平井大「THE GIFT」に有名洋楽パクリ説浮上! あいみょんにオレンジレンジも……オマージュはどこまでOK?

 近年人気を集めつつあるシンガーソングライター・平井大。現在上映中のアニメ映画『ドラえもん のび太の月面探査記』の主題歌に平井が歌う「THE GIFT」という曲が抜擢され、その人気はさらに高まりつつあるが、現在そんな平井にある疑惑が持ち上がっているという。

 3月8日にテレビ朝日系で放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初登場を果たした平井は、この「THE GIFT」を熱唱。国民的アニメである『ドラえもん』映画の主題歌という事もあって、多くの好評を集めたが、この番組を見た洋楽ファンから、様々な曲に酷似しているという声が挙がったのだ。特に似ているとネット上で話題になったのは、エリック・クラプトンの『ティアーズ・イン・ヘブン』、マイケル・ジャクソンの『マン・イン・ザ・ミラー』、ビージーズの『愛はきらめきの中に(原題:How Deep Is Your Love)』の3曲。中でも、イントロから歌いだしまでの部分に関しては、『ティアーズ・イン・ヘブン』そのものであると言う声がかなり多く存在。途中の指を鳴らす音を入れる部分に関しては、『マン・イン・ザ・ミラー』を想起する人が多いようだ。他にも、大ヒットし、日本でも放映された米ドラマ『フルハウス』のオープニングテーマで、ジェシ・フレデリックの『エブリホエア・ユー・ルック』に似ているという声など、さまざまな曲との類似点を指摘されているような状況となっている。

 この騒動に対して、ネット上では「オマージュとかじゃないレベル」「Mステで聞いて爆笑してしまった」「聴いてみたらまんまで笑った」「清々しいパクリだな」と、本当に疑惑の通りではないかとする声が多い。中には「複数の曲からパクるのはJ-POPでは常とう手段だし別にいいや」「いい曲なんだから別によくない」と擁護する声もそれなりにあるが、「平井大という名前自体、平井堅の……」と、名前すら有名アーティストの平井堅から拝借したのではないかという疑念すら、冗談交じりで挙がっているような状況だ。

「あのイントロはまんまでちょっと笑っちゃったところはあります(笑)。でも、途中の指を鳴らすところあたりはまあ個人的な感覚ではギリギリセーフかなと思いますけどね。オマージュやリスペクトで済む範囲ないじゃないでしょうか。近頃は同じくシンガーソングライターのあいみょんさんも、『マリーゴールド』という曲で有名ゲーム『メダロット2』のBGMを盗作したのではという疑惑が挙がっていましたよね。こちらも個人的な感覚ではそこまでの問題ではないとは思ってますけど……」(音楽業界関係者)

 こうしたパクリ疑惑は古今東西、音楽シーンでは頻発しているものだという。

「例えば、アウトだった事例としては、ロックバンド・オレンジレンジが2004年に発表した『ロコローション』なんかが挙げられますね。これは米国の歌手であるリトル・エヴァが1962年にリリースした曲である『ロコ・モーション』のメロディがそのままだったことから、曲の制作者であるキャロル・キング側から抗議があったとして、カバー曲として扱われることになりました。この際、バンドのリーダーであるNAOTOさんが音楽雑誌で『オレたちの中の合言葉はパクろうぜ! です』と発言していたことが話題になり、それがより問題に火をつけてしまったんですよね。僕が専門とするハードロックやヘビーメタルで言えば、レインボーというバンドの『スポットライト・キッド』という曲に対して、アルカトラスというバンドの『ジェット・トゥ・ジェット』という曲がイントロなどのリフ(曲の随所で繰り返されるフレーズのこと)が酷似していることで知られています。これらはともに1980年代初頭の曲ですが、レインボー側が訴えを起こすこともなく、現在ではどちらも名曲として扱われていますよ。まあ、ほとんどの場合はこういう感じになると思いますけどね。人によってオマージュやリスペクトがどこまでOKかという範囲は異なるので、なんとも言えない部分はあるのですが」(同)

 はたしてこの曲はオマージュやリスペクトの範囲に収まるものなのか、それとも盗作なのか。今後、大きな問題が起こらないことを祈るばかりである。

平井大「THE GIFT」に有名洋楽パクリ説浮上! あいみょんにオレンジレンジも……オマージュはどこまでOK?

 近年人気を集めつつあるシンガーソングライター・平井大。現在上映中のアニメ映画『ドラえもん のび太の月面探査記』の主題歌に平井が歌う「THE GIFT」という曲が抜擢され、その人気はさらに高まりつつあるが、現在そんな平井にある疑惑が持ち上がっているという。

 3月8日にテレビ朝日系で放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初登場を果たした平井は、この「THE GIFT」を熱唱。国民的アニメである『ドラえもん』映画の主題歌という事もあって、多くの好評を集めたが、この番組を見た洋楽ファンから、様々な曲に酷似しているという声が挙がったのだ。特に似ているとネット上で話題になったのは、エリック・クラプトンの『ティアーズ・イン・ヘブン』、マイケル・ジャクソンの『マン・イン・ザ・ミラー』、ビージーズの『愛はきらめきの中に(原題:How Deep Is Your Love)』の3曲。中でも、イントロから歌いだしまでの部分に関しては、『ティアーズ・イン・ヘブン』そのものであると言う声がかなり多く存在。途中の指を鳴らす音を入れる部分に関しては、『マン・イン・ザ・ミラー』を想起する人が多いようだ。他にも、大ヒットし、日本でも放映された米ドラマ『フルハウス』のオープニングテーマで、ジェシ・フレデリックの『エブリホエア・ユー・ルック』に似ているという声など、さまざまな曲との類似点を指摘されているような状況となっている。

 この騒動に対して、ネット上では「オマージュとかじゃないレベル」「Mステで聞いて爆笑してしまった」「聴いてみたらまんまで笑った」「清々しいパクリだな」と、本当に疑惑の通りではないかとする声が多い。中には「複数の曲からパクるのはJ-POPでは常とう手段だし別にいいや」「いい曲なんだから別によくない」と擁護する声もそれなりにあるが、「平井大という名前自体、平井堅の……」と、名前すら有名アーティストの平井堅から拝借したのではないかという疑念すら、冗談交じりで挙がっているような状況だ。

「あのイントロはまんまでちょっと笑っちゃったところはあります(笑)。でも、途中の指を鳴らすところあたりはまあ個人的な感覚ではギリギリセーフかなと思いますけどね。オマージュやリスペクトで済む範囲ないじゃないでしょうか。近頃は同じくシンガーソングライターのあいみょんさんも、『マリーゴールド』という曲で有名ゲーム『メダロット2』のBGMを盗作したのではという疑惑が挙がっていましたよね。こちらも個人的な感覚ではそこまでの問題ではないとは思ってますけど……」(音楽業界関係者)

 こうしたパクリ疑惑は古今東西、音楽シーンでは頻発しているものだという。

「例えば、アウトだった事例としては、ロックバンド・オレンジレンジが2004年に発表した『ロコローション』なんかが挙げられますね。これは米国の歌手であるリトル・エヴァが1962年にリリースした曲である『ロコ・モーション』のメロディがそのままだったことから、曲の制作者であるキャロル・キング側から抗議があったとして、カバー曲として扱われることになりました。この際、バンドのリーダーであるNAOTOさんが音楽雑誌で『オレたちの中の合言葉はパクろうぜ! です』と発言していたことが話題になり、それがより問題に火をつけてしまったんですよね。僕が専門とするハードロックやヘビーメタルで言えば、レインボーというバンドの『スポットライト・キッド』という曲に対して、アルカトラスというバンドの『ジェット・トゥ・ジェット』という曲がイントロなどのリフ(曲の随所で繰り返されるフレーズのこと)が酷似していることで知られています。これらはともに1980年代初頭の曲ですが、レインボー側が訴えを起こすこともなく、現在ではどちらも名曲として扱われていますよ。まあ、ほとんどの場合はこういう感じになると思いますけどね。人によってオマージュやリスペクトがどこまでOKかという範囲は異なるので、なんとも言えない部分はあるのですが」(同)

 はたしてこの曲はオマージュやリスペクトの範囲に収まるものなのか、それとも盗作なのか。今後、大きな問題が起こらないことを祈るばかりである。

袴田吉彦&柳沢敦に続き、後藤真希も……芸能人にも大人気「アパ不倫」の魅力とは?

「週刊文春」(3月14日発売号/文藝春秋)が報じた、元モーニング娘。の後藤真希(33)の不倫騒動。後藤は13日、自身のブログで不倫の事実を認め謝罪したが、夫は不倫相手に330万円の慰謝料を求める裁判を続行するという。この騒動をめぐっては、夫からのモラハラやDV疑惑も取り沙汰されているが、それ以上に注目を集めたのが、元国民的アイドルらしからぬ後藤の“庶民っぽさ”だ。

 裁判所に後藤が提出した陳述書には、不倫相手とアパホテルで関係を持っただけでなく、ららぽーと豊洲で映画鑑賞し、また別日にはビッグエコーでカラオケ、錦糸町のラブホテルに入ったことがつづられており、世の男性から「好感度が上がった!」といった声が多々上がっているのだ。

 アパホテルといえば、俳優・袴田吉彦の“アパ不倫”が記憶に新しい。袴田は2017年1月、グラビアアイドル・青山真麻との不倫が発覚。メンバーズカードを所有し、コツコツとポイントをためるほどのヘビーユーザーで、青山とは約10回ホテルへ行き、うち7回はアパホテルだったという。

 また、18年6月には、元日本代表のストライカーで、Jリーグ・鹿島アントラーズのコーチを務めていた柳沢敦と、女性サポーターとの不倫が発覚。このときも、場所はアパホテルだった。

「アパホテルはビジネスホテルとシティーホテルの中間的な立ち位置で、繁華街に近く、コスパがいいため、不倫カップルには使い勝手がいいホテルなんです。特に〈西麻布〉は六本木駅から20分ほど歩き、周りはコンビニくらいで人目につかないため、おすすめです。また、〈新宿御苑前〉も見つかりにくい場所に加え、大浴場があるので人気が高いんです。袴田さんの不倫騒動で、アパホテルが逢瀬の“定番”となったことは間違いないですね。もしかしたら、後藤さんのお相手も影響を受けたのかもしれません(笑)」(芸能記者)

 近年は訪日観光客の急増で成長著しいアパホテルにとって、こうも立て続けに不倫場所として報じられるのは心外だろうが、インバウンド景気が去った後は、この路線でいくのもありかも!?

ダウンタウン・松本人志の発言に批判の声殺到!! 老害と言われ始めた芸能人たち

 今年1月放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、NGT48・山口真帆に関する一連の報道をピックアップ。NGTの運営に苦言を呈したHKT48・指原莉乃に、ダウンタウン・松本人志が言い放ったコメントが批判を招いた。

 指原は事件に対して、「メンバーと運営の間に立つ人間が少なすぎるので、そのケアはしたい」「ただトップに立つのは……、現状として偉い人が仕切っても何もできない状況じゃないですか。私が立ったとしても何もできないと思う」と発言。これを聞いた松本は「でもそれは、お得意の体を使って何とかするとか……」とのボケを繰り出した。

 指原は松本の発言に「何を言ってるんですか!? ヤバ……」とドン引き。ネット上からも「娘がいるのに、こんな発言できるんだ……。暴行事件なのに『体使って』とか不謹慎極まりないし最低」「芸人とはいえ、笑いにしていい事件ではないと思う」「こういうこと今の時代で言うなんて、まっちゃんも鈍ったなぁ」「本当に老害になっちゃったね……」などの声が続出している。

 今回は松本のように、“老害”と言われ始めた芸能人たちをご紹介していこう。

 

●堺正章

 芸歴60年以上の大ベテラン・堺正章は、昨年9月放送の『世界まる見え! テレビ特捜部』(日本テレビ系)へ出演した際に批判が殺到した。番組では賞金がかかったクイズに、ゲストチームの堺や女優の高畑充希らが回答。クイズに正解した堺は、隣に座ってた高畑と手を握ったり肩を抱いて喜んでいた。

 高畑と喜びを分かち合った堺だが、視聴者からは「いつまで肩抱いてんだオッサン。こういうセクハラって放送していいものなの?」「重鎮とはいえ、仲良くないおじいちゃんに触られるって嫌だよね」「芸能界のお年寄りはセクハラの認識が甘いね」「時代錯誤の老害」といった声が続出。また「ビートたけしも所ジョージも触ったりしないよね。むしろキョリ置く派な気がする」「こういうセクハラ見ると、タモリがいかに紳士かわかる」など、他の大御所芸能人と比較する声も多く上がっている。

 

●矢作兼

 昨年3月に放送された『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)では、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が一般人を“老害”と批判。そのコメントが“ブーメラン発言”だと話題になっていた。

 番組内でマナーの話題になった際、矢作はテレビ番組の収録中に思ったことを告白。「撮影によって迷惑をかけていることを申し訳ないと思ってる」と前置きした上で、ロケを妨げる年配男性を「いわゆる老害」「年寄りになると、本当にああいうのが増える」と一刀両断している。この矢作の発言に、ネット上からは「これは矢作が間違ってる。“ロケの邪魔するヤツは老害”って電波を通して圧力かけるのは卑怯」「この件では矢作こそ気難しい老害なのでは?」「矢作も老害のメンタルになってるじゃねぇか!」「なんたるブーメラン発言」などの声が続出していた。

SKE48・惣田紗莉渚写真集『うらばなし』&舞台『トリッパー遊園地』のチケットセットが特別価格で販売決定!

 3月15日(金)より新橋演舞場にて上演中の松竹の舞台『トリッパー遊園地』。A.B.C-Zの河合郁人、ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大のW主演で、1944年の太平洋戦争真っ只中の時代と2019年の現代が交差するタイムスリップファンタジーだ。

 同舞台には、サイゾーではおなじみのSKE48・惣田紗莉渚ちゃんも出演中! 物語の行方を握る重要な役どころを演じている。

 そこで今回、3月30日(土)に行われる同舞台の可児市文化創造センターでの公演、さらに31日(日)の豊田市市民文化会館での公演チケットと、紗莉渚ちゃんの写真集『うらばなし』(小社刊)の特別セットの販売を実施! さらに、舞台衣装で撮影した生写真(2種類からランダム)もセットにしちゃいます!

 数に限りがあるため、ぜひ、早めのチェックを!

<SKE48・惣田紗莉渚ちゃん『トリッパー遊園地』出演記念! 特別セット>

3月30日(土)(開演11:00〜/15:00〜)の可児市文化創造センターでの公演、および3月31日(日)(開演14:00〜)の豊田市民文化会館での公演チケットに、写真集『うらばなし』、舞台衣装の生写真をセットにして販売致します。

①1等席チケット+写真集『うらばなし』(舞台衣装生写真付き/2種類よりランダムで1枚) 8900円(税込)

②2等席チケット+写真集『うらばなし』(舞台衣装生写真付き/2種類よりランダムで1枚) 5950円(税込)

▽サイゾーショップ
https://cyzo-two.shop-pro.jp/

【販売期間】 
3月22日PM~3月27日正午まで
※予定数に達し次第販売終了

【チケット受け取り方法】
当日の開演60分前から受付開始、チケット売り場にてご購入者様のお名前を係員にお伝えください。

✳︎引換場所:各会場の当日券売場
✳︎引換時間:当日の各開演60分前より

 

<舞台詳細>

「トリッパー遊園地」

脚本:せきどみきのぶ 演出:川浪ナミヲ 音楽:岸田敏志
出演:河合郁人、辰巳雄大、SKE48・惣田紗莉渚ほか

◎︎可児市文化創造センター 主劇場(宇宙のホール)
※名鉄 日本ライン今渡駅より徒歩10分

【開催日時】
2019年3月30日(土)11:00開演
2019年3月30日(土)15:00開演

【料金】
全席指定 1等席(1階)8500円 2等席(2・3階)5000円
※未就学児童入場不可

◎豊田市民文化会館 大ホール  
※名鉄三河線「豊田市駅」より徒歩約15分

【開催日時】
2019年3月31日(日)14:00開演

【料金】
全席指定 1等席(1階)8500円 2等席(2・3階)5000円
※未就学児童入場不可

万物に神宿る日本神道とハリウッド文化の融合!? ぼっち少女が中古車に恋をした『バンブルビー』

 廃車置き場で眠っていた年代物のビートル(フォルクスワーゲン・タイプ1)に、18歳の少女がひと目惚れ。実はそのボロボロのビートルは、遠い星からやってきたロボット生命体が擬態した姿だった。やがてその秘密を知った少女は、心優しいロボット生命体と掛け替えのない友情を育んでいく。ハリウッドのブロックバスター映画『バンブルビー』は、期待以上に日本人好みのハートウォーミングな青春ドラマに仕上がっている。

 マイケル・ベイ監督の大ヒット作『トランスフォーマー』(07)を皮切りに、「トランスフォーマー」シリーズはこれまで全5作がハリウッドで実写映画化されてきた。そのスピンオフ作となる『バンブルビー』は、ロボット生命体のバンブルビーが地球を訪れた1980年代が舞台。つまり、エピソード0という位置づけ。過去の「トランスフォーマー」シリーズを観ていない人でも、問題なく楽しめるようになっている。

 同シリーズはもともと日本生まれの変形ロボット玩具がベースになっていたわけだが、それに加えて日本人が『バンブルビー』に好感を覚える要素に、トラヴィス・ナイト監督の実写デビュー作だということも挙げられる。トラヴィス監督の前作『KUBO二本の弦の秘密』(16)は、日本昔話と時代劇をリミックスさせた異色の和風ストップアニメーションとして話題を集めた。

 トラヴィス監督は父親に連れられて8歳のときに初来日し、すっかり日本文化の虜になり、その後もたびたび来日している大の日本通。『KUBO』では少年の演奏する三味線に合わせ、折り紙たちが舞い踊るシーンが斬新だった。そんなトラヴィス監督が手掛けたことで、実写映画『バンブルビー』にも全編にわたって“Kawaii”テイストが溢れている。

 米国の西海岸で暮らす少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)は18歳の誕生日を迎えるが、「おめでとう」と声を掛けてくれる友達はひとりもいなかった。家庭内にすら居場所のないチャーリーは、廃車置き場で見つけた年代物の黄色いビートルに夢中になる。ちんまりとかわいいいのに世間から忘れ去られたような寂れた雰囲気が、そのときのチャーリーの心情とマッチしていた。

 チャーリーが懸命に修理し、ビートルは目を覚ますことに。ビートルの正体は、自在に変形してみせるロボット生命体だった。体は大きいくせに臆病でドジなロボット生命体に、チャーリーは「バンブルビー」と名付ける。ぼっち少女チャーリーの暗く閉ざされていた青春は、バンブルビーという仲間ができたことで明るく開放的なものへと変わっていく。バンブルビーに乗って海岸線をぶっ飛ばせば、気分はサイコーだった。だが、バンブルビーを狙う怪しい影がすぐ近くにまで迫っていた―。

 異星からやってきたバンブルビーとロック音楽を愛する少女チャーリーとのコミュニケーション方法が楽しい。カセットやラジオから流れるザ・スミス、a-ha、ティアーズ・フォー・フィアーズといった80年代のヒット曲から、バンブルビーは地球人のナイーブな感情を学んでいく。また、バンブルビーは言葉の代わりにそのときの気持ちを表した曲をカーラジオから選曲し、チャーリーと心を通わせ合う。80年代の洋楽好きには、たまらないシーンとなっている。

 他の人たちにはオンボロのビートルにしか映らないバンブルビーだが、チャーリーにとっては孤独さを癒してくれる大切な存在だった。中古車にありったけの愛情を注ぐチャーリーの姿は、万物には八百万の神が宿ると信じる日本神道をどこか思わせるものがある。トラヴィス監督がアニメーター出身ということも大きいだろう。アニメーターの語源であるanimateには「命を吹き込む」という意味がある。つまり、無生物に生命を与え、動かすことがアニメーターの仕事だ。“わびさび”をはじめとする日本的美意識を愛するトラヴィス監督が命を吹き込むことで、中古のビートルは八百万の神が宿ったかのように変幻自在に活躍してみせる。

 ジェームズ・キャメロン製作総指揮の『アリータ:バトル・エンジェル』(公開中)は木城ゆきとのSFコミック『銃夢』を原作にしたハリウッド大作で、これもまた日本人的価値観が大きく取り入れられている。アクションシーン満載の『アリータ:バトル・エンジェル』だが、ひときわ印象に残るシーンがある。サイボーグであるアリータ(ローサ・サラザール)は異様に瞳が大きく、多くの観客は違和感を覚えたはずだ。

 だが物語の後半、アリータは第一形態である少女の体から、第二形態である大人の女性の体へとトランスフォームする。このとき、アリータの面倒をみる医師のダイソン(クリストフ・ヴァルツ)だけでなく、我々観客もアリータの成長、成熟ぶりに目が釘づけとなる。違和感だらけだったはずの女性サイボーグに、いつしか心が揺さぶられていることに気づく。未完成のものに感情移入して応援したくなるのも、日本人的な感性ではないだろうか。

 一神教であるキリスト教が信じられている米国では、万物にさまざまな神が宿るという日本神道、東洋的アニミズムは相容れないものだと思っていたが、アニメ・漫画・ゲーム・フィギュアなどを介して日本的な宗教観や嗜好性が、少しずつだが米国映画の中に溶け込みつつあるようだ。

 ちなみにジェームズ・キャメロンに木城ゆうとの『銃夢』を勧めたのは、日本のアニメや特撮ドラマが大好きなギレルモ・デル・トロ監督。『バンブルビー』や『アリータ:バトル・エンジェル』、そしてデル・トロ監督が日本の怪獣映画へのオマージュを捧げた『パシフィック・リム』(13)といった映画が、民俗学者たちの研究対象になる可能性は充分あるように思う。

(文=長野辰次)

万物に神宿る日本神道とハリウッド文化の融合!? ぼっち少女が中古車に恋をした『バンブルビー』の画像4

『バンブルビー』
監督/トラヴィス・ナイト 脚本/クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
出演/ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグ・Jr.、ジョン・オーティス、ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、ステファン・シュナイダー
配給/東和ピクチャーズ 3月22日(金)より全国公開
(c)2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. (c)2018 Hasbro. All Rights Reserved.
https://bumblebeemovie.jp

 

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視聴率2ケタ回復で有終の美! 高畑充希『メゾン・ド・ポリス』役得だったのは、野口五郎と竜星涼か

 15日についに最終回を迎えた高畑充希主演『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)。視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回から0.8ポイントアップ! 初回で12.7%の高視聴率を記録したものの、その後は徐々に下がり続け、第7話では8.3%まで転落してしまいましたが、最後の最後で2桁台に返り咲き、全話平均視聴率は10.3%と、有終の美を飾りました。

 前回、元警察OBで高遠建設渉外部部長兼常務取締役の野間仁(佐野史郎)の策略により、バラバラになってしまったおじさんたち。絶体絶命のこのピンチをどう乗り越えるのか、まずはあらすじから振り返っていきましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

いよいよラスボス戦!

 上層部から自宅謹慎を命じられ、誰もいないメゾンにやってきたひより(高畑)は責任を感じて落ち込みますが、野間とのチェスから帰ってきた伊達さん(近藤正臣)は、「年をとると諦めが悪くなる」「みんな 久しぶりに燃えている」とひよりを慰めつつ、闘争心を燃やします。

 すると、娘・小梅ちゃん(水谷果穂)の無事を確認した高平さん(小日向文世)が両手に買い物袋を抱えてメゾンに帰ってきます。「こういうのはしっかり腹ごしらえをしないと勝負にならないの!」と、野間と戦う気マンマン。

 それは他のおじさんたちも同じでした。夏目さんは警察から逃げながら、野間と繋がっている青戸組の大黒(中野英雄)が部下の若林(笠松将)を殺した証拠となる血が付着した靴を押収したり、野間が出入りしていたバーの店長を力ずくで押さえ込んで情報を収集。

 若林殺しの罪を着せられ、警察に捕まった迫田さんは、かつての部下である新木(戸田昌宏)に警察内部の裏切り者探しを頼み、爆発に巻き込まれ怪我を負った藤堂さんは病院を抜け出し、夏目さんがコッソリ届けてくれた大黒の靴底を調べます。

 ひよりも、夏目さんが集めた情報と、野間によって殺されてしまった市野沢和子(宮地雅子)が最後に残した言葉をヒントに、死んだ父の遺品の中から、野間と大黒の癒着の証拠となる不正会計の裏帳簿を発見。ジャーナリストの館林真琴(東風万智子)に頼んで、世間に公表しようと試みます。

 しかし、真琴を裏で脅していた野間は、メゾンに集まったおじさんたちやひよりを捕らえ、証拠隠滅のために真琴から預かった裏帳簿ごとこの世から消し去ろうとします。揚げ句、「ちっぽけな正義で私の邪魔をしたんだ」と、不正会計の口封じのためにひよりの父を殺したことをペラペラと自白。

 すると、メゾンに仕掛けられていた盗聴器で全てを聞いていたメゾンの三河屋兼人事一課の草介(竜星涼)が、ひよりの合図に合わせてSITともに現れ、野間や大黒を確保。SITの隙をつき、野間が銃を構えたところを、「一度ぶっ放してみたかったんですよ」と、意外にも銃撃が得意だった高平さんが野間の腕を撃ち抜き、何事もなく、事件も無事幕引きに。

 後日、強引な独自捜査を進めていた夏目さんには、傷害罪や器物損壊罪で逮捕状が下り、

「最強の刑事になるんだろ。頑張れよ」

 と両手を突き出す夏目さんに、ひよりが涙ぐみながら手錠をかけます。

 その後、捜査一課に異動を命じられたひよりが事件現場に向かうと、保釈中の夏目さんを含めた、見覚えのあるおじさんたち5人の姿が。チームメゾン・ド・ポリスの捜査は、まだまだ続きそうな予感です――。

 全ての黒幕は野間であることはすでにわかっているし、この手のドラマの性質上、だいたいは主人公側が勝つことが大前提にありますから、最終回は絶体絶命のピンチからどうやって野間を追い詰めるかが鍵となりました。

 間宮警視正が警察内部の裏切り者だったことはなんとなく予想がついたし、草介が後々味方につくことは、9話でのひよりの「信じてます」発言からわかりきっていた展開だと言えるでしょう。

 でもだからこそ、助けに駆けつけたときは、“待ってたよ〜!”という気持ちになれたし、「ちわ~っス! 極上SIT一個小隊お持ちしました〜」と、いつもの口調でやってきたことも、警察としてではなく、三河屋としてメゾンのおじさんたちを助けに来たことがわかって、戦隊モノでいう、追加戦士が現れたときのようなワクワク感がありました。おじさんたちが草介の正体に気がついていなかったことは意外でしたが……。

 意外といえば、最後に夏目さんがひよりに逮捕されたこと。視聴者たちも「えぇ‼ この展開は想像してなかったぞ……」などと驚きの声を上げていました。

 ただ、あのシーンがあったおかげで、ハッピーエンドだけの、ただの予定調和にならず、ドラマ全体を通しても、緩急のメリハリが効いたドラマになったんだと思います。

 そういえば、作中、エプロン姿で家事をする西島さんが「PanasonicのCMに見える」との声が上がっていたことを受けてなのか、今回、ひよりが堂々とPanasonic製品のアイロンを使うシーンが。同社のお偉いさんに、このドラマのファンがいたんですかね。シャレが効いた楽しいシーンでした。

 

続編の可能性は……?

 今回のツッコミどころとしては、

・メゾンで爆発が起きた時、草介が仕掛けていた盗聴器はなぜ壊れずに無事だったのか

・真琴の娘・桃香役の子役がシーンごとに替わっていたのはなぜか(スケジュールの問題なのか、季節柄インフルエンザにでも罹ってしまったのかもしれませんが)

 この2点が気になりましたが、全体的に視聴者の評価は高め。「オチに捻りがあって良かった 」「最近のドラマの中では久々にスッキリしたラストだったなぁ」「みんなかっこよくてスッキリ終わる最終回とか最高」「またメゾンドポリスのみなさんに会いたい」などなど、好意的な声が寄せられています。

 加藤実秋さんの原作小説はシリーズ化されていますから、今後コンテンツに困ったら続編製作の可能性もあるかも!? その際は、ぜひともキャストはそのままでお願いしたいところです。

 

役得だったのは、野口五郎と竜星涼

 ありきたりな脚本&設定に粗さはあったものの、このドラマが視聴者に支持されたのは、誰一人として役に合わない、無理している感のない見事な配役と、役者陣の演技力あったからこそだと思います。

 主人公でヒロインの高畑充希ちゃんは、初回のレビューで、「『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の箱入り娘や『忘却のサチコ』(テレビ東京系)の鉄の女編集者に比べると印象が薄い」と書きましたが、ラストで涙ぐみながら夏目さんを逮捕するシーンや、捜査一課に配属されたシーンでは、初回のオドオドした雰囲気とは比べ物にならないくらい、自信に満ちた凛々しい顔つきになっていましたし、おじさんたちにもまれて一人前の刑事へと成長する過程を、全10話の中でよく表現されていたなぁと思います。最初は不気味に見えた彼女の黒目がちの瞳も、すっかり気にならなくなりました。あの大御所の中で堂々とヒロインを演じきれる女優さんは、なかなかいないんじゃないでしょうか。

 しかし、そんな高畑充希ちゃん以上に絶賛の声が上がっていたのが、最終回でいいところをかっさらっていった草介役の竜星涼と、今回、久々の民放連ドラ出演となった藤堂さん役の野口五郎。

 8話のレビュー(記事はこちらから)で書いた通り、二面性ある役を好演した竜星くんについては、草介の登場シーンで、「あの登場の仕方はズルい」「三河屋とヒトイチの時のギャップ…SITを従えてきたのかっこよすぎて全てをもってかれた……」「こんなスタイルのいいSIT極上にも程があるのでは?」「メゾンドポリス観てから、竜星涼くん好きになった」と女性視聴者から黄色い声が。

 女好きのチャラ男・藤堂さんを演じた野口五郎には、「西島秀俊より野口五郎の方に魅せられてしまった 」「コメディもシリアスもいけるのね!ってびっくり」「藤堂さんでスピンオフ作って欲しい(笑)」「もっとドラマ出た方が良いわ」「あんなに芝居が上手いの知らなかった」と、今後を期待する声が多数上がっています。

 野口さん、昨年12月に食道がんの手術を受けられたそうで、病気のことで迷惑をかけないか不安を抱えながらの撮影だったそうですが、そんなことを一切感じさせない明るくお茶目なキャラクターを魅力たっぷりに演じていらっしゃいました。若い世代には、俳優としてのイメージはあまりなかったかもしれませんが、今作でマルチプレヤーぶりを如何なく発揮し、名俳優たちの中でも存在感を放っていたように思います。

 2人にとって、この作品は間違いなく、代表作の一つになったんじゃないでしょうか?

 最後に、一つ欲を言うなれば、メゾンに草介や藤堂さんの元妻である杉岡さん(西田尚美)とかを呼んで、お決まりのカラオケ大会でどんちゃん騒ぎするシーンも見たかったような……。まぁ、そちらは続編とともに期待したいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

錦戸亮の関ジャニ∞脱退、正式発表は…「ドームツアー発表の翌月に脱退会見」の悪夢

 今月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、関ジャニ∞脱退とジャニーズ事務所の退所を報じられた錦戸亮。それから2週間が経つが、ジャニーズ事務所は沈黙を続けている。

 「週刊文春」によると錦戸の脱退理由は、6人で関ジャニ∞を続けていくことを困難だと判断したためだという。錦戸は、渋谷すばるの脱退・退所を受けて、ひとりだけ関ジャニ∞の“解散”を主張。錦戸の提案にその他のメンバーは激怒し、分裂したそうだ。結局、錦戸はグループを脱退する意向を示しているという。

 また、錦戸が脱退することでグループも解散という見方が濃厚だが、12日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、錦戸は脱退するとしながらも、メンバーの不仲や解散を否定。錦戸の脱退理由は、俳優業に専念するためだと伝えている。

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 様々な報道が錯綜するなか、錦戸本人やメンバーは何事もなかったかのように活動を続けている。関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(フジテレビ系)、『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)も通常通り放送された。今後の放送分の撮影も、滞りなく進んでいるのだろうか。

錦戸亮は主演ドラマの番宣のため、生放送のワイドショーに出演
 錦戸亮主演のドラマ『トレース 科捜研の男』(フジテレビ系、以下同)が今月18日に最終回を迎えたが、その日、錦戸は朝から『めざましテレビ』『とくダネ!』『ノンストップ!』『直撃LIVE グッディ!』に立て続けに出演していた。

 全て生放送であったが、錦戸に脱退報道について訊ねる出演者もおらず、錦戸は笑顔でPRに励んでいた。もちろん自分ひとりの仕事ではないチーム制作のテレビドラマを宣伝するにあたって、彼の個人的な話題に触れる質問が出れば、あまりに場違いで問題視されただろう。

 しかしファンからすれば、これほど大きく報道されている問題に正式なコメントを出さないまま、何事もないかのように関ジャニの錦戸としてテレビ出演していることへの違和感も否めないだろう。「はっきりしてほしい」と焦れるファンの声も上がっている。

ドームツアー発表の翌月に脱退会見
 一方で、関ジャニ∞は錦戸亮の脱退報道を打ち消すかのように、今月11日、7月から9月にかけて5大ドームツアー「十五祭」を開催すると発表した。メンバーを代表して大倉忠義が以下のコメントを寄せている。

<全ての方への感謝を込めて、全てのeighter(エイター=ファンの通称)に笑顔になってもらえる最高で最強の“プレゼント箱”を持って6人楽しみに会場でお待ちしています>

 “6人”ということは、少なくとも今回のツアーが終わるまでは、錦戸は関ジャニ∞として活動を続けるということを意味する。この発表に「錦戸の脱退はデマ」と安堵したファンもいるようだが、渋谷すばるの場合、関ジャニ∞がドームツアーを発表した翌月に「フライデー」(講談社)が脱退を報じ、雑誌発売翌日に関ジャニ∞は緊急記者会見を開催している。ツアー発表から錦戸の脱退はないと断定することも出来ないだけに、ファンのやきもきは募る。

関ジャニ∞メンバーブログでは一切触れず
 また、Johnny’s webのグループ連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」の記事が“不自然”だとファンの間で注目を集めている。更新日は毎週木曜だ。

 まず、錦戸の脱退を報じた「週刊文春」の発売日に、予定通りの6人の記事がそれぞれ更新されたが、誰も報道について触れることはなかった。そして、ツアーが発表された後の14日の更新でも、ツアーについて触れたのは横山裕だけであった。横山は自身主演の舞台『北齋漫畫』(東京・グローブ座、6月)について語った後、「ツアーも発表になりましたね」「楽しもうね」と綴った。これには、「グループの今後についての話を意図的に避けているのでは?」と不信感を募らせる人も多い。

 最近は錦戸に加え、大倉と安田章大も脱退意思を持っていることを一部メディアが報じ、関ジャニ∞活動休止後に村上信五と横山がユニットを組むとの噂も含め、様々な憶測が飛び交っている。ジャニーズ事務所はこのまま夏のツアーが終わるまでコメントを控える予定なのだろうか。まだ双方納得の合意に至っていない、あるいは関係各所への報告や調整が終わらず発表できる段階にないという可能性もあるが、一刻も早く事実を本人たちの口から聞きたいというのがファンの総意だろう。

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子宮がん検診で“しこり”12センチ発覚! 38歳で「子宮筋腫」手術を決意したワケ

 40代女性の3~4人に1人は抱えている子宮筋腫。下腹が出たり、頻尿や貧血になったりと、生活の質は下がるが、命には別状はないため、手術まで踏み切りづらいのが、子宮筋腫の悩ましさだ。サイゾーウーマンでは子宮筋腫の手術について、四谷メディカルキューブ、調布keijinkaiクリニックに、それぞれ腹腔鏡下手術とUAEについて話を聞いてきた。今回は番外編として、筆者の手術体験記と術後の実感をつづる。(なお、子宮筋腫の症状、術後の経過には個人差があります。ご自身のケースと異なる場合、主治医の指示に従ってください)

発症:子宮がん検診で発覚~2年放置

 子宮筋腫が発覚したのは、手術の2年前、2016年の自治体による子宮がん検診だった。その時点で子宮筋腫はすでに7センチほどあり、医師からは「この大きさで気が付かなかったの?」と驚かれたが自覚症状はまったくなく、この時点では下腹も出ていなかった。

 医師からは選択肢として1)薬物療法 2)手術 3)経過観察があると説明されたが、自覚症状や不具合がないのにお金を出してまで対応をする気にもなれず、経過観察の名のもと何もせずに2年が過ぎた。

 18年の2月、何気なくおなかをマッサージをしていたところ、恥骨の上に明らかにゴリッとした塊があり、血の気が引いた。「しこり」は、がん発覚のエピソードとしてよく見聞きする。総合病院に行き超音波診断を受け、そこでようやく子宮筋腫が成長していたことに気が付いた。翌月の3月に再び自治体の子宮がん検診があり、子宮筋腫は2年で7センチから12センチまで大きくなっていた。

症状:終電に乗れないほどの頻尿、膨らみ続ける下腹

 自分の子宮筋腫に外から触れるようになった頃から、下腹は明らかに膨らんできた。ファスナーを上げきれず穿けなくなったスカートが増え、着れたとしても膨らんだおなかがみっともなく、ウエストがゴム仕様の、ゆるっとした形のボトムばかりを着るようになった。

 ほかにも悩ましかったのが「頻尿」だ。大きくなった子宮筋腫が隣の膀胱を圧迫、刺激するため、ちょっとの尿でも尿意をものすごく感じるのだ。

 ほぼ毎晩、トイレに行きたくてたまらず目が覚めるのに、実際はごくわずかな尿しか出ず、ウンザリする夜が続いた。さらに、外で飲んだ際は終電に乗れなくなった。乗り換え駅から自宅の最寄り駅までは20分ほどだが、一度トイレに行きたいと思ったら最後、それすら耐えられないほど強い尿意なのだ。

 しかし「下腹の出っ張りと頻尿」だけでは、入院してまでの手術にはなかなか踏み切れない。だが18年の秋頃から、生理前に下腹がしくしく、じんわりと2日ほど痛むようになった。さらに、子宮筋腫の手術を行う病院に取材したのが決め手となり決意した。

 取材では、腹腔鏡手術の四谷メディカルキューブさん、UAEの調布keijinkaiクリニックさんにお話しを伺ったが、私の子宮筋腫のサイズはUAEの適用外にあたるため、腹腔鏡手術を選択した。腹腔鏡は、「筋腫だけ取る核出手術」と「子宮ごと取る摘出手術」がある。子どもを生む予定はないものの、摘出には抵抗があるため核出手術とした。

 なお、手術でなく「薬物療法で様子を見る」選択肢もあったと思う。ただ、私は性格がせっかちで長期戦が苦手だ。そもそも、薬物療法は中止すればまた子宮筋腫は大きくなってしまうので手術を選んだが、私が38歳ではなく48歳だったら、閉経も近いからと薬物療法を選択していたかもしれない。

手術当日:背中から麻酔を入れる恐怖

 12月に手術を受けるまでに、4回来院した。

1回目)初診(内診)
2回目)MRI
3回目)手術日決定
4回目)事前の麻酔の説明や検査など(※今後出産をする場合は帝王切開になるとの説明)
当日)手術

 画像1が、MRIの画像になる。腹の中央に居座る黒々とした球体が子宮筋腫で、その下、恥骨あたりにつぶれた人魂みたいな形状のものが「膀胱」だ。

 手術当日。午前9時から手術のため、午前8時15分に来院する。採血し手術着を着たらもう手術室だ。事前に麻酔を背中から打つなどの説明はあったものの、それでもいざ手術台を見ると緊張する。子宮筋腫の手術を受けた人のブログを事前に山ほど読んだが、手術台で怖くて泣いてしまったという人もいた。泣くほどじゃないとは思うが、麻酔を背中に打たれるのは怖い。ドラマで見るような緑の手術着を着て、頭には患者がつけている「髪の毛が落ちないカバー」を装着しているコスプレ感(プレイでなく、事実なのだが)がまたドキドキを誘うのだ。

 腕に点滴が打たれ、背中に麻酔の管も通された。背中は違和感がある程度でまったく痛くはない。「眠くなるお薬入れますね」と声が聞こえた後、この瞬間に意識を失ったという感覚がないまま、次に気がついたのは「終わりましたよ」と声を掛けられたときだった。

 時計は12時前になっていた。

※後編は3月23日に掲載

石徹白 未亜(いとしろ・みあ)
ライター。専門分野はネット依存、同人文化(二次創作)。著書に『節ネット、はじめました。』(CCCメディアハウス)。
HP:いとしろ堂 

演技で見せたドSぶりは本性だった!? 意外な場所で目撃情報……ピエール瀧の“もうひとつの顔”

“タキショック”の衝撃が収まらない。

 コカインを使用したとして、関東信越厚生局麻薬取締部、通称「マトリ」に逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧容疑者(51)。19日には、瀧容疑者にコカインを譲渡したとして、新たに横浜市に住む通訳の女(48)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。

 これを受け、「セレブドラッグ」とも呼ばれる違法薬物の入手ルート解明に向けた捜査が本格化するとみられる。

 瀧容疑者は、世界的に人気のあるテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーとして活躍していたほか、俳優としても多くの作品に出演。幅広い活動で、多くのファンを獲得していただけに、突然の逮捕劇の影響は多方面に波及している。

「レコード会社が瀧容疑者の関わった楽曲の自主回収を決めたほか、出演する映画やドラマ、CMの差し替えや関連商品の販売中止も相次いだ。一部では、事件による損害賠償は30億円規模に達するとまでいわれている」(スポーツ紙記者)

 瀧容疑者は捜査当局の取り調べに、「20代の頃から大麻やコカインを使っていた」などと供述しており、ファンが受けた衝撃も計り知れない。

 その一方、瀧容疑者には、“ジャンキー”という側面とは違った、もうひとつの“裏の顔”があったという。

「瀧容疑者は、SMの愛好家としても有名だった」

 こう声を潜めるのは、都内在住のSM業界の関係者だ。

「瀧容疑者は、ドSとして有名です。SM好きが集まることで有名な都内のラブホテルの常連で、プレーのためにお忍びでホテルを訪れている姿が、同ホテルの利用者にたびたび目撃されている」

 この関係者によると、瀧容疑者が出入りしていたとされるのは、東京・六本木にあるホテルA。各部屋に、プレーに用いる縄や特殊な拘束具などが備え付けられており、SM愛好家の間では「聖地」といわれるほど有名なスポットだという。飄々とした普段の明るいキャラクターからは想像もつかない“趣味”だが、出演作品の中ではその片鱗を感じさせるような一面も見せていた。

「2013年公開の映画『凶悪』では残虐な殺人犯を演じて、すごみのある演技が評価された。その後、北野武監督の『アウトレイジ 最終章』ではヤクザの組長役を好演。ただ、その組長、実はM男というオチでしたが(笑)。とにかく、『コワモテの役をやらせたらピカイチ』と業界でも評判だった」(映画配給会社関係者)

 前出SM業界関係者によると、さまざまな出演作で瀧容疑者が見せてきた迫力の演技は、“M”の女性にも大好評だったというが、彼自身の本性の表れだったのだろうか……。