家族全員がラブライバー!? ロンブー・田村淳“アニオタ化”が話題

 ロンドンブーツ1号2号・田村淳の“オタク化”が止まらない。当初は「オタクに擦り寄ってる」などと言われていたが、最近では「想像以上にガチだった……」とオタク界隈に認められつつあるようだ。

 田村は今月18日にTwitterで、「大阪のワイドショー的な番組でラブライブ離婚の切り口として、家族で行った沼津聖地巡礼の写真と呟きを使わせて欲しいと依頼が」と投稿。続けて「フタを開けてみるとアニメに没頭して、家族より趣味を優先してる代表格的な映り方になってた… 作品にも申し訳ないし、二度と写真も呟きも使わせるもんかと思った」と苦言を呈した。

 恐らく田村が言及しているのは、同16日に放送された『特盛! よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)。番組では夫がアニメ『ラブライブ! サンシャイン!!』(TOKYO MX ほか)にハマりすぎて離婚にまで発展する“ラブライブ離婚”を特集し、その中で田村の“聖地巡礼ツイート”が取り上げられている。

「番組内では田村の『我が家は嫁も娘もラブライブが好きなので心配はご無用』という発言も紹介し、フォローしていました。しかし全体的に見ると、明らかに“趣味に没頭している夫”というイメージを視聴者に植えつける番組構成。そのためSNSなどでは、田村に『心中お察しします……』『“ラブライブ離婚”があるなら“ラブライブ円満”があってもいいのにね』『ラブライバーとしても“アニメが離婚の原因になる”みたいな特集は不快だったし、淳さんが発信してくれてよかった』と同情の声が。また今回の一件で田村の家族全員が“ラブライバー”になっていることを知った人もおり、『とうとうそこまできたか……』と驚きの声も寄せられていました」(芸能ライター)

 最近は『ラブライブ!』シリーズ以外にもさまざまなアニメに手を広げている田村。同13日には18年の冬アニメ『宇宙よりも遠い場所』(TOKYO MX ほか)にハマっていることを、Twitterで明かしていた。

「同作は女子高生が南極を目指す青春アニメで、全体的に質が高くコアなアニメファンにも好評。田村もTwitter上で『毎話、涙を流してしまいました』と絶賛しており、SNSなどでは『田村淳いいアニメ見てるじゃん』『チョイスがガチ』と話題になっていました。同19日には『四月は君の嘘』(フジテレビ系)の視聴完了を報告。こちらは『ピアノの旋律に癒されながら、いろんな感情が溢れてしまいました』との感想を投稿しています」(同)

 どうやら田村は、Twitterのフォロワーからおススメされたアニメを片っ端から見ている模様。次はどのような作品にハマるのだろうか。

大手アダルトグッズ会社の大商談会「TENGA TRADE TALKS 2019」スピードワゴン、TENGAの普及に「“せいし”をかけてやっていく」と意気込み

 15日、アダルトグッズ製造販売を行う株式会社TENGAの大商談会「TENGA TRADE TALKS 2019」が都内で開催され、お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さんと小沢一敬さんが登壇した。

 2005年、TENGAが5種類のカップシリーズを発表してから13年。現在、世界62ヶ国で販売され、女性向けのアイテムや医療の現場で活用されている製品も展開し、累計出荷本数は7500万本を突破するなど、大きな成長を遂げている。またイベント当日、「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というコンセプトのもと、TENGA初となる常設店「TENGA STORE TOKYO」が阪急メンズ東京にオープン。会見には、TENGAの松本光一社長、阪急阪神百貨店モードファッション商品部マーチャンダイザーの民谷啓さんが登壇し、「TENGA STORE」の出店に社内外から大きな反響があった事を述べた。

 オシャレな「TENGA」オリジナルTシャツを着て登場したスピードワゴンは、「我々はヘビーTENGAユーザーです。TENGAというものを開発してくれてありがとうございます」とTENGAへの愛を語った。井戸田さんは「こんなにTENGAの話を高らかに話せるなんてうれしいですね。TENGAには女性の広報の方もいらっしゃるんですけど、その方も商品開発で自ら使ってみたりとか。使うものもいろんな種類があって。バキューム知ってますか? バキュームがすごいんですよ、ぎゅううううって」と女性司会者に向かってギリギリの発言。小沢さんは「ちょっと確認しましょう。どこからがセクハラになります?」と相方の暴走をフォローした。

 かねてより松本社長と親交のあるスピードワゴンのお二人。毎年お正月には、お年賀ならぬ「お典雅」としてTENGA詰め合わせが社長から送られてくるのだという。社長の人柄を「柔らかく温かく、しっとり包み込んでくれるTENGAそのもの」と形容し、笑いを誘った。

 さらに、イベントの開催を記念して、社長からスピードワゴンに「巨大TENGA」の贈呈が行われた。井戸田さんに渡されたのは通常の商品よりひとまわり以上大きい巨大TENGA。井戸田さんは「そんなサイズじゃないですから」と狼狽しつつ、中を開けるとオシャレなTシャツが。「かわいい!」と井戸田さんは笑顔を見せた。「社長、私はTENGAが欲しいんですけど」とゴネる小沢さんには、さらに大きいビッグTENGAのプレゼント。「どうせTシャツが入ってるんでしょ?」と言いながら開けると中には大量のTENGAがギッシリ。松本社長が「6本入りのパーティバーレルです」と説明すると、小沢さんは「本当に欲しかったやつです。パーティも新しい時代を迎えそうです」とご満悦の様子だった。

 大きな盛り上がりの中、トークショーも終盤に。井戸田さんは「女性用のirohaの話もしたかった」と女性用セルフプレジャー商品irohaについて触れ、「需要は確実にある。irohaって素晴らしいと思う。小さめで可愛くて、マグネット式で充電もできる。僕もゆきずりの彼女と結構使ってて」と話し、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 最後に、井戸田さんは「『性を表通りに』って本当に素晴らしいと思う。ビジネスホテル行くと大体AVのチャンネル観るんですよ。だからビジネスホテル一部屋に一個TENGAを置くべきだと思う。TENGAのCMも地上波で流れる時代が来る。その時は我々をぜひ」とアピール。小沢さんは「2020年東京五輪があって、海外の人がこれからどんどん日本にやって来る。遊び心があって、性にもオープンで、日本は最高だねって言われる国になれそうな気がする。(TENGAの存在が)日本はハッピーな国だと思ってもらえるきっかけになるんじゃないかと思う。(TENGAを)みんなに知ってもらうってことを、2つの意味で“せいし”をかけてやっていくつもりです」と締めくくり、拍手と歓声の中、会場を後にした。

*TENGA初となる常設店「TENGA STORE TOKYO」は、15日より阪急メンズ東京にてオープン。

【TENGAコーポレートサイト】
https://tenga-group.com/

映画やTVドラマでよく見るおじさん俳優の素顔!! 川瀬陽太は演技だけでなく、トークも味わい深い

 俳優が売れるか売れないかは、大きな事務所に所属しているかどうか次第。長い間、ずっとそう思っていた。だが、そんな固定概念はひとりの男によって砕かれた。川瀬陽太、49歳。フリーランスの俳優だ。ピンク映画やインディーズ映画で活躍し、近年は『64 ロクヨン』『シン・ゴジラ』(16)などのメジャー映画、テレビドラマ『anone』(日本テレビ系)や『この世界の片隅に』(TBS系)にも出演。味のある個性派俳優として評価される一方、ここに来て主演&メインキャストを務めた新作映画が続々と公開されている。2月に公開された主演映画『おっさんのケーフェイ』に続き、大阪・釜ヶ崎でロケを行なった16ミリフィルム作品『月夜釜合戦』が公開中、3月23日(土)からおじさん愛に溢れた『天然☆生活』、そして4月6日(土)からはピンク映画時代からの盟友・いまおかしんじ監督とのタッグ作『こえをきかせて』の劇場公開が待っている。50歳を目前にし、さまざまな現場から引っ張りだこ状態となった川瀬陽太の人気の秘密に迫った。

──平成最後の春、川瀬さんの主演映画が目白押し状態です。

川瀬陽太(以下、川瀬) たまたまです。撮影時期はバラバラなんです。『月夜釜合戦』は4年前に、『ローリング』(15)と並行して撮ったものです。『おっさんのケーフェイ』は2年前。『天然☆生活』は比較的最近ですが、どうしても自主映画は撮影から劇場公開まで時間が空いてしまいますね。『こえをきかせて』も劇場公開されることになり、なぜか出演作がこの春に集中したんです。

──俳優業24年目にしての大ブレイク!

川瀬 いやいや。ブレイクと言われてみても我が暮らし楽にはならず、じっと手を見る―ですよ(苦笑)。

──地道に現場でキャリアを積み重ねて人気俳優に。フリーランサーの鑑です。

川瀬 ははは、そうですかね。まぁ、フリーの役者でもこのくらいはできますよ、と見せられたことはちょっと良かったかなとは思っています。

──最近は映画だけでなく、テレビドラマでも川瀬さんを観る機会が増えてきました。川瀬さんがワンポイントで出演することで、作品のアクセントや隠し味になっていますよね。

川瀬 僕自身は隠れている気はないんですが(笑)、隠し味でも重宝されているのならありがたいと思っています。たまに僕が出演していない映画でも、「よかったです」と言われることがあり、「ありがとうございます」と答えるようにしているんです(笑)。

──個性派俳優・川瀬陽太によく似た俳優がもう一人いる!?

川瀬 多分、宇野祥平くんあたりじゃないかなと。あいつも映画にいろいろ出ていますからね。それで、あいつの手柄は俺がもらおうと。逆のこともあるのかもしれませんが(笑)。宇野くんとも話したんですが「単館ではサインを求められるけど、シネコンじゃ声を掛けられることもないよな」と。売れているといっても、そんな感じです。そんな状況を楽しみながら、気楽に俳優業をやっています。

 

映画をつくるつもりが演じる側に

──売れっ子俳優の川瀬さんですが、桑沢デザイン研究所を卒業。もともとは俳優ではなく映画スタッフを目指していた?

川瀬 そうなんです。『SRサイタマノラッパー マイクの細道』(テレビ東京系)に出演したとき、主題歌を歌っていたライムスターのMummy Dさんから「僕、後輩です」と言われました。けっこう有名なアーティストやデザイナーが育っている学校なんです。僕も本当は研究所を卒業したら、映画の美術スタッフになるつもりでした。それで福居ショウジン監督の自主映画に参加していたときに、「お前しかいない」と頼まれて、カメラの前に立つことになって。多分、内容がハードで、暴力的なシーンもあったので、事務所に所属している俳優に頼めなかったんでしょうね。その後、瀬々敬久監督のピンク映画に出て、初めてギャラをもらいました。お金をもらえたこと以上に、「俺を必要としてくれる現場があるんだ」と思えたことが大きかった。だから、今までこの仕事が続いたんじゃないかと思います。

──監督の意図を汲み取る大道具みたいな……?

川瀬 そうですね。映画のスタッフには演出部や技術部などありますが、俳優部という感覚ですね。芝居をするスタンドインみたいな感じでやってきました(笑)。いまおか監督の『こえをきかせて』はピンク映画と同じくらいの低予算映画ですが、このくらいのバジェットと撮影期間だと自分に何ができるかなぁって考えます。現場に入って、「こういうロケ地なら、こんなことができるな」とか思いつくことが多いですね。

──事前に台本を読み込んで、徹底的に役づくりするタイプではないんですね。

川瀬 台本は読みますが、あまり役づくりはし過ぎないようにしています。大喜利に参加するような感覚ですね。脇役のときはかなり自由に遊ばせてもらっていますが、主演のときはさすがに変わります。ストーリーだけでなく、周囲も引っ張っていく必要がありますから。その点では、主演俳優は大変だと思います。大きな映画で主演を張る俳優になると、興収結果が今後のキャリアにも関わってくるわけでしょ。僕は主演といっても大規模な作品ではないので、楽しみながらやっています。僕に求められているのはカメレオン俳優的なものではなく、ある種のタイプキャストであることが多いので、やりやすいですよ。

──いまおか監督は林由美香主演作『たまもの』(04)など珠玉のピンク映画を生み出してきた才人。長い付き合いになるそうですね。

川瀬 瀬々監督のボスに向井寛さんという監督兼プロデューサーがいたんですが、向井さんがやっていた「獅子プロダクション」で僕が仕事をするようになった頃、いまおか監督が助監督から監督になったんです。いまおか監督の監督デビュー2作目『痴漢電車 感じるイボイボ』(96)に僕も出ています。そこから20数年間の付き合いですね。いまおか監督がデビュー作『彗星まち』(95)を撮ったとき、上の世代が「ミトコンドリアが風邪をひいたみたいな映画を撮りやがって」と評していたんです。それを聞いて、「うまいこと言うなぁ」と(笑)。それで、「俺はそんなミトコンドリアが風邪をひいたみたいな映画を観たい」と思ったんです。いまおか監督は神代辰巳監督に憧れ、助監督をやっていました。いまおか監督も登場キャラクターたちを突き放して描くことが多いんですが、そのキャラクターたちがもがく姿がいいんです。いまおか監督は基本的にネガティブなことは描かない。ネガティブなことは起きるけれど、みんな幸せになってほしいと願いながら撮っている監督だと思うんです。

──そんな世界に、社会からドロップアウトしたおじさん役の川瀬さんはよく似合うわけですね。

川瀬 なんで、みんな俺のことを社会からドロップアウトさせたがるんでしょうか。こんな、ええとこの坊を捕まえて(笑)。僕はこう見えてもインテリ家族のもとで育ったんですよ(※お父さんは理系の大学講師)。まぁ、ピンク映画から僕のキャリアは始まったわけで、真っ裸からのスタートでした。失うものは何もありませんし、ストレスも感じません。

 

発見された原始人!?

──殺人犯などの犯罪者役を演じていても、観客は川瀬さんにどこか人のよさを感じてしまうのかもしれません。

川瀬 そうだといいですね。実はゴリゴリにハードな役はあまり得意ではないんです。「やれ」と言われればやりますが、個人的には本当の悪人はいないと思っています。加虐側の人間を演じるときは、そいつがそうなったのには何か理由があったんじゃないかと考えるんです。みんな幸せになりたいのに、その方法が分からずにそんなことになっちゃうわけです。ゼロ年代あたりは理解不能なモンスター的なキャラを描く作品が多くて、そんな役にけっこう呼ばれましたが、これからの若い監督には「俺はただの書き割りじゃねぇんだからな」と、その監督のためになればと思って言うこともありました。

──『こえをきかせて』ではヒロインの渡辺万美とテレフォンセックスならぬテレパシーセックスするシーンが印象に残ります。

川瀬 いいシーンですよね。台本を読みながら、いちばんおもろいシーンだなと思いました。カメラの前で一人でおっぱいを揉むマネを延々と続けるわけです。すっごいアホな絵ですよ。いまおか監督は「アホやなぁ」と笑いながら撮っている。やらされる身になってみろと(笑)。でも、僕はベタな泣かせるシーンで泣いたことがないんです。どこか、滑稽な姿のほうが胸が熱くなる。本人が一生懸命な分だけ、おかしみも生じるし、観ている人にも伝わるんじゃないかと思うんです。

──川瀬さん演じる精肉屋の安春は、ハルカ(渡辺万美)の心の叫びが聴こえてしまう。SFの世界でなくても、ありうる話じゃないかなと思うんです。

川瀬 そうかもしれませんね。俺の体験談で言うと、20代の頃は携帯電話を持っていませんでしたが、友達の電話番号を4~5件は覚えていました。待ち合わせで、30分くらいは普通に待っていましたよね。それって、相手のことを察している、相手のことを考えているからだと思うんです。今は友達の電話番号を覚えなくなったし、相手が5分遅れただけで携帯電話に連絡を入れますよね。ひと昔前までは、実はテレパシーみたいなすごいことを交わし合っていたのかもしれません。いろんな人のことを想いながら暮らしていたんじゃないのかなと思うんです。この業界の先輩でも「あの人はなんで他人の気持ちが分かるんだろう」と驚かせられる人がいました。人の心の機微が分かるパイセンたちがいたこの業界は、僕が好きな世界でもあったんです。

──デジタル化が進む現代社会に抗うように生きているんですね。

川瀬 ははは、原始人みたいな役が多いんですよ。僕は昔からやっていることは変わらないんです。ここに来て、みなさんに気づいてもらえた。「原始人、発見!」みたいな感じじゃないですか(笑)

40代になれば何とかなる

──フリーランスの俳優として、四半世紀を過ごしてきたわけですよね。

川瀬 数年間だけ事務所に入っていたことはありますが、辞めてからもう10数年になりますね。今は仕事がありますが、それは単価が安いからでしょう。銀行口座の残高はちっとも増えません(苦笑)。伊藤猛って先輩俳優がいたんですが、「30代はつらいぞ。40代になれば何とかなる」と言われていました。本当、30代は地獄でした。数カ月間、電話がまったく鳴らないんです。気が狂いそうになりました。40代になって少しずつ仕事が来るようになったんです。伊藤猛さんの予言したとおりでした。そう言った伊藤猛さんは52歳で亡くなったんですけどね。40歳を過ぎると、役者仲間たちがこの仕事を辞めていったり、それこそ亡くなったりして、その分だけ仕事が回るようになってきた。それもあって、余計にこの仕事を辞めることができずにいるんです。『anone』など地上波のテレビドラマに出るようになって、女優業を辞めて地方に引っ込んだ知り合いの女性から「がんばってるね」とLNEが来たときは、ちょっと泣きそうになりました。何だか『北の国から』(フジテレビ系)みたいなだなって。

──業界を去っていった、いろんな人たちの声が聴こえてきたんですね。それこそ『こえをきかせて』の安春のように。

川瀬 そうですね。こんな俺でも、ほんの少しは誰かを励ます足しにはなっているのかなぁって。でも、基本的にはあまり考え込むタイプではありません(笑)。

──多忙すぎて、現場をダブルブッキングしたことはありませんか?

川瀬 今のところはありません。昔は助監督の下のほうだったのが、長いことやっているとチーフ助監督になっていたりするんです。撮影日が被ってしまったときは、両作品のチーフ助監督同士が知り合いだったりして、うまくスケジュールをずらしてもらったりしました。そういうことができるようになったのも、40歳過ぎてからです。恥ずかしながら、食べていけるようになったのも40歳になってから。小さい現場も大きな現場も関係なく、声を掛けてもらえるようになった。「あ~、ここが俺の職場かもしれないな」と思えるようになりましたね。

──今や名バイプレイヤーに。

川瀬 その言葉も違和感あるんです(苦笑)。光石研さんや松重豊さんがバイブレイヤーなら、俺なんか路傍の石ですよ。『シン・ゴジラ』で共演した大杉漣さんとは少し面識がありましたが、現場でご一緒したことはありません。でも、大杉さんもそうですし、蛍雪次朗さんもピンク映画から一般映画にも出るようになった。勝手に繋がりを感じています。ピンク映画は予算も人数も少なく、そこからスタッフと一緒にキャリアを重ねていくことができた。そのことが自分にとってはベースになっているし、ありがたいなと思っているんです。自分がどこまでやれるのかは分かりません。体調管理なんて、インフルエンザに罹らないように気をつけているぐらいです。でも、20代でピークが来なくてよかった。こんな劣化したおじさんになってから、仕事が来るようになったわけですから。これでいいんだ、よかったなと思っています(笑)。

「付き合いが長いので、もはやプライベートでは話すことがない」という川瀬陽太といまおか監督だが、そんないまおか監督からも彼の俳優評をもらった。

いまおか「川ちゃんは脇役もできるし、俳優としての“華”もあるので主演もできるタイプ。ピンク映画に出てくれた俳優は、次第に出なくなるものなんですが、川ちゃんは今でも呼ぶと出てくれる。うれしいですよ。メジャー映画にも出るし、ピンク映画や今回みたいな低予算の映画にも出てくれる貴重な役者です。役者って呼ばれてナンボの芸者みたいな職業ですが、川ちゃんは出逢いとか運とかをつかむ才能もあるんでしょう。日本映画を観るとき、リリー・フランキーが出ていると安心するところがありますよね。川ちゃんもスクリーンに出てくると、観客は『この映画は面白そうだ』と期待できる。そんな存在になっているんじゃないですか」

 事務所の力ではなく、現場を愛する力で人気俳優となった川瀬陽太。これから、ますます頻繁に出没するだろう“映画原人”川瀬陽太をぜひスクリーンで目撃してほしい。

(取材・文=長野辰次/撮影=尾藤能暢)

『こえをきかせて』
モデルのハルカ(渡辺万美)は精肉屋の安春(川瀬陽太)の心の声を聞いてしまう。以来、2人は悩みを打ち明け合う仲となっていく。
監督・脚本/いまおかしんじ
出演/渡辺万美、吉岡睦雄、今川宇宙、長屋和彰、広瀬彰勇、古藤真彦、丸純子、川瀬陽太
配給/アルゴ・ピクチャーズ、レジェンド・ピクチャーズ R15+ 4月6日(土)~8日(月)、渋谷ユーロライブにて限定公開
(C)2019キングレコード

『月夜釜合戦』
労働者の街・釜ヶ崎で撮影した16ミリフィルム作品。古典落語「釜泥」をベースに、ヤクザ、旅芸人、活動家たちがお釜争奪戦を繰り広げる。
監督・脚本/佐藤零郎
出演/太田直里、川瀬陽太、渋川清彦、門戸紡、西山真来、カズ、デカルコ・マリィ、緒方晋、赤田周平、下田義弘、大宮義治、北野勇作、海道力也、角田あつし、大宮将司、日野慎也、柴哲平、岡元あつこ、得能洋平、福井大騎、足立正生
配給/映画「月夜釜合戦」製作委員会 3月22日(金)まで渋谷ユーロスペース、4月20日(土)より横浜シネマリンほか全国順次公開中
(C)映画「月夜釜合戦」製作委員会 
http://tukikama.com

『天然☆生活』
『トータスの旅』でゆうばり国際映画祭グランプリを受賞した永山正監督の新作インディーズ映画。川瀬陽太のボンゴ演奏も見どころ、聴きどころ。
監督・製作・脚本・編集/永山正史 脚本/鈴木由理子
出演/川瀬陽太、津田寛治、谷川昭一朗、鶴忠博、三枝奈都紀、秋枝一愛
配給/Spectra film 3月23日(土)より新宿K’s cinemaにてレイトショー
(C)TADASHI NAGAYAMA
https://www.tennen-seikatsu.com

●川瀬陽太(かわせ・ようた)
1969年北海道生まれ、神奈川県出身。桑沢デザイン研究所を卒業後、映画スタッフを経て、福居ショウジン監督の『RUBBER’S LOVERS』(96)で俳優デビュー。瀬々敬久監督のピンク映画『すけべてんこもり』(95)に主演以降、『64 ロクヨン』(16)や『菊とギロチン』(18)など多くの瀬々監督作に出演。冨永昌敬監督の『ローリング』(15)と山内大輔監督の『犯る男』(15)で2016年日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。近年の映画出演作に『シン・ゴジラ』(16)、『バンコクナイツ』(17)、『トータスの旅』(17)、『blank13』(18)、『おっさんのケーフェイ』(19)など多数。『SRサイタマノラッパー マイクの細道』(テレビ東京系)、『anone』(日本テレビ系)、『この世界の片隅に』(TBS系)などテレビドラマへの出演も増えている。

映画やTVドラマでよく見るおじさん俳優の素顔!! 川瀬陽太は演技だけでなく、トークも味わい深い

 俳優が売れるか売れないかは、大きな事務所に所属しているかどうか次第。長い間、ずっとそう思っていた。だが、そんな固定概念はひとりの男によって砕かれた。川瀬陽太、49歳。フリーランスの俳優だ。ピンク映画やインディーズ映画で活躍し、近年は『64 ロクヨン』『シン・ゴジラ』(16)などのメジャー映画、テレビドラマ『anone』(日本テレビ系)や『この世界の片隅に』(TBS系)にも出演。味のある個性派俳優として評価される一方、ここに来て主演&メインキャストを務めた新作映画が続々と公開されている。2月に公開された主演映画『おっさんのケーフェイ』に続き、大阪・釜ヶ崎でロケを行なった16ミリフィルム作品『月夜釜合戦』が公開中、3月23日(土)からおじさん愛に溢れた『天然☆生活』、そして4月6日(土)からはピンク映画時代からの盟友・いまおかしんじ監督とのタッグ作『こえをきかせて』の劇場公開が待っている。50歳を目前にし、さまざまな現場から引っ張りだこ状態となった川瀬陽太の人気の秘密に迫った。

──平成最後の春、川瀬さんの主演映画が目白押し状態です。

川瀬陽太(以下、川瀬) たまたまです。撮影時期はバラバラなんです。『月夜釜合戦』は4年前に、『ローリング』(15)と並行して撮ったものです。『おっさんのケーフェイ』は2年前。『天然☆生活』は比較的最近ですが、どうしても自主映画は撮影から劇場公開まで時間が空いてしまいますね。『こえをきかせて』も劇場公開されることになり、なぜか出演作がこの春に集中したんです。

──俳優業24年目にしての大ブレイク!

川瀬 いやいや。ブレイクと言われてみても我が暮らし楽にはならず、じっと手を見る―ですよ(苦笑)。

──地道に現場でキャリアを積み重ねて人気俳優に。フリーランサーの鑑です。

川瀬 ははは、そうですかね。まぁ、フリーの役者でもこのくらいはできますよ、と見せられたことはちょっと良かったかなとは思っています。

──最近は映画だけでなく、テレビドラマでも川瀬さんを観る機会が増えてきました。川瀬さんがワンポイントで出演することで、作品のアクセントや隠し味になっていますよね。

川瀬 僕自身は隠れている気はないんですが(笑)、隠し味でも重宝されているのならありがたいと思っています。たまに僕が出演していない映画でも、「よかったです」と言われることがあり、「ありがとうございます」と答えるようにしているんです(笑)。

──個性派俳優・川瀬陽太によく似た俳優がもう一人いる!?

川瀬 多分、宇野祥平くんあたりじゃないかなと。あいつも映画にいろいろ出ていますからね。それで、あいつの手柄は俺がもらおうと。逆のこともあるのかもしれませんが(笑)。宇野くんとも話したんですが「単館ではサインを求められるけど、シネコンじゃ声を掛けられることもないよな」と。売れているといっても、そんな感じです。そんな状況を楽しみながら、気楽に俳優業をやっています。

 

映画をつくるつもりが演じる側に

──売れっ子俳優の川瀬さんですが、桑沢デザイン研究所を卒業。もともとは俳優ではなく映画スタッフを目指していた?

川瀬 そうなんです。『SRサイタマノラッパー マイクの細道』(テレビ東京系)に出演したとき、主題歌を歌っていたライムスターのMummy Dさんから「僕、後輩です」と言われました。けっこう有名なアーティストやデザイナーが育っている学校なんです。僕も本当は研究所を卒業したら、映画の美術スタッフになるつもりでした。それで福居ショウジン監督の自主映画に参加していたときに、「お前しかいない」と頼まれて、カメラの前に立つことになって。多分、内容がハードで、暴力的なシーンもあったので、事務所に所属している俳優に頼めなかったんでしょうね。その後、瀬々敬久監督のピンク映画に出て、初めてギャラをもらいました。お金をもらえたこと以上に、「俺を必要としてくれる現場があるんだ」と思えたことが大きかった。だから、今までこの仕事が続いたんじゃないかと思います。

──監督の意図を汲み取る大道具みたいな……?

川瀬 そうですね。映画のスタッフには演出部や技術部などありますが、俳優部という感覚ですね。芝居をするスタンドインみたいな感じでやってきました(笑)。いまおか監督の『こえをきかせて』はピンク映画と同じくらいの低予算映画ですが、このくらいのバジェットと撮影期間だと自分に何ができるかなぁって考えます。現場に入って、「こういうロケ地なら、こんなことができるな」とか思いつくことが多いですね。

──事前に台本を読み込んで、徹底的に役づくりするタイプではないんですね。

川瀬 台本は読みますが、あまり役づくりはし過ぎないようにしています。大喜利に参加するような感覚ですね。脇役のときはかなり自由に遊ばせてもらっていますが、主演のときはさすがに変わります。ストーリーだけでなく、周囲も引っ張っていく必要がありますから。その点では、主演俳優は大変だと思います。大きな映画で主演を張る俳優になると、興収結果が今後のキャリアにも関わってくるわけでしょ。僕は主演といっても大規模な作品ではないので、楽しみながらやっています。僕に求められているのはカメレオン俳優的なものではなく、ある種のタイプキャストであることが多いので、やりやすいですよ。

──いまおか監督は林由美香主演作『たまもの』(04)など珠玉のピンク映画を生み出してきた才人。長い付き合いになるそうですね。

川瀬 瀬々監督のボスに向井寛さんという監督兼プロデューサーがいたんですが、向井さんがやっていた「獅子プロダクション」で僕が仕事をするようになった頃、いまおか監督が助監督から監督になったんです。いまおか監督の監督デビュー2作目『痴漢電車 感じるイボイボ』(96)に僕も出ています。そこから20数年間の付き合いですね。いまおか監督がデビュー作『彗星まち』(95)を撮ったとき、上の世代が「ミトコンドリアが風邪をひいたみたいな映画を撮りやがって」と評していたんです。それを聞いて、「うまいこと言うなぁ」と(笑)。それで、「俺はそんなミトコンドリアが風邪をひいたみたいな映画を観たい」と思ったんです。いまおか監督は神代辰巳監督に憧れ、助監督をやっていました。いまおか監督も登場キャラクターたちを突き放して描くことが多いんですが、そのキャラクターたちがもがく姿がいいんです。いまおか監督は基本的にネガティブなことは描かない。ネガティブなことは起きるけれど、みんな幸せになってほしいと願いながら撮っている監督だと思うんです。

──そんな世界に、社会からドロップアウトしたおじさん役の川瀬さんはよく似合うわけですね。

川瀬 なんで、みんな俺のことを社会からドロップアウトさせたがるんでしょうか。こんな、ええとこの坊を捕まえて(笑)。僕はこう見えてもインテリ家族のもとで育ったんですよ(※お父さんは理系の大学講師)。まぁ、ピンク映画から僕のキャリアは始まったわけで、真っ裸からのスタートでした。失うものは何もありませんし、ストレスも感じません。

 

発見された原始人!?

──殺人犯などの犯罪者役を演じていても、観客は川瀬さんにどこか人のよさを感じてしまうのかもしれません。

川瀬 そうだといいですね。実はゴリゴリにハードな役はあまり得意ではないんです。「やれ」と言われればやりますが、個人的には本当の悪人はいないと思っています。加虐側の人間を演じるときは、そいつがそうなったのには何か理由があったんじゃないかと考えるんです。みんな幸せになりたいのに、その方法が分からずにそんなことになっちゃうわけです。ゼロ年代あたりは理解不能なモンスター的なキャラを描く作品が多くて、そんな役にけっこう呼ばれましたが、これからの若い監督には「俺はただの書き割りじゃねぇんだからな」と、その監督のためになればと思って言うこともありました。

──『こえをきかせて』ではヒロインの渡辺万美とテレフォンセックスならぬテレパシーセックスするシーンが印象に残ります。

川瀬 いいシーンですよね。台本を読みながら、いちばんおもろいシーンだなと思いました。カメラの前で一人でおっぱいを揉むマネを延々と続けるわけです。すっごいアホな絵ですよ。いまおか監督は「アホやなぁ」と笑いながら撮っている。やらされる身になってみろと(笑)。でも、僕はベタな泣かせるシーンで泣いたことがないんです。どこか、滑稽な姿のほうが胸が熱くなる。本人が一生懸命な分だけ、おかしみも生じるし、観ている人にも伝わるんじゃないかと思うんです。

──川瀬さん演じる精肉屋の安春は、ハルカ(渡辺万美)の心の叫びが聴こえてしまう。SFの世界でなくても、ありうる話じゃないかなと思うんです。

川瀬 そうかもしれませんね。俺の体験談で言うと、20代の頃は携帯電話を持っていませんでしたが、友達の電話番号を4~5件は覚えていました。待ち合わせで、30分くらいは普通に待っていましたよね。それって、相手のことを察している、相手のことを考えているからだと思うんです。今は友達の電話番号を覚えなくなったし、相手が5分遅れただけで携帯電話に連絡を入れますよね。ひと昔前までは、実はテレパシーみたいなすごいことを交わし合っていたのかもしれません。いろんな人のことを想いながら暮らしていたんじゃないのかなと思うんです。この業界の先輩でも「あの人はなんで他人の気持ちが分かるんだろう」と驚かせられる人がいました。人の心の機微が分かるパイセンたちがいたこの業界は、僕が好きな世界でもあったんです。

──デジタル化が進む現代社会に抗うように生きているんですね。

川瀬 ははは、原始人みたいな役が多いんですよ。僕は昔からやっていることは変わらないんです。ここに来て、みなさんに気づいてもらえた。「原始人、発見!」みたいな感じじゃないですか(笑)

40代になれば何とかなる

──フリーランスの俳優として、四半世紀を過ごしてきたわけですよね。

川瀬 数年間だけ事務所に入っていたことはありますが、辞めてからもう10数年になりますね。今は仕事がありますが、それは単価が安いからでしょう。銀行口座の残高はちっとも増えません(苦笑)。伊藤猛って先輩俳優がいたんですが、「30代はつらいぞ。40代になれば何とかなる」と言われていました。本当、30代は地獄でした。数カ月間、電話がまったく鳴らないんです。気が狂いそうになりました。40代になって少しずつ仕事が来るようになったんです。伊藤猛さんの予言したとおりでした。そう言った伊藤猛さんは52歳で亡くなったんですけどね。40歳を過ぎると、役者仲間たちがこの仕事を辞めていったり、それこそ亡くなったりして、その分だけ仕事が回るようになってきた。それもあって、余計にこの仕事を辞めることができずにいるんです。『anone』など地上波のテレビドラマに出るようになって、女優業を辞めて地方に引っ込んだ知り合いの女性から「がんばってるね」とLNEが来たときは、ちょっと泣きそうになりました。何だか『北の国から』(フジテレビ系)みたいなだなって。

──業界を去っていった、いろんな人たちの声が聴こえてきたんですね。それこそ『こえをきかせて』の安春のように。

川瀬 そうですね。こんな俺でも、ほんの少しは誰かを励ます足しにはなっているのかなぁって。でも、基本的にはあまり考え込むタイプではありません(笑)。

──多忙すぎて、現場をダブルブッキングしたことはありませんか?

川瀬 今のところはありません。昔は助監督の下のほうだったのが、長いことやっているとチーフ助監督になっていたりするんです。撮影日が被ってしまったときは、両作品のチーフ助監督同士が知り合いだったりして、うまくスケジュールをずらしてもらったりしました。そういうことができるようになったのも、40歳過ぎてからです。恥ずかしながら、食べていけるようになったのも40歳になってから。小さい現場も大きな現場も関係なく、声を掛けてもらえるようになった。「あ~、ここが俺の職場かもしれないな」と思えるようになりましたね。

──今や名バイプレイヤーに。

川瀬 その言葉も違和感あるんです(苦笑)。光石研さんや松重豊さんがバイブレイヤーなら、俺なんか路傍の石ですよ。『シン・ゴジラ』で共演した大杉漣さんとは少し面識がありましたが、現場でご一緒したことはありません。でも、大杉さんもそうですし、蛍雪次朗さんもピンク映画から一般映画にも出るようになった。勝手に繋がりを感じています。ピンク映画は予算も人数も少なく、そこからスタッフと一緒にキャリアを重ねていくことができた。そのことが自分にとってはベースになっているし、ありがたいなと思っているんです。自分がどこまでやれるのかは分かりません。体調管理なんて、インフルエンザに罹らないように気をつけているぐらいです。でも、20代でピークが来なくてよかった。こんな劣化したおじさんになってから、仕事が来るようになったわけですから。これでいいんだ、よかったなと思っています(笑)。

「付き合いが長いので、もはやプライベートでは話すことがない」という川瀬陽太といまおか監督だが、そんないまおか監督からも彼の俳優評をもらった。

いまおか「川ちゃんは脇役もできるし、俳優としての“華”もあるので主演もできるタイプ。ピンク映画に出てくれた俳優は、次第に出なくなるものなんですが、川ちゃんは今でも呼ぶと出てくれる。うれしいですよ。メジャー映画にも出るし、ピンク映画や今回みたいな低予算の映画にも出てくれる貴重な役者です。役者って呼ばれてナンボの芸者みたいな職業ですが、川ちゃんは出逢いとか運とかをつかむ才能もあるんでしょう。日本映画を観るとき、リリー・フランキーが出ていると安心するところがありますよね。川ちゃんもスクリーンに出てくると、観客は『この映画は面白そうだ』と期待できる。そんな存在になっているんじゃないですか」

 事務所の力ではなく、現場を愛する力で人気俳優となった川瀬陽太。これから、ますます頻繁に出没するだろう“映画原人”川瀬陽太をぜひスクリーンで目撃してほしい。

(取材・文=長野辰次/撮影=尾藤能暢)

『こえをきかせて』
モデルのハルカ(渡辺万美)は精肉屋の安春(川瀬陽太)の心の声を聞いてしまう。以来、2人は悩みを打ち明け合う仲となっていく。
監督・脚本/いまおかしんじ
出演/渡辺万美、吉岡睦雄、今川宇宙、長屋和彰、広瀬彰勇、古藤真彦、丸純子、川瀬陽太
配給/アルゴ・ピクチャーズ、レジェンド・ピクチャーズ R15+ 4月6日(土)~8日(月)、渋谷ユーロライブにて限定公開
(C)2019キングレコード

『月夜釜合戦』
労働者の街・釜ヶ崎で撮影した16ミリフィルム作品。古典落語「釜泥」をベースに、ヤクザ、旅芸人、活動家たちがお釜争奪戦を繰り広げる。
監督・脚本/佐藤零郎
出演/太田直里、川瀬陽太、渋川清彦、門戸紡、西山真来、カズ、デカルコ・マリィ、緒方晋、赤田周平、下田義弘、大宮義治、北野勇作、海道力也、角田あつし、大宮将司、日野慎也、柴哲平、岡元あつこ、得能洋平、福井大騎、足立正生
配給/映画「月夜釜合戦」製作委員会 3月22日(金)まで渋谷ユーロスペース、4月20日(土)より横浜シネマリンほか全国順次公開中
(C)映画「月夜釜合戦」製作委員会 
http://tukikama.com

『天然☆生活』
『トータスの旅』でゆうばり国際映画祭グランプリを受賞した永山正監督の新作インディーズ映画。川瀬陽太のボンゴ演奏も見どころ、聴きどころ。
監督・製作・脚本・編集/永山正史 脚本/鈴木由理子
出演/川瀬陽太、津田寛治、谷川昭一朗、鶴忠博、三枝奈都紀、秋枝一愛
配給/Spectra film 3月23日(土)より新宿K’s cinemaにてレイトショー
(C)TADASHI NAGAYAMA
https://www.tennen-seikatsu.com

●川瀬陽太(かわせ・ようた)
1969年北海道生まれ、神奈川県出身。桑沢デザイン研究所を卒業後、映画スタッフを経て、福居ショウジン監督の『RUBBER’S LOVERS』(96)で俳優デビュー。瀬々敬久監督のピンク映画『すけべてんこもり』(95)に主演以降、『64 ロクヨン』(16)や『菊とギロチン』(18)など多くの瀬々監督作に出演。冨永昌敬監督の『ローリング』(15)と山内大輔監督の『犯る男』(15)で2016年日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。近年の映画出演作に『シン・ゴジラ』(16)、『バンコクナイツ』(17)、『トータスの旅』(17)、『blank13』(18)、『おっさんのケーフェイ』(19)など多数。『SRサイタマノラッパー マイクの細道』(テレビ東京系)、『anone』(日本テレビ系)、『この世界の片隅に』(TBS系)などテレビドラマへの出演も増えている。

月1でろう人形にヘアセットをさせる男C・ロナウドが、植毛クリニックをオープン!

 華麗なるプレーはもちろん、甘いマスクと鍛え上げられた肉体で男女問わずファンの多い、プロサッカー選手クリスティアーノ・ロナウド。そんな彼が18日、スペインのマドリードに「植毛クリニック」をオープンさせた。

 米ニュースサイト「TMZ」によると、クリスティアーノ初の植毛クリニックの店名は「Isparya」で、毛髪だけでなく、まゆ毛の植毛も可能だという。フサフサの地毛をセットしてメディア向けのプロモーションに登場したクリスティアーノは、植毛ビジネスに参入した理由を「自分にとって“イメージ”はとても大事。外見は変えられる、イメージはコントロールできるものだと、みなさんにも体感してもらいたい」と説明。ガールフレンドのジョージナ・ロドリゲスが見守る中、「必要な日が来たら、自分も迷わず植毛してもらう」と白い歯を光らせながらアピールした。

 クリスティアーノは自分の愛称「CR7」をブランド名にし、自らがモデルとなって、下着、ソックス、デニムや香水などを販売。自分の記念館を併設したホテルやレストランを経営するなど、手広くビジネスを展開する実業家の面も持ち合わせている。

 下着ブランドの広告ではブリーフ一丁で大股ポーズをとったり、デニムの広告では上半身裸だったりと、ナルシストな性分を存分に発揮。ネットでは「ビジネスをしたいのか、自分の美しさを知らしめたいのか、わからない」と揶揄されることも多い。今回の植毛ビジネス参入のニュースにも「なぜ?」「クリスティアーノの植毛なんて、はやる?」と首をかしげる人が多いようだ。

 欧米では、日本に比べて薄毛が「外見上のコンプレックス」となることは少ない。俳優ジェイソン・ステイサムのように堂々とさらしていたり、ブルース・ウィリスのようにスキンへッドにして「セクシー」「渋い」と評される人もいる。しかし、それでも薄毛を気にしている人はおり、ジョン・トラボルタ、マシュー・マコノヒー、エルトン・ジョン、ビリー・ボブ・ソーントン、アル・パチーノ、ケビン・コスナー、ヒュー・ローリーらのように、「いつのまにか髪の量が不自然に増えていた」と植毛疑惑をかけられるセレブも後を絶たない。それを考えると、植毛クリニックの需要はあるのだろう。

 ろう人形館マダム・タッソーに飾られている“まったく似てない”ろう人形をいたく気に入り、月に1度ヘアスタイリストを派遣して、その時の自分の髪形そっくりにセットさせているという逸話を持つクリスティアーノ。見た目を気にする彼にとって、髪の毛とはそれほど重要なものなのだろう。クリスティアーノ自身は地毛で「植毛モデル」としては説得力がないため、仲のいい有名サッカー選手が広告塔になるのではという期待も集まっているが、はたして……?

深田恭子『はじこい』、最終回でツッコミの嵐! ラストシーンに「恥ずかしすぎ」「冷めた」の声

 深田恭子が主演を務めた連続ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)の最終回が3月19日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、自己最高視聴率を更新。しかし、ネット上ではラストシーンについて「これはいくらなんでもあり得ない!」「残念すぎる……」といったツッコミが続出する事態となった。

 同作は、東大受験も就活も婚活も失敗した“鈍感アラサー女子”春見順子(深田)の前に、東大エリート商社マンのいとこ・八雲雅志(永山絢斗)、髪の毛がピンク色の不良高校生・由利匡平(横浜流星)、元ヤンキーの高校教師・山下一真(中村倫也)という3人の男性が現われ、恋にも仕事にも転機が訪れるというラブストーリー。

「視聴率は第2話で9.0%を記録しましたが、第5話では7.3%まで落ち込むなど、数字だけ見たら決して好調なドラマとは言えません。しかし、タイプの違う3人のイケメン男性が鈍感な春見に一生懸命アピールする姿は、特に女性視聴者から人気を集め、ネット上では早くから『ゆりゆり(由利の愛称)がカッコイイ!』『山下先生にときめいた……!』『お願いだから雅志と幸せになってほしい』と黄色い声援が飛び交っていました。最終話は、春見が誰を選ぶのかに注目が集まり、2ケタ台には届かなかったものの、熱心なドラマファンのおかげで視聴率が上昇したのでしょう」(芸能ライター)

 最後まで春見の決意が固まらず、もどかしい思いで見ていた人は多かったようだが、最終的に春見が選んだのは、塾の生徒だった由利。彼が東大に合格したあと、一度は2人の気持ちが通じ合うものの、“歳の差”を理由に春見は別れを選択していた。そのため、最終回では“感動の胸キュンシーン”が期待されていたが……。

「春見と由利が結ばれたのは、学生や教授たちがいる東大の講義室だったんです。それも、全身ピンク色でフリフリの服を身にまとった春見が颯爽とキャンパスに現れ、突然講義室の扉を開けたと思ったら、由利の前に立ち、『本当に私でいいの?』と確認をしてからキス。この急展開には、視聴者から『は~!? なにこれ、恥ずかしすぎる!』『どこでキスしてんだよ! 場所考えて!』『なんか春見の性格変わりすぎじゃない!?』と、ツッコミの嵐が巻き起こりました」(同)

 また、ラストシーンの舞台を東大のキャンパスにしたせいで、深田の服装に指摘が相次ぐことに。

「深田は役柄に合わせ、淡い色のブラウスや、ふんわりとしたシルエットのワンピースなどを着用しており、これまで女性視聴者からは『深キョンの服装マネしたい!』『衣装がどれもかわいい』とおおむね好評でした。しかし、東大キャンパスに春見が登場した場面では、『いくらなんでもブリブリすぎ……』『なんか深田恭子が浮いてる(笑)』『学生の中に混じるとただの変な人』と違和感を訴える声が続出。『一気に冷めた』『話が入ってこない……』と衝撃を受ける人もいたようです」(同)

 高視聴率とまではいかなかったものの、毎話ネットを盛り上げていた『初めて恋をした日に読む話』。消化不良な最終回になってしまったようだが、それも“狙い”なのだろうか……?

東京五輪はビジネスチャンス!? 中国の極悪売春組織が虎視眈々……

 中国で15年にわたり、少女たちを誘拐・監禁し続けていた組織が摘発された。香港メディア「東網」(3月11日付)によると、同組織は広西チワン族自治区桂林市を拠点に、同自治区や江蘇省などで違法な売春宿を運営し、誘拐してきた少女たちを無理やり働かせていたという。

 この組織はこれまでに少なくとも20名の誘拐事件に関与しており、最年少は13歳の少女で、中には10年以上、この売春宿で強制的に働かされていた少女もいた。少女たちはまず、身分証やスマホなどの通信手段、財布を没収され、移動や連絡の自由を奪われた上で、組織から暴力や脅迫などで精神的に追い詰められ、やがて心身ともに組織に支配・洗脳され、売春を強要されていたという。

 また、少女たちのほとんどはうつ病を発症しており、自傷行為などを繰り返す者も少なくなかったようだ。さらに、性病に感染し、妊娠と堕胎を何度も繰り返している者もいたという。

 地元警察は組織の関係者20名を逮捕し、売春宿の売上金80万元(約1,300万円)などを押収。その後の捜査で、この組織は誘拐、売春宿の経営のほかに違法薬物の売買や賭博場の運営など、ありとあらゆる犯罪行為に加担していたことも判明した。

 こうした極悪非道な中国の売春組織は近年、海外進出も加速させているという。中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は話す。

「昨年12月にも、シンガポールで中国人女性144人が犯罪グループにだまされて売春行為に及んでいたことが発覚したが、彼女たちの多くは誘拐同然で連れてこられ、無理やり働かされていた。習近平政権が売春取り締まりに力を入れていることから、一部の売春組織は海外に活路を見いだそうとしているんです。そんな中国の売春組織が狙っているのが東京五輪。世界から集まる外国人を相手に荒稼ぎしようというわけです」

 五輪を前に政府や都は、国内の風俗業界に対する浄化作戦を展開するとみられている。しかし、国内の風俗業界への規制強化は、中国からやって来る越境売春組織にとってビジネスチャンスとなるかもしれない。

(文=青山大樹)

「変態!」「危険な橋を渡らなくても……」エステでセクハラ疑惑が出た俳優3人

 強制性交容疑で逮捕・起訴された新井浩文被告の報道により、マッサージやエステでの男性芸能人による性的要求の実態が浮き彫りになった昨今。実は、新井の逮捕以前にもエステティシャンに性的サービスを要求していたと“ウワサ”される芸能人がいた。その一人が俳優の松坂桃李。

「『週刊新潮』(新潮社)が昨年10月に報じたのは、松坂桃李の高級エステでの禁断プレーでした。ほかの芸能人も通うといわれるその高級エステには、週3回は来店するぐらいの常連で、1回の利用で3~5万円使うこともあったそうです。しかし、施術用紙ショーツから“下半身”を露出させ、お触りこそないもののマッサージ中にあえぎ続けるなどして、エステティシャンから嫌われ、ブラックリスト寸前の“イエロー登録”されてしまったといいます。さわやかなイメージの俳優だっただけに、この報道には『ドラマを見る時に、思い出しそう』『変態かよ……』『本当なら恥ずかしい』と多くの失望の声が聞こえてきました。『映画の役作りのため?』と擁護するコメントがあったものの、イメージを大きく落としてしまいました」(芸能ライター)

 また、2014年5月には「週刊文春」が山下智久について、女性セラピストに性的サービスを要求した挙げ句、高級スパを出禁になったと報じた。

「山下は都内の有名スパで『あの俺だよ?』と女性セラピストを口説き、『NGプレー』を要求したとのこと。もちろん、スタッフは断ったものの、しつこく要求してきたことまで報じられました。結果、出入り禁止になってしまいましたが、この報道にネットからは『危険な橋を渡らなくても……』『発言がかっこ悪い』『下品すぎて、どうしようもない』といった言われようです。不遜な態度に幻滅したファンも続出してしまいました」(同)

 また、妻夫木聡も自宅にエステティシャンを呼び、性的マッサージを要求するという、やらかしを起こしていたことが報じられた。

「15年10月の『新潮』によると、妻夫木は頻繁にメンズエステを利用していたとのこと。そんな中、自宅を訪れたメンズエステの女性スタッフに『オプションないんですか?』と下半身へのサービス要求をしたそうです。また、あるスタッフの証言によると、妻夫木のいう“オプション”を拒絶すると、『追加料金も払うので、どうですか?』と食い下がってくるのだとか。ネットからは『引くわ…』『さわやかイメージ崩壊』『本当だったら気持ち悪すぎ』という厳しい声が集まってしまいました」(同)

 17年以降、日本でも盛んになっている「#MeToo」のスローガン。この流れに乗って、男性芸能人からセクハラされたという女性の被害報告が続々と出てくるかもしれない。
(立花はるか)

「変態!」「危険な橋を渡らなくても……」エステでセクハラ疑惑が出た俳優3人

 強制性交容疑で逮捕・起訴された新井浩文被告の報道により、マッサージやエステでの男性芸能人による性的要求の実態が浮き彫りになった昨今。実は、新井の逮捕以前にもエステティシャンに性的サービスを要求していたと“ウワサ”される芸能人がいた。その一人が俳優の松坂桃李。

「『週刊新潮』(新潮社)が昨年10月に報じたのは、松坂桃李の高級エステでの禁断プレーでした。ほかの芸能人も通うといわれるその高級エステには、週3回は来店するぐらいの常連で、1回の利用で3~5万円使うこともあったそうです。しかし、施術用紙ショーツから“下半身”を露出させ、お触りこそないもののマッサージ中にあえぎ続けるなどして、エステティシャンから嫌われ、ブラックリスト寸前の“イエロー登録”されてしまったといいます。さわやかなイメージの俳優だっただけに、この報道には『ドラマを見る時に、思い出しそう』『変態かよ……』『本当なら恥ずかしい』と多くの失望の声が聞こえてきました。『映画の役作りのため?』と擁護するコメントがあったものの、イメージを大きく落としてしまいました」(芸能ライター)

 また、2014年5月には「週刊文春」が山下智久について、女性セラピストに性的サービスを要求した挙げ句、高級スパを出禁になったと報じた。

「山下は都内の有名スパで『あの俺だよ?』と女性セラピストを口説き、『NGプレー』を要求したとのこと。もちろん、スタッフは断ったものの、しつこく要求してきたことまで報じられました。結果、出入り禁止になってしまいましたが、この報道にネットからは『危険な橋を渡らなくても……』『発言がかっこ悪い』『下品すぎて、どうしようもない』といった言われようです。不遜な態度に幻滅したファンも続出してしまいました」(同)

 また、妻夫木聡も自宅にエステティシャンを呼び、性的マッサージを要求するという、やらかしを起こしていたことが報じられた。

「15年10月の『新潮』によると、妻夫木は頻繁にメンズエステを利用していたとのこと。そんな中、自宅を訪れたメンズエステの女性スタッフに『オプションないんですか?』と下半身へのサービス要求をしたそうです。また、あるスタッフの証言によると、妻夫木のいう“オプション”を拒絶すると、『追加料金も払うので、どうですか?』と食い下がってくるのだとか。ネットからは『引くわ…』『さわやかイメージ崩壊』『本当だったら気持ち悪すぎ』という厳しい声が集まってしまいました」(同)

 17年以降、日本でも盛んになっている「#MeToo」のスローガン。この流れに乗って、男性芸能人からセクハラされたという女性の被害報告が続々と出てくるかもしれない。
(立花はるか)

高須院長がユダヤ系に宣戦布告? 危機を回避した『サザエさん』の慧眼

 高須克弥院長の“口撃”が止まらない。これまで数々の発言で世を騒がせてきた高須氏だが、「アウシュビッツは捏造」という過去の発言にポーランドのアウシュビッツ記念館がかみつき、一触即発の状況となっている。

 問題視されたのは、高須氏が2015年10月にツイッターに書き込んだ「南京もアウシュビッツも捏造だと思う」という一文だ。発言から3年半が経過した3月15日、アウシュビッツ記念館がこのツイートを引用し、「アウシュビッツは世界中の人々の心に絶えず忠告する史実です」と、ツイート。すると高須氏は、「売られた喧嘩は買います」と応酬した。アウシュビッツが捏造だという陰謀論を唱える者は世界中にいるが、日本の言論界でその話題は完全にタブーだ。出版関係者が語る。

「今から20年以上前のことですが、いまだに出版関係者の脳裏に深く刻み込まれているのが、マルコポーロ廃刊騒動です。この騒動は、文藝春秋が発行する『マルコポーロ』がホロコーストを否定する記事を掲載したところ、ユダヤ系の団体から猛烈な抗議を受け、廃刊に追い込まれたというものです。この件で、『マルコポーロ』の編集部員ほか文藝春秋の社員は、3日間に及ぶセミナーを受講させられました」(出版関係者)

 高須氏には医師という本業があるため、言論界から封殺されても痛くもかゆくもないだろうが、すんでのところで“飛び火”を回避したのが国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)だ。広告関係者が語る。

「『サザエさん』は放送開始以来ずっと東芝がスポンサーでしたが、2017年にスポンサーを降りました。その時、“後釜”として名乗りを上げたのが高須院長です。申し込みが殺到して高須氏は“落選”し、Amazonなどが新たなスポンサーになりましたが、結果的には大正解だったといえそう。ユダヤ関連のトラブルは、広告業界では最優先の回避事項です。

 番組側に問題があった場合、ユダヤ系団体が確立した“広告主に広告出稿をやめるよう呼びかける”という手法は絶大な効果があり、もし高須氏が『サザエさん』のスポンサーになっていた場合、『サザエさん』の他のスポンサーに圧力をかけるというシナリオもあり得ます。フジテレビはただでさえ絶不調ですから、数少ないドル箱番組の『サザエさん』でつまずいたら、本気で経営が傾きますよ」(広告関係者)

 高須クリニックが『サザエさん』のスポンサーになれば話題性は抜群だったはずだが、「Yes!!」と、飛びつかなくて大正解だったようだ。