石橋貴明が「最も攻めていた」松嶋菜々子の“アノ企画”って?

「いまネットテレビでやりたいこと」「地上波では許されないこと」を壮大なスケールで実現させるAbemaTVの企画『石橋貴明プレミアム』。昨年8月に放送した第1弾では芸能人に最も必要とされる“運”を1番持っているタレントを決定すべく、豪華芸能人たちが船上でバカラ対決を繰り広げた。

 そして3月24日には『石橋貴明プレミアム―芸能界頂上決戦!貴ヶ原の戦い!―』と題し、「万引きしちゃダメよの乱」「モー娘。OG手作りハンバーグの乱」「落とし合い決戦 奈落の陣」のバラエティー企画3本が第2弾として放送された。

 セクハラやパワハラ芸で芸能界を渡り歩いていてきた石橋だけに、番組のPRの際には、事あるごとに「攻めた企画」だと強調していたものだった。

 思い返せば、そんな石橋がある意味、最も攻めていた企画といえば、1994年ごろに放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)でのコーナー『近未来警察072』だったのかもしれない。

「同企画には、旭化成の水着キャンペーンガールだった松嶋菜々子が『ナナ隊員』という役柄で登場。彼女は『ワタシにかけて!!』『もっと蹴って』『ワタシは卑しいメス豚よ!』といった淫語を連発、極めつきは四つん這いになって『オナラじゃないのよ、空気が入っただけブブブーッ!!』という、えげつないセリフまで言わされていました。現在の松嶋が番組出演をプロフィールから完全に抹消しているのは言うまでもありません。今、この企画を地上波で放送すれば大炎上するのは確実。スポンサーに抗議が殺到して、一瞬で番組終了となるでしょうね」(エンタメ誌ライター)

 石橋も本心では、これくらい「攻めた」番組をやりたかったのでは?

イチロー引退狂騒曲……「イチローを何と呼ぶか問題」勃発

 日米が大騒ぎになったイチローの引退発表。唐突な幕切れは野球ファンを大いに驚かせたが、それを報じるマスコミの間では珍騒動が起きていた。

 所属するマリナーズが開幕戦を日本で行うことで、もとより注目を集めていた2019年のイチロー。結果はご存知の通り、日本で野球人生を終えることになったが、困惑したのはマスコミだ。大手新聞社では「イチローを何と呼ぶか?」という会議が真剣に行われた。新聞関係者のYさんが語る。

「マスコミの通例では、現役選手は呼び捨てですが、引退して肩書がなくなると“一般人”という扱いになり、『さん』か『氏』が付くようになります。例えば、『松井秀喜氏』『中田英寿さん』といった具合です。イチローの場合、そのルールを当てはめれば『イチローさん』ですが、『イチロー』はいわば芸名です。イチローが引退後もイチローという名前を使うのか分からないので、マスコミ関係者は一斉に頭を悩ませたのです」(Yさん)

 会議で候補に上がったのは、

「元イチロー選手」
「イチロー・元選手」
「鈴木一郎さん」
「イチローこと鈴木一郎さん」
「イチロー外野手」
「イチロー・元外野手」

 などだったそう。結局「イチロー外野手」が採用されたそうだが、呼称問題では、しばしば失笑を禁じ得ないような呼び名が出てくるという。フリーのジャーナリストが語る。

「マスコミのおかしな呼び名が話題になったきっかけは、SMAPの稲垣吾郎が道路交通法違反などの容疑で逮捕された際、マスコミが一斉に『稲垣メンバー』と報じたことです。それ以降、『島田紳助司会者』『布袋寅泰ギタリスト』『山口達也メンバー』など、聞き慣れない呼称が度々登場して失笑を買いました。呼称が長すぎるパターンもあります。『長嶋茂雄・巨人終身名誉監督』ぐらいなら許容範囲でしょうが、『日本サッカー協会元会長で日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザーの川淵三郎氏』『日韓W杯でサッカー日本代表を率いたトルシエ監督の通訳を務めたフローラン・ダバディ氏』あたりになると、もう訳が分かりません。メディア側は良かれと思ってやっているのですが、そろそろ転換期に差し掛かっているような気もします」(フリージャーナリスト)

 イチローならきっと、「私が決めることではありません」と答えるに違いないが、本人に決めてもらうのが一番確実なのかもしれない。

伊野尾慧が「TWICEのハイタッチ会に参加」で批判も、ジャニーズの目撃情報は嘘だらけ?

Hey!Say!JUMP(以下、平成ジャンプ)の伊野尾慧が、韓国の女性音楽グループTWICEのハイタッチ会にいたという目撃情報がツイッターで拡散され、賛否両論を呼んでいる。

 今月24日と25日、複数のツイッターのアカウントが友達や友達の兄弟がTWICEのメンバーとハイタッチができるイベント「ハイタッチ会」で伊野尾を見たと言っているとツイートした。TWICEは今月6日に発売されたアルバム『#TWICE2』に、今月24日に大阪で開催されるハイタッチ会に参加できるカードをランダムに封入している。伊野尾はそのカードを入手し、イベントに参加したということなのだろうか。

 伊野尾がTWICEのファンだということは、彼のファンの間では有名な話。伊野尾自身が堂々と公言しており、レギュラー出演する『めざましテレビ』(フジテレビ系)でTWICEのコンサートに参加したことを報告した際には、生田竜聖アナウンサーから「TWICEになりたいと言っていた」と暴露されていた。

 そのため今回の「ハイタッチ会で伊野尾を見た」という目撃情報を信じるファンも多く、「TWICEがうらやましい」「私もTWICE好きだから嬉しい!」と肯定的な意見がある一方、「自分ファンが悲しむとか考えないの?」など否定的な声もみられる。

 ジャニーズタレントの目撃情報がSNSで拡散されることは少なくないが、撮影現場に遭遇したというものならともかく、プライベートでの遭遇については信憑性が疑わしいものも多い。タレント自身も否定している。

手越祐也や山田涼介は“目撃情報”を否定
 NEWSの手越祐也は、目撃情報は“全部嘘”だと断言している。

 昨年4月21日行われた『NEWS LIVE TOUR 2018 EPCOTIA』福岡公演のなかで手越は、「金沢の駅で手越を見かけ<手越くんですか?>と聞くと<そうです>と答えてくれた」という目撃情報がツイッターで拡散されたと説明。しかし、実際には手越は金沢に行っておらず、母親から「金沢にいるの?」と電話があったことで、この情報を知ったという。

 伊野尾慧と同じく平成ジャンプの山田涼介も、韓国の男性音楽グループBTSのファンミーティングにいるという目撃情報がネットで話題に。しかし、後日のJohnny’s webの連載で山田は「私その時間家でDVD見てました。笑」と目撃情報を否定し、「嘘の情報だけはやめていただきたいなぁ」と苦言を呈した。

 ネットの匿名の目撃情報はデタラメであったり、本人と似た人物である可能性も高く、安易に信用できるものではないだろう。

 また、嘘の目撃情報によって警察が出動するほどのパニックを呼ぶこともある。

玉森裕太の目撃情報拡散は警察が出動するほどの騒動に発展
 Kis-My-Ft2の玉森裕太が原宿にいるという目撃情報が拡散された際には、玉森を探す人々がパニックとなり、歩行者がドミノ倒しになる騒動に発展した。警察や消防まで出動するはめになったが、後日のJohnny’s webの連載で玉森は「一日中仕事してたのに 全く別の所で俺が現れたと耳にした」と原宿にはいなかったと説明し、騒動になったことに対して謝罪をした。

 伊野尾慧の目撃情報も信憑性が低いうえ、自分が参加した場合、会場がパニックになる可能性があることは伊野尾も理解しているだろう。「一般人に混ざって参加」という軽率な行動を起こすとは考えにくい。

 コンサートへの参戦時と同様、伊野尾本人の口から「参加した」との報告が無い限り、“噂”として受け止めておくことが賢明だろう。

「どうしても欲しくなっちゃって……」爆乳万引き少女、ジャケットの中に隠したモノは……

 第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞し、大ヒットとなった映画『万引き家族』。中国でも昨年8月に公開されるや大ヒットとなり、中国で上映された実写邦画としては史上No.1の興収成績を記録した。

 その映画に触発された……わけではないだろうが、なんとも不思議な万引き事件が起こり、ネット上で話題となっている。

 具体的な地名などは明らかにされていないが、とある町のスーパーで、一人の少女が周りをキョロキョロと見ながら歩いているところを、店員が見とがめた。少女が挙動不審だったこともあるが、小さな体のわりに胸が異様に大きかったからである。

 少女が胸に商品を隠し入れて万引きしているのではと疑った店員は、少女を呼び止め、「あんた、胸のところに何を隠し持ってるの!? そんなに胸を膨らませて、気づかれないとでも思ってるの!」と問いただした。

 少女は、自分は万引きなどしていないと言い張るものの、胸の中に何が入っているのかはなかなか言いだそうとしない。

 そのうち、ついに観念してか、来 ていたジャケットの胸元のジッパーを下ろした。

 そこにあったのは、食べ物でも衣料品でも化粧品でもなかった。中に入っていたのは、2つの膨らんだ風船だった。その風船は商品ではなく、店内の装飾用に使われていたもので、少女はそれを胸の部分に入れて持ち出そうとしていたのである。

 想定外のものが出てきたのを見た店員は、言葉を失った。

 少女いわく、スーパーに来たが財布を持ってくるのを忘れたことに気づき、彼氏に電話して来てもらうことに。彼氏が来るまで店内をブラブラしていたところ、風船を見つけ、どうしてもそれが欲しくなったので、ジャケットの中に入れて持ち出そうとしたのだという

 あまりにも純情そうな少女の顔を見て、店員はそれ以上とがめることができなかったようだ。風船はそのまま少女にあげ、もう二度と店内のものを勝手に持ち出したりしないよう注意し、もしまた同じようなことをしたら、その時は警察に連絡すると警告するにとど めたという。

 もし彼女が小汚いおっさんだったとしたら、すぐに警察に突き出されていたかもしれないが、ルックスに救われた格好だ。

(文=佐久間賢三)

ポルシェから軽自動車まで……意外な愛車に乗っている芸能人たち

 芸能人にもなると、高級車に乗ることをステータスにしている人物が多い。人気女優の蒼井優はひょんなことから愛車がバレて、彼女の運転する“車種”に注目が集まった。

 複数のメディアによる報道で、蒼井が3月5日に都内で追突事故を起こしていたことが判明。その際に蒼井が運転していた車種が、ポルシェ・カレラだったという。ポルシェは言わずと知れたスポーツカーで、ネット上には「蒼井優にポルシェって正直似合わないな……」「全然イメージ違うけど、ポルシェをチョイスするとかカッコいいやん」「自分のイメージに染まらないところは素敵だと思う」といった反応が溢れ返っている。

 今回は蒼井のように、意外な愛車に乗っている芸能人たちを紹介していこう。

 

●西内まりや

 まずはインスタグラムで堂々と愛車を披露した、モデルで女優の西内まりやから。2018年7月更新の画像で西内は、ガッツリと胸元が開き谷間も露わなセクシー衣装を披露。黒のランドローバーの前に堂々と立ち、太ももでナンバープレートを隠した構図となっている。

 西内は「My car▽」(▽はハートマーク)とコメントしており、続けて「ドライブ大好き」というメッセージとともに運転席に乗り込んだ姿も公開。サングラスをかけてバックを振り返り、左手をハンドルに、右腕は窓枠に乗せたワイルドスタイルだ。西内の一連の投稿にファンからは、「かわいらしい車に乗ってるイメージだった!」「ぜひとも助手席に座らせてほしい」「こんなワイルドガールとドライブに行けたら秒で惚れるわ」と賛辞が寄せられている。

 

●浜田雅功

 続いてはお笑い界の大御所・ダウンタウンの浜田雅功。18年12月放送の『ごぶごぶ』(MBS系)で浜田はゲストの花田虎上とともに、高級ホテルが用意したレンジローバーへ乗り込むことに。そこで愛車の話になると花田が「車種は?」としつこく聞きはじめ、根負けした浜田はスズキの軽自動車「アルト」だと答えた。

 花田は軽自動車に乗る浜田の姿を想像できなかったようで、「なんでそんなに好感度を上げようとするんですか。もういいじゃないですか」とチクリ。その後浜田が話題をすり替えたため真偽のほどは分からずじまいとなったが、ネット上では「浜ちゃんが本当にアルトを運転してたらますます好感度上がるわ」「芸能人だからって高級車に乗る必要ないからね」「近所にふらっと出かけるぐらいなら軽に乗ってもおかしくないでしょ」といった声が寄せられている。

『ミリオンヒット音楽祭』、ゲストの“歓声”に「うるさすぎ」「静かにして!」と批判続出

 3月26日、演歌歌手がJ-POPのヒット曲を歌う音楽番組『ミリオンヒット音楽祭 演歌の乱』(TBS系)が放送された。歌唱力の高さを見せ付けた演歌歌手のパフォーマンスに、ネット上は大盛り上がりしていたが、一方で「純粋に歌だけ聞きたかった」「歌に声を被せるな!」と不満の声も上がっている。

「同番組は、演歌歌手が持ち歌を封印し、J-POPのミリオンヒット曲を披露するという内容。昨年9月の放送時には、演歌歌手・徳永ゆうきが米津玄師の『Lemon』(2018年)をこぶし混じりに歌い上げ、放送後に行われたアルバム発売イベントで『僕自身、驚いています』とコメントするほど、大反響がありました。今回の放送にも期待を寄せる視聴者は多かったようですが、パフォーマンス中、ひな壇のゲストが間奏で『フ~!』『カッコいい~!』『すごい!』などと叫ぶ演出が大不評。ネット上では『ひな壇の声がうるさすぎる』『歌声にゲストの声被せてくるのだけが残念』『歌ってるときは静かにしてて!』と、苦情が続出していました」(芸能ライター)

 観客の声が話題になった番組といえば、10日に放送された『R-1ぐらんぷり2019』(フジテレビ系)が記憶に新しい。

「日本一のピン芸を決める同番組では、芸人がネタを披露している最中に、観客席から大きすぎる笑い声や、悲鳴に近い甲高い声が響いてくることが多々ありました。これが、視聴者には“雑音”にしか聞こえなかったようで、『笑い声がうるさくて冷める』『全然ネタに集中できない!』『客の声にイライラする……』と批判が噴出。中には『客の声を足してるとしか思えない』『今回の客はサクラか?』と、番組側の“過度な演出”を疑う声までありました」(同)

 いずれにしても、本来の歌やネタが周囲の声にかき消されてしまうという番組の構成に、視聴者の不満は募るばかりのよう。

「今回の『ミリオンヒット音楽祭 演歌の乱』は、歌手の素顔に迫るVTRを挟みながら進行しており、純粋な音楽番組というより、バラエティ番組のテイストが強かったように思います。そのため、歌っている途中でひな壇ゲストの顔がカメラに抜かれたり、声が入る演出になっていたようですが、演歌歌手のパフォーマンスが白熱していたこともあり、『歌だけじっくり聞きたかった! もったいない!』『次もあるなら、芸人の顔も映さず歌ってるところだけが見たいです』といった意見が多く見受けられました。バラエティ色が強い番組よりも、純粋に歌やネタだけを楽しみたい視聴者が多いのかもしれませんね」(同)

 番組自体の評判は悪くないだけに、次回の放送では視聴者の意見を反映し、改善されると期待したい。

『さすらい温泉』遠藤憲一と元ICONIQが、石崎ひゅーいの演奏で熱唱! 金剛地武志も加わる豪華ユニット

「遠藤憲一が俳優を引退する決意のもと、温泉で派遣の仲居をやっている」という設定のフェイクドキュメンタリー風人情ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)第10話。

 今回は、改名してなお美人度が加速する伊藤ゆみ(元ICONIQ)がマドンナ。主題歌を担当する石崎ひゅーいの演奏で遠藤とデュエットを披露。振りかえります。

(前回までのレビューはこちらから)

本当の遠藤も温泉好き

 今回も、遠藤のリアル知人に「彼が引退を考えてるらしい」と投げかけるインタビューからスタート。ある知人は「それはない」と否定するが、ある知人は「全然不思議じゃない。あいつだったら辞めちゃいますね」とやけに納得している。

 ただ前回「あんまり驚かないかも、もしそうだったとしても。ていうのは……」と、思わせぶりな編集で終わった知人(伊藤さん)の続きは無し。気になります。

 ちなみに今月発売された本『さすらい温泉 遠藤憲一 極上温泉ガイド』(TAC出版)によると遠藤は本当に温泉好きで、3日くらい休みが続くとすぐ温泉に行くという。

 奥さんの実家が北海道のニセコで温泉だらけとか、昔そこの露天風呂に入ってたらラグビー部の集団が入ってきて、細い身体を見られるのが嫌でのぼせてるにもかかわらず、なかなかお湯から上がれなかったなど、温泉エピソード多し。

 

おしんでも登場する銀山温泉は『千と千尋』のモデル?

 今回の舞台は山形・銀山温泉。

 昨今は大正ロマン溢れる街並みがなんとか映えするらしくさらに人気のよう。

 調べてみるとたしかにテーマパークのような異国感があり、特に夕暮れのトワイライト時に街の灯りが燈ると、一気にその雰囲気は倍増、物語の一場面のよう。

 世に数多とある「『千と千尋の神隠し』のモデルとなった」説がここにもあるのだが、行った人の感想を見ると建物や橋、街灯りなど、近い雰囲気が確かに感じられるよう。

 ちなみに、宮崎先生いわく「いろいろな温泉が入ってて特定のモデルはないけれど、道後温泉は確かに入ってる」と愛媛の道後温泉以外は、特定の地名での明言はしてはいない(第4話で出てきた渋温泉の金具屋旅館もモデルによくあげられる旅館)。

 だが「お墨付き」はなくとも、幻想的な雰囲気や唯一無二の存在感に変わりはない。

 ちなみに劇中でも触れているがこの温泉を一気に有名にしたのはNHKの朝ドラ『おしん』で、おしん(小林綾子・乙羽信子)の母親(田中裕子)がこの温泉街で働いてました。

 

手島優がいざなうテレ東感

 冒頭、女将役の手島優が登場した瞬間、ジブリ気分もおしん気分も吹き飛ぶ。

 何もしなくてもテレ東感が一気に増強される絶妙なキャスティング。もちろん入浴シーンもありました。

 ちなみにマドンナは手島でなく、歌謡歌手をしていた父親の痕跡を探しにやって来た尾藤優美(伊藤ゆみ)。

 健さん(遠藤は仲居の時は中井田健一と名乗っている)と手島女将で優美の身の上話を聞くシーンは、内容といいメンバーといい同局の『じっくり聞いタロウ』を彷彿とさせる。

 そこで提示された父親・ペリー尾藤の写真。古めかしい青いジャケットに蝶ネクタイ、マッシュルームカットでポーズを決める男性。よく見たら金剛地武志。

 配役に何クセかある今回。面白い。

 30年前、歌手として最後に訪れた地であるこの温泉街で、父親がやり残したと語っていたことを知りたいという優美。生前、仲が悪かった分、その思いは強いようだ。

 尾藤父の手がかりを探す中、健さんが道端でギターを弾いていたミュージシャンに声をかけると、なんと番組の主題歌を歌う石崎ひゅーい。

 一瞬のカメオ出演かと思いきや、「ねえ、こけし好き?」と意味深な質問をぶつけてくる。

 実はこの石崎演じる磯崎はこけし職人。

「この子はよしえって言います」

「名前ついてるんだ……」

 巨大なこけしを抱いた磯崎と健さんのやりとりの後ろで固まってる優美。楽しい。

 よしえを生きた赤ん坊のように撫でたり健さんに抱かせたりする磯崎。

 今をときめく菅田将暉やあいみょんとプライベートで演奏したりしてる人なのに、何をしているんだ石崎ひゅーい。

 ちなみに調べてみると『おしん』で、売られていくおしんに母がこけしを持たせてやるシーンがあるのだが、それがここのこけしらしい。

 感動のアイテムが悠久の時を経てコントの小道具に。ここのこけしを指定したという橋田壽賀子先生も驚かれていることだろう。ご覧になっていたらの話だが。

 

遠藤憲一が初歌唱

 磯崎の話によると、磯崎父が実行委員をやっていたという「銀山温泉歌謡ショー」でオーバーブッキングがあったという。チラシに尾藤父の名前はなく、出演したと思い込んでいた優美はショックを受ける。

 健さんは、いつものようになんでも出てくるトランクバッグから取り出した、なぜか持ってるペギー尾藤と全く同じステージ衣装に身を包み、磯崎の演奏で歌い出す。

 父との思い出の曲「見上げてごらん夜の星を」を聞いて優美は思い出す。

 オーバーブッキングした歌謡ショーのスタッフに無下に断られ、引退を決めていた記念のステージを踏めず泣きながら土下座して出演許可を請う父の姿を。

 金剛地武志の「最後のステージ」にこだわる芝居が胸を打つ。

 優美は忘れていたが、その時横で見ていたのだ。頭を地べたに擦り付けて土下座する父の姿を。娘に約束した最後の勇姿を見せられずもがく男の涙を。

 歌う健さんが本物のペギーの姿になっている。幼い優美が笑顔で拍手を送っている。

 そして健さんの姿に戻ったかと思うともう一本のマイクを優美に渡す。デュエットだ。

 感動的なシーンなのだが、驚異的にマッシュルームヘアが似合っていない健さん。爬虫類顔に丸みを帯びたフォルムは収まりが悪いのか、顔だけアイコラみたいに見えてくる。

 だが、そんなことは御構い無しに銀山温泉の夜景をバックに「親子」の歌声が響く。

 ここは最後金剛地武志の姿にしてあげたい気もしたが、えもいわれぬパワーのあるシーン。後藤庸介監督はバックショットを効果的に使いますね。

 さらに、父が亡くなる前に一人で近くの神社を訪れ、絵馬で娘の幸せを願う願掛けをしていたことがわかる。

 父のやり残したことが全て自分のためだったとわかり感無量の優美。

 健さんはほぼ毎回、その地にゆかりのある歌を口ずさんでいるのだが(今回は花笠音頭)、本気の歌は初めてで、わかっていたけどそんなに上手くはない。しかしまっすぐで誠実な歌い方でした。

 そして、ラストは石崎本人によるギター一本での生エンディング演奏。後ろに普通にお年寄りが足湯に入ってるのに、ギターをかき鳴らしシャウト。かっこいい。

 カオスながら感動的な回となった今回。

 そろそろ最終回かと思いきや、月をまたぎつつ、残り2回ある模様。Paraviで過去作も見られるので復習しながら待ちましょう。
(文=柿田太郎)

『さすらい温泉』遠藤憲一と元ICONIQが、石崎ひゅーいの演奏で熱唱! 金剛地武志も加わる豪華ユニット

「遠藤憲一が俳優を引退する決意のもと、温泉で派遣の仲居をやっている」という設定のフェイクドキュメンタリー風人情ドラマ『さすらい温泉 遠藤憲一』(テレビ東京系)第10話。

 今回は、改名してなお美人度が加速する伊藤ゆみ(元ICONIQ)がマドンナ。主題歌を担当する石崎ひゅーいの演奏で遠藤とデュエットを披露。振りかえります。

(前回までのレビューはこちらから)

本当の遠藤も温泉好き

 今回も、遠藤のリアル知人に「彼が引退を考えてるらしい」と投げかけるインタビューからスタート。ある知人は「それはない」と否定するが、ある知人は「全然不思議じゃない。あいつだったら辞めちゃいますね」とやけに納得している。

 ただ前回「あんまり驚かないかも、もしそうだったとしても。ていうのは……」と、思わせぶりな編集で終わった知人(伊藤さん)の続きは無し。気になります。

 ちなみに今月発売された本『さすらい温泉 遠藤憲一 極上温泉ガイド』(TAC出版)によると遠藤は本当に温泉好きで、3日くらい休みが続くとすぐ温泉に行くという。

 奥さんの実家が北海道のニセコで温泉だらけとか、昔そこの露天風呂に入ってたらラグビー部の集団が入ってきて、細い身体を見られるのが嫌でのぼせてるにもかかわらず、なかなかお湯から上がれなかったなど、温泉エピソード多し。

 

おしんでも登場する銀山温泉は『千と千尋』のモデル?

 今回の舞台は山形・銀山温泉。

 昨今は大正ロマン溢れる街並みがなんとか映えするらしくさらに人気のよう。

 調べてみるとたしかにテーマパークのような異国感があり、特に夕暮れのトワイライト時に街の灯りが燈ると、一気にその雰囲気は倍増、物語の一場面のよう。

 世に数多とある「『千と千尋の神隠し』のモデルとなった」説がここにもあるのだが、行った人の感想を見ると建物や橋、街灯りなど、近い雰囲気が確かに感じられるよう。

 ちなみに、宮崎先生いわく「いろいろな温泉が入ってて特定のモデルはないけれど、道後温泉は確かに入ってる」と愛媛の道後温泉以外は、特定の地名での明言はしてはいない(第4話で出てきた渋温泉の金具屋旅館もモデルによくあげられる旅館)。

 だが「お墨付き」はなくとも、幻想的な雰囲気や唯一無二の存在感に変わりはない。

 ちなみに劇中でも触れているがこの温泉を一気に有名にしたのはNHKの朝ドラ『おしん』で、おしん(小林綾子・乙羽信子)の母親(田中裕子)がこの温泉街で働いてました。

 

手島優がいざなうテレ東感

 冒頭、女将役の手島優が登場した瞬間、ジブリ気分もおしん気分も吹き飛ぶ。

 何もしなくてもテレ東感が一気に増強される絶妙なキャスティング。もちろん入浴シーンもありました。

 ちなみにマドンナは手島でなく、歌謡歌手をしていた父親の痕跡を探しにやって来た尾藤優美(伊藤ゆみ)。

 健さん(遠藤は仲居の時は中井田健一と名乗っている)と手島女将で優美の身の上話を聞くシーンは、内容といいメンバーといい同局の『じっくり聞いタロウ』を彷彿とさせる。

 そこで提示された父親・ペリー尾藤の写真。古めかしい青いジャケットに蝶ネクタイ、マッシュルームカットでポーズを決める男性。よく見たら金剛地武志。

 配役に何クセかある今回。面白い。

 30年前、歌手として最後に訪れた地であるこの温泉街で、父親がやり残したと語っていたことを知りたいという優美。生前、仲が悪かった分、その思いは強いようだ。

 尾藤父の手がかりを探す中、健さんが道端でギターを弾いていたミュージシャンに声をかけると、なんと番組の主題歌を歌う石崎ひゅーい。

 一瞬のカメオ出演かと思いきや、「ねえ、こけし好き?」と意味深な質問をぶつけてくる。

 実はこの石崎演じる磯崎はこけし職人。

「この子はよしえって言います」

「名前ついてるんだ……」

 巨大なこけしを抱いた磯崎と健さんのやりとりの後ろで固まってる優美。楽しい。

 よしえを生きた赤ん坊のように撫でたり健さんに抱かせたりする磯崎。

 今をときめく菅田将暉やあいみょんとプライベートで演奏したりしてる人なのに、何をしているんだ石崎ひゅーい。

 ちなみに調べてみると『おしん』で、売られていくおしんに母がこけしを持たせてやるシーンがあるのだが、それがここのこけしらしい。

 感動のアイテムが悠久の時を経てコントの小道具に。ここのこけしを指定したという橋田壽賀子先生も驚かれていることだろう。ご覧になっていたらの話だが。

 

遠藤憲一が初歌唱

 磯崎の話によると、磯崎父が実行委員をやっていたという「銀山温泉歌謡ショー」でオーバーブッキングがあったという。チラシに尾藤父の名前はなく、出演したと思い込んでいた優美はショックを受ける。

 健さんは、いつものようになんでも出てくるトランクバッグから取り出した、なぜか持ってるペギー尾藤と全く同じステージ衣装に身を包み、磯崎の演奏で歌い出す。

 父との思い出の曲「見上げてごらん夜の星を」を聞いて優美は思い出す。

 オーバーブッキングした歌謡ショーのスタッフに無下に断られ、引退を決めていた記念のステージを踏めず泣きながら土下座して出演許可を請う父の姿を。

 金剛地武志の「最後のステージ」にこだわる芝居が胸を打つ。

 優美は忘れていたが、その時横で見ていたのだ。頭を地べたに擦り付けて土下座する父の姿を。娘に約束した最後の勇姿を見せられずもがく男の涙を。

 歌う健さんが本物のペギーの姿になっている。幼い優美が笑顔で拍手を送っている。

 そして健さんの姿に戻ったかと思うともう一本のマイクを優美に渡す。デュエットだ。

 感動的なシーンなのだが、驚異的にマッシュルームヘアが似合っていない健さん。爬虫類顔に丸みを帯びたフォルムは収まりが悪いのか、顔だけアイコラみたいに見えてくる。

 だが、そんなことは御構い無しに銀山温泉の夜景をバックに「親子」の歌声が響く。

 ここは最後金剛地武志の姿にしてあげたい気もしたが、えもいわれぬパワーのあるシーン。後藤庸介監督はバックショットを効果的に使いますね。

 さらに、父が亡くなる前に一人で近くの神社を訪れ、絵馬で娘の幸せを願う願掛けをしていたことがわかる。

 父のやり残したことが全て自分のためだったとわかり感無量の優美。

 健さんはほぼ毎回、その地にゆかりのある歌を口ずさんでいるのだが(今回は花笠音頭)、本気の歌は初めてで、わかっていたけどそんなに上手くはない。しかしまっすぐで誠実な歌い方でした。

 そして、ラストは石崎本人によるギター一本での生エンディング演奏。後ろに普通にお年寄りが足湯に入ってるのに、ギターをかき鳴らしシャウト。かっこいい。

 カオスながら感動的な回となった今回。

 そろそろ最終回かと思いきや、月をまたぎつつ、残り2回ある模様。Paraviで過去作も見られるので復習しながら待ちましょう。
(文=柿田太郎)

「娘は自力で名門校に入った」と自慢していたドクター・ドレー、寄付金と娘の「パパがUSCに行けって~」発言で大炎上

治安が非常に悪いカリフォルニア州コンプトンの貧困家庭に生まれ育ち、ラッパー/音楽プロデューサーとして大成功を収めたドクター・ドレー。音楽プロデューサーのジミー・アイオヴィンと共に立ち上げたオーディオブランド「Beats by Dre」を14年に米アップル社に売却し、億万長者になった。

 敏腕ビジネスマンとしても知られるジミーから「スニーカーを作ろう」と誘われた時、ドレーは「スニーカーなんてフ●ックだ。作るならスピーカーにしようぜ」と提案し、ヘッドホンやイヤホンをプロデュース。セレブ友達やアスリートたちに使ってもらうことでブランド力を高め、「Beats by Dre」は世界的な大ヒット商品となった。

 「Beats by Dre」で財を成したドレーとジミーは、13年、名門・南カリフォルニア大学(USC)に「アートとテクノロジーを両立させられるようなベンチャー起業家を育成する」として、7,000万ドル(約77億円)を寄付。次世代のクリエイティブ・リーダーを生み出すことを目的とした志の高い投資であり、全米から高く評価された。

 そのUSCは今、セレブや富裕層の裏口入学騒動の渦中に置かれている。そんな最中、ドレーの娘トゥルーリー・ヤングがUSCに進学することに。大喜びしたドレーは、大学から送られてきた入学許可証を持つ娘とのツーショット写真をインスタグラムに投稿。「オレの娘は自力でUSCに入った。オレは(裏口入学騒動で罪に問われそうなセレブと違って)服役しなくて済むな」という文章からも得意げな様子がうかがえる。

 しかし、すぐにこの投稿を削除しなければならなくなった。昨年5月、トゥルーリーがドレーとの2ショット写真をインスタに投稿した際に添えた「パパがUSCに行けってプッシュするのよね」という一文が、「本人は望んでいないのに、パパの力でUSCに行くことになりそうという意味じゃないか!?」と大炎上したからである。

 「パパの力」とは言うまでもなく、6年前に大学に寄付した大金のこと。「7,000万ドルも寄付してれば、ノーチェックで入学させてもらえるだろう。裏口入学と大差ないのに、なんで得意げなんだ!」というバッシングや、「自分の意思とは関係なく裏口入学させられた子どもたちがかわいそう」という意見がネットに飛び交い、大騒ぎとなったのだ。

 そんな中、先週末、インスタグラムのストーリーに「努力が報われた。映画学科に入れたわ」と、トゥルーリーがうれしそうな顔で報告。そのため「(昨年5月に)ドレーに“USCに入れよ” と意見された時は、“うるさいオヤジ”だと感じたかもしれないが、最終的には彼女自身がUSCに入ると希望し、自らの力で入学許可を手にした」という線が有力だとみられている。

 この騒動について米ニュースサイト「TMZ」の突撃取材班から意見を求められた、コメディアンで俳優のD ・L・ヒューリーは、「子どもを(いい方向へ)導くのが親の役目じゃないのか」とドレを擁護。自分の娘もUSCに通っているヒューリーは、「大学側が7,000万ドルを寄付した男の気持ちを忖度して子どもを入学させたとしても、誰も文句言えないだろうよ」との見解を示した。TMZのコメント欄には、ヒューリーの意見に「確かに人生を先導するのが親」「USCも私立校だし」と同意するコメントが多数書き込まれた。

 ちなみにドレーは6人の女性との間に、7人の子どもを儲けている。08年には当時20歳だった次男を薬物の過剰摂取で亡くす不幸に見舞われたため、道を外れてほしくないという思いから、末っ子のトゥルーリーには口うるさくなってしまうのかもしれない。

 なお、トゥルーリーの母親が産んだドレーの四男トゥルイス・ヤングのインスタの自己紹介欄には、騒動の前まで「USC」と書かれていたため、ドレーの子どもは2人もUSCに進学したということになる。7,000万ドルの寄付金が2人の入学に際しどう影響したかは不明だが、ドレーは自分が得られなった名門大学で学ぶというチャンスを我が子に与えられたことを喜んでいるはずだ。

主演ドラマで高橋一生が歌手デビュー! ディーン・フジオカの二の舞を心配する声

 4月13日スタートのドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系)で、俳優の高橋一生が主題歌を担当。「きみに会いたい -Dance with you-」という楽曲を歌うのだが、彼の歌手デビューには賛否両論の声が上がっている。

 同ドラマは「あえて(A)」「結婚しない(K)」男子=“AK男子”にスポットを当てたラブコメディで、高橋はメガバンク勤務の優良物件アラフォー男子・石橋太郎役で主演を務める。

 そんなドラマで高橋は主題歌も担当するわけだが、楽曲提供&プロデュースはエレファントカシマシの宮本浩次が担当。カリスマミュージシャンとの共同作業に、高橋も「未だに夢のようです。それも浩次さん初のプロデュースに。畏れ多いのですが、同時に光栄でもあって。夢中で歌っていたと思います」と恐縮していた。

 一方の宮本は高橋について、「竹を割ったような性格の大変男らしい方だと私は感じました。歌声もまっすぐでしかも相当に歌のうまい方です。デリケートな歌い回しなど表現力もさすがでした」とコメント。彼にとっても楽曲提供&プロデュースは初めてのことだが、確かな手ごたえを感じているようだ。

「完璧なお膳立てで歌手デビューする高橋ですが、ネット上では『よくある“俳優の寒い歌手デビュー”になりそう』『嫌な予感しかない』『なぜちょっと人気出た俳優はすぐに迷走しちゃうんだろう』といった声が。また『ディーン・フジオカの二の舞になるかも』とも指摘されていました。ディーン・フジオカも自身が出演したドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)で主題歌を担当するなど、歌手としても精力的に活動。ラップを披露している楽曲もあるのですが、『声量はあるけどカラオケレベル』『ラップが聴いてて恥ずかしくなる』などと言われていました」(芸能ライター)

 やはり世間では“餅は餅屋”という思想が根強いようで、二足の草鞋を履くと批判されがち。しかし高橋には、「歌手としても成功するのでは?」と期待する人も少なくない。

「高橋はミュージカルへの出演経験もあり、もともと美声には定評のある俳優。映像作品でも、映画『デトロイト・メタル・シティ』(2008年)やドラマ『カルテット』(TBS系)などで歌声を披露しています。また彼の弟は『never young beach』という実力派バンドのボーカル・安部勇磨。そのため『弟がめっちゃ歌うまいし、兄も才能がありそう』といった声も寄せられていました」(同)

 高橋の歌手デビューはどのように転ぶのか、今後の活動に注目したい。