「こいつが黒幕か……って、誰!?」『グッドワイフ』唐沢寿明逮捕の真相にツッコミの声

 2月17日夜9時から、常盤貴子主演ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)の第6話が放送される。視聴率は第1話と第2話で2ケタを記録していたが、以降は第3話9.6%、第4話9.0%、第5話8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下降し続けている。

 同ドラマは、常盤演じる主婦の蓮見杏子が、夫・壮一郎(唐沢寿明)の逮捕を機に弁護士として復帰する物語。壮一郎は東京地方検察庁の特捜部長だったが、ある日突然収賄疑惑をかけられ逮捕されてしまう。その後、特捜部長の座には、壮一郎を目の敵にしている男・脇坂博道(吉田鋼太郎)が就任した。

 第5話では、壮一郎の弁護士・林幹夫(博多華丸)がこの事件には裏があるとにらみ始める。賄賂を受け取ったというトミオカ精工が、突然壮一郎を告発した理由がいまだに不明のままだった。林は杏子にも何か心当たりはないかと尋ねるが、もちろん杏子は何も知らない。眉をひそめる杏子に、林は「政治がらみの可能性がある」と言い出す。

 一方、水面下で壮一郎の味方をしてきた佐々木達也(滝藤賢一)は、収賄事件を裏で操っていたのが内閣官房副長官の南原次郎(三遊亭円楽)であることを突き止める。壮一郎はかつて、匿名のタレコミを受けて南原とイーデンスという会社の間にある裏金について捜査していた。南原は壮一郎を排除するために、トミオカ精工を利用して罠にはめたのだ。トミオカ精工は壮一郎を告発した直後に計画倒産し、役員たちは丸ごとイーデンスへ。壮一郎と佐々木は、南原が全ての黒幕だと判断する。

 一方、杏子が働く事務所には、脇坂の妻・怜子(峯村リエ)の姿が。怜子は脇坂との離婚を考えており、自分の判断で杏子に協議離婚の代理人を依頼しにきていた。動揺する杏子だが、脇坂と話し合いを重ねた末に離婚は成立。だが、守秘義務についての書類にサインをする直前、怜子は脇坂が蓮見家を盗聴していると杏子に打ち明ける。

「壮一郎をはめた黒幕については、第1話から視聴者の間でもさまざまな議論が交わされていました。杏子の上司・多田征大(小泉孝太郎)や佐々木が怪しいという声も数多くありましたが、今回明らかになった黒幕は初めて登場したキャラクター。『なるほどこいつが黒幕……って、誰!?』『急に現れた黒幕に納得できない』『推理とかできるわけがなかった』と、疑問の声が続出しています」(芸能ライター)

 第6話では、多田が賠償金15億円を見込める集団訴訟の代理人をすることが決まる。多田が3年かけて勝ち取った案件で、事務所にとっても大事な訴訟になることは間違いない。しかし正式な契約を結ぶ直前、車椅子に乗った弁護士・三栗谷剛(春風亭昇太)が現れる。彼は車椅子というハンデを利用して依頼人たちの心に取り入り、多田から代理人の座を奪おうとしてきた。

「5話と6話で立て続けに落語家の出演が決まり、ドラマファンの間では『まさかこの2人の芝居が1つのドラマで見られるとは』『2人ともいい役者でもあるから楽しみ』と話題に。彼らがこれからどんな演技を見せてくれるのか、注目が集まりました」(同)

 壮一郎が拘留所から出るために戦い続ける中、杏子はライバルと正式採用の座を巡って競走中。この夫婦にはどんな結末が待っているのだろうか。

『いだてん』視聴率が1ケタまで急落、宮藤官九郎が日曜8時の心境つづる

宮藤官九郎が脚本を担当する『いだてん ~東京オリムピック噺~』(以下、『いだてん』)が早くも正念場を迎えている。

 2月10日に放送された『いだてん』第6話の平均視聴率は9.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録。大河ドラマ史上最速で1桁台まで落ち込んでしまった。

 そんななか、宮藤官九郎はいかなる思いで『いだてん』の放送を迎えているのだろうか。「週刊文春」(文藝春秋)2019年2月21日号に掲載された連載コラム「いまなんつった?」で宮藤官九郎はこのように綴っている。

<家族が『いだてん』を見る日曜8時、どう過ごせば良いか分かりません。(中略)「静かに見れるならいてもいい」と言われ、1回だけ一緒に見たのですが、やはり反応も気になるし、黙ってても作者というのは気配が“うるさい”ようです>

 それからというもの、宮藤官九郎は日曜8時に必ず外出することにしているようだ。第2話はサウナのテレビで鑑賞した。また、第3話が放送している間はファミレスで仕事をしており、<ここにいるファミリーは『いだてん』を見ていないんだなという安心感と寂しさに包まれながら、第32話を書いていました>と、コラムで告白している。

嵐の活動休止発表と4話の放送が被り、『いだてん』スタッフはパニック
 そして、4話の放送日は1月27日だった。そう。嵐の活動休止が発表された日である。

 この日の17時に嵐の活動休止が発表され、ネットニュースなどはその話題1色に染まった。そして同日20時から記者会見が行われたのだが、この時NHKのスタッフルームで会議をしていた宮藤官九郎のもとには、「20時からの会見がNHKで生中継される」との情報が飛び交い、「いだてんは!?」「飛ぶの!?」「4話めっちゃ面白いのにぃ!」という悲鳴が巻き起こったという。その日の出来事を宮藤官九郎はこのように綴っている。

<もちろん嵐には大変お世話になっている、5人とも本当に好青年。でも、なんでまた8時からNHKで!? すぐにガセネタと分かり会議は再開されました。冷静に考えたら、そんな情報まっ先にこのスタッフルームに来るはずですもん>

NHK上層部は『いだてん』の視聴率を「気にしない」と言っていたが…
 宮藤官九郎の書くドラマは、評価が高かったり、後々まで残っていくような作品であっても、放送時の視聴率は振るわないことが多い。

 なので、リアルタイムでの視聴者の反応などはさほど気にしていないのかと思えば、現実はまったくそんなことはなく、ソワソワしっ放しであったようだ。

 『いだてん』の視聴率は初回こそ良かったものの、それからはずっと苦戦を強いられてきた。とはいえ、NHK側も宮藤官九郎という作家の特性については十分理解しており、『いだてん』に関しては数字ばかりを求めない旨を表明してきた。

 たとえば、1月23日に開かれた定例会見で木田幸紀放送総局長は、<宮藤官九郎さんの脚本の世界は凄く面白かったという人と、わかりにくかったという人の意見が交錯する。思い出せば『あまちゃん』の初めの方もそんな感じだったなと>と、過去の宮藤官九郎脚本作品のデータを参照したうえで、<宮藤脚本はすでにいろいろな仕掛けが張り巡らされているんです。先にいくと、これはあの時はあれがこうなってたのかとなる。おそらく今回もそうなっていると思う。1回見てすべてが分かるものではない。あとで戻ってみてもらうという、そういう楽しみ方になるのかなと>と、『いだてん』を分析。そのうえで、<1回1回のリアルタイム(視聴率)はそんなに気にはしていません>と語った。

 ただ、ここに来て、さすがにNHK側もテコ入れ策を考え始めたようだ。

 『いだてん』序盤の主人公・金栗四三(中村勘九郎)は日本人で初めてオリンピックに参加したマラソン選手だが、これまでの大河ドラマの主人公に比べて知名度が低い。

 視聴者に物語を理解するための前提となる知識があまりないため、普段の大河ドラマ以上に丁寧な説明を入れたうえでストーリーを進行させなければならないのに、『いだてん』はテンポが早いうえに情報量も多く、さらに、時系列まで複雑(1910年代を舞台にしたストーリーのメインラインと、1960年代の東京オリンピック前夜の日本を舞台にした場面との2つの時系列を往復する)。視聴率が振るわない理由として、そういった面を指摘する声は多い。

 2月13日に開かれた定例会見で木田放送総局長は、改めて<1回1回のリアルタイムの視聴率はあまり気にしない>としながらも、<ついていけないとか、分かりにくいという意見も確かにいろんな所で聞いている>と語り、大河ドラマ前半の山場を迎える3月に向けて補強策を打ち出す方針を語っている。

 また、「テコ入れ」ということでいえば、正式な発表がなかなか出ないため、いまだに噂の域を出ないが、第2部の1936年ベルリンオリンピック編では、金メダルを獲得した水泳の前畑秀子選手の役として、『あまちゃん』でもタッグを組んだのんがサプライズ起用されるのではないかという可能性もまことしやかに囁かれ続けている。

 『いだてん』は、『いのち』(1986年)以来の近現代を扱った大河ドラマで、作劇や演出においても、これまでの大河ドラマの慣習を打ち破る面が多く見られる。その効果もあり、これまで大河ドラマとは縁のなかった若い視聴者からの支持が多い一方、主要な大河ドラマの視聴者層からはそっぽを向かれてしまっている傾向もある。

 これから打ち出される補強策で挽回してくれると良いのだが……。

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嵐だけじゃない……関ジャニ∞にも迫る「商品としての終わり」を、企業コンサルタントが解説

 企業コンサルタント・大関暁夫氏に、ジャニーズの男性アイドルグループの「寿命」について考察してもらったインタビュー前編。後編では、SMAP解散騒動以降、タレントの不祥事や流出が続く事務所が、今後アイドルグループをどのように扱うべきか、話を聞いた。

(前編はこちら)

嵐の再始動は「同窓会」レベルが望ましい

――商品としてのアイドルグループの寿命は「15年」とのことですが、嵐は20周年を迎える年に活休を発表しました。

大関暁夫氏(以下、大関) 大野さんは、3年前くらいから「一度何事にも縛られず、自由な生活をしてみたい」という気持ちが出てきたそうですが、恐らく15年を過ぎた頃から、グループを続けていくことへの緊張感がゆるんだのではないでしょうか。それはごく自然なことだと思いますよ。今回のケースで良かったなと思うのは、「メンバーの仲が良い」という点。大野さんの申し出を、ほかのメンバーが突っぱねるのではなく、ちゃんと耳を傾けて受け入れた。もしかしたら、彼らも「嵐は一回終わりにした方がいい」と感じていたのかもしれませんね。先ほど、嵐の活休の発表を受けたとき、ジャニーズ事務所の商品戦略の甘さを感じたと述べましたが、嵐が結果的に21年目で活休することになったのは、“ギリギリ”のところで、いい形で着地できたと思います。大正解と言えるでしょう。もし活動を無理に引っ張っていたら、後味の悪い終わり方をすることになったかもしれません。

――嵐の仲の良さは会見でも表れていたと思います。

大関 5人グループだと、メンバーごとに人気や仕事量の差が生まれ、嫉妬や妬みが生まれやすくなるもの。人間関係がうまくいっていないと、事務所を通じて「なぜアイツにばかり仕事が」などと文句を言うメンバーも出てくるでしょう。人数が増えれば増えるほど、グループというのは運営が難しくなるものなんですが、嵐にはそういったことがなかったように思いますね。

――お話を聞いていると、嵐が活休から明けた後、今と同じような活動をもう一度行うのは、やめた方がいいのではないかとも思えます。

大関 「同窓会」のような形で単発のコンサートを開催し、昔を懐かしむというのが限界だと思います。今と同じような……例えば、「グループのレギュラー番組を週に2本持つ」「年に何枚もCDリリースをして音楽番組に多数出演する」といった形に戻ることはないでしょう。事務所としても、やらせてはいけないことだと思います。一般的にも、一度ライフサイクルを終えた商品が、復刻版として再登場することはあれど、それがまたメインの商品に戻るのはあり得ません。

――嵐の後にデビューした関ジャニ∞が、今年ちょうど15周年になります。

大関 昨年、渋谷すばるさんが事務所を退所した一件も、グループとしてのピークアウトを迎えつつあることの現われだったのでは。事務所が、関ジャニ∞に、エンディングを用意してあげる時期が来たのだと思います。村上信五さんが、12年にマツコ・デラックスさんと一緒に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)を始めた頃は、まだ“アイドルの延長線上”でMCをしていたように見えましたが、今はそれとは別の次元でMCの仕事をしている気がします。個のタレントとしての自我を感じ始めているのではないでしょうか。

――昨年15周年を迎えたNEWSも、小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんの未成年飲酒同席騒動が明るみになり、それぞれ活動自粛と厳重注意を受けたほか、手越祐也さんもスキャンダルが続出するなど、問題が次から次へと浮上しました。

大関 「花形」段階でのピークの高さによって、寿命が短くなったり長くなったりするのですが、ピークが低いと、グループの空中分解や問題が早い段階から目に見えて起こるというのはあるかもしれませんね。

――今後、ジャニーズ事務所がアイドルグループを運営していく上で、どのようなことを心がけるべきなのでしょうか。

大関 SMAPや嵐のような看板アイドルが「金のなる木」になった段階で、次の「花形」候補として、新たな「問題児」を仕掛けていくことです。「いい子がいるからデビューさせよう」ではなく、もっとシステマティックに考えていくべきだと思います。たとえみんな売れっ子になっても、一気にピークアウトを迎えたら、事務所が立ち行かなくなってしまいますから。

 昨年デビューしたKing&Princeが、デビューシングル売り上げ60万枚超えを記録するなど、かなりの人気を集めているそうですが、正直言って仕掛けた時期が遅すぎました。2010年前後に、Hey!Say!JUMPやKis-My-Ft2などのグループがデビューしているものの、彼らの「花形」としてのピークが低いことを察した段階で、すぐ次の「問題児」を世に出さなければいけなかったと思います。キンプリが、これからどこまで伸びるかは、事務所にとっての重要事項でしょうね。

――「花形」としてのピークが低いグループのファンは、複雑な気持ちになってしまうかもしれませんね……。

大関 事務所としては、見極めが大事なんです。小粒な商品に投資しすぎても、無駄になってしまいますから。ピークはここだと見極めたら、小さい「金のなる木」にしてあげて、ピークアウトに持っていくべきであり、引っ張れば引っ張るほど、本人たちがかわいそうです。商品戦略としては、オールマイティーな「花形」ではなく、一つのジャンルの「花形」に育てるのも手。当初期待したほどのブレークはなくても、コアなファンや根強い人気をつかんでいると思えば、そのマーケットだけ狙っていくというやり方です。

――今年に入って、滝沢秀明さんが「ジャニーズアイランド」の社長に就任しました。ジャニーズJr.の育成と、彼らの作品や公演をプロデュースしていく会社なのですが、滝沢さんがまさに、新たな「問題児」を仕掛けていくことになります。

大関 滝沢さんは、より速く花形のピークに持っていけるような商品を吟味しているのでしょう。事務所が今そこに力を入れているのは、理にかなっていますし、かなり重要な仕事だと思います。恐らく、ジャニーズ事務所はこれまで、商品戦略を考えず、行き当たりばったりでアイドルグループを売ってきました。しかし昨年、タレントの不祥事や退所が続いたところを見るに、もっと長期的な戦略を練ってアイドルグループを運営すべき段階に来たのではないでしょうか。

――これまでの事務所であれば、嵐が「休みたい」と言っても、聞き入れなかったのではないかといった声が、ファンの間から聞こえてきます。それも事務所が変わろうとしている兆しなのかもしれません。

大関 事務所サイドも、SMAP解散騒動を経て、同じようなことを二度と起こしたくないと感じているのかもしれませんね。アイドルグループビジネスの難しさは、商品が人間であるという点。人間は年を取るほど、精神的にも大人になり、いろいろなことを考えるようになるものです。アイドルビジネスを作り上げたジャニー喜多川社長は、そんなアイドルたちの気持ちをわかってあげられる存在だと思いますし、だからこそ嵐の申し出を受け入れたのでしょう。ファンの皆さんはきっと「永遠に応援したい」と願っていることでしょうが、本人たちのためにも、アイドルグループの終わりを受け入れてあげるべきだと、私は思います。

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

嵐だけじゃない……関ジャニ∞にも迫る「商品としての終わり」を、企業コンサルタントが解説

 企業コンサルタント・大関暁夫氏に、ジャニーズの男性アイドルグループの「寿命」について考察してもらったインタビュー前編。後編では、SMAP解散騒動以降、タレントの不祥事や流出が続く事務所が、今後アイドルグループをどのように扱うべきか、話を聞いた。

(前編はこちら)

嵐の再始動は「同窓会」レベルが望ましい

――商品としてのアイドルグループの寿命は「15年」とのことですが、嵐は20周年を迎える年に活休を発表しました。

大関暁夫氏(以下、大関) 大野さんは、3年前くらいから「一度何事にも縛られず、自由な生活をしてみたい」という気持ちが出てきたそうですが、恐らく15年を過ぎた頃から、グループを続けていくことへの緊張感がゆるんだのではないでしょうか。それはごく自然なことだと思いますよ。今回のケースで良かったなと思うのは、「メンバーの仲が良い」という点。大野さんの申し出を、ほかのメンバーが突っぱねるのではなく、ちゃんと耳を傾けて受け入れた。もしかしたら、彼らも「嵐は一回終わりにした方がいい」と感じていたのかもしれませんね。先ほど、嵐の活休の発表を受けたとき、ジャニーズ事務所の商品戦略の甘さを感じたと述べましたが、嵐が結果的に21年目で活休することになったのは、“ギリギリ”のところで、いい形で着地できたと思います。大正解と言えるでしょう。もし活動を無理に引っ張っていたら、後味の悪い終わり方をすることになったかもしれません。

――嵐の仲の良さは会見でも表れていたと思います。

大関 5人グループだと、メンバーごとに人気や仕事量の差が生まれ、嫉妬や妬みが生まれやすくなるもの。人間関係がうまくいっていないと、事務所を通じて「なぜアイツにばかり仕事が」などと文句を言うメンバーも出てくるでしょう。人数が増えれば増えるほど、グループというのは運営が難しくなるものなんですが、嵐にはそういったことがなかったように思いますね。

――お話を聞いていると、嵐が活休から明けた後、今と同じような活動をもう一度行うのは、やめた方がいいのではないかとも思えます。

大関 「同窓会」のような形で単発のコンサートを開催し、昔を懐かしむというのが限界だと思います。今と同じような……例えば、「グループのレギュラー番組を週に2本持つ」「年に何枚もCDリリースをして音楽番組に多数出演する」といった形に戻ることはないでしょう。事務所としても、やらせてはいけないことだと思います。一般的にも、一度ライフサイクルを終えた商品が、復刻版として再登場することはあれど、それがまたメインの商品に戻るのはあり得ません。

――嵐の後にデビューした関ジャニ∞が、今年ちょうど15周年になります。

大関 昨年、渋谷すばるさんが事務所を退所した一件も、グループとしてのピークアウトを迎えつつあることの現われだったのでは。事務所が、関ジャニ∞に、エンディングを用意してあげる時期が来たのだと思います。村上信五さんが、12年にマツコ・デラックスさんと一緒に『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)を始めた頃は、まだ“アイドルの延長線上”でMCをしていたように見えましたが、今はそれとは別の次元でMCの仕事をしている気がします。個のタレントとしての自我を感じ始めているのではないでしょうか。

――昨年15周年を迎えたNEWSも、小山慶一郎さんと加藤シゲアキさんの未成年飲酒同席騒動が明るみになり、それぞれ活動自粛と厳重注意を受けたほか、手越祐也さんもスキャンダルが続出するなど、問題が次から次へと浮上しました。

大関 「花形」段階でのピークの高さによって、寿命が短くなったり長くなったりするのですが、ピークが低いと、グループの空中分解や問題が早い段階から目に見えて起こるというのはあるかもしれませんね。

――今後、ジャニーズ事務所がアイドルグループを運営していく上で、どのようなことを心がけるべきなのでしょうか。

大関 SMAPや嵐のような看板アイドルが「金のなる木」になった段階で、次の「花形」候補として、新たな「問題児」を仕掛けていくことです。「いい子がいるからデビューさせよう」ではなく、もっとシステマティックに考えていくべきだと思います。たとえみんな売れっ子になっても、一気にピークアウトを迎えたら、事務所が立ち行かなくなってしまいますから。

 昨年デビューしたKing&Princeが、デビューシングル売り上げ60万枚超えを記録するなど、かなりの人気を集めているそうですが、正直言って仕掛けた時期が遅すぎました。2010年前後に、Hey!Say!JUMPやKis-My-Ft2などのグループがデビューしているものの、彼らの「花形」としてのピークが低いことを察した段階で、すぐ次の「問題児」を世に出さなければいけなかったと思います。キンプリが、これからどこまで伸びるかは、事務所にとっての重要事項でしょうね。

――「花形」としてのピークが低いグループのファンは、複雑な気持ちになってしまうかもしれませんね……。

大関 事務所としては、見極めが大事なんです。小粒な商品に投資しすぎても、無駄になってしまいますから。ピークはここだと見極めたら、小さい「金のなる木」にしてあげて、ピークアウトに持っていくべきであり、引っ張れば引っ張るほど、本人たちがかわいそうです。商品戦略としては、オールマイティーな「花形」ではなく、一つのジャンルの「花形」に育てるのも手。当初期待したほどのブレークはなくても、コアなファンや根強い人気をつかんでいると思えば、そのマーケットだけ狙っていくというやり方です。

――今年に入って、滝沢秀明さんが「ジャニーズアイランド」の社長に就任しました。ジャニーズJr.の育成と、彼らの作品や公演をプロデュースしていく会社なのですが、滝沢さんがまさに、新たな「問題児」を仕掛けていくことになります。

大関 滝沢さんは、より速く花形のピークに持っていけるような商品を吟味しているのでしょう。事務所が今そこに力を入れているのは、理にかなっていますし、かなり重要な仕事だと思います。恐らく、ジャニーズ事務所はこれまで、商品戦略を考えず、行き当たりばったりでアイドルグループを売ってきました。しかし昨年、タレントの不祥事や退所が続いたところを見るに、もっと長期的な戦略を練ってアイドルグループを運営すべき段階に来たのではないでしょうか。

――これまでの事務所であれば、嵐が「休みたい」と言っても、聞き入れなかったのではないかといった声が、ファンの間から聞こえてきます。それも事務所が変わろうとしている兆しなのかもしれません。

大関 事務所サイドも、SMAP解散騒動を経て、同じようなことを二度と起こしたくないと感じているのかもしれませんね。アイドルグループビジネスの難しさは、商品が人間であるという点。人間は年を取るほど、精神的にも大人になり、いろいろなことを考えるようになるものです。アイドルビジネスを作り上げたジャニー喜多川社長は、そんなアイドルたちの気持ちをわかってあげられる存在だと思いますし、だからこそ嵐の申し出を受け入れたのでしょう。ファンの皆さんはきっと「永遠に応援したい」と願っていることでしょうが、本人たちのためにも、アイドルグループの終わりを受け入れてあげるべきだと、私は思います。

取材協力:大関暁夫(おおぜき・あけお)
All About「組織マネジメント」ガイド。東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。

元AKB48・西野未姫が“下半身事情”を初告白! 「完全にセフレ扱い」でファン困惑……

 応援していたファンは、どんな気持ちでこの告白を聞いていただろうか。

 2月10日に配信されたネット番組『おさわがせOL給湯室』に、元AKB48・西野未姫が出演。自身の下半身事情をぶっちゃけ、話題を呼んでいる。

「番組では『初めて言うんですけど』と切り出した西野が、AKB48卒業後に彼氏がいたことを告白。とはいえ、彼女いわく、ラブラブだったのは最初の2週間だけで、その後は夜に呼び出されて朝には帰らされる“都合のいい女”のような扱いを受けていたとのこと。しかも、彼氏の家にはピンクの歯ブラシが置いてあったものの、西野は『友達のもの』と浮気は疑っていなかったそうです」(芸能記者)

 これには出演者も、「完全に遊ばれてる」と呆れた様子だった。

 そんな西野は、バラエティ番組などでAKB時代を振り返り、「握手会が大っ嫌いだった」と告白して、ファンをガッカリさせたことも。

「14期生として2012年にAKB48入り。岡田奈々、小嶋真子と並んで『3銃士』と呼ばれるなど次世代エースとして期待されていたが、『寝ながら握手』という技を編み出し流れ作業のように握手していていたことで、ファンが激減したと明かしていました」(テレビ誌ライター)

 西野は1月31日の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、「今、ファン10人しかいないんです」「その10人を今、すごく大切にしています」と語っているが、今回の告白でそのファンも失望して彼女を見限ったかもしれない。

【マンガ】「中容量ピル」にいよいよ挑戦! 先生も忠告する「コワ~イ副作用」【第31回】

「生理痛なんて、みんな一緒!」

1カ月ごとにやってくる、尋常じゃない腹痛・寒気・吐き気……。
周囲の言葉を信じて10数年も耐え続けた「生理痛」、医者にかかってみたらビョーキと診断されちゃった!?

30歳から治療を開始した「月経困難症」との向き合い方をつづる、日常闘病コミックエッセイ。

「中容量ピル」に挑戦!

 

(つづく)

――「私の生理、病名がつきました。」は、毎週日・月・火の週3回更新になります。お楽しみに!

 

<著者プロフィール>

まお

月経困難症。体験した事や思った事を4コマ漫画にしています。自分の体、大切な人の体を考える事や、行動する事のきっかけになればうれしいです。ポジティブに生きてるオタク。



<バックナンバーはこちら>

第1回~第10回まとめ読み……私の生理、ビョーキでした!?
■第11回~第20回まとめ読み……ピル服用、7カ月の間に起きたこと

【第21回】2度目の生理は…地獄!
【第22回】婦人科でセカンドオピニオン!
【第23回】婦人科で…言葉責め!?
【第24回】2人目の医者は果たして…
【第25回】ナカで動かさないで!
【第26回】「前と同じピル」でも平気なの?
【第27回】3カ月のピル実験!
【第28回】「低用量ピル」が合わない体質!?
【第29回】はじめての漢方は?
【第30回】漢方がマズかった理由

『<女流>放談』レビュー:異なる時代を生きた11人の作家の“生の声”によって見えてくる、「女」の変遷

――本屋にあまた並ぶ新刊の中から、サイゾーウーマン読者の本棚に入れたい書籍・コミックを紹介します。

『<女流>放談』レビュー:異なる時代を生きた11人の作家の生の声によって見えてくる、「女」の変遷の画像1

■『<女流>放談――昭和を生きた女性作家たち』(イルメラ・日地谷=キルシュネライト、岩波書店)

■概要

 1982年当時、駆け出しの日本文学研究者であったドイツ人女性が日本の女性作家に取材したまま非公開となっていたインタビュー集。それが、約36年もの時を経て『<女流>放談――昭和を生きた女性作家たち』として刊行された。生年順に11人の女性作家を「明治生まれの先駆者たち」(佐多稲子、円地文子)、「『戦中派』の戦後」(河野多惠子、石牟礼道子、田辺聖子、三枝和子、大庭みな子、戸川昌子)、「『戦後派』の憂鬱」(津島佑子、金井美恵子、中山千夏)と3つのタームに分けて収録している。金井、中山が改めてメッセージを寄せているほか、特別編として2018年に行われた瀬戸内寂聴へのインタビューも収録。

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 私たちを取り巻く社会情勢、価値観は、ここ100年足らずのうちに急速に変遷し、今も変わり続けている。当たり前ではあるが、当たり前すぎて普段意識することはない、近代の歴史の変遷を実感させられるインタビュー集が同作だ。

 今現在も第一線で活躍する金井、芥川賞をはじめとする数々の文学賞を受賞している人気作家・田辺、政治家としても存在感を見せた中山、女性として初めて芥川賞の選考委員を務めた大庭と河野――。1982年に、日本文学研究者であるドイツ人女性イルメラ・日地谷=キルシュネライトが、近現代の日本文学を語る上でも欠かせない10数名の女性作家に取材したものの、さまざまな事情で邦訳公開されることのないまま30年以上眠っていたインタビューが、イルメラの友人で詩人・伊藤比呂美による働きかけをきっかけに、昨年末に出版された。

 学位を取ったばかりの若いイルメラが、はるばるドイツから来日し、当時活躍していた人気女性作家たちに公衆電話で直接アポイントを入れ、自宅や仕事場に飛び込むようなかたちで敢行されたインタビュー取材(一部は84年・88年取材)。インタビュアーの並々ならぬ熱意に応えるように、作家たちも、小説論のみならずジェンダー観や敗戦した日本で小説が果たす役割について語っている。シビアな質問にも率直に答え、時に取材の域を超えて、友人との会話のように活発に意見を交わしている。

 本書の魅力の1つは、インタビューに答える作家たちの、それぞれの人間味が垣間見える点だ。特に、出版前に故人となってしまった8人のインタビューについては、「原則として音声から起こしたままの記録」となっている。そのためか、取材の導入に当たるなにげないあいさつや、本題からそれた話題、インタビュー中に訪れた隣人との話など、通常のインタビュー記事には掲載されない言葉もつぶさに書き起こされており、今はもう聞くことのできない、作家たちの“生の声”をすぐそばで耳にしているような、貴重な資料となっている。

 そしてもう1つの魅力は、イルメラが全員に共通して「女性の作家としての役目」を主軸に質問を投げかけていることで、当時のジェンダー観のバリエーション、世代による変遷がうかがえることだ。

 イルメラは、さまざまな質問を駆使して、「女流作家」という言葉への違和感、そして単純に女性であることの不公平を炙り出そうとしている。その中で語られる彼女らの境遇を追っていけば、今から100年ほど前には、全く異なる風景だったことに気づかされる。女性は高度教育を受ける資格を得られなかった80年前、貧しければ口減らしに娘だけ家を出された70年前、男性と同様の教育は受けられるものの就職する資格は得られない40年前。そんな中で複数の作家が、上の世代が闘ってくれたから「私たちはかなり楽」と述べ、さらに恵まれるであろう将来を見据えて、後世を生きる女性に期待を懸けている。

 本書を通して読めば、ジェンダー観、人の生き方に対する多様性は、ここ100年足らずの間に急速に更新を重ね続けていて、どのような経緯で今に至っているのか、その潮流の一筋を感じることができる。その時代がまとっていた精神の変遷を、「女性作家へのインタビュー」という1つの軸を通すことで、彼女たちと共に駆け抜けたような爽快感も味わえるのだ。

 また、本書には、イルメラのエッセイとして、当時の日本・欧州の時代背景についての補足、各作家の意見のまとめ、インタビューしたものの収録がかなわなかったという森茉莉、有吉佐和子らの取材時を振り返ったエピソードが収録され、さらに80年代当時は取材時間が取れなかった瀬戸内の2018年版インタビューまで加えられている。

 イルメラは、女性作家たちの発言と現代の状況を照らし合わせながら、「過去を知ることによって、初めて現在をも把握できる」と自身のエッセイを結ぶ。平成も区切りを迎える今だからこそ、本書は特に女性にとって、自分が今立っている場所を知るために有効な、貴重な1冊になるだろう。

(保田夏子)

ニワカにはキツイ!? 33歳バンギャが「ヴィジュアル系婚活パーティ」に潜入!

 婚活にも疲れ果て、毎日が現実逃避な33歳のワタシ。ここで、あらためて考えてみた。見栄も世間体も関係ナシで、私が結婚相手に求める条件ってなんだろう? 別に年収でもないし、学歴でもなし、身長でもない。私の仕事に理解があって、一緒に酒が飲めて、多少趣味が合う人かなぁ……とボンヤリ考えながらネットで検索していると、『90年代ヴィジュアル系婚活パーティ』というイベントがヒット! 何を隠そう私はバンギャ(V系が好きな女の子のこと)なので、このタイトルだけでテンションあがる! もしかして昔追っかけていたバンドマンがシレッと参加してるかも! なんて淡い期待をしながら、早速申し込みをすることに。参加費は、お酒飲み放題・軽食付きで、女性4000円。高くもなく、安くもなくって感じ。

■婚活パーティなのに参加者は“5対5”

 決戦は土曜日の昼。ニワカだと思われないように、黒のニットにヒョウ柄のスカート、そして黒のファーコート。さらにいつもよりもゴツめのクロムハーツを装着。鏡に映った自分を見ると、ヴィジュアル系というより黒ミサか何かに通ってそうな雰囲気だったが、気にせず会場の浅草へ。ってゆうか、何で浅草なんだろう……。ヴィジュアル系といえば、ライブハウスも多い新宿とか高田馬場とか池袋じゃないの?

 会場は、ガラス張りで外から丸見えの小洒落たカフェで、まさかの貸し切り。開始3分前に到着したけど、私を除いて5人の男子と3人の女子しかいない。司会進行の方が「今、女性の方が1人遅れてます。みなさんそろったら、男性の方が時計回りに回って、目の前の方と合図を出すまでお話しください」と案内。5対5って、ただの合コンじゃないか!

 とはいえ、さっそく参加男子をチェック。私好みの色白で、蹴っ飛ばしたら死にそうで、男性ホルモン少なめで、クロムハーツが似合いそうな男子は……1人もいませんでした。

 気を取り直して自己紹介シートを記入すると、さっそくツーショットトークタイムに突入。まず最初に話したのは「THEおじさん」とでもいいたくなるような、いい意味でも悪い意味でも普通な感じの中年男性。話を聞いてみると、45歳で普通のサラリーマンとのこと。やっぱり普通のオジサンじゃないか! V系なんか聞くの? って感じでしたが、話してみると、これがめちゃめちゃマニアックでビックリ。さらに趣味は手料理らしく「今度何か作らせてください」と言ってくださいましたが、「あ、はぁ」って感じでした。

 お次は、舌にピアスをしている、下町の売れっ子ホストみたいな容姿の年下くん。目の形がキレイで見とれてしまうほどでしたが、服装や髪形が、なぁーんか残念。彼は先輩の影響でV系を聞いているだけらしく、「結構ニワカですよ」と笑ってました。結果的に、LINE交換を申し出てくれなかったのは彼だけで、地味に悲しかったです……。

 そんなことよりも、男が5人しかいないから、1人と話す時間が長すぎる。1人と30分くらい話し込むことになるので、この2人目で結構な疲労感。婚活パーティって参加人数が多すぎると、それはそれで疲れるし、少ないと少ないで疲れる……。唯一救われたのはBGMで、知ってるヴィジュアル系の曲がずっと流れていたこと、ビールが飲み放題だったことくらい。

 そうこうしている間に、3人目のメンズが前に。たまたま同い年だったこの人は、昔よくいたなぁって感じの典型的なバンドマン風。口の端にピアス開けてて、前髪がアシメでサイドにがっつりシャギー入れた感じの、あの髪形。ってバンギャじゃなきゃ伝わらないかもしれませんが、こういう感じの男が90年代くらいにたくさんいたんですよ。

 この口ピ君は、見た目の割にはキチンと目を見て話せる、コミュ力あるタイプ。V系好きは陰キャが多いので、こういうタイプは珍しい。ただ、もうすぐ地方に引っ越すと言っていたので「なぜ、そのタイミングで都内の婚活パーティに参加してんだ?」とナチュラルに不思議でした。

 4人目は、またまたオジサン。なんか理系大学の先生みたいな細身メガネで、見た目は相当地味なのに、これがようしゃべる。ラルクの初期とか、デビュー前の話とかスゴイ詳しく、私のほうが全く話についていけず戸惑っている間に時間切れ。こういうタイプのマニアックなV系好きにはあまり接したことがなかったので、対処法がわかりませんでした。

 ラストは、もうモロV系好きそうな前髪ぱっつんで、蹴ったら死にそうなガリガリ君。彼の自己紹介シートには、好きなバンドや曲名がアリンコのような小さい字でびっしり書き込んであり、V系への思い入れを感じましたが、残念ながら私はほとんど知らないバンドばかりでした……。

 彼は音楽の裏方の仕事をしているらしいけど、保険もないし、薄給だし、転職活動中とのこと。婚活パーティで、こんな自分のマイナス話を自らしてしまうガリガリ君にはちょっとビックリ。私に興味がないからでしょうか?

 全員と話し終わったところで、3人目のコミュ力高め君の声掛けにより、全員参加で二次会のカラオケに行くことに。私はカラオケはあまり得意じゃないんだけど、みんなV系好きだし、参加しているほかの女子も気になるので、意を決して参加しました。

 ちなみに、参加女子4人のうち、2人はアラサーで、クオリティの高い黒髪ゴスロリ系。もうお二人がアラフォーで茶髪な中澤裕子っぽい姉さん系でした。ルックスは皆さん結構かわいかったのでビックリ。バンギャってかわいい子が少ないコミュニティなので、男子からすればアタリだったのでは……。

 カラオケが始まると、皆ノリが良く、ポンポン曲が入ります。LUNA SEAとかDir en greyとか、知ってる曲ばかりで楽しい! と思ったのもつかの間。だんだん慣れてくるにつれて選曲に気を使わなくなり、わが道を行くようになった結果、ほとんどの曲がわからないという事態に。でも順番が回ってきてしまい、何曲か歌いましたが、私のチョイスした曲はニワカっぽさが漂っていたと思われます。

 確かに中高時代はメジャーのV系が好きで遠征したり、コスプレしたりしていましたが、結構すぐにインディーズのV系バンドを追っかけるようになったので、90年代の代表とされるV系ってよくわからないんですよね……。そして、よくよく考えたらV系にハマりだしたのは99年からでした。そりゃガチ勢と話が合わないわ。

 女子参加者ともしゃべりましたが、みなさん現役のバンギャらしく「今どっか(ライブハウス)通ってます?」という内容。ここでも私のニワカが露呈するだけで、会話が盛り上がりませんでした……。

 カラオケ二次会が終わりそうな時になってハッと我に返りましたが、そういえば私、婚活に来てるんだった……。ぶっちゃけ今回のV系合コン、男性のスペックは、高くはなかったです。逆に考えると、特に年収や学歴を問われないので、普通のお見合いや婚活パーティで淘汰された男性にはオススメ。女性側も趣味が合ってる分、タイプな人がいなくても話に困ることはないので、まずは友達作りと思って軽く考えて行くならいいかも。

 私は運命の人にも出会えず、ニワカが露呈しただけで友達さえできそうもないので、今回もいつも通り、意味のない酒を飲みに行っただけのようです……。
(吉沢さりぃ)

ジャニーズWEST桐山照史、姪と一緒に“夢の国”へ! 幸せあふれる休暇報告

 ジャニーズWEST・桐山照史と中間淳太が木曜レギュラーを務めるラジオ『ジャニーズWEST桐山照史・中間淳太のレコメン!』(文化放送、2月14日)。今回は、メンバーと子どものかわいらしいエピソードで盛り上がった。

 番組冒頭でお互いの近況を報告しあう場面があり、桐山はプライベートで“夢の国”に行ってきたと明かした。実兄の家族が東京に遊びに来ており、たまたま桐山自身もオフだったため、一緒に行けたそう。兄夫婦には3歳と1歳の子どもがいるといい、桐山の姪は初めての“夢の国”に大はしゃぎしていたとか……

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『3年A組』菅田将暉の剣幕に福原遥がガチ泣き! 真犯人は本当に田辺誠一!?

 2月10日放送の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の第6話。

 このドラマには、「犯人探し→説教→改心」という流れが毎回のフォーマットとしてある。今回の“犯人探し”の対象は生徒ではなく魁皇高校の教師だ。景山澪奈(上白石萌歌)を死に追いやった動画の作成を半グレ集団「ベルムズ」に依頼した悪の根源は誰なのか? 柊一颯(菅田将暉)は5人の教師に迫った。

「名乗り出なかった場合、教室を爆破します」(柊)

 教室に監禁されている生徒たちがザワついた。

「お前ら、先生を説得してみるか? 生徒が必死に命乞いをすれば、犯人の心が揺らぐかもしれない。Let’s Think!」(柊)

 こうして、3年A組内で教師を対象とした犯人予想が始まった。みんなの意見を募り、最終的に本命視されたのは水泳部顧問の坪井勝(神尾佑)だ。しかも、A組には個人的に坪井に恨みを持つ生徒がいる。

 水越涼音(福原遥)は、かつては人一倍練習する水泳部員だった。しかしある日、恋人の中尾連(三船海斗)と一緒にいるときの写真を坪井に差し出され、「男とイチャついてる奴が、練習来ても迷惑なんだよ!」と退部させられた過去がある。涼音はSNSを使って坪井を告発せんと動画を撮影した。

「元水泳部の水越涼音です。私は水泳部の顧問・坪井先生に執拗なセクハラとパワハラを受けました。私に付き合っている男性がいるとわかった途端、水泳の練習にすら参加させてもらえず、退部に追い込まれました。きっと、澪奈も同じ目に遭ったんだと思います。フェイク動画を作ったのは坪井先生に違いありません」

 ネットを使って坪井を追い詰める。涼音はそういう腹づもりだ。

 実は、坪井が涼音に退部を強制したのには理由があった。涼音は運動誘発性の致死性不整脈だった。過度な練習によって不整脈を起こし、そのまま運動を続けると命を落とす危険性がある。

「俺はお母さんからお前を説得するように頼まれた。『自分が言えばお前は無理してでも大会に出るだろうから』って。でも、俺が言っても同じだと思った。俺には ああいうやり方しか思いつかなかった。でも、結果的にそれがお前を苦しめていたんだな。本当に申し訳なかった」(坪井)

■5日間の“俺の授業”でも変わらなかった生徒たち

 涼音による告発動画アップは、すんでで柊がストップを掛けていた。坪井の真意を知り、動画の拡散を後悔していた涼音は、膝から崩れ落ちて安堵する。

「なんだ……よかったぁ……」(涼音)

 足元にいる涼音を柊は足蹴にし、引きずり回し、壁に叩きつけた。

「何がよかったんだ。おい、何がよかったんだ。お前が、この動画をネットに流そうとしたことに変わりはない、違うか? この動画が世間に広まったら、坪井先生がどんな目に遭ってたのか、よく考えたのか? なあ! 考えたのか!! お前の不用意な発言で、身に覚えのない汚名を着せられ。本人が! 家族が! 友人が! 傷つけられたかもしれないんだ。お前は取り返しのつかないことをやろうとしたんだ、なあ! わかってんのか!?」(柊)

 大前提として、坪井はやり方がよくない。写真をばらまくという形で部を辞めさせられた涼音は深く傷ついた。本人のためを思うなら、病気と向き合わせるべきである。今さら「実は……」と美談でまとめられても腑に落ちない。坪井は涼音を説得する努力を放棄した。不信感を抱かれるのも当然だ。

 それを踏まえても、柊は行く。今までのどの生徒よりも、涼音を厳しく指導する。あまりの剣幕に、クラスメートが制止に入った。

「もう、いいじゃん! しょうがないでしょ。結果、やってなかったんだからもう許してあげなよ!」

「そうだよ、涼音だって反省してんだ」

 まさに、そういうところだ。

「目を覚ませ! 何がしょうがないんだよ、おい。何を反省してるんだよ! お前ら、いいかげん目を覚ませよ。変わってくれよ! 何がいけなかったのか、上辺だけで物事を見ないで、よく考えるんだよ!」

「目の前の起こっているものをちゃんと目で受け止めて、頭に叩き込んで! 胸に刻むんだよ!! お前ら、それをしないから何回も何回も同じこと繰り返すんじゃねえのか?」

 今まで、3年A組は同じことを繰り返してきた。澪奈が自分を避けていると逆恨みし、感情に任せフェイク動画を拡散した宇佐美香帆(川栄李奈)。自分の不幸な境遇を誰も助けてくれないと決め付け、澪奈の盗撮動画をベルムズに渡した甲斐隼人(片寄涼太)。事実を確かめず、「自分は傷ついたから」と感情に身を任せ、取り返しのつかないことを起こしてしまう。それぞれの安易な思いで動画は投稿され、人生をムチャクチャにされた澪奈は自殺した。香帆も甲斐もそれを後悔している。その姿を目の前で見ていたはずの涼音が、また同じ過ちを繰り返そうとした。「変わろう!」と柊は繰り返し説いてきたのに、まだ感情に任せ後先考えず事を起こしてしまう生徒。今まで、何を見ていた!? まだ変わっていない、伝わっていない涼音だからこそ、他のどの生徒よりもキツく行ったのではないか。

「デジタルタトゥー」という言葉がある。ネット上に公開された書き込みは、一度拡散すると完全な削除は不可能という事実を示す表現だ。告発動画が投稿されたら、後で誤解とわかっても取り消せない。澪奈がフェイクの動画で自殺したように、不正確な情報でも坪井の人生は壊れてしまう。

「この動画が世間に広まったら、坪井先生がどんな目に遭ってたのか、よく考えたのか? なあ! 考えたのか!! お前の不用意な発言で、身に覚えのない汚名を着せられ。本人が! 家族が! 友人が! 傷つけられたかもしれないんだ。お前は取り返しのつかないことをやろうとしたんだ、なあ! わかってんのか!?」(柊)

「結果、やってなかったんだから」で許してしまうわけにはいかない。行動そのものを看過しない。よく考えろ。澪奈のような最期を生まないために。「傷ついた」を大義名分に、衝動的に事を起こしてはダメなのだ。

 第5話で、柊はこう言っていた。

「景山の事件は、誰が死んでいてもおかしくなかった。ターゲットになったのがたまたま景山だっただけで、お前たちの誰かが同じような目に遭う可能性も十分にあった」

 何かの拍子で、誰しもがSNSで標的にされる可能性がある。その意味も含んでの発言だったのではないか? だからこそ、よく考える。「Let’s Think!」なのだ。

 柊は、「不用意な発言で身に覚えのない汚名を着せられる人がいる。取り返しのつかないことだ」と強く説いた。そんな彼が、テレビカメラが入る公の場で「真犯人は武智大和(田辺誠一)」と名指しした。やはり、本当に武智が犯人なのだろうか?

 柊の呼びかけに対し、教師から名乗りは出なかった。予告どおり教室は爆破された。しかし、柊が爆破したのはA組ではなく、武智が受け持つB組だった。これは「もう授業しないでいいですよ」というメッセージであり、武智への挑発か?

 ただ、この教師が“黒幕”というのもひねりがない気もする。次回予告を見ると、郡司真人(椎名桔平)の「柊の狙いは本当にこいつなのか!?」という声も聞こえてくる。

 メッセージは存分に伝わってくる。でも、相変わらず先の読めないドラマである。

(文=寺西ジャジューカ)