V6・三宅健、六本木歌舞伎の楽屋で「おちんちん見せて」と言ってきたツワモノ告白

 V6・三宅健と市川海老蔵が共演する舞台『六本木歌舞伎-第三弾-「羅生門」』も、いよいよ札幌公演を残すのみに。そんな中、3月18日深夜に放送されたラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)では、昨年芸能活動を引退し、ジャニーズ事務所関連会社の社長に就任した滝沢秀明の近況について明かされた。

 この日、リスナーから「タッキーが健くんに内緒で(『六本木歌舞伎』の)見学に来ていたとのことですが、裏話を聞かせてください」というメッセージが届くと、「そうなんですよ。滝沢が坂本(昌行・V6)くんと同じ日に見に来てくれたんですけど、聞かされてなくて。廊下の奥のほうに紺色のスーツを着たイケメンが……“超絶イケメン”がいて、『滝沢じゃん!』って感じだったんですよ」と説明。

 その時、三宅は「滝沢の顔を見て、海老蔵さんと滝沢の歌舞伎とか見てみたかったなぁ~とか、ふと思ったりしましたけど」とポツリ。続けて「『滝沢歌舞伎』であいつがやってきたことっていうものを、今回の『六本木歌舞伎』で活かせることもあるだろうし。この厳しい稽古をあいつだったら、どう乗り越えていたんだろうかとか、いろんなことを考えちゃいましたけど」と、『滝沢歌舞伎』で3年間共演した三宅だからこその視点で、“舞台に立つ滝沢”について考えてしまったと告白していた。

 また、滝沢と同じ日に観劇した坂本については、「紺色のスーツでめかしこんだ滝沢がいて、その後ろに、全身真っ白で“スター感”出している坂本くんがいて。『いやー、あらためて健がすごい舞台に出てるんだなって、今日思ったよ!』っていう一言を残して帰って行きましたけど……」とあっさりコメント。しかし、「見に来てくれるってうれしいですよね。同じ事務所の方だけじゃなく、いろんな方が応援してくれてるってことがうれしい」と感謝の気持ちを述べたのだった。

 また、公演中に海老蔵の長男・勸玄くんと長女・麗禾ちゃんが楽屋に来たときのエピソードも披露。三宅が化粧をしてもらっている姿を見ていた勸玄くんに、「なんで大人なのにお化粧してもらってるの?」と聞かれた時、「僕は君と同じ年だからやってもらってるんだよ。大人じゃないから」とウソをついたそう。すると、勸玄くんは驚いて「ホントにホントに5歳なの? 5歳なら証拠を見せてよ」と詰め寄り、なんと「おちんちん見せて。お毛毛が生えてるか見せて!」と言ってきたそう。三宅は笑いつつ、「カンカンはまだ(僕を)5歳だと思ってると思う」と語っていた。

 この放送にネット上では、「全身真っ白の坂本くん、気になりすぎるんだけど(笑)」「健くんの“タッキー愛”は本物だね。やっぱりまだステージに立ってほしい気持ちがあるのかなあ……」「カンカンに5歳って言い張る健ちゃんなんなの、かわいい!」などのコメントが寄せられていた。

ジャニーズJr.、主流化する「タッキー国」と弱まる「ジャニーさん国」に覚える不安

 ジャニーズ事務所に所属するグループの共演事情などから、「ジュリー派閥」「飯島派閥」などとファンが嘆いていた頃から、もう5年くらいがたつだろうか。

 あれからSMAP解散騒動があり、さまざまな不祥事やメンバーのグループ脱退・退所、活動休止等が今もなお続いている。いわゆる「派閥」がなくなった後に、ますます苦しくつらい状況になることなど、いったい誰が想像しただろうか。

 SMAP解散以降、現在に至るまで、事務所が一枚岩になるどころか、ますます小さく分裂している。そして、ジャニーズ事務所内の陣取り合戦の中で最小面積を管理しているのが、ジャニーさんに見えるのだ。

 ジャニーズ担当記者たちから最近たびたび耳にするのは、「ジャニーズJr.を事務所から勧められる」ことだ。しかも、面白いことに、それはSixTONESとTravis Japan、Snow Manの3組だけ。例えば、ジャニーさんがお気に入りの「美 少年」にオファーしても「この3つのグループの中からどうでしょう」と提案されるそうだ。この3つは、ジャニー社長が手放して、新事務所社長のタッキーに任せているグループだから「どれでもどうぞ」という扱いなのだろう。

 かつてはJr.全体がジャニーさんの陣地だったはず。しかし、今ではJr.国の中でも「タッキー陣地」が主流となり、ほかに「なにわ男子」を仕切っているという代理店がらみの独立国があり、ジャニーさんの国(というか、小島)にとどめているのは、美 少年と、5忍者+少年忍者、7MEN侍、そしてLilかんさいに見える。

 それを強く感じたのは、ここ数週の『まいど!ジャ~ニィ~』(BSフジ)だ。

 『ジャニーズKing&Princeアイランド』の魅力を探る出張ロケとして、スタジオで「Lilかんさい」とトークするのは、美 少年や7MEN侍、5忍者だけ。一方、Snow ManやTravis Japan、SixTONESは暗い階段の踊り場で立ち話をするという、謎の構成になっている。

 せめて明るいライトのもとで、パイプ椅子にでも座って話すわけにはいかなかったのか。こんな異常な格差を、悪気なくナチュラルにやってのけるのは、ジャニーさん以外考えられないのだが。

 しかし、世間的に見ると、雑誌の表紙を飾るなど華やかな“外仕事”が多いのは、圧倒的にタッキー国のほう。ジャニーさんの小さな島が幅を利かせている場所といえば、『ゴゴスマ~GoGo!Smile!~』(CBCテレビほか)の「ちょっと気の早い明日の運勢ランキング」が消滅してしまった今、たまにある『まいジャニ』、『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)のジャニーさん濃度高めの放送回のほか、なぜか「読売中高生新聞」くらいじゃないだろうか。

 新しい試みがたくさん始まっているジャニーズ。にもかかわらず、お茶の間的にはジャニーさんの色がどんどん薄れ、それが見られるのは極小規模の、特殊な会員向けの場所だけになりつつあることに、不安ばかりが広がるのは、なぜなのだろうか。
(南山ヒロミ)

Hey!Say!JUMP、学生時代は制服をメンバーで“共有”!? 「仲良しすぎる」とファン興奮

 Hey!Say!JUMP・有岡大貴と高木雄也がパーソナリティを務めるラジオ『JUMP da ベイベー!』(bayFM)が、3月15日深夜に放送。この日はリスナーから2人に演じてもらいたい“妄想ドラマ”を募るコーナー「妄想say!Neo」が大盛り上がり。この時期ならではの「卒業生と制服」というお題で、有岡が卒業生、高木が制服を演じるシナリオが読み上げられた。

 演技が終わると、有岡が「制服ね……。高木さん、制服の思い出たくさんあるもんな?」と話を振り、高木は苦笑いしつつ「全然少ないです!」とバッサリ。「そうですか? 制服着たことあるよね?」と有岡がもう一度聞くと、高木は笑いながら「ある」と答えつつ、「制服って、今どこにあるんだろう。持ってる?」と逆質問。有岡は「知念にあげちゃったから、高校の制服は」と、メンバーの知念侑李に渡したため、現在は手元にないことを告白し、さらに「学ランは、もしかしたらあるかもね。その学ランも、わたくし光くんからいただいた」と、中学時代に着ていた学ランは、メンバーの八乙女光からもらったものだと明かした。

 これに高木が「え! 中学違うでしょ?」と驚くと、「そう。でも、ちょうどサイズが合わなくなって。中学生のとき」と有岡。八乙女の学校の制服が変わったタイミングで学ランを譲ってもらったそうで、「首の“カラー”ってあるじゃん。あれが光くんのやつ、なぜかすげー柔らかくて」と言い、「嫌だったの。硬いカラーが首に擦れるのが。すぐ(首が)赤くなっちゃうから。そしたら、すごいソフトなタイプなカラーで。すげーうれしくて、それが!」と、図らずも自分好みの制服を手に入れたことを懐古。

 また、その学ランの内側には「八乙女光」と書いてあったそうで、有岡は「だからずっと、“八乙女光”って書いてあった学ランを着ていた」と暴露。高木はこれに「グループ内でそういうことやってるのおもしろいね」と笑いつつ、「ほとんど、みんな同じ学校だったもんね、この頃はね」と学生時代を懐かしんでいた。

 このトークにリスナーからは、「JUMP本当に仲良しすぎる! 制服のお下がりをもらってたとか初耳!」「JUMPって兄弟・家族レベルで仲良しなんだな~って実感するエピソード」「八乙女くんの名前入り制服を着ていた有岡くん……!」という声が集まり、メンバーの仲良しぶりに大興奮していたようだ。
(福田マリ)

ベッキーもポロリ……「正しい」か「正しくない」のジャッジを常に迫るテレビの堅苦しさ

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(3月10~16日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

ベッキー「アートには、正しい、正しくないのジャッジがない」

 どれぐらい知られた存在なのかよくわからないのだけれど、去年のM-1でトム・ブラウンというコンビが注目を集めた。ただ、まだ売れていない2人は、現在も経済的に厳しい生活をしている。たとえば、ツッコミで長髪の布川の家のテレビは、まだブラウン管である。そんな布川家に液晶テレビを送ったら、どういう反応を見ることができるのだろうか? そんな企画を、15日放送の『金曜☆ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でやっていた。

 で、新しい液晶テレビの操作方法を覚え、しばらくは画面の鮮明さに酔っていた布川。目が慣れてきたのか、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)を見ていて気づく。

「高橋克実さん、こんなに光ってなかったのにな」

 ブラウン管の粗い画面では見えていなかった高橋克実の頭の光り具合が、液晶テレビになることでハッキリした。布川は高橋の頭を通じて、「スゴいぞこれ」と、液晶テレビの画質の高さに改めて驚愕するのだった。

 話は変わって、ある日の深夜に『ベッキーと未知との対話』という番組をやっていた。テレビ熊本が制作したドキュメンタリー番組で、フジテレビでは8日深夜に放送されていたようだ。僕は関西テレビの13日の放送で見た。

 番組のテーマはダイバーシティ。視覚障害がある学生、聴覚障害がある大学講師、80歳の高齢者、アメリカ人の英語講師、車椅子のジャーナリスト、そしてベッキー。そんな背景が異なる6人が、1日2日の合宿で絵を完成させる。さて、6人の間で何が起きるのか? どんな絵ができるのか?

 6人が初めて顔を合わせ、自己紹介をする時間。コミュニケーションの手段が異なる人たちを前に、ベッキーは丁寧に言葉を選びながら、次のように話した。

「私は2年前に絵を描き始めました。試しに絵を描いてみたら、すごく楽しかった。例えば私がテレビに出る。そうすると、私の発言が正しかった、正しくなかったでジャッジされてくる。でもアートは、正しい、正しくないのジャッジがない。こんなに自由でいられる場所があるんだと思って、絵を描き始めました」

 ベッキーの不倫報道があったのは、2016年の1月。この番組の収録がいつだったのかはよくわからないけれど、今から2年前というのは、すでに謹慎期間を終え、メディアに復帰している時期である。ただ、復帰直後は「あのベッキーが騒動を語る」という感じでバラエティなどへの出演がいくつかあったものの、継続的にテレビで見かけることはなかったころのようにも記憶する。

 その時期、自分の表現が「正しい」か「正しくない」かでジャッジされがちなテレビから少し距離をとったベッキーは、そのようなジャッジから自由な別の表現の世界にも惹かれていた。ベッキーは番組の中で、次のようにも言う。

「私は絵に救われたから、本当に」

 この15年くらいで、多くのテレビはブラウン管から液晶など高画質なものへと切り替わっていった。4K・8K放送も始まった。画面はどんどん鮮明になり、ハッキリと見えるようになってきた。高橋克実の頭も光を増した。

 そんなテレビ画面の高画質化に合わせるように、「正しいもの」と「正しくないもの」をハッキリとジャッジする場面を見ることが、多くなっているような気がする。もちろん、大きな不正の真偽とかはハッキリさせたほうがいい。けれど、むしろあまりハッキリさせなくていいものこそ安心してみんなでハッキリさせているような、そんなことがあるような気もする。

 別にハッキリさせなくてもいいものだってある。高橋克実の頭を8Kで見ても仕方ないだろう。

 毎週『笑点』(日本テレビ系)を楽しみにしている。特に楽しみにしているのが、大喜利の座布団運び、山田隆夫の最初の挨拶だ。サンプルとして、10日に放送された回の挨拶を見ていただきたい。

「『笑点』が、久しぶりに、鳥取にやってまいりました。山田隆夫と、ハッ! その一座でございまするー」

 文字だけだとわかりにくいのだけれど、山田はこれを歌舞伎役者が見得を切るように言っている。で、この歌舞伎パターンの挨拶を、『笑点』が地方に収録に行ったとき、山田は毎回やるのである。マンネリだと言われることもある『笑点』の中でも、特にこの山田の挨拶はマンネリが激しい。

 最近の例から、ほかのパターンも見てみよう。

「良い子のみなさーん。なぞなぞだよー。いいかーい。いつも寒さに震えてる犬はなんだ。寒さに震えてる犬。ん? ん? 答えは、ブル、ブル、ブルブルブルブル、ブルドッグ。アハハハハハ! 山田隆夫でーす」(2019年2月24日)

 これは、良い子へのなぞなぞパターンの挨拶である。これも多用される。類似の挨拶に、良い子と山田の約束パターンというのもある。

 そして、上の引用に見られるように、山田の挨拶はダジャレも多いのだが、ダジャレの後に続く言葉としては、「アハハハハ!」と自分で笑い始める少々狂気じみたパターンと、「バンザーイ!」とひとりで喜ぶパターンに大きく分けられる。下に挙げた2つ目のサンプルなど、2度も「バンザーイ!」をするレアケースである。自虐的に「寒い?」と確認しておいて、何がバンザイなのかはわからないが。

「忘年会のシーズンです。みなさん、暴飲暴食は胃と肝臓にいかんぞう。アハハハハ! 元気の使者、山田隆夫でーす!」(18年12月16日)

「新年会のシーズンですね。みなさん、暴飲暴食は内臓によくないぞう。バンザーイ! 山田隆夫です。寒い? バンザーイ!」(19年1月20日)

 というか、新年会シーズンに「暴飲暴食は内臓によくないぞう」と言ったわずか1カ月前、忘年会シーズンに「暴飲暴食は胃と肝臓にいかんぞう」である。これはもう、ほぼ使い回しと言っても過言ではない。

 山田の挨拶は奥が深い。これからもサンプルを多く収集し、パターンを見つけていきたいと思っている。なお、この活動を継続する上で何より大切なのは、山田の挨拶が面白いのかどうかについて、一切の判断を保留するということである。世の中には、面白いとか、つまらないとか、別にハッキリとさせなくてもいいものが、だからこそ楽しめるものがあるのだ。

 8Kの山田のフワフワの頭髪は、少し見てみたい気がするけど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

関ジャニ∞・村上信五、3000万円のピカソ作品を購入検討! 「めっちゃ迷ってん」と告白

 関ジャニ∞・村上信五がパーソナリティを務めるラジオ『村上信五くんと経済クン』(文化放送、3月16日)にて、芸術について語る場面があった。

 村上は冒頭、3月7~10日に東京国際フォーラムで開催された『アートフェア東京2019』に行ったことを報告。以前、番組に同イベントのエグゼクティブ・プロデューサー・來住尚彦氏がゲスト出演し、「アートと経済」についてトークを展開した縁もあり、プライベートで訪れたようだ。

 「お邪魔してきましたよ、『アートフェア東京』。いやあ、おもろかったっすねえ~!」と興奮気味に話し出した村上は、展示してある作品がすべて購入できると説明し、中には数千万円するような高級品もあったと明かす。“歴史好き”としても知られる村上だが、「中国の魏の時代の、ちょっと前のお皿とか。メソポタミア文明の時の王族の持ってた守り神の猫とか……」「『これ、孫権(三国時代の呉の初代皇帝)触ってたんかな?』みたいな!」と熱く感想を語り、大いに刺激を受けた様子だった。

 そんな村上が購入を迷ったのは、なんと世界的に高名な画家であるパブロ・ピカソの作品だったといい、「ピカソの素描があったのよ。これ、めっちゃ(買おうか)迷ってん」と言ったあと、「なんやったかな、メモってきてんけどな……」とその絵について解説。なんでも、ピカソがジャーナリストのチャールズ・モリスの娘を描いた素描だったとのことで、3000万円の値がついていたそう。しかし村上は値段を聞き、「やめます~」とあっけなく購入を諦めてしまったとのことだった。

 ピカソこそ買わなかったものの、村上は同イベントで作品を1つ購入したといい、共演の文化放送・長麻未アナウンサーが詳細に探りを入れるも、「なにかは言わへんけどな」「値段も言えへんけど」と一切明かさず。しかし、作品を見た瞬間に「刺さってん、なんか。ピンってきてん。なんか、あれ、ええわあ……」と感じたといい、気に入ったアート作品との出会いをうれしそうに語っていたのだった。

 村上といえば、“甲冑の鎧”をガラスケースに入れて自宅に飾っていることを公言しており、実は美術品へ関心がある様子。機会があれば、今回どんな作品を購入したのか教えてほしいものだ。
(小沢由比子)

TOKIO・松岡昌宏、「今だから言います」と大御所ジャニーズとの“酒席”秘話明かす

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIO WALKER』(NACK5)。3月17日の放送では、松岡がジャニーズの大先輩である近藤真彦に時計をもらったエピソードを語る場面があった。

 リスナーから、近藤が自身のラジオにて「酔っ払って松岡に高級時計をノリであげてしまった」という話をしていたと報告メールを受けた松岡。「これ、OKなんですね? 公開して」と松岡は笑いながら、「はい、使わせてもらってますよ。今でも!」と告白。さらに「今だから言いますよ。半分、懺悔ですけど……」と言いながら、さらに詳しいエピソードを披露した。

 松岡いわく、自身が20代の頃によく通っていた店に、近藤もよく来店していたそう。そこで仲間たちと飲んでいる近藤に、松岡が遭遇。近藤は松岡を自分の席に呼んで酒を勧め、言われるがままに飲んでいたが、そこで近藤がつけていた時計に目が留まったのだという。

 松岡はその時のことを「すっげーかわいい時計してて、マッチさんが。カッケーなぁ……と思って」と述懐。さらに「で、マッチさんもちょっとお酒入って、いい気分になってきてて。俺、時計してたのよ。で、テーブルの下でそっと外して、ポケットにしまい……」と、近藤の時計を“おねだり”するために策を弄したと暴露した。

 松岡は時計を外したあと、近藤に時計を見せてもらい「うわあ! スゲー、カッコいいっすね、コレ!」とベタ褒めしたそうで、酒を飲んでいい気分になっていた上に、周りの客からも煽られた近藤は、「やるよ」と松岡に時計を進呈。松岡は一応、数回辞退したというが、最後は「いただきます!」と元気にあいさつして時計をもらったと、笑いながら明かしたのだった。

 松岡はその時のことを懐かしそうに話しながら、「後輩にね、2人か。時計いってますよ。僕も先輩から2人、東山(紀之)先輩とマッチさんからもらってるんで、時計ね。で、俺からいったのは、大倉と大野だね」と、関ジャニ∞・大倉忠義と嵐・大野智に自身の時計をプレゼントしていると報告。松岡自身は、近藤、少年隊・東山のほかに、俳優の唐沢寿明からも「お前も年も年だから、ちょっとこういうのしといた方がいいだろ」という言葉とともに、誕生日にスイス製の高級時計を渡されたと語っていた。

 松岡は「いただいたものはね、下にいくことはないけど。自分で買った物はね、また後輩にいく日も来るのかななんて思いながら……」としみじみ話しながら、「大事にしてます、マッチさん。ありがとうございます!」と近藤に感謝の意を表していたのだった。

 先輩から後輩へ時計のプレゼントという、ジャニーズの伝統的なエピソードを語ってくれた松岡。彼の後輩たちは、机の下で時計をそっと外す“策士”な松岡に習って、先輩の時計をおねだりしてみるといいかも!?
(小沢由比子)

関西ジャニーズJr.、Lilかんさい・大西風雅、またしても東京ジャニーズJr.に噛み付いたワケ

 関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。3月17日の放送回は、先週に引き続き、東京・帝国劇場で2018年12月6日〜19年1月27日に上演された舞台『JOHNNYS’ King&Prince IsLAND』特集が組まれた。

 ジャニーズJr.内ユニット「Snow Man」向井康二、室龍太、そして今年結成された新ユニット「Lilかんさい」のメンバーが、『JOHNNYS’ King & Prince ISLAND』に出演するJr.とトークを展開。今回は、バンド演奏もこなすユニット「7MEN侍」が登場した。

 早速、7MEN侍メンバーの自己紹介となり、本高克樹が特技を「不思議な音を奏でる」ことだと話し、その場で披露することに。腹話術のように発声し、どこからともなく聞こえる「不思議な音」に、関西Jr.が驚きの声を上げると、ここで向井が「できるんちゃうん? うちのメンバー」と切り出す。それを受け、室がLilかんさい・岡崎彪太郎へ「これは彪太郎が得意やからな!」とムチャ振り。

 突然の指名に戸惑いを隠せない岡崎が「まじっすか……」とうろたえながら「不思議な音」に挑戦するも、想定内の微妙な結果でスタジオは大爆笑。さらに向井が「隣でやりたがってる!」と室に振り、最後はさらに微妙な室の「不思議な音」披露で、後輩たちを笑わせていた。

 また、7MEN侍・佐々木大光も「面白いものを面白くなくさせる」という謎の特技を持っているといい、室からは「それもう、嫌がらせや!」とツッコミが。この特技を検証するため、前回の放送で活躍したLilかんさい・大西風雅と室が“漫才”を披露することに。

 大西が室の顔を絵描き歌で描いて、最後に別人の絵が登場するというオチの漫才だったが、佐々木をはじめ、クスりともしない7MEN侍のメンバーたちを前に、室は「普通にスベッってる!」と、そもそも「面白くする」ことができずに冷や汗。これに対し、佐々木が「(笑いを)我慢してました!」と慌ててフォローしたが、不機嫌そうなリアクションを見せた大西は、佐々木に対して「クソ嫌い!」と言い放ってスタジオを沸かせていた。

 先週の放送でも、Jr.内ユニット「美 少年」浮所飛貴に「俺はちょっと好きじゃない!」「美 少年は好きなんですよ、浮所以外!」と言い放ち、その“毒舌キャラクター”が際立っていた大西。結局今週も、アイドルらしからぬ大西の「クソ嫌い!」発言が笑いを誘い、コーナーが締めくくられたのだった。

 今回の放送を見ていたファンからは、「大西くんの『クソ嫌い!』が今週も! ありがとうございます!」「大西くん、今週もキレッキレだった(笑)こういうキャラがいると盛り上がっていいね」「向井&室のコンビがちゃんとツッコミ入れてくれるから、後輩も安心してボケれる感じすばらしい!」と反響が集まっていた。

 Jr.の隠れた個性を引き出してくれた、今回の放送。次回以降も新たなキャラクターの登場に期待したい。
(アズマミサト)

関西ジャニーズJr.、Lilかんさい・大西風雅、またしても東京ジャニーズJr.に噛み付いたワケ

 関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。3月17日の放送回は、先週に引き続き、東京・帝国劇場で2018年12月6日〜19年1月27日に上演された舞台『JOHNNYS’ King&Prince IsLAND』特集が組まれた。

 ジャニーズJr.内ユニット「Snow Man」向井康二、室龍太、そして今年結成された新ユニット「Lilかんさい」のメンバーが、『JOHNNYS’ King & Prince ISLAND』に出演するJr.とトークを展開。今回は、バンド演奏もこなすユニット「7MEN侍」が登場した。

 早速、7MEN侍メンバーの自己紹介となり、本高克樹が特技を「不思議な音を奏でる」ことだと話し、その場で披露することに。腹話術のように発声し、どこからともなく聞こえる「不思議な音」に、関西Jr.が驚きの声を上げると、ここで向井が「できるんちゃうん? うちのメンバー」と切り出す。それを受け、室がLilかんさい・岡崎彪太郎へ「これは彪太郎が得意やからな!」とムチャ振り。

 突然の指名に戸惑いを隠せない岡崎が「まじっすか……」とうろたえながら「不思議な音」に挑戦するも、想定内の微妙な結果でスタジオは大爆笑。さらに向井が「隣でやりたがってる!」と室に振り、最後はさらに微妙な室の「不思議な音」披露で、後輩たちを笑わせていた。

 また、7MEN侍・佐々木大光も「面白いものを面白くなくさせる」という謎の特技を持っているといい、室からは「それもう、嫌がらせや!」とツッコミが。この特技を検証するため、前回の放送で活躍したLilかんさい・大西風雅と室が“漫才”を披露することに。

 大西が室の顔を絵描き歌で描いて、最後に別人の絵が登場するというオチの漫才だったが、佐々木をはじめ、クスりともしない7MEN侍のメンバーたちを前に、室は「普通にスベッってる!」と、そもそも「面白くする」ことができずに冷や汗。これに対し、佐々木が「(笑いを)我慢してました!」と慌ててフォローしたが、不機嫌そうなリアクションを見せた大西は、佐々木に対して「クソ嫌い!」と言い放ってスタジオを沸かせていた。

 先週の放送でも、Jr.内ユニット「美 少年」浮所飛貴に「俺はちょっと好きじゃない!」「美 少年は好きなんですよ、浮所以外!」と言い放ち、その“毒舌キャラクター”が際立っていた大西。結局今週も、アイドルらしからぬ大西の「クソ嫌い!」発言が笑いを誘い、コーナーが締めくくられたのだった。

 今回の放送を見ていたファンからは、「大西くんの『クソ嫌い!』が今週も! ありがとうございます!」「大西くん、今週もキレッキレだった(笑)こういうキャラがいると盛り上がっていいね」「向井&室のコンビがちゃんとツッコミ入れてくれるから、後輩も安心してボケれる感じすばらしい!」と反響が集まっていた。

 Jr.の隠れた個性を引き出してくれた、今回の放送。次回以降も新たなキャラクターの登場に期待したい。
(アズマミサト)

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?

 芸歴5年目、なのに全員オーバー30という、人力舎の”若手”トリオコント師「アンダーパー」が、じわじわと注目を集めつつある。この4月には、2回めとなる単独ライブを開催予定だ。年若いトリオが勢いを見せるお笑い界で、年齢高めの3人はどんな戦略を練っているのか――。(取材・文=斎藤岬/撮影=荒熊流星)

――2018年『ABCお笑いグランプリ』で準決勝に進出され、少しずつ地上波への出演も増えてきているところだと思います。とはいえ、失礼ながら若手芸人ファンでないとまだまだ知らないと思うので、トリオの成り立ちから聞かせてください。

近藤 若手好きでも知らないと思います。

――そんなことないと思いますよ……。芸歴5年目ながら、3人とも30代という平均年齢の高さが特徴だと思います。現在はトリオですが、もともとは藤原さんと近藤さんのコンビだったんですよね?

藤原 そうです。でもコンビだったのは、養成所に入ってすぐの3カ月間くらいですね。

近藤 柏信さんは養成所の頃にコンビを解散しまくってて、また解散した後に「アンダーパーに入りたいんだけど……」って言ってきたんです。お互い東京03さんが好きでしたし、一度トリオを試してみるのもいいかなと思って組みました。

藤原 僕としては、マッチ(近藤)と柏信さんで対比がつくれるからいいかも、という考えはありました。男前の横にちょっと違う人を置いておくと、ネタを作るのがなんとなく楽かなって。

柏信 いま、相当オブラートに包んでくれましたよ。ありがたいですね。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像2

――コンビ時代から名前は「アンダーパー」だったんですか?

藤原 はい。近藤がもともとゴルフ場で働いていたことと、人力舎の先輩はアンジャッシュさんとかアンタッチャブルさんとか、「アン」がついてる人が売れてるから、それにあやかって「アン」をつけよう、と。それと、濁点がついてると売れるっていうジンクスがあるじゃないですか。その条件でゴルフ用語の中から探したら「アンダーパー」が見つかりました。意味を調べたら「平均より上」という感じで、トップとかナンバーワンとかあんまり大きいこと言うのはおこがましいから、我々も平均より上くらいを目指そうという意味で……。

柏信 そのへんに年齢が出てますね。

近藤 でもゴルフの世界でいったら、アンダーパーはめちゃくちゃ成績いいから。

――ただ、ネットでの検索性はすごく低いですよね? 今回調べたら、ゴルフの情報ばかり出てきました。

藤原 そうなんですよね……。名前をつけたときは、そういうことを知らなかったんです。

柏信 ツイッターでエゴサすると、ゴルフの大会があった土日の後は「ダンロップオープン、松山英樹アンダーパーでスタート」みたいなのがいっぱい出てきちゃう。だからもう松山英樹のすごさがよくわかるようになりました。めちゃくちゃアンダーパーでスタートしてるもん。

近藤 俺たちも「松山英樹」で検索しようか。

藤原 意味ないでしょ(笑)。オーディションでも「アンダーバー」と間違われることは多々あります。

柏信 みんな目が悪いのかな? って思うよね。

近藤 耳も悪いよね。「アンダーパーです」って言ってるのに「アンダーバー」って書かれるもん。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像3

――名前といえば、過去に柏信さんが一瞬だけ芸名を「小道具」にしていましたよね。あれはなんだったんでしょうか。

柏信 本当に一瞬の気の迷いです。2016年ですね。「売れなきゃいけない」っていう思いが強すぎたんだと思うんですけど、人間をやめようと思って。

藤原 怖いよ。説明不足すぎる(笑)。

柏信 僕みたいなタイプって、ボケの人にいっぱいいるんですよ。だからその中でトップになるのは難しいな、と。それで「じゃあ人間をやめて、物になろう」と思ったんです。物だとしたら、しゃべれるし万能じゃん、っていうトチ狂った考えが生まれて、「小道具」になりました。でも定着しなかったんで、しれっと1年で戻しました。

近藤 その1年はきっちり低迷期間でしたね。

――誰が提案したんですか?

藤原 僕です(笑)。変えて1カ月で「失敗した」と思ったんですけど、自分の非を認めたくなかったんです。僕の立場で非を認めてしまうと、バランスが崩れるんで。1年後に「(間違いだと)悟りました」みたいな雰囲気出して戻しました。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像4

――そのおかげで今は順調になってきているのかもしれませんね。でも、去年の『キングオブコント』ではハナコが優勝しましたし、四千頭身も売れつつあります。年齢も芸歴も若いトリオが台頭しているのは、焦りませんか?

藤原 むしろ、そこと張り合うのをやめてから調子が良くなってきています。ハナコさんも四千頭身も華があってネタも面白い。芸人だったら、切れ味のある設定で大喜利として強いボケがあって、というネタにみんな一回は憧れるし、そこからつくりはじめるんですよ。僕らもそうだったんですけど、2017年の終わりくらいに「それじゃ意味がない」って気づいて、ネタの作り方を一気に変えたんです。結局のところ、人が強くないとコントも面白くない。僕はもともとマッチが人として変だと思ったから最初にコンビを組んだし、その対比として柏信さんを入れてトリオになったのに、その部分を全然使ってないな、ってことに気が付きました。だから設定や切り口はいったん置いておいて、2人の人柄が出るコントをやってみよう、と。いざ作ってみるとこの作り方のほうが楽だし、面白いネタが量産できると判明しました。

近藤 だいたいあってますけど、一個訂正です。僕は変じゃないです。

藤原 変だよ。

柏信 そうやって言うやつは変だよ。

――それはあとで詳しく聞くとして、おふたりにとってその変化はどうでしたか? 藤原さんが書いてきたネタをやっている中で、「作り方が変わったな」とわかるわけですよね。

柏信 僕はあんまりわかってなかったです。正直、いま言ってたのも「あ、そうなんだ」って聞いてました。

近藤 僕は全然やりやすい……やりやすいって言うと多分認めたことになっちゃうんですけど。でもそれでハマった感じはたしかにあります。僕らにしかできないネタになってきてる実感はある。

藤原 そのぶん、柏信さんのセリフ量は極端に減ったけど。

柏信 僕としては、覚える能力にあんまり長けてないので、すごい助かってます。へっへっへ。

藤原 「へっへっへ」じゃねぇよ(笑)。

柏信 いま自然と出た(笑)。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像5

――いい笑い方ですね(笑)。さてそれで、近藤さんが「変」という話なんですが。

柏信 異常性があるよね。

藤原 過去に、マッチが彼女から音が出るスイッチ付きのカードで手紙をもらったんですよ。それを「変なのが入ってる。盗聴器だ」って言い出して、一回洗って干して、壊してから手紙読んでましたね。

近藤 その場にいたら絶対盗聴器だと思うから。普通そういうカードって、開いたら鳴るじゃん。鳴らないのに何か紙の中に入ってるし、「え、怖」って思って。

柏信 だとしても、彼女なんだから信用してあげてよ。あと、そもそもそんなバレバレの盗聴器仕掛けないよ。

藤原 ほかにも、昔テコンドーやってたらしいんですけど、試合中に「つまらない」と思ってやめたとか。

――試合中に!?

藤原 ありえなくないですか? 試合に負けて「もうやりたくないな」って思うならわかるけど、いちばん熱くなってる試合中に思うんですよ。言い出したらキリがないくらい、多々ありますね。

柏信 団体競技も嫌いだし。

藤原 だからもう、よくトリオやってるなって思う。

近藤 めちゃくちゃ大まかに言ったら、俺あんまり人間が好きじゃないからね。大きな声では言えないけど。

――どんな声量でも文字にしたら同じなので……。その変さは、どういうふうにネタに反映されてるんですか?

藤原 最近は、この人の変な考えから生まれたネタも多いです。「ストーカーを追い払うために、自分がストーカーより変なやつになる」っていうネタも、もともと喫茶店での会話から生まれました。ちょうどストーカー事件がニュースになっていたときで、その話をしていたらマッチが「そいつよりヤバい人になれば追い払えるのにね」ってシンプルに言ってきたんです。1~2年後くらいに、ネタに詰まってるときにそれを思い出して。

近藤 藤原がそのネタ書いてきたとき、「俺は普通のこと言っただけだし、なんにもおもしろくないな」って思いました。

藤原 マッチにとってはあたりまえのことだからね(笑)。いざやってみたら、むちゃくちゃハネました。今回の単独も、2本くらいはマッチが言ってたことから生まれたネタがあります。

近藤 そのネタは本当に笑えないと思いますよ。全然おもしろくないと思う、ただの事実だから(真顔で)。

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――4月の単独ライブ『バイナル』は、ネタの作り方を変えてから初めての単独になりますね。

藤原 このやり方で正解なのかどうかの答え合わせを単独でやろうと思って、いまの方向性を強化して作ってますが、全ネタいいです。自信があるネタをちゃんとやれる安心感があります。いろんな人に見てほしいですね。新ネタをやるときはいつもめちゃくちゃ不安ですけど、やっぱり良いネタは最初から「これはイケる」って思うことが多いんです。今回はそういうネタしか集めてないので、自信があります。

――おふたりはどうですか?

柏信 僕はもう、何も考えずがんばるだけです。こういうときだけ小道具です。

近藤 楽しみたいですね。2日あるので、1日目でやったものを2日目は修正しながら自由にやりたいです。自分なりのアドリブを入れたりして、困らせたい。

藤原 「こいつら、これからこういうスタイルでやっていくんだな」っていうのがわかるライブになると思います。たくさんの人にはウケないかもしれないけど、見たうちの何人かに刺さるようなネタの作り方にしてるので。

近藤 でも、刺さる人は多くなくても、ライブにはたくさんの人に来てほしい。

――人間が嫌いなのに……。

柏信 めちゃめちゃ矛盾してるなぁ……。

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■アンダーパー
藤原丞(1985年生まれ、岩手県出身)、柏信圭吾(1984年生まれ、広島県出身)、近藤雅彦(1986年生まれ、愛知県出身)のトリオ。2013年結成。『ABCお笑いグランプリ』2018準決勝進出。

■アンダーパー単独ライブ『バイナル』
【日時】
4月8日(月)18:30開場 19:00開演
4月9日(火)18:30開場 19:00開演
【会場】東京・新宿バティオス
【料金】前売2000円/当日2300円(共に全席自由)
パスマーケットおよび本人出演ライブにて販売中

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?

 芸歴5年目、なのに全員オーバー30という、人力舎の”若手”トリオコント師「アンダーパー」が、じわじわと注目を集めつつある。この4月には、2回めとなる単独ライブを開催予定だ。年若いトリオが勢いを見せるお笑い界で、年齢高めの3人はどんな戦略を練っているのか――。(取材・文=斎藤岬/撮影=荒熊流星)

――2018年『ABCお笑いグランプリ』で準決勝に進出され、少しずつ地上波への出演も増えてきているところだと思います。とはいえ、失礼ながら若手芸人ファンでないとまだまだ知らないと思うので、トリオの成り立ちから聞かせてください。

近藤 若手好きでも知らないと思います。

――そんなことないと思いますよ……。芸歴5年目ながら、3人とも30代という平均年齢の高さが特徴だと思います。現在はトリオですが、もともとは藤原さんと近藤さんのコンビだったんですよね?

藤原 そうです。でもコンビだったのは、養成所に入ってすぐの3カ月間くらいですね。

近藤 柏信さんは養成所の頃にコンビを解散しまくってて、また解散した後に「アンダーパーに入りたいんだけど……」って言ってきたんです。お互い東京03さんが好きでしたし、一度トリオを試してみるのもいいかなと思って組みました。

藤原 僕としては、マッチ(近藤)と柏信さんで対比がつくれるからいいかも、という考えはありました。男前の横にちょっと違う人を置いておくと、ネタを作るのがなんとなく楽かなって。

柏信 いま、相当オブラートに包んでくれましたよ。ありがたいですね。

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――コンビ時代から名前は「アンダーパー」だったんですか?

藤原 はい。近藤がもともとゴルフ場で働いていたことと、人力舎の先輩はアンジャッシュさんとかアンタッチャブルさんとか、「アン」がついてる人が売れてるから、それにあやかって「アン」をつけよう、と。それと、濁点がついてると売れるっていうジンクスがあるじゃないですか。その条件でゴルフ用語の中から探したら「アンダーパー」が見つかりました。意味を調べたら「平均より上」という感じで、トップとかナンバーワンとかあんまり大きいこと言うのはおこがましいから、我々も平均より上くらいを目指そうという意味で……。

柏信 そのへんに年齢が出てますね。

近藤 でもゴルフの世界でいったら、アンダーパーはめちゃくちゃ成績いいから。

――ただ、ネットでの検索性はすごく低いですよね? 今回調べたら、ゴルフの情報ばかり出てきました。

藤原 そうなんですよね……。名前をつけたときは、そういうことを知らなかったんです。

柏信 ツイッターでエゴサすると、ゴルフの大会があった土日の後は「ダンロップオープン、松山英樹アンダーパーでスタート」みたいなのがいっぱい出てきちゃう。だからもう松山英樹のすごさがよくわかるようになりました。めちゃくちゃアンダーパーでスタートしてるもん。

近藤 俺たちも「松山英樹」で検索しようか。

藤原 意味ないでしょ(笑)。オーディションでも「アンダーバー」と間違われることは多々あります。

柏信 みんな目が悪いのかな? って思うよね。

近藤 耳も悪いよね。「アンダーパーです」って言ってるのに「アンダーバー」って書かれるもん。

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――名前といえば、過去に柏信さんが一瞬だけ芸名を「小道具」にしていましたよね。あれはなんだったんでしょうか。

柏信 本当に一瞬の気の迷いです。2016年ですね。「売れなきゃいけない」っていう思いが強すぎたんだと思うんですけど、人間をやめようと思って。

藤原 怖いよ。説明不足すぎる(笑)。

柏信 僕みたいなタイプって、ボケの人にいっぱいいるんですよ。だからその中でトップになるのは難しいな、と。それで「じゃあ人間をやめて、物になろう」と思ったんです。物だとしたら、しゃべれるし万能じゃん、っていうトチ狂った考えが生まれて、「小道具」になりました。でも定着しなかったんで、しれっと1年で戻しました。

近藤 その1年はきっちり低迷期間でしたね。

――誰が提案したんですか?

藤原 僕です(笑)。変えて1カ月で「失敗した」と思ったんですけど、自分の非を認めたくなかったんです。僕の立場で非を認めてしまうと、バランスが崩れるんで。1年後に「(間違いだと)悟りました」みたいな雰囲気出して戻しました。

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――そのおかげで今は順調になってきているのかもしれませんね。でも、去年の『キングオブコント』ではハナコが優勝しましたし、四千頭身も売れつつあります。年齢も芸歴も若いトリオが台頭しているのは、焦りませんか?

藤原 むしろ、そこと張り合うのをやめてから調子が良くなってきています。ハナコさんも四千頭身も華があってネタも面白い。芸人だったら、切れ味のある設定で大喜利として強いボケがあって、というネタにみんな一回は憧れるし、そこからつくりはじめるんですよ。僕らもそうだったんですけど、2017年の終わりくらいに「それじゃ意味がない」って気づいて、ネタの作り方を一気に変えたんです。結局のところ、人が強くないとコントも面白くない。僕はもともとマッチが人として変だと思ったから最初にコンビを組んだし、その対比として柏信さんを入れてトリオになったのに、その部分を全然使ってないな、ってことに気が付きました。だから設定や切り口はいったん置いておいて、2人の人柄が出るコントをやってみよう、と。いざ作ってみるとこの作り方のほうが楽だし、面白いネタが量産できると判明しました。

近藤 だいたいあってますけど、一個訂正です。僕は変じゃないです。

藤原 変だよ。

柏信 そうやって言うやつは変だよ。

――それはあとで詳しく聞くとして、おふたりにとってその変化はどうでしたか? 藤原さんが書いてきたネタをやっている中で、「作り方が変わったな」とわかるわけですよね。

柏信 僕はあんまりわかってなかったです。正直、いま言ってたのも「あ、そうなんだ」って聞いてました。

近藤 僕は全然やりやすい……やりやすいって言うと多分認めたことになっちゃうんですけど。でもそれでハマった感じはたしかにあります。僕らにしかできないネタになってきてる実感はある。

藤原 そのぶん、柏信さんのセリフ量は極端に減ったけど。

柏信 僕としては、覚える能力にあんまり長けてないので、すごい助かってます。へっへっへ。

藤原 「へっへっへ」じゃねぇよ(笑)。

柏信 いま自然と出た(笑)。

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――いい笑い方ですね(笑)。さてそれで、近藤さんが「変」という話なんですが。

柏信 異常性があるよね。

藤原 過去に、マッチが彼女から音が出るスイッチ付きのカードで手紙をもらったんですよ。それを「変なのが入ってる。盗聴器だ」って言い出して、一回洗って干して、壊してから手紙読んでましたね。

近藤 その場にいたら絶対盗聴器だと思うから。普通そういうカードって、開いたら鳴るじゃん。鳴らないのに何か紙の中に入ってるし、「え、怖」って思って。

柏信 だとしても、彼女なんだから信用してあげてよ。あと、そもそもそんなバレバレの盗聴器仕掛けないよ。

藤原 ほかにも、昔テコンドーやってたらしいんですけど、試合中に「つまらない」と思ってやめたとか。

――試合中に!?

藤原 ありえなくないですか? 試合に負けて「もうやりたくないな」って思うならわかるけど、いちばん熱くなってる試合中に思うんですよ。言い出したらキリがないくらい、多々ありますね。

柏信 団体競技も嫌いだし。

藤原 だからもう、よくトリオやってるなって思う。

近藤 めちゃくちゃ大まかに言ったら、俺あんまり人間が好きじゃないからね。大きな声では言えないけど。

――どんな声量でも文字にしたら同じなので……。その変さは、どういうふうにネタに反映されてるんですか?

藤原 最近は、この人の変な考えから生まれたネタも多いです。「ストーカーを追い払うために、自分がストーカーより変なやつになる」っていうネタも、もともと喫茶店での会話から生まれました。ちょうどストーカー事件がニュースになっていたときで、その話をしていたらマッチが「そいつよりヤバい人になれば追い払えるのにね」ってシンプルに言ってきたんです。1~2年後くらいに、ネタに詰まってるときにそれを思い出して。

近藤 藤原がそのネタ書いてきたとき、「俺は普通のこと言っただけだし、なんにもおもしろくないな」って思いました。

藤原 マッチにとってはあたりまえのことだからね(笑)。いざやってみたら、むちゃくちゃハネました。今回の単独も、2本くらいはマッチが言ってたことから生まれたネタがあります。

近藤 そのネタは本当に笑えないと思いますよ。全然おもしろくないと思う、ただの事実だから(真顔で)。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像6

――4月の単独ライブ『バイナル』は、ネタの作り方を変えてから初めての単独になりますね。

藤原 このやり方で正解なのかどうかの答え合わせを単独でやろうと思って、いまの方向性を強化して作ってますが、全ネタいいです。自信があるネタをちゃんとやれる安心感があります。いろんな人に見てほしいですね。新ネタをやるときはいつもめちゃくちゃ不安ですけど、やっぱり良いネタは最初から「これはイケる」って思うことが多いんです。今回はそういうネタしか集めてないので、自信があります。

――おふたりはどうですか?

柏信 僕はもう、何も考えずがんばるだけです。こういうときだけ小道具です。

近藤 楽しみたいですね。2日あるので、1日目でやったものを2日目は修正しながら自由にやりたいです。自分なりのアドリブを入れたりして、困らせたい。

藤原 「こいつら、これからこういうスタイルでやっていくんだな」っていうのがわかるライブになると思います。たくさんの人にはウケないかもしれないけど、見たうちの何人かに刺さるようなネタの作り方にしてるので。

近藤 でも、刺さる人は多くなくても、ライブにはたくさんの人に来てほしい。

――人間が嫌いなのに……。

柏信 めちゃめちゃ矛盾してるなぁ……。

「芸歴5年目、なのに全員オーバー30」人力舎のトリオコント師・アンダーパーに注目せよ!?の画像7

■アンダーパー
藤原丞(1985年生まれ、岩手県出身)、柏信圭吾(1984年生まれ、広島県出身)、近藤雅彦(1986年生まれ、愛知県出身)のトリオ。2013年結成。『ABCお笑いグランプリ』2018準決勝進出。

■アンダーパー単独ライブ『バイナル』
【日時】
4月8日(月)18:30開場 19:00開演
4月9日(火)18:30開場 19:00開演
【会場】東京・新宿バティオス
【料金】前売2000円/当日2300円(共に全席自由)
パスマーケットおよび本人出演ライブにて販売中