいたころは清純派のイメージが強かった堀北だが、素顔は「男勝り。結婚後はそれに拍車がかかり、山本さんは恐妻家として知られています」(同)という。

 引退後の堀北は憧れだった山口百恵さんのように、ひっそりと家族で暮らしたい願望を持っていた。無論、マスコミに追われる生活はNG。第2子妊娠は「女性自身」(光文社)によるスッパ抜きだが、できることなら出産後まで知られたくなかったはずだ。

 同誌が取材に動くきっかけとなったのは、今月上旬に行われた山本の主演舞台『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』の囲み取材。それまで冗舌にしゃべっていた山本が「(この舞台は)お子さんの勉強にもなりそうですね」という記者の質問にフリーズしてしまったことに始まる。

「その様子を確認した『自身』の記者が『夫婦仲が冷え込んでいるのでは……』と想像し、取材に動いたところ、堀北さんが妊娠していることがわかったんです。同誌としては棚ボタ。反対に山本さんは自分のせいで妻の妊娠がバレたのだから、シャレになりません」(事情通)

「女性自身」に掲載されている堀北の近影は、マスクに金髪。清純派というより、ヤンキーに近い。いまごろ、山本はみっちり絞られていることだろう。

『翔んで埼玉』大ヒットの裏で東宝が歯ぎしり! 「ヘイトにつながる」と配給を降りていた?

 魔夜峰央の未完の原作漫画を映画化した『翔んで埼玉』が、異例のヒットを記録中だ。公開初週の興行成績ランキングではトップ(興行通信社調べ)を達成し、2週目でも初週を上回る観客動員数を記録、現時点で興行収入25億円を突破している。配給の東映関係者も、予想を上回る大ヒットに快哉を叫んでいるというが、その裏で歯ぎしりしているのが、ライバルの東宝なのだという。

 昨年4月、同作の映画化が発表されると、原作ファンを中心にネット上で大きな話題に。ダブル主演の二階堂ふみとGACKTの派手なビジュアルも注目を集めたが、一部映画関係者の間では、同作の“設定”が世間に受け入れられるのか、不安視されていたという。

「同作は、『埼玉県民が東京都民から迫害を受ける』という設定なんですが、原作を読めば誰もがわかる通り、本質としては“埼玉愛”に満ちた作品であり、出演者たちもそれを理解していたはず。そんな中、ストーリーの随所に出てくる“埼玉ディスり”に恐れをなしたのが東宝でした」(映画誌ライター)

 実は『翔んで埼玉』の配給会社は、もともと東宝だったという。

「情報解禁の少し前に、東宝関係者から取材やプロモーションの依頼が各メディアに入っていました。しかし、いつまでたっても情報が入ってこなかったため、担当者に確認したところ『ウチではやらないということになりました』と言われたんです」(同)

 昨今、東宝は、過激表現を用いる作品を、極力排除していく方針が取られているという。

「『翔んで埼玉』は、ヘイトにつながりかねないと判断されたようです。この“無難路線”の影響により、ほかの有名作品も、配給が東宝から別会社に途中でチェンジされるという事態になっているそう。しかし、こと『翔んで埼玉』に関しては、作品の本質をキチンと捉えていれば、こうした発想には至らなかったはず。現場からは、上層部の頭の固さを嘆く声も聞こえてきます」(制作会社関係者)

 現在も動員数を伸ばし続けている『翔んで埼玉』。東宝が逃した魚は大きかったようだ。

中居正広のテレ朝新情報番組は、『報ステ』メーンMCへの布石?

 元SMAP・中居正広が4月スタートのテレビ朝日系情報番組『中居正広のニュースな会』(毎週土曜正午~)のメーンMCを務めることが発表された。ニュース番組を担当するのは、同局の『サンデージャングル』以来、19年ぶり。

 中居は「僕はニュースに関しては無知なところもありますので、背伸びすることなく、身の丈に合った番組にしたいなと思っています。わからないことは素直にわからないと言い、イチから学ぶつもりで取り組んでいきたいと思います! 4月から土曜の昼に始まる新しいニュース番組にご期待ください!」とコメントしている。

 中居をめぐっては、複数のレギュラー番組が3月で終了することを受け、ジャニーズ退所情報が流れた。

 関係者によると「いよいよジャニーズを辞めて、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のいる『新しい地図』に合流か? とウワサされました。実際それに近い動きも水面下でありましたが、結局はジャニーズ残留となるようです」とか。

 そればかりか、視線の先にはテレ朝の看板番組が映っているという。テレビ関係者の話。

「『報道ステーション』ですよ。実は中居さんの名前は、2016年3月に前任の古舘伊知郎さんが降板した直後から挙がっていました。当時はSMAPの独立問題でごちゃついていた時期。芸能界の重鎮連中が結託して中居さんを祭り上げ、年間ウン百億円といわれる報ステ利権を強奪しにいったんです。あの話は、まだ生きているといいます」

『報ステ』は自局の富川悠太アナがメーンキャスターを務めているが、コンビを組んでいた小川彩佳アナは降板し、3月末でテレ朝を退社。代わりに、ウッチャンナンチャン・内村光良の妻である徳永有美アナが加入したが、正直パッとしない。来年のいまごろ、報ステの画面中央に中居が座っているかもしれない!?

Twitter、FB、インスタを一切やらない理由を調査! 「不幸アピールうざい」「会社に監視されてた」

 TwitterやFacebook、インスタグラムなど、さまざまな手段で誰もが情報を発信できるSNS。スマートフォンユーザーの70%以上が何らかのSNSを利用しているといわれ、世界的ブームにまでなったアプリもあるが、最近は“SNS離れ”も増えているという。そこで、現在SNSをやっていないという男女100人に、「SNSを一切やらない(やめた)理由」を聞いてみた。

時間がもったいない

 費やした時間の割に得るものが少ないと気づき、SNSを離れたとの声も多い。

・SNSをダラダラ見てしまって、寝不足になったり、やるべきことができなかったりしたことがあったのでやめた(30代/女性/正社員)
・やったところで自分になんのメリットもなく、時間の無駄だと思っているからです(30代/女性/無職)
・時間がもったいないから。SNSをやる時間があったらほかのことをしたい。またSNSは自分が満たされることよりも、イライラすることの方が多いから(20代/女性/無職)
・一度やると、いつの間にかはまってしまい、時間を失いそうだからです(40代/男性/正社員)

面倒くさい

 アップするのも、他人の投稿に反応するのも、結構煩わしいもの。面倒に感じてやめた人も少なくない様子。

・1日に何回もアップして、反応を窺う奴らの承認欲求に付き合うのが面倒くさくなりました(30代/男性/個人事業主)
・「いいね!」をされたら返す、コメントされたら返すなど、びっくりするほど面倒くさいから(20代/女性/パート・アルバイト)
・返信や通知が煩わしくなったのが大きな理由。たくさんの人とつながることができる一方で、それが面倒だと思うこともしばしばあったから(20代/女性/正社員)
・始めたばかりの頃は楽しかったけれど、だんだんと人に見られている、人をずっと見ているように感じ、面倒に思うようになったため(20代/女性/パート・アルバイト)
・知らない人や、それほど親しくない人からも連絡がくるのが煩わしい(30代/女性/専業主婦)

・メールだけでも面倒に思う性格です。しばらくSNSをやりましたが、すぐに反応しないことを周囲から責められ、うざったくなってやめてしまいました(30代/女性/正社員)

 面倒に感じるだけでなく、精神衛生上、良くないこともしばしば。いわゆる“SNS疲れ”が理由との声も多数。

・始めた頃は知り合いの近況がわかるので、閲覧を中心に利用していました。今では更新や発信をする人がいつも同じで、リア充感のあるコメントに疲れてきたこともあり、閲覧すらしなくなりました(30代/男性/正社員)
・友人たちが競い合うように充実した生活の写真をアップしている記事を見ることに疲れたからです(20代/女性/専業主婦)
・いただいたコメントに返信するとき、「こう書いたら相手が不快に思うかもしれない」というように考えてしまって返信に時間がかかり、楽しめなくなったからです。それと周囲の声がうるさくなったことも理由です(40代/男性/無職)
・友人たちのSNSを見て、リア充アピールがうっとうしく感じられたからです。あと、誕生日のメッセージなども義務感がありました(40代/女性/正社員)
・自分より幸せそうな生活を送っている人を見るのが疎ましくなったからです(40代/女性/個人事業主)
・複数の友人の不幸アピールがうっとうしくて、何気ない自分の生活さえケチがつくような気がして遠ざかりました(30代/女性/個人事業主)

振り回されてイヤになった

 SNSが生活の中心になったり、周囲の反応に一喜一憂したりと、何かと振り回されて嫌気が差したという人も。

・フォローの数に翻弄される自分が嫌になり、気にしないために辞めました(30代/女性/正社員)
・「いいね!」の数を気にするようになり、「いいね!」が多くつかないと落ち込んでしまったためです(50代/男性/正社員)
・SNSが気になって事あるごとにチェックしてしまい、ほかのことに集中できなくなったから(30代/女性/専業主婦)
・SNSを見てマイナス面なことがわかったりするとショックだからです(20代/女性/正社員)

プライベートを知られたくない

思わぬところでつながってしまうのがSNS。むやみに現状を知られないためには、やらないのが一番なのかも。

・昔の知り合いとあまり連絡を取りたくなく、近況も知られたくないので、やめました(30代/女性/個人事業主)
・社会人になった時、会社に監視されていることを知り、やめました。職業柄かもしれないが、全部のSNSが監視されていると知り、怖くなりました(20代/女性/正社員)
・あまりプライベートを知られたくない人に知られてしまい、面倒になってやめてしまいました。友達になりたくない人も、電話番号やLINEでつながってしまうので利用したくないです(20代/女性/正社員) 

 見る必要性がなければ、必然的にSNSにアクセスしなくなるのも納得。

・他人が何を食べ、どこへ行ったかなんて、一切興味がない。だから、自分もそんな情報は発信しない。SNS上の人間関係の煩わしさに耐えられる気がしない。常にスマホを見ない(30代/女性/専業主婦)
・個人の価値観や考え方、プライベートに興味がない。不快な気持ちになるのを避けるため(30代/女性/正社員)
・自分は投稿や更新をあまりしない。他人の日々の生活に興味がない。嫌いな人とつながるのが嫌だから(20代/女性/パート・アルバイト) 

個人情報の漏洩が怖い

 ネット社会の危険性はSNSでも同じ。実害に遭ったとの声もチラホラ。

・Facebookで、まったく身に覚えのないダイエット成功の報告を自分の名前で発信されてしまったことがあり(パスワードをイニシャルだけにしていたので利用されたようでした)、それ以来怖くなって、全て辞めました(50代/女性/個人事業主)
・ネットストーカーにつけ回され、ほかのSNSに移ってもついてきたから(40代/女性/正社員)
・個人情報の漏洩や炎上などの問題があるので、やりたいとは思わない(30代/男性/個人事業主)
・ネット上の記録はずっと残るし、安易に発言してしまって、消したいと思っても消せないのは怖いので。個人情報流出も怖いです(40代/女性/パート・アルバイト)

発信することがない

 発信したくなるほどの出来事は、そう毎日のように起こるものではないのかもしれない。

・友達に誘われて始めたけれど、自分から発信したいことなどないので続かなかった(40代/女性/パート・アルバイト)
・SNSに載せられるような大した出来事が、日常的にはないからです。それと、友人たちのキラキラと充実した日常を毎日見るのが苦痛なときもあったからです(30代/女性/正社員)
・アップするのが面倒くさいし、ネタ切れになった。ネタ探しにも疲れる(30代/女性/専業主婦)
・世の中に発信するほどの事柄が日常にはほとんどない、つまらない人生だからです(40代/男性/無職)  

楽しさがわからない

 楽しさを感じなければ、やりたくないのはある意味当然。

・Twitterをやってみましたが、使い方や利点がさっぱりわかりません。目の前にいる人との交流を大切にします(50代/男性/正社員)
・日常生活をつぶやいたり写真で公開したりする理由がないと思っているので(30代/女性/正社員)
・投稿して、不特定多数に発表する意味がわかりません。日記やアルバムは自己満足で十分です(30代/女性/パート・アルバイト)
・他人の発信を見ること、自身の情報を発信することに快感が得られないからです(20代/女性/正社員)
・自分から何かを不特定多数の人たちに発信したいと思わないから。そもそも写真を撮るのがあまり好きではない(40代/女性/専業主婦)

友達がいない

 つながりありきの世界だけに、リアルな交友関係がネックになって二の足を踏んでいるとの声も。 

・友達がいないから。という寂しい理由でやっていません。はやり始めたのが30代になってからでしたし、無理に周りに合わせてする必要もなかったので、いまさら始める理由もないし(友達がいないので)このままやらなくていいと思っています(30代/女性/無職)
・やりたいとは思うのですが、友達自体がいないのでできません(30代/男性/無職)