宗派対立が原因!? サウジアラビアでタクシー運転手が乗客の6歳男児を斬首

 中東のイスラム教におけるスンニ派とシーア派が対立していることは、多くの人が知るところだろう。

 2つの宗派が存在する理由をものすごく簡単に説明すると、イスラム教の開祖であるムハンマドの死後、その後継者としてイスラム教のリーダーを誰にするかで対立が起こり、そこで2つに分かれたわけである(実際には、これ以外にもいくつかの小さな宗派がある)。

 多数派であるスンニ派の総本山ともいえるのが、イスラム教の聖地・メッカがあるサウジアラビアなのだが、メッカに次ぐ聖地・メディナで2月上旬、悲惨な事件が起こった。

 6歳の男の子が母親と一緒にタクシーに乗って、ムハンマドの霊廟があるモスクに向かっていたところ、2人がシーア派だと気づいた運転手が突然車を止め、男の子を車の外に引きずり出した。

 昼間の時間帯、しかも人通りの多いエリアだったのだが、運転手は近くの飲食店にあったグラスを割り、その破片で男の子の首を複数回切りつけ、殺害したという。

 運転手がなぜそのような凶行に及んだのか正確な理由はわかっていないが、サウジ当局によると運転手は精神的な問題を抱えていたようだ。

 シーア派の人権団体は地元メディアに対し、「今回の事件は宗派間抗争が原因で、男の子はイスラム教における前時代的な処刑法のひとつである斬首刑によって殺された」と訴えている。

 サウジアラビアではスンニ派の中でも厳格なワッハーブ派が国教とされ、シーア派への敵視政策が長年続いているが、イスラム教の宗派対立は日本人にはなかなか理解しがたいものだ。

『あいのり』桃、新彼氏公開も「一般人なのに大丈夫?」 話題性を狙ったビジネスカップルの可能性も!?

 フジテレビ系のバラエティ番組『あいのり』の参加メンバーとして人気を博し、現在はブロガーとして活動している桃。彼女がバラエティ番組内と自らのブログで現在の恋人を発表し、話題を呼んでいる。

 桃は2月3日にAbemaTVで放送されたバラエティ番組『7.2 新しい別の窓』の第12回の中のコーナー、「ななにーバズ祭」にフォロワー数35万人を誇るブロガーとして出演。昨年セックスレスを理由として元夫と離婚した事や、その事について書いた記事がコメントや「いいね」(※ブログやSNSなどで、お気に入りの記事などにつける機能)などの反応が昨年で一番反応があったことを告白した。

さらに、ネット上で話題となるのを目指すというこのコーナーの主旨に合わせて、今年一番の「いいね」を目指すためのプランを提案。2週間前から交際している一般人の新しい彼氏の顔を公開し、番組MCである稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人とカップルの写真をブログで公開すると発表した。

スタジオ内に呼び込まれた彼氏は、番組内では顔出しをしなかったものの、彼氏が10歳年下であることや、あいのりで共演したクロの義理の弟であることなどを桃自身が公表。彼氏の顔を見た共演者は皆「かわいい!」「俳優さんにいそう」と彼氏のビジュアルを絶賛。放送直後に更新されたブログの記事では、番組内で撮られた5ショットの写真や、2ショットを添え、「これからはまーさんと呼ばせてもらいます!!」と、彼氏の愛称を発表。現在4,000を超える「いいね」や400を超えるコメントが付く状態となっている。

 この件についてネット上では、「比較的かわいい顔だった」「何気にイケイケだね、彼氏」と、彼氏について比較的好感を抱いたというコメントも散見されるものの、「10歳年下はさすがに引く」「絶対別れる」「彼氏、人生の黒歴史になるよ」など、年齢差に違和感を抱く声や、長続きしないのではないかという疑念の声が圧倒的に多い状況となっている。さらには、「顔出しして大丈夫なのか?」など、一般人である彼氏が顔を出していいのかという心配の声なども見られている状況だ。

「もちろん、話題を呼ぶ方法としては効果的だったとは思うんですがね。さすがに10歳年下、『あいのり』共演者の義理の弟とまでなると……。そもそも、桃さんが今の彼氏と付き合い始めた当初、彼氏の情報について『もうちょーっとだけ伏せることにします』『今の世の中、ちょっとでも情報載せちゃうと相手特定できちゃうからね!』などとブログに書いてしていたんですよ。あれってこの番組のために伏せていたのかと勘繰られてしまう部分もあるでしょうし。ちょっと味付けが強すぎて、話題性をさらうためにビジネスカップルになったんじゃないかとか、人気稼ぎに必死過ぎるんじゃないかと思われたりするところはあるんでしょうね」(ウェブライター)

 当該の記事で桃は、「側からみたら私みたいな34バツイチと付き合うなんてきっと心配してくれる人も多いんじゃないかと思うんだけど、真剣にお付き合いしてくれています」と、あくまでも真剣に交際しているとアピールしている。

 とはいえ、あまりに出来過ぎた話であることは確かで、多くの人々が疑念を持つのも仕方ない部分はあるだろう。その真相は当の2人以外が知る由もないが、どちらか、あるいはお互いが傷つくような結末を迎えない事を祈るばかりだ。

有村藍里が整形で“キレイなお姉さん”に変身! 妹・架純に風評被害発生か!?

 タレントの有村藍里が、整形手術を受ける過程をテレビ番組で公開し、話題になっている。

 有村の整形手術の様子が紹介されたのは、3日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)だ。この日の放送は、美容整形のカリスマ医師を追ったもので、有村は患者の1人として番組に登場。不安を抱えた患者と話し合い、手術の内容を説明し、手術を実施、手術を終えた患者が自分の顔を見て……という一連の様子がすべて放送された。

 これまで、芸能人であろうが一般人であろうが、「整形」はひた隠しにする人が多かった。芸能人の中には、整形疑惑が根強くささやかれるケースも多いが、それを堂々と公開した有村に対する反応はおおむね良好だ。ネットニュースを主宰し、ネット情報に詳しい男性は言う。

「ネットユーザーの間で“芸能人の整形”は非常に人気があるネタで、ありとあらゆるジャンルの芸能人に整形疑惑がかけられています。判断基準とされるものの王道が卒業写真で、まぶた、目尻、鼻、歯並び、頬など、あらゆる箇所に疑いの目が向けられるのが常です。しかし有村の整形については、番組の放送終了後から、『めっちゃかわいくなってる』『整形大成功すぎる……なんかこっちまで嬉しくなる』『マジで大成功過ぎて羨ましい~』など、好意的な声が多く寄せられました。コソコソやれば叩かれるものを、あえて一部始終を公開したことに好感を持たれたようです。

好意的に受け止められたのでしょう」

 有村はブログで、口元にコンプレックスがあったこと、手術への不安、術後の反応などをつづり、こちらにも「いいね!」が殺到。タレントとしての価値は一気に上がったが、その影響をモロに受けたのが、妹で女優の有村架純だ。芸能事務所の関係者が語る。

「朝ドラ『ひよっこ』で国民的女優に上り詰めた有村架純ですが、彼女にも『エラを削った』という整形疑惑があります。架純が、ある時期まで常に髪でフェイスラインを隠していたことから浮上したウワサです。しかし、『ひよっこ』の役柄で顔を思い切り出して、その後、エラを見せるのが“完全解禁”になったため、整形の噂は消えかけていました。ところが今回、姉の藍里が整形したところ、それまではあまり似ていなかった2人の顔がにわかに似てきたため、『やはり架純も整形では?』という疑惑が再燃したのです」

 ともあれ、2人の関係は、藍里がツーショットの写真をSNSに上げるほど良好。次のそっくり2ショットを楽しみにしたい。

『人生が楽しくなる幸せの法則』社内の裏切り者探しが「ブスの3カ条より気になる」と話題

 3月7日(木)に、ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』(日本テレビ系)の第9話が放送される。視聴率は第1話3.8%、第2話3.4%、第3話3.2%、第4話3.4%、第5話2.3%、第6話2.6%、第7話2.7%、第8話2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と推移している。

“ちょうどいいブス”を目指す中川彩香(夏菜)、木原里琴(高橋メアリージュン)、皆本佳恵(小林きな子)の3人は、“ちょうどいいブスの神様(山崎ケイ)”の指導を受けて、日々自分を磨き続けている。そんな中3人が務めるジャストライト物産では、他社に内部情報が洩れる事件が発生。深夜に上司のパソコンを触っていた里琴が、犯人だと疑われてしまう。

 第8話では、神様に呼び出された彩香と佳恵は、里琴が犯人なわけがないと主張する。3人の友情に心打たれた神様から、「真実を見抜く目」「気高き精神」「仲間を裏切らない」といった“ちょうどいいブスの3カ条”を授かる。会社に戻った里琴は自宅謹慎を言い渡されてしまうが、彩香と佳恵は真犯人を見つけると約束。里琴は自分を心配してくれる森一哉(忍成修吾)に対して、「これで逆に動きやすくなりました。私は会社の外から犯人を追います。」と強気の姿勢をみせた。

 営業部の佐久間涼太(和田琢磨)は、契約を横取りされた企業に話を聞き、ライバル会社の社長秘書・榊(山添寛)という男の情報を入手。彩香を連れて榊の後をつけると、ジャストライト物産総務部の課長・松澤初美(伊藤修子)と繋がっていたことがわかる。一方、佳恵は社内に盗聴器を仕掛け、初美が「今夜例のモノを盗み出す」と誰かに連絡している音声をキャッチする。初美を捕まえるため夜の会社に忍び込むが、逆に初美に捕らえられてしまった。

 佳恵がキャッチした音声は、盗聴器に気づいていた初美の罠で、佳恵たちをおびき寄せるための嘘であった。初美は独自に犯人探しをしており、榊と会っていたのも情報を引き出すためだった。お互いの疑惑が晴れた翌日、突如社長の神原重吉(田山涼成)が失踪。弟の神原譲吉(阿南健治)が社長代理に就任し、ライバル会社の傘下に入らざるを得なくなったと社員たちに告げる。

「3人が犯人探しに奔走する展開に、『サスペンスドラマみたいで面白くなってきた』と視聴者からは好評。『正直恋愛ドラマしてた時より楽しい』『ブスの3カ条より、真犯人の方が気になる』『最初からこの方向性で見たかったな』などの声も相次いでいるようです」(芸能ライター)

 第9話では、ジャストライト物産の吸収合併が決定するも、相変わらず重吉は行方不明のままで、社員たちは不安に包まれる。会社や仲間のことを心配する彩香たちに、神様は最後のミッションを与える。3人は“ちょうどいいブス”の卒業試験として、ジャストライト物産を取り戻すための戦いに挑む。

「さまざまな試練を乗り越えてきた彩香たちですが、神様からの卒業を目前に『結局どうなったらゴールなの?』『最後の試練って彼氏とか結婚じゃないんだね』と疑問の声も。最後のミッションを乗り越えた彼女たちは、どんな結末を迎えるのでしょうか」(同)

 果たしてジャストライト物産はライバル会社に打ち勝つことができるのか、次回も見逃せない。

竹内結子『QUEEN』が剥き出しにする差別……今回も“女の味方”を自称しながら女を貶めました

 竹内結子主演のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第8話。今回も例にもれず、雑に時事ネタを撫でまわしてドブに捨てるようなストーリーを展開しました。視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、下がり続けています。志の低い作品が数字を獲らない状況を見ると、それはそれで安心するものです。

 振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

今回は小保方さんと東京医大の不正入試問題でした

 サクッとやりましょう。何しろ「女の味方ですよ」みたいな顔して、とことん女(特に美人)を貶めてばかりのこのドラマ。今回はリケジョを雑に撫でまわしてドブに捨てました。

「FINISIS」なる革新的な治療キットの研究で世の耳目を集める美人研究者の和久井さん(森矢カンナ)は、今日もおっぱい強調ニットで取材対応に励んでいます。

 そんな和久井さんとコンビを組んで研究に勤しんでいるのが、こちらも女性研究者の柏木さん(伊藤麻実子)。伊藤麻実子ですから、当然“地味なブス”として描かれます。役割としては、美人の和久井さんがメディアに出て資金を集め、天才肌の柏木さんが研究に没頭できる環境を整えているといった状況。役割分担として成立していますし、2人もその分担に納得した上で研究を続けています。

 ところがこの2人に対し、早くもドラマはルッキズムに基づく逆差別を披露。美人の和久井さんに対し、あっという間に「計算高い」「怪しい」「信用できない」「ニセモノ」といったイメージを刷り込み、さらに過去の論文に不正があったなどとして、負のレッテルを貼り付けます。

 そして、一方の柏木さんがコーヒーを淹れれば「おいしい」と絶賛し、リラックマグッズを愛用していることを好意的に取り上げて「素朴だけど信用できる」「真の研究者」「ホンモノ」と見立てます。

 このとき、柏木さんを評価する竹内結子と水川あさみは(つまりドラマの視点は)、とことん“上から”です。おっぱいニットの美人は信用できず、ブスでも美味いコーヒーを淹れる女は信用してやろうという、傲慢な価値観が提示されます。和久井さんと柏木さんの2人が揃わなければ「FINISIS」の研究は成り立たないのだという事実関係を説明した後にもかかわらず、2人の人物評価を対照的に描いている。美人を貶めなくては気が済まない制作側の性根が感じられます。

 その後、長谷川初範がまるでコントのような“女性差別理事長”として登場し、保守的な教条主義を滔々と述べるシーンを作って仮想敵に仕立て上げ、その敵と戦う美人ヒロイン・和久井を演出しますが、これもことごとく失敗しています。

 そもそも2人の研究の停滞は、和久井さんの論文盗用疑惑の発覚によるスポンサー離れが原因でしたが、いつの間にか大学側の女性差別による被害に差し替えられました。言うまでもなく、論文盗用は個人の問題であり、女性差別は組織と属性の問題であるわけですが、この2つをいっしょくたに語ったことで、ドラマそのものが「女は」「しょせん、女は」と言っているように見えてしまっている。

 これは制作側のメッセージ的なものというより、単なる手落ち、シナリオ上のミスでしかないと思いますが、差別を扱う上で最も注意深く切り分けなければならない被害者側の個人と属性の問題を雑に扱うから、意図しない部分で差別を生んでしまっている。それを人の善意と混ぜて語ってくるからタチが悪いんです。このドラマの思想を額面通り受け取って行動したら袋叩きに遭うよ。そういうところが害悪だと言っている。

『QUEEN』はホントに差別と悪意に満ちたひどいドラマに仕上がっていて、たぶん現場は気付いてるけど、上のほうの人は気付いてないだろうし、ここまできたらもう気付けないのでしょう。上記は、竹内結子のキメ台詞です。恐らく、ドラマがそういうメッセージを送りたいという気持ちは本当なのだと思う。ただ、あらゆる差別に対する考え方をアップデートする努力を怠り、対立構造を単純化することばかりに固執した結果が、この出来の悪さなのでしょう。

 ちなみに和久井さんの盗用問題については、元の論文の著者が「引用許可を出していた」ということで不問になっていました。

 いや、あのね、盗用とか引用とかに著者の許可がどうこうって、論文の評価とは関係ないから。許可がなくても引用の条件を満たしていれば正当な引用だし、許可があっても出典の記述をせず(疑われたってことは、なかったんでしょ)、それを「自分の論である」と書けば盗用だから。そんな基本的なことさえ勉強していないのか、知っていて誤魔化しているのか、一事が万事、そういうことです。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

竹内結子『QUEEN』が剥き出しにする差別……今回も“女の味方”を自称しながら女を貶めました

 竹内結子主演のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)も第8話。今回も例にもれず、雑に時事ネタを撫でまわしてドブに捨てるようなストーリーを展開しました。視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、下がり続けています。志の低い作品が数字を獲らない状況を見ると、それはそれで安心するものです。

 振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

今回は小保方さんと東京医大の不正入試問題でした

 サクッとやりましょう。何しろ「女の味方ですよ」みたいな顔して、とことん女(特に美人)を貶めてばかりのこのドラマ。今回はリケジョを雑に撫でまわしてドブに捨てました。

「FINISIS」なる革新的な治療キットの研究で世の耳目を集める美人研究者の和久井さん(森矢カンナ)は、今日もおっぱい強調ニットで取材対応に励んでいます。

 そんな和久井さんとコンビを組んで研究に勤しんでいるのが、こちらも女性研究者の柏木さん(伊藤麻実子)。伊藤麻実子ですから、当然“地味なブス”として描かれます。役割としては、美人の和久井さんがメディアに出て資金を集め、天才肌の柏木さんが研究に没頭できる環境を整えているといった状況。役割分担として成立していますし、2人もその分担に納得した上で研究を続けています。

 ところがこの2人に対し、早くもドラマはルッキズムに基づく逆差別を披露。美人の和久井さんに対し、あっという間に「計算高い」「怪しい」「信用できない」「ニセモノ」といったイメージを刷り込み、さらに過去の論文に不正があったなどとして、負のレッテルを貼り付けます。

 そして、一方の柏木さんがコーヒーを淹れれば「おいしい」と絶賛し、リラックマグッズを愛用していることを好意的に取り上げて「素朴だけど信用できる」「真の研究者」「ホンモノ」と見立てます。

 このとき、柏木さんを評価する竹内結子と水川あさみは(つまりドラマの視点は)、とことん“上から”です。おっぱいニットの美人は信用できず、ブスでも美味いコーヒーを淹れる女は信用してやろうという、傲慢な価値観が提示されます。和久井さんと柏木さんの2人が揃わなければ「FINISIS」の研究は成り立たないのだという事実関係を説明した後にもかかわらず、2人の人物評価を対照的に描いている。美人を貶めなくては気が済まない制作側の性根が感じられます。

 その後、長谷川初範がまるでコントのような“女性差別理事長”として登場し、保守的な教条主義を滔々と述べるシーンを作って仮想敵に仕立て上げ、その敵と戦う美人ヒロイン・和久井を演出しますが、これもことごとく失敗しています。

 そもそも2人の研究の停滞は、和久井さんの論文盗用疑惑の発覚によるスポンサー離れが原因でしたが、いつの間にか大学側の女性差別による被害に差し替えられました。言うまでもなく、論文盗用は個人の問題であり、女性差別は組織と属性の問題であるわけですが、この2つをいっしょくたに語ったことで、ドラマそのものが「女は」「しょせん、女は」と言っているように見えてしまっている。

 これは制作側のメッセージ的なものというより、単なる手落ち、シナリオ上のミスでしかないと思いますが、差別を扱う上で最も注意深く切り分けなければならない被害者側の個人と属性の問題を雑に扱うから、意図しない部分で差別を生んでしまっている。それを人の善意と混ぜて語ってくるからタチが悪いんです。このドラマの思想を額面通り受け取って行動したら袋叩きに遭うよ。そういうところが害悪だと言っている。

『QUEEN』はホントに差別と悪意に満ちたひどいドラマに仕上がっていて、たぶん現場は気付いてるけど、上のほうの人は気付いてないだろうし、ここまできたらもう気付けないのでしょう。上記は、竹内結子のキメ台詞です。恐らく、ドラマがそういうメッセージを送りたいという気持ちは本当なのだと思う。ただ、あらゆる差別に対する考え方をアップデートする努力を怠り、対立構造を単純化することばかりに固執した結果が、この出来の悪さなのでしょう。

 ちなみに和久井さんの盗用問題については、元の論文の著者が「引用許可を出していた」ということで不問になっていました。

 いや、あのね、盗用とか引用とかに著者の許可がどうこうって、論文の評価とは関係ないから。許可がなくても引用の条件を満たしていれば正当な引用だし、許可があっても出典の記述をせず(疑われたってことは、なかったんでしょ)、それを「自分の論である」と書けば盗用だから。そんな基本的なことさえ勉強していないのか、知っていて誤魔化しているのか、一事が万事、そういうことです。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

山崎ケイの「ちょうどいいブス」キャラは、人をトリコにする? 炎上の背景に見えてくるモノ

 羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます

<今回の有名人>
「出会いよ、出会い」相席スタート・山崎ケイ
(三菱地所CM「新しい匂いのする街」シリーズ「丸の内の健康意識篇」)

 芸人がネタ番組以外でテレビに出るには、キャラが要る。このキャラは、その芸人の真の姿である必要はなく、周囲とかぶらず、かつインパクトがあればよい。そういったセオリーに則ったであろうオンナ芸人、相席スタート・山崎ケイの「ちょうどいいブス」は、炎上騒ぎを2回経験している。炎上は珍しくないが、2回となると「ちょうどいいブス」が、誰かの神経を逆なでする、もしくは“トリコにする何か”を持っていると考えていいのではないだろうか。

 「男性はブスが嫌い」と巷間思われているが、一部の男性に“かわいげ”を感じさせるという意味で言うのなら、「ちょうどいいブス」は最強である。美人に失礼なことを言えば、嫌われてしまう。職場で女性に「おまえはブスだ」と言えば、ハラスメントになって問題になりかねない。しかし、女性側が「ちょうどいいブス」を自称するのなら、「ブスと言ってもいい」「下に見てもいい」「かつ、怒らない」という三原則が揃う。上から物を言いたい男性にとって、「ちょうどいいブス」は、ある意味キュートな存在だろう。

 最初の「ちょうどいいブス」炎上は、花王のヘアケア製品「エッセンシャル」のPR動画だった。山崎が同社の製品を使うと、「ちょうどいいブス」から「いいオンナ」になるというものだったが、批判が殺到。同社は謝罪するとともに、動画を削除した。制作側は、「山崎が“ちょうどいいブス”と自称しているのだから、女性蔑視ではない」と思ったのだろうが、たとえ自称であっても、顧客に夢を与える空間で、そのメイン層の女性を侮蔑する言葉を平気で使う見識の低さが炎上の原因なのではないか。

 2回目の炎上は、読売テレビが山崎の著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)をドラマ化すると発表した時だった。同署はモテ指南本なので、読売テレビ側は「ちょうどいいブスが、美人よりモテるなんて夢があって、ドラマにふさわしい」と考えたのだろう。一方の視聴者側は「男性に査定されて、モテることが幸せという時代ではない」と大炎上。とうとう、ドラマのタイトルが変更されることになった。ドラマの脚本は山崎が書いたものではないし、山崎のように“何としてでも男にモテたい”という価値観はあってもいいと思うが、山崎自身にもバッシングの火の粉が飛んだ。

 そんな山崎、最近は三菱地所のCM「新しい匂いのする街」シリーズ「丸の内の健康意識篇」に、女優・高畑充希と共に出演している。このCM、見ようによって、感想が違ったものになってくるあたりが、面白いと思う。

 「丸の内は健康意識が高い」という高畑のナレーションから始まるCMは、「健康意識」という言葉を、単純に「健康に気を使っていること」と解釈するか、「意識高い女性が気を使いがちなこと」と解釈するかで、見え方が違うのではないだろうか。

 CM内容はこうだ。山崎と高畑がレストランで食事をしているが、山崎は「焼きそばのそば抜き」を注文し、高畑に「それってただの野菜じゃ」と突っ込まれている。食事を終え、山崎は「さぁ、走るわよ」と意気込むが、途中で脚が吊って動けなくなる。そこにイケメンが現れ、おんぶしてもらうことに。高畑が「お知り合いですか?」と尋ねると、山崎は「出会いよ、出会い」と仮病であることをほのめかす。

 このCMを「健康に気を使っていること」という観点から見るのなら、糖質を気にして「焼きそばのそば抜き」を頼むのも理にかなっているし、皇居ランも打倒な選択だろう。食事や健康に気を付けた結果、イケメンとお知り合いになれたというご褒美もついてくるので“いい話”である。

 それでは、「意識高い女性が気を使いがちなこと」と解釈するのなら、どう見えるだろうか。

 『女が女に怒る夜』(日本テレビ系)など、オンナ芸人や駆け出しのタレントが嫌いな女の話をする番組で、必ずといって例に出てくるのが、この「意識高い女」である。例えば、モデルの真似をして、体が冷えないように常温の水を飲んだり、オーガニックの食品しか口にしない女性などを指すそうだが、なぜモデルなら許されて、一般人女性だとイラつかれるのかと言えば、結果の差だろう。「意識高い」という言葉は、「声高に努力を語る割に、結果が追い付いていない人」を小バカにしていると言えるのではないだろうか。

 こうした「意識高い女性が気を使いがちなこと」という観点からみると、山崎が「焼きそばのそば抜き」を注文して高畑に突っ込まれるシーンは、「やる気はあるけれど、抜けがある」エピソードに思えてくる。また、それを伏線だと解釈するなら、おんぶしてくれたイケメンと山崎がうまくいくことは「ない」と想像がつくだろう。このように、三菱地所のCMは、その人の悪意の含有量で、見え方が変わるCMなのである。

 悪意を視聴者に任せるという手法を番組で用いているのが、芸人・有吉弘行ではないだろうか。『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)で、有吉はアシスタントを務めるフリーアナウンサー・高橋真麻に正面切って「ブスだなぁ」と述べるなど、有吉いわく「高橋英樹公認のブスいじり」をしてきた。しかし、そういった発言が炎上のもとになる風潮を察したのか、最近有吉は、外見を下げる言い方はしない。その代わり、有吉は逆に女性を一律褒めだしたのだ。

 例えば、『有吉反省会』(日本テレビ系)で、女性レギュラーやゲストを「反省会の美女軍団を用意しました」と言うのがまさにそれで、「その通り、美女だ」と肯定するか、「どこが美女だよ」と否定するかは、見る人に任される。確かなことは、有吉は言葉で女性をけなしていないので、クレームはつかないということだろう。

 クレームと言えば、不思議なことが一つ。ニュースサイト「週刊女性PRIME」が「女性が選ぶリアル“ちょうどいいブス”芸能人は?」という企画を行ったのだが、これは炎上しなかった。花王と同じく、女性週刊誌も女性を主な顧客としているだろうから、顧客である女性に対して侮蔑的な表現を取るのは禁忌だろう。そして、ブスと査定されることが嫌だ、失礼だと言いながら、「この人がブスだ」とブスチョイスに参加する女性も存在するわけだ。しかし、この記事は燃えない。私はここに、一つの深層心理が隠されているような気がしてならないのだ。

 自分がブスと言われるのは絶対にイヤだけど、人に言ったり、人が言われるのは面白いと感じる女性も、それなりに存在するのではないだろうか。有吉が(直接的な言葉は封印しても)容姿いじりを続けるのも、「ブス」が大衆ウケする不滅のコンテンツだと読んでいるからかもしれない。山崎の「ちょうどいいブス」は、案外長持ちするキャラになりそうな予感がする。

錦戸亮は「ジャニーズ追放」か、脱退理由に関ジャニ∞メンバー激怒

 錦戸亮が関ジャニ∞から脱退し、ジャニーズ事務所からも退所する意向だと、7日発売の「週刊文春」2019年3月14日号(文藝春秋)が報じた。関ジャニ∞ファンは悲壮感に包まれ、「亮ちゃん脱退で5人になるならもう解散でいい」「(渋谷すばると合わせて)真ん中二人が抜けたら事実上の解散」「関ジャニ∞はもう限界」といった叫びがネット上に響き渡っている。

 折しも「文春オンライン」が第一報をぶつけた3月6日は関ジャニ∞のニューシングル「crystal」の発売日。この曲は錦戸亮の主演連続ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系)の主題歌だ。カップリング曲「月曜から御めかし」は錦戸亮が作詞を手がけている。そんな今、一体なぜこのような報道が出たのか、錦戸が解散を望んだというのが事実であればその理由は何なのか。

 関ジャニ∞からは昨年渋谷すばるが脱退し事務所を退所しているが、渋谷の抜けた後、関ジャニ∞メンバーは今後の方針について話し合いを重ねてきたという。その中で錦戸が主張したのが「グループ解散」だった。しかし残る5人のメンバーは「どのような形で存続するか」を前向きに考えており、錦戸一人が脱退することになったそうだ。

 横山裕と村上信五は錦戸の提案に激怒し、「もうアイツとはやってられへん」と吐き捨てたメンバーもいるという。ジャニーズ事務所も解散を認めず、事務所内で「一刻も早く錦戸を追放すべきだ」との声まで上がっているというから、もし錦戸が退所したとしても茨の道が待っていることは想像に難くない。夏までに結論が出るとみられているが、こうして事前に情報をすっぱ抜かれたことで、決断の時期が早まる可能性もある。

 一部のファンは、渋谷すばるが脱退を公式発表した際、彼を尊敬していた錦戸が「これからの関ジャニは僕が引っ張っていきます」と言ったはずだと嘆き、報道に疑問を呈している。関ジャニ∞は昨年7月から全国ツアーを展開したが、そのテーマは「REBORN」。新生関ジャニ∞として生まれ変わるという決意を示すステージングだった。

 メインボーカルの渋谷すばるが抜けたことで、安田章大のボーカルとしての存在感が格段に上がった関ジャニ∞だが、それでも渋谷と2人で関ジャニ∞のメインボーカルを務めてきた錦戸亮はグループの音楽を奏でる上で非常に重要な存在。なんとか形になった新生関ジャニ∞が、またも崩壊と再構築を余儀なくされるとしたら、他のメンバーが憤る気持ちもわかる。

 しかし違和感を抱えたままグループ活動を続けられないのも事実。錦戸は彼なりの葛藤を抱えていたのかもしれないし、「すばるのいない関ジャニ∞を続けていけない」という本音を隠し自分を偽ることは出来ないのかもしれない。

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『水曜日のダウンタウン』に登場した朝木ちひろが「可愛すぎる」と一躍話題に!

 3月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、“自分の楽屋であってもキス現場目撃したらとりあえず謝っちゃう説”を検証。ドッキリで登場した女優・朝木ちひろが「可愛すぎる」と話題になり、一気にファンを増やしている。

 同企画は“自分の楽屋で男女がキスをしている”という状況を作り、ターゲットの反応をうかがうというもの。話題になったのは三四郎の小宮浩信がターゲットになった場面で、“事務所の新人マネージャー”という設定の男女が仕掛け人としてキスをした。かなり手の込んだドッキリで、仕掛け人は“新人研修”という名目で数日間小宮の仕事に同行。完全に本物の新人マネージャーだと信じ込ませた。

 そしていよいよドッキリ本番。楽屋にやってきた小宮はキスをしてる2人を見て、「うぃ~」「あっ……、何やってんの?」とうろたえ、一度退室する。その後もう一回扉を開けて、「もしもーし」「なんで? どうしたの?」と新人マネージャーを詰めだす小宮。ネタばらしを受けた後も「そんな仕事舞い込む?」「新人ですよ? うちの」と信じられない様子だったが、ようやく事態を飲み込み「え? どっから?」「最初っから?」と驚いていた。

「今回のドッキリで女性新人マネージャーを演じていたのが、『ABP inc.』に所属している女優の朝木です。まだまだ知名度は高くありませんが、『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)などの再現VTRにも出演。またメインの役どころではありませんが、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)や『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)といったドラマにも参加しています。そんな彼女が『水曜日のダウンタウン』に登場し、SNSなどでは『女性マネージャー役の人、めちゃくちゃ美人だったな』『速攻でどんな人なのか調べた』『朝木ちひろさん逸材すぎる。もっと色んな作品でお芝居をみたい』との声が。番組への出演をきっかけに、一躍知名度を上げたようです」(芸能ライター)

 舞台を中心にコツコツ活動していた朝木だが、とうとう世間に“見つかった”模様。彼女のファンからは「まさか朝木ちひろがこんなにバズるなんて」との声が上がっている他、本人も今回の反響には驚きを隠せないようだ。

「番組終了後に朝木は『えっえっえっ すごい、さっきまでフォロワーさん840人とかだったのに…… 2000人超えてる』とツイート。また『実はあのロケ日は誕生日でした』『ちょっと遅めのバースデープレゼントがこの反響ですね』と喜びを語っていました。ちなみに3月7日15時時点のフォロワーは約7,500人に達しており、まだまだ増加していくことでしょう」(同)

“水ダウ効果”で注目を集めた朝木。これをきっかけにさらなる活躍を期待したい。

『家売るオンナの逆襲』北川景子の美貌を引き立たせるための演出が残酷? 松田翔太の謎の“逆恨み”でクライマックスへ突入

 北川景子が不動産業界を舞台にスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)の第9話が6日に放送され、平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回と同じ数字になりました。

(前回までのレビューはこちらから)

 今回、三軒家万智(北川)が担当することになったのは、高齢の母・静江(松金よね子)のために家の購入を考える独身女性の馬場礼子(酒井若菜)。しかし、静江は長年住むアパートの近所づきあいを大切にし、引っ越しを望んでいないのです。

 一方、万智の部下の庭野聖司(工藤阿須加)は、設計デザイナーの真壁(入江甚儀)のデビュー作という築45年の古家をフルリノベーションした家を売るべく奔走。しかし、お風呂の壁がスケルトン仕様など、妙にこだわりの強い内装のためまったく売れる気配がありません。

 その2人とは対照的に、フリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)へのボーイズラブ的な想いを断ち切った足立聡(千葉雄大)は、営業成績をガンガン伸ばしていきます。出産間近の新垣夫妻を担当することになり、ちょうど留守堂が、夫と離婚予定の迫田のぞみ(小野真弓)から新築物件の売却を依頼されていることを知ったため、新垣夫妻にその家を紹介する手筈を整えます。

 しかし内見当日、のぞみの夫・祐樹(永野宗典)がタイミング悪く帰宅。ヨリを戻したいと懇願したため、のぞみが離婚予定だということを新垣夫妻が知ってしまい、「縁起が悪い」との理由で購入を見送ってしまうのでした。

 一方、古家を売れずに悩む庭野に対し、万智が代わりに売ると宣言。ところが、床を全面畳にするリノベーションをすると言い出したため、デビュー作を売りたいと意気込む真壁の気持ちを知る庭野は困惑してしまいます。

 そんな庭野に対し、「友情ごっこで家は売れない」と諭した万智は、再びリノベーションした家を馬場母娘に紹介。実はその古家は、静江が住むアパートのすぐ近くにあり、ご近所との関係性も継続できるとあって、売却に成功するのでした。

 その一方で足立は、近所に子持ち家庭が多いという環境が、共働きの迫田夫妻にとって精神的なストレスになっているのではないかと臆測。ヨリを戻した2人に対し、住み替えをするよう提案します。そして当初の予定通り、その家に新垣夫妻が住むことになり、一件落着となったのでした。

 足立が営業マンとして完全復活したのに対し、留守堂はというと、小学生の時から憧れを抱く万智への想いと、その夫・屋代大(仲村トオル)への嫉妬心に悩まされスランプ状態。母校の小学校へ万智を呼び寄せ、自分の気持ちを打ち明けようとします。

 ところが、“小学校の時にプールで溺れ、人工呼吸してもらったことで好きになった”という留守堂の話を、万智は勘違いだと指摘。実際に留守堂を助けたのはヤマダカズコという女性だというのです。

 そして、そのカズコがその場に現れたことで、長年の勘違いと彼女の容姿(?)にショックを受けて失神してしまう留守堂。目が覚めた時、万智への怒りの念が湧き起こったところで終了となりました。

 今回は、日本社会に蔓延する“こうあるべき”という見えない鎖に縛られ、身動きがとれなくなってしまった人々を描いた回となりました。馬場母娘には、『子どもは親孝行すべき』という義務、迫田夫妻には、『夫婦は子どもをつくるべき』という重圧です。

 正確にいえば馬場母娘に関しては、礼子は感謝の気持ちから母親との同居を望んでいるものの、静江の方が娘の押しつけがましさを感じてしまっている、といった感じでした。本人が引っ越しを望まないのであれば放っておけばいいのでは? とも思いましたが、そこはスーパー営業ウーマンの万智。アパートからすぐ近くの物件を紹介しただけでなく、“内装は顧客ありき”であることを庭野と真壁に伝えることにも成功し、見事な手腕を発揮しました。

 万智が“家売る至上主義者”なのに対し、足立は顧客の幸せを考えてベストな選択肢を提案するのがモットー。これまでは留守堂への恋に悩み、営業成績が落ちてしまっていましたが、今回は完全復活を果たし、今シーズン最も魅力的な回となったのではないでしょうか。

 その一方、万智への恋に悩み、存在感が薄くなってしまったのが留守堂。ヤマダカズコと自分とを勘違いしていた、というのはもしかしたら、万智が留守堂を傷つけないために用意した嘘だったのかもしれません。いずれにしても、カズコの姿を見た瞬間にショックで卒倒してしまうという演出は、失礼きわまりないと感じました。北川景子の美貌を引き立たせるためか、カズコ役の女性にわざわざブスメイクを施していたのも残酷な演出だったと思います。

 また、留守堂はなぜか万智に対し逆恨みをするのですが、その心のメカニズムが今ひとつよくわかりません。恐らく、次回が最終回ということで、何が何でも万智と対立させる展開にしたかったのでしょう。今までのおとぼけっぷりを見る限り、留守堂に敵役は難しいような気がしますが、とりあえず来週の放送を待ちたいと思います。
(文=大羽鴨乃)