片乳を出して「痴漢です、助けて」と大暴れ! 強烈な万引き犯「銀座のJUJU」の思い出

 こんにちは、保安員の澄江です。

 我々保安員の仕事は、いろいろな街のさまざまな店舗に派遣されるため、行く先々の土地柄にも敏感になります。街の雰囲気が殺伐としていると、それに合わせて万引きの発生率も高くなるため、現場経験を積むほど敏感になってしまうのです。土地柄が悪い現場での勤務になると、その町で有名な不良や犯罪常習者、そこを根城とするホームレスとの遭遇も避けられません。そうした人たちのほとんどは、誰が名づけたのか「あだ名」で呼ばれていることが多く、どこか親しまれているような気がするのが不思議です。スリや空き巣を追う刑事さんたちも、容疑者たちにあだ名をつけておられますよね。この記事を監修されている伊東ゆうさんも、年末に出演された『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS)のGメンSPで、不審者を見失わないように「あだ名」をつけて追尾していると話しておられました。人物の特定は、被疑者の逮捕にあたって一番重要なことなので、それも当たり前のことかもしれません。今回は、とあるショッピングセンターの高級食品街で捕らえた女性被疑者「銀座のJUJU」について、お話ししていきたいと思います。

 あれは、4年前の秋の日のことでした。当日の現場は、都内でも有数のおしゃれな街にあるショッピングセンターの地下にある高級食品街。生鮮食品の専門店をはじめ、菓子や酒、お茶など、さまざまな高級店で形成されるデパ地下のような雰囲気の商業施設です。契約初日の勤務であるため、営業担当の社員さんと最寄駅の改札口で待ち合わせて、現場の店内把握(店の構造や状況を把握すること)を一緒にしながら総合事務所に向かいました。

「ここ、たくさんいるみたいだから、間違いのないように頑張ってくださいね」
「はい。いたらわかるし、見たらいきます」
そんな会話をしながら事務所に入ると、扉脇の掲示板に貼られたオリジナルの手配写真が目に入りました。
「万引きの常習犯です。来たら警察に通報してください」

 そう大きく書かれたA3サイズのポスターには、この時に盗んだと思われる酒瓶を手にした水商売風女性の全身写真が貼られており、写真の脇には彼女の氏名と生年月日、職業、この時の被害品、犯行態様、それに所轄警察署の電話番号と駅前交番の内線番号までもが記載されています。それを読めば30代前半だった女は飲食業で、お酒や菓子、果実などの商品を持参のバッグに隠して出ていく常習犯とのこと。少し神経質な感じがするマネージャーさんに挨拶を済ませて、最近の被害状況を尋ねると、女のポスターを指差しながら苦々しい顔で言いました。

「毎日、結構やられていると思いますよ。そのなかでも一番頭にきているのが、この女なんです。半年くらい前に一度捕まえたんですけど、大暴れしましてね。逃げようとするので掴んだら、いきなり自分から服を破いて片乳を出して『痴漢です! 助けて!』って、大声で叫ばれたんですよ」
「そんなことがあったのに、いまも来ているんですか?」
「しばらくは、見かけてなかったんですけどね。最近、また、やりにきているみたいなんですよ。前に捕まえた時には『夫と一緒に銀座で飲み屋をやっているけど、経営が苦しくて店で必要なものを盗んだ』と話していました。なので、ウチでは『銀座のJUJU』と呼ばれていて、各店でも警戒してもらっています」
「銀座のJUJU、ですか?」

 存じ上げない方だったので困惑していると、隣にいた営業さんがスマホでJUJUさんの画像を検索して、私に見せてくれました。写真に写る女と見比べてみると、確かに雰囲気は似ていますが、似ているとされるJUJUさんには申し訳なく感じてしまうレベルです。

「もし来たら、売場から連絡が入るので、心配しなくて大丈夫ですよ。そこのボードに携帯の番号だけ書いておいてください」

 頭の片隅に「銀座のJUJU」の姿をおきながら店内の巡回を始めると、勤務半ばに、ネギトロ巻(598円)といくらのパック(798円)を懐に隠して盗んだ中年男性を捕捉することができました。身寄りもなく、ネットカフェで暮らしているという男性を連れて事務所の扉を開くと、ひどく慌てた様子のマネージャーが私に言います。

「ちょうどよかった。いま例の女が来たので、お酒売場に戻ってください」

 警送処理をしている間は、堂々と座って休める貴重な時間です。しかし、初対面のマネージャーが、そんな私の気持ちを知る由はありません。中年男性の身柄をマネージャーに預けて、少し重い足取りで酒売場に向かうと、ラメ入りの黒いニットにタイトスカートという、まさに水商売の女性といった服装で、ウイスキーボトルを手にする「銀座のJUJU」の姿がありました。

 それからまもなく、重く腫れぼったい目で周囲の気配を窺い始めた彼女は、肩にかけた大きめのエコバッグにウイスキーボトルを隠すと、続けて2本の焼酎ボトルも同様に隠しました。さらに、おつまみコーナーに移動して、サラミ、ビーフジャーキー、ミックスナッツ、酢いかなど、飲み屋で使うような商品ばかりを、次々とエコバッグの中に隠していきます。数分後、なに一つ買うことなく出口に向かった彼女は、一度も後ろを振り返ることなく外に出て行きました。しかし、エコバッグの開口部を閉じるように押さえているところを見れば、悪いことをしている認識は十分にあるようです。過去に暴れたことがあるというので、多少人通りの多いところまで彼女を歩かせた私は、逃走されぬようエコバッグの持ち手を掴んでから、優しく丁寧に声をかけました。

「お店の者です。そのバッグに入れたもの、お支払いしていただかないと……」
「はあ? なんですか? どれですか?」
こちらの現認状況を探るためなのか、万引き犯特有のセリフを吐いた彼女は、私の手を振りほどくべく、自分の体でエコバッグを引っ張っています。
「○×さん(「銀座のJUJU」の本名)、ここに隠したお酒とかおつまみのことですよ。逃げてもいいけど、カメラにも映っているし、前のこともあるんだから、あとで面倒なことになりますよ」
「……ごめんなさい」

 自分の名前を言われて観念したらしい彼女を事務所に連れて行くと、先に捕まえた中年男性の処理がなされており、被疑者席のある応接室は警察官で埋め尽くされていました。

「この女の分だけは、被害届を出します」

 ひどくイラついた顔で彼女をひと睨みしたマネージャーさんは、私に状況を確認することもなく、警察官に被害申告の意思を伝えました。それを聞いた彼女はガックリと項垂れ、重い悲壮感を醸し出しています。絶対に柔道をやっているだろう安藤なつさんのような体躯を持つ女性警察官が、彼女の身分確認と身体捜検を済ませて、エコバッグに隠したブツを確認すると、計10点、合計1万8,000円ほどの商品が出てきました。彼女の所持金は3,000円程度ですが、クレジットカードでなら払えると、買い取りによる解放を望んでいます。

「あなた、あそこに写真貼られてるの、知ってるよね? なんで、やっちゃうの?」
「銀座でお店やっているんですけど、売上が足りないから……」
「お店って、何よ? あなたが経営してるの?」
「夫と二人でやってるんですけど、なにもかもうまくいかなくて……。うわーん!」

 すると、突然に立ち上がった彼女は、マネージャーのデスク上にあったボールペンを掴んで、自分の首に突き立てました。

「こら、やめなさい!」
「自傷! 自傷!」

 警察官たちの怒号が飛び交う中、安藤なつさん似の女性警察官に制圧された彼女は、執拗にボールペンを握りしめて抵抗していましたが敵うはずもありません。落ち着いたところで傷口を確認すると、蚊に刺されたような痕しか見当たらず、その中心にあるインクが落ちるか気になったことを覚えています。

 その後、取り調べの場において容疑を否認した彼女は逮捕となり、私も証人として裁判所に出廷する展開になりました。判決は、懲役1年、執行猶予3年(保護観察処分付き)の有罪判決。この時を最後に彼女の姿を見ることはありませんが、お店の場所はわかっているので、今度銀座に立ち寄ることがあったら、彼女の店がどうなっているか確認してみたいと思っています。
(文=澄江、監修=伊東ゆう)

坂口健太郎『イノセンス』真犯人・武田真治が急に登場! 視聴者「いきなりすぎ」とブーイングの嵐!

(これまでのレビューはこちらから

 坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』の第9話が3月16日に放送され、平均視聴率8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 やっと、最終章を迎えた同ドラマ。拓に弁護士となるきっかけを与えた幼馴染が起こしたとされる殺人事件がメインということで、波乱の展開を迎えそうな予感ですが……

 ではでは、今週もあらすじから振り返ってきましょう!

■連続殺人事件が11年前の事件と類似し、動揺する拓!

 美大生が殺される事件が起こり、彼女に付きまとっていた富士田(坂本真)が逮捕され、弁護を担当することとなった拓(坂口)と楓(川口春奈)。この事件は拓の幼馴染が起こしたとされている事件と類似する点がいくつもあり、疑いを持つ拓は、真犯人は別にいると考え始め、調べ始める。

 そんな中、新たな遺体が発見され、富士田が再逮捕されたとの連絡が入る。連続殺人事件ということで、世間の脚光を浴び、拓と過去の事件の関係も掘り起こされ、拓は窮地に。

 裁判後、落ち込む拓は楓に「一人にしてくれ」と言い、夜道を一人歩いていた。そんな時、楓は新情報を手に入れる。それを早く拓に伝えようと後を追いかけるも、ある人物に刺されてしまうのだった、というのが今回のストーリーでした。

■最後の章はお約束「権力の圧力」

 今週やっと最終章を迎えましたが、リーガルドラマだけに、最後はやっぱり権力の圧力がテーマ。別にこれに関しては、弁護士がメインなので、検察・検事側を悪く描くのは仕方ないと思います(検事ドラマだと弁護士が悪く描かれますしね)。

 ですが、これまで、ちゃんと現実に起こった事件を元にストーリーを作ってきており、日本テレビには珍しい本格派ドラマだと思っていたんですが、急にここで「権力の圧力」をテーマに持ってくるとは……正直、別のドラマでもよくやるじゃないですか。このテーマって。なんだか、「あ~結局これですか~」ってガッカリしたんですよね。

 もっと現実社会で起こった冤罪事件にスポットを当てられるような最終章を期待してたんですが……。ちょっと残念です。

■急に恋愛要素をぶっこんできて萎える……

 今週、急に拓と楓の関係が急展開するようなシーンがいくつか放送されたんです。ですが、急な展開に、「え? この恋愛になりそうな展開は期待していないんだけど」と思わず、ツッコミ。だって、今までそんな兆候はなく、いきなりぶっこんできたんですから。

 で、最後は楓が拓の代わりに刺されてしまう……って、この展開もどうかと。だって普通に考えて、相当好きじゃないと代わりに刺されるなんてことしないでしょ(笑)。

 なんでしょうか、この展開は……。真面目に見ていて騙された気分になりました。

■あら、真犯人から会いに来てくれるなんて……

 楓を刺したのは、拓の幼馴染が疑われた事件と今回の連続殺人事件の真犯人である人物で、演じるのは武田真治。自分が起した事件が注目を浴びる中、怖くなって拓を刺しにきたんでしょうか、それとも拓に恨みがあるのか、動機は次回にならないとわかりません。

 ですが、ひとついえるのは、武田真治の登場が急すぎるんです(笑)。これまで、幼馴染の事件に関しては毎回さらっと冒頭や終わりで広げてきていたんです。で、「冤罪っぽいな、誰だ真犯人は?」なんていわれていたんですが、突如今回の9話でシンディーが登場。まったく脈絡がありませんでしたからね、案の定ネットは騒然。「え? 急に出てきた武田真治が犯人だったの?」「推理とかさせてくれないんだね(笑)」「あれだけ、冤罪かもなんてストーリー広げて、じゃあ誰が犯人? ってなったら、急に出てきた武田真治って、視聴者なめてる展開(笑)」とブーイングの嵐でしたよ(苦笑)。で、ここまでこの事件を引っ張っておいて、次回予告では武田真治が自白する展開になる様子。

 もうね、急に出てきた登場人物が決定的なぼろ出して、全部かぶせて終わりって……これで本当に終わるのでしょうか? もっと考えて欲しんですけど(笑)。こんな展開は視聴者も期待していないですからね。ちょっと次回の放送を待たずにガッカリしてしまったのは否めないですね。

■楓が前の事務所で受けたセクハラ事件の件は?

 拓の事件ばかりが目立ちますが、過去に楓が前の事務所でセクハラ事件を受けたというシーンがあったんです。そのセクハラした上司が別のセクハラ事件で注目を浴びたときに、どうしようと悩んでいた姿が放送されていたんですが、この件が一向に解決していないんですよ。もしかして、それで終わりなんでしょうか? だったら、別に拾う必要なかったんじゃ……?

 最終回にちゃんとこのセクハラの件が回収されるのか、そこにも注目して欲しいです。

 以上9話のレビューでした。

 次回ついに最終回を迎えますが、一体どんな最後を迎えるのか、気になる! 最終回も見逃せません。

(どらまっ子KOROちゃん)

「20kg以上増量で別人に」「見る目が変わった」役者魂で称賛を浴びた俳優3人

 芸能界では、「ゴリ押し」や「親の七光り」で、メディアから注目を集める俳優が数多くいる一方、自らの努力や才能が多くの人に認められ、称賛を浴びる俳優も存在する。その一人が菅田将暉だ。

「2019年3月10日に最終回を迎えた『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)に主演した菅田将暉。最終回は自己最高視聴率となる15.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、まさに有終の美を飾りました。若者世代から絶大な支持を得た本作ですが、実は菅田、病に蝕まれる役柄のため、ストイックに食事制限をしていたそう。11日深夜に放送されたラジオ『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、10kg弱減量したことを明かし、ドラマ終了後に『ラーメン二郎』に行ったことも告白。撮影中は二郎系の動画などを見て、撮了後のラーメンをモチベーションとして食事制限を乗り切ったといい、ネットからは、『3カ月で10キロ減すごすぎる! 本当に泣けた』『ものすごくゲッソリしていた。目標を達成することは素晴らしい』『ストイックすぎる』という称賛の声を集めました」(芸能ライター)

 また、三浦春馬はブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に出演した際の役作りを明かし、絶賛を博した。

「三浦は18年12月7日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。『キンキーブーツ』ではドラァグクイーンとして、ミニスカートにハイヒール姿で歌い踊った三浦ですが、13年に同作をブロードウェイで観劇していたといい、『日本でオーディションの機会があったら、絶対に勝ち取りたい』と心に秘めていたそう。見事、役を勝ち取った暁には、セクシーさを追求するため、上半身や脚を鍛えたことを告白。また、劇中履いている15cm以上のハイヒールについては、稽古前から家で掃除機をかけるときも履いていたといい、そのストイックな努力に、ネットからは『歌えて踊れる俳優だと思わなかった!』『役者魂! 見る目が変わった!』『ここまで極めると、清々しくて拍手を送りたいです』というコメントが多く寄せられました。俳優として、三浦を再評価するネットユーザーが続出しましたね」(同)

 また、演技力に定評のある松山ケンイチも、16年11月公開の映画『聖の青春』での役作りが反響を呼んだ。

「同作で、天才棋士といわれながらも、膀胱がんのため29歳で早逝した村山聖棋士を演じた松山。生前の村山棋士を忠実に再現するため、20kg以上増量するという過酷な役作りが話題になりました。松山は完成披露試写会で『台本を読んで心が揺さぶられた。村山さんの生き方が好きになっちゃって、この人のためなら全てを捨てられると思った』と熱く語るほど、作品に強く入れ込んでいました。ネットからは、『村山の表現に、挑戦する姿に驚愕』『役の作り込みが、素晴らしく本人のよう』『体形のコントロールで別人のようになった。まさにプロ』という感動を呼びました」(同)

 一般人の想像をはるかに超える、俳優たちのストイックな役作り。不祥事などのニュースばかり取り沙汰される昨今、日本の芸能界に一筋の光が差し込むようなエピソードとなった。
(立花はるか)

「20kg以上増量で別人に」「見る目が変わった」役者魂で称賛を浴びた俳優3人

 芸能界では、「ゴリ押し」や「親の七光り」で、メディアから注目を集める俳優が数多くいる一方、自らの努力や才能が多くの人に認められ、称賛を浴びる俳優も存在する。その一人が菅田将暉だ。

「2019年3月10日に最終回を迎えた『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)に主演した菅田将暉。最終回は自己最高視聴率となる15.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、まさに有終の美を飾りました。若者世代から絶大な支持を得た本作ですが、実は菅田、病に蝕まれる役柄のため、ストイックに食事制限をしていたそう。11日深夜に放送されたラジオ『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、10kg弱減量したことを明かし、ドラマ終了後に『ラーメン二郎』に行ったことも告白。撮影中は二郎系の動画などを見て、撮了後のラーメンをモチベーションとして食事制限を乗り切ったといい、ネットからは、『3カ月で10キロ減すごすぎる! 本当に泣けた』『ものすごくゲッソリしていた。目標を達成することは素晴らしい』『ストイックすぎる』という称賛の声を集めました」(芸能ライター)

 また、三浦春馬はブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に出演した際の役作りを明かし、絶賛を博した。

「三浦は18年12月7日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。『キンキーブーツ』ではドラァグクイーンとして、ミニスカートにハイヒール姿で歌い踊った三浦ですが、13年に同作をブロードウェイで観劇していたといい、『日本でオーディションの機会があったら、絶対に勝ち取りたい』と心に秘めていたそう。見事、役を勝ち取った暁には、セクシーさを追求するため、上半身や脚を鍛えたことを告白。また、劇中履いている15cm以上のハイヒールについては、稽古前から家で掃除機をかけるときも履いていたといい、そのストイックな努力に、ネットからは『歌えて踊れる俳優だと思わなかった!』『役者魂! 見る目が変わった!』『ここまで極めると、清々しくて拍手を送りたいです』というコメントが多く寄せられました。俳優として、三浦を再評価するネットユーザーが続出しましたね」(同)

 また、演技力に定評のある松山ケンイチも、16年11月公開の映画『聖の青春』での役作りが反響を呼んだ。

「同作で、天才棋士といわれながらも、膀胱がんのため29歳で早逝した村山聖棋士を演じた松山。生前の村山棋士を忠実に再現するため、20kg以上増量するという過酷な役作りが話題になりました。松山は完成披露試写会で『台本を読んで心が揺さぶられた。村山さんの生き方が好きになっちゃって、この人のためなら全てを捨てられると思った』と熱く語るほど、作品に強く入れ込んでいました。ネットからは、『村山の表現に、挑戦する姿に驚愕』『役の作り込みが、素晴らしく本人のよう』『体形のコントロールで別人のようになった。まさにプロ』という感動を呼びました」(同)

 一般人の想像をはるかに超える、俳優たちのストイックな役作り。不祥事などのニュースばかり取り沙汰される昨今、日本の芸能界に一筋の光が差し込むようなエピソードとなった。
(立花はるか)

【ジャニーズマンガ】「デビュー20周年とは言いますが……」【『ヅャニーさん』第76回】

芸能界で大活躍する、ヅャニーズ事務所の名物社長・ヅャニーさんの日常をお届け☆ デビュー20周年の山風。そのドーム公演を見に来たヅャニーさんだけど、メンバーの名前を忘れちゃった……!?

【配信者マンガ】皇居のお堀に「異物投入」するとどうなる!?【第24回】

不倫バレ、嫉妬で放火、ニセ札作りに救急車……何度警察のお世話になったって、ぜ~んぶ「配信のネタ」なんです!?

マンガ芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!?で数々の芸能タブーをぶっちゃけてきた
怖いもの知らずのグラドル漫画家・あさの☆ひかりが、今度はなんと「ネット配信者の世界」を大暴露!!

haisinsya-rogo

奇行が奇行を呼ぶ

――毎週土曜に、最新話を更新。次回をお楽しみに!

あさの☆ひかり
10月3日生まれ。東京都出身。
グラビアアイドルとして活動したのち、エッセイマンガ家として多数の作品を発表。潜入取材を得意とし、社会の裏側からサブカル、芸能界まで幅広いネタをマンガにしている。

既刊に『芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき』(ぶんか社)『何度か消されかけましたが、こりずに芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 』(同)など。

◎あさの☆ひかりTwitter
https://twitter.com/asano_hikali


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第1回~第4回・まとめ読み
第5回~第8回・まとめ読み
第9回~第12回・まとめ読み
第13回~第16回・まとめ読み
第17回~第20回・まとめ読み

第21回……「女王様」から「ゴミ虫」へ!?
第22回……家賃を滞納するとどうなる!?

Koki,女装した木村拓哉そっくり!&浜崎あゆみの変顔がホラー……週末芸能ニュース雑話

■Koki,前髪ぱっつん姿が女装した木村拓哉そっくり!

記者H 今週、Koki,のInstagramで面白い動画が公開されたんですが、デスクはみましたか?

デスクT 見た見た。赤いベレー帽子被った動画でしょう?

記者H そうそう! シャネルが日本で開催するダンスオーディションの予告PVだったんですけど……。

デスクT けどってなに?

記者H このKoki,を見てなんか違和感感じませんか?

デスクT そうね~、なんだろう。ぱっつん前髪が似合わないってことはわかったよ(笑)。あと、メイクが濃いというか、ダサいというか。なんかチグハグ感はあるよね(笑)。

記者H でしょ~!? これはちょっとイメージに合わないですよね~。

デスクT なんかさ~。さすが父親が木村拓哉だけあって、お父さんに似ているね(笑)。

記者H ああ、女装したキムタクってことですよね(笑)?

デスクT そうそう(笑)。

記者H ネットもその指摘出ていましたよ~。「マリオのコスプレ風女装したキムタクだ」って(笑)。

デスクT 「マリオのコスプレ風女装した」って、それは、女なのか、男なのかわからないよね(笑)。

記者H あはははは~。

デスクT てか、よくこのメイクとファッションで工藤静香がOKしたよね~。似合ってないしおかしいのにさ~(笑)。

記者H う~ん。スタイリストもヘアメイクもどうしたんでしょうね? これはイジメレベルでしょ? 態度悪くて嫌われてるのかな? う~ん、もしかしたら、どっちもしーちゃんがしてたりして(笑)。

デスクT それ、本当だったらさ~。そこまでプロデュースしなくてもいいのにね……(苦笑)。

記者H いや~しかし、本当にこれ、ダサい(笑)。地方のアパレル店員でもしないですよね(笑)。

デスクT う~ん。そうね~。しないよね……。でもさ。この動画をちゃんと見て! 「き、き、き、来てね」が意外と面白くて何回も再生しちゃうよ~!

記者H ツボに入っちゃった感じですね(笑)。

デスクT き、き、き、来てね~だってさ~(笑)。

記者H はいはい。

デスクT もう一回みちゃおうっかな~。

記者H もういいですから! はい、次行きますよ!

デスクT え~、もうちょっと見たかったな~。

■亀梨和也、外国人美女との出会いは山下智久か

記者H 今週発売の「フライデー」(講談社)で、KAT-TUN亀梨和也が金髪外国人美女と六本木でデート報道されましたね!

デスクT それね! 深田恭子と別れてから、初めてだからさ。どれどれって見ちゃったよ~。

記者H そうですよね~。深田と結婚したかったのに、深田がそれに待ったをかけて、突然別れを告げられて亀梨が結構ショックを受けていたらしいですね~。それからの金髪美女ですからね。ファンからしてみたら「外国人?」ってびっくりですよね~(笑)。

デスクT 金髪外国人美女か~。外国人美女って言ったら山下智久の方を思い浮かべちゃうんだよね~。

記者H あ~、確かに! 山Pの方ですよね(笑)。

デスクT もしかして、この金髪外国人美女も山Pの紹介なんじゃ……?

記者H どうでしょうね? そうだったらびっくりですけどね。ただ、写真を見てるとただの友達って感じがしますけどね(笑)。

デスクT そっか~。そうなると、単純に語学力を上げたかっただけかもね(笑)。

記者H それに、“きょうこ”って名前がこの金髪外国人美女についてるわけないですし。

デスクT え? どういうこと? なぜに“きょうこ”?

記者H ほら、亀梨の今まで付き合ってきた女ってみんな名前がきょうこなんですよ! 小泉今日子に深田恭子。

デスクT あ~、本当だ! そしたらきょうこって名前で攻めて欲しいね(笑)。

記者H だとしたら誰が次来るんでしょうね~?

デスクT わかった! 浜口京子だよ!!!

記者H あはははは。

デスクT 笑うなよ~。マジで言ってるのにさ!

記者H すみません~。でも、ありえないでしょ。接点がないし(笑)。

デスクT そんなことないし! スポーツ番組によく出てるし、出会わないこともないじゃん(笑)

記者H そうですかね~。だったら面白いですけどね~。

デスクT アニマル浜口が義父だからね(笑)。

記者H そっか! アニマル浜口に「気合だ~」って言われている亀梨は、ちょっと見て見たいですよね(笑)。

■「抱かれたい男2019」木村拓哉が圏外に!

記者H そうそう。ランキングサイト「ランキングー!」が発表した「抱かれたい男ランキング2019」が今週話題だったんですよね~。

デスクT へえ~。ランキング結果はどうだった?

記者H 次のような結果でしたよ。

第1位: 斎藤工 (154票)

第2位: 西島秀俊 (153票)

第3位: ディーン・フジオカ (131票)

第4位: 松坂桃李 (123票)

第5位: 福山雅治 (102票)

第6位: 長瀬智也 (89票)

第7位: 竹内涼真 (88票)

第7位: 山下智久 (88票)

第9位: 玉木宏 (85票)

第10位: 鈴木亮平 (81票)

デスクT へえ~、1位は斎藤なんだ。てか、キムタクがいなくない? 

記者H そうなんですよ! 「anan」(マガジンハウス)だと常連でしたけど(笑)。

デスクT もうキムタクも終わりなのかな~。やっぱり娘のKoki,と工藤静香のチームプレーが影響したのかな?

記者H あれは別の問題ですからね。その影響はないかと。ただ単に人気がなくなっただけですよ。

デスクT そうかな~。てかさ、このランキング、結構年齢層が上だよね。キンプリとか中村倫也とか吉沢亮とか、話題どころがいないよね?

記者H あ~確かに! なんか、福山雅治とかディーン・フジオカとか結構「オワコン」言われてるのに入ってる(笑)。

デスクT でしょ? これ、回答した人たちの年齢分布を聞きたいわ(笑)。

記者H そうですね~! あっ! 高橋一生もはいってない(笑)。それに長谷川博己とか入りそうなもんですけどね。

デスクT う~ん。いつアンケート調査したのかも気になるわ~。

記者H まあ、いろんなアンケート調査がありますしね。全部一緒じゃないから楽しいし。

デスクT そうね~。まあ、これはこれでアリってことね~。

■浜崎あゆみの変顔がホラー!

記者H 今週、久しぶりに浜崎あゆみがInstagramを更新しましたね!

デスクT 見た見た! いつものように、修正しすぎて別人だったね(笑)。

記者H  そうそう、特にチェックの全身写真は酷かったですよね! 脚の加工がおかしすぎて笑っちゃいましたよ! 

デスクT それね! 太ももがやけに細いし、足の甲が長いし。まるで宇宙人だよね! それにInstagramに投稿しているほかの画像と統一していないから、余計加工しているってバレてるし(笑)。

記者H それと、その翌日に投稿した顔アップ画像もヤバイですよ!

デスクT これ? これはそこまで変だとは思わないんだけど……

記者H 1枚目じゃなく2枚目!

デスクT ぎゃー!!!!!! 何これ? 怖いよ、怖いよ(笑)!

記者H そうでしょ(笑)? あゆって目を見開くとこわいんですね(笑)。それに舌の感じがリアルすぎて。

デスクT もう、これ、確実に狙ってるでしょ(笑)。

記者H そう思いますよね(笑)。

デスクT ホラーだね。でも、まだ夏じゃないんだけどな~。

記者H まあ、毎回Instagramだと体形が変わりすぎて、ホラーですけどね(笑)。

デスクT それ、ちょっと思ったけど、酷いかなって思って言わないようにしていたのに~。

記者H あはははは。言っちゃった、すみませ~ん!

小室圭さん母の元婚約者、「代理人・A記者」の正体は? 皇室ジャーナリストが苦言を呈すワケ

 秋篠宮家長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期が発表されて早1年が経過した。圭さんの母・佳代さんが、元婚約者・X氏との間に「約400万円の借金トラブル」を抱えていることが週刊誌報道で明るみになり、それが結婚延期の主たる原因といわれている。そんな中、X氏の代理人を匿名の50代フリーランス記者・A氏が務めることが報じられたが、メディア界隈から批判の声が続出しているという。X氏と個人的な付き合いをするうちに、現在の関係に至ることとなったと説明するA記者に対し、ある皇室ジャーナリストは「完全な悪手」と指摘する。

 A記者は、一部情報番組、また3月19日発売の「女性自身」(光文社)の取材に応じ、代理人を引き受けることとなった経緯を説明している。

「A記者は、マスコミからの取材対応に疲れ果てたX氏を気の毒に感じていたそうです。そして、『代理人になってほしい』という要求にOKしたといいます。今後はメディアの窓口となるほか、借金返済の話し合いについても、何らかの形で関与するものとみられています」(一般紙記者)

 しかし、取材者としてX氏との接点を持つようになったA記者が、突然立場を180度変えて“X氏のスポークスマン”となったことで、同業他社からはブーイングの嵐が巻き起こっているようだ。

「A記者は『週刊現代』(講談社)編集部の契約記者。当初、X氏の代理人が『週刊誌記者になった』という情報が駆け巡ったときには、誰もが借金問題をスクープし、X氏の存在を初めて報じた『週刊女性』(主婦と生活社)の記者を思い浮かべました。ところが、フタを開けてみれば、まったく別の雑誌の人間が代理人であると判明したのです」(同)

 突然の“転身”を遂げたA記者には、やっかみとともに、取材者としての姿勢を問う声が多く飛び交っているという。

「今後は、X氏の取材にA記者が立ち会うことになるかもしれないし、佳代さん側の弁護士との折衝にも同席する可能性があります。黒子に徹してX氏をバックアップしつつ、借金トラブルの情報を引き出すつもりであれば、見上げたものですが……自ら取材に応じ、X氏に寄り添う意思を表明するのは、もはや記者のやることではありません」(皇室ジャーナリスト)

 借金返済をめぐる話し合いに、マスコミの人間が立ち会うことは、「普通の弁護士の感覚からすれば、拒絶されても致し方ないところ」(同)だろう。

「当然、弁護士の態度は硬化してしまうでしょうし、最悪話し合いに応じなくなる危険性まである。そうなると、こじれにこじれた返済の話がさらに暗礁に乗り上げるわけですから、このA記者がX氏の代理人を務めるのは、『悪手』というほかない」(同)

 次から次へとトラブルの火種が生まれる、佳代さんとX氏の借金問題。鎮火の糸口は、果たしてどこにあるのか。

TBS女子アナは“外様”小川彩佳アナの『NEWS23』起用に文句つける資格なし!?

 今春でテレビ朝日を退社する、小川彩佳アナウンサーがTBSの報道番組『NEWS23』のキャスターに起用されるとの記事が出て、TBSアナウンス部内では、憤怒に満ちた声が上がっているという。

 元来、TBSはフリー女子アナに依存する傾向がある。現在では、『NEWS23』の雨宮塔子アナ(OG),『あさチャン!』の夏目三久アナ(元日本テレビ)、『報道特集』の膳場貴子アナ(元NHK)、『この差って何ですか?』の川田裕美アナ(元読売テレビ)、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』の田中みな実アナ(OG)、『所さんお届けモノです!』の新井恵理那アナ(セント・フォーズ)らが、それに該当する。

 ここ数年、同局では田中アナ、枡田絵理奈アナ、久保田智子アナ、吉田明世アナといったエース級の女子アナが続々退社。若手であるが、人気ナンバー1の宇垣美里アナも3月いっぱいで局を去る。

 このように、次々に局アナが辞めていく原因になっているのが、同局の“フリーアナ重用”だとされ、「局アナを大事にしろ!」との不満がうっ積し、爆発寸前なのだという。

 そんな中、過日、「週刊ポスト」(小学館)のWEB版が、テレビ業界内に存在するとされる「女子アナ潜在視聴率一覧表」の中身を公表し、波紋を呼んでいる。その内部資料は、広告代理店がテレビ局やマーケティング会社と協力し、各アナウンサーの出演番組の視聴率に独自調査した知名度や人気、出演番組に対する視聴者の好感度を組み合わせて算出したデータで、各局の編成部門の幹部クラスが人員配置の際に参考にしているというシロモノだ。

 あくまでも、そのデータが正確なものだという前提だが、TBS局アナのあまりの潜在視聴率の低さには目を疑うばかりなのだ。ベスト50の上位10人は、1位=水卜麻美アナ(日テレ)、2位=高島彩アナ(元フジテレビ)、3位=加藤綾子アナ(同)、4位=山崎夕貴アナ(フジテレビ)、5位=小川アナ(テレ朝)、6位=江藤愛アナ(TBS),7位=大江麻理子アナ(テレビ東京)、8位タイ=滝川クリステルアナ(フリー)、桑子真帆アナ(NHK)、10位=有働由美子アナ(元NHK)といった顔ぶれ。

 TBSで、江藤アナのほかにベスト50にランクインしているのは、宇内梨沙アナが38位タイ、古谷有美アナが40位、出水麻衣アナが42位、宇垣アナが45位タイ。50位までに入ったのが、たった5人で、しかも江藤アナ以外の4人は38位以下という惨状なのだ。

 無論、これには人気女子アナが続々と退社したという背景もあろうが、若手がまったく育っていないという実情が露呈されてしまった。

 小川アナの起用が取りざたされている『NEWS23』でいうと、メインキャスターの雨宮アナが31位タイ、サブキャスターの皆川玲奈アナは圏外、スポーツ担当の宇内アナが38位タイという低レベルの潜在視聴率なのだから、“5位”で、『報道ステーション』での実績も十分の小川アナに白羽の矢が立つのも、いたく当然といえる。

「TBSでは、断トツでトップの江藤アナは、民放の同時間帯横並びトップを長年続けている『ひるおび!』の担当とあって、なかなか外しづらい側面があります。古谷アナ、出水アナは数年前まで、『NEWS23』を担当していただけに、“今さら感”が強く、再登板はさせづらい。不人気の皆川アナ、宇内アナの内部昇格では、てこ入れどころか、さらに視聴率ダウンになりかねません。TBS内部に適任者がいなければ、小川アナの抜擢を検討するのは自然な流れで、このデータを見る限り、それに局アナが文句をつけるような立場にないでしょうね」(テレビ局関係者)

 かつては、“硬派”の報道番組として、人気があった『NEWS23』だが、現在は視聴率5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)すら取れていない状況だ。ライバル番組の『news zero』(日テレ系)になんとか追いつくためには、小川アナはどうしてもほしい人材なのだろう。問題は、最終的に小川アナがどう決断を下すかだが……。
(文=田中七男)

TBS女子アナは“外様”小川彩佳アナの『NEWS23』起用に文句つける資格なし!?

 今春でテレビ朝日を退社する、小川彩佳アナウンサーがTBSの報道番組『NEWS23』のキャスターに起用されるとの記事が出て、TBSアナウンス部内では、憤怒に満ちた声が上がっているという。

 元来、TBSはフリー女子アナに依存する傾向がある。現在では、『NEWS23』の雨宮塔子アナ(OG),『あさチャン!』の夏目三久アナ(元日本テレビ)、『報道特集』の膳場貴子アナ(元NHK)、『この差って何ですか?』の川田裕美アナ(元読売テレビ)、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』の田中みな実アナ(OG)、『所さんお届けモノです!』の新井恵理那アナ(セント・フォーズ)らが、それに該当する。

 ここ数年、同局では田中アナ、枡田絵理奈アナ、久保田智子アナ、吉田明世アナといったエース級の女子アナが続々退社。若手であるが、人気ナンバー1の宇垣美里アナも3月いっぱいで局を去る。

 このように、次々に局アナが辞めていく原因になっているのが、同局の“フリーアナ重用”だとされ、「局アナを大事にしろ!」との不満がうっ積し、爆発寸前なのだという。

 そんな中、過日、「週刊ポスト」(小学館)のWEB版が、テレビ業界内に存在するとされる「女子アナ潜在視聴率一覧表」の中身を公表し、波紋を呼んでいる。その内部資料は、広告代理店がテレビ局やマーケティング会社と協力し、各アナウンサーの出演番組の視聴率に独自調査した知名度や人気、出演番組に対する視聴者の好感度を組み合わせて算出したデータで、各局の編成部門の幹部クラスが人員配置の際に参考にしているというシロモノだ。

 あくまでも、そのデータが正確なものだという前提だが、TBS局アナのあまりの潜在視聴率の低さには目を疑うばかりなのだ。ベスト50の上位10人は、1位=水卜麻美アナ(日テレ)、2位=高島彩アナ(元フジテレビ)、3位=加藤綾子アナ(同)、4位=山崎夕貴アナ(フジテレビ)、5位=小川アナ(テレ朝)、6位=江藤愛アナ(TBS),7位=大江麻理子アナ(テレビ東京)、8位タイ=滝川クリステルアナ(フリー)、桑子真帆アナ(NHK)、10位=有働由美子アナ(元NHK)といった顔ぶれ。

 TBSで、江藤アナのほかにベスト50にランクインしているのは、宇内梨沙アナが38位タイ、古谷有美アナが40位、出水麻衣アナが42位、宇垣アナが45位タイ。50位までに入ったのが、たった5人で、しかも江藤アナ以外の4人は38位以下という惨状なのだ。

 無論、これには人気女子アナが続々と退社したという背景もあろうが、若手がまったく育っていないという実情が露呈されてしまった。

 小川アナの起用が取りざたされている『NEWS23』でいうと、メインキャスターの雨宮アナが31位タイ、サブキャスターの皆川玲奈アナは圏外、スポーツ担当の宇内アナが38位タイという低レベルの潜在視聴率なのだから、“5位”で、『報道ステーション』での実績も十分の小川アナに白羽の矢が立つのも、いたく当然といえる。

「TBSでは、断トツでトップの江藤アナは、民放の同時間帯横並びトップを長年続けている『ひるおび!』の担当とあって、なかなか外しづらい側面があります。古谷アナ、出水アナは数年前まで、『NEWS23』を担当していただけに、“今さら感”が強く、再登板はさせづらい。不人気の皆川アナ、宇内アナの内部昇格では、てこ入れどころか、さらに視聴率ダウンになりかねません。TBS内部に適任者がいなければ、小川アナの抜擢を検討するのは自然な流れで、このデータを見る限り、それに局アナが文句をつけるような立場にないでしょうね」(テレビ局関係者)

 かつては、“硬派”の報道番組として、人気があった『NEWS23』だが、現在は視聴率5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)すら取れていない状況だ。ライバル番組の『news zero』(日テレ系)になんとか追いつくためには、小川アナはどうしてもほしい人材なのだろう。問題は、最終的に小川アナがどう決断を下すかだが……。
(文=田中七男)