「逮捕されるよ」「セクハラだ」危うすぎるSNS写真で物議を醸した芸能人3人

 芸能人が自由にSNSを利用するようになり、ファンとの距離が近づいたが、時として不適切・不謹慎な投稿が世間を騒がせることもある。そんな“危うい投稿”で、たびたび世間を騒がす芸能人として、真っ先に名前が挙がるのは、女優でモデルの水原希子。

「水原は2015年5月23日、自身のインスタグラムに“胸ポチ”写真を投稿しました。ピンクのトップスから、ハッキリと乳首が浮き出た自撮り写真に、『セクハラだよ』『目のやり場に困る』『これで街歩かれたら、嫌だ』とネット上で散々叩かれました。一方、本人は17年9月18日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)の中で、この写真について『ブラをつけなきゃいけない、という固定概念が……』『長時間締め付けられることが、きつい!』と言及。“ノーブラ主義”であることを告白したものの、視聴者からの共感は得られず、またしても悪評を集めてしまいました」(芸能ライター)

 また、GLAYのボーカルであるTERUも、ある不適切動画で炎上した。

「TERUは先月18日に行ったインスタグラムの動画生配信・インスタライブの中で、窓越しの夜景をバックに、知人男性数人と大きな浴槽に入りながら飲酒する姿を配信。1分ほどで配信は終了しましたが、浴槽に浸かる男性の股間が映り込んでしまいました。動画は削除されたものの、スクリーンショットや録画した動画がネット上に出回っている状態。これにネットからは『逮捕されるよ』『SNSをやめた方がいい。痛い老害化してる』と厳しい声が噴出しました。ファンからも『怒りを通り越して、恥ずかしすぎる』と呆れられてしまいました」(同)

 また、志村けんはある不適切写真の投稿をめぐる被害を告白している。

「17年4月19日、志村のインスタグラムに投稿されたのはモザイクがかかっていない男性器の写真。すぐに削除されたものの、当然、大騒動に発展しました。その後、所属事務所のイザワオフィスが公式サイト上で『志村けんのInstagramアカウントが、管理権のない第三者によって不正にログインされ、弊社及び志村けん本人が関知しない画像を投稿されるという事態が発生しました』と発表。同日に警視庁に被害報告を済ませたことを明かし、その夜に志村本人は、インスタグラムの名前を変えた上で、『気をつけます ごめん』と謝罪。ネットからは『被害届と被害報告は別物』『この手の犯人は、なぜか逮捕されない不思議さがある……』『恋人に送る写真を誤爆しただけ?』とさまざまま臆測が飛び交いましたが、発生から2年近くたった現在も、誰の仕業だったかは公表されていません」(同)

 あやうい写真の投稿は芸能人の株を大きく落としてしまうようだ。
(立花はるか)

坂口健太郎『イノセンス』再審請求の難しさを忠実に再現! 片岡鶴太郎と星野真里の演技に涙する第8話

(これまでのレビューはこちらから

 坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(日本テレビ系)の第8話が3月9日に放送され、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 前回と同じ視聴率を記録し、じわじわと人気となっている様子。当初は『坂口健太郎を愛でるだけのドラマ』『川口春奈要らない説』など、いろいろと言いましたが、回を重ねるごとに最近めっきりダメだった日テレドラマとは違い、結構いいドラマでは?』と思い始めました。作り手の皆さんには、本当に申し訳ありません、と謝りたいです。

 ではでは、今週も、あらすじから振り返りましょう。

■再審請求の壁にぶち当たる拓と楓

 社宅パーティーで振る舞われた酒にシアン化カリウムを混入させ、6人を殺害したという罪で死刑判決を受けた式根大充(片岡鶴太郎)の冤罪を晴らして欲しいというテレビ局社員・聡子(市川実日子)の依頼を受けた拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)。

 24年前に事件は起こり、死刑判決が下ってから、ずっと式根の弁護を担当していた前弁護士は過去に4度再審請求を行ったが、すべて棄却されているため、厳しい中で卓たちは再審請求を行わなくてはいけない状況に。

 引き受けた拓と楓は式根に会いに刑務所へ。だが、式根は再審を望んでおらず、また、健康状態が悪化していることが判明。拓はなんとか式根を説得して、早急に再審請求の準備に取り掛かる。

 そんな中、楓は前弁護士が残したメモを発見。そこには式根の娘・玲子(星野真里)が泣きじゃくる友人の由美をなだめていたこと。由美は「もうすぐ死ぬ」と不穏な言葉を口にしていたことが書かれていた。それを元に拓と楓は事件を再調査。すると、由美の父親は当時会社をリストラされ、家族に暴力を振るっていた事実、また、由美が母親に頼まれて、毒物が入っていたとされる瓶を捨てに行ったことが判明。さらに、科学実験で冤罪である証拠も用意できた。それらを元に拓は再審請求を行い、証言台には大人になった由美(酒井美紀)もたった。

 しかし、届いた結果は棄却通知。それにみなショックを受ける中、式根と長らくあっていなかった玲子が接見したいと式根のいる拘置所へ赴き、再会を果たした、という内容でした。

■キレイごとで終わらせず、社会へ問題提起

 今回のストーリーの元ネタは昭和36年に起こった「名張毒ぶどう酒事件」です。これは、小さな集落の懇親会酒席で振る舞われたぶどう酒に農薬が混入され、これを飲んだ女性17人が中毒症状を起し、うち5人が死亡したという事件。犯人とされた奥西勝は死刑判決を受けるも、冤罪を訴え、生前9回も再審請求を起こすも、いずれも棄却。2016年に獄死しました。

 結局、再審請求が認められないまま、奥西は亡くなってしまったという事件だけあって、描き方がどうなるのか(ハッピーエンドになるのか、それとも事実のままなのか)、放送前から気にしていたんですが……。放送を見て結論を先にいうと、結構満足しました。

 というのも、事実に結構忠実だったのです。事件の内容に脚色はあるものの、再審が受理されない理由や式根と娘の関係などに、実際の事件を取り入れており、これがとてもいい作りでした。

 実際に起こった事件を題材にしている作品は多くあるんですが、中でも東海テレビ制作の『約束 〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜』『眠る村 〜名張毒ぶどう酒事件 57年目の真実〜』『ふたりの死刑囚』という作品ではなぜ再審請求が認められないのか、奥西と子どもたちのその後を伝えていたりするので、多分、脚本を書くにあたり、このあたりの作品を参考にしたのかもしれません。

 実際のところ、再審請求は本当に難しい。いくら新証拠を用意しても、認められることはほぼありません。8話でも、それについて冒頭で丁寧に説明しているほか、新証拠を2つも容易して、再審請求に臨み、「おお、これは認められるでしょ!」と希望の光が見えてきたところで、やっぱり棄却という、ドラマらしいハッピーエンドで終わらせず。逆にバッドエンドにしたことで、視聴者にモヤモヤを与え、日本の司法へ危機感を持たせることに成功。司法への関心を高めることができたかと思います。

 こういう、再審請求を行う事件の場合、風化して世間が無関心になることが一番危険ですから、現実社会で起こった事件を元にして世間に訴えた今回の内容は個人的に好評価です。

■片岡鶴太郎と星野真里の親子演技に涙

 忠実な一方で、大いに脚色された部分も。それは最後の式根と娘の拘置所での再会シーンです。

 実際の事件で死刑囚となった奥西には男女の子どもたちがいましたが、事件後、氏名を変えて別々に生活し、一家離散状態に。さらに、刑務所で服役していた奥西に一度も会っておらず、奥西は医療刑務所で一人ぼっちで亡くなったということを以前、ドキュメンタリーで見ました。

 それから比較すると、この点は結構な脚色がされており、少しだけ明るい終わり方に。しかし、考えてみれば、現実は悲しすぎる。ドラマだし、少しは明るくしておかないと視聴者もつらいはずですしね。

 それに、奥西だって、死ぬ前に子どもたちに会いたかったはず。今回の終わり方は、そんな彼へ向けたハッピーエンドだったのかもしれません。

 また、親子役を演じた片岡鶴太郎と星野真里の演技も非常によかった。

 特に、星野が、再審請求しようと動きだしたせいでまた世間の注目があつまってしまったと聡子に殴りこんでくるシーン。「中途半端な正義感だけで人の人生振り回すな!」と激怒するんですが、迫真の演技でセリフがジーンと来る!

 で、片岡のほうだと、長年、刑務所にいたことで、拘禁反応が現れ、事件以前の記憶しかなくなってしまったシーン。冒頭で暗い印象が強かった分、嬉しそうに娘の誕生日のプレゼントの話をするんですが、このときの顔に涙しちゃいました。

 やっぱり、演技力がある俳優・女優だと、いいですね~。前回の川島海荷と比較したら、今回は見やすかったです。

 以上、8話のレビューでした。

 見ごたえがあり、とても良かった回。今回をきっかけに世間が再審請求や冤罪事件にもっと注目して欲しいと願うばかりです。

 次回はついに最終章です。拓の幼馴染みの事件と同様の事件が発生し、幼馴染みの事件にも切り込んでいく様子。まだまだ見逃せません! 放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

坂口健太郎『イノセンス』再審請求の難しさを忠実に再現! 片岡鶴太郎と星野真里の演技に涙する第8話

(これまでのレビューはこちらから

 坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス~冤罪弁護士~』(日本テレビ系)の第8話が3月9日に放送され、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 前回と同じ視聴率を記録し、じわじわと人気となっている様子。当初は『坂口健太郎を愛でるだけのドラマ』『川口春奈要らない説』など、いろいろと言いましたが、回を重ねるごとに最近めっきりダメだった日テレドラマとは違い、結構いいドラマでは?』と思い始めました。作り手の皆さんには、本当に申し訳ありません、と謝りたいです。

 ではでは、今週も、あらすじから振り返りましょう。

■再審請求の壁にぶち当たる拓と楓

 社宅パーティーで振る舞われた酒にシアン化カリウムを混入させ、6人を殺害したという罪で死刑判決を受けた式根大充(片岡鶴太郎)の冤罪を晴らして欲しいというテレビ局社員・聡子(市川実日子)の依頼を受けた拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)。

 24年前に事件は起こり、死刑判決が下ってから、ずっと式根の弁護を担当していた前弁護士は過去に4度再審請求を行ったが、すべて棄却されているため、厳しい中で卓たちは再審請求を行わなくてはいけない状況に。

 引き受けた拓と楓は式根に会いに刑務所へ。だが、式根は再審を望んでおらず、また、健康状態が悪化していることが判明。拓はなんとか式根を説得して、早急に再審請求の準備に取り掛かる。

 そんな中、楓は前弁護士が残したメモを発見。そこには式根の娘・玲子(星野真里)が泣きじゃくる友人の由美をなだめていたこと。由美は「もうすぐ死ぬ」と不穏な言葉を口にしていたことが書かれていた。それを元に拓と楓は事件を再調査。すると、由美の父親は当時会社をリストラされ、家族に暴力を振るっていた事実、また、由美が母親に頼まれて、毒物が入っていたとされる瓶を捨てに行ったことが判明。さらに、科学実験で冤罪である証拠も用意できた。それらを元に拓は再審請求を行い、証言台には大人になった由美(酒井美紀)もたった。

 しかし、届いた結果は棄却通知。それにみなショックを受ける中、式根と長らくあっていなかった玲子が接見したいと式根のいる拘置所へ赴き、再会を果たした、という内容でした。

■キレイごとで終わらせず、社会へ問題提起

 今回のストーリーの元ネタは昭和36年に起こった「名張毒ぶどう酒事件」です。これは、小さな集落の懇親会酒席で振る舞われたぶどう酒に農薬が混入され、これを飲んだ女性17人が中毒症状を起し、うち5人が死亡したという事件。犯人とされた奥西勝は死刑判決を受けるも、冤罪を訴え、生前9回も再審請求を起こすも、いずれも棄却。2016年に獄死しました。

 結局、再審請求が認められないまま、奥西は亡くなってしまったという事件だけあって、描き方がどうなるのか(ハッピーエンドになるのか、それとも事実のままなのか)、放送前から気にしていたんですが……。放送を見て結論を先にいうと、結構満足しました。

 というのも、事実に結構忠実だったのです。事件の内容に脚色はあるものの、再審が受理されない理由や式根と娘の関係などに、実際の事件を取り入れており、これがとてもいい作りでした。

 実際に起こった事件を題材にしている作品は多くあるんですが、中でも東海テレビ制作の『約束 〜名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯〜』『眠る村 〜名張毒ぶどう酒事件 57年目の真実〜』『ふたりの死刑囚』という作品ではなぜ再審請求が認められないのか、奥西と子どもたちのその後を伝えていたりするので、多分、脚本を書くにあたり、このあたりの作品を参考にしたのかもしれません。

 実際のところ、再審請求は本当に難しい。いくら新証拠を用意しても、認められることはほぼありません。8話でも、それについて冒頭で丁寧に説明しているほか、新証拠を2つも容易して、再審請求に臨み、「おお、これは認められるでしょ!」と希望の光が見えてきたところで、やっぱり棄却という、ドラマらしいハッピーエンドで終わらせず。逆にバッドエンドにしたことで、視聴者にモヤモヤを与え、日本の司法へ危機感を持たせることに成功。司法への関心を高めることができたかと思います。

 こういう、再審請求を行う事件の場合、風化して世間が無関心になることが一番危険ですから、現実社会で起こった事件を元にして世間に訴えた今回の内容は個人的に好評価です。

■片岡鶴太郎と星野真里の親子演技に涙

 忠実な一方で、大いに脚色された部分も。それは最後の式根と娘の拘置所での再会シーンです。

 実際の事件で死刑囚となった奥西には男女の子どもたちがいましたが、事件後、氏名を変えて別々に生活し、一家離散状態に。さらに、刑務所で服役していた奥西に一度も会っておらず、奥西は医療刑務所で一人ぼっちで亡くなったということを以前、ドキュメンタリーで見ました。

 それから比較すると、この点は結構な脚色がされており、少しだけ明るい終わり方に。しかし、考えてみれば、現実は悲しすぎる。ドラマだし、少しは明るくしておかないと視聴者もつらいはずですしね。

 それに、奥西だって、死ぬ前に子どもたちに会いたかったはず。今回の終わり方は、そんな彼へ向けたハッピーエンドだったのかもしれません。

 また、親子役を演じた片岡鶴太郎と星野真里の演技も非常によかった。

 特に、星野が、再審請求しようと動きだしたせいでまた世間の注目があつまってしまったと聡子に殴りこんでくるシーン。「中途半端な正義感だけで人の人生振り回すな!」と激怒するんですが、迫真の演技でセリフがジーンと来る!

 で、片岡のほうだと、長年、刑務所にいたことで、拘禁反応が現れ、事件以前の記憶しかなくなってしまったシーン。冒頭で暗い印象が強かった分、嬉しそうに娘の誕生日のプレゼントの話をするんですが、このときの顔に涙しちゃいました。

 やっぱり、演技力がある俳優・女優だと、いいですね~。前回の川島海荷と比較したら、今回は見やすかったです。

 以上、8話のレビューでした。

 見ごたえがあり、とても良かった回。今回をきっかけに世間が再審請求や冤罪事件にもっと注目して欲しいと願うばかりです。

 次回はついに最終章です。拓の幼馴染みの事件と同様の事件が発生し、幼馴染みの事件にも切り込んでいく様子。まだまだ見逃せません! 放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

ZOZO「3つのしくじり」! 有名ブランドとユーザーを「ガッカリさせた理由」とは?

――ファッションライター・南充浩氏が、いま話題のファッションニュースに斬り込む!

 最近、勢いにやや陰りが出てきたと言われる、前澤友作社長率いるZOZO。今年1月末に、2019年3月期連結決算の純利益が前年比12%減の178億円になるとの見通しを発表しました。従来予想(純利益280億円)から大幅に下方修正し、07年の上場以来、初の減益決算となる見込みとなっています。また、昨年年末から、オンワード樫山、ミキハウス、4℃、ライトオン、「ノースフェイス」を展開するゴールドウインなどの有名企業がZOZOからの離脱を表明しており、メディアでは「ZOZO離れ」ではないかと言われています。これらの原因はなんだったのでしょう。さまざまな理由があるのでしょうが、今回は主なもの3つを見ていきたいと思います。

1.ゾゾスーツと組み合わせたプライベートブランド(PB)のがっかり感

 1月末の発表では、PBによる赤字は通期で125億円とのことです。また、初年度売上高目標に200億円を掲げていましたが、これを30億円に下方修正しています。要するに当初の見込みほどPBは売れなかったということです。

 PB発表時の目玉となったのは体型計測用のボディスーツ「ゾゾスーツ」で、当時、ネット上ではすさまじい盛り上がりを見せました。自分で計測することによって、正しいサイズがわかるようになり、試着できないネット通販でもサイズ選びに失敗しにくくなると話題になりました。またそのサイズデータを活用してPBをオーダーするという未来的構想に多くの人が熱狂したのです。

 しかし、当初に発表した計測用ゾゾスーツは何カ月たっても配布されないままで、唐突に計測方式を変更した新型ゾゾスーツの配布に切り替えられました。この新型ゾゾスーツの計測精度が高ければ何の問題もなかったのですが、決して高いとはいえず、採寸間違いが多発し、ユーザーのクレームがSNSを通じて拡散されました。ネットの評判の影響を受けやすいというのは、ネット通販のデメリットの一つでもあることが周知されたと言えます。

 それでも熱心なファンはまだまだ諦めておらず、その直後に発表されたPBのオーダースーツで熱狂はピークに達したと感じられました。とはいえ、計測システムそのものが変更されていないままですから、スーツでも「大きすぎる」「小さすぎる」「丈が短すぎる」などの採寸間違いによるサイズの不具合が多発。これによって期待感は完全に沈静化してしまいました。

 1月末の発表では、その時点のPBの売上高は22億6000万円でしたから、残り期間がたったの3カ月では目標である200億円に到達しないことは火を見るより明らか。30億円への下方修正は当然の結果だったといえます。

 また、昨年12月には保温肌着「ZOZO HEAT」を発表し、年が明けてからはPBの新製品としてチノパン、スエットパーカを発表しましたが、いずれも昨年のジーンズ、Tシャツ、オーダースーツなどの熱狂には遠く及びません。ネット上を見る限り、ZOZOHEATはそれほどの話題にならず、年が明けてからのチノパン、スエットパーカは輪をかけて注目されていないようです。すでに計測データを利用してジャストサイズの服を着られるというユーザーの期待は霧散してしまっているのでしょう。

 ZOZOHEATに限っていえば、12月上旬に発表するのではタイミングとして遅すぎます。ユニクロのヒートテックに限らず、各社の保温肌着は遅くても10月頃には告知・店頭投入が完了しています。特に18年秋冬シーズンは暖冬でしたから、保温肌着というジャンルそのものが苦戦に終わりました。チノパン、スエットパーカは別段驚くほどのギミックや機能性があるわけでもなく、価格も4,900円なので、それほど安いというわけではありません。ユニクロのチノパンとパーカは2,990円なので、やはり見劣りしてしまいます。

 そもそもPBの商品群そのものにも疑問を感じさせます。ZOZO自身、主要顧客層は若い女性と発表していますが、PBの商品群は男女共通アイテムもあると言いつつ、Tシャツ、ジーンズ、ワイシャツ、スーツ、チノパン、スエットパーカと、メンズ色の強い商品ばかり。主要顧客層とのミスマッチではないでしょうか。

 今後、よほどの機能性商品や割安感のある商品を発表しないと、PBはさらに苦しい展開を強いられることになると考えられます。

 昨年末に、ZOZOは突然、「ZOZO ARIGATO」というサービスを発表しました。会員になると割引限度額上限5万円までが常時10%割引(初回30%割引)で買えるというサービスです。字面だけ見ていると、何の問題もないように思えますが、ZOZOだと全ての商品が正規価格より「10%オフ」された状態で表示されており、ブランド側からすると「ブランドイメージが損なわれる」ことにつながりかねません(なお、価格の表示方法は2月末に改訂されました)。

 これに驚いたのが各有名ブランドです。オンワード樫山が真っ先に撤退を発表し、その衝撃は業界全体を直撃しました。続いて4℃、ミキハウスが撤退してしまいます。この3社はアパレル、アクセサリー、子ども服、それぞれの分野の大手企業で、ネームバリューがあります。この3社の共通点は、

1. ZOZOと顧客層がかぶらない
2. ZOZO内での売上高がそれほど多くない
3.自社での販売が強い

の3点でした。オンワード樫山は30代半ば以降の女性、ミキハウスは高額子ども服なので主婦層・年配層が多く、若い女性が多いZOZOの客層とはあまりかぶっていませんでした。4℃の顧客には若い女性が多いものの、ZOZO内での売上高が少なく、圧倒的に自社売上高が高かったのです。

 売上高の点では、ミキハウスも同様の傾向があり、同社の木村晧一社長は、「週刊新潮」(新潮社)のインタビューで、「ZOZOでの売上高は年間1億円ほどだった」と話していました。一方、オンワード樫山はZOZO内での売上高が50億円ほどあったと伝えられていますが、EC全体の売上高に占める比率は25%ほどで、ほかのアパレルブランドに比べると、最も低い部類に属しています。

 これらとまったく異なる環境にありながら離脱を発表したのがライトオン。ある意味で、上記3社以上の衝撃がありました。ライトオンはECそのものの比率が低いのですが、その中でZOZOの売上高が大半を占めていたにもかかわらず撤退を発表したのです。ちなみにライトオンは同時期にAmazonへの出品・出店も取りやめています。

 そしてこの後に、今、売れに売れているアウトドアブランド「ノースフェイス」を擁するゴールドウインの撤退も発表。ベイクルーズも新商品は出品していません。いずれも思惑はそれぞれ違うものの、自社EC強化という方向性は同じで、撤退の口実を「ARIGATO」が与えたと見るべきでしょう。

 そもそも、ZOZOの手数料は年々上がっており、そこにも各社は不満をためていました。「手数料は売上高の34%にもなり、それなりの売上高はあるものの、利益としてはほとんど残らない。だから撤退しても実はあまり痛手ではない」と話をしていた企業もありました。その一方で、前出の木村社長は、「手数料は20%ほどで他社よりは安くしてもらっていた」とインタビューで語っており、ZOZOはネームバリューの高いミキハウスを取り込みたい目的から、同社を優遇したのではないかと推測されます。

 しかし、ミキハウスよりZOZOでの売上高が多いのに、手数料をより多く支払っている他社からすれば面白くないことは想像に難くありません。こういう不満が溜まっていたところにARIGATOサービスが、強引にメールの通知だけで開始されたことから、各社の不満が爆発してしまったと考えられます。

 しかし、逆に考えれば、自社の販売力が育ち百貨店や大手スーパーマーケットから独立するという事態はこれまでも起きたことですから、ECという分野が育てば遅かれ早かれ、同様のことが起きたとも言えます。

 筆者がネット通販を使い始めたのは2015年頃からなので、ごく最近のことです。ファッション好きだけがZOZOTOWNを利用していた当時の雰囲気はわからないものの、ファッション好きは口をそろえて、「昔はクールなサイトだった」と言います。しかし、今はどうでしょう。ARIGATOもさることながら、各ブランドが毎日のように割引クーポンを発行していますし、トップ画面に「最大〇%オフ」と表示されることも増えています。最近のZOZOTOWNしか知らない者からすれば、割引販売サイトにしか見えません。

 昔は商品の画像や露出もブランドの世界観を優先してくれたECモールであり、それに向けて担当者との打ち合わせも綿密だったと言われています。また、ZOZOの営業マンの口説き文句も「われわれは安売りしません」だったそうです。

 しかし、あるブランドのEC担当者によると、「今は、コーディネートもモデルもポージングも画一的。画像は極力メーカーが用意する風潮が強まったし、ほぼ毎日のように安売りクーポンが発行されている」とのことで、すっかり変貌してしまったといえます。

 一定水準にまで達した企業規模を、さらに拡大しようとすると、大衆の取り込みが必要ですから、その手段としては「安売り」が不可欠になります。ユニクロだって低価格品を販売したからこそ、ほとんどの人が買うようになり、国内売上高8000億円に到達したので、施策としては間違ってはいません。しかし、それは「カッコいい」とか「ファッショナブル」とかとは、かけ離れていくことを意味します。昔とはすっかりサイトのイメージが変わってしまい、そこに出店ブランドが失望しているという側面は否定できないでしょう。

 このほか、前澤友作社長が2月上旬、「いまお店で約1万円くらいで売られている洋服の原価がだいたい2000~3000円くらいだということを、皆さんはご存知ですか?」と2月上旬にツイートした(削除済み)ことも業界や消費者からの反感を買いました。このツイートに対し、実は一般ユーザーが「その売上の3割もZOZOがとっていることを知ってましたか?」とリプライしており、結果、ZOZOのイメージダウンにしかなりませんでした。また、論理的に考えても、ZOZOだって自社企画製品を販売しているわけですから、「ならZOZOの原価も提示しろよ」とブーメランを食らうことになってしまいます。「前澤社長は、アパレル企業がARIGATOサービスの値引きに無理解だということにイラ立ち、あのツイートをしたのではないか」といった論調もありますが、それだけではないでしょう。この時期は最も株価が下がっていた時期なので、それに対するイラ立ちの方が大きかったのではないかと、筆者は推測しています。

 前澤氏が所持する株数は、ストックオプションにより付与された新株予約権を除くと 112,226,600 株で、そのうちの97,408,100株が金融機関に担保として差入されています(2月12日現在)。株価が下がりすぎることは精神衛生上良くないのだと考えられます。

 これらの不安要素を抱えて、今後、ZOZOはどのような舵取りをするのでしょうか。
(南充浩)

ZOZO「3つのしくじり」! 有名ブランドとユーザーを「ガッカリさせた理由」とは?

――ファッションライター・南充浩氏が、いま話題のファッションニュースに斬り込む!

 最近、勢いにやや陰りが出てきたと言われる、前澤友作社長率いるZOZO。今年1月末に、2019年3月期連結決算の純利益が前年比12%減の178億円になるとの見通しを発表しました。従来予想(純利益280億円)から大幅に下方修正し、07年の上場以来、初の減益決算となる見込みとなっています。また、昨年年末から、オンワード樫山、ミキハウス、4℃、ライトオン、「ノースフェイス」を展開するゴールドウインなどの有名企業がZOZOからの離脱を表明しており、メディアでは「ZOZO離れ」ではないかと言われています。これらの原因はなんだったのでしょう。さまざまな理由があるのでしょうが、今回は主なもの3つを見ていきたいと思います。

1.ゾゾスーツと組み合わせたプライベートブランド(PB)のがっかり感

 1月末の発表では、PBによる赤字は通期で125億円とのことです。また、初年度売上高目標に200億円を掲げていましたが、これを30億円に下方修正しています。要するに当初の見込みほどPBは売れなかったということです。

 PB発表時の目玉となったのは体型計測用のボディスーツ「ゾゾスーツ」で、当時、ネット上ではすさまじい盛り上がりを見せました。自分で計測することによって、正しいサイズがわかるようになり、試着できないネット通販でもサイズ選びに失敗しにくくなると話題になりました。またそのサイズデータを活用してPBをオーダーするという未来的構想に多くの人が熱狂したのです。

 しかし、当初に発表した計測用ゾゾスーツは何カ月たっても配布されないままで、唐突に計測方式を変更した新型ゾゾスーツの配布に切り替えられました。この新型ゾゾスーツの計測精度が高ければ何の問題もなかったのですが、決して高いとはいえず、採寸間違いが多発し、ユーザーのクレームがSNSを通じて拡散されました。ネットの評判の影響を受けやすいというのは、ネット通販のデメリットの一つでもあることが周知されたと言えます。

 それでも熱心なファンはまだまだ諦めておらず、その直後に発表されたPBのオーダースーツで熱狂はピークに達したと感じられました。とはいえ、計測システムそのものが変更されていないままですから、スーツでも「大きすぎる」「小さすぎる」「丈が短すぎる」などの採寸間違いによるサイズの不具合が多発。これによって期待感は完全に沈静化してしまいました。

 1月末の発表では、その時点のPBの売上高は22億6000万円でしたから、残り期間がたったの3カ月では目標である200億円に到達しないことは火を見るより明らか。30億円への下方修正は当然の結果だったといえます。

 また、昨年12月には保温肌着「ZOZO HEAT」を発表し、年が明けてからはPBの新製品としてチノパン、スエットパーカを発表しましたが、いずれも昨年のジーンズ、Tシャツ、オーダースーツなどの熱狂には遠く及びません。ネット上を見る限り、ZOZOHEATはそれほどの話題にならず、年が明けてからのチノパン、スエットパーカは輪をかけて注目されていないようです。すでに計測データを利用してジャストサイズの服を着られるというユーザーの期待は霧散してしまっているのでしょう。

 ZOZOHEATに限っていえば、12月上旬に発表するのではタイミングとして遅すぎます。ユニクロのヒートテックに限らず、各社の保温肌着は遅くても10月頃には告知・店頭投入が完了しています。特に18年秋冬シーズンは暖冬でしたから、保温肌着というジャンルそのものが苦戦に終わりました。チノパン、スエットパーカは別段驚くほどのギミックや機能性があるわけでもなく、価格も4,900円なので、それほど安いというわけではありません。ユニクロのチノパンとパーカは2,990円なので、やはり見劣りしてしまいます。

 そもそもPBの商品群そのものにも疑問を感じさせます。ZOZO自身、主要顧客層は若い女性と発表していますが、PBの商品群は男女共通アイテムもあると言いつつ、Tシャツ、ジーンズ、ワイシャツ、スーツ、チノパン、スエットパーカと、メンズ色の強い商品ばかり。主要顧客層とのミスマッチではないでしょうか。

 今後、よほどの機能性商品や割安感のある商品を発表しないと、PBはさらに苦しい展開を強いられることになると考えられます。

 昨年末に、ZOZOは突然、「ZOZO ARIGATO」というサービスを発表しました。会員になると割引限度額上限5万円までが常時10%割引(初回30%割引)で買えるというサービスです。字面だけ見ていると、何の問題もないように思えますが、ZOZOだと全ての商品が正規価格より「10%オフ」された状態で表示されており、ブランド側からすると「ブランドイメージが損なわれる」ことにつながりかねません(なお、価格の表示方法は2月末に改訂されました)。

 これに驚いたのが各有名ブランドです。オンワード樫山が真っ先に撤退を発表し、その衝撃は業界全体を直撃しました。続いて4℃、ミキハウスが撤退してしまいます。この3社はアパレル、アクセサリー、子ども服、それぞれの分野の大手企業で、ネームバリューがあります。この3社の共通点は、

1. ZOZOと顧客層がかぶらない
2. ZOZO内での売上高がそれほど多くない
3.自社での販売が強い

の3点でした。オンワード樫山は30代半ば以降の女性、ミキハウスは高額子ども服なので主婦層・年配層が多く、若い女性が多いZOZOの客層とはあまりかぶっていませんでした。4℃の顧客には若い女性が多いものの、ZOZO内での売上高が少なく、圧倒的に自社売上高が高かったのです。

 売上高の点では、ミキハウスも同様の傾向があり、同社の木村晧一社長は、「週刊新潮」(新潮社)のインタビューで、「ZOZOでの売上高は年間1億円ほどだった」と話していました。一方、オンワード樫山はZOZO内での売上高が50億円ほどあったと伝えられていますが、EC全体の売上高に占める比率は25%ほどで、ほかのアパレルブランドに比べると、最も低い部類に属しています。

 これらとまったく異なる環境にありながら離脱を発表したのがライトオン。ある意味で、上記3社以上の衝撃がありました。ライトオンはECそのものの比率が低いのですが、その中でZOZOの売上高が大半を占めていたにもかかわらず撤退を発表したのです。ちなみにライトオンは同時期にAmazonへの出品・出店も取りやめています。

 そしてこの後に、今、売れに売れているアウトドアブランド「ノースフェイス」を擁するゴールドウインの撤退も発表。ベイクルーズも新商品は出品していません。いずれも思惑はそれぞれ違うものの、自社EC強化という方向性は同じで、撤退の口実を「ARIGATO」が与えたと見るべきでしょう。

 そもそも、ZOZOの手数料は年々上がっており、そこにも各社は不満をためていました。「手数料は売上高の34%にもなり、それなりの売上高はあるものの、利益としてはほとんど残らない。だから撤退しても実はあまり痛手ではない」と話をしていた企業もありました。その一方で、前出の木村社長は、「手数料は20%ほどで他社よりは安くしてもらっていた」とインタビューで語っており、ZOZOはネームバリューの高いミキハウスを取り込みたい目的から、同社を優遇したのではないかと推測されます。

 しかし、ミキハウスよりZOZOでの売上高が多いのに、手数料をより多く支払っている他社からすれば面白くないことは想像に難くありません。こういう不満が溜まっていたところにARIGATOサービスが、強引にメールの通知だけで開始されたことから、各社の不満が爆発してしまったと考えられます。

 しかし、逆に考えれば、自社の販売力が育ち百貨店や大手スーパーマーケットから独立するという事態はこれまでも起きたことですから、ECという分野が育てば遅かれ早かれ、同様のことが起きたとも言えます。

 筆者がネット通販を使い始めたのは2015年頃からなので、ごく最近のことです。ファッション好きだけがZOZOTOWNを利用していた当時の雰囲気はわからないものの、ファッション好きは口をそろえて、「昔はクールなサイトだった」と言います。しかし、今はどうでしょう。ARIGATOもさることながら、各ブランドが毎日のように割引クーポンを発行していますし、トップ画面に「最大〇%オフ」と表示されることも増えています。最近のZOZOTOWNしか知らない者からすれば、割引販売サイトにしか見えません。

 昔は商品の画像や露出もブランドの世界観を優先してくれたECモールであり、それに向けて担当者との打ち合わせも綿密だったと言われています。また、ZOZOの営業マンの口説き文句も「われわれは安売りしません」だったそうです。

 しかし、あるブランドのEC担当者によると、「今は、コーディネートもモデルもポージングも画一的。画像は極力メーカーが用意する風潮が強まったし、ほぼ毎日のように安売りクーポンが発行されている」とのことで、すっかり変貌してしまったといえます。

 一定水準にまで達した企業規模を、さらに拡大しようとすると、大衆の取り込みが必要ですから、その手段としては「安売り」が不可欠になります。ユニクロだって低価格品を販売したからこそ、ほとんどの人が買うようになり、国内売上高8000億円に到達したので、施策としては間違ってはいません。しかし、それは「カッコいい」とか「ファッショナブル」とかとは、かけ離れていくことを意味します。昔とはすっかりサイトのイメージが変わってしまい、そこに出店ブランドが失望しているという側面は否定できないでしょう。

 このほか、前澤友作社長が2月上旬、「いまお店で約1万円くらいで売られている洋服の原価がだいたい2000~3000円くらいだということを、皆さんはご存知ですか?」と2月上旬にツイートした(削除済み)ことも業界や消費者からの反感を買いました。このツイートに対し、実は一般ユーザーが「その売上の3割もZOZOがとっていることを知ってましたか?」とリプライしており、結果、ZOZOのイメージダウンにしかなりませんでした。また、論理的に考えても、ZOZOだって自社企画製品を販売しているわけですから、「ならZOZOの原価も提示しろよ」とブーメランを食らうことになってしまいます。「前澤社長は、アパレル企業がARIGATOサービスの値引きに無理解だということにイラ立ち、あのツイートをしたのではないか」といった論調もありますが、それだけではないでしょう。この時期は最も株価が下がっていた時期なので、それに対するイラ立ちの方が大きかったのではないかと、筆者は推測しています。

 前澤氏が所持する株数は、ストックオプションにより付与された新株予約権を除くと 112,226,600 株で、そのうちの97,408,100株が金融機関に担保として差入されています(2月12日現在)。株価が下がりすぎることは精神衛生上良くないのだと考えられます。

 これらの不安要素を抱えて、今後、ZOZOはどのような舵取りをするのでしょうか。
(南充浩)

【配信者マンガ】家賃を滞納するとどうなる!?「バックレ配信者」の斜め上すぎる結末!【第22回】

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あさの☆ひかり
10月3日生まれ。東京都出身。
グラビアアイドルとして活動したのち、エッセイマンガ家として多数の作品を発表。潜入取材を得意とし、社会の裏側からサブカル、芸能界まで幅広いネタをマンガにしている。

既刊に『芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき』(ぶんか社)『何度か消されかけましたが、こりずに芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 』(同)など。

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ピエール瀧の靴職人役、代役に花田優一推薦!&工藤静香、ジャイアン化!?……週末芸能ニュース雑話

■ピエール瀧『いだてん』代役に花田優一を推薦!

記者H 今週はピエール瀧のコカイン使用で逮捕のニュースが話題でしたね。

デスクT そうそう。びっくりしちゃったよね~。

記者H 3月12日深夜に速報が流れてみんなびっくりしてましたね。「瀧さん……」とショックを受けていた人や「卓球の方じゃないの?」といった声も。

デスクT 「卓球の方じゃないの?」ってコメント、面白いよね。卓球ならやりそうってことでしょ(笑)。

記者H まあ、破天荒な人ですからね。それに、瀧は子ども向け番組もやってたし、声優もやってたから、一般人ウケも良かったし。意外って感じだったんでしょう。

デスクT そうだよね~。『アナと雪の女王』(2014)のオラフの声も降板だもんね。瀧さんのオラフ好きだったな~。「夏は好きだな~」ってセリフがかわいかったわ~。

記者H 確かに、オラフの声、良かったですよね。ただ、僕としては『アナ雪』の半年前ぐらいに公開された映画『凶悪』(13)での死刑囚役の印象が強くて、オラフが「カワイイ~」なんて思えませんでしたけど。オラフが急に「ぶっこむからあ~」とか言いそうで怖かった(笑)。

デスクT あははは。オラフが急にヤクザになったら、それはそれで面白かっただろうな~。

記者H そうそう、瀧の使った薬物、コカインでしたけど、これの隠語に「スノー」という言葉があるらしく、ネットで「なんだ、この共通点は!?」と爆笑の渦でしたよ。

デスクT 『アナ雪』に出てただけにスノー(コカイン)を選んだって感じ~(笑)。

記者H ……スノーボール(意味深)。

デスクT ああ、オラフが雪だるまだけに、スノーボールね!

記者H ほかにもノースキャンディー、スターダスト、ホワイトレディとの隠語があるみたいですね。

デスクT もうさ、隠語全部が『アナ雪』っぽいよね。まるでエルサが麻薬商しているみたいだね(笑)。

記者H 『アナ雪』に罪はありません。

デスクT そうだけどさ~(笑)。

記者H そうそう、オラフ役降板の話題だと、TOKIO国分太一のコメントが話題でしたよ。

デスクT なになに? なんて言ったの?

記者H オラフ降板で「娘になんと説明したらいいのか」って言ってましたね。

デスクT ……別に説明しなくても良くない?

記者H そうなんですよね。「変わったね~」とだけ言っとけばいいですよね。別に「前の声優さんはコカインで逮捕されて~」なんて子どもに説明しなくてもいいですよね。大体、国分くんのとこの子どもはまだ、2歳と0歳ですから、説明しなくてもいいような……。

デスクT 本当、彼って、爪あと残そうとして空回りするよね、たまにさ。山口達也の事件のときも、謝罪するのかと思ったら、「福島の野菜には罪はありません」みたいなことを泣きながらしゃべって、視聴者の頭に「?」が浮かんじゃったしね。無理して頭いいフリしなくてもいいのに(笑)。

記者H 頭いいか悪いかはコメントに関係ないと思いますが(苦笑)。まあ、面白コメントはいただけたので、こちらとしては嬉しいですね! これからも珍発言連発して欲しい!

デスクT そうね~。芸能人の珍発言はありがたいよね~。そうそう、瀧さんと言えば、大河ドラマ『いだてん』(NHK総合)にも出てるよね。マラソンシューズを初めて作った靴職人役で。

記者H そうそう。結構大事な役ですからね。今後は代役立てるでしょうね。

デスクT 代役か~。立てるとしたら、誰になるかな~?

記者H 瀧っぽい人物ですよね。う~ん、瀧の印象が強くて思い浮かばない(笑)。

デスクT そうね~。う~ん。あっ! 花田優一は?

記者H そこおおお~~~(笑)。

デスクT 靴職人つながりでぴったりじゃない(笑)?

記者H 悪ふざけがすぎる(笑)。それに優一は自称・靴職人ですしね。

デスクT 自称でもいいよ。そこで修行したらいいじゃん(笑)。

記者H あははは! 

デスクT いい案だと思うんだけどな~。

記者H いやいや、世間は嫌がるでしょ。ただでさえ、爆死しているのに、優一なんて出したら、さらに爆死しますよ(苦笑)。

デスクT そっか~。ダメかあ~、残念……。

■花田優一、隠れてアンチ眺めて「楽しかった」

記者H そうそう、花田のブログが今週も面白かったですよ~。

デスクT なになに~?

記者H この間、絵の展示会やったじゃないですか。そのときに、花田の絵を見ながらあーでもないこーでもないといっている人や「花田優一のだってよ!」と叫ぶ人がいたらしいですが、「そんな方々の顔を遠くから隠れて見ているのが幸せでたまりませんでした」(原文ママ)と振り返っていたんですよね~。

デスクT ……怖い。怖いよ、花田優一!

記者H ですよね(苦笑)。ちなみにブログでは続けて「僕をとことん批判してくださった方々 驚くほどの速度で離れて行った方々 そんなみなさまのおかげです ありがとうございます」って感謝を述べていたんですよね~。

デスクT 怖い怖い怖い! 恐るべし! 花田優一! 遠まわしに嫌味言いながら、ありがとう、って怖いよ(笑)。でも、すごく嫌味を言ってるから、本人は相当気にしているんだね(笑)。そういうところ、小さいな(笑)。

記者H そうですよね。結構傷ついたみたいですね。この様子じゃ。でも、すごい、ここまできたら、もうどんどん嫌われようって意思が伝わってくるというか。そのバイタリティーはどこから来るのか、謎です。

デスクT そうなんだよね。ある意味、そこはお父さんと一緒だね。ほら、お父さんも相撲界を改革しようとして批判されてたけど、めげなかったからね。

記者H 洗脳ですかね(笑)?

デスクT いや、育て方だろうね。

記者H じゃあ、河野景子さんの方がすごいんですね(笑)。

デスクT あ~景子さんの子育て術聞きたいわ~(笑)。

■工藤静香、娘のファンを自分のファンと勘違い!

デスクT 今週も工藤静香が大いにやらかしたみたいだね(笑)。

記者H ああ、「女性自身」(光文社)の記事ですね。新大阪駅で工藤親子にKoki,ファンが声掛けてサインをねだったら、しーちゃんが「どっちかにしてよね」と言い放って、「あなたには私のサインをあげる」とプレゼントしたらしいですね。

デスクT すごいよね。その精神。だってさ、娘のサインが欲しいってみんな言ってるのに、「どっちかにしてよ」って……。「お前関係ないから!」ってファンは思っただろね(笑)。

記者H あははは。そうですね!

デスクT それにさ、「あなたには私のサインをあげる」って、すごい図太いというか……。まるでジャイアン。Koki,のファンはアタシのもの。アタシのファンはアタシのものって感じしない? あ~尊敬するわ(笑)。

記者H あははは。その通り! ネットも同じようなコメント一色でしたよ。そうそう、しーちゃんのInstagramも“しーちゃん節”安定の炸裂でしたよ! Koki,の台湾訪問についていったらしく、そこでお菓子の差し入れがあったそう。で、それを紹介したんですが、これ見てくださいよ!

デスクT なにこれ? 花の中でお菓子が浮いてるよ!!!!!! なにこのセンス!

記者H もうやばいですよね。同化して見えない(笑)。

デスクT なんか、説明できない恐怖を感じた! それにこっちも見てよ。お菓子の撮影で遊びすぎて、お菓子が割れちゃってボロボロ。

記者H 食べ物で遊ぶな! って注意してくれる人はいないんですかね(笑)。

デスクT いないでしょ。だってなんたってしーちゃんだよ。歯向かえないでしょ(笑)。 

記者H あはははは。そうかもしれませんね。てか、ここまでくると、わざとやってるとしか思えないですよね?

デスクT 多分、この記事で取り上げてもらうために、ネタを提供してくれているんだと思う!

記者H それ、すごい推測ですね(笑)。

デスクT でも、そうとしか考えられなくない? だって、本人結構エゴサしてるみたいだし、批判上がってるの知ってるはずなのにさ。やめようとしないじゃん(笑)。きっと、ネタにしてもらって宣伝して、って思ってるよ(笑)!

記者H そうですかね。だったら、毎週取り上げますよね(笑)。むしろ連絡くれたら、大々的に扱うかも?(笑)

デスクT う~ん、それは……ないかな。だってしーちゃんだもん(笑)。

記者H 意外に冷めてますね(笑)。まあ、面白画像をこの先も投稿し続けて欲しいですね!

デスクT そうだね。しーちゃん、よろしくお願いしま~っす!

ピエール瀧と親交も……サブカル界のアーティストA氏に「ドラッグ&セックス写真」のウワサ

 電気グルーヴ・ピエール瀧のコカイン逮捕によって芸能界が揺れる中、瀧と同じ系譜に連なる某人気アーティスト・Aをめぐる過去の不穏な情報が、一部メディア関係者の間で取り沙汰されていたようだ。

 Aと瀧は、ともに音楽アーティストとして、芸能活動をスタート。二人はメジャーデビュー以前から親交があり、同じメディアに登場する機会も多く、両者のファンを公言するマスコミ関係者は少なくない。

「またAは、アーティスト活動以外にも、タレント、役者業、執筆活動など、マルチに活躍しているという点でも、瀧と重なるところがある。そんなAについて、数年前、一般女性からのある“タレコミ”があったんです」(週刊誌デスク)

 その女性はもともとAの大ファンで、ある時から個人的に交流を持つことになったという。

「ただし、二人は一般的な恋人関係ではなく“不倫”だったといいます。Aは次第に女性の存在が煩わしくなったのか、ある時突然、連絡を絶ってしまったそう。そこで、女性はAへの復讐として、マスコミに情報提供を行うことにしたのです。不倫というだけでもニュース性がありますが、なんとAはセックス中にドラッグを使用しており、その様子を撮影した写真まで存在していたとか」(同)

 ところが、幸か不幸か、Aは世間一般的には“マイナーミュージシャン”だった。

「サブカル界では大御所かもしれませんが、結局Aでは『ネームバリューがない』という判断で、記事化は見送られました。そして2016年、ベッキーの騒動によって“有名人の不倫”がクローズアップされた際、マスコミ関係者が“このタイミングであれば”と女性に連絡を試みたものの、連絡が取れなくなっていたとか」(同)

 こうした事情で、結果的に一連のスキャンダルは公になることはなかった。しかし、A本人はマスコミが取材に動いていることも察知しており、薬物使用をごく近しい関係者に、全否定していたのだとか。

 瀧の逮捕を、Aは当然メディアを通じて知っていることだろうが、現在は「もしかしたら次は自分が……」と、眠れぬ夜を過ごしているのかもしれない。

AKB48総選挙見送りは「冷静な判断」 グループ再生に向けたターニングポイントとなるか

 2009年以来、毎年開催されてきたAKB48選抜総選挙だが、今年は開催を見送られることとなった。AKB48の公式ブログでは、「昨年開催10回を数え大きな区切りを迎えたAKB48グループの毎年の恒例行事である『AKB48選抜総選挙』を、本年は実施しないことに致しました」と報告。開催見送りとなった理由は特に説明していない。

「ファンの間では、NGT48の山口真帆さんに対する暴行事件が未だに解決していないことが影響したのだろうと囁かれています。また、見送りの理由をしっかり説明していないことについても、不審感を抱いているという意見もあるようです」(エンタメライター)

 しかし、今回の見送り発表については、むしろ正しい方法だったと評価する声もある。

「暴行事件は現在、第三者委員会が調査をしている状況であり、運営サイドはその結果を受けて、何らかのリアクションをするべき。調査結果が公表される前に言及するのは、混乱を生むことに繋がりかねない。たしかに、逃げているようにも見えますが、リスク回避という観点では、間違っていない選択だったと思います」(音楽業界関係者)

 AKB48運営の暴行事件への対応については、HKT48の指原莉乃が苦言を呈するなど、内部からの批判もあった。

「選抜総選挙は、AKB48グループにとって一大イベントであり、それこそCDの売上に大きく影響するもの。それを開催しないというのは、なかなか難しい選択です。でも、混乱する現在の状況をしっかりと受け止めて、総選挙を見送ったのは、とても冷静な判断だったと思います。事件への対応を失敗し続けてきた運営サイドですが、徐々に自浄作用も働いてきて、正しい方向へ進んでいるのでしょう」(同)

 今回の総選挙見送りが、AKB48グループにとっての大きなターニングポイントになるのではないかとの声も。

「知名度No.1の指原莉乃の卒業も決まって、グループ全体がリセットされるタイミングでもある。そういった中で、批判を無視して惰性で総選挙を続けたところで、だんだんと落ちていくイメージが植え付けられるだけです。それこそ総選挙を続けていれば、数年で落ち目になっていたかもしれない。でも、総選挙を見送って、一旦原点に立ち返ることで、メンバーやファンも『ここから再スタートする』という意識が生まれてくるはず。逆に向こう10年、20年とAKB48が続いていくビジョンが見えてきたと思います」(前出・エンタメライター)

 ピンチはチャンス。今のAKB48グループに、最も当てはまる言葉だろう。