「ノーギャラも」misonoが独立後に言及も、「不幸自慢?」 夫との2ショット連続投稿にも厳しい声が……

 歌手の倖田來未を姉に持ち、自身も歌手やタレントとして活動するmisono。そんな彼女が綴ったブログが、大きな反響を呼んでいるという。

 2月26日にブログを更新したmisonoは、昨年10月末を持ってエイベックスを退社した後の苦労について語った。昨年の8月から目眩や立ちくらみ、耳鳴りなどの体調不良が治らず、急激に視力も低下した結果、眼鏡を使うようになったと告白したmisonoは、エイベックス退社後のマネジメントについても言及。現在はマネジャーを付けずに活動しており、「オカンと二人三脚なので」「Nosukeにやってもらいすぎ(笑)だったので」と、夫であるミュージシャンのNosukeが以前はマネジメントをしていたが、現在は母親とマネジメントを行っていることを告白した。さらに、1日に3件仕事を詰め込んでしまったり、ノーギャラで受けている仕事もあるために、数をこなさないといけない現状となっていることも明かしている。

 他にも、がん闘病中のNosukeが入院している時は、仕事と病室を往復する日々であったことに加え、移動費を節約するためにスーパー銭湯で仮眠や休憩を取っていたという事も打ち明けた。

 こうしたmisonoの現状について、ネット上では「大変だよね、お疲れ様です」「お大事に」と心配をする声も多く聞かれているが、中には「マネジャーぐらい雇った方が効率的に仕事できるんじゃない?」「最近不幸自慢ばっかりだよね」「そんなことを文字にして報告する必要ある?」と、つらい状況をわざわざ語らなくていいのでは? とする声もあり、賛否両論となっている。

「misonoさんは結構こうしたつらい状況をブログで綴っているので、そういった意味ではちょっとファンとしては辟易する方が多いのかもしれません。とはいえ、夫のNosukeさんが精巣がんの闘病中であることをはじめ、状況的に過酷なことは確かなのですが……」(音楽ライター)

 さらに、misonoがネット上で行っている活動にも、反感を買う要素があるという。

「ネット上では、YouTubeやTikTokを頻繁に更新していることについて、忙しいのにそういう暇はあるのかという声もそれなりに見られています。そうした活動もまた、宣伝などで仕事の一部という感覚はなかなか一般的には理解しにくいものなのかもしれません。あとは、アプリなどでメイクをしたようなものや、デコレーションをするような画像加工を行ったNosukeさんとの写真をブログで頻繁に公開していることも、病人をネタにして遊んでいるんじゃないかという受け止められ方をしてしまうこともあるでしょうね。これはあくまで僕の勝手な想像ですが、Nosukeさんの病状などを心配する人たちへの心遣いのつもりでこうした行動をとっているのが、空回りしてしまっているのではないかと。本人が発信している事が邪推され、ちょっと損をしてしまっているような状況ですし、今後が少し心配ですね」(同)

 過酷な状況に加えて、ネット上での活動が空回りし、邪推による心ない言葉を浴びせられてしまっているmisono。彼女や周囲の状況が、今後好転することを切に願わずにはいられない。

衰退した恵方巻の風習……バレンタインやホワイトデーはどうなっていくのか?

 恵方巻に始まり、バレンタインデーにホワイトデーと食べ物に関連する奇習が続く季節である。かつては、この季節の妙な行事はバレンタインだけだったはずなのだが、今じゃホワイトデーも当たり前。バレンタインも「義理チョコ」が当たり前のことになり、そのお返しも含め職場などではチョコレートやクッキーを配るために無駄な出費を強いられる。

 どの行事も、なんで行われているかは、まったく謎。謎のままに同調圧力で続いてきた。だが、ここにきて、その圧力も緩和されつつある。まず今年は恵方巻に対して否定的な見解を持つ人がグッと増えたのだ。

 一説には市場規模は、240億円ともいわれている恵方巻。関西を起源とする風習が全国に広まったのは21世紀に入ってからのこと。

 そもそもは、1973年に、海苔が大豊作だったために、海苔業者は消費拡大キャンペーンを実施。この時に「太巻き食べると幸せになる」と呼びかけたり、巻き寿司早食い競争などを仕掛けたことで、関西で行われたどマイナーな風習が、次第に知られるようになったという。

 90年代に入ってからは、これがコンビニで商品化。セブンイレブンが、98年から恵方巻の販売を全国展開し始めたことで、よりメジャーな風習になったのである。

 当初は、普通に巻き寿司を売っていただけだが、年を重ねることに内容は変わった。寿司のネタは豪華になり、ついには1,000円を超えるような巻き寿司が当たり前のようになった。

 だが、今年は恵方巻を買わないという人も増えた。ここ数年、一部の店舗がノルマを達成するために店員やアルバイトに自爆営業を押しつけたこと。さらに、多くの売れ残りが廃棄されていることが白日の下に晒されてきたのだ。

 こうして、商売目的の「つくられた文化」であったことを知る人が増えたことが決定打となり、恵方巻文化は衰退を始めようとしている。同様に「つくられた文化」であるバレンタインデーやホワイトデーはどうなるのか。

 巻き寿司もチョコレートも美味しいけど、踊らされて高値で買うとかやめたいよな。
(文=是枝了以)

常盤貴子『グッドワイフ』“裏切り者判明”と前回予告も、お預け……「詐欺だ」と視聴者激怒!

(これまでのレビューはこちらから)

 常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第8話が3月3日に放送され、平均視聴率8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 夫・壮一郎(唐沢寿明)の事件のほうは原作と違い、日本版オリジナルとなっているため、見ごたえ十分なのですが、一向にリアルタイムの視聴率は上がらず……。モヤモヤ感が募るばかりです。

 ではでは、今週もあらすじから振り返っていきましょう!

■「あと一歩」というところで振り出しに戻るばかり……

壮一郎の裁判がついに始まるも、杏子たちは証拠を何もつかめておらず、検察側が有利のまま。壮一郎は本当の情報提供者を見つけることが重要だと、杏子たちに説明する。

一方、杏子は夫と不倫していたとされる遠山亜紀(相武紗季)に接触。秘密の情報を聞き出そうとするも、亜紀はなかなか口を割ろうとしない。だが、杏子はめげず、亜紀の周辺を調査。すると、亜紀の娘が海外で心臓手術を受けていたことが判明し、それには8,000万円もの大金がかかっていることを知る。杏子は亜紀の元夫に会いに行き、娘からの手紙を預かる。それを渡しに亜紀へ再び会いに行った杏子。亜紀はその手紙を受け取り、涙を流しながら、真実を告白。壮一郎を無実にできる証拠を渡すというも、数日後、駅の階段から何者かによって突き落とされ重体となってしまう。

 再び振り出しに戻ってしまった杏子。しかし、そんな杏子のために、多田(小泉孝太郎)が機密情報書類を入手。杏子たちは喜ぶも、佐々木(滝籐賢一)が本当に信じていいのかと疑問を呈し、また振り出しに。

 そんな苦しい状況が続く中、壮一郎は杏子に「俺たちも本当の裏切り者を見にいこう」と告げ、夜の駐車場で2人が待つことに。すると、そこに黒い人影が現れ……というストーリーでした。

■杏子と亜紀、直接対決の軍配は!?

 今週の見どころは、なんと言っても、夫の不倫相手とされる亜紀と杏子の直接対決! まあ、案の定、杏子の勝利(そうならないと、ストーリーが前に進みませんからね)。杏子が亜紀と1歳で別れたという実の娘からの手紙を見て、南原(三遊亭円楽)の秘書から8,000万円で壮一郎にハニートラップを仕掛けるようにとの依頼があり、それに乗ったこと、また壮一郎とは何もなく、写真を撮られた日はクスリを飲ませて、朦朧とした壮一郎を介抱しようとしただけだということを告白。さらに、その証拠となるものを保管しているとも明かすんです。

 まあ、実に日本のドラマらしい展開に(笑)。お涙ちょうだいといったところで、杏子の心理作戦勝ちだったというしかありません。ですが、娘からの手紙だけで、ここまで白状しますか? だって、8,000万円もの大金をもらってるんですよ。バラしたら、「金返せ!」と言われる可能性だってありますからね。それぐらいでそんなリスキーなこと普通はしないでしょ。案の定、その後亜紀は駅の階段から何者かに突き落とされ、重体に(あ~ほら、いわんこっちゃない)。

 そういう点でこの内容はありえなく、リアル感がまったくないなと。そういうバラしちゃう展開にしたいなら、杏子側も亜紀のばらされたくない過去の証拠を掴み交換条件にするとかいう展開の方がいいかなと思いました。

■予告でわかるって言ってたのに……裏切り者は誰?

”裏切り者”は誰かというくだりだけで、かれこれ5週ぐらいは引き伸ばしているのですが、前回の次週予告で「ついに判明」といわれており、ネットは「誰だ?」とお祭り状態。で、今週の放送になり、開始直後から話題となっていたんですが……。

 最後に黒い影が映って今週は終わり……。

 思わず、「おいおいおいおいおい!」とテレビに突っ込んじゃいましたよ(笑)。ここまで引っ張って、さらにやっとわかると宣伝しておきながら、この仕打ちとは……(涙)。ネットでも筆者と同じような意見が多数あり、中には「詐欺だろ、これ!」と怒りの声を上げる視聴者まで現れる結果に。

 う~ん。裏切り者が誰かという部分がポイントとなるだけに、製作側のこの仕打ち(?)にはびっくりというか、がっかりですね。視聴率があまり良くないから引っ張って上げたいという気持ちがあるのかもしれませんが、あまりこういう展開は見ていて腹が立つのでやめて欲しいですね。

 で、話は戻るんですが、この裏切り者に関して、放送直後にネットでは「誰なのか?」という推測祭りに。

 多くの予想では多田か佐々木。大穴で朝飛(北村匠海)だといわれていましたが……。果たして!? 来週が楽しみですね!

■夫の不倫は捏造! ということは……多田と杏子が関係は?

 亜紀のハニトラということがわかり、壮一郎の「違う違う。そうじゃない!」との主張が証明された今回。不倫疑惑はシロでこっちは一件落着。

 となるはずですが……ここで、ふと疑問が。ということは杏子が多田と不倫関係になるのは筋違いということになりますよね?

 原作だと、夫が娼婦と寝ていたから事務所の上司で同級生の弁護士と妻が不倫関係に走るという内容でしたが、そこを大幅に変えているため、このままじゃ、杏子だけが悪くなるような……。筋違いと言われても仕方ない展開に。

 これじゃ、まったく『グッドワイフ』となりませんよね!? ということは、ここでなんか一発、ビックリな真実をひとつかましてくれるのかも!? さあ~、こちらの話もまだまだ注目ですね!

 以上、8話のレビューでした。

 来週、ついに最終章に突入するということで、話もどんどん進みますよ! あと数話で終わってしまうだけに、目が離せません。9話の放送も楽しみに待ちましょう!
(どらまっ子KOROちゃん)

常盤貴子『グッドワイフ』“裏切り者判明”と前回予告も、お預け……「詐欺だ」と視聴者激怒!

(これまでのレビューはこちらから)

 常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第8話が3月3日に放送され、平均視聴率8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 夫・壮一郎(唐沢寿明)の事件のほうは原作と違い、日本版オリジナルとなっているため、見ごたえ十分なのですが、一向にリアルタイムの視聴率は上がらず……。モヤモヤ感が募るばかりです。

 ではでは、今週もあらすじから振り返っていきましょう!

■「あと一歩」というところで振り出しに戻るばかり……

壮一郎の裁判がついに始まるも、杏子たちは証拠を何もつかめておらず、検察側が有利のまま。壮一郎は本当の情報提供者を見つけることが重要だと、杏子たちに説明する。

一方、杏子は夫と不倫していたとされる遠山亜紀(相武紗季)に接触。秘密の情報を聞き出そうとするも、亜紀はなかなか口を割ろうとしない。だが、杏子はめげず、亜紀の周辺を調査。すると、亜紀の娘が海外で心臓手術を受けていたことが判明し、それには8,000万円もの大金がかかっていることを知る。杏子は亜紀の元夫に会いに行き、娘からの手紙を預かる。それを渡しに亜紀へ再び会いに行った杏子。亜紀はその手紙を受け取り、涙を流しながら、真実を告白。壮一郎を無実にできる証拠を渡すというも、数日後、駅の階段から何者かによって突き落とされ重体となってしまう。

 再び振り出しに戻ってしまった杏子。しかし、そんな杏子のために、多田(小泉孝太郎)が機密情報書類を入手。杏子たちは喜ぶも、佐々木(滝籐賢一)が本当に信じていいのかと疑問を呈し、また振り出しに。

 そんな苦しい状況が続く中、壮一郎は杏子に「俺たちも本当の裏切り者を見にいこう」と告げ、夜の駐車場で2人が待つことに。すると、そこに黒い人影が現れ……というストーリーでした。

■杏子と亜紀、直接対決の軍配は!?

 今週の見どころは、なんと言っても、夫の不倫相手とされる亜紀と杏子の直接対決! まあ、案の定、杏子の勝利(そうならないと、ストーリーが前に進みませんからね)。杏子が亜紀と1歳で別れたという実の娘からの手紙を見て、南原(三遊亭円楽)の秘書から8,000万円で壮一郎にハニートラップを仕掛けるようにとの依頼があり、それに乗ったこと、また壮一郎とは何もなく、写真を撮られた日はクスリを飲ませて、朦朧とした壮一郎を介抱しようとしただけだということを告白。さらに、その証拠となるものを保管しているとも明かすんです。

 まあ、実に日本のドラマらしい展開に(笑)。お涙ちょうだいといったところで、杏子の心理作戦勝ちだったというしかありません。ですが、娘からの手紙だけで、ここまで白状しますか? だって、8,000万円もの大金をもらってるんですよ。バラしたら、「金返せ!」と言われる可能性だってありますからね。それぐらいでそんなリスキーなこと普通はしないでしょ。案の定、その後亜紀は駅の階段から何者かに突き落とされ、重体に(あ~ほら、いわんこっちゃない)。

 そういう点でこの内容はありえなく、リアル感がまったくないなと。そういうバラしちゃう展開にしたいなら、杏子側も亜紀のばらされたくない過去の証拠を掴み交換条件にするとかいう展開の方がいいかなと思いました。

■予告でわかるって言ってたのに……裏切り者は誰?

”裏切り者”は誰かというくだりだけで、かれこれ5週ぐらいは引き伸ばしているのですが、前回の次週予告で「ついに判明」といわれており、ネットは「誰だ?」とお祭り状態。で、今週の放送になり、開始直後から話題となっていたんですが……。

 最後に黒い影が映って今週は終わり……。

 思わず、「おいおいおいおいおい!」とテレビに突っ込んじゃいましたよ(笑)。ここまで引っ張って、さらにやっとわかると宣伝しておきながら、この仕打ちとは……(涙)。ネットでも筆者と同じような意見が多数あり、中には「詐欺だろ、これ!」と怒りの声を上げる視聴者まで現れる結果に。

 う~ん。裏切り者が誰かという部分がポイントとなるだけに、製作側のこの仕打ち(?)にはびっくりというか、がっかりですね。視聴率があまり良くないから引っ張って上げたいという気持ちがあるのかもしれませんが、あまりこういう展開は見ていて腹が立つのでやめて欲しいですね。

 で、話は戻るんですが、この裏切り者に関して、放送直後にネットでは「誰なのか?」という推測祭りに。

 多くの予想では多田か佐々木。大穴で朝飛(北村匠海)だといわれていましたが……。果たして!? 来週が楽しみですね!

■夫の不倫は捏造! ということは……多田と杏子が関係は?

 亜紀のハニトラということがわかり、壮一郎の「違う違う。そうじゃない!」との主張が証明された今回。不倫疑惑はシロでこっちは一件落着。

 となるはずですが……ここで、ふと疑問が。ということは杏子が多田と不倫関係になるのは筋違いということになりますよね?

 原作だと、夫が娼婦と寝ていたから事務所の上司で同級生の弁護士と妻が不倫関係に走るという内容でしたが、そこを大幅に変えているため、このままじゃ、杏子だけが悪くなるような……。筋違いと言われても仕方ない展開に。

 これじゃ、まったく『グッドワイフ』となりませんよね!? ということは、ここでなんか一発、ビックリな真実をひとつかましてくれるのかも!? さあ~、こちらの話もまだまだ注目ですね!

 以上、8話のレビューでした。

 来週、ついに最終章に突入するということで、話もどんどん進みますよ! あと数話で終わってしまうだけに、目が離せません。9話の放送も楽しみに待ちましょう!
(どらまっ子KOROちゃん)

NHK・桑子真帆は1億5,000万、テレ朝・宇賀なつみは6,000万……人気女子アナ“フリー”のお値段

今週の注目記事・第1位
「日産西川社長<激白120分>『ゴーンは日本人をナメていた』」(「週刊文春」3/7号)

同・第2位
「南野陽子、夫の『横領』『暴行』で女優生命ピンチ」(「週刊文春」3/7号)

同・第3位
「黒いマタニティクリニック、母子突然死と謎の中国人」(「週刊文春」3/7号)

同・第4位
「『ビデオをまわしながら高2の私を』田畑毅に未成年淫行疑惑」(「週刊文春」3/7号)
「警察が『安倍官邸』に忖度する『田畑代議士』準強姦捜査の腰砕け」(「週刊新潮」3/7号)

同・第5位
「井岡一翔と谷村奈南『離婚の真相』-前妻を容赦なく切捨て長身モデル美女と」(「フライデー」3/22号)

同・第6位
「この国ではやる気のない社員が7割、無気力な社員が2割4分」(「週刊現代」3/16号)

同・第7位
「<白熱対決>籠池夫妻×森友スクープ記者『安倍さんからのお詫び文書』」(「週刊文春」3/7号)

同・第8位
「政治部記者覆面座談会『ヤバい安倍政権』」(「週刊ポスト」3/15号)

同・第9位
「人気女子アナ30人『フリーになったらこの値段!』」(「週刊ポスト」3/15号)

同・第10位
「視聴率の新女王戦国絵巻-北川景子、広瀬すずがしのぎ削る、渡米・米倉涼子」(「週刊新潮」3/7号)

同・第11位
「『小室圭さん』の『NY州弁護士』挑戦前倒し作戦」(「週刊新潮」3/7号)

同・第12位
「俳優・新井浩文という物語」(「週刊現代」3/16号)

同・第13位
「世界に輸出される史上最大の『反日キャンペーン』」(「週刊新潮」3/7号)

同・第14位
「逃げる『貴乃花』追う『自民党』という参院選の綱引き」(「週刊新潮」3/7号)

同・第15位
「高血圧『新目標値』130に専門医が異議あり!」(「週刊文春」3/7号)

同・第16位
「日本人開発者が語ったCAR-T細胞の真実-1回5000万円でがん消滅」(「フライデー」3/22号)

同・第17位
「市販の花粉症薬で心筋梗塞になる人」(「週刊現代」3/16号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 トランプと金正恩のトップ会談が不調に終わろうと、トランプの経済制裁で中国の経済が悪化し、全人代が大変なことになっていようと、日本の週刊誌はそんなことにはお構いなしだ。

 週刊誌を読んでいると、この国にとっての国際問題は「嫌韓」「嫌中」しかないようだと思えてくる。

 国内問題で最大のものは花粉症である。私は30年来の由緒正しい花粉症だが、年をとると症状が和らぐものだと思っていたら、そんなことはないようだ。

 おまけに現代によると、花粉症薬でクシャミ鼻水が止まるが、心臓まで止まるというのである。

 それも私のように、降圧剤を飲んでいる人間はなおさら危ないようだ。花粉症に効く薬には血管を狭くする成分が含まれているのだそうだ。

 そうすると当然、血圧が上昇する。となると、狭心症や心筋梗塞になるリスクが増えるということだ。

 記事中に血圧を上昇させる花粉症薬がずらっと並んでいる。恐る恐る眺めてみると、あった! 私が長年飲んでいる新コンタック600プラス(グラクソ・スミスクライン・CHJ)である。

 私はこの薬を、1年中飲んでいる。花粉だけではなくハウスダストや何やらで、年がら年中クシャミが出るからだ。

 もうかれこれ20年ぐらいになるだろうか。以前は「新」はつかなかったが。

 花粉症には薬ではなく、ビタミンDがいいそうだ。これには、外部から入ってきたアレルギー物質に対して、害があるかどうか判断するのを助ける働きがあるそうだ。その上、身体のあらゆる粘膜を強くする働きもあるというのである。

 Dは、魚の内臓に多く含まれる。よし、今夜はシシャモで一杯といくか。

 フライデーに朗報が載っている。日本人が開発したCAR-T細胞療法という最新のがん治療があるそうだ。まだ治療費は1回5,000万円以上と高いが、難治性の急性リンパ性白血病の患者の8割、難治性の悪性リンパ腫の患者の5割が、投与から3カ月以内にがんが消えるというのである。

 CAR-T細胞療法というのは、患者から採取したリンパ球に遺伝子操作を行い、がんに対する攻撃力を高めた細胞を大量に培養して、それを患者の身体に点滴で戻すという治療法だそうだ。

 すると一部の白血病や悪性リンパ腫に多く発現する「CD19」という細胞の表面にあるたんぱくを消滅させてしまうそうである。

 これを使えば池江璃花子の白血病も治るのではないか。

 お次は文春。同誌によると「日本高血圧学会」が5年ぶりにガイドラインを改定するという。

 これまでは上が140、下が90だったが、今回は上が130、下が80になるというのである。より厳しくすれば大量に高血圧患者が増えるから、製薬会社の意を受けてではないかと勘ぐってしまうが、そうではないようだ。

 こうした厳しくするやり方は世界的なものらしく、厳しくするほうが心臓病の発生率が約25%、総死亡率が約27%低下するそうである。

 だが高齢者はこの限りではないようだ。65歳から74歳までの管理目標は140/90未満だそうだから、私はセーフだ。

 血圧はストレスがいけないそうだから、少々高くても気楽に生きることが何よりの薬である。

 ここで貴乃花の話題を少々。参院選に出るのか出ないのか。新潮によれば、本人は出る気はないというが、知名度で100万票は固いといわれる貴乃花だから、自民党からの「出てくれ」という猛攻が続いているという。

 スポーツ議連の座長である遠藤利明元五輪担当相が、数日以内に会うという話があるそうだし、安倍首相や森喜朗とは何度か会っているそうだ。

 遠藤本人は、そんなことをいえる立場にないと否定しているが、本音では、他の党から出てもらっては困るから、感触を探る狙いがあるのではないかと、自民党関係者が語っている。

 もし50万票とれば比例で2人は引き上げられるというから、100万票なら4人か。安倍自民党は心底欲しいだろうな。

 ところで3月1日は、韓国で起きた「3・1独立運動」から100年になった。これについて、新潮で武藤正敏元駐韓大使がこう語っている。

「(大韓帝国初代皇帝の)高宗が亡くなった際に、“彼の息子が日本の皇族と結婚することに抗議して服毒自殺”、あるいは“日本によって毒殺”などの噂が流れました。結果、ナショナリズムが刺激されて『3・1運動』という独立運動が起こったのです。(中略)その後それが朝鮮全土に広がり、200万人もの民衆を巻き込む運動となりました」

 日本の外務省は、日韓関係が悪化している中だからと、渡韓を控えるよう警告している。

 新潮によれば、100周年を機に記念事業が26も計画されているそうだ。主なものは、「3・1」をユネスコ世界記憶遺産へ登録させることを目指す。伊藤博文を暗殺した安重根の遺骨を発掘すする。3月1日から臨時政府樹立記念日とされる4月11日まで「独立のたいまつ」が全国100カ所を回るそうだ。

 いやがうえにも両国で反日、嫌韓の機運が盛り上がってしまうのだろうか。

 先日、映画『金子文子と朴烈』を見た。1923年に起きた関東大震災の後、朝鮮人が井戸に毒を入れたなどというデマが流れ、朝鮮人狩りが起こり、多くの朝鮮人が殺された。

 暴動が広がるのを恐れた政府は、皇太子暗殺を企てたという大逆罪で朴烈と実質的な妻である金子文子を逮捕し、死刑宣告する(後に恩赦と称して無期刑に)。

 反日映画だと一部でいわれたが、内容は、朴と文子の純で激しい恋物語である。拘留中に、睦まじい2人が写った写真が流出し、新聞に掲載される。

 この時、この写真を持ち出し、新聞社に持ち込んだのは、私の知人のアナーキストだった父親だった。彼から「朴烈事件」のことはよく聞いていた。文子は刑務所に移送してすぐに自殺(?)してしまうのだが、朴は太平洋戦争が終わるまで生きながらえ、出所して大勢の支持者たちに迎えられたことを、これを見て初めて知った。

 不幸な過去を背負った日韓の間の壁は、ベルリンの壁よりも高くて固い。この壁を壊すために何が必要なのかを考えながら、館を後にした。

 さて、「強制わいせつ」容疑で逮捕されていた在日コリアン三世の俳優・新井浩文(40)が保釈された。

 現代は、彼の生い立ちからの「物語」を特集している。青森県弘前市で生まれ、高校を中退して上京するまでの19年間をここで過ごした。

 88才になる祖母がこう新井のことを話している。

「本当にやさしい子なんです。事件のことはいまだに信じられない。自慢の孫です」

 拘留中は弁護士をしている孫が、新井の面倒を見てくれたという。

 新井の母親は医療事務の資格を取り病院に勤めていたが、今は外資系の保険会社で営業をしているそうだ。

 だが、新井の父親のことになると表情を曇らせた。かなり前から一緒には住んでいなかったようだ。

 そんな母親と妹と暮らしていた新井は、内気で家にこもりマンガを読んだりゲームをしたりしていたそうだが、小学校4年生から始めた卓球には熱心に取り組み、高校時代は全国大会にも出場したという。

 だが、高3になり、日本映画学校(現・日本映画大学)へ進学したかったが、遅刻や欠席が多かったため、教師が推薦を断り、それをきっかけに中退してしまう。

 彼も、自分が在日コリアンだとは同級生にもいわなかったそうだ。

 鬱屈を抱えながら上京した新井は、屋台で知り合った映画プロデューサーの荒戸源次郎(故人)と知り合い、女優の大楠道代の付き人になり、映画界へ足を踏み入れるのだ。

 だが、天性のものなのだろう、あっという間に俳優として売れっ子になっていく。

 2001年に窪塚洋介主演の映画『GO』で、在日コリアンの役をやると、05年には『ゲルマニウムの夜』で早くも単独主演を果たし、以来、テレビドラマに映画にと、陰のある役を演じ続けたのである。

 今回の事件で俳優生命が危ぶまれるが、新井を応援する俳優たちが多くいて、心配してくれているそうだ。

 現代は、「もう、俳優としては再起不能だろう」というが、私はそうは思わない。

 人を殺したわけではない。小さなとはいわないが、この事件で彼のすべてを葬ってしまうのはかわいそうだ。

 何年間か雌伏して、個性派俳優として戻ってくればいい。私はそう思う。

 先週、アカデミー賞作品賞を獲った『グリーンブック』を観た。グリーンブックとは、黒人が泊まれるホテルが掲載されている小雑誌である。

 1962年ニューヨーク。有名な黒人のピアニスト、ドン・シャーリーがクラブで用心棒として働いているイタリア人・トニー・リップを運転手として雇う。

 バンド仲間と人種差別が激しい南部を、リップの運転で演奏旅行する。何かというと暴力を振うリップと衝突するシャーリーとのやりとりが見どころ。

 あまりに激しい人種差別を目の当たりにしたリップが、なぜシャーリーが南部を選んだのかに気づき、2人は次第に友情を築いていくハートウォーミングな実話をもとにした映画である。

 ラスト近くで、演奏するはずだった黒人差別の激しい高級ホテルをキャンセルし、街場の酒場で、地元のジャズメンたちと楽しそうに演奏するシャーリー、それを満足そうに見つめるリップの姿。泣けるぜ。

 先週も触れたが、今回のアカデミー賞は黒人への人種差別問題をテーマにした作品が多く取り上げられている。

 この映画のようなひどい人種差別は少なくなったが、いまだに南部を中心に差別主義は残る。

 翻って、日本では韓国や在日コリアンへのヘイトスピーチが鳴りやまず、より大きくなっている。

 付和雷同して韓国人へヘイトスピーチをしている連中は、この映画を観たらいい。差別している人間たちの愚かさと、それに立ち向かい、毅然として揺るがないシャーリーのどちらが人間として上等か。

 さて、眞子&圭の結婚の行方もまだ道半ばである。新潮は今週も、小室圭が前倒しでNY州の弁護士試験を受けるそうだが、なかなか難しいのではと疑問を呈し、天皇陛下のご在位30年を祝う茶会でも、眞子さんと秋篠宮さんが目を合わせなかったと報じている。

 いい加減に、どこの誰ともわからない関係者を動員しての憶測報道は止めたほうがいい。

 新潮によれば、視聴率女王に君臨している米倉涼子(43)だが、今年の夏はアメリカに渡り、ミュージカル『シカゴ』に出演し、その後も日本で凱旋公演をするため、ドラマの世界を留守にするそうだ。

 そこで、その間隙をぬって、ポスト米倉の座を誰が奪うのか注目されているというのである。

 一番手は北川景子だそうだが、彼女も32歳で、本人は妊活を望んでいるそうだから、露出は少なくなるという。

 それ以外では、吉高由里子(30)や広瀬すず(20)、綾瀬はるか(33)の名が上がるが、みな帯に短したすきに長し。

 まだまだ米倉の時代が続きそうである。だが彼女、43歳にもなるんだね、ご苦労様。

 ポストによれば、女子アナの世界も大きな変動がありそうだという。

 TBSでは椿原慶子アナが退職するそうだし、テレ朝は宇賀なつみと小川彩佳アナが辞める。

 小川は、TBSの『NEWS23』に移り、雨宮塔子は降板するといわれる。

 ポストが入手したという某広告代理店が作成した「年間ギャラ調査表」によれば、有働由美子が最高で2億円。高島彩が1億8,000万、滝川クリステルと夏目三久が1億5,000万、加藤綾子、膳場貴子が1億円だそうだ。

 小川彩佳はフリーになれば1億円、宇賀なつみは6,000万円、NHKの桑子真帆は1億5,000万になるという。垂涎とはこのことをいうのだ。

 わたしゃ500万でもいいからどこかないかね。

 同じポストに政治部記者覆面座談会というのがある。

 覆面だから相当な裏話があるかと思ったが、大した話はない。

 二階幹事長が「安倍の四選はある」と仄めかしたのは、安倍の求心力が衰えては、自分の権力基盤も危ういと考えたから。

 総裁選で争った石破茂のことを安倍は、オフレコでは、「石破が党を出たいというなら出ていけばいい、除名してもいいんだ」と口走った。

 安倍は、消費税値上げを止めたいらしいなどなど。

 この中でも、菅官房長官と東京新聞の望月衣塑子記者とのバトルに触れている。

 菅の意向で、官邸報道室が内閣記者会に対して、「事実を踏まえた質問をするよう」要請したことで、新聞労連などが抗議声明を出すなど騒ぎになっている。

 私にいわせれば馬鹿馬鹿しい騒ぎである。もともと、森友学園や加計学園問題で、何も質問しない菅の会見に望月記者が乗り込み、記者ならば聞くのが当たり前の質問をしたことから始まった。

 政治部の連中がやらなければいけないことを、社会部の記者がしただけのことだ。

 以前ここでも書いたが、望月記者のいうように、「記者として当然のことをしたのに、これほど騒がれるのはおかしい」のだ。

 だいたい菅程度の人間に何もいえない、嫌なことはもっと聞けない内閣記者会など解散してしまえばいい。

 新聞社は、新人の記者たちに何を教えているのか。オレたちは権力におもねるのではなく、国民の知る権利にこたえるために存在するのだと教育していないのだろう。

 第一、そういえる先輩、幹部が、新聞社にもテレビ局にもいないからだ。

 新人には肝試しをさせるべきだ。前科三犯のヤクザの前で、1対1で、「お前はこれまでで一番感じた体位はどんなものか」と質問させろ。

 菅の顔が怖くなくなる。政治家なんぞに怯えているのでは記者とはいえない。

「安倍さんは私を嘘つき呼ばわりしていましたが、あなた自身が嘘つきではないのか。森友事件も統計不正も総理大臣が嘘をついている。そのことは、何より子どもたちの教育にとって大きなマイナスだと、そう思います」

 これは文春でNHKを辞めた相澤冬樹と話している森友学園前理事長の籠池泰典の言葉である。

 3月6日に、補助金を巡る詐欺などの罪で起訴された籠池夫妻の初公判が開かれる。

 籠池は、裁判では「国策捜査だったんだということを懸命に訴えていく」と語っているが、裁判の過程で、安倍昭恵との“親密”な関係も明らかにされるはずだ。

 現代によると、世論調査などを手掛ける米ギャラップ社が世界の企業を調査したところ、日本では「やる気のない社員」が7割、「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」が2割4分で、「熱意にあふれる社員」はわずか6%しかいないそうである。

 調査した139カ国の中で最下位クラス、日本よりも熱意にあふれる社員が少ないのは、ブータン、イタリア、パキスタンぐらいしかいないという。

 こんなことで驚くことはない。熱意にあふれる社員がゼロではなく6%もいるのだからいいではないかと、私は思う。

 全員がやる気があって熱意がある企業なんて、宗教団体じゃないんだから、気持ち悪いよ。

 どの編集長もそう思っているだろうが、部員が30人いれば、仕事を任せられる人間は2割もいればいい。

 8割は、そいつらの足を引っ張らないようにしていてくれれば、雑誌はつつがなく出せる。

 私がいた頃も、若い奴で「編集長になりたくない」というのが、いっぱいいた。何でかと聞くと、給料はそれほど上がらないのに、責任は重くなり、間違うと名誉棄損で訴えられ、逮捕されるかもしれないから嫌だというのである。

 イタリアと同程度というのがいい。この特集の中でも、かつてソニーの井深大が、「仕事の報酬は仕事である」といったと出てくる。こんなこと、今の若い者にいってごらん。

 仕事もホメ言葉もいらないから、カネをくれというに決まっている。また、熱意などというものは長続きしない。

 そんなあやふやなものに頼っては、仕事もいい雑誌もできはしない。

 日本的組織がダメになってきたのは、そうしたことをわけもなく求めるアホな上司が多いからではないか。

「熱意を持って取り組め」「やる気がない者は去れ」などといえたのは、年功序列、終身雇用が完備していたからこそであった。

 政治から経済までガタガタになってきたこの国で、これまでの「一億火の玉」のようなやり方は通用しない。

 やる奴はやる。やらない奴はやらない。それでも仕事を続けていけるような組織づくりが求められてる。

 いいじゃないか、いい加減。「のんびり行こうよオレたちは~」というCMソングが昔あったな。今こそブータンやイタリアに学ぶ時だ。そう私は思う。

 さて、トランプと金正恩の首脳会談が大失敗に終わったが、この結果は会談前から予想されていたことだった。

 この首脳会談より、アメリカ中の注目を集めたのは、トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが連邦下院の委員会で行う宣誓証言のほうだった。彼は、トランプの不倫相手のポルノ女優へ口止め料を払ったことや大統領選中にロシアとビジネス取引していたこと、民主党全国委員会のメール漏えいについてもトランプは承知していたと証言した。

 コーエンはトランプを「人種差別主義者」「詐欺師」「いかさま」と呼んだという。

 なんとしてでも、全米の目を外へそらさなくてはと考えたトランプが企んだ「窮余の一策」が米朝会談だったのだ。トランプにとって、会談の成果など二の次だったはずである。

 トランプは金正恩が制裁の全面的解除をいい出したため、会談は不成功に終わったといったが、北朝鮮の外相が深夜に会見を開き、「我々が要求したのは全面的な制裁の解除ではなく、一部の解除だった」(朝日新聞DIGITAL/3月1日04時00分)とバラしてしまった。「嘘」は安倍とトランプの得意技である。

 お次はフライデーから。3階級を制覇した元ボクシング世界王者の井岡一翔(28)は、歌手の谷村奈南(31)と結婚生活わずか1年半で、昨年11月に離婚している。

 その井岡が、30代の元モデルと同棲しているというのである。しかも、彼女は妊娠中だそうだ。予定は今夏だという。

 おせっかいな話だが、もしかすると谷村と別れる前から付き合っていたのではないか。離婚が成立する前に妊娠していたのではないかという「疑問」が湧いてくる。

 事務所の答えは、谷村とは4月から別居していて、井岡は離婚する準備を整えていた。子どもができたとわかったのは、大みそかの世界タイトルマッチの前だという。まあ、お幸せに。

 先週、新潮が被害女性の告白を掲載し、準強姦罪で訴えられた田畑毅自民党衆議院議員だが、なんとか離党で済ませたいと本人も二階派も考えていたようだ。

 だが、今週の文春が、田畑が日銀を辞めて行政書士時代に、当時16歳の女子高生を事務所に連れ込み、貯めこんでいた大人のオモチャを見せ、力任せに覆いかぶさり、無理やり犯す姿を、ハンディカムで撮影していたというさらなる“悪事”を暴露したのである。

 8年前のことだが、さすがに進退窮まった田畑は、文春が出る前日に議員辞職願を衆院に提出した。

 この男の趣味のセックス自撮りが、動かぬ証拠となったというのは、因果応報ということだろう。

 新潮は、この件を捜査中の愛知県警が、田畑が二階派だから二階幹事長に忖度して“腰砕け”になりそうだと報じているが、議員でなくなれば会期中の不逮捕特権もなくなるから、遠慮会釈なくやるのではないか。

 あくどいということでは、文春が追及している埼玉県日高市の「太田マタニティクリニック」も引けを取らないようである。

 今回文春は、切迫流産で入院していた妊婦が、シャワー室で心肺停止状態で発見され、そのまま母子ともに息を引き取ったケース。

 長年不妊治療に取り組み、ようやく授かった赤ちゃんだったが、破水後、長時間たっても陣痛が起こらないため太田クリニックへ転院してきたが、胎児の心肺が急低下し、緊急の帝王切開をしたが、命こそ取りとめたが、植物状態になってしまったケースだ。

 当然備えているべきAED(電気ショックを与え、機能を喪失した心臓を正常なリズムに戻す装置)がなかったり、院長が不在だったために起きた「事故」ではなかったかというのである。

 これを読む限り、このクリニックは真っ黒である。早く真相究明しないと、さらなる犠牲者が出る恐れがある。

 ところで南野陽子(51)には一度だけ会ったことがある。まだ20代の頃だったが、美人というより活発なオネエチャンという印象だった。

 その南野は、1984年に主演したドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で一躍スターになり、歌手としても活躍した。

 恋多き女でもある。当時の少年隊の東山紀之とは熱愛だったが、ジャニーズ事務所の猛反対で破局する。

 その後は、文春によれば、ヤクルトの池山隆寛や古田敦也など数多くの男と浮名を流すが、長続きはしなかったという。

 その南野が2010年に出会ったのが、IT関連企業社長を名乗っていたXだった。交際わずか半年でスピード婚する。だが結婚早々から、Xが結婚前に住んでいたマンションの家賃を滞納していたことや、エステなどの事業を営む会社から4億8,000万円を騙し取ったなどのスキャンダルが報じられる。

 結婚4年後には、銀座のクラブのママを愛人にし、子どもを産ませたが、認知を拒否して泥沼の裁判に発展した。

 そして今回、文春が報じたのは、銀座で開業していたクリニックが、事務長に据えていたXが1億8,000万円を騙し取った、告訴するというケースである。

 これだけではない。埼玉県内にある病院(現在は閉院)の元医師が、事務局長として勤務していたXに、口座から約1,170万円も黙って引き出されていたと告訴して、現在係争中だという。

 それ以外にも銀座の病院の従業員に暴力を振った件で、罰金刑が下っているそうだ。南野も、亭主が知人から1億8,000万円を借りる時、作成された証書には、連帯保証人となっている医療法人の株主として南野の本名が記載されているから、こうした金銭トラブルと無関係とはいえないと文春は指摘する。

 文春が彼女を直撃すると、事務所から「私の知る限り、夫にやましいことはありません」と返してきたそうである。

 ここに書かれていることが事実なら、Xというのは相当あくどい人間のようだが、妻が知らないということは考えにくいが。

 今週の第1位は文春の西川廣人日産社長のインタビューである。西川は「ゴーンは日本人をナメていた」といっている。

 ゴーン元日産会長の逮捕以来、インタビューに答えていなかった西川廣人社長兼CEO(65)が、文春に120分間“激白”している。

 日経新聞も同日に西川のインタビューを掲載しているから、西川社長側に思惑があって、新聞1紙、週刊誌1誌を選んだのであろう。

 内容はひとことでいえば「丸ごと自己弁護」である。いくつかあげよう。冒頭に紹介したように、西川は、「日本への敬意があれば、あんな不正ができるはずはありません」と前置きして、ゴーンは日本をナメていたと難じている。

 最後にゴーンと会ったのは昨年9月下旬で、ルノーとの経営統合について話し合ったが平行線に終わったとし、「彼の不正を知ることになったのは、そう言い合っていた矢先のことでした。まさに青天の霹靂だったんです」と、自分が何も知らされていなかったかのように話している。

 内部通報をきっかけに社員の何人かが調査を行い、その結果が西川に報告された。最初の感想は「何なんだ、これは」というものだった、「とにかくワケが分からなかった」というのだ。このような重大事を、彼に知らせないで社内で密かに動いたというのは有り得ないと思う。もしそうだとしたら、よほど西川は社内の信頼がなかったのであろう。

「私はまさか自分のボスが裏でこんな重大な不正行為をしているとは、思いもよらなかった」「私はゴーン氏と個人的に親しいわけではありません。(中略)今回の事件で高級マンション暮らしが取り上げられるまで、どこに住んでいるかも知りませんでした」

 その一方で、ゴーンとは問題意識を共有していたから、「ゴーン氏のほうは私のことを、たぶん『日本人のボスとしても、外国人のボスとしても務まる男だ』と見ていたのでしょう」と、自己顕示することは忘れない。

 ゴーンが約2兆円の有利子負債を抱えていた日産をV字快復させたことについても、「実際の改革を成し遂げたのは、工場、開発、販売……その前線に立つ従業員、それぞれの仕事の現場の力であり、一人のリーダーの力ではない」と斬り捨てる。

 ゴーン・チルドレンの最右翼といわれ、僕(しもべ)のようにゴーンに付き従ってきた自分のことを棚に上げ、これからのルノーと日産とのアライアンスについても、自分がルノーの新会長と話し合い、「(自分なら=筆者注)良い方向に進化させることができる」と語る。

 今回の件で日産の輝きが失われてはならない、より磨きをかけなくてはいけない、「それが、今の私に課せられた使命だと思っています」と、まるで自分に責任などないといわんばかりである。

 世界(岩波書店)3月号で、会計評論家の細野祐二が「日産ゴーン事件の研究」を寄稿している。ここで細野は、有価証券報告書虚偽記載罪など、ゴーンが起訴されている罪状の一つ一つを検証している。

 ここで詳しく紹介する紙幅はないが、ゴーンが先送りした50億円の報酬を、「手にする蓋然性は極めて低かったと判断すべき」だとし、この虚偽記載は根拠がないとしている。

 また、会社私物化についても、海外の高額マンションは日産が購入したものだし、それをゴーンが専属的に使用していたということに過ぎない。そこには損失が発生していないから会計上の役員報酬とはならないそうである。

 特別背任も、ゴーンが故意にやったことで日産の財産上の損害が認定できなくてはならないが、それはなかったから犯罪事実は成立しないとしている。

 さらに、二回目の有価証券報告書虚偽記載罪では、報告書の代表者名は「西川廣人」と記載されれているから、「本件二回目の有価証券報告書虚偽記載罪が成立するとすれば、その主犯は西川廣人現社長になるはずで、ゴーン元会長はその共犯者あるいは幇助犯ということになる。特捜検察は、今回第二回目の逮捕において、正犯容疑者を逮捕することなく共犯あるいは幇助犯容疑者だけを逮捕した」と指摘する。

 だが、特捜検察は、ゴーン容疑者の逮捕容疑のほぼ全てを日産の内部情報に依存しているから、検察と西川は共存関係にあるために、西川を逮捕できない。

「特捜検察は、一民間自動車会社の内紛に刑事司法をもって介入したばかりに、愁霜烈日たるべき法の正義を自ら歪めてしまった」と批判している。

 私には会計法など全く分からないから、細野のいうことの三分の一も理解できないが、少なくとも、西川社長のいい分よりは利があると思うのだが。

【巻末付録】

 もはや現代、ポストともにヘア・ヌードグラビアからは手を引きたいと考えているのだろう。

 惰性でやっているようにしか見えない。そうならば早くすっぱりやめたらどうか。そう思うが、そうなるとデジタル版の写真集がつくれない。誌面から消してデジタルだけにして、雑誌を買った人間がそれを見られるようにすればいいと思うのだが。

 とにかく今週は、まず現代から。

「女優・大原優乃、人気ドラマ「3年A組」に出演中」「藤崎里菜、凄いヌード-説明不要、見ればわかる」、撮影は西田幸樹である。

 袋とじは「物語のあるSEXをあなたに/昼下がりのスナックで・・・」。いつもの物語のあるSEXシリーズ。

 ポストは、いつもながらの“いきなり”「なをん/岡元あつこ、鼓草」。ページをあけるとコレだからね、ビックリ!

 薄い袋とじは「あやみ旬果、浅草ロック座ストリップ動画-おっぴろげ映像におったまげ!」。

 後半の袋とじは「美女11人のおっぱい当てクイズ-原寸大おっぱい生写真プレゼント」。

「日本人のSEXを変えたアレ/1989~1999年 女性誌『an・an』、SEX特集、ダイヤルQ2、イメクラ」

 これも袋とじ「脊山さん!ここまでやっちゃうの?!-『大人のハダカ』披露 元日本テレビアナウンサー・脊山麻理子」。お次は「シン・モグラ四天王、砂浜のキャットウォーク 松川菜々花、遠山茜子、みうらうみ、黒木麗奈」。シン・モグラとはモデル+グラドルのことだそうな。

 偉大なるマンネリ企画の勝者は? ポストのほうがやや気合が入っているから、ポストの勝ち。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

『I”s』『ゆうべはお楽しみでしたね』岡山天音、情けない若者を演じる独自の存在感

 今クールの連続ドラマを見ていると、岡山天音が出演する作品が3本もある。1本はすでに終了している『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS系)。オンラインRPG「ドラゴンクエストX」を楽しんでいた男女が、同棲することになるラブコメディだ。

 岡山が演じたのはアニメショップで働く、さつきたくみ。ゲーム内では「パウダー」というかわいいキャラクターを使っている。そんなたくみにルームシェアを持ちかけたのは、ゲーム内ではマッチョで男らしいキャラのゴロー。実は、ゴローを操作しているのはネイルサロンで働くおかもとみやこ(本田翼)というおしゃれな女性だ。学生時代に好きな人から振られたトラウマを抱えるたくみは女性が苦手だったが、サバサバしたみやこと暮らすことで、少しずつ変化していく。ドラマは淡々と2人の日常を描いているが、結果的にたくみの成長物語となっているのが見どころだろう。

 たくみのような繊細な内面を抱えた情けない青年を演じさせると、岡山は抜群にうまい。昨年12月末にBSスカパー!でスタートして、3月8日より後半話が放送され『I”s』で演じている主人公の少年・瀬戸一貴もそういう存在だ。本作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1997から2000年に連載されていた桂正和の同名漫画をドラマ化したもの。『電影少女』(同)などで知られる桂の漫画は、思春期の男の子がドキドキする少女を色っぽく描くことに定評がある作家で、ドラマ版でも白石聖が演じるヒロイン・葦月伊織を筆頭に、かわいい女の子が次々と登場し、ウブな一貴は翻弄される。

 岡山が演じる一貴は、“逆走くん”と劇中では言われており、自分の気持ちを素直に出せず好きな女の子にキツくあたってしまう。でも、根っこは優しい少年で、そういう思春期の男の子が持つ、ちぐはぐな感情を、岡山は丁寧に演じている。また、一貴の中には繊細な優しさと、キレると何をやらかすかわからない暴力性が同居しているが、特徴的なタレ目と離れ目が、そのときは不気味に見え、迫力と転じることがある。今は優しい青年役が多いが、変質者や殺人犯の役を演じたら、さぞかしハマることだろう。

 この2作では、やや自意識をこじらせためんどくさい内面を抱えた男を演じているが、『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)で演じる杉浦ヒロシは人当たりのいい好青年だ。

 本作は、光石研が演じるデザイナー・渋井直人を主人公としたドラマで、ヒロシは渋井のアシスタント。今時の若者らしく、失礼なことをズケズケと言うこともあるが、渋井のことを尊敬しており、渋井も大事な仲間だと思っている。つまりおっさんから見た、愛すべき若者とでも言うような存在で、第6話では渋井と杉浦の仲が深まるシーンも描かれており、3作の中では一番ハートウォーミングで見やすい作品だ。

 これら作品での描かれ方を見ると、どこか頼りないが繊細で優しい10代後半〜20代前半の若者といえば岡山天音というイメージが定着しつつあるのがわかる。

 岡山は現在24歳。安藤サクラや門脇麦といった若手実力派俳優を有する芸能事務所・ユマニテに所属している。09年に『中学生日記』(Eテレ)で俳優デビューし、数々のドラマや映画に出演しているが、大きく注目されたのは、17年の連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『ひよっこ』(NHK総合)だろう。

 本作は1960年代を舞台にした朝ドラで、岡山が演じたのはコンビの漫画家・つぼ田ちぼ助として、相棒の坪内祐ニ(浅香航大)と共に漫画家を目指す新田啓輔。なかなかデビューできずにいる情けない青年だが、素朴な姿に可愛げがあり、作中ではムードメーカー的な存在だった。

 主演の有村架純を筆頭に、『ひよっこ』は女性陣の活躍が目立つドラマで、登場する男性は、竹内涼真が演じた慶応ボーイの島谷を除くと、どこか頼りない人ばかり。そのため、本編では縁の下の力持ちに甘んじていたのだが、『ひよっこ』終了後には他作品に立て続けに出演し、独自の存在感を見せつつある。

 すでにブレークしている竹内は別格として、『ひよっこ』男性陣の泉澤祐希、浅香航大、古舘佑太郎、磯村勇斗、そして岡山の5人は今年もっとも期待できる若手だと言えよう。中でも岡山の強みは、かっこ悪くて情けない青年役を愛嬌のある形で演じられることにある。

 5月からはメ~テレ(名古屋テレビ)制作の深夜ドラマ『ヴィレヴァン!』で、ヴィレッジヴァンガードで働く大学生役で主演を務めることが決まっている。まだ深夜枠の小さい作品が多いが、プライムタイムのドラマで主演を務める日も、そう遠くはないだろう。

 その時はぜひ、『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)のような泥臭い青春群像劇に出演してほしい。今の岡山ならば若者の心を掴むような情けない青年を演じられるはずだ。
(成馬零一)

『I”s』『ゆうべはお楽しみでしたね』岡山天音、情けない若者を演じる独自の存在感

 今クールの連続ドラマを見ていると、岡山天音が出演する作品が3本もある。1本はすでに終了している『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS系)。オンラインRPG「ドラゴンクエストX」を楽しんでいた男女が、同棲することになるラブコメディだ。

 岡山が演じたのはアニメショップで働く、さつきたくみ。ゲーム内では「パウダー」というかわいいキャラクターを使っている。そんなたくみにルームシェアを持ちかけたのは、ゲーム内ではマッチョで男らしいキャラのゴロー。実は、ゴローを操作しているのはネイルサロンで働くおかもとみやこ(本田翼)というおしゃれな女性だ。学生時代に好きな人から振られたトラウマを抱えるたくみは女性が苦手だったが、サバサバしたみやこと暮らすことで、少しずつ変化していく。ドラマは淡々と2人の日常を描いているが、結果的にたくみの成長物語となっているのが見どころだろう。

 たくみのような繊細な内面を抱えた情けない青年を演じさせると、岡山は抜群にうまい。昨年12月末にBSスカパー!でスタートして、3月8日より後半話が放送され『I”s』で演じている主人公の少年・瀬戸一貴もそういう存在だ。本作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1997から2000年に連載されていた桂正和の同名漫画をドラマ化したもの。『電影少女』(同)などで知られる桂の漫画は、思春期の男の子がドキドキする少女を色っぽく描くことに定評がある作家で、ドラマ版でも白石聖が演じるヒロイン・葦月伊織を筆頭に、かわいい女の子が次々と登場し、ウブな一貴は翻弄される。

 岡山が演じる一貴は、“逆走くん”と劇中では言われており、自分の気持ちを素直に出せず好きな女の子にキツくあたってしまう。でも、根っこは優しい少年で、そういう思春期の男の子が持つ、ちぐはぐな感情を、岡山は丁寧に演じている。また、一貴の中には繊細な優しさと、キレると何をやらかすかわからない暴力性が同居しているが、特徴的なタレ目と離れ目が、そのときは不気味に見え、迫力と転じることがある。今は優しい青年役が多いが、変質者や殺人犯の役を演じたら、さぞかしハマることだろう。

 この2作では、やや自意識をこじらせためんどくさい内面を抱えた男を演じているが、『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京系)で演じる杉浦ヒロシは人当たりのいい好青年だ。

 本作は、光石研が演じるデザイナー・渋井直人を主人公としたドラマで、ヒロシは渋井のアシスタント。今時の若者らしく、失礼なことをズケズケと言うこともあるが、渋井のことを尊敬しており、渋井も大事な仲間だと思っている。つまりおっさんから見た、愛すべき若者とでも言うような存在で、第6話では渋井と杉浦の仲が深まるシーンも描かれており、3作の中では一番ハートウォーミングで見やすい作品だ。

 これら作品での描かれ方を見ると、どこか頼りないが繊細で優しい10代後半〜20代前半の若者といえば岡山天音というイメージが定着しつつあるのがわかる。

 岡山は現在24歳。安藤サクラや門脇麦といった若手実力派俳優を有する芸能事務所・ユマニテに所属している。09年に『中学生日記』(Eテレ)で俳優デビューし、数々のドラマや映画に出演しているが、大きく注目されたのは、17年の連続テレビ小説(以下、朝ドラ)『ひよっこ』(NHK総合)だろう。

 本作は1960年代を舞台にした朝ドラで、岡山が演じたのはコンビの漫画家・つぼ田ちぼ助として、相棒の坪内祐ニ(浅香航大)と共に漫画家を目指す新田啓輔。なかなかデビューできずにいる情けない青年だが、素朴な姿に可愛げがあり、作中ではムードメーカー的な存在だった。

 主演の有村架純を筆頭に、『ひよっこ』は女性陣の活躍が目立つドラマで、登場する男性は、竹内涼真が演じた慶応ボーイの島谷を除くと、どこか頼りない人ばかり。そのため、本編では縁の下の力持ちに甘んじていたのだが、『ひよっこ』終了後には他作品に立て続けに出演し、独自の存在感を見せつつある。

 すでにブレークしている竹内は別格として、『ひよっこ』男性陣の泉澤祐希、浅香航大、古舘佑太郎、磯村勇斗、そして岡山の5人は今年もっとも期待できる若手だと言えよう。中でも岡山の強みは、かっこ悪くて情けない青年役を愛嬌のある形で演じられることにある。

 5月からはメ~テレ(名古屋テレビ)制作の深夜ドラマ『ヴィレヴァン!』で、ヴィレッジヴァンガードで働く大学生役で主演を務めることが決まっている。まだ深夜枠の小さい作品が多いが、プライムタイムのドラマで主演を務める日も、そう遠くはないだろう。

 その時はぜひ、『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)のような泥臭い青春群像劇に出演してほしい。今の岡山ならば若者の心を掴むような情けない青年を演じられるはずだ。
(成馬零一)

小倉優香の“身体能力”がスゴすぎる!? アクション演技を生かして海外進出へ

「昨年12月に公開された初主演映画『レッドブレイド』は興収的には大コケでしたが、彼女の身体能力の高さは伝わったんじゃないでしょうか。事務所は、今後もアクション系の仕事を増やしていくつもりのようですよ」(映画関係者)

 昨年20歳を迎えたグラビアアイドルの小倉優香。昨年はドラマ『チア☆ダン』(TBS系)で主人公のライバルチームのセンターを演じるなど、女優業にも本格的に進出した。

「顔はいわゆる美人系ではないのですが、愛嬌のある顔なので、主演は難しいとしても2、3番手は十分に狙えるんじゃないでしょうか。『チア☆ダン』も、経験者ということもあってオーディションでかなりの身体能力を披露してスタッフを驚かせたそうですからね。グラドル出身の女優といえば小池栄子さんや佐藤江梨子さんらの名前が挙がりますが、彼女らと違うのはアクションもいけるという点でしょうね」(芸能事務所関係者)

 また、本人は中国語の語学学校に通うなどさらなる特技の習得にも励んでいるという。

「自身も今のままでは女優業は難しいと感じているようで、アクション以外にも中国語や英語を学んでアジアやハリウッドからもオファーが来るようにしたいそうです。彼女が競う枠は、最近だと吉岡里帆さんが抜けている感じですし、枠が狭いのも事務所も理解しています。それで幅広く特技を持つことで声が掛かる可能性を広げているそうですよ」(ドラマスタッフ)

 海外でブレークし、逆輸入女優として活躍する可能性もあるかもしれない!?

小倉優香の“身体能力”がスゴすぎる!? アクション演技を生かして海外進出へ

「昨年12月に公開された初主演映画『レッドブレイド』は興収的には大コケでしたが、彼女の身体能力の高さは伝わったんじゃないでしょうか。事務所は、今後もアクション系の仕事を増やしていくつもりのようですよ」(映画関係者)

 昨年20歳を迎えたグラビアアイドルの小倉優香。昨年はドラマ『チア☆ダン』(TBS系)で主人公のライバルチームのセンターを演じるなど、女優業にも本格的に進出した。

「顔はいわゆる美人系ではないのですが、愛嬌のある顔なので、主演は難しいとしても2、3番手は十分に狙えるんじゃないでしょうか。『チア☆ダン』も、経験者ということもあってオーディションでかなりの身体能力を披露してスタッフを驚かせたそうですからね。グラドル出身の女優といえば小池栄子さんや佐藤江梨子さんらの名前が挙がりますが、彼女らと違うのはアクションもいけるという点でしょうね」(芸能事務所関係者)

 また、本人は中国語の語学学校に通うなどさらなる特技の習得にも励んでいるという。

「自身も今のままでは女優業は難しいと感じているようで、アクション以外にも中国語や英語を学んでアジアやハリウッドからもオファーが来るようにしたいそうです。彼女が競う枠は、最近だと吉岡里帆さんが抜けている感じですし、枠が狭いのも事務所も理解しています。それで幅広く特技を持つことで声が掛かる可能性を広げているそうですよ」(ドラマスタッフ)

 海外でブレークし、逆輸入女優として活躍する可能性もあるかもしれない!?

錦戸亮主演『トレース~科捜研の男~』視聴者に負担を与えつつも……“禁じ手”に挑戦した第8話!

(これまでのレビューはこちらから)

 2月25日放送の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)第8話。まずはそのあらすじから。

 同居する友人・根岸秀司(落合モトキ)を刺殺したと自首する御手洗治(渋谷謙人)。取り調べを担当する虎丸(船越英一郎)は、御手洗が根っからの悪人とは思えずにいた。

 根岸・御手洗と共に児童養護施設で育った人気女優・橋本梨央(石井杏奈)もまた、同じ理由で、事件の調べ直しをノンナ(新木優子)に願い出る。

 皆が御手洗を心配する中、彼自身は嘘の証言を続け、真相を隠そうとした。

 礼二(関ジャニ∞・錦戸亮)は、現場の血痕の乾き具合を見て刺殺から通報(自首)までの“空白の1時間”を発見。さらに現場から猫の毛を検出。珍しい猫種であったことから、飼い主がフリーライター・益山英彰(弓削智久)と特定される。虎丸は益山の自宅を訪ねるも、益山は遺体となって発見された。

 以上が物語前半の内容だ。新たに死体として発見された益山は、根岸と御手洗とどのような関わりがあるのか? そして御手洗はなぜ、下手な嘘をついてまで真相を隠そうとするのか?

 その2つの問いに焦点が当たり、根岸と御手洗との友情、そして彼ら2人の女優・梨央への献身が明らかになっていく。

 前半は事件関係者が多いためか複雑でわかりづらい部分もあったが、後半の解決パートは映画『砂の器』(1974年・監督:野村芳太郎)のラストを彷彿とさせる感動があった。

 そして第8話は、とある禁じ手を使った意欲作。その事に関して次章から触れていきたい。

■禁じ手に挑む演出家と脚本家の勇気!!

 冒頭で述べた禁じ手とは、以下の2つである。

・重要なキャラ(本作だと御手洗)を嘘つきにさせる

・セオリーを度外視した構成

 なぜ嘘をつくのが禁じ手かと言えば、テレビドラマ的な観点からすると、視聴者に与える負荷が多くなるから。人物がひとつ嘘をつくごとに、“覚える”と“忘れる”の二つの脳内作業を強いることになる。その取捨選択に加えて、正しい情報も覚える必要があるのだから、真実と嘘で頭がこんがらがってしまう。視聴者の混乱を防ぐ方法は、瞬時に嘘だと気づかせることだ。

 嘘つきの動揺や焦りを見せればいいのだが、これがなかなか難しい。動揺が露骨になれば重要キャラが安っぽくなってしまうし、抑え過ぎれば間違った情報だと気づいてもらえない。高度な役者の演技力と演出家の腕が要求される。

 だが、本作の第8話を担当した松山博昭氏は、絶妙な塩梅で視聴者に嘘だと見抜かせた。

 御手洗は梨央を守るために必死に嘘をつき、虎丸は彼が嘘をつくたび心配そうにする。二段構えで嘘とわかる場面を置くだけでなく、両者が献身的な気持ちを持つゆえに、キャラの高尚さを損なわずに済んだ。

 一方、小悪党が保身のために嘘をつく時には水をゴクゴク飲ませ、あえて安っぽく仕上げていた。登場人物の重要度に応じて、演出の技量を上げ下げするのは見事だった。 

 とはいえ、嘘をつかせ続ければ情報は増える一方。冒頭で“前半は分かりづらい”と述べたが、たぶん制作サイドは織り込み済み。だから構成のセオリーをぶっ壊して、難解な捜査の時間を極力短くし、後半30分全てを解決パートに当てたのだろう(通常なら解決パートは10分前後)。解決パートなら、人情劇で視聴者を引き込む事ができる。

 けれど、そこには大きなリスクが潜む。第8話のゲストたちの過去回想となり、メインのキャラはほとんど画面に映らない。主人公・礼二たちの目線で物語を追う事ができなくなり、感情移入しづらくなる。

 しかし、僅かな登場時間で礼二たちに存在感を出させることで、その問題は解消されていたようにも思う。礼二は「離れていても思い合うのが家族」と梨央を慰める。虎丸は「一人でよく頑張ったな」と嘘で梨央を守ろうとした御手洗を慰める。

 慰めるに至った経緯は見逃し配信などでチェックしてほしいが、その台詞があるから礼二たちの物語という体は保てた。そして家族と死別した礼二と、離れて暮らす息子と御手洗を重ねる虎丸に、相応しいセリフだったとも言える。

 メインキャラを出せないハンデを背負いながら、構成のセオリーに逃げず、セリフでの真向勝負に出た岡田道尚氏には、脚本家としての高尚なプライドを感じる。また、嘘がテーマとなる難しい回を引き受けた松山氏の自信と周囲からの信頼には頭が下がる。

 ただ面白いものを作るだけで終わらない、プロの仕事を見せつけられた気がした。

■視聴率は1ケタ続き。それでも……

 前回の第7話の視聴率は9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。そして今回の第8話は9.8%。

 視聴率は下がる一方だし、1ケタを二回連続で出してしまった。

 けれど、全話平均視聴率は2ケタをキープしているし、本作の性質から見れば大健闘なのではないだろうか。

 科捜研という過去起きた事件を解決する組織であるため、現在進行形での第2第3の事件の連鎖を起こしづらい。また、見応えのあるアクションシーンなどに逃げることもできない。

 それら刑事ドラマのメリットが出しづらいだけでなく、チャンネルを変えたくなるような陰惨な事件も多い。今回も幼少期の性的虐待が絡むなど、家族そろって観づらい内容。なおかつ前述のとおり難しい題材に挑戦し、メインの役者を長時間映せないハンデまであった。それでも、0.1%ダウンだけで踏ん張れたのは、多くの視聴者が、「最後は絶対に感動させてくれる」とこの作品を信頼しているからではないだろうか。

『トレース』を毎週追ってるひいき目かもしれないが、また2ケタ視聴率に復調してくれることを願っている。

■視聴者と登場人物の感情をつなぐ音楽

 このドラマの売りと言えば、事件のスリリングさと解決パートでの感動だろう。

 そのふたつを際立たせるのは音楽。タイトルバック前に必ず流れるテクノ調の曲『TRACE』が事件の緊迫感と物語への期待を高め、バラード調の『Never Again』が解決パートで明らかになる事件関係者の悲しみに対する共感を誘う。そして、『Your Broken Heart(Reprise)』で捜査員や事件関係者が前に進む希望を感じさせる。(タイトル名はサウンドトラックより引用)

 本作の音楽を手掛けるのはKen Arai氏。『鍵のかかった部屋』(2012年・フジ)や『失恋ショコラティエ』(14年・フジ)など、先ほども紹介した松山博昭氏の過去の作品でも音楽を提供しているようだ。作り手同士の関係性や、作品に込める想いを想像するのもまた、ドラマの楽しみのひとつである。

 第8話ではサウンドトラックCDのプレゼントの告知があったが、連ドラのプレゼント告知は作品が大詰めになっている時期なのだと実感させる。次回より最終章突入。3月4日放送の第9話も見逃せない。

(海女デウス)