2017年10月、KinKi Kids・堂本剛のトークイベント『第24回堂本剛独演会「小喜利の私」』内で行われ、波紋を呼んだ“堂本光一の葬式コント”。これは、お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司率いる「堂本剛軍団」が披露したネタで、観劇者のレポートによりコントを知った光一ファンは大激怒。コントが問題行為とみなされたことで、斎藤の所属事務所であるよしもとクリエイティブ・エージェンシーがジャニーズサイドに謝罪したとも伝えられた。騒動はこうして収束を迎えたと思いきや、ここへ来て軍団メンバーが「炎上の真相」を語り、再び光一ファンから批判が噴出しているようだ。
斎藤をはじめ、ニューヨーク・嶋佐和也、LOVE・奥村ら複数の芸人たちによって構成された堂本剛軍団は、剛のファッションや、ビブラートの効いた歌声を真似する集団。17年2月に『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)で光一&剛と共演を果たし、同9月にも『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(同)に出演するなど、一時話題を集めた芸人集団だ。
そして10月31日、彼らは『小喜利の私』に登場。剛のものまねで場を盛り上げた後、ステージ上でコントを披露。設定は「光一の葬式」で、ハゲ頭の斎藤によるお坊さん役、棺に入った光一役、お焼香をあげる役が存在し、光一に「1年に1回更新してたブログ、どうすんねん!」などと話しかけ、別れを惜しむシーンを展開していたという。しかし、公演を見たファンから「笑い声はまったくなかった」とのレポートが上がり、多くのキンキファンがドン引き。軍団メンバーへのバッシングが相次いだ。
「キンキのファンは大きく分けて、2人を応援する人、剛または光一のどちらかを愛し、もう片方を毛嫌いする人の3つに分類されます。当時、光一のファンは『葬式コントなんて、どう言い訳しても許されない』と軍団を敵視し、出演させた剛に激高。キンキの解散を望んでいる過激な光一ファンが、これに乗じて『ユニット解散』を強く主張し始めました。そんな中、ジャニーズ事務所は『週刊新潮』(新潮社、12月14日号)の取材に対し、葬式コントは『本番になって突然に設定変更され、当社も堂本剛も大変驚きました。後日、「堂本剛軍団」担当者より、謝罪の連絡をいただきました』と返答。一方、よしもとは『堂本剛さんにご迷惑をおかけし、堂本光一さんやファンの方の気持ちを傷つけ、申し訳ありません』と、お詫びのコメントを寄せています」(ジャニーズに詳しい記者)
波紋を呼んだコントから1年半が過ぎようとする中、2月24日、ニューヨーク・嶋佐がYouTubeで騒動について言及。『【生配信】2019.2.24 ニューヨークのニューラジオ #5』という動画内で嶋佐は、デビュー当時より剛の歌真似を得意としていたと語り、自身のライブやオーディションでやっていたところ、4年ほど前に斎藤の働きかけで堂本剛軍団が誕生したと振り返った。軍団のネタはトレンディエンジェルのライブで毎回ウケていたといい、『ブンブブーン』に呼ばれた時は、剛本人から「こんなんガンガンやってくださいよ」「どっか(ツアーで)回れるんちゃいます?」と、半ば公認されたそう。
「こうした流れで、『小喜利の私』からオファーをもらい、『がっつり、ものまねとショートコント、やってください』と剛に言われたんだとか。軍団一同は張り切り、『剛くんも見てくれてない、なんか新しい(ネタを)やろう』と考えてやったのが、例の“葬式コント”だったとのこと。『お葬式で、死んでしまった光一くんに対して“光一くんあるある”を言うみたいな』と、嶋佐がコントのテーマをおさらいすると、相方・屋敷裕政は『あぁ、どっちにも寄せた?』と聞き、『そうそう、だから光一くんのファンも喜んでくれるように』と返答し、嶋佐いわく、客も剛も大爆笑で、剛には『ありがとうざいました。めちゃくちゃ面白かったです』と褒められたんだそう」(同)
しかし終演後、Twitter上の反応がおかしいと気づいた軍団メンバー。「堂本剛軍団とかいう奴らが、光一くんのお葬式ごっこをしていた。最低です」といった非難の言葉を目にしたようで、嶋佐は「マジかよ! マジで!」「会場大爆笑よ。剛くんもめちゃくちゃ笑ってくれて」と当時の心境を告白。コントの展開にしても、「最後、光一くんが生き返ってツッコむ。ちゃんと!」「そういう配慮もしてるんだけど」と、あくまで光一ファンの気持ちに寄り添ったネタを作ったつもりだと弁解した。
そして後日談として、「次の日、LINEグループで斎藤さんが『昨日はお疲れさま。頑張っていこうぜ、堂本剛軍団! ……解散で!』(笑)」と、メンバーが離散したことを明かしたのだった。
「この動画は2月末公開でしたが、3月上旬頃から注目を集めています。ネット上では、光一オンリーファンによる『怒りを通り越して哀しみしかない。剛軍団、葬式コントをしてなぜ炎上したのかまったくわかっていない』『軍団のせいで、またザワザワしてる。本当迷惑。あれからあの軍団がものスゴく苦手』『「最後生き返ってるんだから」と自己弁護。反省まるでナシ』『剛軍団はキンキを利用した金儲け、話題作り目的』などとの呆れた声が続出。さらに、現在光一は主演ミュージカル『Endless SHOCK』の公演期間中とあって、『蒸し返すなんて許すまじき行い』『光一くんファンが幸せな気分の時に、こんな形で葬式コントの話を持ち出すなんて。堂本剛軍団はわざとだよね?』と、不満が爆発しています」(同)
一度は静かになった問題が掘り返され、嶋佐だけでなく剛にも怒りの矛先が向いている状況だけに、KinKi Kidsにも迷惑な話だろう。ただでさえファンに疎まれている分、嶋佐は発言に気を配った方が身のためかもしれない。